JP2010061457A - 広告システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザ及び広告主の要望に、より柔軟に対応可能な広告システムを提供する。
【解決手段】広告サイトPには、広告A1、A2、及びB1が掲示され、ダウンロードボタンDLによって、各広告から減額キーa1、a2、及びb1がそれぞれダウンロード可能である。減額キーa1、a2、及びb1にはそれぞれ、減額レベルが設定されており、各減額レベルに応じて、複写等の画像形成の課金額が減額される。
【選択図】図7

Description

本発明は、ユーザへ広告情報を提供すると共に、広告情報を提供したユーザに対して、特典を付与することのできる広告システムに関する。
従来、ユーザが携帯電話機を介して送信してきたデータをプリントアウトするときに、ユーザが「広告有り」を選択すれば、受信データと共に広告をプリントアウトすることのできるプリンタが提案されている(特許文献1)。このプリンタは、広告を付した頁数に応じて、所定数の頁のプリントアウトをユーザに対して無料で提供することができる。また、プリンタの運営者は、広告を付したプリント枚数に応じて、スポンサーに広告料金を請求することができる。
特開2004−17476号公報
従来の技術では、印刷物上に広告を載せることが、ユーザが特典を得るためには必須であった。しかし、ユーザによっては、このような広告が自分の印刷物に付されるのを好まないこともある。
そこで、本発明は、ユーザの希望により柔軟に対応可能で、かつ宣伝効果の高い広告システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の広告システムは、ユーザの通信端末からの要求に応じて、上記通信端末へ広告を提供する広告提供装置と、上記広告が提供された上記通信端末へ、広告に応じて減額レベルを有する減額キーを提供可能な減額キー提供装置と、ユーザの求めに応じて画像形成装置が行った画像形成に対する対価の支払いをユーザに求める課金部、上記減額キーを認識するキー認識部、及び、上記キー認識部が減額キーを認識すると、上記対価の初期値から上記減額キーの減額レベルに応じた額を減額して課金額を算出する課金額算出部を備える課金装置と、を有する。
この広告システムによると、ユーザは、通信端末を介して広告を取得することで、減額キーを取得可能となる。そして、この減額キーによって、画像形成についての課金額が減額されるので、ユーザは、自己の負担額を軽減できるという動機付けの下、積極的に広告を取得するようになるので、広告による宣伝効果の増大が期待される。
また、減額キー提供部は、異なる減額レベルの減額キーを提供可能であり、課金額算出部は減額キーの減額レベルに応じて減額する額を可変なので、この広告システムによると、広告主の希望に合わせた柔軟な減額レベルの設定が可能である。
また、請求項2に記載するように、請求項1に記載の広告システムにおいて、上記減額部は、上記減額キーの数が異なると減額量を異ならせることができるようになっていてもよい。
また、請求項3に記載するように、請求項1又は2に記載の広告システムは、上記減額キーによる減額分を、上記減額キーに対向する広告の広告主毎に集計する集計装置をさらに備えてもよい。
また、請求項4に記載するように、請求項3に記載の広告システムは、上記集計装置による集計結果に基づいて、各広告主に減額分を請求する請求装置をさらに備えてもよい。
本発明の広告システムによると、ユーザは、通信端末を通じて広告を入手すれば、減額キーを入手することができる。そして、この減額キーを用いれば、画像形成装置が行った画像形成に対する対価が減額されるので、ユーザは広告の取得に関心を持つ。このように、本発明の広告システムは、ユーザの印刷物に広告を載せなくても、ユーザに広告を入手するように促すことができる。
〔1〕 第1実施形態
(1-1) 広告システム1
本発明の実施の一形態に係る広告システム1の概要について、図1を参照して説明する。
図1に示すように、広告システム1は、広告管理サーバ2、ユーザ側端末3、広告主側端末4、複写機5、及びこれらを通信可能に接続する通信ネットワーク6を備える。なお、さらにICカード7を広告システム1に含めてもよい。
通信ネットワーク6には、インターネット、イントラネット、エクストラネット、LAN(Local Area Network)等が含まれる。
(1-2)広告管理サーバ2
図2に広告管理サーバのブロック図を示す。図2に示すように、広告管理サーバ2は、制御装置21、通信部22、指示受付部23等を備える。
