JP2007014449A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】 高確率再遊技状態を体験しやすくするとともに、高確率再遊技状態によって遊技者の投資金額を適度に抑え、遊技者が安心して遊技できるゲーム性を備えたスロットマシンを提供する。
【解決手段】 一ゲーム毎に、通常の当選確率で各入賞役の内部抽選を行う通常遊技状態と、通常遊技状態よりも再遊技入賞の当選確率を高くすることにより、遊技者が所有する遊技媒体の増減を抑制できる高確率再遊技状態と、ボーナスゲームによって遊技者が多くの遊技媒体を獲得できるボーナス遊技状態と、を出現させる制御部10を備え、制御部10は、所定の条件が成立した後、所定のゲーム回数に亘って通常遊技状態が継続したとき、通常遊技状態から高確率再遊技状態に移行させる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、メダルなどの遊技媒体を使用して遊技され、回転する複数のリール(回胴)を、各リールに付された絵柄,文字等の図柄が入賞ライン上で所定の配列となるよう停止させることによって、一定量の入賞メダルを獲得するスロットマシン(回胴式遊技機)に関し、特に、遊技者が安心して遊技できるゲーム性を備えたスロットマシンに関する。
一般に、スロットマシンは、遊技者が遊技媒体となるメダルを投入してスタートレバーを押下することにより、外周面に所定の絵柄や数字,文字等の図柄を表示した複数(通常3個)のリールが回転を開始し、任意のタイミングで停止ボタンが押されることでリールが停止し、停止したリールの図柄の配列に応じて所定数のメダルが払い出される遊技機である。
このようなスロットマシンでは、通常、ゲームの面白さを増すために、複数のリールが一定の確率で自動的に制御されて、各リールに付された図柄が入賞ライン上で所定配列となるよう停止する、いわゆる「内部当たり抽選」と呼ばれる入賞制御が行われる。
この内部当たり抽選による制御は、スタートレバーの押下によりゲームが開始されると、ゲーム1回ごとにスロットマシン内部で自動的に内部当たりの抽選が行われて当選内容が決定され、その当選内容に応じてリールの停止位置が制御されるもので、抽選の結果ある内容に当選すると、遊技者の停止ボタンを押すタイミングに拘わらず、一定範囲内で各リールに付された図柄がその当選内容に応じた配列(入賞配列)となるように自動的に停止制御され、その入賞配列に応じた所定量のメダルが払い出される。
より具体的には、内部当たり抽選の結果、ある内容に当選すると、回転する複数のリールは、一定範囲内(例えば、該当する図柄の位置から図柄4コマ分の範囲内)で、遊技者の停止ボタンを押すタイミングに拘わらず、図柄が所定の入賞ライン上でその当選内容に応じた所定の入賞配列(例えば「7・7・7」や「BAR・BAR・BAR」等)となるように停止制御(入賞制御)される。
このようにリールの停止制御が行われることにより、各リールの停止ボタンの押下タイミングが、ある入賞内容の配列を構成する図柄(「7」,「BAR」等)を配列上に止めるタイミングからずれたとしても、そのずれが一定範囲内(その図柄から4コマ分等の範囲内)であれば、機械的制御によってその図柄が所定の入賞ライン上に位置するように止められ、入賞配列が構成される。
この停止制御の結果、遊技の巧拙等に拘わらず、遊技者が一定範囲内で停止ボタンを押下すれば、図柄が所定の入賞配列となるようにリールが自動的に停止され、停止された入賞配列に応じて所定量のメダルが払い出される。その結果、初心者や遊技に不慣れな者であっても、一定の確率で所定量の入賞メダルを獲得できることになる。
ここで、以上のようなリールの停止制御によって所定量のメダルが払い出されるスロットマシンでは、通常遊技状態、ボーナス遊技状態等の複数の遊技状態を出現させるように制御が行われている。
通常遊技状態とは、一ゲーム毎に、通常の当選確率で各入賞役の内部抽選を行う遊技状態であり、入賞役としては、所定数の遊技媒体が払い出される小役入賞、遊技者の遊技媒体を消費せずに次回のゲームを行うことができる再遊技入賞、ボーナスゲームの権利が得られるボーナス入賞等が含まれる。
これに対して、ボーナス遊技状態とは、レギュラーボーナス(RB)、ビッグボーナス(BB)等のボーナスゲームによって、遊技者が多くの遊技媒体を獲得できる遊技状態である。
例えば、レギュラーボーナスに当選・入賞した場合は、数ゲームが1セットとなったボーナスゲーム用の制御が行われ、そのボーナスゲーム中は、少量の払い出しのある小役や大量払出のある所定の図柄配列が連続して揃うように抽選及びリールの制御が行われ、百枚以上のメダルが払い出されるようになる。
また、ビッグボーナスに当選・入賞した場合は、上記のレギュラーボーナスが数セット(例えば3セット)連続する制御が行われ、数百枚の大量のメダルが払い出されるようにゲームが制御される。
このように、従来のスロットマシンでは、ボーナス入賞により発生するボーナス遊技状態において、遊技者に有利な大量のメダル払い出しが行われることが最大の特徴となっていた。
