JP3397859B2 - 有料情報供給システムのデコ−ダ装置 - Google Patents

有料情報供給システムのデコ−ダ装置

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JP3397859B2
JP3397859B2 JP28622993A JP28622993A JP3397859B2 JP 3397859 B2 JP3397859 B2 JP 3397859B2 JP 28622993 A JP28622993 A JP 28622993A JP 28622993 A JP28622993 A JP 28622993A JP 3397859 B2 JP3397859 B2 JP 3397859B2
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昭 廣田
正義 大島
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、有料情報供給システム
のデコ−ダ装置に関するもので、映像を含む有料情報の
供給に好適な方法であって、送信側は必要に応じてスク
ランブルを施こした情報信号を送出し、受信側は受けと
った情報信号を直接デスクランブルを施して利用し、又
はスクランブルを施された状態で一旦記録媒体に記録あ
るいは記録媒体に記録された情報信号を入手し、利用者
が希望する番組だけを希望する時間にデスクランブルを
施して利用出来る装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の有料情報供給システムとして、例
えばペイテレビと呼ばれるシステムやビデオソフトのレ
ンタルシステムがある。 【0003】前者において、送信側は必要に応じてスク
ランブルを施した番組を放送し、受信側は送信側との間
で取り交わした所定の契約に基づいて、デスクランブル
を施す事の出来る受信装置を入手することにより番組の
供給を受け、その利用料の支払いは契約に基づいて行わ
れる。また、後者においては、ビデオソフトのレンタル
店は過去の貸し出し状況等からの予測に基づいて、適宜
な記録媒体に記録されたビデオソフトを購入し、これを
一般者に有料で貸し出していた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ペイテ
レビと呼ばれるシステムにおいては、送信側の定めた時
間帯に放送され、受信側が視聴を希望しない番組も含ま
れていて、受信側に利用時間や利用料に対する不満が生
じ、それに伴い加入契約数の伸び悩みなどが生じてい
る。一方、ビデオソフトのレンタルにおいては、一般に
利用料(レンタル料)は貸し出し日数によって決まる事
から、借受者は視聴を希望する日にレンタル店まで出向
く必要があり面倒なことに加え、レンタル店側では複数
の借受者が同時に同一ビデオソフトのレンタルを希望す
る場合に備え、貸し出し予測をして在庫数量を確保する
が、この予測の誤差から多量の在庫を抱えてしまう事が
ある等の問題があった。さらに、これらのシステムに共
通の問題としてデスクランブルを施した情報信号を視聴
者が所有する適宜の記録媒体に記録してして、利用料を
支払わないで他の視聴者が視聴したりするいわゆる不正
コピ−の問題があった。そこで、本願発明は、このよう
な問題を解決するために好適な有料情報供給システムの
デコ−ダ装置を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本願発明は、上記課題を
解決するため手段として、以下の構成より成るものであ
る。すなわち、送信側は、必要に応じて不可視聴化を施
した情報信号を所定の手段で送出する一方で、少なくと
も情報信号の番組を特定して可視聴化を施した情報信号
の出力を許可する情報とキイカ−ドの発行先を特定する
情報から成るキイ情報をカ−ド状記録媒体に記録したキ
イカ−ドを発行し、受信側では不可視聴化を施した情報
信号又はこれが記録された記録媒体を再生して得た再生
情報信号に可視聴化処理を施して、必要な番組情報を得
る有料情報供給システムのデコ−ダ装置であって、デコ
−ダ装置は、送信側の不可視聴化に対応した所定の可視
聴化処理を施すデスクランブル手段と、カ−ド状記録媒
体に記録されたキイ情報の解読及び/又は更新を行うカ
−ド解読更新手段と、可視聴化処理が施された番組情報
信号にキイカ−ドの発行先に対応した所定のユ−ザID
