JP2023010617A - 出力システム、出力方法、出力プログラム、及び出力プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
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Abstract
Description
出力システム1は、環境制御システム100において、トータルコスト、及び環境指標が最適となる、環境制御システム100の構成を出力するシステムである。環境制御システム100の構成は、環境制御システム100のシステム構成(以下、単にシステム構成と記載することがある。)と、環境制御システム100の運用条件(以下、単に運用条件と記載することがある。)と、によって定まる。システム構成、及び運用条件には、それぞれ複数の組合せ候補が考えられる。システム構成の組合せを1つ定め、運用条件の組合せを1つ定めると、環境制御システム100の構成の組合せ(以下、環境制御システム100の組合せ、と記載することがある。)が1つ定まる。環境制御システム100の組合せが1つ定まると、環境制御システム100が当該組合せであるときのトータルコスト、及び環境指標が算出される。出力システム1は、環境制御システム100のトータルコスト、及び環境指標が最適となるような、環境制御システム100の組合せを出力する。言い換えると、出力システム1は、環境制御システム100の組合せをパラメータとする最適化問題を解くためのシステムである。
環境制御システム100は、対象建物90内の対象空間91の環境を制御する。対象建物90は、例えば、オフィスビルや、商業用ビル等である。対象空間91は、例えば、オフィス空間や、コンピュータ室等である。
環境制御システム100のシステム構成は、対象建物90に設置される設備機器に関する構成を含む。本実施形態では、設備機器は、空調機器、日射遮蔽機器、照明機器、及び発熱機器、を含む。本実施形態における空調機器は、室内機、室外機、及び換気装置を含む。しかし、空調機器は、これらに限定されず、さらにチラー、冷凍機、冷却塔、ボイラー、AHU(Air Handling Unit)、FCU(Fan Coil Unit)、RTU(Roof Top Unit)、及び外調機等を含んでもよい。日射遮蔽機器は、例えば、ブラインド等である。照明機器は、例えば、シーリングライト等である。発熱機器は、例えば、OA機器である。本実施形態では、設備機器に関する構成として、空調機器に関する構成(以下、空調構成と記載することがある。)のみを最適化する。本実施形態では、日射遮蔽機器、照明機器、及び発熱機器に関する構成は変化させず、所定の構成に固定しておく。空調構成の組合せは、例えば、どの対象空間91に、どの室内機を設置するかという配置構成の組合せや、どの室内機と、どの室外機とを接続するかという接続構成の組合せである。図1は、システム構成の組合せ例を示す図である。図1における環境制御システム100は、2台の室外機81a,81bと、6台の室内機82a~82fと、2台の換気装置83a,83bと、を有している。室外機81a,81bはそれぞれ、3台の室内機82a~82c,82d~82fと、冷媒配管RP1,RP2を介して接続されている。室内機82a,82bは、対象空間91aに設置され、室外機81aと連動して、対象空間91aの空気調和を行う。室内機82c,82dは、対象空間91bに設置され、それぞれ室外機81a,81bと連動して、対象空間91bの空気調和を行う。室内機82e,82fは、対象空間91cに設置され、室外機81bと連動して、対象空間90cの空気調和を行う。換気装置83aは、対象空間91aに設置され、それぞれ対象空間91aの換気を行う。換気装置83bは、対象空間91b,91cの兼用として設置され、対象空間90b,90cの換気を行う。このような空調機器の配置構成の組合せや、空調機器の接続構成の組合せが、空調構成の1つの組合せとなる。空調構成の組合せ候補は、空調構成情報21として、最適化処理の前に、出力システム1の記憶装置20に記憶される。
環境制御システム100の運用条件は、設備機器の運用スケジュールに関する条件、空調機器の環境目標設定に関する条件、設備機器の保守に関する条件、及び対象建物90の建築部材の保守に関する条件、を含む。
