JP2006285464A - 計算機システムとストレージ及びデバイス制御方法 - Google Patents

計算機システムとストレージ及びデバイス制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ストレージシステムもしくは、外部ストレージ接続方法を用いるストレージシステムにおいて、ディスク装置に格納した長期保存データを、その特性を利用して、長期間低コストで維持・運用可能とする。
【解決手段】 ホスト計算機100とストレージ130と管理サーバ110をネットワークで接続してなる計算機システムにおいて、ストレージ130は、論理デバイスのデタッチ要求を受信し、要求に含まれる情報を用いて処理対象となる論理デバイスと該論理デバイスに対応する物理デバイスを特定し、論理デバイスのホストパス定義を解除し、物理デバイス137を停止する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、計算機システムにおいて計算機が使用するデータを格納するストレージ、特にホストと一台以上の第二のストレージを接続し、第二のストレージ内のデバイスを自己のデバイスとして仮想化することができる第一のストレージの制御方法に関する。
電子保存の規制緩和や、インターネットビジネスの拡大、手続きの電子化など、急速に情報システムが進展する中、データ量の飛躍的増加が顕著になっている。このようなデータ量の飛躍的増加に加え、ディスク装置へのデータバックアップ(Disk−to−Disk Backup)や監査対応などによる企業の業務活動記録(取引情報やメールなど)の長期保管などへの顧客要求の高まりによって、ストレージに格納するデータも飛躍的に増加を続けている。これに伴い、企業情報システムでは、各部門/各システムのストレージ増強を図る一方で、複雑化するITインフラストラクチャの管理の簡素化や効率化が求められている。特にストレージ装置の管理を簡素化し、データの価値に応じ最適なストレージを活用してトータルコストの最適化を図ることへの期待が高まっている。
大規模ストレージシステムの管理コストを低減する方法として、特許文献1に開示されるようなストレージ仮想化技術が挙げられる。特許文献1では、第一のストレージを一台以上の第二のストレージへ接続し、第二のストレージがホスト等上位に提供するデバイス(以下、論理デバイスと呼ぶ)を第一のストレージを介して第一のストレージの論理デバイスとしてホストへ提供するストレージ仮想化技術(以下、外部ストレージ接続方法と呼ぶ)が開示されている。第一のストレージはホストからの論理デバイスへの入出力要求を受信した際に、アクセス対象のデバイスが第二のストレージの論理デバイス若しくは第一ストレージ内のディスク装置などの物理デバイスのいずれに対応しているのかを判定し、判定結果に従って適当なアクセス先に入出力要求を振り分ける。
特開2005−11277号公報
特許文献1に示す外部ストレージ接続方法を有するストレージを用いることで、性能、信頼性、価格などの属性の異なる複数のストレージを統合したストレージシステムを構築できる。例えば、外部ストレージ接続手段を有する高コスト高機能高信頼な第一のストレージと低コスト低機能低信頼な第二のストレージ複数台を接続することによって、データの鮮度や価値に応じた最適なデータ配置が可能な記憶階層システムを実現できる。このような記憶階層システムを用いることで、監査対応などを目的として、日々の業務で発生する取引情報やメールなどの大量の情報を、各情報が持つ価値に応じて最適なコストで長期間保存することが可能となる。
ただし、上記のように大量データを長期間保存する場合、大量データを格納する大量の記憶装置をより低コストで維持・運用することが重要となる。例えば、大量のディスク装置を駆動しておくためには大量の電力を消費するため、この削減が重要となる。また、これらのデータの保管期間は数年から数十年とストレージ機器の寿命を超えた長いものであるため、保管期間中にストレージ機器の世代交代が必須となる。従って、データ保管コストを削減するには、ストレージ機器を可能な限り延命し、機器交換回数を削減することが望まれる。
一方で、上記のように長期保存されるデータの多くは、業務取引データやメールのアーカイブなどであり、日常業務で利用される可能性が極めて低いという特性を持つ。
本発明の目的は、ストレージシステムもしくは、外部ストレージ接続方法を用いるストレージシステムにおいて、ディスク装置に格納した長期保存データを、その特性を利用して、長期間低コストで維持・運用可能とすることである。
ストレージおよび管理サーバは、ユーザもしくはアプリケーションプログラムからの指示に応じて、ストレージ内の特定デバイスのデタッチとアタッチと、必要に応じて当該デバイスに対応するディスク装置の停止と起動を行う。デバイスデタッチについては、対象デバイスの停止要否判定とLUパス定義の解除と、必要であれば当該デバイスに対応するディスク装置の停止を行う。又、デバイスアタッチについては、当該デバイスに対応するディスク装置の起動と当該デバイスのLUパスの定義を行う。
別の実施形態としては、第一のストレージがホストと第二のストレージ間に介在し、第二のストレージのデバイスを自身のデバイスとして提供する外部ストレージ接続方法を有する第一のストレージ、および管理サーバは、ユーザもしくはアプリケーションプログラムからの指示に応じて、第二のストレージの第二のデバイスに対応する第一のストレージの第一のデバイスのデタッチとアタッチと、必要に応じて第一のデバイスに対応する第二のデバイスの停止と起動を行う。デバイスデタッチについては、第一のデバイスの停止要否判定と第一のデバイスのLUパス定義解除と、必要であれば第二のストレージに対する第二のデバイスの停止指示と、第二のストレージから第二のデバイス停止完了受領後に第一のデバイスと第二のデバイスの対応付けの解除を行う。また、デバイスアタッチについては、第二のストレージに対する第二のデバイスの起動指示と、第二のストレージから第二のデバイス停止完了受領後に第一のデバイスと第二のデバイスの対応付けと、第一のデバイスのLUパスの定義を行う。
別の実施形態としては、第一のストレージが複数台の第二のストレージとホスト間に介在し、第二のストレージのデバイスを自身のデバイスとして提供する外部ストレージ接続方法を有し、第一のストレージ又は管理サーバは、複数台の第二のストレージから停止デバイス集約先となる第三のストレージとを選定し、第三のストレージへのデータ移行対象となる他の第二のストレージの停止デバイスを選定し、他の第二のストレージ内の停止した移行元の論理デバイスを、ストレージ間デバイス再配置によって、第三のストレージへ移行し、このデータ移行の繰り返しによって当該第三のストレージ内の全ての論理デバイスが停止したことを条件に、当該第三のストレージを停止する。
すなわち、本発明は、ホスト計算機とストレージと管理サーバをネットワークで接続してなる計算機システムにおいて、前記ストレージは、論理デバイスのデタッチ要求を受信し、該要求に含まれる情報を用いて処理対象となる論理デバイスと該論理デバイスに対応する物理デバイスを特定し、前記論理デバイスのホストパス定義を解除し、前記物理デバイスを停止する計算機システムである。
本発明のストレージシステムによれば、多数のディスク装置を用いて大量データを長期保管する場合、ユーザ又はアプリケーションからの特定論理デバイスのデタッチ指示によって、当該論理デバイスに対応するディスク装置を停止して電力消費を抑制し、システム運転コストを低減することができる。また、ディスク装置を停止することで、当該装置を延命し、長期データ保管時の機器交換回数削減によるシステム維持コストを低減することができる。
さらに、本発明のストレージシステムによれば、複数ストレージに分散した、対応ディスク装置を停止した複数の論理デバイスを、特定のストレージにデータ移動により再配置し、特定ストレージ内の全論理デバイスのディスク装置を停止した時点で、当該ストレージ自体を停止することで、更なる電力消費の抑制によるシステム稼動コストの低減を実現する。
本発明を実施するための最良の形態を説明する。
本発明の計算機システムとストレージ及びデバイス制御方法の実施例として、第一から第三の実施例を説明する。
第一の実施例は、外部ストレージ接続方法を有する第一のストレージを一台以上の第二のストレージに接続してなるストレージシステムにおいて、ユーザ又はアプリケーションからの第一のストレージ内第一の論理デバイスのデタッチ要求に対して、当該論理デバイスのLUパス定義を解除し、当該要求に付加された制御情報によって当該論理デバイスの停止要否を決定し、停止要の場合、当該論理デバイスに対応する物理デバイス又は第二のストレージシステム内の第二の論理デバイスを停止する。このとき、第一の論理デバイスと物理デバイス又は第二の論理デバイスとの対応は維持したままとする。
第二の実施例は、第一の実施例において、第一の論理デバイスへのデタッチ処理時、当該第一の論理デバイスが外部ストレージ接続方法によって第二のストレージの第二の論理デバイスと対応している場合、第一と第二の論理デバイス間の対応付けを解除し、当該第一の論理デバイスアドレスを別の第二のストレージ内の論理デバイスとの対応付けを許可する。一方、第一の論理デバイスが物理デバイスと対応している場合は、第一の実施例と同じ動作とする。
第三の実施例は、ユーザ又はアプリケーションからのデタッチ要求に応じて、停止された1つ以上の第二のストレージ内第二の論理デバイスを、ストレージ間デバイス移行によって特定の第二のストレージに集約し、当該第二のストレージ内論理デバイスが全て停止している場合、当該第二のストレージを停止させる。
まず図1から図6、図8から図13を参照して第1の実施例を説明する。図1は本発明の第1の実施例が適用される計算機システムのハードウェア構成の一例を示す図である。
計算機システムは、1台以上のホスト計算機(以下、ホストとも呼ぶ。)100と、管理サーバ110と、ファイバチャネルスイッチ120と、ストレージ130と、管理端末140と、外部ストレージ150aおよび150b(総称して外部ストレージ150と呼ぶ)を有する。ホスト100、ストレージ130および外部ストレージ150は各々ポート107,131,151を介してファイバチャネルスイッチ120のポート121に接続される。また、ホスト100、ストレージ130、外部ストレージ150、ファイバチャネルスイッチ120は、各々インタフェース制御部(I/F)106、138,157,123からIPネットワーク175を介して管理サーバ110に接続され、管理サーバ110で動作する図示しないストレージ管理ソフトウェアによって統合管理される。なお、本実施例では、ストレージ130は管理端末140を介して管理サーバ110に接続する形態をとるものとするが、ストレージ130が直接IPネットワークに接続される構成であっても良い。
