JP2004234056A

JP2004234056A - Software updating method, management server program, software updating program, and printer utility program

Info

Publication number: JP2004234056A
Application number: JP2003018392A
Authority: JP
Inventors: Tatsufumi Shimizu; 達史清水
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 2003-01-28
Filing date: 2003-01-28
Publication date: 2004-08-19

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To automatically update the firmware of the peripherals or the driver of the computers connected to a user network. <P>SOLUTION: A management site server device 100 and a network relay apparatus 200 manage the firmware and/or the driver synchronously. The network relay apparatus 200 automatically updates the firmware of the peripherals connected to the user network, and/or automatically updates the driver of the the computers connected to the user network. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークに接続された電子機器のソフトウェアを自動更新するシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、ＰＣ（ＰｅｒｓｏｎａｌＣｏｍｐｕｔｅｒ）におけるソフトウェアの更新としては、ネットワークを介して当該ソフトウェアの保守業者のホームページにアクセスし、当該ＰＣにインストールされているソフトウェアに適した更新を照会して実行するソフトウェアバージョンアップシステムが知られている（例えば、特許文献１参照。）。
【０００３】
【特許文献１】
特開２００２−７３１９２
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のソフトウェアバージョンアップシステムにおいて、複合機、プリンタ、ＦＡＸ等の周辺機器のファームウェアを更新することはできないため、業者は顧客先に訪問し、手動で更新を行っていた。また、ＰＣにインストールされている周辺機器のドライバを更新するためには、ＰＣのユーザ（顧客）がメール等で通知されたＵＲＬにＷＥＢブラウザを利用して自発的にアクセスする必要があった。また、当該ドライバの更新は、ユーザ毎にドライバを業者のサーバからＰＣに一括ダウンロードして行うため、顧客ＬＡＮ（ＬｏｃａｌＡｒｅａＮｅｔｗｏｒｋ）のトラフィック負荷が高くなることがあった。
【０００５】
【発明の目的】
本発明は、上記問題点に鑑み、業者が顧客先に訪問しなくても周辺機器のファームウェアを更新できることを目的とする。また、ＰＣにインストールされた周辺機器のドライバを更新する際に、業者の指定したＵＲＬにＷＥＢブラウザを利用して自発的にアクセスしなくてもよいことを目的とする。さらに、ユーザ毎に周辺機器のドライバを業者のサーバからＰＣに一括ダウンロードしなくてもよいことを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項１記載の発明は、ネットワークに接続されている、管理サイトサーバ装置と、ネットワーク中継機器と、コンピュータ機器と、周辺機器とを備えたシステムに適用される。ここで、周辺機器とはネットワークに接続された電子機器であってコンピュータ機器以外のものをいい、複合機、プリンタ、ＦＡＸ等を含む。
【０００７】
管理サイトサーバ装置の処理手段は、当該管理サイトサーバ装置とネットワーク中継機器との通信速度を算出する。続いて、管理サイトサーバ装置の処理手段は、当該管理サイトサーバ装置の記憶手段に記憶された最新ファームウェア又は最新ドライバを通信速度に応じてネットワーク中継機器に送信する
【０００８】
一方、ネットワーク中継機器の処理手段は、周辺機器のファームウェア情報を取得する。ここで、ファームウェア情報とは、ファームウェアを一意に識別するファームウェア名と、当該ファームウェアのバージョンとを含む情報をいう。そして、ネットワーク中継機器の処理手段は、取得したファームウェア情報を当該ネットワーク中継機器の記憶手段に記憶する。また、ネットワーク中継機器の処理手段は、周辺機器の利用状況を取得する。そして、ネットワーク中継機器の処理手段は、周辺機器の利用状況に応じて当該ネットワーク中継機器の記憶手段に記憶されたファームウェアを周辺機器に送信する。さらに、ネットワーク中継機器の処理手段は、ファームウェアの更新に必要な遠隔操作要求を周辺機器に送信する。また、ネットワーク中継機器の処理手段は、コンピュータ機器から送信されたドライバ情報及びＯＳ情報を受信する。そして、受信したドライバ情報及びＯＳ情報に基づいてネットワーク中継機器の記憶手段に記憶された最新のドライバをコンピュータ機器に送信する。
【０００９】
本発明により、業者は顧客先に訪問しなくても、周辺機器のファームウェアを更新することができる。
【００１０】
請求項２記載の発明は、管理サイトサーバ装置の処理手段で実行される管理サーバプログラムである。当該管理サーバプログラムを実行する管理サイトサーバ装置の処理手段は、管理サイトサーバ装置とネットワーク中継機器との通信速度を算出する。また、管理サイトサーバ装置の処理手段は、当該管理サイトサーバ装置の記憶手段に記憶された最新ファームウェア又は最新ドライバを通信速度に応じてネットワーク中継機器に送信する。
【００１１】
本発明により、最新ファームウェア又は最新ドライバを顧客先のネットワーク中継機器に送信する際、ネットワークのトラフィックを軽減することができる。
【００１２】
請求項３記載の発明は、ネットワーク中継機器の処理手段で実行されるソフトウェア更新プログラムである。当該ソフトウェア更新プログラムを実行するネットワーク中継機器の処理手段は、周辺機器のファームウェア情報を取得する。続いて、ネットワーク中継機器の処理手段は、取得したファームウェア情報を当該ネットワーク中継機器の記憶手段に記憶する。続いて、当該記憶されたファームウェア情報を管理サイトサーバ装置に送信する。そして、送信したファームウェア情報に基づき最新のファームウェアを前記管理サイトサーバ装置から受信する。
また、ネットワーク中継機器の処理手段は、周辺機器の利用状況を取得する。続いて、ネットワーク中継機器の処理手段は、周辺機器の利用状況に応じて当該ネットワーク中継機器の記憶手段に記憶されたファームウェアを周辺機器に送信する。さらに、ネットワーク中継機器の処理手段は、ファームウェアの更新に必要な遠隔操作要求を周辺機器に送信する。
【００１３】
本発明により、周辺機器の利用状況に応じてファームウェアの更新を行うことが可能になる。
【００１４】
請求項４記載の発明は、請求項３記載のソフトウェア更新プログラムであって、さらに以下の処理をネットワーク中継機器の処理手段に実行させることを特徴とする。ネットワーク中継機器の処理手段は、コンピュータ機器から送信されたドライバ情報及びＯＳ情報を受信する。ここで、ドライバ情報とは、ドライバを識別するドライバ名と、当該ドライバのバージョンとを含む情報をいう。また、ＯＳ情報とは、ＯＳの種類を識別するＯＳ種別と、ＯＳのバージョンとを含む情報をいう。そして、ネットワーク中継機器の処理手段は、受信したドライバ情報に基づいて最新のドライバをコンピュータ機器に送信する。
【００１５】
本発明により、ＰＣにインストールされている周辺機器のドライバを更新するために、ユーザ（顧客）はメール等で通知されたＵＲＬにＷＥＢブラウザを利用して自発的にアクセスする必要がなくなる。
【００１６】
請求項５記載の発明は、コンピュータ機器の処理手段で実行されるプリンタユーティリティプログラムである。当該プリンタユーティリティプログラムを実行するコンピュータ機器の処理手段は、コンピュータ機器のドライバ情報及びＯＳ情報をネットワーク中継機器に送信する。続いて、コンピュータ機器の処理手段は、ネットワーク中継機器から送信されたドライバを受信する。そして、コンピュータ機器の処理手段は、受信したドライバに基づいて当該コンピュータ機器のドライバを更新する。
【００１７】
本発明により、ＰＣにインストールされている周辺機器のドライバを自動で更新することが可能になる。
【００１８】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
【００１９】
図１は、本実施形態のシステムの全体構成を示すブロック図である。インターネット７００に管理サイトサーバ装置１００と、ＬＡＮ８００（ＬｏｃａｌＡｒｅａＮｅｔｗｏｒｋ）とが接続されている。ここで、ＬＡＮ８００は、セキュリティー上の配慮からファイアウォール（ＦＷ）を介してインターネット７００に接続されている。さらに、ＬＡＮ８００には、ネットワーク中継機器２００、コンピュータ機器３００、複合機４００、プリンタ５００、ＦＡＸ６００等の電子機器が接続されている。複合機４００とは、コピー、ＦＡＸ、プリンタ、スキャナ等を一体化した機器のことをいう。また、ＦＡＸ６００は、ＬＡＮ８００に接続できるインターフェースを備えることにより、直接ＬＡＮ８００に接続されているが、ＦＡＸ接続インターフェースを有するネットワーク中継機器２００に接続することにより、間接的にＬＡＮ８００に接続されていてもよい。
【００２０】
管理サイトサーバ装置１００は、後述するように、電子機器の最新のファームウェア等を格納しており、ネットワーク中継機器２００からのダウンロード要求に応じて、最新のファームウェア等を当該ネットワーク中継機器２００に送信する機能を有する。ここで、管理サイトサーバ装置１００は、次の構成をとっている。バス１０１に対し、処理手段としてのＣＰＵ１０２、記憶手段としてのＲＡＭ１０３、ＲＯＭ１０４、及びＨＤＤ１０６（ＨａｒｄＤｉｓｋＤｒｉｖｅ）、並びにネットワーク接続手段としてのＮＩＣ１０５（ＮｅｔｗｏｒｋＩｎｔｅｒｆａｃｅＣａｒｄ）が接続されている。ＨＤＤ１０６には、管理サーバプログラム１０７と機器ソフトウェアデータベース１０８等が格納されている。ＣＰＵ１０２は、ＨＤＤ１０６に予め格納された所定のプログラムをＲＡＭ１０３に読み出して実行することにより、ＮＩＣ１０５及びインターネット７００を介して、ネットワーク中継機器２００と情報の送受信を行う機能と、機器ソフトウェアデータベース１０８への読み書き機能とを実現する。
【００２１】
機器ソフトウェアデータベース１０８は、最新のファームウェア及び最新のドライバに関する情報を格納しており、図２及び図３で示される構造をしている。当該データベースは、図２の最新ファームウェア情報テーブル１０８ａと、図３の最新ドライバ情報テーブル１０８ｂとを備えている。ここで、両テーブルは、正規化によってそれぞれ複数のテーブルに分割されていてもよい。逆に、両テーブルを一つのテーブルに結合してもよい。
【００２２】
最新ファームウェア情報テーブル１０８ａは、ファームウェアを一意に識別する「ファームウェア名」、最新ファームウェアのバージョンを格納する「バージョン」、最新ファームウェアの保存場所を格納する「保存場所」等のフィールドを備えており、ファームウェア名ごとに関連付けて格納している。
【００２３】
一方、最新ドライバ情報テーブル１０８ｂは、ドライバを識別する「ドライバ名」、適用対象ＯＳ（ＯｐｅｒａｔｉｎｇＳｙｓｔｅｍ）を一意に識別する「ＯＳ種別」、適用対象ＯＳのバージョンを格納する「ＯＳバージョン」、最新ドライバのバージョンを格納する「ドライババージョン」、最新ドライバの保存場所を格納している「保存場所」等のフィールドを備えており、ドライバ名、ＯＳ種別、ＯＳバージョンの組合せ毎に関連付けて格納している。
【００２４】
