JP2008083835A - コミュニケーションシステム、コミュニケーションプログラムおよびコミュニケーション方法 - Google Patents

コミュニケーションシステム、コミュニケーションプログラムおよびコミュニケーション方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コミュニケーションを行いたくないユーザーは、コミュニケーション可能なユーザーから除外することができるようにしたコミュニケーションシステムを提供する。
【解決手段】仮想空間においてユーザー同士がコミュニケーションを行うコミュニケーションシステムであって、ブロックユーザー記憶手段は、他のユーザーとのコミュニケーションを拒絶した場合に、該他のユーザーの識別子を記憶し、ブロック手段は、ユーザーが他のユーザーとコミュニケーションを行う場合に、コミュニケーション可能なユーザーから前記ブロックユーザー記憶手段に記憶されているユーザーを除外する。
【選択図】図2

Description

本発明は、仮想空間においてユーザー同士がコミュニケーションを行うコミュニケーションシステム、コミュニケーションプログラムおよびコミュニケーション方法に関する。
携帯電話を用いたサービスとして、豊かなコミュニケーションを可能にする身近で使いやすいサービスが望まれている。そのためには、第三者が発信するメッセージを一方的に受け取るのではなく、生身の「人と人」の間のコミュニケーションをサポートすることが必要である。また、これまでは「知り合い」までに限られていたコミュニケーションの相手を、世の中にいる「自分と同じ興味をもつ人たち」にまで広げることも必要である。そして、利用者としても、新しい仲間を見つけ、「人と人」の間のコミュニケーションをもっと楽しめるようにしたいという要求がある。
そのために、アバター(Avatar)を利用した仮想空間におけるサービスが利用されている。例えば、オンライン対戦型ゲームなどが実現されているが、今まで知らなかった人との現実世界にも通じるコミュニケーションが実現されているわけではない。
そこで、仮想空間における「今まで知らなかった人とのコミュニケーション」を実現するためのプラットフォームを構築することが望まれている。つまり、携帯電話のユーザーが住人となって、散歩、イベント、コミュニケーション、おしゃれ、ゲームなどを、いつでも、どこからでも気軽に楽しめる仮想空間が望まれている。そのために、ユーザー間の関係はどのような状況であるかをコミュニケーションの際に反映させることによって、よりよいコミュニケーションを図ることができるだろうと期待される。
これらに関連する技術として、例えば、特許文献1には、非リアルタイムにチャットを実現し、より多くの人と自由な会話を行って、出会いの機会を広げられるようにすることを課題とし、ユーザ端末は紹介項目、質問項目、質問詳細項目、または拒否項目を含む個人情報を、ユーザ別知識データベースに登録し、会話管理コンピュータはその個人情報に基づいて、会話情報および好感度情報を生成し、それぞれ、会話データベースおよびユーザ別好感度データベースに登録し、ユーザ別管理コンピュータはその会話情報を取得し、対応する好感度情報に基づいて、ユーザ端末に供給し、ユーザ端末は会話を再現し、ユーザが会話の相手を気に入った場合、ユーザ別管理コンピュータに登録情報を供給し、ユーザ別管理コンピュータは、会話の両者から登録情報を得た場合、ユーザ端末に、相手の連絡先を含む顧客情報を供給することが開示されている。
特開2002−318764号公報
しかしながら、このような従来の技術では、仮想空間においてコミュニケーションを行いたくないユーザーが既にわかっているような場合に、そのようなユーザーと出会うようなことがあると、不愉快に感じ、楽しい仮想空間を作ることができずに、その仮想空間の利用が少なくなるという問題点があった。
本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、コミュニケーションを行いたくないユーザーは、コミュニケーション可能なユーザーから除外することができるようにしたコミュニケーションシステム、コミュニケーションプログラムおよびコミュニケーション方法を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1] 仮想空間においてユーザー同士がコミュニケーションを行うコミュニケーションシステムであって、
他のユーザーとのコミュニケーションを拒絶した場合に、該他のユーザーの識別子を記憶するブロックユーザー記憶手段と、
ユーザーが他のユーザーとコミュニケーションを行う場合に、コミュニケーション可能なユーザーから前記ブロックユーザー記憶手段に記憶されているユーザーを除外するブロック手段
を具備することを特徴とするコミュニケーションシステム。
[2] 仮想空間においてユーザー同士がコミュニケーションを行うコミュニケーションシステムであって、
ユーザー毎に、他のユーザーとのコミュニケーションを拒絶した場合に、該他のユーザーの識別子を記憶するブロックユーザー記憶手段と、
第1のユーザーが第2のユーザーとコミュニケーションを行う場合に、コミュニケーション可能なユーザーから前記第1のユーザーに対応して前記ブロックユーザー記憶手段に記憶されているユーザーに前記第2のユーザーが含まれている場合、または前記第2のユーザーに対応して前記ブロックユーザー記憶手段に記憶されているユーザーに前記第1のユーザーが含まれている場合には前記第2のユーザーを除外するブロック手段
を具備することを特徴とするコミュニケーションシステム。
[3] ユーザーの識別子の変更があった場合に、変更前の識別子と変更後の識別子とを対応させて記憶する新旧識別子記憶手段と、
前記新旧識別子記憶手段を参照して、前記ブロックユーザー記憶手段に記憶されているユーザーを変更後のユーザーの識別子に変更するユーザー識別子変更手段
を具備することを特徴とする[1]または[2]に記載のコミュニケーションシステム。
[4] 仮想空間においてユーザー同士がコミュニケーションを行うコミュニケーションシステムを動作させるコミュニケーションプログラムであって、
