JP3144335B2 - 交換装置システム - Google Patents

交換装置システム

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JP3144335B2
JP3144335B2 JP05727297A JP5727297A JP3144335B2 JP 3144335 B2 JP3144335 B2 JP 3144335B2 JP 05727297 A JP05727297 A JP 05727297A JP 5727297 A JP5727297 A JP 5727297A JP 3144335 B2 JP3144335 B2 JP 3144335B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話端末の回線交
換を行なう回線交換装置とコンピュータとの連動を行な
う交換装置システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近のCTI(コンピュータ・テレフォ
ニー・インテグレーション)技術の進歩により、電話系
機器とコンピュータによる新たな応用が生まれてきた。
これはTSAPI、VersitTSAPI,TAPI
などの業界標準案の提案、そしてそれを利用した応用ソ
フトウェアの開発によって実現したものである。
【0003】例えばIVR(インタラクティブ・ボイス
・レコーダ)などがある。これは音声応答システムで、
顧客の電話機のキー入力に従って社員のボイスメールボ
ックスに留守録音を残したり、あるいは対応部署を選択
してつないだり、必要に応じてFAXを返信したりする
ことを、コンピュータからの制御により実現するもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この交換装置システム
において、従来の呼制御やボイスメッセージといった電
話系の制御のみならず、オフィスの事務機器などの電子
制御装置などの制御も、コンピュータとの連動による実
現が要求されている。
【0005】本発明は、コンピュータと交換装置を連動
させることにより、電子制御装置への処理要求を電話端
末から行なうとともに、電子制御装置の処理結果を音声
メッセージで通知することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の交換装置システムは第1に、無線端末と、
前記無線端末が接続されて回線交換制御を行なう交換装
置と、前記交換装置に接続されて前記交換装置と通信を
行なうサービス提供制御装置と、前記サービス提供制御
装置と通信を行なう電子制御装置を具備し、前記交換装
置が、前記無線端末との通信を行なう回線交換通信手段
と、前記回線交換通信手段を介して入力される前記無線
端末からのキー情報を管理するキー情報受信処理手段
と、外部に接続されたコンピュータであるサービス提供
制御装置との通信を行なうコンピュータインタフェース
通信手段とを備え、前記キー情報受信処理手段が、入力
されたキー情報が、電話回線交換要求のための電話番号
なのか、電子制御装置を利用するために設定されたサー
ビス電話番号かを判定し、入力されたキー情報が電話回
線交換要求のための電話番号の場合回線接続処理を行な
い、サービス電話番号の場合にはコンピュータインタフ
ェース通信手段を介して前記サービス提供制御装置との
通信を行ない、前記サービス提供制御装置が、前記無線
端末からのキー情報を前記交換装置を介して入力して、
前記電子制御装置に対してサービスの提供を指示するサ
ービス制御手段を備え、前記電子制御装置が前記サービ
ス提供制御装置からの指示に基づき処理を行なうもので
ある。
【0007】これにより、無線端末を用いて電子制御装
置に対して処理要求を発行すること及び無線端末からの
キー情報のみにより電子制御装置を制御することができ
る。
【0008】
【0009】
【0010】第2に、第1の手段において、サービス提
供制御装置が交換装置を介して接続される無線端末の使
用者に関する情報を管理する端末管理手段を備え、当該
端末管理手段に記憶された端末使用者の情報に基づき電
子制御装置の制御を行うことを特徴とするものである。
【0011】係る構成により、利用者は個人情報を入力
することなく、個人情報に対応したサービスを受けるこ
とが可能となる。
【0012】第3に、第2の手段において、電子制御装
置がFAX送信機能を備え、サービス提供制御装置が
線端末からの前記電子制御装置に対する送信要求に対
し、端末管理手段に管理された前記無線端末の使用者に
関する情報を付加して、FAX送信することを特徴とす
るものである。
【0013】これにより、電話端末から使用者に関する
情報を入力することなく、使用者が送ろうとしている文
章に、使用者に関する情報が記入されている文章が付加
されてFAX送信することができるという効果を奏する
ものである。
【0014】第4に、第2の手段において、サービス提
供制御装置が、電子制御装置の使用権限を管理し、端末
管理手段に格納された端末使用者の情報に基づき電子制
御装置の使用可否を判断し制御することを特徴とするも
のである。
【0015】これにより、電話端末から使用者に関する
情報を入力することなく、電子制御装置の使用権限の判
断ができるという効果を奏するものである。
【0016】第5に、第2の手段において、サービス提
供制御装置が、電子制御装置の料金管理を端末管理手段
に格納された端末使用者の情報に基づき行うこと特徴と
するものである。
【0017】これにより、電話端末から使用者に関する
情報を入力することなく、電子制御装置の料金管理を行
なうことができるという効果を奏するものである。
【0018】第6に、第2の手段において、無線端末
が、内部情報を管理する内部情報管理手段を備え、無線
端末毎に管理された前記内部情報管理手段の情報を活用
して、交換装置を介してサービス提供制御装置へキー情
報を通知することを特徴とするものである。
【0019】係る構成により、電子制御装置を制御する
ために必要な情報を、電話端末において使用者毎に管理
することができ、電子制御装置へサービスを要求する際
のキー入力の効率化及び利用者毎のデータ管理容易化を
図ることができる。
【0020】第7に、第2の手段において、サービス提
供制御装置が、電子制御装置の位置情報を管理する電子
制御管理手段を具備し、無線端末からのサービス電話番
号に対して、前記無線端末の位置情報と前記電子制御管
理手段が管理する電子制御装置の位置情報とから、前記
無線端末からのサービス電話番号に対する電子制御装置
の候補を決定することを特徴とするものである。
【0021】係る構成により、異機種の電子制御装置が
ある場合でも、無線端末のキー操作という単一のユーザ
インタフェースで、異機種の電子制御装置を操作するこ
とが可能となり、また、無線端末から電子制御装置を利
用する時の、電子制御装置の指定手順を位置情報に基づ
き簡素化することができる
【0022】
【0023】
【0024】第8に、第1の手段において、交換装置
が、回線交換通信手段を介して音声メッセージの蓄積及
び送出を行う音声蓄積送出手段を備え、サービス提供制
御装置が、電子制御装置の制御に必要なキー情報を無線
端末から取得した後、交換装置に対し無線端末との通信
を終了を指示するとともに、電子制御装置にサービスの
提供を指示し、電子制御装置の処理結果に従い、前記音
声蓄積送出装置に格納された音声メッセージのサービス
を要求した無線端末への通知を交換装置に指示すること
を特徴とするものである。
【0025】これにより、電話端末の使用者に対して、
通信時間を削減した上で、電子制御装置の処理結果を音
声メッセージで通知することができるという効果を奏す
るものである。
【0026】第9に、第8の手段において、交換装置か
無線端末への音声メッセージの通知が、音声蓄積送出
手段により音声メッセージが新たに無線端末からアクセ
ス可能な領域に格納されたことを無線端末に通知するこ
とにより行われることを特徴とするものである。
【0027】係る構成により、使用者は任意の時間に音
声メッセージで電子制御装置の処理結果を知ることがで
きるという効果を有する。
【0028】第10に、第8の手段において、交換装置
から無線端末への音声メッセージの通知が、無線端末
呼び出し、無線端末からの着信応答後に該当する音声メ
ッセージを再生することにより行われることを特徴とす
るものである。
【0029】係る構成により、電子処理装置の処理結果
をすぐに使用者に通知することができるという効果を有
すする。
【0030】第11に、第8の手段において、サービス
提供制御装置が、電子制御装置の制御に必要なキー情報
無線端末から取得した後、交換装置に対し無線端末
の通信を終了を指示するとともに、電子制御装置にサー
ビスの提供を指示し、電子制御装置の処理結果に従い、
メッセージを画面表示制御手段を介して処理結果を電話
端末に通知することを特徴とするものである。
【0031】係る構成により、使用者は電子制御装置の
処理結果を、サービス提供制御装置に問い合わせること
なく、画面により知ることが可能となるという効果を有
する。
【0032】第12に、第8の手段において、サービス
提供制御装置が、サービス電話番号と電子制御装置との
対応を電子制御装置管理手段で管理し、交換装置が、サ
ービス提供制御装置からのサービス番号設定要求に従
い、前記電子制御装置管理手段に新た設定されたサービ
ス電話番号をキー情報受信処理手段に追加することを特
徴するものである。
【0033】これにより、サービス提供制御交換装置に
対して設定を行なえば、交換装置への設定はサービス提
供制御装置と交換装置との通信によって行なわれるた
め、新しく電子制御装置を本交換装置システムに接続す
る場合の設定を簡素化できるというという効果を奏する
ものである。
【0034】第13に、第8の手段において、サービス
提供制御装置からの、音声蓄積送出手段への音声メッセ
ージの蓄積要求に対し、音声蓄積送出手段が、音声メッ
セージを蓄積後、当該音声メッセージを識別するための
情報をサービス提供制御装置に出力し、サービス提供制
御装置が、当該識別情報に従い、当該音声メッセージの
無線端末への通知を交換装置に指示することを特徴とす
るものである。
【0035】これにより、電子制御装置の処理結果に対
応した音声メッセージを容易に登録することができると
いう効果を有する。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図13を用いて説明する。
【0037】(実施の形態1)図1を用いて本実施の形
態1の構成について説明する。図1は、本発明の交換装
置システムの実施の形態1における構成を示したブロッ
ク図である。
【0038】図1において、100は交換装置である。
101は交換装置100の回線交換手段であり、回線交
換制御を行う。102は交換装置100のコンピュータ
