JP2011091209A - 波長走査型レーザ光源 - Google Patents

波長走査型レーザ光源 Download PDF

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Abstract

【課題】単色光を発生してその発振波長を高速で走査することができる波長可変型レーザ光源を実現できること。
【解決手段】半導体レーザ11、MEMSミラー13、回折格子15を設け、MEMSミラーを高速で偏向させて回折格子への入射角を変化させる。MEMSミラー13と回折格子15との間隔を適宜設定することによって、外部共振器長の変化と、選択波長の変化とを同期させる。こうすれば高速でMEMSミラー13を駆動し、狭線幅を保ちながら波長を高速に走査することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は単色光を発生してその発光波長を走査する波長走査型レーザ光源に関するものである。
光コヒーレントトモグラフィ(OCT)や光ファイバセンシングの分野では、検出対象を高速且つ感度よく検出する要求が高まっている。例えば、2次元の生体診断画像などを表示するOCTなどのイメージングの用途では、イメージングの画像表示レートを上げるために、kHzオーダーの高速の波長走査が必要となる。さらにこのOCT以外にも高速に波長を掃引し、ガスや物質の分光特性やセンサの波長依存性を動的に解析することが必要とされる分野は数多い。エンジンの開発では、燃焼機関の燃焼プロセスをリアルタイムで計測することが必要である。又ファイバブラッググレーティング(FBG)センサシステムでは、振動や温度などの時間変動を計測できればより確実な構造の保安管理などに応用することができ、用途の拡大が期待される。
特許文献1には狭線幅で広帯域の波長掃引の可変を可能とするレーザ光源が提案されている。このレーザ光源は外部共振器長を多数の縦モード発振可能な長さに選択しておき、波長の掃引に応じて外部共振器長自体を変化させ、回折格子により選択される回折波長の波長変化と外部共振器長とを同期させることによって、外部共振器のモードのうちの1部の光をそのまま波長変化に応じて移動させるようにした狭線幅の波長走査レーザ光源である。
特開2008−305997号公報
しかし特許文献1では発振波長の走査に同期して光を偏向し、外部共振器長を異ならせるために何らかの偏向手段が必要となる。偏向手段には例えばガルバノミラーやポリゴンミラーが用いられる。しかしミラーの傾き角を変化させて走査しているため、光を50KHz以上の高速で走査しようとすると、真空軸受けを用いたポリゴンミラー等の特殊な部品が必要となる。これらはサイズも大きく価格が高価なため、実質的に外部共振器長を変化させた高速の波長走査型レーザ光源の実用化を妨げていた。
本発明はこのような従来の問題点に着目してなされたものであって、MEMSミラーを用いることによって高速で走査が可能な波長走査型レーザ光源を実現することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明の波長走査型レーザ光源は、発振する波長に対する利得を有するゲイン媒体と、前記ゲイン媒体を含む外部共振器の一端を構成する反射部と、前記ゲイン媒体からの光ビームを偏向するMEMSミラーと、前記MEMSミラーに交流電圧及び交番電圧のいずれかを印加することによって光ビームを偏向させる駆動部と、前記MEMSミラーからの光を同一行路でゲイン媒体の側に回折して戻す回折格子と、を具備し、前記外部共振器長は数10cm以上、10m以下とし、前記MEMSミラーは、支持基板と、前記支持基板上に設けられたスペーサと、前記スペーサを介して前記支持基板に固定された一対の第1の支持部と、前記一対の第1の支持部に対し夫々回動可能とするように、前記第1の支持部に第1の弾性連結部を介して連結され、可動側櫛歯状電極を有する一対の第1の質量部と、前記第1の質量部に対し回動可能とするように、前記第1の質量部に第2の弾性連結部を介して連結され、その表面をミラー面とする第2の質量部と、前記スペーサを介して前記支持基板に固定された第2の支持部と、前記スペーサを介さずに前記支持基板に固着されている固着部と、前記固着部に一体形成または接続され、第1の質量部の前記可動側櫛歯状電極に間隔を隔てて噛み合う少なくとも一対の固定側櫛歯状電極と、前記固着部を前記第2の支持