近年、上記以外の遊技状態として、高確率再遊技状態を出現させるスロットマシンが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。高確率再遊技状態とは、通常遊技状態よりも再遊技入賞の当選確率を高くする遊技状態であり、遊技者は、所有する遊技媒体を減らすことなく、ゲームを継続することができる。
図6は、従来例(特許文献1)に係るスロットマシンの制御手順(遊技状態の移行処理)を示すフローチャートである。
この図に示すように、特許文献1に記載されるスロットマシンでは、初期の遊技状態として通常遊技状態(S201)を出現させるとともに、ゲーム毎にボーナス入賞(ボーナス作動)を判断する(S202)。ボーナス入賞であると判断したら、ボーナス遊技状態(S203)に移行し、レギュラーボーナス、ビッグボーナス等のボーナスゲームを実行する。ボーナス遊技状態では、ボーナスの終了を判断し(S204)、この判断結果がYESになると、高確率再遊技状態(S205)に移行する。そして、特許文献1では、つぎのボーナス当選を条件として(S206)、高確率再遊技状態を終了させる。
図7は、従来例(特許文献2)に係るスロットマシンの制御手順(遊技状態の移行処理)を示すフローチャートである。
この図に示すように、特許文献2に記載されるスロットマシンでは、初期の遊技状態として通常遊技状態(S301)を出現させるとともに、ゲーム毎にボーナス入賞(ボーナス作動)を判断し(S302)、ボーナス入賞であると判断したら、ボーナス遊技状態(S303)に移行させる。ボーナス遊技状態では、ボーナスの終了を判断し(S304)、この判断結果がYESになると、高確率再遊技状態(S306)に移行する。そして、特許文献2では、つぎのボーナス当選(S307)、又は規定回数に亘るゲームの消化を条件として(S305、S308)、高確率再遊技状態を終了させる。
なお、特許文献2には、ボーナス遊技状態の終了後に限らず、通常遊技状態における抽選の結果に応じて高確率再遊技状態を出現させてもよいと記載されている。
特許第3581379号公報 特開2001−137430号公報
上記のような高確率再遊技状態を出現させるスロットマシンによれば、遊技者が所有する遊技媒体の増減を抑制しつつ、ゲームを継続できるので、遊技媒体が減る通常遊技状態や、遊技媒体が増えるボーナス遊技状態とは異なる遊技状態の出現により、スロットマシンのゲーム性に変化を与えることができる。
しかしながら、特許文献1、2に記載されるスロットマシンでは、所定の条件(ボーナス遊技状態の終了、又は通常遊技状態の抽選結果)が成立した直後に高確率再遊技状態に移行するので、所定の条件を成立させた遊技者しか高確率再遊技状態を体験できないという問題がある。例えば、特許文献1の高確率再遊技状態は、常にボーナス遊技状態とセットで実行されるので、ボーナス入賞しなければ、高確率再遊技状態を体験することができない。
また、ボーナス遊技状態の終了直後に高確率再遊技状態を出現させるスロットマシンでは、遊技媒体を減らすことなく、ボーナス入賞を連続的に発生させやすくなる反面、通常遊技状態が長く続き、遊技者の投資金額が限度無く増え続ける可能性がある。
本発明は、従来の課題を解決するために提案されたものであり、高確率再遊技状態を体験しやすくするとともに、高確率再遊技状態によって遊技者の投資金額を適度に抑え、遊技者が安心して遊技できるゲーム性を備えたスロットマシンの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のスロットマシンは、請求項1に記載するように、スタート操作に応じて回転が開始された複数のリールを、停止操作に応じて停止させることにより一ゲームが終了するとともに、各リール上の停止図柄配列にもとづいて判定される入賞役として、所定数の遊技媒体が払い出される小役入賞と、遊技者の遊技媒体を消費せずに次回のゲームを行うことができる再遊技入賞と、ボーナスゲームの権利が得られるボーナス入賞とが含まれるスロットマシンであって、一ゲーム毎に、通常の当選確率で各入賞役の内部抽選を行う通常遊技状態と、通常遊技状態よりも再遊技入賞の当選確率を高くすることにより、遊技者が所有する遊技媒体の増減を抑制できる高確率再遊技状態と、ボーナスゲームによって遊技者が多くの遊技媒体を獲得できるボーナス遊技状態と、を出現させる制御手段を備え、当該制御手段は、所定の条件が成立した後、所定のゲーム回数に亘って通常遊技状態が継続したとき、通常遊技状態から高確率再遊技状態に移行させる構成としてある。
このようにすると、所定の条件が成立しても、直ぐには高確率遊技状態が出現しないので、所定の条件を成立させた遊技者でなくても、高確率再遊技状態を体験することが可能になる。
また、高確率遊技状態によって遊技者の投資金額を適度に抑え、遊技者が安心して遊技可能なゲーム性を実現できる。
