JPH0552029U - 格子組天井の目地カバーの取付構造 - Google Patents

格子組天井の目地カバーの取付構造

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JPH0552029U
JPH0552029U JP10689191U JP10689191U JPH0552029U JP H0552029 U JPH0552029 U JP H0552029U JP 10689191 U JP10689191 U JP 10689191U JP 10689191 U JP10689191 U JP 10689191U JP H0552029 U JPH0552029 U JP H0552029U
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JP
Japan
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joint cover
ceiling
ceiling panel
bar
peripheral wall
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Withdrawn
Application number
JP10689191U
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Inventor
嘉治 森村
Original Assignee
森村金属株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 メインバーAとクロスバーBにより格子組を
形成する。天井パネル20の周壁21に外向縁22を設
け、この外向縁22を止めねじによりメインバーAとク
ロスバーBの底部5に固定する。目地カバー25をその
弾性変形を利用して相対向する周壁21間に入れ、同上
目地カバー25の両側の係合部26を周壁21に設けた
係合部23に係合させる。 【効果】 天井パネル21をメインバーAとクロスバー
Bに固定した止めねじをかくす目地カバー25が接着剤
を用いずにワンタッチで取付けられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は建物の天井を構成するアルミニウム、鋼板などからなるメタルパネ ル、すなわち、金属板からなる天井パネルを鋼製野縁などの下地材で組んだ格子 組に取付ける格子組天井における天井パネルの取付用ねじをかくす目地カバーの 取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、金属板により形成した天井パネルにより天井を構成する場合、鋼板を成 形した下地材を格子状に組んだ格子組が用いられている。 この格子組へのパネルの取付けは、格子組を構成している下地材にねじ孔を設 け、パネルにはねじを挿通する孔を設け、この孔に通したねじを下地材のねじ孔 にねじ込んで固定している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような従来のパネルの取付方法は取付後においてもねじの頭部が露出し ているので体裁がよくない。このため取付後にねじをかくす目地カバーを取付け ると体裁がよくなるが、その取付けには接着剤を用いる必要があるので接着に手 数と時間がかかり、剥離し易いなどの問題があった。
【0004】 この考案の課題は上記のような目地カバー取付構造の問題点を解決して、接着 剤などの手数のかかる構造をなくしてワンタッチで目地カバーを取付けることが できる構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案はメインバーとクロスバーにより格子 組を構成し、天井パネルの周壁に設けた外向縁を上記メインバーとクロスバーの 底部に当てがってねじ止めした格子組天井において、上記メインバーとクロスバ ーの底部を覆う弾性材料からなる目地カバーの両側の係合部を、同目地カバーの 弾性を利用して天井パネルの周壁の係合部に係合させた格子組天井の目地カバー の取付構造を提供する。
【0006】
【作用】
この考案は上記の構成であるから、下地材からなるメインバーとクロスバーを 格子状に組んで建築物の天井スラブから吊下げた格子組に天井パネルを取付ける に当り、天井パネルの周壁の上部の外向縁の適当個所に設けた挿通孔に挿通した 止めねじをメインバーとクロスバーの底部のねじ孔にねじ込んで天井パネルに固 定する。
【0007】 上記により各パネルの間に露出するメインバーとクロスバーの底部にはねじの 頭部が見えるが、これを目地カバーでかくし、この目地カバーの両側の係合部を 天井パネルの周壁の係合部に係合させる。
【0008】
【実施例】
図に示す実施例において1は一般に鋼製野縁と称する下地材で、鋼板を横断面 上向きのコの字形に屈曲し、その両側部2の上部を内向きコ字形に屈曲して受縁 3を形成する。そして、底部5の中央下面には全長に亘る突部6を設ける。
【0009】 上記下地材1は図2のように長いものをメインバーAとして、その複数を所定 の間隔で並行に配置し、図4のように建物の天井スラブ8から吊下げる。
【0010】 すなわち、図4のようにスラブ8に埋込んだインサート9から垂下せしめた吊 りボルト10の下端にハンガー11をナットにより固定し、このハンガー11の 下端で支持した下地材受金具12にクリップ13の上端の屈曲部を係合させて取 付け、このクリップ13の下端両側の上向きのフック14を前記下地材1の両側 の受縁3に係合させる。