部に直接的または間接的に接続する接続部とを具備し、前記固着部は、前記接続部を撓ませながら前記第2の支持部に対し前記支持基板側に変位した状態で前記支持基板に固着し、これにより、前記固定側櫛歯状電極を前記可動側櫛歯状電極に対し前記支持基板の板厚方向でずれるように初期変位させたものであり、駆動部は、前記MEMSミラーの前記可動側櫛歯状電極と前記固定側櫛歯状電極との間に電圧を印加することによって、前記第1の質量部を回動させ、これに伴い前記第2の質量部を回動させるものであり、前記回折格子への入射角によって決まる外部共振器モードの波長変化と前記回折格子により選択される回折波長の波長変化とが同期し、外部共振器モードの少なくとも60%が波長変化に応じてそのまま移動するようにしたものである。
ここで前記回折格子への光の入射角をθ、波長可変範囲の中心波長付近の入射角をθcとし、前記反射部と前記MEMSミラーまでの光行路をL1、前記MEMSミラーから前記回折格子までの垂線での距離をH、偏向部から回折格子までの光行路をL2(θ)とすると、外部共振器長Lは
L=L1+H/cos(θ)
で表され、前記HとL1の比H/L1は式(12)
で与えられる値を中心として±30%の範囲となるようにしてもよい。
この課題を解決するために、本発明の波長走査型レーザ光源は、発振する波長に対する利得を有するゲイン媒体と、前記ゲイン媒体を含む光ファイバループと、前記光ファイバループの光の抽出するサーキュレータと、前記サーキュレータから得られた光ビームを外部からの信号によって偏向するMEMSミラーと、前記MEMSミラーに交流電圧及び交番電圧のいずれかを印加することによって光ビームを偏向させる駆動部と、前記MEMSミラーからの光を同一行路でゲイン媒体の側に回折して戻す回折格子と、を具備し、前記外部共振器長は数10cm以上、10m以下とし、前記MEMSミラーは、支持基板と、前記支持基板上に設けられたスペーサと、前記スペーサを介して前記支持基板に固定された一対の第1の支持部と、前記一対の第1の支持部に対し夫々回動可能とするように、前記第1の支持部に第1の弾性連結部を介して連結され、可動側櫛歯状電極を有する一対の第1の質量部と、前記第1の質量部に対し回動可能とするように、前記第1の質量部に第2の弾性連結部を介して連結され、その表面をミラー面とする第2の質量部と、前記スペーサを介して前記支持基板に固定された第2の支持部と、前記スペーサを介さずに前記支持基板に固着されている固着部と、前記固着部に一体形成または接続され、第1の質量部の前記可動側櫛歯状電極に間隔を隔てて噛み合う少なくとも一対の固定側櫛歯状電極と、前記固着部を前記第2の支持部に直接的または間接的に接続する接続部とを具備し、前記固着部は、前記接続部を撓ませながら前記第2の支持部に対し前記支持基板側に変位した状態で前記支持基板に固着し、これにより、前記固定側櫛歯状電極を前記可動側櫛歯状電極に対し前記支持基板の板厚方向でずれるように初期変位させたものであり、駆動部は、前記MEMSミラーの前記可動側櫛歯状電極と前記固定側櫛歯状電極との間に電圧を印加することによって、前記第1の質量部を回動させ、これに伴い前記第2の質量部を回動させるものであり、前記回折格子への入射角によって決まる外部共振器モードの波長変化と前記回折格子により選択される回折波長の波長変化とが同期し、外部共振器モードの少なくとも60%が波長変化に応じてそのまま移動するようにしたものである。
ここで前記回折格子への光の入射角をθ、波長可変範囲の中心波長付近の入射角をθcとし、前記サーキュレータから前記MEMSミラーまでの光行路をL3、前記光ファイバループの光路長をL4,前記MEMSミラーから前記回折格子までの垂線での距離をH、偏向部から回折格子までの光行路をL2(θ)とすると、外部共振器長Lは
L=L3+L4/2+H/cos(θ)
で表され、前記HとL3+L4/2との比は式(13)で与えられる値を中心として±30%の範囲となるようにしてもよい。
このような特徴を有する本発明によれば、波長の掃引に応じて外部共振器長自体を変化させ、回折格子により選択される回折波長の波長変化と外部共振器長とを同期させることによって、狭線幅の波長掃引を可能とし、光を偏向させるためにMEMSミラーを用いることにより高速で走査が可能な波長走査型レーザ光源を実現することができる。又MEMSミラーとして2自由度を有する振動系を用いているため、高速で且つ角度変化の大きい偏向光を得ることができ、広帯域での波長走査が可能となる。
