JP3145667B2 - オンライン贈答システム、オンライン贈答システムのサーバシステム、オンライン贈答システムの端末装置、オンライン贈答サーバシステム、端末装置、オンライン贈答システムの贈答方法、オンライン贈答方法、およびそれらの方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

オンライン贈答システム、オンライン贈答システムのサーバシステム、オンライン贈答システムの端末装置、オンライン贈答サーバシステム、端末装置、オンライン贈答システムの贈答方法、オンライン贈答方法、およびそれらの方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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  • Storage Device Security (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ネットワーク上
に仮想的に構築された電子市場において商品となるコン
テンツをオンラインで取り引きするオンライン贈答シス
テム,オンライン贈答システムに適用されるサーバシス
テム,オンライン贈答システムに適用される端末装置,
オンライン贈答システムにおける贈答方法およびその方
法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子市場を利用したオンラインシ
ョッピングでは、アプリケーションソフトウェア等のデ
ジタル商品がコンテンツとして売買されている。このオ
ンラインショッピングでは、購入者がパーソナルコンピ
ュータの画面に表示される各種のコンテンツから所要の
コンテンツを選択してセンタすなわち販売者側に購入を
要求する仕組みである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たオンラインショッピングのシステムでは、購入者自身
が希望するコンテンツをその購入者自身が購入する1対
1の商取引となっており、購入者以外のユーザへ贈答す
るような付加的なサービスがまだ実現されていなかっ
た。このサービス実現に際しては、贈答の手続きそのも
のをオンラインで実現する必要があることから、セキュ
リティ面を充実させることが期待される。
【0004】この発明は、上述した従来例による問題を
解消するため、ネットワーク上での商取引において、セ
キュリティを確保した上での贈答を実現することが可能
なオンライン贈答システム,オンライン贈答システムに
適用されるサーバシステム,オンライン贈答システムに
適用される端末装置,オンライン贈答システムにおける
贈答方法およびその方法をコンピュータに実行させるプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1の発明に係るオンライン
贈答システムは、ネットワークに接続され、当該ネット
ワーク上に複数のコンテンツにより形成される電子市場
を仮想的に構築して前記電子市場を通じてコンテンツ販
売及びその課金を制御するサーバシステムと、前記ネッ
トワークに接続され、前記電子市場にアクセスしてコン
テンツ購入を制御する複数の端末装置と、を備え、前記
サーバシステムに対して贈答元の前記端末装置から贈答
要求が行われた場合、前記サーバシステムから前記贈答
元の端末装置へ、当該贈答元の端末装置が要求する暗号
化された贈答コンテンツと、前記複数の端末装置のいず
れか1つの贈答先となる端末装置に対して前記暗号化さ
れた贈答コンテンツを復号化するための復号鍵を転送す
るために前記サーバシステムが認識可能な情報であっ
て、前記贈答コンテンツ及び前記復号鍵データに対応す
る情報である贈答情報とが転送され、その転送後に前記
贈答先となる端末装置から前記サーバシステムに対して
前記贈答情報を用いて復号要求が転送されてきた場合、
前記サーバシステムから前記贈答先となる端末装置に対
して前記暗号化された贈答コンテンツを復号化するため
の復号鍵を転送することを特徴とする。
【0006】この請求項1の発明によれば、サーバシス
テムから贈答元の端末装置へ暗号化された贈答コンテン
ツとその贈答情報とが転送された後、贈答先となる端末
装置からサーバシステムに対して贈答情報を用いた復号
要求が行われた場合、サーバシステムから贈答先となる
端末装置に対して暗号化された贈答コンテンツを復号化
するための復号鍵を転送するようにしたので、贈答先か
ら直接復号要求が行われることになり、これによって、
ネットワーク上での商取引において、セキュリティを確
保した上での贈答を実現することが可能である。
【0007】また、請求項2の発明に係るオンライン贈
答システムは、請求項1の発明において、前記贈答先と
なる端末装置から前記サーバシステムに対して前記復号
鍵を用いた前記暗号化された贈答コンテンツの復号完了
が通知された場合、前記贈答元の端末装置に対して前記
贈答コンテンツに関する課金処理を実行することを特徴
とする。
【0008】この請求項2の発明によれば、贈答先とな
る端末装置からサーバシステムに対して復号鍵を用いた
暗号化された贈答コンテンツの復号完了が通知された場
合、贈答元の端末装置に対して贈答コンテンツに関する
課金処理を実行するようにしたので、贈答先で復号でき
たタイミングを贈答完了として認識され、これによっ
て、贈答先で使用できないなどのトラブルがない状態で
の課金を実現することが可能である。
【0009】また、請求項3の発明に係るオンライン贈
答システムは、請求項1又は2の発明において、前記サ
ーバシステムから前記贈答元の端末装置に対して前記暗
号化された贈答コンテンツ及び前記贈答情報が転送さ
れ、その後の一定時間が経過した後は、前記贈答先とな
る端末装置からの復号要求を拒否するとともに前記贈答
コンテンツに関する課金処理をキャンセルすることを特
徴とする。
【0010】この請求項3の発明によれば、サーバシス
テムから贈答元の端末装置に対して暗号化された贈答コ
ンテンツ及びその贈答情報が転送され、その後の一定時
間が経過した後は、贈答先となる端末装置からの復号要
求を拒否するとともに贈答コンテンツに関する課金処理
をキャンセルするようにしたので、時間計測により少し
でも贈答に支障の生じた虞があった場合には、その贈答
の商取引そのものをシステム側でキャンセルすることが
でき、これによって、課金処理を必要以上遅延させるこ
となく、電子市場での円滑且つ効率的な商品流通を実現
することが可能である。
【0011】また、請求項4の発明に係るオンライン贈
答システムは、ネットワークに接続され、当該ネットワ
ーク上に複数のコンテンツにより形成される電子市場を
仮想的に構築して前記電子市場を通じてコンテンツ販売
及びその課金を制御するサーバシステムと、前記ネット
ワークに接続され、前記電子市場にアクセスしてコンテ
ンツ購入を制御する複数の端末装置と、を備え、贈答元
の前記端末装置が、前記ネットワーク上に構築された前
記電子市場において、所要の暗号化された贈答コンテン
ツを前記サーバシステムに贈答要求する贈答要求手段
と、前記贈答要求手段の贈答要求に伴って前記サーバシ
ステムから転送されてくる前記暗号化された贈答コンテ
ンツと、前記複数の端末装置のいずれか1つの贈答先と
なる端末装置に対して前記暗号化された贈答コンテンツ
を復号化するための復号鍵を転送するために前記サーバ
システムが認識可能な情報であって、前記贈答コンテン
ツ及び前記復号鍵データに対応する情報であるとを受信
した場合、前記暗号化された贈答コンテンツと前記贈答
情報とを前記贈答先の端末装置に転送する贈答転送手段
と、を有し、前記贈答先の端末装置が、前記贈答転送手
段により転送されてくる前記暗号化された贈答コンテン
ツ及び前記贈答情報が受信された場合、前記サーバシス
テムに対して前記受信された贈答情報を用いて復号要求
する復号要求手段と、前記復号要求手段の復号要求に伴
って転送されてくる、前記暗号化された贈答コンテンツ
を復号化するための復号鍵を受信した場合、当該復号鍵
を用いて前記暗号化された贈答コンテンツを復号する復
号手段と、を有し、前記サーバシステムが、前記贈答要
求手段の贈答要求に伴って、当該贈答元の端末装置が要
求する暗号化された贈答コンテンツと当該コンテンツの
復号化を要求する際に使用する前記贈答情報とを前記贈
答元の端末装置へ配信するコンテンツ配信手段と、前記
配信手段の配信後の、前記贈答先の端末装置から前記復
号要求手段による復号要求に伴って、前記暗号化された
贈答コンテンツを復号化するための前記復号鍵を前記贈
答先の端末装置に配信する鍵配信手段と、を有したこと
を特徴とする。
【0012】この請求項4の発明によれば、贈答元の端
末装置から贈答先の端末装置へサーバシステムからの暗
号化された贈答コンテンツとその贈答情報とを転送し、
贈答先の端末装置からサーバシステムに対する贈答情報
を用いた復号要求に伴ってサーバシステムから贈答先の
端末装置へ復号鍵を配信して贈答先での贈答コンテンツ
の復号化を行うようにしたので、贈答先から直接復号要
求が行われ、その贈答先で使用可能状態が確立されるこ
とになり、これによって、ネットワーク上での商取引に
おいて、セキュリティを確保した上での通信効率を図っ
た贈答を実現することが可能である。
【0013】また、請求項5の発明に係るオンライン贈
答システムは、請求項4の発明において、前記贈答先の
端末装置は、復号完了後に前記サーバシステムに復号完
了通知を転送し、前記サーバシステムは、前記贈答先の
端末装置から前記復号完了通知を受け取った場合に前記
贈答元の端末装置に対して前記贈答コンテンツに関する
課金処理を行うことを特徴とする。
【0014】この請求項5の発明によれば、贈答先の端
末装置からサーバシステムへ復号完了後に復号完了通知
を転送して、サーバシステムにおいて贈答元の端末装置
に対して贈答コンテンツに関する課金処理を行うように
したので、贈答先で復号できたタイミングを贈答完了と
して認識され、これによって、贈答先で使用できないな
どのトラブルがない状態での課金を実現することが可能
である。
【0015】また、請求項6の発明に係るオンライン贈
答システムは、請求項4又は5の発明において、前記サ
ーバシステムは、前記コンテンツ配信手段によるコンテ
ンツ配信後の一定時間が経過した後、前記贈答先の端末
装置からの復号要求を拒否するとともに前記暗号化され
た贈答コンテンツに関する課金処理をキャンセルするこ
とを特徴とする。
【0016】この請求項6発明によれば、サーバシステ
ムにおいて、コンテンツ配信後の一定時間が経過した
後、贈答先の端末装置からの復号要求を拒否するととも
に暗号化された贈答コンテンツに関する課金処理をキャ
ンセルするようにしたので、時間計測により少しでも贈
答に支障の生じた虞があった場合には、その贈答の商取
引そのものをシステム側でキャンセルすることができ、
これによって、課金処理を必要以上遅延させることな
く、電子市場での円滑且つ効率的な商品流通を実現する
ことが可能である。
【0017】また、請求項7の発明に係るオンライン贈
答システムのサーバシステムは、ネットワークに接続さ
れ、当該ネットワーク上に複数のコンテンツにより形成
される電子市場を仮想的に構築して前記電子市場を通じ
てコンテンツ販売及びその課金を制御するサーバシステ
ムと、前記ネットワークに接続され、前記電子市場にア
クセスしてコンテンツ購入を制御する複数の端末装置
と、を備え、贈答元の前記端末装置は、前記ネットワー
ク上に構築された前記電子市場において、所要の暗号化
された贈答コンテンツを前記サーバシステムに贈答要求
して、自端末装置経由で贈答先の前記端末装置に対し、
前記サーバシステムから転送されてくる前記暗号化され
た贈答コンテンツと、前記複数の端末装置のいずれか1
つの贈答先となる端末装置に対して前記暗号化された贈
答コンテンツを復号化するための復号鍵を転送するため
に前記サーバシステムが認識可能な情報であって、前記
贈答コンテンツ及び前記復号鍵データに対応する情報で
ある贈答情報とを転送し、前記贈答先の端末装置は、前
記贈答元の端末装置から転送されてくる前記暗号化され
た贈答コンテンツ及び前記贈答情報が受信された場合、
前記サーバシステムに対して前記贈答情報を用いて復号
要求し、その復号要求に伴って転送されてくる、前記暗
号化された贈答コンテンツを復号化するための復号鍵を
受信した場合、当該復号鍵を用いて前記暗号化された贈
答コンテンツを復号することを特徴とするオンライン贈
答システムのサーバシステムであって、前記贈答元の端
末装置による贈答要求に伴って、当該贈答元の端末装置
が要求する暗号化された贈答コンテンツと前記贈答情報
とを前記贈答元の端末装置へ配信するコンテンツ配信手
段と、前記配信手段の配信後の、前記贈答先の端末装置
による復号要求に伴って、前記暗号化された贈答コンテ
ンツを復号化するための前記復号鍵を前記贈答先の端末