続いて、ネットワーク中継機器２００は、後述するように、管理サイトサーバ装置１００からダウンロードした最新のファームウェア等を格納しており、周辺機器のファームウェアを更新する機能と、コンピュータ機器３００からのダウンロード要求に応じて、最新ドライバをコンピュータ機器３００に送信する機能とを有する。ここで、ネットワーク中継機器２００は、次の構成をとっている。バス２０１に対し、処理手段としてのＣＰＵ２０２、記憶手段としてのＲＡＭ２０３、ＲＯＭ２０４、及びフラッシュメモリ２０７、並びにネットワーク接続手段としてのＷＡＮ側ＰＨＹ２０５（物理層チップ）とＬＡＮ側ＰＨＹ２０６（物理層チップ）が接続されている。フラッシュメモリ２０７には、ソフトウェア更新プログラム２０８と中継機器データベース２０９等が格納されている。ＣＰＵ２０２はフラッシュメモリ２０７に予め格納された所定のプログラムをＲＡＭ２０３に読み出して実行することにより、ＬＡＮ側ＰＨＹ２０６及びネットワークを介してＬＡＮ８００に接続された電子機器と情報の送受信を行う機能と、ＷＡＮ側ＰＨＹ２０５及びネットワークを介して管理サイトサーバ装置１００と情報の送受信を行う機能と、中継機器データベース２０９への読み書き機能とを実現する。ここで、ネットワーク中継機器２００は、必ずしも専用機器である必要はなく、コンピュータ機器で代用することも可能である。また、ソフトウェア更新プログラム２０８は、ネットワーク中継機器２００で読取可能な媒体に格納されていればよく、フラッシュメモリの格納に限定されない。同様に、中継機器データベース２０９は、ネットワーク中継機器２００で読み書き可能な媒体に格納されていればよい。
【００２５】
中継機器データベース２０９は、管理サイトサーバ装置１００からダウンロードしたファームウェア及びドライバに関する情報と周辺機器に関する情報とを格納しており、図４乃至図６で示される構造をしている。当該データベースは、図４のファームウェア情報ミラーテーブル２０９ａと、図５のドライバ情報ミラーテーブル２０９ｂと、図６の周辺機器情報テーブル２０９ｃとを備えている。ここで、これら３つのテーブルは正規化によってそれぞれ複数のテーブルに分割されていてもよい。また、これら３つのテーブルを１つのテーブルまたは２つのテーブルに結合してもよい。
【００２６】
ファームウェア情報ミラーテーブル２０９ａは、「ファームウェア名」、「バージョン」、「保存場所」等のフィールドを備えている。各フィールドは、機器ソフトウェアデータベース１０８の最新ファームウェア情報テーブル１０８ａで定義されるフィールドと同じ属性を持ち、ファームウェア名ごとに関連付けて格納している。ここで、「保存場所」とは、ネットワーク中継機器に保存されているファームウェアの格納場所のことをいい、管理サイトサーバ装置に保存されているファームウェアの格納場所ではない。
【００２７】
また、ドライバ情報ミラーテーブル２０９ｂは、「ドライバ名」、「ＯＳ種別」、「ＯＳバージョン」、「ドライババージョン」、「保存場所」等のフィールドを備えている。各フィールドは、機器ソフトウェアデータベース１０８の最新ドライバ情報テーブル１０８ｂで定義されるフィールドと同じ属性を持ち、ドライバ名、ＯＳ種別、ＯＳバージョンの組合せ毎に関連付けて格納している。ここで、「保存場所」とは、ネットワーク中継機器に保存されているドライバの格納場所のことをいい、管理サイトサーバ装置に保存されているドライバの格納場所ではない。
【００２８】
一方、周辺機器情報テーブル２０９ｃは、周辺機器のＩＰアドレスを格納する「ＩＰアドレス」、周辺機器にインストールされているファームウェアを一意に識別する「ファームウェア名」、周辺機器にインストールされているファームウェアのバージョンを格納する「バージョン」、周辺機器にインストールされているファームウェアが古いかどうか判断するための情報を格納する「旧フラグ」等のフィールドを備えており、ＩＰアドレスとファームウェア名の組合せ毎に関連付けて格納している。
【００２９】
コンピュータ機器３００は、パーソナルコンピュータ（ＰＣ）等であって、後述するように、自身のドライバ情報をネットワーク中継機器２００に送信する。ここで、コンピュータ機器３００は、次の構成をとっている。バス３０１に対し、入力手段としてのキーボード３０６及びマウス３０７、表示手段としてのディスプレイ３０８、処理手段としてのＣＰＵ３０２、記憶手段としてのＲＡＭ３０３、ＲＯＭ３０４、及びＨＤＤ３０９（ＨａｒｄＤｉｓｋＤｒｉｖｅ）、並びにネットワーク接続手段としてのＮＩＣ３０５（ＮｅｔｗｏｒｋＩｎｔｅｒｆａｃｅＣａｒｄ）が接続されている。Ｉ／Ｆはバスと各種デバイスとのインターフェースを示している。ＨＤＤ３０９には、プリンタユーティリティプログラム３１０等が格納されている。ＣＰＵ３０２は、ＨＤＤ３０９に予め格納された所定のプログラムをＲＡＭ３０３に読み出して実行することにより、ＮＩＣ３０５及びネットワークを介して、ネットワーク中継機器２００と情報の送受信を行う機能を実現する。
【００３０】
次に、本実施形態のシステムの動作について説明する。以下の動作は、「管理サイトサーバ装置１００のＣＰＵ１０２が、ＨＤＤ１０６に格納された管理サーバプログラム１０７をＲＡＭ１０３に読み出して実行すること」及び／又は「ネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２が、フラッシュメモリ２０７に格納されたソフトウェア更新プログラム２０８をＲＡＭ２０３に読み出して実行すること」及び／又は「コンピュータ機器３００のＣＰＵ３０２が、ＨＤＤ３０９に格納されたコンピュータ機器３００情報収集プログラムをＲＡＭ３０３に読み出して実行すること」により実現される。
【００３１】
図７は、周辺機器のファームウェア情報取得に関し、ネットワーク中継機器２００と周辺機器との処理及び通信の様子を示している。本実施形態では、ネットワーク中継機器２００と周辺機器とが、ＳＮＭＰ（ＳｉｍｐｌｅＮｅｔｗｏｒｋＭａｎａｇｅｍｅｎｔＰｒｏｔｏｃｏｌ）を利用して通信を行っているが、ＳＯＡＰ（ＳｉｍｐｌｅＯｂｊｅｃｔＡｃｃｅｓｓＰｒｏｔｏｃｏｌ）を利用してもよい。ネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、所定のイベントが発生したかどうかを判断する（ステップＳ１００）。所定のイベントとしては、一定時間の経過、設定時刻になる等があげられる。所定のイベントが発生した場合、ネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、周辺機器情報テーブル２０９ｃのレコードを順次読込み、「ＩＰアドレス」フィールドの値から管理対象となる周辺機器のＩＰアドレスを取得する（ステップＳ１０５）。続いて、ネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、ＬＡＮ側ＰＨＹを通じて、取得したＩＰアドレスに基づいて、周辺機器毎に情報収集要求を送信する（ステップＳ１１０）。情報収集要求を受信した周辺機器のＣＰＵは、ＭＩＢ（ＭａｎａｇｅｍｅｎｔＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎＢａｓｅ）及び／又は拡張ＭＩＢから、ファームウェア名を取得し（ステップＳ１１５）、当該ファームウェアのバージョンを取得する（ステップＳ１２０）。そして、周辺機器のＣＰＵは、取得したファームウェア情報をネットワーク中継機器２００に送信する（ステップＳ１２５）。ファームウェア情報を受信したネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、周辺機器情報テーブル２０９ｃから、「ＩＰアドレスフィールドの値が受信したファームウェア情報の送信元ＩＰアドレスと同じ」かつ「ファームウェア名フィールドの値が受信したファームウェア情報のファームウェア名と同じ」レコードを検索し（ステップＳ１３０）、既存レコードがあるか判断する（ステップＳ１３５）。既存レコードがある場合には、以下のようにして、既存レコードを更新する。ネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、周辺機器のドライバ情報に変更があるかどうか、すなわち、「受信したファームウェア情報と比較し、既存レコードのバージョンフィールドの値が異なる」かどうかを判断する（ステップＳ１４５）。既存レコードに変更がある場合には、ネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、受信したファームウェア情報に基づいて周辺機器情報テーブル２０９ｃの既存レコードを更新する（ステップＳ１５０）。一方、ステップＳ１３５で既存レコードが無い場合には、受信したファームウェア情報に基づいて周辺機器情報テーブル２０９ｃにレコードを追加する（ステップＳ１４０）。続いて、ネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、ファームウェア情報ミラーテーブル２０９ａから、「受信したファームウェア情報のファームウェア名と同じ」レコードを検索し（ステップＳ１５５）、周辺機器のファームウェアが古いかどうか、すなわち、「受信したファームウェア情報のバージョンが検索結果レコードのバージョンフィールドの値より小さい」かどうかを判断する（ステップＳ１６０）。周辺機器のファームウェアが古い場合には、ネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、ステップＳ１３０の検索結果レコードに対し、旧フラグフィールドの値を１に設定する（ステップＳ１６５）。
【００３２】
図８は、周辺機器のファームウェア更新に関し、ネットワーク中継機器２００と周辺機器との処理及び通信の様子を示している。本実施形態では、ネットワーク中継機器２００と周辺機器とが、ＳＮＭＰを利用して通信を行っているが、ＳＯＡＰを利用してもよい。ネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、所定のイベントが発生したかどうかを判断する（ステップＳ２００）。所定のイベントとしては、一定時間の経過、設定時刻になる等があげられる。所定のイベントが発生した場合、ネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、周辺機器情報テーブル２０９ｃから、「旧フラグフィールドの値が１」のレコードを抽出し、抽出レコードのＩＰアドレスフィールドの値から古いファームウェアを使用している周辺機器のＩＰアドレスを取得する（ステップＳ２０５）。また、ファームウェア情報ミラーテーブル２０９ａから、「ファームウェア名フィールドの値が抽出レコードのファームウェア名フィールドの値と同じ」レコードを検索する。そして、当該検索結果レコードの保存場所フィールドの値から、最新ファームウェアの保存場所を取得する（ステップＳ２１０）。ネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、ステップＳ２０５で取得したＩＰアドレスに基づいて、周辺機器にジョブ件数確認要求を送信する（ステップＳ２１５）。ジョブ件数確認要求を受信した周辺機器のＣＰＵは、ＭＩＢ及び／又は拡張ＭＩＢからジョブ件数を取得し、取得したジョブ件数をネットワーク中継機器２００に送信する（ステップＳ２２０）。ジョブ件数を受信したネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、ジョブ件数に応じて更新データ分割数を決定する（ステップＳ２２１）。例えば、０≦ジョブ件数≦３の場合には更新データ分割数＝１、３≦ジョブ件数の場合には更新データ分割数＝２のようにしてもよい。続いて、ネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、ステップＳ２０５で取得したＩＰアドレスに基づいて、周辺機器に更新データ受信要求を送信する（ステップＳ２２２）。更新データ受信要求を受信した周辺機器のＣＰＵは、更新データ受信待機処理を行う（ステップＳ２２３）。更新データ受信待機が完了すると、周辺機器のＣＰＵは、ネットワーク中継機器２００に更新データ受信待機完了通知を送信する（ステップＳ２２４）。更新データ受信待機完了通知を受信したネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、ステップＳ２１０で取得した保存場所から、最新ファームウェアの更新データを周辺機器に送信する（ステップＳ２２５）。ここで、更新データは、１本のファームウェアに対し予め分割を行ったデータである。更新データを受信した周辺機器は、更新データ受信待機解除処理を行い（ステップＳ２２６）、更新データ受信完了通知をネットワーク中継機器２００に送信する（ステップＳ２２７）。更新データの送受信に関し、ステップＳ２２２からステップＳ２２７までの処理は、ステップＳ２２１で決められた更新データ分割数分行われる。続いて、ネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、ファームウェア更新要求を、更新データの受信が完了した周辺機器に送信する（ステップＳ２２８）。ファームウェア更新要求を受信した周辺機器のＣＰＵは、更新データに基づいて、分割して受信したファームウェアを復元した後、ファームウェアを更新する（ステップＳ２３０）。ファームウェアの更新が完了すると、周辺機器のＣＰＵは、ネットワーク中継機器２００に更新結果通知を送信する（ステップＳ２３５）。更新結果通知を受信したネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、当該更新が成功したかどうかを判断する（ステップＳ２４０）。更新成功の場合には、更新を行った周辺機器のファームウェアに対応する周辺機器情報テーブル２０９ｃのレコードを検索し、当該検索結果レコードのバージョンフィールドの値を更新後のバージョンに設定し、旧フラグフィールドの値を０に設定する（ステップＳ２４５）。そして、ネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、周辺機器に再起動要求を送信する（ステップＳ２５０）。再起動要求を受信した周辺機器のＣＰＵは、当該要求に応じて再起動を行う（ステップＳ２５５）。再起動により、当該周辺機器のＣＰＵは、更新されたファームウェアをＲＡＭに読み出して実行することができる。ここで、周辺機器のファームウェアの更新は、周辺機器としての複合機において、アプリケーションを追加又は更新する処理も含まれる。
