JP2006119853A - 移動体通信端末及びマルチメディアメッセージ用情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 マルチメディアメッセージのメッセージ本文や添付ファイルの受信を行うか否かの判断を着信通知に基づいて従来よりも容易に行うことができる移動体通信端末及びマルチメディアメッセージ用情報処理装置を提供する。
【解決手段】 本移動体通信端末(携帯電話機)10は通信部110と記憶部111と出力部112とを備える。通信部110は、携帯電話通信網20を介してマルチメディアメッセージ用情報処理装置(MMSC)25から、MMSメッセージの差出人及び件名の情報とともにメッセージ本文の少なくとも一部を含む着信通知を受信する。記憶部111は、通信部110で受信した着信通知の受信データを記憶する。出力部112は、メッセージ本文の少なくとも一部を含む着信通知の受信データを出力する。着信通知の受信データは、メッセージ本文の文末の有無を識別するための文末識別情報(EOLフラグ)を有するのが好ましい。
【選択図】 図12

Description

本発明は、複数のメディアタイプのデータを含めることができるマルチメディアメッセージの着信通知を送受信する携帯電話機等の移動体通信端末及びマルチメディアメッセージ用情報処理装置に関するものである。
従来、この種の移動体通信端末として、移動体通信ネットワーク等の通信ネットワークを介して、他の移動体通信端末との間でメッセージを送受信可能な携帯電話機などの移動体通信端末が知られている。当初、移動体通信ネットワークにおける伝送能力が悪かったため、上記移動体通信端末間で送受信されるメッセージの種類は、所定サイズ以下のテキストデータに限られていた。その後、移動体通信ネットワークにおける伝送能力の向上により、テキストのデータサイズが拡張されたメッセージや、静止画像等のデータが添付されたメッセージも送受信できるようになってきている。特に最近では、データ伝送速度が高速の移動体通信システムを用いて、テキスト、グラフィック、ビデオ、オーディオ等の複数のメディアタイプのデータをメッセージとして送受信可能なマルチメディアメッセージングサービス(MMS)が提供されるようになってきている(例えば、非特許文献1及び特許文献1参照)。
Multimedia Messaging Service Architecture Overview Version 1.2 (OMA-MMS-ARCH-v1_2-20030920-C) 特開2002−281550号公報
上記MMSでは、マルチメディアメッセージ(MM)を構成するメッセージ本文全体やその添付ファイルがMMの宛先である受信側の移動体通信端末へ送信される前に、そのMMの差出人、件名、送信日時等の書式的事項を含む着信通知が、当該受信側の移動体通信端末に送信される。受信側の移動体通信端末では、着信通知を確認した利用者がメッセージ本文等の受信操作をすることにより、上記MMのメッセージ本文全体や添付ファイルを受信することができる。
ところが、上記マルチメディアメッセージ(MM)の着信通知に含まれる差出人、件名、送信日時等の書式的事項に関する情報では、そのMMのメッセージ本文や添付ファイルの受信を行うか否かの判断が難しい場合があった。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、マルチメディアメッセージのメッセージ本文や添付ファイルの受信を行うか否かの判断を着信通知に基づいて従来よりも容易に行うことができる移動体通信端末及びマルチメディアメッセージ用情報処理装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、通信ネットワークを介してマルチメディアメッセージ用情報処理装置から、複数のメディアタイプのデータを含めることができるマルチメディアメッセージの着信通知を受信する移動体通信端末であって、通信ネットワークを介してマルチメディアメッセージ用情報処理装置から、該マルチメディアメッセージの差出人及び件名の情報とともに該マルチメディアメッセージのメッセージ本文の少なくとも一部を含む着信通知を受信する通信手段と、該通信手段で受信した着信通知の受信データを記憶する記憶手段と、該メッセージ本文の少なくとも一部を含む着信通知の受信データを出力する出力手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の移動体通信端末において、上記着信通知の受信データは、上記マルチメディアメッセージのメッセージ本文の文末の有無を識別するための文末識別情報を有することを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項2の移動体通信端末において、上記文末識別情報は、上記着信通知のヘッダーに設定した上記メッセージ本文の文末有無判断用フィールドのデータであることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項2又は3の移動体通信端末において、上記着信通知に上記メッセージ本文の全体が含まれているとき、該メッセージ本文の全体を受信した旨を通知するためのメッセージ全文完結通知を上記マルチメディアメッセージ用情報処理装置に送信するように上記通信手段を制御する制御手段を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、複数のメディアタイプのデータを含めることができるマルチメディアメッセージを通信ネットワークを介して移動体通信端末間で送受信するためのマルチメディアメッセージ用情報処理装置であって、通信ネットワークを介して送信側の移動体通信端末から該マルチメディアメッセージを受信するメッセージ受信手段と、該メッセージ受信手段で受信したマルチメディアメッセージを記憶するメッセージ記憶手段と、該マルチメディアメッセージを受信したときに、該マルチメディアメッセージの差出人及び件名の情報とともに該マルチメディアメッセージのメッセージ本文の少なくとも一部を含む着信通知の送信データを生成する着信通知データ生成手段と、該着信通知の送信データを通信ネットワークを介して該移動体通信端末に送信する着信通知データ送信手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項5のマルチメディアメッセージ用情報処理装置において、上記着信通知データ生成手段は、上記マルチメディアメッセージのメッセージ本文の文末の有無を識別するための文末識別情報を含めるように上記着信通知の送信データを生成することを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項6のマルチメディアメッセージ用情報処理装置において、上記文末識別情報は、上記着信通知のヘッダーに設定した上記メッセージ本文の文末有無判断用フィールドのデータであることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項6又は7のマルチメディアメッセージ用情報処理装置において、上記着信通知を受信した移動体通信端末から上記通信ネットワークを介して、該着信通知により上記メッセージ本文の全体を受信した旨を通知するためのメッセージ全文完結通知を受信するメッセージ全文完結通知受信手段と、該メッセージ全文完結通知に基づいて、上記メッセージ記憶手段に記憶している該メッセージ本文を削除するメッセージデータ処理手段とを備えたことを特徴とするものである。
