JP2021064036A - 情報処理装置、遺失物検索プログラム、及び遺失物検索方法 - Google Patents

情報処理装置、遺失物検索プログラム、及び遺失物検索方法 Download PDF

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Abstract

【課題】拾得物から遺失物を適切に特定することが可能な情報処理装置及び遺失物検索プログラムを提供すること。【解決手段】情報処理装置10は、遺失物に関する遺失物情報と、遺失者の購入履歴を管理する購入履歴データベース30との認証を行う認証情報とを入力する入力部11と、遺失物情報に基づいて、拾得物に関する拾得物情報を管理する拾得物管理データベース20から遺失物と予測される拾得物を検索する検索部12と、認証情報に基づいて、遺失者の購入履歴を参照し、当該購入履歴に基づいて、検索された拾得物のうち、遺失者が購入した購入物品と予測される拾得物を特定する特定部13と、特定部13が特定した拾得物の拾得物情報を出力する出力部14と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、情報処理装置及び遺失物検索プログラムに関する。
忘れ物、落とし物等の遺失物は多く発生しており、これらの遺失物の数は膨大であることから遺失物を検索することは難しい。これに関連して、遺失物を検索する技術が検討されている(例えば、特許文献1)。特許文献1には、システム利用対象の物品に物品ID番号が記憶されたタグを付して、当該物品ID番号に基づいて、遺失物を検索するシステムが開示されている。
特開2006−154977号公報
特許文献1に開示された技術は、システム利用対象の物品に物品ID番号が記憶されたタグを付すことを前提としている。そのため、全ての物品に対して上記タグを付す必要があるが、システム利用対象の物品が膨大になる場合、全ての物品に対して上記タグを付すことはシステム利用者の手間となる。さらに、システム利用者は、どの物品を遺失してしまうのかを予測できない。したがって、全ての物品に対して上記タグを付していない場合であって、遺失した遺失物に上記タグが付されていない場合、特許文献1に開示された技術を用いたとしても遺失物を検索できない。また、拾得物から遺失物を検索する場合、遺失者が拾得物管理者に遺失物の情報を適切に伝えないと、拾得物から適切に遺失物を検索することができない場合があり得る。
本開示の目的は、上述した課題を解決するためになされたものであり、拾得物から遺失物を適切に特定することが可能な情報処理装置及び遺失物検索プログラムを提供することにある。
本開示の一態様にかかる情報処理装置は、
遺失物に関する遺失物情報と、遺失者の購入履歴を管理する購入履歴データベースとの認証を行う認証情報とを入力する入力部と、
前記遺失物情報に基づいて、拾得物に関する拾得物情報を管理する拾得物管理データベースから前記遺失物と予測される拾得物を検索する検索部と、
前記認証情報に基づいて、前記遺失者の購入履歴を参照し、当該購入履歴に基づいて、前記検索された拾得物のうち、前記遺失者が購入した購入物品と予測される拾得物を特定する特定部と、
前記特定部が特定した拾得物の拾得物情報を出力する出力部と、を備える。
本開示の一態様にかかる情報処理装置は、
遺失者の購入履歴であって、遺失物に関連する購入履歴を入力する入力部と、
前記入力された購入履歴に基づいて、拾得物に関する拾得物情報を管理する拾得物管理データベースから前記遺失物と予測される拾得物を特定する特定部と、
前記特定部が特定した拾得物の拾得物情報を出力する出力部と、を備える。
本開示の一態様にかかる遺失物検索プログラムは、
遺失物に関する遺失物情報と、遺失者の購入履歴を管理する購入履歴データベースとの認証を行う認証情報とを入力することと、
前記遺失物情報に基づいて、拾得物に関する拾得物情報を管理する拾得物管理データベースから前記遺失物と予測される拾得物を検索することと、
前記認証情報に基づいて、前記遺失者の購入履歴を参照し、当該購入履歴に基づいて、前記検索された拾得物のうち、前記遺失者が購入した購入物品と予測する拾得物を特定することと、
前記特定された拾得物の拾得物情報を出力することと、をコンピュータに実行させる遺失物検索プログラムである。
本開示によれば、拾得物から遺失物を適切に特定することが可能な情報処理装置及び遺失物検索プログラムを提供できる。
実施の形態1にかかる遺失物検索システムの構成例を示す図である。 実施の形態2にかかる遺失物検索システムの構成例を示す図である。 実施の形態3にかかる遺失物検索システムの構成例を示す図である。 拾得物管理データベースに格納される拾得物情報の一例を示す図である。 遺失物情報の一例を示す図である。 購入履歴データベースに格納される購入履歴の一例を示す図である。 実施の形態3にかかる情報処理装置の動作例を示す図である。 実施の形態4にかかる遺失物検索システムの構成例を示す図である。 実施の形態4にかかる情報処理装置の動作例を示す図である。 本開示の各実施の形態にかかる情報処理装置のハードウェア構成を例示するブロック図である。
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。なお、以下の記載及び図面は、説明の明確化のため、適宜、省略及び簡略化がなされている。また、以下の各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
(実施の形態1)
図1を用いて、実施の形態1にかかる遺失物検索システム1について説明する。図1は、実施の形態1にかかる遺失物検索システムの構成例を示す図である。遺失物検索システム1は、検索(捜索)対象の遺失物を検索するための情報処理システムである。遺失物検索システム1は、情報処理装置10と、拾得物管理データベース20と、購入履歴データベース30とを備える。
情報処理装置10は、遺失物を検索する装置であり、遺失物検索装置と称されてもよい。情報処理装置10は、ネットワークを介して、拾得物管理データベース20及び購入履歴データベース30と接続及び通信を行う。なお、図1では、拾得物管理データベース20及び購入履歴データベース30は、情報処理装置10の外部に設けられるように図示されているが、情報処理装置10は、拾得物管理データベース20又は購入履歴データベース30を有する構成であってもよい。
拾得物管理データベース20は、例えば、拾得物管理センター(拾得物管理者)が管理するデータベースであり、過去に拾得された拾得物に関する拾得物情報を管理するデータベースである。
購入履歴データベース30は、例えば、決済事業者が管理するデータベースであり、ユーザが決済事業者との決済を行って購入した購入物品の購入履歴を管理するデータベースである。
情報処理装置10は、入力部11と、検索部12と、特定部13と、出力部14とを備える。
入力部11は、検索対象の遺失物に関する遺失物情報を入力する。また、入力部11は、検索対象の遺失物を遺失した遺失者の購入履歴を管理する購入履歴データベースとの認証を行う認証情報を入力する。
検索部12は、入力された遺失物情報に基づいて、拾得物管理データベース20から遺失物と予測される拾得物を検索する。
特定部13は、入力部11に入力された認証情報に基づいて、遺失者の購入履歴を参照し、当該購入履歴に基づいて、検索された拾得物のうち、遺失者が購入した購入物品と予測する拾得物を特定する。
出力部14は、特定部13が特定した拾得物の拾得物情報を出力する。
以上のように、検索部12が遺失物情報に基づいて、遺失物と予測される拾得物を検索し、特定部13が購入履歴に基づいて、検索された拾得物のうち、購入物品と予測する拾得物を遺失物として特定する。近年、クレジットカードや電子決済を利用して物品を購入することが一般的になってきている。そのため、検索対象の遺失物を遺失した遺失者の購入履歴を用いて、遺失物を検索することにより、適切に遺失物を特定し得る。したがって、情報処理装置10は、拾得物管理データベース20と、購入履歴データベース30とを連携させて遺失物を検索して、適切に遺失物を特定する。これにより、例えば、遺失物に関する遺失物情報が不足していたとしても、情報処理装置10は、遺失者の購入履歴を用いて遺失物を適切に特定できる。すなわち、実施の形態1にかかる情報処理装置10によれば、拾得物から遺失物を適切に特定することが可能となる。