出力システム1は、1つ又は複数のコンピュータから構成される。図2は、出力システム1の機能ブロック図である。図2に示すように、出力システム1は、制御演算装置10と、記憶装置20と、を有する。制御演算装置10は、CPUやGPU等のプロセッサである。記憶装置20は、RAM、ROM、及びフラッシュメモリ等の記憶媒体である。制御演算装置10は、記憶装置20に記憶されているプログラム(出力プログラムを含む)を読み出し、プログラムに従って所定の演算処理を行う。さらに、制御演算装置10は、プログラムに従って、演算結果を記憶装置20に書き込んだり、記憶装置20に記憶されている情報を読み出したりすることができる。また、記憶装置20には、WEBブラウザや、メーラー等の一般的なアプリケーションがインストールされている。
最適化問題では、目的関数が定義される。目的関数は、環境制御システム100の組合せの関数であり、「最適」の指標となる。出力システム1は、目的関数の値が最小になるように、環境制御システム100の組合せを出力する。本実施形態では、環境制御システム100の組合せは、システム構成の組合せと、運用条件の組合せと、を含む。システム構成の組合せにおいて、変化する組合せは、空調構成の組合せ、及び建物構成の組合せ、である。運用条件の組合せにおいて、変化する組合せは、空調運用の組合せ、及び建物運用の組合せ、である。
図3Aは、局所探索法を説明するための図である。図3Aの横軸は空調構成の組合せを、縦軸は目的関数の値を、曲線OFは目的関数を表す。本実施形態では、局所探索法によって空調構成の組合せを最適化する場合、建物構成、空調運用、及び建物運用の組合せは固定されているため、目的関数は、実質的には、空調構成の組合せの関数となる。
図3B1~B4は、ベイズ最適化を説明するための図である。図3B1~B4の横軸は、建物構成、空調運用、及び建物運用の組合せを表す。本実施形態では、ベイズ最適化によって建物構成、空調運用、及び建物運用の組合せを最適化する場合、空調構成の組合せは固定されているため、目的関数は、実質的には、建物構成、空調運用、及び建物運用の組合せの関数となる。
記憶部13は、各種情報を、記憶装置20に記憶する。図2に示すように、記憶部13は、空調構成情報21、建物構成情報22、建物運用情報23、空調運用情報24、気象情報25、初期設定情報26、最適化履歴情報27、及び快適性情報28、を記憶装置20に記憶する。
選出部11は、所定のアルゴリズムに従って、空調構成情報21、建物構成情報22、建物運用情報23、及び空調運用情報24から、環境制御システム100の組合せ候補を選出する。図4は、選出部11のデータフローを示す図である。
算出部12は、選出部11が選出した環境制御システム100の組合せに対して、目的関数の値を算出する。
空調構成を最適化する場合の目的関数の算出過程を、図5Aのデータフロー図を用いて説明する。
建物構成、建物運用、及び空調運用を最適化する場合の目的関数の算出過程を、図5Bのデータフロー図を用いて説明する。建物構成、建物運用、及び空調運用を最適化する場合の目的関数の算出過程は、空調構成を最適化する場合の目的関数の算出過程と、基本的に同様であるため、異なる部分のみを説明する。
出力部14は、最適化履歴情報27に蓄積された、環境制御システム100の組合せと、その目的関数の値と、を対応付けたデータの中から、目的関数の値が最小である環境制御システム100の組合せを、最適な環境制御システム100の組合せとして出力する。
出力システム1の最適化処理の一例を、図6A、図6B1~B3、図6Cのフローチャートを用いて説明する。
図6Aは、最適化処理の全体の流れを示している。
ここでは、局所探索法による空調構成の最適化を行う、ステップS1、及びステップS3の詳細を、図6B1~B3のフローチャートを用いて説明する。
ここでは、ベイズ最適化による建物構成、建物運用、及び空調運用の最適化を行う、ステップS2の詳細を、図6Cのフローチャートを用いて説明する。
(5-1)
従来、空調機器に関する複数のシステム構成の中から、コストが小さくなるシステム構成を出力する技術がある。コストは、システム構成だけでなく、運用条件にも依存する。そのため、従来のように、システム構成に基づいて、コストを評価するだけでは不十分である、という課題がある。
本実施形態の出力システム1では、出力部14は、算出部12が算出したPMV及びトータルコストの内、目的関数が最小となるPMV及びトータルコストに対応する、運用条件をさらに出力する。