前記コミュニケーションシステムに、
他のユーザーとのコミュニケーションを拒絶した場合に、該他のユーザーの識別子を記憶するブロックユーザー記憶機能と、
ユーザーが他のユーザーとコミュニケーションを行う場合に、コミュニケーション可能なユーザーから前記ブロックユーザー記憶機能に記憶されているユーザーを除外するブロック機能
を実現させることを特徴とするコミュニケーションプログラム。
[5] 仮想空間においてユーザー同士がコミュニケーションを行うコミュニケーションシステムを動作させるコミュニケーションプログラムであって、
前記コミュニケーションシステムに、
ユーザー毎に、他のユーザーとのコミュニケーションを拒絶した場合に、該他のユーザーの識別子を記憶するブロックユーザー記憶機能と、
第1のユーザーが第2のユーザーとコミュニケーションを行う場合に、コミュニケーション可能なユーザーから前記第1のユーザーに対応して前記ブロックユーザー記憶機能に記憶されているユーザーに前記第2のユーザーが含まれている場合、または前記第2のユーザーに対応して前記ブロックユーザー記憶機能に記憶されているユーザーに前記第1のユーザーが含まれている場合には前記第2のユーザーを除外するブロック機能
を実現させることを特徴とするコミュニケーションプログラム。
[6] ユーザーの識別子の変更があった場合に、変更前の識別子と変更後の識別子とを対応させて記憶する新旧識別子記憶機能と、
前記新旧識別子記憶機能を参照して、前記ブロックユーザー記憶機能に記憶されているユーザーを変更後のユーザーの識別子に変更するユーザー識別子変更機能
を実現させることを特徴とする[4]または[5]に記載のコミュニケーションプログラム。
[7] 仮想空間においてユーザー同士がコミュニケーションを行うコミュニケーションシステムが行うコミュニケーション方法であって、
前記コミュニケーションシステムは、
他のユーザーとのコミュニケーションを拒絶した場合に、該他のユーザーの識別子を記憶するブロックユーザー記憶手段と
を具備し、
ユーザーが他のユーザーとコミュニケーションを行う場合に、コミュニケーション可能なユーザーから前記ブロックユーザー記憶手段に記憶されているユーザーを除外する
ことを特徴とするコミュニケーション方法。
[8] 仮想空間においてユーザー同士がコミュニケーションを行うコミュニケーションシステムが行うコミュニケーション方法であって、
前記コミュニケーションシステムは、
ユーザー毎に、他のユーザーとのコミュニケーションを拒絶した場合に、該他のユーザーの識別子を記憶するブロックユーザー記憶手段と
を具備し、
第1のユーザーが第2のユーザーとコミュニケーションを行う場合に、コミュニケーション可能なユーザーから前記第1のユーザーに対応して前記ブロックユーザー記憶手段に記憶されているユーザーに前記第2のユーザーが含まれている場合、または前記第2のユーザーに対応して前記ブロックユーザー記憶手段に記憶されているユーザーに前記第1のユーザーが含まれている場合には前記第2のユーザーを除外する
ことを特徴とするコミュニケーション方法。
[9] 前記コミュニケーションシステムは、
ユーザーの識別子の変更があった場合に、変更前の識別子と変更後の識別子とを対応させて記憶する新旧識別子記憶手段
を具備し、
前記新旧識別子記憶手段を参照して、前記ブロックユーザー記憶手段に記憶されているユーザーを変更後のユーザーの識別子に変更する
ことを特徴とする[7]または[8]に記載のコミュニケーション方法。
前記本発明は次のように作用する。
本発明におけるコミュニケーションシステム、コミュニケーションプログラムおよびコミュニケーション方法は、仮想空間においてユーザー同士がコミュニケーションを行う際に用いられるものである。そして、第1のユーザーが第2のユーザーとコミュニケーションを行う場合に、コミュニケーション可能なユーザーから前記第1のユーザーに対応してブロックユーザー記憶手段に記憶されているユーザーに前記第2のユーザーが含まれている場合、または前記第2のユーザーに対応して前記ブロックユーザー記憶手段に記憶されているユーザーに前記第1のユーザーが含まれている場合には前記第2のユーザーを除外する。これによって、出会いたくないユーザーと出会う機会がなくなるので、より楽しい仮想空間を作ることができ、その仮想空間の利用が増加する。
さらに、ユーザー毎に、他のユーザーとのコミュニケーションを拒絶した場合に、該他のユーザーの識別子をコミュニケーションから除外すべきユーザーのリスト(以下、ブロックリストともいう)に記憶するので、ブロックリストに登録するという明示的な手続きなしで登録を行うことができ、ユーザーの利便性が向上する。
また、新旧識別子記憶手段を参照して、前記ブロックユーザー記憶手段に記憶されているユーザーを変更後のユーザーの識別子に変更する。これによって、ユーザーの識別子の変更があった場合であっても、以前と同様にその出会いたくないユーザーと出会う機会はないので、ユーザー識別子の変更に伴う不愉快なことは起こらなくなる。
本発明にかかるコミュニケーションシステム、コミュニケーションプログラムおよびコミュニケーション方法によれば、コミュニケーションを行いたくないユーザーの識別子を記憶しているので、そのような出会いたくないユーザーはコミュニケーション可能なユーザーから除外することができる。これによって、出会いたくないユーザーと出会う機会がなくなるので、より楽しい仮想空間を作ることができ、その仮想空間の利用が増加する。
さらに、他のユーザーとのコミュニケーションを拒絶した場合に、該他のユーザーの識別子をブロックリストに登録するので、ブロックリストに登録するという明示的な手続きなしで登録を行うことができ、ユーザーの利便性が向上する。
また、ユーザーの識別子の変更があった場合に、変更前の識別子と変更後の識別子とを対応させて記憶するので、出会いたくないユーザーの識別子が変更されたとしても、以前と同様にその出会いたくないユーザーと出会う機会はない。これによって、ユーザー識別子の変更に伴う不愉快なことは起こらなくなる。
