JP2002366737A - 調理関連情報提供システム、調理関連情報提供装置、調理機器、調理関連情報提供方法、調理関連情報取得方法、調理関連情報提供プログラム、および調理関連情報取得プログラム - Google Patents

調理関連情報提供システム、調理関連情報提供装置、調理機器、調理関連情報提供方法、調理関連情報取得方法、調理関連情報提供プログラム、および調理関連情報取得プログラム

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JP2002366737A JP2002080804A JP2002080804A JP2002366737A JP 2002366737 A JP2002366737 A JP 2002366737A JP 2002080804 A JP2002080804 A JP 2002080804A JP 2002080804 A JP2002080804 A JP 2002080804A JP 2002366737 A JP2002366737 A JP 2002366737A
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聰 松浦
Jun Ozawa
順 小澤
Masaaki Sano
雅章 佐野
Takashi Kashimoto
隆 柏本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子レンジの使用者に合った適切なレシピデ
ータ等をを容易に提供、取得できるようにする。 【解決手段】 推薦データ決定部508は、送信元から
送られた、電子レンジの使用履歴等に関する履歴情報、
および推薦規則データベース507に記憶された推薦規
則に基づいて推薦献立を決定し、その決定された推薦献
立を示す情報がデータ送信部506から送信される。ま
た、送信元から上記推薦献立のうちの何れかについての
レシピデータの送信指示が送られると、その指示に応じ
たレシピデータなどの調理情報が調理メニューデータベ
ース509から読み出され、データ送信部506から送
信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調理手順データ
(レシピデータ)や調理機器の制御データを含む調理情
報に基づいて、上記調理手順データの表示や上記制御デ
ータに応じた調理制御が行われる電子レンジ等の調理機
器に、上記調理情報や上記調理機器のメインテナンス情
報などの調理関連情報を提供する技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】食事の献立(調理メニュー)を考えるこ
とを非常に手間であると感じている主婦は多い。そこ
で、複数のレシピデータを電子レンジ内のメモリに記憶
させておき、そのレシピデータの中から所望のものを検
索して、実際に調理する献立を考えることのできる電子
レンジが実用化されている。
【0003】ところが、電子レンジ内のメモリにあらか
じめ蓄えておくことのできるデータ量には限りがあるた
め、メモリ内のデータを更新する種々の方法が提案され
ている。
【0004】例えば、特開2000−134676号公
報には、地上テレビ波を利用して提供される調理情報を
テレビ受像機によって受信し、その中で必要な調理情報
をリモートコントローラを介して電子レンジに転送する
ことにより、電子レンジ内の調理情報を更新する方法が
提案されている。
【0005】また、特開2000−346366号公報
や特開2000−346367号公報には、インターネ
ットのホームページ上に公開されている調理情報をパー
ソナルコンピュータを用いてダウンロードし、中継ボッ
クスと称される装置を介して電子レンジに転送する方法
が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、地上テ
レビ波で受信するデータも、ホームページ上に公開され
ているデータも、使用者が本当に欲しい情報、または必
要な情報のみが含まれているわけではなく、使用者は、
数多くあるデータの中から所望するデータを自分で選択
する作業が必要となる。この作業は非常に手間のかかる
場合があり、そのような作業を好まない使用者も多い。
したがって、従来の調理情報を提供、取得するシステム
は、所望の調理情報を容易に取得し、活用することが困
難であるという問題点を有していた。
【0007】そこで本発明は、使用者が数多くあるデー
タの中から1つまたはいくつかを選ぶのに要する手間を
軽減し、使用者に合った情報を容易に取得できるように
することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、調理機器の使用者による調理などの履
歴情報、例えば電子レンジの使用履歴情報に基づいて、
その使用者に適した献立や必要な献立などを推薦するこ
とにより、使用者が自分に合った情報を少ない手間で容
易に得られるようにするものである。
【0009】具体的には、請求項1の発明が講じた解決
手段は、調理手順および調理タイトルの少なくとも何れ
か一方に関する調理データを含む調理関連情報を調理機
器に提供する調理関連情報提供システムであって、上記
調理機器によって既に取得された上記調理データのうち
で、料理関係者の嗜好に応じて選択された調理データを
示す選択情報を取得する選択情報取得手段と、上記選択
情報に基づいて、複数の調理関連情報から少なくとも1
つの調理関連情報を選択する調理関連情報選択手段と、
上記選択された調理関連情報を上記調理機器に提供する
調理関連情報提供手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】請求項1の発明によると、料理関係者の嗜
好に応じて選択された調理データを示す選択情報に基づ
いて、提供される調理関連情報が選択されるので、適切
な献立についてのレシピデータなどを容易に提供、取得
することができる。
【0011】また、請求項2の発明は、調理手順および
調理タイトルの少なくとも何れか一方に関する調理デー
タを含む調理関連情報を調理機器に提供する調理関連情
報提供装置であって、上記調理機器によって既に取得さ
れた上記調理データのうちで、料理関係者の嗜好に応じ
て選択された調理データを示す選択情報を取得する選択
情報取得手段と、上記選択情報に基づいて、複数の調理
関連情報から少なくとも1つの調理関連情報を選択する
調理関連情報選択手段と、上記選択された調理関連情報
を上記調理機器に提供する調理関連情報提供手段と、を
備えたことを特徴とする。
【0012】請求項2の発明によると、やはり、料理関
係者の嗜好に応じて選択された調理データを示す選択情
報に基づいて、提供される調理関連情報が選択されるの
で、適切な献立についてのレシピデータなどを容易に提
供することができる。
【0013】また、請求項3の発明は、請求項2の調理
関連情報提供装置であって、上記選択情報取得手段、お
よび上記調理関連情報提供手段は、通信手段を介して、
上記選択情報の取得または上記調理関連情報の提供を行
うことを特徴とする。
【0014】請求項3の発明によると、上記のように適
切な献立についてのレシピデータなどを容易に選択する
ことができるので、ネットワーク等の通信手段を介して
大量のレシピデータなどの中から提供されるレシピデー
タなどが選択される場合でも、やはり、適切なレシピデ
ータなどを提供することができる。
【0015】また、請求項4の発明は、請求項2の調理
関連情報提供装置であって、上記料理関係者の嗜好に応
じて選択された調理データを示す選択情報は、上記調理
データによって示される調理手順にしたがって、上記調
理機器による調理が行われた調理データを示す情報であ
ることを特徴とする。
【0016】請求項4の発明によると、実際に調理が行
われた調理データを示す情報に基づいてレシピデータな
どが選択されるので、より適切なレシピデータなどを提
供することができる。
【0017】また、請求項5の発明は、請求項4の調理
関連情報提供装置であって、上記料理関係者の嗜好に応
じて選択された調理データを示す選択情報は、さらに、
上記調理データによって示される調理手順にしたがっ
て、上記調理機器による調理が行われた頻度を示す情報
