JP2970653B1 - スペクトラム拡散通信システムとその基地局 - Google Patents

スペクトラム拡散通信システムとその基地局

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    • HELECTRICITY
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    • HELECTRICITY
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    • H04W92/00Interfaces specially adapted for wireless communication networks
    • H04W92/16Interfaces between hierarchically similar devices
    • H04W92/20Interfaces between hierarchically similar devices between access points

Abstract

【要約】 【課題】 同一の周波数を共用し、互いに独立に動作す
るスペクトラム拡散通信システムにおいて、各システム
の移動局が他のシステムに影響を与えず、かつ効率的に
周波数利用できる送信電力制御を行うことを課題とす
る。 【解決手段】 基地局では、移動局からの受信データ及
び他の基地局から得られるデータを逆拡散回路23、2
4において測定する。受信状態測定部25では、上記測
定結果から場合に応じた電力制御を行う。例えば、移動
局の送信レベルが一定の範囲内であれば受信品質が一定
になるように通常の電力制御を行う。また、範囲を超え
て他局に影響を与えそうな場合は常に他の基地局からの
受信負荷状態を監視し、受信負荷状態に余裕がなくなっ
た場合には送信電力を小さくしたり、切断、あるいは送
信ビットレートを下げるなどの処理をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力制御回路を有
するスペクトラム拡散通信システムに関し、複数のセル
に分割され、各セル間で独立したシステムの基地局間に
おいても、隣接セルに影響を与えないような電力制御を
行う回路を有するスペクトラム拡散通信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスペクトラム拡散(S
S:Spread Spectrum)通信のCDMA(Code Division
al Multiple Access)方式無線システムにおける電力制
御回路は、例えば特開平9−284212号公報に示さ
れるように、移動局がセルのどの辺にいるかの位置に応
じプロセスゲインを変化させているものがある。
【0003】プロセスゲイン(PG)はPN(Psuedo-N
oise:疑似雑音)系列の1チップ時間Tcに対する拡散
速度C(chip/sec)=1/Tcと、データ伝送速度D
(bps)とから、プロセスゲインPG=C/D=1/T
cD(chip/bit)と現される。直接拡散の拡散速度Cを
高速化すると、1チップ時間Tcが小さくなるので、周
波数スペクトラムの振幅が小さくなって、電力レベルの
スペクトラム密度が低下して、拡散帯域幅が広がり、デ
ータ伝送速度Dが一定であるとすると、拡散速度Cが大
きくなって、プロセスゲインPGが大きくなる特性を有
している。従って、ある基地局で遠距離の移動局に対し
て近接した移動局の拡散速度Cを高速化すれば、プロセ
スゲインPGが大きくなり、基地局への電力スペクトラ
ムが低下して、各移動局からの受信電力スペクトラムを
ほぼ同一レベルにすることができる。
【0004】ここで、プロセスゲインPGを調整するに
は、データ伝送速度を一定にしたまま、拡散速度を高速
にする方法と、拡散速度を一定にしたままデータ伝送速
度を低速にする2種類の方法がある。基地局から遠く離
れた移動局のプロセスゲインを増大させることにより、
近くにいる移動局との遠近問題を解決し、かつ他局への
干渉を抑圧することが可能となる。
【0005】図1は上記スペクトラム拡散通信システム
の構成図である。この図1は基地局、及び各移動局に設
けられる送受信部のブロック図で、SS送信部1とSS
受信部2とを備えている。SS送信部1において、音
声、データ、画像等からなる情報データは、情報送信部
4において、データクロック発生器3からのデータクロ
ックによって一次変調されて所定のデータ伝送速度Dを
持つ情報データとして生成された後、次段の拡散変調部
5に入力される。
【0006】また、PNクロック発生器7からのPNク