制御装置21は、CPU(Central Processing Unit)並びにRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置を備える。制御装置21は、CPUによってROM等の記憶装置内のプログラムを実行することで、演算及び広告管理サーバ2の各部の動作の制御等の機能を実現することができる。制御装置21は特に、広告掲示部21a、減額キー提供部21b等として機能する。
広告掲示部21aは、図示しない記憶装置内に広告情報を格納しており、この広告情報に基づいて、ウェブサイト(広告サイト)に広告をアップロードする。つまり、広告掲示部21aは、広告を、通信ネットワーク6を介してユーザ側端末3から参照可能に提供する。広告としては、新製品の宣伝広告、製品の取扱説明、広告主の企業情報等、種々の情報が挙げられる。
減額キー提供部21bは、図示しない記憶装置内に減額キーを格納しており、広告サイトを介して、ユーザ側端末3に減額キーを提供することができる。減額キーとは、後述するように、複写に対する課金について、ユーザが所定量の減額サービスを受けるときに用いるデータである。なお、「提供」として、本実施形態の減額キー提供部21bは所謂アップロードを行い、ユーザ側端末3に減額キーがダウンロードされる。減額キーが後述するようにICカード7に保存されるのであれば、「提供」の方法は特に限定されるものではなく、「転送」、「送信」等と言い換えることができる。
なお、広告掲示部21a及び減額キー提供部21bは、複数の広告主からの依頼に基づいて、複数の広告及びそれに対応する複数種類の減額キーを提供することができるし、同一の広告主の広告に複数種類の減額キーを付すこともできる。
減額キーには、減額レベル、提供元である広告主、減額キーが正規に提供されたものであることを示す認証データ、その減額キーが付された広告、又はダウンロードされた日時等、減額キーに関するデータが含まれる。減額キーの「種類」とは、これらのデータの種類を指す。これらのデータの異なる、つまり種類の異なる減額キーについては、後述の減額分請求装置53において減額分が別々に集計される等、異なる処理が実行されることがある。
特に、減額レベルが異なると、後述の課金装置52での課金額算出における減額量が異なる。このように、広告管理サーバ2は、広告主や広告毎に減額レベルの異なる減額キーを提供することによって、ユーザが受けられる特典のレベルを異ならせることができる。
通信部22はネットワークIF(Interface)として機能し、通信ネットワーク6を介して他の装置と通信を行うことができる。通信部22は特に、広告サイト及び減額キーをユーザ側端末3へ提供したり、減額キーの提供数の集計結果を広告主側端末4へ提供したりすることができる。
指示受付部23は、キーボード及びマウス等を備え、広告管理サーバの所有者からの指示を受け付け、これを制御装置21に送信することができる。
(1-3)ユーザ側端末3
図3にユーザ端末のブロック図を示す。ユーザ側端末3は、いわゆるPC(Personal Computer)であり、図3に示すように、制御装置31、通信部32、指示受付部33、ディスプレイ34、カードリーダ35等を備える。
制御装置31は、CPU、並びにRAM、ROM、HDD等の記憶媒体を備え、CPUによってROM等の記憶媒体内のプログラムを実行することで、演算及びユーザ側端末3の各部の制御等の機能を実現することができる。制御装置31は特に、通信制御部31a、表示制御部31b、カードリーダ制御部31c等として機能する。
通信制御部31aは、通信部32によって広告サイトを始めとするウェブサイトにアクセスしたり、ウェブサイトからデータをダウンロードしたりすることができる。ダウンロード可能なデータには、減額キーが含まれる。
表示制御部31bは、ディスプレイ34に種々の画像を表示させる。表示される画像には広告サイト等のウェブサイトも含まれる。
カードリーダ制御部31cは、カードリーダ35を制御して、ICカード7からデータを読み出したり、書き込んだりさせる。
通信部32は、通信ネットワーク6を介して他の装置と通信を行うことができる。通信部22は特に、広告サイトへのアクセスや、減額キーのダウンロード等を行うことができる。
指示受付部33は、キーボード及びマウス等を備え、ユーザからの指示を受け付け、これを制御装置31に送信することができる。
ディスプレイ34は、液晶表示パネル等の表示パネルを備え、ユーザに画像を表示する。
カードリーダ35は、ICカード7からデータを読み取るリーダ機能だけでなく、ICカード7のデータを書き換えるライタ機能も有する。
(1-4)広告主側端末4
広告主側端末4も、所謂PCであり、指示受付部、制御装置、通信部、及びディスプレイ等を備える。各部についての詳細な説明は、ユーザ側端末3と重複するので省略する。
