JP2008099157A - 電子データのトラヒック制御方法および電子データのトラヒック制御システム - Google Patents

電子データのトラヒック制御方法および電子データのトラヒック制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の目的は、ネットワーク経路のどの部分においてもトラヒックの分散を行うトラフック制御方法とトラヒック制御システムを提供することである。
【解決手段】本発明では、データをネットワーク内の受信端末に転送する交換装置により、トラヒックの少ない時間帯に緊急性の低い前記データの送信時刻を発信端末に配分して通知し、前記発信端末は、緊急性が低い前記データと通知された前記送信時刻とを記憶手段に保存し、通知された送信時刻に達した時に保存した前記データを送信することを特徴とする電子データのトラヒック制御方法を用いる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、緊急性の低いデータをトラヒックの少ない時間に自動的に送信し、トラヒックを分散させるトラフック制御方法とトラヒック制御システムに関する。
近年、端末メモリ量の増大、内蔵カメラの高性能化等により、携帯端末で送受信される文字情報や画像情報などの電子メールデータ量の増加が著しい。さらに、送受信されるメール件数も増加しているため、携帯電話網への影響は無線部分、有線部分を問わず大きいものとなっている。今後も電子メールデータ量は急激に増加することが予想され、トラヒックの集中を回避することが急務となっている。
現在、通信網全体の時間的トラヒック分布は、昼間(概ね9時〜21時)に集中しており、逆に夜間は極端にトラヒックが少ないのが現状である。通信網としては時間によらず、一定の処理性能を備えているにも関わらず、夜間はその性能を十分に発揮していないので無駄なリソースが生じている。
前記問題点の対策として、トラヒックを分散させる為に、夜間における通話料割引等が通信事業者により実施されているが大きな効果が表れていない。
また、緊急性の低いSMS(Short Message Service)のデータを交換機内に一時蓄積し、トラヒックの少ない夜間に相手へ送信する技術がある(特許文献1参照)。
また、ファクシミリからのデータをファクシミリ蓄積交換装置内で一時蓄積し、通信料の安価な時間帯に相手へ送信する技術がある(特許文献2参照)。
特開2003−47057号公報 特開平03−085057号公報
前記の背景技術において、データを交換機内に一時蓄積しトラヒックの少ない夜間に相手へ送信する方法は、端末から交換機間へは即時にデータ送信がなされるので、端末と交換機間のトラヒックの集中は防げない。また、トラヒックの少ない時間がくるまで、交換機内にデータを保存するため大容量の記憶装置が必要となり、大きな設備投資が必要となる。
また、ファクシミリ蓄積交換装置内で一時蓄積する方法は、ファクシミリ蓄積交換装置が回線交換機よりも受信装置側に設置されるので、回線交換機におけるトラヒック集中は防げない。
従って本発明の目的の1つは、ネットワーク経路のどの部分においてもトラヒックの分散を行うトラフック制御方法とトラヒック制御システムを提供することである。
尚、上記目的に限らず後述する発明を実施するための最良の形態に示す各構成により導かれる結果であって、従来の技術によっては得られない効果も本発明の他の目的の1つとして位置付けることが出来る。
(1)本発明では、データをネットワーク内の受信端末に転送する交換装置により、トラヒックの少ない時間帯に緊急性の低い前記データの送信時刻を発信端末に配分して通知し、前記発信端末は、緊急性が低い前記データと通知された前記送信時刻とを内蔵の記憶手段に保存し、通知された送信時刻に達した時に保存した前記データを送信することを特徴とする電子データのトラヒック制御方法を用いる。
(2)また、前記トラヒックの少ない時間帯に配分される発信端末の台数は、事前にデータのトラヒックが所定の閾値より少ない割合に基づき配分されることを特徴とする請求項1記載の電子データのトラヒック制御方法を用いる。
(3)また、前記トラヒックの少ない時間帯に配分される発信端末の台数は、定期的(例えば1ヶ月毎)に更新され前記発信端末に通知されることを特徴とする請求項1記載の電子データのトラヒック制御方法を用いる。
