JP2008157710A - 光コヒーレンストモグラフィー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 参照光の回帰光の偏光を任意に制御して、さらに偏光分離した各回折分光を光アレイセンサーで一回検出するのみで、参照光の傾斜や反射ミラーによる機械的位相シフトを行う必要のない、計測物体の深層分布像を容易に観測できる偏光制御スペクトルドメインの光コヒーレンストモグラフィー装置を提供する。
【解決手段】 参照光の偏光制御生成手段50を用い、偏光を変化して合波光を偏光分離した回折分光にして光検出する手段60を具備して、偏光ビームスプリッター16で偏光分離した干渉光を光アレイセンサー17,18で検出し、機械的位相シフトを要せず、フーリエ積分を適宜演算して断層画像を得る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光干渉系において、参照光の偏光を制御して、干渉光を偏光分離した回折分光にして光検出する偏光制御スペクトルドメインの光コヒーレンストモグラフィー装置に関するものである。
近年、広帯域でショートコヒーレンス特性を有する光源を用いた光コヒーレンストモグラフィー装置が発明され、すでに実用化され諸分野で広く活用されている(例えば、下記特許文献1および非特許文献1)。これらの時間領域光コヒーレンストモグラフィーに対し、干渉光を分光して検出し逆フーリエ変換を演算して、計測物体の深層の分布を測定する方法が知られている(例えば、下記非特許文献2)。このような方法は、最近はフーリエドメインあるいはスペクトルドメイン光コヒーレンストモグラフィーと称されている(下記非特許文献3)が、非干渉成分(DC成分に相当)と干渉成分(AC成分に相当)を分離し位相シフト法(例えば、下記特許文献2)を用いて、複素共役像といわれる“影”を分離することなどが提案されている。他方、偏光と時間差を用いた多重化スペクトル干渉光コヒーレンストモグラフィーによる高速化と複素共役像を含まないフルレンジの方法が提案されている(例えば、下記特許文献3)。また、鉛直断面画像を観測する方法に、直交位相干渉光を検出して位相シフトを施し画像抽出を行う方法が提案されている(例えば、下記非特許文献4)。さらには、参照光を物体光と傾斜して交差させ位相シフトを検出する方法も開示されている( 例えば、下記非特許文献5) 。
図11は従来(特許文献3)の時間分離と偏光分離を用いて、複素共役像を含まないフルレンジのスペクトル干渉光コヒーレンストモグラフィーの構成図である。
この図において、101は光源、102は第1の偏光ビームスプリッター、103は走査鏡、104はレンズ、105は計測物体、106は第2の偏光ビームスプリッター、107a,107bは4分の1波長板、108a,108bは参照鏡、109a,109bはピエゾ素子、110はスペクトロメータである。
この構成では、紙面に垂直な偏光成分と平行な偏光成分を独立させるため、第2の偏光ビームスプリッター106から参照鏡108a,108bまでの光路長差を光源101のコヒーレント長より十分長く設定し、各偏光成分を干渉させないように限定して構成されている。ピエゾ素子109a,109bは参照鏡108a,108bを光路上で移動して位相シフトを与える役目をするように構成している。
特許第2010042号公報 特開2005−351727号公報 特開2006−052954号公報 光学、28巻3号、1999年 pp. 116−125 Optics Letters,vol.19,No.8,1994,pp.587−589 レーザー研究、第34巻第7号、2006年、pp.476−482 Proc.IQEC and CLEO−PR 2005 CtuM1−5,2005,p.11 Optics Express,vol.12,Issue25,2004,pp.6184−6191
