JP2563895B2 - テレビジヨン伝送方式 - Google Patents

テレビジヨン伝送方式

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JP2563895B2 JP59125395A JP12539584A JP2563895B2 JP 2563895 B2 JP2563895 B2 JP 2563895B2 JP 59125395 A JP59125395 A JP 59125395A JP 12539584 A JP12539584 A JP 12539584A JP 2563895 B2 JP2563895 B2 JP 2563895B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/16Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems
    • H04N7/167Systems rendering the television signal unintelligible and subsequently intelligible
    • H04N7/1675Providing digital key or authorisation information for generation or regeneration of the scrambling sequence

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、伝送テレビジヨン信号のビジヨン成分を許
可された者だけが受信し得るようにスクランブルするテ
レビジヨン伝送方式であつて、前記ビジヨン成分のライ
ン順次スクランブリングまたはデスクランブリングのた
めにビジヨンスクランブリングキーを用い、該ビジヨン
スクランブリングキーはライン周波数のレートに対応す
る第1レートで発生される第1の擬ランダム構成を有す
る第1のパルス信号で構成し、該第1パルス信号をライ
ン周波数のレートより低いレートの制御データに応答し
て特定のパルス構成にセツトし、斯る後に該第1パルス
信号をそのランダム構成に従つて順次発生させるように
したテレビジヨン伝送方式に関するものである。本発明
は斯る方式に使用する送信および受信装置にも関するも
のである。
上述のタイプのテレビジヨン伝送方式は既知であり、
既知の方式ではテレビジヨン信号のビジヨン成分をライ
ン毎に切断し、且つ各ライン毎に切断点を変えることに
よりスクランブルしている。このスクランブルは送信源
において局部的に発生されるランダムなビジヨンスクラ
ンブリングキーおよびテレビジヨン受信機において局部
的発生される対応するランダムなビジヨンスクランブリ
ングキーによりランダムに行なわれる。両スクランブリ
ングキーはテレビジヨン信号と一緒に伝送される制御デ
ータによりテレビジヨン信号のライン周波数より低いレ
ートでリセツトされる。斯る方法はビジヨン成分に対す
る比較的安全確実なスクランブリングシステムを提供す
る。
上述の既知の方式では、テレビジヨン信号のビジヨン
成分と一緒に伝送される音声信号またはデータ信号をス
クランブルまたはデスクランブルする手段は設けられて
おらず、これら音声信号またはデータ信号の非許可者の
受信を阻止するために、これら信号のスクランブリング
が必要とされる状況にある。
本発明の目的は、ビジョン成分のスクランブリング又
はデスクランブリングと一緒に音声またはデータ信号の
スクランブリングまたはデスクランブリングを容易に極
めて効率良く(伝送効率の損失なしに)達成し得るテレ
ビジョン伝送方式を提供せんとするにある。
本発明は、ビジョン成分と、デイジタル変調された音
声及び/又はデータ成分をパケット多重化したものであ
って個々のパケットが音声又はデータ成分を表わしこれ
らパケットがテレビジョン信号に割当てられた期間内に
時分割多重化された音声/データ成分とを含むテレビジ
ョン信号を、許可された者だけが受信し得るようにその
ビジョン成分とその音声/データ成分の少くとも一つを
スクランブルして送信及び受信するテレビジョン伝送方
式であって、前記ビジョン成分の送信前のライン順次ス
クランブリング又は受信時のライン順次デスクランブリ
ングのためにビジョンスクランブリング又はデスクラン
ブリングキーを用い、該ビジョンスクランブリング/デ
スクランブリングキーはライン周波数のレートに対応す
る第1のレートで局部的に発生される第1の擬ランダム
構成を有する第1のパルス信号で構成し、前記一つの音
声/データ成分のパケットの送信前のスクランブリング
又は受信時のデスクランブリングのためにパケットスク
ランブリング又はデスクランブリングキーを用い、該パ
ケットスクランブリング/デスクランブリングキーは送
信時の多重前又は後、又は受信時の多重分離前又は後に
おける前記パケットの発生レートに対応する第2のレー
トで局部的に発生される第2の擬ランダム構成を有する
第2のパルス信号で構成し、前記第1及び第2のパルス
信号は前記テレビジョン信号と一緒に伝送されるライン
周波数のレートより低いレートを有する制御データに応
答して特定のパルス構成に周期的にセットし、終了後に
第1及び第2のクロック信号の制御の下で、それぞれの
擬ランダム構成に従ってステップさせてテレビジョンラ
インごとに及び音声/データパケットごとに新しいスク
ランブリング/デスクランブリングワードを順次発生さ
せることを特徴とする。
更に他の一以上の音声/データ成分を許可された者だ
けが受信し得るようにスクランブルする場合には、各別
のパケツトスクランブリングキーをスクランブルまたは
