JP2006065022A - 携帯情報端末 - Google Patents

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裕 大西
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Abstract

【課題】使用者にとって表示画面の明るさが煩わしくなく、且つ表示画面中の情報を把握しやすい携帯情報端末を実現することを目的とする。
【解決手段】第1の情報と第2の情報とを画面に表示する表示部101と、画面の配色またはコントラストを変更するとともに、画面に表示する第1の情報は表示を維持し、第2の情報は表示を終了するように制御する制御部110と、を備えるように構成したものである。これにより、表示画面の光量を変化させ、且つ情報量を減らすことができるため、表示画面の明るさが煩わしくなく、且つ表示画面中の情報を把握しやすくなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)などの携帯情報端末に関するものである。
従来の携帯電話機やPDAは、キー操作等により表示画面が点灯し、使用者にとって表示画面の視認性を高めることが一般的に知られている(例えば、特許文献1)。このような携帯情報端末において、暗い場所で表示画面が点灯した際、使用者にとっては、表示画面がまぶしく、煩わしく感じるということがあった。
表示画面を減光等することにより目立たなくすることは、カーナビゲーションの分野で知られている(例えば、特許文献2)。
特開2002−353882号公報 特開平10−250472号公報
しかしながら、携帯情報端末においては、表示画面全体をそのまま減光したり、配色を変更したりすると、まぶしさは解消されるが、使用者にとっては、表示画面中の情報が把握しづらくなるという課題があった。
本発明はこのような従来の課題を解決したもので、使用者にとって表示画面の明るさが煩わしくなく、且つ表示画面中の情報を把握しやすい携帯情報端末を実現することを目的とする。
本発明の携帯情報端末は、上記目的を達成するために、第1の情報と第2の情報とを画面に表示する表示部と、前記画面の配色またはコントラストを変更するとともに、前記画面に表示する前記第1の情報は表示を維持し、前記第2の情報は表示を終了するように制御する制御部と、を備えるように構成したものである。
したがって、表示画面の光量を変化させ、且つ画面に表示される情報量を減らすことができる。
上記構成により、本発明の携帯情報端末は、表示の煩わしさを抑えることができるとともに、画面に表示される情報を把握しやすくなる。
本発明の携帯情報端末の実施の形態は、第1の情報と第2の情報とを画面に表示する表示部と、画面の配色またはコントラストを変更するとともに、画面に表示する第1の情報は表示を維持し、第2の情報は表示を終了するように制御する制御部とを備えるように構成したものである。これにより、表示画面の光量を変化させ、且つ画面に表示される情報量を減らすことができる。
また、制御部は、画面に表示する第1の情報の明度が、前記表示する第1の情報以外の画面の明度より高くするよう前記画面の配色を変更することを特徴とする。これにより、使用者は、第1の情報を視認しやすくなる。
また、第1の情報は、第2の情報より情報としての優先度が高いことを特徴とする。これにより、優先度の高い情報を画面に表示し、優先度の低い情報を画面に表示しないため、使用者は、優先度の高い情報のみを効率よく視認することができる。
また、操作部を設け、制御部は、操作部からの指示に応じて、画面の配色またはコントラストを変更するとともに、画面に表示する第1の情報は表示を維持し、第2の情報は表示を終了する。これにより、使用者は、自らの判断によって表示画面の光量を変化させ、且つ画面に表示される情報量を減らすことができる。
また、携帯端末の周囲の状況を判断する状況判断部を設け、制御部は、状況把握部の把握した周囲の状況に応じて、表示部の配色またはコントラストを変更するとともに、表示部に表示する第1の情報は表示を維持し、第2の情報は表示を終了する。これにより、使用者は、操作部で設定することなしに、表示画面の光量を変化させ、且つ画面に表示される情報量を減らすことができる。
また、状況判断部に光センサーを設け、制御部は、光センサーからの情報により、周囲が暗いと判断した場合、画面の明度を下げ、またはコントラストを下げ、画面に表示する第1の情報は表示を維持し、第2の情報は表示を終了する。これにより、暗い時に自動で表示画面の光量を変化させ、且つ画面に表示される情報量を減らすことができる。
また、状況判断部に近距離通信部を設け、近距離通信部が減光信号を受信した場合、制御部は、画面の明度を下げ、またはコントラストを下げ、画面に表示する第1の情報は表示を維持し、第2の情報は表示を終了する。これにより、映画館や劇場等の入り口に近距離通信信号を発信する信号発信機を設けることにより、映画館や劇場等の特定の場所において、自動で表示画面の光量を変化させ、且つ画面に表示される情報量を減らすことができる。
また、画面の表示領域を分割し、第1の情報と第2の情報とを分割された画面に別々に表示する。これにより、表示画面の光量を変化させ、且つ画面に表示される情報量を減らすことができる。
また、画面に光を照射する発光部を設け、制御部は、画面の配色またはコントラストの変更に伴い、発光部の光量を減らす。これにより、画面の光量を減らすことができる。
以下本発明の実施例について添付図面を参照して説明する。
(実施例1)
図1に本発明の第1の実施例に係る携帯情報端末である携帯電話機の外観図を示す。
図1において、本発明の第1の実施例に係る携帯電話機100は、表示部101、操作部102、アンテナ103を有している。
表示部101は、液晶ディスプレイ(以下、LCD)で構成されており、複数の情報が画面に表示される。ここでは、第1の情報101Aとして現在の日時が表示され、第2の情報101Bとして、予め携帯電話機に設定された、または、使用者が任意に設定した背景画面が表示されている。
操作部102は、キー操作部として設けられており、入出力ボタンで構成されている。使用者は、このキー操作部を用いて携帯電話機100に対してデータの発着信や、データの追加や削除等の指示をすることができる。
