JP2006204429A - 断層画像取得装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】反射光から取得した光断層画像と蛍光から取得した蛍光断層画像との対比あるいは重畳が容易であり、使い勝手のよい断層画像取得装置を提供する。
【解決手段】 被検部で反射された測定光Ls’(反射光)は、ミラー18、レンズ14、ファイバー15を介してファイバー42に帰還せしめられ、カプラ39において、参照光Lrと合波され、干渉光Lcとして、光検出器47へ入射する。腫瘍親和性を有する蛍光薬剤が付与されている被検部から発せられた蛍光Lbは、ミラー18、レンズ14、ファイバー15、ダイクロイックミラー57を介して、光検出器55へ入射する。測定光Ls’がプローブ10へ入射する際の光路と、蛍光Lbがプローブ10へ入射する際の光路とが同一であるため、被検部の同一領域から光断層画像と蛍光断層画像とを取得することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、断層画像取得装置に関し、特に、光断層画像および蛍光断層画像の両者を取得する断層画像取得装置に関するものである。
近年、光を用いて被検部の光断層画像を取得する光断層画像取得装置が医療診断の分野に使用されている。従来、共焦点光学系の光断層画像取得装置あるいは時間分解計測系の光断層画像取得装置あるいは周波数分解計測系の光断層画像取得装置などが実用化されている。
また、近年、OCT(Optical Coherence Tomography)装置の実用化もすすめられている。OCT装置は、SLD(Super Luminescent Diode)などから成る光源から出射された低コヒーレンス光を測定光と参照光に分割し、ピエゾ素子等により参照光または測定光の周波数を僅かにシフトさせ、測定光を被検部に入射させて被検部の所定の深度で反射した反射光と参照光とを干渉させ、その干渉光の光強度をヘテロダイン検波により測定し、断層情報を取得するものであり、参照光の光路上に配置した可動ミラーなどを微少移動させ、参照光の光路長を僅かに変化させることにより、参照光の光路長と測定光の光路長が一致した被検部の深度での情報を得ることができる。
また、被検部へ励起光を照射し、発せられる蛍光を検出して蛍光断層画像を取得する共焦点光学系の蛍光断層画像取得装置が、共焦点顕微鏡として実用化されている。また、時間分解計測系の蛍光断層画像取得装置あるいは周波数分解計測系の蛍光断層画像取得装置も知られている(特許文献1参照)。
特表2002−505900号公報
上記の光断層画像は、被検部の細胞の形態あるいは組織層や筋膜の形態等の形態情報を反映するものである。また、上記の蛍光断層画像は、例えば被検部に腫瘍親和性の蛍光薬剤が投与されている場合等に、腫瘍の位置あるいは腫瘍の大きさ等の形態情報を反映するものである。
被検部の状態を正確に知るためには、被検部から光断層画像と、蛍光断層画像の両断層画像を取得し、観察することが好ましい。光断層画像取得装置と蛍光断層画取得装置の両者を揃えることにより、被検部から光断層画像と蛍光断層画像とを取得することは可能であるが、両者の画像の対応が不明であるため、2枚の画像を対比して観察することが難しく、さらに画像を重畳して観察することなども困難であるという問題がある。また、このような装置は光学系が複雑化する場合が多く、使い勝手が良くないという問題もある。
本発明は、上記問題に鑑み、被検部から光断層画像と、蛍光断層画像の両断層画像を取得することができ、かつ使い勝手がよく、さらに光断層画像と蛍光画像との対比あるいは重畳が容易である断層画像取得装置を提供することを目的とするものである。
本発明の断層画像取得装置は、被検部へ光を照射し、前記被検部で反射した反射光に基づいて前記被検部の光断層画像を取得する光断層画像取得手段と、前記被検部へ励起光を照射し、前記被検部から発せられた蛍光に基づいて前記被検部の蛍光断層画像を取得する蛍光断層画像取得手段とを有する断層画像取得装置において、前記被検部からの前記反射光および前記励起光をひとつのプローブで検出するものであり、前記反射光を前記プローブで検出する際の光路と前記蛍光を前記プローブで検出する際の光路とが略同一であることを特徴とするものである。
なお、光を被検部へ照射するタイミングと励起光を被検部へ照射するタイミングとは、同一であってもよいし、時間差を有してもよい。