しかしながら、上記した偏光成分を独立に参照鏡で回帰する方法では、参照光の偏光を可変して制御することはできず、またその方法は開示されておらず、可干渉距離以内で回帰させると一個の既製品のスペクトルメータでは、各偏光成分を分離して分光できない問題が生じる。さらに、複素共役像を除去するには、前記ピエゾ素子で、機械的位相シフトを各偏光成分ごとに2重に行い、データを蓄積しフーリエ演算して所望の画像を得なければならない。
また、上記非特許文献4で提案されている直交位相干渉光を検出してさらに機械的位相シフトを行う方法では、鉛直断面画像の抽出のみに適用しているので、スペクトルドメイン光コヒーレンストモグラフィーにおける実現性は開示されていない。また、一般にウォラストンプリズムからの常光線と異常光線のビームは各10度程度屈折して出射されるので、光検出器で適正かつ高効率な干渉情報を得るためには各偏光成分が独立に垂直入射となるように図らなければならないが、その方法は開示されていない。さらに、参照光の傾斜や反射ミラーにより時間をおいて機械的に位相シフトを行う従来の位相シフト法では、生体などの揺らぎのある対象の場合、取得画像に乱れが生じ解像度の低下を招くという問題があった。
本発明は、上記状況に鑑みて、参照光の回帰光の偏光を任意に制御して、さらに偏光分離した各回折分光を光アレイセンサーで一回検出するのみで、参照光の傾斜や反射ミラーによる機械的位相シフトを行う必要のない、計測物体の深層分布像を容易に観測できる偏光制御スペクトルドメインの光コヒーレンストモグラフィー装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、
〔1〕光コヒーレンストモグラフィー装置において、図1に示すように、光源(1)と、この光源(1)の光路上に配置され、物体光と参照光に2分割する無偏光ビームスプリッター(3)と、前記物体光を計測物体(11)に走査して照射する手段と、前記光源(1)と前記無偏光ビームスプリッター(3)間の光路上に配置される45度直線偏光子(2)と、前記無偏光ビームスプリッター(3)と前記計測物体(11)の光路上に配置される45度直線偏光子(9)と、前記参照光の偏光を変化し回帰させる偏光制御生成手段(50)と、前記計測物体(11)の表面乃至深層からの反射物体光と前記回帰参照光とを合波する前記無偏光ビームスプリッター(3)と、この無偏光ビームスプリッターで合波された合波光を偏光分離した回折分光にして検出する手段(60)とを具備することを特徴とする。
〔2〕上記〔1〕記載の光コヒーレンストモグラフィー装置において、図1に示すように、前記偏光制御生成手段(50)は、偏光ビームスプリッター(4)とこの偏光ビームスプリッター(4)からの分割光の一方の光路上の参照光反射ミラー(5b)と、前記分割光のもう一方の光路上のピエゾ素子(6)付き参照光反射ミラー(5a)から成ることを特徴とする。
〔3〕上記〔1〕記載の光コヒーレンストモグラフィー装置において、図2に示すように、前記偏光制御生成手段(50)は、可動リトロリフレクター(19)と偏光ビームスプリッター(4)とこの偏光ビームスプリッター(4)からの分割光の一方の光路上の参照光反射ミラー(5b)と、前記分割光のもう一方の光路上のピエゾ素子(6)付き参照光反射ミラー(5a)から成ることを特徴とする。
〔4〕上記〔1〕記載の光コヒーレンストモグラフィー装置において、図3に示すように、前記偏光制御生成手段(50)は、4分の1波長板(21)と45度直線偏光子(22)及び参照光反射ミラー(5a)から成ることを特徴とする。
〔5〕上記〔1〕記載の光コヒーレンストモグラフィー装置において、図4に示すように、前記偏光制御生成手段(50)は、4分の1波長板(21)と45度直線偏光子(22)と可動リトロリフレクター(19)及び参照光反射ミラー(5a)から成ることを特徴とする。
〔6〕上記〔1〕記載の光コヒーレンストモグラフィー装置において、図5に示すように、各光路の一部乃至全てに偏光保持光ファイバー(23,24a,24b)を具備することを特徴とする。