デスクランブルすべき他の音声/データ成分の各々に対
し与えることができる。これらの各別のパケツトスクラ
ンブリングキーを発生させるために、本発明では多重ま
たは多重分離の前または後における他の音声/データ成
分のパケツトの発生レートで発生する擬ランダム構成を
有する他の第2のパルス信号を発生させ、これら他の第
2パルス信号を前記制御データに応答して周期的に特定
のパルス構成にセツトし、斯る後にこれら第2パルス信
号をそれらの擬ランダム構成に従つて順次発生させるよ
うにすることができる。
第3の擬ランダム構成を有する第3のパルス信号をラ
イン周波数のレートより低く前記制御データのレートよ
り高いレートで発生させ、前記第3パルス信号を前記制
御データにより特定のパルス構成に周期的にセツトし、
斯る後に前記第3パルス信号をそのランダム構成に従つ
て順次発生させ、前記第2パルス信号を前記第3パルス
信号により周期的にセツトさせることができる。斯る第
3パルス信号の使用は中間の周波数レートの使用を可と
し、これにより特定の利点が得られる。この第3パルス
信号のレートはテレビジヨン信号のフレーム周波数に対
応させるのが好適である。
前記制御データは前記音声/データ成分と一緒に伝送
信号の一部を構成する暗号化キーとして暗号化した形で
伝送することができ、これによりシステムの機密性が増
大する。
本発明は上述の伝送方式に使用するテレビジヨ送信装
置も提供するものであり、本発明においてはビジョン成
分のソースと、デジタル変調された音声及び/又はデー
タ成分のソースと、前記音声/データ成分を音声または
データ成分を表わす個々のパケットに分けてこれらパケ
ットをテレビジョン信号の割当てられた期間内に多重化
するパケット多重手段とを具えたテレビジョン信号を送
信する装置において、更に、前記テレビジョン信号を許
可された者だけが受信し得るようにするために、ビジョ
ン成分をビジョンスクランブリングキーの制御の下でラ
イン順次にスクランブルする手段と、前記音声/データ
成分の一つをパケットスクランブリングキーの制御の下
でスクランブルする手段と、制御データを前記テレビジ
ョン信号のライン周波数より低いレートで発生する手段
と、前記ビジョンスクランブリングキーを形成する第1
の擬ランダム構成を有する第1のパルス信号を前記ライ
ン周波数のレートに対応する第1のレートで発生する手
段と、前記パケットスクラインブリングキーを形成する
第2の擬ランダム構成を有する第2のパルス信号を多重
前または後における前記パケットの発生レートに対応す
る第2のレートで発生する手段と、前記第1及び第2パ
ルス信号を前記制御データに応答してそれぞれ特定の第
1及び第2パルス構成に周期的にセットし、斯る後に前
記第1及び第2パルス信号をそれぞれのランダム構成に
従って順次発生せしめる手段と、前記スクランブルされ
たビジョン成分及びパケット多重音声/データ成分をテ
レビジョン信号の一部として伝送媒体に供給する手段と
を具えたことを特徴とする。
斯る送信装置においては、前記音声/データ成分の他
の一つ以上を許可された者だけが受信し得るように各別
のパケツトスクランブリングキーの制御の下でスクラン
ブルする装置と、擬ランダム構成を有し前記各別のパケ
ツトスクランブリングキーを形成する他の第2のパルス
信号を、前記他の音声/データ成分のパケツトの多重前
または後における発生レートで発生する装置と、前記他
の第2パルス信号を前記制御データに応答して特定のパ
ルス構成に周期的にセツトし、斯る後に他の第2パルス
信号をそれらのランダム構成に従つて順次発生せしめる
装置を設けることができる。
更に、第3の擬ランダム構成を有する第3のパルス信
号を前記第2パルス信号のレートより低く前記制御デー
タのレートより高いレートで発生する他の装置を設け、
前記第3パルス信号を前記制御データにより特定のパル
ス構成に周期的にセツトし、斯る後に第3パルス信号を
そのランダム構成に従つて順次発生せしめる装置と、前
記第2パルス信号を前記第3パルス信号により周期的に
セツトする装置を設けることができる。
上述の送信装置においては、前記制御データを暗号化
して暗号化キーを形成しこれを音声/データ成分の一つ
とする装置を設けることもできる。
本発明は上述の伝送方式に使用するテレビジヨン受信
装置も提供するものであり、本発明においてはビジョン
信号にデジタル変調された音声またはデータ成分が付加
され、該音声またはデータ成分はパケット多重化されて
個々のパケットが音声またはデータ成分を表わしこれら
パケットがテレビジョン信号の割当てられた期間内に時
分割多重されており、そのビジョン成分及び音声/デー
タ成分の一つが許可された者のみが受信し得るようにス
クランブルされているテレビジョン信号を受信する装置
において、前記テレビジョン信号を受信しそれからスク
ランブルされている前記ビジョン成分及び前記一つの音
声/データ成分を取り出す手段と、前記スクランブルさ
れているビジョン成分をビジョンスクランブリングキー
の制御の下でライン順次にデスクランブルする手段と、
前記スクランブルされている音声/データ成分をパケッ
トスクランブリングキーの制御の下でデスクランブルす
る手段と、前記ビジョンスクランブリングキーを形成す
る第1の擬ランダム構成を有する第1のパルス信号をラ
イン周波数に相当する第1のレートで発生する手段と、
前記パケットスクランブリングキーを形成する第2擬ラ
ンダム構成を有する第2のパルス信号を前記パケットの
多重分離前または後における発生レートに対応する第2
レートで発生する手段と、前記第1及び第2パルス信号
をライン周波数より低いレートを有する受信制御データ
に応答してそれぞれ特定の第1及び第2パルス信号をそ
れぞれのランダム構成に従って順次発生せしめる手段と