(4)また、前記交換手段は、前記発信端末から緊急性が低いデータを受信した時刻が、事前に決定した許容時間幅内のときは課金処理を行い、前記データを前記受信端末に転送し、前記許容時間幅外のときには前記データを廃棄することを特徴とする請求項1記載の電子データのトラヒック制御方法を用いる。
(5)本発明では、トラヒックの少ない時間帯を予め測定したデータに基づき決定し、その時間帯にデータを発信する時刻を複数発信端末に配分し通知するネットワークの制御手段と、その発信端末に通知された時刻にデータを発信する契約の有無と前記発信する時刻とを保存するネットワーク内の第1の記憶手段と、緊急性の少ないデータと前記交換手段から通知された発信時刻を第2の記憶手段に保存して前記発信時刻に達した時に前記データを発信する前記発信端末とを備えたことを特徴とする電子データのトラヒック制御システムを用いる。
(6)また、前記制御手段は携帯電話ネットワークの交換機に備え、前記第1の記憶手段は携帯電話ネットワークの加入者管理データベースに備え、前記第2の記憶手段は携帯電話機に備えたことを特徴とする請求項5記載の電子データのトラヒック制御システムを用いる。
本発明によれば、トラヒックの分散を行うことにより、リソースの有効活用を行うことができる。
以下、図面を参照することにより本発明の実施の形態について説明する。
(実施例)
実施例では、携帯電話機が保存したメールを、サーバから通知されたトラヒックの少ない時刻に遅らせて送信する(以下遅延送信と称す)。
実施例における電子メールのトラヒック制御システムの構成を図1に、1日におけるトラヒック量の1時間毎の時間分布を図2に示す。
本発明により各時間に配分して遅延送信する電子メールの配分比率の例を図3に示し、図3の配分比率に基づき遅延送信時刻が配分された携帯端末の台数を、各時間と各秒ごとに図4に示す。
また、遅延送信時刻を配分するネットワーク側の制御フローを図5と図8に、メールを発信する携帯端末の制御フローを図6と図7にそれぞれ示す。
図1において、100は携帯電話ネットワーク、101は発信側の携帯電話機(以下発信端末)、101は端末制御機能、102は音声電話機能、103はメール送信機能、104はメール受信機能、105はその他の機能、106は携帯電話機内(以下端末内)データメモリ、106は電話帳データ、106は受信メールデータ、106は写真データ、106は 遅延送信メール保存データ、106はメール遅延送信時刻データ、106はその他のデータ、110は着信側の携帯電話機(以下着信端末)、111は無線基地局、111は無線基地局、111は無線基地局、111は無線基地局、112は無線基地局制御局、112は無線基地局制御局、113はサーバ(交換機等)、114は呼制御機能、115はトラヒック監視機能、116はメール送信機能、117はSMS送受信機能、118は課金機能、119は送信時刻配分制御機能、120はその他の機能、121は局データメモリ、121は遅延送信メール配分量閾値、121は遅延送信時刻許容時間幅、121はその他のデータ、130は加入者管理情報メモリ、131は付加サービス利用状況識別テーブル、D131は留守番電話利用フラグ、D131は三者通話利用フラグ、D131は遅延送信メール割引きフラグ、132は 遅延送信時刻管理テーブル、D132は遅延送信時刻データをそれぞれ示す。
図2において、D201は1時間ごとのトラヒック量を24時間全体のトラヒック量で割り算した%値、D202は遅延送信メールを配分する時の閾値の例5%をそれぞれ示す。
図3において、D301は0〜11時の時刻、D302は0〜11時のトラヒック量(%)、D303は0〜11時の閾値−トラヒック量(%)、D304は 0〜11時の遅延送信メールの配分(%)、D301は12〜23時の時刻、D302は12〜23時のトラヒック量(%)、D303は12〜23時の閾値−トラヒック量(%)、D304は12〜23時の遅延送信メールの配分(%)をそれぞれ示す。ただし、図3における時刻0とは0時から1時まで、時刻1とは1時から2時までを示し、以下同様の時刻を示す。
