JP3384138B2 - 携帯端末 - Google Patents

携帯端末

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JP3384138B2
JP3384138B2 JP23322694A JP23322694A JP3384138B2 JP 3384138 B2 JP3384138 B2 JP 3384138B2 JP 23322694 A JP23322694 A JP 23322694A JP 23322694 A JP23322694 A JP 23322694A JP 3384138 B2 JP3384138 B2 JP 3384138B2
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義彦 國森
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  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信機能が付いた携帯
端末に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、機器が比較的小型で安価なことか
ら、無線呼出サービスにおけるメッセージ受信装置(ペ
ージャ)が急速に普及しつつある一方、パソコン通信や
インターネットなどにおけるBBS( Bulletin Board
System)を介した電子メールやデータファイルなどの交
換が盛んになっている。そして、このような状況のもと
で、加入しているBBSにユーザ宛の電子メールが届い
たとき、当該ユーザが所持しているページャに対して当
該電子メールの着信を自動的に通知することにより、迅
速な情報交換を促進しようとするサービスが提供されて
いる(ニフティおよびNTTドコモによる“電子メール
着信通知サービス”)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した“電子メール
着信通知サービス”は、ページャを所持するユーザに対
して当該ユーザ宛の電子メールが届いた事実を知らせる
だけなので、当該ユーザは電子メールの着信を知ること
はできるが、当該電子メールの内容を知ることはできな
い。すなわち、ページャによって電子メールの着信をい
ち早く知ったとしても、オフィスや家庭に設置されてい
るパーソナルコンピュータなどを用いてBBSのホスト
局に接続し、当該電子メールの内容を読み出す機会が得
られるまで当該電子メールの内容を知ることはできず、
電子メールの着信を知ったときの状況によっては、必ず
しも迅速な情報交換を図ることができるとは限らないと
いう問題点があった。
【0004】したがって本発明の目的は、上記の問題点
を解決して、ユーザ宛に電子メールやデータファイルな
どが届いたとき、その内容を確認可能であって、ユーザ
の事情に応じてデータ取得処理を行うか否かを選択する
ことができる携帯端末を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)上記の目的を達成
するため、本発明にかかる携帯端末は電話回線を介して
ホストコンピュータとの間で送受信を行う携帯端末であ
って、前記電話回線を接続可能な通信手段と、前記通信
手段により受信したデータを記憶する記憶手段と、前記
ホストコンピュータへ着信したデータのデータサイズを
示すデータサイズ情報を含み、前記ホストコンピュータ
への前記データの着信を示す新着メッセージを前記通信
手段により受信する手段と、前記通信手段により前記デ
ータの取り寄せを指示する取り寄せ指示手段と、前記デ
ータの取り寄せ中止を指示する中止指示手段と、前記デ
ータの取り寄せが指示された場合において、前記記憶手
段の未使用記憶容量が前記データのデータサイズよりも
小さいとき、前記データの取り寄せを中止するように制
御する取り寄せ中止制御手段と、を備える構成としたも
のである。
【0006】(2)また、(1)において、前記携帯端
末は、前記取り寄せ指示手段により前記データの取り寄
せが指示されたとき、前記データのデータサイズと前記
記憶手段の未使用記憶容量とを比較する比較手段を備え
る構成とする。
【0007】(3)また、(1)において、前記携帯端
末は、前記記憶手段の未使用記憶容量が前記データのデ
ータサイズよりも小さいとき、前記記憶手段の未使用記
憶容量が不足している旨の表示を行う表示手段を備える
構成とする。
【0008】(4)また、(1)において、前記携帯端
末は、前記記憶手段の未使用記憶容量が前記データのデ
ータサイズよりも小さいとき、前記データの取り寄せを
中止する旨の表示を行う表示手段を備える構成とする。
【0009】(5)また、本発明にかかる携帯端末は
話回線を介してホストコンピュータとの間で送受信を行
う携帯端末であって、前記電話回線を接続可能な通信手
段と、前記通信手段により受信したデータを記憶する記
憶手段と、前記ホストコンピュータへのデータの着信を
示す新着メッセージを前記通信手段により受信する手段
と、前記通信手段により前記データの取り寄せを指示す
る取り寄せ指示手段と、前記データの取り寄せ中止を指
示する中止指示手段と、前記取り寄せ指示手段により前
記データの取り寄せが指示された場合において、前記記
憶手段の未使用記憶容量が足りないとき、前記データの
取り寄せを中止するように制御する取り寄せ中止制御手
段と、を備える構成とする。
【0010】(6)また、(5)において、前記携帯端
末は、前記記憶手段の未使用記憶容量が足りないとき、
前記記憶手段の未使用記憶容量が足りない旨の表示を行
う表示手段を備える構成とする。
【0011】(7)また、(6)において、前記表示手
段が前記記憶手段の未使用記憶容量が足りない旨の表示
を行った場合において、前記取り寄せ指示手段により前
記データの取り寄せを再び指示したとき、前記データの
取り寄せを行うことを特徴とする。
【0012】(8)また、本発明にかかる携帯端末は電
話回線を介してホストコンピュータとの間で送受信を行
う携帯端末であって、前記電話回線を接続可能な通信手
段と、前記通信手段により受信したデータを記憶する記
憶手段と、前記ホストコンピュータへのデータの着信を
示す新着メッセージを前記通信手段により受信する手段
と、前記通信手段により前記データの取り寄せを指示す