ホスト100は、CPU101やメモリ102などを有する計算機であり、ディスク装置や光磁気ディスク装置などの記憶装置103に格納されたオペレーティングシステムやアプリケーションプログラムなどのソフトウェアをメモリ102に読み上げ、CPU101がメモリ102から読み出して実行することで、所定の機能を達成する。キーボードやマウスなどの入力装置104やディスプレイ105等の出力装置を具備し、入出力装置104がホスト管理者などからの入力を受け付け、出力装置がCPU101から指示された情報を出力する。又、ホスト100はポート107以外に、IPネットワーク175と接続するための一以上のインタフェース制御部106を有する。
管理サーバ110も、CPU111やメモリ112を有する計算機であり、ディスク装置や光磁気ディスク装置等の記憶装置113に格納されたストレージ管理ソフトウェアなどをメモリ112に読み上げ、CPU111がそれを読んで実行することで、計算機システム全体の運用・保守管理といった、所定の機能を達成する。CPU111によってストレージ管理ソフトウェアが実行されると、管理サーバ110はインタフェース制御部116からIPネットワーク175を介して、計算機システム内の各機器から構成情報、リソース利用率、性能監視情報、障害ログなどを収集する。そして、管理サーバ110は収集したそれらの情報をディスプレイ115等の出力装置に出力してストレージ管理者に提示する。また、管理サーバは、キーボードやマウス等の入力装置114を介してストレージ管理者からの指示を受信し、受信した運用・保守指示をインタフェース制御部116を介して各機器に送信する。
ストレージ130は、1つ以上のポート131と、1つ以上の制御プロセッサ132と、各々制御プロセッサ132に接続される1つ以上のメモリ133と、1つ以上のディスクキャッシュ134と、1つ以上の制御メモリ135と、1つ以上のポート136と、各々ポート136に接続される1台以上のディスク装置137と、インタフェース制御部138を内部結合網で接続した構成をとる。
制御プロセッサ132は、ポート131から受信した入出力要求についてアクセス対象デバイスを特定し、当該デバイスが対応するディスク装置137や外部ストレージ150内デバイスへの入出力要求を処理する。その際、制御プロセッサ132は受信した入出力要求に含まれるポートIDおよびLUN(Logical Unit Number)からアクセス対象のデバイスを特定する。なお本実施例では、ポート131としてSCSI(Small Computer System Interface)を上位プロトコルとしたファイバチャネルインタフェースに対応したポートを想定しているが、SCSIを上位プロトコルとしたIPネットワークインタフェースなど、他のストレージ接続用ネットワークインタフェースに対応したポートであっても構わない。
本実施例のストレージ130は次のようなデバイス階層を有する。まず、ディスク装置137複数台によるディスクアレイが構成され、このディスクアレイは制御プロセッサ132によって物理デバイスとして管理される。さらに、制御プロセッサ132では、ストレージ130内に搭載した物理デバイスに対して論理デバイスを割り当てる(即ち、制御プロセッサ132は物理デバイスと論理デバイスとを対応づける)。論理デバイスはストレージ130内で管理され、その番号はストレージ130毎に独立管理される。論理デバイスは、各ポート131に割り当てられたLUNに対応付けられ、ストレージ130のデバイスとしてホスト100に提供される。即ち、ホストが認識するのはストレージ130の論理デバイスであり、ホスト100は論理デバイスに対応するポート131のLUNを用いて、ストレージ130に格納されているデータにアクセスする。なお、本実施例では、制御プロセッサ132は外部ストレージ150の論理デバイスを外部デバイスとして管理し、ストレージ130のデバイスとして仮想化する外部ストレージ接続方法を有する。この外部ストレージ接続を用いて取り込んだ外部デバイスは、物理デバイスと同様に、その1つ以上を同ストレージ130の論理デバイスと対応づけられる。なお、外部デバイスも各ストレージ130内で独立管理される。以上のようなデバイス階層を実現するため、制御プロセッサ132は、論理デバイス、物理デバイス、ディスク装置137、外部デバイス、外部ストレージ150の論理デバイス、それぞれのデバイスの間の対応関係を管理し、論理デバイスに対するアクセス要求をディスク装置137や外部ストレージ装置150の論理デバイスへのアクセス要求へ変換し、適当なデバイスへ送信する処理を行う。尚、前述の通り、本実施例におけるストレージ130は、複数のディスク装置137をまとめて1つまたは複数の物理デバイスを定義し(即ち複数のディスク装置137をまとめて1つ又は複数の物理デバイスと対応付け)、1つの物理デバイスに1つの論理デバイスを割り当てて、ホスト100に提供する。しかしもちろん、個々のディスク装置137を1つの物理デバイスおよび1つの論理デバイスとしてホスト100に見せるようにしてもよい。
また、制御プロセッサ132は、デバイスに対する入出力処理以外にも、データ複製やデータ再配置など、デバイス間のデータ連携を実現する各種処理を実行する。
また、制御プロセッサ132は、インタフェース制御部138を介して接続される管理端末140にストレージ管理者へ提示する構成情報を送信し、管理者から管理端末140に入力された保守・運用指示を管理端末140から受信してストレージ130の構成変更などを行う。
ディスクキャッシュ134は、ホスト100からのアクセス要求に対する処理速度を高めるため、ディスク装置137から頻繁に読み出されるデータを予め格納しておいたり、ホスト100から受信したライトデータを一時的に格納したりする。尚、ディスクキャッシュ134を用いたライトアフタを行う場合、即ちホスト100から受信したライトデータがディスクキャッシュ134に格納された後、ディスク装置137に実際に書き込まれる前にホスト100に対しライト要求に対する応答を返す場合には、ディスクキャッシュに格納されているライトデータがディスク装置137に書き込まれる前に消失することを防止するために、ディスクキャッシュ134をバッテリバックアップなどにより不揮発化したり、媒体障害への耐性向上のため二重化したりするなど、ディスクキャッシュ134の可用性を向上させておくことが望ましい。
制御メモリ135は、前述のデバイス階層を実現するための各デバイスの属性やデバイス間の対応関係を管理するための制御情報や、ディスクキャッシュ134上に保持したディスク反映済み又は未反映データを管理するための制御情報などを格納する。制御メモリ135に格納されている制御情報が消失すると、ディスク装置137に格納されているデータへアクセスできなくなるため、制御メモリ135はバッテリバックアップなどにより不揮発化したり、媒体障害への耐性向上のため二重化したりするなど、高可用化のための構成を有することが望ましい。
ストレージ130内の各部位は第1図で示すとおり、内部結合網で接続され、各部位間でのデータ、制御情報、及び構成情報の送受信を実行する。この内部結合網により、制御プロセッサ132同士が、ストレージ130の構成情報を共有、管理することができる。なお、可用性向上の観点から内部結合網も多重化されていることが望ましい。
管理端末140は、CPU142、メモリ143、記憶装置144、ストレージ130と接続されるインタフェース制御部141、IPネットワーク175と接続されるインタフェース制御部147、ストレージ管理者からの入力を受け付ける入力装置145及びストレージ管理者にストレージ130の構成情報や管理情報を出力するディスプレイ146等の出力装置を有する。CPU142は記憶装置144に格納されているストレージ管理プログラムをメモリ143に読み出して、これを実行することにより、構成情報の参照、構成変更の指示、特定機能の動作指示などを行い、ストレージ130の保守運用に関して、ストレージ管理者もしくは管理サーバ110とストレージ130間のインタフェースとなる。なお、管理端末140を省略して、ストレージ130を直接管理サーバ110へ接続し、ストレージ130を管理サーバ110で動作する管理ソフトウェアを用いて管理してもよい。
外部ストレージ150は、ファイバチャネルスイッチ120を介してストレージ130のポート131と接続される一又は複数のポート151、制御プロセッサ152、メモリ153、ディスクキャッシュ154、一又は複数のディスク装置156及び各々ディスク装置に接続される一又は複数のポート155を有する。制御プロセッサ152はメモリ153に格納されているプログラムを実行することにより、ポート151から受信したディスク装置156への入出力要求を処理する。本実施形態では外部ストレージ150を、制御メモリを有さず、ストレージ130より小規模な構成のストレージとしたが、ストレージ130と同じ構成を有する同規模のストレージとしてもよい。
なお、本実施例では図1に示すようにストレージ装置130のポート131と外部ストレージ150のポート151とをファイバチャネルスイッチ120を介して接続するため、ホスト100から外部ストレージ150への直接アクセスを抑止するよう、ファイバチャネルスイッチ120のゾーニングを設定することが望ましい。また、ファイバチャネルスイッチ120を介さずにポート131とポート151を直接接続してもかまわない。
次に、本発明の実施例におけるストレージ130のソフトウェア構成について説明する。図2はストレージ130および管理サーバ110の制御メモリおよびメモリに格納される、制御情報とストレージ制御処理のためのプログラムの一例を示したソフトウェア構成図である。
ストレージ130の構成管理情報としては、制御メモリ135に論理デバイス管理情報201とLUパス管理情報202と物理デバイス管理情報203と外部デバイス管理情報204とキャッシュ管理情報205とデバイス機能管理情報206があり、これらの情報は情報消失を防ぐため本実施例では制御メモリ135に格納されている。なお、デタッチデバイス退避情報207は第2の実施例で用いる制御情報であって、第1の実施例では各メモリに格納する必要はない。これらの制御情報は制御プロセッサ132から参照・更新可能であるが、その際に相互接続網を介したアクセスが必要となる。よって、処理性能向上のため、各制御プロセッサ132で実行される処理に必要な制御情報の複製をメモリ133に保持する。また、制御端末140や管理サーバ110にもストレージ130の構成情報は送信され保持されている。管理サーバ110もしくは管理端末140からストレージ管理ソフトウェアもしくはストレージ管理者からの指示を受けてストレージ130の構成を変更した場合や、ストレージ130内各部位が障害・自動交替などによって構成が変化した場合に、制御プロセッサ132のうちの一つが制御メモリ135内の該当構成情報を更新する。そして、制御プロセッサ132は制御情報が構成変更により更新された旨を、相互接続網を介して他制御プロセッサ132、管理端末140、管理サーバ110に通知し、最新情報を制御メモリ135から他部位のメモリへ取り込ませる。