まず、本実施の形態の理解を容易にするために、図5〜図8を用いて、仮想空間アプリケーションを説明する。
仮想空間アプリケーションは、現実世界では出会えないような人とのコミュニケーションの場を提供するものであり、そのために仮想空間としての街を用意し、「もう一人の自分」としてのアバターを介してリアルタイムでチャットを行う環境を用意する。これによって、広告、電子的なコンテンツに関するビジネスを活性化させることもできる。
また、この仮想空間としての街は、携帯電話の中に広がる、現実世界とは別のもう一つの世界である。その街では、ユーザー自身としてのアバターが行動し、別のユーザーと会話(チャット)をしたり、自分の部屋(マイルーム)を飾り付けたりしながら、現実とは違った自分として生活することができる。
ただし、仮想空間でのみの行動ではなく、実在するユーザーとの会話ができ、自分の趣味にあった電子的なコンテンツまたは現実としてのコンテンツ等を購入することができ、現実の世界とも通じている。
また、仮想空間としての街は、季節にあわせて変化させたり、新しい店舗、タウンを作ったりすることもできる。
図5を用いて、仮想空間アプリケーションが取り扱う仮想空間を説明する。仮想空間は、立体的に描画されたグラフィックスによって描いており、大きく分けてマイルーム520、センター街510、おしゃれタウン530等のタウンからなる。アバターはこの仮想空間を自由に移動することができる。
マイルーム520は、ユーザー毎に割り当てられる空間である。仮想空間アプリケーション起動時は、このマイルーム520から始まる。また、マイルーム520はユーザーによって模様替えすることもできる。他のユーザーを招待して、自分のマイルーム520を他のユーザーに見せたり、その中でチャットすることができる。マイルーム520はセンター街510とつながっており、マイルーム520のドアを開くと、センター街510へ移動することができる。
センター街510は、ユーザー全員が共有する空間である。他人と出会ったり、チャットしたりできる。また、アイテムをショップ512で購入したり、拾ったりすることもできる。ショップ512では、仮想マネー等を用いて、アイテムを購入することができる。なお、図5では、ショップ512として、ショップ512A〜ショップ512Dの4つが配置されている。また、アイテムとしては、マイルーム520を飾る壁紙、マイルーム520内に置く植物等がある。
そして、看板広告511をセンター街510内に配置することができる。看板広告511にはURLを埋め込んでおき、その看板広告511が操作者によって携帯電話200のキー420を用いてクリックされると、URLが示すサーバーにアクセスすることができる。なお、図5では、看板広告511として、看板広告511A〜看板広告511Dの4つが配置されている。
センター街510は、マイルーム520、おしゃれタウン530等のタウンとつながっており、ユーザーはマイルーム520からセンター街510へ入場し、おしゃれタウン530等のタウンへ入場することができる。
タウンは、おしゃれタウン530、デジタルタウン540、アクティブタウン550、カルチャータウン560からなり、センター街510と同様に、ユーザー全員が共有できる空間であり、他人と出会ったり、チャットしたりできる。また、ショップ512でアイテムを購入することもできる。タウンが複数あるのは、趣味によって集まるユーザーが異なるからである。おしゃれタウン530にはファッション、美容、グルメ、ペット等のショップ512が配置され、デジタルタウン540には携帯電話、パソコン、ゲーム等のショップ512が配置され、アクティブタウン550にはスポーツ、釣り、アウトドア、車、バイク、旅行、ギャンブル等のショップ512が配置され、カルチャータウン560にはテレビ、映画、読書、アート、音楽、カラオケ、習い事、語学等のショップ512が配置される。これらのショップ512は各ショップの経営者によって管理される。
図6を用いて、マイルーム520および登場人物を説明する。マイルーム520は、図6に示すように、現実の部屋を模しており、自分自身を表しているアバターA610のほかに、他のユーザーを表しているアバターB620、アバターC630が入ることができる。ただし、他のユーザーのアバターB620、アバターC630をマイルーム520に入れるには「トモダチ」になる必要がある。逆に、「トモダチ」になれば、他のユーザーのマイルーム520へ行くこともできる。
図7を用いて、マイルーム520を詳細に説明する。図7(A)は、マイルーム520を上から見た図である。図7において、マイルーム520の右上隅は図7(B)に示し、マイルーム520の右下隅は図7(C)に示し、マイルーム520の左下隅は図7(D)に示し、マイルーム520の左上隅は図7(E)に示した。
マイルーム520の右上隅には、ショップ512で購入したポスター等を貼り付けることができるマイボード710、この街のユーザーとメールすることができるメール720、そのユーザーが所持している仮想マネーを確認することができる金庫730が配置されている。
マイルーム520の右下隅には、そのユーザーが所持している全てのアイテムを確認できる収納740、ショップ512で購入したものである植物750が配置されている。
マイルーム520の左下隅には、コレクションスペース761〜コレクションスペース764が配置されている。それぞれのコレクションスペースの上にはアイテムA771、アイテムB772を飾ることができる。アイテムA771は、センター街510で拾ってきたアイテムやショップ512で購入したアイテム等である。
マイルーム520の左上隅には、携帯電話から音楽を聴くためのBGM780、エージェント782を置くためのエージェントスペース781、センター街510へ行くことができるドア790が配置されている。エージェント782は、ユーザーの指示によって所望のプロファイルを有している他のユーザーを探したりする。また、各種コミュニケーションを行った頻度によって、エージェント782の外観を変化させたり、エージェント782の能力(ユーザーの頼みごとを叶えたり、他のユーザーを探す能力等)を向上させることができる。