インタフェース手段であり、交換装置100の外部に接
続されたコンピュータとの通信制御を行う。103は交
換装置100の全体制御手段であり、回線交換手段10
1及びコンピュータインタフェース手段102の制御を
行う。104は交換装置100内部の通信路であり、回
線交換手段101と全体制御手段103との間の通信路
である。105は交換装置100内部の通信路であり、
コンピュータインタフェース手段102と全体制御手段
103との間の通信路である。
【0039】106はサービス提供制御装置であり、交
換装置100の外部にあるコンピュータである。サービ
ス提供制御装置106は、通信路108を介してコンピ
ュータインタフェース手段102と通信を行う。107
は電子制御装置であり、通信路109を介してサービス
提供制御装置106と通信を行う。
【0040】電子制御装置107としてはFAX機器、
複写機器、プリンターなどの事務機器、冷暖房装置、自
動施錠解錠装置などのビルオートメーション、ホームオ
ートメーション装置などが挙げられる。
【0041】108は通信路であり、コンピュータイン
タフェース手段102とサービス提供制御装置106と
の間の通信路である。109は通信路であり、サービス
提供制御装置106と電子制御機器107との間の通信
路である。なお、通信路108及び通信路109は、例
えばイーサネットを利用することにより、通信路を共有
する構成とすることもできる。
【0042】110は無線端末の基地局であり、通信路
112を介して回線交換手段101と通信を行う。11
1は、無線端末であり、通信路113を介して基地局1
10と通信を行う。無線端末111としては無線電話端
末以外に、無線電話機能をもつ携帯端末とすることもで
きる。112は通信路であり、回線交換手段101と基
地局110との間の通信路である。113は無線通信路
であり、基地局110と無線端末111の通信路であ
る。
【0043】次に図2を用いて、サービス提供制御装置
106の詳しい構成について説明する。図2は、実施の
形態1におけるサービス提供制御装置106の構成を示
したブロック図である。
【0044】図2において、201は端末管理手段であ
り、無線端末111とそれを通常使用する使用者の情報
との対応関係を管理している。使用者の情報としては、
使用者の名前、所属、所有している無線端末の電話番
号、使用する有線端末の電話番号、FAX番号、電子メ
イルアドレスなどが上げられる。
【0045】202は交換装置通信手段であり、交換装
置100との通信を制御する。203は電子制御装置通
信手段であり、電子制御装置107との通信を制御す
る。204はサービス制御手段であり、サービス提供制
御装置106全体の動作を制御する。205、206及
び205は、サービス提供制御装置106内部の通信路
である。
【0046】次に図3を用いて、交換装置100の全体
制御手段103の詳しい構成について説明する。図3
は、実施の形態1における交換装置100の全体制御手
段103の構成を示したブロック図である。
【0047】図3において、301は回線交換通信手段
であり、回線交換手段101との通信を制御する。30
2はコンピュータインタフェース通信手段であり、コン
ピュータインタフェース手段102との通信を制御す
る。303はキー情報受信処理手段であり、回線交換通
信手段301を介して入力された、電話端末におけるキ
ー情報を受信して解析する。
【0048】304は画面表示制御手段であり、電話端
末の画面表示制御を行なうための要求を、回線交換通信
手段301を介して電話端末に出力する。
【0049】305は回線交換制御手段であり、キー情
報受信処理手段303が出力するキー情報を解析して、
回線交換通信手段301を介して回線交換手段101に
所定の回線交換を行なうための要求を発行したり、電話
端末の画面の表示内容を決定して画面表示制御手段30
4に通知するものである。306から313までは、全
体制御手段103内部の通信路である。
【0050】以下、図4を用いて、実施の形態1におけ
る本交換装置システムの動作について説明する。図4
は、本交換装置システムの動作フロー図である。
【0051】401に示すように無線端末111の使用
者が無線端末111のキー操作により電話番号を入力す
ると、そのキー情報は、通信路113、基地局110、
通信路112を介して回線交換手段101に入力され
る。回線交換装置手段101では、入力されたキー情報
を通信路104を介して全体制御手段103に出力す
る。
【0052】402に示すように全体制御手段103で
は、入力されたキー情報を解析する。次に、403に示
すように入力された電話番号が、通常の電話回線交換要
求のための電話番号なのか、それとも電子制御装置10
7を利用するために設定された電話番号なのかを判断す
る。以下、説明を容易にするために、電子制御装置10
7を利用するために設定された電話番号をサービス電話
番号と称す。
【0053】入力された電話番号がサービス電話番号で
はなく、通常の電話回線交換要求のための電話番号と判
断した場合は、404に示すように全体制御手段103
は、通常の電話回線接続を行なう処理を行ない、処理が
終了する。
【0054】入力された電話番号がサービス電話番号の
場合は、405に示すように、無線端末111からサー
ビス電話番号が入力されたという情報が、全体制御装置
103から通信路105、コンピュータインタフェース
手段102、通信路108を介して、サービス提供制御
装置106に出力される。以下、説明を容易にするため
に、サービス電話番号が入力されたという情報をサービ
ス開始要求と称す。
【0055】本サービス開始要求には、端末の能力、例
えば表示画面の文字数等が付加される。これによりサー
ビス提供制御装置106は、以降その端末の能力に合っ
た処理を行うこととなる。
【0056】サービス提供制御装置106では、サービ
ス開始要求に対する応答を全体制御手段103に対して
出力する。以下、説明を容易にするために、サービス開
始要求に対する応答をサービス開始応答と称す。
【0057】全体制御手段103ではサービス開始応答
を受信すると、それ以降無線端末111において行なわ
れたキー操作の情報をサービス提供制御装置106に通
知するとともに、サービス提供制御装置106から発行
される画面表示要求に従って、無線端末111の画面表
示制御を行なうこととなる。このため、全体制御手段1
03では、サービス開始応答を受信した後、キー操作情
報の通知と画面表示制御を行なえる状態になったことを
示す情報を、サービス提供制御装置106に対して出力
する。以下、説明を容易にするために、全体制御手段1
03が、キー操作情報の通知と画面表示制御を行なえる
状態になったことを示す情報をサービス開始通知と称
す。
【0058】なお、端末の能力、例えば表示できる文字
の数等はサービス開始要求あるいはサービス開始通知で
交換装置100からサービス提供制御装置106へ通知
される。本端末の能力に関する情報は端末管理手段20
1に格納され、以降本情報を用いて端末の能力に合った
処理、例えば画像表示を行うこととなる。
【0059】全体制御手段103から出力されるサービ
ス開始通知をサービス提供制御装置106が受信する
と、406に示すようにサービス提供制御装置106
は、使用者に対して所定のキー操作を行なってもらうた
めの画面表示要求を全体制御手段103に対して出力す
る。
【0060】103では、この画面表示要求に従い、無
線端末111の画面制御処理を行なう。この後は、40
7に示すように使用者のキー操作待ち状態へ移行する。
【0061】使用者がキー操作を行なうと、そのキー情
報は、通信路113、基地局110、通信路112を介
して回線交換手段101に入力される。回線交換装置手
段101では、入力されたキー情報を通信路104を介
して全体制御手段103に出力する。全体制御装置10
3では、入力されたキー情報を通信路105、コンピュ
ータインタフェース手段102、通信路108を介し
て、サービス提供制御装置106に出力される。
【0062】サービス提供制御装置106では、408
に示すように、入力されたキー情報を解析し、必要なキ
ー操作がすべて終了したかどうかを判断する。この時、
必要なキー操作がすべて終了していない場合には、40
6に示した使用者のキー操作を促すための画面表示制御
へ移行する。
【0063】必要なキー操作がすべて終了した時には、
409に示すように、サービス提供制御装置106が、
使用者が電子制御装置107に対して要求している処理
内容を入力されたキー情報及び、端末管理手段201に
格納されている無線端末111の使用者の情報から、電
子制御装置107に発行する処理要求を決定して、出力
する。
【0064】即ち、電子制御装置107に発行する処理
要求は、キー操作及び無線端末111から決定される。
【0065】この後は、410に示すように電子制御装
置107の処理終了待ち状態へ移行する。電子制御装置
107の処理が終了すると、411に示すように、サー
ビス提供制御装置106が、電子制御装置107の処理
結果を無線端末111の使用者に知らせるための画面表
示要求を、全体制御手段103に対して出力し、全体制
御手段103が無線端末111の画面表示制御を行な
い、電子制御装置107の処理結果を表す画面を表示し
て処理が終了する。
【0066】次に、前記した本交換装置システムの動作
における、全体制御手段103の詳しい動作を説明す
る。
【0067】401において入力された電話番号は、4
02においてキー情報として回線交換通信手段301を
介してキー情報受信処理手段303に入力される。キー
情報受信処理手段303では入力されたキー情報を解析
して、403に示すようにサービス電話番号かどうかの
判断を行なう。
【0068】サービス電話番号でない場合には、キー情
報受信処理手段303から回線交換制御手段305に対
し、通常の回線交換制御を行なう要求が通信路307を
介して出力される。回線交換制御手段305では入力さ
れた要求を処理して、通信路306及び、回線交換通信
手段301を介して回線交換手段101に対して回線交
換制御を行なうための要求を発行することにより、40
4に示した通常の電話回線接続が行なわれることとな
る。
【0069】サービス電話番号の場合は、キー情報受信
処理手段303から回線交換制御手段305に対し、サ
ービス電話番号であることが通知される。この結果、サ
ービス開始要求が、回線交換制御手段305から、通信
路313を介してコンピュータインタフェース通信手段
302に出力される。さらに、コンピュータインタフェ
ース通信手段302から通信路105を介してコンピュ
ータインタフェース手段102に入力されることによ
り、前記したようにサービス開始要求がサービス提供制
御装置106に入力されることになる。
【0070】サービス提供制御装置106から出力され