なお、「前記反射光および前記励起光をひとつのプローブで検出する」とは、光断層画像の取得に寄与する反射光と、蛍光断層画像の取得に寄与する蛍光とを1つのプローブで受光することを意味している。反射光および蛍光は、プローブ内で光検出されてもよいし、あるいはファイバー等の導光部材により離れた場所まで導光された後に光検出されてもよい。また、「前記反射光および前記蛍光を検出する光路が略同一である」とは、光断層画像の取得に寄与する反射光がプローブへ入射する際の光路と、蛍光断層画像の取得に寄与する蛍光がプローブへ入射する際の光路とが略同一であることを意味している。なお、光路が略同一であるとは、完全に光路が一致している場合に加え、光断層画像と蛍光断層が像とを重畳した場合に、蛍光を発する部位の大きさや位置が視認可能な程度に光路が一致している場合をも含むものである。
反射光や蛍光が、一旦プローブへ入射した後に、ハーフミラーやダイクロイックミラー等により光路が分割された場合には、光路は異なるものであってもよい。例えば、反射光および蛍光がファイバーによりプローブ内を導光される場合であれば、同一のファイバーにより導光されてもよいし、コア系の異なるファイバーにより導光されてもよい。
このプローブは、内視鏡の鉗子口に挿通されるものであってもよい。
前記光断層画像取得手段は、OCT装置であってもよいし、あるいは共焦点光学系を用いる装置、あるいは時間分解計測系を用いる装置であってもよい。また、前記蛍光断層画像取得手段は、共焦点光学系を用いた断層画像取得手段、時間分解計測系を用いた断層画像取得手段あるいは周波数分解計測系を用いた断層画像取得手段であってもよい。
前記光の光源は、前記励起光の光源を兼ねるものであってもよい。
前記被検部は、予め腫瘍親和性を有する蛍光薬剤が付与された被検部であってもよい。なお、前記蛍光薬剤が、波長帯域700nm以上800nm以下に含まれる励起光を照射された場合に、750nm以上900nm以下に含まれる蛍光を発する蛍光薬剤であれば、前記被検部へ照射される前記励起光の波長帯域は700nm以上800nm以下を含んでいればよい。
前記光の波長帯域は、前記蛍光の波長帯域とは異なるものであってもよい。
本発明による断層画像取得装置では、被検部へ光を照射し、前記被検部で反射した反射光に基づいて前記被検部の光断層画像を取得する光断層画像取得手段と、前記被検部へ励起光を照射し、前記被検部から発せられた蛍光に基づいて前記被検部の蛍光断層画像を取得する蛍光断層画像取得手段とを有する断層画像取得装置において、前記被検部からの前記反射光および前記励起光をひとつのプローブで検出するものであり、前記反射光を前記プローブで検出する際の光路と前記蛍光を前記プローブで検出する際の光路とが略同一であるため、被検部の略同領域から光断層画像および蛍光断層画像を取得でき、光断層画像と蛍光画像との対比あるいは重畳が容易化する。
また、プローブを内視鏡の鉗子口などへ挿通することにより、本断層画像取得装置の機能を従来の内視鏡へ付与することができ、装置の利便性が向上する。
前記光断層画像取得手段が、OCT装置であれば、数mmの深度までの断層画像を高解像度で取得することができる。
前記蛍光断層画像取得手段が、共焦点光学系を用いた断層画像取得手段であれば、容易に高解像度の蛍光断層画像を取得することができる。
前記蛍光断層画像取得手段が、時間分解計測系あるいは周波数分解計測系を用いた断層画像取得手段であれば、容易に深い深度までの蛍光断層画像を取得することができる。
前記光の光源が、前記励起光の光源を兼ねるものであれば、装置の小型化および低価格化が実現できる。
前記被検部が、予め腫瘍親和性を有する蛍光薬剤を付与された被検部であれば、蛍光断層画像を観察することにより、腫瘍の位置あるいは大きさ等を知ることができる。
前記光の波長帯域が、前記蛍光の波長帯域とは異なるものであれば、ダイクロイックミラー等を用いることにより、容易に反射光と蛍光とを分離できる。このため、光断層画像と蛍光断層画像とを同時に取得することも可能となる。
以下、本発明の具体的な実施の形態について図面を用いて説明する。図1は本発明による断層画像取得装置の第1の実施の形態の概略構成を示す図である。
本実施の形態による断層画像取得装置は、図1に示すように内視鏡の鉗子口へ挿通可能なプローブ10と、該プローブと接続された光学ユニット30と、プローブ10および光学ユニット30と接続された信号処理ユニット60と、該信号処理ユニット60と接続されたモニタ69とを備えている。また、本断層画像取得装置は、光断層画像を取得するOCT機能と、共焦点光学系を用いて蛍光断層画像を取得する蛍光断層画像取得機能とを有し、各断層画像および各断層画像を重畳した重畳断層画像をモニタへ表示するものである。なお、被検者には、予め腫瘍親和性を有する蛍光薬剤が投与されている。この蛍光薬剤は、波長750nmの励起光が照射された場合には、波長帯域770nm〜900nmの蛍光を発するものである。