ロックがPN発生器6に入力されることにより、PN発
生器6からは、所定の拡散速度CのPN信号8が生成さ
れ、このPN信号が拡散変調部5に入力される。
【0007】拡散変調部5では、先の情報データがPN
信号によって直接拡散され、その直接拡散変調された信
号(以下、SS信号という)9が周波数変換部10によ
って無線周波数に変換された後、電力増幅器11によっ
て増幅されて、アンテナ12から送信される。
【0008】一方、SS受信部2においては、アンテナ
13によって受信されたSS信号が増幅部14で増幅さ
れた後、周波数変換部15によって中間周波数、または
ベースバンド周波数に変換され、続いて、相関部16に
よって相関同期された後、次段の情報復調部18におい
て情報データとして復調される。
【0009】上記の構成中、データクロック発生器3の
クロックスピードを変化させることにより、データ伝送
速度Dをコントロールし、またPNクロック発生器7の
クロックスピードを変化させることにより拡散速度Cを
コントロールする。このようにクロックスピードを増加
/低下すると、拡散速度Cを増加/低下して、プロセス
ゲインを増加/低下することで、電力ゲインスペクトラ
ムを低下/増加する関係となり、クロックスピードをを
コントロールすることによりプロセスゲインのコントロ
ールが可能となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近接し
た移動局の拡散速度Cを上げることにより周波数帯域が
広がり、それだけ周波数利用効率が悪くなる。基地局よ
り遠くに存在する移動局のプロセスゲインを上げるため
に、拡散速度Cを上げるというコントロールをするため
には、回路規模が大きくなり、特に移動局では問題とな
る。
【0011】[発明の目的]本発明の目的は、同一の周
波数を共用し、各基地局を有するセル同士で互いに独立
に動作するスペクトラム拡散通信システムにおいて、他
のシステムへ影響を与えず、かつ効率的に周波数利用が
できる送信電力制御方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の送信電力制御回
路は、各基地局間において、それぞれの基地局での受信
負荷状態等をやりとりすることにより、近隣の基地局へ
影響を与えないように各移動局の送信電力を制御する。
【0013】また、本発明は、同一の周波数を共用し、
各セルで互いに独立に動作するスペクトラム拡散通信シ
ステムにおいて、各基地局は、送信側で自局の受信負荷
状態を送信する送信手段と、受信側で各移動局と各基地
局からの信号を受信する受信手段とを有し、当該受信手
段の受信結果に応じて前記各移動局の送信電力を制御す
る電力制御手段を有し、前記移動局からの送信レベルが
一定範囲内の場合は所要の受信レベルになるように送信
電力を制御し、前記送信レベルが前記一定範囲外になり
他の基地局に影響を与えそうな場合は他局の受信負荷状
態を監視し、他のシステムに影響を与えないように制御
することを特徴とする。
【0014】さらに、本発明は、同一の周波数を共用
し、各セルで互いに独立に動作するスペクトラム拡散通
信システムの基地局において、基地局は、他基地局に自
局の受信負荷状態情報と各移動局に送信電力制御情報を
送信する送信手段と、前記各移動局と前記他基地局から
の信号を受信する受信手段と、前記受信手段の受信結果
に応じて前記各移動局の送信電力を制御する前記送信電
力制御情報を生成する演算手段と、を有し、前記移動局
からの送信レベルが一定範囲内の場合は所要の受信レベ
ルになるように前記送信電力制御情報により移動局の送
信電力を増減させ、前記送信レベルが前記一定範囲外に
なり且つ前記他基地局に影響を与えそうな場合は前記他
基地局の前記受信負荷状態を監視し、前記移動局に前記
送信電力制御情報を送出して前記移動局の送信電力を制
御することを特徴とする。
【0015】より具体的には、図2を参照して、各移動
局からの希望受信電力対干渉波電力比(干渉波電力は熱
雑音も含んでもよい)SIRを測定する逆拡散回路(図
2の23)と、他の基地局の受信状態を測定する逆拡散
回路(図2の24)と、およびそれぞれの測定結果に応
じて送信電力を制御する受信状態測定部(図2の25)
と、を有する。
【0016】[作用]本発明では、各基地局間において
それぞれの基地局での受信負荷状態等をやりとりするこ
とにより、各移動局の送信電力を制御している。移動局
の送信レベルが一定の範囲までは、受信レベルを一定に
保つように制御されているが、一定範囲以上になった場
合は、近隣の基地局の受信負荷状態を常に監視しなが
ら、近隣の基地局へ影響を与えないように各移動局の送
