JP2004258995A - 電子買い物支援装置及び電子買い物支援用プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】冷蔵庫の食材や特売商品などの食材条件などから検索し決定した料理に必要な材料をリストアップし、更に、買い物の際に購入済み/未購入の材料を確認可能に表示できる電子買い物支援装置を提案する。
【解決手段】料理材料、調理方法、カロリー、調理時間などの検索条件からその条件に合致する料理を料理データベースから抽出し、料理候補の中からユーザが選択した料理に使用する材料の「買い物リスト」を画面表示する。画面上に、材料毎のチェックボックスを設け、購入済み材料に対してはチェックボックスに印を付加することで購入済みであることを確認可能にする。
【選択図】 図2
【解決手段】料理材料、調理方法、カロリー、調理時間などの検索条件からその条件に合致する料理を料理データベースから抽出し、料理候補の中からユーザが選択した料理に使用する材料の「買い物リスト」を画面表示する。画面上に、材料毎のチェックボックスを設け、購入済み材料に対してはチェックボックスに印を付加することで購入済みであることを確認可能にする。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子買い物支援装置及び電子買い物支援用プログラムを記録した記録媒体に係る。特に、本発明は、献立として決定した料理を作るために必要な材料(以下、食材と呼ぶ場合もある)のうち購入済みの材料と未購入の材料とを買い物中に容易に確認可能とするための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、家庭における料理献立決定の方法としては、冷蔵庫に残っている食材の量やその消費期限、買い物の際の特売情報、旬の食材などの条件を踏まえて、調理者が経験に基づき決定していた。
【0003】
そして、料理献立を決定し、実際に買い物に行く場合には、調理に必要な食材から、冷蔵庫等に保管されている在庫食材を除外し、それを不足材料としてメモ用紙などに記入しておき、そのメモ用紙を持って買い物に出かけるのが一般的であった。
【0004】
また、これまで、買い物に行く前にメモを取っておく不便さを解消する買い物支援装置として下記の特許文献1〜3が提案されている。
【0005】
特許文献1には、料理メニュー表示機能、必要材料表示機能及びその材料の使用量表示機能を備え、買い物中に簡単に操作して買い物に必要な情報を確認できるようにした携帯型の電子料理手帳が開示されている。
【0006】
また、特許文献2には、複数日の料理献立に使用する食材の買い物を一度で済ませることに鑑み、選択された複数の料理名の料理に使用される同じ材料の合計使用量を算出してディスプレイ等に表示するようにし、これによって、売り場の歩き方に無駄がなく、また、食材を買い損ねることが防止できる電子献立作成装置が開示されている。
【0007】
更に、特許文献3には、買い物にまつわる情報を、買い物ファイル、家計簿ファイル、献立ファイルに入力更新すると共に、各ファイルを相互にアクセスさせ、それぞれを組み合わせ処理することにより、献立に合わせた、また全ての品目の在庫確認がスムーズにできる記憶媒体が開示されている。
【0008】
つまり、これら特許文献は、冷蔵庫に残っている食材や食べたい食材に基づいて料理献立を検索し、その検索の結果に基づいて決定した料理に必要な材料をリスト表示したり、そのリストを印刷するようにし、これによって、メモを取って買い物に行く不便さを解消するものであった。
【0009】
【特許文献1】
特開平2−28752号公報
【特許文献2】
特開平8−123858号公報
【特許文献3】
特開平11−328261号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した各特許文献に開示されているものにあっては、表示されたリスト中に、検索条件として使用した冷蔵庫の在庫以外の食材が含まれている場合、既に自宅に食材があるにもかかわらず「購入すべき食材」としてリストに表示されてしまい、その食材を無駄に購入してしまう可能性がある。また、購入した材料と未購入の材料とを判別する手段がないため、購入者の記憶に頼るか、印刷されたリストに印を書き込んでいくしかなく、使い勝手の面で未だ改善の余地が残されていた。
【0011】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、冷蔵庫の食材や特売商品などの食材条件などから検索し決定した料理に必要な材料をリストアップし、更に、買い物の際に購入済み/未購入の材料を確認可能に表示できる電子買い物支援装置を提案することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
−発明の概要−
上記の目的を達成するために、本発明は、料理材料や調理方法などの検索条件から料理献立を検索し、その結果から買い物リストを表示する買い物支援装置に対し、ユーザが買い物中に購入済み材料にチェックマークを付与することを可能にして、買い忘れや購入材料の重複を回避できるようにしている。また、自宅にある材料を予め登録しておけば、その登録情報を反映した買い物リストが作成されるようにしている。
【0013】
−解決手段−
具体的には、電子買い物支援装置に、料理データベース記憶手段、検索手段、入力手段を備えさせている。料理データベース記憶手段は、料理材料、調理方法、料理のカロリー、調理時間のうちの少なくとも一つを含む料理情報を備えた料理データベースを記憶している。検索手段は、上記料理情報に係る検索条件の入力により、その検索条件に合致する料理を料理データベースから抽出する。入力手段は、上記料理データベースから抽出された料理に使用する材料の集合である「買い物リスト」の各材料のうち購入済み材料にチェックマークを付与することが可能となっている。
【0014】
この特定事項により、先ず、検索手段は、ユーザが入力した検索条件に基づいてその検索条件に合致する料理を料理データベースから抽出する。これにより、その抽出された料理に使用する材料の集合である「買い物リスト」が例えば画面表示されることになる。そして、ユーザは、その画面を確認しながら買い物を行うことになる。この際、購入した材料については、ユーザが入力手段からの入力操作によってチェックマークを付与することができる。従って、ユーザは、このチェックマークを付与していない材料が未購入材料であると把握することができるので、買い忘れや購入材料の重複を招くことがなくなる。
【0015】
また、自宅の在庫状態などを「買い物のリスト」に反映させる手段として以下のものが掲げられる。つまり、「買い物リスト」を画面表示させる表示制御手段を備えさせ、「買い物リスト」としてリストアップされた各材料のうち、既に購入済みや自宅に在庫として残っている材料は、「買い物のリスト」から自動的にまたは手動により除外し、それ以外の材料のみを表示するようにしている。これにより、自宅の冷蔵庫などにある在庫材料を支援装置に予め登録しておけば、「買い物リスト」としては、その在庫材料を除外した表示を行わせることができる。このため、決定した献立に必要な材料を必要な分量だけ購入することができ、無駄な買い物を回避することが可能になる。
【0016】
更に買い物をしやすくするための表示状態を得るための手段として以下のものが掲げられる。つまり、「買い物リスト」を画面表示させる表示制御手段を備えさせ、入力手段によって購入済み材料にチェックマークを付与した際、そのチェックマークを付与した購入済み材料を除く未購入材料のみを絞り込んで表示するようにしている。これによれば、ユーザは未購入材料を容易に確認することができ、買い物をしやすくなり、買い忘れや購入材料の重複を招くことが防止できる。