を具えたことを特徴とする。
更に他の一以上の音声/データ成分が許可された者だ
けが受信い得るようにスクランブルされる場合には、斯
る受信装置には、更に、前記受信テレビジヨン信号から
前記他のスクランブルされている音声/データ成分を取
り出す装置と、前記他のスクランブルされている音声/
データ成分を各別のパケツトスクランブリングキーの制
御の下でデスクランブルする装置と、前記各別のパケツ
トスクランブリングキーを形成する擬ランダム構成を有
する他の第2のパルス信号を、前記他のスクランブルさ
れている音声/データ成分のパケツトの多重分離前また
は後における発生レートで発生する装置と、前記他の第
2パルス信号を前記受信制御データに応答して特定のパ
ルス構成に周期的にセツトし斯る後に前記他の第2パル
ス信号をそれらのランダム構成に従つて順位発生せしめ
る装置を設けることができる。
斯る受信装置においては、更に、第3の擬ランダム構
成を有する第3のパルス信号を前記制御データのレート
より低いレートで発生する装置と、前記第3パルス信号
を前記受信制御データにより特定のパルス構成に周期的
にセツトし斯る後に前記第3パルス信号をそのランダム
構成に従つて順次発生せしめる装置と、前記第2パルス
信号を前記第3パルス信号により周期的にセツトする装
置を設けることができる。前記第3パルス信号を発生す
る装置はパケツトの発生レートより低いレートで出力端
子にパルスを発生するサブシステム内に含めることがで
きる。この第3パルス信号発生装置はこの第3パルス信
号をテレビジヨン信号のフレーム周波数に対応するレー
トで発生するものとすることができる。
前記制御データを前記テレビジヨン信号の音声/デー
タ成分内に暗号化キーとして暗号化した形で伝送する場
合には、前記受信装置は更に前記音声/データ成分から
前記暗号化キーを取り出す装置と、この暗号化キーを解
読して前記制御データを発生する装置を具えることがで
きる。
図面につき本発明を説明する。
第1図は直接放送サテライトテレビジヨン伝送システ
ムに使用するテレビジヨン受信機のブロツク図を示し、
第1図の場合には使用するシステムは、「MAC−A Telev
ision System for High−Quality Satellite Broadcast
ing」(1982年8月)の「Independent Broadcasting Au
thorities Experimental Development Report118/82」
に発表されているC−MACシステムであるものとする。
このレポートの第6〜9頁には各テレビジヨンラインが
デジタル音声/データ情報の期間と、圧縮クロミナンス
情報の期間と、圧縮輝度情報の期間を順に含むC−MAC
システムが開示されている。各テレビジヨンラインは2
0.25Mビツト/秒のサンプリングレートで1296個のサン
プル期間に分割され、このレポートの第7頁には各成分
に割当てられるサンプル数を示す表が示されている。こ
のレポートの発表以来、種々の成分に割当てられるサン
プル数は改正されてきているが、この点は本発明の理解
にとつて重要でない。これらの変更およびパケツトの構
成および位置決めを含むC−MACパケツトシステムに対
する技術的規格の草案が「European Broadcasting Unio
n Document SPB284」(1983年6月)の「Draft New Rep
ort−Television Standards for625line,12GHz Satelli
te Broadcasting」に開示されている。
第1図において、1は12GHz帯のサテライトテレビジ
ヨン信号を受信するのに好適な皿形アンテナを示し、こ
のアンテナには入テレビジヨン信号の周波数を1〜2GHz
帯内の周波数に変換するダウンコンバータ2が取付けら
れている。この周波数逓降信号は同軸ケーブル3を経て
テレビジヨン受信機の入力端子を構成する端子4に供給
される。この端子4はR.F.増幅器兼周波数変換段5に接
続され、この段において入信号が適当なI.F.周波数、例
えば134MHzに変換され、このI.F.信号が更にI.F.増幅器
6により増幅される。増幅器6の出力は、放送サテライ
トテレビジヨン信号のビジヨン成分が周波数変調されて
いるため、周波数復調器7に供給される。復調器7の復
調出力はビジヨン信号プロセツサ8に供給され、ここで
圧縮クロミナンスおよび輝度成分がライン期間を占める
ように伸長されると共に同時に発生するように処理され
る。所定の環境ではアンテナ1で受信される信号は許可
された加入者のみが入信号を明瞭に受信し得るようにス
クランブルされており、この場合にはビジヨンプロセツ
サ8はスクランブルされたビジヨン成分をもとの正常な
状態に再生するデスクランブル段を含む必要がある。ビ
ジヨン成分をスクランブルする一つの好適な方法は“ラ
インカツト”として既知であり、この方法では各テレビ
ジヨンラインのクロミナンスおよび輝度成分を各々ラン
ダムに決められた位置で切断して各成分を分割し、分割
した成分の位置を各成分の後部(切断点の後側部分)が
その前部の前に現われるように入れ換えている。この切
断は各ラインに対し同じ位置で行なわず、256個の可能
な位置の1つの位置で行なわれる。この場合には、送信
側と受信側においてどの位置で切断が実際に行なわれる
かについての情報を与えるために同一のスクランブリン
グキーが必要とされ、各ラインにおける256の可能な切
断位置に対するスクランブリングキーは1テレビジヨン
ラインにつき8ビツトの2進ワードを必要とする。第1
図において、斯る8ビツトワードがビジヨンプロセツサ
8の入力端子Sに供給される。