を含むことを特徴とする。
【0018】請求項5の発明によると、実際に調理が行
われた頻度にも基づいてレシピデータなどが選択される
ので、さらに適切なレシピデータなどを提供することが
できる。
【0019】また、請求項6の発明は、請求項5の調理
関連情報提供装置であって、上記調理関連情報は、上記
調理機器による調理が行われた頻度に応じた上記調理機
器のメインテナンスに関する情報を含むことを特徴とす
る。
【0020】請求項6の発明によると、前記のように実
際に調理が行われた頻度にも基づいて調理機器のメイン
テナンスに関する情報が提供されるので、やはり、レシ
ピデータなどと同様に適切なメインテナンス情報を提供
することができる。
【0021】また、請求項7の発明は、請求項2の調理
関連情報提供装置であって、上記調理関連情報の提供後
に、上記取得した選択情報を破棄することを特徴とす
る。
【0022】また、請求項8の発明は、請求項2の調理
関連情報提供装置であって、さらに、上記取得した選択
情報を蓄積する選択情報蓄積手段を備えたことを特徴と
する。
【0023】これらのように、取得した選択情報を破棄
する場合であっても、蓄積する場合であっても、やは
り、前記のように適切なレシピデータなどを提供するこ
とができる。
【0024】また、請求項9の発明は、調理手順および
調理タイトルの少なくとも何れか一方に関する調理デー
タを含む調理関連情報を取得する調理機器であって、既
に取得された上記調理データのうちで、料理関係者の嗜
好に応じて選択された調理データを示す選択情報を出力
する選択情報出力手段と、上記選択情報に基づいて、複
数の調理関連情報から選択された少なくとも1つの調理
データを取得する調理関連情報取得手段と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0025】請求項9の発明によると、やはり、料理関
係者の嗜好に応じて選択された調理データを示す選択情
報に基づいて、提供される調理関連情報が選択されるの
で、適切な献立についてのレシピデータなどを容易に取
得することができる。
【0026】また、請求項10の発明は、請求項9の調
理機器であって、上記選択情報出力手段、および上記調
理関連情報取得手段は、通信手段を介して、上記選択情
報の出力または上記調理関連情報の取得を行うことを特
徴とする。
【0027】請求項10の発明によると、上記のように
適切な献立についてのレシピデータなどを容易に選択す
ることができるので、ネットワーク等の通信手段を介し
て大量のレシピデータなどの中から提供されるレシピデ
ータなどが選択される場合でも、やはり、適切なレシピ
データなどを取得することができる。
【0028】また、請求項11の発明は、請求項9の調
理機器であって、上記選択情報出力手段、および上記調
理関連情報取得手段は、着脱可能な記録媒体を介して、
上記選択情報の出力または上記調理関連情報の取得を行
うことを特徴とする。
【0029】請求項11の発明によると、調理機器が通
信手段に接続可能でない場合でも、前記のようなレシピ
データなどを容易に取得することができる。
【0030】また、請求項12の発明は、請求項9の調
理機器であって、上記料理関係者の嗜好に応じて選択さ
れた調理データを示す選択情報は、上記調理データによ
って示される調理手順にしたがって、上記調理機器によ
る調理が行われた調理データを示す情報であることを特
徴とする。
【0031】請求項12の発明によると、実際に調理が
行われた調理データを示す情報に基づいてレシピデータ
などが選択されるので、より適切なレシピデータなどを
取得することができる。
【0032】また、請求項13の発明は、請求項9の調
理機器であって、上記料理関係者の嗜好に応じて選択さ
れた調理データを示す選択情報は、さらに、上記調理デ
ータによって示される調理手順にしたがって、上記調理
機器による調理が行われた頻度を示す情報を含むことを
特徴とする。
【0033】請求項13の発明によると、実際に調理が
行われた頻度にも基づいてレシピデータなどが選択され
るので、さらに適切なレシピデータなどを取得すること
ができる。
【0034】また、請求項14の発明は、請求項9の調
理機器であって、上記調理関連情報は、上記調理機器に
よる調理が行われた頻度に応じた上記調理機器のメイン
テナンスに関する情報を含むことを特徴とする。
【0035】請求項14の発明によると、前記のように
実際に調理が行われた頻度にも基づいて調理機器のメイ
ンテナンスに関する情報が提供されるので、やはり、レ
シピデータなどと同様に適切なメインテナンス情報を取
得することができる。
【0036】また、請求項15の発明は、調理手順およ
び調理タイトルの少なくとも何れか一方に関する調理デ
ータを含む調理関連情報を調理機器に提供する調理関連
情報提供方法であって、上記調理機器によって既に取得
された上記調理データのうちで、料理関係者の嗜好に応
じて選択された調理データを示す選択情報を取得する選
択情報取得ステップと、上記選択情報に基づいて、複数
の調理関連情報から少なくとも1つの調理関連情報を選
択する調理関連情報選択ステップと、上記選択された調
理関連情報を上記調理機器に提供する調理関連情報提供
ステップと、を備えたことを特徴とする。
【0037】また、請求項16の発明は、調理手順およ
び調理タイトルの少なくとも何れか一方に関する調理デ
ータを含む調理関連情報を取得する調理関連情報取得方
法であって、既に取得された上記調理データのうちで、
料理関係者の嗜好に応じて選択された調理データを示す
選択情報を出力する選択情報出力ステップと、上記選択
情報に基づいて、複数の調理関連情報から選択された少
なくとも1つの調理関連情報を取得する調理関連情報取
得ステップと、を備えたことを特徴とする。
【0038】また、請求項17の発明は、調理手順およ
び調理タイトルの少なくとも何れか一方に関する調理デ
ータを含む調理関連情報を調理機器に提供する調理関連
情報提供プログラムであって、上記調理機器によって既
に取得された上記調理データのうちで、料理関係者の嗜
好に応じて選択された調理データを示す選択情報を取得
する選択情報取得ステップと、上記選択情報に基づい
て、複数の調理関連情報から少なくとも1つの調理関連
情報を選択する調理関連情報選択ステップと、上記選択
された調理関連情報を上記調理機器に提供する調理関連
情報提供ステップと、をコンピュータに実行させること
を特徴とする。
【0039】また、請求項18の発明は、調理手順およ
び調理タイトルの少なくとも何れか一方に関する調理デ
ータを含む調理関連情報を取得する調理関連情報取得プ
ログラムであって、既に取得された上記調理データのう
ちで、料理関係者の嗜好に応じて選択された調理データ
を示す選択情報を出力する選択情報出力ステップと、上
記選択情報に基づいて、複数の調理関連情報から選択さ
れた少なくとも1つの調理関連情報を取得する調理関連
情報取得ステップと、をコンピュータに実行させること
を特徴とする。
【0040】また、請求項19の発明は、調理手順およ
び調理タイトルの少なくとも何れか一方に関する調理デ
ータを含む調理関連情報を調理機器に提供する調理関連
情報提供システムであって、上記調理機器によって既に
取得された上記調理データのうちで、調理機器において
選択された調理データを示す履歴情報を取得する履歴情
報取得手段と、上記選択情報に基づいて、複数の調理関
連情報から少なくとも1つの調理関連情報を選択する調
理関連情報選択手段と、上記選択された調理関連情報を
上記調理機器および上記調理機器を使用する関係者の少
なくとも何れか一方に提供する調理関連情報提供手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0041】これらによっても、やはり、前記のよう
に、調理履歴も含む料理関係者の嗜好に応じて選択され
た調理データを示す選択情報に基づいて、提供される調
理関連情報が選択されるので、適切な献立についてのレ
シピデータなどを容易に提供、取得することができる。
【0042】
【発明の実施の形態】(実施の形態1) (調理関連情報提供システムの概略構成)以下、本発明
