JP2006191300A - デジタルカメラ及び電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】操作性に優れた電子機器を提供すること。
【解決手段】電子機器は、複数の選択候補を円弧状に並べて表示するとともに、これら複数の選択候補の中の選択対象を識別表示する表示手段と、前記円弧とほぼ同心円状に配置された回転体と、前記回転体の回転に基づき、前記円弧状に並んだ前記複数の選択候補に沿って、識別表示対象の遷移を制御する識別表示制御手段とを備えている。
【選択図】 図5
【解決手段】電子機器は、複数の選択候補を円弧状に並べて表示するとともに、これら複数の選択候補の中の選択対象を識別表示する表示手段と、前記円弧とほぼ同心円状に配置された回転体と、前記回転体の回転に基づき、前記円弧状に並んだ前記複数の選択候補に沿って、識別表示対象の遷移を制御する識別表示制御手段とを備えている。
【選択図】 図5
Description
本発明は、静止画及び動画を撮影する映像撮影装置(デジタルカメラ)等の電子機器に関する。
近年、映像撮影装置のような多機能なデジタル機器の普及が目覚しい。このようなデジタル機器は、多機能であるが故に、操作が複雑になりがちである。このような複雑な操作を分かり易くするために、十字キーによる操作に関する各種提案がなされている(特許文献1参照)。
十字キーは、左右方向に加えて上下方向にも項目選択を可能とする。この十字キーと呼ばれる一つのキーにより、多数の項目を比較的容易に選択することが可能となる。
特開2002−290795号公報
しかしながら、デジタル機器の多機能化はさらに進み、さらなる操作性の向上が求められている。
本発明の目的は、上記課題を解決するためになされたものであり、操作性に優れたデジタルカメラ及び電子機器を提供することにある。
この発明のデジタルカメラは、映像を撮影する撮影手段と、前記撮影手段により撮影された映像を記録する記録手段と、前記撮影手段により撮影された映像を表示し、表示切り換え操作に対応して複数の選択候補を円弧状に並べて表示するとともに、これら複数の選択候補の中の選択対象を識別表示する表示手段と、前記円弧とほぼ同心円状に配置された回転体と、前記回転体の回転に基づき、前記円弧状に並んだ前記複数の選択候補に沿って、識別表示対象の遷移を制御する識別表示制御手段とを備えている。
この発明の電子機器は、複数の選択候補を円弧状に並べて表示するとともに、これら複数の選択候補の中の選択対象を識別表示する表示手段と、前記円弧とほぼ同心円状に配置された回転体と、前記回転体の回転に基づき、前記円弧状に並んだ前記複数の選択候補に沿って、識別表示対象の遷移を制御する識別表示制御手段とを備えている。
本発明によれば、操作性に優れたデジタルカメラ及び電子機器を提供できる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1及び図2は、この発明の映像撮影装置(デジタルカメラ)の一例を示す図である。図1は、映像撮影装置を構成する本体に設けられた収納部に対して表示部を収納した状態を示す図である。図2は、表示部に表示される映像を視認可能な状態にした様子を示す図である。
図1及び図2に示すように、映像撮影装置は、本体1を備えており、この本体1は、レンズ2、フラッシュ3、シャッターボタン4、表示部5、動画レコードボタン6、ジョグダイヤル(回転体)7、決定ボタン8、メニューボタン9、ズームバー10、モードレバー11、パワーボタン12などを備えている。
さらに、本体1は、収納部21を備えており、この収納部21に、表示部5を収納することができる。表示部5は、可動自在に構成されており、収納部21から取り出して、表示面を任意の角度に調整することができる。表示部5は、LCD(液晶ディスプレイ)51及びスピーカー52を備えている。
図3は、ジョグダイヤル及び決定ボタンの詳細を説明するための図である。
図3に示すように、ジョグダイヤル7は、円環状に構成されている。このジョグダイヤル7は、右方向及び左方向に回転可能な構成となっている。なお、このジョグダイヤル7は、円環状だけに限定されるものではなく、指が引っ掛かりやすいように多角形の環状であってもよい。
