JP3153078B2 - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JP3153078B2
JP3153078B2 JP24084794A JP24084794A JP3153078B2 JP 3153078 B2 JP3153078 B2 JP 3153078B2 JP 24084794 A JP24084794 A JP 24084794A JP 24084794 A JP24084794 A JP 24084794A JP 3153078 B2 JP3153078 B2 JP 3153078B2
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    • GPHYSICS
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    • G06F13/14Handling requests for interconnection or transfer
    • G06F13/20Handling requests for interconnection or transfer for access to input/output bus
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  • Information Transfer Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ処理装置に関
し、特にデータ転送を行うデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、メモリアクセスにおいて、最初
のアドレスのみを出力し、複数の連続したデータのアク
セスを行うものをバーストアクセスという。バーストア
クセス方式では、一般にアドレスのインクリメントはメ
モリ側の機能とされ、複数のデータ転送に対して最初の
アドレスを一回転送するだけで済むため、プロセッサか
らアドレスを出力するための遅延時間が少なくなり、高
速アクセスが可能とされる。
【0003】バーストアクセス方式の従来例として、図
6に、アドバンスト・マイクロデバイス(Advanced Mic
ro Devices, Inc.)社製の32ビットRISCコンピュ
ータAm29000を使用したシステム構成例を示す
(詳細は、例えば「Am29000 ファミリデータブック(2
9K Family Data Book)」、Advanced Micro Devices
社、1990年刊、等が参照できる)。
【0004】図6を参照して、このシステム構成におい
て、マイクロコンピュータ12、インストラクションメ
モリ22、データメモリ30が、32ビット幅のアドレ
スバス42、データバス52で接続され、マイクロコン
ピュータ12とインストラクションメモリ22は32ビ
ット幅のインストラクションバス51で接続されてい
る。インストラクションメモリ22には、マイクロコン
ピュータ12により実行される命令(インストラクショ
ン)が格納される。
【0005】Am29000では、データバス52とイ
ンストラクションバス51のそれぞれに対して、バース
トアクセスが可能であるが、図6には、インストラクシ
ョンバス51のバーストアクセスに必要な信号のみを示
す。
【0006】マイクロコンピュータ12は、インストラ
クションメモリ22に対して、システムクロック(SY
SCLK)90、アクティブの時にアドレスバスに有効
なアドレスが出力されるインストラクション・アクセス
要求信号(IREQ ̄)91、及び、命令のバーストア
クセスを確立するための信号でありアクティブの間命令
が順次メモリから出力されるバーストアクセス要求信号
(IBREQ ̄)92を出力し、インストラクションメ
モリ22から、バーストモードによるインストラクショ
ンのアクセスが可能の時にアクティブとされるバースト
アクセスアクノリッジ信号(IBACK ̄)93、命令
バス51に有効な命令が存在することを示すレディ信号
(IRDY ̄)94を入力している。なお、信号名に後
続する記号 ̄は、ローレベルの時アクティブ(ローアク
ティブ)であることを示す。
【0007】アドレスバス42は、データ用とインスト
ラクション用のアドレスを共有している。以下に、バー
ストアクセスの動作について、図7を参照して説明す
る。
【0008】図7は、従来例のバーストアクセスモード
のタイミングチャートを示している。まず、信号名の説
明を行う。
【0009】SYSCLKはシステムクロック90、A
31−0はアドレスバス42、I31−0はインストラ
クションバス51、IREQ ̄はアクティブ時にアドレ
スバスに有効なアドレスが出力されることを示すインス
トラクション・アクセス要求信号91、IBREQ ̄は
インストラクションバス(I31−0)51のバースト
アクセス要求信号92、IBACK ̄はバーストモード
によるインストラクションのアクセスが可能であること
を示すバーストアクセスアクノリッジ信号93で、IB
REQ ̄92に対するアクノリッジ信号、IRDY ̄は
インストラクションバス(I31−0)52に有効なイ
ンストラクション・データが存在することを示すレディ
信号94である。
