JP2002141986A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JP2002141986A
JP2002141986A JP2001255115A JP2001255115A JP2002141986A JP 2002141986 A JP2002141986 A JP 2002141986A JP 2001255115 A JP2001255115 A JP 2001255115A JP 2001255115 A JP2001255115 A JP 2001255115A JP 2002141986 A JP2002141986 A JP 2002141986A
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mobile phone
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JP2001255115A
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Masuyo Horiguchi
益代 堀口
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NEC Saitama Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信機能以外の機能を使用中であることを使
用者以外の人に認識させることのできる携帯電話機を提
供する。 【解決手段】 送受信アンテナ2、送受信処理用の無線
部3、電話番号等を表示する表示部4、機能モード切替
用の切替キー6及び数字キーを含むキー操作部5、及び
制御部7を備える携帯電話機にあって、切替キー6の操
作に応じて電話のための通信機能モード又は電話以外の
機能(非通信機能)モードが選択され、非通信機能モー
ドの選択時には無線部3の全体の動作が自動停止すると
同時に非通信モード動作ランプ1が点灯し、周囲の人に
非通信機能モードの使用中を告知する。これにより、携
帯電話の使用が禁止されているような場所であっても、
携帯電話機を非通信機能(ゲーム、音楽再生等)モード
で動作する端末機として使用することを認めてもらうこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機に関
し、特に、通信機能(電話機能)以外の機能を用いてい
るときには、通信機能(電話機能)を停止させ、さらに
通信機能以外の機能を使用していることを他人に認識さ
せることが可能な携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、固定電話に代わる勢いで携帯電話
が普及し、携帯電話機を使用する人の姿を至る所で見る
ようになった。しかし、携帯電話機を使用する場所、例
えば、電車内、店内等のように身近に他人が居る場所で
は、他人に不快感を与えたりする。また、飛行機内や病
院内では機器を誤動作させる恐れがある。さらに、使用
中の携帯電話機の近くにペースメーカーの使用者が居た
場合、人命にかかわる事故が懸念される。
【0003】一方、近年の携帯電話機は、本来の通信
(電話、メール等)の用途(以下、通信機能モードとい
う)以外に、無線通信(電話)とは直接関係の無い用途
(以下、非通信機能モードという)、例えば、電話帳、
カレンダー、ゲーム、音声再生、メモ帳、音声レコーダ
等の各種の機能が盛り込まれている。今後、インターネ
ットを利用するための機能等の追加が予想される。
【0004】ところで、多機能型の携帯電話機を非通信
機能モードで用いていても、送受信部が動作可能な状態
になっていれば、基地局からの呼び出しに応じて直ちに
非通信機能モードから通信機能モードに切り替わってし
まい、上記した不具合が発生する。したがって、一旦非
通信機能モードにしたときには、通信機能モードでの使
用が不許可になる構成が望ましい。これを解決したもの
として、特開平11−308163号公報がある。この
詳細について、以下に説明する。
【0005】図16は従来の携帯電話機を示す。携帯電
話機は、電波の送受信用のアンテナ101、送信データ
を無線信号に変換し、受信した無線信号をデータに変換
する無線部102、送信音声データを特定のデータ列に
変換して無線部102に出力し、この無線部102から
の受信データ列を音声データに変換するべ一スバンド処
理部103、装置全体の制御を行う中央処理装置(CP
U)104、プログラムコードや電話帳データ及び電子
手帳データの他に、通信機能の停止処理を行うためのプ
ログラムコードを記憶する記憶部105、キー等の操作
に応じてデータが入力される入力部106、電話番号等
のデータを表示する表示部107、音声を音声信号に変
換するマイク108、音声信号を音響出力に変換するス
ピーカ109、中央処理装置104からの指示に従って
電気回路全体を制御する制御部110、電力源としての
バッテリ111、このバッテリ111から各構成部分へ
の電力供給を制御する電源制御部112、入力部106
の特定キーが押下されたときに通信機能の停止を要求す
る停止要求信号を制御部110に出力する停止認識部1
13を備えている。図中、実線は電気信号線を示してお
り、破線は電源制御部112から電気回路の各構成部分
に電源を供給する電源線を示し、無線部電源113、べ
一スバンド部電源114、制御部電源115、中央処理
装置電源116、記憶部電源117、入力部電源11
8、及び表示部電源119を有している。
【0006】図16の構成において、スタンバイ中に入
力部106の電源投入キー(不図示)がオンにされる
と、制御部110は電源制御部112に電力供給を指示
する。これを受けて、電源制御部112はバッテリ11
1の電力を電源線113〜119を介して各部へ供給す
る。その後、中央処理装置(CPU)104が動作し、
制御部110、無線部102、及びアンテナ101を介
してエリアをカバーする基地局との間で接続情報(無線
チャネルの設定、維持、切り替え等を行う無線管理機
能、位置登録、認証を行う移動管理機能、発呼切断等)
を定期的に交換し、着信や発信の要求に備える。
【0007】停止認識部113は、入力部106内の特
定のキーが押下されると、入力信号を受けて通信機能の
停止を要求する停止要求信号を制御部110へ出力す