また、外部ストレージ150は、ストレージ130と同様、自装置内部の論理デバイスや物理デバイスのデバイス管理やデータ管理のために、論理デバイス管理情報251、LUパス管理情報252、物理デバイス管理情報253、キャッシュ管理情報254を保持する。これらの内容は、ストレージ130の同名情報と同じ目的で用いられる。
さらに、管理サーバ110は、ストレージ130や外部ストレージ150から収集したデバイス管理情報の複製や各ストレージの属性を示すストレージ管理情報232をメモリ112に保持している。これらの情報はデータ消失を避けるために、管理サーバ110に搭載した記憶装置113に保持してもよい。
次に各管理情報について説明する。第一に、論理デバイス管理情報201について説明する。図3に論理デバイス管理情報201の一例を示す。論理デバイス管理情報201は、各論理デバイスにつき、論理デバイス番号301から接続ホスト名308までの情報組を保持する。
論理デバイス番号301には、論理デバイスを識別するために論理デバイスに制御プロセッサ132が割り当てた番号が格納されている。サイズ302には、論理デバイス番号301により特定される論理デバイスの容量が格納されている。
対応物理/外部デバイス番号303には、当該論理デバイスに対応づけられている物理デバイス又は外部デバイスの番号、すなわちそれぞれの管理情報である物理デバイス管理情報203又は外部デバイス管理情報204のエントリ番号が格納される。本実施例では論理デバイスと物理/外部デバイスは1対1対応とするが、複数の物理/外部デバイスを結合して一つの論理デバイスを形成する場合には、論理デバイス管理情報201に各論理デバイスが対応する物理/外部デバイスの番号リストとその数を格納するエントリが必要となる。なお、論理デバイスが未定義の場合、対応物理/外部デバイス番号303には無効値が設定される。タイプ304には、当該論理デバイスのデバイスタイプ識別情報が格納される。ストレージ130は、キャッシュ上でのデータ管理単位やデバイス管理情報の格納形態(ディスク空間への管理情報格納有無や格納形態など)などの異なる複数のデバイスタイプの論理デバイスを定義することができ、各論理デバイスがどのデバイスタイプであるかをタイプ304で保持する。
デバイス状態305には、当該論理デバイスの状態を示す情報が設定される。状態としては、「アタッチド」、「デタッチド」、「未実装」、「ブロックド」が存在する。「アタッチド」は、当該論理デバイスが正常に稼動し、1つ以上のポート131にLUパス定義され、ホスト100からアクセスできる状態であることを示す。「デタッチド」は、当該論理デバイスは定義され、正常に稼動しているが、LUパスが未定義であるなどの理由で、ホスト100からはアクセスできない状態にあることを示す。「未実装」は、当該論理デバイスが物理デバイス又は外部デバイスに対して定義されておらず、ホスト100からアクセスできない状態にあることを示す。「ブロックド」は、当該論理デバイスに障害が発生してホスト100からアクセスできないことを示す。デバイス状態305の初期値は「未実装」であり、論理デバイス定義処理により「デタッチド」に、更にLUパス定義処理により「アタッチド」に変更される。
停止フラグ306には、当該論理デバイスの起動/停止状態を示す情報が設定される。すなわち、ユーザ又はアプリケーションプログラムから当該論理デバイスへ停止を伴うデタッチ要求もしくは停止要求があり、ストレージ130によって当該要求が受理された場合、当該エントリには停止状態を示す「Off」が格納される。また、当該論理デバイスが起動されている場合には、起動状態を示す「On」が格納される。
エントリ307のポート番号には、当該論理デバイスが複数のポート131のうちどのポートにLUN定義されているかを表す情報、即ち当該論理デバイスにアクセスするために用いられるポート131の識別情報が設定される。ここでポート131の識別情報とは、各ポート131に割り振られているストレージ130内で一意な番号である。また、同エントリ307に格納されるターゲットIDとLUNは、当該論理デバイスを識別するための識別子である。本実施例においては、論理デバイスを識別するための識別子として、SCSI上でホスト100からデバイスをアクセスする場合に用いられるSCSI−IDとLUNが用いられる。エントリ307は、当該論理デバイスに対するLUパス定義が実行された際に情報が設定される。
接続ホスト名308は、当該論理デバイスへのアクセスが許可されているホスト100を識別するホスト名である。ホスト名としては、ホスト100のポート107に付与されたWWN(World Wide Name)など、ホスト100もしくはポート107を一意に識別可能な値であれば何を用いてもよい。同ストレージ130には、このほかに、各ポート131のWWNなどポートの属性に関する管理情報を保持する。当該エントリ308は、ストレージ管理者によって論理デバイス定義時に設定される。
第二に、LUパス管理情報202について説明する。図4にLUパス管理情報202の一例を示す。LUパス管理情報202は、ストレージ130内の各ポート131について、各ポートに定義されている有効なLUN分の情報を保持する。ターゲットID/LUN402エントリには、ポート131に定義された(割り当てられた)LUNが格納される。対応論理デバイス番号403には、当該LUNが割り当てられている論理デバイスの番号が格納される。接続ホスト名404は、当該ポート131に定義されている当該LUNに対してアクセスを許可されているホスト100を示す情報が格納され、ホスト100を示す情報としては例えば上述のホスト100のポート107に付与されているWWNが用いられる。
尚、一つの論理デバイスに対して複数のポート131のLUNが定義され(割り当てられ)ており、複数のポート131から当該論理デバイスにアクセスできる場合がある。この場合、当該複数のポート131のLUN各々に関するLUパス管理情報202の接続ホスト名404の和集合が、当該論理デバイスに関する論理デバイス管理情報201の接続ホスト名308に保持される。
第三に、物理デバイス管理情報203について説明する。物理デバイス管理情報203は、ストレージ130内の1台以上のディスク装置137から構成される物理デバイスの管理に用いられる。図5に物理デバイス管理情報203の一例を示す。各ストレージ130は、自装置内に存在する物理デバイス毎に、物理デバイス番号501からディスク内サイズ/オフセット509の情報組を保持する。
物理デバイス番号501には、物理デバイスを識別するための識別番号が登録される。サイズ502には、物理デバイス番号501により特定される物理デバイスの容量が格納されている。対応論理デバイス番号503には、当該物理デバイスが対応付けられている論理デバイス番号が当該論理デバイスが定義される契機に格納される。当該物理デバイスが論理デバイスへ割り当てられていない場合、エントリ503には無効値が設定される。
デバイス状態504には、当該物理デバイスの状態を示す情報が設定される。状態としては、「アタッチド」、「デタッチド」、「未実装」、「ブロックド」が存在する。「アタッチド」は、当該物理デバイスが正常に稼動し、論理デバイスに割り当てられている状態を示す。「デタッチド」は、当該物理デバイスは定義され、正常に稼動しているが、論理デバイスに未割り当てであることを示す。「未実装」は、当該物理デバイス番号に対する物理デバイスがディスク装置137上に定義されていない状態にあることを示す。「ブロックド」は、当該物理デバイスに障害が発生してアクセスできない状態であることを示す。デバイス状態504の初期値は「未実装」であり、物理デバイス定義処理により「デタッチド」に、さらに論理デバイスが定義された契機で「アタッチド」に変更される。
停止フラグ505には、当該物理デバイスの起動/停止状態を示す情報が設定される。すなわち、ユーザ又はアプリケーションプログラムから当該物理デバイスに対応する論理デバイスへ停止を伴うデタッチ要求もしくは停止要求があり、当該要求が受理されて当該論理デバイスが停止状態となり、当該物理デバイスに対応する全ての論理デバイスが停止状態になった場合、当該物理デバイスに対応するディスク装置137の停止と共に、当該エントリには当該物理デバイスが停止状態になったことを示す「Off」が格納される。逆に、当該物理デバイスが起動している場合には、起動状態を示す「On」が格納される。
最終停止時間506には、当該物理デバイスが停止状態、すなわち停止フラグ505が「Off」に変更された日時を示す情報を格納する。当該エントリ506と現在時刻を用いることで、当該物理デバイスが停止されてからの経過時間を算出することができる。
RAID構成507には、当該物理デバイスが割り当てられたディスク装置137のRAIDレベル、データディスクとパリティディスク数、データ分割単位であるストライプのサイズなどRAID構成に関連する情報が保持される。ディスク番号リスト508には、当該物理デバイスが割り当てられたRAIDを構成する複数のディスク装置137各々の識別番号が保持される。このディスク装置137の識別番号は、ストレージ130内でディスク装置137を識別するために付与した一意な値である。ディスク内サイズ/オフセット509は、当該物理デバイスが各ディスク装置137内のどの領域に割り当てられているかを示す情報である。本実施例では簡単のため、全物理デバイスについて、RAIDを構成する各ディスク装置137内のオフセットとサイズが同一であるとする。
第四に、外部デバイス管理情報204について説明する。外部デバイス管理情報204は、ストレージ130に接続された外部ストレージ150の論理デバイスを外部デバイスとして管理するために用いられる。図6に外部デバイス管理情報204の一例を示す。ストレージ130は、外部ストレージ150内に存在する各論理デバイス(=外部デバイス)毎に、外部デバイス番号601からターゲットポートID/ターゲットID/LUNリスト610までの情報組を保持する。外部デバイス番号601には、ストレージ130の制御プロセッサ132が当該外部デバイスに対して割り当てた、ストレージ130内で一意な値が格納される。サイズ602には、外部デバイス番号601により特定される外部デバイスの容量が格納される。対応論理デバイス番号603には、当該外部デバイスが対応付けられているストレージ130内の論理デバイスの番号が登録される。