本実施形態の出力システム1では、システム構成は、対象建物90に設置される設備機器に関する構成、及び対象建物90に関する構成、を含む。設備機器は、空調機器を含む。
本実施形態の出力システム1では、設備機器は、さらに日射遮蔽機器、照明機器、及び発熱機器、を含む。
本実施形態の出力システム1では、運用条件は、設備機器の運用スケジュールに関する条件、空調機器の環境目標設定に関する条件、設備機器の保守に関する条件、及び対象建物90の建築部材の保守に関する条件、を含む。
本実施形態の出力システム1では、トータルコストは、環境制御システム100の電気料金、設備機器の導入費用、設備機器の保守費用、対象建物90の建築部材の導入費用、及び対象建物90の建築部材の保守費用、を含む。
本実施形態の出力システム1では、選出部11は、空調機器に関する構成である空調構成の複数の候補と、運用条件の複数の候補と、を交互に選出する。
本実施形態の出力システム1は、記憶部13をさらに備える。選出部11は、空調機器に関する構成である空調構成、の複数の第1候補を選出する。算出部12は、選出部11が選出した複数の第1候補と、予め決められた運用条件を含む候補との組み合わせに対して、PMV、及びトータルコストを算出する。記憶部13は、複数の第1候補と、PMV及びトータルコストと、を対応付けて記憶する。出力部14は、記憶部13に記憶されたPMV及びトータルコストの内、目的関数が最小となるPMV及びトータルコストに対応する、第1空調構成を出力する。第1空調構成が適用された環境制御システム100において、選出部11は、運用条件を含む、複数の第2候補を選出する。算出部12は、選出部11が選出した複数の第2候補と、第1空調構成を含む候補の組み合わせに対して、PMV、及びトータルコストを算出する。記憶部13は、複数の第2候補と、PMV及びトータルコストと、を対応付けて記憶する。出力部14は、記憶部13に記憶されたPMV及びトータルコストの内、目的関数が最小となるPMV及びトータルコストに対応する、第1運用条件を含む候補を出力する。第1運用条件を含む候補が適用された環境制御システム100において、選出部11は、空調構成の複数の第3候補を選出する。算出部12は、選出部11が選出した複数の第3候補と、第1運用条件を含む候補の組み合わせに対して、PMV、及びトータルコストを算出する。記憶部13は、複数の第3候補と、PMV及びトータルコストと、を対応付けて記憶する。出力部14は、記憶部13に記憶されたPMV及びトータルコストの内、目的関数が最小となるPMV及びトータルコストに対応する、第2空調構成を出力する。
本実施形態の出力システム1では、運用条件を含む候補は、空調機器を除く設備機器に関する構成、建物構成、空調機器を除く設備機器に関する運用条件、及び建物構成に関する運用条件、を含む。
本実施形態の出力システム1では、選出部11は、空調構成の複数の候補を、局所探索法により選出する。選出部11は、建物構成、建物運用、及び運用条件の複数の候補を、ベイズ最適化により選出する。その結果、出力システム1は、計算コストに応じて、最適化アルゴリズムを使い分けることにより、効率的に最適化問題を解くことができる。
本実施形態の出力方法は、対象建物90内の対象空間91の環境を制御する環境制御システム100のシステム構成を出力する。出力方法は、選出ステップS12,S18,S32,S37と、算出ステップS14,S19,S33と、出力ステップS27、S39と、を備える。選出ステップS12,S18,S32,S37は、システム構成、及び環境制御システム100の運用条件について、それぞれ複数の候補を選出する。算出ステップS14,S19,S33は、選出ステップS12,S18,S32,S37において選出したシステム構成の候補と、運用条件の候補との組み合わせに対して、PMV、及びトータルコストを算出する。出力ステップS27、S39は、算出ステップS14,S19,S33において算出したPMV及びトータルコストの内、目的関数が最小となるPMV及びトータルコストに対応する、システム構成を出力する。
本実施形態の出力方法では、出力ステップS27、S39は、算出ステップS14,S19,S33において算出したPMV及びトータルコストの内、目的関数が最小となるPMV及びトータルコストに対応する、運用条件をさらに出力する。