信電力を制御する。この制御は各基地局間での干渉を制
御することになり、このことにより電波資源を有効に利
用し、効率的な電力制御をすることが可能となる。ま
た、これら一連の電力制御を基地局側で行うために端末
の構成を簡素化できる。
【0017】なお、「受信負荷状態に余裕がない」とは
受信信号中局数が所定のしきい値よりも多い場合や他局
の干渉波が多い場合を示し、「近隣の基地局へ影響を与
えないように」とは送信電力が大きくて隣接または近接
した基地局への干渉波妨害を直に与えないことを意味
し、「影響を与えそうな場合」とは近接した基地局或い
は移動局の受信電力対干渉波の比(SIR)が悪くなる
場合を意味する。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について、図面
を参照しつつ詳細に説明する。
【0019】[第1の実施形態] (本実施形態の構成)次に、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形
態における基本的なブロック図であり、直接拡散のCD
MA方式の通信システムによる基地局及び移動局にそれ
ぞれ備えられている構成図である。
【0020】つぎに、図2を参照すると、本発明の実施
形態は基地局(a)と移動局(b)により構成されてい
る。
【0021】基地局(a)において、アンテナ21は送
信、受信の両方を兼ね備えているアンテナ素子であり、
電波の送受信を行う。受信側では、まず受信回路22に
よりアンテナ21から取り入れた電波をベースバンド信
号へ周波数変換し、各チャネルの逆拡散回路23、およ
び他の各基地局チャネルの逆拡散回路24へ接続する。
逆拡散回路23では、拡散コードによって多重された信
号をもとの拡散コードを乗算することによって、逆拡散
を行い、それぞれのチャネルの受信データを得る。逆拡
散回路24でも同様に逆拡散処理を行う。ただし、逆拡
散後のデータは他の基地局から得られる基地局情報であ
り、その中にはその基地局の負荷状態などの情報が含ま
れている。これらの情報をもとに、受信状態測定部25
では、各チャネルの送信電力を制御する。
【0022】送信側においては、各チャネルの送信デー
タは送信電力制御回路30により送信振幅情報が付加さ
れ、拡散回路28へ送られる。基地局情報とは、その自
基地局の送信電力等様々な情報が含まれており、送信情
報作成部31において受信状態測定部25で得た受信状
況も随時書き変えられ、拡散回路(基地局情報)29へ
送られる。各拡散回路28,29で拡散されたデータは
多重回路27により合成され、送信回路26において、
無線周波数へ変換される。その後アンテナ21より送信
される。
【0023】移動局(b)においても、基地局と同様、
アンテナ32が送信、受信の両方を兼ね備えているアン
テナ素子である。受信回路33では、アンテナ32から
取り入れた電波をベースバンド信号へ周波数変換し、逆
拡散回路34へ接続する。逆拡散回路34では、周波数
変換されたベースバンド信号に拡散時にかけた拡散コー
ドを掛け合わせることにより逆拡散処理を行い、受信デ
ータを得る。また、同時に受信データに含まれている電
力制御情報を取り出し、送信電力制御情報処理部35に
おいて移動局の送信振幅を決定する。移動局の送信側で
は送信電力制御回路38において、送信電力制御情報処
理部35から得られる情報をもとに、送信電力が決定さ
れ、その後、拡散回路37にて送信データの拡散処理が
行われる。更に、送信回路36にて無線周波数へ周波数
変換が行われた後、アンテナ32から送信される。
【0024】(本実施形態の動作)次に、本発明の実施
形態の動作について、図を用いて説明する。はじめに動
作の概要について、図3のフローチャートを用いて説明
する。図3(a)は基地局、また図3(b)は移動局の
フローチャートである。また、説明の簡素化のため、図
5のようにセルBS−AとセルBS−Bの二つの基地局
のみが存在するモデルを示し、当該基地局をBS−Aと
する。また、他の基地局をBS−Bとし、BS−Aに属
している2つの移動局をMS−A1、MS−A2とし、
移動局MS−A2は基地局BS−Aから遠方に離間し、
基地局BS−Bのセルに近接しているとする。
【0025】本実施形態においては、同一の周波数とほ
ぼ同一の周波数帯域を共用し、データ伝送に関し、互い
に独立している基地局のシステム、つまり各基地局がネ
ットワークによって結ばれていない独立したシステムを
想定している。ただし、公衆回線を通じてネットワーク
に接続されていてもよいが、説明の都合上、本実施形態
では独立したシステムとする。
【0026】図5において、セル#AのBS−Aとセル