デバイス状態604、停止フラグ605、最終停止時間606には、物理デバイス管理情報203のデバイス状態504、停止フラグ505、最終停止時間506と同様に、当該外部デバイスの各状態が設定される。なお、ストレージ130は初期状態では外部ストレージ150を接続していないため、デバイス状態604の初期値は「未実装」となる。
ストレージ識別情報607には、当該外部デバイスを搭載する外部ストレージ150の識別情報を保持する。ストレージ識別情報としては、同ストレージのベンダ識別情報と各ベンダが一意に割り振る製造シリアル番号の組み合わせ、などが考えられる。外部ストレージ内デバイス番号608には、当該外部デバイスに対応する外部ストレージ150の論理デバイスについて、外部ストレージ150内で割り振られた識別番号、すなわち論理デバイス番号が格納される。
イニシエータポート番号リスト609には、当該外部デバイスへアクセス可能なストレージ130のポート131の識別番号が登録される。複数のポート131から当該外部デバイスへアクセスできる場合には、複数のポート識別番号が登録される。
ターゲットポートID/ターゲットID/LUNリスト610には、当該外部デバイスが外部ストレージ150の1つ以上のポート151にLUN定義されている場合、それらのポート151のポートIDおよび当該外部デバイスが割り当てられたターゲットID/LUNが1つ又は複数個保持される。なお、ストレージ装置130の制御プロセッサ132が外部デバイスにアクセスする場合(制御プロセッサがポート131から外部デバイスに対する入出力要求を送信する場合)には、当該外部デバイスが属する外部ストレージ150によって当該外部デバイスに割り当てられたターゲットID及びLUNが、当該外部デバイスを識別するための情報として用いられる。
第五に、デバイス機能管理情報206について説明する。本情報には、各論理デバイスに設定された様々な属性を示す情報が格納される。デバイスの属性情報の例としては、当該論理デバイスへのアクセスを特定ホストからのみに制限するアクセス制御情報、当該論理デバイスへのリード又はライトアクセスを抑止するアクセス属性情報、当該論理デバイス内データへの暗号化適用有無や暗号化・複合化に用いられる鍵情報などの暗号設定情報、などが挙げられる。
本実施例では、ストレージ130は上記の5つのデバイス管理情報を用いて、デバイスを管理する。当該ストレージ130の初期状態としては、当該装置が工場出荷時に既に各ディスク装置137に物理デバイスが定義されているものとする。ユーザ又はストレージ管理者はストレージ130を導入時に同ストレージ130に接続した外部ストレージ150の論理デバイスを外部デバイスとして定義し、これら物理デバイスおよび外部デバイス上に論理デバイスを定義し、当該論理デバイスについて各ポート131にLUNを定義する。
次に、再び図2に戻り、ストレージ130、外部ストレージ150、管理サーバ110のメモリ133、153、112に格納されるプログラムのうち、本発明に関係のあるものについて説明する。各メモリには上述の制御情報の複製に加えて、これらの各部位内の制御プロセッサやCPUで動作するプログラムが格納される。
本実施例では、論理デバイスの起動/停止を伴うアタッチ/デタッチ処理と、停止されたデバイスを周期的に監視する処理について説明する。これらの処理は、ユーザ又はアプリケーションからの要求に対して、管理サーバ110、ストレージ130、外部ストレージ150が連携して実行される。
まず、論理デバイスのアタッチ/デタッチ処理に対応して、管理サーバ110にはデバイス接続切替要求処理241がメモリ112に、ストレージ130にはデバイス接続切替処理221とデバイス起動/停止処理222がメモリ133に、さらに、外部ストレージ150には、外部デバイス起動/停止処理262がメモリ153に、それぞれ格納される。外部ストレージ150には、対応する物理デバイスが停止した論理デバイスへのアクセス抑止を考慮したI/O処理261も格納される。
また、停止デバイス監視処理に対応して、ストレージ130には停止デバイス監視処理223が格納される。
図8は、管理サーバ110で実行される、デバイス接続切替要求処理241の処理フローの一例を示す図である。管理サーバ110は、IPネットワーク175とインタフェース制御部116を介してユーザまたはアプリケーションプログラムからストレージ130のある論理デバイスに対するアタッチ又はデタッチ要求を受理する(ステップ801)。当該要求に含まれる情報としては、例えば、接続切替内容(デタッチ/アタッチ)、デバイス停止判定情報、アクセス元HBA特定情報(WWNなど)、ポート特定情報(ポート131のポートID、ターゲットID、LUNのリストなど)、対象デバイス特定情報(ストレージ130識別情報、論理デバイス番号)などが考えられる。管理サーバ110は、当該論理デバイスに設定されたアクセス権設定などから、当該要求が当該デバイスのアクセス許可を持ったユーザ又はホスト100上のアプリケーションプログラムからのものであることを確認するなどして、当該要求の実行可否を判定する(ステップ802)。実行可の場合は、要求内容が「当該論理デバイスのデタッチ」である場合、当該要求のデバイス停止判定情報などから当該デバイスの停止要否を判定する(ステップ803、804)。
このときのデバイス停止判定情報としては、デタッチ要求の中に、停止要否を示すフラグを設けてもよいし、当該デバイスをデタッチとしておく予定期間を設定させ、この期間が規定値以上の場合としてもよい。また、予定時間ではなく、デタッチ期間を設定させ、デタッチ期間に応じたデバイス停止要否判定および期間満了時の自動アタッチなどの制御を行ってもよい。また、デタッチ対象の論理デバイスに対して予想されるアクセス頻度を示す情報を設定させ、アクセスが低頻度と予想されるデバイスを停止するとしてもよい。例えば、監査対応で長期保存するメールアーカイブデータなど、「書き込みは一度で、次の監査時までほとんど参照されない」ことがわかっているデータを格納したデバイスについては、あらかじめ「WORF(Write Once Read Few)」などといった属性を設定しておき、当該WORF属性が設定されたデバイスがデタッチ指示された場合には、ユーザ指定の有無によらず、当該論理デバイスを停止するようにしてもよい。また、停止要否を判定せずに、論理デバイスがデタッチ指定された場合には無条件に停止するようにしてもよい。ただし、ディスク装置137は一般に停止回数の上限が決められており、この上限を越える停止処理の操作は故障につながるため、各ディスク装置137毎に停止回数を管理し、高頻度の停止を抑制することが望ましい。なお、停止回数の管理はストレージが行ってもよい。
次に、管理サーバ110は、ストレージ130に対して当該論理デバイスのアタッチまたはデタッチの要求を送信し(ステップ805)、ストレージ130から同処理の完了報告を得た後に、ユーザ又はアプリケーションプログラムに対して処理完了を報告する(ステップ806)。
図9は、ストレージ130で実行される、デバイス接続切替処理221の処理フローの一例を示す図である。ストレージ130は、管理サーバ110からIPネットワーク175、管理端末140、インタフェース制御部138を介して、論理デバイスの接続切替要求を受信する(ステップ901)。当該要求に含まれる情報としては、ステップ801で管理サーバ110が受領する切替要求とほとんど同じであるが、デバイス停止要否判定情報の代わりに、管理サーバ110での判定結果である、デバイス停止要否フラグが含まれる。次に、ストレージ130は、当該論理デバイスへのアクセス権情報などにより、当該要求の実行可否を判定する(ステップ902)。当該要求が実行不可の場合、管理サーバ110へその旨を通知し、処理を終了する。当該要求が実行可の場合、要求内容がデタッチ指示の場合、まず当該論理デバイスに設定されているLUパス定義を解除する(ステップ903,904)。具体的には、論理デバイス管理情報201の当該論理デバイスフィールドのエントリ307の内容を消去し、デバイス状態305をデタッチド状態に変更し、LUパス定義情報202の当該論理デバイスに対応するポート、ターゲットID、LUNのフィールドのエントリ403、404の内容を消去する。そして、管理サーバ110からの切替要求で当該論理デバイスの停止を指示されていない場合は管理サーバ110へ処理の完了を報告し、本処理を終了する(ステップ909)。当該論理デバイスの停止を指示された場合には、論理デバイス管理情報201の停止フラグ306を「Off」に設定し(ステップ906)、当該論理デバイスが対応する物理デバイス又は外部デバイスについて、当該物理/外部デバイスが対応する全ての論理デバイスが停止、すなわち停止フラグ306が「Off」ならば、デバイス起動/停止処理222により当該物理/外部デバイスを停止する(ステップ908)。当該停止処理が完了したら、管理サーバ110へ完了を報告して、本処理を終了する(ステップ909)。一方、ステップ903の判定で、管理サーバ110からの要求内容がアタッチ指示の場合、まず当該論理デバイスに対応する物理デバイス又は外部デバイスを特定し、物理デバイス管理情報203/外部デバイス管理情報204を参照して当該物理/外部デバイスが停止している場合は、デバイス起動/停止処理222によって当該物理/外部デバイスを起動する(ステップ910、911)。当該起動処理が完了したら、当該論理デバイスを起動状態、すなわち論理デバイス管理情報201の停止フラグ306を「On」に設定し(ステップ912)、LUパスを定義する(ステップ913)。LUパス定義処理として、具体的には、論理デバイス管理情報201の当該論理デバイスのフィールドのエントリ307に切替要求で指定されたポート特定情報を設定し、デバイス状態305をアタッチド状態に変更し、LUパス定義情報202の対象ポート、ターゲットID、LUNのフィールドのエントリ403、404に当該論理デバイス番号とアクセス元HBA識別情報をそれぞれ設定する。