るサービス開始応答は、通信路105を介してコンピュ
ータインタフェース通信手段302に入力され、さらに
通信路313を介して回線交換制御手段305に入力さ
れる。サービス開始応答を受信すると、回線交換制御手
段305はキー情報受信手段303に対し、これ以降、
無線端末111から入力されるキー情報は、通信路31
0を介してコンピュータインタフェース通信手段302
に出力する処理を実行させる命令を発行する。
【0071】また、画面表示制御手段304に対して、
コンピュータインタフェース通信手段から通信路312
を介して、無線端末111に対する画面表示要求が入力
された場合には、画面表示制御処理を実行する命令を発
行する。
【0072】この2つの命令により、前記した全体制御
手段103がサービス開始応答を受信した時に、それ以
降無線端末111において行なわれたキー操作の情報を
サービス提供制御装置106に通知するとともに、サー
ビス提供制御装置106から発行される画面表示要求に
従って、無線端末111の画面表示制御を行なう処理が
実現される。
【0073】以上の処理が終了した時点で、回線交換制
御手段305からサービス開始通知が通信路105を介
してコンピュータインタフェース通信手段302に入力
されることにより、405の処理が終了する。
【0074】406においてサービス提供制御装置10
6が発行した画面表示要求は、コンピュータインタフェ
ース通信手段302から通信路312を介して、画面表
示制御手段304に入力される。画面表示制御手段30
4では、通信路311を介して回線交換通信手段に、画
面表示要求を出力することにより、無線端末111への
画面表示が行なわれる。
【0075】407において使用者がキー操作を行なっ
た場合は、回線交換通信手段301から通信路309を
介してキー情報受信処理手段303に入力される。キー
情報受信処理手段303では、このキー情報を通信路3
10を介してコンピュータインタフェース通信手段30
2に出力することにより、前記に示したようにサービス
提供制御装置106にキー情報が通知されることとな
る。
【0076】408、409、410では、全体制御手
段103は特別な動作を行なわない。
【0077】また、411における全体制御手段103
の動作は、406における動作と同じとなる。
【0078】以下、電子制御装置107がFAX装置で
ある場合を例にして、図5を用いて本交換装置の具体的
な動作例について説明する。図5は、本交換装置システ
ムの信号図である。
【0079】無線端末111の使用者は、始めにFAX
送信を行なう電子制御装置107の前に行き、送信した
い文章を電子制御装置107にセットした後、無線端末
111から、電子制御装置107を使用するためのサー
ビス番号を入力する。入力された電話番号は、501に
示すように交換装置100に入力され、その結果502
に示すようにサービス開始要求が、サービス提供制御装
置106に対して発行される。サービス提供制御装置1
06では、サービス開始応答を交換装置503に対して
発行した後、サービス開始通知を受信すると、無線端末
111に対して、例えば”相手先の電話番号を入力して
下さい”などのメッセージを表示するための画面表示要
求を、505に示すように発行する。この結果、506
に示すように無線端末111においてメッセージが表示
されることとなる。
【0080】この画面表示により、無線端末111の使
用者は相手先電話番号をキー入力するので、507及び
508に示すようにキー情報がサービス提供制御装置1
06に通知されることとなる。キー情報が、キーが1つ
押下されるたびに通知される場合には、例えば押下され
たキーを無線端末111の画面に表示するというような
処理を行なうために、505から508までのシーケン
スは繰り返されることもある。
【0081】すべてのキー情報を取得した後は、509
に示すように指定した電話番号に、電子制御装置107
にセットされている文章をFAXする命令が、サービス
提供制御装置106から発行される。この時、本交換装
置システムでは、無線端末111の使用者の情報をサー
ビス提供制御装置106で管理しているため、例えばF
AXの最初に無線端末111の使用者の名前、所属、電
話番号などが記載された文章を自動生成してFAXする
というような機能を電子制御装置107が持っている場
合、509に示した要求に、使用者の名前、所属、電話
番号などの情報を付加することにより、使用者の、名前
や所属などの情報入力のための操作手順を省略すること
ができる。
【0082】電子制御装置107における処理が終了す
ると、510に示すようにサービス提供制御装置106
に対して通知される。この処理結果は、511及び51
2に示すように、無線端末111の画面に表示されるこ
ととなる。
【0083】なお、通信路313については説明を省略
したが、313は、例えば無線端末111の使用者が長
時間キー押下をしない時などに、無線端末111とサー
ビス提供制御装置106との通信を終了させるための要
求などのための経路である。
【0084】以上、本実施の形態1に示したように、本
交換装置システムは、交換装置100にサービス提供制
御装置106を接続し、サービス提供制御装置106か
ら電子制御装置107に対して処理要求を発行すること
ができるようにするとともに、サービス提供制御装置1
06において無線端末111の使用者の情報を管理する
ことにより、電子制御装置107に対して発行する処理
要求を、使用者の情報から生成することができるもので
ある。
【0085】これにより、本実施の形態1では、以下の
2つの効果を得ることができる。1つめは、無線端末1
11を用いて電子制御装置107を遠隔操作できること
である。本交換装置システムでは、電子制御装置107
に対する命令の発行はすべてサービス提供制御装置10
6で行なっており、交換装置100ではサービス電話番
号が入力されたことに伴う、サービス開始要求の発行、
サービス開始応答の受信、サービス開始通知の発行、キ
ー情報の通知、画面表示要求の処理しか行なっていな
い。このため、電子制御装置107が例えばFAX装置
からコピー装置に置き換わっても、サービス提供制御装
置106の制御を変えるだけで、交換装置100の制御
は変更する必要がない。
【0086】また、異機種の電子制御装置107が複数
ある場合でも、無線端末111という単一のユーザイン
タフェースで、異機種の電子制御装置107を操作でき
る。
【0087】2つめは、201で管理している使用者の
情報から、電子制御装置107に対して発行する処理要
求を決定することができることである。本実施の形態1
の動作の説明においては、電子制御装置107がFAX
機器の場合、使用者の名前や所属の記載された文章をF
AX装置で自動生成する場合に、使用者の入力を省略で
きる場合を例に説明した。しかしながら、これ以外に
も、例えばサービス提供制御装置106において使用者
ごとに使用する電話番号を管理しておき、その電話番号
を表示することにより、FAXの送信先を選択させるこ
とは、容易に実現することができる。
【0088】また、電子制御装置107を無線端末11
1の使用者が使用できる権利があるのかという判定をサ
ービス提供制御装置106で行なった後、使用できる権
利がない場合には、電子制御装置107に対して処理要
求を発行しないという処理も容易に実現できる。
【0089】さらに、電子制御装置107の利用に伴う
無線端末111の使用者への課金情報の管理をサービス
提供制御装置106で行なうということも容易に実現す
ることができる。この時、電子制御装置107がFAX
装置以外の、例えば複写機器、プリンターなどの事務機
器、冷暖房装置、自動施錠解錠装置などのビルオートメ
ーション、ホームオートメーション装置であっても、同
様の効果を得られることは容易に類推できる。
【0090】なお、本実施の形態1では交換装置に接続
される電話端末を無線端末としたが、これは有線端末で
も同様の効果を得ることができる。また、使用者が押下
したキー情報とは、サービス提供制御装置106におい
て単に数字を表す情報ではなく、例えば無線端末111
の画面が複数行表示できる時に、どの行に選択されてい
る情報を使用者が選択したかというような情報としても
利用できることは容易に類推できる。
【0091】(実施の形態2)実施の形態2の構成は、無
線端末111の詳細な構成以外は、実施の形態1の構成
と同一である。
【0092】以下、実施の形態2における無線端末11
1の構成について図6を用いて説明する。図6におい
て、601はキー押下処理手段であり、無線端末111
の使用者がキーを押下したことを検出する。602は内
部情報管理手段であり、無線端末111内部で記憶して
いる情報を管理する。内部情報としては、例えば無線端
末で保有している電話帳データなどが上げられる。
【0093】603は無線通信手段であり、無線端末1
11と基地局110との通信を制御する。604は端末
制御手段であり、無線端末111の全体を制御する。6
05、606及び607は無線端末111内部の通信路
である。
【0094】以下、実施の形態2の動作について説明す
る。実施の形態1では、無線端末111から通知される
キー情報は、実際に使用者が無線端末111のキーを押
下した情報であるのに対し、本実施の形態2では、内部
情報管理手段602が管理している情報を端末管理手段
604においてキー情報に変換して出力する点が、実施
の形態1と実施の形態2との動作での差異点となる。
【0095】以下、電子制御装置107がFAX装置、
内部情報管理手段602で管理している情報が、無線端
末111で保有している電話帳データである場合を例に
して、動作を説明する。
【0096】無線端末111の使用者が、サービス電話
番号を入力して、無線端末111の画面に、例えば”相
手先の電話番号を入力して下さい”などのメッセージを
表示されるまでの、本交換装置システムの動作は実施の
形態1と同一である。
【0097】この時、実施の形態1では無線端末111
の使用者が実際の電話番号をキー押下したが、本実施の
形態2では無線端末111で保有している電話帳の電話
番号を、キー情報として無線端末111から出力するこ
とにより、使用者の電話番号入力のためのキー操作が不
要となる。
【0098】実際には、電話帳に記憶されている電話番
号の中で所望する電話番号を選択するために押下された
キー情報は、キー押下処理手段601から通信路605
を介して端末制御手段604に入力され、このキー情報
から端末制御手段604で内部情報管理手段602に記
憶されている情報をキー情報に変換する処理を行ない、
通信路607を介して無線通信手段603に出力する動
作を行なうのである。
【0099】以降の動作は、実施の形態1と同一なため
説明を省略する。以上、本実施の形態2に示したよう
に、本交換装置システムは、無線端末111から出力さ
れるキー情報が、使用者のキー押下以外に、無線端末1