装置に配信する鍵配信手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0018】この請求項7の発明によれば、贈答元の端
末装置による贈答要求に伴って、当該贈答元の端末装置
が要求する暗号化された贈答コンテンツと当該コンテン
ツの復号化を要求する際に使用する贈答情報とを前記贈
答元の端末装置へ配信して、その配信後の、贈答先の端
末装置による復号要求に伴って、暗号化された贈答コン
テンツを復号化するための復号鍵を贈答先の端末装置に
配信するようにしたので、贈答先から直接復号要求を受
付け、その贈答先で使用可能状態を確立させることがで
き、これによって、ネットワーク上での商取引におい
て、セキュリティを確保した上での通信効率を図った贈
答を実現することが可能である。
【0019】また、請求項8の発明に係るオンライン贈
答システムのサーバシステムは、請求項7の発明におい
て、前記オンライン贈答システムは、前記贈答先の端末
装置が、復号完了後に前記サーバシステムに復号完了通
知を転送するシステムであって、前記サーバシステム
は、前記贈答先の端末装置から前記復号完了通知を受け
取った場合に前記贈答元の端末装置に対して前記贈答コ
ンテンツに関する課金処理を行うことを特徴とする。
【0020】この請求項8の発明によれば、贈答先の端
末装置が復号完了後に復号完了通知を転送してくるオン
ライン贈答システムにおいて、贈答先の端末装置から復
号完了通知を受け取った場合に贈答元の端末装置に対し
て贈答コンテンツに関する課金処理を行うようにしたの
で、贈答先で復号できたタイミングを贈答完了として認
識でき、これによって、贈答先で使用できないなどのト
ラブルがない状態での課金を実現することが可能であ
る。
【0021】また、請求項9の発明に係るオンライン贈
答システムのサーバシステムは、請求項7又は8の発明
において、前記コンテンツ配信手段によるコンテンツ配
信後の一定時間が経過した後、前記贈答先の端末装置か
らの復号要求を拒否するとともに前記暗号化された贈答
コンテンツに関する課金処理をキャンセルすることを特
徴とする。
【0022】この請求項9の発明によれば、コンテンツ
配信後の一定時間が経過した後、贈答先の端末装置から
の復号要求を拒否するとともに暗号化された贈答コンテ
ンツに関する課金処理をキャンセルするようにしたの
で、時間計測により少しでも贈答に支障の生じた虞があ
った場合には、その贈答の商取引そのものを自サーバシ
ステムでキャンセルすることができ、これによって、課
金処理を必要以上遅延させることなく、電子市場での円
滑且つ効率的な商品流通を実現することが可能である。
【0023】また、請求項10の発明に係るオンライン
贈答システムの端末装置は、ネットワークに接続され、
当該ネットワーク上に複数のコンテンツにより形成され
る電子市場を仮想的に構築して前記電子市場を通じてコ
ンテンツ販売及びその課金を制御するサーバシステム
と、前記ネットワークに接続され、前記電子市場にアク
セスしてコンテンツ購入を制御する複数の端末装置と、
を備え、前記サーバシステムが、前記贈答要求手段の贈
答要求に伴って、当該贈答元の端末装置が要求する暗号
化された贈答コンテンツと、前記複数の端末装置のいず
れか1つの贈答先となる端末装置に対して前記暗号化さ
れた贈答コンテンツを復号化するための復号鍵を転送す
るために前記サーバシステムが認識可能な情報であっ
て、前記贈答コンテンツ及び前記復号鍵データに対応す
る情報である贈答情報とを前記贈答元の端末装置へ配信
し、その配信後の、前記贈答先の端末装置から前記復号
要求手段による復号要求に伴って、前記暗号化された贈
答コンテンツを復号化するための前記復号鍵を前記贈答
先の端末装置に配信するオンライン贈答システムの端末
装置であって、前記ネットワーク上に構築された前記電
子市場において、所要の暗号化された贈答コンテンツを
前記サーバシステムに贈答要求する贈答要求手段と、前
記贈答要求手段の贈答要求に伴って前記サーバシステム
から転送されてくる前記暗号化された贈答コンテンツと
前記贈答情報とを受信した場合、前記暗号化された贈答
コンテンツと前記贈答情報とを贈答先の前記端末装置に
転送する贈答転送手段と、前記贈答転送手段により転送
されてくる前記暗号化された贈答コンテンツ及び前記贈
答情報が受信された場合、前記サーバシステムに対して
前記受信された贈答情報を用いて復号要求する復号要求
手段と、前記復号要求手段の復号要求に伴って転送され
てくる、前記暗号化された贈答コンテンツを復号化する
ための復号鍵を受信した場合、当該復号鍵を用いて前記
暗号化された贈答コンテンツを復号する復号手段と、を
備えたことを特徴とする。
【0024】この請求項10の発明によれば、贈答元の
端末装置から贈答先の端末装置へサーバシステムからの
暗号化された贈答コンテンツとその贈答情報とを転送
し、贈答先の端末装置において、サーバシステムに対す
る贈答情報を用いた復号要求に伴ってサーバシステムか
ら配信される復号鍵を用いて贈答コンテンツの復号化を
行うようにしたので、贈答先から直接復号要求が行わ
れ、その贈答先で使用可能状態が確立されることにな
り、これによって、ネットワーク上での商取引におい
て、セキュリティを確保した上での通信効率を図った贈
答を実現することが可能である。
【0025】また、請求項11の発明に係るオンライン
贈答システムの端末装置は、請求項10の発明におい
て、前記オンライン贈答システムは、贈答先の端末装置
から復号完了通知を受け取った場合に前記贈答元の端末
装置に対して前記贈答コンテンツに関する課金処理を行
うシステムであって、前記端末装置は、自装置が贈答先
となった場合、復号完了後に前記サーバシステムに復号
完了通知を転送することを特徴とする。
【0026】この請求項11の発明によれば、贈答先の
端末装置から復号完了通知を受け取った場合に贈答元の
端末装置に対して贈答コンテンツに関する課金処理を行
うオンライン贈答システムで、自装置が贈答先となった
場合、復号完了後にサーバシステムに復号完了通知を転
送するようにしたので、サーバシステムに対して贈答先
で復号できたタイミングを贈答完了として通知でき、こ
れによって、贈答先で使用できないなどのトラブルがな
い状態での課金を実現することが可能である。
【0027】また、請求項12の発明に係るオンライン
贈答システムの贈答方法は、ネットワークに接続され、
当該ネットワーク上に複数のコンテンツにより形成され
る電子市場を仮想的に構築して前記電子市場を通じてコ
ンテンツ販売及びその課金を制御するサーバシステム
と、前記ネットワークに接続され、前記電子市場にアク
セスしてコンテンツ購入を制御する複数の端末装置と、
を備えたオンライン贈答システムの贈答方法であって、
前記サーバシステムに対して贈答元の前記端末装置から
贈答要求が行われた場合、前記サーバシステムから前記
贈答元の端末装置へ、当該贈答元の端末装置が要求する
暗号化された贈答コンテンツと、前記複数の端末装置の
いずれか1つの贈答先となる端末装置に対して前記暗号
化された贈答コンテンツを復号化するための復号鍵を転
送するために前記サーバシステムが認識可能な情報であ
って、前記贈答コンテンツ及び前記復号鍵データに対応
する情報である贈答情報とを転送する第1工程と、前記
第1工程による転送後に前記複数の端末装置のいずれか
1つの贈答先となる端末装置から前記サーバシステムに
対して前記贈答情報を用いて復号要求が転送されてきた
場合、前記サーバシステムから前記贈答先となる端末装
置に対して前記暗号化された贈答コンテンツを復号化す
るための復号鍵を転送する第2工程と、を含んだことを
特徴とする。
【0028】この請求項12の発明によれば、サーバシ
ステムから贈答元の端末装置へ暗号化された贈答コンテ
ンツとその贈答情報とが転送された後、贈答先となる端
末装置からサーバシステムに対して贈答情報を用いた復
号要求が行われた場合、サーバシステムから贈答先とな
る端末装置に対して暗号化された贈答コンテンツを復号
化するための復号鍵を転送する工程にしたので、贈答先
から直接復号要求が行われることになり、これによっ
て、ネットワーク上での商取引において、セキュリティ
を確保した上での贈答を実現することが可能である。
【0029】また、請求項13の発明に係るオンライン
贈答システムの贈答方法は、請求項12の発明におい
て、前記贈答先となる端末装置から前記サーバシステム
に対して前記復号鍵を用いた前記暗号化された贈答コン
テンツの復号完了が通知された場合、前記贈答元の端末
装置に対して前記贈答コンテンツに関する課金処理を実
行する第3工程をさらに含んだことをの贈答方法。
【0030】この請求項13の発明によれば、贈答先と
なる端末装置からサーバシステムに対して復号鍵を用い
た暗号化された贈答コンテンツの復号完了が通知された
場合、贈答元の端末装置に対して贈答コンテンツに関す
る課金処理を実行する工程にしたので、贈答先で復号で
きたタイミングを贈答完了として認識され、これによっ
て、贈答先で使用できないなどのトラブルがない状態で
の課金を実現することが可能である。
【0031】また、請求項14の発明に係るオンライン
贈答システムの贈答方法は、請求項12又は13の発明
において、前記サーバシステムから前記贈答元の端末装
置に対して前記暗号化された贈答コンテンツ及び前記贈
答情報が転送され、その後の一定時間が経過した後は、
前記贈答先となる端末装置からの復号要求を拒否すると
ともに前記贈答コンテンツに関する課金処理をキャンセ
ルする第4工程をさらに含んだことを特徴とする。
【0032】この請求項14の発明によれば、サーバシ
ステムから贈答元の端末装置に対して暗号化された贈答
コンテンツ及びその贈答情報が転送され、その後の一定
時間が経過した後は、贈答先となる端末装置からの復号
要求を拒否するとともに贈答コンテンツに関する課金処
理をキャンセルする工程にしたので、時間計測により少
しでも贈答に支障の生じた虞があった場合には、その贈
答の商取引そのものをシステム側でキャンセルすること
ができ、これによって、課金処理を必要以上遅延させる
ことなく、電子市場での円滑且つ効率的な商品流通を実
現することが可能である。
【0033】また、請求項15の発明に係るオンライン
贈答サーバシステムは、ネットワークに接続され、当該
ネットワーク上に複数のコンテンツにより形成される電
子市場を仮想的に構築して前記電子市場を通じてコンテ
ンツ販売及びその課金を制御するとともに、前記ネット
ワークを介して、前記電子市場にアクセスしてコンテン
ツ購入を制御する複数の端末装置と接続されるオンライ
ン贈答サーバシステムにおいて、贈答元の前記端末装置
から贈答要求が行われた場合、前記贈答元の端末装置
へ、当該贈答元の端末装置が要求する暗号化された贈答
コンテンツと、前記複数の端末装置のいずれか1つの贈
答先となる端末装置に対して前記暗号化された贈答コン
テンツを復号化するための復号鍵を転送するために前記
オンライン贈答サーバシステムが認識可能な情報であっ
て、前記贈答コンテンツ及び前記復号鍵データに対応す
る情報である贈答情報とを転送する第1転送手段と、前
記転送手段による転送後に前記複数の端末装置のいずれ
か1つの贈答先となる端末装置から前記贈答情報を用い
て復号要求が転送されてきた場合、前記贈答先となる端
末装置に対して前記暗号化された贈答コンテンツを復号
化するための復号鍵を転送する第2転送手段と、を備え
たことを特徴とする。
【0034】この請求項15の発明によれば、贈答元の
端末装置による贈答要求に伴って、当該贈答元の端末装
置が要求する暗号化された贈答コンテンツと当該コンテ
ンツの復号化を要求する際に使用する贈答情報とを前記
贈答元の端末装置へ配信して、その配信後の、贈答先の
端末装置による復号要求に伴って、暗号化された贈答コ
ンテンツを復号化するための復号鍵を贈答先の端末装置
に配信するようにしたので、贈答先から直接復号要求を
受付け、その贈答先で使用可能状態を確立させることが
でき、これによって、ネットワーク上での商取引におい
て、セキュリティを確保した上での通信効率を図った贈
答を実現することが可能である。
【0035】また、請求項16の発明に係る端末装置
は、ネットワーク上に複数のコンテンツにより形成され
る電子市場を仮想的に構築して前記電子市場を通じてコ
ンテンツ販売及びその課金を制御するサーバシステムと
前記ネットワークを介して接続され、前記電子市場にア
クセスしてコンテンツ購入を制御する端末装置であっ
て、前記ネットワーク上に構築された前記電子市場にお
いて、所要の暗号化された贈答コンテンツを前記サーバ
システムに贈答要求する贈答要求手段と、前記贈答要求
手段の贈答要求に伴って前記サーバシステムから転送さ
れてくる前記暗号化された贈答コンテンツと、複数の前
記端末装置のいずれか1つの贈答先となる端末装置に対
して前記暗号化された贈答コンテンツを復号化するため
の復号鍵を転送するために前記サーバシステムが認識可