【0017】
加えて、自宅の在庫状態などを「買い物のリスト」に反映させる場合に、その材料が実際に使用可能な状態であるか否か(賞味期限に達していないか否か)を判断して「買い物リスト」を作成するようにしている。つまり、「買い物リスト」を画面表示させる表示制御手段を備えさせ、「買い物リスト」としてリストアップされた各材料であって自宅に残っている材料であっても賞味期限切れの材料である場合には、「買い物のリスト」から除外することなく、「買い物リスト」として表示するようにしている。例えば、自宅の冷蔵庫などにある在庫材料の各賞味期限を予め支援装置に登録しておけば、既に賞味期限に達している材料については料理に使用できないとして、その材料を「買い物リスト」に加えることになる。このため、料理を始めようとしたときに材料が賞味期限に達していて使えず、再度買い物に行かねばならないといった状況を回避することができる。
【0018】
尚、上記各解決手段に記載の電子買い物支援装置に適用される電子買い物支援用プログラムを記録した記録媒体も本発明の技術的思想の範疇である。つまり、料理材料、調理方法、料理のカロリー、調理時間のうちの少なくとも一つを含む料理情報を備えた料理データベースと、この料理データベースから抽出された料理に使用する材料の集合である「買い物リスト」の各材料のうち購入済み材料にチェックマークを付与することが可能な電子買い物支援用プログラムを記録した記録媒体である。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施形態では、本発明に係る電子買い物支援装置を携帯情報端末機器として構成した場合について説明する。
【0020】
−電子買い物支援装置の構成説明−
図1は、本形態に係る電子買い物支援装置(料理データベースを備えた携帯情報端末機器)の基本的な構成を示すブロック図である。
【0021】
図中の表示部1は、液晶などのディスプレイ画面により構成されており、検索結果である料理レシピやその料理に必要な材料リストなどの表示を行うものである。これらの表示状態については後述する。
【0022】
表示制御部2は、本発明でいう表示制御手段であって、料理レシピなどのアプリケーションなどで表示すべきデータを上記表示部1に表示するように表示制御動作を行うものである。
【0023】
入力制御部6は、タッチパネル3、キーボード4などを備えた入力手段としての入力装置5から入力された文字信号や制御信号を受け、これら信号に応じた表示状態が上記表示部1に得られるように検索手段としての中央処理装置7へ制御信号を送信するものである。以下の説明におけるユーザの操作とは、このタッチパネル3やキーボード4からの入力操作である。また、この入力制御部6は、タッチパネル3からの表示位置などを検出したものを制御するものである。また、本携帯情報端末機器には、キーボード4がオプション扱いとされて接続されない場合もある。
【0024】
記憶装置制御部8は、料理データベース記憶手段としての外/内部記憶装置9を制御している。この外/内部記憶装置9は、料理レシピデータベースの記憶部、自宅の在庫食材とその残量の記憶部、購入決定した料理レシピの購入状態(チェックボックスへのマーク)の記憶部、作成した料理献立履歴の記憶部などを内蔵している。
【0025】
−買い物リスト作成操作の説明−
次に、上記電子買い物支援装置を使用した買い物リスト作成操作について説明する。図2〜図5は、レシピ検索から買い物リスト作成までの一連の操作及びその他の操作が行われた場合の表示部1における表示状態の一例を示している。
【0026】
図2(a)は、外/内部記憶装置9に記憶されている「料理レシピのデータベース」を検索する画面を表している。この画面上で、好みの検索方法を選択し、「料理レシピのデータベース」を検索することになる。以下の説明では、ユーザが食べたい食材から検索しようとする際に選択される[材料から検索]によってレシピ検索が実行された場合について説明する。
【0027】
図2(a)に示す画面で「材料から検索」が選択・実行されると、図2(b)に示す画面に切り替わる。この図2(b)の画面上で、ユーザが食べたい食材や使いたい食材にチェックマークを付加した後、「料理レシピのデータベース」の検索が実行される。
【0028】
この検索の結果、該当するレシピの候補を表示した状態が図2(c)である。図面に示す例では、食材として「豚肉」「ピーマン」が選択され(図2(b)参照)、これによって、この2つの食材を使用する料理レシピの候補として15個のレシピがヒットした状態を示している。
【0029】
この15個の料理レシピの中から、ユーザが任意の料理レシピを選択することにより、その料理の作り方情報が表示される。図2(d)は、ユーザが料理レシピとして「豚肉とキャベツのみそ炒め」を選択し(図2(c)参照)、その料理の作り方情報が表示された状態を示している。
【0030】
ユーザは、画面上で調理方法を確認し、料理する献立が決まれば、[買い物リスト]ボタンを押す。これにより、現在表示している献立に必要な材料(食材)をリストアップして、「買い物リスト」が作成される。図2(e)は、上記選択された料理に必要な材料及びその材料の必要量の一覧(買い物リスト)が表示された状態を示している。
【0031】
この画面では、必要な材料名と、その分量、買い物したかどうかを確認するチェックボックスが表示される。また、一度に複数メニュー(複数の料理)の材料を購入する際、通常は全てのメニューに必要な材料の合計を一括表示しているが、画面上にあるプルダウンボタンにより、作成する献立毎に必要な材料と分量を個別に確認することもできるようになっている。
【0032】
図2(f)は、自宅にある食材の名前や分量などの在庫情報を入力しておく画面である。たとえばこの画面に、「キャベツ」「800g」と入力しておくと、上記選択された献立を作るためには新たにキャベツを購入する必要はないと判断し(上記選択された献立ではキャベツを500gしか使用しないため)、図2(e)で表示される「買い物リスト」として表示されるべき「キャベツ」「500g」の表示に関しては買い物リストから自動的に除外(非表示)することができる。
【0033】
図2(f)には登録されていないが、自宅に在庫がある食材が存在する場合は、図2(e)の[リストから削除]ボタンを使い、手動で買い物リストから任意の材料を外すことが可能である。つまり、図2(f)の画面上で登録しなくても任意の材料を「買い物リスト」から除外することが可能である。
【0034】
図2(f)で登録した食材は、調理献立を決定した際に、その献立に使用する分量だけ差し引かれる。このため、翌日などに同様の検索をした際には残りの「キャベツ」「300g」が在庫情報として登録されていることになる。つまり、調理前の在庫情報としては「キャベツ」「800g」であったものが、上記の調理によってキャベツ500gが消費されたと判断し、調理後の在庫情報としては「キャベツ」「300g」に書き換えられることになる。
【0035】
−ユーザの買い物時の操作−
ユーザは、買い物の際、図2(e)の買い物リストを確認しながら、材料の買い物をすることになる。買い物が済んだ材料に関しては、材料名の左側に表示されているチェックボックスをタッチし、チェックマークを付与して購入済み状態にする。これにより、未だ購入していない材料を容易に確認することができる。
【0036】
「買い物リスト」の中で、購入済み商品と未購入商品とが混在していて見にくくなってきた場合は、図3(a)に示す画面にあるように、リスト表示のプルダウンメニューを開いて、並べ替えを実施することにより、未購入商品を優先して表示することができるので、買い忘れを防ぐことができる。図3(b)が未購入商品の絞り込みを行った場合の「買い物リスト」の表示状態を示し、図3(c)が購入済商品の絞り込みを行った場合の「買い物リスト」の表示状態を示している。