操作部102は、表示切替キー102Aを備えている。表示切替キー102Aを押下すると、表示部101は、第1の情報101Aの表示は維持し、第2の情報101Bの表示は終了するように切り替わる。この後、または同時に、表示部101は、第1の情報101Aの表示の配色と、画面のうち第1の情報101Aを除いた部分の表示(以下、「他の表示」)の配色をそれぞれ変化させる。これらの表示の切り替え動作については、後で詳しく述べる。
アンテナ103は、公衆回線にて通信する音声・データ信号を電波として送受信するために用いている。
図2に本発明の第1の実施例に係るハードウェアブロック図を示す。図2は、図1の携帯電話機100におけるハードウェアブロック図である。ここで、図1、図2において同一の符号がふられている構成は、同一の構成として対応している(以下、本明細書中において、異なる図で同一の符号がふられているものについては、同じ扱いとする)。
図2において、携帯電話機100は、表示部101、操作部102、アンテナ103、データバス104、制御バス105、無線部106、ROM107、RAM108、LSI109、制御部110、発光部111を有している。これらの構成101〜111は、すべてハードウェアとして構成されている。
データバス104は、ハードウェア間の種々のデータ信号の伝送に用いられる回路である。制御バス105は、ハードウェアの制御データ信号の伝送に用いられる回路である。
データバス104及び制御バス105には、無線部106、ROM107、RAM108、LSI109、制御部110が電気的に接続されている。
無線部106、ROM107、RAM108、LSI109、制御部110は、データバス104及び制御バス105を介して、信号のやりとりを行っている。ここで、ハードウェア間を結ぶ矢印は、信号の入力・出力方向を示している(以下、本明細書中で同じ)。例えば、操作部102から制御部110への矢印は、操作部102から信号が出力され、制御部110に信号が入力されていることを示している。
無線部106は、公衆回線にて通信する音声・データ信号をアンテナ103から電波として送受信する。
ROM107は、変更できないプログラムやデータを保持している。RAM108は、電話帳やメール、変更可能なプログラムや保存データ、各ハードウェアが動作する際に生成する一時的なデータ、ハードウェア間でデータの授受を行う際に一時的に格納するデータなどを保持している。
LSI109は、音声通信やデータ通信において、発着呼の制御や通信時のデジタルデータに関する制御を行っている。また、アプリケーションに応じて、ROM107からデータの読み出し、およびRAM108からデータの読み出し、書き出し処理を行っている。
制御部110は、表示部101や操作部102などのデバイスを制御する。制御部110から表示部101へデータを出力する場合、制御部110は、LSI109で定められた表示出力内容を実際に表示部101で表示するビットマップ配置に変換し、表示部101に表示する。また、操作部102からの信号の入力では、制御部110は、押下されたキーの種類やその押下時間などの情報を処理に必要な形式に変換し、表示部101やLSI109に情報信号を出力する。
発光部111は、表示部101が透過型液晶ディスプレィや半透過型液晶ディスプレィのように、そのデバイス自身が発光機能を持たない場合に、光を導光板を介して側面または直接背面から照射する光源であるバックライトとして設置されている。これにより、表示面が明るく表示される。
次に、本発明の第1の実施例の動作、および作用について図3(a)〜図3(f)を用いて説明する。なお、図3(a)、(b)は図3Aに、図3(c)、(d)は図3Bに、図3(e)、(f)は図3Cにそれぞれ示す。
表示部101に表示される第1の情報101A、第2の情報101Bは、携帯電話機100に対して固定されていても、使用者によって任意に設定されてもよい。
携帯電話機100に対して、第1の情報101A、第2の情報101Bが固定されている場合、第1の情報101Aとして表示される情報と、第2の情報101Bとして表示される情報との対応が、対応表として予め設定される。設定された対応表は、ROM107、または、RAM108に格納されている。
表示部101に表示される第1の情報101A、第2の情報101Bが、使用者によって任意に設定される場合、使用者が、第1の情報101Aとして表示される情報と、第2の情報101Bとして表示される情報との対応を任意に設定する。設定後は、RAM108に対応表として格納される。
この2つの場合において、情報の優先度の高さ低さにより、第1の情報101Aとして表示される情報と、第2の情報101Bとして表示される情報との対応が決定されてもよい。
情報の優先度の高さ低さとは、例えば、優先度の高い情報とは、使用者がまだ確認していない情報を指し、優先度の低い情報とは、使用者が既に確認済みの情報を指す。また、例えば、優先度の高い情報とは、文字列、図形形状等の骨格を示す情報を指し、優先度の低い情報とは、文字列、図形形状等の内部の色等の装飾部分を示す情報を指す。
ここで、表示部101に表示される第1の情報101A、第2の情報101Bが具体的に設定された3つの例について、第1の例として図3(a)、(b)で、第2の例として図3(c)、(d)で、第3の例として図3(e)、(f)用いて説明する。
第1の例について図3(a)及び図3(b)を用いて説明する。
図3(a)は、表示部101に第1の情報101A1として、現在の日時が表示され、第2の情報101B1として、背景画面が表示されている。図3(b)は、表示部101の表示が図3(a)の表示状態から切り替わった状態を示している。ここで、第1の情報101A1とは、日時のような経時的に変化する情報を指し、第2の情報101B1とは、経時的に変化しない情報を指している。
図3(a)の表示状態になるとき、LSI109は、例えばROM107およびRAM108に記憶された第1の情報101A1および第2の情報101B1のデータを取り出し、表示データに変換し、制御部110へ出力する。
そして、制御部110は、LSI109で定められた表示データを実際に表示部101で表示する表示形式に変換し、ROM107、RAM108から読み出された内容を表示部101に第1の情報101A1と第2の情報101B1として表示する。これが図3(a)の表示状態である。
図3(a)の表示状態において、表示切替ボタン102Aが押されるとする。このとき、表示切替ボタン102Aから制御部110へ表示切り替えを指示する情報信号が出力される。