【００３３】
図９は、コンピュータ機器３００のドライバ情報取得及び更新に関し、ネットワーク中継機器２００とコンピュータ機器３００との処理及び通信の様子を示している。本実施形態では、ネットワーク中継機器２００とコンピュータ機器３００とが、ＴＣＰ（ＴｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎＣｏｎｔｒｏｌＰｒｏｔｏｃｏｌ）を利用して通信を行っている。コンピュータ機器３００のＣＰＵ３０２は、所定のイベントが発生したかどうかを判断する（ステップＳ３００）。所定のイベントとしては、一定時間の経過、設定時刻になる等があげられる。所定のイベントが発生した場合、コンピュータ機器３００のＣＰＵ３０２は、ＯＳ（ＯｐｅｒａｔｉｎｇＳｙｓｔｅｍ）の提供するＡＰＩ（ＡｐｐｌｉｃａｔｉｏｎＰｒｏｇｒａｍＩｎｔｅｒｆａｃｅ）を利用して、インストールされているドライバの名称を取得し（ステップＳ３０５）、当該ドライバのバージョンを取得する（ステップＳ３１０）。同様にして、コンピュータ機器３００のＣＰＵ３０２は、ＯＳ種別を取得し（ステップＳ３１１）、ＯＳバージョンを取得する（ステップＳ３１２）。そして、コンピュータ機器３００のＣＰＵ３０２は、取得したドライバ情報及びＯＳ情報をネットワーク中継機器２００に送信する（ステップＳ３１５）。そして、ネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、ドライバ情報ミラーテーブル２０９ｂから、受信したドライバ情報及びＯＳ情報に対応するレコードを検索し（ステップＳ３２０）、コンピュータ機器３００のドライバが古いかどうか、すなわち、「受信したドライバ情報のバージョンが検索結果レコードのドライババージョンフィールドの値より小さい」かどうかを判断する（ステップＳ３２５）。コンピュータ機器３００のドライバが古い場合には、ネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、ステップＳ３２０の検索結果レコードにおいて保存場所フィールドの値から最新ドライバの保存場所を取得し、取得した保存場所情報をコンピュータ機器３００に送信する（ステップＳ３３０）。最新ドライバの保存場所情報を受信したコンピュータ機器３００のＣＰＵ３０２は、ネットワーク中継機器２００に当該保存場所に格納されたドライバのダウンロード要求を送信する（ステップＳ３３５）。ダウンロード要求を受信したネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、要求された最新ドライバの更新データをコンピュータ機器３００に送信する（ステップＳ３４０）。続いて、コンピュータ機器３００のＣＰＵ３０２は、受信した更新データに基づいて、ドライバを更新する（ステップＳ３４５）。この際、最新ドライバの自動更新を行う旨のメッセージをポップアップ表示するようにしてもよい。
【００３４】
図１０は、ネットワーク中継機器２００に保存されているファームウェア及びドライバの更新に関し、管理サイトサーバ装置１００とネットワーク中継機器２００との処理及び通信の様子を示している。本実施形態では、管理サイトサーバ装置１００とネットワーク中継機器２００とが、ＳＯＡＰ（ＳｉｍｐｌｅＯｂｊｅｃｔＡｃｃｅｓｓＰｒｏｔｏｃｏｌ）を利用して、通信を行っている。ここで、当該ＳＯＡＰでは、下位プロトコルとしてＨＴＴＰを利用することによって、ファイアウォールによる、パケットフィルタリングを回避している。ネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、所定のイベントが発生したかどうか判断する（ステップＳ４００）。所定のイベントとしては、一定時間の経過、設定時刻になった等があげられる。所定のイベントが発生した場合、ネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、ファームウェア情報ミラーテーブル２０９ａから現在のファームウェア情報を取得し（ステップＳ４０５）、ドライバ情報ミラーテーブル２０９ｂから現在のドライバ情報を取得する（ステップＳ４１０）。続いて、ネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、管理サイトサーバ装置１００との間にＨＴＴＰコネクションを確立し、取得したファームウェア情報及びドライバ情報をＸＭＬ（ＥｘｔｅｎｓｉｂｌｅＭａｒｋｕｐＬａｎｇｕａｇｅ）データとして、管理サイトサーバ装置１００に送信する（ステップＳ４１５）。ＸＭＬデータを受信した管理サイトサーバ装置１００のＣＰＵ１０２は、通信速度の測定のため、テストデータをネットワーク中継機器２００に送信する（ステップＳ４２０）。テストデータを受信したネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、テストデータ受信完了通知を管理サイトサーバ装置１００に送信する（ステップＳ４２５）。テストデータ受信完了通知を受信した管理サイトサーバ装置１００のＣＰＵ１０２は、テストデータ送信からテストデータ受信完了通知を受信するまでの時間と、テストデータのサイズとから通信速度を算出する（ステップＳ４３０）。続いて、管理サイトサーバ装置１００のＣＰＵ１０２は、受信しているＸＭＬデータのファームウェア情報に関するレコード毎に、最新ファームウェア情報テーブル１０８ａの対応するレコードを検索し（ステップＳ４３５）、ネットワーク中継機器２００に保存されているファームウェアが古いかどうか、すなわち、「ＸＭＬデータにおけるファームウェアのバージョンの値が検索結果レコードのバージョンフィールドの値より小さい」かどうか判断する（ステップＳ４４０）。ネットワーク中継機器２００のファームウェアが古い場合には、管理サイトサーバ装置１００のＣＰＵ１０２は、ステップＳ４３５の検索結果レコードにおいて保存場所フィールドの値から最新ファームウェアの保存場所を取得し、取得した保存場所情報をネットワーク中継機器２００に送信する（ステップＳ４４５）。最新ファームウェアの保存場所情報を受信したネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、管理サイトサーバ装置１００に当該ファームウェアのダウンロード要求を送信する（ステップＳ４５０）。ダウンロード要求を受信した管理サイトサーバ装置１００のＣＰＵ１０２は、要求された最新ファームウェアの更新データ及び最新ファームウェア情報をネットワーク中継機器２００に送信する（ステップＳ４５５）。ここで、ステップＳ４５５の送信は、ステップＳ４３０で算出した通信速度に応じて分割して送信する。更新データ及び最新ファームウェア情報を受信したネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、ファームウェア情報ミラーテーブル２０９ａから、「ファームウェア名フィールドの値が受信したファームウェア情報のファームウェア名と同じ」レコードを検索し、当該検索結果レコードの保存場所フィールドの値から受信したファームウェアの保存場所を取得すると共に、バージョンフィールドの値を受信した最新ファームウェアのバージョンに設定する。そして、ネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、取得した保存場所に受信したファームウェアの更新データを格納する（ステップＳ４６０）。
【００３５】
同様にして、ネットワーク中継機器２００に保存されているドライバの更新も以下のようにして行う。管理サイトサーバ装置１００のＣＰＵ１０２は、受信しているＸＭＬデータのドライバ情報に関するレコード毎に、最新ドライバ情報テーブル１０８ｂの対応するレコードを検索し（ステップＳ４６５）、ネットワーク中継機器２００に保存されているドライバが古いかどうか、すなわち、「ＸＭＬデータにおけるドライバのバージョンの値が検索結果レコードのドライババージョンフィールドの値より小さい」かどうか判断する（ステップＳ４７０）。ネットワーク中継機器２００に保存されているドライバが古い場合には、管理サイトサーバ装置１００のＣＰＵ１０２は、ステップＳ４６５の検索結果レコードにおいて保存場所フィールドの値から最新ドライバの保存場所を取得し、取得した保存場所情報をネットワーク中継機器２００に送信する（ステップＳ４７５）。最新ドライバの保存場所情報を受信したネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、管理サイトサーバ装置１００に当該保存場所に格納されたドライバのダウンロード要求を送信する（ステップＳ４８０）。ダウンロード要求を受信した管理サイトサーバ装置１００のＣＰＵ１０２は、要求された最新ドライバの更新データ及び最新ドライバ情報をネットワーク中継機器２００に送信する（ステップＳ４８５）。ここで、ステップＳ４８５の送信は、ステップＳ４３０で算出した通信速度に応じて分割して送信する。更新データ及び最新ドライバ情報を受信したネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、ドライバ情報ミラーテーブル２０９ｂから、受信した最新ドライバ情報に対応するレコードを検索し、当該検索結果レコードの保存場所フィールドの値から受信したファームウェアの保存場所を取得すると共に、ドライババージョンフィールドの値を受信した最新ドライバ情報のバージョンに設定する。そして、ネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、取得した保存場所に受信したドライバの更新データを格納する（ステップＳ４９０）。
【００３６】
図１１は、ネットワーク中継機器２００の周辺機器情報テーブル２０９ｃに格納されている情報を表示する周辺機器情報画面の一例である。周辺機器情報画面９００は、周辺機器情報テーブル２０９ｃの各フィールドに対応する、ＩＰアドレス、ファームウェア名、バージョン等を表示する列と、更新の必要があるかどうかを表示する列と、管理ボタンを表示する列とを備えている。
【００３７】
当該周辺機器情報画面９００は情報閲覧端末としてのコンピュータ機器３００のＷＥＢブラウザに以下のようにして表示される。ＷＥＢブラウザにて所定のＵＲＬ（ＵｎｉｆｏｒｍＲｅｓｏｕｒｃｅＬｏｃａｔｏｒ）を指定されたコンピュータ機器３００のＣＰＵ３０２は、ネットワーク中継機器２００に周辺機器情報の閲覧要求を送信する。閲覧要求を受信したネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、周辺機器情報テーブル２０９ｃから取得した周辺機器情報に基づいて、周辺機器情報画面９００の制御情報をコンピュータ機器３００に送信する。当該制御情報を受信したコンピュータ機器３００のＣＰＵ３０２は、ＷＥＢブラウザに周辺機器情報画面９００を表示する。
【００３８】
図１２は、周辺機器情報画面９００の管理ボタンが押下された場合に表示される周辺機器管理画面の一例である。周辺機器管理画面９５０は、ネットワーク情報として、対象周辺機器のＩＰアドレスを表示する欄を備えると共に、ファームウェア情報として、ファームウェア名を表示する列と、現バージョンを表示する列と、更新後バージョンを表示する列とを備えている。さらに、周辺機器管理画面９５０は、ファームウェアを更新する際に押下する更新ボタン９５１と、ファームウェアを追加する際に押下する追加ボタン９５２とを備えると共に、遠隔操作のコマンド名を表示する列と、当該コマンドに対する周辺機器のステータスを表示する列と、実行ボタン９５３を表示する列とを備えている。
