JP2003298718A - 無線通信機 - Google Patents

無線通信機

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JP2003298718A
JP2003298718A JP2002094893A JP2002094893A JP2003298718A JP 2003298718 A JP2003298718 A JP 2003298718A JP 2002094893 A JP2002094893 A JP 2002094893A JP 2002094893 A JP2002094893 A JP 2002094893A JP 2003298718 A JP2003298718 A JP 2003298718A
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JP2002094893A
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Masaru Kuroda
賢 黒田
Takeshi Igarashi
剛 五十嵐
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Kyocera Corp
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Kyocera Corp
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機等の無線通信機に関し、特に、記
憶された電話帳の検索を簡素化し、消費電力を削減可能
な無線通信機に関する。 【解決手段】 第1の表示部19aと、前記第1の表示
部より表示領域が小さい第2の表示部19bと、無線通
信機から発信する相手先を記憶する記憶部21と、無線
通信機の動作を制御する制御部16と、を備える無線通
信機において、前記制御部16は、前記第1の表示部1
9aの動作を停止した状態で、前記記憶部21に記憶さ
れた発信相手先の情報を読み出して前記第2の表示部1
9bに表示し、前記第2の表示部19bを用いて前記記
憶部21に記憶された発信相手先を検索可能としたこと
を特徴とする無線通信機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機等の無
線通信機に関し、特に、記憶された電話帳の検索を簡素
化し、消費電力を削減可能な無線通信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯電話機は、例えば、ストレー
トタイプの携帯電話機においては、120×160ドッ
ト程度の液晶表示器で構成された主表示部(メインLC
D)を備えている。また、携帯電話機は、電話機として
の機能の他に記憶部に通信相手先の電話番号、メールア
ドレス等を記憶した電話帳を保存し、これを検索できる
機能を備えている。そして、携帯電話機に本体のキー等
を操作することで、主表示部を用いて電話帳に記憶され
た相手先を検索できる。その後、発信キー等を操作する
ことで、その相手先(検索された電話番号)に対して発
信し、通話することができる。
【0003】また、折り畳み型(フリップ・タイプ)の
携帯電話機では、筐体を折り畳んだ閉状態では筐体に隠
され、開状態で外部に露出する第1の表示部(メインL
CD)と、筐体を折り畳んだ閉状態においても外部に露
出する第2の表示部(サブLCD)とを備える携帯電話
機も知られている。この場合、開状態では上記のように
電話帳の検索、発呼が行えるが、閉状態では、サブLC
Dには着信通知やバッテリ残量等の携帯電話の状態の表
示ができるのみであった。
【0004】図7は、従来のフリップ・タイプの携帯電
話機の発呼手順を表したフローチャートである。
【0005】ユーザーは通常筐体を閉状態にしているた
め、発呼操作をするためにまず筐体を開にする(S14
1)。その後、メニューキーにより検索方法を選択し
(S142)、検索方法を決定する(S143)。そし
て、電話番号を検索し(S144)、目的の電話番号を
検索した後、発信キーの押下によって相手先を発信し
(S145)、通話が可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の携帯電話機にお
いて、従来のストレートタイプの携帯電話機では、電話
番号検索をはじめ、すべての操作を主表示部で行う必要
がある。特に近年の携帯電話機では、液晶表示器のカラ
ー化、輝度の向上、表示部分の大画面化、の傾向にあ
り、携帯電話機の消費電力が増化する原因となってい
る。また、折り畳み型の携帯電話機では、大画面の主表
示器を備えており、消費電力の増加に拍車がかかってい