信号を付加するユ−ザID付加手段とを少なくとも有
し、可視聴化を施した情報信号には所定のユ−ザID信
号を付加して出力するよう構成すると共に、デコーダの
うち、前記デスクランブル手段と前記ユ−ザID付加手
段とを少なくとも含む部分を一体の半導体集積回路内に
構成し、可視聴化処理が施されてユ−ザID信号が付加
されない情報信号が前記半導体集積回路の外部に露出し
た端子に出力されないよう構成したことを特徴とする有
料情報供給システムのデコ−ダ装置。 【0006】 【実施例】図1は本発明の実施例を説明するための有料
情報供給システムのブロック図であり、図1を用いて本
発明に適用される有料情報の供給方法の参考例につき
明する。 【0007】情報提供者(送信側)1は、必要に応じて
スクランブルを施した情報信号をBS.CS.ケ−ブル
等の伝送手段を用いて送信し、視聴者(受信側)3がこ
れを受信する。また、送信側1は送信したスクランブル
を施した情報信号の番組毎又は複数の番組を組にして、
受信側3でデスクランブルを施す事を許可する情報を少
なくとも含むキイ情報を、カ−ド状記録媒体に記録した
キイカ−ド2(以下単にカ−ド2という)を発行する。
カ−ド2の発行は、送信側1が直接発行する他に、送信
側1との間にキイ情報の通信手段を有するカ−ド供給者
1aが発行しても良く、また、受信側3が送信側1との
間にキイ情報の通信手段を有し自ら発行しても良い。 【0008】受信側3は、受信手段で受信したスクラン
ブルを施した情報信号を、受信時に視聴を希望する場合
にはデコ−ダ5に送り、受信後任意の時間に視聴を希望
する場合には記録再生装置4に送る。記録再生装置4
は、例えばビデオテ−プ等の記録媒体41にスクランブ
ルが施された情報信号の状態で記録し保存可能とし、保
存された記録媒体41はその番組の視聴を希望した時に
再生されて、得られたスクランブルを施された再生情報
信号はデコ−ダ5に送られる。 【0009】デコ−ダ5はカ−ド2挿入用のスロット
(図示せず)を備え、スロットに挿入されたカ−ド2に
記録されたキイ情報を読み取り、キイ情報によって特定
された条件を満たす番組の情報信号は、デスクランブル
を施した情報信号として出力してモニタ−6に送り視聴
可能とするが、条件を満たさない番組の情報信号はスク
ランブルが施された情報信号のまま出力し視聴が出来な
い。 【0010】この様に送信側1は必要に応じてスクラン
ブルを施した情報信号とカ−ド2を供給し、受信側3は
スクランブルが施された情報信号を受信して必要に応じ
て記録保存する一方で、視聴を希望する番組に対応する
カ−ド2を視聴を希望する時以前に入手しておくこと
で、視聴を希望する時に希望する番組だけを視聴可能と
し、さらにカ−ド2の供給又はキイ情報の通信によって
利用料金の精算を可能とする有料情報の供給システムが
構成される。 【0011】次ぎに、図2は、送信側装置の要部の一実
施例であり、図2を用いて送信側1の情報信号の処理及
びカ−ド2の発行方法について説明する。送信側装置の
要部は大別して情報送信手段11・カ−ド発行手段12
・キイ情報通信手段13・ユ−ザID管理手段15より
構成し、さらに情報送信手段11はスクランブル付加手
段11a・プログラムID付加手段11b・IDメモリ
−11c・送信手段11dにより構成する。 【0012】本有料情報供給システムで供給しようとす
る例えば映像信号と音声信号から成る情報信号は、情報
送信手段11に入力される。そして先ず、スクランブル
付加手段11aで情報信号の各番組毎に必要に応じて、
例えば映像信号の一部に通常の受信装置で受信した場合
には同期信号の働きを妨害する信号処理を施し、予め定
めたデスクランブルを施す処理をしないと通常の受信装
置では視聴が出来ないような信号とするスクランブルが
施される。なお、受信側3で受信した情報信号にどの様
な番組が含まれるかを知るために、例えばタイトル画像
にはスクランブルを施さなかったり、或いは予め形式を
定めた番組表をスクランブルを施さないで情報信号に嵌
挿しても良い。 【0013】又、ここで用いられるスクランブルの方式
はVTR等の記録再生装置で記録し再生した信号でも、
スクランブルが有効な効果を奏しデスクランブルを施す
事が可能ないわゆるレコ−ダブルスクランブル方式と
し、さらに必要に応じて、スクランブルの施し方すなわ
ちスクランブルの種別を番組によって変え、このスクラ