図8を用いて、仮想空間アプリケーションにおけるコミュニケーション例について説明する。図8のそれぞれは、携帯電話200のディスプレイ410に表示する画像である。図8(A)は、マイルーム520にトモダチを招待した場合の画像である。図8(A)では、「ヒロシ」のマイルーム520に、他のユーザーである「JJ」、「みやっち」、「たくや」、「ゆみこ」を招待した例である。図8(B)は、図8(A)の続きであり、その5人によってチャットが行われている例である。また、チャット内の文字に絵文字を利用した場合は、その絵文字にあわせて発言したアバターを動作させることもできる。図8(C)は、センター街510で会った他のユーザーと、1対1によるチャットを行う場面例である。図8(D)は、この仮想空間アプリケーションにおけるメールを例示したものである。このメールは、会話したいユーザーが現在は仮想空間アプリケーションにログインしていない場合に、マイルーム520にあるメール720を用いてコミュニケーションをとるものである。
以下、図面に基づき本発明の好適な一実施の形態を説明する。
各図は本発明の一実施の形態を示している。図1、図2は、本発明の一実施の形態の概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはプログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、プログラム、システムおよび方法の説明をも兼ねている。また、モジュールは機能にほぼ一対一に対応しているが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散または並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続を含む。
また、システムとは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク等で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。
以下、ユーザーが用いるコミュニケーション用の通信端末装置として、携帯可能なものがふさわしいが、ここでは携帯電話を主に例示して説明する。
また、ユーザーの識別子として、ここでは、ユーザーのニックネームを主に例示して説明する。ニックネームは、仮想空間内におけるユーザーの名前である。登録する際に、既に登録されているニックネームと同じものがあるか否かが判断され、同じものは登録できない。したがって、ニックネームは仮想空間において、ユーザーを一意に識別できるユーザー識別子となる。
また、仮想空間におけるユーザー同士のコミュニケーションとして、例えば、チャット(会話)、マイルームに招待する、メール等がある。
図1に示す本実施の形態は、管理サーバー100内のモジュール構成であり、ブロックリスト送受信モジュール110、ニックネーム変換モジュール120、ブロックリストDB130、プロファイルDB140を備えている。
ブロックリスト送受信モジュール110は、図1に示すように、ブロックリストDB130と接続されており、携帯電話200のブロックリスト送受信モジュール260から送信されてくるブロックリストを受信して、携帯電話200の所有者(ユーザー)に対応付けてブロックリストDB130に登録する。または、ブロックリストDB130に登録されているブロックリストを、そのブロックリストに対応付けられているユーザーの携帯電話200に送信する。
ニックネーム変換モジュール120は、図1に示すように、ブロックリストDB130、プロファイルDB140と接続されており、仮想空間におけるユーザーのニックネームの変更を受け付け、プロファイルDB140に登録されているプロファイルを変更する。また、ユーザーのニックネームの変更があった場合に、変更前の識別子と変更後のニックネームとを対応させてプロファイルDB140に記憶させる。
ブロックリストDB130は、図1に示すように、ブロックリスト送受信モジュール110、ニックネーム変換モジュール120と接続されており、ユーザー毎に、ブロックリストを記憶する。また、ブロックリスト送受信モジュール110、ニックネーム変換モジュール120からアクセスされ、ブロックリストへのユーザーの登録、変更等の更新、削除等が行われる。
図10を用いて、ブロックリストDB130に記憶されているブロックリスト1000について説明する。
ブロックリスト1000は、ニックネーム欄1010、登録日時欄1020を有しており、ニックネーム欄1010はコミュニケーションを拒絶するユーザーのニックネームを記憶し、登録日時欄1020はその登録日時を記憶する。ブロックリスト1000は、ユーザー毎に作成される。図10の状態は、例えば、ユーザーAさんのブロックリスト1000として、Bさん、Xさん、Yさん、Zさん等が登録されている。Aさんは、これらの人たちとはコミュニケーションができなくなる。逆に、Bさん、Xさん、Yさん、Zさん側からもAさんとはコミュニケーションができなくなる。
プロファイルDB140は、図1に示すように、ニックネーム変換モジュール120と接続されており、ユーザーのプロファイル(属性)のテーブルを記憶する。プロファイルテーブルは、ユーザー毎に、ニックネーム欄、生年月日欄、性別欄、職業欄、未婚・既婚欄、エリア情報欄、趣味欄、性格欄等を有している。各欄に記憶されるものは、仮想空間を利用するに際して、ユーザーが最初に登録するものである。そして、ユーザーのニックネームが変更された場合は、その新旧のニックネームを対応させて記憶する。また、ニックネーム変換モジュール120からアクセスされ、プロファイルへのニックネームの登録、変更等の更新、削除等が行われる。
図11を用いて、プロファイルDB140に記憶されている新旧ニックネーム対応テーブル1100について説明する。
新旧ニックネーム対応テーブル1100は、旧ニックネーム欄1110、新ニックネーム欄1120、変更日時欄1130を有しており、旧ニックネーム欄1110は変更前のニックネームを記憶し、新ニックネーム欄1120は変更後のニックネームを記憶し、変更日時欄1130はその変更日時を記憶する。