11で管理している内部情報からも生成されるものであ
る。
【0100】これにより、本実施の形態1では、電子制
御装置107を制御するために必要な情報を、無線端末
111において使用者毎に管理することができるという
効果を得ることができる。
【0101】例えば、電子制御装置107としてFAX
装置を例にした場合、FAX装置に具備されている電話
帳を使用せずに、無線端末111の電話帳を使用するこ
とができるため、無線端末毎に使用者固有の環境を構築
することができるのである。
【0102】なお、本実施の形態1では交換装置に接続
される電話端末を無線端末としたが、これは有線端末で
も同様の効果を得ることができる (実施の形態3)実施の形態3の構成は、電子制御装置1
07が複数存在する点、及びサービス提供制御装置10
6の構成が異なる点が、実施の形態1との差異となる。
【0103】始めに、実施の形態3における本交換シス
テムの構成を図7を用いて説明する。図7は、本発明の
交換装置システムの実施の形態3における構成を示した
ブロック図である。図7において、700から713ま
では、図1の100から113までと同一であるため、
説明を省略する。
【0104】714及び715は、電子制御装置であ
る。また、716及び717は、それぞれ電子制御装置
714及び電子制御装置715と、サービス提供制御装
置106との通信路である。
【0105】実施の形態3では、電子制御装置の数に対
する制約はないが、説明を容易にするためにサービス提
供制御装置706に接続されている電子制御装置の数を
3個とした構成にしている。以下、説明を容易にするた
めに電子制御装置707を第1の電子制御装置707、
電子制御装置714を第2の電子制御装置714、電子
制御装置715を第3の電子制御装置715と称す。な
お、例えばイーサネットを用いて、通信路708、70
9、716、717は同じ通信路を使用する構成とする
こともできる。
【0106】次に図8を用いて、サービス提供制御装置
706の詳しい構成について説明する。図8は、実施の
形態3におけるサービス提供制御装置706の構成を示
したブロック図である。
【0107】図8において、801から807までは、
図2における201から207までと同一であるため、
説明を省略する。
【0108】808は、電子制御装置管理手段であり、
サービス提供制御装置706と通信を行なう電子制御装
置の情報を管理している。管理する情報としては、例え
ば電子制御装置の設置場所、電子制御装置の動作状況、
電子制御装置への使用者の使用権利、利用料金などがあ
げられる。
【0109】以下、実施の形態3における本交換装置シ
ステムの動作について説明する。実施の形態3では、サ
ービス提供制御装置706に接続された電子制御装置が
複数存在する。この時、それぞれの電子制御装置を利用
するためのサービス電話番号を設定すれば、実施の形態
1と同一の動作を行なうことで、複数の電子制御装置の
中から所望する電子制御装置を選択することができる。
【0110】しかしながら、このようにそれぞれのサー
ビス電話番号を設定すると、使用者がそれぞれのサービ
ス電話番号を記憶しなければならず、電子制御装置の追
加、あるいは抹消などに対応しにくい。
【0111】このため、本実施の形態3における動作
は、図4にしめした動作フローにおいて、406から4
08までの処理の繰り返される回数を増やして、使用者
に使用する電子制御装置を選択させる処理が追加される
点が、実施の形態1と異なる点となる。これにより、サ
ービス電話番号は、電子制御装置個々に設定する必要は
ない。
【0112】406において、使用する電子制御装置を
使用者に選択させるための画面表示を行なう時に、実際
にはサービス提供制御装置706において電子制御装置
管理手段808において管理されている情報からサービ
ス制御手段804が判断して、画面表示する内容を決定
する動作を行なうのが、実施の形態3における動作と実
施の形態1における動作の異なる点である。
【0113】以下、第1の電子制御装置707、第2の
電子制御装置714及び第3の電子制御装置715がす
べてFAX装置であり、電子制御装置管理手段808で
第1の電子制御装置707、第2の電子制御装置714
及び第3の電子制御装置715の位置情報を管理してい
る場合を例にとり、本交換装置システムの動作を説明す
る。
【0114】無線端末711の使用者がサービス電話番
号を入力した時、無線端末711の位置情報が付加され
たサービス開始要求が、交換装置700からサービス提
供制御装置706に対して発行される。サービス提供制
御装置706では、この無線端末711の位置情報及び
電子制御装置管理手段808で管理している電子制御装
置の位置情報から、無線端末711の使用者が利用しよ
うとしている電子制御装置を推定して、画面に表示する
内容を決定することになる。
【0115】例えば、第1の電子制御装置707が無線
端末711にもっとも近くにあると判断した時には、無
線端末711に電子制御装置707を使用しようとして
いるのかを使用者に確認する画面表示を行なうことがで
きるのである。
【0116】なお、この時、電子制御装置の位置情報と
しては、例えば、電子制御装置のから最も近くに存在す
る基地局を表す情報、例えば基地局のIDなどがある。
【0117】つまり、電子制御装置を設置した時に、最
も近く存在する基地局のIDをサービス提供制御装置7
06の電子制御装置管理手段808に入力すればよい。
交換装置700の全体制御手段703では、無線端末7
11がどの基地局と通信を行なっているかの管理を行な
っているので、前記のような設定を行なうことで、電子
制御装置を利用するために無線端末711の通信を開始
した時、実際に無線端末と通信を行なっている基地局の
IDを無線端末711の位置情報として、サービス開始
要求に付加することにより、無線端末711と電子制御
装置の位置関係を判断することができるようになる。
【0118】なお、電子制御装置管理手段808に設定
する情報は、最も近く存在する基地局のIDではなく、
電子制御装置の近くから無線端末711を用いて通信を
する時に、実際に通信を行なう可能性のある基地局を複
数設定してもよい。
【0119】このような設定を行なうことで、電子制御
装置の近くに複数の基地局が存在しており、最も近くに
存在する基地局以外が使用された場合でも、位置の検出
精度を上げることができる。
【0120】これにより、複数の電子制御装置がある場
合に、複数の電子制御装置をすべて表示してその中から
使用者に選択させるのではなく、交換装置システム側で
候補を絞って表示することにより、使用者の選択動作を
簡略化することができるのである。特に無線端末111
の画面は一般に画面が小さく、かつ表示できる文字数に
制限があるため、上記で説明した候補の絞り込みによる
画面表示は、ユーザインタフェースが向上することにな
る。
【0121】以上、本実施の形態3に示したように、本
交換装置システムは、サービス提供装置706において
電子制御装置管理手段808を設け、電子制御装置管理
手段808において管理されている情報から、無線端末
711へ画面表示する内容を決定するものである。
【0122】これにより、例えば電子制御装置が複数存
在する場合に、選択をするためのユーザインタフェース
を向上させるという効果を有する。本実施例では、電子
制御装置管理手段808において電子制御装置の位置情
報を管理して、無線端末711の位置情報から判断し
て、複数の電子制御装置の中でどの電子制御装置を無線
端末711の使用者が使用しているのかを推定して画面
を表示することにより、電子制御装置選択のユーザイン
タフェースを向上させる例を説明した。
【0123】しかしながら、電子制御装置管理手段80
8において管理する情報は、位置情報以外でも本交換装
置システムは同様の効果を得ることができる。例えば、
電子制御装置管理手段808において電子制御装置の動
作状況を管理することにより、その動作状況、例えば他
の人が現在使用中であり自分が使用できるようになるま
での時間が表示されることにより、無線端末711の使
用者が電子制御装置を選択する時のユーザインタフェー
スが向上するという同様の効果を得ることができる。
【0124】具体的な例としては、電子制御装置がFA
X送信機能を有する装置の場合、電子制御装置808に
おいて、すでにFAX送信を要求している人物の名前、
送信ページ数、及びFAX通信終了予想時間を電子制御
装置管理手段808で管理して、無線端末711にこれ
らの情報を表示することが上げられる。
【0125】なお、本実施の形態3では交換装置に接続
される電話端末を無線端末としたが、これは有線端末で
も同様の効果を得ることができる。また本実施の形態3
と、実施の形態2を組み合わせることにより、実施の形
態2と実施の形態3の両方の効果を得ることができるこ
とは容易に類推できる。
【0126】(実施の形態4)図9を用いて本実施の形態
4の構成について説明する。図9は、本発明の交換装置
システムの実施の形態4における構成を示したブロック
図である。
【0127】図9において、900から917までは、
実施の形態3における図7の700から717までと同
一であるため、説明を省略する。
【0128】918は音声蓄積送出手段であり、回線交
換手段901から入力された音声を蓄積したり、蓄積さ
れた音声を回線交換手段901に送出したりするもので
ある。919及び920は、交換装置900内部の通信
路である。
【0129】次に図10を用いて、サービス提供制御装
置906の詳しい構成について説明する。図10は、サ
ービス提供制御装置906の構成を示したブロック図で
ある。
【0130】図10において、1001から1009ま
では、実施の形態3における図8の801から809ま
でと同一であるため、説明を省略する。
【0131】1010は音声メッセージ管理手段であ
り、音声蓄積送出手段918に格納されている音声メッ
セージへのアクセス方法や、音声メッセージの内容を管
理しているものである。1011は、サービス提供制御
装置906内部の通信路である。
【0132】また図11を用いて、全体制御手段903
の詳しい構成について説明する。図11は、全体制御手
段903の構成を示したブロック図である。
【0133】図11において、1101から1112ま
では、図3の301から312までと同一であるため、
説明を省略する。
【0134】1114は音声蓄積送出通信手段であり、
音声蓄積送出手段918と回線交換制御手段1105と
の通信制御を行なう。1115は、全体制御手段903
内部の通信路である。
【0135】以下、図12を用いて、実施の形態4にお
ける本交換装置システムの動作について説明する。図1
2は、本交換装置システムの動作フロー図である。以下
に示す例では、無線端末911の使用者は電子制御装置
907を使用するものとする。
【0136】図12における1201の動作は、実施の