(1-5)複写機5
複写機5は、複写への対価をユーザから徴収することができる。
図4に複写機5のブロック図を示す。図4に示すように、複写機5は、複写機本体51、課金装置52、及び減額分請求装置53を備える。
[複写機本体51]
複写機本体51は、画像形成装置の一例であり、スキャナ511、印刷部512、枚数カウンタ513、及び制御装置514等を備える。
スキャナ511は、光源、画像を読み取るイメージセンサ、光源からの光を原稿へ導くと共に原稿からの反射光をイメージセンサへと導く光学部材等を備え、図示しない原稿台上に配置された原稿、又は図示しない自動原稿搬送装置によって搬送中の原稿から、画像を読み取ることができる。
印刷部512は、スキャナ511の読み取った画像を、現像剤を用いて用紙上に印刷することができる。
枚数カウンタ513は、印刷部512で出力された印刷物の枚数をカウントする。
制御装置514は、CPU、並びにRAM、ROM、HDD等の記憶媒体を備え、CPUによってROM等の記憶媒体内のプログラムを実行することで、複写機5の各部の動作の制御等の機能を実現することができる。制御装置514は特に、図示しない操作パネルを介して受けたユーザからの指示、及び課金装置52からの許可に基づいて、スキャナ511及び印刷部512を制御することで複写を実行することができる。また、制御装置514は、図示しない通信部を介して、課金装置52へ枚数カウンタ513のカウント結果を送信することもできる。
[課金装置52]
課金装置52は、料金徴収部521、カードリーダ522、ディスプレイ523、及び制御装置524等を備える。
料金徴収部521は、現金、プリペイドカード、銀行引き落とし等によって、ユーザから複写に対する対価を徴収することができる。料金徴収部521はまた、ユーザが投入した現金の残額、挿入されたプリペイドカードの残額、又はユーザの口座の残高についての情報(以下、「残額情報」とする)を、制御装置524に送信する。
カードリーダ522は、ICカード7からデータを読み取るリーダ機能だけでなく、ICカード7のデータを書き換えるライタ機能も有する。
ディスプレイ523は、液晶表示パネル等によって種々の画像をユーザに提示する。
制御装置524は、CPU、並びにRAM、ROM、HDD等の記憶媒体を備え、CPUによってROM等の記憶媒体内のプログラムを実行することで、演算及び課金装置52の各部の制御等の機能を実現することができる。制御装置524は特に、複写制限部524a、キー認証部524b、課金額算出部524c、課金部524d、減額キー制限部524e、表示制御部524f等として機能する。
複写制限部524aは、料金徴収部521から受信した残額情報に基づいて、残額が所定値以上であれば、図示しない通信部を介して、複写機本体51に複写を許可する許可信号を送信する。一方、残額が所定値未満であれば、許可信号は送信されず、複写機本体51による複写は禁止される。
キー認証部524bは、課金装置52の図示しない記憶装置内に認証データを有しており、この認証データがICカード7に保存された減額キーに含まれる認証データと一致するかどうかを判定する。キー認証部524bは、この2つの認証データが互いに一致すれば、この減額キーを正規の減額キーとして認証できる。キー認証部524bは、複数種類の減額キーを認証するために、各種類の減額キーにそれぞれ対応する複数の認証データを有していてもよい。このように、カードリーダ522及びキー認証部524bは、減額キーを認識するキー認識部として機能する。
課金額算出部524cは、1枚の複写当たりの課金額に枚数カウンタ513のカウントした複写枚数を乗じて、通常の課金額(初期値)を算出することができる。また、課金額算出部524cは、キー認証部524bが減額キーの認証に成功していれば、通常の課金額より減額された減額課金額を算出することができる。
具体的には、課金額算出部524cは、課金装置52の図示しない記憶装置内に、1枚当たりの課金額、並びに、減額レベルに応じた減額量を有している。また、この減額量は、減額キーの数に応じて、異なる値が設定されていてもよい。つまり、課金額算出部524cは、ICカード7内の減額キーの種類及び数に応じて、減額量を異ならせることができる。なお、減額量とは、割引率であってもよいし、1枚の当たりの課金額からの又は課金額全体からの値引き額であってもよいし、所定枚数までは非課金とする場合の所定枚数であってもよい。
なお、減額された金額は、図示しない通信部を介して、減額分請求装置53に送信される。
課金部524dは、料金徴収部521を制御して、課金額算出部524cの算出した課金額をユーザから徴収する。