図4において、遅延送信メールを契約した携帯端末の総数を100万台としたときの配分を示し、D400〜D423は0時台から23時台までの各時間の配分台数、D10,000〜D13,5999は1時から2時までの3,600秒区間の配分台数をそれぞれ示す。
図5において、S501は端末毎の遅延送信時刻の決定処理を開始するステップ、S502は単位時間毎(例:1時間単位)のトラヒック量の割合をトラヒック監視機能115から読み出すステップ、S503は加入者管理情報メモリ130から遅延送信する端末総数を算出するステップ、S504は局データメモリ121から遅延送信メールの配分量閾値を読み出すステップ、S505はトラヒック量が閾値以下の時間帯に閾値との差分に比例して遅延送信する端末数を配分するステップ、S506は単位時間毎(例:0時台、1時台、2時台・・・)の配分処理ループ開始のステップ、S507は単位時間内の秒単位で遅延送信する端末数を配分するステップ、S508は秒単位で遅延送信する端末数の配分処理ループの開始ステップ、S509は遅延送信する各端末に対する配分処理ループの開始ステップ、S510は該端末に対し現在通知している遅延送信時刻を加入者管理情報メモリ130から読み出すステップ、S511は該端末の遅延送信時刻の変更かどうかを判断するステップ、S512は該端末に更新後の遅延送信時刻をSMSで通知するステップ、S513は通知が成功したかどうかを判断するステップ、S514は加入者管理情報メモリ130の該端末の遅延送信時刻を更新するステップ、S515は遅延送信する各端末に対する配分処理ループの終端ステップ、S516は秒単位で遅延送信する端末数の配分処理ループの終端ステップ、S517は単位時間毎の配分処理ループの終端ステップ、S518は端末毎の遅延送信時刻の決定処理を終了するステップをそれぞれ示す。
図6において、S601は発信端末101がメール送信処理を開始するステップ、S602はユーザがメールを作成するステップ、S603は該ユーザがメール送信操作(「送信」のキー操作等)をするステップ、S604は遅延送信時刻をサーバから通知されているかを判断するステップ、S605は該メールを即時送信か遅延送信かの選択メッセージを表示するステップ、S606は該メールを即時送信か遅延送信かを選択するステップ、S607は端末内データメモリ106に空きがあるかを判断するステップ、S608は端末内メモリ106にメール情報を保存するステップ、S609は端末待ち受け画面に遅延送信の待ちメールありを表示するステップ、S610は該メールを即時送信へ変更するかをユーザに問うメッセージを端末画面に表示するステップ、S611はユーザが該メールの即時送信を了解するかどうかを選択するステップ、S612は遅延送信できなかった旨のエラーメッセージを端末画面に表示するステップ、S613は通常の即時送信を行うステップ、S614は発信端末101がメール送信処理を終了するステップをそれぞれ示す。
図7において、S701は遅延送信時刻到達により遅延送信処理を開始するステップ、S702は端末内データメモリ106に遅延送信の待ちメールがあるかを判断するステップ、S703は1件分の遅延送信待ちメールを端末内データメモリ106から読み出すステップ、S704は遅延送信メールに識別フラグを付加し自律的にメール送信するステップ、S705はメール送信が成功したかを判断するステップ、S706は端末内データメモリ106から送信成功のメールデータを消去するステップ、S707は発信端末101の待ち受け画面に、送信不成功により遅延送信メールが残っていることを表示するステップ、S708は端末内データメモリ106に遅延送信待ちメールがあるかを判断するステップ、S709は発信端末101の待ち受け画面等の遅延送信待ちメール有りの表示を消去するステップ、S710は遅延送信処理終了のステップをそれぞれ示す。
図8において、S801はサーバ113が発信端末101からメールを受信し課金とメール転送処理を開始するステップ、S802はメールに遅延送信メールのフラグが付加されているかを判断するステップ、S803は遅延送信メールフラグを加入者管理情報メモリ130から読み出すステップ、S804は通常通り課金しメール転送するステップ、S805は該発信端末101が遅延送信メール契約者かを判断するステップ、S806は該発信端末101の遅延送信時刻を加入者管理情報メモリ130から読み出すステップ、S807は送信時刻許容時間幅を局データメモリ121から読み出すステップ、S808は現時刻と該発信端末101に指定した送信時刻の差分が送信時刻許容時間幅内かを判断するステップ、S809は割引料金を用いて課金し 遅延送信メールを転送するステップ、S810は不正に送信されたメールと判断しメールを廃棄するステップ、S811は課金とメール転送処理を終了するステップをそれぞれ示す。