る取り寄せ指示手段と、前記データの取り寄せ中止を指
示する中止指示手段と、前記取り寄せ指示手段により前
記データの取り寄せが指示された場合において、前記記
憶手段の未使用記憶容量に余裕がないとき、前記データ
の取り寄せを中止するように制御する取り寄せ中止制御
手段と、を備える構成とする。
【0013】(9)また、本発明にかかる携帯端末は電
話回線を介してホストコンピュータとの間で送受信を行
う携帯端末であって、前記電話回線を接続可能な通信手
段と、前記通信手段により受信したデータを記憶する記
憶手段と、前記ホストコンピュータへのデータの着信を
示す新着メッセージを前記通信手段により受信する手段
と、前記通信手段により前記データの取り寄せを指示す
る取り寄せ指示手段と、前記データの取り寄せ中止を指
示する中止指示手段と、前記取り寄せ指示手段により前
記データの取り寄せが指示された場合において、前記記
憶手段の未使用記憶容量が所定量よりも少ないとき、前
記データの取り寄せを中止するように制御する取り寄せ
中止制御手段と、を備える構成とする。
【0014】(10)また、(8)または(9)におい
て、前記携帯端末は、前記記憶手段の未使用記憶容量が
不足している旨の表示を行う表示手段を備える構成とす
る。
【0015】(11)また、(10)において、前記表
示手段が前記記憶手段の未使用記憶容量が不足している
旨の表示を行った場合において、前記取り寄せ指示手段
により前記データの取り寄せを再び指示したとき、前記
データの取り寄せを行うことを特徴とする。
【0016】(12)また、(1)〜(11)のいずれ
かにおいて、前記データが、電子メールあるいはデータ
ファイルであることを特徴とする。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【作用】上記構成により 、ユーザの事情に応じてデータ
の取得処理を行うか否かを任意に選択することができ
る。
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【実施例】以下、本発明の通信機能付携帯端末装置およ
びデータ自動配信システムの実施例を図面を用いて詳細
に説明する。
【0029】図1は、本実施例のデータ自動配信システ
ムの全体構成の概要を示す図である。同図中、100は
携帯端末装置、110は携帯端末装置100との通信を
行うホストコンピュータ、120は公衆電話回線、13
0は携帯端末装置100に無線でメッセージを送信する
ための基地局、140は携帯端末装置100と無線で通
信するための携帯電話基地局である。ホストコンピュー
タ110は、基地局130を介して携帯端末装置100
にメッセージ(新着メッセージ)を送信する。このメッ
セージの中には、携帯端末装置100が取り寄せるべき
ファイル(または電子メールなどのデータ)の識別子が
格納されている。携帯端末装置100は、メッセージを
受信すると携帯電話機能を利用してホストコンピュータ
110とデータ通信を行い、メッセージで指定されたフ
ァイル(または電子メール)をホストコンピュータ11
0から取り寄せる。
【0030】図2は、図1中の通信機能付携帯端末装置
の内部構成の一例を示すブロック図である。同図中、1
01は制御部であり、周辺部の制御,データの要求や処
理,通信などに関わる各種プログラムの実行制御を行
う。102は表示部であり、例えば、LCD(Liquid C
rystal Display)表示器および当該LCDを駆動するた
めのドライバなどである。また、表示部102として
は、LCDに代えてCRT(CathodeRay Tube)などを
用いることもできる。103は入力部であり、例えば、
表示一体型のタブレットである。104は記憶部であ
り、例えば、RAM,ROM,フラッシュメモリ,ハー
ドディスクなどを使用することができる。105はメッ
セージ受信部であり、例えばページャである。メッセー
ジ受信部105は、図1中の基地局130を介してホス
トコンピュータから送信されたメッセージを受け取る。
106はメッセージを受信するためのアンテナである。
107は携帯電話送受信部であり、図1中の携帯電話基
地局140を介してホストコンピュータとの間のデータ
通信を行う。携帯電話送受信部106は、例えば、セル
ラ電話やPHS(Personal Handyphone System)などであ
る。108は、携帯電話送受信部のアンテナである。1
09は、時間を管理するためのタイマである。
【0031】なお、本構成では、メッセージ受信部10
5と携帯電話送受信部107とを別個の構成としたが、
携帯電話送受信部にメッセージ受信部と同等の機能を持
たせることにより、ひとつにまとめた構成とすることも
可能である。
【0032】図3は、図1中のホストコンピュータの内
部構成の一例を示すブロック図である。同図中、111
は制御部であり、周辺部の制御,データの要求や処理,
通信などに関わる各種プログラムの実行制御を行う。1
12は表示部であり、例えば、LCD(Liquid Crystal
Display)表示器および当該LCDを駆動するためのド
ライバなどである。また、表示部112としては、LC
Dに代えてCRT(CathodeRay Tube)などを用いるこ
ともできる。113は入力部であり、例えば、キーボー
ドやマウスなどである。114は主記憶部であり、例え
ば、RAMやROMなどである。115は通信制御部で
あり、携帯端末装置100へのメッセージ送信や、携帯
端末装置100とのデータ通信の制御などを行う。11
6は、ハードディスクであり、電子メールやファイルな
どのデータを記憶保持する。
【0033】以上、図1〜3を用いて説明した構成のシ
ステムにおいて、携帯端末装置100がホストコンピュ
ータ110からファイル(または電子メール)を自動的
に取り寄せる処理(データの取得処理)について詳細に
説明する。
【0034】図4は、本発明のデータ自動配信システム
で送受信される新着メッセージの形式の一例を示す図で
ある。同図中、図4(a)はホストコンピュータ110
から携帯端末装置100に送信されるメッセージ200
の形式であり、コマンド201として「ファイルの取り
寄せ」指示コマンドまたは「電子メールの取り寄せ」指
示コマンドのいずれかが設定される。そして、コマンド
パラメータ202にはコマンド201に付随する固有の