【0010】図7の各信号名の後の括弧で囲んだ「i
n」、「out」は、マイクロコンピユータ12から見
た信号の入出力の方向をそれぞれ示しており、「in」
はマイクロコンピュータ12への入力、「out」はマ
イクロコンピュータからの出力を意味している。
【0011】図7を参照して、ステート1では、インス
トラクション・アクセス要求信号(IREQ ̄)91が
アクティブとなり、アドレスNがアドレスバス(A31
−0)42に出力される。
【0012】また、バーストアクセス要求信号(IBR
EQ ̄)92がアクティブとなり、インストラクション
メモリ22に対してバーストアクセスの要求を行なう。
【0013】マイクロコンピュータ12は、内部のプリ
フェッチバッファ(不図示)に空きが生じた場合に、バ
ーストアクセス要求信号(IBREQ ̄)92をアクテ
ィブとして、バーストアクセスを試みようとする。
【0014】インストラクションメモリ22が、アドレ
スの自動インクリメント機能等のバーストアクセスをサ
ポートしている場合、バーストアクセスに応対する準備
ができた時点(図7では、ステート2)で、バーストア
クセスアクノリッジ信号(IBACK ̄)93がアクテ
ィブになる。
【0015】これを受けて、マイクロコンピュータ12
は、ステート3において、インストラクション・アクセ
ス要求信号(IREQ ̄)91をインアクティブにし
て、アドレスNの出力を終了する。
【0016】この後、インストラクションメモリ22か
らのインストラクションの連続アクセスが開始される。
【0017】インストラクションバス(I31−0)5
1上に最初のインストラクションnが確定するステート
4では、レディ信号(IRDY ̄)94がアクティブと
なり、最初のインストラクションnが転送される。
【0018】なお、インストラクションメモリ22がバ
ーストアクセスをサポートしていなければ、バーストア
クセスアクノリッジ信号(IBACK ̄)93はインア
クティブのままであり、インストラクションnが確定す
る時点で、レディ信号(IRDY ̄)94がアクティブ
となったときに、転送を終了させる。これがシングルア
クセスであり、マイクロコンピュータ12はインストラ
クションのアクセス毎にアドレスを出力する。
【0019】ステート5では、バーストアクセスにより
連続して次のインストラクションデータn+1が転送さ
れると同時に、マイクロコンピュータ12でバーストア
クセスを中断する要因が生じたために、バーストアクセ
ス要求信号(IBREQ ̄)92をインアクティブにし
てインストラクションメモリ22にバーストアクセスの
中断を要求している。
【0020】インストラクションメモリ22はこれを受
け、ステート6ではレディ信号(IRDY ̄)94をイ
ンアクティブにしてインストラクションの転送を中断す
る。
【0021】マイクロコンピュータ12がバーストアク
セス要求信号(IBREQ ̄)92を再びアクティブに
してバーストアクセスが再開されたステート7では、レ
ディ信号(IRDY ̄)94がアクティブとされインス
トラクションn+2の転送を行っている。
【0022】ステート8では、マイクロコンピュータ1
2でバーストアクセスを終了する要因が生じたために、
バーストアクセス要求信号(IBREQ ̄)92はイン
アクティブとされ、バーストアクセスを終了している。
【0023】そして、ステート8において、アドレスM
をアドレスバス(A31−0)42に出力し、インスト
ラクション・アクセス要求信号(IREQ ̄)91をア
クティブにし、さらにバーストアクセス要求信号(IB
REQ ̄)92をアクティブにして、次のバーストアク
セスを開始している。
【0024】このように、マイクロコンピュータ12は
可能な限り、インストラクションのバーストアクセス要
求信号(IBREQ ̄)92をアクティブにして、バー
ストアクセスを試み、バーストアクセスアクノリッジ信
号(IBACK ̄)93がアクティブになるのを受け
て、バーストアクセスモードに入る。
【0025】ただし、インストラクションメモリ22が
バーストアクセスに対応できない状態である場合や元々
バースアクセスをサポートしていない場合には、バース
トアクセスアクノリッジ信号(IBACK ̄)93がイ
ンアクティブのままであるためにシングルアクセスとな
る。
【0026】図7に示すように、バーストアクセスモー
ドの場合、最初のアドレスNが処理された後においては
1サイクル(1ステート)に1アクセスの速度でインス
トラクションをアクセスすることができる。
【0027】そして、バーストアクセスモードでは、マ
イクロコンピュータ12の内部のプリフェッチバッファ
の空きがなくなった場合等によりバーストアクセスを中
断する要因が生じた場合、あるいは、分岐命令の実行等
によりバーストアクセスを終了する要因が生じた場合に
は、マイクロコンピュータ12は、バーストアクセス要
求信号(IBREQ ̄)92をインアクティブにしてバ
ーストアクセスの終了をインストラクションメモリ22
に伝える。
【0028】逆に、インストラクションメモリ22でD
RAMを用いた場合において、外部からのリフレッシュ
動作等によりバーストアクセスを終了する要因が生じた
場合には、バーストアクセスアクノリッジ信号(IBA