図10は、ストレージ130で実行される、デバイス起動/停止処理222の処理フローの一例を示す図である。ストレージ130は、デバイス接続切替処理221から論理デバイスの起動/停止要求を受信する(ステップ1001)。当該要求に含まれる情報としては、要求内容識別情報(起動/停止)と対象デバイス特定情報(物理デバイス番号、又は外部デバイス番号)などが考えられる。次に、ストレージ130は、受信した要求の処理対象が物理デバイスか外部デバイスかを判定する(ステップ1002)。処理対象が物理デバイスの起動要求の場合、対象物理デバイスに対応するディスク装置137を起動し、当該物理デバイスを起動状態に変更する(ステップ1003,1004,1005)。具体的には、制御プロセッサ132が当該ディスク装置137に対してディスク回転開始を指示するコマンドを送信し、当該ディスク装置137内のコントローラが当該コマンドに従ってディスクの回転を開始させた後、当該処理の完了を制御プロセッサ132へ報告し、制御プロセッサ132が当該ディスク装置137からの処理完了報告を確認して、当該ディスク装置137への入出力が実行できる状態に変更する。そして、対応する物理デバイス管理情報203の停止フラグ505を「On」に設定する。また、処理対象が物理デバイスの停止要求の場合、対象物理デバイスに対応するディスク装置137を停止し、当該物理デバイスを停止状態に変更する(ステップ1007,1008)。具体的には、制御プロセッサ132が当該ディスク装置137に対してディスク回転停止を指示するコマンドを送信し、当該ディスク装置137内のコントローラが当該コマンドに従ってディスクの回転を停止させた後、当該処理の完了を制御プロセッサ132へ報告し、制御プロセッサ132が当該ディスク装置137からの処理完了報告を確認する。そして、物理デバイス管理情報203の停止フラグ505を「Off」に、最終停止時間506に当該停止処理実行時刻をそれぞれ設定する。一方、処理対象が外部デバイスの場合、対応する外部ストレージ150に対して当該外部デバイスの起動/停止を指示するコマンドを送信する(ステップ1009)。ストレージ130は、外部ストレージ150からの当該処理完了報告を受領後、当該外部デバイスを起動/停止状態に変更するために外部デバイス管理情報205を更新する(ステップ1010)。なお、上記のディスク装置137へディスク回転開始/停止を指示するコマンドの例としては、SCSIプロトコルのSTART STOP UNIT コマンドがある。
図11は、ストレージ130で実行される、停止デバイス監視処理223の処理フローの一例を示す図である。まず、物理/外部デバイスの先頭から順に全てのデバイスの停止フラグ505/605を参照し、「Off」のものを処理対象とする(ステップ1102)。対象物理/外部デバイスについて、まず当該デバイスを起動し、テストI/Oによって動作を確認後、再び当該デバイスを停止する。この間にデバイス起動/停止失敗などのエラーが発生した場合には当該デバイスがブロックド状態であることを登録し、管理サーバへ当該デバイスについてのエラー報告を送信する(ステップ1103から1108、1112,1113)。ここでテストI/Oとしては、センス情報参照などの診断系コマンド送信でもよいし、ユーザデータ自体のリードアクセスや、空きデバイスもしくはデバイス内の空き領域に対するリード/ライトアクセスでもよい。全ての物理/外部デバイスについて、ステップ1102から1109およびステップ1111から1113までの処理を繰り返し、全ての物理/外部デバイスについての処理が完了したら、当該処理を終了する。
図12は、外部ストレージ150で実行される、I/O処理261の処理フローの一例を示す図である。第一の実施例では、ストレージ130で外部デバイスとして管理されている外部ストレージ150の論理デバイスは、ポート151のLUパス定義を維持したまま、対応する物理デバイスを停止させる。当該外部デバイスに対するストレージ130からの入出力要求は原則抑止されるはずであるが、安全のため、外部ストレージでもI/O処理対象の論理デバイスが停止状態かを判定し、停止状態である場合は処理不可を示すため、ストレージ130に対してエラー報告を行う(ステップ1201から1204)。なお、エラーを報告せずに、当該デバイスがビジーであると報告しても構わない。
図13は、外部ストレージ150で実行される、外部デバイス起動/停止処理262の処理フローの一例を示す図である。外部ストレージ150は、ファイバチャネルスイッチ120、ポート151を介して、ストレージ130から外部デバイスに対応する、外部ストレージ150内の論理デバイスに対する起動/停止要求コマンドを受信する(ステップ1301)。当該要求に含まれる情報としては、要求内容識別情報(起動/停止)と対象デバイス特定情報(ストレージ150識別情報、論理デバイス番号)、要求元ストレージ130識別情報(ポート131のWWNなど)などが考えられる。本実施例では、当該要求はSCSIプロトコルに従って送信される。送信方法としては、SCSIの診断系コマンドのパラメタを拡張してもよいし、外部ストレージ150とストレージ130間のみで通じる専用のSCSIコマンドを追加し、これを用いても構わない。また、外部ストレージ150内の特定論理デバイスを制御コマンド送受信用のものと定義しておき、当該制御コマンド送受信用デバイスへのリードおよびライトによって、両ストレージ間でのデータ授受を行っても構わない。外部ストレージ150は、要求対象の論理デバイスについて当該要求処理の実行可否を判定し、実行不可であればその旨をストレージ130へ報告する(ステップ1302)。次に当該論理デバイスの起動指示の場合、対応する物理デバイスが停止しているかを確認し、停止している場合には当該物理デバイスに対応したディスク装置156を起動し、当該物理デバイスを起動状態に変更する。そして、当該論理デバイスを起動状態に変更する(ステップ1304から1307)。ここで、当該ディスク装置156の起動は、ディスク回転開始を指示するコマンドを送信し、ディスク回転を開始したディスク装置156からの完了報告を確認することで実現される。一方、要求内容が当該論理デバイスの停止指示の場合、まず当該論理デバイスを停止状態にし、対応する物理デバイスについて、当該物理デバイスに対応する全ての論理デバイスが停止状態にあれば、当該物理デバイスに対応したディスク装置156を停止し、当該物理デバイスを停止状態に変更する(ステップ1309から1312)。ここで、当該ディスク装置156の停止は、ディスク回転停止を指示するコマンドを送信し、ディスク回転を停止したディスク装置156からの完了報告を確認することで実現される。以上の処理の後、外部ストレージ150は処理完了をストレージ130に報告する(ステップ1308)。
次に図1から図8および図10から図14を用いて第2の実施例について説明する。第1と第2の実施例は多くの共通点を持つため、両者の差異についてのみ述べる。
第2の実施例では、論理デバイスをデタッチする際、当該論理デバイスが外部デバイスと対応している場合には、LUパス定義の解除と合わせて、論理デバイスと外部デバイスとの対応関係も解除する。これによって、一つの論理デバイス番号を別の外部デバイスの入出力制御を行うのに用いることができるため、論理デバイス番号の上限など、ストレージ130の制御プロセッサ132の制御限界を超える数の、外部デバイスを取り扱うことができる。
第2の実施例におけるソフトウェア構成は第1の実施例と同様に図2に示される。その大部分は、第一の実施例と同じ内容であるが、第2の実施例では、ストレージ130の構成管理情報にデタッチデバイス退避情報207が追加される。この情報追加は、第2の実施例では、論理デバイスデタッチ時に論理デバイスと外部デバイスとの対応が切り離されることによる。すなわち、ユーザから見た見掛けのアクセス対象である論理デバイスと、実際にデータを保持している外部デバイスとの対応が動的に切り替えられるため、デバイスに対する機能設定などを論理デバイスではなく、外部デバイス単位に保持することが必要となるのである。
図7に、デタッチデバイス退避情報207の構成例を示す。デタッチデバイス退避情報207は、各外部デバイスにつき、論理デバイス管理情報の複製702とデバイス機能管理情報の複製を保持する。これらの情報は、デタッチされる前に各外部デバイスが対応していた論理デバイスの論理デバイス管理情報201およびデバイス機能管理情報206の対応フィールド情報の複製であり、当該外部デバイスに対応した論理デバイスがデタッチされる際に当該領域へ複製情報が格納される。ストレージ130は、論理デバイスアタッチ時に、このデタッチデバイス退避情報207に格納した情報を用いて、対象論理デバイスの機能設定などの情報を引き継ぐことができる。
また、第2の実施例では、デタッチされ、論理デバイスとの対応関係が解除された外部デバイスは、ユーザ又はアプリケーションプログラムからは、論理デバイスとしてではなく、外部デバイスそのものを認識・管理する必要がある。従って、ユーザ又はアプリケーションプログラムからのデバイスアタッチ要求時には、管理サーバ110のデバイス接続切替要求処理241に対して、対象デバイス特定情報として、ストレージ130識別情報と論理デバイス番号に加えて、外部デバイス番号が指定される。ここで、論理デバイス番号は当該外部デバイスに対応付ける論理デバイスの番号となる。同様に、デバイスアタッチ指定時の、管理サーバ111からストレージ130への処理要求には、対象デバイス識別情報として外部デバイス番号が付与される。
図14に、第2の実施例における、ストレージ130で実行するデバイス接続切替処理221の処理フローの一例を示す。まず、処理フローとしては、図9の第1の実施例のデバイス接続切替処理221と同様の処理となるが、デタッチ/アタッチ処理のそれぞれに対象論理デバイスが物理デバイスと外部デバイスのどちらに対応する(又は対応していた)かの判定(ステップ1405と1413)と、外部デバイスと対応する(又は対応していた)場合の当該論理デバイスと外部デバイスの対応付け解除又は設定処理および論理デバイス関連の管理情報の退避又は回復処理(ステップ1406と1414)が追加される。ステップ1406および1414の具体的な内容は次の通りとなる。まず、ステップ1406では、ストレージ130は、まず、デタッチデバイス退避情報207の当該外部デバイスのフィールドに、論理デバイス管理情報201およびデバイス機能管理情報206の当該論理デバイスのフィールドの内容を退避し、論理デバイス管理情報201とデバイス機能管理情報206の内容を全てクリアする。それから、論理デバイス管理情報201のデバイス状態305を「未実装」状態とし、また外部デバイス管理情報204のデバイス状態604をデタッチド状態に、対応論理デバイス番号603に無効値を設定する。逆に、デバイスアタッチ処理におけるステップ1414では、ストレージ130は、当該外部デバイスに対応するデタッチデバイス退避情報207を用いて論理デバイス管理情報201のサイズ302からタイプ304とデバイス機能管理情報206の全内容を復元する。なお、論理デバイス管理情報201のデバイス状態305以降は、第一の実施形態と同様、ステップ1415以降で設定する。