(実施の形態2)
図2を用いて、実施の形態2にかかる遺失物検索システム2について説明する。図2は、実施の形態2にかかる遺失物検索システムの構成例を示す図である。遺失物検索システム2は、遺失物の検索(捜索)を依頼するユーザの遺失物を検索する情報処理システムである。
遺失物検索システム2は、情報処理装置40と、拾得物管理データベース20と、購入履歴データベース30とを備える。遺失物検索システム2の基本構成は、実施の形態1と同様であり、情報処理装置40の構成が実施の形態1と異なる。そのため、本実施の形態では、実施の形態1と同様の構成については適宜説明を割愛する。
情報処理装置40は、遺失物を検索する装置であり、遺失物検索装置と称されてもよい。情報処理装置40は、入力部41と、特定部42と、出力部43とを備える。
入力部41は、遺失者の購入履歴であって、遺失物に関連する購入履歴を入力する。
特定部42は、入力部41に入力された購入履歴に基づいて、拾得物管理データベース20から遺失物と予測される拾得物を特定する。
出力部43は、特定部42が特定した拾得物の拾得物情報を出力する。
以上のように、情報処理装置10は上記構成を有しており、拾得物管理データベース20と、購入履歴データベース30とを連携して遺失物を特定するので、遺失物に関する遺失物情報を用いなくとも、遺失者の購入履歴を用いて、遺失物を適切に特定できる。したがって、実施の形態2にかかる情報処理装置40によれば、拾得物から遺失物を適切に特定することが可能となる。
(実施の形態3)
続いて、実施の形態3について説明する。実施の形態3は、実施の形態1を具体的にした実施の形態である。
<遺失物検索システムの構成例>
図3を用いて、遺失物検索システム100の構成例について説明する。図3は、実施の形態3にかかる遺失物検索システムの構成例を示す図である。遺失物検索システム100は、情報処理装置50と、購入履歴データベース30とを備える。
情報処理装置50は、実施の形態1にかかる情報処理装置10に対応する。情報処理装置50は、遺失者が拾得物管理センターに対して、遺失物の検索(捜索)を依頼する場合、遺失物を拾得物管理データベース20から検索する情報処理装置である。情報処理装置50は、例えば、サーバ装置である。情報処理装置50は、例えば、拾得物管理センターに配置されており、拾得物管理データベース20を備える。
なお、図3では、情報処理装置50は、拾得物管理データベース20を備える構成としているが、拾得物管理データベース20を備えず、拾得物管理データベース20が外部に設けられる構成としてもよい。情報処理装置50が拾得物管理データベース20を備えない構成である場合、情報処理装置50及び拾得物管理データベース20は、拾得物管理センターに配置されてもよい。
購入履歴データベース30は、決済事業者が管理するデータベースであり、決済事業者と契約をした契約者が、決済事業者から物品を購入した場合の購入履歴が管理されるデータベースである。購入履歴データベース30は、例えば、インターネット等のネットワークを介して、情報処理装置50に接続されており、情報処理装置50と通信可能に構成される。
<情報処理装置の構成例>
次に、情報処理装置50の構成例について説明する。情報処理装置50は、拾得物管理データベース20、入力部51、検索部52、特定部53、出力部54、撮像部55及び登録部56を備える。
拾得物管理データベース20は、過去に拾得された拾得物に関する拾得物情報を表形式で管理する。ここで、図4を用いて、拾得物管理データベース20に格納される拾得物情報の一例について説明する。図4は、拾得物管理データベースに格納される拾得物情報の一例を示す図である。
図4に示すように、拾得物情報は、拾得物物品情報と、拾得日時と、拾得場所と、キーワードと、保管場所とを含んで構成される。なお、図4に示す拾得物情報は、一例であるので、例えば、拾得物の物品の分類を示すジャンル等のその他の情報を含んでもよい。また、拾得物情報は、拾得者が設定可能な情報のみに対して設定されてもよい。例えば、拾得者が、拾得物の型番等、拾得物情報のうち、認識できない情報については空欄で設定されてもよいし、設定内容が分からないことを示す設定値であってもよい。
拾得物物品情報は、拾得物の物品に関する物品情報であり、物品名、型番、メーカー、色、形状及びサイズを含む。
物品名には、拾得物の物品名が設定される。
型番には、拾得物の型番が設定される。型番には、具体的な型番ではなく、物品のブランド名及び商品名が設定されてもよい。
メーカーには、拾得物の製造メーカー及び販売メーカーの少なくとも1つが設定される。
色には、拾得物の色が設定される。
形状には、拾得物の形状が設定される。
サイズには、拾得物のサイズが設定される。サイズには、具体的な寸法が分かる場合には、具体的な寸法が設定されてもよい。もしくは、サイズには、物品名として設定される物品の一般的なサイズを基準とした大きさを表す指標値が設定されてもよい。例えば、基準となるサイズを中とした場合、基準となるサイズよりも大きければ、サイズには大が設定され、基準となるサイズよりも小さければサイズには小が設定されてもよい。上記指標値は、大中小でなく、例えば、5段階のレベルで設定されてもよく、適宜調整可能に構成されてもよい。
拾得日時には、拾得物が拾得された日時が設定される。拾得日時には、具体的な時間が分からない場合には、拾得物が拾得された時間帯が設定されてもよい。
拾得場所には、拾得物が拾得された場所が設定される。拾得場所には、拾得物を拾得した住所が分かる場合には、住所が設定されてもよい。もしくは、拾得場所が電車等の交通機関内である場合には、駅名、バスの停留所名等の拾得場所を特定できる場所が設定されてもよい。もしくは、拾得場所には、拾得された場所を含む地域が設定されてもよい。
キーワードには、拾得物を特定できる情報が設定される。キーワードには、例えば、拾得物の中に入っている物品、拾得物に付属している物品等の付属品を特定する付属品情報が設定されてもよい。また、キーワードには、例えば、「拾得物の側面に切り傷がある」、「拾得物の内側に「A.B」と記載されている」等の拾得物の状態を特定する拾得物状態情報が設定されてもよい。なお、以降の説明でも同様であるが、拾得物情報に含まれるキーワードは、拾得物固有の特徴に関する情報であるため、拾得物固有特徴情報と称されてもよい。
保管場所には、拾得物が保管されている場所が設定される。拾得物管理センターが、複数の保管場所で拾得物を管理している場合、どの保管場所で拾得物が保管されているのかが設定される。
図3に戻り、入力部51について説明する。入力部51は、実施の形態1にかかる入力部11に対応する。入力部51は、検索(捜索)対象の遺失物に関する遺失物情報を入力する。入力部51は、例えば、遺失者がWEBページ等の入力フォームに遺失物情報を入力して登録をすることにより、遺失物情報を情報処理装置50に入力する。
入力部51は、遺失物の検索(捜索)を依頼する遺失者が、購入履歴データベース30との認証を行う認証情報を入力する。認証情報は、購入履歴データベース30において、遺失者(自身)を識別するためのユーザID、ユーザ名等の識別情報と、遺失者(自身)が設定したパスワードとを含んで構成される。認証情報は、例えば、2次元バーコード等のバーコードに設定される。入力部51は、バーコードリーダを含んで構成されており、当該バーコードリーダにより認証情報が設定されたバーコードを読み取ることにより、情報処理装置50に入力する。
ここで、図5を用いて、入力部51から情報処理装置50に入力される遺失物情報の一例について説明する。入力部51は、図5に示すフォーマットで、遺失物情報を情報処理装置50に入力する。図5は、遺失物情報の一例を示す図である。図5に示すように、遺失物情報は、遺失物物品情報と、遺失日時と、遺失場所と、キーワードとを含んで構成される。