【0037】
上述した「料理レシピのデータベース」の検索としては、「材料から検索」について説明したが、検索方法はこれに限定されず、図2(a)の表示画面に示すように「調理法」、「カロリー」、「調理時間」などの検索方法により献立検索を行い、該当するレシピの候補を献立表示することも可能である。
【0038】
−料理レシピデータベース−
図6は、上述した「買い物リスト」を作成するために外/内部記憶装置9に記憶されているデータベースの一例である。図6(a)は、「料理レシピデータベース」の一例を示しており、「料理名」、「料理ジャンル」、「カロリー」、「材料名」、「分量」、「作り方」など、料理献立を検索するための検索キーとなる情報が記憶されている。
【0039】
図6(b)は、「在庫食材/残量データベース」の一例であり、例えばユーザが、買い物に出掛ける前に、自宅にある食材を確認し、上記図2(f)に示す画面を呼び出して、材料名や分量を入力することにより作成した情報が登録されていく。このデータベースについては、料理検索が行われて作る料理を決定した時点で、その料理に使用したとみなされる材料についてはデータベースからその使用分量だけ減量または削除されることになる。尚、図2(f)に示す画面上での入力により、「在庫食材/残量データベース」には各食材の賞味期限も記憶される。
【0040】
図6(c)は、「献立材料の購入状態データベース」の一例であり、この内容が、図2(e)の「買い物リスト」表示画面に表示される。
【0041】
−電子買い物支援装置の動作説明−
次に、以上のように構成された電子買い物支援装置の動作について、図7及び図8のフローチャートに基づいて説明する。
【0042】
<在庫食材/残量データベースへの入力>
先ず、予めユーザは、図8のフローチャートに基づき、買い物に出掛ける前に自宅にある食材情報を入力する。つまり、図2(f)の表示画面を用いて、先ず、食材の分類(野菜、肉類などの種別)を入力する(S11)。次に、同じ画面で、食材名を入力する(S12)。続いて、その食材の分量について入力する(S13)。このような入力によって作成されたデータベースが、図6(b)の「在庫食材/残量データベース」となる。
【0043】
<買い物リスト作成処理>
そして、ユーザは、買い物を始める前に献立の検索を行う。この際の買い物リスト作成処理の手順を図7のフローチャートに沿って説明する。図2(a)に示すように、本装置には多種の検索方法が存在するが、ここでは、「材料から検索」を選択した場合について説明する(S1)。次に、検索条件として、使いたい材料を図2(b)の画面を用いて入力する(S2)。ここで入力された条件をもとに、図6(a)の「料理レシピデータベース」の「材料名」欄のデータを検索する(S3)。「材料名」欄に該当するデータが見つかった場合、その料理名を検索結果(レシピの候補リスト)として、図2(c)に示すようにリスト表示する(S4)。
【0044】
ここで、ユーザは、図2(d)の画面を用いて、それぞれの内容(使用する材料や作り方)を確認し、「買い物リスト」として登録するかどうかを決定する(S5)。使用者が「買い物リスト」へ登録すると決めた場合(S5でYes判定された場合)、図6(a)の「材料名」欄・「分量」欄の情報を用いて、「買い物リスト」を作成することとなるが、ここで、図6(b)の「在庫食材/分量データベース」と比較を行い、在庫があるかどうかを確認する(S6)。具体的には、例えば図6(a)の「A」と、図6(b)の「B」とを比較し、図6(a)に記載されている材料で、図6(b)に登録されている食材は無いかどうかを検索する。一致する食材名がない(在庫の登録がない)場合は、購入すべき材料として図6(c)の「買い物リスト」に登録して画面表示する(S8)。また、一致する食材名がある場合は、図6(a)の「C」と、図6(b)の「D」、すなわち分量の比較を行う。在庫が必要分量より少なければ(C>D)、購入すべき材料として、図6(c)の「買い物リスト」に登録して画面表示する(S8)。逆に、在庫が必要分量より多ければ(C<D)、その材料については購入する必要はないので、図6(c)の「買い物リスト」には表示しないように除外する(S7)。
【0045】
このようにして作成した「買い物リスト」を用いて、買い物を実際に完了させた食材に関しては、図2(e)に示すようにユーザがチェックボックスに印をつけて、購入済み状態にする(S9)。複数の食材にチェックをつけて、リストが見にくくなった場合は、図3(a)にあるプルダウンメニューを用いて、リストの並べ替えを行い、未購入材料/購入済材料を切り替えて表示する(S10)こともできる。
【0046】
<買い物リスト表示>
次に、図2(e)の「買い物リスト」を表示するまでのステップについて図9を用いて説明する。
【0047】
ユーザは、料理の検索を行い(S14)、作成する料理献立を決定する。そして、図2(d)の画面を用いて、料理の作り方情報を確認する。この献立について、「買い物リスト」を作成するかどうかを決定する(S15)。
【0048】
「買い物リスト」を作成する場合は、図2(d)の画面の、[買い物リスト]ボタンを押下する(S16)。[買い物リスト]ボタンが押下されると、外/内部記憶装置9に格納されている「買い物リストデータベース」(図6(c))を検索する(S17)。この「買い物リストデータベース」にリストが存在すれば(S18でYes判定)、「材料名」「分量」のデータを抽出する(S19)。ここで抽出したデータを、図6(d)の買い物リスト表示画面テーブルに挿入して表示する(S20)。ここで、使用者は既に購入済みの商品があるかを確認し(S21)、購入済み商品がある場合は、チェックボックスにチェックマークを表示(S22)することができる。
【0049】
図2(e)の画面で、未購入の材料のみの表示を行いたい場合は、図2(e)の[全てのリスト]ボタンを押下する。このボタンを押下すると、図3(a)のように、表示状態を選択するプルダウンメニューが表示されるので、ここで、[未購入リスト]を押下する(S23)。この[未購入リスト]ボタンが押下されると、中央処理装置7は、「買い物リストデータベース」より、未購入状態のデータを抽出し(S24)、図6(d)の「買い物リスト表示画面テーブル」に、材料名と分量のデータを挿入して表示する(S25)。このような処理を経て表示される画面が、図3(b)の未購入リスト画面である。
【0050】
一方、S23で、[未購入リストボタン]を押下せずに、[購入済リスト]ボタンを押下(S26)した場合は、「買い物リストデータベース」より、購入状態のデータを抽出し(S27)、図6(d)の「買い物リスト表示画面テーブル」に、材料名(食材)と分量のデータを挿入して表示する(S28)。このような処理を経て表示される画面が、図3(c)の購入済みリスト画面である。
【0051】
図3(b)の未購入リスト画面で、例えばユーザが、リストにある食材以外の材料が自宅にあるので、この材料を購入しなくてもよいと判断した場合は、未購入リスト画面から、食材名を削除することができる。ピーマンを削除する例で説明すると、図3(b)の未購入リスト画面で、ピーマンを選択した状態で[リストから削除]ボタンを押下する。図4(a)のように、この材料を削除するかどうかを確認するメッセージが表示されるので、[はい]を選択すると(S29でYes判定)、ピーマンが「未購入リスト」から削除され、図4(b)の画面表示になる。図4(a)で、[いいえ]を選択すると、メッセージは閉じられ(S30)、元の画面に戻って処理を終了する。
【0052】
なお、図2(d)画面で「買い物リスト」ボタンを押下した場合に、全てのリストを表示するか、未購入リストを表示するかについては、図4(c)リスト表示画面設定にて、最初に表示する画面モードを設定することができる。
