JP2557889B2 - 無線通信方式 - Google Patents

無線通信方式

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JP2557889B2
JP2557889B2 JP62166744A JP16674487A JP2557889B2 JP 2557889 B2 JP2557889 B2 JP 2557889B2 JP 62166744 A JP62166744 A JP 62166744A JP 16674487 A JP16674487 A JP 16674487A JP 2557889 B2 JP2557889 B2 JP 2557889B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/725Cordless telephones
    • H04M1/72502Cordless telephones with one base station connected to a single line
    • H04M1/72505Radio link set-up procedures
    • H04M1/72508Radio link set-up procedures using a control channel

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、複数の無線チャネルのうち空きの無線チャ
ネルを検出して音声あるいはデータ等の送受信を行うマ
ルチチャンネルアクセス方式の無線通信方式に関するも
のである。
(従来の技術) 第7図は、この種の無線通信装置の従来構成を示すブ
ロック図である。同図において、親装置1は無線電話機
2と無線回線を介して接続されると共に、有線電話回線
3と接続されている。
有線電話回線3から送られて来た信号はハイブリッド
回路4を介して送信機5の変調入力となる。送信機5で
変調された電波はアンテナ共用器6を介してアンテナ7
より無線電話機2に送出される。
一方、無線電話機2より送出された電波は受信アンテ
ナ7で受信され、アンテナ共用器6を介して受信機8で
復調される。復調された信号はハイブリッド回路4を介
して有線電話回線3に送出される。
シンセサイザ9は無線チャンネル(通話チャンネルお
よび制御チャンネル)に応じた周波数の信号を送信機5
および受信機8に出力する。この場合、無線チャンネル
を構成する制御チャンネルは1つであり、通話チャンネ
ルは複数である。
受信機8の出力の一つは受信電界検出回路10に入力さ
れ、電界強度の判定のために使用される。この回路10は
一般にはキャリアスケルチ回路あるいはノズルスケルチ
回路などと呼ばれる。またもう一つの出力は受信復調波
に含まれるデータ信号として出力され、親装置1と無線
電話機2の組み合わせにより決められる識別信号を照合
する識別信号検出回路11に入力される。この識別信号は
一般にはIDコードと呼ばれる。
これら検出回路の出力およびデータ信号の復調出力は
制御回路12に入力され、接続制御に用いられる。さらに
制御回路12はシンセサイザ9を制御することにより無線
チャンネルの切替制御を行なったり、送信機5に送信デ
ータ信号を変調入力として送出するなどの制御を行な
う。
一方、無線電話機2にも同様に受信アンテナ13,受信
機14,アンテナ共用器18が設けられており、受信機14の
復調出力は受話器15に出力される。また、送話器16より
入力された音声は送信機17の変調入力となり、アンテナ
共用器18を介してアンテナ13により送信される。
シンセサイザ19,受信電界検出回路20,識別信号検出回
路21は親装置1内のものと同等であり、制御回路22が無
線電話機2の全体の制御を行なう。スピーカ23は着呼時
の呼出音を発するサウンダである。これらの電源系は、
親装置1はAC100VにACプラグ24を接続し、整流安定化回
路25の出力を各回路で用いている。また、この出力は電
流制御抵抗26,充電端子27,28を介して無線電話機2の充
電可能な電池29に供給され、電池29の出力を無線電話機
2の電源としている。しかるに、この従来例における着
信時の概略制御は第8図のフローチャートのように行な
われる。親装置1は待受時に有線電話回線3からの呼出
信号を呼出信号検出回路30で検出すると(ステップ3
3)、制御チャンネル(C−CH)が空きか否かを調べ
(ステップ34)、空きであればシンセサイザ9の発振周
波数を制御チャンネル周波数に設定し、送信機5をオン
とし、着信信号を送信させる(ステップ35)。この場