の実施の形態1として、調理機器としてのオーブン加熱
機能と高周波加熱機能とを有する電子レンジに、調理手
順データ(レシピデータ、調理データ)や調理機器の制
御データを含む調理情報(調理関連情報)が提供される
調理関連情報提供システムについて、図面を参照して説
明する。
【0043】図1は調理関連情報提供システムの全体構
成を示すブロック図である。同図において、105は、
調理機器の一例としての電子レンジである。
【0044】103は、パーソナルコンピュータや携帯
電話、簡易情報端末などの情報端末である。
【0045】104は、メモリカードなどの着脱可能な
記録媒体であり、上記電子レンジ105と情報端末10
3との間で、調理手順データや電子レンジの制御データ
を含む調理情報、および電子レンジ105の使用履歴等
に関する履歴情報などを相互に伝達するものである。な
お、電子レンジ105が直接インターネット102に接
続される場合などには、上記情報端末103および記録
媒体104は必ずしも用いなくてもよい。
【0046】102は、通信インフラストラクチャの一
例としてのインターネットである。
【0047】101は、電子レンジ105に対する上記
調理情報の提供等を行うサーバである。
【0048】(電子レンジ105の具体的な構成)上記
電子レンジ105は、具体的には、例えば図2に示すよ
うな外観を有し、操作入力部111と液晶画面等の表示
部114とを備えている。操作入力部111には、例え
ば図3に示すように、[上]キー121と、[下]キー
122と、[左]キー123と、[右]キー124と、
[お気に入り]キー125と、[決定]キー126と、
[戻る]キー127と、[スタート]キー128とが設
けられている。また、この電子レンジ105では、後に
詳述するように(図10)、表示部114に種々の献立
についての調理手順等を表示させることができるととも
に、その調理手順の表示に合わせて加熱時間や加熱強度
などが自動的に制御され、容易に調理を行うことができ
るようになっている。
【0049】この電子レンジ105は、機能的には、例
えば図4に示すような構成を有している。同図におい
て、201は、記録媒体104を挿入するための記録媒
体挿入部である。
【0050】202は、記録媒体挿入部201に挿入さ
れた記録媒体104に記録されている調理情報などのデ
ータを読み出すデータ読み込み部(調理関連情報取得手
段)である。
【0051】205は、上記データ読み込み部202
や、後述する表示データ記憶部208、ユーザデータ記
憶部209、および入力解析部206などから出力され
るデータに基づいて、表示部114に表示する内容を決
定して表示制御する表示データ決定部である。この表示
データ決定部205は、また、上記表示している内容を
特定する情報を一時的に記憶しておくようになってい
る。
【0052】206は、操作入力部111の操作内容を
解析し、その操作内容に応じて、上記表示データ決定部
205に表示内容を指示する入力解析部である。この入
力解析部206は、また、操作入力部111による調理
指示操作に応じて、電子レンジ105の本体部である調
理部207の動作を指示するようになっている。
【0053】208は、表示部114への表示を行うた
めにあらかじめ設定された表示データ等、例えばフォン
トデータや画像データを記憶する表示データ記憶部であ
る。表示データ記憶部208は、また、電子レンジ10
5を動作させるためのプログラムなども記憶するように
なっている。
【0054】209は、電子レンジ105の使用履歴等
に関する履歴情報、例えば表示部114に調理手順を表
示させながら、この電子レンジ105を用いて実際に調
理した献立を示す情報や、調理手順を表示させた際に
「お気に入り」としての登録操作(後に優先的に表示さ
せて容易に選択できるようにする指示)がなされた献立
を示す情報(表示データと1:1で関連づけられた情
報)を記憶するユーザデータ記憶部である。
【0055】210は、記録媒体挿入部201に記録媒
体104が挿入された際に、ユーザデータ記憶部209
に記憶されている情報の一部、またはすべてを記録媒体
104に書き込むデータ書き込み部(選択情報出力手
段)である。
【0056】また、上記電子レンジ105は、ハードウ
ェア的には、例えば図5に示すような構成を有してい
る。すなわち、CPU301と、RAM302と、RO
M303(例えばマスクROM)と、書き込み消去可能
ROM304(例えばフラッシュROMやEEPRO
M)と、入出力インタフェイス305とがバス306を
介して互いに接続されている。入出力インタフェイス3
05には、記録媒体挿入部201、表示部114、操作
入力部111、および調理部207が接続されている。
上記ROM303は主として表示データ記憶部208と
し機能し、書き込み消去可能ROM304は主としてユ
ーザデータ記憶部209として機能する。また、CPU
301等は、例えばROM303に記憶されたプログラ
ムに基づいて動作することにより、表示データ決定部2
05や入力解析部206などとして機能するようになっ
ている。
【0057】(記録媒体104の記憶構造)記録媒体1
04には、例えば図6に示すような階層化されたディレ
クトリ構造で各情報のファイルが記録されるようになっ
ている。すなわち、記録媒体104のルートには、調理
情報を格納するためのレシピサービス用ディレクトリ2
001が設けられている。上記レシピサービス用ディレ
クトリ2001の直下には、メタデータファイル200
2、各調理情報を格納するレシピディレクトリ2003
(レシピ1〜Nディレクトリ)、および履歴情報200
9が設けられている。メタデータファイル2002に
は、レシピサービス用ディレクトリ2001内に格納さ
れている調理情報に関する管理情報が記録されている。
この管理情報は、調理情報を検索する際や、新たに記録
媒体104に調理情報を記録する際に用いられる。ま
た、各レシピディレクトリ2003内には、料理の完成
イメージを表す画像や調理の仕方に関するアドバイスを
表示する画像などの画像データである画像ファイル20
04、調理時に使用される電子レンジの制御データ、例
えば温度設定や出力(加熱強度)に関する調理データフ
ァイル2005、調理手順を示すレシピデータである作
り方ファイル2006、および必要な材料と分量を示す
材料ファイル2007などが格納されている。ここで、
表示のために用いられる調理情報の形式は、特に限定さ
れないが、例えばHTMLやXML、XHTMLに代表
されるようなMarkup Languageで記述されていることが
表示処理の容易さなどの点で望ましい。
【0058】なお、記録媒体104の記憶構造は上記に
限らず電子レンジ105や情報端末103で行われる処
理に応じた構造にすればよく、例えば履歴情報はメタデ
ータファイル2002として記憶されるようにするなど
してもよい。
【0059】(情報端末103の具体的な構成)情報端
末103は、具体的には、例えば図7に示すような構成
を有している。
【0060】401は、電子レンジ105の記録媒体挿
入部201と同様に、記録媒体104を挿入するための
記録媒体挿入部である。
【0061】402は、記録媒体挿入部401に挿入さ
れた記録媒体104から、前記電子レンジ105によっ
て記録された履歴情報等を読み込むデータ読み込み部で
ある。
【0062】409は、記録媒体挿入部401に挿入さ
れた記録媒体104に、サーバ101からダウンロード
された調理情報等を書き込むデータ書き込み部である。
【0063】403は、使用者がインターネット102
への接続や調理情報のダウンロードなどの操作を入力す
る操作入力部である。
【0064】404は、操作入力部403の操作内容を
解析し、その操作内容に応じて各部の動作を指示する入
力解析部である。
【0065】405は、インターネット102を介して
種々の情報や指示を送信するための送信データを生成す
る送信データ作成部である。
【0066】406は、上記送信データ作成部405に
よって生成された送信データをインターネット102を
介して送信するデータ送信部である。
【0067】407は、インターネット102から種々
のデータを受信するデータ受信部である。
【0068】408は、データ受信部407が受信した