なお、上記「移動体通信端末」としては、PDC(Personal Digital Cellular)方式、GSM(Global System for Mobile Communication)方式、TIA(Telecommunications Industry Association)方式等の携帯電話機、IMT(International Mobile Telecommunications)−2000で標準化された携帯電話機、TD−SCDMA(Time Division Synchronous Code Division Multiple Access)方式の一つであるTD−SCDMA(MC:Multi Carrier)方式の携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、自動車電話機等の通話機能を有する電話機が挙げられる。また、この「移動体通信端末」としては、上記電話機のほか、通話機能を有するPDA(Personal Digital Assistance)等の通信端末も挙げられる。
また、上記移動体通信端末及びマルチメディアメッセージ用情報処理装置における制御や情報処理は、その移動体通信端末及びマルチメディアメッセージ用情報処理装置それぞれに設けられたコンピュータで所定のプログラムを実行することによって実現することもできる。このコンピュータで用いるプログラムの受け渡しは、デジタル情報としてプログラムを記録したFD,CD−ROM等の記録媒体を用いて行ってもいいし、コンピュータネットワーク等の通信ネットワークを用いて行ってもよい。
本発明によれば、移動体通信端末は、マルチメディアメッセージの差出人及び件名の情報とともに、そのマルチメディアメッセージのメッセージ本文の少なくとも一部を含む着信通知を受信することができる。このマルチメディアメッセージの差出人等の情報ととも、その着信通知の受信データに含まれるメッセージ本文部分を出力することができるので、マルチメディアメッセージのメッセージ本文や添付ファイルの受信を行うか否かの判断を従来よりも容易に行うことができるという効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本実施形態に係る通信システム全体の概略構成の一例を示す説明図である。この通信システムは、移動体通信端末としての携帯電話機10A,10Bと、通信ネットワークとしての携帯電話通信網20とを用いて構成されている。携帯電話通信網20は、基地局21と、コアネットワーク201と、IP(Internet Protocol)ネットワーク202と、SMSC(Short Message Service Center)29とを備えている。
上記基地局21は、管轄対象のセルごとに設けられ、携帯電話通信網20内の有線回線からのデータを無線インタフェースに合うデータフォーマットに変換し、管轄対象のセル内にある携帯電話機10A,10Bに無線周波数で送信する。逆に無線周波数で送信される携帯電話機10A,10Bからのデータを受信して有線インタフェースに合うデータフォーマットに変換し、携帯電話通信網20内の有線回線部分に転送する。
上記コアネットワーク201は、図示しない位置登録データベース(HLR,VLR)、加入者データベース、課金システム等を有し、各携帯電話機間の通信等を中継するように通信制御を行う。更に、コアネットワーク201は、各携帯電話機と、携帯電話通信網20内の構成要素との間における通信を中継するように通信制御を行う。また、コアネットワーク201は、各携帯電話機と他の通信ネットワークとの間における通信を中継するように通信制御を行う。
また、上記コアネットワーク201は、回線交換網のほかパケット交換網を有している。このパケット交換網は、SGSN(Serving GPRS Support Node)22やGGSN(Gateway GPRS Support Node)23等のノードを有している。SGSN24は、基地局21が接続されている図示しない無線ネットワークコントローラとコアネットワーク201側のパケット交換網との間のゲートウェイ機能と、各携帯電話機10A,10Bの位置管理、セキュリティ管理及びアクセス制御を行う機能とを有している。また、GGSN23は、コアネットワーク201側のパケット交換網と、IPネットワーク202との間のゲートウェイ機能を有している。
上記IPネットワーク202は、プロキシサーバ24、マルチメディアメッセージ用情報処理装置としてのMMSC(Multimedia Messaging Service Center)25、ゲートウェイサーバ26、PPG(Push Proxy Gateway)サーバ27、その他図示しないWEBサーバ等を有している。
上記プロキシサーバ24は、各携帯電話機10A,10Bと、IPネットワーク202内のサーバやインターネット上のサーバとの間の通信を中継する処理を行う。このプロキシサーバ24は、コアネットワーク201における通信プロトコルとIPネットワーク202やインターネット30等の他の通信ネットワークにおける通信プロトコルが異なる場合に、両通信プロトコルを合わせるためのプロトコル変換機能も有している。
なお、このIPネットワーク202の中に、WEBサーバや、コンテンツをダウンロードするためのダウンロードサーバを設けてもよい。
上記MMSC25は、メッセージボックス(メッセージデータベース)を有し、次のようなマルチメディアメッセージ(以下「MMSメッセージ」という。)の処理を行う。例えば、MMSC25は、送信側の携帯電話機10Aから送信されたMMSメッセージを受信すると、そのMMSメッセージをメッセージボックスに一旦保存し、PPGサーバ27やSMSC29等を介して受信側の携帯電話機10BにMMSメッセージの着信通知を送信する。この着信通知は、差出人(From)、件名(Subject)、メッセージ本文の冒頭部分(X-Mms-Notif-Text)などのデータが記述される所定のフィールドからなるヘッダー部を有している。ここで、メッセージ本文が短い場合は、そのメッセージ本文の全体が上記メッセージ本文用のフィールド(X-Mms-Notif-Text)に記述される。上記着信通知のヘッダー部は、送信日時(Date)のデータが記述されるフィールドを有するようにしてもよい。また、上記着信通知のデータは、先頭から複数の分割データである所定サイズ(例えば140バイト)のパケットに分割されて送信される。この分割されるパケットの数には特に制限はないが、通常3〜5個程度のパケットに分割される。本実施形態では着信通知を3個のパケットに分割して送信している。