本実施形態の出力方法は、記憶ステップS15,S20,S34をさらに備える。システム構成は、対象建物90に設置される設備機器に関する構成、及び対象建物90に関する構成、を含む。設備機器は、空調機器を含む。選出ステップS12,S18,S32,S37は、空調機器に関する構成である空調構成、の複数の第1候補を選出する。算出ステップS14,S19,S33は、選出ステップS12,S18,S32,S37において選出された複数の第1候補と、予め決められた運用条件を含む候補との組み合わせに対して、PMV、及びトータルコストを算出する。記憶ステップS15,S20,S34は、複数の第1候補と、PMV及びトータルコストと、を対応付けて記憶する。出力ステップS27、S39は、記憶ステップS15,S20,S34において記憶されたPMV及びトータルコストの内、目的関数が最小となるPMV及びトータルコストに対応する、第1空調構成を出力する。第1空調構成が適用された環境制御システム100において、選出ステップS12,S18,S32,S37は、運用条件を含む、複数の第2候補を選出する。算出ステップS14,S19,S33は、選出ステップS12,S18,S32,S37において選出された複数の第2候補と、第1空調構成を含む候補との組み合わせに対して、PMV、及びトータルコストを算出する。記憶ステップS15,S20,S34は、複数の第2候補と、PMV及びトータルコストと、を対応付けて記憶する。出力ステップS27、S39は、記憶ステップS15,S20,S34において記憶されたPMV及びトータルコストの内、目的関数が最小となるPMV及びトータルコストに対応する、第1運用条件を含む候補を出力する。
本実施形態の出力プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶装置20(記録媒体)に記録される。出力プログラムは、対象建物90内の対象空間91の環境を制御する環境制御システム100のシステム構成の出力をコンピュータによって実現する。出力プログラムは、選出ステップS12,S18,S32,S37と、算出ステップS14,S19,S33と、出力ステップS27、S39と、を備える。選出ステップS12,S18,S32,S37は、システム構成、及び環境制御システム100の運用条件について、それぞれ複数の候補を選出する。算出ステップS14,S19,S33は、選出ステップS12,S18,S32,S37において選出したシステム構成の候補と、運用条件の候補との組み合わせに対して、PMV、及びトータルコストを算出する。出力ステップS27、S39は、算出ステップS14,S19,S33において算出したPMV及びトータルコストの内、目的関数が最小となるPMV及びトータルコストに対応する、システム構成を出力する。
本実施形態の出力プログラムでは、出力ステップS27、S39は、算出ステップS14,S19,S33において算出したPMV及びトータルコストの内、目的関数が最小となるPMV及びトータルコストに対応する、運用条件をさらに出力する。
(6-1)変形例1A
本実施形態では、制約条件に関する項は、PMVに関する制約条件を示す項と、未処理負荷に関する制約条件を示す項と、を含んでいた。しかし、制約条件に関する項は、さらに、空調機器の容量や性能に関する制約条件を示す項、空調機器の接続構成に関する制約条件を示す項、及び対象建物90の建築部材の性能に関する制約条件を示す項、の内の少なくとも1以上の制約条件を示す項を含んでもよい。このとき、出力部14は、さらに空調機器の容量や性能に関する制約条件、空調機器の接続構成に関する制約条件、及び対象建物90の建築部材の性能に関する制約条件、の内の少なくとも1以上の制約条件を満たすように、システム構成、及び運用条件を出力する。
より大きくなるように制約する条件である。空調構成の組合せから算出される換気装置による換気量が、基準値より大きくなる程、空調機器の容量や性能に関する制約条件を示す項の値は小さくなるように構成される。
本実施形態では、制約条件に関する項は、環境指標として、PMV(温熱快適性に関する指標)に関する制約条件を示す項を含んでいた。しかし、制約条件に関する項は、さらに環境指標として、温度、湿度、気流、清浄度、又は熱放射に関する制約条件を示す項を含んでもよい。
本実施形態では、目的関数は、トータルコストと、PMVや未処理負荷等の制約条件に関する項と、を含んでいた。しかし、出力システム1は、制約条件に関する項を金額に変換し、トータルコストの一部として、目的関数に含めてもよい。