さらにこのジョグダイヤル7の内側には、円形の決定ボタン8が配置されている。決定ボタン8は、中心位置に決定キー81、上位置にUPキー82、下位置にDOWNキー83、右位置にRIGHTキー84、左位置にLEFTキー85を備えている。
図4は、図1〜図3を参照して説明した映像撮影装置の概略構成を示すブロック図である。
図4に示すように、映像撮影装置は、CCD101、信号処理回路102、エンコーダ103、メモリ104、HDD105、メモリカード106、デコーダ107、LCDドライバ108、LCD51、LANコントローラ110、USBコントローラ111、LAN端子112、USB端子113、CPU114などを備えている。
シャッターボタン4の操作に対応して、CCD101は、レンズ2を介して得られる光(静止画像)を電気信号に変換する。或いは、動画レコードボタン6の操作に対応して、CCD101は、レンズ2を介して得られる光(動画像)を電気信号に変換する。信号処理回路102は、CCD101から出力される電気信号をデジタル信号へ変換する。エンコーダ103は、静止画像のデジタル信号をJPEGに準拠した画像信号へエンコードする。或いは、エンコーダ103は、動画像のデジタル信号をMPEGに準拠した画像信号へエンコードする。HDD105は、メモリ104を介して提供される画像信号を記憶する。着脱可能なメモリカード106も、同様に、メモリ104を介して提供される画像信号を記憶する。デコーダ107は、メモリを介して提供される画像信号をデコードする。LCDドライバ108は、デコードされた画像信号に基づきLCD51の駆動を制御し、液晶ディスプレイ上に画像信号を出力する。
記録済み画像の再生時には、デコーダ107は、HDD105又はメモリカード106からメモリ104を介して提供される画像信号をデコードする。LCDドライバ108は、デコードされた画像信号に基づきLCD51の駆動を制御し、LCD51上に画像信号を出力する。
HDD105又はメモリカード106に記録された画像を外部機器(PC等)に対して転送したり、或いは画像を外部機器から受信したりする場合は、USBコントローラ111を介してUSB端子113から送受信する。また、PC等の外部機器を介さずに、例えばDVDレコーダのような画像記録再生装置に対して、直接、エンコードされた画像を送受信することもできる。
一般に、DVDレコーダに画像を転送するときは、エンコードされた動画像を送信側(映像撮影装置側)でデコードし、ビデオ端子やS端子からアナログ出力し、受信側(画像記録再生装置側)でアナログ信号を再エンコードして保存する。この方法では、例えば1時間記録した画像をDVD等に記録するのに1時間かかる。
しかし、この映像撮影装置では、上記したように、エンコードした画像を、そのままストリーミングとしてネットワーク経由で画像記録再生装置に転送することができる。これにより、エンコード時の圧縮率にも依存するが、実記録時間の1/10以下の転送時間を達成できる。しかも、画質については、再エンコードしないため高画質の状態を維持できる。例えば、実記録時間の1/10程度の転送時間で済む場合には、1時間記録した動画像は、約6分程度で他の記録媒体へ記録することができる。ネットワークとしてLANを考えた場合、LANコントローラ110を介してLAN端子112により画像データを送受信する。なお、転送の対象となるデータは、動画や静止画だけでなく、音声データでもよい。