る。さらに、近年の携帯電話機は機能が増えているた
め、1つの機能を実行するためにいくつかの選択肢を経
てから目的の機能を実行することができるというように
操作が複雑となっている(図7参照)。このような操作
手順が操作に費やす時間を増化させ、結果として消費電
力の増加に拍車をかけている。
【0007】また、携帯電話機は、その電池が消費され
携帯電話機の動作に必要な電圧を確保できなくなった場
合に低電圧警報を発し、携帯電話機の動作を停止する機
能を有している。携帯電話機のユーザーは相手先を自分
の携帯電話機のメモリのみに保存している場合が少なく
ないので、携帯電話機の電池が消費され携帯電話機の動
作が停止した場合には、たとえ周囲に一般の有線電話
機、公衆電話機や他の携帯電話機があったとしても、相
手先の電話番号が分からないため電話を掛けることがで
きないこともある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、第1の表
示部と、前記第1の表示部より表示領域が小さい第2の
表示部と、無線通信機から発信する相手先を記憶する記
憶部と、無線通信機の動作を制御する制御部とを備える
無線通信機において、前記制御部は、前記第1の表示部
の動作を停止した状態で、前記記憶部に記憶された発信
相手先の情報を読み出して前記第2の表示部に表示し、
前記第2の表示部を用いて前記記憶部に記憶された発信
相手先を検索可能としたことを特徴とする。
【0009】第2の発明は、第1の発明において、他の
無線通信機との間で通信を行うための無線信号を生成す
る無線部と、無線通信機の動作を制御する制御部と、少
なくとも前記無線部及び前記制御部を作動させる電池
と、前記電池残量を検出する電池残量検出部と、を備
え、前記制御部は、前記電池残量検出部が、前記電池の
残量と所定値との比較結果に基づいて、前記無線部によ
る無線信号の生成を停止し、前記無線信号の生成が停止
した状態で、前記第2の表示部において、前記記憶部に
記憶された発信相手先を検索可能としたことを特徴とす
る。
【0010】第3の発明は、第1又は第2の発明におい
て、第1の筐体と第2の筐体とが回動可能に接続されて
おり、前記第2の表示部は、前記第1の筐体と前記第2
の筐体とが折り畳まれた閉状態で外部に露出する位置に
配置し、前記閉状態で、前記第2の表示部において、前
記記憶部に記憶された発信相手先を検索した後、前記第
2の表示部に前記検索結果が表示された状態で、前記第
1の筐体と前記第2の筐体とを開状態にすると、前記検
索結果である発信相手先に対し発信することを特徴とす
る。
【0011】
【発明の作用と効果】第1の発明によると、第1の表示
部と、前記第1の表示部より表示領域が小さい第2の表
示部と、無線通信機から発信する相手先を記憶する記憶
部と、無線通信機の動作を制御する制御部とを備える無
線通信機において、前記制御部は、前記第1の表示部の
動作を停止した状態で、前記記憶部に記憶された発信相
手先の情報を読み出して前記第2の表示部に表示し、前
記第2の表示部を用いて前記記憶部に記憶された発信相
手先を検索可能としたので、主表示器の動作を停止した
状態で発信相手先を検索することができることから、無
線通信機の消費電力を低減することができる。
【0012】第2の発明によると、他の無線通信機との
間で通信を行うための無線信号を生成する無線部と、無
線通信機の動作を制御する制御部と、少なくとも前記無
線部及び前記制御部を作動させる電池と、前記電池残量
を検出する電池残量検出部と、を備え、前記制御部は、
前記電池残量検出部が、前記電池の残量と所定値との比
較結果に基づいて、前記無線部による無線信号の生成を
停止し、前記無線信号の生成が停止した状態で、前記第
2の表示部において、前記記憶部に記憶された発信相手
先を検索可能とした。すなわち、無線信号の生成をする
ための電源電圧と、発信相手先の検索のために制御部が
動作する電源電圧が異なるので、無線信号の生成をする
ことができない電圧まで電池残量が減少したときにも制
御部を動作させ発信相手先を検索することができ、携帯
電話機をいわばアドレス帳のように使用することがで
き、第2の表示部に表示された発信相手先の電話番号を
頼りに他の電話機(例えば、固定電話機や公衆電話機
等)で電話を掛けることができる。
【0013】第3の発明によると、第1の筐体と第2の
筐体とが回動可能に接続されており、前記第2の表示部
は、前記第1の筐体と前記第2の筐体とが折り畳まれた
閉状態で外部に露出する位置に配置し、前記閉状態で、
前記第2の表示部において、前記記憶部に記憶された発
信相手先を検索した後、前記第2の表示部に前記検索結
果が表示された状態で、前記第1の筐体と前記第2の筐