目的関数に含まれる、設備機器の導入費用を示す項や、PMVの制約条件に関する項等の各項には、重み係数がかけられてもよい。このとき、例えば、PMVの制約条件に関する項の重み係数を大きくし、設備機器の導入費用を示す項の重み係数を小さくすることにより、設備機器の導入費用の減額よりもPMVを重視した、環境制御システム100の組合せが出力される。
本実施形態では、ベイズ最適化により、建物構成、建物運用、及び空調運用の最適化を行った。しかし、建物運用や空調運用は、所定期間の日時ごとの組合せを含んでいるため、最適化を行う際の組合せの数は膨大である。
本実施形態では、出力システム1は、選出部11が選出した環境制御システム100の組合せ候補、それぞれに対して、目的関数の値を算出した。しかし、出力システム1は、選出部11が選出した環境制御システム100の組合せ候補すべてに対して、目的関数の値を算出しなくてもよい。例えば、出力システム1は、組合せ候補の目的関数の値を算出する際、まずPMVを算出する。出力システム1は、当該PMVが規定範囲から極端に外れていれば、当該組合せ候補の目的関数の値を算出せず、次の組合せ候補の目的関数の値の算出に取り組む。
本実施形態では、設備機器は、空調機器に加えて、日射遮蔽機器、照明機器、及び発熱機器、を含んでいた。しかし、設備機器は、空調機器に加えて、日射遮蔽機器、照明機器、及び発熱機器、の内のすべてではなく、一部のみを含んでもよい。
本実施形態では、運用条件は、設備機器の運用スケジュールに関する条件、空調機器の環境目標設定に関する条件、設備機器の保守に関する条件、及び対象建物90の建築部材の保守に関する条件、を含んでいた。しかし、運用条件は、設備機器の運用スケジュールに関する条件、空調機器の環境目標設定に関する条件、設備機器の保守に関する条件、及び対象建物90の建築部材の保守に関する条件、の内のすべてではなく、一部のみを含んでもよい。
本実施形態では、トータルコストは、環境制御システム100の電気料金、設備機器の導入費用、設備機器の保守費用、対象建物90の建築部材の導入費用、及び対象建物90の建築部材の保守費用、を含んでいた。しかし、トータルコストは、環境制御システム100の電気料金、設備機器の導入費用、設備機器の保守費用、対象建物90の建築部材の導入費用、又は対象建物90の建築部材の保守費用、に相関する値、を含んでもよい。
以上、本開示の実施形態を説明したが、特許請求の範囲に記載された本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
11 選出部
12 算出部
13 記憶部
14 出力部
15 抽出部
20 記憶装置(記憶媒体)
90 対象建物
91 対象空間
100 環境制御システム
S12,S18,S32,S37 選出ステップ
S14,S19,S33 算出ステップ
S15,S20,S34 記憶ステップ
S27,S39 出力ステップ
Claims (21)
- 対象建物(90)内の対象空間(91)の環境を制御する環境制御システム(100)のシステム構成を出力する、出力システム(1)であって、
前記システム構成、及び前記環境制御システムの運用条件について、それぞれ複数の候補を選出する、選出部(11)と、
前記選出部が選出した前記システム構成の候補と、前記運用条件の候補との組み合わせに対して、環境指標、及びコストを算出する、算出部(12)と、
前記算出部が算出した前記環境指標及び前記コストが所定の条件を満たすような、前記システム構成を出力する、出力部(14)と、
を備える、
出力システム(1)。 - 前記出力部は、前記算出部が算出した前記環境指標及び前記コストが前記所定の条件を満たすような、前記運用条件をさらに出力する、
請求項1に記載の出力システム(1)。 - 前記システム構成は、前記対象建物に設置される設備機器に関する構成、及び前記対象建物に関する構成、を含み、
前記設備機器は、空調機器を含む、
請求項1又は2に記載の出力システム(1)。 - 前記設備機器は、さらに日射遮蔽機器、照明機器、又は発熱機器、を含む、
請求項3に記載の出力システム(1)。 - 前記運用条件は、前記設備機器の運用スケジュールに関する条件、前記空調機器の環境目標設定に関する条件、前記設備機器の保守に関する条件、又は前記対象建物の建築部材の保守に関する条件、を含む、