図1は本発明の第1の実施の形態による波長走査型レーザ光源の全体構成を示す概略図である。 図2は本実施の形態による波長走査型レーザ光源の寸法を示す図である。 図3は本実施の形態の波長走査型レーザ光源のフィルタ特性及び外部共振器モードを示すグラフである。 図4はフィルタの中心波長に対するH/L1の関係を示すグラフである。 図5は本実施の形態に用いるMEMSミラーの平面図である。 図6は本実施の形態に用いるMEMSミラーの断面図である。 図7は本発明の第2の実施の形態による波長走査型レーザ光源を示す概略図である。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態による波長走査型レーザ光源の基本構成を示す図である。本図においてゲイン素子として半導体レーザ11を用いる。この例では半導体レーザ11の一端11aをミラー面として外部共振器を構成する第1の反射部とし、他方の面11bにはARコート(反射防止コート)を施す。そして半導体レーザ11の面11bからの出射光をコリメートレンズ12を介してMEMSミラー13に導く。MEMSミラー13は駆動部14からの信号に応じて紙面に垂直な軸に沿って一定の角度範囲で光の偏向方向を変化させる光偏向部である。駆動部14はサイン波又はのこぎり波状の交流電圧又は交番電圧を印加することにより、MEMSミラー13を振動させて光の偏向方向を変化させるものである。そしてこの偏向した光を受光する位置に回折格子15を設ける。回折格子15は一定の格子ピッチで連続的に三角波状の格子が形成された光学素子であり、この実施の形態では、リトロー配置によって入射方向が変わっても入射光は同じ光路を通って投射方向に戻るように構成されている。そしてこの入射角度によって選択波長が変化する。回折格子15は外部共振器の第2の反射部と光バンドパスフィルタとの機能を備えたものである。
ここでリトロー配置について説明する。回折格子15に対する光ビームの入射角をθ、反射角をδとすると、以下の式によって回折光が得られる。
a(sinθ+sinδ)=kλ ・・・(1)
ここでkは次数であり、0,±1,±2・・・の値となる。aは回折格子の格子ピッチ(μm)、即ち単位長さ当たりの格子線数(回折格子定数)Λ(本/mm)の逆数である。
さて回折格子にはリトロー配置とリットマン配置とがある。リトロー配置では−1次の回折光と入射光の角度が等しく、θ=δとなる。
ここでMEMSミラー13は、図2に示すように直線AとBとの間で連続的に光を偏向させるものである。直線Aに示す偏向状態を基準として偏向角φを定義する。又回折格子15への入射光は直線Aに示すようにMEMSミラー13で光の偏向角φ=0の状態での入射角をθH、MEMSミラー13の偏向角φ1の状態(直線B)での入射角θLとすると、入射角θはθH〜θLの間で変化する。この場合は回折格子15で選択される反射光の波長λGは、θを用いて次式で表せる。
λG(θ)=2asinθ ・・・(2)
さてMEMSミラー13における偏向によって回折格子15の選択波長が変化する。図3(a)に示すように、この可変範囲の中央付近の回折格子15の中心波長をλG0とする。このとき回折格子15によるこのフィルタのピークとほぼ一致する外部共振器モードの次数をn0、その次数で定まる外部共振器による波長をλLとする。このとき図3(b)に示すように外部共振器長Lでの波長と次数との関係は次式で示される。
λL=2L/n0 ・・・(3)
尚n0は外部共振器モードの波長λでの次数である。そしてMEMSミラー13の偏向によって、外部共振器長が図3(c)に示すようにL’に変化し、同時に回折格子15の選択波長が図3(d)に示すように変化する。ここで同じ次数n0で決まる波長λL’は次式に示されるものとなる。
λL’=2L’/n0 ・・・(4)
さて外部共振器長Lは図2に示すように、半導体レーザ11の一方の端部11aからMEMSミラー13までの距離L1と、MEMSミラー13から回折格子15までの距離L2との和によって決定される。距離L2は入射角θの変数である。
L=L1+L2(θ) ・・・(5)
更に半導体レーザ11からMEMSミラー13までの光軸に沿ったライン上で、MEMSミラー13の反射点と回折格子15の面までの距離をHとすると、外部共振器長Lは次式で示される。
L=L1+H/cosθ ・・・(6)