【0053】
次に、図2(e)の買い物リスト画面を使って、実際に使用者が買い物をチェックするフローについて図10を用いて詳しく説明する。
【0054】
図2(e)の買い物リスト画面が表示されている状態(S31)で、リストの材料を購入したかどうかを使用者が確認する(S32)。リストに表示されている材料を購入した場合、図2(e)画面のチェックボックスにタッチする(S33)。「にんにく」を購入した場合、この行にあるチェックボックスをタッチすると、図4(d)のように、「にんにく」にチェックマークがついた表示になる(S34)。
【0055】
ユーザがこのような操作を行うと、中央処理装置7は、「買い物リストデータベース」のデータについて、購入した材料を「購入済み状態」に変更する(S35)。ユーザは、他に購入すべき材料がないかを、チェックボックスで確認し(S36)、購入すべき材料があれば、S32〜S35のステップを繰り返しながら買い物を行う。
【0056】
次に、ユーザが、買い物前に入力しておく、在庫情報入力の方法について、図11のフローチャートを用いて詳しく説明する。
【0057】
買い物前に在庫情報を入力したい場合は、図4(e)の操作内容選択画面にて、「在庫食材入力」ボタンを押下する(S37)。このボタンが押下されると、現在登録されている在庫情報の一覧が、図4(f)のように表示される(S38)。次に、このリストにない食材を新たに入力する場合は、図4(f)の画面で、「新規」ボタンを押下する(S39)。すると、図5(a)のように、在庫情報登録画面が表示される(S40)。まず始めに、食材の「分類」を選択する(S41)。図5(a)の画面で、「分類」のボタンを押下し、表示されるリスト(図5(b))で、食材の分類を選択する。次に、「食材名」のボタンを押下すると、図5(c)のようなリストが表示される。このリストを確認し、リスト上に入力したい食材がある場合は、食材を選択する(S43)。リスト上に選択したい食材が無い場合は、「手書き入力」を選択する(S53)。図5(d)のように、食材入力画面が表示されるので、枠内に食材名を手書きする。入力した食材はリストに登録され、画面に表示される。次に図5(e)の画面で、分量の入力を行う(S44)。分量は、画面に表示される数字キーボードを使い入力する。使用者は、この内容を確認(S45)し、正しければ「登録」ボタンを押下する(S46)。すると、データベースにデータを追加登録し(S47)、図5(f)のように、在庫一覧画面に、入力した食材が追加されて表示する(S48)。さらに追加する食材がある場合は、S39〜S49の処理を繰り返す。
【0058】
図4(f)の画面で、登録されていた材料が、使い切らないうちに腐敗などの理由により、捨ててしまったりして在庫として存在しなくなった場合には、「編集」ボタンを押下(S50)し、登録されている食材情報を修正することもできる。ある食材の量が減った場合や、前に登録していた食材の名前が間違っていた場合などに応じて、食材を再選択(S51)したり、分量を変更(S52)したりすることができる。
【0059】
在庫食材/残量データベースと、料理レシピデータベースの照合方法について図12のフローチャートに沿って詳しく説明する。
【0060】
図6(b)の「在庫食材/残量データベース」と、図6(a)の「料理レシピデータベース」に、同じ材料名があるかどうかをチェックする(S55)。両リストに、同じ材料名がある場合、図6(b)の「在庫食材/残量データベース」の賞味期限の情報をチェックする(S57)。賞味期限が、本日よりも先(後日)であれば、分量について比較する(S58)。図6(a)の「A」と図6(b)の「B」で、「キャベツ」が一致しているので、「C」と「D」の分量を比較する。「料理レシピデータベース」の分量(C)が、在庫食材残量(D)よりも少なければ、購入する必要がないので、「買い物リストデータベース」上に、「購入必要なし」と状態登録する(S60)。料理レシピデータベースの分量(C)が、在庫食材残量(D)よりも多ければ、差分計算を行い(S63)、差分の分量を、「未購入」の状態として登録する。
【0061】
S57で、賞味期限が本日より前であれば、在庫として存在していても、食べることができないため、「未購入」の状態として、買い物リストデータベースに登録する(S62)。このようにして、料理レシピデータベースにある食材全てについて、在庫データベースと一致する食材がないか、S58〜S61の処理を繰り返す。
【0062】
−その他の実施形態−
上述した実施形態では、本発明に係る電子買い物支援装置を携帯情報端末機器として構成した場合について説明したが、この電子買い物支援装置の機能を組み込んだメモリ(電子買い物支援用プログラムを記録した記録媒体)も本発明の技術的思想の範疇である。例えば、このメモリチップを携帯電話等のその他のモバイル機器に搭載することによっても上記と同様の効果を奏することができる。
【0063】
【発明の効果】
以上のように、本発明では、料理材料や調理方法などの検索条件から料理献立を検索し、その結果から買い物リストを表示する買い物支援装置に対し、ユーザが買い物中に購入済み材料にチェックマークを付与することを可能にしている。これにより、材料の買い忘れや購入材料の重複を回避することができる。
【0064】
また、自宅にある材料を予め登録しておけば、その登録情報を反映した買い物リストが作成されるため、無駄な買い物を防ぐことができる。
【0065】
更に、自宅に残っている材料であっても賞味期限切れの材料である場合には、「買い物のリスト」から除外することなく、「買い物リスト」として表示するようにしている。つまり、既に賞味期限に達している材料については料理に使用できないとして、その材料を「買い物リスト」に加えるようにしている。このため、料理を始めようとしたときに材料が賞味期限に達していて使えず、再度買い物に行かねばならないといった状況を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る電子買い物支援装置の基本的な構成を示すブロック図である。
【図2】買い物リスト作成時の表示画面例を示す図である。
【図3】買い物リストの並べ替えを行う際の表示画面例を示す図である。
【図4】買い物リストから材料を削除する際の表示画面例及び在庫食材入力を行う際の表示画面例を示す図である。
【図5】新規に在庫情報登録を行う際の表示画面例を示す図である。
【図6】外/内部記憶装置に記憶されている具体的なデータ例を示す図である。
【図7】買い物リスト作成処理の流れを示すフローチャート図である。
【図8】在庫食材/残量データベースへの入力処理の流れを示すフローチャート図である。
【図9】買い物リスト作成の手順を示すフローチャート図である。
【図10】買い物リストへの買い物チェックの手順を示すフローチャート図である。
【図11】在庫情報入力の手順を示すフローチャート図である。
【図12】残量データベースと料理レシピデータベースの照合手順を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
2 表示制御部(表示制御手段)
5 入力装置(入力手段)
7 中央処理手段(検索手段)
9 外/内部記憶手段(料理データベース記憶手段)
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子買い物支援装置及び電子買い物支援用プログラムを記録した記録媒体に係る。特に、本発明は、献立として決定した料理を作るために必要な材料(以下、食材と呼ぶ場合もある)のうち購入済みの材料と未購入の材料とを買い物中に容易に確認可能とするための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、家庭における料理献立決定の方法としては、冷蔵庫に残っている食材の量やその消費期限、買い物の際の特売情報、旬の食材などの条件を踏まえて、調理者が経験に基づき決定していた。