実施例1および2では、ユーザ又はアプリケーションプログラムから指定された論理デバイスに対応する物理/外部デバイスをデタッチすると共に、対応するディスク装置を停止させた。論理デバイスと物理/外部デバイスとの対応は、ストレージ管理者の設定に応じて任意に定義可能であるため、停止した外部デバイスが複数の外部ストレージに分散して存在することになる。このとき、停止している外部デバイスを特定の外部ストレージに移行し、集約することで、特定の外部ストレージを停止することが可能となる。
実施例3では、ストレージ130に停止デバイス再配置処理が追加される。停止デバイス再配置処理プログラムは、図2で示したストレージ130の他処理と同様にメモリ133に格納される。停止デバイス再配置処理として、ストレージ130は、停止候補となる第一の外部ストレージの特定、ストレージ130内の第一の論理デバイスと対応する第一の外部ストレージ内の起動中の第一の外部デバイスの選定、ストレージ130内の第二の論理デバイスと対応する第二の外部ストレージ内の停止中の第二の外部デバイスの選定、そしてホストからの第一の論理デバイスへのアクセスを受け付けながら、第一の外部デバイスと第二の外部デバイスとの間でデータを入れ替え、データ入れ替え完了を契機に第一および第二の論理デバイスと第一および第二の外部デバイスとの対応関係を入れ替え、第一の外部ストレージ内の全ての論理デバイスが停止状態となった契機に第一の外部ストレージを停止、すなわち電源を切る。
停止候補となる第一の外部ストレージの特定処理の実施例として、例えば複数の外部ストレージのうち、起動している外部デバイスが少ないものを選んでもよいし、起動している外部デバイスについて、そのI/O負荷を考慮して、負荷の総量がもっとも少ない外部ストレージを選定してもよい。また、ストレージ130が停止候補の第一のストレージを選定するのではなく、ストレージ管理者やユーザなどが選定し、ストレージ130に指示してもよい。
起動している第一の外部デバイスと入れ替え対象となる第二の外部ストレージ150および第二の外部デバイスは、第一の外部デバイスとサイズやデバイスタイプなどの条件が一致するものを選定する。このとき、第二の外部ストレージ150として、もっともI/O負荷の小さいものを選んでも良い。なお、第一の外部デバイスとの入れ替え対象は、ストレージ130内の物理デバイスでもよい。
ホスト100から第一の論理デバイスへのI/Oを受け付けながら、第一の外部デバイスと第二の外部デバイスとの間でデータを入れ替える処理については、ストレージ130のキャッシュメモリ134を用いて実施する。まず、第一の外部デバイスと第二の外部デバイスの一定量のデータをキャッシュメモリ134に読み上げ、第一の外部デバイスのデータを第二の外部デバイスへ、第二の外部デバイスのデータを第一の外部デバイスへ書き込む。このとき、論理デバイス毎に入れ替え相手の外部デバイス番号、入れ替え処理の進捗情報、例えば入れ替え済み最終アドレスなどの情報を論理デバイス管理情報201に追加し、入れ替え済/未済の領域管理を行う。ストレージ130では、ホスト100からの第一の論理デバイスへのI/O要求時に、入れ替え中の第一/第二の外部デバイスについて、入れ替え処理の進捗情報を元に、入れ替え済/未済の領域を判定し、入れ替え済みであれば第二の外部デバイスをアクセスし、入れ替え未済の領域については第一の外部デバイスをアクセスする。
最後に、第一及び第二の論理デバイスと第一及び第二の外部デバイスとの対応関係入れ替え処理については、対応する論理デバイス管理情報201や外部デバイス管理情報204を更新し、論理デバイスと外部デバイスの対応関係を入れ替える。このとき、デタッチデバイス退避情報207の第一と第二の外部デバイスに対応するエントリの内容をお互いに入れ替える。
なお、本発明は上記の実施例に限定されず、数々の変形が可能である。実施例1では、ストレージ管理者またはホストアプリケーションからの論理デバイスへのデタッチ要求時に、当該デバイスの停止要否を判定して、必要であれば当該デバイスを停止しているが、デタッチ/アタッチ要求を伴わずに当該デバイスへの起動/停止要求のみを受領する形態でもよい。これによって、当該デバイスへのホストからのアクセスパスを維持したままで、当該デバイスに対応したディスク装置の起動/停止を制御することができる。なお、この実施例1の変形では、管理サーバ110ではデバイス接続切替要求処理241に代わって第15図に示すデバイス起動/停止要求処理が、ストレージ130ではデバイス接続切替処理221に代わって第16図に示すデバイス起動/要求受領処理がそれぞれ実行される。デバイス起動/停止要求処理では、管理者又はホストアプリケーションプログラムから受領したデバイス起動/停止指示に従って、ストレージ130へ対象デバイスの起動/停止を指示する。また、デバイス起動/停止要求受領処理では、受領したデバイス起動/停止要求に対して、対象論理デバイスの起動/停止処理と、対応する物理デバイス/外部デバイスの起動/停止要否判定と、必要ならば当該物理デバイス/外部デバイスの起動/停止処理を行う。
また、実施例2では、デタッチ対象の論理デバイスが外部デバイスと対応している場合のみ、LUパス定義解除に加えて、論理デバイスと外部デバイスとの対応付けを解除し、当該論理デバイス番号を別の外部デバイス番号へ割り当てに用いることを可能とするが、物理デバイスと対応する論理デバイスについても、論理デバイスと物理デバイスとの対応付けを解除してもかまわない。また、実施例2の変形として、論理デバイスデタッチ時に論理デバイスと物理/外部デバイスのみを解除し、論理デバイスとLUとの対応を解除しなくてもよい。この場合、テープライブラリのテープメディアとテープドライブのように、ホストから見て同一のLU/論理デバイスに別の物理/外部デバイスが割り当てられることになる。ただし、この場合でも、アプリケーションプログラムからのデバイス再認識は必要である。特に、異なるサイズの物理/外部デバイスが割り当てられる場合には、オペレーションシステムレベルでのデバイス再認識が必要となる。
また、実施例1,2では、デタッチ対象論理デバイスについて、全ポート131のLUパス定義を解除したが、ユーザ又はアプリケーションプログラムから指定された特定ポート131についてのみLUパス定義を解除する形態でもかまわない。
また、実施例2では、デタッチデバイス退避情報207を制御メモリ135に保持したが、外部デバイスの記憶空間の一部を管理情報格納領域として、当該領域に管理情報を退避してもかまわない。さらに、外部デバイスの管理情報格納領域に外部デバイス管理情報204の内容を保持してもよい。これにより、当該外部デバイスをストレージ130の外部デバイス管理情報204で管理しつづける必要がなくなる。すなわち、外部デバイスに対応する論理デバイスをデタッチする際、ストレージ130の外部デバイス番号と外部ストレージ150の論理デバイスとの対応付けも解除してしまう形態がとれる。ユーザ又はアプリケーションプログラムは外部ストレージの論理デバイス番号もしくはポート151番号、SCSI
ID、LUNによって外部デバイスを管理する。ストレージ130は、アタッチ時には指定された外部デバイスにアクセスし、管理情報格納領域に格納された管理情報を用いて、デバイス管理情報を復元する。このとき、当該外部デバイスの管理情報格納領域へデタッチデバイス退避情報207に加えて、ストレージ130又はストレージ130から当該外部デバイスをアクセスするのに用いるポート131の識別情報を格納することで、デバイスアタッチ時に当該外部デバイスがストレージ130によって管理されていたものであることを確認することができる。さらに、外部ストレージで本情報を元にパス定義可能かつアクセス可能なストレージ130を制限することで、より安全なデバイス管理を実現できる。このように当該外部デバイスに関する管理情報を外部デバイス内の管理情報領域へ格納することで、当該外部デバイスをデタッチしたストレージ130が障害などで起動不能になった場合などに、当該外部デバイスを別のストレージでアタッチすることができる。ただし、その場合には管理情報領域へ格納したストレージ130の識別情報を管理サーバ110などで改変しなければならない。
また、実施例1、2では、デバイス停止要否を管理サーバ110のデバイス接続切替要求処理241で判定していたが、ストレージ130のデバイス接続切替処理221で判定してもよい。
また、実施例1では、論理デバイスをアタッチする際、ポート131およびLUNを指定していたが、別の論理デバイスをデタッチし、このポート131およびLUNを用いてアタッチしてもよい。それには、ホストからLUNへのアクセス開始時には必ず事前に対応する論理デバイスを確認してからアクセスするプロトコルとし、論理デバイスの属性として「自動デタッチ可能」を設定し、第一の論理デバイスをアタッチする際には、別の「自動デタッチ可能」な第二の論理デバイスをデタッチした後、第二の論理デバイスが対応づいていたポート131のLUNを用いて第一の論理デバイスをアタッチすればよい。また、第2の実施例についても同様に、外部デバイスに「自動デタッチ可能」属性を設定し、第一の外部デバイスをアタッチ時に第二の外部デバイスをデタッチして、第二の外部デバイスが対応づいていた論理デバイスを用いて第一の外部デバイスをアタッチするように制御してもよい。
また、実施例1、2では、ストレージ130の物理デバイスに対応するディスク装置137や外部ストレージ150の物理デバイスに対応するディスク装置157の起動および停止制御を、ディスク装置137(または157)へコマンドを送信し、ディスク装置137(又は157)内のコントローラでディスク回転を制御する方法を採用していたが、ストレージ130(又はストレージ150)にディスク装置137(または157)への電源供給をオン/オフ可能なスイッチを搭載し、当該スイッチを用いてディスク装置137(又は157)を起動/停止してもよい。
以上実施例で説明したが、本発明の別な実施形態1は、前記ストレージは複数のストレージからなり、一のストレージは、ホスト計算機と他のストレージ間に介在し、前記他のストレージの論理デバイスを前記一のストレージの論理デバイスとして仮想化してホスト計算機に提供し、デタッチ要求を受信し、該要求に含まれる情報を用いて処理対象となる論理デバイスを特定し、特定した論理デバイスが前記他のストレージの論理デバイスに対応する場合には、前記一のストレージの論理デバイスのホストパス定義を解除し、前記他のストレージに該当論理デバイスに対応する物理デバイスの停止要求を送信し、前記他のストレージは、前記一のストレージからの該当論理デバイスに対応する物理デバイスの停止要求を受信し、該物理デバイスを停止する計算機システムである。