なお、遺失物情報は、図4に示した拾得物情報に対応する情報であることが好ましい。そのため、以降の説明では、遺失物情報の各情報には、拾得物情報に含まれる各情報であり、拾得物情報の各情報に対応する情報が設定されることとして説明する。図5に示す遺失物情報は、一例であるので、例えば、遺失物の物品の分類を示すジャンル等のその他の情報を含んでもよい。また、遺失物情報は、遺失者が設定可能な情報のみを含むように構成されてもよい。例えば、遺失者が、遺失物の型番等、遺失物情報のうち、認識できない情報については空欄として設定されてもよいし、遺失者が設定出来ないことを示す設定値であってもよい。
遺失物物品情報は、遺失物の物品に関する物品情報であり、物品名、型番、メーカー、色、形状及びサイズを含む。
物品名は、拾得物情報の物品名に対応し、物品名には遺失物の物品名が設定される。
型番は、拾得物情報の型番に対応し、型番には、遺失物の型番が設定される。型番には、具体的な型番ではなく、物品のブランド名及び商品名が設定されてもよい。
メーカーは、拾得物情報のメーカーに対応し、メーカーには、遺失物の製造メーカー及び販売メーカーの少なくとも1つが設定される。
色は、拾得物情報の色に対応し、色には、遺失物の色が設定される。
形状は、拾得物情報の形状に対応し、形状には、遺失物の形状が設定される。
サイズは、拾得物情報のサイズに対応し、遺失物のサイズが設定される。サイズには、具体的な寸法が分かる場合には、具体的な寸法が設定されてもよい。もしくは、サイズには、物品名として設定される物品の一般的なサイズを基準とした大きさを表す指標値が設定されてもよい。例えば、基準となるサイズを中とした場合、基準となるサイズよりも大きければ大が設定され、基準となるサイズよりも小さければ小が設定されてもよい。上記指標値は、大中小でなく、例えば、5段階のレベルで設定されてもよく、適宜調整可能に構成されてもよい。
遺失日時は、拾得物情報の拾得日時に対応し、遺失日時には、遺失者が遺失物を遺失(紛失)した日時が設定される。遺失日時には、具体的な時間が分からない場合には、遺失者が遺失物を遺失したと想定される時間帯が設定されてもよい。
遺失場所は、拾得物情報の拾得場所に対応し、遺失場所には、遺失者が遺失物を遺失(紛失)した場所が設定される。遺失場所には、遺失者が遺失物を遺失(紛失)した住所が分かる場合には、住所が設定されてもよい。もしくは、遺失場所が電車等の交通機関内である場合には、駅名、バスの停留所名等の遺失場所を特定できる場所が設定されてもよい。もしくは、遺失場所には、遺失者が遺失物を遺失(紛失)したことに気づいた場所が設定されてもよい。もしくは、遺失場所には、遺失者が遺失物を遺失したと想定される場所を含む地域が設定されてもよい。
キーワードは、拾得物情報のキーワードに対応し、キーワードには、遺失物を特定できる情報が設定される。キーワードには、例えば、遺失物の中に入っている物品、遺失物に付属している物品等の付属品を特定する付属品情報が設定されてもよい。また、キーワードには、遺失物の状態を特定する遺失物状態情報が設定されてもよい。なお、以降の説明でも同様であるが、遺失物情報に含まれるキーワードは、遺失物固有の特徴に関する情報であるため、遺失物固有特徴情報と称されてもよい。
図3に戻り、検索部52について説明する。検索部52は、実施の形態1にかかる検索部12に対応する。検索部52は、入力部51から入力された遺失物情報に基づいて、拾得物管理データベース20から遺失物と予測される拾得物を検索する。
検索部52は、図5に示すフォーマットの遺失物情報が入力部51に入力されると、拾得物管理データベース20に含まれる拾得物情報と、遺失物情報とに基づいて、拾得物管理データベース20に含まれる拾得物と、遺失物との遺失物類似度を算出する。そして、検索部52は、拾得物管理データベース20に含まれる拾得物のうち、算出した遺失物類似度が所定の閾値を超える拾得物を、遺失物と予測される拾得物として検索する。
例えば、拾得物管理データベース20には、図4に示す拾得物情報が設定されているとし、入力部51から図5に示す遺失物情報が入力されたとする。検索部52は、拾得物情報及び遺失物情報のうち、対応する情報同士の一致度(一致する情報数)に基づいて遺失物類似度を算出してもよい。
図4の拾得物情報のうち、上から1つ目の拾得物情報であれば、物品名、メーカー及び形状が一致し、遺失物情報のキーワードが拾得物情報のキーワードに含まれる(「キーホルダーが付いている」という情報が一致する)。そのため、検索部52は、一致する情報数を4とし、これを遺失物類似度として算出する。
図4の拾得物情報のうち、上から2つ目の拾得物情報であれば、物品名、色及びサイズが一致する。そのため、検索部52は、一致する情報数を3とし、これを遺失物類似度として算出する。図4の拾得物情報のうち、上から3つ目の拾得物情報であれば、物品名のみが一致する。そのため、検索部52は、一致する情報数を1とし、これを遺失物類似度として算出する。
また、検索部52は、拾得物情報及び遺失物情報の各情報について、対応する情報同士の類似度を算出して、各情報の類似度の総和により遺失物類似度を算出してもよい。なお、設定値が無い情報については、類似度をゼロとして算出してもよい。
物品名の類似度については、例えば、物品名を分類する物品群コード及び当該物品コードに類似する類似物品群コードの対応関係を予め定義しておき、物品名から物品群コードに変換した上で類似物品群コードに含まれているかに応じて類似度が決定されてもよい。
型番、メーカー及び形状の類似度については、それぞれ、類似する型番、メーカー及び形状を予め定義しておき、類似する型番、メーカー及び形状に含まれているかに応じて類似度が決定されてもよい。
色の類似度については、設定されている色から代表的なRGB値に変換して、R値の差分、G値の差分、及びB値の差分から類似度を算出してもよい。
サイズの類似度については、寸法の差分に応じて類似度を算出してもよい。また、サイズに、例えば、大中小で設定されている場合には、それぞれ大中小に対応する代表的な寸法を予め定義しておいて、寸法に変換した上で寸法の差分に応じて類似度が算出されてもよい。サイズに設定された指標値が、大中小でなく、例えば、5段階の指標値である場合であっても、上記と同様に類似度が算出されればよい。
日時(拾得日時及び遺失日時)の類似度については、具体的な日時が設定されている場合、差分時間に応じて類似度を算出してもよい。時間帯等、具体的な時刻まで分からない場合には、設定された時間帯の中間の時刻に変換した上で、差分時間を算出してもよい。
場所(拾得場所及び遺失場所)の類似度については、拾得場所及び遺失場所の距離に応じて類似度を算出してもよい。XX町、YY市、駅名等、ある程度範囲を有する場所が設定されている場合には、設定された場所(範囲)の中心の地点を用いて距離を算出し、距離に応じた類似度を算出してもよい。
また、検索部52は、拾得物情報及び遺失物情報の各情報に対して、重み付け係数を設定し、当該重み付け係数を考慮した遺失物類似度を算出してもよい。例えば、物品名、色、メーカー及びキーワードにより、拾得物の中から遺失物を適切に特定できるのであれば、物品名、色、メーカー及びキーワードの重み付け係数を高くして、他の項目の重み付け係数を低くするようにしてもよい。なお、当然ながら、各情報に設定する重み付け係数は適宜変更してもよい。
特定部53は、実施の形態1にかかる特定部13に対応する。特定部53は、入力部51から入力された遺失者の認証情報に基づいて、購入履歴データベース30と認証を行い、遺失者の購入履歴を参照する。特定部53は、参照する購入履歴に基づいて、検索部52が検索した拾得物のうち、遺失者が購入した購入物品と予測する拾得物を特定し、特定された拾得物を遺失物として特定する。
ここで、図6を用いて、購入履歴データベース30に格納される購入履歴の一例について説明する。図6は、購入履歴データベースに格納される購入履歴の一例を示す図である。
図6に示すように、購入履歴は、購入物品情報と、購入日時と、購入場所と、決済方法とを含んで構成される。なお、図6に示す購入履歴は、一例であるので、その他の情報を含んでもよい。