る。制御部110は停止認識部113からの停止要求信
号を受けると、中央処理装置104に通信機能の停止処
理を実行するように、停止要求フラグ又は割り込み信号
を出力する。さらに、制御部110は、中央処理装置1
04からの指示に従って電源制御部112に対し、無線
部102及びベースバンド処理部103への電力供給を
停止する制御を実行する。そして、中央処理装置104
は制御部110からの停止要求フラグを受けると、無線
部102及びべースバンド処理部103への電力供給を
停止する指示を制御部110へ出力する。制御部110
は、記憶部105から通信機能停止中を示すアイコンの
表示データを読み出し、表示部107に出力する。通信
機能の停止中を示すアイコン(電源停止表示)が表示部
107に表示されると、これを見た使用者は通信機能が
停止したことを認識することができる。このように、使
用者の意志によって随時通信機能を停止させることがで
き、携帯電話機による通信禁止の場所であっても非通話
機能モード(電話帳や時計等の通信とは無関係の機能)
を使うことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の携帯電
話機によると、非通信機能モードを使うときには、別
途、特定のキーを操作して通信機能モードをオフにしな
い限り、通信機能モードが有効になっており、特定のキ
ーをオフにする操作を忘れた場合には、通信機能モード
が動作してしまうという不具合がある。さらに、使用中
の携帯電話機が通信機能モードか非通信機能モードかを
認識できるのは使用者のみであり、周囲の人は使用モー
ドを把握することができないため、携帯電話機の使用が
禁止されたり、使用がマナーに反しているとされている
場所では、非通信機能モードの使用であっても使用を遠
慮しなければならなかった。電車内や病院内のように、
本来は携帯電話機の使用が禁止又は抑制されている場所
であっても、通信が行えない様に送受信系が制御され、
さらに非通信機能モードでの使用であることが周囲の人
に明確に認識できるようになれば、前記したような場所
であっても非通信機能モードでの使用が許されると考え
られる。
【0009】本発明の目的は、非通信機能モードの実行
時には通信機能モードが自動的にオフにされ、さらに通
信機能以外の機能を使用中であることを使用者以外の人
に認識させることのできる携帯電話機を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、第1の特徴として、移動電話機及び回線
に接続された固定電話機との通話等のための無線部を動
作させる通信機能モード、及び通話等とは直接に関係の
無い用途の機能を動作させる非通信機能モードを備えた
携帯電話機において、選択操作に応じて前記通信機能モ
ードと前記非通信機能モードを切り替える切替手段と、
前記非通信機能モードの動作時に点灯する動作表示器
と、前記切替手段によって前記非通信機能モードが選択
されたとき、前記無線部の動作を停止させるとともに前
記動作表示器を点灯させる制御手段を備えることを特徴
とする携帯電話機を提供する。
【0011】この構成によれば、非通信機能モードを利
用したいとき、切替手段により非通信機能モードを選択
すると、通信機能モードが自動的にオフ動作になるため
に無線部は次に通信機能モードが選択されるまで動作を
停止し、さらに動作表示器が点灯して非通信機能モード
であることを表示する。したがって、非通信機能モード
の選択時には通信機能モードが自動的にオフにされるの
で、携帯電話全体の使用が禁止されている場所で通信機
能モードが動作する恐れが無くなり、さらに、通信機能
モードを用いているのではなく非通信機能モードを用い
ているということを動作表示器の点灯によって周囲の人
に告知できるようになる。この結果、携帯電話全体の使
用が禁止又は控えることが要求されている場所において
も、周囲の人に通信機能(電話機能)以外の機能を用い
ることについて、周囲の人に了解をとったり謝ったりす
ることなく、非通信機能モードの使用が認知されうるよ
うになる。そして、通信機能モードを自動的にオフにす
ることができるので、オフにする操作を忘れることに伴
う不都合が解消される。
【0012】本発明は、上記の目的を達成するため、第
2の特徴として、移動電話機及び回線に接続された固定
電話機との通話等のための無線部を動作させる通信機能
モード、及び通話等とは直接に関係の無い用途の機能を
動作させる非通信機能モードを備えた携帯電話機におい
て、電源オン時に前記通信機能モード又は前記非通信機
能モードの選択を促す画面を表示する表示部と、前記非
通信機能モードの動作時に点灯する動作表示器と、前記
表示部の画面上から前記非通信機能モードが選択された
とき、前記無線部の動作を停止させるとともに前記動作
表示器を点灯させる制御手段を備えることを特徴とする
携帯電話機を提供する。
【0013】この構成によれば、電源がオフになってい
る携帯電話機を用いて非通信機能モードを利用したいと
き、電源オン後の表示部の表示内容を見た使用者が画面
のメッセージに従って非通信機能モードを選択すれば、
通信機能モードがオフ動作になり、無線部は自動的に動
作を停止し、さらに動作表示器が点灯して非通信機能モ
ードであることを告知する。したがって、電源オン時に
は、必ず機能モードの選択がなされるので、通信機能モ
ードの状態が長い時間続くのが防止され、携帯電話全体
の使用が禁止又は控えることが要求されている場所で通
信機能モードが動作する恐れを無くすことができ、さら
に、周囲の人に通信機能(電話機能)以外の機能を用い
ることを動作表示器の点灯により告知できるので、周囲
の人を不愉快にする事態を招かないようにすることがで
きる。そして、通信機能モードを自動的にオフにするこ
とができるので、オフにする操作を忘れることに伴う不
都合が解消される。
【0014】本発明は、上記の目的を達成するため、第
3の特徴として、移動電話機及び回線に接続された固定
電話機との通話等のための無線部を動作させる通信機能
モード、及び通話等とは直接に関係の無い用途の機能を
動作させる非通信機能モードを備えた携帯電話機におい
て、少なくとも一部が透明又は半透明の素材によって形
成された筐体と、前記筐体の前記透明又は前記半透明の
部分を点灯状態にする光源と、前記非通信機能モードが
選択されたとき、前記無線部の動作を停止させるととも