上記着信通知を構成する複数のパケットはそれぞれ、MMSC25から送信される順番に、上記MMSメッセージのメッセージ本文の冒頭部分を先頭から順番に分割したデータを含んでいる。例えば、第1番目のパケットには、メッセージ本文の所定サイズの冒頭部分のうち、先頭側のほぼ3分の1の部分が含まれている。第2番目のパケットには、上記冒頭部分の中央のほぼ3分の1の部分が含まれる。また、第3番目のパケットには、上記冒頭部分の後端側のほぼ3分の1の部分が含まれる。また、各パケットはSMSC29を経由してSMSで携帯電話機に配信されるため、各パケットのデータサイズは、SMSによって配信可能なサイズ(例えば140バイト)に設定される。
また、上記MMSC25は、受信側の携帯電話機10Bからメッセージ取得要求を受けると、必要に応じて所定のフォーマット変換を行い、受信側の携帯電話機10Bに送信する。また、MMSC25は、インターネット30から携帯電話機10A,10B宛のMMSメッセージを受信したときも着信通知を行った後、必要に応じて所定のフォーマット変換を行い、受信側の携帯電話機10BへMMSメッセージを送信する。
図2は、上記MMSC25のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。なお、上記ダウンロードサーバ50も同様に構成することができる。このMMSC25は、システムバス210、CPU211、内部記憶装置、外部記憶装置214、入力装置215、出力装置216、及び通信装置217を備えている。上記内部記憶装置は、RAM212やROM213等で構成されている。上記外部記憶装置は、ハードディスクドライブ(HDD)や光ディスクドライブ等で構成されている。上記入力装置215は、マウスやキーボード等で構成されている。上記出力装置216は、ディスプレイやプリンタ等で構成されている。上記通信装置217は、所定の通信プロトコルにより、携帯電話通信網20上のプロキシサーバ26やPPGサーバ27と通信したり、ゲートウェイサーバ26を介してインターネット30上の各種クライアント端末や他のサーバと通信したりするための装置である。
上記CPU211やRAM212等の構成要素はお互いに、システムバス210を介して、データやプログラムの命令等のやり取りを行っている。このMMSC25を所定の手順に従って動作させるためのプログラムはROM213や外部記憶装置214に記憶されており、必要に応じてCPU211やRAM212上の作業エリアに呼び出されて実行される。
また、上記MMSC25は、一部又は全体を専用の制御装置として構成してもいいし、一部又は全体を汎用のコンピュータシステムを用いて構成してもよい。また、はそれぞれ、1台のコンピュータで構成してもいいし、複数の機能をそれぞれ受け持つ複数台のコンピュータをネットワークで結んで構成してもよい。
図3は、本実施形態に係るMMSC25の主要な機能を抽出して示した機能ブロック図である。このMMSC25は、メッセージ通信部251とメッセージ記憶部252と着信通知データ生成部253と着信通知データ送信部254とメッセージ処理部255とを備えている。
上記メッセージ通信部251は上記通信装置217等で構成され、携帯電話通信網20を介して送信側の携帯電話機10AからMMSメッセージを受信する手段としての機能を有する。すなわち、このメッセージ通信部251は、送信側の携帯電話機10Aから送信され基地局21やプロキシサーバ24等を経由して伝送されてきた受信側の携帯電話機10B宛のMMSメッセージを受信する。また、このメッセージ通信部251は、他の通信端末からインターネット30及び携帯電話通信網20を介して送られてきたMMSメッセージを受信する手段としての機能も有する。
また、上記メッセージ通信部251は、上記着信通知を受信した受信側の携帯電話機10Bから携帯電話通信網20を介して、その着信通知によりメッセージ本文の全体を受信した旨を通知するためのメッセージ全文完結通知を受信するメッセージ全文完結通知受信手段としての機能も有する。このメッセージ全文完結通知は、着信通知に対する応答であるメッセージ着信通知応答のヘッダーを構成するフィールド(「X-Mms-Status」)のデータとして、携帯電話機10Bから受信することができる。例えば、携帯電話機10Bが着信通知によって添付ファイルがないMMSメッセージのメッセージ本文の全体を受信できたときは、上記「X-Mms-Status」フィールドのデータとして「Retrieved」が設定されたメッセージ着信通知応答を受信する。一方、携帯電話機10Bが着信通知によってメッセージ本文の一部しか受信しなかったとき、又は着信通知に係るMMSメッセージが添付ファイルを有するときは、上記「X-Mms-Status」フィールドのデータとして「Deferred」が設定されたメッセージ着信通知応答を受信する。
上記メッセージ記憶部252は上記外部記憶装置214等の記憶装置で構成され、メッセージ通信部251で受信したMMSメッセージを記憶するメッセージ記憶手段として機能する。すなわち、このメッセージ記憶部252は前述のメッセージボックス(メッセージデータベース)に対応し、送信側の携帯電話機10Aや他の通信端末から送信されてきたMMSメッセージを送信元の情報や送信先の情報等と対応付けて記憶している。
上記着信通知データ生成部253は上記CPU211等で構成され、MMSメッセージを受信したときに、そのMMSメッセージの差出人及び件名の情報とともに、そのMMSメッセージのメッセージ本文の少なくとも一部を含む着信通知の送信データを生成する着信通知データ生成手段としての機能を有する。このメッセージの本文データは、着信通知の送信データのヘッダーに設定したメッセージ本文用フィールドのテキストデータとして含めることができる。例えば、新規に定義された「X-Mms-Notif-Text」のフィールドに、MMSメッセージのメッセージ本文の全体又は一部を入力する。
また、本実施形態では、上記着信通知の送信データに含めることができるメッセージのサイズが、SMSで配信可能な所定サイズに制限されている。そのため、着信通知の送信データには、メッセージ本文の全体が含まれる場合もあるし、メッセージの本文の一部分(例えば冒頭部分のみ)しか含まれない場合もある。ここで、着信通知の送信データにメッセージ本文の全体が含まれているか否かを判断できるように、そのメッセージ本文の文末の有無を識別するための文末識別情報を有するように着信通知の送信データを生成するのが好ましい。この文末識別情報は、上記着信通知のヘッダーに設定したメッセージ本文の文末有無判断用フィールドのフラグデータとして含めることができる。例えば、新規に定義された「X-Mms-Notif-EOL」のフィールド(以下「EOLフラグ」という)に、メッセージ本文の文末が有る場合は「1」を入力し、文末が無い場合は「0」を入力する。このメッセージ本文の文末の有無は、例えばMMSメッセージのメッセージ本文の全体サイズと上記メッセージ本文用フィールドのサイズとを比較することによって判断することができる。メッセージ本文の全体サイズが上記メッセージ本文用フィールドのサイズよりも大きい場合はメッセージ本文の文末無しと判断する。一方、メッセージ本文の全体サイズが上記メッセージ本文用フィールドのサイズ以下の場合はメッセージ本文の文末有りと判断する。
