JP2003177980A - 情報提供システム、情報提供装置および方法、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

情報提供システム、情報提供装置および方法、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

Info

Publication number
JP2003177980A
JP2003177980A JP2001378380A JP2001378380A JP2003177980A JP 2003177980 A JP2003177980 A JP 2003177980A JP 2001378380 A JP2001378380 A JP 2001378380A JP 2001378380 A JP2001378380 A JP 2001378380A JP 2003177980 A JP2003177980 A JP 2003177980A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
peripheral device
position information
search
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001378380A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Shinada
衛 品田
Masaaki Isotsu
政明 礒津
Akihiro Iori
明宏 庵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2001378380A priority Critical patent/JP2003177980A/ja
Publication of JP2003177980A publication Critical patent/JP2003177980A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの周辺に存在する機器を、ユーザに提
示する。 【解決手段】 ディレクトリサーバ101は、周辺機器
103−1乃至103−3が設置されている部屋の位置
情報(周辺機器103−1乃至103−3が、それぞ
れ、どの部屋に設置されているかという情報)を、周辺
機器属性データベース121に記憶している。携帯端末
105は、ビーコンサーバ102−4が発信しているビ
ーコンメッセージを受信すると、ビーコンメッセージに
含まれている、位置情報に基づいて、ルーム4に設置さ
れている周辺機器に関する情報の送信を、ディレクトリ
サーバ101に要求する。ディレクトリサーバ101
は、周辺機器属性データベース121内のデータを検索
し、ルーム4には、周辺機器103−3が設置されてい
る旨を、携帯端末105に通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報提供システ
ム、情報提供装置および方法、情報処理装置および方
法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、周囲空
間に存在する機器を把握することができるようにした情
報提供システム、情報提供装置および方法、情報処理装
置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワーク上の機器やサービスを自動
的に検出する方法として、従来、SLP(Service Location
Protocol)、およびUPnP(Universal Plug and Play)が
知られている。
【0003】図1は、SLPによるサービスの検出の仕組
みを示す概念図である。図1において、ディレクトリ3
は、ステップS1において、サービス2、およびその
他、複数のサービス4を、自らのデータベースに登録す
る。その結果、ディレクトリ3は、サービス2およびそ
の他、複数のサービス4のネットワーク上の存在位置を
データベースに蓄えている。ユーザ1は、サービス2を
入手したい場合、ステップS2において、ディレクトリ
3に問い合わせる。ステップS3において、ディレクト
リ3は、ユーザ1からの問い合わせに対応して、ユーザ
2が入手したいサービス2のネットワーク上の存在位置
をユーザ1に通知する。
【0004】ユーザ1は、ディレクトリ3からの通知に
より、サービス2のネットワーク上の存在場所を知るこ
とができる。
【0005】図2は、SLPの仕組みをより具体的に示し
た図である。図2において、ユーザエージェント11
は、ユーザにより操作される機器(例えば、ユーザによ
り携帯される携帯端末)に組み込まれ、ネットワークを
介した、通信処理を行うプログラムである。ユーザエー
ジェント12は、同じ機器に組み込まれ、作動している
アプリケーション11からの要求に従って、ネットワー
ク上で提供されているサービス2を取得する。
【0006】サービスエージェント13は、サービス2
を提供する機器において、サービス2の提供処理を実行
するプログラムである。また、サービス2を有する機器
の中には、ユーザエージェント11からのサービス2の
要求に応答しないサービスエージェント14を有する機
器も存在する。ディレクトリエージェント15は、これ
らサービスエージェント13、およびサービスエージェ
ント14のネットワーク上の位置(ネットワークトポロ