パラメータが設定される。図4(b)は「ファイル取り
寄せ」指示コマンドに対するパラメータであり、211
は取り寄せるべきファイルを特定する識別子(ファイル
ID)、212は当該ファイルが格納されているホスト
コンピュータ110に接続するための電話番号である。
図4(c)は「電子メール取り寄せ」指示コマンドに対
するパラメータであり、221は取り寄せる電子メール
を特定する識別子(電子メールID)、222は当該電
子メールが格納されているホストコンピュータ110に
接続するための電話番号である。
【0035】図5は、本発明のデータ自動配信システム
で送受信される伝送要求メッセージの形式の一例を示す
図である。同図中、図5(a)は携帯端末装置100か
らホストコンピュータ110に送信されるメッセージ2
50の形式であり、コマンド251として「ファイルの
取り寄せ」要求コマンドまたは「電子メールの取り寄
せ」要求コマンドのいずれかが設定される。そして、コ
マンドパラメータ252にはコマンド251に付随する
固有のパラメータが設定される。図5(b)は「ファイ
ル取り寄せ」要求コマンドに対するパラメータであり、
261は当該ファイルを特定する識別子(ファイルI
D)である。図5(c)は「電子メール取り寄せ」要求
コマンドに対するパラメータであり、271は当該電子
メールを特定する識別子(電子メールID)である。
【0036】図6は、通信機能付携帯端末装置を所持す
るユーザを図3のホストコンピュータで管理するための
宛先管理テーブルの形式の一例を示す図である。同図
中、宛先管理テーブル300は、ユーザID301,宛
先番号302,ディレクトリ名303から構成される。
そして、ユーザID301には携帯端末装置100を所
持する各々のユーザの識別子が、宛先番号302にはユ
ーザID301で特定されるユーザの携帯端末装置にメ
ッセージ200を送信するための電話番号が、ディレク
トリ名303にはユーザID301で特定されるユーザ
の携帯端末装置に伝送するファイルが保存されるディレ
クトリ名が、それぞれ格納される。なお、本実施例で
は、図3中のハードディスク116内のファイルを効率
的に管理するために、階層構造のファイル管理方式が採
用されているものとする。
【0037】図7は、伝送対象のデータファイルを図3
のホストコンピュータで管理するためのディレクトリ構
造の一例を示す図である。同図中、ホストコンピュータ
110におけるハードディスク106には、携帯端末装
置100が取り寄せるべきファイルを格納するための転
送ファイル格納ディレクトリ400が設けられるととも
に、転送ファイル格納ディレクトリ400の下には伝送
対象のファイルを個別のユーザごとに管理するためのデ
ィレクトリ401a,401b,……,401nが設け
られている。
【0038】図8は、図3のホストコンピュータで実行
されるデータファイル新着メッセージの発信処理の概要
を示すフローチャートであり、この発信処理650は、
定期的、あるいは、不定期的に起動される。なお、以下
の例では、宛先管理テーブル300で管理されているユ
ーザ数=nであるものとする。
【0039】図8のデータファイル新着メッセージ発信
処理650において、最初に、ユーザ管理テーブル30
0のレコードを特定するための変数iを初期化して、i
=1とする(ステップ651)。そして、iはn以下で
あるか否かを判定し(ステップ652)、iの値がnを
超えていた場合にはデータファイル新着メッセージ発信
処理650を終了する。一方、iの値がn以下であった
場合には、図6中の宛て先管理テーブル300のi番目
のレコードに格納されているディレクトリ名303で指
定されるディレクトリ401iの下に新しいファイルが
登録されているか否かを調べて(ステップ653)、新
しいファイルが登録されていなかった場合には、そのま
ま何も行わずにステップ657に分岐する。一方、新し
いファイルが登録されていた場合には、宛先管理テーブ
ル300のi番目のレコードに格納されている宛先番号
302へ、図3中の通信制御部115を介して電話をか
ける(ステップ654)。そして、コマンド201とし
て「ファイル取り寄せ」指示コマンドを、コマンドパラ
メータ202としてステップ653で見つかった新しい
ファイルを特定するファイルID211およびホストコ
ンピュータ110にアクセスするための電話番号212
を、それぞれ設定して得られた新着メッセージ200を
携帯端末装置100に送信して(ステップ655)、電
話回線を切断する(ステップ656)。ステップ657
では、次のユーザについて新しいファイルの有無をチェ
ックするため、iの値を1増加させる。以上の処理によ
り、「ファイル取り寄せ」指示コマンドを含む新着メッ
セージ200を携帯端末装置100に送信することがで
きる。
【0040】なお、本発明のデータ自動配信システムで
は、ページャが持つ同報機能(単一の電話番号で複数の
ページャを呼び出すサービス)を利用して、同時に複数
のユーザに対して同一のファイルを取り寄せるべき旨の
指示を行うことも可能である。この場合には、図6中の
宛先管理テーブル300におけるユーザID301にあ
らかじめグループIDを格納しておくとともに、ディレ
クトリ名303には、ユーザID301で特定されるグ
ループのメンバに送信するためのファイルが保存されて
いるディレクトリ名を格納しておく。そして、ホストコ
ンピュータ110のハードディスク106における転送
ファイル格納ディレクトリ400の下には、伝送対象の
ファイルを上記グループごとに管理するためのディレク
トリ411a,411b,……,411nを設けてお
く。以上の構成のもとでデータファイル新着メッセージ
発信処理650を行うことにより、同時に複数のユーザ
に対して同一のファイルを取り寄せるべき旨の指示を行
うことができる。
【0041】図9は、図3のホストコンピュータで実行
される電子メール新着メッセージの発信処理の概要を示
すフローチャートであり、この発信処理660は、ホス
トコンピュータ110に電子メールが着信したときに起
動される。
【0042】図9の電子メール新着メッセージ発信処理
660において、宛先管理テーブル300の電子メール
が届いたユーザのレコードに格納されている宛先番号3
02へ、図3中の通信制御部115を介して電話をかけ
る(ステップ661)。そして、コマンド201として