購入物品情報は、購入物品に関する物品情報であり、物品名、型番、メーカー、色、形状及びサイズを含む。購入物品情報は、拾得物物品情報及び遺失物物品情報と同じ情報が設定されることが好ましい。そのため、以降の説明では、購入物品情報は、拾得物物品情報及び遺失物物品情報と同じ情報が設定されることとして説明する。
物品名には、購入物品の物品名が設定される。物品名は、拾得物物品情報及び遺失物物品情報の物品名に対応する情報である。
型番には、購入物品の型番が設定される。型番は、拾得物物品情報及び遺失物物品情報の型番に対応する情報である。
メーカーには、購入物品の製造メーカー及び販売メーカーの少なくとも1つが設定される。メーカーは、拾得物物品情報及び遺失物物品情報のメーカーに対応する情報である。
色には、購入物品の色が設定される。色は、拾得物物品情報及び遺失物物品情報の色に対応する情報である。
形状には、購入物品の形状が設定される。形状は、拾得物物品情報及び遺失物物品情報の形状に対応する情報である。
サイズには、購入物品のサイズが設定される。サイズは、拾得物物品情報及び遺失物物品情報のサイズに対応する情報である。サイズには、具体的な寸法が分かる場合には、具体的な寸法が設定されてもよい。もしくは、サイズには、物品名として設定される物品の一般的なサイズを基準とした大きさを表す指標値が設定されてもよい。
購入日時には、購入物品が購入された日時が設定される。
購入場所には、購入物品が購入された場所が設定される。例えば、遺失者(ユーザ)がオンラインで購入物品を購入した場合、オンラインが設定され、遺失者(ユーザ)が店舗で購入物品を購入した場合、店舗名が設定される。
決済方法には、購入物品が購入された際の決済方法が設定される。例えば、遺失者(ユーザ)が電子決済で購入物品を購入した場合、電子決済が設定され、遺失者(ユーザ)が店舗でクレジットカードにより購入物品を購入した場合、カードが設定される。
図3に戻り、特定部53の説明を続ける。特定部53は、遺失者の購入履歴に含まれる購入日時が、検索された拾得物の拾得日時よりも前の購入履歴に含まれる購入物品について、拾得物物品情報と、購入物品情報とに基づいて購入物品類似度を算出する。そして、特定部53は、購入物品類似度に基づいて、遺失者の購入物品と予測する拾得物を特定し、特定された拾得物を遺失物として特定する。
特定部53は、検索部52が遺失物類似度を算出する処理と同様の処理を行い、購入物品類似度を算出してもよい。つまり、特定部53は、検索部52が検索した拾得物の拾得物物品情報、及び購入物品情報の対応する情報同士の一致度(一致する情報数)に基づいて購入物品類似度を算出してもよい。もしくは、特定部53は、検索部52が検索した拾得物の拾得物物品情報、及び購入物品情報の各情報に対して、対応する情報同士の類似度を算出して、各情報の類似度の総和により購入物品類似度を算出してもよい。また、特定部53は、検索部52が検索した拾得物の拾得物物品情報、及び購入物品情報の各情報に対して、重み付け係数を設定し、当該重み付け係数を考慮して購入物品類似度を算出してもよい。
出力部54は、実施の形態1にかかる出力部14に対応する。出力部54は、特定部53が特定した拾得物の拾得物情報を出力する。出力部54は、例えば、遺失者が遺失物情報を登録した際に使用したWEBページに、特定部53が特定した拾得物の拾得物情報を出力する。
撮像部55は、例えば、定点カメラ、デジタルカメラ等の撮像装置で構成されてもよい。撮像部55は、拾得物が拾得され、拾得物情報を拾得物管理データベース20に登録する際、拾得物を撮像し、撮像画像を生成する。
登録部56は、撮像部55が生成した撮像画像を画像認識して拾得物情報を生成し、生成された拾得物情報を拾得物管理データベース20に登録する。登録部56は、撮像画像を画像認識して、拾得物物品情報に含まれる各情報を生成する。そして、登録部56は、拾得者又は拾得物管理担当者が登録した拾得日時、拾得場所及びキーワードを読み込み、拾得物情報に設定して、拾得物管理データベース20に登録する。なお、登録部56は、撮像画像を画像認識した際に、拾得物に付属する付属品及び拾得物状態の少なくとも1つを認識した場合、拾得物情報のキーワードに、認識した内容を設定してもよい。
情報処理装置50は、撮像部55及び登録部56を備えることにより、拾得者の主観に基づかない客観的な拾得物物品情報を登録できる。購入履歴データベース30に登録される購入物品情報は、販売業者により一意に登録されるため、情報処理装置50が撮像部55及び登録部56を備える構成とすれば、特定部53は、より正確に遺失物を特定できる。
<情報処理装置の動作例>
次に、図7を用いて、情報処理装置50の動作例について説明する。図7は、実施の形態3にかかる情報処理装置の動作例を示す図である。
入力部51は、遺失物情報、及び遺失物の捜索を依頼する遺失者が購入履歴データベース30との認証を行う認証情報を入力する(ステップS101)。
入力部51は、例えば、遺失者がWEBページ等の入力フォームに遺失物情報を入力して登録をすることにより、遺失物情報を情報処理装置50に入力する。入力部51は、例えば、バーコードリーダを用いて、認証情報が設定されたバーコードを読み取ることにより、情報処理装置50に入力する。
検索部52は、入力部51から入力された遺失物情報に基づいて、拾得物管理データベース20から捜索対象の遺失物と予測される拾得物を検索する(ステップS102)。
検索部52は、拾得物管理データベース20に含まれる拾得物情報と、入力された遺失物情報とに基づいて、拾得物管理データベース20に含まれる拾得物と、遺失物との遺失物類似度を算出する。そして、検索部52は、拾得物管理データベース20に含まれる拾得物のうち、算出した遺失物類似度が所定の閾値を超える拾得物を、遺失物と予測される拾得物として検索する。
検索部52は、拾得物情報及び遺失物情報のうち、対応する情報同士の一致度(一致する情報数)に基づいて遺失物類似度を算出してもよい。もしくは、検索部52は、拾得物情報及び遺失物情報の各情報について、対応する情報同士の類似度を算出して、各情報の類似度の総和により遺失物類似度を算出してもよい。また、検索部52は、拾得物情報及び遺失物情報の各情報に対して、重み付け係数を設定し、当該重み付け係数を考慮した遺失物類似度を算出してもよい。
特定部53は、遺失者の購入履歴に基づいて、遺失者が購入した購入物品と予測される拾得物を特定する(ステップS103)。
特定部53は、入力部51から入力された遺失者の認証情報に基づいて、購入履歴データベース30と認証を行い、遺失者の購入履歴を参照する。特定部53は、参照する購入履歴に基づいて、検索部52が検索した拾得物のうち、遺失者が購入した購入物品と予測する拾得物を特定し、特定された拾得物を遺失物として特定する。特定部53は、遺失者の購入履歴に含まれる購入日時が、検索された拾得物の拾得日時よりも前の購入履歴に含まれる購入物品について、拾得物物品情報と、購入物品情報とに基づいて購入物品類似度を算出する。そして、特定部53は、購入物品類似度に基づいて、遺失者の購入物品と予測する拾得物を特定し、特定された拾得物を遺失物として特定する。
特定部53は、検索部52が検索した拾得物の拾得物物品情報、及び購入物品情報の対応する情報同士の一致度(一致する情報数)に基づいて購入物品類似度を算出してもよい。もしくは、特定部53は、検索部52が検索した拾得物の拾得物物品情報、及び購入物品情報の各情報に対して、対応する情報同士の類似度を算出して、各情報の類似度の総和により購入物品類似度を算出してもよい。また、特定部53は、検索部52が検索した拾得物の拾得物物品情報、及び購入物品情報の各情報に対して、重み付け係数を設定し、当該重み付け係数を考慮して購入物品類似度を算出してもよい。
出力部54は、特定部53により特定された拾得物の拾得物情報を出力する(ステップS104)。出力部54は、例えば、遺失者が遺失物情報を登録した際に使用したWEBページに、特定部53が特定した拾得物の拾得物情報を出力する。
以上説明したように、情報処理装置50は、実施の形態1にかかる情報処理装置10と同様に、拾得物管理データベース20と、購入履歴データベース30とを連携して遺失物を検索する。そのため、情報処理装置50は、遺失物に関する遺失物情報が不足したとしても、遺失者の購入履歴を用いて、遺失物を適切に特定できる。したがって、実施の形態3にかかる情報処理装置50によれば、拾得物から遺失物を適切に特定することが可能となる。
