JP2007014449A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 一ゲーム毎に、通常の当選確率で各入賞役の内部抽選を行う通常遊技状態と、通常遊技状態よりも再遊技入賞の当選確率を高くすることにより、遊技者が所有する遊技媒体の増減を抑制できる高確率再遊技状態と、ボーナスゲームによって遊技者が多くの遊技媒体を獲得できるボーナス遊技状態と、を出現させる制御部10を備え、制御部10は、所定の条件が成立した後、所定のゲーム回数に亘って通常遊技状態が継続したとき、通常遊技状態から高確率再遊技状態に移行させる。
【選択図】 図4
Description
このようなスロットマシンでは、通常、ゲームの面白さを増すために、複数のリールが一定の確率で自動的に制御されて、各リールに付された図柄が入賞ライン上で所定配列となるよう停止する、いわゆる「内部当たり抽選」と呼ばれる入賞制御が行われる。
より具体的には、内部当たり抽選の結果、ある内容に当選すると、回転する複数のリールは、一定範囲内(例えば、該当する図柄の位置から図柄4コマ分の範囲内)で、遊技者の停止ボタンを押すタイミングに拘わらず、図柄が所定の入賞ライン上でその当選内容に応じた所定の入賞配列(例えば「7・7・7」や「BAR・BAR・BAR」等)となるように停止制御(入賞制御)される。
この停止制御の結果、遊技の巧拙等に拘わらず、遊技者が一定範囲内で停止ボタンを押下すれば、図柄が所定の入賞配列となるようにリールが自動的に停止され、停止された入賞配列に応じて所定量のメダルが払い出される。その結果、初心者や遊技に不慣れな者であっても、一定の確率で所定量の入賞メダルを獲得できることになる。
通常遊技状態とは、一ゲーム毎に、通常の当選確率で各入賞役の内部抽選を行う遊技状態であり、入賞役としては、所定数の遊技媒体が払い出される小役入賞、遊技者の遊技媒体を消費せずに次回のゲームを行うことができる再遊技入賞、ボーナスゲームの権利が得られるボーナス入賞等が含まれる。
例えば、レギュラーボーナスに当選・入賞した場合は、数ゲームが1セットとなったボーナスゲーム用の制御が行われ、そのボーナスゲーム中は、少量の払い出しのある小役や大量払出のある所定の図柄配列が連続して揃うように抽選及びリールの制御が行われ、百枚以上のメダルが払い出されるようになる。
また、ビッグボーナスに当選・入賞した場合は、上記のレギュラーボーナスが数セット(例えば3セット)連続する制御が行われ、数百枚の大量のメダルが払い出されるようにゲームが制御される。
このように、従来のスロットマシンでは、ボーナス入賞により発生するボーナス遊技状態において、遊技者に有利な大量のメダル払い出しが行われることが最大の特徴となっていた。
この図に示すように、特許文献1に記載されるスロットマシンでは、初期の遊技状態として通常遊技状態(S201)を出現させるとともに、ゲーム毎にボーナス入賞(ボーナス作動)を判断する(S202)。ボーナス入賞であると判断したら、ボーナス遊技状態(S203)に移行し、レギュラーボーナス、ビッグボーナス等のボーナスゲームを実行する。ボーナス遊技状態では、ボーナスの終了を判断し(S204)、この判断結果がYESになると、高確率再遊技状態(S205)に移行する。そして、特許文献1では、つぎのボーナス当選を条件として(S206)、高確率再遊技状態を終了させる。
この図に示すように、特許文献2に記載されるスロットマシンでは、初期の遊技状態として通常遊技状態(S301)を出現させるとともに、ゲーム毎にボーナス入賞(ボーナス作動)を判断し(S302)、ボーナス入賞であると判断したら、ボーナス遊技状態(S303)に移行させる。ボーナス遊技状態では、ボーナスの終了を判断し(S304)、この判断結果がYESになると、高確率再遊技状態(S306)に移行する。そして、特許文献2では、つぎのボーナス当選(S307)、又は規定回数に亘るゲームの消化を条件として(S305、S308)、高確率再遊技状態を終了させる。
なお、特許文献2には、ボーナス遊技状態の終了後に限らず、通常遊技状態における抽選の結果に応じて高確率再遊技状態を出現させてもよいと記載されている。
しかしながら、特許文献1、2に記載されるスロットマシンでは、所定の条件(ボーナス遊技状態の終了、又は通常遊技状態の抽選結果)が成立した直後に高確率再遊技状態に移行するので、所定の条件を成立させた遊技者しか高確率再遊技状態を体験できないという問題がある。例えば、特許文献1の高確率再遊技状態は、常にボーナス遊技状態とセットで実行されるので、ボーナス入賞しなければ、高確率再遊技状態を体験することができない。