「電子メール取り寄せ」指示コマンドを、コマンドパラ
メータ202として新たに到着した電子メールを特定す
る電子メールID221およびホストコンピュータ11
0にアクセスするための電話番号222を、それぞれ設
定して得られた新着メッセージ200を携帯端末装置1
00に送信して(ステップ662)、電話回線を切断す
る(ステップ663)。
【0043】以上の処理をホストコンピュータ110で
行うことにより、携帯端末装置100に対してファイル
や電子メールの取り寄せを指示することができる。
【0044】前述した新着メッセージ発信処理でホスト
コンピュータ110から送信されたメッセージ200に
よって指定されたファイルや電子メールを、携帯端末装
置100で自動的に取り寄せる際には、携帯端末装置1
00において伝送要求メッセージ発信処理500を実行
するとともに、ホストコンピュータ110においてホス
トメイン処理600(データの送信処理)を実行する。
以下、これらの処理について説明する。
【0045】図10は、図3のホストコンピュータで実
行されるホストメイン処理の概要を示すフローチャート
であり、携帯端末装置100との間の回線が接続された
ときに起動される。なお、本実施例では、携帯端末装置
100とホストコンピュータ110との間のファイル転
送を実現するために、XMODEMプロトコルを採用す
るものとするが、XMODEM以外のファイル転送プロ
トコルを採用することも可能である(XMODEMプロ
トコルおよびその他のプロトコルの詳細については、
「トラ技コンピュータ第5巻第7号、第84〜92頁;1993
年7月」に記載されている。)。
【0046】図10において、ホストメイン処理600
が起動されると、携帯端末装置100から受信した伝送
要求メッセージ250を解析して、当該メッセージ25
0中のコマンド251の設定内容に応じて処理を分岐さ
せる(ステップ601)。すなわち、コマンド251の
設定内容が「ファイル取り寄せ」要求コマンドであった
場合にはファイル送信処理610を実行し、コマンド2
51の設定内容が「電子メール取り寄せ」要求コマンド
であった場合には電子メール送信処理620を実行す
る。そして、ファイル送信処理610では、ステップ6
01で受信した伝送要求メッセージ250中のファイル
ID261によって指定されるファイルをXMODEM
手順にしたがって携帯端末装置100に送信する。ま
た、電子メール送信処理620では、ステップ601で
受信した伝送要求メッセージ250中の電子メールID
271によって指定される電子メールをXMODEM手
順にしたがって携帯端末装置100に送信する。
【0047】図11は、図2の通信機能付携帯端末装置
で実行されるデータの取得処理の概要を示すフローチャ
ートであり、この着信データ取得処理500は、図2中
のメッセージ受信部105がホストコンピュータ110
からの新着メッセージを受信したときに起動される。図
11において、着信データ取得処理500が起動される
と、ホストコンピュータ110から受信した新着メッセ
ージ200を解析して、当該メッセージ200中のコマ
ンド201の設定内容に応じて処理を分岐させる(ステ
ップ501)。すなわち、コマンド201の設定内容が
「ファイル取り寄せ」指示コマンドであった場合にはフ
ァイル取り寄せ処理510を実行し、コマンド201の
設定内容が「電子メール取り寄せ」指示コマンドであっ
た場合には電子メール取り寄せ処理520を実行する。
【0048】図12は、図2の通信機能付携帯端末装置
で実行されるデータファイル自動伝送制御によるファイ
ル取り寄せ処理の一例を示すフローチャートである。同
図において、最初にファイルを取り寄せるか否かの確認
をユーザに行わせる(ステップ515)。図13は、図
12の処理におけるユーザ確認の際の画面表示例を示す
図であり、800はユーザにファイルの取り寄せの確認
をさせるためのウィンドウ、801はファイル取り寄せ
確認メッセージ、802は取り寄せ指示ボタン、803
は取り寄せ中止ボタンである。
【0049】ステップ515でユーザが取り寄せ中止を
指示した場合(取り寄せ中止ボタン803が押下された
場合)には処理を中断する。また、ユーザが取り寄せを
指示した場合(取り寄せ指示ボタン802が押下された
場合)には、新着メッセージ200に含まれる電話番号
212を読み出し、携帯電話送受信部107を用いてこ
の電話番号212にダイアリングすることによって、ホ
ストコンピュータ110との間の回線接続を行う(ステ
ップ511)。そして、コマンド251として「ファイ
ル取り寄せ」要求コマンドを、コマンドパラメータ25
2として送信された新着メッセージ200で指定された
新しいファイルを特定するファイルID261を、それ
ぞれ設定して得られた伝送要求メッセージ250をステ
ップ511で接続された回線を介してホストコンピュー
タ110に送信して(ステップ512)から、XMOD
EMプロトコルの手順にしたがって、当該ファイルをホ
ストコンピュータ110から受信する(ステップ51
3)。ファイルの受信が終了した後、ステップ511で
接続された回線の切断処理を行う(ステップ514)。
【0050】なお、本実施例では、ファイル取り寄せに
先立ってユーザによる確認を行ったが、ユーザの確認な
しに、ファイルを取り寄せることも可能である。この場
合、ステップ515を削除して、ステップ511からフ
ァイル取り寄せ処理510を実行すればよい。
【0051】また、上記実施例における処理の際に、ス
テップ511の回線接続処理511で回線接続ができな
かった場合に自動的にリダイアルするようにすることも
可能である。回線接続ができない場合として、話中の
場合と、不在の場合とが考えられる。話中の場合に
は、一旦電話回線を切断した後、タイマ109で時間を
監視し、一定の時間経過後(例えば1分後)、ステップ
511から処理を再開するようにすればよい。また、
不在の場合には、タイマ109でステップ511を開始
してからの経過時間を監視して、一定時間経過した場合
(例えば1分経過した場合)、電話の呼び出しを中止し
た後、さらにタイマ109で時間を監視し、一定の時間
経過後(例えば1分後)、ステップ511から処理を再
開するようにすればよい。このような機能を携帯端末装
置100に持たせることで、回線が接続できない場合に
自動的にリダイアルされるようになる。