CK ̄)93がインアクティブとなり、マイクロコンピ
ュータ12はバーストアクセスを終了する。
【0029】一方、インストラクションメモリ22側に
おいてデータの供給ができずに中断する(ウェイトをか
ける)場合には、レディ信号(IRDY ̄)94がイン
アクティブとなり、データのアクセスサイクルにウェイ
トを挿入される。そして、レディ信号(IRDY ̄)9
4がアクティブとなった時点で、マイクロコンピュータ
12は、インストラクションを取り込む。
【0030】すなわち、バーストアクセスモードでは、
マイクロコンピュータ12かインストラクションメモリ
22のいずれかがインストラクション(データ)のアク
セスを中断又は終結するまで順次的(シーケンシャル)
にインストラクション(データ)が転送されることにな
る。
【0031】また、シングルアクセスの場合には、レデ
ィ信号(IRDY ̄)94がアクティブとなった時点で
アクセスが終了する。
【0032】以上のように、マイクロコンピュータ12
とインストラクションメモリ22は、バーストアクセス
要求信号(IBREQ ̄)92、バーストアクセスアク
ノリッジ信号(IBACK ̄)93、レディ信号(IR
DY ̄)94の3つの信号によりバーストアクセスの同
期をとっている。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のバーストア
クセス方式によるデータ処理装置では、マイクロコンピ
ュータ12からのバーストアクセス要求信号(IBRE
Q ̄)92に対し、インストラクションメモリ22では
バーストアクセスアクノリッジ信号(IBACK ̄)9
3とレディ信号(IRDY ̄)94の2端子を用いて応
答している。
【0034】マイクロコンピュータ12は、可能な限り
バーストアクセスを試みようとし、バーストアクセス要
求信号(IBREQ ̄)92をアクティブとする。この
場合、インストラクションメモリ22が、バーストアク
セスをサポートしていれば、バーストアクセスアクノリ
ッジ信号(IBACK ̄)93がアクティブとされてバ
ーストアクセスが開始され、一方、インストラクション
メモリ22がバーストアクセスをサポートしていなけれ
ば、バーストアクセスアクノリッジ信号(IBACK
 ̄)93はインアクティブのままとされ、シングルアク
セスが行われる。
【0035】レディ信号(IRDY ̄)94は、インス
トラクションメモリ22側からインストラクションの確
定をマイクロコンピュータ12に知らせるための信号で
ある。
【0036】一般に、メモリシステムを設計する場合、
DRAMやSRAM、ROM、I/Oデバイス等が混在
して構成させる場合が多い。
【0037】そして、上述のバーストアクセス方式は、
ページアクセスモードを備えたDRAMやシンクロナス
DRAMをメモリに使用する場合に、最も効果的かつ容
易に適用できる。
【0038】しかしながら、SRAM、ROM等は、ア
ドレスカウンタ等で構成される複雑なインターフェイス
回路が必要とされるため、バーストアクセス方式が適さ
ない場合がある。
【0039】従って、このような各種メモリをシステム
に混在させる場合、どのアドレス空間にバーストアクセ
スが可能なメモリが配置されているのかをマイクロコン
ピュータに知らせる手段が必要とされる。
【0040】前記従来例では、アクセスのたびにインス
トラクションメモリ22がバーストアクセスアクノリッ
ジ信号(IBACK ̄)93により応答しているが、マ
イクロコンピュータ12の動作周波数の高速化に伴い、
バーストアクセスアクノリッジ信号(IBACK ̄)9
3を生成するためのアドレスデコード、及び、信号の伝
搬に必要な時間に対する要求が厳しくなり、システムと
して実現することが困難になってきている。これは、動
作周波数の高速化に伴い、バーストアクセスアクノリッ
ジ信号(IBACK ̄)93を生成するために、マイク
ロコンピュータ12からアドレスバス上42に出力され
たアドレスを極めて高速なアドレスデコーダでデコード
することが必要とされると共に、例えばセットアップ時
間、ホールド時間、信号の伝搬遅延等のいずれについて
も、信号に割り当てられる時間マージンが極めて厳しく
なり、システムのタイミング設計を著しく難しくしてい
る。
【0041】従って、本発明は前記問題点を解消し、バ
ーストアクセスに必要な制御、及び、データ処理装置と
メモリ間のハンドシェイクを簡易化且つ高速化し、動作
周波数の高速化に対処し得るシステムを構築可能とする
データ処理装置を提供することを目的とする。
【0042】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、記憶装置に対して、単一のアドレスを出
力して単一のデータをアクセスするシングルアクセスの
他に、最初のアドレスのみを出力し、バースト要求信号
をアクティブとして、前記最初のアドレスから複数デー
タを順次的にシステムクロックに同期してアクセスする
バーストアクセス機能を有し、メモリ領域を複数のメモ
リブロックに分割して、前記メモリブロック単位に、バ
ーストアクセスを行なうか否かの情報を記憶するレジス
タと、内部アドレス信号を入力して、前記内部アドレス
信号により、アクセス対象のメモリ領域が前記複数のメ
モリブロックのいずれのメモリブロックに対応するかを