減額キー制限部524eは、一旦使用された減額キーについて、ICカード7にその減額キーが無効であることを記憶させるか、ICカード7から削除することによって、減額キーの使用回数を限定することができる。また、この他にも、複数回用いることのできる減額キーであれば、ICカード7に減額キーと対応付けて記憶されている使用可能回数を、減額キーが使用される毎に1回分減じることにより、使用回数を制限することができる。
表示制御部524fは、ディスプレイ523を介して、料金徴収部521が徴収可能な残額、複写についての課金額、さらなる現金やプリペイドカードの投入要求等を、ユーザに提示することができる。
[減額分請求装置53]
減額分請求装置53は、通信部531及び制御装置532を備える。
通信部531は、通信ネットワーク6を介して、外部装置とデータのやり取りを行うことができる。
制御装置532は、減額分集計部532a及び減額分請求部532bを備える。
減額分集計部532aは、課金装置52から送られてきた情報に基づいて、課金額算出部524cにより、所定期間に渡って減額された金額の合計(減額分)を集計することができる。
つまり、所定期間が1ヶ月であれば、1ケ月内にA社の広告に付された減額キーを用いて減額された金額が集計される。所定期間の長さは、1日、1週間等、適宜設定可能であって、減額分集計部532aは、「所定期間」を広告主毎に異ならせることもできる。
また、1の広告主が複数の減額キーを提供している場合には、その広告主の提供した全ての減額キーにより減額された金額を合計して減額分としてもよいし、個々の減額キー毎に減額分を集計することもできる。
減額分請求部532bは、こうして集計された減額分を、通信部531を介して、広告主側端末4に報知することができる。この報知を受けた広告主は、減額分を複写機5の所有者に支払うことができる。
(1-6)ICカード7
ICカード7は、減額キーを記憶する記憶媒体の一例であり、半導体メモリ等の書き換え可能なメモリを内蔵している。このメモリには、減額キー自体だけでなく、複数使用可能な減額キーであればその使用可能回数等のデータが記憶される。
(1-7) 広告及び減額キーの提供
図5〜図7を参照して、広告主からユーザへの広告及び減額キーの提供について説明する。図5はユーザ側端末3における広告参照及び減額キーの取得時の動作の流れを示すフローチャートであり、図6は広告管理サーバ2における広告及び減額キーの提供時の動作の流れを示すフローチャートである。また、図7は、広告サイトPを介した減額キーa1、a2、b1の提供を模式的に示す図面である。
[ユーザ側端末3の動作]
図5に示すように、指示受付部33を介したユーザからの操作に応じて、ユーザ側端末3は通信制御部31aの制御の下、通信部32によって広告サイトへとアクセスする(ステップS11)。そして、表示制御部31bは、広告サイト上に掲示された広告をディスプレイ34上に表示させる(ステップS12)。そして、指示受付部33を介したユーザの操作により、広告サイト上に表示されたダウンロードボタンが押下されると、通信制御部31aは、通信部32により減額キーをダウンロードする(ステップS13でYes→S14)。ダウンロードされた減額キーは、HDD等の記憶媒体に一旦格納される。
その後、指示受付部33が、減額キーをICカード7に転送するようにとの指示を受け付け(ステップS15でYes)、ICカード7がカードリーダ35に挿入されていれば(ステップS16でYes)、カードリーダ制御部31cは、カードリーダ35を制御して、HDD等の記憶媒体からICカード7へ減額キーを転送する(ステップS17)。
「転送」とは、ユーザ側端末3の記憶媒体に保存された減額キーがICカード7に格納されればよく、ユーザ側端末3の記憶媒体中の減額キーは削除されてもよいし、そのまま保持されてもよい。また、減額キーは転送回数が限定されていてもよい。この場合は、ユーザ側端末3の記憶装置に、減額キーと対応付けて、転送可能回数が記録され、1回の転送毎に、制御装置31の制御によって転送可能回数が1回ずつ減ぜられる。
[広告管理サーバ2の動作]
図6に示すように、広告管理サーバ2は、広告サイトを通じて、ユーザ側端末3に広告を提供する(ステップS21)。広告掲示部21aは、広告サイトに、広告と共に各広告に対応する減額キーのダウンロードボタンを表示可能である。ダウンロードボタンが押下されると、減額キーの送信要求があったものと判断し(ステップS22でYes)、減額キー提供部21bは、通信部22を介して、ユーザ側端末3へ減額キーを送信する(ステップS23)。
図7に示すように、広告管理サーバ2が、A社からの依頼に基づく広告A1及びA2と、B社からの依頼に基づく広告B1とを、広告サイトPに掲示しているとする。このとき、各広告A1、A2、及びB1には、それぞれダウンロードボタンDLが表示される。