【0052】図14は、図2の通信機能付携帯端末装置
で実行される電子メール自動伝送制御による電子メール
取り寄せ処理の一例を示すフローチャートである。同図
中、最初に新着メッセージ200に含まれる電話番号2
12を読み出し、携帯電話送受信部107を用いてこの
電話番号212にダイアリングすることによって、ホス
トコンピュータ110との間の回線接続を行う(ステッ
プ521)。そして、コマンド251として「電子メー
ル取り寄せ」要求コマンドを、コマンドパラメータ25
2として送信された新着メッセージ200で指定された
新たに到着した電子メールを特定する電子メールID2
71を、それぞれ設定して得られた伝送要求メッセージ
250をステップ521で接続された回線を介してホス
トコンピュータ110に送信して(ステップ522)か
ら、XMODEMプロトコルの手順にしたがって、当該
電子メールをホストコンピュータ110から受信する
(ステップ523)。ファイルの受信が終了した後、ス
テップ521で接続された回線の切断処理を行う(ステ
ップ524)。なお、電子メール取り寄せ処理520に
おいても、ファイル取り寄せ処理510と同様、回線が
接続できない場合のリダイアル処理を実行するようにす
ることが可能である。
【0053】以上のように、ホストコンピュータ110
から送信される新着メッセージの内容により、携帯端末
装置100のユーザは、ホストコンピュータ110に接
続するための電話番号などを知らなくても、着信したフ
ァイルや電子メールを自動的に取り寄せることができ
る。
【0054】別の実施例として、新着メッセージ200
で指定されたファイル(または電子メール)の取り寄せ
処理を開始する前に、当該ファイル(または電子メー
ル)を携帯端末装置100に格納する余裕があるか否か
を調べて、余裕がない場合にはファイルの取り寄せを中
止するようにすることもできる。以下、このような実施
例について説明する。
【0055】図15は、本発明のデータ自動配信システ
ムで送受信される新着メッセージの形式の別例を示す図
であり、図4に示した新着メッセージ200のコマンド
パラメータ202の構成を本実施例に合わせて変更した
ものである。すなわち、図15(b)において、コマン
ド201として「ファイル取り寄せ」指示コマンドが設
定される場合には、コマンドパラメータ202として、
図4(b)に示したファイルID211および電話番号
212に加えて、ファイルサイズ213(ファイルID
211で特定されるファイルのサイズ)を追加設定す
る。また、図15(c)において、コマンド201とし
て「電子メール取り寄せ」指示コマンドが設定される場
合には、コマンドパラメータ202として、図4(c)
に示した電子メールID221および電話番号222に
加えて、電子メールサイズ223(電子メールID22
1で特定される電子メールのサイズ)を追加設定する。
【0056】図16は、図2の通信機能付携帯端末装置
で実行されるデータファイル自動伝送制御によるファイ
ル取り寄せ処理の別例を示すフローチャートであり、ス
テップ511〜515の処理は図12と同一であるた
め、その説明を省略する。図16において、最初にファ
イルを取り寄せるか否かの確認をユーザに行わせる(ス
テップ515)。そして、ステップ515でユーザが取
り寄せ中止を指示した場合には処理を中断する。また、
ユーザが取り寄せを指示した場合には、図2に示した記
憶部104中でファイル格納のために確保されている容
量のうちの未使用記憶エリアの容量と、新着メッセージ
200に設定されたファイルサイズ213との大小関係
を比較する(ステップ516)。そして、未使用記憶エ
リアの容量がファイルサイズ213より大きい場合に
は、ステップ511〜515の処理を実行して、ファイ
ル取り寄せ処理510aを完了させる。また、未使用記
憶エリアの容量がファイルサイズ213より小さい場合
には、図17(a)に示すように、ファイルの取り寄せ
を中止する旨のメッセージ811を画面表示してユーザ
に通知し、ファイル取り寄せ処理510aを中止する
(ステップ517)。
【0057】上記実施例では、ファイルの取り寄せを中
止したが、ユーザの選択に応じて、未使用記憶エリアの
容量の許す限りファイルを受信するようにしてもよい。
この場合、図16中のステップ517におけるユーザへ
の通知の際に、図17(b)に示すようなメッセージ8
13を画面表示する。そして、ユーザが中止ボタン81
4を押下すると無条件にファイル取り寄せ処理510a
が中止され、ユーザが継続ボタン815を押下すると未
使用記憶エリアがなくなるまでステップ513のファイ
ル受信を行った後にファイル取り寄せ処理510aが中
断されるようにする。なお、受信したファイルのうち、
未使用記憶エリアの容量を超えてしまって格納できなか
った部分については破棄される。
【0058】図18は、図2の通信機能付携帯端末装置
で実行される電子メール自動伝送制御による電子メール
取り寄せ処理の別例を示すフローチャートであり、ステ
ップ521〜524の処理は図12と同一であるため、
その説明を省略する。図18において、図2に示した記
憶部104中で電子メール格納のために確保されている
容量のうちの未使用記憶エリアの容量と、新着メッセー
ジ200に設定された電子メールサイズ223との大小
関係を比較する(ステップ525)。そして、未使用記
憶エリアの容量が電子メールサイズ223より大きい場
合には、ステップ521〜524の処理を実行して、電
子メール取り寄せ処理520aを完了させる。また、未
使用記憶エリアの容量が電子メールサイズ223より小
さい場合には、図19に示すように、電子メールの取り
寄せを中止する旨のメッセージ812を画面表示してユ
ーザに通知し、電子メール取り寄せ処理520aを中止
する(ステップ526)。なお、電子メールの取り寄せ
においても、ファイルの取り寄せと同様に、未使用記憶
エリアがなくなるまで電子メールを受信し、未使用記憶
エリアの容量を超えてしまって格納できなかった部分を
破棄するようにしてもよい。
【0059】上述した実施例では、「電子メール取り寄
せ」要求コマンドをホストコンピュータ110に送信す
ることで電子メールの取り寄せを行ったが、携帯情報端
末100を端末(ターミナル)として用いることによ
り、電子メールの読み出しを行うことも可能である。