ンブルの種別に対応した情報をスクランブルIDとして
IDメモリ−11cに送ると共に、必要に応じて送信す
る情報信号に付加する。 【0014】次ぎにプログラムID付加手段11bで、
情報信号の番組毎に番組を識別する為の信号であるプロ
グラムIDを付加する。プログラムID及び/又はスク
ランブルIDは、例えば映像信号の垂直同期信号のブラ
ンキング信号領域に、所定の記号又は数字列を2進符号
化した信号を、映視を妨げない適宜の振幅レベルで付加
する。プログラムIDは、各番組の冒頭部分だけに付加
する場合と、番組中連続して付加する場合があり、後者
の場合には番組の冒頭部分だけ番組を識別する所定の数
字列に加え、番組冒頭部分である事を示す符号を付加す
る。 【0015】この様に必要に応じてスクランブルが施さ
れプログラムIDが付加されさらに必要に応じてスクラ
ンブルIDが付加された情報信号は、次ぎに送信手段1
1dにて受信側3との間の伝送手段の特性に合わせた変
調処理等が施されて、伝送手段を経由して受信側3に伝
送される。伝送手段としては、通常のテレビジョン放送
方式・衛星放送方式(BS)・通信衛星方式(CS)・
有線放送方式等いずれの手段であっても良く、送信手段
11dはこれらの手段に対応したものとなる。 【0016】次ぎに、IDメモリ−11cには、スクラ
ンブル付加手段11aで施すスクランブルの種別に対応
してデスクランブルを施すために必要なキイ情報となる
スクランブルIDと、プログラムID付加手段11bか
らの番組を特定するために必要なプログラムIDが供給
されて、対応する番組の番組番号・送信日時・時間長等
のデ−タと共に記憶される。IDメモリ−11cに記憶
した各情報は、カ−ド発行手段12又はキイ情報通信手
段13からの要求に応じて、必要とされる時にカ−ド発
行手段12又はキイ情報通信手段13に供給される。 【0017】カ−ド発行手段12は、別に用意した例え
ば磁気記録再生等が可能なカ−ド状記録媒体に、所定の
キイ情報を記録してカ−ド2を発行する手段であり、カ
−ド2を発行しようとする番組に対応したプログラムI
Dに加え、必要に応じてデスクランブル許可回数・デコ
−ダID・ユ−ザID・販売価格等を図示しない入力装
置からカ−ド2発行時にカ−ド発行手段12入力し、I
Dメモリ−11cに記憶されている情報を加えて、所定
のキイ情報を得てカ−ド2を発行する。また、これらの
キイ情報は利用料の精算に必要なデ−タとして、ユ−ザ
ID管理手段15にも送り記憶される。そして、これら
のキイ情報は、所定の装置でのみ再生し内容の解読が可
能な形式でカ−ド2に記録されるが、例えば、番組名・
デスクランブル許可回数・販売価格等については、カ−
ド2の流通に便利なように、目視可能な印刷等の手段で
表示することもある。ここで発行されたカ−ド2は、原
則として有料で受信側3に供給される。 【0018】キイ情報通信手段13は、カ−ド発行手段
12がカ−ド供給者1a又は受信側3に設置されている
場合に、そのカ−ド発行手段12とIDメモリ−11c
とのカ−ド発行に必要なキイ情報の通信を行う手段であ
り、カ−ド供給者1a又は受信側3が送信側1が行うと
同様にカ−ド発行手段12に入力した所定の情報を受
け、カ−ド2発行に必要なキイ情報を送ると共に、所定
のデ−タをユ−ザID管理手段15に送り記録する。 【0019】ユ−ザID管理手段15は、カ−ド2の発
行先を特定するユ−ザIDの設定及び管理する手段で、
カ−ド発行手段12又はキイ情報通信手段13から新規
のユ−ザIDの設定要求があれば所定のル−ルで新規の
ユ−ザIDを設定し、対応するカ−ド2の発行先を特定
する住所名称等のデ−タ・デコ−ダID・利用料の精算
方法等の情報を記録管理し、ユ−ザID毎に発行したカ
−ド2のプログラムID・デスクランブル許可回数・販
売価格等のデ−タを記録し、必要に応じてこれらのデ−
タを出力する。 【0020】次ぎに、受信側3について情報信号の流れ
に従い説明する。先ず図1に於いて、受信側3は送信側
1が用いた伝送手段に適応した受信アンテナ等を含む受
信手段で受信した信号に、伝送の為の変調処理等に対応
した復調処理等を施して、送信側1が送信したスクラン
ブルを施した情報信号を得て、これを受信時に視聴を希
望する場合にはデコ−ダ5に送り、受信後任意の時間に
視聴を希望する場合には例えばビデオテ−プレコ−ダ−
(VTR)等の記録再生装置4に送り、記録再生装置4
では例えばビデオテ−プ等の記録媒体41にスクランブ