〔7〕上記〔1〕記載の光コヒーレンストモグラフィー装置において、図1に示すように、前記合波光を偏光分離した回折分光にして検出する手段(60)は、回折格子(14)と光ビームを整形するビームエキスパンダー(12)とレンズ(15)と偏光ビームスプリッター(16)及びこの偏光ビームスプリッター(16)により偏光分離した各回折分光を検出する光アレイセンサー(17,18)とから成ることを特徴とする。
〔8〕上記〔1〕記載の光コヒーレンストモグラフィー装置において、図6に示すように、前記合波光を偏光分離した回折分光にして検出する手段(60)は、回折格子(14)と光ビームを整形するビームエキスパンダー(12)及びレンズ(15)と偏光ビームスプリッター(16)とプリズム反射鏡(16b)と光路長補償ガラスブロック(16a)及び前記偏光ビームスプリッター(16)により偏光分離した各回折分光を検出する光アレイセンサー(17a)とから成ることを特徴とする。
〔9〕上記〔1〕記載の光コヒーレンストモグラフィー装置において、図7に示すように、前記合波光を偏光分離した回折分光にして検出する手段(60)は、回折格子(14)と光ビームを整形するビームエキスパンダー(12)及びレンズ(15)とウォラストン(Wollaston)プリズム(25)とバイプリズム(26)及び前記ウォラストンプリズム(25)により偏光分離した各回折分光を検出する光アレイセンサー(17a)とから成ることを特徴とする。
〔10〕上記〔1〕記載の光コヒーレンストモグラフィー装置において、図8に示すように、前記合波光を偏光分離した回折分光にして検出する手段(60)は、回折格子(14)と光ビームを整形するビームエキスパンダー(12)及びレンズ(15)とビームデスプレイシングプリズム(28)及びこのビームデスプレイシングプリズム(28)により偏光分離した各回折分光を検出する光アレイセンサー(29)とから成ることを特徴とする。
〔11〕上記〔1〕記載の光コヒーレンストモグラフィー装置において、図9に示すように、前記合波光を偏光分離した回折分光にして検出する手段(60)は、光ビームを整形するビームエキスパンダー(12)に前置したビームデスプレイシングプリズム(28)と回折格子(14)とレンズ(15)及び前記ビームデスプレイシングプリズム(28)により偏光分離した各回折分光を検出する光アレイセンサー(29)とから成ることを特徴とする。
〔12〕上記〔1〕記載の光コヒーレンストモグラフィー装置において、図10に示すように、前記合波光を偏光分離した回折分光にして検出する手段(60)は、回折格子(14)と光ビームを整形する非軸放物面ミラー(29,30)と偏光ビームスプリッター(16)及びこの偏光ビームスプリッター(16)より偏光分離した各回折分光を検出する光アレイセンサー(17,18)とから成ることを特徴とする。
本発明によれば、従来の参照光の傾斜干渉や反射ミラーによる機械的な位相シフトを必要とせずに、偏光制御した参照光を用い各偏光分離した回折分光を検出するのみで計測物体の深層の分布を観測することができる。
本発明の光コヒーレンストモグラフィー装置は、光源と、この光源の光路上に配置される、物体光と参照光に2分割する無偏光ビームスプリッターと、前記物体光を計測物体に走査して照射する手段と、前記光源と前記無偏光ビームスプリッター間の光路上に配置される45度直線偏光子と、前記無偏光ビームスプリッターと前記計測物体の光路上に配置される45度直線偏光子と、前記参照光の偏光を変化し回帰させる偏光制御生成手段と、前記計測物体の表面乃至深層からの反射物体光と前記回帰参照光とを合波する前記無偏光ビームスプリッターと、この無偏光ビームスプリッターで合波された合波光のビーム径を広げるビームエキスパンダーと、前記合波光を偏光分離した回折分光にして検出する手段とを具備する。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
〔実施例1〕
図1は本発明の第1実施例を示す偏光制御回折分光検出装置の構成図である。