ニックネーム変換モジュール120が、ブロックリスト1000内の旧ニックネームを新ニックネームにする処理について次に説明する。なお、この処理は、ニックネームの更新処理がある都度、または携帯電話200からブロックリスト1000の更新指示があった場合等に行われる。
ニックネーム変換モジュール120は、ブロックリスト1000のニックネーム欄1010に記憶されているニックネームを、旧ニックネーム欄1110に記憶されているニックネームから検索し、一致するニックネームがあった場合であって、そのニックネームに対応する新旧ニックネーム対応テーブル1100の変更日時欄1130に記憶されている変更日時がブロックリスト1000の登録日時欄1020に記憶されている登録日時よりも新しい場合は、該当するブロックリスト1000のニックネーム欄1010に記憶されているニックネームを新旧ニックネーム対応テーブル1100の新ニックネーム欄1120に記憶されているニックネームに変更する。
その後、ブロックリスト送受信モジュール110が、新しいブロックリスト1000を携帯電話200のブロックリスト送受信モジュール260に対して送信する。
図2に示す本実施の形態は、携帯電話200内のモジュール構成であり、チャットモジュール210、マイルームモジュール220、メールモジュール230、ブロックリスト登録モジュール240、ブロックリスト検索モジュール250、ブロックリスト送受信モジュール260、ブロックリスト270を備えている。
チャットモジュール210は、図2に示すように、ブロックリスト登録モジュール240、ブロックリスト検索モジュール250と接続されており、仮想空間におけるユーザー同士のチャットを制御する。他のユーザーとのコミュニケーションを拒絶した場合、つまり他のユーザーからのチャットの申請を拒絶した場合に、該他のユーザーのニックネームをブロックリスト270に記憶するように、ブロックリスト登録モジュール240に指示する。また、他のユーザーに対してチャットを申請する場合に、該他のユーザーのニックネームをブロックリスト270から検索するように、ブロックリスト検索モジュール250に指示する。
マイルームモジュール220は、図2に示すように、ブロックリスト登録モジュール240、ブロックリスト検索モジュール250と接続されており、仮想空間におけるユーザーのマイルーム520への招待を制御する。他のユーザーとのコミュニケーションを拒絶した場合、つまり他のユーザーをマイルーム520から追放した場合に、該他のユーザーのニックネームをブロックリスト270に記憶するように、ブロックリスト登録モジュール240に指示する。また、他のユーザーに対してマイルーム520への招待をする場合に、該他のユーザーのニックネームをブロックリスト270から検索するように、ブロックリスト検索モジュール250に指示する。
メールモジュール230は、図2に示すように、ブロックリスト登録モジュール240、ブロックリスト検索モジュール250と接続されており、仮想空間におけるユーザー間の電子メールを制御する。他のユーザーとのコミュニケーションを拒絶した場合、つまり他のユーザーからの電子メールを拒絶した場合に、該他のユーザーのニックネームをブロックリスト270に記憶するように、ブロックリスト登録モジュール240に指示する。また、他のユーザーに対して電子メールを送信する場合に、該他のユーザーのニックネームをブロックリスト270から検索するように、ブロックリスト検索モジュール250に指示する。
なお、チャットモジュール210、マイルームモジュール220、メールモジュール230からブロックリスト登録モジュール240への前述した自動的な登録の指示の他に、ユーザーの明示的な登録指示も行うことができ、ブロックリスト270に記憶されているニックネームの変更等の更新、削除等の指示も行うことができる。
また、チャットモジュール210、マイルームモジュール220、メールモジュール230は、携帯電話200の所有者であるユーザー(以下、ユーザーAという)が他のユーザー(以下、ユーザーBという)とチャット等のコミュニケーションを行う場合に、コミュニケーション可能なユーザーからユーザーAに対応してブロックリスト270に記憶されているユーザーにユーザーBが含まれている場合、またはユーザーBに対応してブロックリスト270に記憶されているユーザーにユーザーAが含まれている場合にはユーザーBを除外する。また、ユーザーBに対応したブロックリストが携帯電話200内のブロックリスト270にない場合は、ブロックリスト送受信モジュール260を介して、管理サーバー100のブロックリストDB130から抽出してくる。または、携帯電話200から管理サーバー100に対して、ユーザーBのブロックリストにユーザーAが含まれているか否かの判断を依頼して、その判断結果を返してもらうようにしてもよい。
ブロックリスト登録モジュール240は、図2に示すように、チャットモジュール210、マイルームモジュール220、メールモジュール230、ブロックリスト270と接続されており、チャットモジュール210、マイルームモジュール220、メールモジュール230からのブロックリスト270に登録する指示を受け付け、その指示に従って、ブロックリスト270へ登録する。また、登録の他に、ブロックリスト270に記憶されているニックネームの変更等の更新、削除等の指示も受け付け、その指示に従った処理を行う。
ブロックリスト検索モジュール250は、図2に示すように、チャットモジュール210、マイルームモジュール220、メールモジュール230、ブロックリスト270と接続されており、チャットモジュール210、マイルームモジュール220、メールモジュール230からのブロックリスト270を検索する指示を受け付け、その指示に従って、ブロックリスト270内を検索する。