そして、この情報信号が入力されると、制御部110は、LSI109で定められた表示部101への出力内容のうち、第1の情報101A1は、表示部101への出力を継続し、第2の情報101B1は、表示部101への出力を中断するようにする。
さらに、制御部110は、第1の情報101A1の表示のフォントを変更して白とし、他の表示の配色をすべて黒とする。表示が切り替わった結果、図3(b)の表示状態に切り替わる。
このとき、表示部101の配色が黒くなった他の表示の部分では、発光部111からの光は、遮られることになる。具体的には、発光部101から他の表示の部分に向かう光は、表示部101内の液晶分子のねじれに沿って、振動方向が変化し、出口側の偏光板でさえぎられることになる。このため、外部へ向かう光量は、少なくなり、使用者は、表示部101の表示の煩わしさを感じることがなくなる。
そして、第1の情報101A1の表示は、白であり偏向板にさえぎられず、光が通過するため、視認可能である。これにより、使用者は、経時的に変化するような、使用者が画面を見た段階で必要とする可能性の高い情報を把握しやすくなる。
さらに、使用者だけでなく、使用者の周囲の人にも表示部101の表示が煩わしく感じることを防止できるため、映画館や劇場等の暗い場所で、周囲に迷惑をかけず、時刻等を短時間で視認するのに便利である。
第2の例について、図3(c)及び図3(d)を用いて説明する。図3(c)では、メールを受信した状態における表示部101の表示状態を示し、図3(d)は、表示部101の表示が図3(c)の表示状態から切り替わった状態を示す。
メールを受信した場合において、メールのデータを含む信号はアンテナ103で受信され、無線部106、データバス104を経由してRAM108に記憶される。LSI109は、RAM108に記憶されたデータを取り出し、表示データに変換し、制御部110へ出力する。制御部110は、LSI109で定められた表示データを実際に表示部101で表示する表示形式に変換し、受信したメールの内容が表示部101で表示される。
例えば、図3(c)のように表示部101には、第1の情報101A2および第2の情報101B2が表示される。ここで、第1の情報101A2とは、新しく受信した未読のメールのような使用者がこれまでに確認していない新規の情報を指す。第2の情報101B2とは、以前に受信した既読のメールのような使用者が以前に確認済みの情報を指す。
図3(c)の表示状態において、表示切替ボタン102Aが押されるとする。このとき、表示切替ボタン102Aから制御部110へ情報信号が送られる。
そして、情報信号が入力された制御部110は、LSI109で定められた表示部101への出力内容のうち、第1の情報101A2は、表示部101への出力を継続し、第2の情報101B2は表示部101への出力を中断するようにする。
さらに、制御部109は、第1の情報101A2はフォントの色を変更して白とし、他の表示の配色をすべて黒とする。表示が切り替わった結果、図3(d)の表示状態に切り替わる。
このとき、表示部101の配色が黒くなった部分では、発光部111からの光は、遮られることになる。具体的には、発光部101から他の表示の部分に向かう光は、表示部101内の液晶分子のねじれに沿って、振動方向が変化し、出口側の偏光板でさえぎられることになる。このため、外部へ向かう光量は、少なくなり、使用者は、表示部101の表示の煩わしさを感じることがなくなる。
そして、第1の情報101A2の表示は、光が通過するため、残っている。このため、使用者は受信した必要な情報を把握しやすくなる。
さらに、使用者だけでなく、使用者の周囲の人にも表示部101の表示の煩わしさを感じさせるのを防止することができるため、映画館や劇場等の暗い場所で、周囲に迷惑をかけず、新しく受信したメールの内容等を短時間で視認するのに便利である。
第3の例について図3(e)及び図3(f)を用いて説明する。
図3(e)は、表示部101に第1の情報101A3および第2の情報101B3が表示されている状態を示し、図3(f)は、表示部101の表示が図3(e)の表示状態から切り替わった状態を示す。
第1の情報101A3は、背景外周部のような情報の骨組み部分の情報に設定され、第2の情報101B3は、背景内部のような情報の装飾部分の情報として設定されている。 例えば、文字と色が表示部101に表示されている場合であれば、文字の情報が骨組み部分の情報として第1の情報101A3となり、色の情報が装飾部分の情報として第2の情報101B3となる。すなわち、骨組み部分の情報とは、その情報の要旨を把握するに足る最低限の情報を示す。
図3(e)の表示状態において、表示切替ボタン102Aが押されるとする。すると、図3(f)の表示状態に切り替わる。ハードウェアブロックの動作は、前述の図3(a)から図3(b)へ表示が切り替わるときの動作と同様である。
これにより、使用者があらかじめ設定した第1の情報101A3の表示は、画面上に残っているため、使用者は、使用者毎に必要な情報を把握しやすくなる。
なお、本実施例1は、表示部101にLCDの代わりに例えば有機ELディスプレィのような自発光方式の表示装置を用いることもできる。自発光方式の表示装置を用いた場合、発光部111は、設けなくても構わない。そのため、携帯電話機の小型化を図ることができる。自発光方式の表示装置を用いた際に、他の表示を暗く変更した場合、暗い部分は、自発光方式の表示装置自体の光が抑えられるので、使用者は表示の煩わしさを感じることがなくなる。
また、表示部101にLCDを用いた場合、表示の切り替えとともに、発光部111による減光を組み合わせることにより、表示の煩わしさをより抑えることができる。この時には、バッテリーの消費を抑えることも期待できる。有機ELディスプレィのような自発光方式の表示装置の場合、自発光方式の表示装置自体を減光させてもよい。これにより、表示の煩わしさをより抑えることができ、バッテリーの消費を抑えることが期待できる。
また、制御部110は、表示部101への出力を中断することで、第2の情報101Bの情報表示を終了したが、中断しなくてもよい。この場合、制御部110は、第2の情報101Bの表示の配色を第1の情報101A及び第2の情報101Bの表示以外の画面の配色と同じ配色とする。このとき、第2の情報101Bを出力しつつも、第2の情報101Bの表示は、第1の情報101A、第2の情報101Bの表示以外の画面の配色と同じとなっているため、画面上では第2の情報101Bの情報の表示は、実質的に終了していることになる。