プローブ10の中心には、ファイバー15が配設されており、ファイバー15の周囲には、可撓性の外筒16が設けられている。外筒16は、可撓性のシース11に覆われている。また外筒16の先端部分は、回転シース12に覆われ、複数のベアリング21により軸支される。回転シース12の基端部はセンタレスモータ22に接続される。センタレスモータ22は、ロータリエンコーダの機能を有しており、センタレスモータ22の回転角度検出部により検出された回転角度を示す信号が、信号線23により制御部62に送られる。
ファイバー15の先端には、ファイバー15により導光された光を被検部へ集光し、被検部により反射された反射光あるいは後述する蛍光Lbをファイバー15のコア部へ集光するレンズ14と、該レンズ14を光軸方向へ移動させるアクチュエータ17と、各光を直角方向に反射するミラー18が設けられている。アクチュエータ17は、ライン20により後述する蛍光断層画像情報生成部61と接続されている。なお、ミラー18は、回転シース12に固着され、回転シース12の回転により回転する。また、回転シース12の先端には、ミラー18により反射された光が、射出する光学窓26が設けられている。さらに、ファイバー15の基端側には、集光レンズ19が設けられている。
またシース11の基端部には、リニア駆動装置24が設けられている。このリニア駆動装置24は、不図示の内視鏡の鉗子口に対して、プローブ10をプローブ10の長手方向に並行に移動するものである。リニア駆動装置24は、リニアエンコーダの機能を有しており、リニアエンコーダの移動距離検出部により検出された移動距離を示す信号が、信号線25により制御部62に送られる。
光学ユニット30は、波長1000nmの低コヒーレンス光Lを出射する光源部31、光源部31より射出された低コヒーレンス光の参照光Lrおよび測定光Lsへ分割および合成を行うファイバー結合光学系32、参照光Lrの光路上に配され、参照光Lrの光路長を変化させる光路遅延部33および被検部の所定の深度で反射された測定光Ls’と参照光Lrとの干渉光Lcの光強度を検出する光検出部34とからなるOCT部と、波長750nmの励起光Laを射出する光源部35および蛍光Lbの光強度を検出する蛍光検出部36とからなる蛍光断層画像部とを備えている。
光源部31は、SLDなどからなり波長1000nmの低コヒーレンス光を出射する光源37と、光源37から出射された低コヒーレンス光を集光する集光レンズ38とを備えている。
ファイバー結合光学系32は、光源37から出射された低コヒーレンス光を測定光Lsと参照光Lrとに分割し、また、測定光Lsの被検部の所定の深部からの反射光である測定光Ls’と参照光Lrを合波し、干渉光Lcを得るファイバーカプラ39と、参照光Lrに僅かな周波数シフトを生じさせるピエゾ素子40と、ファイバーカプラ39を介して光源部31と光路遅延部33を繋ぐファイバー41と、ファイバーカプラ39を介して光検出部34と回転シース12の間を導光するファイバー42とを備えている。
光路遅延部33は、ファイバー41から射出された参照光Lrを平行光に変換し、また反射された参照光Lrをファイバー41へ入射させる集光レンズ44と、図1における水平方向への移動により参照光Lrの光路長を変化させる参照光ミラー45と、参照光ミラー45を水平方向への移動させる駆動部46とを備えている。
光検出部34は、干渉光Lcの光強度を検出する光検出器47と、該光検出器47の前に配置される集光レンズ49とを備えている。
光源部35は、LDなどからなり波長750nmの励起光Laを出射する光源51と、光源52から出射された光を集光する集光レンズ531と、波長765nm以下の光は直角に反射し、波長765nm以上の光は透過するダイクロイックミラー54を備えている。
光検出部36は、蛍光Lbの光強度を検出する光検出器55と、該光検出器52の前に配置される集光レンズ56と、波長900nm以下の光は直角に反射し、波長900nm以上の光は透過するダイクロイックミラー54を備えている。なお、光検出器52としては、アパランシェフォトダイオードが用いられている。
信号処理ユニット60の光断層情報生成部64では、光検出器47で検出された干渉光Lcの光強度に基づいて、光断層情報を生成し、制御部62へ出力する。蛍光断層情報生成部65では、光検出器55で検出された蛍光Lbの強度に基づいて蛍光断層情報を生成して、制御部62へ出力する。
次に、以上のように構成された本実施の形態による断層画像取得装置における各断層画像の取得と、重畳断層画像の生成と、各断層画像の表示動作について説明する。
患者の体腔内を観察する際には、内視鏡の鉗子口にプローブ10を挿通し、内視鏡を患者の体腔内に挿入し、内視鏡のモニタに表示される画像を基に、目視により内視鏡の挿入部先端を所望の部位まで誘導する。