ルが施された情報信号の状態で記録し保存可能とする。
ここで、伝送の為の変調処理に対応した復調処理を行う
手段については、記録再生装置4又はデコ−ダ5に内臓
されていても良く、また、記録媒体41はビデオテ−プ
等のテ−プ状記録媒体に限らず、ディスク状記録媒体等
の記録媒体を用いても、対応した記録再生装置4を用い
れば良いことは言うまでもない。そして、保存されたス
クランブルが施された情報信号の視聴を希望した時に、
記録媒体を再生して得たスクランブルを施された再生情
報信号はデコ−ダ5に送られる。 【0021】次に、図3は本発明の実施例に係るデコ−
ダ5のブロック構成図であり、図3を用いてデコ−ダ5
について詳述する。受信したスクランブルを施された情
報信号又は記録再生装置4からの記録媒体41を再生し
て得たスクランブルを施された再生情報信号はデコ−ダ
5に入力され、出力切換手段51に接続されると共に、
デスクランブル手段52・スクランブルID検出比較手
段53・プログラムID検出比較手段54にも接続され
る。 【0022】デスクランブル手段52では入力された情
報信号がスクランブルを施した情報信号であれば、必要
に応じて後述するスクランブルID検出比較手段53か
らの制御信号を用いて、そのスクランブルの解除すなわ
ちデスクランブルを施し、デスクランブルを施した情報
信号をユ−ザID付加手段55に送る。 【0023】ユ−ザID付加手段55では、後述のカ−
ド解読更新手段57が解読したユ−ザIDをデスクラン
ブルを施した情報信号に付加し、出力切換手段51に送
る。ここでユ−ザIDの付加は、送信側1が送信したス
クランブルを施した情報信号がデスクランブル後不正コ
ピ−が行われた場合に、不正コピ−を行った受信側3を
特定出来る様にする為のもので、必ずしも必要としない
が、付加する場合の一実施例を図4を用いて説明する
と、図4は情報信号が映像情報を含む信号の場合の信号
の模式図であり、フィ−ルド単位の映像信号S1と垂直
同期信号S2が交互に繰り返されて映像情報信号が構成
され、ユ−ザID信号S3は例えば図示のように、映像
信号S1の画面上右下部の映像領域の一部又は垂直同期
信号S2のブランキング内の一部に、記号又は数字列等
を判別可能であって映像信号を極力損なわない適宜の振
幅の2値化したコ−ド信号として付加する。 【0024】スクランブルID検出比較手段53は、入
力された情報信号のスクランブルの有無及び入力された
情報信号にスクランブルIDが有ればそれを検出し、後
述のカ−ド解読更新手段57からのスクランブルIDを
読み込み比較し、スクランブルIDによるスクランブル
の種別を解読しデスクランブル手段52の動作状態を制
御する制御信号を送る。 【0025】プログラムID検出比較手段54では、入
力される再生情報信号の各番組の開始時にその番組を特
定するプログラムIDを検出し、後述のカ−ド解読更新
手段57からのプログラムIDとを比較し、その結果を
システムコントロ−ル手段56に送る。 【0026】一方カ−ド解読更新手段57は、図示しな
いカ−ド挿入口からデコ−ダ5に挿入されたカ−ド2の
記録内容を再生・解読し、キイ情報によってデスクラン
ブルを施す事が許可される番組のプログラムIDはプロ
グラムID検出比較手段54に送り、スクランブルID
がある場合にはそれをスクランブルID検出比較手段5
3に送り、ユ−ザIDがある場合にはそれをユ−ザID
付加手段55に送り、デコ−ダIDがある場合にはそれ
をデコ−ダID比較58に送り、番組のプログラムID
・送信日時・番組の時間長・デスクランブル許可回数等
から成るその他のキイ情報をシステムコントロ−ル手段
56に送る。なお、カ−ド解読更新手段57はカ−ド2
の記録内容を更新する機能も有するが、これについては
後述する。 【0027】デコ−ダID比較58は、デコ−ダ毎に定
められたデコ−ダIDが予め記憶されていて、カ−ド解
読更新手段57が解読したカ−ド2に記録されたデコ−
ダIDを照合し、結果をシステムコントロ−ル手段56
に送る。 【0028】システムコントロ−ル手段56は、プログ
ラムID検出比較手段54及びデコ−ダID比較手段5
8及びカ−ド解読更新手段57から送られる情報によ
り、出力切換手段51及びカ−ド解読更新手段57の動
作状態を制御する。すなわち、プログラムID検出比較
手段54からの情報で入力信号から検出したプログラム