I.F.増幅器6の出力はデジタル復調段9にも供給さ
れ、ここで2−4PSK変調されている入デジタル信号が常
規の2進信号に変換され、更に、これから同期情報と種
々のクロツク周波数が発生される。この処理段9からの
2進信号出力は音声/データ信号プロセツサ10に供給さ
れ、ここでC−MAC信号と一緒に伝送された種々の音声
およびデータチヤンネルが互に分離され、更に処理され
る。場合によつてはビジヨン信号とともに若干のまたは
全ての音声/データチヤンネルをスクランブルしてこの
情報を不許可加入者に受信させないようにすることもで
き、この場合にはこれら音声/データチヤンネルに対す
るスクランブリングキーをそれらのデスクランブルのた
めに与える必要がある。これら音声/データチヤンネル
は種々の音声/データチヤンネルからの複数個のパケツ
トを所定の期間中に集合してパケツト多重されているも
のとする。C−MACテレビジヨンシステムの利用の一つ
として、8音声/データチヤンネルのこのようなパケツ
トを各テレビジヨンフレーム中に162個存在させること
が提案されている。デジタル音声/データチヤンネルに
対し使用し得るスクランブリング技術はスクランブルし
てないデジタル信号を排他ORゲートを用いて擬ランダム
数列に加えるものである。
受信機で種々のスクランブリングを再生するために、
低レートの暗号化キーが放送テレビジヨン信号と一緒
に、好ましくは音声/データ成分と一緒に伝送され、こ
の暗号化キーがアンテナ1で受信される。この暗号化キ
ーの好適なレートは1バイト/秒または1バイト/2秒で
あり、各バイトは例えばデータ暗号化基準(D.E.S)に
従つて64ビツトである。この暗号化キーは音声/データ
プロセツサ10により入デジタル情報から分離され、プロ
セツサ10の出力端子11に現われ、集積回路12に供給され
る。この集積回路12はプラスチツクカード(クレジツト
カードと略々同一の寸法)上に設けることができ、この
カードは加入者が所持し、テレビジヨン受信機の適当な
孔内に挿入すると、孔内の適当な接続部がカード上の対
応する接点と接触するようになつている。このカードを
破線で示す。集積回路12はコンバータ12Aを具え、この
コンバータはD.E.S.アルゴリズムの逆の処理を行なつて
解読した制御データを集積回路12の一部を構成するマス
タ擬ランダム2進数列発生器(PRBS)12Bのトリガとし
て供給する。マスタPRBS12Bは擬ランダム数列発生器で
あり、この発生器はデータ暗号化基準に従つて1テレビ
ジヨンフレーム当り1バイトのレートで64ビツトの擬ラ
ンダム構成を有するバイトを順次発生する高度に安定な
擬ランダム発生器とすることができる。このマスタPRBS
12Bは1秒につき1度または2秒につき1度、暗号化キ
ーに応答して特定のパルス構成にセツトされ、斯る後に
その出力がそのランダム構成に従つてステツプされる。
更に、マスタPRBS12Bには1.6KHzの適正な周波数のクロ
ツクパルスを供給する必要があり、このクロツクパルス
は復調段9の出力端子14から得られ、集積回路12のクロ
ツク入力端子Cに供給される。このようにテレビジヨン
受信機とカード13上のマスタPRBS12Bとの間で転送され
るデータはC−MACシステムのサンプリングレート(20.
25Mビツト/秒)または1チヤンネルの音声/データレ
ート(352Kビツト/秒)より著しく低い適切な低レート
である。マスタPRBS12Bからの出力はビジヨン信号用の
スレーブ擬ランダムビツト列発生器15(ビジヨンスレー
ブPRBS)に供給され、この発生器も1テレビジヨンライ
ン当り8ビジヨンの1バイトを発生する高度に安定なタ
イプのものとすることができる。このビジヨンスレーブ
PRBS15の出力はビジヨン信号プロセツサ8の入力端子S
に供給され、スクランブルされたビジヨン信号のスクラ
ンブルキーを構成する。ビジヨンスレーブPRBS15の出力
は擬ランダム構成を有し、これはマスタPRBS12Bの出力
により1フレームに1度特定のパルス構成にセツトさ
れ、斯る後にビジヨンスレーブPRBS出力はそのランダム
構成に従つてステツプされる。従って、ビジョンスレー
ブPRBS15はフレームごとにプリセットされ、ライン周波
数ごとに異なるデスクランブリングキーを発生する。復
調段9の出力端子16から125KHzのクロツク信号が取り出
され、ビジヨンスレーブPRBS15のクロツク入力端子Cに
供給される。
マスタPRBS12Bの出力は複数個(スクランブリングが
施こされた音声およびデータチヤンネル数に相当)の音
声およびデータチヤンネル用スレーブ擬ランダムパルス
列発生器(音声/データスレーブPRBS)にも供給され
る。第1図には、3個の音声/データスレーブPRBSを1
7,18および19を示してあり、これらは第1および第2音
声チヤンネル(音声(I)および音声(II))および1
つのデータチヤンネルとそれぞれ対応する、スレーブPR
BS17,18および19はビジヨンスレーブPRBS15と同一のタ
イプのものとし得るが、それらの擬ランダム構成を発生
するレートはそれぞれの音声/データチヤンネルに対す
るパケツトが受信されるレートとする。従って、各スレ
ーブPRBS17,18,19はフレームごとにプリセットされ、パ
ケットごとに異なるデスクランブリングキーを発生す
る。音声/データプロセツサ10の入力端子S1,S2およびS
3は音声/データチヤンネルに対する各別のスクランブ
リングキーとして供給されるスレーブPRBS17,18および1
9の出力をそれぞれ受信する。音声/データプロセツサ1
0ではこれらスクランブリングキーを用いて個々の音声
/データチヤンネルのデスクランブリングに必要な音声
/データビツトレートで擬ランダム数列を発生する。ビ