ところで、一般的に、遺失物が発見され、遺失者が当該遺失物を引き取る場合、遺失者は、公的な証明書等を用意して本人確認を行った上で、遺失物を引き取ることができる。しかし、公的な証明書等を用意するには手間がかかる場合があり得るので、遺失者は、遺失物を引き取るときの手間を考えて、遺失物の捜索を依頼することに躊躇してしまうことがあり得る。
情報処理装置50は、入力部51から入力された遺失者の認証情報を用いて、購入履歴データベース30と認証を行い、遺失者の購入履歴に基づいて、遺失物と予測される拾得物を特定する。認証情報は、遺失者以外の他の利用者が使用できない情報であり、公的な証明書等と同様のものと言える。すなわち、認証情報を用いて購入履歴データベース30と認証することは、本人確認を行っていることに相当すると言える。そのため、情報処理装置50を用いることにより、認証情報に基づき本人確認が行えるので、遺失者が遺失物を引き取る際に、公的な証明書等を用意せずに遺失物を引き取るような運用とすることができる。したがって、本実施の形態にかかる情報処理装置50によれば、遺失者が遺失物を引き取る際の本人確認を簡便にすることに寄与でき、ユーザ利便性を向上させることにつなげることができる。
(実施の形態4)
続いて、実施の形態4について説明する。実施の形態4は、実施の形態2を具体的にした実施の形態である。
<遺失物検索システムの構成例>
図8を用いて、遺失物検索システム200の構成例について説明する。図8は、実施の形態4にかかる遺失物検索システムの構成例を示す図である。遺失物検索システム200は、情報処理装置60と、拾得物管理データベース20とを備える。
情報処理装置60は、実施の形態2にかかる情報処理装置40に対応する。情報処理装置60は、遺失者が拾得物管理センターに対して遺失物の検索(捜索)を依頼する場合、遺失物を拾得物管理データベース20から検索する情報処理装置である。情報処理装置60は、例えば、サーバ装置である。情報処理装置60は、例えば、決済事業者が管理する情報処理装置であり、購入履歴データベース30を備える。なお、購入履歴データベース30も決済事業者が管理しており、情報処理装置60が、購入履歴データベース30を備えない構成でもよい。
拾得物管理データベース20は、拾得物管理センターが管理するデータベースであり、過去に拾得された拾得物に関する拾得物情報を表形式で管理する。拾得物管理データベース20は、例えば、インターネット等のネットワークを介して、情報処理装置60に接続されており、情報処理装置60と通信可能に構成されている。
<情報処理装置の構成例>
次に、情報処理装置60の構成例について説明する。情報処理装置60は、購入履歴データベース30、入力部61、特定部62、出力部63、通信部64及び決済部65を備える。
購入履歴データベース30は、決済事業者と契約をした契約者が、決済事業者から物品を購入した場合の購入履歴が管理されるデータベースである。購入履歴データベース30は、図6において示した購入履歴が格納される。
入力部61は、実施の形態2にかかる入力部41に対応する。入力部61は、遺失者の購入履歴であって、遺失物に関連する購入履歴を入力する。遺失物に関連する購入履歴は、過去に購入した購入物品を遺失してしまった場合に、遺失者が自身の購入履歴から選択した購入履歴である。換言すると、遺失物に関連する購入履歴は、遺失者が、過去に購入した購入物品を遺失してしまった場合に捜索を依頼したい購入物品(遺失物)の購入履歴である。
入力部61は、例えば、遺失者がWEBブラウザを用いて、購入履歴データベース30に接続して自身の購入履歴を表示して、捜索依頼を行う遺失物(購入物品)の購入履歴を選択して登録することにより、遺失物に関連する購入履歴を入力する。入力部61は、図6に示した購入履歴のフォーマットで遺失者が選択した購入履歴を入力する。具体的には、入力部61が入力する購入履歴は、購入物品情報、購入日時、購入場所及び決済方法を含んで構成される。購入物品情報は、物品名、型番、メーカー、色、形状及びサイズを含んで構成される。
また、入力部61は、後述する特定部62が遺失物と予測される拾得物を特定したときに、複数の拾得物が特定された場合、遺失物を特定するキーワードを入力する。遺失物を特定するキーワードは、例えば、遺失物の中に入っている物品、遺失物に付属している物品等の付属品を特定する付属品情報であってもよい。また、キーワードは、遺失物の状態を特定する遺失物状態情報であってもよい。
さらに、入力部61は、後述する特定部62が遺失物と予測される拾得物を一意に特定した場合、遺失者に配送を希望するのか、又は引き取りを希望するのかを選択させる。そして、入力部61は、遺失者の選択に基づいて、特定された拾得物を遺失者に配送するのか否かの情報を入力する。
特定部62は、実施の形態2にかかる特定部42に対応する。特定部62は、入力部61から入力された購入履歴に基づいて、拾得物管理データベース20から、遺失物と予測される拾得物を特定する。
特定部62は、入力部61から購入履歴が入力されると、拾得物管理データベース20に接続する。拾得物管理データベース20には、図4で示した拾得物情報が格納されている。特定部62は、入力された購入履歴に含まれる購入物品情報と、拾得物管理データベース20に含まれる拾得物物品情報とに基づいて、入力された購入履歴の購入物品と、拾得物管理データベース20に含まれる拾得物との類似度を算出する。そして、特定部62は、算出された類似度に基づいて、遺失物と予測される拾得物を拾得物管理データベース20から特定する。
特定部62は、実施の形態3と同様の処理で類似度を算出してもよい。具体的には、特定部62は、入力された購入履歴の購入物品情報、及び拾得物管理データベース20の拾得物物品情報の対応する情報同士の一致度(一致する情報数)に基づいて類似度を算出してもよい。もしくは、特定部62は、入力された購入履歴の購入物品情報、及び拾得物管理データベース20の拾得物物品情報の各情報について、対応する情報同士の類似度を算出して、各情報の類似度の総和により類似度を算出してもよい。また、特定部62は、入力された購入履歴の購入物品情報、及び拾得物管理データベース20の拾得物物品情報の各情報に対して重み付け係数を設定し、当該重み付け係数を考慮して類似度を算出してもよい。
特定部62は、上記処理により遺失物と予測される拾得物を拾得物管理データベース20から特定するが、複数の拾得物が特定される場合も想定される。そのため、特定部62は、遺失物と予測される拾得物が複数であるか否かを判定する。複数の拾得物を特定していると判定された場合、入力部61は、遺失物を特定するためのキーワードを入力する。特定部62は、入力されたキーワードと、拾得物情報に含まれるキーワードとに基づいて、特定された複数の拾得物から、遺失物と予測される拾得物を特定する。換言すると、特定部62は、入力されたキーワードと、拾得物情報に含まれるキーワードとに基づいて、特定された複数の拾得物から、遺失物と予測される拾得物を絞り込む。
特定部62は、入力されたキーワードが、特定された拾得物の拾得物情報に含まれるキーワードに含まれるかを判定して、遺失物と予測される拾得物を絞り込んでもよい。遺失物と予測される拾得物が一意に特定されない場合には、特定部62は、入力部61に対して、さらにキーワードを入力させるようにして、遺失物と予測される拾得物が一意に特定されるまで処理を繰り返してもよい。
もしくは、特定部62は、入力されたキーワードに最も近いキーワードを含む拾得物情報を特定することにより、遺失物と予測される拾得物を一意に特定してもよい。例えば、入力されたキーワードを形態素解析して、拾得物情報のキーワードのうち、文節が全て同一のキーワードがあれば、当該キーワードを、入力されたキーワードに最も近いキーワードとして決定してもよい。拾得物情報のキーワードのうち、文節が全て同一のキーワードがなければ、1つの文節だけ異なるキーワード又は異なる文節の数が最も少ないキーワードを、入力されたキーワードに最も近いキーワードとして決定してもよい。