この図において、1は光源、2,9は45度直線偏光子、3は無偏光ビームスプリッター、4,16は偏光ビームスプリッター、5a、5bは参照光反射ミラー、6はピエゾ素子、10a、10bはガルバノミラー系、11は計測物体、12はビームエキスパンダー、13はミラー、14は回折格子、15はレンズ(フーリエ変換用レンズ)、17、18は光アレイセンサーである。
本実施例では前記走査して照射する手段にはガルバノミラー系10a、10bを例示してある。Hは水平偏光、Vは垂直偏光であることを示している。50は、参照光の偏光を変化し回帰させる偏光制御生成手段、60は合波光を偏光分離した回折分光にして検出する手段である。
光源1からのビームを偏光方向を45度に傾けた45度直線偏光子2で選択し、無偏光ビームスプリッター3で2分割する。この2分割ビームのうち一方のビームを参照光として、参照光の偏光を変化し回帰させる偏光制御生成手段50に入射する。本実施例では、この偏光制御生成手段50は偏光ビームスプリッター4とこの偏光ビームスプリッター4からの分割光の一方の光路上の参照光反射ミラー5bと、前記分割光のもう一方の光路上のピエゾ素子6付き参照光反射ミラー5aから構成されている。つまり、入射参照光は偏光ビームスプリッター4でさらに水平偏光Hと垂直偏光Vに等しく分割させ、参照光反射ミラー5a,5bで回帰反射させる。各水平偏光Hと垂直偏光Vの光路長差を、光源の波長λの±1/4〜±1/2〜0とピエゾ素子6を駆動させ変化させると、回帰する参照光は、円偏光〜楕円偏光〜直線偏光と変化制御できる。例えば、その光路長差を±λ/4と設定すると回帰参照光は右回りあるいは左回りの円偏光とすることができる。
無偏光ビームスプリッター3で分割されたもう一方のビームは、45度直線偏光子9を経て、ガルバノミラー系10a,10bにより計測物体11を2次元的に走査して、この計測物体11の表面乃至深層からの反射物体光となる。この反射物体光と前記回帰参照光は、無偏光ビームスプリッター3により重畳し、光検出器で干渉出力を生じる合波光を形成する。
本実施例では、この合波光を偏光分離した回折分光にして検出する手段60は、ビームエキスパンダー12とミラー13と回折格子14とレンズ(フーリエ変換用レンズ)15と偏光ビームスプリッター16と光アレイセンサー17および18から構成されている。
前記合波光は回折格子14で分光し、レンズ15の作用で焦点距離面に分光した各波長成分が集光される。このとき、この集光される光は偏光ビームスプリッター16により水平偏光H成分と垂直偏光V成分の各成分に分離して、光アレイセンサー17および18でそれぞれ検出され分光波長毎の干渉出力が得られる。
前記干渉出力に対して、前記回帰参照光の偏光を制御することで、前記反射物体光とこの回帰参照光との相対的位相差φに関して、正弦干渉項あるいは余弦干渉項を任意に生成することができる。例えば、前記参照光の自己相関成分と複素共役像を除去したいときは、回帰参照光を円偏光に制御して各偏光成分を直交位相にして各アレイセンサー17および18で同時に一回のみ出力し、各波長を周波数ωに変換する。周波数ω毎の水平偏光H成分および垂直偏光V成分の干渉出力は次式となる。
H ( ω) =Ip( ω) +2Is( ω) cos( ωτ) …(1)
V ( ω) =Ip( ω) +2Is( ω) sin( ωτ) …(2)
ここで、τは測定物体の表面乃至深層分布の距離を光速で割った時間、Ip( ω) は参照光Ir( ω) と物体光Io( ω) の和でDC成分(背景雑音)に相当し、Is( ω) は参照光電界と物体光電界の積で、測定したいAC成分を表す。
測定されたIH ( ω) 、IV ( ω) の右辺に、余弦、正弦フーリエ変換関数を乗じ、共役像成分を消去して、光源の中心周波数がω0 で周波数幅がΔωの有限積分領域の演算を実行する。Ir( ω) は光源の出力から予め測定し、除算しておく。これらの演算の結果について自乗和を取ると、フーリエ変換軸ζ上に物体深層の分布像が観測される。物体光の自己相関像も存在するが、振幅が十分小さいこととそのピークはζ=0に局在することで無視できる。