本発明の別な実施形態2は、前記一のストレージは、該一のストレージの論理デバイスに対応する前記他のストレージの論理デバイスの対応を解除する計算機システムである。
本発明の別な実施形態3は、前記ストレージは、論理デバイスのアタッチ要求を受信し、該要求に含まれる情報を用いて処理対象となる論理デバイスと該論理デバイスに対応する物理デバイスを特定し、停止している前記物理デバイスを起動し、前記論理デバイスのホストパスを定義する計算機システムである。
本発明の別な実施形態4は、前記ストレージは複数のストレージからなり、一のストレージは、ホスト計算機と他のストレージ間に介在し、前記他のストレージの論理デバイスを前記一のストレージの論理デバイスとして仮想化してホスト計算機に提供し、アタッチ要求を受信し、該要求に含まれる情報を用いて処理対象となる論理デバイスを特定し、特定した論理デバイスが前記他のストレージの論理デバイスに対応する場合には、該他のストレージに該当論理デバイスに対応する物理デバイスの起動を要求する計算機システムである。
本発明の別な実施形態5は、前記一のストレージは、前記他のストレージからの該当論理デバイスに対応する物理デバイスの起動完了報告を受け、前記一のストレージの論理デバイスに前記他のストレージの論理デバイスを対応させ、前記一のストレージの論理デバイスのホストパスを定義する計算機システムである。
本発明の別な実施形態6は、前記ストレージは複数のストレージからなり、一のストレージは、ホスト計算機と複数の第二のストレージ間に介在し、他の複数のストレージの論理デバイスを前記一のストレージの論理デバイスとして仮想化してホスト計算機に提供し、複数の第二のストレージから停止した論理デバイスの移行先となる第三のストレージを選定し、第三のストレージ以外の第二のストレージの論理デバイスから移行対象となる停止した第二のストレージの論理デバイスを選定し、第二の論理デバイスの移行先となる第三のストレージ内の論理デバイスを選定し、停止している第二の論理デバイスを起動し、第二と第三のストレージの論理デバイスのデータを順次読み上げて、それぞれ第三と第二のストレージの論理デバイスへ書き込むことで第二と第三のストレージの論理デバイスの内容を入れ替え、第二及び第三のストレージの論理デバイスとそれらを仮想化した第一のストレージの論理デバイスとの対応を入れ替え、当該第三のストレージ内の全ての論理デバイスが停止した場合に、当該第三のストレージ自体を停止する計算機システムである。
本発明の別な実施形態7は、前記ストレージは、制御プロセッサ、制御メモリ、メモリ及びディスクを備え、前記制御メモリは、制御デバイス管理情報、LUパス管理情報、物理デバイス管理情報、外部デバイス管理情報、デバイス機能管理情報を有し、前記メモリは、デバイス管理情報の複製、デバイス接続切替処理、デバイス起動/停止処理及び停止デバイス監視処理を格納しており、デバイス接続切替要求を受信し、該要求処理実行可否をチェックし、デタッチ要求であれば、該当する物理デバイスを停止し、アタッチ要求であれば、該当する物理デバイスを起動させることを特徴とする起算機システムである。
本発明の別な実施形態8は、ネットワークで接続したホスト計算機及び管理サーバとで計算機システムを構成するストレージにおいて、論理デバイスのデタッチ要求を受信し、該要求に含まれる情報を用いて処理対象となる論理デバイスと該論理デバイスに対応する物理デバイスを特定し、前記論理デバイスのホストパス定義を解除し、前記物理デバイスを停止するストレージである。
本発明の別な実施形態9は、前記物理デバイスはディスク装置であり、該物理デバイスの停止は該ディスク装置のディスク回転を止めることであるストレージである。
本発明の別な実施形態10は、前記管理サーバからの論理デバイスのデタッチ要求を受信するストレージである。
本発明の別な実施形態11は、前記ホスト計算機からのデタッチ要求を受信することを特徴とするストレージである。
本発明の別な実施形態12は、前記ホスト計算機と他のストレージ間に介在し、前記他のストレージの論理デバイスを自ストレージの論理デバイスとして仮想化してホスト計算機に提供し、デタッチ要求を受信し、該要求に含まれる情報を用いて処理対象となる論理デバイスを特定し、特定した論理デバイスが前記他のストレージの論理デバイスに対応する場合には、自ストレージの論理デバイスのホストパス定義を解除し、前記他のストレージに該当論理デバイスに対応する物理デバイスの停止要求を送信し、前記他のストレージは、自ストレージからの該当論理デバイスに対応する物理デバイスの停止要求を受信し、該物理デバイスを停止するストレージである。
本発明の別な実施形態13は、論理デバイスのアタッチ要求を受信し、該要求に含まれる情報を用いて処理対象となる論理デバイスと該論理デバイスに対応する物理デバイスを特定し、停止している前記物理デバイスを起動し、前記論理デバイスのホストパスを定義するストレージである。
本発明の別な実施形態14は、前記物理デバイスはディスク装置であり、該物理デバイスの起動は該ディスク装置のディスク駆動を開始することであるストレージである。
本発明の別な実施形態15は、ホスト計算機と他のストレージ間に介在し、前記他のストレージの論理デバイスを自ストレージの論理デバイスとして仮想化してホスト計算機に提供し、アタッチ要求を受信し、該要求に含まれる情報を用いて処理対象となる論理デバイスを特定し、特定した論理デバイスが前記他のストレージの論理デバイスに対応する場合には、自ストレージの論理デバイスのホストパスを定義し、前記他のストレージに該当論理デバイスに対応する物理デバイスの起動を要求するストレージである。
本発明の別な実施形態16は、論理デバイスに対応する物理デバイスの停止を要求するストレージから前記物理デバイスの停止要求を受信し、該物理デバイスを停止し、該当論理デバイスに対応する物理デバイスの停止完了報告を返信するストレージである。
本発明の別な実施形態17は、ホスト計算機と他の複数のストレージ間に介在し、他の複数のストレージの論理デバイスを自ストレージの論理デバイスとして仮想化してホスト計算機に提供し、複数の第二のストレージから停止した論理デバイスの移行先となる第三のストレージを選定し、第三のストレージ以外の第二のストレージの論理デバイスから移行対象となる停止した第二のストレージの論理デバイスを選定し、第二の論理デバイスの移行先となる第三のストレージ内の論理デバイスを選定し、停止している第二の論理デバイスを起動し、第二と第三のストレージの論理デバイスのデータを順次読み上げて、それぞれ第三と第二のストレージの論理デバイスへ書き込むことで第二と第三のストレージの論理デバイスの内容を入れ替え、第二及び第三のストレージの論理デバイスとそれらを仮想化した第一のストレージの論理デバイスとの対応を入れ替え、当該第三のストレージ内の全ての論理デバイスが停止した場合に、当該第三のストレージ自体を停止させるストレージである。
本発明の別な実施形態18は、前記第三のストレージとして、前記第二のストレージのうちで停止した論理デバイスの数が最も多いものを選択するストレージである。
本発明の別な実施形態19は、ネットワークで接続したホスト計算機及びストレージとで計算機システムを構成する管理サーバにおいて、前記ストレージ内論理デバイスのデタッチ指示を受け付け、該指示に含まれる情報から前記ストレージ内の論理デバイスの停止要否を決定し、前記論理デバイスのデタッチ要求を前記ストレージに対して送信する管理サーバである。
本発明の別な実施形態20は、ホスト計算機とストレージと管理サーバをネットワークで接続してなる計算機システムのデバイス制御方法において、論理デバイスのデタッチ要求を受信し、該要求に含まれる情報を用いて処理対象となる論理デバイスと該論理デバイスに対応する物理デバイスを特定し、前記論理デバイスのホストパス定義を解除し、前記物理デバイスを停止するデバイス制御方法である。
本発明の別な実施形態21は、ホスト計算機とストレージと管理サーバをネットワークで接続してなる計算機システムのデバイス制御方法において、論理デバイスのアタッチ要求を受信し、該要求に含まれる情報を用いて処理対象となる論理デバイスと該論理デバイスに対応する物理デバイスを特定し、停止している前記物理デバイスを起動し、前記論理デバイスのホストパスを定義するデバイス制御方法である。
本発明の別な実施形態22は、ホスト計算機とストレージと管理サーバをネットワークで接続してなる計算機システムのデバイス制御方法において、前記ストレージは複数のストレージからなり、一のストレージは、ホスト計算機と複数の第二のストレージ間に介在し、他の複数のストレージの論理デバイスを前記一のストレージの論理デバイスとして仮想化してホスト計算機に提供し、複数の第二のストレージから停止した論理デバイスの移行先となる第三のストレージを選定し、第三のストレージ以外の第二のストレージの論理デバイスから移行対象となる停止した第二のストレージの論理デバイスを選定し、第二の論理デバイスの移行先となる第三のストレージ内の論理デバイスを選定し、停止している第二の論理デバイスを起動し、第二と第三のストレージの論理デバイスのデータを順次読み上げて、それぞれ第三と第二のストレージの論理デバイスへ書き込むことで第二と第三のストレージの論理デバイスの内容を入れ替え、当該第三のストレージ内の全ての論理デバイスが停止した場合に、当該第三のストレージ自体を停止するデバイス制御方法である。
本発明が適用される計算機システムのハードウェア構成の一例を示す図。 本発明が適用されるストレージのソフトウェア構成の一例を示す図。 論理デバイス管理情報の一例を示す図。 LUパス管理情報の一例を示す図。 物理デバイス管理情報の一例を示す図。 外部デバイス管理情報の一例を示す図。 デタッチデバイス退避情報の一例を示す図。 管理サーバ110で実行される、デバイス接続切替要求処理241の処理フローの一例を示す図。 実施例1において、ストレージ130で実行される、デバイス接続切替処理221の処理フローの一例を示す図。 ストレージ130で実行される、デバイス起動/停止処理222の処理フローの一例を示す図。 ストレージ130で実行される、停止デバイス監視処理223の処理フローの一例を示す図。 外部ストレージ150で実行される、I/O処理261の処理フローの一例を示す図。 外部ストレージ150で実行される、外部デバイス起動/停止処理262の処理フローの一例を示す図。 実施例2において、ストレージ130で実行される、デバイス接続切替処理221の処理フローの一例を示す図。 実施例1の変形において、管理サーバ110で実行される、デバイス起動/停止要求処理の処理フローの一例を示す図。 実施例1の変形において、ストレージ130で実行される、デバイス起動/停止受領処理の処理フローの一例を示す図。