合、着信信号中には通話チャンネル(S−CH)の指定信
号を含んでいる。
一方、無線電話機2は、待受時にタイマ回路58に設定
されている一定時間t1の間シンセサイザ19をオンとし、
その発振周波数を制御チャンネル周波数に設定するとと
もに、受信機14をオンとする(ステップ36)。この時、
着信信号が受信されると(ステップ37)、送信機17をオ
ンとし(ステップ38)、着信応答信号を送出し(ステッ
プ39)、指定された通話チャンネル(S−CH)に切替え
る(ステップ45)。ここで、着信信号が受信されない場
合は一定時間t2の間のシンセサイザ19及び受信機14をオ
フとする(ステップ40)。この受信機14をオンオフして
間欠的に受信することをバッテリセービングと呼ぶ。
すなわち、受信機オフのときの消費電流をIof、オン
のときをIonとすると、待受時の平均消費電流IはI=
(1/t1+t2)(t1Ion+t2Iof)となり、通常Ion>>Iof
であるので、Iを小さくすることができる。
親装置1は無線電話機2からの電波を受信電界検出回
路10で検出すると(ステップ41)、着信信号の送出を停
止する(ステップ42)。このとき、無線電話機2からの
電波が検出されなければ一定回数nまで着信信号を送出
し続ける(ステップ43)。一定回数送出するのは無線電
話機2が間欠受信しているためで、t2の間は信号を受信
することができないためである。なお、n回で打ち切る
のは、無線電話機2が電源断あるいは距離が離れ過ぎて
いる場合などに、無用に制御チャンネルを占有すること
を避けるためである。
次に、IDコードが一致すると(ステップ44)、着信信
号で指定したS−CHに切り替える。ここで、IDコードが
一致しない場合は、他の組の無線電話機の応答であるの
で、有線電話回線3からの呼出しがなくなるのを待って
(ステップ57)、待受けに戻る。
S−CHに切替えた後、親装置1はベル鳴動信号を送出
する(ステップ47)。無線電話機2はこれを受信すると
(ステップ48)、サウンダ23から読出し音を送出する
(ステップ49)。そこで、これに応答してスイッチ31の
オン操作によってオフフックすると(ステップ50)、無
線電話機2はオフフック信号を送出し(ステップ51)、
通信状態となる(ステップ55)。
一方、親装置1はオフフック信号を受信すると(ステ
ップ52)、ベル鳴動信号送出を停止し(ステップ53)、
ラインリレー33を閉じて有線電話回線3との通話ループ
を形成して通話状態とする(ステップ54)。
なお、送信回数がnとなった時は有線電話回線からの
着信が終了したことを検出してから(ステップ56)待受
に戻ることにより、不要な着信動作を再度行なうことを
防止している。
一方、無線電話機2から発信する場合の動作は第9図
のフローチャートに示すようなものとなる。すなわち、
有線電話回線3に対する発呼のためにスイッチ31をオン
にすると、制御回路22はスイッチ31がオンされたことに
よって発信動作に移るべきものと判定し(ステップ5
7)、シンセサイザ19の発振周端数を制御チャンネルに
ロックしたうえ、受信機14をオンとし、制御チャンネル
(C−CH)での電波を受信させる(ステップ58)。そし
て、制御チャンネルでの受信電波の電界強度を受信電界
検出回路20の検出信号によって検出し、一定値以上の受
信電界強度が無ければ制御チャンネルは空いているもの
と判定し(ステップ59)、送信機17をオンとして自己に
割当てられたIDコード信号を発信させる(ステップ6
0)。このIDコード信号を受信した親装置1は、そのID
コードが無線電話機2との組合せに対して割当てられて
いるIDコードと一致するか否かを判定し(ステップ61,6
2)、一致しているならば送信機5をオンとして無線電
話機2に対して応答信号(IDコード,S−CHの指定情報を
含む)を送信させる(ステップ63)。
無線電話機2は制御チャンネルで親装置1からの応答
信号を受信し(ステップ64、その中に含まれているIDコ
ードが自己のものと一致するか否かを検出し(ステップ
65)、一致しているならばシンセサイザ19の発振周波数
を親装置1から指定された通話チャンネルの周波数に切
替える(ステップ66)。一方、親装置1も応答信号を送
信した後、シンセサイザ9の発信周波数を通話のために
指定した通話チャンネルの周波数に切替える(ステップ
67)。これによって、親装置1と無線電話機2とは、親
装置1が指定した通話チャンネルで接続され、その後の
ダイヤルキー32を用いたダイヤル操作によって有線電話
回線3に接続された電話機を呼出し、通話を行うことが
可能になる。