ブロックリスト送受信モジュール260は、図2に示すように、ブロックリスト270と接続されており、ブロックリスト270内のブロックリストを管理サーバー100のブロックリスト送受信モジュール110へ送信する。または、管理サーバー100のブロックリスト送受信モジュール110から送信されたブロックリストを受信して、ブロックリスト270へ記憶する。
ブロックリスト270は、図2に示すように、ブロックリスト登録モジュール240、ブロックリスト検索モジュール250、ブロックリスト送受信モジュール260と接続されており、管理サーバー100のブロックリストDB130と同様に、ユーザー毎に、ブロックリストを記憶する。ブロックリストの内容については、図10を用いて既に説明した。また、ブロックリスト登録モジュール240、ブロックリスト検索モジュール250、ブロックリスト送受信モジュール260からアクセスされ、ブロックリストへのユーザーの登録、変更等の更新、削除、検索等が行われる。
図3に図1または図2に示した本実施の形態が実現されるハード的なモジュール構成例を示す。
管理サーバー100と携帯電話200とは、通信回線300を介して接続されている。
管理サーバー100は、通信モジュール191、CPU192、入力モジュール193、表示モジュール194、RAM195、ROM196、HDD197を備えており、これらはバス199によって接続されている。
通信モジュール191は、携帯電話200と通信するための通信回線300とのインタフェースである。
CPU192は、RAM195に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行する。前述したブロックリスト送受信モジュール110、ニックネーム変換モジュール120等による処理を実行する。
入力モジュール193は、キーボード、マウス等のポインティングデバイス等からの入力を受け付ける。
表示モジュール194は、各種プログラムによる処理結果等をディスプレイに表示する。
RAM195は、ブロックリスト送受信モジュール110、ニックネーム変換モジュール120等を実現するプログラム、各モジュールが処理する変数等を記憶する。
ROM196は、管理サーバー100の起動時に動作するプログラム等を記憶している。
HDD197は、ブロックリストDB130、プロファイルDB140等の内容を記憶する記憶装置である。
携帯電話200は、アンテナ291、通信モジュール292、CPU293、キー入力モジュール294、表示モジュール295、RAM296、ROM297、メモリーカードモジュール298を備えており、これらはバス299によって接続されている。
通信モジュール292は、無線による通信を行うアンテナ291を介して管理サーバー100と通信するための通信回線300とのインタフェースである。
CPU293は、RAM296に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行する。前述したチャットモジュール210、マイルームモジュール220、メールモジュール230等による処理を実行する。
キー入力モジュール294は、携帯電話200のキー420からの入力を受け付ける。
表示モジュール295は、各種プログラムによる処理結果等を携帯電話200のディスプレイ410に表示する。
RAM296は、チャットモジュール210、マイルームモジュール220、メールモジュール230等を実現するプログラム、各モジュールが処理する変数等を記憶する。
ROM297は、携帯電話200の起動時に動作するプログラム等を記憶している。
メモリーカードモジュール298は、ブロックリスト270等の内容を記憶する記憶装置である。なお、ブロックリスト270等の内容はRAM296に記憶してもよい。
なお、携帯電話200は、図4に示すように、電話としての機能を有するように音声入力できるマイク450と、音声出力できるスピーカ440と、電話番号または仮想空間アプリケーション等のために文字を入力するための文字入力装置であるキー420と、電波を送受信するアンテナ430と、キー420による文字入力の結果や仮想空間アプリケーション等による表示を行うディスプレイ410とを有している。また、このほかにカメラ等を有していてもよい。
次に作用・働き(動作)を説明する。
図9を用いて、仮想空間におけるコミュニケーションの一例として、携帯電話200内のチャットモジュール210が行うチャットの招待処理の手順について説明する。
ステップS902では、チャットモジュール210が、チャット可能な他のユーザーを携帯電話200のディスプレイ410に表示し、依頼者であるユーザーによる操作によって選択されたユーザーにチャット招待を送る。この際、依頼者であるユーザーのブロックリスト270に登録されているニックネームを持つ他のユーザーは、チャット可能なユーザーとして表示されず、そのユーザーへ招待を送信することができない。また、招待先のユーザーのブロックリスト270に依頼者であるユーザーのニックネームが登録されている場合も、チャット可能なユーザーとして表示されず、招待を依頼することができない。なお、その招待にはコメントを付加することができる。
その招待を受けたユーザーは、依頼者であるユーザーのコメントを確認し、参加、拒否、無視、永久無視のいずれかを選択して応答することができる。参加を選択した場合はステップS904へ、拒否を選択した場合はステップS912へ、無視を選択した場合はステップS916へ、永久無視を選択した場合はステップS920へ進む。なお、その応答にはコメントを付加することができる。
ステップS904では、依頼を受けたユーザーが、参加を応答した場合、チャットモジュール210によるチャットが開始される。既に他のユーザーがチャットに参加していた場合には、その参加者であるユーザー全員に参加の旨を通知する。
ステップS906では、参加者であるユーザー間でメッセージの送受信(チャット)が行われる。携帯電話200のディスプレイ410への表示は、例えば、図8(B)に示したようである。また、ユーザーはチャットから抜けることができ、その場合、残りの参加者であるユーザー全員に抜ける旨が通知される。
ステップS908では、チャットを開催しているユーザーがチャットから抜けた場合、またはチャットに参加しているユーザーが1人になった場合等に、チャットは終了する。