また、他の表示の変更は黒色、第1の情報101Aの表示のフォントの色の変更は白色に限られることはない。第1の情報101Aの表示のフォントの色の明度が画面の背景の色の明度より高くすることにより、第1の情報101Aの情報を把握しやすくなる。ここで、明度とは、明るさの度合いを表すもので、明度が低ければ黒に近づき、高ければ白に近づく(以下、本明細書中で同じ)。
また、表示部101の表示の切り替えは、配色の変更だけでなく、コントラストの変更でもよい。
また、表示部101の表示の切り替えは、配色の変更とコントラストの変更とを組み合わせたものであってもよい。例えば、画面の明度を下げ、コントラストを下げることにより、表示の煩わしさをさらに抑えることができる。画面の明度を下げ、コントラストを上げることにより、第1の情報101Aをより把握しやすくなる。
また、表示の切り替え後の他の表示の背景の色、第1の情報101Aの表示のフォントの色は使用者によって任意に設定することも可能である。
また、他の表示の配色、第1の情報101Aの表示のフォントの変更に伴って、第1の情報101Aの表示位置を変更してもよい。例えば、第1の情報101Aの表示を中央に配置した場合、第1の情報101Aをより把握しやすくなる。
また、第1の情報101A3の情報の骨組み情報を表示する場合の表示色に、第2の情報101B3の色情報を使用してもよい。例えば、第2の情報101B3の表示色が赤色であれば、第1の情報101A3の表示を赤色にしてもよい。これにより、表示が切り替わったとしても表示が切り替わる以前の情報を把握しやすくなる。
また、第1の情報101A、第2の情報101Bは、複数の情報として設定することも可能である。例えば、背景外周部のような情報の骨組み情報と経時的に変化する情報が第1の情報として設定され、これら以外の情報が第2の情報として設定されることが可能である。これにより、使用者にとって必要な情報のみを表示することができる。
また、操作部102は、キー操作部としてではなく、例えば表示部101に設けられたタッチパネルや、音声認識による声による操作等であっても構わない。
また、あらかじめ、操作部102Aにより表示の切り替え設定をしておくことも可能である。これにより、使用者は、表示の煩わしさを感じることがなくなる。
また、既存のマナーモードやサイレントモード等を設定した場合に、表示部101の表示が切り替わるように設定することも可能である。これにより、映画館や劇場等で着信音に気をつけるだけでなく、表示の煩わしさに気をつけることができ、周囲に迷惑をかけることを防ぐことができる。ここで、マナーモード、サイレントモードとは、着信音等で周囲に迷惑がかからないように、携帯情報端末の着信音等が鳴らないように設定される機能のことである(以下、本明細書中で同じ)。
また、制御部110における制御をすべてLSI109で行ってもよい。この場合、制御部110を取り除いた構造としてもよい。
また、表示の切り替えは、操作部102Aで再度操作することにより、すぐに表示を切り替える前の元の表示に戻すことができる。例えば、図3(b)の表示状態から図3(a)の表示状態に切り替えることができる。
また、折りたたみ式の携帯情報端末で採用されている背面表示部であっても、本実施例の表示部101と同様の動作を行うことができる。ここでいう、折りたたみ式の携帯情報端末で採用されている背面表示部とは、表示部101の裏面側に設けられたもう一つの表示部のことである(以下、本明細書中で同じ)。
また、本実施例では携帯情報端末として携帯電話機100を用いて説明したが、PDAや他の持ち歩き可能な情報機器にも適用できる。
(実施例2)
図4に本発明の第2の実施例に係る携帯電話機200の外観図、図5に本発明の第2の実施例に係る携帯電話機200のハードウェアブロック図を示す。
図4、図5において、表示部201、操作部202、アンテナ203、データバス204、制御バス205、無線部206、ROM207、RAM208、LSI209、制御部210、発光部211の構成は、実施例1に示した、表示部101、操作部102、アンテナ103、データバス104、制御バス105、無線部106、ROM107、RAM108、LSI109、制御部110、発光部111とそれぞれ同じ構成である。
実施例2と実施例1の構成の相違点は、光センサー212がデータバス204および制御バス205と電気的に接続するように設けられている点である。
光センサー212は、携帯電話機200の周囲の明るさを情報として入力し、RAM208、LSI209、制御部210に携帯電話機200の周囲の明るさについての情報信号を出力している。そして、RAM208、LSI209、制御部210は光センサー212からの情報に基づき、周囲の明るさを判定している。
次に、本発明の第2の実施例の動作、および作用について説明する。
本発明の表示部201の画面表示の変更の様子を図6(a)、図6(b)に示す。
図6(a)は、表示部201に第1の情報201Aおよび第2の情報201Bが表示されている状態を示し、図6(b)は、表示部201の表示が図3(a)の表示状態から切り替わった状態を示す。ここで、第1の情報201Aとは、日時のような経時的に変化する情報を指し、第2の情報201Bとは、経時的に変化しない情報を指している。
図6(a)の表示状態において、光センサー212からの情報に基づき、制御部210は、携帯電話機200の周囲が暗いと判定したとする。このとき、制御部210は、LSI209で定められた表示部200への出力内容のうち、第1の情報201Aは、表示部201への出力を継続し、第2の情報201Bは表示部201への出力を中断するようにする。
さらに、制御部210は、第1の情報201Aの表示は、フォントの色を変更して白色とし、他の表示の配色をすべて黒色とする。表示が切り替わった結果、図6(b)のように表示部201の表示が切り替わる。
これにより、光センサー212からの情報に基づき、制御部212が、携帯電話機200の周囲は暗いと判定した場合に表示を切り替えるので、使用者が表示の煩わしさを感じる前に表示が切り替わる。このため、使用者は、表示部201の表示の煩わしさを全く感じることがなくなる。
また、映画館や劇場等の暗い場所では、表示部201の表示は常に自動で切り替わるため、使用者の周囲の人に対しても表示の煩わしさによる迷惑をかけることがなくなる。
さらに、第1の情報201Aの表示は視認可能なので、使用者は、経時的に変化するような必要な情報を短時間で把握しやすくなる。