なお、本実施形態では、MMSメッセージの添付ファイルのデータを着信通知に含めることができないので、MMSメッセージに添付ファイルがある場合は、一律にメッセージ本文の文末無しの文末識別情報にする。これにより、受信側の携帯電話機10Bで添付ファイルのデータを続き受信できるようにしている。
上記着信通知データ送信部254は上記通信装置217等で構成され、上記着信通知データ生成部253で生成した着信通知の送信データを携帯電話通信網20を介して受信側の携帯電話機10Bに送信する着信通知データ送信手段としての機能を有する。すなわち、この着信通知データ送信部254は、MMSメッセージの差出人及び件名の情報とともにメッセージ本文の少なくとも一部を含む着信通知の送信データを、携帯電話通信網20のPPGサーバ27やSMSC29等を介して、受信側の携帯電話機10Bに送信する。
なお、上記着信通知データ送信部254は、上記着信通知の送信データを複数の分割データであるパケットに分割して送信するように構成してもよい。この分割されるパケットの数には特に制限はないが、通常3〜5個程度のパケットに分割される。この着信通知は、差出人(From)、件名(Subject)、メッセージ本文(X-Mms-Notif-Text)などのデータが記述される所定のフィールドからなるヘッダー部を有する。この着信通知の各パケットは、MMSC25から送信される順番に、上記メッセージのメッセージ本文の冒頭部分を先頭から順番に分割したデータを含んでいる。例えば、第1番目のパケットには、メッセージ本文の所定サイズの冒頭部分のうち、先頭側のほぼ3分の1の部分が含まれている。第2番目のパケットには、上記冒頭部分の中央のほぼ3分の1の部分が含まれる。また、第3番目のパケットには、上記冒頭部分の後端側のほぼ3分の1の部分が含まれる。また、各パケットはSMSC29を経由してSMSで携帯電話機に配信されるため、各パケットのデータサイズは、SMSによって配信可能なサイズ(例えば140バイト)に設定される。
上記メッセージ処理部255は上記CPU211等で構成され、上記メッセー通信部251で受信したメッセージ全文完結通知に基づいて、メッセージ記憶部(メッセージボックス)252に記憶している上記着信通知に係るMMSメッセージを削除するメッセージデータ処理手段としての機能を有する。例えば、上記「X-Mms-Status」フィールドのデータとして「Retrieved」が設定されたメッセージ着信通知応答を受信したときは、その着信通知に対応するMMSメッセージを削除する。
図4は、MMS(Multimedia Messaging Service)を提供する上記MMSC25を介して携帯電話機10A,10B間で送受信されるMMSメッセージの説明図である。このMMSメッセージは、RFC(Request for Comments)822,2822,2045,2046,2047,2049等で仕様が規定されているMIME(Multipurpose Internet Mail Extension)対応のインターネットテキストフォーマットのメッセージである。このMMSメッセージは、メッセージ本文60とヘッダー61とにより構成されている。MMSメッセージのメッセージ本文60は、テキスト情報のほか、音声、イメージ、ビデオ、オーディオなどの様々なメディアによる情報のデータを含めるように構成することができる。また、MMSメッセージのヘッダー61は、送信側の携帯電話機などの通信端末において送信メッセージに関する様々な情報のデータが入力される各種フィールドで構成されている。
なお、上記MMS、MMSC、MMSメッセージ等は、次の(1)〜(3)等に規定されている仕様に準拠するものである。
(1)Multimedia Messaging Service Architecture Overview Version 1.2 (OMA-MMS-ARCH-v1_2-20030920-C)
(2)Multimedia Messaging Service Client Transactions Version 1.2 (OMA- MMS-CTR-v1_2-20030916-C)
(3)Multimedia Messaging Service Encapsulation Protocol Version 1.2 (OMA-MMS-ENC-v1_2-20030915-C)
上記ゲートウェイサーバ26は、携帯電話通信網20のIPネットワーク202とインターネット30との間のゲートウェイ機能とファイヤウォール機能とを有している。
上記PPGサーバ27は、MMSC25から受信したプッシュリクエストに基づいて、上記着信通知等のプッシュ型のメッセージを、SMSC29を経由して携帯電話機10A,10Bに送信する。
上記SMSC29は、ショートメッセージサービス(SMS)を提供するものであり、サイズ制限(例えば128バイト)のあるショートメッセージを送信側の携帯電話機10Aから受信し、受信側の携帯電話機10Bに送信する。また、SMSC29は、放送形式で複数の携帯電話機にへ一斉にショートメッセージを送信することもできる。
上記携帯電話通信網20のIPネットワーク202を介して接続されているインターネット30には、各種コンテンツ提供用のサーバが接続されている。このコンテンツ提供用のサーバとしては、WEBページのコンテンツを主に提供するWEBサーバ40や、画像ファイル、音楽ファイル、アプリケーションのプログラムファイルなどのコンテンツを主に提供するダウンロードサーバ50等がある。
上記インターネット30上の各種コンテンツ提供サーバから携帯電話機10A,10Bにコンテンツをダウンロードするときには、ネットワークの各階層において所定の通信プロトコルが用いられる。例えば、WEBサーバ40からWEBページをダウンロードするときのアプリケーション層の通信プロトコルとしては、HTTP(HyperText Transfer Protocol)、W−HTTP(Wireless HyperText Transfer Protocol)、WTP(Wireless Transaction Protocol)、WSP(Wireless Session Protocol)等が用いられる。
図5は携帯電話機10(10A、10B)の一構成例を示す外観図であり、図6は、その携帯電話機10のハードウェア構成を示す概略構成図である。また、図7は、携帯電話機10におけるソフトウェア構造の説明図である。