符号の説明
100…ホスト
110…管理サーバ
120…ファイバチャネルスイッチ
130…ストレージ
140…管理端末
150…外部ストレージ
175…IPネットワーク
201…論理デバイス管理情報
202…LUパス管理情報
203…物理デバイス管理情報
204…外部デバイス管理情報
205…キャッシュ管理情報
206…デバイス機能管理情報
207…デタッチデバイス退避情報
221…デバイス接続切替処理
222…デバイス起動/停止処理
223…停止デバイス監視処理
261…I/O処理
262…外部デバイス起動/停止処理
241…デバイス接続切替要求処理

Claims (20)

  1. ホスト計算機とストレージと管理サーバをネットワークで接続してなる計算機システムにおいて、
    前記ストレージは、論理デバイスのデタッチ要求を受信し、該要求に含まれる情報を用いて処理対象となる論理デバイスと該論理デバイスに対応する物理デバイスを特定し、前記論理デバイスのホストパス定義を解除し、前記物理デバイスを停止することを特徴とする計算機システム。
  2. 請求項1記載の計算機システムにおいて、
    前記ストレージは複数のストレージからなり、一のストレージは、ホスト計算機と他のストレージ間に介在し、前記他のストレージの論理デバイスを前記一のストレージの論理デバイスとして仮想化してホスト計算機に提供し、デタッチ要求を受信し、該要求に含まれる情報を用いて処理対象となる論理デバイスを特定し、特定した論理デバイスが前記他のストレージの論理デバイスに対応する場合には、前記一のストレージの論理デバイスのホストパス定義を解除し、前記他のストレージに該当論理デバイスに対応する物理デバイスの停止要求を送信し、前記他のストレージは、前記一のストレージからの該当論理デバイスに対応する物理デバイスの停止要求を受信し、該物理デバイスを停止することを特徴とする計算機システム。
  3. 請求項2記載の計算機システムにおいて、
    前記一のストレージは、該一のストレージの論理デバイスに対応する前記他のストレージの論理デバイスの対応を解除することを特徴とする計算機システム。
  4. 請求項1記載の計算機システムにおいて、
    前記ストレージは、論理デバイスのアタッチ要求を受信し、該要求に含まれる情報を用いて処理対象となる論理デバイスと該論理デバイスに対応する物理デバイスを特定し、停止している前記物理デバイスを起動し、前記論理デバイスのホストパスを定義することを特徴とする計算機システム。
  5. 請求項1の計算機システムにおいて、
    前記ストレージは複数のストレージからなり、一のストレージは、ホスト計算機と他のストレージ間に介在し、前記他のストレージの論理デバイスを前記一のストレージの論理デバイスとして仮想化してホスト計算機に提供し、アタッチ要求を受信し、該要求に含まれる情報を用いて処理対象となる論理デバイスを特定し、特定した論理デバイスが前記他のストレージの論理デバイスに対応する場合には、該他のストレージに該当論理デバイスに対応する物理デバイスの起動を要求することを特徴とする計算機システム。
  6. 請求項5記載の計算機システムにおいて、
    前記一のストレージは、前記他のストレージからの該当論理デバイスに対応する物理デバイスの起動完了報告を受け、前記一のストレージの論理デバイスに前記他のストレージの論理デバイスを対応させ、前記一のストレージの論理デバイスのホストパスを定義することを特徴とする計算機システム。
  7. 請求項1記載の計算機システムにおいて、
    前記ストレージは複数のストレージからなり、一のストレージは、ホスト計算機と複数の第二のストレージ間に介在し、他の複数のストレージの論理デバイスを前記一のストレージの論理デバイスとして仮想化してホスト計算機に提供し、複数の第二のストレージから停止した論理デバイスの移行先となる第三のストレージを選定し、第三のストレージ以外の第二のストレージの論理デバイスから移行対象となる停止した第二のストレージの論理デバイスを選定し、第二の論理デバイスの移行先となる第三のストレージ内の論理デバイスを選定し、停止している第二の論理デバイスを起動し、第二と第三のストレージの論理デバイスのデータを順次読み上げて、それぞれ第三と第二のストレージの論理デバイスへ書き込むことで第二と第三のストレージの論理デバイスの内容を入れ替え、第二及び第三のストレージの論理デバイスとそれらを仮想化した第一のストレージの論理デバイスとの対応を入れ替え、当該第三のストレージ内の全ての論理デバイスが停止した場合に、当該第三のストレージ自体を停止することを特徴とする計算機システム。
  8. 請求項1記載の計算機システムにおいて、
    前記ストレージは、制御プロセッサ、制御メモリ、メモリ及びディスクを備え、前記制御メモリは、制御デバイス管理情報、LUパス管理情報、物理デバイス管理情報、外部デバイス管理情報、デバイス機能管理情報を有し、前記メモリは、デバイス管理情報の複製、デバイス接続切替処理、デバイス起動/停止処理及び停止デバイス監視処理を格納しており、デバイス接続切替要求を受信し、該要求処理実行可否をチェックし、デタッチ要求であれば、該当する物理デバイスを停止し、アタッチ要求であれば、該当する物理デバイスを起動させることを特徴とする起算機システム。
  9. ネットワークで接続したホスト計算機及び管理サーバとで計算機システムを構成するストレージにおいて、
    論理デバイスのデタッチ要求を受信し、該要求に含まれる情報を用いて処理対象となる論理デバイスと該論理デバイスに対応する物理デバイスを特定し、前記論理デバイスのホストパス定義を解除し、前記物理デバイスを停止することを特徴とするストレージ。
  10. 請求項9記載のストレージにおいて、
    前記物理デバイスはディスク装置であり、該物理デバイスの停止は該ディスク装置のディスク回転を止めることであることを特徴とするストレージ。
  11. 請求項9記載のストレージにおいて、
    前記管理サーバからの論理デバイスのデタッチ要求を受信することを特徴とするストレージ。
  12. 請求項9記載のストレージにおいて、
    前記ホスト計算機からのデタッチ要求を受信することを特徴とするストレージ。
  13. 請求項9記載のストレージにおいて、
    前記ホスト計算機と他のストレージ間に介在し、前記他のストレージの論理デバイスを自ストレージの論理デバイスとして仮想化してホスト計算機に提供し、デタッチ要求を受信し、該要求に含まれる情報を用いて処理対象となる論理デバイスを特定し、特定した論理デバイスが前記他のストレージの論理デバイスに対応する場合には、自ストレージの論理デバイスのホストパス定義を解除し、前記他のストレージに該当論理デバイスに対応する物理デバイスの停止要求を送信し、前記他のストレージは、自ストレージからの該当論理デバイスに対応する物理デバイスの停止要求を受信し、該物理デバイスを停止することを特徴とするストレージ。
  14. 請求項9記載のストレージにおいて、
    論理デバイスのアタッチ要求を受信し、該要求に含まれる情報を用いて処理対象となる論理デバイスと該論理デバイスに対応する物理デバイスを特定し、停止している前記物理デバイスを起動し、前記論理デバイスのホストパスを定義することを特徴とするストレージ。
  15. 請求項14記載のストレージにおいて、
    前記物理デバイスはディスク装置であり、該物理デバイスの起動は該ディスク装置のディスク駆動を開始することであることを特徴とするストレージ。
  16. 請求項9記載のストレージにおいて、
    ホスト計算機と他のストレージ間に介在し、前記他のストレージの論理デバイスを自ストレージの論理デバイスとして仮想化してホスト計算機に提供し、アタッチ要求を受信し、該要求に含まれる情報を用いて処理対象となる論理デバイスを特定し、特定した論理デバイスが前記他のストレージの論理デバイスに対応する場合には、自ストレージの論理デバイスのホストパスを定義し、前記他のストレージに該当論理デバイスに対応する物理デバイスの起動を要求することを特徴とするストレージ。
  17. 請求項9記載のストレージにおいて、
    論理デバイスに対応する物理デバイスの停止を要求するストレージから前記物理デバイスの停止要求を受信し、該物理デバイスを停止し、該当論理デバイスに対応する物理デバイスの停止完了報告を返信することを特徴とするストレージ。
  18. 請求項9記載のストレージにおいて、
    ホスト計算機と他の複数のストレージ間に介在し、他の複数のストレージの論理デバイスを自ストレージの論理デバイスとして仮想化してホスト計算機に提供し、複数の第二のストレージから停止した論理デバイスの移行先となる第三のストレージを選定し、第三のストレージ以外の第二のストレージの論理デバイスから移行対象となる停止した第二のストレージの論理デバイスを選定し、第二の論理デバイスの移行先となる第三のストレージ内の論理デバイスを選定し、停止している第二の論理デバイスを起動し、第二と第三のストレージの論理デバイスのデータを順次読み上げて、それぞれ第三と第二のストレージの論理デバイスへ書き込むことで第二と第三のストレージの論理デバイスの内容を入れ替え、第二及び第三のストレージの論理デバイスとそれらを仮想化した第一のストレージの論理デバイスとの対応を入れ替え、当該第三のストレージ内の全ての論理デバイスが停止した場合に、当該第三のストレージ自体を停止させることを特徴とするストレージ。
  19. 請求項18記載のストレージにおいて、
    前記第三のストレージとして、前記第二のストレージのうちで停止した論理デバイスの数が最も多いものを選択することを特徴とするストレージ。
  20. ホスト計算機とストレージと管理サーバをネットワークで接続してなる計算機システムのデバイス制御方法において、
    論理デバイスのデタッチ要求を受信し、該要求に含まれる情報を用いて処理対象となる論理デバイスと該論理デバイスに対応する物理デバイスを特定し、前記論理デバイスのホストパス定義を解除し、前記物理デバイスを停止することを特徴とするデバイス制御方法。
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