データを解析し、記録媒体104への書き込み指示やデ
ータの内容を表示するための表示指示等をする受信デー
タ解析部である。
【0069】410は、上記受信データ解析部408か
らの表示指示に応じて表示制御を行う表示制御部であ
る。この表示制御は、具体的には、例えば、マイクロソ
フト社製のInternet Explorerやネットスケープコミュ
ニケーションズコーポレーション社製のNetscapeなどの
ようなブラウザによって行われ、HTMLやXML、X
HTMLなどのMarkup Languageで記述されたデータに
基づいて表示がなされるようになっている。なお、これ
らに限定されるものではなく、独自に作成されたアプリ
ケーションプログラムを用いるなどしてもよい。
【0070】411は、表示制御部410の制御に応じ
て文字や画像等を表示画面に表示する表示部である。
【0071】上記のような情報端末103のハードウェ
ア構成は、前記電子レンジ105とほぼ同様である。た
だし、調理部207は設けられず、書き込み消去可能R
OM304も必ずしも備える必要はない。また、情報端
末103がパーソナルコンピュータなどによって構成さ
れる場合には、操作入力部403や表示部411として
は、通常、マウスやキーボード、コンピュータディスプ
レイなどが用いられるとともに、ハードディスクなどの
大容量の記憶装置が備えられる。
【0072】(サーバ101の具体的な構成)サーバ1
01は、具体的には、例えば図8に示すような構成を有
している。
【0073】501は、インターネット102を介して
送られてくる種々の情報や要求などを示すデータを受信
するデータ受信部である。
【0074】502は、データ受信部501が受信した
データを解析し、そのデータの内容や送信元を特定する
受信データ解析部(選択情報取得手段)である。
【0075】504は、上記送信元を示す送信元情報を
記憶する送信元記憶部である。
【0076】508は、上記送信元から送られてきた、
電子レンジ105の使用履歴等に関する履歴情報に基づ
いて、その送信元に推薦する献立を決定する推薦データ
決定部(調理関連情報選択手段)である。
【0077】507は、上記推薦する献立を決定するた
めの推薦規則を記憶する推薦規則データベースである。
【0078】509は、上記推薦の対象となる献立につ
いてのレシピデータや、その調理に用いる電子レンジ1
05の制御データなどの調理情報を記憶する調理メニュ
ーデータベースである。
【0079】505は、上記推薦データ決定部508に
よる推薦献立の決定や、受信データ解析部502によっ
て解析された送信元からの要求に応じ、調理メニューデ
ータベース509に記憶された調理情報等に基づいて、
上記送信元に対して送信(応答)するための送信データ
を生成する送信データ作成部(調理関連情報提供手段)
である。
【0080】503は、上記送信データ作成部505に
よって送信データを生成するための応答規則を記憶する
応答規則データベースである。
【0081】506は、上記生成された送信データを1
02を介して送信元に送信するデータ送信部である。
【0082】上記のようなサーバ101のハードウェア
構成も、基本的に、前記情報端末103とほぼ同様であ
る。
【0083】次に、上記のように構成された調理関連情
報提供システムの動作について、電子レンジ105によ
って行われる動作と、情報端末103およびサーバ10
1によって行われる動作とに分けて説明する。
【0084】(レシピデータの参照や調理が行われると
きの電子レンジ105の動作)操作入力部111によっ
てレシピデータを表示させる操作がなされると、例えば
記録媒体104に記憶されているレシピデータがデータ
読み込み部202によって読み出され、図9に示すよう
に表示部114に表示される。そこで、お気に入りに追
加ボタン114aが選択されると、後述するように、そ
の献立を示す情報がユーザデータ記憶部209に記憶さ
れる(なお、このようなお気に入りの登録(選択)のた
めには、必ずしも調理手順を示すデータは必要でなく、
調理タイトルだけを用いて登録をできるようにしてもよ
い。すなわち、この点においては、レシピデータは調理
タイトルだけを含むものなどでもよい。)。また、調理
ボタン114bが選択されると、例えば図10(a)〜
(i)に示すように調理手順が順次表示部114に表示
される。すなわち、まずメイン画面(a)には、「じゃ
がいものファルシ」の完成イメージや調理所要時間、カ
ロリー等の主要なデータが表示される。次の材料画面
(b)には、「じゃがいものファルシ」に必要な材料と
分量が表示される。この材料画面では、家族の人数等に
応じて分量を変更することができる。分量が決定される
と、作り方一覧画面(c)が示され、調理が開始され
る。調理が進むにつれて、画面は作り方の手順を示しな
がら逐次変化し(d〜h)、調理が終了すると、できあ
がり画面(i)が表示される。また、(e)や(h)の
画面が表示される段階では、調理部207に対して制御
指示がなされることにより、その献立に応じた加熱強度
や加熱時間などの制御が自動的に行われる。
【0085】また、上記のようなお気に入りの追加操作
や調理がなされると、図11に示すような動作が行われ
て、その献立を示す情報が記録媒体104に記録され
る。
【0086】(F2101) まず、入力解析部206
によって、操作入力部111の操作等により上記のよう
な調理がなされたかどうかが判定される。なお、この判
定は、前記図10(i)に示すように調理が完了した時
点で(調理が完了したことを条件として)なされること
がより好ましいが、図9の調理ボタン114bが選択さ
れた時点などでなされるようにしてもよい。
【0087】(F2102) 上記(F2101)で調
理がなされていなければ、次に、入力解析部206によ
って、操作入力部111の操作によりお気に入りの追加
操作がなされたかどうかが判定される。
【0088】(F2103) 上記(F2101)(F
2102)で何れの操作もなされていなければ上記処理
が繰り返される一方、何れかの操作がなされていれば、
表示データ決定部205に一時的に保持されている、上
記選択されたレシピを示す情報、より詳しくは例えばそ
のレシピのタイトル「じゃがいものファルシ」や、あら
かじめ献立に対応づけられた献立番号(ID)などがユ
ーザデータ記憶部209に履歴情報として記憶される。
具体的な履歴情報の例を図12に示す。同図に示す履歴
情報601のように、タイトルだけを記憶させるのに限
らず、履歴情報602のように調理回数(電子レンジ1
05が使用された回数や、操作入力部111のキーが押
された回数、または、特定のキーが押された回数など)
を併せて記憶させるなどしてもよい。
【0089】(F2104) 次に、データ書き込み部
210によって、データ書き込み部210に記録媒体1
04が挿入されているかどうかが判定され、挿入されて
いなければ、上記(F2101)以降が繰り返される。
【0090】(F2105) データ書き込み部210
に記録媒体104が挿入されていれば、データ書き込み
部210によって、ユーザデータ記憶部209に記憶さ
れている履歴情報が記録媒体104に書き込まれる。な
お、記録媒体104への記録は、上記のように調理やお
気に入りへの追加操作がなされたときに限らず、例え
ば、調理を開始する操作がなされたとき(使用者が調理
することを決定したとき)や、記録媒体104が記録媒
体挿入部201に挿入されたのが検知されたときなど、
あらかじめ設定された種々の書き込み条件が満たされた
ときに行われるようにしてもよい。また、電子レンジ1
05がインターネット102に直接接続されている場合
などには、ユーザデータ記憶部209に記憶されている
データを、記録媒体104を介することなくサーバ10
1等に送信するなどしてもよい。
【0091】(調理情報の提供が行われるときの情報端
末103、サーバ101の動作)情報端末103からサ
ーバ101に履歴情報が送信され、これに基づいて推薦
される献立の調理情報が提供(ダウンロード)される場
合には、次のような動作が行われる。
【0092】まず、情報端末103の記録媒体挿入部4
01に記録媒体104が挿入され、操作入力部403の