能な情報であって、前記贈答コンテンツ及び前記復号鍵
データに対応する情報である贈答情報とを受信した場
合、前記暗号化された贈答コンテンツと前記贈答情報と
を贈答先の前記端末装置に転送する贈答転送手段と、前
記贈答転送手段により転送されてくる前記暗号化された
贈答コンテンツ及び前記贈答情報が受信された場合、前
記サーバシステムに対して前記受信された贈答情報を用
いて復号要求する復号要求手段と、前記復号要求手段の
復号要求に伴って転送されてくる、前記暗号化された贈
答コンテンツを復号化するための復号鍵を受信した場
合、当該復号鍵を用いて前記暗号化された贈答コンテン
ツを復号する復号手段と、を備えたことを特徴とする。
【0036】この請求項16の発明によれば、贈答元の
端末装置から贈答先の端末装置へサーバシステムからの
暗号化された贈答コンテンツとその贈答情報とを転送
し、贈答先の端末装置において、サーバシステムに対す
る贈答情報を用いた復号要求に伴ってサーバシステムか
ら配信される復号鍵を用いて贈答コンテンツの復号化を
行うようにしたので、贈答先から直接復号要求が行わ
れ、その贈答先で使用可能状態が確立されることにな
り、これによって、ネットワーク上での商取引におい
て、セキュリティを確保した上での通信効率を図った贈
答を実現することが可能である。
【0037】また、請求項17の発明に係るオンライン
贈答方法は、ネットワークに接続され、当該ネットワー
ク上に複数のコンテンツにより形成される電子市場を仮
想的に構築して前記電子市場を通じてコンテンツ販売及
びその課金を制御するサーバシステムと、前記ネットワ
ークに接続され、前記電子市場にアクセスしてコンテン
ツ購入を制御する複数の端末装置と、をもちいておこな
うオンライン贈答方法であって、前記サーバシステムに
対して贈答元の前記端末装置から贈答要求が行われた場
合、前記サーバシステムから前記贈答元の端末装置へ当
該贈答元の端末装置が要求する暗号化された贈答コンテ
ンツと、前記複数の端末装置のいずれか1つの贈答先と
なる端末装置に対して前記暗号化された贈答コンテンツ
を復号化するための復号鍵を転送するために前記サーバ
システムが認識可能な情報であって、前記贈答コンテン
ツ及び前記復号鍵データに対応する情報であるとを転送
する第1工程と、前記第1工程による転送後に前記複数
の端末装置のいずれか1つの贈答先となる端末装置から
前記サーバシステムに対して前記贈答情報を用いて復号
要求が転送されてきた場合、前記サーバシステムから前
記贈答先となる端末装置に対して前記暗号化された贈答
コンテンツを復号化するための復号鍵を転送する第2工
程と、を含んだことを特徴とする。
【0038】この請求項17の発明によれば、サーバシ
ステムから贈答元の端末装置へ暗号化された贈答コンテ
ンツとその贈答情報とが転送された後、贈答先となる端
末装置からサーバシステムに対して贈答情報を用いた復
号要求が行われた場合、サーバシステムから贈答先とな
る端末装置に対して暗号化された贈答コンテンツを復号
化するための復号鍵を転送する工程にしたので、贈答先
から直接復号要求が行われることになり、これによっ
て、ネットワーク上での商取引において、セキュリティ
を確保した上での贈答を実現することが可能である。
【0039】また、請求項18の発明に係る記録媒体
は、請求項12,13,14又は17に記載された方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録したこと
で、そのプログラムを機械読み取り可能となり、これに
よって、請求項12,13,14又は17の動作をコン
ピュータによって実現することが可能である。
【0040】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係る好適な実施の形態を詳細に説明する。 (実施の形態1) まず、この発明の実施の形態1によるオンライン贈答シ
ステムを機能的に説明する。図1はこの発明の実施の形
態1によるオンライン贈答システムを機能的に示すブロ
ック図である。
【0041】このオンライン贈答システムは、図1に示
したように、説明上、贈答元となるクライアント1と贈
答先となるクライアント4とを電話回線よりなる例えば
インターネット,商用ネット等のネットワークINTに
接続させ、さらにサーバシステム2をネットワークIN
Tに接続させ、オンラインでのコンテンツ贈答を実現す
る構成である。サーバシステム2は、通信回線を介して
クレジット与信/決済サーバ3を接続して、購入元に対
する与信や決済をオンラインで行う。なお、実際には、
ネットワークINTに多数のクライアントが接続されて
いるが、ここでは、贈答元の代表例であるクライアント
1と贈答先の代表例である4を示すものとする。
【0042】贈答元であるクライアント1は、図1に示
したように、例えば、コンテンツ選択及び贈答情報入力
部11,贈答要求部12,コンテンツ及び贈答番号受信
部13及び贈答配信部14より構成される。コンテンツ
選択及び贈答情報入力部11は、ネットワークINTに
形成される電子市場から所要のコンテンツを選択すると
ともに、贈答要求を行うために贈答先のアドレス情報と
贈答元のユーザ情報を入力する。ここで、ユーザ情報と
は、クレジット等を利用して購入額を納める際に必要な
クレジット番号,クレジット会社に登録した名前等の情
報を指している。
【0043】贈答要求部12は、コンテンツ選択及び贈
答情報入力部11で入力された情報を用いてサーバシス
テム2に対して贈答要求を行ってその際の認証結果を受
け取る。コンテンツ及び贈答番号受信部13は、サーバ
システム2(後述のコンテンツデータベース23)から
贈答番号付きの暗号化されたコンテンツデータを受け取
る。贈答配信部14は、コンテンツ選択及び贈答情報入
力部11で入力された贈答先アドレス情報に従って贈答
先のクライアント4に対して贈答情報すなわち贈答番号
付きの暗号化されたコンテンツデータを配信(贈答)す
る。
【0044】また、贈答先であるクライアント4は、図
1に示したように、例えば、受信部41,鍵要求部4
2,コンテンツ復号部43,復号完了通知部44及びコ
ンテンツ蓄積部45より構成される。受信部41は、贈
答元クライアント1の贈答配信部14によって配信され
た贈答番号付きの暗号化されたコンテンツデータを受信
するとともに、鍵要求部42の鍵要求に応じて転送され
てくる復号鍵データを受信する。鍵要求部42は、贈答
元のクライアント1から配信されたコンテンツを復号す
るため、そのコンテンツに付加された贈答番号を用いて
サーバシステム2に対して鍵要求を行う。
【0045】コンテンツ復号部43は、受信部41から
コンテンツ及びその復号鍵を取り込み、復号鍵を用いて
暗号化されたコンテンツを復号する。復号完了通知部4
4は、コンテンツ復号部43の復号完了に従ってサーバ
システム2に対して復号完了通知を転送する。コンテン
ツ蓄積部45は、コンテンツ復号部43で復号されたコ
ンテンツを蓄積する。
【0046】なお、図示及びその詳細な説明は省略する
が、クライアント1,4とサーバシステム2間の通信で
は、暗号化技術はもちろん、電子商取引上のセキュリテ
ィ技術が適用される。そのセキュリティ技術の一例とし
ては、SET(SecureElectronic T
ransactions)が好ましいが、これに限定さ
れるものではない。
【0047】サーバシステム2は、図1に示したよう
に、例えば、認証部21,コンテンツ/鍵配信部22,
コンテンツデータベース23,鍵データベース24,コ
ンテンツ暗号化部25,課金部26及び課金ログデータ
ベース27により構成される。認証部21は、贈答元の
クライアント1の贈答要求部12による贈答要求に応じ
てユーザの認証を行う。この認証部21は、認証の際
に、クレジット与信/決済サーバ3との間で与信を行う
とともに、その与信で得られた認証結果を贈答要求部1
2に戻す。
【0048】コンテンツ/鍵配信部22は、認証部21
の認証により購入が許可された場合(図中、OKで示
す)にコンテンツデータベース23にコンテンツ及びそ
の贈答番号配信を指示するとともに、鍵要求部42(贈
答先のクライアント4)の鍵要求に応じて鍵データベー
ス24に鍵配信を指示する。コンテンツ暗号化部25
は、コンテンツ提供者から回線等を通じて提供されるコ
ンテンツデータを暗号化して、その暗号化されたコンテ
ンツをコンテンツデータベース23へ出力し、そのコン
テンツを復号するための復号鍵データを鍵データベース
24へ出力する。また、このコンテンツ暗号化部25
は、暗号化されたコンテンツとその復号鍵との対応関係
を示す情報をコンテンツデータベース23へ出力する。
【0049】コンテンツデータベース23は、コンテン
ツ暗号化部25から供給される暗号化されたコンテンツ
データを登録するとともにコンテンツとその復号鍵との
対応関係を登録する。また、このコンテンツデータベー
ス23は、登録されたコンテンツに関する贈答番号につ
いてもコンテンツ毎に対応させて登録する。ここで、こ
のコンテンツデータベース23は、コンテンツ/鍵配信
部22の配信指示に従って暗号化された所定のコンテン
ツデータ及びその贈答番号を贈答元のクライアント1
(コンテンツ及び贈答番号受信部13)へ配信する。
【0050】鍵データベース24は、コンテンツ暗号化
部25から供給される復号鍵データを登録する。この鍵
データベース24は、コンテンツ/鍵配信部22の配信
指示に従って贈答番号に対応して登録された復号鍵デー
タを贈答先のクライアント4(受信部41)へ配信す
る。課金部26は、贈答先のクライアント4(復号完了
通知部44)から転送されてくる復号完了通知に従って
課金ログデータベース27に対して贈答者(贈答元クラ
イアント1のユーザ)への課金を指示する。課金ログデ
ータベース27は、課金部26の課金指示に従って購入
者毎の課金情報を登録する。この課金ログデータベース
27は、例えば一定期間毎にクレジット与信/決済サー
バ3に対して決済を行うための課金情報を転送する。
【0051】続いて、動作シーケンスについて説明す
る。図2はこの実施の形態1によるオンライン贈答シス
テムの装置間の関係を説明する図であり、図3はこの実
施の形態1によるオンライン贈答システムの動作シーケ
ンスの一例を説明する図である。
【0052】このオンライン贈答システムは、図2に示
したように、複数のクライアント(ここでは、クライア
ント1,4を例に挙げる)及びサーバシステム2より構
成される。ここで、クレジット与信/決済サーバ3は、
クレジット会社が管理するシステムの一部であり、本オ
ンライン贈答システムからは外される。
【0053】図1において、クライアント1は贈答元の
端末装置であり、クライアント4は贈答先の端末装置で
ある。クライアント1がクライアント4に対してあるコ
ンテンツを贈答する場合には、クライアント1からサー
バシステム2に対して贈答要求が行われる(a)。そし
て、サーバシステム2は、その贈答要求に従って贈答元
クライアント1の認証を行うため、クレジット与信/決
済サーバ3との間で与信を実施する(b)。
【0054】その結果、クライアント1の認証が済み、
贈答が可能となった場合には、サーバシステム2からク
ライアント1に対して贈答対象となる暗号化コンテンツ
とそのコンテンツを特定するための贈答番号とが配信さ
れる(c)。そして、贈答元のクライアント1は、サー
バシステム2から受け取った暗号化コンテンツ及びその
贈答番号をクライアント4に転送する(d)。このよう
にして、オンライン上での贈答が行われる。
【0055】このとき、贈答先のクライアント4は、贈
答された状態では暗号化コンテンツを使用できないた
め、その暗号化を解く復号鍵をサーバシステム2に対し
て要求することになる。そのために、贈答先のクライア
ント4は、サーバシステム2に対して暗号化コンテンツ
とともに転送されてきた贈答番号を用いて鍵要求する
(e)。サーバシステム2は、この鍵要求で転送されて
きた贈答番号に対応する復号鍵を取り出してクライアン
ト4へ転送する(f)。
【0056】贈答先のクライアント4は、サーバシステ
ム2から復号鍵を受け取ると、その復号鍵を用いて暗号
化コンテンツを復号して、サーバシステム2に対して復
号完了通知を転送する(g)。サーバシステム2は、そ
の復号完了通知を受け取ることで贈答完了を判断し、贈
答元のユーザに対する課金処理を実行する(h)。その
後、クレジット与信/決済サーバ3を管理するクレジッ
ト会社との取り決めで決められた決済日には、贈答元の
クライアント1に関する決済が行われる(i)。
【0057】次に、上述したオンライン贈答システムの
機能をハードウェア的に説明する。まず、クライアント
1及び4について説明する。図4はこの実施の形態1に
よるオンライン贈答システムの代表的なクライアントの
構成をハードウェア的に示すブロック図である。
【0058】図4はこの実施の形態1によるオンライン