に前記光源を駆動する制御手段を備えることを特徴とす
る携帯電話機を提供する。
【0015】この構成によれば、非通信機能モードが選
択されると、通信機能モードの動作が停止すると同時に
筐体の少なくとも一部が点灯状態になり、非通信機能モ
ードを示す表示となる。非通信機能モードの選択時には
通信機能モードが自動的にオフにされることにより、携
帯電話全体の使用が禁止されている場所で通信機能モー
ドが動作する恐れが無くなると共に、通信機能モードを
自動的にオフにすることができるので、オフにする操作
を忘れることに伴う不都合が解消される。また、筐体が
点灯状態になることで、非通信機能モードであることを
周囲の人に告知できるため、携帯電話全体の使用が禁止
又は控えるべき場所であっても、周囲の人に通信機能
(電話機能)以外の機能を用いることについて、周囲の
人に了解をとったり謝ったりすることなく、非通信機能
モードの使用が認知されうるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 〔第1の実施の形態〕図1は、本発明による携帯電話機
を示す。本発明の携帯電話機は、通信機能以外の機能
(非通信機能モード)を使用したときに点灯するLED
(発光ダイオード)等による非通信モード動作ランプ1
(動作表示器)、電波の送受信に用いられる送受信アン
テナ2、通信機能を集約した無線部3、電話番号や非通
信機能モードにおける各種の表示を行う表示部4、切替
キー6を備えたキー操作部5、携帯電話機の全体を制御
する制御部7、呼び出しや受話器として用いられるスピ
ーカー8、通話者の音声を音声信号に変換するマイクロ
ホン(以下、マイク)9を備えて構成されている。非通
信モード動作ランプ1は、使用時において周囲の人が見
やすい位置、例えば、送受信アンテナ2の近傍、携帯電
話機本体の上部等に設置される。これにより、周囲の人
に点灯を確実に認識させることが可能になる。無線部3
は、送受信の切り換えを行う切替スイッチ10、マイク
9からの音声信号を変調ならびに処理した信号を送信す
る電波を生成する送信部11、及び基地局からの電波を
受信して復調処理する受信部12を備えて構成されてい
る。
【0017】送受信アンテナ2で受信された受信波は、
無線部3により復調などの処理が行われ、この処理によ
って得られた受話音声はスピーカー8から音声出力され
る。また、無線部3においては、使用者の音声がマイク
9によって音響−電気変換され、変調等の信号処理の施
された信号が送信波として送受信アンテナ2から送出さ
れる。また、モード切り替えを選択する際、切替キー6
が押下されると、非通信モード動作ランプ1が点灯し、
通信機能モード以外の非通信機能モードに設定中である
ことを使用者及び周囲の人に認識させることができる。
【0018】図2は、切替スイッチ10の動作を示す。
受信部12が選択されたときには、受信時間とアイドル
時間を含む受信モードになり、送信部11はが選択され
たときには、送信時間を含む送信モードになる。
【0019】図3は本発明の携帯電話機の通信機能モー
ド及び非通信機能モードにおける動作を示す。なお、図
中のSはステップを表している。電源オンの状態(S2
01)において、キー操作部5の切替キー6が押下され
ると(S202)、現在選択している機能モードがいず
れであるが判定され(S203)、そのモードとは別の
モードに切り替わる。例えば、現在の設定が通信機能モ
ードであるときに切替キー6が押下されると、無線部3
は電源供給が断たれて動作しなくなる(S204)。同
時に、非通信機能モードの動作中を示す非通信モード動
作ランプ1が点灯する(S205)。この時、電話の発
信や着信、電子メールの送信や受信等の通信機能(電話
機能)は使用不可になるが、電子手帳、ゲーム、音楽再
生等の無線通信以外の機能(非通信機能モード)は支障
なく利用することができる。一方、現在の設定が非通信
機能モードのときに切替キー6が押下されると、通信機
能モードになり、無線部3は動作可能な状態になる(S
206)。無線部3が動作することにより、回線等との
発信や着信、メール等の送信や受信等が使用可能にな
る。そして、非通信モード動作ランプ1は消灯する(S
207)。この通信機能モードにおいて、切替キー6が
押下されると(S208)、処理はS204へ移行し、
非通信機能モードに切り替わり、非通信モード動作ラン
プ1が点灯する(S209)。また、この状態で切替キ
ー6が押下されると、非通信機能モードから通信機能モ
ードに切り替わる(S206)。
【0020】以上のように、本発明の第1の実施の形態
によれば、通信機能モードと非通信機能モードを切り替
える専用の切替キー6を設け、さらに非通信機能モード
の選択に応じて非通信モード動作ランプ1を点灯させる
様にしたため、機能モードの切り替えと関連の処理(無
線部3の自動停止/自動復帰等)ワンボタンの操作で簡
単に行えるとともに、非通信機能モードが選択されたと
きには周囲の人に通信機能にあるか非通信機能にあるか
を容易に認識してもらうことができる。
【0021】上記実施の形態においては、非通信機能モ
ードにあることを非通信モード動作ランプ1の点灯によ
って認識できるようにしていたが、非通信モード動作ラ
ンプ1の機能を着信表示用のアンテナ部のLEDを点灯
させるようにしてもよい。これにより、部品点数の低減
が可能になる。この場合、通信系とは異なる表示形態に
するのが望ましい。例えば、発光色を変えたり、発光間
隔を工夫する等の点灯方式にするのが望ましい。
【0022】また、切り替えキー6は専用で設けたが、
他のキーとの併用(通常より長い時間押下する等により
用途を区別する)又は2つのキーを同時に操作する構成
にしてもよい。これにより、切替キー6の削減や設置ス
ペースの確保が不要(=省スペース化が可能)になる。
【0023】〔第2の実施の形態〕次に、本発明の第2
の実施の形態について説明する。図4は本発明の第2の
実施の形態を示し、図5は第2の実施の形態における表
示画面を示す。この表示画面51は、表示部4に表示さ
れるものである。表示画面の一部は、カーソルによって
選択できるように構成され、或いは、タッチパネル(to
uch-sensitivescreen)を押下することにより選択でき
るように構成されている。図5に示すように、「無線通
信」(通信機能モード)の部分と「その他」(非通信機
能モード)の部分がタッチパネルに対応し、いずれかの