本実施例では、図1のサーバ(交換機等)113がメールのトラヒック量の少ない時刻を判断し、複数の遅延送信メール契約者にメールの発信時刻を個別に配分する。
各発信時刻に配分される携帯端末の台数は、トラヒック量が少ない時刻ほど多くなるように制御され、トラヒックを時間的に平均化する。
メールの発信時刻は定期的(例えば1ヶ月毎)に更新して遅延送信メール契約者に通知されるが、特殊な行事のある場合(年末年始や連休など)は、過去のトラヒックデータを参考にしてメールの発信時刻が特別に配分される。
遅延送信メール契約者は緊急性を必要としないメールデータを発信端末101に一時保存し、サーバ113から事前に通知された発信時刻が来ると自動的に保存したメールデータをサーバ113に送信する。遅延送信メール契約者は、初めにメールの入力操作を行うだけで、指定された時刻に送信する動作は発信端末101が自動的に行う。
サーバ113が定期的(例えば1ヶ月毎)に行う遅延送信時刻配分の制御方法を、図5のフローに従い図1、図2、図3、図4を参照して詳細に説明する。
なお、特に断らない限り以下のステップの制御はサーバ113が備えた遅延送信時刻配分機能119が行う。
図5のステップS501において、端末毎の遅延送信時刻配分処理ステップを開始する。
ステップS502では、1日の各時間におけるメールのトラヒック量をトラヒック監視機能115から読み出す。図2に読み出されたトラヒック量D201の例を示す。横軸は1日の時刻(時)、縦軸は各時間帯におけるメールの通信数であり、1日全体のメールの通信数に対する割合(%)で示す。図2の例では、9時から20時までがトラヒック量が多く、閾値D202を超えている。
閾値D202はトラヒック量を制御して平均化するための閾値であり、図2では100%を24時間で等分した値(4.17%)に近い5%が設定され、 遅延送信メール配分量閾値121aとして保存されている。
ステップS503では、加入者管理情報メモリ130の遅延送信メール割引ONの加入者を合計して遅延送信メール契約者の総数Nを算出し、ステップS504において局データメモリ121の遅延送信メール配分量閾値121aを読み出し、D202とする。
ステップS505では、前記の各時間帯のトラヒック量D201と閾値D202の差分を計算し、各時間帯に対し送信メール契約者の総数Nを前記差分に比例した遅延送信メール数を配分する。
ステップS505により配分された各時間帯のメールの比率(%)を図3に示す。時刻D301、D301、トラヒック量(%)D302、D302は、図2を表に示した値である。閾値−トラヒック量(%)D303、D303は、閾値D202の5%とD302、D302との差分値を示し、負の場合は0とするのでD303とD303の合計は39%となる。この39%は、図2においてトラヒック量D201のカーブが閾値D202より少ない領域のトラヒック量(%)の合計に対応する。各時間帯の前記差分値D303、D303を、閾値D202より少ない領域のトラヒック量の部分に対する比率(%)に変換した値をD304、D304bに示す。すなわち、D304=(D303/39)×100であり、D304=(D303/39)×100で求める。
次に、ステップS505にて配分した各時間帯のトラフック量の比率から、各時間帯の端末台数に変換する。配分された各時間帯の端末台数を図4のD400〜D423に示す。
ステップS503において得られた遅延送信メール契約者の総数Nと、ステップS505にて得られた各時間帯のトラフック量の比率D304、D304の積により、各時間帯に配分する端末台数を求める。
図4は遅延送信メール契約者の総数がN=100万台の場合であり、D400の0〜1時台は100万台×0.087=87,000台、D401の1〜2時台は100万台×0.105=105,000台、D402の2〜3台は100万台×0.115=115,000台、以下同様にして、D423までが求まる。