また、請求項2に記載するように、前記制御手段は、ボーナス遊技状態の終了後、所定のゲーム回数に亘って通常遊技状態が継続したとき、通常遊技状態から高確率再遊技状態に移行させる構成としてある。
このようにすると、高確率再遊技状態を利用して、遊技者の投資金額に上限(天井)を設定することができる。例えば、所定のゲーム回数を1000ゲームとすれば、ボーナス終了後、1000ゲームを消化した時点で高確率再遊技状態に移行し、投資金額の増加が頭打ちになる。これにより、遊技者の投資金額が無制限に増え続けることを防止し、遊技者の安心感を高めることができる。
また、請求項3に記載するように、前記制御手段は、各リールの停止図柄配列が特定の図柄配列となった後、所定のゲーム回数に亘って通常遊技状態が継続したとき、通常遊技状態から高確率再遊技状態に移行させる構成としてある。
このようにすると、通常遊技状態においてランダムなタイミングで高確率再遊技状態を出現させ、ゲームに面白味を付加することができる。
また、請求項2と併用した場合には、ボーナス終了後、高確率再遊技状態に移行するまでの天井ゲーム数(例えば1000ゲーム)を、ランダムなタイミングで所定のゲーム数(例えば100ゲーム)に書き換え、高確率再遊技状態が出現するタイミングに変化を与えることができる。
また、請求項4に記載するように、前記特定の図柄配列は、複数種類の図柄を組み合わせた配列としてある。
このようにすると、特定の図柄配列が判りにくくなるので、遊技者の意表を突く高確率再遊技状態の出現により、ゲームに意外性を付加することができる。
また、請求項5に記載するように、前記制御手段は、高確率再遊技状態に移行する以前に、所定のタイミングで高確率再遊技状態への移行を遊技者に報知する構成としてある。
このようにすると、高確率再遊技状態への移行条件に詳しくない遊技者でも、高確率再遊技状態を確実に体験することができる。
本発明のスロットマシンによれば、所定の条件が成立した後、所定のゲーム回数に亘って通常遊技状態が継続したとき、通常遊技状態から高確率再遊技状態に移行させることにより、所定の条件を成立させた遊技者でなくても、高確率再遊技状態を体験できるようにするとともに、高確率遊技状態によって遊技者の投資金額を適度に抑え、遊技者が安心して遊技可能なゲーム性を実現できる。
以下、本発明に係るスロットマシンの好ましい実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
ここで、以下の実施形態に示す本発明のスロットマシンは、プログラムに制御されたコンピュータにより動作するようになっている。プログラムは、コンピュータの各構成要素に指令を送り、所定の処理、例えば、リールの回転開始処理,リールの停止制御処理,内部当たりの抽選処理等を行わせる。このように、本発明にかかるスロットマシンにおける各処理,動作は、プログラムとコンピュータとが協働した具体的手段により実現されるものである。なお、プログラムは予めROM,RAM等の記録媒体に格納され、コンピュータに実装された記録媒体から当該コンピュータにプログラムを読み込ませて実行されるが、例えば通信回線を介してコンピュータに読み込ませることもできる。また、プログラムを格納する記録媒体は、例えば半導体メモリ,磁気ディスク,光ディスク、その他コンピュータで読取り可能な任意の記録手段により構成できる。
[スロットマシン本体]
まず、図1及び図2を参照して、本実施形態に係るスロットマシン本体の構成について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るスロットマシンの概略正面図、図2は、本発明の実施形態に係るスロットマシンの内部構成を示す概略斜視図である。
これらの図に示すように、本実施形態のスロットマシンは、従来のスロットマシンと同様、スロットマシン1に備えられた複数のリール21a,21b,21cを回転させ、各リール21a〜21cに付された図柄(文字,絵柄等)を所定の配列に停止させることによって入賞メダルを獲得することができる回胴式遊技機を構成している。
具体的には、スロットマシン1は、内部にマイクロコンピュータ等で構成された制御部10及び必要な機械,装置等を収納可能な筐体状に構成されており、筐体の前面側が前扉1aによって開閉可能に覆われている。
前扉1aは、図1及び図2に示すように、スロットマシン1の筐体にヒンジ等を介して開閉自在に取り付けられる扉体で、この前扉1aに前面パネル2とその他各部が備えられてスロットマシン1の正面部を構成している。
前扉1aの最上部には、表示器Lが備えられている。
表示器Lは、点灯・点滅するランプ等からなる表示手段であり、大当たり当選時や各種役の入賞時,メダルの払出時等に、ランプが点灯・点滅することで演出が行われるようになっている。
この表示器Lは、制御部10に備えられる表示器駆動回路18によって駆動制御される(図3参照)。
前面パネル2は、ほぼ中央部分に表示窓3が設けられ、筐体内の各リール21a〜21cが外部から視認可能となっている。