まず、光断層画像を取得して表示する際の動作について説明する。本実施の形態では、光断層画像取得手段としてOCT装置が搭載されている。制御部62の制御により、波長1000nmの低コヒーレンス光が光源部31から射出される。光源37から出射された低コヒーレンス光は、集光レンズ38により集光され、ファイバー41に導入される。
ファイバー41を透過した低コヒーレンス光は、ファイバーカプラ39で、ファイバー41内を光路遅延部33の方向へ進行する参照光Lrと、ファイバー42内をシース12の方向へ進行する測定光Lsとに分割される。参照光Lrは光路上に設けられたピエゾ素子40により変調され、参照光Lrと測定光Lsには、僅かな周波数差△fが生じる。
ファイバー42に導光された測定光Lsは、レンズ19を介してファイバー15に入射され、ファイバー15内を伝播し、ファイバー15先端から射出され、ロッドレンズ17およびミラー18を介して被検部へ入射される。被検部に入射された測定光Lsのうち被検部の所定の深度で、かつ入射方向と逆方向へ反射された測定光Ls’、すなわち光断層画像の取得に寄与する測定光Ls’は、ミラー18、ロッドレンズ17、ファイバー15、レンズ19を介してファイバー42に帰還せしめられる。ファイバー42に帰還せしめられた測定光Ls’は、ファイバーカプラ39において、後述するファイバー41に帰還せしめられた参照光Lrと合波される。
一方、ピエゾ素子40で変調された後の参照光Lrは、ファイバー41を通過し光路遅延部33の集光レンズ44を介して、参照光ミラー45に入射し、この参照光ミラー45で反射され再度集光レンズ44を透過して、ファイバー41に帰還せしめられる。ファイバー41に帰還せしめられた参照光Lrはファイバーカプラ39で、上述した測定光Ls’と合波される。
ファイバーカプラ39で合波された測定光Ls’および参照光Lrは、再び同軸上に重なり、測定光Ls’と参照光Lrが干渉して干渉光Lcと、ファイバー41から射出され、レンズ49およびダイクロイックミラー48を介して、光検出器47aへ入射する。
参照光Lrおよび測定光Ls’は、可干渉距離の短い低コヒーレンス光であるため、低コヒーレンス光が測定光Lsと参照光Lrに分割されたのち、測定光Ls(Ls’) がファイバーカプラ39に到達するまでの光路長が、参照光Lrがファイバーカプラ39に到達するまでの光路長に等しい場合に両光が干渉し、この干渉する両光の周波数差(△f)で強弱を繰り返すビート信号が発生する。
光検出器47aでは、干渉光Lcから上記ビート信号の光強度を検出し、ヘテロダイン検出を行い、被検部の所定深度より反射された測定光Ls’の強度を検出し、光断層情報生成部54へ出力する。
光断層情報生成部54では、測定光Ls’の強度に基づいて、光断層情報を生成し、制御部62へ出力する。その後、参照光ミラー45は、駆動部46により、その光軸方向(図中水平方向)に移動され、参照光Lrがファイバーカプラ39に到達するまでの光路長が変化する。このため参照光Lrと干渉する測定光Ls(Ls’)の光路長も変化するので、被検部の断層情報を取得する深度も変化する。このように深度を僅かずつ変化させながら、光断層情報を繰り返し取得する。各照射点において、被検部の表面から深さ2mmまで光断層情報を取得する。なお、光路遅延部33の駆動部46は、制御部62へ接続され、光路長の情報は逐次制御部へ出力されている。
1点における光断層情報の取得が終了すると、センタレスモータ24により回転シース12を僅かに回転させることにより測定光Lsの照射方向を移動させ、再度その照射点における光断層情報を取得する。このようにして、ファイバー15の長手方向を軸としたラジアル走査を行い、被検部を輪切りにした状態の光断層画像を取得する。
制御部62では、光路長と、センタレスモータ22の回転角度と、光断層画像生成部54から出力される光断層情報に基づいて、ラジアル光断層画像を生成し、モニタ69へ出力する。モニタ69には、図2の(A)に示すような被検部の表面から深さ2mmまでの光断層画像が表示される。解像度は、光源37から射出される低コヒーレンス光の波長およびコヒーレンス長により変化するが、必要であれば数μmまで上げることができる。
次に、蛍光断層画像を取得して表示する際の動作について説明する。本実施の形態では、共焦点光学系の蛍光断層画像取得手段が用いられている。制御部92の制御により、波長750nmの励起光La(レーザ光)が光源部35の光源51から射出される。光源51から出射された励起光Laは、レンズ52により集光され、ダイクロイックミラー53で反射され、レンズ19を介してファイバー15へ入射する。