広告A1のダウンロードキーDLが押下されると、図7に示すように、広告A1に対応付けられた減額キーa1がユーザ側端末3にダウンロードされる。減額キーa1には、広告主や減額レベル等を区別するためのデータが含まれる。広告A2、B1のダウンロードキーDLが押下された場合も同様に、各広告に対応する減額キーa2、b1がそれぞれダウンロードされる。
なお、図7では、1つの広告サイトP内に広告A1、A2、及びB1が掲示されているように描かれているが、広告管理サーバ2は、複数のサイトを提供可能であり、各広告は、別々のサイトに掲示されていてもよい。
(1-8) ユーザへの課金
図8及び図9を参照して、複写機本体51が行った複写についての課金動作の流れについて説明する。図8は課金装置52における課金動作のフローチャートであり、図9は減額量を設定するテーブルの一例である。
図8に示すように、ICカード7が挿入されると、カードリーダ522により減額キーが読み出される(ステップS31でYes→S32)。キー認証部524bは、読み出した減額キー(減額キーに含まれる認証データ)と、課金装置52の記憶装置内の認証データとを照合して、一致するか否かの判定結果を行う(ステップS33)。判定結果は課金額算出部524cに送信される。
ICカード7が挿入されないか(ステップS31でNo)、減額キーが認証データと一致しなければ(ステップS33でNo)、課金額算出部524cは通常の課金額を算出する(ステップS34)。
一方、減額キーが認証データと一致すれば(ステップS33でYes)、課金額算出部524cは減額課金額を算出する(ステップS35)。図9に示すように、課金額算出部524cは、課金装置52の記憶装置内に、減額キーの有する減額レベル、減額キーの数、及び組合せ、並びにこれらに対応する減額量(図9では特に「割引率」としている)を含むテーブルTを有する。
図9に示すように、ICカード7が、図8に示す減額キーa1又はb1を単独で記憶していたとすると、これらの減額キーの減額レベルは“1”であるから、割引率は5%となる。また、減額キーa2が単独で記憶されている場合には、この減額キーの減額レベルは“2”であるから、割引率は10%となる。同一又は異なるレベルの減額キーを組み合わせて用いることもでき、例えば減額キーa1及びb1の組合せであれば割引率は7%となり、減額キーa1及びa2の組合せであれば割引率は12%となる。
課金部524dは、こうして算出された通常の課金額又は減額課金額を、料金徴収部521を介して徴収する(図8のステップS36)。
(1-9) 減額分の広告主への請求
減額分集計部532aは、所定期間に渡って減額された金額の合計(減額分)を、用いられた減額キーに対応する広告主毎に集計する。この集計結果は、減額分請求部532bにより広告主に報知される。各部の動作の詳細については、既に述べた通りである。
以上のように、広告システム1は、複写についての課金額の一部を広告主に負担させることができる。この広告システム1によれば、ユーザは、自己の負担額を軽減できるという動機付けの下、広告サイトに積極的にアクセスして広告を参照するようになるので、広告効果の増大が期待される。
〔2〕その他の実施形態
(2-1)第1実施形態のユーザ側端末3は、減額キーを取得して記憶媒体に転送することができる通信端末の一例に過ぎない。すなわち、第1実施形態のようなPCに代えて、携帯電話等の携帯端末を用いることができる。
(2-2)第1実施形態のICカード7は、減額キーを記憶可能で、かつユーザ側端末3及び課金装置52に適用可能な記憶媒体の一例であり、ICカード7に代えて、USBメモリ等の他の記憶媒体を用いることも可能である。
また、これらの記憶媒体は、減額キーの保存だけでなく、支払い手段を兼ねていてもよい。つまり、図示しない入金装置により記憶媒体に入金がなされ、課金装置52の課金部524dが、この記憶媒体に入金された金額から複写料金分だけを減じるようになっていてもよい。
また、記憶媒体は、ICカード7のように通信端末と別体で、分離可能な記憶媒体であってもよいし、通信端末内に組み込まれていてもよい。例えば携帯端末内に記憶媒体が組み込まれている場合、課金装置52は、カードリーダ522に代えて、携帯端末への接続端子を備えていれば、減額キーを読み出すことができる。
(2-3)第1実施形態において、広告管理サーバ2は、通信端末へ広告を提供する広告提供装置及び減額キーを提供する減額キー提供装置の両方の機能を有する。ただし、これらの機能は、別々の装置によって実現されてもよい。