贈答システムのクライアント1をハードウェア的に示す
ブロック図である。図4には、クライアント1の構成が
符号101〜116とともに示され、括弧内にはクライ
アント4の場合の符号401〜416が示されている。
贈答元のクライアント1は、図4に示したように、CP
U101,ROM102,RAM103,アプリケーシ
ョンメモリ104,ディスプレイ105,キーボード1
06,マウス107,ハードディスクドライブ(HD
D)108,ハードディスク(HD)109,フロッピ
ーディスクドライブ(FDD)111,フロッピーディ
スク(FD)112,モデム113,インタフェース
(I/F)114等のユニットを備え、各ユニットをバ
スで結合させた構成である。
【0059】また、贈答先のクライアント1は、図4に
示したように、CPU401,ROM402,RAM4
03,アプリケーションメモリ404,ディスプレイ4
05,キーボード406,マウス407,ハードディス
クドライブ(HDD)408,ハードディスク(HD)
409,フロッピーディスクドライブ(FDD)41
1,フロッピーディスク(FD)412,モデム41
3,インタフェース(I/F)414等のユニットを備
え、各ユニットをバスで結合させた構成である。
【0060】以下に、クライアント1と4とはハードウ
ェア的には同一構成のため、クライアント1を代表例と
して説明する。CPU101は、クライアント1全体の
動作をROM102やアプリケーション104の各種プ
ログラムによって制御する。このCPU101は、前述
した図1の機能、すなわち、コンテンツ選択及びユーザ
情報入力部11の入力動作,贈答要求部12の贈答要求
動作,コンテンツ及び贈答番号受信部13の受信動作,
贈答配信部14の配信動作などを制御する。なお、クラ
イアント4の場合、CPU401は、受信部41の受信
動作,鍵要求部42の要求動作,コンテンツ復号部43
の復号動作,復号完了通知部44の通知動作,コンテン
ツ蓄積部45への蓄積動作などを制御する。
【0061】ROM102は、例えばCPU101が動
作するためのオペレーティングシステム(OS)等のプ
ログラムを格納している。RAM103は、CPU10
1のワークエリアとして使用される。アプリケーション
メモリ104は、この実施の形態1のコンテンツ贈答動
作(後述の図9参照)を行うためのアプリケーションプ
ログラムを格納している。なお、クライアント4の場
合、アプリケーションメモリ404は、この実施の形態
1のコンテンツ贈答動作(後述の図10参照)を行うた
めのアプリケーションプログラムを格納している。
【0062】ディスプレイ105は、贈答コンテンツ選
択操作,コンテンツ等で表示画面を形成する。キーボー
ド106は、文字入力のためのキーを備え、マウス10
7は、ディスプレイ105に表示形成された画面をポイ
ンティングする。HDD108は、CPU101の制御
に従ってHD109に対するデータのリード/ライトを
制御する。HD109は、蓄積部15に相当し、HDD
108の制御で書き込まれたデータを記憶(蓄積)す
る。このHD109には、コンテンツ及びその贈答番号
を蓄積するコンテンツ領域110が確保される。
【0063】FDD111は、CPU101の制御に従
ってFD112に対するデータのリード/ライトを制御
する。FD112は、蓄積部15に相当し、FDD11
1の制御で書き込まれたデータを記憶(蓄積)する。モ
デム113は、I/F114を介してネットワークIN
Tに接続され、通信時の変復調を行う。I/F114
は、通信回線116を介してネットワークINTに接続
され、そのネットワークINTと内部とのインタフェー
スを司る。
【0064】続いて、サーバシステム2について説明す
る。図5はこの実施の形態1によるオンライン贈答シス
テムのサーバシステム2をハードウェア的に示すブロッ
ク図である。このサーバシステム2は、図5に示したよ
うに、ネットワークINT側の処理を担う部分と、クレ
ジット与信/決済サーバ3との間の処理を担う部分とに
区分される。
【0065】一方のネットワークINT側の部分は、C
PU201,ROM202,RAM203,アプリケー
ションメモリ204,モデム205,I/F206,デ
ィスク装置208等のユニットにより構成され、各ユニ
ットをバス210Aに接続させている。他方のクレジッ
ト与信/決済サーバ3側の部分は、CPU211,RO
M212,RAM213,アプリケーションメモリ21
4,モデム215,I/F216等のユニットにより構
成され、各ユニットをバス210Bに接続させている。
また、バス210Aと210Bとは、デュアルメモリ2
09により相互通信可能に接続される。
【0066】まず、ネットワークINT側の部分におい
て、CPU201は、クライアント1との関係でサーバ
システム2全体の動作をROM202やアプリケーショ
ンメモリ204の各種プログラムによって制御する。こ
のCPU201は、前述した図1の機能、すなわち、認
証部21の認証動作,コンテンツ/鍵配信部22の配信
動作,コンテンツ暗号化部25の暗号化動作などを制御
する。
【0067】ROM202は、例えばCPU201がネ
ットワークINT側で動作するためのオペレーティング
システム(OS)等のプログラムを格納している。RA
M203は、CPU201のワークエリアとして使用さ
れる。アプリケーションメモリ204は、この実施の形
態1のコンテンツ売買動作(後述の図9及び図10参
照)を行うためのアプリケーションプログラムを格納し
ている。
【0068】ディスク装置208は、コンテンツデータ
ベース23に相当するコンテンツデータベース208
A,鍵データベース24に相当する鍵データベース20
8B,課金ログデータベース27に相当する課金ログデ
ータベース208Cとを有している。このディスク装置
208は、CPU201の制御に従ってコンテンツデー
タベース208A,鍵データベース208B,課金ログ
データベース208Cに対するデータのリード/ライト
を制御する。ここで、コンテンツデータベース208A
は、管理テーブル208Dを有している。この管理テー
ブル208Dは、コンテンツに関して、そのコンテンツ
番号,贈答番号及びユーザIDを対応付けて記憶する。
【0069】モデム205は、I/F206を介してネ
ットワークINTに接続され、通信時の変復調を行う。
I/F206は、通信回線207を介してネットワーク
INTに接続され、そのネットワークINTと内部との
インタフェースを司る。
【0070】続いて、クレジット与信/決済サーバ3側
の部において、CPU211は、クレジット与信/決済
サーバ3との関係でサーバシステム2全体の動作をRO
M212やアプリケーションメモリ214の各種プログ
ラムによって制御する。このCPU211は、前述した
図1の機能、すなわち、認証部21の与信動作,課金ロ
グデータベース27(208C)による決済動作などを
制御する。
【0071】ROM212は、例えばCPU211がク
レジット与信/決済サーバ3側で動作するためのオペレ
ーティングシステム(OS)等のプログラムを格納して
いる。RAM213は、CPU211のワークエリアと
して使用される。アプリケーションメモリ214は、こ
の実施の形態1の与信/決済動作(後述の図9及び図1
0参照)を行うためのアプリケーションプログラムを格
納している。
【0072】モデム215は、I/F216を介してク
レジット与信/決済サーバ3に接続され、通信時の変復
調を行う。I/F216は、通信回線217を介してク
レジット与信/決済サーバ3に接続され、そのクレジッ
ト与信/決済サーバ3と内部とのインタフェースを司
る。
【0073】続いて、コンテンツデータベース208A
について説明する。図6はコンテンツデータベース20
8Aの内容を説明する図である。このコンテンツデータ
ベース208Aは、コンテンツ提供者から提供されるコ
ンテンツデータ(暗号化されたもの)をデータベース化
したものである。具体的には、コンテンツは、図6に示
したように、ジャンル別に分けられ、いずれのジャンル
も共通にすべてのコンテンツの種類が対応付けられる。
各ジャンルのコンテンツデータは、コンテンツの種類に
対応させて記憶される。
【0074】続いて、コンテンツデータベース208A
と鍵データベース208Bとの関係について説明する。
図7はこの実施の形態1におけるコンテンツデータベー
ス208Aと鍵データベース208Bとの対応関係を管
理する方法を説明する図である。図7において、CD
1,CD2,CD3…はそれぞれ暗号化されたコンテン
ツデータをそれぞれ示し、KD1,KD2,KD3…は
それぞれ復号鍵データをそれぞれ示している。
【0075】サーバシステム2内では、コンテンツの管
理上、各コンテンツに対してナンバが与えられ、そのナ
ンバによってコンテンツと復号鍵との対応関係が管理さ
れる。具体的には、例えば、ナンバが1,2,3…とい
う管理形態であった場合には、図7に示したように、コ
ンテンツNo.1には、コンテンツデータCD1と復号
鍵データKD1との対応関係が与えられ、コンテンツN
o.2には、コンテンツデータCD2と復号鍵データK
D2との対応関係が与えられ、さらに、コンテンツN
o.3には、コンテンツデータCD3と復号鍵データK
D3との対応関係が与えられる。
【0076】例えば、コンテンツNo.1が購入要求さ
れた場合には、暗号化されたコンテンツデータCD1と
その復号鍵データKD1とが対応関係をもつため、贈答
元には贈答要求に応じてコンテンツデータCD1が配信
され、贈答先には鍵要求に応じて復号鍵データKD1が
配信されることになる。
【0077】続いて、オンライン贈答システムで通知さ
れる情報について説明する。図8はこの実施の形態1に
よるシステムで通知される情報のフォーマット例を説明
する図である。贈答元のクライアント1から贈答先のク
ライアント4には、図8(a)に示したメールフォーマ
ットでメール送信が行われる。このメールのフォーマッ
トは、図8(a)に示したように、贈答先アドレス(発
信先アドレス),贈答元アドレス(発信元アドレス),
鍵要求先アドレス(サーバシステム2のアドレス),贈
答番号,メール本体となる暗号化コンテンツデータによ
り構成される。
【0078】また、贈答先のクライアント4から鍵要求
先であるサーバシステム2には、図8(b)に示したメ
ールフォーマットでメール送信が行われる。このメール
のフォーマットは、図8(b)に示したように、鍵要求
先アドレス(発信先アドレス),贈答先アドレス(発信
元アドレス)及び贈答番号により構成される。
【0079】また、鍵要求先のサーバシステム2から贈
答先のクライアント4には、図8(c)に示したメール
フォーマットでメール送信が行われる。このメールのフ
ォーマットは、図8(c)に示したように、贈答先アド
レス(発信先アドレス),鍵要求先アドレス(発信元ア
ドレス)及び復号鍵データにより構成される。
【0080】次に、動作について説明する。図9及び図
10はこの実施の形態1による動作を説明するフローチ
ャート、図11〜図13はオンラインショッピング時の
画面遷移を説明する図、図14は管理データベースの内
容を説明する図、そして、図15は課金ログデータベー
ス208Cの一例を示す図である。図9には、贈答元の
クライアント1とサーバシステム2間の贈答要求に関す
る動作が示されており、図10には、その贈答要求に関
する動作に従う贈答先のクライアント4とサーバシステ
ム2間の動作が示されている。
【0081】サーバシステム2は、ネットワークINT
に対してデジタルコンテンツによる仮想的な電子市場を
形成する。その際、贈答元のクライアント1がネットワ
ークINTを通じて電子市場をアクセスした場合には、
サーバシステム2から贈答元のクライアント1に対して
コンテンツ情報が提供される(ステップS1)。贈答元
のクライアント1では、そのコンテンツ情報に基づいて
ディスプレイ105に電子市場を表示させることができ
る。その際、電子市場には、各種のコンテンツが陳列さ
れて表示される(ステップC1)。
【0082】図11(a)には、ディスプレイ105に
おける電子市場の表示例が示されている。ディスプレイ
105には、コンテンツのタイトル欄1051aとその
内容欄1051bとが対応させて表示される。内容欄1
051bにおいては、購入を希望するコンテンツの選択
又はその取消しを行うためのチェック欄1052a,1
052b、1052cが設けられている。ここでは、3
つのコンテンツCNT1,CNT2,CNT3に関して
表示されており、チェック欄1052a,1052b、
1052cは各コンテンツに対応するものである。
【0083】ディスプレイ105の表示画面下段には、
コンテンツ選択動作をキャンセルするキャンセルアイコ
ン1052d,チェック欄へのチェックに応じた購入手
続き操作へ移行するための購入アイコン1052e,及
びチェック欄へのチェックに応じた贈答手続き操作へ移
行するための贈答アイコン1052fが選択可能に表示