【0003】
そして、料理献立を決定し、実際に買い物に行く場合には、調理に必要な食材から、冷蔵庫等に保管されている在庫食材を除外し、それを不足材料としてメモ用紙などに記入しておき、そのメモ用紙を持って買い物に出かけるのが一般的であった。
【0004】
また、これまで、買い物に行く前にメモを取っておく不便さを解消する買い物支援装置として下記の特許文献1〜3が提案されている。
【0005】
特許文献1には、料理メニュー表示機能、必要材料表示機能及びその材料の使用量表示機能を備え、買い物中に簡単に操作して買い物に必要な情報を確認できるようにした携帯型の電子料理手帳が開示されている。
【0006】
また、特許文献2には、複数日の料理献立に使用する食材の買い物を一度で済ませることに鑑み、選択された複数の料理名の料理に使用される同じ材料の合計使用量を算出してディスプレイ等に表示するようにし、これによって、売り場の歩き方に無駄がなく、また、食材を買い損ねることが防止できる電子献立作成装置が開示されている。
【0007】
更に、特許文献3には、買い物にまつわる情報を、買い物ファイル、家計簿ファイル、献立ファイルに入力更新すると共に、各ファイルを相互にアクセスさせ、それぞれを組み合わせ処理することにより、献立に合わせた、また全ての品目の在庫確認がスムーズにできる記憶媒体が開示されている。
【0008】
つまり、これら特許文献は、冷蔵庫に残っている食材や食べたい食材に基づいて料理献立を検索し、その検索の結果に基づいて決定した料理に必要な材料をリスト表示したり、そのリストを印刷するようにし、これによって、メモを取って買い物に行く不便さを解消するものであった。
【0009】
【特許文献1】
特開平2−28752号公報
【特許文献2】
特開平8−123858号公報
【特許文献3】
特開平11−328261号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した各特許文献に開示されているものにあっては、表示されたリスト中に、検索条件として使用した冷蔵庫の在庫以外の食材が含まれている場合、既に自宅に食材があるにもかかわらず「購入すべき食材」としてリストに表示されてしまい、その食材を無駄に購入してしまう可能性がある。また、購入した材料と未購入の材料とを判別する手段がないため、購入者の記憶に頼るか、印刷されたリストに印を書き込んでいくしかなく、使い勝手の面で未だ改善の余地が残されていた。
【0011】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、冷蔵庫の食材や特売商品などの食材条件などから検索し決定した料理に必要な材料をリストアップし、更に、買い物の際に購入済み/未購入の材料を確認可能に表示できる電子買い物支援装置を提案することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
−発明の概要−
上記の目的を達成するために、本発明は、料理材料や調理方法などの検索条件から料理献立を検索し、その結果から買い物リストを表示する買い物支援装置に対し、ユーザが買い物中に購入済み材料にチェックマークを付与することを可能にして、買い忘れや購入材料の重複を回避できるようにしている。また、自宅にある材料を予め登録しておけば、その登録情報を反映した買い物リストが作成されるようにしている。
【0013】
−解決手段−
具体的には、電子買い物支援装置に、料理データベース記憶手段、検索手段、入力手段を備えさせている。料理データベース記憶手段は、料理材料、調理方法、料理のカロリー、調理時間のうちの少なくとも一つを含む料理情報を備えた料理データベースを記憶している。検索手段は、上記料理情報に係る検索条件の入力により、その検索条件に合致する料理を料理データベースから抽出する。入力手段は、上記料理データベースから抽出された料理に使用する材料の集合である「買い物リスト」の各材料のうち購入済み材料にチェックマークを付与することが可能となっている。
【0014】
この特定事項により、先ず、検索手段は、ユーザが入力した検索条件に基づいてその検索条件に合致する料理を料理データベースから抽出する。これにより、その抽出された料理に使用する材料の集合である「買い物リスト」が例えば画面表示されることになる。そして、ユーザは、その画面を確認しながら買い物を行うことになる。この際、購入した材料については、ユーザが入力手段からの入力操作によってチェックマークを付与することができる。従って、ユーザは、このチェックマークを付与していない材料が未購入材料であると把握することができるので、買い忘れや購入材料の重複を招くことがなくなる。
【0015】
また、自宅の在庫状態などを「買い物のリスト」に反映させる手段として以下のものが掲げられる。つまり、「買い物リスト」を画面表示させる表示制御手段を備えさせ、「買い物リスト」としてリストアップされた各材料のうち、既に購入済みや自宅に在庫として残っている材料は、「買い物のリスト」から自動的にまたは手動により除外し、それ以外の材料のみを表示するようにしている。これにより、自宅の冷蔵庫などにある在庫材料を支援装置に予め登録しておけば、「買い物リスト」としては、その在庫材料を除外した表示を行わせることができる。このため、決定した献立に必要な材料を必要な分量だけ購入することができ、無駄な買い物を回避することが可能になる。
【0016】
更に買い物をしやすくするための表示状態を得るための手段として以下のものが掲げられる。つまり、「買い物リスト」を画面表示させる表示制御手段を備えさせ、入力手段によって購入済み材料にチェックマークを付与した際、そのチェックマークを付与した購入済み材料を除く未購入材料のみを絞り込んで表示するようにしている。これによれば、ユーザは未購入材料を容易に確認することができ、買い物をしやすくなり、買い忘れや購入材料の重複を招くことが防止できる。
【0017】
加えて、自宅の在庫状態などを「買い物のリスト」に反映させる場合に、その材料が実際に使用可能な状態であるか否か(賞味期限に達していないか否か)を判断して「買い物リスト」を作成するようにしている。つまり、「買い物リスト」を画面表示させる表示制御手段を備えさせ、「買い物リスト」としてリストアップされた各材料であって自宅に残っている材料であっても賞味期限切れの材料である場合には、「買い物のリスト」から除外することなく、「買い物リスト」として表示するようにしている。例えば、自宅の冷蔵庫などにある在庫材料の各賞味期限を予め支援装置に登録しておけば、既に賞味期限に達している材料については料理に使用できないとして、その材料を「買い物リスト」に加えることになる。このため、料理を始めようとしたときに材料が賞味期限に達していて使えず、再度買い物に行かねばならないといった状況を回避することができる。
【0018】
尚、上記各解決手段に記載の電子買い物支援装置に適用される電子買い物支援用プログラムを記録した記録媒体も本発明の技術的思想の範疇である。つまり、料理材料、調理方法、料理のカロリー、調理時間のうちの少なくとも一つを含む料理情報を備えた料理データベースと、この料理データベースから抽出された料理に使用する材料の集合である「買い物リスト」の各材料のうち購入済み材料にチェックマークを付与することが可能な電子買い物支援用プログラムを記録した記録媒体である。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施形態では、本発明に係る電子買い物支援装置を携帯情報端末機器として構成した場合について説明する。
【0020】