この映像撮影装置は、大容量記憶部としてのHDD105を備えている。つまり、このHDD105には、様々なデータ(膨大な数の静止画像や長時間の動画像)を格納することができ、これに伴い画像の送りや戻しに高速性が要求される。このため、これらをストレスなく操作するため、ジョグダイヤル7及び決定ボタン8が使用される。ジョグダイヤル7の回転に対応して、ジョグダイヤル7は、システム全体を制御するCPU114に対して、回転量(回転角)及び回転方向の情報を出力する。例えば、ジョグダイヤル7は、一定の回転角度に応じたパルスを出力する。例えば、ジョグダイヤル7がn度回転すると、ジョグダイヤル7は1パルスを出力する。CPU114は、単位時間あたりのパルス数をカウントし、単位時間あたりの回転角(回転速度)を演算する。以上により、CPU114は、ジョグダイヤル7の回転量(回転角)、回転方向、回転速度等の回転情報を取得し、この回転情報に基づき、LCD51上の表示を制御する。決定ボタン8は、CPU114に対して、中心位置の決定キー81の押下、上位置のUPキー82の押下、下位置のDOWNキー83の押下、右位置のRIGHTキー84の押下、左位置のLEFTキー85の押下を伝える。CPU114は、決定ボタン8における各押下に基づき、各種動作を制御したり、LCD51上の表示を制御したりする。
以下、図5〜図11を参照して、ジョグダイヤル7の配置と、このジョグダイヤル7の回転に基づくLCD51の表示状態の遷移について説明する。
図5に示すように、表示部5を所定の位置に設定すると(LCD51を開き所定の位置に設定すると)、ジョグダイヤル7のほぼ同心円にLCD51上のメニューアイコンを表示させることができる。なお、表示部5を使用しないときは、この表示部5を収納部21の窪みに収納することができる。
パワーボタン12の操作に対応してパワーオンされた状態で、メニューボタン9が操作されると、例えば、図5に示すようなメニュー画面が表示される。メニュー画面上では、複数の選択候補がアイコン化され、円弧状に並べて表示されている。また、メニュー画面上では、これら複数の選択候補の中の一つの選択対象(選択されているアイコン)だけがカーソル等により識別表示されている。これに対して、ジョグダイヤル7は、メニュー画面上の円弧と視覚状ほぼ同心円状に配置されている。
CPU114は、ジョグダイヤル7の回転量(回転角)、回転方向、回転速度等の回転情報に基づき、円弧状に並んだ複数の選択候補に沿って、カーソル等による識別表示対象の遷移を制御する。つまり、CPU114は、識別表示制御手段として機能する。
例えば、図6(a)に示すメニュー画面の状態を想定する。つまり、メニュー画面上では、プレビュー、風音低減、手ぶれ補正、連写、アルバム選択などの複数の選択候補がアイコン化され、円弧状に並べて表示されているとする。また、メニュー画面上では、これら複数の選択候補の中の選択対象である手ぶれ補正だけがカーソル等により識別表示されているとする。
図6(a)に示すメニュー画面表示の状態で、ジョグダイヤル7を右回りにn度回転させると、図7(a)に示すメニュー画面へ遷移する。つまり、図7(a)に示すメニュー画面上では、風音低減、手ぶれ補正、連写、アルバム選択、液晶の明るさなどの複数の選択候補がアイコン化され、円弧状に並べて表示される。また、メニュー画面上では、これら複数の選択候補の中の選択対象である連写だけがカーソル等により識別表示される。
また、図6(a)及び図7(a)から判るように、CPU114は、ジョグダイヤル7の回転に対応して、円弧の一端(例えば円弧の上端)に表示されていた選択候補(プレビュー)を表示対象から除外し、替わりに円弧の他端(例えば円弧の下端)に新たな選択候補(液晶の明るさ)を表示対象として追加表示している。
例えば、全選択候補のアイコンが24個あり、そのうちの7個のアイコンがメニュー画面上で等間隔に表示されているとする。メニュー画面上の表示とアイコンの回転とを同期するように設定した場合には、ジョグダイヤル7を15度(360/24)だけ回転させると、次の選択候補のアイコンを選択対象(カーソル等により識別表示)とすることができる。このように、メニュー画面上の表示とアイコンの回転とを同期するように設定すると、使用感、操作感が向上する。