ステップS506では、前記ステップS505で配分した時間毎に以下の操作をステップS517まで繰り返す。
ステップS507では、ステップS506にて配分した各時間帯の端末台数をさらに秒単位の台数に変換する。ステップS507により配分された1〜2時台の秒単位の端末台数を図4のD10,000〜D13,599に示す。ステップS506において得られた1〜2時台の配分端末台数105,000台を、3,600秒の各区間へ配分した例を示す。105,000÷3,600=29.17であり端数があるので、3秒毎に30台で他は29台とほぼ均等に配分する。その結果、1時間の配分台数の合計は105,600台となり、配分予定の105,000台を600台オーバするが、全体の0.6%程度と少ないので許容される。D10,000は1時0分0秒の配分台数29台、D10,001は1時0分1秒の配分台数29台、D10,002は1時0分2秒の配分台数30台、以下同様にしてD13,599までを配分する。
ステップS508では、前記ステップS507で配分した秒毎に以下の操作をステップS516まで繰り返す。
ステップS509では、前記ステップS508で秒毎に配分された複数端末について、順番に1台ずつステップ515までの動作を繰り返す。
ステップS510では、加入者管理情報メモリ130から該端末の現在の遅延送信時刻を読み出す。
ステップS511では、S507で求めた新しい遅延送信時刻とS510で読み出した現在の遅延送信時刻とが該端末に対し異なるかどうか判断する。
ステップS512では、ステップS511でYesの場合、該端末に対しSMS送受信機能117を用いて新しい遅延送信時刻を通知する。
ステップS513では、SMS送受信機能117により該端末に対する遅延送信時刻の通知が成功したかどうかを判断する。
ステップS514では、ステップS513でYesの場合、加入者管理情報メモリ130内の遅延送信時刻D132aを該端末に通知した新しい遅延送信時刻に更新する。
ステップS515では、秒毎に配分された複数端末について処理繰り返しの終端を示し、その秒に配分された複数端末のすべての処理が完了するまでは、ステップS509に戻って次の端末に対する処理を行う。
ステップS516では、各秒についての処理繰り返しの終端を示し、その時間に配分された3,600秒に対する処理が完了するまでは、ステップS508に戻って次の秒に対する処理を行う。
ステップS517では、各時間についての処理繰り返しの終端を示し、配分された24時間に対する処理が完了するまでは、ステップS506に戻って次の時間に対する処理を行う。
ステップS517では、サーバ102が備えた遅延送信時刻配分機能119による端末毎の遅延送信時刻の配分処理を終了する。
次に、携帯端末がメールを発信する場合の動作を、図6のフローに従い図1を参照して詳細に説明する。
なお、特に断らない限り以下のステップの制御は、端末制御機能101が行う。
図6のステップS601において、発信端末101がメール発信処理ステップを開始する。
ステップS602では、発信端末101のユーザがメールを作成する。
ステップS603では、ユーザが発信端末101の「発信」のキー操作を行う。
ステップS604では、発信端末101が備えた端末制御機能101が端末内データメモリ106内の遅延送信時刻データ106を調べ、サーバ113から遅延送信時刻が通知されているかどうかを判断する。
ステップS605では、ステップS604でYesの場合、作成したメールを即時送信するか遅延送信するかを表示機能101に表示する。
ステップS606では、ユーザはステップS605による表示を用い、作成したメールを即時送信するか遅延送信するかを選択する。
ステップS607では、ステップS606で遅延送信の場合、端末制御機能101が端末内データメモリ106内の遅延送信メール保存データ106のメモリに空きがあるかどうかを判断する。
ステップS608では、ステップS607ではYesの遅延送信の場合であるから、遅延送信メール保存データ106に該メールを保存する。
ステップS609では、表示機能101による待ち受け画面に遅延送信の待ちメールありを表示する。