表示窓3は、スロットマシン1内部に配設された三つのリール(左)21a,リール(中)21b,リール(右)21c(図3参照)の視認用の窓部で、通常、無色透明又は有色透明な樹脂製パネル等からなり、三つの各リール21の周囲に描かれた複数の図柄のうち、縦方向に連続して隣接する複数(通常三つ)の図柄をそれぞれ視認,識別できるようになっている。
この表示窓3には、通常、入賞ライン表示が描かれており(図示省略)、所定の入賞ラインに沿って停止,配列されたリール21a〜21cの図柄の組合せによって、ゲームの入賞が決定されるようになっている。
前面パネル2の下側の前扉1aのほぼ中央部分には、スタートレバー4,停止ボタン5,メダル投入口6,精算ボタン6b,投入ボタン7等の遊技者が操作するためのボタン類が備えられている。
スタートレバー4は、三つの各リール21の回転を開始させるゲームスタート手段であり、このスタートレバー4が遊技者の操作によって押下されることで、後述する制御部10にスタート信号が出力され(図4参照)、本体内部の各リール21a〜21cが一斉に(又は順次)回転するようになっている。
また、このスタートレバー4の押下によりスタート信号が入力されることで、制御部10において後述する内部当たりの抽選が行われる。
停止ボタン5は、回転するリール21を停止させる停止手段であり、三つのリール(左)21a,リール(中)21b,リール(右)21cに対応して設けられた三つの停止ボタン(左)5a,停止ボタン(中)5b,停止ボタン(右)5cが備えられている。この各停止ボタン5a,5b,5cが遊技者の任意のタイミングで押下されることで、制御部10にストップ信号が出力され(図4参照)、対応する各リール21a,21b,21cの回転が停止されるようになっている。
従って、遊技者がこれらスタートレバー4及び停止ボタン5を操作することにより、三つのリール21a〜21cを回転及び停止させて、各リール21a〜21cに付された図柄を所定の入賞配列となるよう揃えるスロットマシン遊技を行うことができる。
メダル投入口6は、ゲームに使用される遊技媒体となるメダルの受け入れ口であり、このメダル投入口6から投入されるメダル数に応じてゲームが行えるようになっている。メダル投入口6の本体内部側には、図2に示すようにメダルセレクタ6aが備えられ、投入されたメダル数がカウントされ、そのメダル数を示すメダル信号が、本体内部の制御部10に出力されるようになっている。
また、メダル投入口6から投入されるメダルの数は、貯留メダル数として制御部10内のRAM12に記憶されるようになっており(図3参照)、遊技の開始に先立って、予め複数のメダルを投入して貯留メダルとして貯留,記憶できるようになっている。この貯留メダル数は前面パネル2のクレジット表示部2bに数値として表示される。
精算ボタン6bは、遊技の終了時等に貯留メダルを精算するためのスイッチであり、この精算ボタン6bが押下されることで、貯留メダル分のメダルがホッパー装置30から遊技メダル払出口8に排出され、RAM12に記憶された貯留メダル数のデータも消去される。また、貯留メダルが精算されることでクレジット表示部2bの数値もゼロ表示となる。
メダルの投入ボタン7は、メダル投入口6から投入されたメダルに貯留メダルがある場合に、その貯留メダルの中からゲームに使用する(賭ける)メダルを投入するメダル投入用のスイッチであり、一回の押下によって一ゲームに投入可能な最大数のメダル(通常3枚)を貯留メダルから投入するMAX投入ボタン7aと、一回の押下で1枚のメダルを貯留メダルから投入する1枚賭け用の投入ボタン7bとがある。
この投入ボタン7が押下されると、メダル信号が制御部10に出力され(図3参照)、押下された回数と同数のメダルが、RAM12に記憶された貯留メダルからゲームに投入されることになる。なお、貯留メダルが投入されると、メモリの貯留メダル数が投入数だけ減算され、クレジット表示部2bの表示数値も投入数だけ減ることになる。
スロットマシン1の最下部には、遊技メダル払出口8及びスピーカ9が備えられている。
遊技メダル払出口8は、停止ボタン5の押下によって停止されたリール21が所定の入賞配列となった場合に、筐体内のホッパー装置30から排出される入賞配列に応じた数量の入賞メダルが払い出されるようになっている。払い出されたメダル数は、リールの表示窓3の下側にある状態表示部を構成するペイアウト表示部2dに表示される。
スピーカ9は、遊技者に対してメロディ音やメッセージ音等の各種の音声を発生するようになっており、例えば、制御部10で内部当たり抽選が行われ、所定の大当たりや小役に当選した場合や、入賞図柄が揃って大当たりや小役に入賞した場合等に、所定の演出音声や内部当たりを告知する音声等を発するようになっている。
このスピーカ9から発生される音声は、制御部10に備えられるサウンド回路17に生成・出力される(図3参照)。
図2に、スロットマシン1の筐体内部の概略を示す。
同図に示すように、スロットマシン1の筐体内部には、三個のリール21a〜21cを回転及び停止駆動するドラムユニット20や、メダルを払い出すホッパー装置30、その他の機械,装置等が備えられている。