形態1における図4における401から408までを用
いて説明した、実施の形態3における動作と同じため説
明を省略する。
【0137】実施の形態4では、必要なキー情報をすべ
て取得した後、1202においてサービス提供制御装置
906から交換装置900に対して無線端末911との
通信を終了する要求を発行して、無線端末911との通
信を終了する点が、実施の形態3と異なる点である。
【0138】次に1203に示すように、サービス提供
制御装置906が、使用者が電子制御装置907に対し
て要求している処理内容を入力されたキー情報及び、端
末管理手段1001に格納されている無線端末911の
使用者の情報から、電子制御装置907に発行する処理
要求を決定して、出力する。この後は、1205に示す
ように電子制御装置907の処理終了待ち状態へ移行す
る。
【0139】電子制御装置907の処理が終了すると、
1205に示すように電子制御装置907の処理結果を
サービス提供制御装置906が判断することにより、以
降の処理が変わる。
【0140】処理に成功した場合には、1206に示す
ように、電子制御装置907の処理結果に応じてあらか
じめ音声蓄積送出手段918に録音されている音声メッ
セージの中で、今回の処理結果に相当する音声メッセー
ジを判断する。これは、実際にはサービス提供制御装置
906において、音声メッセージ管理手段1010内部
で管理している電子制御装置907の処理結果に対応し
た音声メッセージの情報から、サービス制御手段100
4が判断を行なうことになる。
【0141】この判断の結果、無線端末911からアク
セスできる領域にコピーする命令を、サービス提供制御
装置906から交換装置900に対して発行する。交換
装置900では、この命令を受信して、音声蓄積送出手
段918に対して該当するコピー命令を発行してコピー
動作が終了する。コピー動作が終了すると、1207に
示すように交換装置900から無線端末911に対し
て、無線端末911がアクセスできる領域に音声メッセ
ージが格納された旨の画面表示制御が行なわれる。
【0142】この画面表示を見て、無線端末911の使
用者が1208に示すように、音声蓄積送出手段918
に格納されている音声メッセージを聞くためのキー操作
を行なうことにより、無線端末911と音声蓄積送出手
段918との間で回線が接続され、音声メッセージが再
生されることにより、電子制御装置907の処理結果を
音声で聞くことができるのである。
【0143】以上の説明では1206において、処理結
果に相当する音声メッセージを、無線端末911からア
クセスできる領域にコピーする命令を、サービス提供制
御装置906から交換装置900に対して発行すると説
明した。これは、一般に、音声蓄積送出手段918に格
納されている音声メッセージは、不特定多数の人が、す
べての音声メッセージにアクセスできるのではなく、例
えば端末毎、あるいはアクセスする時に入力するパスワ
ードや格納領域指定を行なうことで、一人の人が聞きと
りができる音声メッセージの格納領域に制限を設けるの
が普通であるためである。このため1206では、無線
端末911からアクセスできる領域に音声メッセージを
コピーする命令を発行している。
【0144】以上に示すように、音声蓄積送出手段91
8において、音声メッセージのコピー機能のみを実現す
れば、電子制御装置907の処理結果を音声メッセージ
で無線端末911の使用者に通知することができる。
【0145】1208において処理に失敗した場合に
は、1209に示すように、無線端末911と音声蓄積
送出手段918との回線を接続して、電子制御装置90
7の処理結果に応じてあらかじめ音声蓄積送出手段91
8に録音されている音声メッセージの中で、今回の処理
結果に相当する音声メッセージを、無線端末911に対
して再生する命令を、サービス提供制御装置906から
交換装置900に対して発行する。
【0146】交換装置900では、この命令を受信し
て、1210に示すように、無線端末911に対して呼
び出しをかけ、無線端末911が応答後、音声蓄積送出
手段918に対して該当する音声メッセージを再生する
要求を発行する。これにより、1211に示すように音
声メッセージが再生されて無線端末911の使用者は、
電子制御装置907の処理結果を音声で聞くことができ
るのである。
【0147】次に、前記した本交換装置システムの動作
における、全体制御手段903および音声蓄積送出手段
918の詳しい動作を説明する。1201における動作
は、実施の形態1における408までの動作と同じであ
るため、1202からの動作について説明する。
【0148】1202では、サービス提供制御装置90
6から発行される無線端末911との通信を終了する要
求を、コンピュータインタフェース通信手段が受信し、
さらにその要求が通信路1113を介して回線交換制御
手段1105に入力される。回線交換制御手段1105
では、この要求により無線端末911との通信を終了す
る処理を実行する。
【0149】1203、1204、1205では、全体
制御手段903は特別な動作を行なわない。
【0150】1206では、サービス提供制御装置90
6から発行されるコピー命令要求を、コンピュータイン
タフェース通信手段が受信し、さらにその要求が通信路
1113を介して回線交換制御手段1105に入力され
る。回線交換制御手段1105では、この要求を通信路
1114を介して音声蓄積送出通信手段1113に出力
する。音声蓄積送出通信手段1113では、さらにこの
要求を通信路916を介して、音声蓄積送出手段918
に出力することになる。
【0151】音声蓄積送出手段918では、このコピー
命令要求を受信すると、指定された音声メッセージを、
無線端末911がアクセスできる領域にコピーすること
になる。
【0152】コピーが終了すると、音声蓄積送出手段9
18は、無線端末911がアクセスできる領域に音声メ
ッセージが格納されたことを、無線端末911に通知す
る要求を全体制御手段903に対して通信路916を介
して発行する。この通知要求は、音声蓄積送出通信手段
1113及び通信路1114を介して回線交換制御手段
1105に入力される。回線交換制御手段1105で
は、この要求を受信すると、画面表示制御手段1104
に対して、無線端末911がアクセスできる領域に音声
メッセージが格納されたことを、無線端末911に通知
するための画面制御を行なう命令を発行することによ
り、1207に示したように無線端末911の画面に音
声メッセージが格納されたことが表示されることにな
る。
【0153】1208では、全体制御手段903で入力
されたキー情報から音声蓄積送出手段918と無線端末
911との回線接続を行なう判断をして、回線交換手段
901に対し、回線接続要求を発行することにより、無
線端末911と音声蓄積送出手段918との回線が接続
され、格納された音声メッセージを無線端末911の使
用者が聞くことができるのである。
【0154】1209では、サービス提供制御装置90
6から発行される回線接続及び音声メッセージ再生要求
を、コンピュータインタフェース通信手段が受信し、さ
らにその要求が通信路1113を介して回線交換制御手
段1105に入力される。
【0155】回線交換制御手段1105では、この要求
を受信後、通信路1106及び回線交換通信手段110
1を介して、1210に示すように無線端末911に対
して呼び出しをかける。
【0156】この呼び出しに対し、無線端末911の使
用者が応答をするためにキー操作を行なうと、このキー
情報が回線交換制御通信手段1101、通信路1109
を介してキー情報受信処理手段1103に入力され、さ
らに通信路1107を介して回線交換制御手段1105
に入力されることにより、無線端末911の使用者が呼
び出しに応答したことを、回線交換制御手段1105が
認識する。
【0157】その後、回線交換制御手段1105から、
回線交換通信手段1101を介して回線交換手段901
に対して、無線端末911と音声蓄積送出手段918と
の回線を接続する要求が発行されることにより、121
0に示すように無線端末911と音声蓄積送出手段91
8との回線が接続される。
【0158】回線接続後、回線交換制御手段1105か
ら、音声蓄積送出通信手段1113を介して音声蓄積送
出手段918に対し、該当する音声メッセージを再生す
る要求を発行することにより、1211に示すように格
納された音声メッセージを無線端末911の使用者が聞
くことができるのである。
【0159】なお、1210及び1211の処理は、1
208で示した音声メッセージを聞くために無線端末9
11で行なうキー操作が行なわれた場合の状態を、回線
交換制御手段1105内部で生成すれば容易に実現する
ことができる。
【0160】以下、電子制御装置107がFAX装置で
ある場合を例にして、図13を用いて本交換装置の具体
的な動作例について説明する。図13は、図12におけ
る1205の判断ののち、1206、1207及び12
08の処理を行なう場合の、本交換装置システムの信号
図である。
【0161】図13における1308までの具体的な動
作例は、実施の形態1あるいは実施の形態3と同じため
説明を省略する。
【0162】すべてのキー情報を取得した後は、実施の
形態4では、実施の形態3と異なり、1309に示すよ
うにサービス提供制御装置906から交換装置900に
対して無線端末911との通信を終了する要求が発行さ
れる。交換装置900では、1309の要求を受信する
ことにより、1310に示すように無線端末911との
通信を終了する制御を行なう。
【0163】次に、1311に示すように指定した電話
番号に、電子制御装置107にセットされている文章を
FAXする命令が、サービス提供制御装置906から発
行される。
【0164】電子制御装置907における処理が終了し
て処理が成功した場合には、1312に示すようにサー
ビス提供制御装置906に対して通知される。サービス
提供制御装置906から、この処理に対応した音声メッ
セージをコピーする要求が発行され、交換装置900に
おいて音声メッセージをコピーした後、無線端末911
に対して、1314に示すように音声メッセージが格納
された旨を示す画面表示制御が行なわれることになる。
【0165】その後、1315に示すように任意の時間
に無線端末911の使用者が音声メッセージを聞くため
の電話番号を入力することにより、1316に示すよう
に音声メッセージを聞くことができるのである。
【0166】電子制御装置907における処理が失敗し
た場合には、1313が回線接続、音声メッセージを再
生する要求となり、1314が交換装置900から無線
端末911に対する呼び出しとなり、1315が呼び出
しに対する応答となる。
【0167】電子制御装置がFAX装置の場合、実際に
FAX送信が終了するまでに時間がかかるが、本交換装