なお、ジョグダイヤル7や決定ボタン8の操作により、ジョグダイヤル7の回転量と識別表示対象の遷移量の対応関係を任意に設定することができる。例えば、ジョグダイヤル7の回転に対して、選択候補の回転が速すぎたり遅すぎたり感じることがある。これはジョグダイヤル7の回転半径と、選択候補が並ぶ円弧の回転半径に差があるときに使用者が固有に感じるものである。そこで、これら二つの回転速度の関係を使用者が任意に設定することができる。使用者は、ジョグダイヤル7を回転して、LCD51のメニュー画面上から回転速度関係設定のアイコンを選択し、好みの速度に設定することができる。CPU114は、設定された回転速度関係を記憶し、実際のジョグダイヤル7の回転速度と記憶した回転速度関係に基づき、メニュー上のアイコンの回転速度を制御する。このように、二つの回転速度の関係を使用者が任意に設定することができ、操作感がさらに向上する。
図6、図7、図8から判るように、CPU114は、ジョグダイヤル7の所定の回転角及び回転方向に対応して、所定の選択候補の次の選択候補へ識別表示対象を遷移する。例えば、図8に示すように、LCD51が、複数の選択候補(候補1〜7)のうちのいくつかの選択候補を円弧に沿って所定間隔で表示し、複数の選択候補のうちのいくつかの選択候補を所定間隔と異なる間隔(選択候補4と選択候補5の間)で表示しているとする。この場合でも、CPU114は、ジョグダイヤル7の所定の回転角及び回転方向に対応して、所定の選択候補の次の選択候補へ識別表示対象を遷移する。
つまり、ジョグダイヤル7を右回りにn度回転させると、選択候補1の次には選択候補2を選択する。同様に、ジョグダイヤル7を右回りにn度回転させると、選択候補2の次には選択候補3を選択する。同様に、ジョグダイヤル7を右回りにn度回転させると、選択候補3の次には選択候補4を選択する。同様に、ジョグダイヤル7を右回りにn度回転させると、選択候補4の次には選択候補5を選択する。例えば、カテゴリの異なる選択候補(選択候補4と5)を並べる場合に選択候補の間を広くとり視認性を向上させても、ジョグダイヤル7の回転角は一定(n度)で、次の選択候補(選択候補4の次の選択候補5)を選択することができる。
また、図9に示すように、例えば、全選択候補のアイコンが7個あり、これら7個のアイコン全てがメニュー画面上で等間隔に表示されているとする。この場合、CPU114は、ジョグダイヤル7の回転に対応して、円弧の一端(例えば円弧の上端)に表示されていた選択候補(例えば選択候補1)を表示対象から除外し、円弧の他端(例えば円弧の下端)に表示対象から除外された選択候補(例えば選択候補1)を表示対象として追加表示する。
また、図6(a)に示すメニュー画面(手ぶれ補正選択画面)において、決定ボタン8の決定キー81を押下すると、或いは決定ボタン8のRIGHTキー84を押下すると、カーソル等により識別表示された選択対象(手ぶれ補正)が選択される。これに伴い、図6(b)に示すメニュー画面(アイテム選択画面)へ遷移する。つまり、LCD51は、カーソル等により識別表示された選択対象(手ぶれ補正)に属する複数のサブ選択候補(手ぶれ補正オン、手ぶれ補正オフ)を、上記した円弧(半径距離Aの円弧)と同心であって半径距離の異なる円弧(半径距離Bの円弧)に沿って表示するとともに、これら複数のサブ選択候補の中の選択対象をカーソル等により識別表示する。図6(b)は、半径距離A>半径距離Bのケースを示している。また、CPU114は、ジョグダイヤル7の回転に基づき、円弧状に並んだ複数のサブ選択候補に沿って、カーソル等による識別表示対象の遷移を制御する。なお、図6(b)に示すアイテム選択画面において、メニューボタン9を押下すると、或いは決定ボタン8のLEFTキー85を押下すると、図6(a)に示すメニュー画面(手ぶれ補正選択画面)へ戻る。
同様に、図7(a)に示すメニュー画面(連写選択画面)において、決定ボタン8の決定キー81を押下すると、或いは決定ボタン8のRIGHTキー84を押下すると、カーソル等により識別表示された選択対象(連写)が選択される。これに伴い、図7(b)に示すメニュー画面(アイテム選択画面)へ遷移する。つまり、LCD51は、カーソル等により識別表示された選択対象(連写)に属する複数のサブ選択候補(1ショット、連写、AEB)を、上記した円弧(半径距離Aの円弧)と同心であって半径距離の異なる円弧(半径距離Bの円弧)に沿って表示するとともに、これら複数のサブ選択候補の中の選択対象をカーソル等により識別表示する。図7(b)は、半径距離A>半径距離Bのケースを示している。また、CPU114は、ジョグダイヤル7の回転に基づき、円弧状に並んだ複数のサブ選択候補に沿って、カーソル等による識別表示対象の遷移を制御する。なお、図7(b)に示すアイテム選択画面において、メニューボタン9を押下すると、或いは決定ボタン8のLEFTキー85を押下すると、図7(a)に示すメニュー画面(連写選択画面)へ戻る。