される。
【0084】例えば、コンテンツCNT1のチェック欄
1052aがチェック(選択)された後に(ステップC
2)、キーボード106やマウス107で購入アイコン
1052eが選択操作された場合には(ステップC
3)、その選択コンテンツの情報と、ユーザ情報とがサ
ーバシステム2に対して発信され、購入処理が展開され
る。また、キーボード106やマウス107で贈答アイ
コン1052fが選択操作された場合には(ステップC
3)、その選択コンテンツの情報と、ユーザ情報とがサ
ーバシステム2に対して発信され、贈答処理が展開され
る。ただし、この発信の前には、ユーザ情報の入力操作
が必要となる。
【0085】図11(b)には、ユーザ情報を入力する
ための画面が示されている。ディスプレイ105には、
ユーザ情報を入力するために、贈答商品名表示欄105
3a,購入価格表示欄1053b,支払方法の選択肢と
してクレジットカードのクリック欄1053c及び銀行
の締め日のクリック欄1053d,会員情報としてユー
ザID入力欄1053e及びパス入力欄1053f,ク
レジットカード情報として会社名入力欄1053g,有
効期間欄h,カード番号入力欄1053i及びカード名
義入力欄1053j,ディスクへの保存先指定欄105
3kならびに贈答先アドレスを入力するための贈答先入
力欄1053lによるユーザ情報入力画面が表示され
る。
【0086】さらに、表示画面下には、このユーザ情報
の入力操作を取り消すためのキャンセルアイコン105
3mと、入力したユーザ情報を基にして贈答要求を発信
指示するための贈答アイコン1053nとが表示され
る。ユーザによって上述したユーザ情報入力画面に対し
て必要事項が入力された後、贈答アイコン1053nの
操作で贈答要求が行われると(ステップC4)、その後
は処理は認証結果を待つ待機状態となる。
【0087】サーバシステム2では、贈答元のクライア
ント1からの贈答要求が受け付けられると(ステップS
2)、その贈答要求で送られてくるユーザ情報に基づい
て認証処理が実行される(ステップS3)。その認証の
結果、贈答が許可された場合には(ステップS4)、贈
答元のクライアント1のユーザが選択したコンテンツが
コンテンツデータベース208Aから読み出され、管理
テーブル208Dの参照により、当該コンテンツを特定
するための贈答番号を付加した状態でネットワークIN
Tを介して配信される(ステップS5)。
【0088】このようにして、贈答元のクライアント1
に対して要求コンテンツ及びその贈答番号の配信が行わ
れた後は、処理は受信完了通知が届くのを待つ待機状態
となる。一方、ステップS3における認証の結果、購入
が不許可となった場合には(ステップS4)、贈答元の
クライアント1に対して贈答不許可の通知が転送され、
この商取引は終了する(ステップS6)。
【0089】このようにしてサーバシステム2から贈答
元のクライアント1へコンテンツ配信が行われると、管
理テーブル208Dは図14に示した如く管理内容とな
る。すなわち、各コンテンツに対して番号(記号でも良
い)を与え、そのコンテンツ番号に対してそれぞれ贈答
番号を生成するものとした場合には、図14に示したよ
うに、コンテンツ番号別に、贈答番号と、購入者を特定
するユーザID(アドレスでも良い)とが対応させて記
憶管理される。また、コンテンツ番号別にサービス情報
も対応付けて記憶される。
【0090】図14の例では、コンテンツNo.1のコ
ンテンツは、3本販売されている。このコンテンツN
o.1において、ユーザID「AAA」,「CCC」に
はそれぞれ贈答No.CD1−1,No.CD1−2が
対応付けて管理されている。したがって、他のユーザI
D「BBB」の購入形態は贈答ではなく、通常の購入を
示してることになる。同様に、コンテンツNo.2のコ
ンテンツは、2本販売されている。このコンテンツN
o.2において、ユーザID「DDD」には贈答No.
CD2−1が対応付けて管理されている。したがって、
他のユーザID「EEE」の購入形態は贈答ではなく、
通常の購入を示していることになる。コンテンツNo.
3以下も同様であるが、図示及びその説明を省略する。
例えば、今回の贈答元がユーザID「AAA」であった
場合には、管理テーブル208D上、コンテンツNo.
1のコンテンツを贈答購入したことになり、その際の贈
答番号はCD1−1となる。
【0091】さて、贈答元のクライアント1において、
サーバシステム2より贈答許可が下り、要求したコンテ
ンツ及びその贈答番号が転送されてきた場合には(ステ
ップC5)、そのコンテンツ及びその贈答番号を受信し
てからHD109内のコンテンツ領域110に蓄積する
動作が実行される(ステップC6)。ここで、コンテン
ツ受信の最中は、図12(a)に示したように、ディス
プレイ105に「コンテンツ受信中」の如くメッセージ
1054aが表示される。一方、購入不許可の通知が届
いた場合には(ステップC5)、ディスプレイ105に
購入不可の旨のメッセージが表示され(ステップC
7)、この商取引動作は終了する。
【0092】ステップC6においてコンテンツ及びその
贈答番号の受信及び蓄積が終了した場合には、そのコン
テンツ受信が正常に完了したか否か判断される(ステッ
プC8)。正常に受信できた場合には(ステップC
8)、サーバシステム2に対して受信完了通知が発信さ
れる(ステップC9)。ここで、受信完了通知の最中
は、図12(b)に示したように、ディスプレイ105
に「受信完了通知中」の如くメッセージ1054bが表
示される。このとき、サーバシステム2において、受信
完了通知の着信が確認され(ステップS7)、贈答元の
クライアント1との通信が終了する。
【0093】続いて、贈答元のコンテンツ1から贈答先
のコンテンツ4への贈答配信を行うため、コンテンツ領
域110から暗号化されたコンテンツとその贈答番号と
が読み出され、すでに入力済みの贈答先アドレスを用い
て図8(a)のフォーマットでメールを作成してから、
贈答配信が実行される(ステップC10)。ここで、贈
答配信の最中は、図12(c)に示したように、ディス
プレイ105に「コンテンツ贈答配信中」の如くメッセ
ージ1054cが表示される。一方、ステップC8にお
いてコンテンツ受信が通信不良などで正常に完了できな
かった場合には、この商取引はなかったものとして終了
される。
【0094】続いて、贈答先のコンテンツ4とサーバシ
ステム2との間で贈答処理が展開される。贈答先のクラ
イアント4に対して贈答元のクライアント1から暗号化
コンテンツ及びその贈答番号が転送されてきた場合に
は、そのコンテンツを受信してHD409内のコンテン
ツ領域410に蓄積する動作が実行される(ステップC
21)。ここで、贈答コンテンツ受信の最中は、図13
(a)に示したように、ディスプレイ405に「贈答コ
ンテンツ受信中」の如くメッセージ4051aが表示さ
れる。
【0095】このようにして受信データが一時コンテン
ツ領域410に蓄積された後、その受信データから贈答
番号だけが抽出され(ステップC22)、サーバシステ
ム2に対してその贈答番号を用いて図8(b)に示した
メールが作成され、そのメールによって鍵要求が行われ
る(ステップC23)。その後は、復号鍵が転送されて
くるのを待つ待機状態となる。
【0096】サーバシステム2では、贈答先のクライア
ント4からの鍵要求が受け付けられると(ステップS1
1)、管理テーブル208Dを参照して、その鍵要求で
送られてくる贈答番号に基づいて照合処理が実行される
(ステップS12)。その照合の結果、鍵要求に応じる
許可が下された場合には(ステップS13)、管理テー
ブル208Dからその贈答番号とコンテンツとの対応関
係及びコンテンツと復号鍵との対応関係により、所要の
復号鍵データが鍵データベース208Bから読み出され
る。このようにして、贈答番号に応じた復号鍵が贈答先
のクライアント4へ配信される(ステップS14)。こ
の復号鍵の配信では、図8(c)に示したメールが作成
され、そのメールがサーバシステム2から贈答先のクラ
イアント4へ配信される。
【0097】贈答先のクライアント4に対して復号鍵の
配信が行われた後は、処理は復号完了通知が届くのを待
つ待機状態となる。一方、ステップS12における照合
の結果、鍵配信が不許可となった場合には(ステップS
14)、クライアント4に対して鍵配信不許可の通知が
転送され、この商取引は終了する(ステップS15)。
【0098】さて、配信先のクライアント4において、
サーバシステム2より鍵配信の許可が下り、要求した復
号鍵が転送されてきた場合には(ステップC24)、そ
の復号鍵を受信した後、その復号鍵を用いてすでに受信
している暗号化コンテンツを復号してからHD409内
のコンテンツ領域410に蓄積する動作が実行される
(ステップC25)。ここで、復号鍵受信の最中は、図
13(b)に示したように、ディスプレイ405に「復
号鍵受信中」の如くメッセージ4051bが表示され
る。一方、鍵配信不許可の通知が届いた場合には(ステ
ップC24)、ディスプレイ405に復号不可の旨のメ
ッセージが表示され(ステップC26)、この商取引動
作は終了する。
【0099】ステップC25においてコンテンツの復号
及び蓄積が終了した場合には、そのコンテンツ復号が正
常に完了したか否か判断される(ステップC27)。正
常に復号できた場合には(ステップC27)、サーバシ
ステム2に対して復号完了通知が発信される(ステップ
C28)。ここで、復号完了通知の最中は、図13
(c)に示したように、ディスプレイ405に「復号完
了通知中」の如くメッセージ4051cが表示される。
一方、コンテンツ復号が復号不良などで正常に完了でき
なかった場合には(ステップC27)、この商取引はな
かったものとして終了される。
【0100】サーバシステム2では、復号完了通知が受
信された場合(ステップS16)、贈答先であるクライ
アント4で正常にコンテンツが復号されたものとして、
その購入者である贈答元への課金処理が実行される(ス
テップS17)。一方、復号完了通知が受信されない場
合(ステップS16)、その贈答元への課金処理がされ
ずに処理が終了する。なお、課金処理については、シス
テムの円滑な運用を妨げない限りは、復号信完了通知が
着信されるまで待機するようにしてもよい。
【0101】この課金処理によって課金された情報は図
15に示した如く管理される。すなわち、図15に示し
た課金ログデータベース208Cにおいて、クライアン
ト1のユーザIDがAAAの場合には、そのユーザAA
Aは、1997年10月1日,同月10日,同月15日
にそれぞれ課金情報LA1,LA2,LA3がログされ
ている。また、他のクライアントのユーザIDがBBB
の場合には、そのユーザBBBは、1997年10月1
日,同月7日にそれぞれ課金情報LB1,LB2がログ
されている。
【0102】以上説明したように、この実施の形態1に
よれば、贈答元のクライアント1から贈答先のクライア
ント4へサーバシステム2からの贈答コンテンツ(暗号
化されている)とその贈答番号とを転送して、贈答先の
クライアント4からサーバシステム2に対する贈答番号
を用いた復号要求に伴ってサーバシステム2から贈答先
のクライアント4へ復号鍵を配信することで、贈答先で
の贈答コンテンツの復号化を行う。このようにして、贈
答先から直接復号要求が行われ、その贈答先で使用可能
状態が確立されることになるので、ネットワーク上での
商取引において、セキュリティを確保した上での通信効
率を図った贈答を実現することが可能である。
【0103】また、贈答先のクライアント4からサーバ
システム2へ復号完了後に復号完了通知を転送すること
で、サーバシステム2において贈答元のクライアント1
に対して贈答コンテンツに関する課金処理を行う。この
ようにして、贈答先で復号できたタイミングを贈答完了
として認識されるので、贈答先で使用できないなどのト
ラブルがない状態での課金を実現することが可能であ
る。
【0104】(実施の形態2) さて、上述した実施の形態1では、サーバシステムにお
いて贈答先のクライアントが復号完了通知を送ってきた
場合に課金処理を実行するようにしたが、以下に説明す
る実施の形態2のように、サーバシステムにおいて贈答
後の一定時間が経過しても復号完了通知が届かない場合
にはその贈答に関する手続きを強制的にキャンセルする
ようにしてもよい。
【0105】この実施の形態2では、全体構成を前述し
た実施の形態1と同様の構成とすることから、以下に個
々の相違する構成についてのみ説明する。そこで、まず
実施の形態2によるオンライン贈答システムの要部につ
いて説明する。
【0106】図16はこの発明の実施の形態2によるオ
ンライン贈答システムの要部を機能的に示すブロック図
である。この実施の形態2によるオンライン贈答システ
ムは、一定時間を計測する配信−完了期間計測部61を
さらに備える。この配信−完了期間計測部61は、例え