【００３９】
当該周辺機器管理画面９５０はコンピュータ機器３００のＷＥＢブラウザに以下のようにして表示される。周辺機器情報画面９００の管理ボタンが押下された場合に、コンピュータ機器３００のＣＰＵ３０２は、押下された管理ボタンに対応するＩＰアドレスを、ネットワーク中継機器２００に送信する。当該ＩＰアドレスを受信したネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、周辺機器情報テーブル２０９ｃから、「ＩＰアドレスフィールドの値が受信したＩＰアドレスと同じ」レコードを検索し、ファームウェア情報ミラーテーブル２０９ａから対応するレコードを検索する。そして、ネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、周辺機器情報テーブル２０９ｃの検索結果レコードから現状の周辺機器の情報を取得し、ファームウェア情報ミラーテーブル２０９ａの検索結果レコードからネットワーク中継機器２００に保存されている当該ファームウェアのバージョンを取得する。続いて、ネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、当該取得した情報と予め設定されたコマンドの一覧情報に基づいて、周辺機器管理画面９５０の制御情報をコンピュータ機器３００に送信する。当該制御情報を受信したコンピュータ機器３００のＣＰＵ３０２は、ＷＥＢブラウザに周辺機器管理画面９５０を表示する。
【００４０】
さらに、周辺機器管理画面９５０の更新ボタン９５１が押下された場合には、コンピュータ機器３００のＣＰＵ３０２は、周辺機器管理画面９５０に表示されている周辺機器のＩＰアドレスと、ファームウェア名とをネットワーク中継機器２００に送信する。ＩＰアドレスとファームウェア名とを受信したネットワーク中継機器２００は前述したファームウェアの更新処理に従って、ファームウェアを更新する。
【００４１】
また、周辺機器管理画面９５０の実行ボタン９５３が押下された場合には、コンピュータ機器３００のＣＰＵ３０２は、周辺機器管理画面９５０に表示されている周辺機器のＩＰアドレスと、押下された実行ボタン９５３に対応するコマンド名をネットワーク中継機器２００に送信する。ＩＰアドレスとコマンド名を受信したネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、受信したＩＰアドレスに対応する周辺機器に受信したコマンド名に対応するコマンドの実行要求を送信する。コマンドの実行要求を受信した周辺機器は当該要求に基づいてコマンドを実行する。
【００４２】
図１３は、周辺機器管理画面９５０の追加ボタン９５２が押下された場合に表示される追加ファームウェア一覧画面の一例である。追加ファームウェア一覧画面１０００は、ネットワーク中継機器２００に保存されているファームウェアの情報として、ファームウェア名を表示する列と、バージョンを表示する列と、追加対象とするかどうかを指定するチェックボックス１００１を表示する列とを備えている。
【００４３】
当該追加ファームウェア一覧画面１０００はコンピュータ機器３００のＷＥＢブラウザに以下のようにして表示される。周辺機器管理画面９５０の追加ボタン９５２が押下された場合に、コンピュータ機器３００のＣＰＵ３０２は、周辺機器管理画面９５０に表示されている周辺機器のＩＰアドレスをネットワーク中継機器２００に送信する。当該ＩＰアドレスを受信したネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、ファームウェア情報テーブルからネットワーク中継機器２００に保存されているファームウェアの情報を取得し、取得したファームウェアの情報と受信したＩＰアドレスに基づいて、追加ファームウェア一覧画面１０００の制御情報をコンピュータ機器３００に送信する。当該制御情報を受信したコンピュータ機器３００のＣＰＵ３０２は、ＷＥＢブラウザに追加ファームウェア一覧画面１０００を表示する。
【００４４】
続いて、追加ファームウェア一覧画面１０００において、ユーザは入力手段としてのキーボード３０６またはマウス３０７を利用して、インストールしたいファームウェアの表示されている行のチェックボックス１００１をオンにした後、実行ボタンを押下する。実行ボタンが押下されると、コンピュータ機器３００のＣＰＵ３０２は、追加ファームウェア一覧画面１０００に表示されている対象周辺機器のＩＰアドレスと、チェックボックス１００１がオンになっている行のファームウェア名をネットワーク中継機器２００に送信する。当該ＩＰアドレス等を受信したネットワーク中継機器２００のＣＰＵ２０２は、前述したファームウェアの更新処理にしたがって追加処理を行う。
【００４５】
以上のようにして、本実施形態のシステムは、周辺機器のファームウェアを自動で更新する機能と、コンピュータ機器にインストールされている周辺機器のドライバを自動で更新する機能とを実現する。これにより、業者はファームウェアの更新のために、顧客先を訪問する必要がなくなり労力を削減できる。また、ユーザ（顧客）は、コンピュータ機器にインストールされた周辺機器のドライバを更新する際に、業者の指定したＵＲＬにＷＥＢブラウザを利用して自発的にアクセスするという手間がなくなる。また、ネットワーク中継機器がファームウェア又はドライバの一時保管場所となることによって、ダウンロード時間を短縮することができる。そして、周辺機器の再起動等の遠隔操作を行うことができることにより、周辺機器のＲＡＭに読み込まれているデータをリセットすることができる。さらに、コンピュータ機器のドライバを更新する際に、ポップアップ表示することによって、実際にコンピュータ機器を使用しているユーザが、作業状況に応じてドライバを更新するかどうかを判断することが可能になる。さらに、周辺機器に必要なファームウェアを遠隔で追加することができることにより、周辺機器の管理が用意になる。
【００４６】
上記実施形態では、管理サイトサーバ装置１００は、１台のコンピュータから構成されるが、複数台からなる分散システムであってもよい。また、ファイアウォールはセキュリティーを配慮し設置しているが、セキュリティー対策をしなくて済む場合には、特にシステムの構成要素とする必要はない。
【００４７】
さらに、管理サイトサーバ装置１００及びＬＡＮ８００は、インターネット７００に接続されているが、通信媒体はインターネット７００だけでなく、イントラネット、ＬＡＮ８００、ＷＡＮ、ＶＰＮ（ＶｉｒｔｕａｌＰｒｉｖａｔｅＮｅｔｗｏｒｋ）等であってもよい。
【００４８】
電子機器は、ＬＡＮ８００接続機能を有する装置であって、ＬＡＮ８００に有線接続されているか、無線接続されているかを問わない。
【００４９】
また、管理サーバプログラム１０７及びプリンタユーティリティプログラム３１０は、コンピュータ読取可能な媒体に格納されていればよく、ＨＤＤへの格納に限定されない。同様に、機器ソフトウェアデータベース１０８は、コンピュータ読取及び書込可能な媒体に格納されていればよい。
【００５０】
【発明の効果】
本発明を適用するシステムは、管理サイトサーバ装置とネットワーク中継機器でファームウェア及び／又はドライバの情報を同期して管理し、ネットワーク中継機器が周辺機器のファームウェアを自動更新し、及び／又はコンピュータ機器のドライバを自動更新することができるので、業者は顧客先に訪問しなくても周辺機器のファームウェアを更新できる。また、業者の指定したＵＲＬにＷＥＢブラウザを利用して自発的にアクセスしなくても、ＰＣにインストールされた周辺機器のドライバを自動で更新することができる。さらに、ユーザはユーザ毎に周辺機器のドライバを業者のサーバからＰＣに一括ダウンロードしなくてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】システムの全体構成を示すブロック図である。
【図２】機器ソフトウェアデータベースの最新ファームウェア情報テーブルの構造図である。
【図３】機器ソフトウェアデータベースの最新ドライバ情報テーブルの構造図である。
【図４】中継機器データベースのファームウェア情報ミラーテーブルの構造図である。
【図５】中継機器データベースのドライバ情報ミラーテーブルの構造図である。
【図６】中継機器データベースの周辺機器テーブルの構造図である。
【図７】ファームウェア情報取得処理に関する通信の様子を示す図である。
【図８】ファームウェア更新処理に関する通信の様子を示す図である。
【図９】ドライバ更新処理に関する通信の様子を示す図である。
【図１０】ネットワーク中継機器に保存されているファームウェア及びドライバの更新に関する通信の様子を示す図である。
【図１１】周辺機器情報画面の一例を示す図である。
【図１２】周辺機器管理画面の一例を示す図である。
【図１３】追加ファームウェア一覧画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
１００管理サイトサーバ装置
１０２管理サイトサーバ装置のＣＰＵ（処理手段）
１０６管理サイトサーバ装置のＨＤＤ（記憶手段）
１０７管理サーバプログラム
１０８機器ソフトウェアデータベース
２００ネットワーク中継機器
２０２ネットワーク中継機器のＣＰＵ（処理手段）
２０７ネットワーク中継機器のフラッシュメモリ（記憶手段）
２０８ソフトウェア更新プログラム
２０９中継機器データベース
３００コンピュータ機器
３０２コンピュータ機器のＣＰＵ（処理手段）
３０６コンピュータ機器のキーボード（入力手段）
３０７コンピュータ機器のマウス（入力手段）
３０８コンピュータ機器のディスプレイ（表示手段）
３０９コンピュータ機器のＨＤＤ（記憶手段）
３１０プリンタユーティリティプログラム
４００複合機
５００プリンタ
６００ＦＡＸ
７００インターネット
８００ＬＡＮ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a system for automatically updating software of an electronic device connected to a network.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, software update in a PC (Personal Computer) is performed by accessing a website of a maintenance company of the software via a network, inquiring about an update suitable for the software installed in the PC, and executing the software update. A system is known (for example, see Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-2002-73192
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional software version upgrade system, the firmware of peripheral devices such as a multifunction peripheral, a printer, and a facsimile cannot be updated. Therefore, a trader visits a customer and manually updates the firmware. Further, in order to update the driver of the peripheral device installed in the PC, the user (customer) of the PC needs to voluntarily access the URL notified by e-mail or the like using a web browser. In addition, since the driver is updated by batch-downloading the driver from the server of the trader to the PC for each user, the traffic load on the customer LAN (Local Area Network) may increase.