表示部を押下することにより、その機能モードが動作を
開始する。以後の動作は、図3のステップ203以降の
処理が適用される。カーソルによる選択の場合、「→」
や「←」のキーがキー操作部5に専用キーとして設けら
れ、或いは数字キーとの兼用によりカーソルキーが設定
される。
【0024】なお、表示画面51の操作が終了した後の
画面のクローズ(表示画面51が消えて次の表示に移る
動作)は、別途特定したキー(クリアキー、メニューキ
ー等)又は専用に設けたキーの操作により行ってもよい
し、タッチパネルの操作の有無にかかわらず、表示画面
51の表示開始から一定時間後に自動的にクローズする
ようにしてもよい。
【0025】図4に示すように、携帯電話機が電源オフ
の状態にあるとき、キー操作部5の電源オンキー(不図
示)をオンにすると、電源オンが判定され(S30
1)、制御部7が動作を開始する。これにより、表示部
4には図4の表示がなされる(S302)。ここで、タ
ッチパネルの「無線通信」又は「その他」のいずれかを
押下する(S303)。例えば、「その他」の表示枠内
を押下すれば、非通信機能モードが起動すると同時に非
通信モード動作ランプ1が点灯する。この状態では、電
話の発信や着信、電子メールの送信や受信等の通信機能
が使用不可になり、通信(電話)以外の電子手帳、ゲー
ム、音楽再生等の機能(非通信機能)が利用できる。一
方、「無線通信」の表示枠内を押下すれば、通信機能モ
ードが起動し、非通信モード動作ランプ1は点灯しな
い。
【0026】第2の実施の形態によれば、携帯電話機の
電源オン時に機能モードを選択する構成のため、電源オ
フの状態で病院等に持ち込んだ後、携帯電話機の非通信
機能を使用したくなった場合などにおける使い勝手が向
上する。携帯電話機を使い慣れない人に対しては、表示
により電源オン時にアナウンスできるので、確実に機能
モードの切り替えが行われるようになり、通信機能モー
ドが長時間続くのが防止される。しかも、別途、無線部
3を停止させる操作を行う必要もない。また、非通信モ
ード動作ランプ1を見て確認することなく、非通信機能
モードを選択することができる。
【0027】上記第2の実施の形態においては、機能キ
ーの選択を図4に示したステップ303における1回の
みに限定してよければ、切替キー6或いはそのキー機能
を有しない構成にすることもできる。
【0028】〔第3の実施の形態〕次に、本発明の第3
の実施の形態について説明する。図6は本発明の第3の
実施の形態を示し、図7は第3の実施の形態における表
示画面を示す。この表示画面71は、図5に示した表示
画面51と同様に表示部4に表示され、タッチパネル
(又はカーソルの移動)により内容を選択することがで
きる。表示画面71の表示の後に表示画面51が表示さ
れる。本実施の形態は、図4の処理に、図7の表示画面
71を表示する処理を追加し、キー押下音と動作確認音
を携帯電話機の使用者によりモード別に選択できるよう
にしたものである。このような処理により、電車内、店
内等のように、キー押下音や動作確認音が出るのが好ま
しくない場所であっても、気兼ねすることなく非通信機
能モードの各種の操作を行うことができる。図6におけ
るステップ401,403,404は図4のステップ3
01,302,303に相当する。
【0029】図6及び図7において、電源がオンが検知
されると(S401)、図7の表示画面71が表示され
る(S402)。使用者は、この表示を見て、通信機能
モード(無線通信)と非通信機能モード(その他)のそ
れぞれにおいて、キー押下音と動作確認音を鳴らすか否
かをタッチパネル(又はカーソルの移動)により選択す
る。図7は、通信機能モードでオン、非通信機能モード
でオフを選択した状態を示している。表示画面71のク
ローズ処理は、〔0020〕で説明したようにして実行
される。この後、表示画面51が表示され、〔002
1〕で説明した処理が行われる。
【0030】上記第3の実施の形態においては、表示画
面71を表示画面51の前に表示する構成にしたが、逆
に、表示画面51を表示した後に表示画面71を表示す
る構成にしてもよい。さらに、表示画面71の表示は、
第1の実施の形態にも適用可能である。この場合、図3
のS201と202の間、又はS202と203の間に
図6のS402を設けるようにすればよい。
【0031】図8は、本発明による携帯電話機の第2の
構成例であり、背面図が示されている。また、以下にお
いては、携帯電話機の内部構成及び全体の処理は第1の
実施の形態に準ずるものとする。図8の携帯電話機20
は折り畳み構造を有し、図1に示した回路を内蔵すると
共に、樹脂成形による上側筐体21と樹脂成形による下
側筐体22がヒンジ部23により蝶着され、約0°の折
り畳み位置から約180°の展開位置まで変化させるこ
とができる。上側筐体21の背面中央部にはドットマト
リクス表示が可能な液晶又は有機EL(electrolumines
cence )によるサブ表示器24が設けられている。この
サブ表示器24は、動作表示器として機能する。さら
に、上側筐体21の一方の側面には、アンテナ25が伸
縮自在に取り付けられている。サブ表示器24はデザイ
ンを考慮して楕円形などにされ、電気的には図1の制御
部7に接続されており、後述するような内容の表示が行
われる。このサブ表示器24は、携帯電話機20を折り
畳んだ状態でも見ることができる。
【0032】上側筐体21の表面(前面)には、図1に
示した表示部4(メイン表示器)、受話器としてのスピ
ーカ8等(何れも図示せず)が設けられている。下側筐
体22の背面の下端部には、充電式の電池を交換する際
に着脱される電池蓋26、充電ホルダに装着した際に回
路接続される電極27が設けられている。下側筐体22
の表面(前面)には、キー操作部5、マイク9等(いず
れも図示せず)が設けられている。
【0033】図9は、本発明による携帯電話機の第3の
構成例を示し、背面図が示されている。図9の携帯電話
機30はストレート型の構造を有し、図1に示した回路
を内蔵している。携帯電話機30は樹脂成形により製作
された本体を有し、この本体は表面カバーと裏面カバー
に2分割できる構造になっている。この筐体31の背面
には、ドットマトリクス表示が可能な液晶又は有機EL
によるサブ表示器32が設けられている。このサブ表示
器32は、図1の制御部7に接続されている。また、筐