ば、実施の形態1の構成を適用した場合、コンテンツ/
鍵配信部22から配信指示すなわち計測開始の合図を受
けて一定時間を計測する。
【0107】この配信−完了期間計測部61は、その一
定時間を計測する間に、課金部26に復号完了通知が届
かなかった場合に課金部26,鍵データベース24に対
してそれぞれ鍵要求の拒否,課金キャンセルを指示する
ものである。通常は、課金部26が復号完了通知に従っ
て課金処理を実行するが、この実施の形態2では、配信
−完了期間計測部61の計測により配信後の一定時間の
経過で自動的に贈答処理のキャンセルが行われる。
【0108】なお、配信−完了期間計測部61は、一定
時間の計測が済んだ場合に加えて、一定時間内に課金部
26から復号完了通知を受け付けたことによる完了通知
が届いた場合にも、計測動作を停止する。
【0109】続いて、動作シーケンスについて説明す
る。図17はこの実施の形態2によるオンライン贈答シ
ステムの動作シーケンスの一例を説明する図である。図
17において、サーバシステムを5として示す。ここで
は、前述した実施の形態1と相違するシーケンスについ
てのみ説明する。原理的には、前述した実施の形態1と
同様に、図3に示したシーケンスで贈答処理が実施され
る。
【0110】図17においても、(a)〜(i)までの
シーケンス(ここでは(i)の図示を省略)が必要とな
るが、コンテンツ及びその贈答番号が配信された後
(c)、サーバシステム5では、TOで示した一定時間
の計測が実施される。一定時間T0の計測中に、贈答先
のクライアント4からサーバシステム5に復号完了通知
が転送された場合には(e1)、サーバシステム5にお
いて復号鍵の配信(f)及び贈答元への課金処理(g)
が実施される。
【0111】一方、鍵要求が届かないうちに一定時間T
0の計測が済むと、サーバシステム5において自動的に
鍵要求の拒否と課金処理のキャンセルが実施されること
から、その後で贈答先のクライアント4から鍵要求(贈
答番号含む)が届いたとしても(e2)、既に贈答処理
はキャンセルされているので、その要求は無効となる。
したがって、一定時間T0が経過すると、システム上で
強制的に贈答が無効にされる。
【0112】次に、オンラインショッピング動作につい
て要部についてのみ説明する。図18はこの実施の形態
2による要部の動作を説明するフローチャートである。
以下の説明では、実施の形態1に適用させた場合を例に
挙げて説明する。この実施の形態2では、要求コンテン
ツ及びその贈答番号の配信が済み、贈答元のクライアン
ト1から受信完了通知が届いた場合には(図9のステッ
プS7参照)、一定時間の計測が開始される(ステップ
S51)。そして、続くステップS52では鍵要求が着
信されたか否かを判断し、さらに続くステップS53で
は一定時間T0の経過か否かを判断する処理が実行され
る。鍵要求の着信がなく、かつ一定時間T0の計測中で
あれば、ステップS52及びステップS53の処理が繰
り返し実行される。
【0113】そして、一定時間T0の経過を待たずに贈
答先のクライアント4から鍵要求の着信が確認された場
合には(ステップS52)、処理は、図10のステップ
S12及びそれ以降へ移行する。一方、ステップS53
において鍵要求が着信される前に一定時間T0の経過が
確認された場合には、処理はステップS54へ移行し
て、強制的に鍵要求の拒否及び課金キャンセルを設定す
る。このようにして鍵要求の拒否及び課金キャンセルが
設定されると、以降に鍵要求が着信されても復号鍵は配
信されず、これによって贈答先での利用ができないこと
から、贈答元への課金は不要となる。
【0114】以上説明したように、この実施の形態2に
よれば、前述した実施の形態1の効果が得られることは
もちろん、コンテンツ配信後の一定時間が経過した後、
贈答先の端末装置からの復号要求を拒否するとともに暗
号化された贈答コンテンツに関する課金処理をキャンセ
ルするようにしたので、時間計測により少しでも贈答に
支障の生じた虞があった場合には、その贈答の商取引そ
のものをシステム側でキャンセルすることができる。こ
れによって、課金処理を必要以上遅延させることなく、
電子市場での円滑且つ効率的な商品流通を実現すること
が可能である。
【0115】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、サーバシステムから贈答元の端末装置へ暗号化
された贈答コンテンツとその贈答情報とが転送された
後、贈答先となる端末装置からサーバシステムに対して
贈答情報を用いた復号要求が行われた場合、サーバシス
テムから贈答先となる端末装置に対して暗号化された贈
答コンテンツを復号化するための復号鍵を転送するよう
にしたので、贈答先から直接復号要求が行われることに
なり、これによって、ネットワーク上での商取引におい
て、セキュリティを確保した上での贈答を実現すること
が可能なオンライン贈答システムが得られるという効果
を奏する。
【0116】また、請求項2の発明によれば、請求項1
の発明において、贈答先となる端末装置からサーバシス
テムに対して復号鍵を用いた暗号化された贈答コンテン
ツの復号完了が通知された場合、贈答元の端末装置に対
して贈答コンテンツに関する課金処理を実行するように
したので、贈答先で復号できたタイミングを贈答完了と
して認識され、これによって、贈答先で使用できないな
どのトラブルがない状態での課金を実現することが可能
なオンライン贈答システムが得られるという効果を奏す
る。
【0117】また、請求項3の発明によれば、請求項1
又は2の発明において、サーバシステムから贈答元の端
末装置に対して暗号化された贈答コンテンツ及びその贈
答情報が転送され、その後の一定時間が経過した後は、
贈答先となる端末装置からの復号要求を拒否するととも
に贈答コンテンツに関する課金処理をキャンセルするよ
うにしたので、時間計測により少しでも贈答に支障の生
じた虞があった場合には、その贈答の商取引そのものを
システム側でキャンセルすることができ、これによっ
て、課金処理を必要以上遅延させることなく、電子市場
での円滑且つ効率的な商品流通を実現することが可能な
オンライン贈答システムが得られるという効果を奏す
る。
【0118】また、請求項4の発明によれば、贈答元の
端末装置から贈答先の端末装置へサーバシステムからの
暗号化された贈答コンテンツとその贈答情報とを転送
し、贈答先の端末装置からサーバシステムに対する贈答
情報を用いた復号要求に伴ってサーバシステムから贈答
先の端末装置へ復号鍵を配信して贈答先での贈答コンテ
ンツの復号化を行うようにしたので、贈答先から直接復
号要求が行われ、その贈答先で使用可能状態が確立され
ることになり、これによって、ネットワーク上での商取
引において、セキュリティを確保した上での通信効率を
図った贈答を実現することが可能なオンライン贈答シス
テムが得られるという効果を奏する。
【0119】また、請求項5の発明によれば、請求項4
の発明において、贈答先の端末装置からサーバシステム
へ復号完了後に復号完了通知を転送して、サーバシステ
ムにおいて贈答元の端末装置に対して贈答コンテンツに
関する課金処理を行うようにしたので、贈答先で復号で
きたタイミングを贈答完了として認識され、これによっ
て、贈答先で使用できないなどのトラブルがない状態で
の課金を実現することが可能なオンライン贈答システム
が得られるという効果を奏する。
【0120】また、請求項6の発明によれば、請求項4
又は5の発明において、サーバシステムにおいて、コン
テンツ配信後の一定時間が経過した後、贈答先の端末装
置からの復号要求を拒否するとともに暗号化された贈答
コンテンツに関する課金処理をキャンセルするようにし
たので、時間計測により少しでも贈答に支障の生じた虞
があった場合には、その贈答の商取引そのものをシステ
ム側でキャンセルすることができ、これによって、課金
処理を必要以上遅延させることなく、電子市場での円滑
且つ効率的な商品流通を実現することが可能なオンライ
ン贈答システムが得られるという効果を奏する。
【0121】また、請求項7の発明によれば、贈答元の
端末装置による贈答要求に伴って、当該贈答元の端末装
置が要求する暗号化された贈答コンテンツと当該コンテ
ンツの復号化を要求する際に使用する贈答情報とを前記
贈答元の端末装置へ配信して、その配信後の、贈答先の
端末装置による復号要求に伴って、暗号化された贈答コ
ンテンツを復号化するための復号鍵を贈答先の端末装置
に配信するようにしたので、贈答先から直接復号要求を
受付け、その贈答先で使用可能状態を確立させることが
でき、これによって、ネットワーク上での商取引におい
て、セキュリティを確保した上での通信効率を図った贈
答を実現することが可能なオンライン贈答システムのサ
ーバシステムが得られるという効果を奏する。
【0122】また、請求項8の発明によれば、請求項7
の発明において、贈答先の端末装置が復号完了後に復号
完了通知を転送してくるオンライン贈答システムにおい
て、贈答先の端末装置から復号完了通知を受け取った場
合に贈答元の端末装置に対して贈答コンテンツに関する
課金処理を行うようにしたので、贈答先で復号できたタ
イミングを贈答完了として認識でき、これによって、贈
答先で使用できないなどのトラブルがない状態での課金
を実現することが可能なオンライン贈答システムのサー
バシステムが得られるという効果を奏する。
【0123】また、請求項9の発明によれば、請求項7
又は8の発明において、コンテンツ配信後の一定時間が
経過した後、贈答先の端末装置からの復号要求を拒否す
るとともに暗号化された贈答コンテンツに関する課金処
理をキャンセルするようにしたので、時間計測により少
しでも贈答に支障の生じた虞があった場合には、その贈
答の商取引そのものを自サーバシステムでキャンセルす
ることができ、これによって、課金処理を必要以上遅延
させることなく、電子市場での円滑且つ効率的な商品流
通を実現することが可能なオンライン贈答システムのサ
ーバシステムが得られるという効果を奏する。
【0124】また、請求項10の発明によれば、贈答元
の端末装置から贈答先の端末装置へサーバシステムから
の暗号化された贈答コンテンツとその贈答情報とを転送
し、贈答先の端末装置において、サーバシステムに対す
る贈答情報を用いた復号要求に伴ってサーバシステムか
ら配信される復号鍵を用いて贈答コンテンツの復号化を
行うようにしたので、贈答先から直接復号要求が行わ
れ、その贈答先で使用可能状態が確立されることにな
り、これによって、ネットワーク上での商取引におい
て、セキュリティを確保した上での通信効率を図った贈
答を実現することが可能なオンライン贈答システムの端
末装置が得られるという効果を奏する。
【0125】また、請求項11の発明によれば、請求項
10の発明において、贈答先の端末装置から復号完了通
知を受け取った場合に贈答元の端末装置に対して贈答コ
ンテンツに関する課金処理を行うオンライン贈答システ
ムで、自装置が贈答先となった場合、復号完了後にサー
バシステムに復号完了通知を転送するようにしたので、
サーバシステムに対して贈答先で復号できたタイミング
を贈答完了として通知でき、これによって、贈答先で使
用できないなどのトラブルがない状態での課金を実現す
ることが可能なオンライン贈答システムの端末装置が得
られるという効果を奏する。
【0126】また、請求項12の発明によれば、サーバ
システムから贈答元の端末装置へ暗号化された贈答コン
テンツとその贈答情報とが転送された後、贈答先となる
端末装置からサーバシステムに対して贈答情報を用いた
復号要求が行われた場合、サーバシステムから贈答先と
なる端末装置に対して暗号化された贈答コンテンツを復
号化するための復号鍵を転送する工程にしたので、贈答
先から直接復号要求が行われることになり、これによっ
て、ネットワーク上での商取引において、セキュリティ
を確保した上での贈答を実現することが可能なオンライ
ン贈答システムの贈答方法が得られるという効果を奏す
る。
【0127】また、請求項13の発明によれば、請求項
12の発明において、贈答先となる端末装置からサーバ
システムに対して復号鍵を用いた暗号化された贈答コン
テンツの復号完了が通知された場合、贈答元の端末装置
に対して贈答コンテンツに関する課金処理を実行する工
程にしたので、贈答先で復号できたタイミングを贈答完
了として認識され、これによって、贈答先で使用できな
いなどのトラブルがない状態での課金を実現することが
可能なオンライン贈答システムの贈答方法が得られると
いう効果を奏する。
【0128】また、請求項14の発明によれば、請求項
12又は13の発明において、サーバシステムから贈答
元の端末装置に対して暗号化された贈答コンテンツ及び
その贈答情報が転送され、その後の一定時間が経過した
後は、贈答先となる端末装置からの復号要求を拒否する
とともに贈答コンテンツに関する課金処理をキャンセル
する工程にしたので、時間計測により少しでも贈答に支