さらには、与式(1)と(2)の差分をとり予めIp(ω)を除去して、上述と同様の演算をしても良い。この場合は複素共役像は残るが、測定地点毎のDC成分Ip(ω)を完全に除去できる利点がある。被測定物体の分布がζ=0以外のところにあれば、有効な演算方法である。
本発明における演算方法は、回折干渉光の偏光分離した直交位相成分に余弦および正弦変換を交互に演算することで、時間を要する機械的な位相シフトなどを必要とせずに、等価な位相シフト演算を実現するものである。この結果、本方法によって、複素共役像と参照光の自己相関像および中心周波数の干渉縞などが除去された1次元実像が一回の光検出のみで抽出できる。
本発明の方法によって、機械的位相シフトの走査時間の短縮に加え、フーリエ積分演算は2回で済むので、従来より数段の高速化が実現できる。一般に、例えば、5段階の機械的位相シフトで得られたデータに対しては、1次元の分布像を得るのに5回のフーリエ積分演算をしなければならない。2次元、3次元データの場合には、光センサーで検出するデータ取り込み時間よりも、それらの演算時間が長くなり、実時間表示が困難になる。本実施例によれば、並列高速演算プロセッサを用いる場合でも、2 /5の台数で済む。
なお、本実施例では、参照光の偏光を円偏光にした場合を示したが、例えば、測定物体の複屈折性の測定などでは、必要に応じ直線偏光や楕円偏光にして偏光分離して回折分光を測定することもできる。
また、2次元、3次元データは、ガルバノミラー系10a,10bにより照射物体光を計測物体11上を2次元的に走査して各走査点毎に上記の1次元実像を測定して、得られたデータを演算し積層することで、2次元乃至3次元断層画像を観測できる。前記物体光を計測物体に走査して照射する手段は、本実施例以外に、計測物体をXYZ軸可動ステージに置いて、相対的に照射光を走査しても良いことは明らかである。
〔実施例2〕
図2は本発明の第2実施例を示す参照光路長を長距離に可変する偏光制御回折分光検出装置の構成図である。
この図において、参照光の偏光を変化し回帰させる偏光制御生成手段50には、第1実施例に可動リトロリフレクター19およびその可動台20を付加し具備するように構成している。
一般に、ピエゾ素子6は駆動電圧で伸縮して参照光反射ミラー5aを光軸方向に移動できるが、可動範囲は数mm程度である。一方、被測定物体に、例えば照射光のレンズ焦点位置を近づけるには、参照光反射ミラーのcmオーダーの移動が必要である。コヒーレント長の短い光源を用いる光コヒーレンストモグラフィーでは、その都度参照光路長を可変にしてこの焦点位置に可干渉位置を移動して物体光路長との差をそのコヒーレント長以内にする必要がある。そのため、長距離の移動が可能で、光ビームの軸が振れないように参照光を反射回帰させることが可能な可動リトロリフレクター19とその可動台20を設けたものである。可動台20には、駆動用モーター(図示なし)などを具備すればよい。
この実施例によれば、本発明の偏光制御生成機能を損なうことなく、光路長を長距離で可変とすることが、本構成によって実現できるものである。本実施例の他の構成要素は、図1の実施例に同じであるから、説明は省略する。
〔実施例3〕
図3は本発明の第3実施例を示す参照光の偏光を固定制御する偏光制御回折分光検出装置の構成図である。
本実施例では、参照光の偏光を変化し回帰させる偏光制御生成手段50には、4分の1波長板21と45度直線偏光子22と参照光反射ミラー5aを具備している。本構成では、入射45度直線偏光7の参照光は、円偏光8となり回帰参照光を生成する。所定の決まった偏光を固定して発生する場合の方法である。本実施例の他の構成要素は図1の実施例に同じであるから、説明は省略する。
〔実施例4〕
図4は本発明の第4実施例を示す参照光路長を長距離可変する偏光制御回折分光検出装置の構成図である。
この図において、参照光の偏光を変化し回帰させる偏光制御生成手段50には、4分の1波長板21と45度直線偏光子22と可動リトロリフレクター19およびその可動台20、参照光反射ミラー5aを具備している。本実施例の他の構成要素は図1、図2および図3の実施例と部分的に同じであるから、説明は省略する。