ステップS912では、依頼を受けたユーザーが、拒否を応答した場合、招待者であるユーザーに拒否の旨を通知する。
ステップS916では、依頼を受けたユーザーが、無視を応答した場合、招待者であるユーザーには何も通知しない。
ステップS920では、依頼を受けたユーザーが、永久無視を応答した場合、招待者であるユーザーには何も通知しない。
ステップS922では、依頼を受けたユーザーのブロックリスト270に招待者であるユーザーのニックネームを登録する。
このように、チャット等のコミュニケーションにおいては、互いのユ−ザーのブロックリストに登録されていないことを条件として、チャットを開始することができる。そして、チャットにおいて永久無視という応答をすることによって、応答者であるユーザーのブロックリスト270に依頼者のニックネームを登録することができる。
また、ユーザーがニックネームを変更した場合であっても、管理サーバー100のニックネーム変換モジュール120によって、各ユーザーのブロックリストが更新されているので、実質的にブロックリストに登録したユーザーとはコミュニケーションを取れなくしている。
前記実施の形態においては、携帯電話を主に示したが、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、パソコン等の通信可能なものであればよい。
また、ユーザーの識別子として、ユーザーのニックネームを主に示したが、仮想空間においてユーザーを識別できるものであればよく、例えば、携帯電話の電話番号(MSN:Mobile Subscriber Number)であってもよい。
また、ブロックリストに自動登録する場合として、チャットにおける「永久無視」を主に例示したが、この他に、マイルームモジュール220によって、ユーザーがマイルーム520への招待客であるユーザーを永久追放した場合もある。その他、これに準じた操作者による操作があった場合に、ブロックリストへの自動登録を行ってもよい。
また、ユーザーのニックネームが変更された場合に、ブロックリスト270には登録時の古いニックネームをも記憶させておくこともできる。携帯電話200のディスプレイ410にブロックリストの内容を表示させるような場合には、その古いニックネームで表示するようにしてもよい。ブロックリストに登録したユーザーにとっては、変更前のニックネームしか知らないはずであるので(コミュニケーションを取りようがないから)、よりユーザーの利便性が向上する。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納することも可能であり、その場合は、例えば以下の発明としても把握することができる。
仮想空間においてユーザー同士がコミュニケーションを行うコミュニケーションシステムを動作させるコミュニケーションプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記コミュニケーションシステムに、
他のユーザーとのコミュニケーションを拒絶した場合に、該他のユーザーの識別子を記憶するブロックユーザー記憶機能と、
ユーザーが他のユーザーとコミュニケーションを行う場合に、コミュニケーション可能なユーザーから前記ブロックユーザー記憶機能に記憶されているユーザーを除外するブロック機能
を実現させることを特徴とするコミュニケーションプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
仮想空間においてユーザー同士がコミュニケーションを行うコミュニケーションシステムを動作させるコミュニケーションプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記コミュニケーションシステムに、
ユーザー毎に、他のユーザーとのコミュニケーションを拒絶した場合に、該他のユーザーの識別子を記憶するブロックユーザー記憶機能と、
第1のユーザーが第2のユーザーとコミュニケーションを行う場合に、コミュニケーション可能なユーザーから前記第1のユーザーに対応して前記ブロックユーザー記憶機能に記憶されているユーザーに前記第2のユーザーが含まれている場合、または前記第2のユーザーに対応して前記ブロックユーザー記憶機能に記憶されているユーザーに前記第1のユーザーが含まれている場合には前記第2のユーザーを除外するブロック機能
を実現させることを特徴とするコミュニケーションプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去および書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、上記のプログラムまたはその一部は、上記記録媒体に記録して保存や流通等させることが可能である。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにはこれらの組合せ等の伝送媒体を用いて伝送することが可能であり、また、搬送波に乗せて搬送することも可能である。
さらに、上記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。
本実施の形態に係る管理サーバー側の概念的なモジュール構成例を示すブロック図である。 本実施の形態に係る携帯電話側の概念的なモジュール構成例を示すブロック図である。 本実施の形態に係る全体のモジュール構成例を示すブロック図である。 携帯電話の構成例を示す説明図である。 仮想空間における地図を示す説明図である。 仮想空間におけるマイルームを示す説明図である。 仮想空間におけるマイルームを示す説明図である。 仮想空間におけるコミュニケーション例を示す説明図である。 チャットを行う際の処理例を示すフローチャートである。 ブロックリストのデータ構造例を示す説明図である。 新旧ニックネームを管理するためのデータ構造例を示す説明図である。
符号の説明
100…管理サーバー
110…ブロックリスト送受信モジュール
120…ニックネーム変換モジュール
130…ブロックリストDB