[0005]
[Object of the invention]
SUMMARY OF THE INVENTION In view of the above problems, an object of the present invention is to be able to update firmware of a peripheral device without a visitor visiting a customer. Another object of the present invention is to eliminate the need to voluntarily access a URL specified by a trader using a web browser when updating a driver of a peripheral device installed in a PC. It is another object of the present invention to eliminate the need to collectively download peripheral device drivers from a server of a trader to a PC for each user.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention according to claim 1 is applied to a system including a management site server device, a network relay device, a computer device, and a peripheral device connected to a network. Here, the peripheral device is an electronic device connected to a network and other than a computer device, and includes a multifunction peripheral, a printer, a facsimile, and the like.
[0007]
The processing means of the management site server device calculates a communication speed between the management site server device and the network relay device. Subsequently, the processing unit of the management site server device transmits the latest firmware or the latest driver stored in the storage unit of the management site server device to the network relay device according to the communication speed.
[0008]
On the other hand, the processing means of the network relay device acquires firmware information of the peripheral device. Here, the firmware information refers to information including a firmware name for uniquely identifying the firmware and a version of the firmware. Then, the processing unit of the network relay device stores the acquired firmware information in the storage unit of the network relay device. Further, the processing means of the network relay device acquires the usage status of the peripheral device. Then, the processing unit of the network relay device transmits the firmware stored in the storage unit of the network relay device to the peripheral device according to the usage status of the peripheral device. Further, the processing means of the network relay device transmits a remote operation request required for updating the firmware to the peripheral device. The processing unit of the network relay device receives the driver information and the OS information transmitted from the computer device. Then, based on the received driver information and OS information, the latest driver stored in the storage unit of the network relay device is transmitted to the computer device.
[0009]
According to the present invention, a trader can update the firmware of a peripheral device without visiting a customer.
[0010]
The invention according to claim 2 is a management server program executed by the processing means of the management site server device. The processing means of the management site server device that executes the management server program calculates a communication speed between the management site server device and the network relay device. The processing unit of the management site server device transmits the latest firmware or the latest driver stored in the storage unit of the management site server device to the network relay device according to the communication speed.
[0011]
According to the present invention, it is possible to reduce network traffic when transmitting the latest firmware or the latest driver to a network relay device of a customer.
[0012]
A third aspect of the present invention is a software update program executed by a processing unit of a network relay device. The processing unit of the network relay device that executes the software update program acquires firmware information of the peripheral device. Subsequently, the processing unit of the network relay device stores the acquired firmware information in the storage unit of the network relay device. Subsequently, the stored firmware information is transmitted to the management site server device. Then, the latest firmware is received from the management site server device based on the transmitted firmware information.
Further, the processing means of the network relay device acquires the usage status of the peripheral device. Subsequently, the processing unit of the network relay device transmits the firmware stored in the storage unit of the network relay device to the peripheral device according to the usage status of the peripheral device. Further, the processing means of the network relay device transmits a remote operation request required for updating the firmware to the peripheral device.
[0013]
According to the present invention, it is possible to update firmware according to the usage status of peripheral devices.
[0014]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided the software update program according to the third aspect, further comprising causing the processing means of the network relay device to execute the following processing. The processing unit of the network relay device receives the driver information and the OS information transmitted from the computer device. Here, the driver information refers to information including a driver name for identifying the driver and a version of the driver. The OS information is information including an OS type for identifying the type of the OS and an OS version. Then, the processing means of the network relay device transmits the latest driver to the computer device based on the received driver information.