〔実施例5〕
図5は本発明の第5実施例を示す偏光保持光ファイバーを配備する偏光制御回折分光検出装置の構成図である。
この図において、23,24aおよび24bは、偏光保持光ファイバーである。
本実施例では物体光路および参照光路にそれぞれ、偏光を保持して伝送可能な光ファイバーである偏光保持光ファイバー24aおよび24bを具備してある。さらに、合波光路においても偏光保持光ファイバー23を配備するようにしている。本構成によって、計測物体11が遠隔にあっても各光路を長距離にして測定を可能にするシステムとして実用性が高められている。本実施例では、3光路すべてにこの偏光保持光ファイバーを具備した例を示したが、必要に応じ一部のみに具備しても良いことは明らかである。なお、本実施例の他の構成要素は図1および図3の実施例と部分的に同じであるから、説明は省略する。
〔実施例6〕
図6は本発明の第6実施例を示す合波光を偏光分離した回折分光にして検出する手段を備えた偏光制御回折分光検出装置の構成図である。
この図において、16aは光路長補償ガラスブロック、16bはプリズム反射鏡、17aは光アレイセンサーである。回折格子14で分光した合波光を偏光ビームスプリッター16で各偏光に分離して、同一光アレイセンサー17aで検出することを特徴とする。レンズ15によるフーリエ変換面が各分離光で同じ光学距離、この場合は焦点距離となるように、水平偏光27bの光路に光路長補償ガラスブロック16aを配備したものである。なお、本実施例の他の構成要素は図1乃至図5の実施例と同じであるから、説明は省略する。
〔実施例7〕
図7は本発明の第7実施例を示す合波光を偏光分離した回折分光にして検出する手段を備えた偏光制御回折分光検出装置の構成図である。
この図において、25はウォラストン(Wollaston)プリズム、26はバイプリズムである。回折格子14で分光した合波光をウォラストンプリズム25で各垂直,水平偏光27a、27bに分離して、同一光アレイセンサー17aで検出することを特徴とする。レンズ15によるフーリエ変換面が各分離光で同じ光学距離、この場合は焦点距離となるようにして、さらに各分離光が光アレイセンサー17aの受光面に垂直に入射するようにバイプリズム26で各光路を適宜屈折させたことに特徴がある。本構成により、前記回帰参照光と反射物体光が各偏光ベクトルを傾斜させることなく受光面に入射するために、効率よく合波干渉信号が2乗検波される。なお、本実施例の他の構成要素は図1乃至図5の実施例と同じであるから、説明は省略する。
〔実施例8〕
図8は本発明の第8実施例を示す合波光を偏光分離した回折分光にして検出する手段を備えた偏光制御回折分光検出装置の構成図である。
この図において、28はビームデスプレイシングプリズムである。回折格子14で分光した光をビームデスプレイシングプリズム28で、同図の下側に図示したように、上下各垂直、水平偏光27a,27bに偏光分離する。各光ビームは、光アレイセンサ29でそれぞれ検波される。上下に分離することで、各波長毎の出力を検出器のピクセル毎に合わせるのが容易になる特徴と光学素子を軽減できる特徴がある。なお、各偏光の光路長差はレンズの焦点深度以内であるので、焦点ボケは無視できる。
〔実施例9〕
図9は本発明の第9実施例を示す、合波光を偏光分離した回折分光にして検出する手段を備えた偏光制御回折分光検出装置の構成図である。
この図において、28はビームエキスパンダー12に前置したビームデスプレイシングプリズムである。前記合波光をビームデスプレイシングプリズム28で、同図の下側に図示したように、上下各垂直,水平偏光27a,27bに偏光分離する。各光ビームは、回折格子14とレンズ15で分光され、光アレイセンサ29でそれぞれ検波される。上下に分離することで、各波長毎の出力を検出器のピクセル毎に合わせるのが容易になる特徴と光学素子を軽減できる特徴がある。
〔実施例10〕
図10は本発明の第10実施例を示す、合波光を偏光分離した回折分光にして検出する手段を備えた偏光制御回折分光検出装置の構成図である。