この携帯電話機10は、クラムシェル(折り畳み)タイプの携帯電話機であり、システムバス100、CPU101、RAM102やROM103等の記憶装置、入力装置104、出力装置105、携帯電話通信網用通信装置106、GPS受信装置107を備えている。CPU101やRAM102等の構成要素は、システムバス100を介して、互いに各種データやプログラムの命令等のやり取りを行っている。
上記CPU101は、上記記憶装置から所定のプログラムを読み込んで実行することにより、ネイティブ側の電話機プラットフォームの基本ソフトOS上で、音声通話機能や、アプリケーションソフト(以下「アプリケーション」という。)による各種機能を実現することができる。このアプリケーションによる機能としては、WEBブラウザー、メーラー、音楽再生、動画表示、外部装置とのデータ送受信、アドレス帳管理、スケジューラ、メモ帳等がある。このWEBブラウザー、メーラー、音楽再生、動画表示等のアプリケーションを起動し、そのアプリケーション上でMMSメッセージの送受信を行ったり、受信したMMSメッセージに含まれるテキストや画像(静止画、動画)コンテンツや音声や音楽等のオーディオコンテンツを出力したりしてもよい。
また、上記CPU101は、上記記憶装置から所定のプログラムを読み込んで実行することにより、上記ネイティブ側の電話機プラットフォームとは異なるアプリケーション実行環境を構築することができる。そして、このアプリケーション実行環境上で、携帯電話機にプリインストールされているアプリケーションや利用者がダウンロードして登録したアプリケーション等の各種アプリケーションを実行することができる。このアプリケーションとしては、プラットフォームに依存しないオブジェクト指向プログラミングによって開発されたJAVA(登録商標)、C++等のプログラム言語で記述されたアプリケーションや、C言語やアセンブリ言語で記述されたアプリケーションなどが挙げられる。また、これらのアプリケーション実行環境は、例えばJAVA(登録商標)の仮想マシン(VM:Virtual Machine)やBREW(登録商標)等のミドルウェアによって構築される。
上記入力装置104は、データ入力キー(テンキー、*キー、#キー)11、通話開始キー12、終話キー13、スクロールキー14、多機能キー15、マイク16等から構成されている。この入力装置104のテンキー11、通話開始キー12、終話キー13等により、利用者が操作可能な操作部が構成される。この操作部を操作することにより、利用者は、MMSメッセージを送受信したり、MMSメッセージに添付されている画像ファイルを展開して表示したり、音楽ファイルを展開して再生したり、アプリケーションプログラムを選択して実行したりすることができる。また、利用者は上記操作部を操作することにより、コンテンツ取得先のURL等のデータを入力したり、電話着信の際に通話の開始及び終了を行ったり、アプリケーションプログラムの選択、起動及び停止を行ったりすることができる。また、利用者は上記操作部を操作することにより、上記ダウンロードサーバ50から画像ファイル、音楽ファイル、アプリケーションプログラム等のコンテンツをダウンロードして登録することができる。
上記出力装置105は、表示手段である液晶ディスプレイ(LCD)17、スピーカー18、図示しない振動デバイス等から構成されている。上記液晶ディスプレイ(LCD)17やスピーカー18等からなる出力装置で構成されている出力部は、携帯電話通信網20からMMSメッセージやその着信通知を受信した旨を利用者に知らせたり、MMSメッセージのテキストや画像(静止画、動画)を液晶ディスプレイ(LCD)17に表示したり、MMSメッセージに添付の音声や音楽をスピーカー18から出力したりするときに用いられる。上記MMSメッセージやその着信通知の受信を利用者に知らせるときは、出力部の液晶ディスプレイ(LCD)17に着信報知画像を表示したり、スピーカー18から着信音を出力させたりする。
また、上記出力部は、携帯電話通信網20を介して受信したWebページを液晶ディスプレイ(LCD)17に表示したり、携帯電話通信網20から情報を着信した旨を利用者に知らせたりするときにも用いられる。また、上記出力部は、上記ゲーム等のアプリケーションプログラムの実行中に、そのプログラム実行に関連した画像の表示や音の出力に用いたり、情報配信サーバから受信した情報を表示したりするときにも用いられる。
なお、上記スピーカー18は、通話中の音声を聞くための受話器用スピーカー(レシーバ)と、着信音や音楽などを出力する外部出力用スピーカーとを別々に設けて構成してもいいし、これらの受話器用スピーカー及び外部出力用スピーカーを兼用するように一つのスピーカーで構成してもよい。
上記出力装置105を構成する振動デバイスは、この振動デバイスは、マナーモード(サイレントモード)設定時などに音声電話を着信したりMMSメッセージや各種配信情報を受信したりしたときに、携帯電話機10の全体を振動させ、その着信等を利用者に知らせるように制御することができる。
上記携帯電話通信網用通信装置106は、変復調器、シンセサイザ、周波数変換器,高周波増幅器などにより構成され、携帯電話通信網20を介して他の携帯電話機や上述したサーバ11等と通信するときに用いられる。この携帯電話通信網用通信装置106は、携帯電話通信網20を介して他の携帯電話機とMMSメッセージのやり取りを行ったり、携帯電話通信網20からゲートウェイサーバを介して、インターネット等の外部の通信ネットワークに接続し、インターネット上の通信端末とのMMSメッセージのやり取り等を行ったりするための通信手段として用いられる。更に、この携帯電話通信網用通信装置106は、携帯電話通信網20を介して、ダウンロードサーバ50が提供するアプリケーションプログラムをダウンロードしたり、現在位置の位置情報を含む配信情報を受信したりする情報受信手段としても用いられる。
図8は、本実施形態に係る携帯電話機10(10A,10B)の主要な機能を抽出して示した機能ブロック図である。この携帯電話機10は、通信部110と記憶部111と出力部112と制御部113とを備えている。
上記通信部110は上記携帯電話通信網用通信装置106等で構成され、携帯電話通信網20を介してMMSC25から、当該携帯電話機10宛のMMSメッセージの差出人及び件名の情報とともに、そのMMSメッセージのメッセージ本文の少なくとも一部を含む着信通知を受信する通信手段としての機能を有する。すなわち、この通信部110は、HTTP等の所定の通信プロトコルを用いた通信により、MMSメッセージに対する着信通知のデータを複数に分割したパケット(分割データ)を互いに独立に携帯電話通信網20を介して受信する。また、通信部110は、他の携帯電話機から携帯電話通信網20を介して送られてきたMMSメッセージを受信するメッセージ受信手段としての機能も有する。また、通信部110は、他の通信端末からインターネット30及び携帯電話通信網20を介して送られてきたMMSメッセージを受信する手段としての機能も有する。