励起光Laは、ファイバー15内を伝播して、先端から射出され、レンズ14で集光されて、ミラー18で反射され、被検部へ照射される。被検部には予め腫瘍親和性を有する蛍光薬剤が付与されているため、被検部からは波長帯域770nm〜900nmの蛍光が発せられる。被検部から発せられた蛍光のうち、励起光Laの入射方向と逆方向へ発せられた蛍光、すなわち蛍光断層画像の取得に寄与する蛍光Lbは、ミラー18で反射され、レンズ14により集光されて、ファイバー15のコア部へ入射する。ファイバー15内を伝播し、基端部から射出された蛍光は、波長765nm以上の光を透過するダイクロイックミラー53を透過し、波長900nm以下の光を直角に反射するダイクロイックミラー57で反射して、レンズ56で集光され、光検出器55へ入射する。光検出器55では、被検部の所定深度より発せられた蛍光Lbの光強度を検出し蛍光断層情報生成部65へ出力する。
なお、ファイバー15のコア部の径は、非常に小さいため、ファイバー15のコア部は、共焦点光学系におけるピンホールとして機能する。このため、被検部のレンズ14によりファイバー15のコア部へ集光される深度から発せられた蛍光Lbのみが、ファイバー15へ入射する。レンズ14の光軸方向の位置をアクチュエータ17により、光軸方向へ僅かに移動させながら、蛍光断層情報を繰り返し取得することにより、被検部の表面から所定の深度まで、順次発せられる蛍光Lbの強度を検出することができる。なお、アクチュエータ17は、ケーブル23により制御部62へ接続され、レンズ14の位置情報は逐次制御部62へ出力されている。
1点における蛍光断層情報の取得が終了すると、センタレスモータ24により回転シース12を僅かに回転させることにより、励起光Laの照射方向を移動させ、再度その照射点における蛍光断層情報を取得する。このようにして、ファイバー15の長手方向を軸としたラジアル走査を行い、被検部を輪切りにした状態の蛍光断層画像を取得する。
制御部62では、レンズ17の位置情報と、センタレスモータ22の回転角度と、蛍光断層画像生成部55から出力される蛍光断層情報に基づいて、ラジアル蛍光断層画像を生成し、モニタ69へ出力する。モニタ69には、図2の(B)に示すような被検部の表面から深さ2mmまでの蛍光断層画像が表示される。通常の共焦点顕微鏡に比べ、ファイバー15のコア部の径、すなわちスリットの径が大きいため、解像度は多少下がるが、深い深度までの蛍光断層画像を取得することができる。なお、レンズ14としては、NAの大きい、すなわち焦点深度の浅いレンズを用いることが好ましい。蛍光断層画像では、被検部に腫瘍がある場合には、その腫瘍の位置や大きさ等が画像化される。
さらに、制御部62は、光断層画像と蛍光断層画像とを重畳させ、図3に示すような重畳画像を生成し、モニタ69へ表示することもできる。なお、このように光断層画像と蛍光断層画像を重畳する場合には、測定光Lsと励起光Laを同時に被検部へ照射し、平行して光断層画像情報と蛍光断層情報を取得することが好ましい。この場合には、光断層情報の取得深度を決定するミラー45の移動に合わせて、蛍光断層情報の取得深度を決定するレンズ14を移動させ、常に光断層情報を取得する深度と、レンズ14の焦点、すなわち蛍光断層情報を取得する深度とを一致させることにより、順次、同じ深度からの断層情報を取得することができる。また、光断層画像を取得するための測定光Lsと、蛍光断層画像を取得するための励起光Laとは、共にファイバー15内を伝播し、プローブ10から同じ光路により射出され、被検部の同じ点へ照射されている。また測定光Lsの反射光のうち光断層画像の取得へ寄与する反射光である測定光Ls’と、被検部から発せられる蛍光のうち、蛍光断層画像の取得へ寄与する蛍光である蛍光Lbは、被検部から同一の光路によりプローブ10へ入射して、ファイバー15を導光し、各々の被光検出部まで導光される。このため、プローブ10を回転させずに、あるいは同一タイミングで測定光Ls’および蛍光Lbの強度を検出することにより、被検部の同領域から光断層画像情報と蛍光断層情報とを取得することができる。したがって、取得した光断層画像と蛍光断層画像との位置合わせが容易化され、図3に示すような視認性のよい重畳画像を生成し、表示することができる。なお、上記のように光断層情報を取得する深度と、レンズ14の焦点、すなわち蛍光断層情報を取得する深度とが一致する場合には、光断層情報を取得する際の光軸に対して垂直な方向の解像度が向上する、すなわち光断層画像の解像度が向上するという効果も同時に得られる。
以上の説明で明らかなように、本発明による断層画像取得装置では、光断層画像を取得するための測定光Lsと蛍光断層画像を取得するための励起光Laが同一の光路でプローブ10から被検部へ向けて射出され、また、被検部で反射された、光断層画像の取得に寄与する測定光Ls’(反射光)と、被検部から発せられた、蛍光断層画像の取得に寄与する蛍光Lbが同一の光路でプローブ10へ入射され、プローブ10内を導光されるため、被検部の同領域から光断層画像および蛍光断層画像を取得でき、光断層画像と蛍光画像との対比あるいは重畳が容易化する。