デコードするアドレスデコード部と、を備え、アクセス
対象のメモリブロックについて、前記レジスタ内の対応
する情報がバーストアクセスに設定されている場合に、
前記バースト要求信号をアクティブとするデータ処理装
置において、バーストアクセス機能を支持するメモリ装
置と、バーストアクセス機能を支持しないメモリ装置
が、メモリ領域上互いに異なる所定サイズのメモリ領域
上バーストアクセス機能を支持するメモリブロックとバ
ーストアクセス機能を支持しないメモリブロックとの
つのメモリブロックに分割され、このうち、前記バース
トアクセス機能を支持するメモリブロックについては、
前記バースト要求信号がメモリ装置のチップ選択信号と
して用いられ、前記バーストアクセス機能を支持しない
メモリブロックについては、前記バースト要求信号の反
転信号がメモリ装置のチップ選択信号として用いられる
メモリシステムに接続されることを特徴とするデータ処
理装置を提供する。
【0043】
【0044】
【0045】
【0046】
【0047】
【0048】
【0049】
【0050】
【0051】
【作用】本発明によれば、1つ又は複数のメモリ領域の
各々に対応して、シングルアクセスとバーストアクセス
のいずれか一方を選択する手段を設けることにより、外
部メモリからのバーストアクセスアクノリッジ信号を受
け取る必要がなくなるため、マイクロコンピュータが出
力するアクセスの種類を示す信号として、一本の制御信
号により、シングルアクセスとバーストアクセスを制御
することができる。
【0052】また、前記従来例では、バースト要求信号
に応じて、外部でアドレスをデコードした結果を、バー
ストアクセスアクノリッジ信号(IBACK ̄)として
マイクロコンピュータに入力していたのに対して、本発
明によれば、マイクロコンピュータ内部にアクセスモー
ド指定手段をもち、内部でバーストアクセス又はシング
ルアクセスの種類を判別するために、外部との信号のや
り取りを行なうことは必要とされない。しかも、本発明
によれば、この判別は、内部アドレス信号を用いて行な
われ、外部へのアドレスの出力に先立って行うように構
成されるため、前記従来例に比べ制御時間を大幅に短縮
することができ、システム動作周波数の向上あるいは、
アクセスサイクルのクロック数を低減することができ
る。
【0053】さらに、本発明によれば、従来のマイクロ
コンピュータのバーストアクセスアクノリッジ信号(I
BACK ̄)端子を削減したことにより、パッケージの
縮小化を達成可能とし、外部のアドレスデコーダをマイ
クロコンピュータ内部に備えることによる外部回路の削
減により、システムの実装面積低減すると共にコストダ
ウンと消費電力低減に達成する。
【0054】
【実施例】図面を参照して、本発明の実施例を以下に説
明する。
【0055】
【実施例1】図1は本発明の第1の実施例のデータ処理
装置の概略構成を示すブロック図である。
【0056】図1を参照して、本実施例は、マイクロコ
ンピュータ10、インストラクション/データメモリ2
0は、アドレスバス40とデータバス50を介して接続
されている。なお、図1に示すように、本実施例では、
インストラクションメモリとデータメモリの区別はない
が、図6に示した前記従来例のようにインストラクショ
ンメモリとデータメモリが独立していても、動作は同様
である。
【0057】マイクロコンピュータ10は、インストラ
クション/データメモリ20に、システムクロック(S
YSCLK)70、データストローブ信号(DSTB
 ̄)71、バースト要求信号(BSTR)72を出力
し、インストラクション/データメモリ20から、ウェ
イト信号(WAIT ̄)73を入力している。
【0058】図2に、マイクロコンピュータ10に内蔵
されるアクセスモード指定レジスタ100の回路構成の
例を示す。マイクロコンピュータ10はアクセスモード
指定レジスタ100を用いて複数のメモリ領域の各々に
ついて、バーストアクセス/シングルアクセスのアクセ
スモード指定を行う。
【0059】ところで、DRAM(ダイナミックランダ
ムアクセスメモリ)、SRAM(スタティックランダム
アクセスメモリ)、ROM(リードオンリメモリ)、I
/Oデバイス等を用いてメモリシステムを構築する際、
これらのメモリのアドレスのマッピングはダイナミック
に変化しない。
【0060】すなわち、どのメモリ領域がバーストアク
セスの対象とされ、どのメモリ領域がシングルアクセス
の対象であるかが予め判っているため、内蔵のアクセス
モード指定レジスタ100を用いて、マイクロコンピュ
ータ10内でのアクセスモードの指定が可能となる。
【0061】インストラクション/データメモリ20で
は、バースト要求信号(BSTR)72がアクティブの
場合はバーストアクセスに対応し、バースト要求信号
(BSTR)72がインアクティブの場合はシングルア
クセスに対応する。
【0062】アクセスモードの決定権が、従来例ではメ
モリ側にあったのに対し、本実施例ではマイクロコンピ
ュータ10側にあるため、バースト要求信号(BST
R)72に対するアクノリッジ信号は必要とされない。
【0063】図2を参照して、メモリ領域の特定のアド
レスにマッピングされたアクセスモード指定レジスタ1
00は、内蔵周辺バス700を介してCPU(中央処理
装置)600と接続しており、アクセスモード指定レジ