−電子買い物支援装置の構成説明−
図1は、本形態に係る電子買い物支援装置(料理データベースを備えた携帯情報端末機器)の基本的な構成を示すブロック図である。
【0021】
図中の表示部1は、液晶などのディスプレイ画面により構成されており、検索結果である料理レシピやその料理に必要な材料リストなどの表示を行うものである。これらの表示状態については後述する。
【0022】
表示制御部2は、本発明でいう表示制御手段であって、料理レシピなどのアプリケーションなどで表示すべきデータを上記表示部1に表示するように表示制御動作を行うものである。
【0023】
入力制御部6は、タッチパネル3、キーボード4などを備えた入力手段としての入力装置5から入力された文字信号や制御信号を受け、これら信号に応じた表示状態が上記表示部1に得られるように検索手段としての中央処理装置7へ制御信号を送信するものである。以下の説明におけるユーザの操作とは、このタッチパネル3やキーボード4からの入力操作である。また、この入力制御部6は、タッチパネル3からの表示位置などを検出したものを制御するものである。また、本携帯情報端末機器には、キーボード4がオプション扱いとされて接続されない場合もある。
【0024】
記憶装置制御部8は、料理データベース記憶手段としての外/内部記憶装置9を制御している。この外/内部記憶装置9は、料理レシピデータベースの記憶部、自宅の在庫食材とその残量の記憶部、購入決定した料理レシピの購入状態(チェックボックスへのマーク)の記憶部、作成した料理献立履歴の記憶部などを内蔵している。
【0025】
−買い物リスト作成操作の説明−
次に、上記電子買い物支援装置を使用した買い物リスト作成操作について説明する。図2〜図5は、レシピ検索から買い物リスト作成までの一連の操作及びその他の操作が行われた場合の表示部1における表示状態の一例を示している。
【0026】
図2(a)は、外/内部記憶装置9に記憶されている「料理レシピのデータベース」を検索する画面を表している。この画面上で、好みの検索方法を選択し、「料理レシピのデータベース」を検索することになる。以下の説明では、ユーザが食べたい食材から検索しようとする際に選択される[材料から検索]によってレシピ検索が実行された場合について説明する。
【0027】
図2(a)に示す画面で「材料から検索」が選択・実行されると、図2(b)に示す画面に切り替わる。この図2(b)の画面上で、ユーザが食べたい食材や使いたい食材にチェックマークを付加した後、「料理レシピのデータベース」の検索が実行される。
【0028】
この検索の結果、該当するレシピの候補を表示した状態が図2(c)である。図面に示す例では、食材として「豚肉」「ピーマン」が選択され(図2(b)参照)、これによって、この2つの食材を使用する料理レシピの候補として15個のレシピがヒットした状態を示している。
【0029】
この15個の料理レシピの中から、ユーザが任意の料理レシピを選択することにより、その料理の作り方情報が表示される。図2(d)は、ユーザが料理レシピとして「豚肉とキャベツのみそ炒め」を選択し(図2(c)参照)、その料理の作り方情報が表示された状態を示している。
【0030】
ユーザは、画面上で調理方法を確認し、料理する献立が決まれば、[買い物リスト]ボタンを押す。これにより、現在表示している献立に必要な材料(食材)をリストアップして、「買い物リスト」が作成される。図2(e)は、上記選択された料理に必要な材料及びその材料の必要量の一覧(買い物リスト)が表示された状態を示している。
【0031】
この画面では、必要な材料名と、その分量、買い物したかどうかを確認するチェックボックスが表示される。また、一度に複数メニュー(複数の料理)の材料を購入する際、通常は全てのメニューに必要な材料の合計を一括表示しているが、画面上にあるプルダウンボタンにより、作成する献立毎に必要な材料と分量を個別に確認することもできるようになっている。
【0032】
図2(f)は、自宅にある食材の名前や分量などの在庫情報を入力しておく画面である。たとえばこの画面に、「キャベツ」「800g」と入力しておくと、上記選択された献立を作るためには新たにキャベツを購入する必要はないと判断し(上記選択された献立ではキャベツを500gしか使用しないため)、図2(e)で表示される「買い物リスト」として表示されるべき「キャベツ」「500g」の表示に関しては買い物リストから自動的に除外(非表示)することができる。
【0033】
図2(f)には登録されていないが、自宅に在庫がある食材が存在する場合は、図2(e)の[リストから削除]ボタンを使い、手動で買い物リストから任意の材料を外すことが可能である。つまり、図2(f)の画面上で登録しなくても任意の材料を「買い物リスト」から除外することが可能である。
【0034】
図2(f)で登録した食材は、調理献立を決定した際に、その献立に使用する分量だけ差し引かれる。このため、翌日などに同様の検索をした際には残りの「キャベツ」「300g」が在庫情報として登録されていることになる。つまり、調理前の在庫情報としては「キャベツ」「800g」であったものが、上記の調理によってキャベツ500gが消費されたと判断し、調理後の在庫情報としては「キャベツ」「300g」に書き換えられることになる。
【0035】
−ユーザの買い物時の操作−
ユーザは、買い物の際、図2(e)の買い物リストを確認しながら、材料の買い物をすることになる。買い物が済んだ材料に関しては、材料名の左側に表示されているチェックボックスをタッチし、チェックマークを付与して購入済み状態にする。これにより、未だ購入していない材料を容易に確認することができる。
【0036】
「買い物リスト」の中で、購入済み商品と未購入商品とが混在していて見にくくなってきた場合は、図3(a)に示す画面にあるように、リスト表示のプルダウンメニューを開いて、並べ替えを実施することにより、未購入商品を優先して表示することができるので、買い忘れを防ぐことができる。図3(b)が未購入商品の絞り込みを行った場合の「買い物リスト」の表示状態を示し、図3(c)が購入済商品の絞り込みを行った場合の「買い物リスト」の表示状態を示している。
【0037】
上述した「料理レシピのデータベース」の検索としては、「材料から検索」について説明したが、検索方法はこれに限定されず、図2(a)の表示画面に示すように「調理法」、「カロリー」、「調理時間」などの検索方法により献立検索を行い、該当するレシピの候補を献立表示することも可能である。
【0038】
−料理レシピデータベース−
図6は、上述した「買い物リスト」を作成するために外/内部記憶装置9に記憶されているデータベースの一例である。図6(a)は、「料理レシピデータベース」の一例を示しており、「料理名」、「料理ジャンル」、「カロリー」、「材料名」、「分量」、「作り方」など、料理献立を検索するための検索キーとなる情報が記憶されている。
【0039】
図6(b)は、「在庫食材/残量データベース」の一例であり、例えばユーザが、買い物に出掛ける前に、自宅にある食材を確認し、上記図2(f)に示す画面を呼び出して、材料名や分量を入力することにより作成した情報が登録されていく。このデータベースについては、料理検索が行われて作る料理を決定した時点で、その料理に使用したとみなされる材料についてはデータベースからその使用分量だけ減量または削除されることになる。尚、図2(f)に示す画面上での入力により、「在庫食材/残量データベース」には各食材の賞味期限も記憶される。
【0040】
図6(c)は、「献立材料の購入状態データベース」の一例であり、この内容が、図2(e)の「買い物リスト」表示画面に表示される。
【0041】
−電子買い物支援装置の動作説明−
次に、以上のように構成された電子買い物支援装置の動作について、図7及び図8のフローチャートに基づいて説明する。