障の生じた虞があった場合には、その贈答の商取引その
ものをシステム側でキャンセルすることができ、これに
よって、課金処理を必要以上遅延させることなく、電子
市場での円滑且つ効率的な商品流通を実現することが可
能なオンライン贈答システムの贈答方法が得られるとい
う効果を奏する。
【0129】また、請求項15の発明によれば、贈答元
の端末装置による贈答要求に伴って、当該贈答元の端末
装置が要求する暗号化された贈答コンテンツと当該コン
テンツの復号化を要求する際に使用する贈答情報とを前
記贈答元の端末装置へ配信して、その配信後の、贈答先
の端末装置による復号要求に伴って、暗号化された贈答
コンテンツを復号化するための復号鍵を贈答先の端末装
置に配信するようにしたので、贈答先から直接復号要求
を受付け、その贈答先で使用可能状態を確立させること
ができ、これによって、ネットワーク上での商取引にお
いて、セキュリティを確保した上での通信効率を図った
贈答を実現することが可能なオンライン贈答サーバシス
テムが得られるという効果を奏する。
【0130】また、請求項16の発明によれば、贈答元
の端末装置から贈答先の端末装置へサーバシステムから
の暗号化された贈答コンテンツとその贈答情報とを転送
し、贈答先の端末装置において、サーバシステムに対す
る贈答情報を用いた復号要求に伴ってサーバシステムか
ら配信される復号鍵を用いて贈答コンテンツの復号化を
行うようにしたので、贈答先から直接復号要求が行わ
れ、その贈答先で使用可能状態が確立されることにな
り、これによって、ネットワーク上での商取引におい
て、セキュリティを確保した上での通信効率を図った贈
答を実現することが可能な端末装置が得られるという効
果を奏する。
【0131】また、請求項17の発明によれば、サーバ
システムから贈答元の端末装置へ暗号化された贈答コン
テンツとその贈答情報とが転送された後、贈答先となる
端末装置からサーバシステムに対して贈答情報を用いた
復号要求が行われた場合、サーバシステムから贈答先と
なる端末装置に対して暗号化された贈答コンテンツを復
号化するための復号鍵を転送する工程にしたので、贈答
先から直接復号要求が行われることになり、これによっ
て、ネットワーク上での商取引において、セキュリティ
を確保した上での贈答を実現することが可能なオンライ
ン贈答方法が得られるという効果を奏する。
【0132】また、請求項18の発明によれば、請求項
12,13,14又は17に記載された方法をコンピュ
ータに実行させるプログラムを記録したことで、そのプ
ログラムを機械読み取り可能となり、これによって、請
求項12,13,14又は17の動作をコンピュータに
よって実現することが可能な記録媒体が得られるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1によるオンライン贈答
システムを機能的に示すブロック図である。
【図2】この発明の実施の形態1によるオンライン贈答
システムの装置間の関係を説明する図である。
【図3】実施の形態1によるオンライン贈答システムの
動作シーケンスの一例を説明する図である。
【図4】実施の形態1によるオンライン贈答システムの
クライアントをハードウェア的に示すブロック図であ
る。
【図5】実施の形態1によるオンライン贈答システムの
サーバシステムをハードウェア的に示すブロック図であ
る。
【図6】実施の形態1におけるコンテンツデータベース
の内容を説明する図である。
【図7】実施の形態1におけるコンテンツデータベース
と鍵データベースとの対応関係を管理する方法を説明す
る図である。
【図8】実施の形態1によるシステムで通知される情報
のフォーマット例を説明する図である。
【図9】実施の形態1による動作を説明するフローチャ
ートである。
【図10】実施の形態1による動作を説明するフローチ
ャートである。
【図11】実施の形態1によるオンラインショッピング
時の画面遷移を説明する図である。
【図12】実施の形態1によるオンラインショッピング
時の画面遷移を説明する図である。
【図13】実施の形態1によるオンラインショッピング
時の画面遷移を説明する図である。
【図14】実施の形態1による管理データベースの内容
を説明する図である。
【図15】実施の形態1における課金ログデータベース
の一例を示す図である。
【図16】この発明の実施の形態2によるオンライン贈
答システムの要部を機能的に示すブロック図である。
【図17】実施の形態2によるオンライン贈答システム
の動作シーケンスの一例を説明する図である。
【図18】実施の形態2による要部の動作を説明するフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1,4 クライアント 2 サーバシステム 11 コンテンツ選択及び贈答情報入力
部 12 贈答要求部 13 コンテンツ及び贈答番号受信部 14 贈答配信部 21 認証部 22 コンテンツ/鍵配信部 23,208A コンテンツデータベース 24,208B 鍵データベース 26 課金部 27,208C 課金ログデータベース 41 受信部 42 鍵要求部 43 コンテンツ復号部 44 復号完了通知部 45 コンテンツ蓄積部 101,201 CPU 102,202 ROM 103,203 RAM 104,204 アプリケーションメモリ 105 ディスプレイ 106 キーボード 107 マウス 109 HD 112 FD 113,205 モデム 208 ディスク装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G06F 13/00 357 G06F 13/00 357Z G09C 1/00 630 G09C 1/00 630B H04L 9/08 H04L 9/00 601B (56)参考文献 米国特許5671283(US,A) 国際公開96/27155(WO,A2) Ulrich Kohl,et a l,”Safeguarding Di gital Library Cont ents and Users”,D− Lib Magazine,Septe mber 1997,(ISSN 1082− 9873) Mark Stefik,”Trus ted Systems”,Scien tific American,Mar ch,1997 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/60 302 G06F 17/60 312 G06F 17/60 318 G06F 17/60 332 G06F 13/00 357 G09C 1/00 630 H04L 9/00 601 INSPEC(DIALOG) JICSTファイル(JOIS) WPI(DIALOG) (54)【発明の名称】 オンライン贈答システム、オンライン贈答システムのサーバシステム、オンライン贈答システム の端末装置、オンライン贈答サーバシステム、端末装置、オンライン贈答システムの贈答方法、 オンライン贈答方法、およびそれらの方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコ ンピュータ読み取り可能な記録媒体

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続され、当該ネットワ
    ーク上に複数のコンテンツにより形成される電子市場を
    仮想的に構築して前記電子市場を通じてコンテンツ販売
    及びその課金を制御するサーバシステムと、 前記ネットワークに接続され、前記電子市場にアクセス
    してコンテンツ購入を制御する複数の端末装置と、 を備え、 前記サーバシステムに対して贈答元の前記端末装置から
    贈答要求が行われた場合、前記サーバシステムから前記
    贈答元の端末装置へ、当該贈答元の端末装置が要求する
    暗号化された贈答コンテンツと、前記複数の端末装置の
    いずれか1つの贈答先となる端末装置に対して前記暗号
    化された贈答コンテンツを復号化するための復号鍵を転
    送するために前記サーバシステムが認識可能な情報であ
    って、前記贈答コンテンツ及び前記復号鍵データに対応
    する情報である贈答情報とが転送され、その転送後に前
    記贈答先となる端末装置から前記サーバシステムに対し
    て前記贈答情報を用いて復号要求が転送されてきた場
    合、前記サーバシステムから前記贈答先となる端末装置
    に対して前記暗号化された贈答コンテンツを復号化する
    ための復号鍵を転送することを特徴とするオンライン贈
    答システム。
  2. 【請求項2】 前記贈答先となる端末装置から前記サー
    バシステムに対して前記復号鍵を用いた前記暗号化され
    た贈答コンテンツの復号完了が通知された場合、前記贈
    答元の端末装置に対して前記贈答コンテンツに関する課
    金処理を実行することを特徴とする請求項1記載のオン
    ライン贈答システム。
  3. 【請求項3】 前記サーバシステムから前記贈答元の端
    末装置に対して前記暗号化された贈答コンテンツ及び前
    記贈答情報が転送され、その後の一定時間が経過した後
    は、前記贈答先となる端末装置からの復号要求を拒否す
    るとともに前記贈答コンテンツに関する課金処理をキャ
    ンセルすることを特徴とする請求項1又は2に記載のオ
    ンライン贈答システム。
  4. 【請求項4】 ネットワークに接続され、当該ネットワ
    ーク上に複数のコンテンツにより形成される電子市場を
    仮想的に構築して前記電子市場を通じてコンテンツ販売
    及びその課金を制御するサーバシステムと、 前記ネットワークに接続され、前記電子市場にアクセス
    してコンテンツ購入を制御する複数の端末装置と、 を備え、 贈答元の前記端末装置は、 前記ネットワーク上に構築された前記電子市場におい
    て、所要の暗号化された贈答コンテンツを前記サーバシ
    ステムに贈答要求する贈答要求手段と、 前記贈答要求手段の贈答要求に伴って前記サーバシステ
    ムから転送されてくる前記暗号化された贈答コンテンツ
    と、前記複数の端末装置のいずれか1つの贈答先となる
    端末装置に対して前記暗号化された贈答コンテンツを復
    号化するための復号鍵を転送するために前記サーバシス
    テムが認識可能な情報であって、前記贈答コンテンツ及
    び前記復号鍵データに対応する情報であるとを受信した
    場合、前記暗号化された贈答コンテンツと前記贈答情報
    とを前記贈答先の端末装置に転送する贈答転送手段と、 を有し、 前記贈答先の端末装置は、 前記贈答転送手段により転送されてくる前記暗号化され
    た贈答コンテンツ及び前記贈答情報が受信された場合、
    前記サーバシステムに対して前記受信された贈答情報を
    用いて復号要求する復号要求手段と、 前記復号要求手段の復号要求に伴って転送されてくる、
    前記暗号化された贈答コンテンツを復号化するための復
    号鍵を受信した場合、当該復号鍵を用いて前記暗号化さ
    れた贈答コンテンツを復号する復号手段と、 を有し、 前記サーバシステムは、 前記贈答要求手段の贈答要求に伴って、当該贈答元の端
    末装置が要求する暗号化された贈答コンテンツと当該コ
    ンテンツの復号化を要求する際に使用する前記贈答情報
    とを前記贈答元の端末装置へ配信するコンテンツ配信手
    段と、 前記配信手段の配信後の、前記贈答先の端末装置から前
    記復号要求手段による復号要求に伴って、前記暗号化さ
    れた贈答コンテンツを復号化するための前記復号鍵を前
    記贈答先の端末装置に配信する鍵配信手段と、 を有したことを特徴とするオンライン贈答システム。
  5. 【請求項5】 前記贈答先の端末装置は、復号完了後に
    前記サーバシステムに復号完了通知を転送し、前記サー
    バシステムは、前記贈答先の端末装置から前記復号完了
    通知を受け取った場合に前記贈答元の端末装置に対して
    前記贈答コンテンツに関する課金処理を行うことを特徴
    とする請求項4記載のオンライン贈答システム。
  6. 【請求項6】 前記サーバシステムは、前記コンテンツ
    配信手段によるコンテンツ配信後の一定時間が経過した
    後、前記贈答先の端末装置からの復号要求を拒否すると
    ともに前記暗号化された贈答コンテンツに関する課金処
    理をキャンセルすることを特徴とする請求項4又は5に
    記載のオンライン贈答システム。
  7. 【請求項7】 ネットワークに接続され、当該ネットワ
    ーク上に複数のコンテンツにより形成される電子市場を
    仮想的に構築して前記電子市場を通じてコンテンツ販売
    及びその課金を制御するサーバシステムと、 前記ネットワークに接続され、前記電子市場にアクセス