置システムでは、送信が終了する前に、FAX装置から
離れても、送信結果が音声メッセージで通知されること
となる。このため、例えばFAXの送信先が話中、ある
いは紙切れなどの原因により、FAX送信に失敗した場
合、失敗した旨の音声メッセージを聞いてから、再度F
AX装置の前にいってFAX送信動作を行なうことがで
きる。
【0168】特に最近のFAX装置は、始めに送信する
紙をすべてスキャンして内容をFAX装置内部に取り込
んでから、FAX送信のための回線接続を開始するた
め、相手先の状態による送信失敗がすぐにわからないと
いう問題点があるが、こうしたFAX装置に対して本交
換装置システムは、特に有効な効果を得ることができ
る。
【0169】さらに、本交換装置システムは、電子制御
装置911の処理が成功した場合には、音声メッセージ
があることのみを使用者に通知し、処理に失敗した場合
には電話をかけて音声メッセージを再生するという、電
子制御装置911の処理結果に依存した通知方法を提供
することができる。
【0170】以上、本実施の形態4に示したように、本
交換装置システムは、電子制御装置907に対する処理
を行なうために必要なキー操作を行なった時点で、一度
無線端末911と交換装置900との通信を終了し、電
子制御装置907の処理が成功すると、サービス提供制
御装置906が交換装置900内部の音声蓄積送出手段
918に対し、電子制御装置907の処理結果に対応し
た音声メッセージを、無線端末911がアクセスできる
領域にコピーする命令を発行し、このコピー命令によっ
て、音声メッセージのコピーが行なわれると、無線端末
911の画面に音声メッセージが格納されている旨の表
示が行なわれ、その後、無線端末911の使用者が音声
蓄積送出手段918に回線接続して音声メッセージを聞
きとることにより、電子制御装置907の処理結果を知
ることができるものである。
【0171】さらに、電子制御装置907の処理が失敗
した場合には、無線端末911を呼び出して応答後、音
声メッセージを再生するという通知方法も提供するもの
である。
【0172】これにより、本交換装置システムでは、以
下の4つの効果を有する。1つめは、電子制御装置90
7の処理が終了するまで、無線端末911と交換装置9
00との間の通信を継続する必要がなくなり、通信時間
を削減することができるという効果である。
【0173】2つめは、音声メッセージをコピーするこ
とにより、無線端末911の使用者が任意の時間に音声
メッセージで電子制御装置907の処理結果を知ること
ができるという効果である。
【0174】3つめは、無線端末911に呼び出しをか
けて応答後、音声メッセージを再生することにより、電
子制御装置907の処理結果をすぐに使用者に通知する
ことができるという効果である。
【0175】4つめに、電子制御装置907の処理結果
に応じて、通知方法を変えることができるという効果で
ある。とくに4つめの効果については、本実施例では、
処理結果が成功した場合と失敗した場合で通知方法を変
えて場合について説明した。しかしながら、処理に失敗
した時にすぐに使用者に何らかの処理を行なってもらう
必要がある時のみ、例えば電子制御装置907に異常が
発生した場合にのみ、無線端末911に呼び出しをかけ
て応答後、音声メッセージを再生する通知方法を選択す
る、あるいは、通知方法を無線端末911の使用者に選
択してもらうことも容易に実現することができる。
【0176】なお、本実施の形態4では、音声メッセー
ジをコピーしたが、このコピー動作を行なわず、電子制
御装置907の処理結果に対応した音声メッセージを聞
くために必要な情報、例えば電話番号を無線端末911
の画面に表示することにより、音声蓄積送出手段918
にあらかじめ蓄積されている該当音声メッセージを無線
端末911の使用者が聞けるようにすることは容易に実
現することができる。
【0177】また、本実施の形態4では、音声メッセー
ジにより、電子制御装置907の処理結果を無線端末9
11の使用者に通知したが、電子制御装置907の処理
結果に対応したメッセージを無線端末911の画面に表
示する要求を、サービス提供制御装置906から交換装
置900に対して発行することにより、通信時間を削減
して、電子制御装置907の処理結果を使用者に通知す
るという本交換装置システムの効果を有するシステムは
容易に実現することができる。
【0178】さらに、本実施の形態4では、音声蓄積送
出手段918に蓄積された音声メッセージを再生した
が、無線端末911が音声メッセージを再生するための
電話番号を入力した時に、サービス提供制御装置906
からコンピュータインタフェース手段102、全体制御
装置103、回線交換手段104を介して音声メッセー
ジを無線端末911に送出することも容易に実現するこ
とができる。
【0179】また、これは、サービス提供制御装置90
6からコンピュータインタフェース手段102、全体制
御装置103、音声蓄積送出手段918、回線交換手段
104を介して音声メッセージを無線端末911に送出
するという経路でも同様に実現することができる。
【0180】なお、本実施の形態4では交換装置に接続
される電話端末を無線端末としたが、これは有線端末で
も同様の効果を得ることができる。また本実施の形態4
と、実施の形態2を組み合わせることにより、実施の形
態2と実施の形態4の効果を得ることができることは容
易に類推できる。
【0181】また、本実施の形態4では、無線端末71
1の使用者が電子制御装置を使用するための一連のキー
操作の後、サービス提供装置906から通信終了要求を
発行したが、これは無線端末711からの回線終了操作
を待っても、発明の効果を得られることは容易に類推で
きる。
【0182】(実施の形態5)本交換装置システムの実施
の形態5における構成については、実施の形態4と同じ
ため説明を省略する。
【0183】実施の形態4では、無線端末911の使用
者が電子制御装置907を使用する場合の、本交換装置
システムの動作について説明した。これに対し、実施の
形態5では、本交換装置システムの初期動作、つまり交
換装置、サービス提供制御装置及び電子制御装置がそれ
ぞれ接続され、無線端末から電子制御装置が使用できる
状態になるまでの、本交換装置システムの動作について
説明する。
【0184】一般に、交換装置は専門の知識を有する人
が設定を変更するものである。このため、電子制御装置
を新規にシステムに追加する場合、交換装置に対する設
定ができるだけ発生しないようにするのが望ましい。
【0185】本実施の形態5では、電子制御装置を新規
にシステムに追加するために設定はすべてサービス提供
制御装置で行ない、サービス提供制御装置と交換装置の
間でやりとりを行なうことにより、交換装置側の設定が
変更されるものである。
【0186】以下、図9に示した電子制御装置907及
び電子制御装置914が、すでにサービス提供制御装置
906と接続されて無線端末911から使用できる状態
となっている時に、電子制御装置915を新しくシステ
ムに接続する場合の本交換装置システムの動作について
説明する。
【0187】電子制御装置915を本交換装置システム
に接続する場合、本交換装置システムの管理者は、以下
の2つの判断をして、判断に応じた設定を行なう。
【0188】1つめは、電子制御装置915を使用する
ための新しいサービス電話番号を設けるどうかを判断し
て、設ける場合にはサービス提供制御装置906におい
てその電話番号を入力することである。これは、他の電
子制御装置907や914のためのサービス電話番号が
使用できる場合、例えば電子制御装置907と電子制御
装置915が両方ともFAX装置の場合には、実施の形
態3に示したように同じサービス電話番号で、電子制御
装置を選択することができるからである。
【0189】新しいサービス電話番号を設ける必要があ
ると判断した時には、管理者はサービス提供制御装置9
06において、新しいサービス電話番号、つまり以前に
システムに設定を行なったことがない電話番号を設定す
る。
【0190】この設定により、これまでシステムには設
定されていなかった電話番号である、サービス電話番号
を使用者が入力した場合にも、交換装置900からサー
ビス提供制御装置906に対してサービス開始要求が発
行されるように、システムの設定が行なわれる。
【0191】このシステムの設定手順を以下、説明す
る。電子制御装置管理手段1008では、サービス提供
制御装置906から使用することができる、電子制御装
置とそれを使用するためのサービス電話番号の対応関係
が記憶されている。
【0192】このため、サービス提供制御装置906に
おいて追加する電子制御装置に対応したサービス電話番
号の設定が行なわれると、電子制御装置管理手段100
8においてすでに設定されているサービス電話番号との
照合を行なう。
【0193】この結果、設定されたサービス電話番号が
電子制御装置管理手段1008においてすでに設定され
ている電話番号ではなく、新しい電話番号であるとサー
ビス提供制御装置906が判断すると、サービス提供制
御装置906から交換装置900に対して、サービス電
話番号の設定を行なうための要求が発行される。
【0194】以下、説明を容易にするために、この設定
要求をサービス電話番号設定要求と称す。このサービス
電話番号設定要求は、コンピュータインタフェース手段
902を介して全体制御手段903に入力される。
【0195】全体制御手段903内部では、このサービ
ス電話番号設定要求は、コンピュータインタフェース通
信手段1102及び通信路1113を介して回線交換制
御手段1105に入力される。回線交換制御手段110
5においてサービス電話番号設定要求を解釈して、管理
者が入力したサービス電話番号をキー情報受信処理手段
1103に通知する。これにより、キー情報受信手段1
103では、以降、設定されたサービス電話番号が電話
端末から入力された時に、その電話番号をサービス電話
番号として認識して処理が行なえるようになるのであ
る。
【0196】新しいサービス電話番号を設ける必要がな
いと判断した時には、管理者は存在するサービス電話番
号で電子制御装置915が使用できるようになるための
設定をサービス提供制御装置906において行なう。
【0197】この場合は、管理者が入力したサービス電
話番号は、電子制御装置管理手段1008においてすで
に設定されているサービス電話番号の中に一致するもの
が存在するため、サービス提供制御装置906から交換
装置900に対して、サービス電話番号設定要求は発行
されない。
【0198】いずれの場合も、サービス提供制御装置9
06内部の電子制御装置管理手段1008において、電
子制御装置915を使用するためのサービス電話番号が
管理されることとなる2つめは、電子制御装置915の
処理結果に応じた音声メッセージを、音声蓄積送出手段
918に録音するかどうかを判断して、用意すると判断
した時は、サービス提供制御装置906に音声メッセー