#BのBS−Bは同一の周波数を用いて、拡散帯域は相
互に独立し、制御チャネルやデータ伝送速度、拡散速度
等も独立したシステムになる。
【0027】最初に基地局BS−Aの受信側において、
逆拡散回路24を用いて自局以外の基地局BS−Bをサ
ーチする(S1)。各基地局はそれぞれ異なった拡散コ
ードによって識別されているが、従来は、基準信号を送
信するパイロットチャネルや共通制御チャネルは常時送
信しているため、同一周波数の他局信号を受信するのは
困難であった。しかし、本実施形態ではこれらの信号を
間欠送信したり、時分割送信することによって解決して
いる。例えば、各基地局にそれぞれ同じ符号長の直交符
号を割り当て、"1"のときに送信、また"0"のときに受
信することにより同一周波数においても他局信号の受信
を可能としている。各基地局はそれぞれ基地局の情報を
アナウンスするチャネルを設け、送信情報作成部31に
おいて、各基地局の基地局ID、受信負荷状態などを構
築する。ステップS2では、ステップS1でサーチした
基地局BS−Bの拡散されている基地局情報データを、
逆拡散回路24を用いて逆拡散、復調する。
【0028】また、同時にステップS3では、セル#A
の基地局BS−Aに属する各移動局MS−A1、MS−
A2の拡散されているデータを、逆拡散回路23を用い
て復調するとともに、基地局BS−Aが受信する各移動
局MS−A1、MS−A2の受信レベルを測定する。受
信レベルは希望受信電力対干渉波電力比SIR(Signal
/Interference Ratio)が各移動局毎に検出できるので
適切である。
【0029】ステップS4では、ステップS2で得られ
た他の基地局BS−Bの受信負荷状態等とステップS3
で得られた各移動局の受信レベルより、受信状態測定部
25において、他の基地局BS−Bへ与える影響を少な
くし、かつBS−Aに属する移動局には安定した通信が
できるように、それぞれの移動局が送信する電力を計算
する。この方法については後ほど述べる。
【0030】さらに、ステップS4で計算された送信電
力制御情報を、送信電力制御回路30において、各移動
局への下り信号に内挿し、多重回路27、送信回路26
を経てアンテナ21から送信する(S5)。
【0031】移動局(b)においては、基地局BS−A
からの電波をアンテナ32で受けて、受信回路33によ
り受信し、下り信号に含まれてきた送信電力制御情報
を、逆拡散回路34において、逆拡散して取り出す(S
10)。また同時に受信データを取り出し、不図示のデ
ータ処理回路に出力される。ステップS11ではその送
信電力制御情報の信号を用いて、送信電力制御部38に
おいて基地局BS−Aへの上り信号の電力を決定し、ス
テップS12において、拡散回路37及び、送信回路3
6を経てアンテナ32から送信する。
【0032】次に、各移動局への電力制御方法につい
て、図4のフローチャートを用いて詳しく説明する。各
基地局BS−Aは一定の送信電力で基地局情報を送信し
ているため、他の基地局、ここでは隣接セルの基地局B
S−Bの信号を受信することにより電力減衰から、自局
の基地局BS−AからBS−Bまでの距離を知ることが
できる。また、各基地局を同期させることにより、遅延
時間からも距離を知ることができる。ここで、基地局B
S−Aでは他局の基地局BS−Bまでの距離を考慮し
て、基地局BS−Bのシステムに一定値以上の影響を与
えないようにする各移動局への最大制御送信電力(P−
MAXとする)を決定する。
【0033】次に、ステップS20では、基地局BS−
Aにおいて、各移動局(ここでは例えばMS−A1)か
らの信号の希望受信信号電力対干渉波電力SIR(MS
−A1−SIRとする)を測定して、所要のSIR(Si
gnal/Interference Ratio)を満たしているか否かを判
断し、MS−A1−SIRが所要SIRに近づくよう
に、移動局MS−A1の送信電力を制御する(S2
1)。ただし、この制御は移動局の送信電力制御が最大
制御送信電力P−MAX以下の場合に行う。移動局MS
−A1が自局の基地局BS−Aから離れて、P−MAX
以上の送信電力が必要な場合は以下のように制御する。
【0034】ステップS22において基地局BS−Bの
受信負荷状態を調査し、移動局からの送信電力がP−M
AX以上になっても、基地局BS−Bの通信に影響を与
えないかどうかのチェックを行う。MS−A2のように
基地局BS−Bから遠ざかる方向の場合は、基地局BS
−Bへ与える影響が少なく、基地局BS−Bの受信負荷
状態に余裕がある場合には、希望受信電力対干渉波電力
SIRが所要の値を満足するようにMS−A2へ通常の
送信電力制御を行う(S23)。
【0035】次に、BS−Bの受信負荷状態に余裕がな