周囲が暗い状況で、メールを受信した場合の表示部201の表示の切り替えの様子は、例えば、実施例1で示した図3(c)の表示部101の表示から図3(d)の表示部101の表示への切り替えとなる。
これにより、光センサー212からの情報に基づき、制御部212が、携帯情報端末200の周囲は暗いと判定した場合に表示を切り替えるので、使用者が表示の煩わしさを感じる前に表示が切り替わる。このため、使用者は、表示部201の表示の煩わしさを全く感じることがなくなる。
また、映画館や劇場等の暗い場所では、表示部201の表示は、常に自動で切り替わるため、使用者の周囲の人に対しても表示の煩わしさによる迷惑をかけることがなくなる。
さらに、第1の情報201Aの表示は視認可能なので、使用者は、暗い場所でも、未読メールのような必要な情報を短時間で把握しやすくなる。
第1の情報201Aが背景外周部のような情報の骨組み部分の情報に設定され、第2の情報201Bが背景内部のような情報の装飾部分として設定されている場合、表示部201の表示の切り替えの様子は、例えば、実施例1で示した図3(e)の表示部101の表示から図3(f)の表示部101の表示への切り替えになる。
これにより、使用者があらかじめ設定した第1の情報201Aの表示は視認可能なので、使用者は、使用者毎に必要な情報を把握しやすくなる。
なお、本実施例2は、表示部201にLCDの代わりに例えば有機ELディスプレィのような自発光方式の表示装置を用いることもできる。自発光方式の表示装置を用いた場合、発光部211は設けなくても構わない。そのため、携帯電話機200の小型化を図ることができる。自発光方式の表示装置を用いた際に、画面の配色を暗く変更した場合、暗い部分は、自発光方式の表示装置自体の光が抑えられるので、使用者は表示の煩わしさを感じることがなくなる。
また、表示部201にLCDを用いた場合、表示の切り替えとともに、発光部211による減光を組み合わせることにより、表示の煩わしさをより抑えることができる。この時には、バッテリーの消費を抑えることも期待できる。有機ELディスプレィのような自発光方式の表示装置の場合、自発光方式の表示装置自体が減光することで、より表示の煩わしさを抑えることができ、バッテリーの消費を抑えることが期待できる。
また、表示部201の表示の切り替えは、配色の変更だけでなく、コントラストの変更でもよい。
また、表示部201の表示の切り替えは、、配色の変更とコントラストの変更を組み合わせたものであってもよい。例えば、画面の明度を下げ、コントラストを下げることにより、表示の煩わしさをさらに抑えることができる。画面の明度を下げ、コントラストを上げることにより、第1の情報201Aをより把握しやすくなる。
また、制御部210は、表示部201への出力を中断することで、第2の情報201Bの情報表示を終了したが、中断しなくてもよい。この場合、第2の情報201Bの表示の配色を、第1の情報201A及び第2の情報201Bの表示以外の画面の配色と同じ配色とする。このとき、第2の情報201Bを出力しつつも、第2の情報201Bの表示は、第1の情報201A、第2の情報201Bの表示以外の画面の配色と同じとなっているため、画面上では第2の情報201Bの情報の表示は、実質的に終了していることになる。
また、他の表示の変更は黒色、第1の情報201Aの表示のフォントの色の変更は白色に限られることはない。第1の情報201Aの表示のフォントの色の明度が画面の背景の色の明度より高くすることにより、第1の情報201Aの情報を把握しやすくなる。
また、表示の切り替え後の他の表示の背景の色、第1の情報201Aの表示のフォントの色は、使用者によって任意に設定することも可能である。
また、他の表示の配色、第1の情報201Aの表示のフォントの変更に伴って、第1の情報201Aの表示位置を変更してもよい。例えば、第1の情報201Aの表示を中央に配置した場合、第1の情報201Aをより把握しやすくなる。
また、第1の情報201A、第2の情報201Bは、使用者によって任意に設定することができる。これにより、使用者にとって必要な情報のみを表示することができる。
また、第1の情報201A、第2の情報201Bは、複数の情報として設定することも可能である。例えば、背景外周部のような情報の骨組み情報と経時的に変化する情報が第1の情報として設定され、これら以外の情報が第2の情報として設定されることが可能である。これにより、使用者にとって必要な情報のみを表示することができる。
また、操作部202は、キー操作部としてではなく、例えば表示部201に設けられたタッチパネルや、音声認識による声による操作等であっても構わない。
また、制御部210における制御をすべてLSI209で行ってもよい。この場合、制御部210を取り除いた構造としてもよい。
また、表示の切り替えは、操作部202で操作することにより、すぐに表示を切り替える前の元の表示に戻すことができる。例えば、図6(b)の表示状態から図6(a)の表示状態に切り替えることができる。
また、折りたたみ式の携帯端末で採用されている背面表示部であっても、本実施例の表示部201と同様の動作を行うことができる。
また、本実施例では携帯電話機200は、携帯電話としたが、PDA等の携帯情報端末にも適用できる。
また、光センサー212は、携帯電話機200の外側表面であれば、どこに取り付けても構わない。カメラつき携帯端末の場合、カメラレンズ部と光センサー212を一体にすることも可能である。
(実施例3)
図7に本発明の第3の実施例に係る携帯電話機300の外観図、図8に本発明の第3の実施例に係る携帯情報端末300のハードウェアブロック図を示す。
図7、図8において、表示部301、操作部302、アンテナ303、データバス304、制御バス305、無線部306、ROM307、RAM308、LSI309、制御部310、発光部311の構成は、実施例1に示した、表示部101、操作部102、アンテナ103、データバス104、制御バス105、無線部106、ROM107、RAM108、LSI109、制御部110、発光部111とそれぞれ同じ構成である。
実施例3と実施例1の相違点は、近距離通信部312がデータバス304および制御バス305と電気的に接続するように設けられている点である。
近距離通信部312は、BluetoothやIrDA等の近距離通信手段から構成されている。近距離通信部312が、携帯電話機300の外部からの信号を受信すると、近距離通信部312は、RAM308、LSI309、制御部310に外部信号に応じた情報信号を出力する。
次に、本発明の第3の実施例の動作、および作用について説明する。