IDとカ−ド解読更新手段57が解読したカ−ド2に記
録されていたプログラムIDが一致し、デコ−ダID比
較手段58からのデコ−ダIDの照合結果がデスクラン
ブルを施した情報信号の出力が許可されている番組は、
ユ−ザID付加手段55の出力を選択出力し、何れかの
情報がデスクランブルを施した情報信号の出力が許可さ
れていない番組は、デコ−ダ5への入力信号を選択出力
するように出力切換手段51を制御し、さらに、カ−ド
解読更新手段57からのカ−ド2の記録内容を入力し、
その更新動作を行わせる。カ−ド解読更新手段57によ
るカ−ド2の記録内容の更新は、例えば同一番組の許可
回数が複数回のカ−ド2の時は許可回数を1回減じた記
録内容とし、許可回数が1回のカ−ド2の時はその記録
内容を消去する。 【0029】以上デコ−ダ5の主要構成を説明したが、
デスクランブル手段52及びユ−ザID付加手段55
は、組み立て構成上で独立した構成とはしないで、少な
くともデスクランブル手段52によってデスクランブル
が施された情報信号が通じる部分は、一体の半導体集積
回路内に構成する事もある。この様に構成することで、
ユ−ザID信号の付加されないデスクランブルを施され
た信号は、デコ−ダ5の内部であっても取り出す事が出
来ない構成となり、さらに、出力切換手段51・デスク
ランブル手段52・ユ−ザID付加手段55の3つの手
段を一体の半導体集積回路内に構成すれば、システムコ
ントロ−ル手段51に制御されてデスクランブルを施し
た信号を出力する時を除いては、デコ−ダ5の内部であ
っても、デスクランブルを施した信号を取り出す事が出
来ない構成となる。 【0030】又、送信側1と受信側3とのスクランブル
及びデスクランブルの種別に関するキイ情報は、スクラ
ンブルIDによって伝えられるシステムとして説明した
が、スクランブル及びデスクランブルの施し方を常に一
定の種別とし、スクランブルIDとこれに直接関連する
各手段を省略しても良く、設備費用を低減する事が出来
る。 【0031】又、デスクランブルを施した情報信号の出
力を許可するデコ−ダ5を特定する為にデコ−ダIDを
用いたが、デコ−ダ5を特定する必要のないシステムを
構築する場合には、デコ−ダIDとこれに直接関連する
各手段を省略しても良く、設備費用を低減する事が出来
ると共にカ−ド2に汎用性を与えることが出来る。 【0032】この様にして、デコ−ダ5は通常は入力さ
れた情報信号をそのまま出力するが、カ−ド2に記録さ
れたキイ情報によって特定された条件を満たす番組の情
報信号はデスクランブルを施した情報信号として出力す
る。 【0033】次に図5は本発明の他の参考例を説明する
ためのブロック図であり、これを用いて有料情報の供給
方法の他の参考例を説明する。なお図5に於いて先の
例と同一箇所には同一符号を付し詳しい説明を省略す
る。これまで述べた参考例と同様にして送信側1の情報
送信手段11で生成された必要に応じてスクランブルを
施した情報信号は記録装置14に送られる。記録装置1
4は、送られた必要に応じてスクランブルを施した情報
信号を、例えばビデオテ−プ等の記録媒体41に記録
し、受信側3への流通手段に合わせた所定のパッケ−ジ
の状態にする。パッケ−ジの状態の記録媒体41は、適
宜の流通手段で受信側3に送達する。受信側3ではこの
記録媒体41を記録再生装置4で再生し再生情報信号を
得て、デコ−ダ5に送る。この再生情報信号は必要に応
じてスクランブルが施された情報信号の状態である事は
言うまでも無い。この他の手段・構成はこれまで述べた
実施例と同様であり、この様に構成することによりパッ
ケ−ジの状態の記録媒体の送達よる情報信号の伝送出来
る。また図示しないが、送信側1とカ−ド供給者1aと
の間に適宜な情報信号の伝送手段を設けて、カ−ド供給
者1aに記録装置14を設置して、カ−ド供給者1aが
記録媒体41への記録を行いパッケ−ジの状態にして、
受信側3との適宜な流通手段に供給しても良い。 【0034】 【発明の効果】以上詳述した本発明による有料情報供給
システムのデコ−ダ装置によると、受信時の情報信号或
いは視聴を希望する時に記録媒体を再生して得た再生情
報信号にデスクランブル処理を施して、視聴を希望する
番組情報だけを視聴する事が出来るので、受信側での利
用時間や利用料に対する不満が生じず、また、送信側の
利用料の回収は、カ−ドを番組ごとに料金を定めて有料
で販売する事で、容易に行うことができる。また、デコ