ドラムユニット20は、三つのリール21a,21b,21cと、三つのリール21a〜21cは回転自在に保持し、各リール21a〜21cに対応するステッピングモータ23a〜23cを回転駆動することで各リール21a〜21cの回転の始動,定速回転及び停止の制御を行うモータ駆動回路22と、停止された各リール21a〜21cの停止位置を検出して位置信号を制御部10に出力する回動位置検出部24を備えている(図3参照)。
リール21は、既存のスロットマシンにおけるものと同様、外周に複数(通常21個)の絵柄や文字等の図柄が描かれた円筒状部材からなり、縦方向(図面上下方向)に回転する三つのリール(左)21a,リール(中)21b,リール(右)21cが横方向(図面左右方向)に一列に並んで配設されている(図2参照)。
各リール21a〜21cに備えられる図柄は、各リールごとに等間隔で配設され、例えば「チェリー」や「BAR」,「リプレイ」等の文字や、スロットマシンのキャラクターや果物等を示す絵柄等が、所定の順番で表示されており、通常、各リールに21個ずつの図柄が表示されるようになっている。
そして、このリール21a〜21cの図柄が、対応する停止ボタン5a〜5cが押下操作されることで、上述した表示窓3の入賞ラインに沿って所定の組合せで停止されることで入賞が決定される。
このような三つのリール21a〜21cは、制御部10とドラムユニット20のモータ駆動回路22及び回動位置検出部24によって駆動制御及び停止制御される。
ドラムユニット20では、三つのリール21a〜21cは対応する三つのステッピングモータ23a〜23cによってそれそれ回転自在に保持されており、スタートレバー4及び停止ボタン5a〜5cが押下操作されることで、モータ駆動回路22が制御部10からパルス(駆動)信号を入力してステッピングモータ23a〜23cを駆動して(図4参照)、対応するリール21a〜21cの回転の始動,定速回転及び停止の制御が行われる。
そして、制御部10で行われる内部当たり抽選の結果に応じてリール21の停止位置が制御されて、遊技者の停止ボタン5を押すタイミングに拘わらず、すなわち、各停止ボタン5a〜5cの押下タイミングがずれていても、一定範囲内(通常、図柄4コマの範囲内)で対応するリール21a〜21cの図柄が特定配列となるよう、リール21が停止制御されることになる。
ホッパー装置30は、筐体内のドラムユニット20の下側に配設されるメダル払出用の装置であり、払出用のメダルを収納するホッパー31と、ホッパー31を駆動して所定数のメダルを排出させるホッパー駆動回路32と、排出されたメダルの枚数を検出して払出数信号を制御部10に出力するメダル検出部33を備えている(図3参照)。
このホッパー装置30から排出されたメダルが、前扉1aの遊技メダル払出口8からスロットマシン前面に払い出されて遊技者に提供されることになる。
[制御手段]
次に、図3を参照して、以上のような構成からなる本実施形態に係るスロットマシンを制御する制御手段(制御部10)について説明する。
図3は、本発明の実施形態に係るスロットマシンの制御手段の概略を示すブロック図である。
同図に示すように、本実施形態の制御部10は、上述したスロットマシン1の各部を制御する制御手段であって、IC,メモリ,各種回路基板等を備えたマイクロコンピュータにより構成されている。
具体的には、制御部10は、CPU11と、記憶手段となるRAM12及びROM13、基準クロックを発生するクロック発生回路14,内部当たり抽選用の乱数を発生する乱数発生回路15,各表示部2a〜2dを駆動する表示部駆動回路16,スピーカ9を介して音声を発生されるサウンド回路17,演出用の表示器Lを駆動させる表示器駆動回路18等を備えている。
まず、制御部10は、メダルセレクタ6aからのメダル信号及び投入ボタン7(7a,7b)からのメダル信号を入力し、メダル投入口6から投入されたメダルの枚数及び投入ボタン7が押下されて賭けられたメダルの投入枚数を確認するとともに、投入ボタン7からのメダル信号に基づき、RAM12で記憶される貯留メダル枚数を減少させる。これにより、各ゲームに使用される(賭けられる)メダル数が決定されることになる。
また、制御部10は、スタートレバー4からのスタート信号及び停止ボタン5a〜5cからのストップ信号を入力することにより、リール21の制御信号となるパルス(駆動)信号をドラムユニット20へ出力し、リール21a〜21cの回転及び停止させる。これにより、ドラムユニット20では、スタート信号によってリール21a〜21cを回転させるとともに、停止ボタン5a〜5cの押下操作により入力されるストップ信号により、対応するリール21a〜21cを停止させることになる。
また、制御部10は、ドラムユニット20から入力されるマーカー信号より、各リール21a〜21cの停止図柄を認識し、この停止図柄が所定の入賞配列か否かを判定するようになっており、判定の結果、所定の入賞配列であるときは、入賞の種類に応じた枚数のメダルの払出処理を行うようになっている。