本発明の表示部301の画面表示の変更の様子を図9(a)、図9(b)に示す。
図9(a)は、表示部301に第1の情報301Aおよび第2の情報301Bが表示されている状態を示し、図9(b)は、表示部301の表示が図9(a)の表示状態から切り替わった状態を示す。
ここで、第1の情報301Aとは、日時のような経時的に変化する情報を指し、第2の情報301Bとは、経時的に変化しない情報を指している。
図9(a)の表示状態において、例えば、映画館や劇場等の暗い場所の入り口等に設けられた近距離通信信号を発信する信号発信機から、近距離通信部312が表示切り替え信号を受信したとする。
このとき、近距離通信部312は制御部310へ表示切り替え信号を受信したという情報を信号として送る。
そして、近距離通信手段312からの信号に基づき、制御部310は、LSI309で定められた表示部301への出力内容のうち、第1の情報301Aは、表示部301への出力を継続し、第2の情報301B、は表示部301への出力を中断するようにする。
さらに、制御部310は、第1の情報301Aは、フォントを変更して白とし、他の表示の配色をすべて黒とする。表示が切り替わった結果、図9(b)のように表示部301の表示が切り替わる。
これにより、映画館や劇場等に入場した入場者が携帯電話機300を利用する際に、表示部301から携帯電話機300の外部へ向かう光を抑えることができる。そのため、携帯電話機300を使用する入場者およびその入場者の周囲の人が、携帯電話機300の表示部301の表示に対して、煩わしいと感じることがなくなる。
さらに、第1の情報301Aの表示は視認可能なので、使用者は、経時的に変化するような必要な情報を短時間で把握しやすくなる。
メールを受信した場合の表示部301の表示の切り替えの様子は、実施例1で示した図3(c)の表示部101の表示から図3(d)の表示部101の表示への切り替えとなる。
これにより、映画館や劇場等に入場した入場者が携帯情報端末300を利用する際に、表示部301から携帯電話機300の外部へ向かう光を抑えることができる。そのため、携帯端末300を使用する入場者およびその入場者の周囲の人が、携帯電話機300の表示部301の表示に対して、煩わしいと感じることがなくなる。
さらに、第1の情報301Aの表示は視認可能なので、使用者は、未読メールのような必要な情報を短時間で把握しやすくなる。
第1の情報301Aが背景外周部のような情報の骨組み部分のような情報に設定され、第2の情報301Bが背景内部のような情報の装飾部分として設定されている場合、表示部301の表示の切り替えの様子は、例えば、実施例1で示した図3(e)の表示部301の表示から図3(f)の表示部301の表示への切り替えになる。
これにより、使用者があらかじめ設定した第1の情報301Aの表示は視認可能なため、使用者は、手動で表示の切り替えを行うことなく、使用者毎に必要な情報を把握しやすくなる。
なお、本実施例3は、表示部301にLCDの代わりに例えば有機ELディスプレィのような自発光方式の表示装置を用いることもできる。この場合、発光部311は設けなくても構わない。そのため、携帯情報端末の小型化を図ることができる。自発光方式の表示装置を用いた際に、画面の配色を暗く変更した場合、暗い部分は、自発光方式の表示装置自体の光が抑えられるので、使用者は表示の煩わしさを感じることがなくなる。
また、表示部301にLCDを用いた場合、表示の切り替えとともに、発光部311による減光を組み合わせることにより、表示の煩わしさをより抑えることができる。この時には、バッテリーの消費を抑えることも期待できる。有機ELディスプレィのような自発光方式の表示装置の場合、自発光方式の表示装置自体が減光することで、より表示の煩わしさを抑えることができ、バッテリーの消費を抑えることが期待できる。
また、表示部301の表示の切り替えは、配色の変更だけでなく、コントラストの変更でもよい。
また、表示部301の表示の切り替えは、配色の変更とコントラストの変更を組み合わせたものであってもよい。例えば、画面の明度を下げ、コントラストを下げることにより、表示の煩わしさをさらに抑えることができる。画面の明度を下げ、コントラストを上げることにより、第1の情報301Aをより把握しやすくなる。
また、制御部310は、表示部301への出力を中断することで、第2の情報301Bの情報表示を終了したが、中断しなくてもよい。この場合、第2の情報301Bの表示の配色を、第1の情報301A及び第2の情報301Bの表示以外の画面の配色と同じ配色とする。このとき、第2の情報301Bを出力しつつも、第2の情報301Bの表示は、第1の情報301A、第2の情報301Bの表示以外の画面の配色と同じとなっているため、画面上では第2の情報301Bの情報の表示は、実質的に終了していることになる。
また、他の表示の変更は黒色、第1の情報301Aの表示のフォントの色の変更は白色に限られることはない。第1の情報301Aの表示のフォントの色の明度が画面の背景の色の明度より高くすることにより、第1の情報301Aの情報を把握しやすくなる。
また、表示の切り替え後の他の表示の背景の色、第1の情報301Aの表示のフォントの色は、使用者によって任意に設定することも可能である。
また、他の表示の配色、第1の情報301Aの表示のフォントの変更に伴って、第1の情報301Aの表示位置を変更してもよい。例えば、第1の情報201Aの表示を中央に配置した場合、第1の情報301Aをより把握しやすくなる。
また、第1の情報301A、第2の情報301Bは、使用者によって任意に設定することができる。これにより、使用者にとって必要な情報のみを表示することができる。
また、第1の情報301A、第2の情報301Bは、複数の情報として設定することも可能である。例えば、背景外周部のような情報の骨組み情報と経時的に変化する情報が第1の情報として設定され、これら以外の情報が第2の情報として設定されることが可能である。これにより、使用者にとって必要な情報のみを表示することができる。
また、操作部302は、キー操作部としてではなく、例えば表示部301に設けられたタッチパネルや、音声認識による声による操作等であっても構わない。
また、制御部310における制御をすべてLSI309で行ってもよい。この場合、制御部310を取り除いた構造としてもよい。
また、表示の切り替えは、操作部302で操作することにより、すぐに表示を切り替える前の元の表示に戻すことができる。例えば、図6(b)の表示状態から図6(a)の表示状態に切り替えることができる。