スタ100は割り付けられたアドレスに対する通常のス
トア命令をCPU600で実行することにより、その内
容を書き換えることができる。
【0064】本実施例においては、アクセスモード指定
レジスタ100の各ビット200〜215は、16MB
(メガバイト)のメモリ領域を1MB(メガバイト)単
位に分けた16個のメモリブロックにそれぞれ割り当て
られている。
【0065】すなわち、図2のアクセスモード指定レジ
スタ100のLSB(最下位ビット)であるビット20
0は、0〜1MBに、ビット201は1MB〜2MB
に、という具合に各ビットがそれぞれ1MBのメモリ領
域に対応している。
【0066】CPU600には、内部アドレスバス71
0が接続されており、内部アドレスバス710上のアド
レス信号は図1の外部アドレスバス40に出力される。
【0067】アドレスデコーダ800は、内部アドレス
バス710のアドレスをデコードするもので、内部アド
レスバス710のアドレスに応じて、アドレスデコート
信号300〜315の内の一つが“1”となり、残りの
信号は“0”とされる。
【0068】例えば、アドレスデコード信号300は、
内部アドレスバス710のアドレスが0〜1MBにある
ときに“1”とされ、アドレスデコード信号301は、
内部アドレスバス710のアドレスが1MB〜2MBの
とき“1”とされる。
【0069】これらのアドレスデコード信号300〜3
15は、アクセスモード指定レジスタ100の各ビット
200〜215の出力と、それぞれ2入力ANDゲート
400〜415において論理積がとられ、ANDゲート
400〜415の出力は、ORゲート420に入力さ
れ、それらの論理和がとられる。
【0070】アクセスモード指定レジスタ100の各ビ
ット200〜215には、そのメモリブロック内のデー
タアクセスをバーストアクセスで行う場合に“1”が設
定され、シングルアクセスで行う場合に“0”が設定さ
れる。
【0071】アクセスモード指定レジスタ100の各ビ
ット200〜215の出力は、アドレスデコード信号3
00〜315、ANDゲート400〜415及びORゲ
ート420により、現在アクセス中のメモリブロックに
対応したビットの出力が選択される。
【0072】すなわち、ORゲート420の出力500
は、アクセス対象のメモリブロックがバーストアクセス
に指定されている場合には“1”となり、シングルアク
セスに指定してあれば“0”とされ、ORゲート420
の出力500がバースト要求信号(BSTR)72とし
て出力される。
【0073】次に、アクセスモード指定レジスタ100
によりバーストアクセスを指定した場合の動作につい
て、図3を参照して説明する。図3のタイミング図は、
図1に示す本実施例のバーストアクセスモードにおける
各信号波形を示している。
【0074】図3において、SYSCLKはシステムク
ロック70、A31−0はアドレスバス40、D31−
0はデータバス50、DSTB ̄71はインストラクシ
ョン/データメモリ20に対してデータの出力を要求す
るデータストローブ信号、BSTR72はバーストアク
セス時にアクティブとされ、シングルアクセス時にイン
アクティブとされるステータス信号、WAIT ̄73は
データアクセスタイミングにウェイトをかけるウェイト
信号である。信号の後の括弧で囲まれた「in」」、
「out」、「io」は、マイクロコンピュータ10か
ら見た信号の入出力の方向を示しており、「in」は入
力、「out」は出力、「io」は入出力を意味してい
る。
【0075】本実施例において、データストローブ信号
(DSTB ̄)71、バースト要求信号(BSTR)7
2、ウェイト信号(WAIT ̄)73は、機能的には、
それぞれ前記従来例のインストランクション・アクセス
要求信号(IREQ ̄)91、バーストアクセス要求信
号(IBREQ ̄)92、レディ信号(IRDY ̄)9
4に相当する。但し、前記従来例のバーストアクセスア
クノリッジ信号(IBACK ̄)93に相当する信号
は、前記した理由により、本実施例には存在しない。
【0076】図3を参照して、ステート1では、アドレ
スNがアドレスバス(A31−0)40に出力される。
また、ステート1において、バースト要求信号(BST
R)72がアクティブとなり、インストラクション/デ
ータメモリ20に対して本サイクルがバーストアクセス
であることを示している。
【0077】インストラクション/データメモリ20に
おいて、バーストアクセスに応対できる準備ができた時
点(ここでは、ステート4)で、ウェイト信号(WAI
T ̄)73がインアクティブとなり、インストラクショ
ンnがデータバス50上に出力される。
【0078】マイクロコンピュータ10では、ウェイト
信号(WAIT ̄)73がアクティブの間は、データバ
ス50上のインストラクションのサンプリングを禁止し
ているため、ウェイト信号(WAIT ̄)73がインア
クティブになったステート4で、初めて最初のインスト
ラクションnが転送される。
【0079】ステート5では、ウェイト信号(WAIT
 ̄)73がインアクティブであるため、連続して次のイ
ンストラクションn+1が転送される。
【0080】ステート6では、インストラクション/デ
ータメモリ20において、インストラクションの供給が