請求項3に記載の出力システム(1)。 - 前記出力部は、さらに前記空調機器の容量や性能に関する条件、前記空調機器の接続構成に関する条件、及び前記対象建物の建築部材の性能に関する条件、の内の少なくとも1以上の条件を満たすように、前記システム構成、及び前記運用条件を出力する、
請求項3に記載の出力システム(1)。 - 前記コストは、電気料金、前記設備機器の導入費用、前記設備機器の保守費用、前記対象建物の建築部材の導入費用、又は前記対象建物の建築部材の保守費用、に相関する値、を含む、
請求項3に記載の出力システム(1)。 - 前記環境指標は、温熱快適性に関する指標、温度、湿度、気流、清浄度、又は熱放射である、
請求項1又は2に記載の出力システム(1)。 - 前記コストが満たす前記所定の条件は、前記コストが小さくなる前記システム構成、及び前記運用条件を出力するための条件である、
請求項1又は2に記載の出力システム(1)。 - 前記選出部は、前記空調機器に関する構成である空調構成の複数の候補と、前記運用条件の複数の候補と、を交互に選出する、
請求項3に記載の出力システム(1)。 - 記憶部(13)をさらに備え、
前記選出部は、前記空調機器に関する構成である空調構成、の複数の第1候補を選出し、
前記算出部は、前記選出部が選出した複数の前記第1候補と、予め決められた前記運用条件を含む候補との組み合わせに対して、第1環境指標、及び第1コストを算出し、
前記記憶部は、複数の前記第1候補と、前記第1環境指標及び前記第1コストと、を対応付けて記憶し、
前記出力部は、前記記憶部に記憶された前記第1環境指標及び前記第1コストが前記所定の条件を満たすような、第1空調構成を出力し、
前記第1空調構成が適用された前記環境制御システムにおいて、
前記選出部は、前記運用条件を含む、複数の第2候補を選出し、
前記算出部は、前記選出部が選出した複数の前記第2候補と、前記第1空調構成を含む候補との組み合わせに対して、第2環境指標、及び第2コストを算出し、
前記記憶部は、複数の前記第2候補と、前記第2環境指標及び前記第2コストと、を対応付けて記憶し、
前記出力部は、前記記憶部に記憶された前記第2環境指標及び前記第2コストが前記所定の条件を満たすような、第1運用条件を含む候補を出力し、
前記第1運用条件を含む候補が適用された前記環境制御システムにおいて、
前記選出部は、前記空調構成の複数の第3候補を選出し、
前記算出部は、前記選出部が選出した複数の前記第3候補と、前記第1運用条件を含む候補との組み合わせに対して、第3環境指標、及び第3コストを算出し、
前記記憶部は、複数の前記第3候補と、前記第3環境指標及び前記第3コストと、を対応付けて記憶し、
前記出力部は、前記記憶部に記憶された前記第3環境指標及び前記第3コストが前記所定の条件を満たすような、第2空調構成を出力する、
請求項10に記載の出力システム(1)。 - 前記運用条件を含む候補は、前記空調機器を除く前記設備機器に関する構成、前記建物構成、前記空調機器を除く前記設備機器に関する前記運用条件、及び前記建物構成に関する前記運用条件、を含む、
請求項11に記載の出力システム(1)。 - 前記選出部は、前記空調構成の複数の候補を、局所探索法により選出し、前記運用条件を含む複数の候補を、ベイズ最適化により選出する、
請求項11に記載の出力システム(1)。 - 前記環境指標、及び前記コストが所定の値となる日時を抽出する、抽出部、
をさらに備え、
前記第1空調構成が適用された前記環境制御システムにおいて、
前記算出部は、前記第1空調構成と、前記運用条件を含む候補との組み合わせに対して、第4環境指標、及び第4コストを算出し、
前記抽出部は、前記算出部によって算出された前記第4環境指標及び前記第4コストが所定の値となる第1日時を抽出し、
前記選出部は、前記第1日時における、前記運用条件を含む、複数の第2候補を選出する、
請求項11に記載の出力システム(1)。 - 対象建物(90)内の対象空間(91)の環境を制御する環境制御システム(100)のシステム構成を出力する、出力方法であって、
前記システム構成、及び前記環境制御システムの運用条件について、それぞれ複数の候補を選出する、選出ステップ(S12,S18,S32,S37)と、
前記選出ステップにおいて選出した前記システム構成の候補と、前記運用条件の候補との組み合わせに対して、環境指標、及びコストを算出する、算出ステップ(S14,S19,S33)と、