また、プローブを内視鏡の鉗子口へ挿通することにより、本断層画像取得装置の機能を従来の内視鏡へ付与することができ、装置の利便性が向上する。
さらに、光断層画像取得手段としてOCT装置を用いたため、被検部の表面から数mmの深度までの断層画像を高解像度で取得することができる。また、蛍光共焦点光学系を用いた蛍光断層画像取得手段により、蛍光断層画像を取得したため、容易に高解像度の蛍光断層画像を取得することができる。
また、光断層画像を取得するための測定光Lsの波長帯域が1000nmであり、蛍光Lbの波長帯域が770nm〜900nmであるため、ダイクロイックミラーを用いることにより、容易に測定光Ls’(反射光)と蛍光Lbとを分離できる。このため、光断層画像と蛍光断層画像とを同時に取得することができ、断層画像を取得するために必要な時間が短縮できる。
なお、本実施の形態においては、励起光Laをプローブ10を介して被検部へ照射したが、これに限られるものではない。例えば、プローブ10の先端に光源を設けて、励起光を射出させもよいし、あるいは内視鏡本体に設けられた照明光を導光するファイバーを用いて励起光を導光してもよい。
また、本実施の形態においては、光断層画像の取得に寄与する反射光(測定光Ls’)がプローブ10へ入射する際の光路と、蛍光断層画像の取得に寄与する蛍光Lbがプローブ10へ入射する際の光路とが同一となる構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、光断層画像と蛍光断層画像を重畳した重畳画像において、腫瘍の大きさや位置等が視認可能である程度であれば、反射光(測定光Ls’)がプローブ10へ入射する際の光路と、蛍光Lbがプローブ10へ入射する際の光路とにずれが生じていてもよい。
次に、本発明の第2の実施の形態である断層画像取得装置について説明する。図4は、第2の実施の形態の概略構成を示す図である。なお、図4においては、図1中の要素と同等の要素には同番号を付してあり、それらについての説明は特に必要の無い限り省略する。
本実施の形態による断層画像取得装置は、図4に示すように内視鏡の鉗子口へ挿通可能なプローブ70と、該プローブと接続された光学ユニット80と、プローブ70および光学ユニット80接続された信号処理ユニット90と、該信号処理ユニット90と接続されたモニタ69とを備えている。また、本断層画像取得装置は、光断層画像を取得するOCT機能と、時間分解計測系を用いて蛍光断層画像を取得する蛍光断層画像取得機能とを有し、各断層画像および各断層画像を重畳した重畳断層画像をモニタへ表示するものである。なお、被検者には、予め腫瘍親和性を有する蛍光薬剤が投与されている。この蛍光薬剤は、波長750nmの励起光が照射された場合には、波長帯域770nm〜900nmの蛍光を発するものである。
プローブ70の中心には、ファイバー15が配設されており、ファイバー15の周囲には、可撓性の外筒71が設けられている。外筒71は、可撓性のシース11に覆われている。また外筒71の先端部分は、回転シース12に覆われ、複数のベアリング21により軸支される。回転シース12の基端部はセンタレスモータ22に接続される。センタレスモータ22は、ロータリエンコーダの機能を有しており、センタレスモータ22の回転角度検出部により検出された回転角度を示す信号が、信号線23により制御部92に送られる。
ファイバー15の先端には、ファイバー15により導光された光を被検部へ集光し、被検部により反射された反射光あるいは後述する蛍光をファイバー15のコア部へ集光するレンズ72と、各光を直角方向に反射するミラー18が設けられている。レンズ72は、外筒71内に固定されている。なお、ミラー18は、回転シース12に固着され、回転シース12の回転により回転する。
光学ユニット80は、波長750nmの低コヒーレンス光Lを出射する光源部81と、ファイバー結合光学系32と、光路遅延部33と、被検部の所定の深度で反射された測定光Ls’と参照光Lrとの干渉光Lcの光強度を検出する光検出部82と、被検部から射出された蛍光の強度を時間分解して検出する光検出部83とを備えている。
光源部81は、SLDなどからなり波長750nmの低コヒーレンス光を出射する光源84と、集光レンズ38とを備えている。
光検出部82は、干渉光Lcの光強度を検出する光検出器85と集光レンズ49とを備えている。光検出器83は、蛍光の強度を時間分解して検出する光検出器86と、集光レンズ87と、波長765nm以下の光は透過し、波長765nm以上の光は直角方向へ反射するダイクロイックミラー88とを備えている。なお、光検出器86としては、高速アパランシェフォトダイオードが用いられている。