なお、上記MMSC25がMMSメッセージに対する着信通知のデータを複数に分割したパケット(分割データ)で送信する場合、上記通信部110は着信通知のデータを構成する複数パケットのデータを互いに独立に携帯電話通信網20を介して受信する。この複数パケットのデータを制御部113で連結処理される。
上記記憶部111は上記RAM102やROM103等の記憶装置で構成され、通信部110で受信した着信通知の受信データを記憶する記憶手段としての機能を有する。また、この通信部110で受信したMMSメッセージを記憶するメッセージ記憶手段としての機能を有する。
上記出力部112は上記出力装置105等で構成され、通信部110で受信したメッセージ本文の少なくとも一部を含む着信通知の受信データを出力する出力手段としての機能を有する。また、出力部112は、MMSメッセージのメッセージ本文のデータをテキストや画像(静止画、動画)コンテンツとしてディスプレイ上に表示したり、音声や音楽等のオーディオコンテンツとしてスピーカーやイヤホンから出力したりすることもできる。
なお、上記MMSC25がMMSメッセージに対する着信通知のデータを複数に分割したパケット(分割データ)で送信する場合、上記出力部112は、通信部110で受信した複数のパケットの分割データを連結してMMSメッセージの着信通知として出力する。
上記制御部113は上記CPU101等で構成され、上記通信部110による着信通知の送信やMMSメッセージの受信、上記記憶部111へのMMSメッセージや着信通知の保存、上記出力部112へのMMSメッセージや着信通知の出力等を制御する制御手段としての機能を有する。
また、上記制御部113は、上記着信通知にメッセージ本文の全体が含まれているとき、そのメッセージ本文の全体を受信した旨を通知するためのメッセージ全文完結通知をMMSC25に送信するように通信部110を制御する制御手段としての機能も有する。このメッセージ全文完結通知は、着信通知に対する応答であるメッセージ着信通知応答のヘッダーを構成するフィールド(「X-Mms-Status」)のデータとして送信することができる。例えば、着信通知によって添付ファイルがないメッセージ本文の全体を受信できたときは、上記「X-Mms-Status」フィールドのデータとして「Retrieved」を設定する。一方、着信通知によってメッセージ本文の一部しか受信しなかったとき、又は着信通知に係るMMSメッセージが添付ファイルを有するときは、上記「X-Mms-Status」フィールドのデータとして「Deferred」を設定する。
図9は、上記構成の通信システムにおいて携帯電話機10A、10B間でMMSメッセージを送受信するときの処理手順の一例を示すシーケンス図である。このメッセージ送受信処理では、メッセージ本文の一部を含む複数のパケットからなるメッセージ着信通知を受けた携帯電話機10Bにおいて利用者が手動でメッセージの受信を行っている。
まず、送信側の利用者は、携帯電話機10Aを操作してMMSメッセージ用のアプリケーションを起動し、MMSメッセージを作成する。そして、送信相手先のアドレスを指定して上記MMSメッセージを送信するように利用者が携帯電話機10Aを操作すると、携帯電話機10Aは、「HTTP POST」によるメッセージ送信要求をMMSC25に送信する(ステップS1)。
MMSC25は、上記メッセージ送信要求に対して「HTTP 200 OK」によるメッセージ送信応答を送信側の携帯電話機10Aに送信する(ステップS2)。その後、MMSC25は、「SMS」によるメッセージ着信通知を、PPGサーバ27を経由して受信側の携帯電話機10Bに送信する(ステップS3,S4)。このメッセージ着信通知の送信は、前述のようにメッセージ着信通知を分割した複数のパケット(分割データ)について実行される。
次に、受信側の携帯電話機10Bは、待受け画面(図10のD101参照)を表示した待受け状態で記メッセージ着信通知の少なくとも第1番目のパケットをMMSC25から受信すると、着信通知用に予め設定しておいたテキストや画像等からなる着信通知画面(図10のD102、D103参照)を出力部のディスプレイ17に表示したり、着信通知用に予め設定しておいた音声、特殊音、メロディー、音楽等を出力部のスピーカー18から出力したりする。例えば、図10のD102に示すような「メッセージ受信あり」等の着信通知メッセージをディスプレイ17に表示する。このようなディプレイ17上の着信通知表示やスピーカーからの着信通知音の出力により、受信側の携帯電話機10Bの利用者は、自分宛のMMSメッセージが届いていることを知ることができる。その着信通知の後、受信側の利用者は、任意のタイミングで、MMSメッセージを受信するように携帯電話機10Bを操作することができる。例えば、図10のD102、D103の着信通知画面の「表示」に対応するキーを押下する操作を行う。この操作により、着信メッセージを一覧形式で表示したメッセージボックス内の着信メッセージのリスト情報の画面(図10のD104参照)が表示される。このメッセージボックスのリスト情報の画面上で新着メッセージの行を選択した状態で利用者が多機能キー(Fキー)15を押下すると、着信通知で受信したメッセージ本文の冒頭部分が、添付ファイルの有無に関する情報とともに表示される。
次に、受信側の携帯電話機10Bは、上記メッセージ着信通知に対して、「HTTP POST」によるメッセージ着信通知応答をMMSC25に送信する(ステップS5)。このメッセージ着信通知応答の送信も、上記メッセージ着信通知を構成する複数のパケットごとに実行される。受信側の携帯電話機10Bは、受信できなかったパケットについては、メッセージ着信通知応答を送信しない。MMSC25は、携帯電話機10Bが受信できなかったパケットについて所定のタイミングで再送する。
MMSC25は、上記メッセージ着信通知応答を受信した後、「SMS」によるメッセージ配信完了通知を、PPGサーバ27を経由して送信側の携帯電話機10Aに送信する(ステップS6,S7)。このメッセージ配信完了通知のヘッダーには、MMS用フィールドの一つである「X-Mms-Status: Deferred」が記述され、このヘッダーフィールドのデータを参照することにより、送信側の携帯電話機10Aは、メッセージ着信通知が受信側の携帯電話機10Bに配信され、MMSメッセージの受信待ちの状態になっていることを認識することができる。
次に、受信側の利用者が上記着信通知を受けたMMSメッセージのメッセージ本文の残りの部分及び添付ファイルを受信するときは、上記MMSメッセージ用のアプリケーション上で当該MMSメッセージを指定して受信処理を開始するように携帯電話機10Bを操作する。例えば、上記着信通知の個別表示画面(図10のD105参照)の「続き受信」に対応するキーを押下したり、オプション表示の画面(図10のD106参照)で「1.全メッセージ取得」を選択した状態で画面上の「選択」に対応するキーを押下したりする。この操作により、受信側の携帯電話機10Bは、「HTTP GET」によるメッセージ受信要求をMMSC25に送信する(ステップS8)。このメッセージ受信要求を送信すると、ディスプレイ17には「メッセージ取得中...」の画面(図10のD107参照)が表示される。