    してコンテンツ購入を制御する複数の端末装置と、 を備え、 贈答元の前記端末装置は、 前記ネットワーク上に構築された前記電子市場におい
    て、所要の暗号化された贈答コンテンツを前記サーバシ
    ステムに贈答要求して、自端末装置経由で贈答先の前記
    端末装置に対し、前記サーバシステムから転送されてく
    る前記暗号化された贈答コンテンツと、前記複数の端末
    装置のいずれか1つの贈答先となる端末装置に対して前
    記暗号化された贈答コンテンツを復号化するための復号
    鍵を転送するために前記サーバシステムが認識可能な情
    報であって、前記贈答コンテンツ及び前記復号鍵データ
    に対応する情報である贈答情報とを転送し、 前記贈答先の端末装置は、 前記贈答元の端末装置から転送されてくる前記暗号化さ
    れた贈答コンテンツ及び前記贈答情報が受信された場
    合、前記サーバシステムに対して前記贈答情報を用いて
    復号要求し、その復号要求に伴って転送されてくる、前
    記暗号化された贈答コンテンツを復号化するための復号
    鍵を受信した場合、当該復号鍵を用いて前記暗号化され
    た贈答コンテンツを復号することを特徴とするオンライ
    ン贈答システムのサーバシステムであって、 前記贈答元の端末装置による贈答要求に伴って、当該贈
    答元の端末装置が要求する暗号化された贈答コンテンツ
    と前記贈答情報とを前記贈答元の端末装置へ配信するコ
    ンテンツ配信手段と、 前記配信手段の配信後の、前記贈答先の端末装置による
    復号要求に伴って、前記暗号化された贈答コンテンツを
    復号化するための前記復号鍵を前記贈答先の端末装置に
    配信する鍵配信手段と、 を備えたことを特徴とするオンライン贈答システムのサ
    ーバシステム。
  8. 【請求項8】 前記オンライン贈答システムは、前記贈
    答先の端末装置が、復号完了後に前記サーバシステムに
    復号完了通知を転送するシステムであって、前記サーバ
    システムは、前記贈答先の端末装置から前記復号完了通
    知を受け取った場合に前記贈答元の端末装置に対して前
    記贈答コンテンツに関する課金処理を行うことを特徴と
    する請求項7記載のオンライン贈答システムのサーバシ
    ステム。
  9. 【請求項9】 前記コンテンツ配信手段によるコンテン
    ツ配信後の一定時間が経過した後、前記贈答先の端末装
    置からの復号要求を拒否するとともに前記暗号化された
    贈答コンテンツに関する課金処理をキャンセルすること
    を特徴とする請求項7又は8に記載のオンライン贈答シ
    ステムのサーバシステム。
  10. 【請求項10】 ネットワークに接続され、当該ネット
    ワーク上に複数のコンテンツにより形成される電子市場
    を仮想的に構築して前記電子市場を通じてコンテンツ販
    売及びその課金を制御するサーバシステムと、 前記ネットワークに接続され、前記電子市場にアクセス
    してコンテンツ購入を制御する複数の端末装置と、 を備え、 前記サーバシステムは、 前記贈答要求手段の贈答要求に伴って、当該贈答元の端
    末装置が要求する暗号化された贈答コンテンツと、前記
    複数の端末装置のいずれか1つの贈答先となる端末装置
    に対して前記暗号化された贈答コンテンツを復号化する
    ための復号鍵を転送するために前記サーバシステムが認
    識可能な情報であって、前記贈答コンテンツ及び前記復
    号鍵データに対応する情報である贈答情報とを前記贈答
    元の端末装置へ配信し、その配信後の、前記贈答先の端
    末装置から前記復号要求手段による復号要求に伴って、
    前記暗号化された贈答コンテンツを復号化するための前
    記復号鍵を前記贈答先の端末装置に配信するオンライン
    贈答システムの端末装置であって、 前記ネットワーク上に構築された前記電子市場におい
    て、所要の暗号化された贈答コンテンツを前記サーバシ
    ステムに贈答要求する贈答要求手段と、 前記贈答要求手段の贈答要求に伴って前記サーバシステ
    ムから転送されてくる前記暗号化された贈答コンテンツ
    と前記贈答情報とを受信した場合、前記暗号化された贈
    答コンテンツと前記贈答情報とを贈答先の前記端末装置
    に転送する贈答転送手段と、 前記贈答転送手段により転送されてくる前記暗号化され
    た贈答コンテンツ及び前記贈答情報が受信された場合、
    前記サーバシステムに対して前記受信された贈答情報を
    用いて復号要求する復号要求手段と、 前記復号要求手段の復号要求に伴って転送されてくる、
    前記暗号化された贈答コンテンツを復号化するための復
    号鍵を受信した場合、当該復号鍵を用いて前記暗号化さ
    れた贈答コンテンツを復号する復号手段と、 を備えたことを特徴とするオンライン贈答システムの端
    末装置。
  11. 【請求項11】 前記オンライン贈答システムは、贈答
    先の端末装置から復号完了通知を受け取った場合に前記
    贈答元の端末装置に対して前記贈答コンテンツに関する
    課金処理を行うシステムであって、前記端末装置は、自
    装置が贈答先となった場合、復号完了後に前記サーバシ
    ステムに復号完了通知を転送することを特徴とする請求
    項10記載のオンライン贈答システムの端末装置。
  12. 【請求項12】 ネットワークに接続され、当該ネット
    ワーク上に複数のコンテンツにより形成される電子市場
    を仮想的に構築して前記電子市場を通じてコンテンツ販
    売及びその課金を制御するサーバシステムと、 前記ネットワークに接続され、前記電子市場にアクセス
    してコンテンツ購入を制御する複数の端末装置と、 を備えたオンライン贈答システムの贈答方法であって、 前記サーバシステムに対して贈答元の前記端末装置から
    贈答要求が行われた場合、前記サーバシステムから前記
    贈答元の端末装置へ、当該贈答元の端末装置が要求する
    暗号化された贈答コンテンツと、前記複数の端末装置の
    いずれか1つの贈答先となる端末装置に対して前記暗号
    化された贈答コンテンツを復号化するための復号鍵を転
    送するために前記サーバシステムが認識可能な情報であ
    って、前記贈答コンテンツ及び前記復号鍵データに対応
    する情報である贈答情報とを転送する第1工程と、 前記第1工程による転送後に前記複数の端末装置のいず
    れか1つの贈答先となる端末装置から前記サーバシステ
    ムに対して前記贈答情報を用いて復号要求が転送されて
    きた場合、前記サーバシステムから前記贈答先となる端
    末装置に対して前記暗号化された贈答コンテンツを復号
    化するための復号鍵を転送する第2工程と、 を含んだことを特徴とするオンライン贈答システムの贈
    答方法。
  13. 【請求項13】 前記贈答先となる端末装置から前記サ
    ーバシステムに対して前記復号鍵を用いた前記暗号化さ
    れた贈答コンテンツの復号完了が通知された場合、前記
    贈答元の端末装置に対して前記贈答コンテンツに関する
    課金処理を実行する第3工程をさらに含んだことを特徴
    とする請求項12記載のオンライン贈答システムの贈答
    方法。
  14. 【請求項14】 前記サーバシステムから前記贈答元の
    端末装置に対して前記暗号化された贈答コンテンツ及び
    前記贈答情報が転送され、その後の一定時間が経過した
    後は、前記贈答先となる端末装置からの復号要求を拒否
    するとともに前記贈答コンテンツに関する課金処理をキ
    ャンセルする第4工程をさらに含んだことを特徴とする
    請求項12又は13に記載のオンライン贈答システムの
    贈答方法。
  15. 【請求項15】 ネットワークに接続され、当該ネット
    ワーク上に複数のコンテンツにより形成される電子市場
    を仮想的に構築して前記電子市場を通じてコンテンツ販
    売及びその課金を制御するとともに、前記ネットワーク
    を介して、前記電子市場にアクセスしてコンテンツ購入
    を制御する複数の端末装置と接続されるオンライン贈答
    サーバシステムにおいて、 贈答元の前記端末装置から贈答要求が行われた場合、前
    記贈答元の端末装置へ、当該贈答元の端末装置が要求す
    る暗号化された贈答コンテンツと、前記複数の端末装置
    のいずれか1つの贈答先となる端末装置に対して前記暗
    号化された贈答コンテンツを復号化するための復号鍵を
    転送するために前記オンライン贈答サーバシステムが認
    識可能な情報であって、前記贈答コンテンツ及び前記復
    号鍵データに対応する情報である贈答情報とを転送する
    第1転送手段と、 前記転送手段による転送後に前記複数の端末装置のいず
    れか1つの贈答先となる端末装置から前記贈答情報を用
    いて復号要求が転送されてきた場合、前記贈答先となる
    端末装置に対して前記暗号化された贈答コンテンツを復
    号化するための復号鍵を転送する第2転送手段と、 を備えたことを特徴とするオンライン贈答サーバシステ
    ム。
  16. 【請求項16】 ネットワーク上に複数のコンテンツに
    より形成される電子市場を仮想的に構築して前記電子市
    場を通じてコンテンツ販売及びその課金を制御するサー
    バシステムと前記ネットワークを介して接続され、前記
    電子市場にアクセスしてコンテンツ購入を制御する端末
    装置であって、 前記ネットワーク上に構築された前記電子市場におい
    て、所要の暗号化された贈答コンテンツを前記サーバシ
    ステムに贈答要求する贈答要求手段と、 前記贈答要求手段の贈答要求に伴って前記サーバシステ
    ムから転送されてくる前記暗号化された贈答コンテンツ
    と、複数の前記端末装置のいずれか1つの贈答先となる
    端末装置に対して前記暗号化された贈答コンテンツを復
    号化するための復号鍵を転送するために前記サーバシス
    テムが認識可能な情報であって、前記贈答コンテンツ及
    び前記復号鍵データに対応する情報である贈答情報とを
    受信した場合、前記暗号化された贈答コンテンツと前記
    贈答情報とを贈答先の前記端末装置に転送する贈答転送
    手段と、 前記贈答転送手段により転送されてくる前記暗号化され
    た贈答コンテンツ及び前記贈答情報が受信された場合、
    前記サーバシステムに対して前記受信された贈答情報を
    用いて復号要求する復号要求手段と、 前記復号要求手段の復号要求に伴って転送されてくる、
    前記暗号化された贈答コンテンツを復号化するための復
    号鍵を受信した場合、当該復号鍵を用いて前記暗号化さ
    れた贈答コンテンツを復号する復号手段と、 を備えたことを特徴とする端末装置。
  17. 【請求項17】 ネットワークに接続され、当該ネット
    ワーク上に複数のコンテンツにより形成される電子市場
    を仮想的に構築して前記電子市場を通じてコンテンツ販
    売及びその課金を制御するサーバシステムと、前記ネッ
    トワークに接続され、前記電子市場にアクセスしてコン
    テンツ購入を制御する複数の端末装置と、をもちいてお
    こなうオンライン贈答方法であって、 前記サーバシステムに対して贈答元の前記端末装置から
    贈答要求が行われた場合、前記サーバシステムから前記
    贈答元の端末装置へ当該贈答元の端末装置が要求する暗
    号化された贈答コンテンツと、前記複数の端末装置のい
    ずれか1つの贈答先となる端末装置に対して前記暗号化
    された贈答コンテンツを復号化するための復号鍵を転送
    するために前記サーバシステムが認識可能な情報であっ
    て、前記贈答コンテンツ及び前記復号鍵データに対応す
    る情報であるとを転送する第1工程と、 前記第1工程による転送後に前記複数の端末装置のいず
    れか1つの贈答先となる端末装置から前記サーバシステ
    ムに対して前記贈答情報を用いて復号要求が転送されて
    きた場合、前記サーバシステムから前記贈答先となる端
    末装置に対して前記暗号化された贈答コンテンツを復号
    化するための復号鍵を転送する第2工程と、 を含んだことを特徴とするオンライン贈答方法。
  18. 【請求項18】 前記請求項12,13,14又は17
    に記載された方法をコンピュータに実行させるプログラ
    ムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
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