また、折りたたみ式の携帯端末で採用されている背面表示部であっても、本実施例の表示部301と同様の動作を行うことができる。
また、携帯情報端末を携帯電話機300としたが、PDA等の携帯情報端末にも適用できる。
また、近距離通信手段312は、携帯情報端末の外側表面であれば、どこに取り付けても構わない。
(実施例4)
図10に本発明の第4の実施例に係る携帯情報端末の外観図、図11に本発明の第4の実施例に係るハードウェアブロック図を示す。
図10、図11において、携帯情報端末400、操作部402、アンテナ403、データバス404、制御バス405、無線部406、ROM407、RAM408、LSI409、制御部410、発光部411の構成は、実施例1に示した、携帯情報端末100、操作部102、アンテナ103、データバス104、制御バス105、無線部106、ROM107、RAM108、LSI109、制御部110、発光部111とそれぞれ同じ構成である。
実施例4と実施例1の相違点は、表示部401が分割して表示部401A、表示部402Bとして設けられている点である。ここで、分割とは、図10に示すように、表示部401の画面内で画面を2画面にすることである。画面を分割することにより、例えば、webページを見ながらメールを打つことができたり、見たいwebページを同時に開いたりすること等ができる。更に、2画面以上に分割しても良い。
表示部401Aは、第1の情報401A1を表示し、表示部401Bは第2の情報401B1を表示している。ここで、第1の情報401A1とは、受信したメールの内容を示し、第2の情報401B1とは、webページを示している。
次に、本発明の第4の実施例の動作、および作用について説明する。
本発明の表示部401の画面表示の変更の様子を図12(a)、図12(b)に示す。
図12(a)は、表示部401Aに第1の情報401A1、表示部401Bに第2の情報401B1が表示されている状態を示し、図12(b)は、表示部401の表示が図12(a)の表示状態から切り替わった状態を示す。
図12(a)に示すような表示部401Aに第1の情報401A1が表示され、表示部402Bに第2の情報402B1が表示されている状態において、表示切替ボタン402Aを押す。すると、表示切替ボタン402Aから制御部410へ情報信号が送られる。制御部410は、LSI409で定められた表示部401への出力内容のうち、表示部401Aへの出力を継続し、表示部401Bへの出力を中断するようにする。さらに、制御部410は、表示部401Bへの画面の配色をすべて黒とする。表示切り替えの結果、図12(b)に示すような表示状態に切り替わる。
これにより、表示部401から使用者へ向かう光は少なくなるため、使用者は表示部401の表示の煩わしさを感じることが少なくなくなる。そして、第1の情報401A1の表示は残っているため、使用者は必要な情報を把握しやすくなる。
さらに、使用者だけでなく、使用者の周囲の人にも表示の煩わしさを感じさせるのを防止することができるため、映画館や劇場等の暗い場所で、周囲に迷惑をかけず、メール内容や時刻等を短時間でチェックするのに便利である。
なお、実施例4は、表示部401にLCDの代わりに例えば有機ELディスプレィのような自発光方式の表示装置を用いることもできる。この場合、発光部411は設けなくても構わない。そのため、携帯情報端末の小型化を図ることができる。
また、表示部401にLCDを用いた場合、表示の切り替えとともに、発光部411による減光を組み合わせることにより、より表示の煩わしさを抑えることができる。この時には、バッテリーの消費を抑えることも期待できる。有機ELディスプレィのような自発光方式の表示装置の場合、自発光方式の表示装置自体が減光することで、より表示の煩わしさを抑えることができ、バッテリーの消費を抑えることが期待できる。
また、表示部401の表示の切り替えは、配色の変更だけでなく、コントラストの変更でもよい。さらに、配色の変更とコントラストの変更を組み合わせたものであってもよい。例えば、画面の明度を下げ、コントラストを下げることにより、表示の煩わしさをさらに抑えることができる。画面の明度を下げ、コントラストを上げることにより、第1の情報401Aをより把握しやすくなる。
また、配色の色の変更は黒に限られることはない。使用者によって任意に設定することも可能である。
また、操作部402は、キー操作部としてではなく、例えば表示部401に設けられたタッチパネルや、音声認識による声による操作等であっても構わない。
また、あらかじめ、操作部402により表示の切り替え設定をしておくことも可能である。これにより、使用者は、表示の煩わしさを感じることがなくなる。
また、既存のマナーモードやサイレントモード等を設定した場合に、表示部401の表示が切り替わるように設定することも可能である。これにより、映画館や劇場等で着信音に気をつけるだけでなく、表示の煩わしさに気をつけることができ、周囲に迷惑をかけることを防ぐことができる。
また、制御部410における制御をすべてLSI409で行ってもよい。この場合、制御部410を取り除いた構造としてもよい。
また、表示の切り替えは、操作部402で再度操作することにより、すぐに表示を切り替える前の元の表示に戻すことができる。例えば、図3(b)の表示状態から図3(a)の表示状態に切り替えることができる。
また、折りたたみ式の携帯端末で採用されている背面表示部であっても、本実施例の表示部401と同様の動作を行うことができる。
また、本実施例では携帯情報端末400は携帯電話としたが、PDA等の携帯情報端末にも適用できる。
また、表示部401Aと表示部402Bは、別々のハードウェアブロックとして設けても構わない。この場合、表示部401Aと表示部401Bがそれぞれ制御部410に電気的に接続される。そして、表示を切り替える場合、表示部401Bの表示を終了することもできる。これにより、省電力化を図ることができる。
また、表示部401Aと表示部402Bを別々のハードウェアブロックとして設けた場合、発光部411は、表示部401Aと表示部402Bに対応するように分割して設けてもよい。これにより、さらに省電力化を図ることができる。
また、表示部401における表示部401Aと表示部401Bとの表示面積の大きさは、任意に設定することができる。また画面の分割は、2画面に限らず、複数の画面としてもよい。