ジヨンスレーブPRBS15と同様に、音声/データスレーブ
PRBSはマスタPRBS12Bによりフレームレートで周期的に
セツトされる。音声/データスレーブPRBS17,18および1
9も復調段9の出力端子20からクロツク周波数のパルス
列をそれらのクロツク入力端子Cに受信する。このクロ
ツク周波数はスクランブリングキーを発生させるべきパ
ケツトレートに依存する。
ビジヨン信号プロセツサ8の出力は表示装置20に供給
され、ここで伸長およびデスクランブルされたビジヨン
成分が使用されテレビジヨン画像が表示される。音声/
データプロセツサ10の一つの出力はスピーカシステム21
に供給され、音声チヤンネルが再生されると共に、この
プロセツサ10の他の出力が表示装置20に供給されてテレ
テキストのようなデータが表示される。
以上の説明ではカード13上の集積回路12は1フレーム
当り1バイトの出力を発生するPRBS12Bを含むものと仮
定した。しかし、これは必ずしも必要なく、このPRBSを
省略して集積回路の出力を受信暗号化キーのレート、す
なわちスレーブPRBS15,17,18および19をセツトする1バ
イト/秒または1バイト/2秒に対応させてもよい。
本発明に使用するテレビジヨン送信装置を第2図に示
す。第2図において、テレビジヨンカメラまたはビデオ
テープレコーダとすることができるビジヨン信号のソー
ス23の出力端子はビジヨン信号プロセツサ24に接続さ
れ、このプロセツサにおいて、信号がC−MACシステム
用のものである場合には、そのクロミナンスおよび輝度
成分が既知のように圧縮される。更に、ビジヨン信号を
(例えば上述の“ラインカツト”法により)スクランブ
ルする必要がある場合には、ビジヨン成分のスクランブ
リングがビジヨンプロセツサ24において行なわれる。ビ
ジヨンプロセツサ24からの出力は周波変調器25に供給さ
れ、変調された出力が加算回路26を経て適当な送信機27
に供給される。この送信機は12GHz帯の被変調出力を発
生し、これを適当なアンテナシステム28に供給してここ
からサテライトに向け放射することができる、ビジヨン
信号のスクランブルに必要なスクランブリングキーを発
生させるために、ランダム制御データ信号がランダム制
御データ発生器29により発生され、この制御信号は第1
図の受信機に必要とされるものと同一であり、この制御
信号の発生レートはクロツクパルスを発生するクロツク
周波数発生器30から入力端子Cに受信されるクロツクパ
ルスにより制御される。発生器29からの制御信号は変換
段22に供給され、ここで制御信号はデータ暗号化基準に
従つて暗号化されて暗号化キーを発生する。この暗号化
キーは音声/データ信号プロセツサ31に供給され、ここ
で暗号化キーがC−MAC信号/データ成分内に1秒につ
き1度または2秒につき1度挿入される。音声/データ
プロセツサ31の2−4PSK被変調出力は加算回路26の第2
入力端子に供給され、送信前にビジヨン成分に加えられ
る。
制御データ発生器29からの制御信号は、受信機のマス
タPRBS12Bと同一のタイプであつて同一の擬ランダム出
力を発生するマスタ擬ランダム2進数列発生器(PRBS)
32に供給され、この発生器は受信機のものと同一のタイ
ミングで同一の特定のパルス構成にセツトされる。1.6K
Hzの周波数のクロツク信号がクロツク発生器30からマス
タPRBS32のクロツク入力端子Cに供給される。マスタPR
BS32の出力はフレームレートで発生され、受信機のビジ
ヨンスレーブPRBS15と同一のタイプであつて同一の擬ラ
ンダム出力を発生するビジヨンスレーブ擬ランダム2進
数列発生器33に供給される。このビジヨンスレーブPRBS
33は同一の8ビツト/バイトの擬ランダム数列を各ライ
ン毎に1バイトづつ発生し、ビジヨンスレーブPRBS33は
受信機のビジヨンスレーブPRBS15と同じタイミングで周
期的にセツトされる。ビジヨンスレーブPRBS33の出力は
ビジヨン信号をスクランブルするためのスクランブリン
グキーを形成し、ビジヨン信号プロセツサ24の入力端子
Sに供給されて各テレビジヨンラインのライン切断点を
制御する。
音声信号(音声Iおよび音声II)のソース34および35
もデータ信号ソース36のデータと同様に音声/データ信
号プロセツサ31に接続され、音声/データ信号プロセツ
サ31は種々の入力を処理してパケツト多重形態にする。
これらの音声/データ信号もスクランブルして不許可受
信を阻止することができ、この目的のためにマスタPRBS
32の出力を受信機のスレーブPRBS17,18および19に対応
し対応する出力を発生する音声/データスレーブ擬ラン
ダム2進数列発生器(音声/データスレーブPRBS)37,3
8および39に供給し、それらの出力を受信機のPRBS17,18
および19と同一のタイミングで特定のパルス構成にセツ
トする。これら音声/データスレーブPRBS37,38および3
9の出力は音声およびデータチヤンネルをパケツトレベ
ルでスクランブルするためのスクランブリングキーを形
成し、音声/データプロセツサ31の入力端子S1,S2およ
びS3に供給される。音声/データプロセツサ31ではこれ
らスクランブリングキーを用いて個々の音声/データチ
ヤンネルのスクランブリングに必要な音声/データビツ
トレートで擬ランダム数列を発生する。第1図の受信機
の場合と同様に、ビジヨンおよび音声/データスレーブ
PRBS33,37,38および39はそれらのクロツク入力端子Cに
クロツク信号を受信し、ビジヨンスレーブPRBS33のクロ
ツク信号は125KHzで、クロツク発生器30から取り出さ
れ、他のスレーブPRBS37,38および39のクロツク信号は
前述した適当な周波数で、同様にクロツク発生器30から