ここで外部共振器長Lとして、回折格子15によるバンドパスフィルタの半値全幅中に数十〜数百の外部共振器モードが含まれるような長さを選択する。このような条件を満たす外部共振器長は、およそ10cm以上であり、好ましくは20cm以上、更に好ましくは50cm以上である。又この外部共振器長の上限は10m以下であり、好ましくは5m以下、更に好ましくは3m以下である。そして本実施の形態においては、光の偏向によって回折格子15に対する光の入射角θの変化に同期させて、外部共振器長自体を変化させ、数十〜数百の外部共振器モード群がフィルタ幅の微小な半値全幅の中で、例えば60%以上の割合でそのまま移動させる。このように外部共振器モード群を同期させることによって、共振増幅が助長され、狭線幅を保ちながら高速で波長を走査することができる。ここでゲイン素子である半導体レーザ11の端面からMEMSミラー13の偏向点までの距離L1とMEMSミラー13から回折格子15の面までの距離Hの比H:L1は、例えば1:1とすることにより、1270〜1360nmの波長の範囲内で波長変動量分に占めるモード数の変化は20%程度以下となる。
次にこのような同期変化をさせるための条件について説明する。波長変化範囲の両端である短波長をλH、長波長をλLとすると、式(3)より次式が成り立つ。
λH=2asinθH
λL=2asinθL ・・・(7)
ここで長波と短波とで縦モードの次数nL,nHが同じになるとすると、以下の式(8)が得られる。
L=nH=2L(θL)/λL=2L(θH)/λH ・・・(8)
更にこの式(8)を式(3)〜(6)を用いてHについて解き、式(7)を代入すると、次式(9)が得られる。
Figure 2011091209
一方、波長範囲の中心の波長をλc、角度をθcとし、夫々の傾きをdλG/dθ,dλL/dθとすると、式(2),(3),(6)よりそれぞれ
dλG/dθ=2acosθc
dλL/dθ=λcHtanθc/(L1cosθc+H)・・・(10)
と表される。ここでλc=2asinθcである。これらの二つの式を等しいとすると、次式(11)が得られる。
Figure 2011091209
更に中心波長λに対して100nmの可変幅(±50nm)をとったとき、その中心の上下の短波長λH及び長波長λLの間でモード次数が一致する解、あるいは中心波長での波長と位相の傾きが一致する解が得られるH/L1の値と回折格子15の格子定数Λとの関係を図4に示す。このグラフでは、回折格子定数Λが1100本/mmから1400本/mmの4つの回折格子について夫々曲線A〜Dで表している。そしてこのように回折格子定数Λによって最適な解が存在する領域が制限される。例えば1300nmが中心波長であれば、1200本/mm以上の回折格子定数を持つ回折格子を選択する必要がある。又中心波長が1060nmであれば、1400本/mm以上の回折格子定数を持つ回折格子が必要となる。そしてここで選択されたH/L1の比を前述した外部共振器長で適宜分割したものが実際のL1,Hの値となる。図4に示すグラフで得られる最適値の±30%、好ましくは±20%の範囲が、60%程度以上の割合で外部共振器モード群を同期させる条件となる。
尚前述した図4のグラフでは波長可変幅を100nmとしているが、この可変幅は任意、例えば10nmであってもよく、使用対象によって適宜選択することができる。
次に本実施の形態に用いるMEMSミラーについて説明する。図5は、本発明の第1の実施の形態に用いるMEMSミラーを示す平面図、図6は、図5のA−A線断面図である。このMEMSミラー13は、2自由度振動系のMEMSミラーであり、第1の振動系と、この第1の振動系の振動に伴って振動する第2の振動系を有するものである。
図6に示すようにMEMSミラー13は、支持基板21にスペーサ22を介して2自由度振動系を有する構造体23が支持されている。構造体23は、例えば1つのシリコン層に対しパターンニングを施すことにより、得られるものである。構造体23は図5に示すように左右両側に第1の支持部32,33が設けられ、その両側に隣接して第1の質量部31A,31Bが設けられる。第1の質量部31A,31Bの間には第2の質量部36が設けられる。第1の弾性連結部34Aは第1の支持部32と第1の質量部31Aとを連結するものである。第1の弾性連結部35Aは第1の支持部33と第1の質量部31Bとを連結するものである。第1の弾性連結部34A,35Aは第1の質量部31A,31Bを第1の支持部32,33に対して回動可能となるように保持している。