また、ボーナス遊技状態の終了直後に高確率再遊技状態を出現させるスロットマシンでは、遊技媒体を減らすことなく、ボーナス入賞を連続的に発生させやすくなる反面、通常遊技状態が長く続き、遊技者の投資金額が限度無く増え続ける可能性がある。
また、高確率遊技状態によって遊技者の投資金額を適度に抑え、遊技者が安心して遊技可能なゲーム性を実現できる。
このようにすると、高確率再遊技状態を利用して、遊技者の投資金額に上限(天井)を設定することができる。例えば、所定のゲーム回数を1000ゲームとすれば、ボーナス終了後、1000ゲームを消化した時点で高確率再遊技状態に移行し、投資金額の増加が頭打ちになる。これにより、遊技者の投資金額が無制限に増え続けることを防止し、遊技者の安心感を高めることができる。
このようにすると、通常遊技状態においてランダムなタイミングで高確率再遊技状態を出現させ、ゲームに面白味を付加することができる。
また、請求項2と併用した場合には、ボーナス終了後、高確率再遊技状態に移行するまでの天井ゲーム数(例えば1000ゲーム)を、ランダムなタイミングで所定のゲーム数(例えば100ゲーム)に書き換え、高確率再遊技状態が出現するタイミングに変化を与えることができる。
このようにすると、特定の図柄配列が判りにくくなるので、遊技者の意表を突く高確率再遊技状態の出現により、ゲームに意外性を付加することができる。
このようにすると、高確率再遊技状態への移行条件に詳しくない遊技者でも、高確率再遊技状態を確実に体験することができる。
ここで、以下の実施形態に示す本発明のスロットマシンは、プログラムに制御されたコンピュータにより動作するようになっている。プログラムは、コンピュータの各構成要素に指令を送り、所定の処理、例えば、リールの回転開始処理,リールの停止制御処理,内部当たりの抽選処理等を行わせる。このように、本発明にかかるスロットマシンにおける各処理,動作は、プログラムとコンピュータとが協働した具体的手段により実現されるものである。なお、プログラムは予めROM,RAM等の記録媒体に格納され、コンピュータに実装された記録媒体から当該コンピュータにプログラムを読み込ませて実行されるが、例えば通信回線を介してコンピュータに読み込ませることもできる。また、プログラムを格納する記録媒体は、例えば半導体メモリ,磁気ディスク,光ディスク、その他コンピュータで読取り可能な任意の記録手段により構成できる。
まず、図1及び図2を参照して、本実施形態に係るスロットマシン本体の構成について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るスロットマシンの概略正面図、図2は、本発明の実施形態に係るスロットマシンの内部構成を示す概略斜視図である。
具体的には、スロットマシン1は、内部にマイクロコンピュータ等で構成された制御部10及び必要な機械,装置等を収納可能な筐体状に構成されており、筐体の前面側が前扉1aによって開閉可能に覆われている。
前扉1aは、図1及び図2に示すように、スロットマシン1の筐体にヒンジ等を介して開閉自在に取り付けられる扉体で、この前扉1aに前面パネル2とその他各部が備えられてスロットマシン1の正面部を構成している。
表示器Lは、点灯・点滅するランプ等からなる表示手段であり、大当たり当選時や各種役の入賞時,メダルの払出時等に、ランプが点灯・点滅することで演出が行われるようになっている。
この表示器Lは、制御部10に備えられる表示器駆動回路18によって駆動制御される(図3参照)。
表示窓3は、スロットマシン1内部に配設された三つのリール(左)21a,リール(中)21b,リール(右)21c(図3参照)の視認用の窓部で、通常、無色透明又は有色透明な樹脂製パネル等からなり、三つの各リール21の周囲に描かれた複数の図柄のうち、縦方向に連続して隣接する複数(通常三つ)の図柄をそれぞれ視認,識別できるようになっている。
この表示窓3には、通常、入賞ライン表示が描かれており(図示省略)、所定の入賞ラインに沿って停止,配列されたリール21a〜21cの図柄の組合せによって、ゲームの入賞が決定されるようになっている。
スタートレバー4は、三つの各リール21の回転を開始させるゲームスタート手段であり、このスタートレバー4が遊技者の操作によって押下されることで、後述する制御部10にスタート信号が出力され(図4参照)、本体内部の各リール21a〜21cが一斉に(又は順次)回転するようになっている。