ジ)に関する情報を記憶、管理している。また、ディレ
クトリエージェント13は、その他複数のサービスエー
ジェント16の提供するサービス、およびサービスエー
ジェント16のネットワーク上の位置を記憶、管理して
いる。
【0007】ここで、ユーザエージェント11において
実行中のアプリケーション12が、サービス2を要求し
た場合、ユーザエージェント11は、ディレクトリエー
ジェント15にサービス2を提供するサービスエージェ
ントのネットワーク上の位置に関する情報を、ディレク
トリエージェント15に要求する。
【0008】ディレクトリエージェント15は、ユーザ
エージェント11から要求されたサービス2を提供する
サービスエージェント13を検索し、検索結果を、ユー
ザエージェント11に通知する。ユーザエージェント1
1は、ディレクトリエージェント15からの通知に基づ
いて、サービス2を提供しているサービスエージェント
13にアクセスし、サービス2の提供を受ける。SLPを
利用したサービスの検出方法は、上述のようになってい
る。
【0009】一方、UPnPは、ネットワーク上の機器とコ
ントローラとの間でHTTPによりメッセージのやり取りを
することで、サーバを使わずにネットワーク上の機器や
サービスを発見することのできる仕組みを提供する。機
器はネットワークに接続されるとssdp:aliveメッセージ
を定期的にマルチキャストし、コントローラはそれを受
け取ることで機器を認識する。逆に、コントローラがss
dp:discoverメッセージをマルチキャストし、機器の応
答を受け取ることで機器を認識することもできる。機器
のssdp:aliveメッセージとssdp:discoverメッセージへ
の応答は、機器のdevice descriptionへのURLを含む。
コントローラはこのURLから機器の持つサービスの種類
などを得ることができる。UPnPはまた、機器の制御方法
や機器の状態変更通知などのプロトコルも規定してい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ディレクトリサービスやUPnPなどのプロトコルでは、各
サービスがネットワークトポロジにおいてユーザ端末の
近くにあるかどうかはある程度判別できるものの、例え
ば、ユーザから物理的に近い場所(例えば、同一の部屋
内)にあるという条件で周辺にある機器を発見すること
ができないという課題があった。
【0011】また、特開2001-84210号公報には、予め、
機器自体が自らの設置されている場所の位置情報を記憶
することにより、ユーザが機器のある場所を知る方法が
開示されているが、携帯端末が携帯端末自身のいる場所
を認識することができないため、発見した機器の場所が
ユーザの周辺なのかどうかを、携帯端末が自動的に認識
することはできず、ユーザの周辺にある機器をユーザに
提示することができないという課題があった。
【0012】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、ユーザが、周囲空間にある機器を把握する
ことができるようにすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の情報提供システ
ムは、情報提供装置は、位置情報の入力を受け付ける第
1の受付手段と、第1の受付手段により受け付けられた
位置情報を周辺機器と対応付けて記憶する記憶手段と、
情報処理装置より、周辺機器の探索要求を受け付ける第
2の受付手段と、第2の受付手段により受け付けられた
探索要求に含まれている位置情報に基づいて、記憶手段
により記憶されている周辺機器の中から、位置情報と対
応付けられている周辺機器を検索する検索手段と、検索
手段により検索された周辺機器に関する情報を情報処理
装置に送信する第1の送信手段とを備え、情報処理装置
は、情報提供装置に、探索要求を送信する第2の送信手
段と、情報提供装置より、周辺機器に関する情報を受信
する受信手段とを備えることを特徴とする。
【0014】本発明の情報提供装置は、周辺機器が配置
されている位置を表わす位置情報の入力を受け付ける第
1の受付手段と、第1の受付手段により受け付けられた
位置情報を周辺機器と対応付けて記憶する記憶手段と、
情報処理装置より、周辺機器の探索要求を受け付ける第
2の受付手段と、第2の受付手段により受け付けられた
探索要求に含まれている位置情報に基づいて、記憶手段
により記憶されている周辺機器の中から、位置情報と対
応付けられている周辺機器を検索する検索手段と、検索
手段により検索された周辺機器に関する情報を情報処理
装置に送信する第1の送信手段とを備えることを特徴と
する。
【0015】前記第1の受付手段には、前記情報提供装
置を管理する管理者から、直接、前記周辺機器の前記位
置情報の入力を受け付けるか、または、ネットワークを
介して入力される、前記周辺機器の前記位置情報の入力
を受け付けるようにさせることができる。
【0016】前記第1の受付手段には、ネットワークを
介して、前記周辺機器より前記周辺機器の前記位置情報
の入力を受け付けるようにさせることができる。
【0017】前記情報処理装置より、前記情報提供装置
を探索する探索メッセージを受信した場合、前記情報処
理装置に対して、応答メッセージを送信する第2の送信
手段をさらに設けるようにすることができる。
【0018】前記記憶手段には、前記位置情報と共に、
前記周辺機器が有するサービスの種類を記憶するように
させ、前記第1の送信手段には、前記周辺機器が有する