また、減額キー提供装置は、減額キーを送信した端末を特定できるIPアドレス等の情報を記憶する記憶装置をさらに備え、減額キーを取得しようとしている端末が同一の減額キーを既にダウンロードした端末でないことを確認する送信先判定部を備え、減額キーを送信するようになっていてもよい。この処理によって、同一の端末が同一の減額キーを複数ダウンロードできないように、制限をかけることができる。
(2-4)第1実施形態において、減額分請求装置53は、減額分を集計する集計装置及び集計結果を広告主に請求する請求装置の両方の機能を有する。ただし、これらの機能は別々の装置によって実現されてもよい。
また、第1実施形態において、減額分請求部532bは、第1実施形態では広告主側端末4に減額分を報知するという方法を採っているが、最終的に広告主から減額分を回収することができれば、回収のための具体的な手段は限定されない。
例えば、減額分請求部532bは、複写機5の所有者に各広告主に請求すべき減額分を報知するようになっていてもよい。この報知の方法は、ディスプレイを用いた表示、紙媒体による請求書発行等、種々の手法を採用可能である。この報知を受けた所有者は、各広告主から減額分を徴収することができる。
また、減額分請求部532bは、銀行口座からの引き落とし、プリペイドカードからの料金徴収、現金による支払いの受付等を行うようになっていてもよい。引き落としが採用される場合は、広告システム1内に銀行口座の管理サーバが含まれていてもよい。
また、複写機5がコンビニエンスストア等の小売店に設置されているのであれば、この小売店の商品を販売する企業の減額キーに対応する減額分を、その商品の小売店への卸値によって相殺することで、減額分の徴収としてもよい。
なお、第1実施形態の複写機5から、減額分請求装置53を除くこともできる。この場合も、課金装置52によって広告主等に応じて減額量を変えることができるという効果は得られる。
(2-5)複写機本体51は画像形成装置の一例に過ぎない。よって、プリンタ、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置を、複写機本体51に代えて用いてもよい。
(2-6)減額キーには広告の印刷データが付されており、画像形成装置は、減額キーが用いられたときには、その減額キーに付された広告を、ユーザが依頼した印刷物の裏等に付すようになっていてもよい。
(2-6)以上、異なる欄に記載した実施形態を互いに組み合わせて得られる技術についても、本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の第1実施形態に係る広告システム1の概要を示す図面である。 広告システム1の広告管理サーバ2の要部構成を示すブロック図である。 広告システム1のユーザ側端末3の要部構成を示すブロック図である。 広告システム1の複写機5の要部構成を示すブロック図である。 ユーザ側端末3における減額キー取得動作の流れを示すフローチャートである。 広告管理サーバ2における広告及び減額キーの提供動作の流れを示すフローチャートである。 広告サイトPを介した減額キーa1、a2、b1の提供を模式的に示す図面である。 課金装置52における課金動作のフローチャートである。 減額量を設定するテーブルの一例である。
符号の説明
1 広告システム
2 広告管理サーバ(広告提供装置、減額キー提供部)
3 ユーザ側端末
4 広告主側端末
5 複写機
51 複写機本体(画像形成装置)
52 課金装置
53 減額分請求装置(集計装置、請求装置)

Claims (4)

  1. ユーザの通信端末からの要求に応じて、上記通信端末へ広告を提供する広告提供装置と、
    上記広告が提供された上記通信端末へ、広告に応じて異なる減額レベルを有する減額キーを提供可能な減額キー提供装置と、
    ユーザの求めに応じて画像形成装置が行った画像形成に対する対価の支払いをユーザに求める課金部、上記減額キーを認識するキー認識部、及び、上記キー認識部が減額キーを認識すると、上記対価の初期値から上記減額キーの減額レベルに応じた額を減額して課金額を算出する課金額算出部を備える課金装置と、
    を有する広告システム。
  2. 上記減額部は、上記減額キーの数が異なると減額量を異ならせることができる
    請求項1に記載の広告システム。
  3. 上記減額キーによる減額分を、上記減額キーに対向する広告の広告主毎に集計する集計装置をさらに備える
    請求項1又は2に記載の広告システム。
  4. 上記集計装置による集計結果に基づいて、各広告主に減額分を請求する請求装置をさらに備える
    請求項3に記載の広告システム。
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