体とを開状態にすると、前記検索結果である発信相手先
に対し発信することができるので、相手先に対し発呼す
るための操作を簡素化することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0015】図1は、本発明の実施の形態の携帯電話機
の外観図である。
【0016】本実施の形態の携帯電話機1は、折り畳み
型(フリップ・タイプ)であり、筐体を開状態(図1
(a))又は閉状態(図1(b))にすることができ
る。すなわち、図1に示す携帯電話機1は、少なくとも
受話部18を有する上側筐体2と、少なくとも送話部1
7を有する下側筐体3とで構成され、上側筐体2と下側
筐体3とはヒンジ4によって、互いに回動可能に接続さ
れている。この上側筐体2と下側筐体3とが開状態にあ
るか、閉状態にあるかはヒンジ4に設けられた開閉検出
スイッチ22によって検出される。
【0017】メインLCD19aは、携帯電話機1の筐
体が閉状態(図1(b))において筐体2、3の内側に
隠れる位置の上側筐体2に配置されている。このメイン
LCD19aには、筐体が開状態にて、携帯電話機1の
各種機能や、記憶部21に電話帳として記憶された通信
相手先(電話番号、名前等)等を表示する。すなわち、
メインLCD19aは、携帯電話機1の操作に関する表
示をするユーザーインターフェイスとしての表示器であ
る。また、メインLCD19aは、大きな表示領域を有
し、多色表示可能なカラー液晶表示器によって構成され
ている。
【0018】サブLCD19bは、携帯電話機1の筐体
が閉状態(図1(b)参照)においても筐体2、3の外
側から視認しうる位置の上側筐体2に配置されている。
このサブLCD19bには、筐体が閉状態でも、現在の
携帯電話機1の状態(基地局からの電波強度、充電状
態、着信表示等)、及び記憶部21に電話帳として記憶
された通信相手先(電話番号、名前)等を表示する表示
器である。また、サブLCD19bは、メインLCD1
9aの表示領域より小さな表示領域を有し、白黒等の単
一色の液晶表示器によって構成されている。すなわち、
メインLCD19aは表示動作に必要な電力が大きく、
サブLCD19bは表示動作に必要な電力が小さくなる
ように構成されている。
【0019】なお、本実施の形態の携帯電話機1では、
メインLCD19a及びサブLCD19bは上側筐体2
に設けたが、メインLCD19a、サブLCD19bの
一方又は両方を下側筐体3に設けるように構成してもよ
い。
【0020】メイン操作ボタン20aは、携帯電話機1
の筐体が閉状態(図1(b))においては筐体2、3の
内側に隠れる位置の下側筐体3に配置されている。この
メイン操作ボタン20aは、電話番号の入力、通話開始
(発着信)、終話、その他携帯電話機1の機能を呼び出
したり、携帯電話機1を操作するためのキースイッチで
ある。
【0021】サブ操作ボタン20bは、携帯電話機1の
筐体が閉状態(図1(b))においても筐体2、3の外
側から操作しうる位置の下側筐体3の側面に配置されて
いる。このサブ操作ボタン20bでは、筐体が閉状態で
も操作可能であり、メインLCD2又はサブLCD3に
て相手連絡先の検索を行うときに、記憶部21から読み
出してきた通信相手に関する情報(電話番号、名前等)
の表示を次に進めたり(順送り)、前に戻したり(逆送
り)する。
【0022】すなわち、サブ操作ボタン20bは、アッ
プキーとダウンキーとで構成されており、アップキーの
操作によって次の通信相手に関する情報を表示し(順送
り)、ダウンキーの操作によって前の通信相手に関する
情報を表示し(逆送り)する。なお、本実施の形態の携
帯電話機1では、メイン操作ボタン20a及びサブ操作
ボタン20bは下側筐体3に設けたが、メイン操作ボタ
ン20a、サブ操作ボタン20bの一方又は両方を上側
筐体2に設けるように構成してもよい。
【0023】図2は、本実施の形態の携帯電話機の主要
な構成を示すブロック図である。
【0024】アンテナ11は無線部12に接続されてお
り、無線基地局からの電波を受信し、無線基地局に対し
電波を送信する。無線部12は送信部13及び受信部1
4により構成されている。送信部13はアンテナ11か
ら送信する高周波信号を生成する。受信部14はアンテ
ナ11で受信した高周波信号を増幅、周波数変換等をし
て、ベースバンド信号として音声処理部15に出力す
る。このベースバンド信号は、音声処理部15内の変復
調部(コーデック部)にて音声信号に復調される。ま
た、変復調部では音声信号を変調し、ベースバンド信号
を生成する。
【0025】制御部16は、無線部12、表示部19、
操作部20等の携帯電話機の各部を制御する。無線部1
2に対しては、送受信周波数、送信する電波の出力等を