操作によって、調理情報がダウンロードされるべくブラ
ウザが起動されてサーバ101にアクセスされると、情
報端末103の表示部411には、例えば図13に示す
ようにダウンロードを行うための画面が表示される。
【0093】そこで、ID入力部701およびパスワー
ド入力部702に利用者を特定するためのユーザIDお
よびパスワードが入力されて実行ボタン703が選択さ
れると、以下、図14に示すような処理が行われる。
【0094】(F2201) 情報端末103のデータ
送信部406は上記ユーザIDとパスワードをサーバ1
01に送信する。また、データ読み込み部402が、前
記のようにして記録媒体104に記録された履歴情報
(図12)を読み出し、送信データ作成部405は例え
ば図15に示すようにHTTP(HyperText Transfer P
rotocol)に従った送信データ801を生成し、生成さ
れた送信データをデータ送信部406が送信する。上記
送信データ801におけるプログラム実行指示部802
は、IPアドレスが132.123.2.3であるサー
バ101にプログラム「RecomendMenu.cgi」の実行を指
示することを示している。また、履歴データ部803
は、記録媒体104から読み出された履歴情報を示して
いる。なお、送信データ801には、さらに、TCP/
IPに従った図示しない送信元IPアドレス(送信元情
報)なども含まれる。また、さらに履歴情報として使用
回数なども含められるようにしてもよい(選択情報出力
ステップ)。
【0095】(F2209) サーバ101のデータ受
信部501は、上記情報端末103のデータ送信部40
6からインターネット102を介してサーバ101に送
信された上記送信データの受信処理を行う(選択情報取
得ステップ)。
【0096】(F2210) そして、受信データが上
記のような調理情報の提供を要求するものであるかどう
かを判定し、調理情報の要求でなければ、上記受信処理
を繰り返す一方、調理情報の要求であれば、(F221
1)に移行する。
【0097】(F2211) 受信データ解析部502
は上記受信データを解析して、送信元情報を送信元記憶
部504に記憶させる。この送信元情報は、サーバ10
1から調理情報等を送信する際に参照される。また、受
信データ解析部502は、推薦データ決定部508にプ
ログラム「RecomendMenu.cgi」の実行を指示する。この
指示に応じて、推薦データ決定部508は、上記履歴情
報と推薦規則データベース507に記憶されている推薦
規則とに基づいて、推薦する献立を決定する。
【0098】上記推薦献立の決定は、具体的には例えば
次のようにして行われる。すなわち、推薦規則データベ
ース507には、例えば、図16に示すように献立に対
して、調理材料と、調理の種類とを対応させたテーブル
901(例えば、「じゃがいものグラタン」というタイ
トルの献立は材料が「じゃがいも」で種類は「グラタ
ン」であることを示す。)と、図17に示すように調理
材料を階層構造(木構造)に分類した調理材料分類情報
1001と、図18に示すように調理の種別を階層構造
(木構造)に分類した調理種別分類情報1101とが記
憶されている。
【0099】そこで、前記履歴情報601(図12)が
受信された場合には、推薦データ決定部508は、これ
に含まれる献立「じゃがいものグラタン」「鳥の酒蒸
し」「チーズグラタン」「なすの中華風サラダ」「ロー
ストチキン」に基づいて、テーブル901(図16)を
参照し、「調理材料」および「調理種別」の観点から、
最も多く使用されている調理材料は「鳥肉」であり、最
も多く選択されている調理種別は「グラタン」である
(使用者の好みの調理材料は「鳥肉」であり、好みの調
理の調理種別は「グラタン」である可能性が高い)と判
定する。さらに、推薦データ決定部508は、上記判定
結果に基づいて、調理材料分類情報1001(図17)
を参照し、鳥肉を使用したメニューの中で、履歴情報に
含まれていないメニューとして「鳥の八幡焼き」を選択
する。また、同様に、調理種別分類情報1101(図1
8)を参照し、「かぼちゃのグラタン」を選択し、これ
らを推薦献立(提供する調理情報の候補)として決定す
る(調理関連情報選択ステップ)。
【0100】(F2212) 送信データ作成部505
は、上記決定、送信元記憶部504に記憶されている送
信元情報、および応答規則データベース503に記憶さ
れている応答規則に基づいて、推薦献立を送信元の使用
者に提示するための送信データを生成し、データ送信部
406は、生成された送信データをインターネット10
2を介して情報端末103に送信する。
【0101】(F2202) 情報端末103のデータ
受信部407は、上記サーバ101から送信されたデー
タの受信処理を行う。
【0102】(F2203) 受信データ解析部408
は受信データを解析して、サーバ101からの応答であ
るかどうかを判定し、応答でなければ、上記受信処理を
繰り返す一方、サーバ101からの応答であれば、(F
2204)に移行する。
【0103】(F2204) 表示制御部410によっ
て、例えば図19に示すような推薦献立表示1201が
なされ、「鳥の八幡焼き」および「かぼちゃのグラタ
ン」についての調理情報をダウンロードできることが示
される。そこで、操作入力部403によって上記表示に
おけるダウンロードボタンを選択する操作がなされるこ
とによって、サーバ101に例えば「カボチャのグラタ
ン」についての調理情報の送信を要求する献立が決定さ
れる。
【0104】(F2205) そこで、入力解析部40
4は上記操作に応じて、選択された調理情報をサーバ1
01に要求するように送信データ作成部405に指示す
る。送信データ作成部405は、上記指示に応じて、例
えば図20に示すような送信データ1301を生成し、
生成された送信データをデータ送信部406が送信す
る。上記送信データ1301における「itm00043.zip」
は、「カボチャのグラタン」の調理情報に対して一意に
定められているID(ファイル名)であり、このIDに
関する情報はサーバ101から受信した受信データ中に
記述されている。
【0105】(F2213)(F2214) 前記(F
2209)(F2210)と同様に、サーバ101のデ
ータ受信部501による受信処理および受信データの判
定が行われる。
【0106】(F2215) 受信データ解析部502
は受信データを解析して前記推薦献立のうちの何れにつ
いて調理情報の送信が要求されたかを判定し、「かぼち
ゃのグラタン」についての調理情報の送信が要求された
ことを検出する。
【0107】(F2216) 送信データ作成部505
は、上記受信データ解析部502の判断を受けて、調理
メニューデータベース509から「itm00043.zip」で識
別される「かぼちゃのグラタン」についての調理情報を
参照し、その調理情報を含む送信データを生成し、デー
タ送信部406は、インターネット102を介して、送
信元記憶部504に記憶されている送信元に送信する
(調理関連情報提供ステップ)。
【0108】(F2217) また、必要に応じて、使
用者から送信された履歴情報、および使用者に対して送
信した調理情報を示す情報を記憶しておくようにしても
よい。
【0109】(F2206)(F2207) 前記(F
2202)(F2203)と同様に、情報端末103の
データ受信部407による受信処理および受信データの
判定が行われる(調理関連情報取得ステップ)。
【0110】(F2208) 受信データ解析部408
は受信データに含まれる「カボチャのグラタン」につい
ての調理情報をデータ書き込み部409に出力し、その
調理情報はデータ書き込み部409によって記録媒体1
04に書き込まれる。そこで、例えばサーバ101から
の情報提供(ダウンロード)が完了した旨の表示がなさ
れた後に、その記録媒体104を取り外して電子レンジ
105の記録媒体挿入部201に挿入すると、前記(図
10)のように表示部114に調理手順等を表示させな
がら調理することなどができる。
【0111】(実施の形態2)本発明の実施の形態2と
して、前記実施の形態1のサーバ101と同様の機能に
加えて、さらに、情報端末103から送信された電子レ