取り出される。
受信装置の場合と同様に、マスタPRBS32を送信機に組
込むことは不可欠の要件でなく、これを省略してスレー
ブPRBS33,37,38および39を制御データ発生器29からの制
御データでセツトするようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明テレビジヨン伝送方式に使用する受信装
置の一例のブロツク図、 第2図は本発明テレビジヨン伝送方式に使用する送信装
置の一例のブロツク図である。 1……アンテナ、2……ダウンコンバータ、3……同軸
ケーブル、4……入力端子、5……R.F.増幅器兼周波数
変換段、6……I.F.増幅器、7……周波数復調器、8…
…ビジヨン信号プロセツサ、9……デジタル復調段、10
……音声/データ信号プロセツサ、11……暗号化キー出
力端子、12……集積回路、12A……コンバータ、12B……
マスタ擬ランダム2進数列発生器、13……カード、14,1
6,20……クロツク信号出力端子、15……ビジヨンスレー
ブ擬ランダム2進数列発生器、17,18,20……音声/デー
タフレーブ擬ランダム2進数列発生器、22……変換段、
23……ビジヨン信号源、24……ビジヨン信号プロセツ
サ、25……周波数変調器、26……加算回路、27……送信
機、28……アンテナ、29……ランダム制御データ発生
器、30……クロツク周波数発生器、31……音声/データ
信号プロセツサ、32……マスタ擬ランダム2進数列発生
器、33……ビジヨンスレーブ擬ランダム2進数列発生
器、34,35……音声信号源、36……データ信号、37,38,3
9……音声/データスレーブ擬ライン2進数列発生器、
S,S1,S2,S3……スクランブリングキー入力端子、C……
クロツク入力端子。
フロントページの続き (73)特許権者 999999999 インディペンデント ブロードキャステ ィング オーソリティ イギリス国 ロンドン エスダブリュー 3 1イーワイ ブランプトン ロード 70 (72)発明者 ジエラルド・オフレイ・クロウザ− イギリス国サリ−・サツトン・チ−ム・ オンスロウ・アベニユ−33 (72)発明者 ア−サ−・ゴ−ドン・メ−ソン イギリス国ハンツ・ウインチエスタ−・ クロ−レイ・コ−ト (56)参考文献 特開 昭52−22418(JP,A) 特開 昭55−145487(JP,A) 特開 昭54−93916(JP,A) 特開 昭50−137417(JP,A)

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビジョン成分と、デイジタル変調された音
    声及び/又はデータ成分をパケット多重化したものであ
    って個々のパケットが音声又はデータ成分を表わしこれ
    らパケットがテレビジョン信号に割当てられた期間内に
    時分割多重化された音声/データ成分とを含むテレビジ
    ョン信号を、許可された者だけが受信し得るようにその
    ビジョン成分とその音声/データ成分の少くとも一つと
    をスクランブルして送信及び受信するテレビジョン伝送
    方式であって、 前記ビジョン成分の送信前のライン順次スクランブリン
    グ又は受信時のライン順次デスクランブリングのために
    ビジョンスクランブリング又はデスクランブリングキー
    を用い、該ビジョンスクランブリング/デスクランブリ
    ングキーはライン周波数のレートに対応する第1のレー
    トで第1擬ランダム発生器により発生される第1の擬ラ
    ンダム構成を有する第1のパルス信号で構成し、前記一
    つの音声/データ成分のパケットの送信前のスクランブ
    リング又は受信時のデスクランブリングのためにパケッ
    トスクランブリング又はデスクランブリングキーを用
    い、該パケットスクランブリング/デスクランブリング
    キーは送信時の多重前又は後、又は受信時の多重分離前
    又は後における前記パケットの発生レートに対応する第
    2のレートで第2擬ランダム発生器により発生される第
    2の擬ランダム構成を有する第2のパルス信号で構成し
    てこれらパケットスクランブリング/デスクランブリン
    グキーがパケットごとに異なるようにし、前記第1及び
    第2擬ランダム発生器を前記テレビジョン信号と一緒に
    伝送されるライン周波数のレートより低いレートを有す
    る制御データに応答して周期的にプリセットし、斯る後
    に第1及び第2擬ランダム発生器を第1及び第2のクロ
    ック信号の制御の下で、それぞれの擬ランダム構成に従
    ってステップさせてテレビジョンラインごとに及びスク
    ランブル又はデスクラングルすべき音声/データパケッ
    トごとに新しいスクランブリング/デスクランブリング
    キーを順次発生させ、各パケットスクランブリング/デ
    スクランブリングキーによりパケットの開始時に別の擬
    ランダム発生器をプリセットしてパケットごとに異なる
    擬ランダムビット列を発生させ、この擬ランダムビット
    列を対応するパケットのビットと排他的論理和加算する
    ことを特徴とするテレビジョン伝送方式。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲1記載のテレビジョン伝送
    方式において、前記音声/データ成分の更に他の一以上
    の成分を許可された者だけが受信し得るようにスクラン
    ブルし、スクランブルまたはデスクランブルすべき前記
    他の音声/データ成分の各々に対し各別のパケットスク
    ランブリングキーを用い、前記各別のパケットスクラン