制御する。表示部19に対しては、メールやウェブの結
果得られた文字情報や、携帯電話機の動作状態を表示す
る表示データを送る。また、操作部20からの文字、数
字の入力、携帯電話機への動作の指示を受け付ける。制
御部16は、記憶部21に接続されている。記憶部21
は、ROM及びRAM等のメモリによって構成されてお
り、携帯電話機1を動作させるためのプログラムや、電
話帳データ等の使用者が入力したデータが記憶されてい
る。
【0026】表示部19は、メインLCD19a及びサ
ブLCD19bから構成されている。前述したように、
メインLCD19aは筐体が閉状態において筐体内側に
隠れる位置に(筐体が開状態の間だけ視認しうる位置
に)、サブLCD19bは筐体が閉状態においても視認
しうる位置に配置されている。、操作部20は、メイン
操作ボタン20a及びサブ操作ボタン20bから構成さ
れている。前述したように、メイン操作ボタン20aは
筐体が閉状態において筐体内側に隠れる位置に(筐体が
開状態の間だけ操作しうる位置に)、サブ操作ボタン2
0bは筐体が閉状態においても外部から操作しうる位置
に配置されている。
【0027】開閉検出スイッチ22は、上側筐体2と下
側筐体3とが開状態にあるか、閉状態にあるかを検出す
るセンサであり、ヒンジ4に設けられた接点を一方の筐
体が押し下げること、又はホール素子等の磁気センサに
よって、筐体の開閉を検出して、開状態又は閉状態を検
出すると制御部16に検出信号を送出する。
【0028】電池23は、携帯電話機1の各機能の動作
に必要な主電力を供給するための電源であり、充電器等
を接続することで充電が可能な二次電池である。
【0029】電圧検出部24は、電池23の電圧を監視
する。この電池電圧に基づいて、制御部16は電池23
の残量を演算して、低電圧警報の発したり、携帯電話機
の機能停止等の制御を行う。
【0030】さらに、携帯電話機1は、音響信号を電気
信号に変換する送話部17、電気信号を音響信号に変換
する受話部18を有している。
【0031】次に、本実施の形態の携帯電話機の動作を
図面を参照して説明する。
【0032】図3は、本実施の形態の携帯電話機のサブ
LCD19bを使用した電話番号の検索方法を表すフロ
ーチャートである。
【0033】図3では、サブLCD19bを使用して、
サブ操作ボタン20bを操作することにより、記憶部2
1に保存された通信相手先の電話帳データ(通信相手に
関する情報)を順次検索して表示する。また、目的の通
信相手先に到達した場合、筐体2、3を開状態にするこ
とでメイン操作ボタン20aに設けられた発信ボタンを
操作することなく、携帯電話機1からの発信がされるよ
うに制御する。
【0034】携帯電話機1は、サブ操作ボタン20bの
入力待ち状態にあり、ボタンが操作されたか否かを検出
している(S101)。そして、サブ操作ボタン5が操
作されたことを検出すると、開閉検出スイッチ22によ
って、筐体2、3が開状態か、閉状態かを検出する(S
102)。筐体が開状態であれば通常動作(S113)
へ移行して、開状態でサブ操作ボタン20bに割り当て
られた機能を実行する。一方、筐体が閉状態であれば、
サブLCD19bを利用した電話帳検索機能(S103
〜S110)を開始する。
【0035】この電話帳検索機能では、まず電話帳デー
タを読み出すための初期設定をする。すなわち、表示順
序等の予め設定された表示方法(番号順検索、頻度順検
索等)を読み出す。さらに、n=1として電話帳データ
読み出しのためのパラメータの初期設定をする(S10
4)。そして、設定された表示順序で、記憶部21に記
憶された電話帳データを読み出し、1件目の電話帳デー
タをサブLCD19bに表示する(S105)。さら
に、サブ操作ボタン20bが操作されたかを検出し(S
106、S107)、サブ操作ボタン20b(アップキ
ー、ダウンキー)が操作されると、電話帳データが順送
り又は逆送りされ、サブLCD19bに順次表示される
(S105〜S107)。すなわち、サブ操作ボタン2
0bのアップキーが操作されると、電話帳データ読出用
パラメータnを1増加して(S111)、ステップS1
05に戻り、次の電話帳データを表示する。また、サブ
操作ボタン20bのダウンキーが操作されると、電話帳
データ読出用パラメータnを1減じて(S111)、ス
テップS105に戻り、前の電話帳データを表示する。
【0036】そして、目的の通信相手先が検索され、サ
ブLCD19bに目的の通信相手先が表示された状態
で、筐体2、3を閉状態から開状態にすると(S10
8)、検索され、サブLCD19bに表示された通信相
手先に対する発呼動作を開始する(S114)。つま
り、筐体を開状態にすることで直ちに相手先に発信し、
相手先との通話が可能となる。