【0042】
<在庫食材/残量データベースへの入力>
先ず、予めユーザは、図8のフローチャートに基づき、買い物に出掛ける前に自宅にある食材情報を入力する。つまり、図2(f)の表示画面を用いて、先ず、食材の分類(野菜、肉類などの種別)を入力する(S11)。次に、同じ画面で、食材名を入力する(S12)。続いて、その食材の分量について入力する(S13)。このような入力によって作成されたデータベースが、図6(b)の「在庫食材/残量データベース」となる。
【0043】
<買い物リスト作成処理>
そして、ユーザは、買い物を始める前に献立の検索を行う。この際の買い物リスト作成処理の手順を図7のフローチャートに沿って説明する。図2(a)に示すように、本装置には多種の検索方法が存在するが、ここでは、「材料から検索」を選択した場合について説明する(S1)。次に、検索条件として、使いたい材料を図2(b)の画面を用いて入力する(S2)。ここで入力された条件をもとに、図6(a)の「料理レシピデータベース」の「材料名」欄のデータを検索する(S3)。「材料名」欄に該当するデータが見つかった場合、その料理名を検索結果(レシピの候補リスト)として、図2(c)に示すようにリスト表示する(S4)。
【0044】
ここで、ユーザは、図2(d)の画面を用いて、それぞれの内容(使用する材料や作り方)を確認し、「買い物リスト」として登録するかどうかを決定する(S5)。使用者が「買い物リスト」へ登録すると決めた場合(S5でYes判定された場合)、図6(a)の「材料名」欄・「分量」欄の情報を用いて、「買い物リスト」を作成することとなるが、ここで、図6(b)の「在庫食材/分量データベース」と比較を行い、在庫があるかどうかを確認する(S6)。具体的には、例えば図6(a)の「A」と、図6(b)の「B」とを比較し、図6(a)に記載されている材料で、図6(b)に登録されている食材は無いかどうかを検索する。一致する食材名がない(在庫の登録がない)場合は、購入すべき材料として図6(c)の「買い物リスト」に登録して画面表示する(S8)。また、一致する食材名がある場合は、図6(a)の「C」と、図6(b)の「D」、すなわち分量の比較を行う。在庫が必要分量より少なければ(C>D)、購入すべき材料として、図6(c)の「買い物リスト」に登録して画面表示する(S8)。逆に、在庫が必要分量より多ければ(C<D)、その材料については購入する必要はないので、図6(c)の「買い物リスト」には表示しないように除外する(S7)。
【0045】
このようにして作成した「買い物リスト」を用いて、買い物を実際に完了させた食材に関しては、図2(e)に示すようにユーザがチェックボックスに印をつけて、購入済み状態にする(S9)。複数の食材にチェックをつけて、リストが見にくくなった場合は、図3(a)にあるプルダウンメニューを用いて、リストの並べ替えを行い、未購入材料/購入済材料を切り替えて表示する(S10)こともできる。
【0046】
<買い物リスト表示>
次に、図2(e)の「買い物リスト」を表示するまでのステップについて図9を用いて説明する。
【0047】
ユーザは、料理の検索を行い(S14)、作成する料理献立を決定する。そして、図2(d)の画面を用いて、料理の作り方情報を確認する。この献立について、「買い物リスト」を作成するかどうかを決定する(S15)。
【0048】
「買い物リスト」を作成する場合は、図2(d)の画面の、[買い物リスト]ボタンを押下する(S16)。[買い物リスト]ボタンが押下されると、外/内部記憶装置9に格納されている「買い物リストデータベース」(図6(c))を検索する(S17)。この「買い物リストデータベース」にリストが存在すれば(S18でYes判定)、「材料名」「分量」のデータを抽出する(S19)。ここで抽出したデータを、図6(d)の買い物リスト表示画面テーブルに挿入して表示する(S20)。ここで、使用者は既に購入済みの商品があるかを確認し(S21)、購入済み商品がある場合は、チェックボックスにチェックマークを表示(S22)することができる。
【0049】
図2(e)の画面で、未購入の材料のみの表示を行いたい場合は、図2(e)の[全てのリスト]ボタンを押下する。このボタンを押下すると、図3(a)のように、表示状態を選択するプルダウンメニューが表示されるので、ここで、[未購入リスト]を押下する(S23)。この[未購入リスト]ボタンが押下されると、中央処理装置7は、「買い物リストデータベース」より、未購入状態のデータを抽出し(S24)、図6(d)の「買い物リスト表示画面テーブル」に、材料名と分量のデータを挿入して表示する(S25)。このような処理を経て表示される画面が、図3(b)の未購入リスト画面である。
【0050】
一方、S23で、[未購入リストボタン]を押下せずに、[購入済リスト]ボタンを押下(S26)した場合は、「買い物リストデータベース」より、購入状態のデータを抽出し(S27)、図6(d)の「買い物リスト表示画面テーブル」に、材料名(食材)と分量のデータを挿入して表示する(S28)。このような処理を経て表示される画面が、図3(c)の購入済みリスト画面である。
【0051】
図3(b)の未購入リスト画面で、例えばユーザが、リストにある食材以外の材料が自宅にあるので、この材料を購入しなくてもよいと判断した場合は、未購入リスト画面から、食材名を削除することができる。ピーマンを削除する例で説明すると、図3(b)の未購入リスト画面で、ピーマンを選択した状態で[リストから削除]ボタンを押下する。図4(a)のように、この材料を削除するかどうかを確認するメッセージが表示されるので、[はい]を選択すると(S29でYes判定)、ピーマンが「未購入リスト」から削除され、図4(b)の画面表示になる。図4(a)で、[いいえ]を選択すると、メッセージは閉じられ(S30)、元の画面に戻って処理を終了する。
【0052】
なお、図2(d)画面で「買い物リスト」ボタンを押下した場合に、全てのリストを表示するか、未購入リストを表示するかについては、図4(c)リスト表示画面設定にて、最初に表示する画面モードを設定することができる。
【0053】
次に、図2(e)の買い物リスト画面を使って、実際に使用者が買い物をチェックするフローについて図10を用いて詳しく説明する。
【0054】
図2(e)の買い物リスト画面が表示されている状態(S31)で、リストの材料を購入したかどうかを使用者が確認する(S32)。リストに表示されている材料を購入した場合、図2(e)画面のチェックボックスにタッチする(S33)。「にんにく」を購入した場合、この行にあるチェックボックスをタッチすると、図4(d)のように、「にんにく」にチェックマークがついた表示になる(S34)。
【0055】
ユーザがこのような操作を行うと、中央処理装置7は、「買い物リストデータベース」のデータについて、購入した材料を「購入済み状態」に変更する(S35)。ユーザは、他に購入すべき材料がないかを、チェックボックスで確認し(S36)、購入すべき材料があれば、S32〜S35のステップを繰り返しながら買い物を行う。
【0056】
次に、ユーザが、買い物前に入力しておく、在庫情報入力の方法について、図11のフローチャートを用いて詳しく説明する。
【0057】