ステップS610では、ステップS607でNoであり遅延送信のためのメール保存が出来ない場合であるから、該メールを即時送信に変更するかどうかをユーザに問うメッセージを表示機能101に表示する。
ステップS611では、ユーザが前記ステップS610の表示により、該メールを即時送信に変更するかどうかを選択する。
ステップS612では、ステップ611でNoが選択され、該メールの遅延送信が出来なかった場合であるから、遅延送信できなかった旨のエラーメッセージを表示機能101に表示する。
ステップS613では、該メールを即時送信する場合であるから、メール送信機能103により通常の即時送信を行う。
ステップS614では、メール送信処理を完了する。
次に、携帯端末が遅延送信メールを発信する場合の動作を、図7のフローに従い図1を参照して詳細に説明する。
なお、特に断らない限り以下のステップの制御は端末制御機能101が行う。
図7のステップS701において、発信端末101は遅延送信時刻に到達すると遅延送信メールの処理ステップを開始する。
ステップS702では、端末内データメモリ106が備えた遅延送信メール保存データ106に送信待ちメールがあるかどうかを判断する。
ステップS703では、遅延送信メール保存データ106dから1件ずつ送信待ちメールを読み出す。
ステップS704では、ステップS703で読み出されたメールに、遅延送信を示す識別フラグを付加し、メール送信機能103により送信する。
ステップS705では、前記ステップS704におけるメール送信が成功したかどうかを、メール送信機能103およびメール受信機能104の通信プロトコルデータにより確認する。
ステップS706では、ステップS705がYesの場合で該遅延送信メールの送信が成功したので、遅延送信メール保存データ106から該メールのデータを消去する。
ステップS707では、ステップS705がNoの場合で該遅延送信メールの送信が不成功であったので、表示機能101の待ち受け画面に、遅延送信メールが残っていることを表示し、翌日にステップS701から再度処理を行う。
ステップS708では、遅延送信メール保存データ106に待ちメールが残っているかどうかを判断し、残っている場合はステップS703に還って処理を続け、待ちメールが残っていない場合は次のステップS709に移行する。
ステップS709では、端末表示機能101の待ち受け画面の送信待ちメール有りの表示を消去する。
ステップS710では、遅延送信メールの処理ステップを終了する。
次に、サーバ113がメールを受信する毎に行う課金処理とメール転送の制御方法を、図8のフローに従い図1を参照して詳細に説明する。
なお、特に断らない限り以下のステップの制御はサーバ113が備えた呼制御機能114が行う。
図8のステップS801において、発信端末101から受信したメールの課金処理とメール転送処理を開始する。
ステップS802では、受信したメールに遅延送信メールのフラグが付加されているかどうかを判断する。
ステップS803では、ステップS802がYesで遅延送信の場合であるから、予め設定された該発信端末101の遅延送信割引のフラグD131を読み出す。
ステップS804では、ステップS802がNoで遅延送信メールではないので、通常メールの課金処理を課金機能118により行い、メール送信機能116により着信端末110に転送する。
ステップS805では、前記ステップS803により読み出された遅延送信メールのフラグと、ステップS802で受信した該発信端末101の遅延送信メールフラグを比較することにより、該受信メールが契約者によるものかどうかを判断する。
ステップS806では、該受信したメールの発信端末101に通知した遅延送信時刻を、遅延送信時刻管理テーブル132の遅延送信時刻D132aから読み出す。
ステップS807では、メール遅延送信許容時間幅を、局データメモリ121のメール遅延送信許容時間幅121から読み出す。
ステップS808では、該メール受信時刻が、該発信端末101に通知した遅延送信時刻から前記メール遅延送信許容時間幅の遅れの時間内に入っているかどうかを判断する。
ステップS809では、ステップS808でYesとなり、契約された遅延送信メールが確認されたので、課金機能118により割引料金を用いて課金し、メール送信機能116により着信端末110に転送する。