できなくなったために、ウェイト信号(WAIT ̄)7
3がアクティブとなり(すなわちローレベルとなり)、
マイクロコンピュータ10に対してウェイトがかけられ
る。
【0081】そして、インストラクション/データメモ
リ20において、インストラクションの供給が可能にな
ったステート7では、次のインストラクションn+2が
転送されている。
【0082】ステート8では、マイクロコンピュータ1
0でバーストアクセスを終了する要因が生じたために、
データストローブ信号(DSTB ̄)71をインアクテ
ィブにして、インストラクション/データメモリ20に
バーストアクセスの終了を示している。インストラクシ
ョン/データメモリ20はこれを受けて、ステート8で
は転送を終了する。同時に、ステート8では次のアドレ
スMがアドレスバス(A31−0)40に出力され、次
のバーストアクセスが開始されている。
【0083】このように、マイクロコンピュータ10内
部のプリフェッチバッファ(不図示)の空きがなくなっ
た場合や、CPU600による分岐命令の実行等により
バーストアクセスを終了する要因が生じた場合には、マ
イクロコンピュータ10は、データストローブ信号(D
STB ̄)71をインアクティブにしてバーストアクセ
スの終了をインストラクション/データメモリ20に伝
える。
【0084】逆に、インストラクション/データメモリ
20でDRAMを用いる場合に、外部からのリフレッシ
ュ動作等によりデータの供給ができずバーストアクセス
を中断する(データウェイトをかける)要因が生じた場
合には、ウェイト信号(WAIT ̄)73がアクティブ
となるので、マイクロコンピュータ10はデータのサン
プリングを延期する。
【0085】本実施例において、バースト要求信号(B
STR)83は、インストラクション/データメモリ2
0内のバーストアクセスをサポートしているメモリのチ
ップセレクト信号として、バースト要求信号(BST
R)83の反転信号は、バーストアクセスをサポートし
ていないメモリのチップセレクト信号として用いられ
る。
【0086】以上、本実施例によれば、1つ又は複数の
メモリ領域の各々に対応して、シングルアクセスとバー
ストアクセスのいずれか一方を選択する手段を設けるこ
とにより、外部メモリからのバーストアクセスアクノリ
ッジ信号を受け取る必要がなくなり、このため、マイク
ロコンピュータが出力するアクセスの種類を示す信号と
して、一本の制御信号(上記実施例ではBSTR)によ
り、シングルアクセスとバーストアクセスを制御するこ
とができる。
【0087】また、前記従来例では、バースト要求信号
に応じて、外部でアドレスをデコードした結果を、バー
ストアクセスアクノリッジ信号としてマイクロコンピュ
ータに入力していたのに対して、本実施例によれば、マ
イクロコンピュータ内部にアクセスモード指定手段をも
ち、内部でアクセスの種類を判別するために、外部との
信号のやり取りが必要とされない。しかも、この判別
は、アドレスの出力に先立って行うことができるので、
前記従来例に比べ制御時間を大幅に短縮することがで
き、システム動作周波数の向上あるいは、アクセスサイ
クルのクロック数低減に効果がある。
【0088】
【実施例2】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。
【0089】本発明の第1の実施例との相違点は、アド
レスバスとデータバスをマルチプレクス構成にした点で
ある。
【0090】図4は本発明の第2の実施例のデータ処理
装置の概略構成を示すブロック図である。
【0091】図4に示すように、本実施例では、マイク
ロコンピュータ11とインストラクション/データメモ
リ21はアドレス/データバス41を介して接続されて
いる。マイクロコンピュータ11は、インストラクショ
ン/データメモリ21に、システムクロックSYSCL
K80、アドレスストローブ信号ASTB80、データ
ストローブ信号(DSTB ̄)82、バースト要求信号
(BSTR)83を出力し、インストラクション/デー
タメモリ21からウェイト信号(WAIT ̄)84を入
力している。
【0092】本実施例において、マイクロコンピュータ
11は、前記第1の実施例で説明した、アクセスモード
指定レジスタ100を内蔵している。
【0093】次に、アクセスモード指定レジスタ100
によりバーストアクセスを指定した場合の動作につい
て、図5のタイミング図を参照して説明する。図5は、
本発明の第2の実施例のバーストアクセスモードのタイ
ミングチャートを示している。
【0094】図5を参照して、SYSCLKはシステム
クロック80、AD31−0は41はアドレス/データ
バス、ASTBはアドレスのラッチタイミングを示すア
ドレスストローブ信号81、DSTB ̄はインストラク
ション/データメモリ21に対してデータの出力を要求
するデータストローブ信号、BSTRはバーストアクセ
ス時にアクティブとされ、シングルアクセス時にインア
クティブとされるステータス信号(バースト要求信号)
83、WAIT ̄はデータアクセスタイミングにウェイ
トをかけるウェイト信号84である。
【0095】図5において、信号の後の括弧内の「i
n」、「out」、「io」は、マイクロコンピュータ
11から見た信号の入出力の方向を示しており、「i