また、このスタートレバー4の押下によりスタート信号が入力されることで、制御部10において後述する内部当たりの抽選が行われる。
従って、遊技者がこれらスタートレバー4及び停止ボタン5を操作することにより、三つのリール21a〜21cを回転及び停止させて、各リール21a〜21cに付された図柄を所定の入賞配列となるよう揃えるスロットマシン遊技を行うことができる。
また、メダル投入口6から投入されるメダルの数は、貯留メダル数として制御部10内のRAM12に記憶されるようになっており(図3参照)、遊技の開始に先立って、予め複数のメダルを投入して貯留メダルとして貯留,記憶できるようになっている。この貯留メダル数は前面パネル2のクレジット表示部2bに数値として表示される。
この投入ボタン7が押下されると、メダル信号が制御部10に出力され(図3参照)、押下された回数と同数のメダルが、RAM12に記憶された貯留メダルからゲームに投入されることになる。なお、貯留メダルが投入されると、メモリの貯留メダル数が投入数だけ減算され、クレジット表示部2bの表示数値も投入数だけ減ることになる。
遊技メダル払出口8は、停止ボタン5の押下によって停止されたリール21が所定の入賞配列となった場合に、筐体内のホッパー装置30から排出される入賞配列に応じた数量の入賞メダルが払い出されるようになっている。払い出されたメダル数は、リールの表示窓3の下側にある状態表示部を構成するペイアウト表示部2dに表示される。
このスピーカ9から発生される音声は、制御部10に備えられるサウンド回路17に生成・出力される(図3参照)。
同図に示すように、スロットマシン1の筐体内部には、三個のリール21a〜21cを回転及び停止駆動するドラムユニット20や、メダルを払い出すホッパー装置30、その他の機械,装置等が備えられている。
ドラムユニット20は、三つのリール21a,21b,21cと、三つのリール21a〜21cは回転自在に保持し、各リール21a〜21cに対応するステッピングモータ23a〜23cを回転駆動することで各リール21a〜21cの回転の始動,定速回転及び停止の制御を行うモータ駆動回路22と、停止された各リール21a〜21cの停止位置を検出して位置信号を制御部10に出力する回動位置検出部24を備えている(図3参照)。
各リール21a〜21cに備えられる図柄は、各リールごとに等間隔で配設され、例えば「チェリー」や「BAR」,「リプレイ」等の文字や、スロットマシンのキャラクターや果物等を示す絵柄等が、所定の順番で表示されており、通常、各リールに21個ずつの図柄が表示されるようになっている。
そして、このリール21a〜21cの図柄が、対応する停止ボタン5a〜5cが押下操作されることで、上述した表示窓3の入賞ラインに沿って所定の組合せで停止されることで入賞が決定される。
ドラムユニット20では、三つのリール21a〜21cは対応する三つのステッピングモータ23a〜23cによってそれそれ回転自在に保持されており、スタートレバー4及び停止ボタン5a〜5cが押下操作されることで、モータ駆動回路22が制御部10からパルス(駆動)信号を入力してステッピングモータ23a〜23cを駆動して(図4参照)、対応するリール21a〜21cの回転の始動,定速回転及び停止の制御が行われる。
そして、制御部10で行われる内部当たり抽選の結果に応じてリール21の停止位置が制御されて、遊技者の停止ボタン5を押すタイミングに拘わらず、すなわち、各停止ボタン5a〜5cの押下タイミングがずれていても、一定範囲内(通常、図柄4コマの範囲内)で対応するリール21a〜21cの図柄が特定配列となるよう、リール21が停止制御されることになる。
このホッパー装置30から排出されたメダルが、前扉1aの遊技メダル払出口8からスロットマシン前面に払い出されて遊技者に提供されることになる。
次に、図3を参照して、以上のような構成からなる本実施形態に係るスロットマシンを制御する制御手段(制御部10)について説明する。
図3は、本発明の実施形態に係るスロットマシンの制御手段の概略を示すブロック図である。
同図に示すように、本実施形態の制御部10は、上述したスロットマシン1の各部を制御する制御手段であって、IC,メモリ,各種回路基板等を備えたマイクロコンピュータにより構成されている。
具体的には、制御部10は、CPU11と、記憶手段となるRAM12及びROM13、基準クロックを発生するクロック発生回路14,内部当たり抽選用の乱数を発生する乱数発生回路15,各表示部2a〜2dを駆動する表示部駆動回路16,スピーカ9を介して音声を発生されるサウンド回路17,演出用の表示器Lを駆動させる表示器駆動回路18等を備えている。