ジの音声データを入力することである。
【0199】これも、他の電子制御装置907や914
のための音声メッセージが使用できる場合があるからで
ある。新しい音声メッセージを音声蓄積送出手段918
に録音すると判断した時には、管理者はサービス提供制
御装置906において、音声メッセージの入力を行な
う。これにより、本交換装置システムは以下の動作を行
なう。
【0200】サービス提供制御装置906において、音
声メッセージの入力を行なうと、その音声メッセージを
音声蓄積送出手段918に蓄積する要求がサービス提供
制御装置906から交換装置900に対して発行され
る。この蓄積要求は、コンピュータインタフェース手段
902を介して全体制御手段903に入力される。全体
制御手段903では、この蓄積要求は、コンピュータイ
ンタフェース通信手段1102及び通信路1113を介
して回線交換制御手段1105に入力され、回線交換制
御手段1105において蓄積要求を解釈して、音声メッ
セージが音声蓄積送出通信手段1114を介して音声蓄
積送出手段918に出力されて、録音されることにな
る。
【0201】録音が終了すると、音声蓄積送出手段91
8から、その音声メッセージを再生するための情報、例
えばメッセージIDなどの情報が、音声蓄積送出手段9
18から出力され、音声蓄積送出通信手段1114を介
して回線交換制御手段1105に出力される。回線交換
制御手段1105では、その再生するための情報をコン
ピュータインタフェース通信手段1112に出力し、コ
ンピュータインタフェース手段902を介してサービス
提供制御装置906に入力される。
【0202】サービス提供制御装置906では、入力さ
れた再生するための情報、例えば音声メッセージのメッ
セージIDなど音声メッセージ管理手段1010で管理
することにより、電子制御装置915の処理結果に対応
した音声メッセージを再生する処理を行なえるようにな
る。
【0203】なお、電子制御装置915の他の情報、例
えば実施の形態3で説明した電子制御装置915の位置
情報なども、管理者がサービス提供制御装置906にお
いて入力することにより、電子制御装置管理手段100
8において管理されることになる。
【0204】以上、本実施の形態5に示したように、本
交換装置システムは、無線端末911から電子制御装置
915を使用するためのサービス電話番号及び電子制御
装置915の処理結果に対応した音声メッセージを、サ
ービス提供制御装置906から入力することができるも
のである。
【0205】これにより、新しい電子制御装置を本交換
装置システムに接続する時に、サービス提供制御装置9
06で設定を行なえば、交換装置900に対して直接設
定を行なう必要はなく、かつすでに設定されているサー
ビス電話番号や音声メッセージを利用するかどうかの選
択が行なえるという効果を有するものである。
【0206】なお、本実施の形態5では、音声メッセー
ジをサービス提供制御装置906に入力したが、これ
は、音声メッセージを電話機から入力して、その時に交
換装置900から得られる再生するための情報を、サー
ビス提供制御装置906に入力することによっても同様
の効果を得ることができる。
【0207】また、本実施の形態5では、音声メッセー
ジをサービス提供制御装置906に入力したが、これ
は、電子制御装置915がサービス提供制御装置906
と接続された時に、電子制御装置915からサービス提
供制御装置906に対して、処理結果に対応した音声メ
ッセージがすでに本交換装置システムに存在するかどう
かを確認して、存在しない場合には電子制御装置915
からサービス提供制御装置906に対して、音声メッセ
ージを蓄積する要求を発行することによっても、本実施
の形態5と同様の効果を得られることは容易に類推でき
る。
【0208】さらに、本実施の形態5では音声メッセー
ジを全体制御手段103を経由して音声蓄積送出手段9
18に出力したが、回線交換手段101とコンピュータ
インタフェース手段102との間に通信路を設けること
により、サービス提供制御装置906から交換装置90
0に対して発行される音声メッセージの蓄積要求に対し
て、蓄積要求を全体制御手段103で受信したら、音声
メッセージはコンピュータインタフェース手段102、
回線交換手段101を経由して音声蓄積送出手段918
に入力させることは容易に実現することができる。
【0209】なお、本実施の形態5と、実施の形態1か
ら4までを組み合わせることにより、それぞれの効果を
得られることは容易に類推できる。
【0210】
【発明の効果】以上のように、本発明は第1に、電話端
末と、前記電話端末が接続されて回線交換制御を行なう
交換装置と、前記交換装置に接続されて前記交換装置と
通信を行なうサービス提供制御装置と、前記サービス提
供制御装置に接続されて前記サービス提供制御装置と通
信を行なう電子制御装置を具備し、前記交換装置が、前
記電話端末との通信を行なう回線交換通信手段と、前記
回線交換通信手段を介して入力される前記端末からのキ
ー情報を処理するキー情報受信処理手段と、外部に接続
されたコンピュータであるサービス提供制御装置との通
信を行なうコンピュータインタフェース通信手段とを備
え、前記キー情報受信処理手段が、入力されたキー情報
が、電話回線交換要求のための電話番号か、電子制御装
置を利用するために設定されたサービス電話番号かを判
定し、入力されたキー情報が、電話回線交換要求のため
の電話番号の場合、回線接続処理を行い、サービス電話
番号の場合には、コンピュータインタフェース通信手段
を介して前記サービス提供制御装置との通信を行い、前
記サービス提供制御装置が、サービス電話番号に対応
し、電子制御装置の制御に必要な情報をコンピュータイ
ンタフェース通信手段を介して電話端末から取得し、電
子制御装置にサービスの提供を指示することにより、電
話端末を用いて電子制御装置に対して処理要求を発行す
ることができる。
【0211】第2に、交換装置がコンピュータインタフ
ェース通信手段を介して入力されるサービス提供制御装
置からの指示に従い、回線交換通信手段を介して電話端
末の画面制御を行なう画面表示制御手段を備え、サービ
ス提供制御装置が、電話端末の画面表示能力に応じて前
記画面表示制御手段の制を行い、電子制御装置の制御に
必要な情報を取得することににより、電話端末からのキ
ー情報のみにより電子制御装置を制御することが可能と
なる。
【0212】第3に、サービス提供制御装置が交換装置
を介して接続される電話端末の使用者に関する情報を管
理する端末管理手段を備え、当該端末管理手段に記憶さ
れた端末使用者の情報に基づき電子制御装置の制御を行
うことにより、利用者は個人情報を入力することなく、
個人情報を対応したサービスを受けることが可能とな
る。
【0213】第4に、電子制御装置がFAX送信機能を
備え、サービス提供制御装置が電話端末からの前記電子
制御装置に対する送信要求に対し、端末管理手段に管理
された前記電話端末の使用者に関する情報を付加して、
FAX送信することにより、電話端末から使用者に関す
る情報を入力することなく、使用者が送ろうとしている
文章に、使用者に関する情報が記入されている文章が付
加されてFAX送信することができるという効果を奏す
る。
【0214】第5に、サービス提供制御装置が、電子制
御装置の使用権限を管理し、端末管理手段に格納された
端末使用者の情報に基づき電子制御装置の使用可否を判
断し制御することにより、電話端末から使用者に関する
情報を入力することなく、電子制御装置の使用権限の判
断ができるという効果を奏する。
【0215】第6に、サービス提供制御装置が、電子制
御装置の料金管理を端末管理手段に格納された端末使用
者の情報に基づき行うこと特徴とするものであり、電話
端末から使用者に関する情報を入力することなく、電子
子制御装置の料金管理を行なうことができる。
【0216】第7に、電話端末が、内部情報を管理する
内部情報管理手段を備え、電話端末毎に管理された前記
内部情報管理手段の情報を活用して、交換装置を介して
サービス提供制御装置へキー情報を通知するものであ
り、電子制御装置を制御するために必要な情報を、電話
端末において使用者毎に管理することができ、電子制御
装置へサービスを要求する際のキー入力の効率化及び利
用者毎のデータ管理容易化を図ることができる。
【0217】第8に、サービス提供制御装置が、サービ
ス提供制御装置と通信を行う電子制御装置の情報を管理
する電子制御装置管理手段を備え、前記電子制御装置管
理手段で管理されている情報に基づき、交換装置の画面
表示制御手段に指示することにより、異機種の電子制御
装置がある場合でも、電話端末のキー情報という単一の
ユーザインタフェースで、異機種の電子制御装置を操作
することが可能となる。
【0218】第9に、電子制御管理手段が電子制御装置
の位置情報を管理し、電話端末からのサービス電話番号
に対し、前記電話端末の位置情報と前記電子制御管理手
段が管理する電子制御装置の位置情報とから、前記電話
端末からのサビス電話番号に対する電子制御装置の候補
を決定することにより、電話端末から電子制御装置を利
用する時の、電子制御装置の指定手順を位置情報に基づ
き簡素化することができる。
【0219】第10に、交換装置が、回線交換通信手段
を介して音声メッセージの蓄積及び送出を行う音声蓄積
送出手段を備え、サービス提供制御装置が、電子制御装
置の制御に必要なキー情報を電話端末から取得した後、
交換装置に対し電話端末との通信を終了を指示するとと
もに、電子制御装置にサービスの提供を指示し、電子制
御装置の処理結果に従い、前記音声蓄積送出装置に格納
された音声メッセージのサービスを要求した電話端末へ
の通知を交換装置に指示するものであり、電話端末の使
用者に対して、通信時間を削減した上で、電子制御装置
の処理結果を音声メッセージで通知することができる。
【0220】第11に、交換装置から電話端末への音声
メッセージの通知が、音声蓄積送出手段により音声メッ
セージが新たに電話端末からアクセス可能な領域に格納
されたことを電話端末に通知することにより行われるも
のであり、使用者は任意の時間に音声メッセージで電子
制御装置の処理結果を知ることができる。
【0221】第12に、交換装置から電話端末への音声
メッセージの通知が、電話端末を呼び出し、電話端末か
らの着信応答後に該当する音声メッセージを再生するこ
とにより行われるものであり、係る構成により、電子処
理装置の処理結果をすぐに使用者に通知することができ
るという効果を有する。
【0222】第13に、サービス提供制御装置が、電子
制御装置の制御に必要なキー情報を電話端末から取得し
た後、交換装置に対し電話端末との通信を終了を指示す
るとともに、電子制御装置にサービスの提供を指示し、
電子制御装置の処理結果に従い、メッセージを画面表示
制御手段を介して処理結果を電話端末に通知するもので
あり、使用者は電子制御装置の処理結果を、サービス提