【0037】このサブLCD19bには、通信相手先の
電話番号と名前とをスクロールして交互に表示する(S
109、図4参照)。
【0038】この電話帳の検索機能は、サブ操作ボタン
20bのアップ/ダウンキーの両方を押し下げた場合、
又は一定時間キー操作がされない状態が継続した場合に
終了する(S110)。一方、検索機能の終了条件を満
たさない場合には(S110にて“No”)、ステップ
S106に戻り、サブ操作ボタン20bの操作を検出し
(S106、S107)、筐体の開閉状態を検出する
(S108)。
【0039】図4は、サブLCD19bの表示の状態を
表した説明図である。
【0040】図4の(a)は、待ち受け時及び着信時の
サブLCD19bの表示である。待ち受け時において
は、電波状態や電池残量等が表示され、着信があった時
は、着信時刻、着信回数等を表示する。サブ操作ボタン
20bが押下されサブLCDでの通信相手先の検索機能
が開始された場合は、通信相手先の電話帳データは、図
4(b)のように相手連絡先の名前と電話番号とが交互
にスクロールされ表示される(図3のS109)。サブ
操作ボタン20bのアップ/ダウン操作によって、次の
電話帳データが表示された場合も同様に、該データの名
前と電話番号とをスクロール表示する(図4(c))。
ここで筐体を開状態にした時(図3のS107)、表示
中の電話番号に対して発呼がされ(図3のS114)、
サブLCD19bには図4(d)のように送信中の文字
を表示する。
【0041】図5は、本実施の形態の携帯電話機の電池
電圧低下時における動作を示すフローチャートであり、
図6は電池電圧の変化を示す図である。
【0042】図5に示す処理では、電池電圧が低下した
場合に、電波の送受信を停止するが、電話帳検索機能の
みを動作させる。そして、さらに電池電圧が低下した場
合に全機能を停止するよう制御する。
【0043】携帯電話機1の電池23の出力電圧は、電
圧検出部24により監視されており、電池電圧が所定の
電圧(第1基準電圧V1)まで低下しているか否かを判
定する(S121)。携帯電話機1の使用により電池2
3に蓄えられた電力が消費されると、電池23の出力電
圧が徐々に低下し、図6に示すように変化する。本実施
の形態では、電圧V0が満充電状態を表す。
【0044】携帯電話機1が動作して、電池電圧が所定
の電圧(第1基準電圧V1)まで低下すると、携帯電話
機1の無線部12を停止し、電波の送受信機能を停止す
る(S122)。この、電波の送受信機能の停止は、制
御部16が無線部12の制御を停止して基地局からの電
波の受信を停止することや、無線部12への電源の供給
を停止することにより行う。そして、電池電圧が所定の
電圧(第1基準電圧V1)まで低下した状態でも、さら
に電池23の出力電圧を監視し、電池電圧が所定の電圧
(第2基準電圧V2)まで低下しているか否かを判定す
る(S123)。
【0045】電池電圧がV2まで低下していなければ、
無線部12の動作が停止した後も、電話帳検索に関して
制御部16の動作が可能なように制御する(S12
4)。すなわち、キーの操作が検出されると(図3のS
101)、電話帳検索に関する制御部16の動作を開始
するように構成する。このとき、キー操作検出以外の制
御部の動作を停止し、サブLCD20bの表示も消すよ
うに構成してもよい。このように、電話帳検索の起動に
不要な回路の動作を停止するように構成すると、電池電
圧が第1基準電圧以下となった以後の携帯電話機1の消
費電力を低減することができ、携帯電話機1を長時間動
作させることができる。
【0046】さらに、携帯電話機1が動作して、電池電
圧が所定の電圧(第2基準電圧V2)まで低下すると
(S123)、もはや携帯電話機1の制御部16を動作
させるのに充分の電力を供給できず、電話帳検索機能を
含めた全ての機能を停止させ、携帯電話機の電源を遮断
する(S126)。
【0047】このように、電池電圧が第1基準電圧より
低下しても、制御部16を動作させ電話帳を検索するこ
とによって、記憶部21に記憶された電話帳のデータを
読み出し、通信相手先に関する情報(例えば、電話番
号)を読み出すことができ、検索した電話番号にを手掛
かりにして、固定電話機や公衆電話機等を使用して相手
に電話をかけることが可能となる。
【0048】上記のように、本実施の形態の携帯電話で
は、筐体が閉状態のままサブLCD20bの画面で電話
帳登録されている電話番号を検索できるので、筐体が閉
状態でメインLCD20aの表示を停止することで携帯
電話機1の消費電力を低く抑えることが可能となる。さ
らに、目的の番号を検索した後に筐体を開状態にするこ
とで、相手先に発呼することができるので、電話を掛け
る際の操作を容易にすることができる。
【0049】また、バッテリ電圧が低下し、電波の送受