信号処理ユニット90は、各部位と接続されて動作タイミングを制御し、また各断層画像および重畳断層画像を生成する制御部92と、光検出器85で検出された干渉光Lcの光強度に基づいて、光断層情報を生成し、制御部92へ出力する光断層情報生成部94と、光検出器55で検出された蛍光の強度に基づいて蛍光断層情報を生成して、制御部92へ出力する蛍光断層情報生成部95とを備えている。
次に、以上のように構成された第2の実施の形態による断層画像取得装置における蛍光断層画像の取得と、重畳断層画像の生成および表示動作について説明する。なお、光断層画像の取得および表示動作は第1の実施形態とほぼ同様であるため説明を省略する。
患者の体腔内を観察する際には、内視鏡の鉗子口にプローブ10を挿通し、内視鏡を患者の体腔内に挿入し、内視鏡のモニタに表示される画像を基に、目視により内視鏡の挿入部先端を所望の部位まで誘導する。
本実施の形態では、蛍光断層画像取得手段として時間分解計測系の蛍光断層画像取得手段が用いられている。これらは、被検部へ短パルス光を照射して、被検部から発せられる蛍光を短時間間隔で検出し、その検出結果に基づいて、被検部の各深度から発せられた蛍光の強度を求めるものである。
まず、制御部92の制御により、波長750nm、100fsのパルス励起光Lpが光源部81の光源84から射出される。光源84から出射された励起光Lpはレンズ37により集光されファイバー41、ホトカプラー39、ファイバー42を伝播し、レンズ19を介してファイバー15へ入射する。
さらに、励起光Lpは、ファイバー15内を伝播して、先端から射出され、レンズ72で集光されて、ミラー18で反射され、被検部へ照射される。被検部には予め腫瘍親和性を有する蛍光薬剤が付与されているため、被検部からは波長帯域770nm〜900nmの蛍光Ldが発せられる。被検部から発せられた蛍光Ldは、ミラー18で反射され、レンズ72により集光されて、ファイバー15のコア部へ入射する。
ファイバー15内を伝播し、基端部から射出された蛍光Ld(波長770nm〜900nm)は、波長765nm以上の光を反射するダイクロイックミラー53で反射され、高速アパランシェフォトダイオードである光検出器86へ入射する。光検出器86では10ps毎に蛍光Ldの強度を検出して、蛍光断層情報生成部95へ出力する。なお、第2の実施形態における蛍光Lbは、レンズ14の焦点位置により規定される被検部の所定の深度から発せられる蛍光であったが、本実施の形態における蛍光Ldは、被検部の表面から発せられる蛍光から深部へ発せられる蛍光までが、連続的に重畳された蛍光である。
蛍光断層情報生成部95には、光検出器86から図5に示すような信号が入力される。この信号は、被検部の各深度から発せられた蛍光の強度を反映するものであり、解析処理を施すことにより、被検部の各深度から発せられた蛍光の蛍光断層情報を求めることができる。
1点における蛍光断層情報の取得が終了すると、センタレスモータ24により回転シース12を僅かに回転させることにより、励起光Lpの照射方向を移動させ、再度その照射点における蛍光断層情報を取得する。このようにして、ファイバー15の長手方向を軸としたラジアル走査を行い、被検部を輪切りにした状態の蛍光断層画像を取得する。
制御部92では、センタレスモータ22の回転角度と、蛍光断層画像生成部95から出力される蛍光断層情報に基づいて、ラジアル蛍光断層画像を生成し、モニタ69へ出力する。モニタ69には、図2(B)に示すような被検部の表面から深さ2mmまでの蛍光断層画像が表示される。光検出器86の応答速度を高速化して、蛍光強度の検出間隔を短くすることにより奥行き方向の解像度を上げることができる。あるいは、図5に示すグラフにおいて、測定点間の値を補完処理により算出することにより、奥行き方向の解像度を上げることもできる。なお、レンズ72としては、焦点深度の大きいレンズを用いることが好ましい。蛍光断層画像では、被検部に腫瘍がある場合には、その腫瘍の位置や大きさ等が画像化される。
さらに、制御部92は、光断層画像と蛍光断層画像とを重畳させ、重畳画像を生成し、図3に示すような重畳断層画像をモニタ69へ表示することもできる。なお、このように光断層画像と蛍光断層画像を重畳する場合には、光断層画像取得用の測定光Lsと、パルス励起光Lpとを交互に被検部へ照射して、順次光断層画像情報と蛍光断層情報を取得することが好ましい。
以上の説明で明らかなように、本実施の形態における断層画像取得装置では、第1の実施の形態における効果に加え、時間分解計測系を用いた蛍光断層画像取得手段を用いたため、容易に深い深度までの蛍光断層画像を取得することができる。また、光断層画像の取得用の測定光Ksの光源が、蛍光断層画像の取得用のパルス励起光Lpの光源を兼ねているため、装置の小型化および低価格化が実現できる。