ステップS810では、ステップS808でNoとなり、不正に送信された遅延送信メールと判断されたので、該メールを廃棄する。
ステップS811では、受信したメールの課金処理とメールの転送処理を完了する。
電子メールのトラヒック制御システムを示す図である。 トラヒックの時間分布例を示す図である。 遅延送信メール配分比率の例を示す図である。 遅延送信メール端末の配分例を示す図である。 サーバにおける遅延送信時刻配分の処理フローを示す図である。 発信端末のメール送信の処理フローを示す図である。 発信端末の遅延送信の処理フローを示す図である。 サーバの課金とメール転送の処理フローを示す図である。
符号の説明
100 携帯電話ネットワーク
101 発信端末
101端末制御機能
102 音声電話機能
103 メール送信機能
104 メール受信機能
105 その他の機能
106 端末内データメモリ
106電話帳データ
106受信メールデータ
106写真データ
106 遅延送信メール保存データ
106メール遅延送信時刻データ
106その他のデータ
110 着信端末
111無線基地局
111無線基地局
111無線基地局
111 無線基地局
112無線基地局制御局
112無線基地局制御局
113 サーバ(交換機等)
114 呼制御機能
115 トラヒック監視機能
116 メール送信機能
117 SMS送受信機能
118 課金機能
119 送信時刻配分制御機能
120 その他の機能
121 局データメモリ
121遅延送信メール配分量閾値
121 遅延送信時刻許容時間幅
121 その他のデータ
130 加入者管理情報メモリ
131 付加サービス利用状況識別テーブル
132 遅延送信時刻管理テーブル

Claims (6)

  1. 複数発信端末から送信されたデータを交換手段によりネットワーク内の受信端末に転送する通信システムにおいて、
    前記交換手段は、トラヒックの少ない時間帯に緊急性の低い前記データの送信時刻を前記発信端末に配分して通知し、
    前記発信端末は、緊急性が低い前記データと前記交換手段により通知された前記送信時刻とを記憶手段に保存し、前記送信時刻に達した時に前記保存されたデータを送信することを特徴とする電子データのトラヒック制御方法。
  2. 前記時間帯に配分される前記発信端末の台数は、事前に測定された前記データのトラヒックが所定の閾値より少ない割合に基づき配分されることを特徴とする請求項1記載の電子データのトラヒック制御方法。
  3. 前記時間帯に配分される前記発信端末の台数は、定期的に更新され前記発信端末に通知されることを特徴とする請求項1記載の電子データのトラヒック制御方法。
  4. 前記交換手段は、前記発信端末から緊急性が低いデータを受信した時刻が、事前に決定した許容時間幅内のときは前記データを前記受信端末に転送し、前記許容時間幅外のときには前記データを廃棄することを特徴とする請求項1記載の電子データのトラヒック制御方法。
  5. トラヒックの少ない時間帯に、データを発信する時刻を複数発信端末に配分し通知する制御手段と、
    前記発信端末毎に、前記通知された時刻にデータを発信する契約の有無と前記発信する時刻とを保存する第1の記憶手段と、
    緊急性の少ないデータと前記制御手段から通知された発信時刻とを第2の記憶手段に保存し、前記発信時刻に達した時に前記データを発信する前記発信端末と、
    を備えたことを特徴とする電子データのトラヒック制御システム。
  6. 前記制御手段は携帯電話ネットワークの交換機に備え、前記第1の記憶手段は携帯電話ネットワークの加入者管理データベースに備え、前記第2の記憶手段は携帯電話機に備えたことを特徴とする請求項5記載の電子データのトラヒック制御システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011199592A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Kddi Corp 無線端末
JP2015142241A (ja) * 2014-01-29 2015-08-03 京セラ株式会社 無線通信システム、無線端末および無線通信方法

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