一方、無線電話機2からIDコード信号を送信したが、
親装置1との距離が離れすぎている等の理由によってt3
時間経過しても該装置1から応答信号が返信されてこな
い場合は、制御回路22はt3時間経過した段階でアラーム
音をスピーカ23から発生させ、接続不能であることを知
らせる(ステップ68,69)。
(発明が解決しようとする問題点) 上述のように、従来の無線通信装置では、1つだけ設
けられた制御チャンネルが空きかどうかを調べた後、空
いていればこの制御チャンネルを用いてIDコード信号の
発信、さらには通話に使用する通話チャンネルの情報等
を送受を行っている。制御チャンネルが空きかどうかを
調べているのは、他の無宣電話装置が接続動作中である
時に電波を送信して混信させるのを防止するためであ
る。
ところで、多くのトラヒック量を確保するためは、親
装置1と無線電話機2とから成る無線通信装置を複数組
配置し、全体としての通話チャンネルの数を増加させる
必要がある。
ところが、従来構成の無線通信装置を単純に複数組配
置したとしても、各装置の制御チャンネルは1つのみで
あるため、通話チャンネルの増加に比例してこの制御チ
ャンネルの使用頻度が高くなって空き状態になるまでの
待ち時間が長くなり、通話チャンネル数の増加に見合っ
たトラヒック量を確保することができないという問題が
ある。さらに制御チャンネルの空きを待つ時間が長くな
ると、空きとなった瞬間に複数組の無線通信装置が同時
に発信を開始することが予想され、混信が増加するとい
う問題がある。
さらにまた、例えば第10図に示すように、親装置1お
よび無線電話機2と、別の親装置1′および無線電話機
2′とから成る2組の無線通信装置が配置されている場
合に、親装置1への有線電話回線3からの着信時に、親
装置1′と無線電話機2′とが制御チャンネルに隣接し
た周波数f1,f1′の通話チャンネルで通話中であり、し
かも無線電話機2′が親装置1に極めて近接した位置に
あった時には、無線電話機2′の送信周波数f1の電波が
親装置1の制御チャンネルに漏洩して伝わり、親装置1
の受信電界検出回路10が“受信電界有り”の信号を出力
したままとなる。すなわち、親装置1は無線電話機2′
が通話を終了するまで第8図のステップ33以降の処理へ
移れなくなり、実質的に使用不能になる。
さらに、第11図に示すように、記号1,1′1″で示す
親装置と、記号2,2′,2″で示す無線電話機とが配置さ
れ、かつ親装置1,1′,1″はそれぞれ対応する有線電話
回線3,3′,3″に接続されているものにおいて、親装置
1の近くでもう1つの無線電話機2″が制御チャンネル
の次隣接の周波数f2,f2′の通話チャンネルで親装置
1″と通話中であり、また、無線電話機2′も第10図と
同じ状態で周波数f1,f1′の通話チャンネルで親装置
1′と通話中であったとすると、有線電話回線3から着
信のあった親装置1では周知数f1,f2の電波によって2f1
−f2=fc(fc=制御チャンネル周波数)の相互変調が起
こり、制御チャンネルでの電波を受信したのと同じ状態
になり、第10図の場合と同様に無線電話機2′,2″の通
話が終了するまで使用不能になる。
これは、無線電話機側においても同様であり、制御チ
ャンネルへの漏洩電波または相互変調電波の到来によ
り、第9図のステップ59以降の処理に移れなくなり、使
用不当となる。さらに、このような状態は電子機器が発
生するEMI輻射波によっても起こり、必要とするトラヒ
ック量を確保できなくなるという問題があった。
本発明の目的は、多くのトラヒック量を確保し、さら
に混信や電波干渉に強い無線通信装置を提供することに
ある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、有線回路に接続
された親装置と無線端末装置との間を無線接続するに際
して、制御チャネルを使用して複数の通話チャネルの内
の空きの通話チャネルを指定するチャネル指定情報を送
受することにより前記親装置と前記無線端末装置との間
を該チャネル指定情報で指定された空きの通話チャネル
で無線接続する無線通信方式において、複数の制御チャ
ネルを指定するとともに、前記親装置および前記無線端
末装置に、前記無線接続の解除に際して、該無線接続の
際に使用した制御チャネルと異なる制御チャネルを予約
登録する手段を設け、前記有線回線からの着呼または該
無線端末装置からの発呼に際しては前記予約登録した制
御チャネルを使用して前記親装置と前記無線端末装置と
の間の接続制御を行うことを特徴とする。
また、前記予約登録した制御チャネルが一定時間以上
塞がり状態の場合は、該予約登録した制御チャネルを他