【0060】図20は、図2の通信機能付携帯端末装置
で実行されるログイン処理を利用した電子メール読み出
し手順の一例を示すフローチャートである。この手順
は、インターネットにおける電子メールを読み出す場合
の電子メール読み出し手順550であり、ホストコンピ
ュータ110との間のデータの送受信は、図2中の携帯
電話送受信部107を介して1文字ずつ行われる。
【0061】図20において、最初に、ホストコンピュ
ータ110から受信した新着メッセージ200に含まれ
る電話番号212を読み出し、携帯電話送受信部107
を用いてこの電話番号222にダイアリングすることに
よって、ホストコンピュータ110との間の回線接続を
行う(ステップ551)。次に、ホストコンピュータ1
10にユーザIDとパスワードを送信して、ホストコン
ピュータ110へのログイン処理を行う(ステップ55
2)。そして、メールコマンド(例えば、文字列“mai
l”)を送信してホストコンピュータ110をメールモ
ードにして(ステップ553)から、メール表示コマン
ド(例えば、文字列“p”)を送信し、新たに到着した
メールを読み出す(ステップ554)。このとき、メー
ルの内容は、1文字ずつホストコンピュータ110から
受信する。メールの読み出しが終了すると、終了コマン
ド(例えば、文字列“q”)を送信し、メールモードを
終了させる(ステップ555)。最後に、ステップ55
1で確立した回線を切断する(ステップ556)。な
お、本実施例におけるホストコンピュータ110では、
ホストメイン処理600に代えて、インターネット用の
電子メールプログラムを動作させておくものとする(イ
ンターネット用の電子メールプログラムは、市販されて
いる)。
【0062】以上のように、携帯端末装置100をター
ミナルとして動作させる場合、ホストコンピュータ11
0から受信して表示部102で表示させる電子メールの
内容を携帯端末装置100の記憶部104に保存するか
否かを任意に設定することができる。また、電子メール
読み出し手順としては、インターネットの代わりに、個
別のパソコン通信で採用されている電子メールサービス
などを利用することもできる。この場合には、当該パソ
コン通信で個別に定義されている手順にしたがって文字
列の送信を行えばよい。
【0063】これまで述べてきたすべての実施例では、
携帯電話の代わりに有線の電話を使用するようにするこ
とも可能である。この場合、携帯端末装置100におけ
る携帯電話送受信部107を有線電話送受信部に置き換
えればよい。有線電話送受信部の具体例としては、例え
ば、データ/FAXモデムなどがあげられる。また、図
2に示したメッセージ受信部105が何らかのメッセー
ジを受信するまで電源を落して、メッセージを受信して
初めて動作を開始するようにすれば、携帯端末装置によ
る消費電力を抑制することができる。
【0064】(1) 以上詳しく説明したように、本実施形
態にかかる通信機能付携帯端末装置によれば、新たなデ
ータの着信を示す新着メッセージを受信したとき、前記
新着メッセージの内容に基づいて自動的に前記データの
取得処理を制御する着信データ取得制御手段を具備する
構成としたことにより、ユーザ宛に届いた新たなデータ
は当該ユーザが所持する通信機能付携帯端末装置に自動
的に取り寄せられるので、ユーザはその内容を即時に確
認して迅速な情報交換を図ることができるという効果が
得られる。
【0065】(2) また、(1)において、前記新着メッセー
ジには、前記データを特定するデータ識別情報が含まれ
ており、前記着信データ取得制御手段を、受信した前記
新着メッセージを解析して前記データ識別情報を抽出す
る新着メッセージ解析処理部と、前記データ識別情報に
基づいて前記データの伝送処理を制御する着信データ伝
送制御部と、によって構成したことにより、データの種
類(例えば、電子メールやデータファイル)や内容(例
えば、緊急性の度合いや返答の要不要)などに応じた適
切な伝送処理を行うことができるという効果が得られ
る。
【0066】(3) また、(1)において、前記新着メッセー
ジには、前記データを特定するデータ識別情報と、前記
データにアクセスするための回線情報と、が含まれてお
り、前記着信データ取得制御手段を、受信した前記新着
メッセージを解析して前記データ識別情報および前記回
線情報を抽出する新着メッセージ解析処理部と、前記回
線情報に基づいて通信回線の接続処理を行う回線確立処
理部と、前記データ識別情報に基づいて前記データの伝
送処理を制御する着信データ伝送制御部と、によって構
成したことにより、データの取得に必要な回線情報の保
持や検索が不要となって伝送処理の効率化を図れるとと
もに、(2)と同様、データの種類や内容などに応じた適切
な伝送処理を行うことができるという効果が得られる。
【0067】(4) また、(3)において、所定のリトライ回
数あるいは通信回線が確立されるまで、前記回線確立処
理部による通信回線の接続処理が繰り返し行われるよう
に制御するリトライ制御部を具備する構成としたことに
より、一度の接続処理で通信回線が確立されない場合で
も自動的に再度の接続処理が行われるので、データの取
得に関わる処理操作の簡便化を図ることができるという
効果が得られる。
【0068】(5) また、(1)〜(4) のいずれかにおいて、
前記データの取得処理を行うか否かを指定させるユーザ
確認処理部を具備し、前記着信データ取得制御手段は、
前記ユーザ確認処理部における指定に応じて前記データ
の取得処理を制御することにより、ユーザの事情に応じ
てデータの取得処理を行うか否かを任意に選択すること
ができるという効果が得られる。
【0069】(6) また、(1)〜(5) のいずれかにおいて、
前記新着メッセージには、前記データの大きさを示すデ
ータサイズ情報が含まれており、前記着信データ取得制
御手段は、装置本体内のデータ記憶領域の空き容量およ
び前記データサイズ情報に基づいて前記データの取得処
理を制御することにより、データ記憶領域の空き容量が
データの格納に不十分なとき、適切な処理(例えば、デ
ータ取得を中止したり、データの冒頭部分のみを取得す
るなど)を行うことができるという効果が得られる。
【0070】(7) また、(3)〜(6) のいずれかにおいて、
前記回線確立処理部は、携帯電話を用いて通信回線の接
続処理を行うことにより、回線ケーブルやモデムなどを