もしくは、特定部62は、算出した類似度が高い順に、入力されたキーワードが、特定された拾得物の拾得物情報に含まれるかを条件に判定を行い、最初に当該条件を満たす拾得物情報を、遺失物と予測される拾得物として一意に特定してもよい。
出力部63は、実施の形態2にかかる出力部43に対応する。出力部63は、特定部62が特定した拾得物の拾得物情報を出力する。出力部63は、例えば、遺失者が自身の購入履歴の中から選択した遺失物情報を登録する際に使用したWEBページに、特定部62が特定した拾得物の拾得物情報を出力する。
図4に示すように、拾得物情報は、拾得物の物品に関する拾得物物品情報と、当該拾得物の保管場所とが含まれている。出力部63は、拾得物物品情報と、保管場所とを出力する。遺失者は、遺失物として予測される拾得物の保管場所を確認して、例えば、保管場所が自身の自宅から遠い場合や遺失物の引き取りが難しい場合には配送を依頼できる。
通信部64は、特定された拾得物を遺失者に配送することが入力部61から入力された場合、遺失者の住所に特定された拾得物を配送する配送要求を送信する。通信部64は、特定された拾得物を遺失者に配送することが入力部61から入力された場合、購入履歴データベース30から遺失者の住所を取得する。そして、通信部64は、遺失物と予測される拾得物の保管場所を管轄する配送業者に対して、遺失者の住所に特定された拾得物を配送することを要求する配送要求を送信する。情報処理装置60は、通信部64を備えるため、遺失者からの配送依頼に対して、配送業者に配送を要求できる。
決済部65は、特定された拾得物を遺失者に配送することが入力部61から入力された場合、特定された拾得物の配送料金の電子決済を行う。情報処理装置60は、決済部65を備えるので、遺失者からの配送依頼に対して、配送業者に配送を要求するとともに、要求した配送に対する決済まで行え、拾得物の受け取りが容易になるためユーザ利便性を向上できる。なお、決済部65は、入力された購入履歴の決済方法に基づいて決済を行うようにしてもよい。
<情報処理装置の動作例>
次に、図9を用いて、情報処理装置60の動作例について説明する。図9は、実施の形態4にかかる情報処理装置60の動作例を示す図である。
まず、入力部61は、遺失者の購入履歴であって、遺失部に関連する購入履歴を入力する(ステップS201)。
例えば、遺失者がWEBブラウザを用いて、購入履歴データベース30に接続して自身の購入履歴を表示して、捜索依頼を行う遺失物(購入物品)の購入履歴を選択して登録する。入力部61は、遺失者がWEBブラウザで登録したことに応じて、遺失者が選択した購入履歴を、遺失物に関連する購入履歴として入力する。
次に、特定部62は、入力された購入履歴に基づいて、拾得物管理データベース20から遺失物と予測される拾得物を特定する(ステップS202)。
特定部62は、入力部61から購入履歴が入力されると、拾得物管理データベース20に接続する。特定部62は、入力された購入履歴に含まれる購入物品情報と、拾得物管理データベース20に含まれる拾得物物品情報とに基づいて、入力された購入履歴の購入物品と、拾得物管理データベース20に含まれる拾得物との類似度を算出する。そして、特定部62は、算出された類似度に基づいて、遺失物と予測される拾得物を拾得物管理データベース20から特定する。
特定部62は、入力された購入履歴の購入物品情報、及び拾得物管理データベース20の拾得物物品情報の対応する情報同士の一致度(一致する情報数)に基づいて類似度を算出してもよい。もしくは、特定部62は、入力された購入履歴の購入物品情報、及び拾得物管理データベース20の拾得物物品情報の各情報について、対応する情報同士の類似度を算出して、各情報の類似度の総和により類似度を算出してもよい。また、特定部62は、入力された購入履歴の購入物品情報、及び拾得物管理データベース20の拾得物物品情報の各情報に対して重み付け係数を設定し、当該重み付け係数を考慮して類似度を算出してもよい。
特定部62は、特定した拾得物が複数であるか否かを判定する(ステップS203)。複数の拾得物を特定していると判定された場合(ステップS203のYES)、入力部61は、遺失物を特定するためのキーワードを入力する(ステップS204)。一方、複数の拾得物を特定していると判定されなかった場合(ステップS203のNO)、ステップS206に進む。
特定部62は、入力されたキーワードと、特定された複数の拾得物の拾得物情報に含まれるキーワードとに基づいて、遺失物と予測される拾得物が一意になるように絞り込む(ステップS205)。
特定部62は、入力されたキーワードが、特定された拾得物の拾得物情報に含まれるキーワードに含まれるかを判定して、遺失物と予測される拾得物が一意になるように絞り込んでもよい。入力されたキーワードだけでは、遺失物と予測される拾得物を一意に絞り込めない場合、特定部62は、入力部61に対して、さらにキーワードを入力させるようにして、遺失物と予測される拾得物が一意に特定されるまで処理を繰り返してもよい。この場合、特定部62は、ステップS203〜S205を繰り返し実行し、遺失物と予測される拾得物が一意に特定されるまで処理を繰り返す。
もしくは、特定部62は、入力されたキーワードに最も近いキーワードを含む拾得物情報を特定することにより、遺失物と予測される拾得物を一意に特定してもよい。この場合、特定部62は、ステップS205において、ステップS204で入力されたキーワードを用いて、遺失物と予測される拾得物を一意に特定する。
もしくは、特定部62は、算出した類似度が高い順に、入力されたキーワードが、特定された拾得物の拾得物情報に含まれるかを条件に判定を行い、最初に当該条件を満たす拾得物情報を、遺失物と予測される拾得物として一意に特定してもよい。この場合、特定部62は、ステップS205において、ステップS204で入力されたキーワードを用いて、遺失物と予測される拾得物を一意に特定する。
出力部63は、特定部62が特定した、遺失物と予測される拾得物の拾得物情報を出力する(ステップS206)。出力部63は、例えば、遺失者が自身の購入履歴の中から選択した遺失物情報を登録する際に使用したWEBページに、特定部62が特定した拾得物の拾得物情報を出力する。拾得物情報は、拾得物の物品に関する拾得物物品情報と、当該拾得物の保管場所とが含まれているため、出力部63は、拾得物物品情報と、保管場所とを出力する。
入力部61は、特定された拾得物を遺失者に配送するのか、又は特定された拾得物を遺失者が引き取るのかを入力する(ステップS207)。
入力部61は、特定部62が遺失物と予測される拾得物を一意に特定すると、遺失者に、特定された拾得物の配送を希望するのか、又は引き取りを希望するのかを選択させる。そして、入力部61は、遺失者の選択に基づいて、特定された拾得物を遺失者に配送するのか、又は特定された拾得物を遺失者が引き取るのかの情報を入力する。
入力部61は、特定された拾得物を遺失者に配送することを示す情報が入力されたのかを判定する(ステップS208)。配送することが入力された場合(ステップS208のYES)、通信部64は、遺失者の住所に特定された拾得物を配送する配送要求を送信する(ステップS209)。
通信部64は、特定された拾得物を遺失者に配送することが入力部61から入力された場合、購入履歴データベース30から遺失者の住所を取得する。そして、通信部64は、遺失物と予測される拾得物の保管場所を管轄する配送業者に対して、遺失者の住所に特定された拾得物を配送することを要求する配送要求を送信する。
決済部65は、配送料金の電子決済を行う(ステップS210)。決済部65は、特定された拾得物を遺失者に配送することが入力部61から入力された場合、特定された拾得物の配送料金の電子決済を行う。
一方、ステップS208において、配送することが入力されなかった場合(ステップS208のNO)、情報処理装置60は、処理を終了する。