また、制御部10は、スタートレバー4からのスタート信号及び停止ボタン5a〜5cからのストップ信号を入力することにより、リール21の制御信号となるパルス(駆動)信号をドラムユニット20へ出力し、リール21a〜21cの回転及び停止させる。これにより、ドラムユニット20では、スタート信号によってリール21a〜21cを回転させるとともに、停止ボタン5a〜5cの押下操作により入力されるストップ信号により、対応するリール21a〜21cを停止させることになる。
また、制御部10は、ドラムユニット20から入力されるマーカー信号より、各リール21a〜21cの停止図柄を認識し、この停止図柄が所定の入賞配列か否かを判定するようになっており、判定の結果、所定の入賞配列であるときは、入賞の種類に応じた枚数のメダルの払出処理を行うようになっている。
内部当たり抽選は、各ゲーム毎に行われる抽選処理であり、カウンタIC等からなる乱数発生回路15とROM13に予め設定,記憶された抽選テーブルにより実行され、抽出された乱数が抽選テーブルのいずれの領域に属しているかで、その属する領域が示す内容が抽選結果として決定・当選するようになっている。
具体的には、乱数発生回路15は、所定の乱数幅の範囲(例えば1〜16384)で乱数を発生させる。抽選テーブルは、ROM13に格納されるデータテーブルからなり、乱数値が取り得る範囲(1〜16384等)に対応して所定の当選内容が割り当てられている。
そして、スタートレバー4が押下された瞬間に乱数発生回路15から一の乱数が抽出され、その抽出された乱数が抽選テーブルの値と照合されることにより、その乱数値が属する当選内容が抽選結果として決定され、その当選内容に応じてリール21の停止位置が制御され、ある入賞内容に当選すると、遊技者の停止ボタン5を押すタイミングに拘わらず、一定範囲内で各リール21に付された図柄がその入賞内容に応じた配列となるように停止制御されることになる。
また、内部当たり抽選の結果、所定の大当たりに当選した場合には、制御部10は表示部駆動回路16に信号を出力し、内部当たり告知部2aのランプを点灯(点滅)等させることで内部当たり告知を行わせる。
通常遊技状態は、一ゲーム毎に、通常の当選確率で各入賞役の内部当たり抽選を行う遊技状態であり、通常、ゲーム数に比例して遊技者のメダルが減る。
ボーナス遊技状態は、レギュラーボーナス(RB)、ビッグボーナス(BB)等のボーナスゲームによって、遊技者が多くの遊技媒体を獲得できる遊技状態である。例えば、レギュラーボーナスでは、百枚以上のメダルが払い出され、ビッグボーナスでは、数百枚の大量のメダルが払い出されるようにゲームが制御される。
高確率再遊技状態は、通常遊技状態よりも再遊技入賞の当選確率を高くする遊技状態であり、遊技者が所有するメダルの増減を抑えながらゲームを続けることができる。例えば、高確率再遊技状態における出玉率((払出数/投入数)×100)を100%に設定した場合、遊技者は、所有するメダル数をほぼ維持しながら、ゲームを続けることができる。また、100%を越える出玉率を設定してもよく、この場合には、所有メダル数を少しずつ増やしながら、ゲームを続けることが可能になる。
次に、本実施形態に係るスロットマシンの制御手順(遊技状態の移行処理)について、図4及び図5を参照しつつ説明する。
図4は、本発明の実施形態に係るスロットマシンの制御手順(遊技状態の移行処理)を示すフローチャート、図5は、本発明の実施形態に係るスロットマシンの動作例を示すタイミングチャートである。
この図に示すように、制御部10は、初期の遊技状態として通常遊技状態(S101)を出現させるとともに、ゲーム毎に、ボーナス当選やボーナス作動の判定を行う(S102、S103)。ここで、ボーナス当選とは、内部当たり抽選におけるボーナス当たりを意味し、ボーナス作動とは、リール21上にボーナス入賞の図柄配列が揃うことを意味する。
規定回数N1をセットしたら、一ゲーム毎に規定回数の消化を判断するとともに(S107)、この判断結果がYESになったら高確率再遊技状態に移行させる(S108)。そして、高確率再遊技状態は、つぎのボーナス当選が発生するまで継続される(S109)。
また、高確率再遊技状態を利用して、遊技者の投資金額に上限(天井)を設定することができる。本実施形態では、規定回数を1000ゲームとしているので、ボーナス終了後、1000ゲームを消化した時点で高確率再遊技状態に移行し、投資金額の増加が頭打ちになる。