第2の弾性連結部34Bは第2の質量部36と第1の質量部31Aとを連結するものである。第2の弾性連結部35Bは第2の質量部36と第1の質量部31Bとを連結するものである。第2の弾性連結部34B,35Bは第2の質量部36を第1の質量部31A,31Bに対して回動可能となるように保持している。また構造体23Bの両側には第2の支持部41,42と、固着部43B,43C,44B,44Cと、接続部45B,45C,46B,46Cとを有している。接続部45B,45C,46B,46Cは固着部43B,43C,44B,44Cを第2の支持部41,42に接続するものである。
このように構造体23のほぼ中央には、第2の質量部36が位置するとともに、この第2の質量部36を介し、その一端側(右側)に第1の質量部31Aが設けられ、他端側(左側)に第1の質量部31Bが設けられている。第1の質量部31A,31Bおよび第2の質量部36は、いずれも、ほぼ平板状をなしている。本実施の形態では、第1の質量部31A,31Bは、互いにほぼ同一形状かつほぼ同一寸法で、第2の質量部36に対してほぼ対称に設けられている。また、第1の弾性連結部34A,35Aと、第2の弾性連結部34B,35Bとは同軸的に設けられており、これらが回動中心軸(回転軸)となる。このように、構造体23は、第1の質量部31A,31Bとその外側の第1の弾性連結部34A,35Aとで構成された第1の振動系と、第2の質量部36とその外側の第2の弾性連結部34B,35Bとで構成された第2の振動系とを有する。すなわち、構造体23は、第1の振動系および第2の振動系からなる2自由度振動系を有する。第2の質量部36の上面には、光反射部361が設けられている。
弾性連結部34A,34B,35A,35Bのばね定数k1は、それぞれ、1×10-4〜1×104Nm/radであるのが好ましく、1×10-2〜1×103Nm/radであるのがより好ましく、1×10-1〜1×102Nm/radであるのがさらに好ましい。
支持基板21は、例えば、各種ガラスやシリコン等を主材料として構成されている。
支持基板21には、図6に示すように、第1,第2の質量部31A,31B,36の回動を許容するように、開口部24が形成されている。この開口部24は、第1,第2の質量部31A,31B,36が回動(振動)する際に、支持基板21に接触するのを防止する逃げ部を構成する。この開口部24を設けることにより、MEMSミラー13全体の大型化を防止しつつ、質量部31A,31B,36の振れ角(振幅)をより大きく設定することができる。なお、質量部31A,31B,36の回動を許容できれば、支持基板21に、開口部24に代えて凹部を形成し、これを逃げ部としてもよい。
スペーサ22は、支持基板21上に設けられ、前述した第2の支持部41,42を支持するための第1の部分51,52と、前述した第1の支持部32,33を支持するための第2の部分(図示せず)とを有している。すなわち、第1の支持部32,33は、スペーサ22の第2の部分(図示せず)を介して支持基板21に固定され、第2の支持部41,42は、スペーサ22の第1の部分51,52を介して支持基板21に固定されている。
第1の質量部31Aには、前記回動中心軸を介して第1の質量部31Aの両側に1対の可動側櫛歯状電極311A,312Aが設けられている。これと同様に、回動中心軸を介して第1の質量部31Bの両側に1対の可動側櫛歯状電極311B,312Bが設けられている。
固着部43B,44Bには、可動側櫛歯状電極311A,312Aに間隔を隔てて噛み合う固定側櫛歯状電極431B,441Bが一体成形されている。これと同様に、固着部43C,44Cには、可動側櫛歯状電極311B,312Bに間隔を隔てて噛み合う固定側櫛歯状電極431C,441Cが一体成形されている。
すなわち、可動側櫛歯状電極311A,312Aに対応して、1対の固定側櫛歯状電極431B,441Bが設けられ、可動側櫛歯状電極311B,312Bに対応して、1対の固定側櫛歯状電極431C,441Cが設けられている。また、固着部43B,43C,44B,44Cは、それぞれ、板状をなしており、スペーサ22を介さずに直接的に支持基板21に固着している。これにより、固定側櫛歯状電極431B,431C,441B,441Cは、それぞれ、前述した固定側櫛歯状電極431,441と同様に、スペーサ22の厚さ分だけ支持基板21側へずれるように、初期変位している。