【0011】 図1、図2のBは上記メインバーAの間に一定の間隔で配置するクロスバーで 、メインバーAと同じ構造のものを短くしたものである。 このクロスバーBとメインバーAの結合手段は自由であるが、実施例では図3 のように、クロスバーBの端部に凸形横断面の枠15を固くはめて固定し、その 上部の突部16を下地材1の受縁3の間より上方に突出させる。
【0012】 そして、上記突部16の外端部の下向きの係合片17をメインバーAの受縁3 の内側に係合させ、さらに係合片17の下端の屈曲部18を受縁3の下縁に係合 させることにより結合している。
【0013】 20はアルミなどの金属板からなる天井パネルで、その四辺には上向きの周壁 21が形成され、この周壁21の上縁をさらに外向きに屈曲して外向縁22を形 成する。 上記天井パネル20の周壁21の外側上部には凹溝状の係合部23を全長に亘 って形成する。
【0014】 また、外向縁22には複数の挿通孔を設け、この挿通孔に止めねじ24を挿通 する。 そして、上記外向縁22をメインバーAの底部5に当てがい、この底部5に設 けたねじ孔に上記止めねじ24をねじ込んで固定する。
【0015】 25は帯状鋼板などの弾性金属板からなる目地カバーで、その両側は係合部2 6として円弧状に屈曲してある。 そして、上記目地カバー25を図3の鎖線のように弾性変形させつつ相対向す る左右の係合部23間に押し込んで、その両側の係合部26を係合部23に係合 させる。
【0016】 図5は他の実施例を示すもので、天井パネル20の周壁21を下向きに設け、 その下端に外向縁22を設けたものである。この場合、周壁21の下端近くの内 側に凹溝状の係合部23を設ける。
【0017】 また、目地カバー25は浅い上向きコ字形とし、その両側部上端内側に全長に 亘り突出する突条からなる係合部26を設ける。
【0018】 この場合、下地材1の底部5に外向縁22を止めねじ24によりねじ止めした のち、図5の鎖線のように目地カバー25を弾性変形させながら左右の周壁21 の下端に係合部26を被せて押し上げることにより係合部26は弾性によって係 合部23に係合する。
【0019】
【効果】
この考案は上記のように、メインバーとクロスバーの底部を覆う弾性材料から なる目地カバーの両側の係合部を、同目地カバーの弾性を利用して天井パネルの 周壁の係合部に係合させるものであるから、メインバーやクロスバーに天井パネ ルを固定した止めねじが完全にかくされる。
【0020】 また、目地カバーの取付けは、その両側の係合部を弾性変形を利用してワンタ ッチで天井パネルの係合部に係合させるものであるから、従来の接着剤を用いる ものに比較して簡単かつ能率的に施工できるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の一部切欠斜視図
【図2】同上の平面図
【図3】図2のI−I線の拡大縦断面図
【図4】図2のII−II線の拡大縦断面図
【図5】他の実施例の拡大縦断面図
【符号の説明】
1 下地材 2 側部 5 底部 20 天井パネル 21 周壁 22 外向縁 23 係合部 24 止めねじ 25 目地カバー 26 係合部 A メインバー B クロスバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインバーとクロスバーにより格子組を
    構成し、天井パネルの周壁に設けた外向縁を上記メイン
    バーとクロスバーの底部に当てがってねじ止めした格子
    組天井において、上記メインバーとクロスバーの底部を
    覆う弾性材料からなる目地カバーの両側の係合部を、同
    目地カバーの弾性を利用して天井パネルの周壁の係合部
    に係合させた格子組天井の目地カバーの取付構造。
JP10689191U 1991-12-25 1991-12-25 格子組天井の目地カバーの取付構造 Withdrawn JPH0552029U (ja)

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JPH0552029U true JPH0552029U (ja) 1993-07-09

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ID=33524297

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JP10689191U Withdrawn JPH0552029U (ja) 1991-12-25 1991-12-25 格子組天井の目地カバーの取付構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6014586A (ja) * 1983-06-20 1985-01-25 フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ テレビジヨン伝送方式

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6014586A (ja) * 1983-06-20 1985-01-25 フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ テレビジヨン伝送方式

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