    ブリングキーは多重または多重分離の前または後におけ
    る前記他の音声/データ成分のパケットの発生レートで
    発生される各々擬ランダム構成を有する他の第2のパル
    ス信号で構成し、該他の第2パルス信号を前記制御デー
    タに応答して各別の特定のパルス構成にセットし、斯る
    後に前記他の第2パルス信号をそれぞれのランダム構成
    に従って順次発生させるようにしたことを特徴とするテ
    レビジョン伝送方式。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲1または2記載のテレビジ
    ョン伝送方式において、第3の擬ランダム構成を有する
    第3のパルス信号をライン周波数のレートより低く前記
    制御データのレートより高いレートで発生させ、前記第
    3パルス信号を前記制御データにより特定のパルス構成
    に周期的にセットし、斯る後に前記第3パルス信号をそ
    のランダム構成に従って順次発生させ、前記第2パルス
    信号を前記第3パルス信号により周期的にセットさせる
    ようにしたことを特徴とするテレビジョン伝送方式。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲3記載のテレビジョン伝送
    方式において、前記第3パルス信号はテレビジョン信号
    のフレーム周波数に対応するレートを有することを特徴
    とするテレビジョン伝送方式。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲1,2または3記載のテレビ
    ジョン伝送方式において、前記制御データは前記音声/
    データ成分と一緒に暗号化キーとして暗号化した形で伝
    送することを特徴とするテレビジョン伝送方式。
  6. 【請求項6】ビジョン成分のソースと、デジタル変調さ
    れた音声及び/又はデータ成分のソースと、前記音声/
    データ成分を音声またはデータ成分を表わす個々のパケ
    ットに分けてこれらパケットをテレビジョン信号の割当
    てられた期間内に多重化するパケット多重手段とを具え
    たテレビジョン信号を送信する装置において、更に、前
    記テレビジョン信号を許可された者だけが受信し得るよ
    うにするために、ビジョン成分をビジョンスクランブリ
    ングキーの制御の下でライン順次にスクランブルする手
    段と、前記音声/データ成分の一つをパケットスクラン
    ブリングキーの制御の下でスクランブルする手段と、制
    御データを前記テレビジョン信号のライン周波数より低
    いレートで発生する手段と、前記ビジョンスクランブリ
    ングキーを形成する第1の擬ランダム構成を有する第1
    のパルス信号を前記ライン周波数のレートに対応する第
    1のレートで発生する第1擬ランダム発生器手段と、前
    記パケットスクラインブリングキーを形成する第2の擬
    ランダム構成を有するパケットごとに異なる第2のパル
    ス信号を多重前または後における前記パケットの発生レ
    ートに対応する第2のレートで発生する第2擬ランダム
    発生器手段と、前記第1及び第2擬ランダム発生器を前
    記制御データに応答して周期的にプリセットし、斯る後
    に前記第1及び第2擬ランダム発生器をそれぞれのラン
    ダム構成に従ってステップさせてテレビジョンラインご
    とに新しいビジョンスクランブリングキーを順次発生さ
    せると共に音声/データパケットごとに新しいパケット
    スクランブリングキーを順次発生させる手段と、各スク
    ランブリングキーによりパケットの開始時に別の擬ラン
    ダム発生器をプリセットしてパケットごとに異なる擬ラ
    ンダムビット列を発生させ、この擬ランダムビット列を
    対応するパケットのビットと排他的論理和加算する手段
    と、前記スクランブルされたビジョン成分及びパケット
    多重音声/データ成分をテレビジョン信号の一部として
    伝送媒体に供給する手段とを具えたことを特徴とするテ
    レビジョン送信装置。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲6記載の送信装置におい
    て、前記音声/データ成分の他の一つ以上を、許可され
    た者だけが受信し得るように各別のパケットスクランブ
    リングキーの制御の下でスクランブルする手段と、前記
    各別のパケットスクランブリングキーを形成する各々擬
    ランダム構成を有する他の第2パルス信号を、前記他の
    音声/データ成分のパケットの多重前または後における
    発生レートで発生する手段と、前記他の第2パルス信号
    を前記制御データに応答して特定のパルス構成に周期的
    にセットして斯る後に他の第2パルス信号をそれぞれラ
    ンダム構成に従って順次発生せしめる手段を具えること
    を特徴とするテレビジョン送信装置。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲6または7記載の送信装置
    において、第3の擬ランダム構成を有する第3のパルス
    信号を前記第2パルス信号のレートより低く前記制御デ
    ータのレートより高いレートで発生する手段と、前記第
    3パルス信号を前記制御データにより特定のパルス構成
    に周期的にセットし、斯る後に第3パルス信号をそのラ
    ンダム構成に従って順次発生せしめる手段と、前記第2