−ダを独立に構成する事により、送信側から受信側への
伝送手段として、既に一般に普及しているチュナ−内蔵
の記録再生装置やテレビジョン受信機で受信可能な伝送
手段を用いる事が出来、この場合には、受信側ではデコ
−ダのみを新たに設置する事で本有料情報供給システム
の必要装置を構築することが出来て、受信側装置を経済
的に構築出来る。さらに、受信側でデスクランブルを施
した情報信号には、ユ−ザIDを付加することにより、
いわゆる不正コピ−が行われた場合にも、不正コピ−を
行ったカ−ド2の発行先を特定出来るので、不正コピ−
の抑止効果が期待出来、デコ−ダ内のデスクランブル手
段・ユ−ザID付加手段を少なくとも含む部分が、一体
化された半導体集積回路の内部に構成され、デスクラン
ブル手段の出力信号の端子が該半導体集積回路の外部に
露出しないように構成されている場合には、不正コピ−
の抑止効果をさらに高める事ができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例である有料情報供給システム
を説明するための全体ブロック図である。 【図2】送信側装置の要部の一実施例を示すブロック図
である。 【図3】デコ−ダの一実施例を示すブロック図である。 【図4】ユ−ザID信号の一実施例を示す模式図であ
る。 【図5】本発明の他の実施例である有料情報供給システ
ムを説明するための全体ブロック図である。 【符号の説明】 1 送信側 2 カ−ド 3 受信側 4 記録再生装置 5 デコ−ダ 6 モニタ− 11 情報送信手段 12 カ−ド発行手段 13 キイ情報通信手段 14 記録装置 15 ユ−ザID管理手段 41 記録媒体 51 出力切換手段 52 デスクランブル手段 53 スクランブルID検出比較手段 54 プログラムID検出比較手段 55 ユ−ザID付加手段 56 システムコントロ−ル手段 57 カ−ド解読更新手段 58 デコ−ダID比較手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩本 隆明 東京都台東区東上野3−13−2 株式会 社フォ−ラム内 (56)参考文献 特開 平4−175025(JP,A) 特開 平4−150333(JP,A) 特開 平4−104559(JP,A) 特開 平5−3562(JP,A) 特開 平5−95553(JP,A) 特開 昭58−210779(JP,A) 特開 平4−326692(JP,A) 特開 平6−62402(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/10 H04N 7/16 - 7/173 H04N 5/91 - 5/956

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】送信側は、必要に応じて不可視聴化を施し
    た情報信号を所定の手段で送出する一方で、少なくとも
    情報信号の番組を特定して可視聴化を施した情報信号の
    出力を許可する情報とキイカ−ドの発行先を特定する情
    報から成るキイ情報をカ−ド状記録媒体に記録したキイ
    カ−ドを発行し、 受信側では不可視聴化を施した情報信号又はこれが記録
    された記録媒体を再生して得た再生情報信号に可視聴化
    処理を施して、必要な番組情報を得る有料情報供給シス
    テムのデコ−ダ装置であって、 デコ−ダ装置は、送信側の不可視聴化に対応した所定の
    可視聴化処理を施すデスクランブル手段と、 カ−ド状記録媒体に記録されたキイ情報の解読及び/又
    は更新を行うカ−ド解読更新手段と、可視聴化 処理が施された番組情報信号にキイカ−ドの発
    行先に対応した所定のユ−ザID信号を付加するユ−ザ
    ID付加手段とを少なくとも有し、可視聴化 を施した情報信号には所定のユ−ザID信号を
    付加して出力するよう構成すると共に、デコーダのう
    ち、前記デスクランブル手段と前記ユ−ザID付加手段
    を少なくとも含む部分を一体の半導体集積回路内に構
    成し、可視聴化処理が施されてユ−ザID信号が付加さ
    れない情報信号が前記半導体集積回路の外部に露出した
    端子に出力されないよう構成したことを特徴とする有料
    情報供給システムのデコ−ダ装置。
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