n」は入力、「out」は出力、「io」は入出力をそ
れぞれ意味している。
【0096】本実施例では、アドレスバスとデータバス
がマルチプレクスされた構成とされるため、アドレスを
ラッチするために、前記第1の実施例と比べて、アドレ
スストローブ信号(ASTB)81の信号が追加されて
いる。
【0097】図5を参照して、ステート1では、アドレ
スNがアドレス/データバス(AD31−0)41に出
力され、アドレスストローブ信号(ASTB)81の立
ち下がりでインストラクション/データメモリ21はア
ドレスをラッチする。
【0098】また、ステート1において、バースト要求
信号(BSTR)83がアクティブとなり、インストラ
クション/データメモリ21に対して、本サイクルが、
バーストアクセスであることを示している。
【0099】インストラクション/データメモリ21に
てバーストアクセスに応対できる準備ができた時点(図
5では、ステート4)で、ウェイト信号(WAIT ̄)
84がインアクティブとなり、インストラクションnが
アドレス/データバス41上に出力される。
【0100】マイクロコンピュータ11では、ウェイト
信号(WAIT ̄)84がアクティブの間は、インスト
ラクションのサンプリングが禁止されているため、ウェ
イト信号(WAIT ̄)84がインアクティブになった
ステート4で、初めて最初のインストラクションnがマ
イクロコンピュータ11に転送される。
【0101】ステート5では、ウェイト信号(WAIT
 ̄)84がインアクティブとされるため、連続して次の
インストラクションn+1が転送される。
【0102】ステート6では、メモリ21でインストラ
クションの供給ができなくなったために、ウェイト信号
(WAIT ̄)84がアクティブとなり、マイクロコン
ピュータ11にはデータウェイトがかかっている。
【0103】そして、インストラクション/データメモ
リ21にて、インストラクションの供給が可能になった
ステート7では、ウェイト信号(WAIT ̄)84がイ
ンアクティブ(すなわちハイレベル)となり、次のイン
ストラクションn+2が転送される。
【0104】ステート8では、マイクロコンピュータ1
1でバーストアクセスを終了する要因が生じたために、
データストローブ信号(DSTB ̄)82をインアクテ
ィブにして、インストラクション/データメモリ21に
バーストアクセスの終了を示している。
【0105】インストラクション/データメモリ21は
これを受け、ステート8ではデータの転送を終了する。
また、ステート8では、アドレスストローブ信号(AS
TB)81をハイレベルに立ち上げて、次のサイクルに
備える。
【0106】ステート9では、次のアドレスMがアドレ
ス/データバス(AD31−0)41に出力され、次の
バーストアクセスが開始されている。
【0107】このように、マイクロコンピュータ11内
部のプリフェッチバッファ(不図示)の空きがなくなっ
た場合や、分岐命令実行等によりバーストアクセスを終
了する要因が生じた場合は、マイクロコンピュータ11
は、データストローブ信号(DSTB ̄)82をインア
クティブにしてバーストアクセスの終了をインストラク
ション/データメモリ21に伝える。
【0108】逆に、インストラクション/データメモリ
21でDRAMを用いた場合において、外部からのリフ
レッシュ動作等によりデータの供給ができずバーストア
クセスを中断する(データウェイトをかける)要因が生
じた場合は、ウェイト信号4がアクティブとなるので、
マイクロコンピュータ11はデータのサンプリングを延
期する。
【0109】また、バースト要求信号(BSTR)83
は、メモリ21内のバーストアクセスをサポートしてい
るメモリのチップセレクト信号として用いられ、バース
ト要求信号(BSTR)83の反転信号は、バーストア
クセスをサポートしていないメモリのチップセレクト信
号として用いられる。
【0110】以上本発明を上記実施例に即して説明した
が、本発明は、上記態様にのみ限定されるものではな
く、本発明の原理に準ずる各種態様を含む。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータ処
理装置によれば、1つ又は複数のメモリ領域の各々に対
応して、シングルアクセスとバーストアクセスのいずれ
か一方を選択する手段を設けることにより、外部メモリ
からのバーストアクセスアクノリッジ信号を受け取る必
要がなくなるため、マイクロコンピュータが出力するア
クセスの種類を示す信号として、一本の制御信号によ
り、シングルアクセスとバーストアクセスを制御するこ
とができる。
【0112】このため、前記従来例では、バースト要求
信号に応じて、外部でアドレスをデコードした結果を、
バーストアクセスアクノリッジ信号としてマイクロコン
ピュータに入力していたのに対して、本発明によれば、
マイクロコンピュータ内部にアクセスモード指定手段を
もち、マイクロコンピュータ内部でバーストアクセス又
はシングルアクセスの種類を判別するために、外部との
信号のやり取りは必要とされない。
【0113】しかも、本発明によれば、アクセスの種類
の判別は、外部へのアドレスの出力に先立って行うこと
ができるため、前記従来例に比べ制御時間を大幅に短縮
することができ、システム動作周波数のさらなる向上を