この図において、29は光ビームを整形する非軸放物面ミラーである。例えば、このミラー29は、偏光保持光ファイバー23よりの拡散光を図のように平行ビームにして回折格子14に照射させるものである。30は同様な非軸放物面ミラーである。この非軸放物面ミラー30は、回折格子14よりの回折光を波長分離して光アレイセンサー17,18に集光するものであり、光路中のレンズなどの分散素子の影響を与えることなく回折分光を実現できる特徴と素子数を減らせる特徴がある。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形、組み合わせが可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の光コヒーレンストモグラフィー装置は、構成が簡単で製品化が容易であるので、材料分析、非破壊検査、生体計測などのミクロな断層画像を迅速に観測する必要のある分野で広く利用可能である。
本発明の第1実施例を示す偏光制御回折分光検出装置の構成図である。 本発明の第2実施例を示す参照光路長を長距離に可変する偏光制御回折分光検出装置の構成図である。 本発明の第3実施例を示す参照光の偏光を固定制御する偏光制御回折分光検出装置の構成図である。 本発明の第4実施例を示す参照光路長を長距離可変する偏光制御回折分光検出装置の構成図である。 本発明の第5実施例を示す偏光保持光ファイバーを配備する偏光制御回折分光検出装置の構成図である。 本発明の第6実施例を示す合波光を偏光分離した回折分光にして検出する手段を備えた偏光制御回折分光検出装置の構成図である。 本発明の第7実施例を示す合波光を偏光分離した回折分光にして検出する手段を備えた偏光制御回折分光検出装置の構成図である。 本発明の第8実施例を示す合波光を偏光分離した回折分光にして検出する手段を備えた偏光制御回折分光検出装置の構成図である。 本発明の第9実施例を示す、合波光を偏光分離した回折分光にして検出する手段を備えた偏光制御回折分光検出装置の構成図である。 本発明の第10実施例を示す、合波光を偏光分離した回折分光にして検出する手段を備えた偏光制御回折分光検出装置の構成図である。 従来の時間分離と偏光分離を用いて、複素共役像を含まないフルレンジのスペクトル干渉光コヒーレンストモグラフィーの構成図である。
符号の説明
1 光源
2,9,22 45度直線偏光子
3 無偏光ビームスプリッター
4,16 偏光ビームスプリッター
5a,5b 参照光反射ミラー
6 ピエゾ素子
7 45度直線偏光子
8 円偏光
10a,10b ガルバノミラー系
11 計測物体
12 ビームエキスパンダー
13 ミラー
14 回折格子
15 レンズ(フーリエ変換用レンズ)
16a 光路長補償ガラスブロック
16b プリズム反射鏡
17,17a,18,29 光アレイセンサー
19 可動リトロリフレクター
20 可動台
21 4分の1波長板
23,24a,24b 偏光保持光ファイバー
25 ウォラストンプリズム
26 バイプリズム
27a,27b 垂直、水平各偏光
28 ビームデスプレイシングプリズム
29,30 非軸放物面ミラー
50 偏光制御生成手段
60 合波光を偏光分離した回折分光にして検出する手段

Claims (12)

  1. (a)光源と、
    (b)該光源の光路上に配置され、物体光と参照光に2分割する無偏光ビームスプリッターと、
    (c)前記物体光を計測物体に走査して照射する手段と、
    (d)前記光源と前記無偏光ビームスプリッター間の光路上に配置される45度直線偏光子と、
    (e)前記無偏光ビームスプリッターと前記計測物体の光路上に配置される45度直線偏光子と、
    (f)前記参照光の偏光を変化し回帰させる偏光制御生成手段と、
    (g)前記計測物体の表面乃至深層からの反射物体光と前記回帰参照光とを合波する前記無偏光ビームスプリッターと、
    (h)該無偏光ビームスプリッターで合波された合波光を偏光分離した回折分光にして検出する手段とを具備することを特徴とする光コヒーレンストモグラフィー装置。