の制御チャネルに切り換える手段を更に具備することを
特徴とする。
(作用) 本発明においては、制御チャネルとして複数の制御チ
ャネルを設定するとともに、親装置および無線端末装置
に、無線接続の解除に際して、前回の無線接続の際に使
用した制御チャネルと異なる制御チャネルを予約登録す
る手段を設け、有線回線からの着呼または該無線端末装
置からの発呼に際しては上記予約登録した制御チャネル
を使用して親装置と無線端末装置との間の接続制御を行
う。
このような構成によると、複数の制御チャネルをそれ
ぞれ同等の頻度で使用することが可能になり、これによ
り複数の通話チャンルを有効に利用したトラヒック量の
確保が可能になり、混信や電波干渉に強い無線通信方式
を構築することができる。
また、本発明においては、上記構成に加えて、予約登
録した制御チャネルが一定時間以上塞がり状態の場合
は、該予約登録した制御チャネルを他の制御チャネルに
切り換える手段を設ける。
このような構成によると、予約登録した制御チャネル
が塞がっている場合でも迅速に親装置と無線端末装置と
の間の接続制御を行うことができる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例を示すブロック図であり、
第7図の従来構成と異なる点は、親装置1および無線電
話機2に次に使用する制御チャンネル(C−CH)を記憶
するメモリ70,71をそれぞれ設けると共に、シンセサイ
ザ9および19では2つの制御チャンネルC1,C2の周波数
に送受信機の送受信周波数を設定可能にしたことであ
る。なお、この実施例では無線電話機2にオンフックス
イッチ72が付加されているが、これは従来構成では説明
の都合上省略してあったものである。
第2図は、第1図の実施例における終話時の動作を示
すフローチャートであり、オンフックスイッチ72が操作
されて終話となったことを無線電話機2の制御回路22が
検出すると(ステップ73)、制御回路22は親装置1に向
けて終話信号を送出する(ステップ74)。この後、終話
となる前に接続制御に使用していた制御チャンネルがC
1,C2のいずれであったかを調べ(ステップ75)、C1であ
ったならばメモリ71にC2を次に使用する制御チャンネル
として予約登録する(ステップ76)。逆に、C2であった
ならばC1をメモリ71に予約登録し(ステップ77)、待受
けに戻る。
一方、親装置1は終話信号を受信したならば(ステッ
プ78)、無線電話機2と同様にして終話前の接続制御に
使用していた制御チャンネルがC1,C2のいずれであった
かを調べ、C1の場合にはメモリ70にC2を、またC2の場合
にはメモリ70にC1を次に使用する制御チャンネルとして
予約登録し、待受けに戻る(ステップ79,76′,77′)。
このように2つの制御チャンネルC1,C2を交互に利用
することにより、複数組の親装置1および無線電話機2
を配置しても、いずれか一方の制御チャンネルが空いて
いることが多くなり、通話チャンネル数に見合ったトラ
ヒック量を確保することが可能になる。
この場合、制御チャンネルC1,C2を交互に切替える代
わりに、第3図のフローチャートに示すように、終話信
号の送出の後、乱数を発生させ(ステップ79)、その乱
数が偶数ならばC2を次に使用する制御チャンネルとして
メモリ71に予約登録し、奇数ならばC1を予約登録し(ス
テップ80〜82)、この後で予約登録した制御チャンネル
の番号(C−CH番号)を親装置1に送信し(ステップ8
3)、親装置1では受信した制御チャンネルの番号をメ
モリ70に予約登録するようにしてもよい(ステップ84〜
85)。
このようにすれば、複数組の無線通話装置が使用する
制御チャンネルが競合する確率が少くなり、混信をさら
に減らすことができ、しかも同一組の親装置1と無線電
話機2が使用する次の制御チャンネルが不一致となるこ
とも防止できる。
なお、第2図および第3図のフローチャートのいずれ
においても、親装置1および無線電話機2はメモリ70,7
1に登録された制御チャンネルを使用して第8図および
第9図に示した接続処理を行うものである。
第4図はメモリに予約登録した制御チャンネルが発信
時に空きでなかった時の処理を示すフローチャートであ
り、無線電話機2は発信操作がなされると、メモリ71に
記憶した制御チャンネルでの受信を行う(ステップ57,8
6)。この結果、メモリ71に記憶した制御チャンネル、
例えばC1での電波が受信されなければ、このC1の制御チ
ャンネルが空きであるものと判定して識別信号等の送信
を開始する。しかし、C1の制御チャンネルで電波が受信