また、固着部43B,43C,44B,44Cは、その板厚方向に貫通する複数の開口部432B,432C,442B,442Cを有している。これにより、MEMSミラー1の製造に際し、固着部43B,43C,44B,44Cを支持基板21に簡単に固着させることができる。なお、固着部43B,43C,44B、44Cに形成する開口部は、初期変位を生じさせつつ、前述した効果を得ることができるものであれば、前述したものに限定されず、例えば、開口部の形状、位置、数は任意である。
このような固着部43B,43Cは、接続部45B,45Cを介して、第2の支持部41に、固着部44B,44Cは、接続部46B,46Cを介して、第2の支持部42に接続されている。すなわち、接続部45B,45Cは、固着部43B,43Cを第2の支持部41に直接的に接続し、接続部46B,46Cは、固着部44B,44Cを第2の支持部42に直接的に接続している。
第2の支持部41,42は、スペーサ22を介して支持基板21に固定されている。したがって、前述した固着部43B,43Cは、接続部45B,45Cを撓ませながら第2の支持部41に対し支持基板21側に変位した状態で支持基板21に固着している。また、固着部44B,44Cは、接続部46B,46Cを撓ませながら第2の支持部42に対し支持基板21側に変位した状態で支持基板21に固着している。これにより、前述したように、固定側櫛歯状電極431B,431C,441B,441Cを可動側櫛歯状電極311A,311B,312A,312Bに対し支持基板21の板厚方向でずれるように初期変位を生じさせている。
次に、本実施形態のMEMSミラー13の動作を説明する。駆動部14より可動側櫛歯状電極311Aと固定側櫛歯状電極431Bとの間と、可動側櫛歯状電極312Aと固定側櫛歯状電極441Bとの間とに交互に電圧、例えば位相を180°ずらした交流電圧又は交番電圧を印加する。またこれと同期して、駆動部14より可動側櫛歯状電極311Bと固定側櫛歯状電極431Cとの間と、可動側櫛歯状電極312Bと固定側櫛歯状電極441Cとの間とに交互に電圧、例えば位相を180°ずらした交流電圧又は交番電圧を印加する。すると、可動側櫛歯状電極311Aと固定側櫛歯状電極431Bとの間と、可動側櫛歯状電極312Aと固定側櫛歯状電極441Bとの間とに交互に静電気力(クーロン力)が生じる。また、これと同期して、可動側櫛歯状電極311Bと固定側櫛歯状電極431Cとの間と、可動側櫛歯状電極312Bと固定側櫛歯状電極441Cとの間とに交互に静電気力(クーロン力)が生じる。
この静電気力により、第1の質量部31A,31Bが、第1の弾性連結部34A,35Aを回動中心軸として、支持基板21の板面(図5における紙面に平行な面)に対して傾斜するように振動(回動)する。これに伴い第2の質量部36が第2の弾性連結部34B,35Bを回動中心軸として支持基板21の板面(図5における紙面に平行な面)に対して傾斜するように振動(回動)する。これによりミラーを回動させることができる。
このようなMEMSミラー13にあっては、固定側櫛歯状電極431が可動側櫛歯状電極311に対し、固定側櫛歯状電極441が可動側櫛歯状電極312に対し支持基板21の板厚方向でずれるように初期変位しているので、MEMSミラー13の駆動を円滑に開始することができる。また、後述するように、MEMSミラー13の製造に際し、固定側櫛歯状電極431、441および可動側櫛歯状電極311、312を同一のマスクを用いて同一層に対し一括してパターンニングすることができるので、固定側櫛歯状電極431と可動側櫛歯状電極311との間と、固定側櫛歯状電極441と可動側櫛歯状電極312との間のギャップの高精度化を図るとともに、MEMSミラー13の製造工程の簡略化を図ることができる。そのため、当該ギャップを小さくして、MEMSミラー13の低駆動電圧化を図ることができる。また、固定側櫛歯状電極431、441および可動側櫛歯状電極311、312のパターンニングを行った後に、固着部43、44を支持基板21に固着させるだけで、前述したような初期変位を生じさせることができるので、この点でも、MEMSミラー1の製造工程の簡略化を図ることができる。これに加えて、第1の質量部31A、31Bの振幅を抑えつつ、第2の質量部36の振幅を大きくすることができる。すなわち、より低電圧駆動化を図りつつ、第2の質量部36の振幅を大きくすることができる。