ンジ105の使用の履歴情報や調理情報等のダウンロー
ド履歴情報を蓄積するとともに、前記のような調理情報
の提供に加えて、調理関連情報として機器のメインテナ
ンスに関する情報などのサービス情報も提供するサーバ
の例を説明する。なお、本実施の形態2において、前記
実施の形態1と同様の機能を有する構成要素については
同一の符号を付して説明を省略する。
【0112】(サーバ1400の具体的な構成)図21
に示すように、サーバ1400には、前記実施の形態1
のサーバ101の構成に加えて、使用者記憶部1401
と、使用者履歴データベース1402と、サービス規則
データベース1403と、サービスデータ決定部140
4とが設けられている。また、調理メニューデータベー
ス509に代えて調理メニューデータベース1405が
設けられている。
【0113】使用者記憶部1401は、使用者が継続的
にサーバ1400にアクセスしている間、その使用者を
特定する情報を保持するようになっている。すなわち、
履歴情報を蓄積する場合、その履歴情報は使用者(ユー
ザID等)と対応させて蓄積する必要があるが、一方、
この履歴情報と、情報端末103やIPアドレス等との
対応関係は必ずしも一定とは限らないため、情報端末1
03からサーバ1400へのアクセス開始時に例えばユ
ーザIDとIPアドレスとの対応関係を保持しておき、
継続的なアクセス中に履歴情報のアップロードや調理情
報等のダウンロードがなされる際に、IPアドレスをユ
ーザIDに変換し得るようになっている。
【0114】使用者履歴データベース1402は、使用
者による電子レンジ105の使用の履歴情報、および調
理情報やメインテナンス情報のダウンロード履歴情報を
記憶するようになっている。具体的には、例えば図22
に示すように、ユーザIDと対応させて、献立の種類
と、その献立の調理回数が記憶されている。
【0115】サービスデータ決定部1404は、使用者
に提供するメインテナンス情報等のサービス情報を決定
するようになっている。
【0116】サービス規則データベース1403は、上
記サービスデータ決定部1404によるサービス情報を
決定するための規則、すなわち、電子レンジ105の使
用者に対するサービスに関する規則やサービス内容をを
記憶するようになっている。具体的には、例えば図23
に示すように、電子レンジ105の構成部分(オーブン
加熱部やレンジ加熱部)ごとに、その構成部分の使用回
数に応じたサービス内容が記憶されている。
【0117】調理メニューデータベース1405には、
実施の形態1の調理メニューデータベース509と同様
の記憶内容に加えて、例えば図24に示すように、献立
に応じてその献立を調理する際に使用される電子レンジ
105の構成部分を示す情報が記憶されている。
【0118】なお、電子レンジ105や情報端末103
としては、前記実施の形態1と同様のものを適用するこ
とができる。
【0119】(調理情報等の提供が行われるときのサー
バ1400の動作)上記のように構成されたサーバ14
00において、調理情報の提供に関する動作は、基本的
には実施の形態1のサーバ101と同様である。ただ
し、調理情報の提供等がなされる際に、電子レンジ10
5の使用の履歴情報や調理情報等のダウンロード履歴情
報がユーザIDと対応して使用者履歴データベース14
02に記憶され、以下のようなメインテナンス情報の提
供のために用いられる。(なお、推薦献立の決定のため
にも一旦使用者履歴データベース1402に記憶された
履歴情報が用いられるようにしてもよい。) すなわち、情報端末103における前記ユーザID入力
画面(図13)でユーザID(例えば「002」)とパ
スワードが入力され、サーバ1400に送信されると、
上記ユーザIDと情報端末103のIPアドレスとの対
応関係が使用者記憶部1401に保持され、上記対応関
係に基づいて、電子レンジ105の使用の履歴情報等が
ユーザIDと対応づけられて使用者履歴データベース1
402に蓄積される。そこで、使用者履歴データベース
1402に記憶されている履歴情報が前記図22に示す
ような状態のときに、同じ使用者から新たな履歴情報が
受信されると、記憶されている履歴情報は図25に示す
ように更新される。サービスデータ決定部1404は、
上記更新された履歴情報と、調理メニューデータベース
1405に記憶されている各献立を調理する際に使用さ
れる電子レンジ105の構成部分を示す情報(図24)
とに基づいて、オーブン加熱部やレンジ加熱部の使用回
数の合計を求め、これと、サービス規則データベース1
403に記憶されている各構成部分の使用回数に応じた
サービス内容(図23)とを比べる。そして、使用回数
がメインテナンス情報の提供条件を満たしている場合に
は、例えば消耗部品の交換を促すメッセージなどの送信
が送信データ作成部505に指示され、前記推薦献立や
調理情報とともに、またはこれらとは別個にデータ送信
部506から情報端末103に送信される。
【0120】情報端末103では、例えば図26に示す
ように、推薦献立表示1201と伴に、サービスメッセ
ージ1901が表示部411に表示される。このような
メッセージが表示されることにより、迅速にメインテナ
ンスを行って故障を未然に防ぐことなどができる。この
ようなサービスは、特に、業務用の調理機器のように使
用頻度が高く、かつ、故障の影響が大きい場合などに非
常に有効である。
【0121】なお、上記の例においては、情報端末10
3における記録媒体104に対する履歴情報の読み出し
や、調理情報の書き込みはサーバ101へのアクセス時
に行われる例を示したが、これに限るものではなく、例
えばサーバ101へのアクセスに先立って読み込まれ、
情報端末103のメモリなどに保持されるようにした
り、受信された調理情報が使用者による指示がなされる
などの条件が満たされるまで情報端末103に保持され
るようにするなどしてもよい。また、履歴情報のサーバ
101への送信や電子レンジ105における記録媒体1
04への履歴情報の書き込みなども、使用者の指示など
に応じて行われるようにしてもよい。しかし、記録媒体
104の脱着やサーバ101へのアクセス開始などのタ
イミングで自動的に履歴情報や調理情報の転送などがな
されるようにすることにより、使用者は特にこれらのデ
ータ転送を意識することなく、結果として所望の調理情
報などが得られることによる利便性が得られる。
【0122】また、必ずしも常に最新の履歴情報に基づ
いて推薦献立等を決定するのに限らず、例えば履歴情報
の取得ができないような場合などに以前に取得した履歴
情報に基づいて決定するようにしてもよい。すなわち、
通常、嗜好性などが急に変わることはないと考えられる
ので、ある程度妥当な情報を提供することはできる。
【0123】また、図19に示すように表示される推薦
献立は2つに限るものではなく、さらに多くしてもよい
し、また、使用者が設定したりできるようにしてもよ
い。また、推薦献立の中から選択し得る献立も1つに限
らず、複数選択してそれぞれの調理情報をダウンロード
できるようにしてもよい。
【0124】また、記録媒体104に記憶されてデータ
読み込み部402等により読み出される情報は、履歴情
報や調理情報だけでなく、記録媒体104を特定する情
報や、使用者を特定する情報なども含まれるようにして
もよい。
【0125】また、実施の形態2では調理情報とメイン
テナンス情報とを提供する例を示したが、メインテナン
ス情報だけを提供するようにしたり、実施の形態1と同
様に調理情報だけを提供するようにしたりしてもよい。
また、実施の形態1においても、調理情報に代えて、ま
たは調理情報とともにメインテナンス情報を提供するよ
うにしてもよい。さらに、上記各データベースに記憶さ
れ提供される情報(サービス内容)は一例であり、上記
調理情報等に代えて、またはこれらとともに種々のもの
を適用することができる。すなわち、例えば提供した調
理情報の献立に使用される食材や使用者が利用する食材
などの販売者の広告を併せて表示させたり、食材の宅配
サービスと連携させるなどしてもよい。
【0126】また、使用者の履歴情報を利用して不足し
ている食材(栄養素など)を通知するサービスや、健康
に関するアドバイスを行うサービスなどを行うこともで
きる。