以上説明したように、情報処理装置60は、実施の形態2にかかる情報処理装置40と同様に、拾得物管理データベース20と、購入履歴データベース30とを連携して遺失物を検索する。そのため、情報処理装置60は、遺失物に関する遺失物情報を用いなくとも、遺失者の購入履歴を用いて、遺失物を適切に特定できる。したがって、実施の形態4にかかる情報処理装置60によれば、拾得物から遺失物を適切に特定することが可能となる。
また、情報処理装置60は、入力部61が遺失者の購入履歴を入力し、入力された購入履歴に基づいて、遺失物と予測される拾得物を特定する。すなわち、入力部61は、遺失物の捜索を依頼する遺失者は、既に購入履歴データベース30と認証を完了しているため、本人確認が行われている状態と言える。そのため、情報処理装置60を用いることにより、遺失者が遺失物を引き取る際に、公的な証明書等を用意せずに遺失物を引き取るような運用とすることができる。したがって、実施の形態4にかかる情報処理装置60によれば、遺失者が遺失物を引き取る際の本人確認を簡便にすることに寄与でき、ユーザ利便性を向上させることにつなげることができる。
(他の実施の形態)
<1>実施の形態3にかかる情報処理装置50が、実施の形態4にかかる情報処理装置60が有する通信部64及び決済部65を備えるようにしてもよい。このようにすれば、捜索対象の遺失物が見つかり、遺失物と予測される拾得物の保管場所が遠方である場合、実施の形態4と同様に、遺失者は、配送を要求でき、かつ配送料金の電子決済を行うことが可能となる。これにより、遺失者は、遺失物と予測される拾得物を容易に引き取ることができ、ユーザ利便性を向上させることが可能となる。
<2>上述した実施の形態において説明した情報処理装置10、40、50及び60(以下、情報処理装置10等と称する)は、次のようなハードウェア構成を有していてもよい。図10は、本開示の各実施の形態にかかる情報処理装置のハードウェア構成を例示するブロック図である。
図10を参照すると、情報処理装置10等は、ネットワーク・インターフェース1201、プロセッサ1202及びメモリ1203を含む。ネットワーク・インターフェース1201は、拾得物管理データベース20、購入履歴データベース30及び配送業者と通信するために使用される。ネットワーク・インターフェース1201は、例えば、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers) 802.11 series、IEEE 802.3 series等を含む通信方式に準拠したネットワークインターフェースカード(NIC)を含んでもよい。
プロセッサ1202は、メモリ1203からソフトウェア(コンピュータプログラム)を読み出して実行することで、上述の実施形態においてフローチャートを用いて説明された情報処理装置10等の処理を行う。プロセッサ1202は、例えば、マイクロプロセッサ、MPU(Micro Processing Unit)、又はCPU(Central Processing Unit)であってもよい。プロセッサ1202は、複数のプロセッサを含んでもよい。
メモリ1203は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの組み合わせによって構成される。メモリ1203は、プロセッサ1202から離れて配置されたストレージを含んでもよい。この場合、プロセッサ1202は、図示されていないI/Oインターフェースを介してメモリ1203にアクセスしてもよい。
図10の例では、メモリ1203は、ソフトウェアモジュール群を格納するために使用される。プロセッサ1202は、これらのソフトウェアモジュール群をメモリ1203から読み出して実行することで、上述の実施形態において説明された情報処理装置10等の処理を行うことができる。
図10を用いて説明したように、情報処理装置10等が有するプロセッサの各々は、図面を用いて説明されたアルゴリズムをコンピュータに行わせるための命令群を含む1または複数のプログラムを実行する。
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)を含む。さらに、非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/Wを含む。さらに、非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、半導体メモリを含む。半導体メモリは、例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory)を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本開示は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。また、本開示は、それぞれの実施の形態を適宜組み合わせて実施されてもよい。
また、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
遺失物に関する遺失物情報と、遺失者の購入履歴を管理する購入履歴データベースとの認証を行う認証情報とを入力する入力部と、
前記遺失物情報に基づいて、拾得物に関する拾得物情報を管理する拾得物管理データベースから前記遺失物と予測される拾得物を検索する検索部と、
前記認証情報に基づいて、前記遺失者の購入履歴を参照し、当該購入履歴に基づいて、前記検索された拾得物のうち、前記遺失者が購入した購入物品と予測される拾得物を特定する特定部と、
前記特定部が特定した拾得物の拾得物情報を出力する出力部と、を備える情報処理装置。
(付記2)
前記認証情報は、前記遺失者の識別情報及び前記遺失者が設定したパスワードを含み、且つバーコードに設定されており、
前記入力部は、バーコードリーダを含み、当該バーコードリーダにより前記認証情報を入力する、付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記検索部は、前記遺失物情報と、前記拾得物情報とに基づいて、前記拾得物管理データベースに含まれる拾得物と、前記遺失物との第1の類似度を算出し、前記第1の類似度に基づいて、前記遺失物と予測される拾得物を検索する、付記1又は2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記拾得物情報は、前記拾得物の物品に関する拾得物物品情報と、前記拾得物の拾得日時とを含み、
前記購入履歴は、購入物品に関する購入物品情報と、購入日時とを含み、
前記特定部は、前記購入日時が前記検索された拾得物の拾得日時よりも前の購入履歴に含まれる購入物品について、前記拾得物情報と、前記購入物品情報とに基づいて第2の類似度を算出し、前記第2の類似度に基づいて、前記遺失者の購入物品と予測される拾得物を特定する、付記1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記5)
前記拾得物を撮像し、撮像画像を生成する撮像部と、
前記撮像画像を画像認識して前記拾得物情報を生成し、前記生成された拾得物情報を前記拾得物管理データベースに登録する登録部と、をさらに備える付記1〜4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記6)
遺失者の購入履歴であって、遺失物に関連する購入履歴を入力する入力部と、
前記入力された購入履歴に基づいて、拾得物に関する拾得物情報を管理する拾得物管理データベースから前記遺失物と予測される拾得物を特定する特定部と、
前記特定部が特定した拾得物の拾得物情報を出力する出力部と、を備える情報処理装置。
(付記7)
前記入力部は、前記遺失物と予測される拾得物が複数特定された場合、前記遺失物を特定する第1のキーワードを入力し、
前記特定部は、前記特定された複数の拾得物のうち、前記第1のキーワードと、前記拾得物情報に含まれる第2のキーワードとに基づいて、前記遺失物と予測される拾得物を特定する、付記6に記載の情報処理装置。
(付記8)
前記購入履歴は、購入物品に関する購入物品情報を含み、
前記拾得物情報は、前記拾得物の物品に関する拾得物物品情報を含み、