規定回数N2をセットしたら、一ゲーム毎に規定回数の消化を判断するとともに(S107)、この判断結果がYESになったら高確率再遊技状態に移行させる(S108)。そして、高確率再遊技状態は、つぎのボーナス当選が発生するまで継続される(S109)。
また、規定回数N2は、ボーナス終了後の天井ゲーム数を規定する規定回数N1よりも小さいことが好ましい。このようにすると、ボーナス終了後、高確率再遊技状態に移行するまでの天井ゲーム数(例えば1000ゲーム)を、ランダムなタイミングで所定のゲーム数(例えば100ゲーム)に書き換え、高確率再遊技状態が出現するタイミングに変化を与えることができる。
また、高確率再遊技入賞用の特定図柄配列は、「Replay・Replay・Replay」などの判りやすい図柄配列としてもよいが、「スイカ・Replay・スイカ」,「7・スイカ・7」,「7・7・スイカ」等のように、複数種類の図柄の組み合わせからなる判りにくい図柄配列とすることが好ましい。このようにすると、遊技者の意表を突く高確率再遊技状態の出現により、ゲームに意外性を付加することができる。
このようにすると、高確率再遊技状態への移行が事前に報知されるので、高確率再遊技状態への移行条件に詳しくない遊技者でも、高確率再遊技状態を確実に体験することができる。
また、ボーナス終了後、高確率再遊技状態に移行するまでの天井ゲーム数(例えば1000ゲーム)を、ランダムなタイミングで所定のゲーム数(例えば100ゲーム)に書き換え、高確率再遊技状態が出現するタイミングに変化を与えることができる。
さらに、高確率再遊技状態に移行する以前に、所定のタイミングで高確率再遊技状態への移行を遊技者に報知することにより、高確率再遊技状態への移行条件に詳しくない遊技者でも、高確率再遊技状態を確実に体験することができる。
例えば、スロットマシンの内部当たり抽選により抽選,決定される入賞内容としては、一般に「ハズレ」,「小役」,「リプレイ(再遊技)」,「大当たり(BB,RB)」等、数種類に分かれており、本発明においても、同様の入賞内容が抽選により決定されるようになっているが、この入賞の種類や具体的な内容は、スロットマシンの型や種類等に応じて設定されるようになっており、本発明においても、入賞の種類や内容等については特段の限定等はない。
2 前面パネル
3 表示窓
4 スタートレバー
5(5a,5b,5c) 停止ボタン
6 メダル投入口
8 遊技メダル払出口
9 スピーカ
10 制御部
20 ドラムユニット
21(21a,21b,21c) リール
30 ホッパー装置
Claims (5)
- スタート操作に応じて回転が開始された複数のリールを、停止操作に応じて停止させることにより一ゲームが終了するとともに、各リール上の停止図柄配列にもとづいて判定される入賞役として、所定数の遊技媒体が払い出される小役入賞と、遊技者の遊技媒体を消費せずに次回のゲームを行うことができる再遊技入賞と、ボーナスゲームの権利が得られるボーナス入賞とが含まれるスロットマシンであって、
一ゲーム毎に、通常の当選確率で各入賞役の内部抽選を行う通常遊技状態と、
通常遊技状態よりも再遊技入賞の当選確率を高くすることにより、遊技者が所有する遊技媒体の増減を抑制できる高確率再遊技状態と、
ボーナスゲームによって遊技者が多くの遊技媒体を獲得できるボーナス遊技状態と、を出現させる制御手段を備え、
当該制御手段は、所定の条件が成立した後、所定のゲーム回数に亘って通常遊技状態が継続したとき、通常遊技状態から高確率再遊技状態に移行させることを特徴とするスロットマシン。 - 前記制御手段は、ボーナス遊技状態の終了後、所定のゲーム回数に亘って通常遊技状態が継続したとき、通常遊技状態から高確率再遊技状態に移行させる請求項1記載のスロットマシン。
- 前記制御手段は、各リールの停止図柄配列が特定の図柄配列となった後、所定のゲーム回数に亘って通常遊技状態が継続したとき、通常遊技状態から高確率再遊技状態に移行させる請求項1又は2記載のスロットマシン。
- 前記特定の図柄配列は、複数種類の図柄を組み合わせた配列である請求項3記載のスロットマシン。
- 前記制御手段は、高確率再遊技状態に移行する以前に、所定のタイミングで高確率再遊技状態への移行を遊技者に報知する請求項1〜4のいずれかに記載のスロットマシン。
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