そして、以上のようなゲーム制御を行う制御部10は、各ゲーム毎に内部当たり抽選を行い、その内部当たり抽選の結果に従ってゲームを制御している。
内部当たり抽選は、各ゲーム毎に行われる抽選処理であり、カウンタIC等からなる乱数発生回路15とROM13に予め設定,記憶された抽選テーブルにより実行され、抽出された乱数が抽選テーブルのいずれの領域に属しているかで、その属する領域が示す内容が抽選結果として決定・当選するようになっている。
具体的には、乱数発生回路15は、所定の乱数幅の範囲(例えば1〜16384)で乱数を発生させる。抽選テーブルは、ROM13に格納されるデータテーブルからなり、乱数値が取り得る範囲(1〜16384等)に対応して所定の当選内容が割り当てられている。
抽選テーブルに設定される当選内容としては、ボーナス(BB,RB等)や、小役,再遊技(リプレイ),ハズレ等があり、抽選テーブルには、これらの当選内容が所定の当選確率となるように乱数幅の範囲に対応して割り当てられている。
そして、スタートレバー4が押下された瞬間に乱数発生回路15から一の乱数が抽出され、その抽出された乱数が抽選テーブルの値と照合されることにより、その乱数値が属する当選内容が抽選結果として決定され、その当選内容に応じてリール21の停止位置が制御され、ある入賞内容に当選すると、遊技者の停止ボタン5を押すタイミングに拘わらず、一定範囲内で各リール21に付された図柄がその入賞内容に応じた配列となるように停止制御されることになる。
具体的には、制御部10は、内部当たり抽選の結果に応じた所定の入賞配列にリール21を停止制御するため、パルス(駆動)信号をドラムユニット20に出力し、ドラムユニット20では、この信号に基づいてリール21の停止位置を制御する。これによって、各リール21a〜21cは、停止ボタン5a〜5cが押下されるタイミングに拘わらず、一定範囲内で、図柄が入賞内容に応じた配列となるように停止することになる。
また、内部当たり抽選の結果、所定の大当たりに当選した場合には、制御部10は表示部駆動回路16に信号を出力し、内部当たり告知部2aのランプを点灯(点滅)等させることで内部当たり告知を行わせる。
ここで、制御部10が出現させる遊技状態としては、通常遊技状態、ボーナス遊技状態、高確率再遊技状態などがある。
通常遊技状態は、一ゲーム毎に、通常の当選確率で各入賞役の内部当たり抽選を行う遊技状態であり、通常、ゲーム数に比例して遊技者のメダルが減る。
ボーナス遊技状態は、レギュラーボーナス(RB)、ビッグボーナス(BB)等のボーナスゲームによって、遊技者が多くの遊技媒体を獲得できる遊技状態である。例えば、レギュラーボーナスでは、百枚以上のメダルが払い出され、ビッグボーナスでは、数百枚の大量のメダルが払い出されるようにゲームが制御される。
高確率再遊技状態は、通常遊技状態よりも再遊技入賞の当選確率を高くする遊技状態であり、遊技者が所有するメダルの増減を抑えながらゲームを続けることができる。例えば、高確率再遊技状態における出玉率((払出数/投入数)×100)を100%に設定した場合、遊技者は、所有するメダル数をほぼ維持しながら、ゲームを続けることができる。また、100%を越える出玉率を設定してもよく、この場合には、所有メダル数を少しずつ増やしながら、ゲームを続けることが可能になる。
[遊技状態の移行処理]
次に、本実施形態に係るスロットマシンの制御手順(遊技状態の移行処理)について、図4及び図5を参照しつつ説明する。
図4は、本発明の実施形態に係るスロットマシンの制御手順(遊技状態の移行処理)を示すフローチャート、図5は、本発明の実施形態に係るスロットマシンの動作例を示すタイミングチャートである。
この図に示すように、制御部10は、初期の遊技状態として通常遊技状態(S101)を出現させるとともに、ゲーム毎に、ボーナス当選やボーナス作動の判定を行う(S102、S103)。ここで、ボーナス当選とは、内部当たり抽選におけるボーナス当たりを意味し、ボーナス作動とは、リール21上にボーナス入賞の図柄配列が揃うことを意味する。
ボーナス作動を判定した場合は、ボーナス遊技状態(S104)に移行し、レギュラーボーナス、ビッグボーナス等のボーナスゲームを実行する。ボーナス遊技状態では、ボーナスの終了を判断し(S105)、この判断結果がYESになったら、高確率再遊技状態に移行するまでの規定回数N1(例えば1000)をセットする(S106)。
規定回数N1をセットしたら、一ゲーム毎に規定回数の消化を判断するとともに(S107)、この判断結果がYESになったら高確率再遊技状態に移行させる(S108)。そして、高確率再遊技状態は、つぎのボーナス当選が発生するまで継続される(S109)。
このようにすると、ボーナス遊技状態が終了しても、直ぐには高確率遊技状態に移行しないので、ボーナス入賞を発生させた遊技者でなくても、高確率再遊技状態を体験することが可能になる。