  2. 請求項1記載の光コヒーレンストモグラフィー装置において、前記偏光制御生成手段は、偏光ビームスプリッターと該偏光ビームスプリッターからの分割光の一方の光路上の参照光反射ミラーと、前記分割光のもう一方の光路上のピエゾ素子付き参照光反射ミラーから成ることを特徴とする光コヒーレンストモグラフィー装置。
  3. 請求項1記載の光コヒーレンストモグラフィー装置において、前記偏光制御生成手段は、可動リトロリフレクターと偏光ビームスプリッターと該偏光ビームスプリッターからの分割光の一方の光路上の参照光反射ミラーと、前記分割光のもう一方の光路上のピエゾ素子付き参照光反射ミラーから成ることを特徴とする光コヒーレンストモグラフィー装置。
  4. 請求項1記載の光コヒーレンストモグラフィー装置において、前記偏光制御生成手段は、4分の1波長板と45度直線偏光子及び参照光反射ミラーから成ることを特徴とする光コヒーレンストモグラフィー装置。
  5. 請求項1記載の光コヒーレンストモグラフィー装置において、前記偏光制御生成手段は、4分の1波長板と45度直線偏光子と可動リトロリフレクター及び参照光反射ミラーから成ることを特徴とする光コヒーレンストモグラフィー装置。
  6. 請求項1記載の光コヒーレンストモグラフィー装置において、各光路の一部乃至全てに偏光保持光ファイバーを具備することを特徴とする光コヒーレンストモグラフィー装置。
  7. 請求項1記載の光コヒーレンストモグラフィー装置において、前記合波光を偏光分離した回折分光にして検出する手段は、回折格子と光ビームを整形する系と偏光ビームスプリッター及び該偏光ビームスプリッターにより偏光分離した各回折分光を検出する光アレイセンサーとから成ることを特徴とする光コヒーレンストモグラフィー装置。
  8. 請求項1記載の光コヒーレンストモグラフィー装置において、前記合波光を偏光分離した回折分光にして検出する手段は、回折格子と光ビームを整形するビームエキスパンダー及びレンズと偏光ビームスプリッターとプリズム反射鏡と光路長補償ガラスブロック及び前記偏光ビームスプリッターにより偏光分離した各回折分光を検出する光アレイセンサーとから成ることを特徴とする光コヒーレンストモグラフィー装置。
  9. 請求項1記載の光コヒーレンストモグラフィー装置において、前記合波光を偏光分離した回折分光にして検出する手段は、回折格子と光ビームを整形するビームエキスパンダー及びレンズとウォラストン(Wollaston)プリズムとバイプリズム及び前記ウォラストンプリズムにより偏光分離した各回折分光を検出する光アレイセンサーとから成ることを特徴とする光コヒーレンストモグラフィー装置。
  10. 請求項1記載の光コヒーレンストモグラフィー装置において、前記合波光を偏光分離した回折分光にして検出する手段は、回折格子と光ビームを整形するビームエキスパンダー及びレンズとビームデスプレイシングプリズム及び該ビームデスプレイシングプリズムにより偏光分離した各回折分光を検出する光アレイセンサーとから成ることを特徴とする光コヒーレンストモグラフィー装置。
  11. 請求項1記載の光コヒーレンストモグラフィー装置において、前記合波光を偏光分離した回折分光にして検出する手段は、光ビームを整形するビームエキスパンダーに前置したビームデスプレイシングプリズムと回折格子とレンズ及び前記ビームデスプレイシングプリズムにより偏光分離した各回折分光を検出する光アレイセンサーとから成ることを特徴とする光コヒーレンストモグラフィー装置。
  12. 請求項1記載の光コヒーレンストモグラフィー装置において、前記合波光を偏光分離した回折分光にして検出する手段は、回折格子と光ビームを整形する非軸放物面ミラーと偏光ビームスプリッター及び該偏光ビームスプリッターにより偏光分離した各回折分光を検出する光アレイセンサーとから成ることを特徴とする光コヒーレンストモグラフィー装置。
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