140…プロファイルDB
200…携帯電話
210…チャットモジュール
220…マイルームモジュール
230…メールモジュール
240…ブロックリスト登録モジュール
250…ブロックリスト検索モジュール
260…ブロックリスト送受信モジュール
270…ブロックリスト

Claims (9)

  1. 仮想空間においてユーザー同士がコミュニケーションを行うコミュニケーションシステムであって、
    他のユーザーとのコミュニケーションを拒絶した場合に、該他のユーザーの識別子を記憶するブロックユーザー記憶手段と、
    ユーザーが他のユーザーとコミュニケーションを行う場合に、コミュニケーション可能なユーザーから前記ブロックユーザー記憶手段に記憶されているユーザーを除外するブロック手段
    を具備することを特徴とするコミュニケーションシステム。
  2. 仮想空間においてユーザー同士がコミュニケーションを行うコミュニケーションシステムであって、
    ユーザー毎に、他のユーザーとのコミュニケーションを拒絶した場合に、該他のユーザーの識別子を記憶するブロックユーザー記憶手段と、
    第1のユーザーが第2のユーザーとコミュニケーションを行う場合に、コミュニケーション可能なユーザーから前記第1のユーザーに対応して前記ブロックユーザー記憶手段に記憶されているユーザーに前記第2のユーザーが含まれている場合、または前記第2のユーザーに対応して前記ブロックユーザー記憶手段に記憶されているユーザーに前記第1のユーザーが含まれている場合には前記第2のユーザーを除外するブロック手段
    を具備することを特徴とするコミュニケーションシステム。
  3. ユーザーの識別子の変更があった場合に、変更前の識別子と変更後の識別子とを対応させて記憶する新旧識別子記憶手段と、
    前記新旧識別子記憶手段を参照して、前記ブロックユーザー記憶手段に記憶されているユーザーを変更後のユーザーの識別子に変更するユーザー識別子変更手段
    を具備することを特徴とする請求項1または2に記載のコミュニケーションシステム。
  4. 仮想空間においてユーザー同士がコミュニケーションを行うコミュニケーションシステムを動作させるコミュニケーションプログラムであって、
    前記コミュニケーションシステムに、
    他のユーザーとのコミュニケーションを拒絶した場合に、該他のユーザーの識別子を記憶するブロックユーザー記憶機能と、
    ユーザーが他のユーザーとコミュニケーションを行う場合に、コミュニケーション可能なユーザーから前記ブロックユーザー記憶機能に記憶されているユーザーを除外するブロック機能
    を実現させることを特徴とするコミュニケーションプログラム。
  5. 仮想空間においてユーザー同士がコミュニケーションを行うコミュニケーションシステムを動作させるコミュニケーションプログラムであって、
    前記コミュニケーションシステムに、
    ユーザー毎に、他のユーザーとのコミュニケーションを拒絶した場合に、該他のユーザーの識別子を記憶するブロックユーザー記憶機能と、
    第1のユーザーが第2のユーザーとコミュニケーションを行う場合に、コミュニケーション可能なユーザーから前記第1のユーザーに対応して前記ブロックユーザー記憶機能に記憶されているユーザーに前記第2のユーザーが含まれている場合、または前記第2のユーザーに対応して前記ブロックユーザー記憶機能に記憶されているユーザーに前記第1のユーザーが含まれている場合には前記第2のユーザーを除外するブロック機能
    を実現させることを特徴とするコミュニケーションプログラム。
  6. ユーザーの識別子の変更があった場合に、変更前の識別子と変更後の識別子とを対応させて記憶する新旧識別子記憶機能と、
    前記新旧識別子記憶機能を参照して、前記ブロックユーザー記憶機能に記憶されているユーザーを変更後のユーザーの識別子に変更するユーザー識別子変更機能
    を実現させることを特徴とする請求項4または5に記載のコミュニケーションプログラム。
  7. 仮想空間においてユーザー同士がコミュニケーションを行うコミュニケーションシステムが行うコミュニケーション方法であって、
    前記コミュニケーションシステムは、
    他のユーザーとのコミュニケーションを拒絶した場合に、該他のユーザーの識別子を記憶するブロックユーザー記憶手段と
    を具備し、
    ユーザーが他のユーザーとコミュニケーションを行う場合に、コミュニケーション可能なユーザーから前記ブロックユーザー記憶手段に記憶されているユーザーを除外する
    ことを特徴とするコミュニケーション方法。
  8. 仮想空間においてユーザー同士がコミュニケーションを行うコミュニケーションシステムが行うコミュニケーション方法であって、
    前記コミュニケーションシステムは、
    ユーザー毎に、他のユーザーとのコミュニケーションを拒絶した場合に、該他のユーザーの識別子を記憶するブロックユーザー記憶手段と
    を具備し、
    第1のユーザーが第2のユーザーとコミュニケーションを行う場合に、コミュニケーション可能なユーザーから前記第1のユーザーに対応して前記ブロックユーザー記憶手段に記憶されているユーザーに前記第2のユーザーが含まれている場合、または前記第2のユーザーに対応して前記ブロックユーザー記憶手段に記憶されているユーザーに前記第1のユーザーが含まれている場合には前記第2のユーザーを除外する
    ことを特徴とするコミュニケーション方法。
  9. 前記コミュニケーションシステムは、
    ユーザーの識別子の変更があった場合に、変更前の識別子と変更後の識別子とを対応させて記憶する新旧識別子記憶手段
    を具備し、
    前記新旧識別子記憶手段を参照して、前記ブロックユーザー記憶手段に記憶されているユーザーを変更後のユーザーの識別子に変更する
    ことを特徴とする請求項7または8に記載のコミュニケーション方法。
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