用いて携帯端末装置を公衆回線網に接続するなどの煩雑
な事前作業を行う必要がなくなるとともに、携帯電話サ
ービスの領域内ならばどこにいてもデータの内容を即時
に確認して迅速な情報交換を図ることができるという効
果が得られる。
【0071】(8) また、本実施形態にかかるデータ自動
配信システムによれば、新たに着信したデータを特定す
るデータ識別情報および前記データにアクセスするため
の回線情報を含む新着メッセージの発信制御を行う新着
メッセージ発信制御部と、伝送要求メッセージの受信処
理および前記伝送要求メッセージによって特定されるデ
ータの送信処理を制御するホスト側着信データ伝送制御
部と、を有するホストコンピュータと、受信した前記新
着メッセージを解析して前記データ識別情報および前記
回線情報を抽出する新着メッセージ解析処理部と、前記
回線情報に基づいて前記ホストコンピュータに対する通
信回線の接続処理を行う回線確立処理部と、前記データ
識別情報に基づく前記伝送要求メッセージの送信処理お
よび前記ホストコンピュータから伝送されるデータの受
信処理を制御する端末側着信データ伝送制御部と、を有
する一以上の通信機能付携帯端末装置と、を具備する構
成としたことにより、ホストコンピュータが管理するB
BSのユーザ宛に届いた新たなデータは、当該データの
種類(例えば、電子メールやデータファイル)や内容
(例えば、緊急性の度合いや返答の要不要)などに応じ
た適切な伝送処理で当該ユーザが所持する通信機能付携
帯端末装置に自動的に取り寄せられるので、ユーザはそ
の内容を即時に確認して迅速な情報交換を図ることがで
きるという効果が得られる。
【0072】(9) また、(8)において、前記ホスト側着信
データ伝送制御部は、複数の通信機能付携帯端末装置に
対して同一のデータの送信処理を同時に行うことによ
り、同一内容の情報を複数のユーザに対してより効率的
に提供することができるという効果が得られる。
【0073】(10)また、(8)または(9) において、所定
のリトライ回数あるいは通信回線が確立されるまで、前
記回線確立処理部による通信回線の接続処理が繰り返し
行われるように制御するリトライ制御部を具備する構成
としたことにより、一度の接続処理で通信回線が確立さ
れない場合でも自動的に再度の接続処理が行われるの
で、データの取得に関わる通信機能付携帯端末装置側の
処理操作の簡便化を図ることができるという効果が得ら
れる。(11)また、(8)〜(10)のいずれかにおいて、前記回線確
立処理部は、無線または有線の電話回線を用いて通信回
線の接続処理を行うことにより、無線の携帯電話サービ
スの領域内または回線ケーブルの接続が可能な領域内な
らばどこにいてもデータの内容を即時に確認して迅速な
情報交換を図ることができるという効果が得られる。
【0074】
【発明の効果】 本発明によれば、ユーザの事情に応じ
てデータ取得処理を行うか否かを選択可能な携帯端末を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ自動配信システムの全体構成の
概要を示す図である。
【図2】図1中の通信機能付携帯端末装置の内部構成の
一例を示すブロック図である。
【図3】図1中のホストコンピュータの内部構成の一例
を示すブロック図である。
【図4】本発明のデータ自動配信システムで送受信され
る新着メッセージの形式の一例を示す図である。
【図5】本発明のデータ自動配信システムで送受信され
る伝送要求メッセージの形式の一例を示す図である。
【図6】通信機能付携帯端末装置を所持するユーザを図
3のホストコンピュータで管理するための宛先管理テー
ブルの形式の一例を示す図である。
【図7】伝送対象のデータファイルを図3のホストコン
ピュータで管理するためのディレクトリ構造の一例を示
す図である。
【図8】図3のホストコンピュータで実行されるデータ
ファイル新着メッセージの発信処理の概要を示すフロー
チャートである。
【図9】図3のホストコンピュータで実行される電子メ
ール新着メッセージの発信処理の概要を示すフローチャ
ートである。
【図10】図3のホストコンピュータで実行されるホス
トメイン処理の概要を示すフローチャートである。
【図11】図2の通信機能付携帯端末装置で実行される
データの取得処理の概要を示すフローチャートである。
【図12】図2の通信機能付携帯端末装置で実行される
データファイル自動伝送制御によるファイル取り寄せ処
理の一例を示すフローチャートである。
【図13】図12の処理による画面表示例を示す図であ
る。
【図14】図2の通信機能付携帯端末装置で実行される
電子メール自動伝送制御による電子メール取り寄せ処理
の一例を示すフローチャートである。
【図15】本発明のデータ自動配信システムで送受信さ
れる新着メッセージの形式の別例を示す図である。
【図16】図2の通信機能付携帯端末装置で実行される
データファイル自動伝送制御によるファイル取り寄せ処
理の別例を示すフローチャートである。
【図17】図16の処理による画面表示例を示す図であ
る。
【図18】図2の通信機能付携帯端末装置で実行される
電子メール自動伝送制御による電子メール取り寄せ処理
の別例を示すフローチャートである。
【図19】図18の処理による画面表示例を示す図であ
る。
【図20】図2の通信機能付携帯端末装置で実行される
ログイン処理を利用した電子メール読み出し手順の一例
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 通信機能付携帯端末装置 110 ホストコンピュータ 101,111 制御部 102,112 表示部 103,113 入力部 104 記憶部 105 メッセージ受信部 107 携帯電話送受信部 106,108 アンテナ 109 タイマ 114 主記憶部 115 通信制御部 116 ハードディスク