次に、図10を参照して、選択候補の環状(円形)表示について説明する。
動画レコードボタン6を押下し撮影モードの開始後(動画撮影中)に(図10(a))、決定キー8のUPキー82を押下すると(第1の条件)、LCD51は、撮影映像を表示するとともに、この撮影映像上に、クイックメニュー(フォーカス選択)を表示する(図10(b))。つまり、CPU114は、撮影映像上に、複数の選択候補を環状に並べて半透明表示し、これら複数の選択候補の中の選択対象をカーソル等により識別表示する。このように、複数の選択候補を環状に並べて表示することにより、ジョグダイヤル7によりこれら複数の選択候補を選択できることを視覚的に知らせることができる。また、表示部5の表示角度を調整することにより、環状表示された複数の選択候補の表示面と、ジョグダイヤル7の面とを水平の関係に保つことができる。CPU114は、ジョグダイヤル7の回転に基づき、環状に並んだ複数の選択候補に沿って、カーソル等による識別表示対象の遷移を制御する(図10(b)→図10(c)など)。例えば、図10(c)の画面上(フォーカス選択_マクロ)で、決定ボタン8の決定キー81を押下すると、図10(d)の画面(詳細表示_マクロ)へ遷移する。特にボタン操作がなければ、約3秒後に、図10(e)の画面(通常表示_マクロ)へ遷移する。
なお、動画レコードボタン6を押下し撮影モードの停止後(動画撮影中)にメニューボタン9を押下すると(第2の条件)、LCD51は、図6(a)又は図7(a)に示すようなメニュー画面を表示する。
上記したように、この映像撮影装置は、操作の条件に応じて(録画中の操作と録画停止中の操作)、環状に選択候補を表示したり、円弧状に選択候補を表示したりする。この映像撮影装置は、選択候補が多数の場合には選択候補を円弧状に表示し、選択候補が少数の場合には選択候補を環状に表示している。選択候補が多数の場合に、全ての選択候補を画面上に表示すると見難くなるため、円弧上に一部の選択候補を表示する。選択候補が少数の場合には、全ての選択候補を見渡せるように、全ての選択候補を環状に表示する。
次に、図11を参照して、ジョグダイヤルによる設定変更可能表示について説明する。
動画レコードボタン6を押下し撮影モードの開始後(動画撮影中)に(図11(a))、決定ボタン8のRIGHTキー84を押下すると、LCD51は、撮影映像を表示するとともに、この撮影映像上に、露出補正変更可能状態を表示する(図11(b))。つまり、LCD51は、撮影映像上に、現在の設定状態(現在の露出補正の設定状態)を表示するとともに、この設定状態をジョグダイヤル7の回転操作により変更可能なことを案内表示する。即ち、設定状態の表示に対応する位置にジョグダイヤル7をイメージするアイコン71を表示する。これにより、ジョグダイヤル7の回転操作により設定の変更が可能であることを視覚的に知らせることができる。
CPU114は、ジョグダイヤル7の回転に基づき、露出補正を変更する(図11(c))。決定ボタン8の決定キー81が押下されると、或いは決定ボタン8のRIGHTキー84が押下されると、或いは特にボタン操作が無く5秒経過すると、元の画面へ遷移する(図11(d))。
なお、本願発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
1…本体、2…レンズ、3…フラッシュ、4…シャッターボタン、5…表示部、6…動画レコードボタン、7…ジョグダイヤル(回転体)、8…決定ボタン、9…メニューボタン、10…ズームバー、11…モードレバー、12…パワーボタン、21…収納部、51…LCD、52…スピーカー、101…CCD、102…信号処理回路、103…エンコーダ、104…メモリ、105…HDD、106…メモリカード、107…デコーダ、108…LCDドライバ、110…LANコントローラ、111…USBコントローラ、112…LAN端子、113…USB端子、114…CPU