体31の背面の下端部には、充電式の電池を交換する際
に着脱される電池蓋33が設けられている。さらに、筐
体31の一方の側面には、アンテナ34が伸縮自在に取
り付けられている。筐体31の表面(前面)には、図1
に示した表示部4(メイン表示器)、キー操作部5、マ
イク9等(いずれも図示せず)が設けられている。サブ
表示器32も、サブ表示器24と同様に、デザインを考
慮した楕円形などにされ、このサブ表示器32には、後
述するような内容の表示が行われる。
【0034】〔第4の実施の形態〕次に、図8及び図9
を参照して本発明の第4の実施の形態を説明する。図1
0及び図11は、本発明の第4の実施の形態における表
示例を示す。携帯電話機20又は30が通信機能以外の
機能(非通信機能モード)にあり(図3のS203の処
理)、携帯電話機20又は30の通信機能モードがオフ
動作にあるとき(図3のS204及びS205の処
理)、サブ表示器24又は32には、図10の(a)〜
(d)のいずれかの文字メッセージが表示され、通信機
能の使用不可を報知している。(a)〜(d)は、いず
れも同様の意味をもち、予め1つのみが工場出荷時にセ
ットされ、又は4種類がROMに記憶しておき、その中
の最適な1つをユーザーにより選択できるように構成さ
れている。或いは、(a)〜(d)を順番に表示する構
成であってもよい。また、文字メッセージは連続表示で
あっても、点滅表示であってもよい。
【0035】また、図11に示す様に、携帯電話機20
又は30が通信機能以外の機能を使用中であるとき(図
3のS203)、サブ表示器24又は32には、図11
の(a)又は(b)のアイコンが表示され、通信機能の
使用不可を報知している。(a)のように電波の受信レ
ベルを示すアイコンに×を付けたアイコン35を表示
し、或いは(b)の様に携帯電話機に×を付けたアイコ
ン36を表示することにより、ユーザーは携帯電話機に
よる通話が行えないことを知ることができる。アイコン
35,36の表示は、連続表示であっても、点滅表示で
あってもよい。
【0036】図10及び図11の実施の形態によれば、
通信機能以外の機能を使用中で、通信機能を用いること
ができない状態にあるとき、その旨をサブ表示器24又
は32に文字メッセージ又はアイコンにより表示するこ
とができるため、ユーザーは携帯電話機20又は30の
使用状況(動作状況)を的確に認識することができ、携
帯電話機の使用が制限又は遠慮すべき場所において携帯
電話機を使用していても、周囲の人に使用中のモードが
通信モードであることを告知でき、ユーザーが周囲の人
に了解を取ったり、言いわけをしたりする必要がなくな
る。
【0037】図10及び図11の内容の表示は、サブ表
示器24又は32に代えて、図1に示したメインの表示
部4に上記した内容の文字メッセージとアイコン(3
5,36)を表示する構成にしてもよい。また、サブ表
示器(24,32)と表示部4の両方に同時に同一の表
示を行う構成にしてもよい。また、図10の文字メッセ
ージと図11のアイコンが混在してもよいし、文字メッ
セージとアイコンを所定の時間間隔で交互に表示するよ
うにしてもよい。さらに、文字メッセージ及びアイコン
は、テロップ又はスクロールによる表示であってもよ
い。
【0038】図12は、サブ表示器24又は32の表示
方法の説明を示す。サブ表示器24又は32がカラー表
示を可能とする場合、前記文字メッセージやアイコンに
代え、背景色をブルー、レッド、ピンク、グリーンなど
の目立つ色にし、これを連続表示し、あるいは点滅表示
することにより、文字メッセージやアイコンが表示され
なくとも、当該携帯電話機が通信機能以外の機能を使用
中であることをユーザー及び周囲に認識させることがで
きる。また、単一色に代えて、3色や5色の組み合わせ
にすることもできる。例えば、3色であれば、ブルー→
レッド→グリーン→ブルー→レッド→・・・のように順
番(例えば、1秒単位)に異なる色を表示する。さら
に、複数の色を用いてパターンやモザイクを形成し、こ
れを連続表示、点滅表示、テロップ、又はスクロールに
より表示してもよい。そして、上記した単一色、複数
色、パターンやモザイクのいずれの表示においても、図
10及び図11で示したような文字メッセージやアイコ
ンを同時に表示してもよい。この場合、文字メッセージ
やアイコンは一般的な黒色のほか、白、その他の任意の
色にすることができる。このサブ表示器24又は32へ
の表示は、これに代え、或いは同時に表示部4に表示す
るようにしてもよい。
【0039】この様に、カラー発色の表示により非通信
機能モードにあることを報知することにより、携帯電話
機の使用場所から遠いために文字やアイコンの表示では
わかり難い場合でも、表示が行われていることを容易に
周囲の人に知らせることができる。
【0040】図13は、本発明による携帯電話機の第4
の構成例を示す。図13においては、図8に示したと同
一であるものには同一引用数字を用いたので、ここでは
重複する説明を省略する。上側筐体21の背面には、サ
ブ表示器41が設けられている。このサブ表示器41
は、背面表示部42とELシート部43を備えており、
ELシート部43に電圧を印加することにより、ELシ
ート部43は青緑色等に発光する。このように、背面表
示部42とELシート部43は独立に駆動及び表示が可
能である。
【0041】さらに、上側筐体21のサブ表示器41の
下部には、発光部44が設けられている。また、アンテ
ナ25の先端部にも発光部45が設けられている。発光
部44,45は、例えば、有機EL、発光ダイオード等
を用いることができる。有機ELの場合は、素材の選択
により異なる発光色が得られ、発光ダイオードを用いた
場合は、異なる発光色の複数の素子の組み合わせによっ
て所望の発色を得ることができる。この様に、図13に
おいては、ELシート部43、発光部44,45の3種
の点灯手段を用いて非通信機能モードにあることを周囲
に告知することができる。その点灯方法は、連続点灯で
も点滅でもよい。ELシート部43、発光部44,45
を他の動作状態の点灯(警告)と兼用する場合には、用
途に応じて発光色を変えればよい。なお、ELシート部
43、発光部44,45の全てを備える必要はなく、E
Lシート部43、発光部44、発光部45の少なくとも
1つを備える構成であってもよい。
【0042】図14は、発光部44の光出射口の形状例
を示す。発光部44の光出射口の形状は、星形、丸形、