【0127】また、推薦献立の決定方法は、特に限定さ
れるものではなく、例えば種々の嗜好性の推定方法を用
いたりランダム性を加味したりしてもよいし、カロリー
制限や塩分量などを考慮に入れるようにしたりしてもよ
い。また、逆にあまり食されていない食材を推薦するの
もよい。
【0128】また、上記実施の形態では、調理機器とし
て電子レンジを用いて説明したが、IHクッキングヒー
タ、トースタ、ガスコンロ、炊飯器などの調理機能を有
する調理機器においても同様の効果を得ることができ
る。
【0129】また、調理実績やお気に入り登録などの履
歴情報における嗜好を反映する料理関係者としては、飲
食者や調理者だけでなく、ホテルやレストランのオーナ
ーなどの調理機器を使用して料理をすることに関連する
対象者も含まれる。
【0130】また、上記実施の形態では、主に調理機器
に対して情報を提供するようにしたが、調理機器にデー
タを送り得る携帯機器に情報を提供してもよい。例えば
図3に示す操作入力部と表示部を備えた装置が調理機器
から脱着可能であり、しかも調理機器に対して情報の送
受信を行う機能を有する携帯機器などを使用してもよ
い。また、PDA(携帯情報端末)や携帯電話などの情
報提供手段を用いて調理機器を使用する関係者に情報を
提供することにより、本実施の形態のような使用者に合
った情報を容易に提供することが可能となり、しかも数
多くあるデータの中から1つまたはいくつかを選ぶのに
要する手間を軽減することが可能となる。このことによ
り、スーパーストアや市場などの買い物や、通勤などの
作業過程で簡単にレシピを選択でき、無駄な買い物や、
買い物の手配や段取りなどの無駄な作業を軽減でき、主
婦や、レストラン・ホテルなどの作業者(仕入れ業者、
調理人など)の負荷も軽減できる。特に食事に関しては
日々の問題であり、この作業の軽減により、余暇の実現
や他のサービスの充実などが図れる。
【0131】
【発明の効果】以上のように本発明によると、実際に調
理に用いられた調理情報などに基づいて、推薦される調
理情報が決定されるので、使用者に合った情報を容易に
提供、取得することができ、しかも、数多くあるデータ
の中から1つまたはいくつかを選ぶのに要する手間を軽
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の調理関連情報提供システムの全
体構成を示すブロック図である。
【図2】同、電子レンジの概観を示す斜視図である。
【図3】同、電子レンジの操作入力部および表示部の例
を示す正面図である。
【図4】同、電子レンジの要部の機能的構成を示すブロ
ック図である。
【図5】同、電子レンジの要部のハードウェア構成を示
すブロック図である。
【図6】同、記録媒体の記憶構造の例を示す説明図であ
る。
【図7】同、情報端末の要部の機能的構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】同、サーバの要部の機能的構成を示すブロック
図である。
【図9】同、レシピデータが選択される際の表示例を示
す説明図である。
【図10】同、調理が行われる際の表示例を示す説明図
である。
【図11】同、電子レンジの動作を示すフローチャート
である。
【図12】同、履歴情報の例を示す説明図である。
【図13】同、レシピデータのダウンロードの際の表示
例を示す説明図である。
【図14】同、情報端末およびサーバの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図15】同、情報端末からサーバに送信される履歴情
報等の例を示す説明図である。
【図16】同、推薦規則データベースの記憶内容の例を
示す説明図である。
【図17】同、推薦規則データベースの他の記憶内容の
例を示す説明図である。
【図18】同、推薦規則データベースのさらに他の記憶
内容の例を示す説明図である。
【図19】同、推薦献立の表示例を示す説明図である。
【図20】同、情報端末からサーバに送信される調理情
報送信要求の例を示す説明図である。
【図21】実施の形態2のサーバの要部の機能的構成を
示すブロック図である。
【図22】同、使用者履歴データベースの記憶内容の例
を示す説明図である。
【図23】同、サービス規則データベースの記憶内容の
例を示す説明図である。
【図24】同、調理メニューデータベースの記憶内容の
例を示す説明図である。
【図25】同、更新後の使用者履歴データベースの記憶
内容の例を示す説明図である。
【図26】同、サービスメッセージの表示例を示す説明
図である。
【符号の説明】
101 サーバ 102 インターネット 103 情報端末 104 記録媒体 105 電子レンジ 111 操作入力部 114 表示部 114a お気に入りに追加ボタン 114b 調理ボタン 121 [上]キー 122 [下]キー 123 [左]キー 124 [右]キー 125 [お気に入り]キー 126 [決定]キー 127 [戻る]キー 128 [スタート]キー 201 記録媒体挿入部 202 データ読み込み部 205 表示データ決定部 206 入力解析部 207 調理部 208 表示データ記憶部 209 ユーザデータ記憶部 210 データ書き込み部 301 CPU 302 RAM 303 ROM 304 書き込み消去可能ROM 305 入出力インタフェイス 306 バス 401 記録媒体挿入部 402 データ読み込み部 403 操作入力部 404 入力解析部 405 送信データ作成部 406 データ送信部 407 データ受信部 408 受信データ解析部 409 データ書き込み部 410 表示制御部 411 表示部 501 データ受信部 502 受信データ解析部 503 応答規則データベース 504 送信元記憶部 505 送信データ作成部 506 データ送信部 507 推薦規則データベース 508 推薦データ決定部 509 調理メニューデータベース 601 履歴情報 602 履歴情報 701 ID入力部 702 パスワード入力部 703 実行ボタン 801 送信データ 802 プログラム実行指示部 803 履歴データ部 901 テーブル 1001 調理材料分類情報 1101 調理種別分類情報 1201 推薦献立表示 1301 送信データ 1400 サーバ 1401 使用者記憶部 1402 使用者履歴データベース 1403 サービス規則データベース 1404 サービスデータ決定部 1405 調理メニューデータベース 1901 サービスメッセージ 2001 レシピサービス用ディレクトリ 2002 メタデータファイル 2003 レシピディレクトリ 2004 画像ファイル 2005 調理データファイル 2006 作り方ファイル 2007 材料ファイル 2009 履歴情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24C 7/02 340 F24C 7/02 340Z 350 350J 7/04 301 7/04 301Z 15/00 15/00 K (72)発明者 小澤 順 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 佐野 雅章 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 柏本 隆 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3L086 CA07 CA09 CA11 CA16 CC01 CC16 DA24 3L087 AA01 BA03 BA04 BA09 BC01 BC14 DA24

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】調理手順および調理タイトルの少なくとも
    何れか一方に関する調理データを含む調理関連情報を調
    理機器に提供する調理関連情報提供システムであって、 上記調理機器によって既に取得された上記調理データの
    うちで、料理関係者の嗜好に応じて選択された調理デー
    タを示す選択情報を取得する選択情報取得手段と、 上記選択情報に基づいて、複数の調理関連情報から少な
    くとも1つの調理関連情報を選択する調理関連情報選択