なお、着信通知を構成するパケットの一部しか受信できていない連結未完了状態の着信通知の場合は、着信通知のリスト情報に表示され上記着信通知の個別表示画面(図10のD105参照)を表示できたとしても、MMSメッセージの続き受信ができないように制御している。
MMSC25は、上記メッセージ受信要求に対して「HTTP 200 OK」によるメッセージ受信応答を受信側の携帯電話機10Bに送信する(ステップS9)。このメッセージ受信応答には、MMSC25のメッセージボックスから読み出された受信対象のMMSメッセージのメッセージ本文とそのメッセージ本文に対応するヘッダーが付加される。
次に、受信側の携帯電話機10Bは、上記メッセージ受信応答に対して「HTTP 200 OK」による受信完了通知をMMSC25に送信する(ステップS10)と、ディスプレイ17上に「メッセージ取得完了」の画面(図10のD108参照)を表示する。このメッセージ取得完了の画面上で「OK」に対応するキーを押下したり、所定時間経過したりすると、受信側の携帯電話機10Bは、受信したMMSメッセージのMIMEヘッダーの情報に基づいてメッセージ本文について後述の解釈処理を行った後、解釈処理後のMMSメッセージの全文と添付ファイルの画像などを含むMMSメッセージの画面(図10のD109参照)をディスプレイ17上に出力する。
MMSC25は、上記受信完了通知を受信した後、「SMS」によるメッセージ配信完了通知を、PPGサーバ27を経由して受信側の携帯電話機10Bに送信する(ステップS11,S12)。このメッセージ配信完了通知のヘッダーには、MMS用フィールドの一つである「X-Mms-Status: Retrieved」が記述され、このヘッダーフィールドのデータを参照することにより、送信側の携帯電話機10Aは、MMSメッセージが受信側の携帯電話機10Bに配信されたことを認識することができる。
図11は、MMSC25においてMMSメッセージの着信通知を送信するときの制御手順の一例を示すフローチャートである。
MMSC25は、携帯電話機10B宛のMMSメッセージを受信すると、ファイル添付の有無を判断するとともに、そのMMSメッセージのメッセージ本文全体サイズと、着信通知のヘッダーのメッセージ本文用フィールド(「X-Mms-Notif-Text」)のサイズとを比較する(ステップS101〜S103)。
ここで、受信したMMSメッセージにファイル添付がなく、しかもMMSメッセージのメッセージ本文全体サイズが上記メッセージ本文用フィールドのサイズ以下であってメッセージ本文の文末まで着信通知に含めることができると判断したときは、着信通知のヘッダーのEOLフラグ(「X-Mms-Notif-EOL」)に「1」を入力する(ステップS104)。
次に、MMSC25は、上記MMSメッセージのメッセー本文全体をMMSメッセージのメッセージ本文用フィールド(「X-Mms-Notif-Text」)に入力して着信通知の送信データを生成する(ステップS105)。そして、生成した着信通知の送信データをPPGサーバ27及びSMSC29を経由して受信側の携帯電話機10Bに送信する(ステップS106)。
一方、上記ステップS102でファイル添付ありと判断したとき、又はMMSメッセージのメッセージ本文全体サイズが上記メッセージ本文用フィールドのサイズよりも大きくメッセージ本文の文末まで着信通知に含めることができないと判断したときは、着信通知のヘッダーのEOLフラグ(「X-Mms-Notif-EOL」)に「0」を入力する(ステップS107)。そして、MMSC25は、上記MMSメッセージのメッセー本文の一部をMMSメッセージのメッセージ本文用フィールド(「X-Mms-Notif-Text」)に入力して着信通知の送信データを生成し、その生成した着信通知の送信データをPPGサーバ27及びSMSC29を経由して受信側の携帯電話機10Bに送信する(ステップS105,S106)。
図12は、携帯電話機においてMMSメッセージの着信通知を受信して出力するときの制御手順の一例を示すフローチャートである。
受信側の携帯電話機10Bは、MMSC25からPPGサーバ27及びSMSC29を経由してMMSメッセージの着信通知データを受信すると(ステップS201)、上記着信通知のヘッダーのEOLフラグ(「X-Mms-Notif-EOL」)が「1」であるか否かを判断する(ステップS202)。
ここで、EOLフラグ(「X-Mms-Notif-EOL」)が「1」であると判断したときは、メッセージ本文全体を含む着信通知をディスプレイ17に表示する(図13のD105'参照)。そして、携帯電話機10Bは、メッセージ全文完結通知として、上記「X-Mms-Status」フィールドのデータとして「Retrieved」が設定されたメッセージ着信通知応答をMMSC25に送信する(ステップS204)。この場合は、着信通知後の続き受信はできない(ステップS205)。
一方、EOLフラグ(「X-Mms-Notif-EOL」)が「1」ではなく「0」であると判断したときは、メッセージ本文の一部を含む着信通知又は添付ファイルがあることを示す着信通知(図10のD105参照)をディスプレイ17に表示する(ステップS206)。そして、携帯電話機10Bは、メッセージ全文未完結通知として、上記「X-Mms-Status」フィールドのデータとして「Deferred」が設定されたメッセージ着信通知応答をMMSC25に送信する(ステップS207)。次に、携帯電話機10Bは、利用者による続き受信を行う操作(「続き受信」の選択操作)を受け付けると(ステップS208)、図9のシーケンスで示したように着信通知に対応するMMSメッセージの続き受信を実行する(ステップS209)。
図14は、MMSC25においてメッセージ着信通知応答を受信したときのメッセージ処理手順の一例を示すフローチャートである。
MMSC25は、上記受信側の携帯電話機10Bからメッセージ着信通知応答を受信すると、そのメッセージ着信通知応答がメッセージ全文完結通知を含むか否かを判断する(ステップS301,S302)。すなわち、上記メッセージ着信通知応答のヘッダーの「X-Mms-Status」フィールドのデータが「Retrieved」であるか否かを判断する。
ここで、メッセージ全文完結通知を含む場合すなわち「X-Mms-Status」フィールドのデータが「Retrieved」である場合は、そのメッセージ全文完結通知で特定されるMMSメッセージを削除する。一方、メッセージ全文完結通知ではなくメッセージ全文未完結通知を含む場合すなわち「X-Mms-Status」フィールドのデータが「Retrieved」ではなく「Deferred」である場合は、MMSメッセージの削除を行わずに終了する。