い場合、例えば、移動局MS−A1が他局の基地局BS
−Bへ近づくような場合は、基地局BS−Bにおける希
望の他移動局のSIRが悪くなり、基地局BS−Bへ与
える影響が大きくなり、BS−Bの負荷に余裕がなくな
るため、(1)移動局MS−A1の上り送信を切断し、
送信電力を下げ、データ送信レートを下げる、などとい
った操作をする(S24)。(2)移動局MS−A1の
送信電力は、例えばある一定値を設け、一回のフローで
1ステップごと下げたり、あらかじめ他局BS−Bに影
響を与えないように設定したP−MAXまで、送信電力
を下げるなどの方法がある。(3)同様にビットレート
に関しても1ステップごと、あるいは送信データのビッ
トレートをP−MAX/P−MS−A1倍にするなどの
方法がある。これらの3つの方法は独立に用いる場合、
段階ごとに使い分ける場合などが考えられる。
【0036】自局の基地局の周りに、更に複数の基地局
が現れた場合についても、各基地局が上記のように振る
舞うことによって、他局へ与える干渉を制御し、効率的
な電波資源の利用が可能となる。また、基地局が移動局
の他の基地局に与える影響を推測し制御するため、移動
局は受信した電力制御情報に従って送信電力を変えるだ
けでよい。つまり移動局の装置構成が簡単となり端末の
小型、軽量、そして省電力化が可能となる。
【0037】[第2の実施形態]次に、本発明の第2の
実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0038】図5を参照すると、このシステムでは各基
地局がカバーする範囲は円状に配置されている。第2の
実施形態では図2の基地局(a)において更に、アンテ
ナ21の指向性をマルチビームアンテナとして複数に分
け、複数のシステムによって上記の実施形態でカバーし
ていた範囲を含むようにする。このように一つの基地局
において複数のエリアに分割することにより、面積あた
りのキャパシティが増え、同時にアンテナが指向性を持
つために、受ける干渉が減る。このために移動局が他局
に与える影響の少ないシステムを構築することが可能と
なる。
【0039】また、移動局の受信レベルを希望受信電力
対干渉波電力SIRを指標とするが、データ伝送による
誤り誤差率を指標としてもよい。誤り誤差率が大きい場
合で且つ隣接セルの基地局の受信負荷状態に余裕がある
ときは、移動局の送信電力を1ステップずつ段階的に増
加する。その隣接セルの基地局の受信負荷状態に余裕が
無いときは、移動局の送信電力の増加量を小さくする。
また、基地局は、各移動局の受信レベルに関して、信号
・干渉波比SIR及びデータ誤り誤差率、RSSI(Pe
ceive Signal Strength Indicator)の3つを用いて、
それぞれに所定の係数を掛けて適切な送信電力を設定し
てもよい。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、同一の周波数を共用
し、互いに独立に動作するスペクトラム拡散通信システ
ムにおいて、他の基地局での受信負荷状態を常に監視
し、各基地局へ通知することにより、そのシステムに影
響を与えないように電力制御を行っているので、移動局
の電力制御を行うことにより、他局のシステムへ影響を
与えず、かつ効率的な電波資源の利用が可能となる。
【0041】また、本発明によれば、周りの基地局を監
視し、他のシステムに影響を与えないような移動局の送
信電力の制御を基地局側で行っているので、各移動局の
構成を簡単にでき、端末の小型、軽量、省電力化が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のスペクトラム通信システムにおける電力
制御回路の構成図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す構成図である。
【図3】本発明の実施形態の動作を説明するフローチャ
ート図である。
【図4】本発明の電力制御の動作を説明するフローチャ
ート図である。
【図5】本発明の動作を説明するモデルである。
【符号の説明】