    手段と、 上記選択された調理関連情報を上記調理機器に提供する
    調理関連情報提供手段と、 を備えたことを特徴とする調理関連情報提供システム。
  2. 【請求項2】調理手順および調理タイトルの少なくとも
    何れか一方に関する調理データを含む調理関連情報を調
    理機器に提供する調理関連情報提供装置であって、 上記調理機器によって既に取得された上記調理データの
    うちで、料理関係者の嗜好に応じて選択された調理デー
    タを示す選択情報を取得する選択情報取得手段と、 上記選択情報に基づいて、複数の調理関連情報から少な
    くとも1つの調理関連情報を選択する調理関連情報選択
    手段と、 上記選択された調理関連情報を上記調理機器に提供する
    調理関連情報提供手段と、 を備えたことを特徴とする調理関連情報提供装置。
  3. 【請求項3】請求項2の調理関連情報提供装置であっ
    て、 上記選択情報取得手段、および上記調理関連情報提供手
    段は、通信手段を介して、上記選択情報の取得または上
    記調理関連情報の提供を行うことを特徴とする調理関連
    情報提供装置。
  4. 【請求項4】請求項2の調理関連情報提供装置であっ
    て、 上記料理関係者の嗜好に応じて選択された調理データを
    示す選択情報は、上記調理データによって示される調理
    手順にしたがって、上記調理機器による調理が行われた
    調理データを示す情報であることを特徴とする調理関連
    情報提供装置。
  5. 【請求項5】請求項4の調理関連情報提供装置であっ
    て、 上記料理関係者の嗜好に応じて選択された調理データを
    示す選択情報は、さらに、上記調理データによって示さ
    れる調理手順にしたがって、上記調理機器による調理が
    行われた頻度を示す情報を含むことを特徴とする調理関
    連情報提供装置。
  6. 【請求項6】請求項5の調理関連情報提供装置であっ
    て、 上記調理関連情報は、上記調理機器による調理が行われ
    た頻度に応じた上記調理機器のメインテナンスに関する
    情報を含むことを特徴とする調理関連情報提供装置。
  7. 【請求項7】請求項2の調理関連情報提供装置であっ
    て、 上記調理関連情報の提供後に、上記取得した選択情報を
    破棄することを特徴とする調理関連情報提供装置。
  8. 【請求項8】請求項2の調理関連情報提供装置であっ
    て、 さらに、上記取得した選択情報を蓄積する選択情報蓄積
    手段を備えたことを特徴とする調理関連情報提供装置。
  9. 【請求項9】調理手順および調理タイトルの少なくとも
    何れか一方に関する調理データを含む調理関連情報を取
    得する調理機器であって、 既に取得された上記調理データのうちで、料理関係者の
    嗜好に応じて選択された調理データを示す選択情報を出
    力する選択情報出力手段と、 上記選択情報に基づいて、複数の調理関連情報から選択
    された少なくとも1つの調理データを取得する調理関連
    情報取得手段と、 を備えたことを特徴とする調理機器。
  10. 【請求項10】請求項9の調理機器であって、 上記選択情報出力手段、および上記調理関連情報取得手
    段は、通信手段を介して、上記選択情報の出力または上
    記調理関連情報の取得を行うことを特徴とする調理機
    器。
  11. 【請求項11】請求項9の調理機器であって、 上記選択情報出力手段、および上記調理関連情報取得手
    段は、着脱可能な記録媒体を介して、上記選択情報の出
    力または上記調理関連情報の取得を行うことを特徴とす
    る調理機器。
  12. 【請求項12】請求項9の調理機器であって、 上記料理関係者の嗜好に応じて選択された調理データを
    示す選択情報は、上記調理データによって示される調理
    手順にしたがって、上記調理機器による調理が行われた
    調理データを示す情報であることを特徴とする調理機
    器。
  13. 【請求項13】請求項9の調理機器であって、 上記料理関係者の嗜好に応じて選択された調理データを
    示す選択情報は、さらに、上記調理データによって示さ
    れる調理手順にしたがって、上記調理機器による調理が
    行われた頻度を示す情報を含むことを特徴とする調理機
    器。
  14. 【請求項14】請求項9の調理機器であって、 上記調理関連情報は、上記調理機器による調理が行われ
    た頻度に応じた上記調理機器のメインテナンスに関する
    情報を含むことを特徴とする調理機器。
  15. 【請求項15】調理手順および調理タイトルの少なくと
    も何れか一方に関する調理データを含む調理関連情報を
    調理機器に提供する調理関連情報提供方法であって、 上記調理機器によって既に取得された上記調理データの
    うちで、料理関係者の嗜好に応じて選択された調理デー
    タを示す選択情報を取得する選択情報取得ステップと、 上記選択情報に基づいて、複数の調理関連情報から少な
    くとも1つの調理関連情報を選択する調理関連情報選択
    ステップと、 上記選択された調理関連情報を上記調理機器に提供する
    調理関連情報提供ステップと、 を備えたことを特徴とする調理関連情報提供方法。
  16. 【請求項16】調理手順および調理タイトルの少なくと
    も何れか一方に関する調理データを含む調理関連情報を
    取得する調理関連情報取得方法であって、 既に取得された上記調理データのうちで、料理関係者の
    嗜好に応じて選択された調理データを示す選択情報を出
    力する選択情報出力ステップと、 上記選択情報に基づいて、複数の調理関連情報から選択
    された少なくとも1つの調理関連情報を取得する調理関
    連情報取得ステップと、 を備えたことを特徴とする調理関連情報取得方法。
  17. 【請求項17】調理手順および調理タイトルの少なくと
    も何れか一方に関する調理データを含む調理関連情報を
    調理機器に提供する調理関連情報提供プログラムであっ
    て、 上記調理機器によって既に取得された上記調理データの
    うちで、料理関係者の嗜好に応じて選択された調理デー
    タを示す選択情報を取得する選択情報取得ステップと、 上記選択情報に基づいて、複数の調理関連情報から少な
    くとも1つの調理関連情報を選択する調理関連情報選択
    ステップと、 上記選択された調理関連情報を上記調理機器に提供する
    調理関連情報提供ステップと、 をコンピュータに実行させることを特徴とする調理関連
    情報提供プログラム。
  18. 【請求項18】調理手順および調理タイトルの少なくと
    も何れか一方に関する調理データを含む調理関連情報を
    取得する調理関連情報取得プログラムであって、 既に取得された上記調理データのうちで、料理関係者の
    嗜好に応じて選択された調理データを示す選択情報を出
    力する選択情報出力ステップと、 上記選択情報に基づいて、複数の調理関連情報から選択
    された少なくとも1つの調理関連情報を取得する調理関
    連情報取得ステップと、 をコンピュータに実行させることを特徴とする調理関連
    情報取得プログラム。
  19. 【請求項19】調理手順および調理タイトルの少なくと
    も何れか一方に関する調理データを含む調理関連情報を
    調理機器に提供する調理関連情報提供システムであっ
    て、 上記調理機器によって既に取得された上記調理データの
    うちで、調理機器において選択された調理データを示す
    履歴情報を取得する履歴情報取得手段と、 上記選択情報に基づいて、複数の調理関連情報から少な
    くとも1つの調理関連情報を選択する調理関連情報選択
    手段と、 上記選択された調理関連情報を上記調理機器および上記
    調理機器を使用する関係者の少なくとも何れか一方に提
    供する調理関連情報提供手段と、 を備えたことを特徴とする調理関連情報提供システム。
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