X字形、三角形、四角形、六角形、菱形、ハート形など
のほか、「OFF」、「NG!」などの文字形状、さら
には絵文字も含まれる。その形状や発光色は、筐体の外
形やボディカラーから最適な組み合わせを決定する。図
14の(a)は星形、(b)は六角形の場合である。発
光部44は、携帯電話機の背面に設ける例を示したが、
前面(表面)に設けられていてもよい。
【0043】図13の構成によれば、図10、図11、
或いは図12の表示に代え、或いは同時に、発光部4
4、発光部45、又はELシート部43を発光させるこ
とができるため、その表示又は点灯は専ら非通信機能モ
ードを示すためのみに用いることができ、何を表示して
いるのかが一目瞭然になる。
【0044】図15は、図8の構成の携帯電話機におい
て、この展開状態から折り畳み操作を行ったときの処理
を示す。図15においては、図中のS201〜S20
5、S209は、図3と同じであるので、ここでは重複
する説明を省略する。なお、携帯電話機20に非通信モ
ード動作ランプ1が設けられていない場合、S209の
処理は不要である。
【0045】S209の判定において、切替キーの押下
有りが検出さたとき、又はS203で通信機能モードが
判定されたとき、通信機能モードが実行される(S50
1)。一方、S203で非通信機能モードが判定される
と共に切替キーの押下無しが判定(S209)される
と、携帯電話機20が折り畳まれたか否かが検出される
(S502)。この検出は、ヒンジ部23に設けられた
センサにより行われる。携帯電話機20の折り畳みが検
出されると、図1に示した制御部7によってサブ表示器
24が駆動され、図10、図11、又は図12で説明し
た内容の表示が行われる(S503)。このときの表示
は、上記したように、文字メッセージ、アイコン、又は
図12のような設定色による表示とし、さらに連続点
灯、点滅、3色、5色・・・等による表示内容により行
われる。
【0046】携帯電話機20を折り畳んだ状態では、こ
の携帯電話機20をしばらく使用しないか、待機状態を
続ける可能性が高い。このような状態下でサブ表示器2
4の表示を継続することは電池の消耗を早めることにな
る。そこで、点灯可能時間を設定し、この設定時間が経
過したとき(S504)、サブ表示器24の表示をオフ
にする(S505)。その後、処理はS204へ以降す
る。また、設定時間内であれば、S209へリターンす
る。
【0047】図15の処理は、図13に示した携帯電話
機40にも適用可能である。すなわち、図15のS50
3のサブ表示器24の表示制御が、図13のELシート
部43、発光部44、又は発光部45の点灯制御に置き
代わることになる。
【0048】図15の処理によれば、他のボタン等を操
作しなくとも、折り畳み操作をするのみで自動的にサブ
表示器24、ELシート部43、発光部44、又は発光
部45が駆動され、所定の表示又は点灯が実行される。
したがって、非通信機能モードにあることを確実に告知
し、或いは認識させることができる。
【0049】〔第5の実施の形態〕図8、図9、又は図
13において、非通信機能モードにあることの点灯を筐
体の全体又は一部(例えば、上側筐体21)を発光させ
ることにより行ってもよい。すなわち、図8の構成の場
合、透明又は半透明の材料(素材)を用いて上側筐体2
1と下側筐体22の一方(又は両方)を成形し、その内
部に光源(LED、バックライト用発光体等)を内蔵さ
せた構成にする。この場合、サブ表示器24,32、E
Lシート部43、及び発光部44,45は、備えていて
も備えていなくともよい。
【0050】この構成によれば、発光部44や45を点
灯するタイミングで上側筐体21と下側筐体22の両方
又は一方を点灯させることにより、非通信機能モードに
あることを知らせることができる。この場合、光源を連
続点灯又は点滅により駆動する。点滅にすれば、認識効
果を高めることができる。また、図12に示した様に、
任意の色に発色させることができる。この色の選択を予
め用意した複数の色の中からユーザーが自由に行えるよ
うにすれば、ユーザーの好みに合わせることが可能にな
る。
【0051】上記各実施の形態において、非通信機能モ
ード中は発信や送信を行うためのキー、又は同等の機能
を発揮するキーの押下が物理的に行えないようにし、或
いは、ソフトウェアにより当該キーを押下しても機能し
ない(無効又はロック)ようにすることもできる。この
様にすれば、表示部4、サブ表示器24,32、背面表
示部42、ELシート部43、発光部44,45等を見
なくとも、ユーザーは非通信機能モード中にあることを
認識することができる。
【0052】図8〜図15においては、その内部構成及
び全体の処理は第1の実施の形態に準ずるものとした
が、図8〜図15で説明した全ては、第2の実施の形態
においても適用される。
【0053】
【発明の効果】以上より明らかなように、本発明の携帯
電話機によれば、非通信機能モードを利用したいとき、
切替手段により非通信機能モードを選択すると、通信機
能モードが自動的にオフ動作になって無線部が動作を停
止し、さらに動作表示器が点灯して非通信機能モードで
あることを表示するので、携帯電話全体の使用が禁止さ
れている場所で通信機能モードが動作する恐れが無くな
り、さらに、非通信機能モードを用いていることを動作
表示器の点灯によって周囲の人に認識させることができ
るようになる。この結果、携帯電話全体の使用が禁止さ
れている場所においても、周囲の人に通信機能(電話機
能)以外の機能を用いていることを認識してもらえ、通
信機能(電話機能)以外の機能の使用の容認が可能にな
る。そして、通信機能モードを自動的にオフにすること
ができるので、オフにする操作を忘れることに伴う不都
合が解消される。
【0054】また、本発明の他の携帯電話機によれば、
電源がオフになっている携帯電話機を用いて非通信機能
モードを利用したいとき、電源オン後の表示部の表示メ
ッセージに従って非通信機能モードを選択すれば、通信
機能モードがオフ動作になり、さらに動作表示器が点灯
して非通信機能モードであることを表示するので、携帯
電話全体の使用が禁止されている場所で通信機能モード
が動作する恐れが無くなり、さらに、動作表示器の点灯
によって非通信機能モードを用いていることを周囲の人
に告知できるようにしたので、電源オン時には必ず機能
モードの選択がなされ、通信機能モードの状態が長い時