また、表示の切り替えは、キー操作部402Aに限られない。例えば、実施例2に示した、光センサーを設け、周囲の明るさにより表示を切り替えることや、実施例3に示した近距離通信手段を設け、周囲からの表示切り替え信号により表示を切り替えることが可能である。
(実施例5)
実施例1〜実施例4を適宜組み合わせた構造とすることができる。例として、実施例1〜実施例4をすべて組み合わせたときの携帯情報端末の外観図を図13に、ハードウェアブロック図を図14に示す。
組み合わせた構成とすることにより、表示切り替えの方法は、表示切替キー502A、近距離通信部512、光センサー513のいずれを用いてもよい。これにより、例えば、光センサー513で暗いと判断し、且つ近距離通信部512で表示切り替え情報を受信した場合に表示を切り替えることも可能となる。表示切替キー502A、近距離通信部512、光センサー513がそれぞれ単独で表示の切り替えを行うようにすることも可能である。
また、光センサー513や近距離通信部512は、GPSなどの位置獲得手段に置き換えることもできる。この場合、携帯情報端末500が位置獲得手段により、特定の場所に存在していると判断した時、表示を切り替えるようにすることができる。
以上のように、本発明における携帯情報端末は、画面の光量を変化させ、且つ情報量を減らすことができるため、携帯電話、PDA等の携帯情報端末の用途に適用できる。
本発明の第1の実施例に係る携帯情報端末の外観図 本発明の第1の実施例に係るハードウェアブロック図 本発明の第1の実施例に表示部の遷移図 本発明の第1の実施例に表示部の遷移図 本発明の第1の実施例に表示部の遷移図 本発明の第2の実施例に係る携帯情報端末の外観図 本発明の第2の実施例に係るハードウェアブロック図 本発明の第2の実施例に表示部の遷移図 本発明の第3の実施例に係る携帯情報端末の外観図 本発明の第3の実施例に係るハードウェアブロック図 本発明の第3の実施例に表示部の遷移図 本発明の第4の実施例に係る携帯情報端末の外観図 本発明の第4の実施例に係るハードウェアブロック図 本発明の第4の実施例に係る表示部の遷移図 本発明の第5の実施例に係る携帯情報端末の外観図 本発明の第5の実施例に係るハードウェアブロック図
符号の説明
100 200 300 400 500 携帯情報端末
101 201 301 401 401A 401B 501 501A 501B 表示部
101A 101A1 101A2 101A3 201A 301A 401A1 501A1 第1の情報
101B 101B1 101B2 101B3 201B 301B 401B1 501B1 第2の情報
102 202 302 402 502 操作部
102A 402A 502A 表示切り替えキー
103 203 303 403 503 アンテナ
104 204 304 404 504 データバス
105 205 305 405 505 制御バス
106 206 306 406 506 無線部
107 207 307 407 507 ROM
108 208 308 408 508 RAM
109 209 309 409 509 LSI
110 210 310 410 510 制御部
111 211 311 411 511 発光部
212 513 光センサー
312 512 近距離通信部

Claims (11)

  1. 少なくとも第1の情報と第2の情報とを画面に表示する表示部と、
    前記画面の配色またはコントラストを変更するとともに、前記画面に表示する前記第1の情報は表示を維持し、前記第2の情報は表示を終了するように制御する制御部と、
    を備えた携帯情報端末。
  2. 前記制御部は、前記画面に表示する第1の情報の明度が、前記表示する第1の情報以外の画面の明度より高くするよう前記画面の配色を変更する請求項1記載の携帯情報端末。
  3. 前記第1の情報は、前記第2の情報より情報としての優先度が高いことを特徴とする請求項1または請求項2記載の携帯情報端末。
  4. 操作部を設け、前記制御部は、前記操作部からの指示に応じて、前記画面の配色またはコントラストを変更するとともに、前記画面に表示する前記第1の情報は表示を維持し、前記第2の情報は表示を終了するようにした請求項1から請求項3のいずれか1項記載の携帯情報端末。
  5. 前記携帯端末の周囲の状況を判断する状況判断部を設け、前記制御部は、前記状況把握部からの情報に応じて、前記表示部の配色またはコントラストを変更するとともに、前記表示部に表示する前記第1の情報は表示を維持し、前記第2の情報は表示を終了するようにした請求項1から請求項4のいずれか1項記載の携帯情報端末。
  6. 前記状況判断部に光センサーを設け、前記制御部は、前記光センサーからの情報により、周囲が暗いと判断した場合、前記画面の配色の明度を下げ、またはコントラストを下げ、前記画面に表示する前記第1の情報は表示を維持し、前記第2の情報は表示を終了するようにした請求項5記載の携帯情報端末。
  7. 前記状況判断部に近距離通信部を設け、前記近距離通信部が表示切り替え信号を受信した場合、前記制御部は、前記画面の配色の明度を下げ、またはコントラストを下げ、前記画面に表示する前記第1の情報は表示を維持し、前記第2の情報は表示を終了するようにした請求項5記載の携帯情報端末。
  8. 前記第1の情報と前記第2の情報とを分割された画面に別々に表示するようにした請求項1から請求項7のいずれか1項記載の携帯情報端末。
  9. 前記画面に光を照射する発光部を設け、前記制御部は、前記画面の配色またはコントラストの変更に伴い、前記発光部の発光量を減らすようにした請求項1から請求項8のいずれか1項記載の携帯情報端末。
  10. 携帯情報端末に搭載のコンピュータに、
    少なくとも第1の情報と第2の情報とを画面に表示する表示手順と、
    前記画面の配色またはコントラストを変更するとともに、前記画面に表示する前記第1の情報は表示を維持し、前記第2の情報は表示を終了するように制御する制御手順と、
    を実行させるためのプログラム。
  11. 携帯情報端末における表示方法において、
    少なくとも第1の情報と第2の情報とを画面に表示する表示手順と、
    前記画面の配色またはコントラストを変更するとともに、前記画面に表示する前記第1の情報は表示を維持し、前記第2の情報は表示を終了するように制御する制御手順と、
    を備えた表示方法。
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