され、該チャンネルC1が空きでなければ該チャンネルC1
での受信電波がt4時間以上連続して受信されているか否
かを検出し(ステップ59,87)、t4時間以上連続して受
信されているときはメモリ71に登録した制御チャンネル
C1を別の制御チャンネル(例えばC2)に変更し(ステッ
プ88)、この新たなC2の制御チャンネルでの受信電界の
有無を検出し、受信電界がなければこの制御チャンネル
C2を使用して識別信号等の送信を開始する。
一方、親装置1はメモリ70に記憶した制御チャンネル
(例えばC1)での受信を行っているが、C1での識別信号
等の発信信号が受信されなければ、メモリ70に記憶した
制御チャンネルC1をC2に変更し(ステップ90)、今度は
C2での受信の有無を検出する。この結果、C2での発信信
号を検出したならば識別信号が一致するか否かを判定し
て以降の接続制御を行う。
このようにメモリ70または71に予約しておいた制御チ
ャンネルの使用を開始する前にそれが実際に空いている
かどうかを再確認し、空いていなければ別の制御チャン
ネルに変更することにより、電波の混信や相互干渉によ
る接続不能状態を確実に防止することができる。
第5図は、有線電話回線3からの着信時にメモリ70に
登録した制御チャンネル(例えばC1)が空きでなかった
時の処理を示すフローチャートであり、有線電話回線3
からの着信があり、かつメモリ70に登録しておいた制御
チャンネルC1が空きでなかった時は(ステップ33,5
6′)、親装置1はそのふさがり状態がt5時間以上続い
ているか否かを判定(ステップ91)、t5時間以上続いて
いるならば、C1以外の別の制御チャンネルC2を指定する
制御チャンネル指定信号を無線電話機2に向けて送信し
(ステップ92)、この後自己の制御チャンネルもC2に変
更してその空きの状態を調べる(ステップ93,94)。こ
の結果、制御チャンネルC2が空きであれば着信信号を無
線電話機2に送信する(ステップ94,35)。しかし、空
きでなければt5時間経過後に再び空き状態になっている
かどうかを調べ、空きとなった時に該制御チャンネルC2
を使用して着信信号を送信する(ステップ94,98)。
一方、無線電話機2は制御チャンネル指定信号を受信
したならば、この指定された制御チャンネルC2での受信
を行い(ステップ37,95,96)、着信信号が受信された条
件で送信機17をオンとして着信応答信号を送信する(ス
テップ37′,38)。しかし、指定された制御チャンネルC
2で着信信号が受信されなければ、この状態がt6時間以
上継続しているかどうかを調べ(ステップ97)、t6時間
以内ならば引き続いて制御チャンネルC2での着信信号の
到来を監視し続ける。しかし、もt5時間以上経過しても
着信信号が到来しない場合は制御チャンネルをC2からC1
に戻し、この元の制御チャンネルでの受信状態に変更す
る。
このように制御することによっても電波の混信や相互
干渉による接続不能状態を確実に防止することができ
る。
この場合、第4図および第5図では予約しておいた制
御チャンネルを発信時に変更しているが、第6図のフロ
ーチャートに示すように待受け時に変更するようにして
もよい。
すなわち無線電話機2はメモリ71に予約しておいた制
御チャンネル(例えばC1)が空きでなく(ステップ9
9)、しかも着信信号および制御チャンネル指定信号も
受信できず(ステップ100,101)受信機14をオンとした
回数がm回連続し、制御チャンネルC1のふさがり状態を
m回連続して検出した場合(ステップ102)、混信ある
いは制御チャンネルC1の競合が生じているものと見做
し、別の制御チャンネルC2の空き状態を調べる(ステッ
プ103)。この結果、C2が空きであったならば制御チャ
ンネルC1でC2の指定信号を送信する(ステップ104)。
これに対し、親装置1はC2の指定信号を受信すると
(ステップ105)、指定された制御チャンネルC2で応答
信号を返信する(ステップ106)。無線電話機2はC2の
指定信号を送信した後、受信機14をC2の制御チャンネル
の受信状態としているが、制御チャンネルC2で応答信号
を受信すると(ステップ108)、メモリ71に予約してお
いた制御チャンネルC1をC2に変更し、C1での受信待機状
態に戻る。
なお、制御チャンネルC1のふさがり状態がm回に達し
ない時、あるいはC2もふさがっている時は受信機14を一
度オフし(ステップ40)、再度同様な動作を繰返す。ま
た、親装置1もメモリ70に予約しておいた制御チャンネ
ル(例えばC1)が空きでなく(ステップ56′)、しかも
無線電話機2からの発信信号および制御チャンネル指定