以上、本実施形態によれば、受信側の携帯電話機10Bは、MMSメッセージの差出人及び件名の情報とともに、そのMMSメッセージのメッセージ本文の少なくとも一部を含む着信通知を受信することができる。このMMSメッセージの差出人等の情報ととも、その着信通知の受信データに含まれるメッセージ本文部分を出力することができるので、MMSメッセージのメッセージ本文や添付ファイルの続き受信を行うか否かの判断を従来よりも容易に行うことができる。
また、本実施形態によれば、上記着信通知が、その着信通知に含まれるメッセージ本文の文末の有無を識別するための文末識別情報(EOLフラグ)を有するので、携帯電話機10Bは、着信通知の文末識別情報(EOLフラグ)に基づいてMMSメッセージの続き受信に関する表示や操作について制御を行うことができる。
また、本実施形態によれば、上記文末識別情報が、着信通知のヘッダーに設定したメッセージ本文の文末有無判断用フィールド(「X-Mms-Notif-EOL」、EOLフラグ)のデータであるので、携帯電話機10Bにおける着信通知内のメッセージ本文の文末有無判断が容易になる。
また、本実施形態によれば、ファイル添付無しのMMSメッセージの着信通知にメッセージ本文の全体が含まれているとき、携帯電話機10Bは、メッセージ本文の全体を受信した旨を通知するためのメッセージ全文完結通知をMMSC25に送信する。このメッセージ全文完結通知をMMSC25が受信することにより、メッセージ全文完結通知に基づいて、携帯電話機10Bへの配信が完了して不要になったMMSメッセージの削除処理などを行うことができる。
なお、上記実施形態ではMMSメッセージの着信通知を受信する携帯電話機の場合について説明したが、本発明は、MMSメッセージの着信通知を受信するものであれば、携帯電話機以外の他の移動体通信端末の場合についても同様に適用することができる。
本発明の実施形態に係る通信システム全体の概略構成の一例を示す説明図。 MMSCのハードウェア構成を示す概略構成図。 MMSCの主要な機能を抽出して示した機能ブロック図。 MMSメッセージの説明図。 携帯電話機の一構成例を示す外観図。 携帯電話機のハードウェア構成を示す概略構成図。 携帯電話機におけるソフトウェア構造の説明図。 携帯電話機の主要な機能を抽出して示した機能ブロック図。 携帯電話機間でMMSメッセージを送受信するときの処理手順の一例を示すシーケンス図。 MMSメッセージを受信するときの画面遷移の説明図。 MMSCにおいてMMSメッセージの着信通知を送信するときの制御手順の一例を示すフローチャート。 携帯電話機においてMMSメッセージの着信通知を受信して出力するときの制御手順の一例を示すフローチャート。 着信通知にメッセージ本文全体を含む場合の携帯電話機の着信通知画面の説明図。 MMSCにおいてメッセージ着信通知応答を受信したときのメッセージ処理手順の一例を示すフローチャート。
符号の説明
10 携帯電話機
10A 送信側の携帯電話機
10B 受信側の携帯電話機
20 携帯電話通信網
25 MMSC(マルチメディアメッセージングサービスセンター)
27 PPG(プッシュプロキシゲートウェイ)サーバ
29 SMSC(ショートメッセージサービスセンター)

Claims (8)

  1. 通信ネットワークを介してマルチメディアメッセージ用情報処理装置から、複数のメディアタイプのデータを含めることができるマルチメディアメッセージの着信通知を受信する移動体通信端末であって、
    通信ネットワークを介してマルチメディアメッセージ用情報処理装置から、該マルチメディアメッセージの差出人及び件名の情報とともに該マルチメディアメッセージのメッセージ本文の少なくとも一部を含む着信通知を受信する通信手段と、
    該通信手段で受信した着信通知の受信データを記憶する記憶手段と、
    該メッセージ本文の少なくとも一部を含む着信通知の受信データを出力する出力手段とを備えたことを特徴とする移動体通信端末。
  2. 請求項1の移動体通信端末において、
    上記着信通知の受信データは、上記マルチメディアメッセージのメッセージ本文の文末の有無を識別するための文末識別情報を有することを特徴とする移動体通信端末。
  3. 請求項2の移動体通信端末において、
    上記文末識別情報は、上記着信通知のヘッダーに設定した上記メッセージ本文の文末有無判断用フィールドのデータであることを特徴とする移動体通信端末。
  4. 請求項2又は3の移動体通信端末において、
    上記着信通知に上記メッセージ本文の全体が含まれているとき、該メッセージ本文の全体を受信した旨を通知するためのメッセージ全文完結通知を上記マルチメディアメッセージ用情報処理装置に送信するように上記通信手段を制御する制御手段を備えたことを特徴とする移動体通信端末。
  5. 複数のメディアタイプのデータを含めることができるマルチメディアメッセージを通信ネットワークを介して移動体通信端末間で送受信するためのマルチメディアメッセージ用情報処理装置であって、
    通信ネットワークを介して送信側の移動体通信端末から該マルチメディアメッセージを受信するメッセージ受信手段と、
    該メッセージ受信手段で受信したマルチメディアメッセージを記憶するメッセージ記憶手段と、
    該マルチメディアメッセージを受信したときに、該マルチメディアメッセージの差出人及び件名の情報とともに該マルチメディアメッセージのメッセージ本文の少なくとも一部を含む着信通知の送信データを生成する着信通知データ生成手段と、
    該着信通知の送信データを通信ネットワークを介して該移動体通信端末に送信する着信通知データ送信手段とを備えたことを特徴とするマルチメディアメッセージ用情報処理装置。
  6. 請求項5のマルチメディアメッセージ用情報処理装置において、
    上記着信通知データ生成手段は、上記マルチメディアメッセージのメッセージ本文の文末の有無を識別するための文末識別情報を含めるように上記着信通知の送信データを生成することを特徴とするマルチメディアメッセージ用情報処理装置。
  7. 請求項6のマルチメディアメッセージ用情報処理装置において、
    上記文末識別情報は、上記着信通知のヘッダーに設定した上記メッセージ本文の文末有無判断用フィールドのデータであることを特徴とするマルチメディアメッセージ用情報処理装置。
  8. 請求項6又は7のマルチメディアメッセージ用情報処理装置において、
    上記着信通知を受信した移動体通信端末から上記通信ネットワークを介して、該着信通知により上記メッセージ本文の全体を受信した旨を通知するためのメッセージ全文完結通知を受信するメッセージ全文完結通知受信手段と、
    該メッセージ全文完結通知に基づいて、上記メッセージ記憶手段に記憶している該メッセージ本文を削除するメッセージデータ処理手段とを備えたことを特徴とするマルチメディアメッセージ用情報処理装置。
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