1 SS送信部 2 SS受信部 3 データクロック発生器 4 情報送信部 5 拡散変調部 6 PN発生部 7 PNクロック発生器 8 PN信号 9 SS信号 10 周波数変換部(SS送信部) 11 電力増幅部 12 アンテナ(SS送信部) 13 アンテナ(SS受信部) 14 増幅部 15 周波数変換部(SS受信部) 16 相関部 17 相関出力 18 情報復調部 21 基地局の送受信アンテナ 22 基地局の受信回路 23 基地局の逆拡散回路(データ用) 24 基地局の逆拡散回路(基地局情報用) 25 基地局の受信状態測定部 26 基地局の送信回路 27 基地局の多重回路 28 基地局の拡散回路(データ用) 29 基地局の拡散回路(基地局情報用) 30 基地局の送信電力制御部 31 基地局の送信情報作成部 32 移動局の送受信アンテナ 33 移動局の受信回路 34 移動局の逆拡散回路 35 移動局の送信電力制御情報処理部 36 移動局の送信回路 37 移動局の拡散回路 38 移動局の送信電力制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04J 13/02 H04B 7/26 102

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一の周波数を共用し、各セルで互いに
    独立に動作するスペクトラム拡散通信システムにおい
    て、 各基地局は、送信側で自局の受信負荷状態を送信する送
    信手段と、受信側で各移動局と各基地局からの信号を受
    信する受信手段とを有し、当該受信手段の受信結果に応
    じて前記各移動局の送信電力を制御する電力制御手段を
    有し、前記移動局からの送信レベルが一定範囲内の場合
    は所要の受信レベルになるように送信電力を制御し、前
    記送信レベルが前記一定範囲外になり他の基地局に影響
    を与えそうな場合は他局の受信負荷状態を監視し、他の
    システムに影響を与えないように制御することを特徴と
    するスペクトラム拡散通信システム。
  2. 【請求項2】 前記電力制御手段は、他のシステムに影
    響を与えそうになった場合に前記移動局の送信電力を切
    断するように制御することを特徴とする請求項1に記載
    のスペクトラム拡散通信システム。
  3. 【請求項3】 前記の電力制御手段は、他のシステムに
    影響を与えそうになった場合に前記移動局の送信電力を
    小さくするように制御することを特徴とする請求項1に
    記載のスペクトラム拡散通信システム。
  4. 【請求項4】 前記の電力制御手段は、他のシステムに
    影響を与えそうになった場合に前記移動局の送信電力を
    一定とし、送信データ速度を遅くすることを特徴とする
    請求項1に記載のスペクトラム拡散通信システム。
  5. 【請求項5】 前記スペクトラム拡散通信システムの他
    局の基地局サーチにおいて、前記各基地局は間欠送信、
    あるいは前記各基地局間で時分割に送信する手段を有
    し、送信していないときに他局を受信することにより同
    一周波数において他の基地局信号の受信を可能としたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のスペクトラム拡散通信
    システム。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のスペクトラム拡散通信
    システムにおいて、一つの基地局を複数の方角のエリア
    に分け制御することにより、前記各移動局から受ける影
    響を少なくすることを特徴とするスペクトラム拡散通信
    システム。
  7. 【請求項7】 同一の周波数を共用し、各セルで互いに
    独立に動作するスペクトラム拡散通信システムの基地局
    において、 基地局は、他基地局に自局の受信負荷状態情報と各移動
    局に送信電力制御情報を送信する送信手段と、前記各移
    動局と前記他基地局からの信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段の受信結果に応じて前記各移動局の送信電
    力を制御する前記送信電力制御情報を生成する演算手段
    と、を有し、 前記移動局からの送信レベルが一定範囲内の場合は所要
    の受信レベルになるように前記送信電力制御情報により
    移動局の送信電力を増減させ、前記送信レベルが前記一
    定範囲外になり且つ前記他基地局に影響を与えそうな場
    合は前記他基地局の前記受信負荷状態を監視し、前記移
    動局に前記送信電力制御情報を送出して前記移動局の送
    信電力を制御することを特徴とする基地局。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の基地局において、 前記受信手段は、前記基地局の送信電力を希望電力対干
    渉波電力比(SIR)として前記移動局の送信電力制御
    情報を生成することを特徴とする基地局。
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