フロントページの続き (72)発明者 日比 浩一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 映像メディア研 究所内 (72)発明者 目瀬 道弘 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 映像メディア研 究所内 (56)参考文献 特開 平5−95325(JP,A) 特開 平1−151834(JP,A) 特開 平3−32125(JP,A) 特開 平6−152843(JP,A) 特開 平5−316221(JP,A) 特開 平8−97852(JP,A) 特開 平4−367040(JP,A) 特開 平6−78066(JP,A) 特開 平6−120978(JP,A) RFC1064 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/00 G06F 13/00 H04M 11/00 H04Q 7/00

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線を介してホストコンピュータとの
    間で送受信を行う携帯端末であって、 前記電話回線を接続可能な通信手段と、前記通信手段により受信したデータを記憶する記憶手段
    と、 前記ホストコンピュータへ着信したデータのデータサイ
    ズを示すデータサイズ情報を含み、前記ホストコンピュ
    ータへの前記データの着信を示す新着メッセージを前記
    通信手段により受信する手段と、 前記通信手段により前記データの取り寄せを指示する
    り寄せ指示手段と、 前記データの取り寄せ中止を指示する中止指示手段と、前記データの取り寄せが指示された場合において、前記
    記憶手段の未使用記憶容量が前記データのデータサイズ
    よりも小さいとき、前記データの取り寄せを中止するよ
    うに制御する取り寄せ中止制御手段と、 を備えていることを特徴とする携帯端末。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の携帯端末は、前記取り寄
    せ指示手段により前記データの取り寄せが指示されたと
    き、前記データのデータサイズと前記記憶手段の未使用
    記憶容量とを比較する比較手段を備えていることを特徴
    とする携帯端末。
  3. 【請求項3】前記記憶手段の未使用記憶容量が前記デー
    タのデータサイズよりも小さいとき、前記記憶手段の未
    使用記憶容量が不足している旨の表示を行う表示手段を
    備えていることを特徴とする請求項1に記載の携帯端
    末。
  4. 【請求項4】前記記憶手段の未使用記憶容量が前記デー
    タのデータサイズよりも小さいとき、前記データの取り
    寄せを中止する旨の表示を行う表示手段を備えているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  5. 【請求項5】電話回線を介してホストコンピュータとの
    間で送受信を行う携帯端末であって、 前記電話回線を接続可能な通信手段と、 前記通信手段により受信したデータを記憶する記憶手段
    と、 前記ホストコンピュータへのデータの着信を示す新着メ
    ッセージを前記通信手段により受信する手段と、 前記通信手段により前記データの取り寄せを指示する取
    り寄せ指示手段と、 前記データの取り寄せ中止を指示する中止指示手段と、 前記取り寄せ指示手段により前記データの取り寄せが指
    示された場合において、前記記憶手段の未使用記憶容量
    が足りないとき、前記データの取り寄せを中止するよう
    に制御する取り寄せ中止制御手段と、 を備えていることを特徴とする携帯端末。
  6. 【請求項6】前記記憶手段の未使用記憶容量が足りない
    とき、前記記憶手段の未使用記憶容量が足りない旨の表
    示を行う表示手段を備えていることを特徴とする請求項
    5に記載の携帯端末。
  7. 【請求項7】前記表示手段が前記記憶手段の未使用記憶
    容量が足りない旨の表示を行った場合において、前記取
    り寄せ指示手段により前記データの取り寄せを再び指示
    したとき、前記データの取り寄せを行うことを特徴とす
    る請求項6に記載の携帯端末。
  8. 【請求項8】電話回線を介してホストコンピュータとの
    間で送受信を行う携帯端末であって、 前記電話回線を接続可能な通信手段と、 前記通信手段により受信したデータを記憶する記憶手段
    と、 前記ホストコンピュータへのデータの着信を示す新着メ
    ッセージを前記通信手段により受信する手段と、 前記通信手段により前記データの取り寄せを指示する取
    り寄せ指示手段と、 前記データの取り寄せ中止を指示する中止指示手段と、 前記取り寄せ指示手段により前記データの取り寄せが指
    示された場合において、前記記憶手段の未使用記憶容量
    に余裕がないとき、前記データの取り寄せを中止するよ
    うに制御する取り寄せ中止制御手段と、 を備えていることを特徴とする携帯端末。
  9. 【請求項9】電話回線を介してホストコンピュータとの
    間で送受信を行う携帯端末であって、 前記電話回線を接続可能な通信手段と、 前記通信手段により受信したデータを記憶する記憶手段
    と、 前記ホストコンピュータへのデータの着信を示す新着メ
    ッセージを前記通信手段により受信する手段と、 前記通信手段により前記データの取り寄せを指示する取
    り寄せ指示手段と、 前記データの取り寄せ中止を指示する中止指示手段と、 前記取り寄せ指示手段により前記データの取り寄せが指
    示された場合において、前記記憶手段の未使用記憶容量
    が所定量よりも少ないとき、前記データの取り寄せを中
    止するように制御する取り寄せ中止制御手段と、 を備えていることを特徴とする携帯端末。
  10. 【請求項10】請求項8または9に記載の携帯端末は、
    前記記憶手段の未使用記憶容量が不足している旨の表示
    を行う表示手段を備えていることを特徴とする携帯端
    末。
  11. 【請求項11】前記表示手段が前記記憶手段の未使用記
    憶容量が不足している旨の表示を行った場合において、
    前記取り寄せ指示手段により前記データの取り寄せを再
    び指示したとき、前記データの取り寄せを行うことを特
    徴とする請求項10に記載の携帯端末。
  12. 【請求項12】前記データが、電子メールあるいはデー
    タファイルであることを特徴とする請求項1ないし11
    のいずれかに記載の携帯端末。
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