[0015]
According to the present invention, in order to update the driver of the peripheral device installed in the PC, the user (customer) does not need to voluntarily access the URL notified by e-mail or the like using the WEB browser.
[0016]
A fifth aspect of the present invention is a printer utility program executed by a processing unit of a computer device. The processing unit of the computer device that executes the printer utility program transmits driver information and OS information of the computer device to the network relay device. Subsequently, the processing unit of the computer device receives the driver transmitted from the network relay device. Then, the processing unit of the computer device updates the driver of the computer device based on the received driver.
[0017]
According to the present invention, it becomes possible to automatically update a driver of a peripheral device installed in a PC.
[0018]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0019]
FIG. 1 is a block diagram showing the overall configuration of the system of the present embodiment. The management site server device 100 and a LAN 800 (Local Area Network) are connected to the Internet 700. Here, the LAN 800 is connected to the Internet 700 via a firewall (FW) for security considerations. Further, to the LAN 800, electronic devices such as a network relay device 200, a computer device 300, a multifunction device 400, a printer 500, and a facsimile 600 are connected. The multifunction peripheral 400 is a device in which a copy, a facsimile, a printer, a scanner, and the like are integrated. The FAX 600 is directly connected to the LAN 800 by providing an interface that can be connected to the LAN 800, but may be indirectly connected to the LAN 800 by connecting to the network relay device 200 having the FAX connection interface. .
[0020]
The management site server device 100 stores the latest firmware and the like of the electronic device as described later, and transmits the latest firmware and the like to the network relay device 200 in response to a download request from the network relay device 200. Has functions. Here, the management site server device 100 has the following configuration. To the bus 101, a CPU 102 as a processing unit, a RAM 103, a ROM 104, and an HDD 106 (Hard Disk Drive) as storage units, and an NIC 105 (Network Interface Card) as network connection units are connected. The HDD 106 stores a management server program 107, a device software database 108, and the like. The CPU 102 reads a predetermined program stored in the HDD 106 in advance into the RAM 103 and executes the program, thereby transmitting and receiving information to and from the network relay device 200 via the NIC 105 and the Internet 700. Function and realize.
[0021]
The device software database 108 stores information on the latest firmware and the latest driver, and has a structure shown in FIGS. The database includes the latest firmware information table 108a in FIG. 2 and the latest driver information table 108b in FIG. Here, both tables may be divided into a plurality of tables by normalization. Conversely, both tables may be combined into one table.
[0022]
The latest firmware information table 108a includes fields such as a “firmware name” for uniquely identifying the firmware, a “version” for storing the latest firmware version, and a “storage location” for storing the storage location of the latest firmware. Stored in association with each name.
[0023]
On the other hand, the latest driver information table 108b includes a “driver name” for identifying a driver, an “OS type” for uniquely identifying an applicable OS (Operating System), an “OS version” for storing a version of the applicable OS, Of the latest driver, a "storage location" for storing the location of the latest driver, and stored in association with each combination of driver name, OS type, and OS version. .
[0024]
Subsequently, the network relay device 200 stores the latest firmware and the like downloaded from the management site server device 100, as described later, and has a function of updating the firmware of the peripheral device and a function of downloading the firmware from the computer device 300. And a function of transmitting the latest driver to the computer device 300 accordingly. Here, the network relay device 200 has the following configuration. To the bus 201, a CPU 202 as a processing means, a RAM 203, a ROM 204, and a flash memory 207 as storage means, and a WAN PHY 205 (physical layer chip) and a LAN PHY 206 (physical layer chip) as network connection means are connected. ing. The flash memory 207 stores a software update program 208, a relay device database 209, and the like. The CPU 202 reads a predetermined program stored in the flash memory 207 in advance into the RAM 203 and executes the program, thereby transmitting and receiving information to and from the LAN-side PHY 206 and an electronic device connected to the LAN 800 via the network. And a function of transmitting / receiving information to / from the management site server apparatus 100 via a network, and a function of reading / writing to / from the relay device database 209. Here, the network relay device 200 does not necessarily need to be a dedicated device, and may be replaced by a computer device. The software update program 208 may be stored in a medium readable by the network relay device 200, and is not limited to storage in a flash memory. Similarly, the relay device database 209 may be stored in a medium readable and writable by the network relay device 200.
[0025]
The relay device database 209 stores information on firmware and drivers downloaded from the management site server device 100 and information on peripheral devices, and has a structure shown in FIGS. The database includes a firmware information mirror table 209a in FIG. 4, a driver information mirror table 209b in FIG. 5, and a peripheral device information table 209c in FIG. Here, each of these three tables may be divided into a plurality of tables by normalization. Further, these three tables may be combined into one table or two tables.
[0026]
The firmware information mirror table 209a includes fields such as “firmware name”, “version”, and “storage location”. Each field has the same attribute as the field defined in the latest firmware information table 108a of the device software database 108, and is stored in association with each firmware name. Here, the “storage location” refers to the storage location of the firmware stored in the network relay device, and is not the storage location of the firmware stored in the management site server device.
[0027]
The driver information mirror table 209b includes fields such as “driver name”, “OS type”, “OS version”, “driver version”, and “storage location”. Each field has the same attribute as the field defined in the latest driver information table 108b of the device software database 108, and is stored in association with each combination of driver name, OS type, and OS version. Here, the “storage location” refers to the storage location of the driver stored in the network relay device, and is not the storage location of the driver stored in the management site server device.
[0028]
On the other hand, the peripheral device information table 209c includes an “IP address” for storing the IP address of the peripheral device, a “firmware name” for uniquely identifying the firmware installed on the peripheral device, and a version of the firmware installed on the peripheral device. And a field for storing information for judging whether the firmware installed in the peripheral device is old or not. Stored.
[0029]
The computer device 300 is a personal computer (PC) or the like, and transmits its own driver information to the network relay device 200 as described later. Here, the computer device 300 has the following configuration. For the bus 301, a keyboard 306 and a mouse 307 as input means, a display 308 as display means, a CPU 302 as processing means, a RAM 303, ROM 304, and HDD 309 (Hard Disk Drive) as storage means, and a network connection means An NIC 305 (Network Interface Card) is connected. I / F indicates an interface between the bus and various devices. The HDD 309 stores a printer utility program 310 and the like. The CPU 302 realizes a function of transmitting and receiving information to and from the network relay device 200 via the NIC 305 and the network by reading a predetermined program stored in the HDD 309 in advance into the RAM 303 and executing the program.
[0030]
Next, the operation of the system of the present embodiment will be described. The following operation is performed when “the CPU 102 of the management site server device 100 reads out the management server program 107 stored in the HDD 106 to the RAM 103 and executes it” and / or “the CPU 202 of the network relay device 200 stores the program in the flash memory 207 And / or "Reading the executed software update program 208 into the RAM 203 and executing the same" and / or "Reading the computer device 300 information collection program stored in the HDD 309 into the RAM 303 by the CPU 302 of the computer device 300 and executing it". .
[0031]
FIG. 7 shows a state of processing and communication between the network relay device 200 and the peripheral device regarding acquisition of firmware information of the peripheral device. In the present embodiment, the network relay device 200 and the peripheral device communicate using SNMP (Simple Network Management Protocol), but may use SOAP (Simple Object Access Protocol). CPU 202 of network relay device 200 determines whether a predetermined event has occurred (step S100). Examples of the predetermined event include an elapse of a predetermined time and a set time. When a predetermined event occurs, the CPU 202 of the network relay device 200 sequentially reads the records of the peripheral device information table 209c, and acquires the IP address of the peripheral device to be managed from the value of the “IP address” field (step S105). ). Subsequently, the CPU 202 of the network relay device 200 transmits an information collection request for each peripheral device via the LAN-side PHY based on the acquired IP address (step S110). The CPU of the peripheral device that has received the information collection request acquires the firmware name from the MIB (Management Information Base) and / or the extended MIB (Step S115), and acquires the version of the firmware (Step S120). Then, the CPU of the peripheral device transmits the acquired firmware information to the network relay device 200 (Step S125). The CPU 202 of the network relay device 200 that has received the firmware information reads, from the peripheral device information table 209c, “the value of the IP address field is the same as the source IP address of the received firmware information” and “the firmware name field value is the received firmware. A record having the same name as the firmware name in the information is searched (step S130), and it is determined whether there is an existing record (step S135). If there is an existing record, update the existing record as follows. The CPU 202 of the network relay device 200 determines whether there is a change in the driver information of the peripheral device, that is, whether “the value of the version field of the existing record is different from the received firmware information is different” (step S145). . If there is a change in the existing record, the CPU 202 of the network relay device 200 updates the existing record in the peripheral device information table 209c based on the received firmware information (Step S150). On the other hand, if there is no existing record in step S135, a record is added to the peripheral device information table 209c based on the received firmware information (step S140). Subsequently, the CPU 202 of the network relay device 200 searches the firmware information mirror table 209a for a record “same as the firmware name of the received firmware information” (step S155), and determines whether the firmware of the peripheral device is old, It is determined whether or not the version of the received firmware information is smaller than the value of the version field of the search result record ”(step S160). If the firmware of the peripheral device is old, the CPU 202 of the network relay device 200 sets the value of the old flag field to 1 in the search result record of step S130 (step S165).