Claims (18)
- 映像を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段により撮影された映像を記録する記録手段と、
前記撮影手段により撮影された映像を表示し、表示切り換え操作に対応して複数の選択候補を円弧状に並べて表示するとともに、これら複数の選択候補の中の選択対象を識別表示する表示手段と、
前記円弧とほぼ同心円状に配置された回転体と、
前記回転体の回転に基づき、前記円弧状に並んだ前記複数の選択候補に沿って、識別表示対象の遷移を制御する識別表示制御手段と、
を備えたことを特徴とするデジタルカメラ。 - 映像を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段により撮影された映像を記録する記録手段と、
前記撮影手段により撮影された映像を表示し、表示切り換え操作に対応して複数の選択候補を環状に並べて表示するとともに、これら複数の選択候補の中の選択対象を識別表示する表示手段と、
前記環状表示された複数の選択候補の表示面に対して水平な面に配置された回転体と、
前記回転体の回転に基づき、前記環状に並んだ前記複数の選択候補に沿って、識別表示対象の遷移を制御する識別表示制御手段と、
を備えたことを特徴とするデジタルカメラ。 - 映像を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段により撮影された映像を記録する記録手段と、
回転体と、
前記撮影手段により撮影された映像を表示し、表示切り換え操作に対応して設定状態を表示するとともに、この設定状態を前記回転体の回転操作により変更可能なことを案内表示する表示手段と、
前記回転体の回転に基づき、前記設定状態の設定を変更する設定変更制御手段と、
を備えたことを特徴とするデジタルカメラ。 - 複数の選択候補を円弧状に並べて表示するとともに、これら複数の選択候補の中の選択対象を識別表示する表示手段と、
前記円弧とほぼ同心円状に配置された回転体と、
前記回転体の回転に基づき、前記円弧状に並んだ前記複数の選択候補に沿って、識別表示対象の遷移を制御する識別表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする電子機器。 - 前記識別表示制御手段は、前記回転体の回転に同期して識別表示対象の遷移を制御することを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
- 前記回転体の回転量と識別表示対象の遷移量の対応関係を設定する設定手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
- 前記識別表示制御手段は、前記回転体の所定の回転角及び回転方向に対応して、所定の選択候補の次の選択候補へ識別表示対象を遷移することを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
- 前記表示手段は、前記複数の選択候補のうちのいくつかの選択候補を前記円弧に沿って所定間隔で表示し、前記複数の選択候補のうちのいくつかの選択候補を前記所定間隔と異なる間隔で表示し、
前記識別表示制御手段は、前記回転体の所定の回転角及び回転方向に対応して、所定の選択候補の次の選択候補へ識別表示対象を遷移する、
ことを特徴とする請求項4に記載の電子機器。 - 前記表示手段は、全選択候補のうちの所定数の選択候補を円弧状に並べて表示し、
前記識別表示制御手段は、前記回転体の回転に対応して、前記円弧の一端に表示されていた選択候補を表示対象から除外し、替わりに前記円弧の他端に新たな選択候補を表示対象として追加表示する、