間続くのが防止されるので、携帯電話全体の使用が禁止
されている場所で通信機能モードが動作する恐れを無く
すことができ、さらに、周囲の人に通信機能(電話機
能)以外の機能を用いることを動作表示器の点灯により
告知できるので、周囲の人を不愉快にする事態を招かな
いようにすることができる。さらに、通信機能モードを
自動的にオフにすることができるので、オフにする操作
を忘れることに伴う不都合が解消される。
【0055】さらに、本発明の他の携帯電話機によれ
ば、少なくとも一部が透明又は半透明の素材によって形
成された筐体と、この筐体の前記透明又は前記半透明の
部分を点灯状態にする光源と、非通信機能モードの選択
時に無線部の動作を停止させ、かつ前記光源を駆動する
制御手段を備える構成にし、非通信機能モードの選択時
に通信機能モードの動作停止と同時に筐体の少なくとも
一部を点灯状態にして非通信機能モードであることがわ
かるようにしたので、携帯電話全体の使用が禁止されて
いる場所で通信機能モードが動作する恐れが無くなると
共に、通信機能モードを自動的にオフにすることができ
るので、オフにする操作を忘れることに伴う不都合が解
消される。また、筐体が点灯状態になることで、非通信
機能モードであることを周囲の人に告知できるため、携
帯電話全体の使用が禁止又は控えるべき場所であって
も、非通信機能モードの使用については認知されうるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による携帯電話機の構成を示すブロック
図である。
【図2】切替スイッチの動作を示すタイムシーケンスで
ある。
【図3】本発明の携帯電話機の通信機能モード及び非通
信機能モードにおける動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示すフローチャー
トである。
【図5】第2の実施の形態における表示画面を示す画面
図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態を示すフローチャー
トである。
【図7】第3の実施の形態における表示画面を示す画面
図である。
【図8】本発明による携帯電話機の第2の構成を示す背
面図である。
【図9】本発明による携帯電話機の第3の構成を示す背
面図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態における文字メッ
セージによる画面図である。
【図11】本発明の第4の実施の形態におけるアイコン
による画面図である。
【図12】図8及び図9に示すサブ表示器の表示方法の
説明を示す画面図である。
【図13】本発明による携帯電話機の第4の構成例を示
す背面図である。
【図14】図13の発光部の光出射口の形状例を示す平
面図である。
【図15】図8の構成の携帯電話機において、折り畳み
操作を行ったときの処理を示すフローチャートである。
【図16】従来の携帯電話機の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 非通信モード動作ランプ 2 送受信アンテナ 3 無線部 4 表示部 5 キー操作部 6 切替キー 7 制御部 10 切替スイッチ 11 送信部 12 受信部 20,30,40 携帯電話機 21,22,31 筐体 24,32,44 サブ表示器 35,36 アイコン 42 背面表示部 43 ELシート部 44,45 発光部 51,71 表示画面
フロントページの続き Fターム(参考) 5K023 AA07 BB11 BB23 HH07 HH08 HH09 5K027 AA12 BB04 BB09 EE11 FF02 FF22 HH11 HH14 MM04 MM16 MM17 5K067 AA34 BB04 FF02 FF23 FF27 KK00 KK01

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動電話機及び回線に接続された固定電
    話機との通話等のための無線部を動作させる通信機能モ
    ード、及び通話等とは直接に関係の無い用途の機能を動
    作させる非通信機能モードを備えた携帯電話機におい
    て、 選択操作に応じて前記通信機能モードと前記非通信機能
    モードを切り替える切替手段と、 前記非通信機能モードの動作時に点灯する動作表示器
    と、 前記切替手段によって前記非通信機能モードが選択され
    たとき、前記無線部の動作を停止させるとともに前記動
    作表示器を点灯させる制御手段を備えることを特徴とす
    る携帯電話機。
  2. 【請求項2】 前記切替手段は、専用の切替キーを設
    け、又は他の用途のキーを兼用して切り替えの入力信号
    を得ることを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  3. 【請求項3】 前記動作表示器は、着信用等のためにア
    ンテナ部に設けられた発光ダイオード、筐体の所定位置
    に設けられた専用の表示灯、又は、着信用とは別にアン
    テナの先端に設けられた表示灯であり、連続又は点滅に
    より点灯駆動されることを特徴とする請求項1記載の携
    帯電話機。
  4. 【請求項4】 前記専用の表示灯は、他の表示器との差
    別化を図った外形を有することを特徴とする請求項3記
    載の携帯電話機。
  5. 【請求項5】 前記動作表示器は、筐体の背面に設けら
    れたサブ表示器であることを特徴とする請求項1記載の
    携帯電話機。
  6. 【請求項6】 前記サブ表示器は、前記非通信機能モー
    ドが選択されたとき、前記通信機能モードが使用できな
    いことを示す文字メッセージ、アイコン、又は背景色の
    みの表示を連続、点滅、スクロール、又はテロップによ
    り行うことを特徴とする請求項5記載の携帯電話機。
  7. 【請求項7】 前記サブ表示器は、文字等を表示する表
    示部と一様に発光するELシート部を備え、前記非通信
    機能モードの実行中、前記ELシート部には、予め設定
    した色を連続、点滅、スクロール、又はテロップにより
    表示することを特徴とする請求項5記載の携帯電話機。
  8. 【請求項8】 前記サブ表示器は、前記予め設定した複