[0032]
FIG. 8 shows a state of processing and communication between the network relay device 200 and the peripheral device with respect to the firmware update of the peripheral device. In the present embodiment, the network relay device 200 and the peripheral device communicate using SNMP, but may use SOAP. CPU 202 of network relay device 200 determines whether a predetermined event has occurred (step S200). Examples of the predetermined event include an elapse of a predetermined time and a set time. When a predetermined event occurs, the CPU 202 of the network relay device 200 extracts a record of “the value of the old flag field is 1” from the peripheral device information table 209c, and extracts the old firmware from the value of the IP address field of the extracted record. The IP address of the used peripheral device is obtained (step S205). The firmware information mirror table 209a is searched for a record in which the value of the firmware name field is the same as the value of the firmware name field of the extracted record. Then, the storage location of the latest firmware is acquired from the value of the storage location field of the search result record (step S210). The CPU 202 of the network relay device 200 transmits a job number confirmation request to the peripheral device based on the IP address acquired in step S205 (step S215). The CPU of the peripheral device that has received the job number confirmation request acquires the number of jobs from the MIB and / or the extended MIB, and transmits the acquired number of jobs to the network relay device 200 (step S220). The CPU 202 of the network relay device 200 that has received the number of jobs determines the update data division number according to the number of jobs (step S221). For example, when 0 ≦ the number of jobs ≦ 3, the number of update data divisions = 1, and when 3 ≦ the number of jobs, update data division number = 2. Subsequently, the CPU 202 of the network relay device 200 transmits an update data reception request to the peripheral device based on the IP address acquired in step S205 (step S222). The CPU of the peripheral device that has received the update data reception request performs update data reception standby processing (step S223). When the update data reception standby is completed, the CPU of the peripheral device transmits an update data reception standby completion notification to the network relay device 200 (step S224). The CPU 202 of the network relay device 200 that has received the update data reception standby completion notification transmits update data of the latest firmware to the peripheral device from the storage location acquired in step S210 (step S225). Here, the update data is data obtained by dividing one firmware in advance. The peripheral device that has received the update data performs an update data reception standby release process (step S226), and transmits an update data reception completion notification to the network relay device 200 (step S227). Regarding the transmission and reception of the update data, the processing from step S222 to step S227 is performed for the number of update data divisions determined in step S221. Subsequently, the CPU 202 of the network relay device 200 transmits a firmware update request to the peripheral device that has received the update data (Step S228). The CPU of the peripheral device that has received the firmware update request restores the firmware that has been divided and received based on the update data, and then updates the firmware (step S230). When the firmware update is completed, the CPU of the peripheral device transmits an update result notification to the network relay device 200 (Step S235). The CPU 202 of the network relay device 200 that has received the update result notification determines whether or not the update has been successful (step S240). If the update is successful, a record of the peripheral device information table 209c corresponding to the firmware of the updated peripheral device is searched, the value of the version field of the search result record is set to the updated version, and the old flag field is set. Is set to 0 (step S245). Then, CPU 202 of network relay device 200 transmits a restart request to the peripheral device (step S250). The CPU of the peripheral device that has received the restart request performs a restart in response to the request (step S255). By the restart, the CPU of the peripheral device can read the updated firmware into the RAM and execute it. Here, the update of the firmware of the peripheral device includes a process of adding or updating an application in the multifunction peripheral as the peripheral device.
[0033]
FIG. 9 shows a state of processing and communication between the network relay device 200 and the computer device 300 regarding acquisition and update of driver information of the computer device 300. In the present embodiment, the network relay device 200 and the computer device 300 communicate with each other using TCP (Transmission Control Protocol). CPU 302 of computer device 300 determines whether a predetermined event has occurred (step S300). Examples of the predetermined event include an elapse of a predetermined time and a set time. When a predetermined event has occurred, the CPU 302 of the computer device 300 acquires the name of the installed driver by using an API (Application Program Interface) provided by the OS (Operating System) (step S305). The driver version is acquired (step S310). Similarly, the CPU 302 of the computer device 300 acquires the OS type (step S311) and acquires the OS version (step S312). Then, the CPU 302 of the computer device 300 transmits the obtained driver information and OS information to the network relay device 200 (Step S315). Then, the CPU 202 of the network relay device 200 searches the driver information mirror table 209b for a record corresponding to the received driver information and OS information (Step S320), and determines whether the driver of the computer device 300 is old, that is, “Receive”. It is determined whether the version of the obtained driver information is smaller than the value of the driver version field of the search result record ”(step S325). If the driver of the computer device 300 is old, the CPU 202 of the network relay device 200 acquires the storage location of the latest driver from the value of the storage location field in the search result record in step S320, and stores the acquired storage location information in the computer device 300. (Step S330). The CPU 302 of the computer device 300 that has received the storage location information of the latest driver transmits a download request for the driver stored in the storage location to the network relay device 200 (step S335). The CPU 202 of the network relay device 200 that has received the download request transmits the requested update data of the latest driver to the computer device 300 (step S340). Subsequently, the CPU 302 of the computer device 300 updates the driver based on the received update data (Step S345). At this time, a message indicating that the latest driver is automatically updated may be displayed in a pop-up.
[0034]
FIG. 10 shows a state of processing and communication between the management site server device 100 and the network relay device 200 regarding updating of the firmware and driver stored in the network relay device 200. In the present embodiment, the management site server device 100 and the network relay device 200 perform communication using SOAP (Simple Object Access Protocol). Here, in the SOAP, packet filtering by a firewall is avoided by using HTTP as a lower protocol. CPU 202 of network relay device 200 determines whether a predetermined event has occurred (step S400). Examples of the predetermined event include an elapse of a predetermined time and a set time. When a predetermined event has occurred, the CPU 202 of the network relay device 200 acquires the current firmware information from the firmware information mirror table 209a (step S405), and acquires the current driver information from the driver information mirror table 209b (step S410). ). Subsequently, the CPU 202 of the network relay device 200 establishes an HTTP connection with the management site server device 100, and transmits the acquired firmware information and driver information to the management site server device 100 as XML (Extensible Markup Language) data. (Step S415). The CPU 102 of the management site server device 100 that has received the XML data transmits the test data to the network relay device 200 for measuring the communication speed (step S420). The CPU 202 of the network relay device 200 that has received the test data transmits a test data reception completion notification to the management site server device 100 (Step S425). The CPU 102 of the management site server device 100 that has received the test data reception completion notification calculates the communication speed from the time from the test data transmission to the reception of the test data reception completion notification and the size of the test data (step S430). Subsequently, the CPU 102 of the management site server apparatus 100 searches for the corresponding record in the latest firmware information table 108a for each record related to the firmware information of the received XML data (Step S435), and the record is stored in the network relay device 200. It is determined whether the firmware being used is old, that is, “whether the value of the firmware version in the XML data is smaller than the value of the version field of the search result record” (step S440). If the firmware of the network relay device 200 is old, the CPU 102 of the management site server device 100 acquires the storage location of the latest firmware from the value of the storage location field in the search result record in step S435, and stores the acquired storage location information in the network. The message is transmitted to the relay device 200 (step S445). The CPU 202 of the network relay device 200 that has received the storage location information of the latest firmware transmits a download request for the firmware to the management site server device 100 (step S450). The CPU 102 of the management site server device 100 that has received the download request transmits the requested update data of the latest firmware and the latest firmware information to the network relay device 200 (step S455). Here, the transmission in step S455 is divided and transmitted according to the communication speed calculated in step S430. The CPU 202 of the network relay device 200 that has received the update data and the latest firmware information searches the firmware information mirror table 209a for a record in which the value of the firmware name field is the same as the firmware name of the received firmware information. The storage location of the received firmware is obtained from the value of the storage location field of, and the value of the version field is set to the version of the latest firmware received. Then, the CPU 202 of the network relay device 200 stores the received firmware update data in the acquired storage location (step S460).
[0035]
Similarly, the update of the driver stored in the network relay device 200 is performed as follows. The CPU 102 of the management site server apparatus 100 searches for the corresponding record in the latest driver information table 108b for each record related to the driver information of the received XML data (step S465), and the driver stored in the network relay device 200 Is older, that is, whether “the value of the driver version in the XML data is smaller than the value of the driver version field of the search result record” (step S470). If the driver stored in the network relay device 200 is old, the CPU 102 of the management site server apparatus 100 obtains the storage location of the latest driver from the value of the storage location field in the search result record in step S465, and obtains the obtained storage. The location information is transmitted to the network relay device 200 (step S475). The CPU 202 of the network relay device 200 that has received the storage location information of the latest driver transmits a download request for the driver stored in the storage location to the management site server device 100 (step S480). The CPU 102 of the management site server device 100 that has received the download request transmits the requested update data of the latest driver and the latest driver information to the network relay device 200 (step S485). Here, the transmission in step S485 is divided and transmitted according to the communication speed calculated in step S430. Upon receiving the update data and the latest driver information, the CPU 202 of the network relay device 200 searches the driver information mirror table 209b for a record corresponding to the received latest driver information, and receives the record from the value of the storage location field of the search result record. The storage location of the firmware is obtained, and the value of the driver version field is set to the version of the latest driver information received. Then, the CPU 202 of the network relay device 200 stores the received driver update data in the obtained storage location (step S490).
[0036]
FIG. 11 is an example of a peripheral device information screen that displays information stored in the peripheral device information table 209c of the network relay device 200. The peripheral device information screen 900 displays a column for displaying an IP address, a firmware name, a version, etc., a column for displaying whether or not an update is required, and a management button corresponding to each field of the peripheral device information table 209c. To be equipped with a column.
[0037]
The peripheral device information screen 900 is displayed on the web browser of the computer device 300 as an information viewing terminal as follows. The CPU 302 of the computer device 300 in which a predetermined URL (Uniform Resource Locator) is designated by the Web browser transmits a request for browsing peripheral device information to the network relay device 200. The CPU 202 of the network relay device 200 that has received the browsing request transmits control information on the peripheral device information screen 900 to the computer device 300 based on the peripheral device information acquired from the peripheral device information table 209c. The CPU 302 of the computer device 300 that has received the control information displays the peripheral device information screen 900 on the web browser.