また、高確率再遊技状態を利用して、遊技者の投資金額に上限(天井)を設定することができる。本実施形態では、規定回数を1000ゲームとしているので、ボーナス終了後、1000ゲームを消化した時点で高確率再遊技状態に移行し、投資金額の増加が頭打ちになる。
また、本実施形態では、高確率再遊技入賞用の特定図柄配列を予め規定しており、通常遊技状態において、この特定図柄配列が表示された場合(S110)、高確率再遊技状態に移行するまでの規定回数N2(例えば100)をセットする(S111)。
規定回数N2をセットしたら、一ゲーム毎に規定回数の消化を判断するとともに(S107)、この判断結果がYESになったら高確率再遊技状態に移行させる(S108)。そして、高確率再遊技状態は、つぎのボーナス当選が発生するまで継続される(S109)。
このようにすると、通常遊技状態においてランダムなタイミングで高確率再遊技状態を出現させ、ゲームに面白味を付加することができる。
また、規定回数N2は、ボーナス終了後の天井ゲーム数を規定する規定回数N1よりも小さいことが好ましい。このようにすると、ボーナス終了後、高確率再遊技状態に移行するまでの天井ゲーム数(例えば1000ゲーム)を、ランダムなタイミングで所定のゲーム数(例えば100ゲーム)に書き換え、高確率再遊技状態が出現するタイミングに変化を与えることができる。
また、高確率再遊技入賞用の特定図柄配列は、「Replay・Replay・Replay」などの判りやすい図柄配列としてもよいが、「スイカ・Replay・スイカ」,「7・スイカ・7」,「7・7・スイカ」等のように、複数種類の図柄の組み合わせからなる判りにくい図柄配列とすることが好ましい。このようにすると、遊技者の意表を突く高確率再遊技状態の出現により、ゲームに意外性を付加することができる。
また、本実施形態では、規定回数(N1又はN2)をセットした後、高確率再遊技状態に移行するまでのゲーム回数Mと、報知用の規定回数N3とを比較するとともに(S112)、M≦N3が成り立つとき、報知動作を行う(S113)。
このようにすると、高確率再遊技状態への移行が事前に報知されるので、高確率再遊技状態への移行条件に詳しくない遊技者でも、高確率再遊技状態を確実に体験することができる。
以上のように構成された本実施形態のスロットマシンは、遊技者が所有する遊技媒体の増減を抑制できる高確率再遊技状態が、所定の条件が成立した後、所定のゲーム回数に亘って通常遊技状態が継続したとき、通常遊技状態から高確率再遊技状態に移行するので、所定の条件が成立しても、直ぐには高確率遊技状態が出現しないことになり、その結果、所定の条件を成立させた遊技者でなくても、高確率再遊技状態を体験することが可能になる。
具体的には、ボーナス遊技状態の終了後、所定のゲーム回数に亘って通常遊技状態が継続したとき、通常遊技状態から高確率再遊技状態に移行させるので、高確率再遊技状態を利用して、遊技者の投資金額に上限(天井)を設定することができる。例えば、所定のゲーム回数を1000ゲームとすれば、ボーナス終了後、1000ゲームを消化した時点で高確率再遊技状態に移行し、投資金額の増加が頭打ちになる。これにより、遊技者の投資金額が無制限に増え続けることを防止し、遊技者の安心感を高めることができる。
また、本スロットマシンでは、各リール21の停止図柄配列が特定の図柄配列となった後、所定のゲーム回数に亘って通常遊技状態が継続したとき、通常遊技状態から高確率再遊技状態に移行するので、通常遊技状態においてランダムなタイミングで高確率再遊技状態を出現させ、ゲームに面白味を付加することができる。
また、ボーナス終了後、高確率再遊技状態に移行するまでの天井ゲーム数(例えば1000ゲーム)を、ランダムなタイミングで所定のゲーム数(例えば100ゲーム)に書き換え、高確率再遊技状態が出現するタイミングに変化を与えることができる。
また、特定の図柄配列は、複数種類の図柄を組み合わせた配列とすることが好ましく、この場合は、特定の図柄配列が判りにくくなるので、遊技者の意表を突く高確率再遊技状態の出現により、ゲームに意外性を付加することができる。
さらに、高確率再遊技状態に移行する以前に、所定のタイミングで高確率再遊技状態への移行を遊技者に報知することにより、高確率再遊技状態への移行条件に詳しくない遊技者でも、高確率再遊技状態を確実に体験することができる。
以上、本発明のスロットマシンについて、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明に係るスロットマシンは、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、スロットマシンの内部当たり抽選により抽選,決定される入賞内容としては、一般に「ハズレ」,「小役」,「リプレイ(再遊技)」,「大当たり(BB,RB)」等、数種類に分かれており、本発明においても、同様の入賞内容が抽選により決定されるようになっているが、この入賞の種類や具体的な内容は、スロットマシンの型や種類等に応じて設定されるようになっており、本発明においても、入賞の種類や内容等については特段の限定等はない。