    数の異なる色を順番に表示し、或いは、前記複数の色に
    よる模様を連続、又は点滅により表示することを特徴と
    する請求項5記載の携帯電話機。
  9. 【請求項9】 前記動作表示器は、使用者以外の人から
    見やすい位置に設けられていることを特徴とする請求項
    1,4又は5記載の携帯電話機。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、電源立ち上げ後、前
    記通信機能モード及び前記非通信機能モードのそれぞれ
    におけるキー押下音及び動作確認音の出力の可否の選択
    を促す画面を操作面に設けられたメイン表示部に表示す
    ることを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、送信又は発信の機能
    が割り当てられたキーが押下されたとき、そのキーの押
    下を規制し、或いは前記キーの機能を無効にすることを
    特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、前記非通信機能モー
    ドが選択されたとき、前記通信機能モードが使用できな
    いことを示す文字メッセージ、アイコン、又は背景色の
    みの表示を連続、点滅、スクロール、又はテロップによ
    り操作面に設けられたメイン表示部に行うことを特徴と
    する請求項5記載の携帯電話機。
  13. 【請求項13】 移動電話機及び回線に接続された固定
    電話機との通話等のための無線部を動作させる通信機能
    モード、及び通話等とは直接に関係の無い用途の機能を
    動作させる非通信機能モードを備えた携帯電話機におい
    て、 電源オン時に前記通信機能モード又は前記非通信機能モ
    ードの選択を促す画面を表示する表示部と、 前記非通信機能モードの動作時に点灯する動作表示器
    と、 前記表示部の画面上から前記非通信機能モードが選択さ
    れたとき、前記無線部の動作を停止させるとともに前記
    動作表示器を点灯させる制御手段を備えることを特徴と
    する携帯電話機。
  14. 【請求項14】 前記制御手段は、前記表示部の画面上
    からの前記通信機能モード又は前記非通信機能モードの
    選択を、カーソルの移動又はタッチパネルにより行うこ
    とを特徴とする請求項13記載の携帯電話機。
  15. 【請求項15】 前記動作表示器は、着信用等のために
    アンテナ部に設けられている発光ダイオード、筐体の所
    定位置に設けられた専用の表示灯、又は、着信用とは別
    にアンテナの先端に設けられた表示灯であり、連続又は
    点滅により点灯駆動されることを特徴とする請求項13
    記載の携帯電話機。
  16. 【請求項16】 前記専用の表示灯は、他の表示器との
    差別化を図った外形を有することを特徴とする請求項1
    5記載の携帯電話機。
  17. 【請求項17】 前記動作表示器は、筐体の背面に設け
    られたサブ表示器であることを特徴とする請求項13記
    載の携帯電話機。
  18. 【請求項18】 前記サブ表示器は、前記非通信機能モ
    ードが選択されたとき、前記通信機能モードが使用でき
    ないことを示す文字メッセージ又はアイコンが連続、点
    滅、スクロール、又はテロップにより表示することを特
    徴とする請求項17記載の携帯電話機。
  19. 【請求項19】 前記サブ表示器は、前記非通信機能モ
    ードが選択されたとき、予め設定した色を連続、点滅、
    スクロール、又はテロップにより表示することを特徴と
    する請求項17記載の携帯電話機。
  20. 【請求項20】 前記サブ表示器は、文字等を表示する
    表示部と一様に発光するELシート部を備え、前記非通
    信機能モードの実行中、前記ELシート部には、予め設
    定した色が連続、点滅、スクロール、又はテロップによ
    り表示されることを特徴とする請求項17記載の携帯電
    話機。
  21. 【請求項21】 前記サブ表示器は、前記予め設定した
    複数の異なる色を順番に表示し、或いは、前記複数の色
    による模様を連続、又は点滅により表示することを特徴
    とする請求項17記載の携帯電話機。
  22. 【請求項22】 前記動作表示器は、使用者以外の人か
    ら見やすい位置に設けられていることを特徴とする請求
    項13,15又は17記載の携帯電話機。
  23. 【請求項23】 前記制御手段は、電源立ち上げ後、前
    記通信機能モード及び前記非通信機能モードのそれぞれ
    におけるキー押下音及び動作確認音の出力の可否の選択
    を促す画面を前記表示部に表示することを特徴とする請
    求項13記載の携帯電話機。
  24. 【請求項24】 前記制御手段は、前記非通信機能モー
    ドが選択されたとき、前記通信機能モードが使用できな
    いことを示す文字メッセージ、アイコン、又は背景色の
    みの表示を連続、点滅、スクロール、又はテロップによ
    り前記表示部に行うことを特徴とする請求項13記載の
    携帯電話機。
  25. 【請求項25】 移動電話機及び回線に接続された固定
    電話機との通話等のための無線部を動作させる通信機能
    モード、及び通話等とは直接に関係の無い用途の機能を
    動作させる非通信機能モードを備えた携帯電話機におい
    て、 少なくとも一部が透明又は半透明の素材によって形成さ
    れた筐体と、 前記筐体の前記透明又は前記半透明の部分を点灯状態に
    する光源と、 前記非通信機能モードが選択されたとき、前記無線部の
    動作を停止させるとともに前記光源を駆動する制御手段
    を備えることを特徴とする携帯電話機。
  26. 【請求項26】 前記制御手段は、前記光源を連続点灯
    又は点滅させることを特徴とする請求項25記載の携帯
    電話機。
  27. 【請求項27】 前記制御手段は、送信又は発信の機能
    が割り当てられたメニューが表示されないことを特徴と
    する請求項1記載の携帯電話機。
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