    パルス信号を前記第3パルス信号により周期的にセット
    する手段を具えることを特徴とするテレビジョン送信装
    置。
  9. 【請求項9】特許請求の範囲8記載の送信装置におい
    て、前記第3パルス信号発生手段は前記第3パルス信号
    をテレビジョン信号のフレーム周波数に対応するレート
    で発生することを特徴とするテレビジョン送信装置。
  10. 【請求項10】特許請求の範囲6,7,8または9記載の送
    信装置において、前記制御データを暗号化して暗号化キ
    ーを形成しこれを音声/データ成分の一部とする手段を
    具えることを特徴とするテレビジョン送信装置。
  11. 【請求項11】ビジョン信号にデジタル変調された音声
    またはデータ成分が付加され、該音声またはデータ成分
    はパケット多重化されて個々のパケットが音声またはデ
    ータ成分を表わしこれらパケットがテレビジョン信号の
    割当てられた期間内に時分割多重されており、そのビジ
    ョン成分及び音声/データ成分の一つが許可された者の
    みが受信し得るようにスクランブルされているテレビジ
    ョン信号を受信する装置において、前記テレビジョン信
    号を受信しそれからスクランブルされている前記ビジョ
    ン成分及び前記一つの音声/データ成分を取り出す手段
    と、前記スクランブルされているビジョン成分をビジョ
    ンスクランブリングキーの制御の下でライン順次にデス
    クランブルする手段と、前記スクランブルされている音
    声/データ成分をパケットスクランブリングキーの制御
    の下でデスクランブルする手段と、前記ビジョンスクラ
    ンブリングキーを形成する第1の擬ランダム構成を有す
    る第1のパルス信号をライン周波数に相当する第1のレ
    ートで発生する第1擬ランダム発生器手段と、前記パケ
    ットスクランブリングキーを形成する第2擬ランダム構
    成を有するパケットごとに異なる第2のパルス信号を前
    記パケットの多重分離前または後におけるパケット発生
    レートに対応する第2レートで発生する第2擬ランダム
    発生器手段と、前記第1及び第2擬ランダム発生器をラ
    イン周波数より低いレートを有する受信制御データに応
    答して周期的にプリセットし、斯る後に前記第1及び第
    2擬ランダム発生器をそれぞれのランダム構成に従って
    ステップさせてテレビジョンラインごとに新しいビジョ
    ンスクランブリングキーを順次発生させると共に音声/
    データパケットごとに新しいパケットスクランブリング
    キーを順次発生させる手段と、各スクランブリングキー
    によりパケットの開始時に別の擬ランダム発生器をプリ
    セットしてパケットごとに異なる擬ランダムビット列を
    発生させ、この擬ランダムビット列を対応するパケット
    のビットと排他的論理加算する手段とを具えたことを特
    徴とする受信装置。
  12. 【請求項12】特許請求の範囲11記載の受信装置におい
    て、前記テレビジョン信号は許可された者だけが受信し
    得るようにスクランブルされた他の一以上の音声/デー
    タ成分を有し、当該受信装置は前記受信テレビジョン信
    号から前記他のスクランブルされている音声/データ成
    分を取り出す手段と、前記他のスクランブルされている
    音声/データ成分を各別のパケットスクランブリングキ
    ーの制御の下でデスクランブルする手段と、前記各別の
    パケットスクランブリングキーを形成する擬ランダム構
    成を有する他の第2のパルス信号を、前記他のスクラン
    ブルされている音声/データ成分のパケットの多重分離
    前または後における発生レートで発生する手段と、前記
    他の第2パルス信号を前記受信制御データに応答して特
    定のパルス構成に周期的にセットし斯る後に前記他の第
    2パルス信号をそれぞれのランダム構成に従って順次発
    生せしめる手段を具えることを特徴とするテレビジョン
    受信装置。
  13. 【請求項13】特許請求の範囲11または12記載の受信装
    置において、第3の擬ランダム構成を有する第3のパル
    ス構成にセットし、斯る後に前記第3パルス信号を前記
    制御データのレートより低いレートで発生する手段と、
    前記第3パルス信号を前記受信制御データにより特定の
    パルス構成に周期的にセットし、斯る後に前記第3パル
    ス信号をそのランダム構成に従って順次発生せしめる手
    段と、前記第2パルス信号を前記第3パルス信号により
    周期的にセットする手段を具えることを特徴とするテレ
    ビジョン受信装置。
  14. 【請求項14】特許請求の範囲第13記載の受信装置にお
    いて、前記第3パルス信号発生手段はこの第3パルス信
    号をテレビジョン信号のフレーム周波数に対応するレー
    トで発生することを特徴とするテレビジョン受信装置。
  15. 【請求項15】特許請求の範囲11,12,13または14記載の
    受信装置において、前記制御データは前記テレビジョン
    信号の音声/データ成分内に暗号化キーとして暗号化し
    た形で伝送し、前記音声/データ成分から前記暗号化キ
    ーを取り出す手段と、この暗号化キーを解読して前記制
    御データを発生する手段を具えることを特徴とするテレ
    ビジョン受信装置。
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