前記算出ステップにおいて算出した前記環境指標及び前記コストが所定の条件を満たすような、前記システム構成を出力する、出力ステップ(S27、S39)と、
を備える、
出力方法。 - 前記出力ステップは、前記算出ステップにおいて算出した前記環境指標及び前記コストが前記所定の条件を満たすような、前記運用条件をさらに出力する、
請求項15に記載の出力方法。 - 記憶ステップ(S15,S20,S34)をさらに備え、
前記システム構成は、前記対象建物に設置される設備機器に関する構成、及び前記対象建物に関する構成、を含み、
前記設備機器は、空調機器を含み、
前記選出ステップは、前記空調機器に関する構成である空調構成、の複数の第1候補を選出し、
前記算出ステップは、前記選出ステップにおいて選出された複数の前記第1候補と、予め決められた前記運用条件を含む候補との組み合わせに対して、第1環境指標、及び第1コストを算出し、
前記記憶ステップは、複数の前記第1候補と、前記第1環境指標及び前記第1コストと、を対応付けて記憶し、
前記出力ステップは、前記記憶ステップにおいて記憶された前記第1環境指標及び前記第1コストが前記所定の条件を満たすような、第1空調構成を出力し、
前記第1空調構成が適用された前記環境制御システムにおいて、
前記選出ステップは、前記運用条件を含む、複数の第2候補を選出し、
前記算出ステップは、前記選出ステップにおいて選出された複数の前記第2候補と、前記第1空調構成を含む候補との組み合わせに対して、第2環境指標、及び第2コストを算出し、
前記記憶ステップは、複数の前記第2候補と、前記第2環境指標及び前記第2コストと、を対応付けて記憶し、
前記出力ステップは、前記記憶ステップにおいて記憶された前記第2環境指標及び前記第2コストが前記所定の条件を満たすような、第1運用条件を含む候補を出力する、
請求項16に記載の出力方法。 - 対象建物(90)内の対象空間(91)の環境を制御する環境制御システム(100)のシステム構成の出力をコンピュータによって実現するための、出力プログラムであって、
前記システム構成、及び前記環境制御システムの運用条件について、それぞれ複数の候補を選出する、選出ステップ(S12,S18,S32,S37)と、
前記選出ステップにおいて選出した前記システム構成の候補と、前記運用条件の候補との組み合わせに対して、環境指標、及びコストを算出する、算出ステップ(S14,S19,S33)と、
前記算出ステップにおいて算出した前記環境指標及び前記コストが所定の条件を満たすような、前記システム構成を出力する、出力ステップ(S27、S39)と、
を備える、
出力プログラム。 - 前記出力ステップは、前記算出ステップにおいて算出した前記環境指標及び前記コストが前記所定の条件を満たすような、前記運用条件をさらに出力する、
請求項18に記載の出力プログラム。 - 対象建物(90)内の対象空間(91)の環境を制御する環境制御システム(100)のシステム構成の出力をコンピュータによって実現するための出力プログラム、を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体(20)であって、
前記出力プログラムは、
前記システム構成、及び前記環境制御システムの運用条件について、それぞれ複数の候補を選出する、選出ステップ(S12,S18,S32,S37)と、
前記選出ステップにおいて選出した前記システム構成の候補と、前記運用条件の候補との組み合わせに対して、環境指標、及びコストを算出する、算出ステップ(S14,S19,S33)と、
前記算出ステップにおいて算出した前記環境指標及び前記コストが所定の条件を満たすような、前記システム構成を出力する、出力ステップ(S27、S39)と、
を備える、
出力プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体(20)。 - 前記出力ステップは、前記算出ステップにおいて算出した前記環境指標及び前記コストが前記所定の条件を満たすような、前記運用条件をさらに出力する、
請求項20に記載の出力プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体(20)。
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