信号も受信できない場合(ステップ61,105)、制御チャ
ンネルC1のふさがり状態がt6時間以上連続しているか否
かを調べ(ステップ110)、t6時間以上ならば別の制御
チャンネルC2の空き状態を調べ、空きであれば制御チャ
ンネルC1でC2の制御チャンネル指定信号を送信し(ステ
ップ111,112)、それに対する応答信号が返信されてき
たことにより、メモリ70に登録しておいたC1の制御チャ
ンネルをC2に変更する(ステップ114〜116)。
このようにすることにより、予約しておいた制御チャ
ンネルが空きでなくても新たに変更した制御チャンネル
を用いて発着信を行うことができる。
なお、第6図では新たな制御チャンネルC2の指定信号
を元の制御チャンネルC1で送信している。これは、第11
図からわかるように、親装置1が干渉妨害を受けている
場合、制御チャンネルC1での受信には混信が起こるが、
C1での送信にはf1,f2とは異なる周波数であるために混
信が生じにくいことによる。
ところで、上記実施例では説明を簡単にするために制
御チャンネルを2つにしているが、3つ以上にしてもよ
いことはもちろんである。また、予約しておいた制御チ
ャンネルを変更する場合の条件として、一定時間以上連
続してふさがっているかどうかという条件に代えて、一
定時間内におけるふさがり時間の割合が例えば80%以上
になったとき、あるいは一定の受信回数におけるふさが
り回数が設定回数以上になったとき、などの条件を用い
てもよい。要するに、各制御チャンネルの使用頻度が特
定のチャンネルにかた寄らず、同等程度になるようにす
れば、発着信の混信が生じたとしても接続制御が待機さ
れるのを回避することができ、結果的に通話チャンネル
数に見合ったトラヒック量を確保することができる。
なお、本発明はデータ信号を送受する無線データ伝送
端末装置などのように音声を対象とするもの以外のシス
テムにも同様に適用できるものである。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、複数の制御チャンネル
を設けて接続制御を行うようにしたため、複数組の無線
通信装置を配置したとしても混信により接続不能になる
ことが回避され、全体の通話チャンネル数に見合ったト
ラヒック量を確保することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
次に使用する制御チャンネルの予約を終話時に行う接続
処理の要部を示すフローチャート、第3図は第2図の一
部を変形した接続処理の要部を示すフローチャート、第
4図〜第6図は予約されていた制御チャンネルを発信時
に変更する接続処理の要部を示すフローチャート、第7
図は従来の無線通信装置の構成を示すブロック図、第8
図および第9図は従来の無線通信装置の発着信動作を示
すフローチャート、第10図および第11図は複数組の無線
通信装置が近接配置された場合の問題点を説明するため
の説明図である。 1……親装置、2……無線電話機、3……有線電話回
線、5,17……送信機、8,14……受信機、10,20……受信
電界検出回路、12,22……制御回路、70,71……メモリ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有線回線に接続された親装置と無線端末装
    置との間を無線接続するに際して、制御チャネルを使用
    して複数の通話チャネルの内の空きの通話チャネルを指
    定するチャネル指定情報を送受することにより前記親装
    置と前記無線端末装置との間を該チャネル指定情報で指
    定された空きの通話チャネルで無線接続する無線通信方
    式において、 複数の制御チャネルを設定するとともに、 前記親装置および前記無線端末装置に、前記無線接続の
    解除に際して、該無線接続の際に使用した制御チャネル
    と異なる制御チャネルを予約登録する手段を設け、 前記有線回線からの着呼または該無線端末装置からの発
    呼に際しては前記予約登録した制御チャネルを使用して
    前記親装置と前記無線端末装置との間の接続制御を行う
    ことを特徴とする無線通信方式。
  2. 【請求項2】前記予約登録した制御チャネルが一定時間
    以上塞がり状態の場合は、該予約登録した制御チャネル
    を他の制御チャネルに切り換える手段を更に具備するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の無線通
    信方式。
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