このようにMEMSミラーによれば高速でミラー部を振動させることができる。ここでMEMSミラーには外部より振動等が加わらなければ、ミラー部361で反射された光は正確に図1に示す回折格子15に加えられることとなり、光のぶれがなく高速での掃引が可能となる。従って図3に示すようにある外部共振器モードの波長を外部共振器長と同時に変化させることによって、例えば100KHzの高速でほぼ単一波長で広帯域で走査することができるレーザ光源が得られる。
ここで説明したMEMSミラーの構造は一例であって、2つの振動系を有するMEMSミラーであればよい。例えば本実施の形態においては、2対の固定側櫛歯状電極431B,441Bと431C,441Cとはいずれも支持基板側にずれるように初期変位するようにしているが、一方の一対の固定側櫛歯状電極は支持基板21側に、他方の一対の固定側櫛歯状電極は支持基板21と反対側にずれるように初期変位するものであってもよい。
(第2の実施の形態)
前述した図1,図2では、半導体レーザの反射面と回折格子とによって外部共振器を構成しているが、光ファイバループを用いて外部共振器を構成するようにしてもよい。図7は第2の実施の形態による外部共振器型の波長走査型レーザ光源を示す概略図である。本図に示すように、光ファイバループ61には半導体増幅器62と光サーキュレータ63及び光カップラ64が設けられている。光サーキュレータ63は光ファイバループの一端に入射する光をコリメートレンズ67を介して波長可変フィルタ65に与え、選択された光を光ファイバループに戻すものである。波長可変フィルタ65は図1のものと同様に、MEMSミラー13、駆動部14及び回折格子15を含んで構成されている。これらの構成については前述した第1の実施の形態と同様である。この実施の形態ではMEMSミラー13の反射点から光サーキュレータ63までの光学長をL3と光ファイバループの全長をL4とすると、L3+L4/2が前述したL1に相当する。即ち、外部共振器長Lは次式で示されることとなる。
L=L4/2+L3+H/cosθ
従って式(9),(11)のL1を(L3+L4/2)で置き換えた式(12),(13)により、必要な値が得られる。
Figure 2011091209
Figure 2011091209
この場合には外部共振器長を容易に大きくすることが可能となる。
本発明は、光を偏向させるためにMEMSミラーを用いることにより高速で走査が可能な波長走査型レーザ光源を実現することができ、OCTや種々の光センサの光源として有用である
11 半導体レーザ
11a ミラー面
11b ARコート
12 コリメートレンズ
13 MEMSミラー
14 駆動部
15 回折格子
61 光ファイバループ
62 半導体増幅器
63 光サーキュレータ
64 光カップラ
65 波長可変フィルタ

Claims (4)

  1. 発振する波長に対する利得を有するゲイン媒体と、
    前記ゲイン媒体を含む外部共振器の一端を構成する反射部と、
    前記ゲイン媒体からの光ビームを偏向するMEMSミラーと、
    前記MEMSミラーに交流電圧及び交番電圧のいずれかを印加することによって光ビームを偏向させる駆動部と、
    前記MEMSミラーからの光を同一行路でゲイン媒体の側に回折して戻す回折格子と、を具備し、
    前記外部共振器長は数10cm以上、10m以下とし、
    前記MEMSミラーは、
    支持基板と、
    前記支持基板上に設けられたスペーサと、
    前記スペーサを介して前記支持基板に固定された一対の第1の支持部と、
    前記一対の第1の支持部に対し夫々回動可能とするように、前記第1の支持部に第1の弾性連結部を介して連結され、可動側櫛歯状電極を有する一対の第1の質量部と、
    前記第1の質量部に対し回動可能とするように、前記第1の質量部に第2の弾性連結部を介して連結され、その表面をミラー面とする第2の質量部と、
    前記スペーサを介して前記支持基板に固定された第2の支持部と、
    前記スペーサを介さずに前記支持基板に固着されている固着部と、
    前記固着部に一体形成または接続され、第1の質量部の前記可動側櫛歯状電極に間隔を隔てて噛み合う少なくとも一対の固定側櫛歯状電極と、
    前記固着部を前記第2の支持部に直接的または間接的に接続する接続部とを具備し、