前記特定部は、前記購入物品情報と、前記拾得物物品情報とに基づいて、前記入力された購入履歴に含まれる購入物品と、前記拾得物管理データベースに含まれる拾得物との類似度を算出し、前記類似度に基づいて、前記遺失物と予測される拾得物を特定する、付記6又は7に記載の情報処理装置。
(付記9)
前記入力部は、前記遺失物と予測される拾得物が特定された場合、前記特定された拾得物を前記遺失者に配送するのか否かを入力し、
前記特定された拾得物を前記遺失者に配送することが入力された場合、前記遺失者の住所に前記特定された拾得物を配送する配送要求を送信する通信部と、
前記特定された拾得物を前記遺失者に配送することが入力された場合、前記特定された拾得物の配送料金の電子決済を行う決済部と、をさらに備える付記6〜8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記10)
前記通信部は、前記購入履歴を管理する購入履歴データベースから前記遺失者の住所を取得する、付記9に記載の情報処理装置。
(付記11)
遺失物に関する遺失物情報と、遺失者の購入履歴を管理する購入履歴データベースとの認証を行う認証情報とを入力することと、
前記遺失物情報に基づいて、拾得物に関する拾得物情報を管理する拾得物管理データベースから前記遺失物と予測される拾得物を検索することと、
前記認証情報に基づいて、前記遺失者の購入履歴を参照し、当該購入履歴に基づいて、前記検索された拾得物のうち、前記遺失者が購入した購入物品と予測する拾得物を特定することと、
前記特定された拾得物の拾得物情報を出力することと、をコンピュータに実行させる遺失物検索プログラム。
(付記12)
遺失者の購入履歴であって、遺失物に関連する購入履歴を入力することと、
前記入力された購入履歴に基づいて、拾得物に関する拾得物情報を管理する拾得物管理データベースから前記遺失物と予測される拾得物を特定することと、
前記特定された拾得物の拾得物情報を出力することと、をコンピュータに実行させる遺失物検索プログラム。
(付記13)
遺失物に関する遺失物情報と、遺失者の購入履歴を管理する購入履歴データベースとの認証を行う認証情報とを入力することと、
前記遺失物情報に基づいて、拾得物に関する拾得物情報を管理する拾得物管理データベースから前記遺失物と予測される拾得物を検索することと、
前記認証情報に基づいて、前記遺失者の購入履歴を参照し、当該購入履歴に基づいて、前記検索された拾得物のうち、前記遺失者が購入した購入物品と一致する拾得物を特定することと、
前記特定された拾得物の拾得物情報を出力することと、を含む遺失物検索方法。
(付記14)
遺失者の購入履歴であって、遺失物に関連する購入履歴を入力することと、
前記入力された購入履歴に基づいて、拾得物に関する拾得物情報を管理する拾得物管理データベースから前記遺失物と予測される拾得物を特定することと、
前記特定された拾得物の拾得物情報を出力することと、を含む遺失物検索方法。
1、2、100、200 遺失物検索システム
10、40、50、60 情報処理装置
11、41、51、61 入力部
12、52 検索部
13、42、53、62 特定部
14、43、54、63 出力部
20 拾得物管理データベース
30 購入履歴データベース
55 撮像部
56 登録部
64 通信部
65 決済部

Claims (10)

  1. 遺失物に関する遺失物情報と、遺失者の購入履歴を管理する購入履歴データベースとの認証を行う認証情報とを入力する入力部と、
    前記遺失物情報に基づいて、拾得物に関する拾得物情報を管理する拾得物管理データベースから前記遺失物と予測される拾得物を検索する検索部と、
    前記認証情報に基づいて、前記遺失者の購入履歴を参照し、当該購入履歴に基づいて、前記検索された拾得物のうち、前記遺失者が購入した購入物品と予測される拾得物を特定する特定部と、
    前記特定部が特定した拾得物の拾得物情報を出力する出力部と、を備える情報処理装置。
  2. 前記認証情報は、前記遺失者の識別情報及び前記遺失者が設定したパスワードを含み、且つバーコードに設定されており、
    前記入力部は、バーコードリーダを含み、当該バーコードリーダにより前記認証情報を入力する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記検索部は、前記遺失物情報と、前記拾得物情報とに基づいて、前記拾得物管理データベースに含まれる拾得物と、前記遺失物との第1の類似度を算出し、前記第1の類似度に基づいて、前記遺失物と予測される拾得物を検索する、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記拾得物情報は、前記拾得物の物品に関する拾得物物品情報と、前記拾得物の拾得日時とを含み、
    前記購入履歴は、購入物品に関する購入物品情報と、購入日時とを含み、
    前記特定部は、前記購入日時が前記検索された拾得物の拾得日時よりも前の購入履歴に含まれる購入物品について、前記拾得物情報と、前記購入物品情報とに基づいて第2の類似度を算出し、前記第2の類似度に基づいて、前記遺失者の購入物品と予測される拾得物を特定する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記拾得物を撮像し、撮像画像を生成する撮像部と、
    前記撮像画像を画像認識して前記拾得物情報を生成し、前記生成された拾得物情報を前記拾得物管理データベースに登録する登録部と、をさらに備える請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 遺失者の購入履歴であって、遺失物に関連する購入履歴を入力する入力部と、
    前記入力された購入履歴に基づいて、拾得物に関する拾得物情報を管理する拾得物管理データベースから前記遺失物と予測される拾得物を特定する特定部と、
    前記特定部が特定した拾得物の拾得物情報を出力する出力部と、を備える情報処理装置。
  7. 前記入力部は、前記遺失物と予測される拾得物が複数特定された場合、前記遺失物を特定する第1のキーワードを入力し、
    前記特定部は、前記特定された複数の拾得物のうち、前記第1のキーワードと、前記拾得物情報に含まれる第2のキーワードとに基づいて、前記遺失物と予測される拾得物を特定する、請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記購入履歴は、購入物品に関する購入物品情報を含み、
    前記拾得物情報は、前記拾得物の物品に関する拾得物物品情報を含み、
    前記特定部は、前記購入物品情報と、前記拾得物物品情報とに基づいて、前記入力された購入履歴に含まれる購入物品と、前記拾得物管理データベースに含まれる拾得物との類似度を算出し、前記類似度に基づいて、前記遺失物と予測される拾得物を特定する、請求項6又は7に記載の情報処理装置。
  9. 前記入力部は、前記遺失物と予測される拾得物が特定された場合、前記特定された拾得物を前記遺失者に配送するのか否かを入力し、
    前記特定された拾得物を前記遺失者に配送することが入力された場合、前記遺失者の住所に前記特定された拾得物を配送する配送要求を送信する通信部と、
    前記特定された拾得物を前記遺失者に配送することが入力された場合、前記特定された拾得物の配送料金の電子決済を行う決済部と、をさらに備える請求項6〜8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 遺失物に関する遺失物情報と、遺失者の購入履歴を管理する購入履歴データベースとの認証を行う認証情報とを入力することと、
    前記遺失物情報に基づいて、拾得物に関する拾得物情報を管理する拾得物管理データベースから前記遺失物と予測される拾得物を検索することと、
    前記認証情報に基づいて、前記遺失者の購入履歴を参照し、当該購入履歴に基づいて、前記検索された拾得物のうち、前記遺失者が購入した購入物品と予測する拾得物を特定することと、
    前記特定された拾得物の拾得物情報を出力することと、をコンピュータに実行させる遺失物検索プログラム。
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