買い物前に在庫情報を入力したい場合は、図4(e)の操作内容選択画面にて、「在庫食材入力」ボタンを押下する(S37)。このボタンが押下されると、現在登録されている在庫情報の一覧が、図4(f)のように表示される(S38)。次に、このリストにない食材を新たに入力する場合は、図4(f)の画面で、「新規」ボタンを押下する(S39)。すると、図5(a)のように、在庫情報登録画面が表示される(S40)。まず始めに、食材の「分類」を選択する(S41)。図5(a)の画面で、「分類」のボタンを押下し、表示されるリスト(図5(b))で、食材の分類を選択する。次に、「食材名」のボタンを押下すると、図5(c)のようなリストが表示される。このリストを確認し、リスト上に入力したい食材がある場合は、食材を選択する(S43)。リスト上に選択したい食材が無い場合は、「手書き入力」を選択する(S53)。図5(d)のように、食材入力画面が表示されるので、枠内に食材名を手書きする。入力した食材はリストに登録され、画面に表示される。次に図5(e)の画面で、分量の入力を行う(S44)。分量は、画面に表示される数字キーボードを使い入力する。使用者は、この内容を確認(S45)し、正しければ「登録」ボタンを押下する(S46)。すると、データベースにデータを追加登録し(S47)、図5(f)のように、在庫一覧画面に、入力した食材が追加されて表示する(S48)。さらに追加する食材がある場合は、S39〜S49の処理を繰り返す。
【0058】
図4(f)の画面で、登録されていた材料が、使い切らないうちに腐敗などの理由により、捨ててしまったりして在庫として存在しなくなった場合には、「編集」ボタンを押下(S50)し、登録されている食材情報を修正することもできる。ある食材の量が減った場合や、前に登録していた食材の名前が間違っていた場合などに応じて、食材を再選択(S51)したり、分量を変更(S52)したりすることができる。
【0059】
在庫食材/残量データベースと、料理レシピデータベースの照合方法について図12のフローチャートに沿って詳しく説明する。
【0060】
図6(b)の「在庫食材/残量データベース」と、図6(a)の「料理レシピデータベース」に、同じ材料名があるかどうかをチェックする(S55)。両リストに、同じ材料名がある場合、図6(b)の「在庫食材/残量データベース」の賞味期限の情報をチェックする(S57)。賞味期限が、本日よりも先(後日)であれば、分量について比較する(S58)。図6(a)の「A」と図6(b)の「B」で、「キャベツ」が一致しているので、「C」と「D」の分量を比較する。「料理レシピデータベース」の分量(C)が、在庫食材残量(D)よりも少なければ、購入する必要がないので、「買い物リストデータベース」上に、「購入必要なし」と状態登録する(S60)。料理レシピデータベースの分量(C)が、在庫食材残量(D)よりも多ければ、差分計算を行い(S63)、差分の分量を、「未購入」の状態として登録する。
【0061】
S57で、賞味期限が本日より前であれば、在庫として存在していても、食べることができないため、「未購入」の状態として、買い物リストデータベースに登録する(S62)。このようにして、料理レシピデータベースにある食材全てについて、在庫データベースと一致する食材がないか、S58〜S61の処理を繰り返す。
【0062】
−その他の実施形態−
上述した実施形態では、本発明に係る電子買い物支援装置を携帯情報端末機器として構成した場合について説明したが、この電子買い物支援装置の機能を組み込んだメモリ(電子買い物支援用プログラムを記録した記録媒体)も本発明の技術的思想の範疇である。例えば、このメモリチップを携帯電話等のその他のモバイル機器に搭載することによっても上記と同様の効果を奏することができる。
【0063】
【発明の効果】
以上のように、本発明では、料理材料や調理方法などの検索条件から料理献立を検索し、その結果から買い物リストを表示する買い物支援装置に対し、ユーザが買い物中に購入済み材料にチェックマークを付与することを可能にしている。これにより、材料の買い忘れや購入材料の重複を回避することができる。
【0064】
また、自宅にある材料を予め登録しておけば、その登録情報を反映した買い物リストが作成されるため、無駄な買い物を防ぐことができる。
【0065】
更に、自宅に残っている材料であっても賞味期限切れの材料である場合には、「買い物のリスト」から除外することなく、「買い物リスト」として表示するようにしている。つまり、既に賞味期限に達している材料については料理に使用できないとして、その材料を「買い物リスト」に加えるようにしている。このため、料理を始めようとしたときに材料が賞味期限に達していて使えず、再度買い物に行かねばならないといった状況を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る電子買い物支援装置の基本的な構成を示すブロック図である。
【図2】買い物リスト作成時の表示画面例を示す図である。
【図3】買い物リストの並べ替えを行う際の表示画面例を示す図である。
【図4】買い物リストから材料を削除する際の表示画面例及び在庫食材入力を行う際の表示画面例を示す図である。
【図5】新規に在庫情報登録を行う際の表示画面例を示す図である。
【図6】外/内部記憶装置に記憶されている具体的なデータ例を示す図である。
【図7】買い物リスト作成処理の流れを示すフローチャート図である。
【図8】在庫食材/残量データベースへの入力処理の流れを示すフローチャート図である。
【図9】買い物リスト作成の手順を示すフローチャート図である。
【図10】買い物リストへの買い物チェックの手順を示すフローチャート図である。
【図11】在庫情報入力の手順を示すフローチャート図である。
【図12】残量データベースと料理レシピデータベースの照合手順を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
2 表示制御部(表示制御手段)
5 入力装置(入力手段)
7 中央処理手段(検索手段)
9 外/内部記憶手段(料理データベース記憶手段)
Claims (5)
- 料理材料、調理方法、料理のカロリー、調理時間のうちの少なくとも一つを含む料理情報を備えた料理データベースを記憶する料理データベース記憶手段と、
上記料理情報に係る検索条件の入力により、その検索条件に合致する料理を料理データベースから抽出する検索手段と、
上記料理データベースから抽出された料理に使用する材料の集合である「買い物リスト」の各材料のうち購入済み材料にチェックマークを付与することが可能な入力手段とを備えていることを特徴とする電子買い物支援装置。 - 請求項1記載の電子買い物支援装置において、
「買い物リスト」を画面表示させる表示制御手段を備えており、
この表示制御手段は、「買い物リスト」としてリストアップされた各材料のうち、既に購入済みや自宅に在庫として残っている材料は、「買い物のリスト」から自動的にまたは手動により除外し、それ以外の材料のみを表示するよう構成されていることを特徴とする電子買い物支援装置。 - 請求項1記載の電子買い物支援装置において、
「買い物リスト」を画面表示させる表示制御手段を備えており、
この表示制御手段は、入力手段によって購入済み材料にチェックマークを付与した際、そのチェックマークを付与した購入済み材料を除く未購入材料のみを絞り込んで表示するよう構成されていることを特徴とする電子買い物支援装置。 - 請求項1記載の電子買い物支援装置において、
「買い物リスト」を画面表示させる表示制御手段を備えており、
この表示制御手段は、「買い物リスト」としてリストアップされた各材料であって自宅に残っている材料であっても賞味期限切れの材料である場合には、「買い物のリスト」から除外することなく、「買い物リスト」として表示するよう構成されていることを特徴とする電子買い物支援装置。 - 料理材料、調理方法、料理のカロリー、調理時間のうちの少なくとも一つを含む料理情報を備えた料理データベースと、この料理データベースから抽出された料理に使用する材料の集合である「買い物リスト」の各材料のうち購入済み材料にチェックマークを付与することが可能な電子買い物支援用プログラムを記録した記録媒体。
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