    前記固着部は、前記接続部を撓ませながら前記第2の支持部に対し前記支持基板側に変位した状態で前記支持基板に固着し、これにより、前記固定側櫛歯状電極を前記可動側櫛歯状電極に対し前記支持基板の板厚方向でずれるように初期変位させたものであり、
    駆動部は、前記MEMSミラーの前記可動側櫛歯状電極と前記固定側櫛歯状電極との間に電圧を印加することによって、前記第1の質量部を回動させ、これに伴い前記第2の質量部を回動させるものであり、
    前記回折格子への入射角によって決まる外部共振器モードの波長変化と前記回折格子により選択される回折波長の波長変化とが同期し、外部共振器モードの少なくとも60%が波長変化に応じてそのまま移動するようにした波長走査型レーザ光源。
  2. 前記回折格子への光の入射角をθ、波長可変範囲の中心波長付近の入射角をθcとし、前記反射部と前記MEMSミラーまでの光行路をL1、前記MEMSミラーから前記回折格子までの垂線での距離をH、偏向部から回折格子までの光行路をL2(θ)とすると、外部共振器長Lは
    L=L1+H/cos(θ)
    で表され、前記HとL1の比H/L1は次式
    Figure 2011091209
    で与えられる値を中心として±30%の範囲となるようにした請求項1記載の波長走査型レーザ光源。
  3. 発振する波長に対する利得を有するゲイン媒体と、
    前記ゲイン媒体を含む光ファイバループと、
    前記光ファイバループの光の抽出するサーキュレータと、
    前記サーキュレータから得られた光ビームを外部からの信号によって偏向するMEMSミラーと、
    前記MEMSミラーに交流電圧及び交番電圧のいずれかを印加することによって光ビームを偏向させる駆動部と、
    前記MEMSミラーからの光を同一行路でゲイン媒体の側に回折して戻す回折格子と、を具備し、
    前記外部共振器長は数10cm以上、10m以下とし、
    前記MEMSミラーは、
    支持基板と、
    前記支持基板上に設けられたスペーサと、
    前記スペーサを介して前記支持基板に固定された一対の第1の支持部と、
    前記一対の第1の支持部に対し夫々回動可能とするように、前記第1の支持部に第1の弾性連結部を介して連結され、可動側櫛歯状電極を有する一対の第1の質量部と、
    前記第1の質量部に対し回動可能とするように、前記第1の質量部に第2の弾性連結部を介して連結され、その表面をミラー面とする第2の質量部と、
    前記スペーサを介して前記支持基板に固定された第2の支持部と、
    前記スペーサを介さずに前記支持基板に固着されている固着部と、
    前記固着部に一体形成または接続され、第1の質量部の前記可動側櫛歯状電極に間隔を隔てて噛み合う少なくとも一対の固定側櫛歯状電極と、
    前記固着部を前記第2の支持部に直接的または間接的に接続する接続部とを具備し、
    前記固着部は、前記接続部を撓ませながら前記第2の支持部に対し前記支持基板側に変位した状態で前記支持基板に固着し、これにより、前記固定側櫛歯状電極を前記可動側櫛歯状電極に対し前記支持基板の板厚方向でずれるように初期変位させたものであり、
    駆動部は、前記MEMSミラーの前記可動側櫛歯状電極と前記固定側櫛歯状電極との間に電圧を印加することによって、前記第1の質量部を回動させ、これに伴い前記第2の質量部を回動させるものであり、
    前記回折格子への入射角によって決まる外部共振器モードの波長変化と前記回折格子により選択される回折波長の波長変化とが同期し、外部共振器モードの少なくとも60%が波長変化に応じてそのまま移動するようにした波長走査型レーザ光源。
  4. 前記回折格子への光の入射角をθ、波長可変範囲の中心波長付近の入射角をθcとし、前記サーキュレータから前記MEMSミラーまでの光行路をL3、前記光ファイバループの光路長をL4,前記MEMSミラーから前記回折格子までの垂線での距離をH、偏向部から回折格子までの光行路をL2(θ)とすると、外部共振器長Lは
    L=L3+L4/2+H/cos(θ)
    で表され、前記HとL3+L4/2との比は次式
    Figure 2011091209
    で与えられる値を中心として±30%の範囲となるようにした請求項3記載の波長走査型レーザ光源。
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