信を行うのに充分な電力を確保できなくなった後も、サ
ブLCDを使用して電話帳検索を機能させて、通信相手
先の電話番号を知ることができるので、携帯電話機で通
話ができなくても、検索された電話番号を頼りに公衆電
話等で相手に電話を掛けることが可能とる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の携帯電話機の外観図で
ある。
【図2】 本発明の実施の形態の携帯電話機の構成を表
すブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態の携帯電話機の電話帳の
検索手順を表すフローチャートである。
【図4】 本発明の実施の形態の携帯電話機のサブLC
Dの表示の説明図である。
【図5】 本発明の実施の形態の携帯電話機の電池電圧
低下時の動作を表すフローチャートである。
【図6】 本発明の実施の形態の携帯電話機の電池残量
と携帯電話機の動作の関係の説明図である。
【図7】従来の携帯電話機の電話帳の検索手順を表すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 携帯電話機 2 上側筐体 3 下側筐体 4 ヒンジ 11 アンテナ 12 無線部 13 受信部 14 送信部 15 音声処理部 16 制御部 17 送話部 18 受話部 19 表示部 19a メインLCD 19b サブLCD 20 操作部 20a メイン操作ボタン 20b サブ操作ボタン 21 記憶部 22 開閉検出スイッチ 23 電池 24 電圧検出部
フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA11 BB17 EE03 FF01 FF22 GG03 5K036 AA07 JJ03 KK03 5K067 AA34 AA43 BB04 EE02 FF02 FF07 FF19 FF23 FF31 HH23 KK17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の表示部と、前記第1の表示部より表
    示領域が小さい第2の表示部と、無線通信機から発信す
    る相手先を記憶する記憶部と、無線通信機の動作を制御
    する制御部と、を備える無線通信機において、 前記制御部は、前記第1の表示部の動作を停止した状態
    で、前記記憶部に記憶された発信相手先の情報を読み出
    して前記第2の表示部に表示し、前記第2の表示部を用
    いて前記記憶部に記憶された発信相手先を検索可能とし
    たことを特徴とする無線通信機。
  2. 【請求項2】他の無線通信機との間で通信を行うための
    無線信号を生成する無線部と、 無線通信機の動作を制御する制御部と、 少なくとも前記無線部及び前記制御部を作動させる電池
    と、 前記電池残量を検出する電池残量検出部と、を備え、 前記制御部は、前記電池残量検出部が、前記電池の残量
    と所定値との比較結果に基づいて、前記無線部による無
    線信号の生成を停止し、 前記無線信号の生成が停止した状態で、前記第2の表示
    部において、前記記憶部に記憶された発信相手先を検索
    可能としたことを特徴とする請求項1に記載の無線通信
    機。
  3. 【請求項3】第1の筐体と第2の筐体とが回動可能に接
    続されており、 前記第2の表示部は、前記第1の筐体と前記第2の筐体
    とが折り畳まれた閉状態で外部に露出する位置に配置
    し、 前記閉状態で、前記第2の表示部において、前記記憶部
    に記憶された発信相手先を検索した後、 前記第2の表示部に前記検索結果が表示された状態で、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とを開状態にすると、
    前記検索結果である発信相手先に対し発信することを特
    徴とする請求項1又は2に記載の無線通信機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005009012A1 (ja) * 2003-07-23 2005-01-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 折り畳み式携帯電話装置
JP2005303790A (ja) * 2004-04-14 2005-10-27 Nec Corp 移動通信端末装置
JP2011097236A (ja) * 2009-10-28 2011-05-12 Kyocera Corp 電子機器及びその制御方法

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