また、本発明では、高確率再遊技状態が所定条件成立後、所定のゲーム回数を消化後に開始するようにゲームが制御される限り、一般遊技状態においては、既存のスロットマシンと同様な遊技者に有利な制御を行うことができる。例えば、リールの停止順やタイミングを遊技者に報知することで、その停止順やタイミングで停止ボタンが押された場合には必ず所定の入賞配列が揃う、いわゆるアシストタイム(AT)や、メダルの投入なしで次回のゲームが行えるリプレイ役が高確率で揃うことでメダルの消費を少なくできる、いわゆるリプレイタイム(RT)、一部又は全部のリールについて、遊技者が停止操作を行ったタイミングでリールが停止するようになり、リールの停止操作を正確に行える上級者等に有利となる、いわゆるチャレンジタイム(CT)等が知られており、本発明にかかるスロットマシンの一般遊技状態においても、このような各種の制御を行うことができる。
さらに、上述した実施形態のスロットマシンでは、使用する遊技媒体がメダル(コイン)の場合を示したが、本発明にかかるスロットマシンに使用可能な遊技媒体はメダルに限られず、例えば、パチンコ球と同様の遊技球を遊技媒体として使用することもできる。このような遊技球を使用して遊技可能なスロットマシンは、パロット,パチロット等とも呼ばれ、本発明のスロットマシンとして適用可能である。
本発明は、メダルなどの遊技媒体を使用して遊技され、回転する複数のリール(回胴)を、各リールに付された絵柄,文字等の図柄が入賞ライン上で所定の配列となるよう停止させることによって、一定量の入賞メダルを獲得するスロットマシン(回胴式遊技機)に適用でき、特に、制御手段が出現させる遊技状態として、通常遊技状態、ボーナス遊技状態及び高確率再遊技状態を備えたスロットマシンにおいて好適に利用することができる。
本発明の一実施形態に係るスロットマシンの概略正面図である。 本発明の一実施形態に係るスロットマシンの内部構成を示す概略斜視図である。 本発明の一実施形態に係るスロットマシンの制御手段の概略を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るスロットマシンの制御手順(遊技状態の移行処理)を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るスロットマシンの動作例を示すタイミングチャートである。 従来例(特許文献1)に係るスロットマシンの制御手順(遊技状態の移行処理)を示すフローチャートである。 従来例(特許文献2)に係るスロットマシンの制御手順(遊技状態の移行処理)を示すフローチャートである。
符号の説明
1 スロットマシン
2 前面パネル
3 表示窓
4 スタートレバー
5(5a,5b,5c) 停止ボタン
6 メダル投入口
8 遊技メダル払出口
9 スピーカ
10 制御部
20 ドラムユニット
21(21a,21b,21c) リール
30 ホッパー装置

Claims (5)

  1. スタート操作に応じて回転が開始された複数のリールを、停止操作に応じて停止させることにより一ゲームが終了するとともに、各リール上の停止図柄配列にもとづいて判定される入賞役として、所定数の遊技媒体が払い出される小役入賞と、遊技者の遊技媒体を消費せずに次回のゲームを行うことができる再遊技入賞と、ボーナスゲームの権利が得られるボーナス入賞とが含まれるスロットマシンであって、
    一ゲーム毎に、通常の当選確率で各入賞役の内部抽選を行う通常遊技状態と、
    通常遊技状態よりも再遊技入賞の当選確率を高くすることにより、遊技者が所有する遊技媒体の増減を抑制できる高確率再遊技状態と、
    ボーナスゲームによって遊技者が多くの遊技媒体を獲得できるボーナス遊技状態と、を出現させる制御手段を備え、
    当該制御手段は、所定の条件が成立した後、所定のゲーム回数に亘って通常遊技状態が継続したとき、通常遊技状態から高確率再遊技状態に移行させることを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記制御手段は、ボーナス遊技状態の終了後、所定のゲーム回数に亘って通常遊技状態が継続したとき、通常遊技状態から高確率再遊技状態に移行させる請求項1記載のスロットマシン。
  3. 前記制御手段は、各リールの停止図柄配列が特定の図柄配列となった後、所定のゲーム回数に亘って通常遊技状態が継続したとき、通常遊技状態から高確率再遊技状態に移行させる請求項1又は2記載のスロットマシン。
  4. 前記特定の図柄配列は、複数種類の図柄を組み合わせた配列である請求項3記載のスロットマシン。
  5. 前記制御手段は、高確率再遊技状態に移行する以前に、所定のタイミングで高確率再遊技状態への移行を遊技者に報知する請求項1〜4のいずれかに記載のスロットマシン。
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