可能とすると共に、アクセスサイクルのクロック数を低
減するという効果を有する。このため、本発明によれ
ば、高速な動作周波数のマイクロコンピュータを用いた
システムのタイミング設計を容易化している。
【0114】また、本発明によれば、シングルアクセス
とバーストアクセスのアクセスの種類を記憶する手段
は、CPUで実行される転送命令(ストア命令等)によ
りその内容が設定可能なレジスタにより構成され、この
ため、本発明においては、CPUの命令セットの変更等
CPU自体の特別な改造等は不要とされる。
【0115】さらに、本発明によれば、マイクロコンピ
ュータの制御端子を一端子削減したことによりパッケー
ジの縮小化を可能としている。
【0116】また、本発明によれば、アドレスデコーダ
をマイクロコンピュータ内部に備えることにより、外部
回路を削減するものであり、システムの実装面積を低減
し、コストダウンと消費電力の低減を達成するという効
果を有する。
【0117】そして、本発明によれば、バーストアクセ
スをサポートするメモリと、バーストアクセスをサポー
トしないメモリとがそれぞれ別メモリ領域を形成するよ
うに所定のメモリサイズの複数のメモリブロックに分割
され、複数のメモリブロックに対応してアクセスの種類
が制御されるため、例えばバーストアクセスをサポート
するDRAM、バーストアクセスをサポートしないSR
AM、ROM等が混在したメモリシステムの設計を容易
化すると共にアクセスが高速化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ処理装置の第1の実施例の構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明のデータ処理装置におけるアクセスモー
ド指定レジスタの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施例におけるバーストアクセ
スのタイミングチャートである。
【図4】本発明のデータ処理装置の第2の実施例の構成
を示すブロック図である。
【図5】本発明のデータ処理装置の第2の実施例におけ
るバーストアクセスのタイミングチャートである。
【図6】従来のデータ処理装置の構成例を示すブロック
図である。
【図7】従来例におけるバーストアクセスのタイミング
チャートである。
【符号の説明】 10、11、12…マイクロコンピュータ 20、21…インストラクション/データメモリ 22…インストラクションメモリ 30…データメモリ 40、42…アドレスバス 41…アドレス/データバス 50、52…データバス 51…インストラクションバス 70、90…システムクロック(SYSCLK) 71、82…データストローブ信号(DSTB ̄) 72、83…バースト要求信号(BSTR) 73、84…ウェイト信号(WAIT ̄) 81…アドレスストローブ信号(ASTB ̄)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−84523(JP,A) 特開 昭57−86959(JP,A) 特開 昭63−147245(JP,A) 特開 昭63−253459(JP,A) 特開 平3−98145(JP,A) 特開 平4−253236(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記憶装置に対して、単一のアドレスを出力
    して単一のデータをアクセスするシングルアクセスの他
    に、最初のアドレスのみを出力し、バースト要求信号を
    アクティブとして、前記最初のアドレスから複数データ
    を順次的にシステムクロックに同期してアクセスするバ
    ーストアクセス機能を有し、メモリ領域を複数のメモリ
    ブロックに分割して、前記メモリブロック単位に、バー
    ストアクセスを行なうか否かの情報を記憶するレジスタ
    と、内部アドレス信号を入力して、前記内部アドレス信
    号により、アクセス対象のメモリ領域が前記複数のメモ
    リブロックのいずれのメモリブロックに対応するかをデ
    コードするアドレスデコード部と、を備え、アクセス対
    象のメモリブロックについて、前記レジスタ内の対応す
    る情報がバーストアクセスに設定されている場合に、前
    記バースト要求信号をアクティブとするデータ処理装置
    において、 バーストアクセス機能を支持するメモリ装置と、バース
    トアクセス機能を支持しないメモリ装置が、メモリ領域
    上互いに異なる所定サイズのメモリ領域上バーストアク
    セス機能を支持するメモリブロックとバーストアクセス
    機能を支持しないメモリブロックとの2つのメモリブロ
    ックに分割され、このうち、前記バーストアクセス機能
    を支持するメモリブロックについては、前記バースト要
    求信号がメモリ装置のチップ選択信号として用いられ、
    前記バーストアクセス機能を支持しないメモリブロック
    については、前記バースト要求信号の反転信号がメモリ
    装置のチップ選択信号として用いられるメモリシステム
    に接続されることを特徴とするデータ処理装置。
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