なお、本実施の形態の変形例として、図6に示すような光断層画像取得用の測定光Lsと、蛍光画像取得用のパルス励起光Lpと、反射光である測定光Ls’とを伝送するシングルモードファイバー100と、蛍光Ldを伝送するマルチモードファイバー101、ミラー102と、ダイクロイックミラー103と備えたプローブを用いることもできる。ダイクロイックミラー103は、波長765nm以下の光は透過し、波長765nm以上の光は直角方向へ反射するものである。
この場合には、ファイバー100と、ファイバー101と、ミラー102と、ミラー103とを一体的に構成し、ファイバー100を回転軸として回転させることにより、光断層画像および蛍光断層画像を取得することができる。なお、蛍光検出用の光検出部は、ファイバー101から射出された蛍光を検出するように配置されている。径の太いマルチモードファイバー101により蛍光を伝送することができ、蛍光検出の感度を向上させることができる。
また、本実施の形態では、蛍光断層画像取得手段として時間分解計測系の断層画像取得装置を用いたが、周波数分解計測系の断層画像取得装置を用いてもよい。
なお、上記実施の形態においては、ラジアル合成断層画像を生成したが、リニア走査により各断層画像を取得して、リニア合成断層画像を取得して表示してもよい。また、ラジアル走査とリニア走査を組み合わせることにより3次元断層画像を取得して、3次元重畳断層画像を生成してもよい。
さらに、本実施の形態においてはプローブへ各断層画像の取得手段を組み込んだが、内視鏡挿入部本体に、各断層画像の取得手段を組み込んだものとすることもできる。
また、上記各実施の形態では、光断層画像取得手段としてOCT装置を用いたが、これに限定されるものではなく、共焦点光学系の断層画像取得装置あるいは時間分解計測系の断層画像取得装置あるいは周波数分解計測系の断層画像取得装置を用いてもよい。
本発明による第1の実施形態である断層画像取得装置の概略構成図 光断層画像および蛍光断層画像の説明図 重畳断層画像の説明図 本発明による第2の実施形態である断層画像取得装置の概略構成図 時間分解計測系における光検出器の出力の説明図 プローブの変形例の説明図
符号の説明
10、70 プローブ
12 回転シース
14、72 レンズ
15 ファイバー
16 外筒
17 アクチュエータ
18 ミラー
21 ベアリング
22 センタレスモータ
24 リニア駆動装置
30、80 光学ユニット
31、35、81 光源部
32 ファイバー結合光学系
33 光路遅延部
34、36、82、83 光検出部
60、90 信号処理ユニット
62、92 制御部
64、94 光断層情報生成部
65、95 蛍光断層情報生成部
69 モニタ

Claims (9)

  1. 被検部へ光を照射し、前記被検部で反射した反射光に基づいて前記被検部の光断層画像を取得する光断層画像取得手段と、前記被検部へ励起光を照射し、前記被検部から発せられた蛍光に基づいて前記被検部の蛍光断層画像を取得する蛍光断層画像取得手段とを有する断層画像取得装置において、
    前記被検部からの前記反射光および前記蛍光をひとつのプローブで検出するものであり、前記反射光および前記蛍光を検出する光路が略同一であることを特徴とする断層画像取得装置。
  2. 前記プローブが、内視鏡の鉗子口に挿通されるものであることを特徴とする請求項1または2記載の断層画像取得装置。
  3. 前記光断層画像取得手段が、OCT装置であることを特徴とする請求項1または2記載の断層画像取得装置。
  4. 前記蛍光断層画像取得手段が、共焦点光学系を用いた断層画像取得手段であることを特徴とする請求項1から3いずれか1項記載の断層画像取得装置。
  5. 前記蛍光断層画像取得手段が、時間分解計測系または周波数分解計測系を用いた断層画像取得手段であることを特徴とする請求項1から3いずれか1項記載の断層画像取得装置。
  6. 前記光の光源が、前記励起光の光源を兼ねるものであることを特徴とする請求項1から5いずれか1項記載の断層画像取得装置。
  7. 前記被検部が、予め腫瘍親和性を有する蛍光薬剤を付与された被検部であることを特徴とする請求項1から6いずれか1項記載の断層画像取得装置。
  8. 前記蛍光薬剤が、波長帯域700nm以上800nm以下に含まれる励起光を照射された場合に、750nm以上900nm以下に含まれる蛍光を発する蛍光薬剤であり、前記被検部へ照射される前記励起光の波長帯域が700nm以上800nm以下に含まれることを特徴とする請求項7記載の断層画像取得装置。
  9. 前記光の波長帯域が、前記蛍光の波長帯域とは異なるものであることを特徴とする請求項1から8いずれか1項記載の断層画像取得装置。
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