ことを特徴とする請求項4に記載の電子機器。 - 前記表示手段は、識別表示された選択対象に属する複数のサブ選択候補を、前記円弧と同心であって半径距離の異なる円弧に沿って表示するとともに、これら複数のサブ選択候補の中の選択対象を識別表示し、
前記識別表示制御手段は、前記回転体の回転に基づき、前記円弧状に並んだ前記複数のサブ選択候補に沿って、識別表示対象の遷移を制御する、
ことを特徴とする請求項4に記載の電子機器。 - 前記表示手段、前記回転体、前記識別表示制御手段、前記表示手段を収納する収納部を有する本体を備え、
前記表示手段は、前記円弧と前記回転体との同心関係を断ち、前記収容部に収容可能な構成である、
ことを特徴とする請求項4に記載の電子機器。 - 複数の選択候補を環状に並べて表示するとともに、これら複数の選択候補の中の選択対象を識別表示する表示手段と、
前記環状表示された複数の選択候補の表示面に対して水平な面に配置された回転体と、
前記回転体の回転に基づき、前記環状に並んだ前記複数の選択候補に沿って、識別表示対象の遷移を制御する識別表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする電子機器。 - 前記表示手段は、第1の条件に基づき、複数の選択候補を前記環状に並べて表示するとともに、これら複数の選択候補の中の選択対象を識別表示し、第2の条件に基づき、複数の選択候補を円弧状に並べて表示するとともに、これら複数の選択候補の中の選択対象を識別表示し、
前記回転体は、前記円弧とほぼ同心円状に配置され、
前記識別表示制御手段は、前記回転体の回転に基づき、前記環状及び前記円弧状に並んだ前記複数の選択候補に沿って、識別表示対象の遷移を制御する、
を備えたことを特徴とする請求項12に記載の電子機器。 - 撮影モードの開始及び停止を指示する第1の指示手段と、
第1のメニュー画面の表示を指示する第2の指示手段と、
第2のメニュー画面の表示を指示する第3の指示手段と、
前記表示手段は、前記第1の指示手段による前記撮影モードの開始後の前記第2の指示手段によるメニュー画面の表示に対応して、撮影映像を表示するとともに、この撮影映像上に、複数の選択候補を前記環状に並べて表示するとともに、これら複数の選択候補の中の選択対象を識別表示し、前記第1の指示手段による前記撮影モードの停止後の前記第3の指示手段によるメニュー画面の表示に対応して、複数の選択候補を前記円弧状に並べて表示するとともに、これら複数の選択候補の中の選択対象を識別表示する、
ことを特徴とする請求項13に記載の電子機器。 - 前記表示手段は、前記第1の指示手段による前記撮影モードの開始後の前記第2の指示手段によるメニュー画面の表示に対応して、撮影映像を表示するとともに、この撮影映像上に、複数の選択候補を前記環状に並べて半透明表示することを特徴とする請求項14に記載の電子機器。
- 前記表示手段は、表示対象となる選択候補の数に応じて、表示対象となる複数の選択候補の全てを前記環状に並べて表示する第1の表示モードと、表示対象となる複数の選択候補の所定数の選択候補を前記円弧状に並べて表示する第2の表示モードとを選択的に切り替え、
前記第1の表示モードは、前記回転体の回転に対応して、前記環状に並べられた複数の選択候補のいずれか一つを識別表示し、
前記第2の表示モードは、前記回転体の回転に対応して、前記円弧の一端に表示されていた選択候補を表示対象から除外し、替わりに前記円弧の他端に新たな選択候補を表示対象として追加表示し、前記円弧状に並べられた所定数の選択候補のいずれか一つを識別表示する、
ことを特徴とする請求項13に記載の電子機器。 - 回転体と、
設定状態を表示するとともに、この設定状態を前記回転体の回転操作により変更可能なことを案内表示する表示手段と、
前記回転体の回転に基づき、前記設定状態の設定を変更する設定変更制御手段と、
を備えたことを特徴とする電子機器。 - 前記表示手段は、設定状態の表示に対応する位置に前記回転体をイメージする情報を表示することを特徴とする請求項17に記載の電子機器。
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