[0038]
FIG. 12 is an example of a peripheral device management screen displayed when the management button on the peripheral device information screen 900 is pressed. The peripheral device management screen 950 includes a column for displaying the IP address of the target peripheral device as network information, and a column for displaying the firmware name, a column for displaying the current version, and a version after update as the firmware information. To be equipped with a column. Further, the peripheral device management screen 950 includes an update button 951 to be pressed when updating the firmware, an add button 952 to be pressed when adding the firmware, and a column for displaying the command name of the remote operation. A column for displaying the status of the peripheral device with respect to the command and a column for displaying the execution button 953 are provided.
[0039]
The peripheral device management screen 950 is displayed on the web browser of the computer device 300 as follows. When the management button on the peripheral device information screen 900 is pressed, the CPU 302 of the computer device 300 transmits the IP address corresponding to the pressed management button to the network relay device 200. The CPU 202 of the network relay device 200 that has received the IP address searches the peripheral device information table 209c for a record “the value of the IP address field is the same as the received IP address”, and searches the firmware information mirror table 209a for a corresponding record. Search for. Then, the CPU 202 of the network relay device 200 acquires the current peripheral device information from the search result record of the peripheral device information table 209c, and obtains the information of the current peripheral device stored in the network relay device 200 from the search result record of the firmware information mirror table 209a. Get the firmware version. Subsequently, the CPU 202 of the network relay device 200 transmits the control information of the peripheral device management screen 950 to the computer device 300 based on the acquired information and a list of preset commands. The CPU 302 of the computer device 300 that has received the control information displays the peripheral device management screen 950 on the web browser.
[0040]
Further, when the update button 951 of the peripheral device management screen 950 is pressed, the CPU 302 of the computer device 300 updates the IP address and the firmware name of the peripheral device displayed on the peripheral device management screen 950 with the network relay device. 200. The network relay device 200 that has received the IP address and the firmware name updates the firmware according to the above-described firmware update process.
[0041]
When the execution button 953 of the peripheral device management screen 950 is pressed, the CPU 302 of the computer device 300 transmits the IP address of the peripheral device displayed on the peripheral device management screen 950 and the executed execution button 953 to the pressed button. The corresponding command name is transmitted to the network relay device 200. The CPU 202 of the network relay device 200 that has received the IP address and the command name transmits an execution request for the command corresponding to the received command name to the peripheral device corresponding to the received IP address. The peripheral device that has received the command execution request executes the command based on the request.
[0042]
FIG. 13 is an example of an additional firmware list screen displayed when the add button 952 of the peripheral device management screen 950 is pressed. The additional firmware list screen 1000 displays a column for displaying a firmware name, a column for displaying a version, and a check box 1001 for designating whether or not to be added as firmware information stored in the network relay device 200. To be equipped with a column.
[0043]
The additional firmware list screen 1000 is displayed on the web browser of the computer device 300 as follows. When the add button 952 of the peripheral device management screen 950 is pressed, the CPU 302 of the computer device 300 transmits the IP address of the peripheral device displayed on the peripheral device management screen 950 to the network relay device 200. The CPU 202 of the network interconnecting device 200 that has received the IP address acquires the firmware information stored in the network interconnecting device 200 from the firmware information table, and adds the additional firmware based on the acquired firmware information and the received IP address. The control information of the list screen 1000 is transmitted to the computer device 300. The CPU 302 of the computer device 300 that has received the control information displays the additional firmware list screen 1000 on the web browser.
[0044]
Subsequently, on the additional firmware list screen 1000, the user uses the keyboard 306 or the mouse 307 as an input unit to turn on a check box 1001 of a line on which the firmware to be installed is displayed, and then presses an execution button. . When the execution button is pressed, the CPU 302 of the computer device 300 changes the IP address of the target peripheral device displayed on the additional firmware list screen 1000 and the firmware name of the row where the check box 1001 is turned on to the network relay device. 200. The CPU 202 of the network relay device 200 that has received the IP address or the like performs additional processing according to the above-described firmware update processing.
[0045]
As described above, the system according to the present embodiment realizes a function of automatically updating the firmware of the peripheral device and a function of automatically updating the driver of the peripheral device installed in the computer device. This eliminates the need for the dealer to visit the customer site for updating the firmware, thereby reducing labor. Further, when updating the driver of the peripheral device installed in the computer device, the user (customer) does not need to voluntarily access the URL specified by the company using the web browser. In addition, since the network relay device serves as a temporary storage location for firmware or drivers, the download time can be reduced. Since the remote operation such as the restart of the peripheral device can be performed, the data read into the RAM of the peripheral device can be reset. Further, by displaying a pop-up when updating the driver of the computer device, the user who is actually using the computer device can determine whether to update the driver according to the work situation. In addition, the ability to remotely add firmware required for peripheral devices facilitates peripheral device management.
[0046]
In the above embodiment, the management site server device 100 is configured by one computer, but may be a distributed system including a plurality of computers. Although the firewall is installed with security in mind, it does not need to be a particular component of the system if security measures are not required.
[0047]
Further, although the management site server device 100 and the LAN 800 are connected to the Internet 700, the communication medium is not limited to the Internet 700, but may be an intranet, a LAN 800, a WAN, a VPN (Virtual Private Network), or the like.
[0048]
The electronic device is a device having a LAN 800 connection function, and does not matter whether it is connected to the LAN 800 by wire or wirelessly.
[0049]
Further, the management server program 107 and the printer utility program 310 need only be stored in a computer-readable medium, and are not limited to being stored in the HDD. Similarly, the instrument software database 108 need only be stored on a computer readable and writable medium.
[0050]
【The invention's effect】
A system to which the present invention is applied manages firmware and / or driver information in synchronization with a management site server device and a network relay device, the network relay device automatically updates firmware of a peripheral device, and / or a computer device. Since the driver can be automatically updated, the vendor can update the firmware of the peripheral device without visiting the customer. Also, the driver of the peripheral device installed in the PC can be automatically updated without voluntarily accessing the URL specified by the trader using the web browser. Further, the user does not have to collectively download peripheral device drivers from the server of the trader to the PC for each user.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing an overall configuration of a system.
FIG. 2 is a structural diagram of a latest firmware information table of a device software database.
FIG. 3 is a structural diagram of a latest driver information table of a device software database.
FIG. 4 is a structural diagram of a firmware information mirror table of a relay device database.
FIG. 5 is a structural diagram of a driver information mirror table of a relay device database.
FIG. 6 is a structural diagram of a peripheral device table of a relay device database.
FIG. 7 is a diagram illustrating a state of communication regarding firmware information acquisition processing.
FIG. 8 is a diagram illustrating a state of communication relating to a firmware update process.
FIG. 9 is a diagram illustrating a state of communication related to a driver update process.
FIG. 10 is a diagram illustrating a state of communication regarding updating of firmware and a driver stored in the network relay device.
FIG. 11 is a diagram illustrating an example of a peripheral device information screen.
FIG. 12 is a diagram illustrating an example of a peripheral device management screen.
FIG. 13 is a diagram illustrating an example of an additional firmware list screen.
[Explanation of symbols]
100 Management site server device
102 Management site server CPU (processing means)
106 HDD (storage means) of management site server device
107 Management server program
108 Equipment Software Database
200 Network relay device
202 CPU (processing means) of network relay device
207 Flash memory (storage means) of network relay device
208 Software Update
209 Relay device database
300 Computer equipment
302 CPU (processing means) of computer equipment
306 Keyboard of computer equipment (input means)
307 Computer device mouse (input means)
308 Display of computer equipment (display means)
309 HDD (storage means) of computer equipment
310 Printer Utility Program
400 MFP
500 printer
600 FAX
700 Internet
800 LAN

Claims

In a system including a management site server device, a network relay device, a computer device, and a peripheral device connected to a network,
The processing means of the management site server device calculates a communication speed between the management site server device and the network relay device, and updates the latest firmware or the latest driver stored in the storage device of the management site server device with the communication speed. Transmitting to the network relay device in accordance with
A step of acquiring firmware information of the peripheral device, a step of storing the acquired firmware information in a storage unit of the network relay device, and a step of acquiring a use status of the peripheral device. Transmitting the firmware stored in the storage unit of the network relay device to the peripheral device according to the usage status of the peripheral device, and transmitting a remote operation request required for updating the firmware to the peripheral device. Receiving the driver information and the OS information transmitted from the computer device, and transmitting the latest driver stored in the storage unit of the network relay device to the computer device based on the received driver information and the OS information. Sof characterized by having Hardware update method.

Calculating the communication speed between the management site server device and the network relay device; and transmitting the latest firmware or latest driver stored in the storage unit of the management site server device to the network relay device according to the communication speed. And a processing means of the management site server device.

Obtaining firmware information of the peripheral device, storing the obtained firmware information in the storage unit of the network relay device, transmitting the stored firmware information to the management site server device, Receiving the latest firmware from the management site server device, obtaining the usage status of the peripheral device, and storing the firmware in the storage means of the network relay device according to the usage status of the peripheral device. And transmitting a remote operation request required for updating firmware to the peripheral device by causing the processing device of the network relay device to execute the software update program.

Causing the processing means of the network relay device to execute the steps of receiving the driver information and the OS information transmitted from the computer device, and transmitting the latest driver to the computer device based on the received driver information and the OS information. 4. The software update program according to claim 3, wherein:

Transmitting the driver information and the OS information of the computer device to the network relay device, receiving the driver transmitted from the network relay device, and updating the driver of the computer device based on the received driver. A printer utility program executed by a processing unit of a computer device.