供制御装置に問い合わせることなく、画面により知るこ
とが可能となる。
【0223】第14に、サービス提供制御装置が、サー
ビス電話番号と電子制御装置との対応を電子制御装置管
理手段で管理し、交換装置が、サービス提供制御装置か
らのサービス番号設定要求に従い、前記電子制御装置管
理手段に新た設定されたサービス電話番号をキー情報受
信処理手段に追加するものであり、サービス提供制御交
換装置に対して設定を行なえば、交換装置への設定はサ
ービス提供制御装置と交換装置との通信によって行なわ
れるため、新しく電子制御装置を本交換装置システムに
接続する場合の設定を簡素化できるというという効果を
奏するものである。
【0224】第15に、サービス提供制御装置からの、
音声蓄積送出手段への音声メッセージの蓄積要求に対
し、音声蓄積送出手段が、音声メッセージを蓄積後、当
該音声メッセージを識別するための情報をサービス提供
制御装置に出力し、サービス提供制御装置が、当該識別
情報に従い、当該音声メッセージの電話端末への通知を
交換装置に指示するものであり、電子制御装置の処理結
果に対応した音声メッセージを容易に登録することがで
きるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における交換装置システ
ムのブロック図
【図2】本発明の実施の形態1におけるサービス提供制
御装置106のブロック図
【図3】本発明の実施の形態1における全体制御装置1
03のブロック図
【図4】本発明の実施の形態1における動作フロー図
【図5】本発明の実施の形態1における信号図
【図6】本発明の実施の形態2における無線端末111
のブロック図
【図7】本発明の実施の形態3におけるブロック図
【図8】本発明の実施の形態3におけるサービス提供制
御装置706のブロック図
【図9】本発明の実施の形態4におけるブロック図
【図10】本発明の実施の形態4におけるサービス提供
制御装置906のブロック図
【図11】本発明の実施の形態4における全体制御装置
903のブロック図
【図12】本発明の実施の形態4における動作フロー図
【図13】本発明の実施の形態4における信号図
【符合の説明】
100 交換装置 101 回線交換手段 102 コンピュータインタフェース手段 103 全体制御手段 106 サービス提供制御装置 107 電子制御装置 110 基地局 111 無線端末 201 端末管理手段 202 交換装置通信手段 203 電子制御装置通信手段 204 サービス制御手段 301 回線交換通信手段 302 コンピュータインタフェース通信手段 303 キー情報受信処理手段 304 画面表示制御手段 305 回線交換制御手段 601 キー押下処理手段 602 内部情報管理手段 603 無線通信手段 604 端末制御手段 700 交換装置 701 回線交換手段 702 コンピュータインタフェース手段 703 全体制御手段 706 サービス提供制御装置 707 電子制御装置 710 基地局 711 無線端末 714 電子制御装置 715 電子制御装置 801 端末管理手段 802 交換装置通信手段 803 電子制御装置通信手段 804 サービス制御手段 808 電子制御装置管理手段 900 交換装置 901 回線交換手段 902 コンピュータインタフェース手段 903 全体制御手段 906 サービス提供制御装置 907 電子制御装置 910 基地局 911 無線端末 914 電子制御装置 915 電子制御装置 918 音声蓄積送出手段 1001 端末管理手段 1002 交換装置通信手段 1003 電子制御装置通信手段 1004 サービス制御手段 1008 電子制御装置管理手段 1010 音声メッセージ管理手段 1101 回線交換通信手段 1102 コンピュータインタフェース通信手段 1103 キー情報受信処理手段 1104 画面表示制御手段 1105 回線交換制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 南摩 英明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−145498(JP,A) 特開 平3−70346(JP,A) 特開 平9−116940(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/42 H04Q 3/545 H04Q 3/58

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線端末と、前記無線端末が接続されて
    回線交換制御を行なう交換装置と、前記交換装置に接続
    されて前記交換装置と通信を行なうサービス提供制御装
    置と、前記サービス提供制御装置と通信を行なう電子制
    御装置を具備し、前記交換装置が、前記無線端末との通
    信を行なう回線交換通信手段と、前記回線交換通信手段
    を介して入力される前記無線端末からのキー情報を管理
    するキー情報受信処理手段と、外部に接続されたコンピ
    ュータであるサービス提供制御装置との通信を行なうコ
    ンピュータインタフェース通信手段とを備え、前記キー
    情報受信処理手段が、入力されたキー情報が、電話回線
    交換要求のための電話番号なのか、電子制御装置を利用
    するために設定されたサービス電話番号かを判定し、入
    力されたキー情報が電話回線交換要求のための電話番号
    の場合回線接続処理を行ない、サービス電話番号の場合
    にはコンピュータインタフェース通信手段を介して前記
    サービス提供制御装置との通信を行ない、前記サービス
    提供制御装置が、前記無線端末からのキー情報を前記交
    換装置を介して入力して、前記電子制御装置に対してサ
    ービスの提供を指示するサービス制御手段を備え、前記
    電子制御装置が前記サービス提供制御装置からの指示に
    基づき処理を行なうことを特徴とする交換装置システ
    ム。
  2. 【請求項2】 サービス提供制御装置が、交換装置を介
    して接続される無線端末の使用者に関する情報を管理す
    る端末管理手段を備え、前記端末管理手段に記憶された
    端末使用者の情報に基づき電子制御装置の制御を行なう
    ことを特徴とする請求項1記載の交換処理システム。
  3. 【請求項3】電子制御装置がFAX送信機能を備え、サ
    ービス提供制御装置が無線端末からの前記電子制御装置
    に対する送信要求に対し、端末管理手段に管理された前
    無線端末の使用者に関する情報を付加して、FAX送
    信することを特徴とする請求項2記載の交換装置システ
    ム。
  4. 【請求項4】 サービス提供制御装置が、電子制御装置
    の使用権限を管理し、端末管理手段に格納された端末使
    用者の情報に基づき電子制御装置の使用可否を判断し制
    御することを特徴とする請求項3記載の交換装置システ
    ム。
  5. 【請求項5】 サービス提供制御装置が、電子制御装置
    の料金管理を端末管理手段に格納された端末使用者の情
    報に基づき行うことを特徴とする請求項3記載の交換装
    置システム。
  6. 【請求項6】 無線端末が、内部情報を管理する内部情
    報管理手段を備え、無線端末毎に管理された前記内部情
    報管理手段の情報を活用して、交換装置を介してサービ
    ス制御装置へキー情報を通知することを特徴とする請求
    項1記載の交換装置システム。
  7. 【請求項7】 サービス提供制御装置が、電子制御装置
    の位置情報を管理する電子制御管理手段を具備し、無線
    端末からのサービス電話番号に対して、前記無線端末の
    位置情報と前記電子制御管理手段が管理する電子制御装
    置の位置情報とから、前記無線端末からのサービス電話
    番号に対する電子制御装置の候補を決定することを特徴
    とする請求項1記載の交換装置システム。
  8. 【請求項8】 交換装置が、回線交換通信手段を介して
    音声メッセージの蓄積及び送出を行う音声蓄積送出手段
    を備え、 サービス提供制御装置が、電子制御装置の制御に必要な
    キー情報を無線端末から取得した後、交換装置に対し
    線端末との通信を終了を指示するとともに、電子制御装
    置にサービスの提供を指示し、電子制御装置の処理結果
    に従い、前記音声蓄積送出装置に格納された音声メッセ
    ージのサービスを要求した無線端末への通知を交換装置
    に指示することを特徴とする請求項1記載の交換装置シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 交換装置から無線端末への音声メッセー
    ジの通知が、音声蓄積送出手段により音声メッセージが
    新たに無線端末からアクセス可能な領域に格納されたこ
    とを無線端末に通知することにより行われることを特徴
    とする請求項8記載の交換装置システム。
  10. 【請求項10】 交換装置から無線端末への音声メッセ
    ージの通知が、無線端末を呼び出し、無線端末からの着
    信応答後に、該当する音声メッセージを再生することに
    より行われることを特徴とする請求項8記載の交換装置
    システム。
  11. 【請求項11】 サービス提供制御装置が、電子制御装
    置の制御に必要なキー情報を無線端末から取得した後、
    交換装置に対し無線端末との通信を終了を指示するとと
    もに、電子制御装置にサービスの提供を指示し、電子制
    御装置の処理結果に従い、メッセージを画面表示制御手
    段を介して無線端末に通知することを特徴とする請求項
    記載の交換装置システム。
  12. 【請求項12】 サービス提供制御装置が、サービス電
    話番号と電子制御装置との対応を電子制御装置管理手段
    で管理し、交換装置が、サービス提供制御装置からのサ
    ービス番号設定要求に従い、前記電子制御装置管理手段
    に新た設定されたサービス電話番号を、キー情報受信処
    理手段に追加することを特徴する請求項8記載の交換装
    置システム。
  13. 【請求項13】 サービス提供制御装置からの、音声蓄
    積送出手段への音声メッセージの蓄積要求に対し、音声
    蓄積送出手段が、音声メッセージを蓄積後、当該音声メ
    ッセージを識別するための情報をサービス提供制御装置
    に出力し、サービス提供制御装置が、当該識別情報に従
    い、当該音声メッセージの無線端末への通知を交換装置
    に指示することを特徴とする請求項8記載の交換装置シ
    ステム。
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