前記サービスの種類を前記情報処理装置に送信するよう
にさせることができる。
【0019】前記探索要求は、前記周辺機器が有してい
る前記サービスの種類を検索条件として含んでいるよう
にすることができる。
【0020】前記検索手段には、前記探索要求に含まれ
ている前記検索条件に基づいて、前記周辺機器を検索す
るようにさせることができる。
【0021】前記位置情報は、狭い範囲の位置を特定す
る情報から、より広い範囲の位置を特定する前記情報ま
での複数の前記情報が、特定する範囲の広さ順番に、並
べられて構成されているようにすることができる。
【0022】本発明の情報提供方法は、周辺機器が配置
されている位置を表わす位置情報の入力を受け付ける第
1の受付ステップと、第1の受付ステップの処理により
受け付けられた位置情報を周辺機器と対応付けて記憶す
る記憶ステップと、情報処理装置より、周辺機器の探索
要求を受け付ける第2の受付ステップと、第2の受付ス
テップの処理により受け付けられた探索要求に含まれて
いる位置情報に基づいて、記憶ステップの処理により記
憶されている周辺機器の中から、位置情報と対応付けら
れている周辺機器を検索する検索ステップと、検索ステ
ップの処理により検索された周辺機器に関する情報を情
報処理装置に送信する送信ステップとを含むことを特徴
とする。
【0023】本発明の第1の記録媒体のプログラムは、
周辺機器が配置されている位置を表わす位置情報の入力
を受け付ける第1の受付ステップと、第1の受付ステッ
プの処理により受け付けられた位置情報を周辺機器と対
応付けて記憶するように制御する記憶制御ステップと、
情報処理装置より、周辺機器の探索要求を受け付ける第
2の受付ステップと、第2の受付ステップの処理により
受け付けられた探索要求に含まれている位置情報に基づ
いて、記憶制御ステップの処理により記憶が制御されて
いる周辺機器の中から、位置情報と対応付けられている
周辺機器を検索する検索ステップと、検索ステップの処
理により検索された周辺機器に関する情報を情報処理装
置に送信する送信ステップとを含むことを特徴とする。
【0024】本発明の第1のプログラムは、周辺機器が
配置されている位置を表わす位置情報の入力を受け付け
る第1の受付ステップと、第1の受付ステップの処理に
より受け付けられた位置情報を周辺機器と対応付けて記
憶するように制御する記憶制御ステップと、情報処理装
置より、周辺機器の探索要求を受け付ける第2の受付ス
テップと、第2の受付ステップの処理により受け付けら
れた探索要求に含まれている位置情報に基づいて、記憶
制御ステップの処理により記憶が制御されている周辺機
器の中から、位置情報と対応付けられている周辺機器を
検索する検索ステップと、検索ステップの処理により検
索された周辺機器に関する情報を情報処理装置に送信す
る送信ステップとをコンピュータに実行させる。
【0025】本発明の情報処理装置は、周辺機器が配置
されている位置を表わす位置情報を記憶する情報提供装
置に、周辺機器の探索要求を送信する第1の送信手段
と、情報提供装置より、周辺機器に関する情報を受信す
る受信手段とを備えることを特徴とする。
【0026】前記探索要求は、前記周辺機器が有してい
るサービスの種類を検索条件として含んでいるようにす
ることができる。
【0027】前記探索要求は、前記情報処理装置が配置
されている位置を表わす前記位置情報を含んでいるよう
にすることができる。
【0028】前記情報処理装置が配置されている位置を
表わす前記位置情報を、それを発信しているビーコンサ
ーバより取得する取得手段をさらに設けるようにするこ
とができる。
【0029】前記位置情報は、狭い範囲の位置を特定す
る情報から、より広い範囲の位置を特定する前記情報ま
での複数の前記情報が、特定する範囲の広さ順番に、並
べられて構成されているようにすることができる。
【0030】前記受信手段により受信された前記周辺機
器に関する情報をユーザに提示する提示手段をさらに設
けるようにすることができる。
【0031】前記情報処理装置は、ユーザにより携帯さ
れる移動端末であるようにすることができる。
【0032】前記情報提供装置を探索する探索メッセー
ジを送信する第2の送信手段をさらに設けるようにする
ことができる。
【0033】本発明の情報処理方法は、周辺機器が配置
されている位置を表わす位置情報を記憶する情報提供装
置に、周辺機器の探索要求を送信する送信ステップと、
情報提供装置より、周辺機器に関する情報を受信する受
信ステップとを含むことを特徴とする。
【0034】本発明の第2の記録媒体のプログラムは、
周辺機器が配置されている位置を表わす位置情報を記憶
する情報提供装置に、周辺機器の探索要求を送信する送
信ステップと、情報提供装置より、周辺機器に関する情
報を受信する受信ステップとを含むことを特徴とする。
【0035】本発明の第2のプログラムは、周辺機器が
配置されている位置を表わす位置情報を記憶する情報提
供装置に、周辺機器の探索要求を送信する送信ステップ
と、情報提供装置より、周辺機器に関する情報を受信す
る受信ステップとをコンピュータに実行させる。
【0036】本発明の情報提供システムにおいては、情
報提供装置では、位置情報の入力が受け付けられ、受け
付けられた位置情報が周辺機器と対応付けて記憶され、
情報処理装置より、周辺機器の探索要求が受け付けら
れ、受け付けられた探索要求に含まれている位置情報に
基づいて、記憶されている周辺機器の中から、位置情報
と対応付けられている周辺機器が検索され、検索された
周辺機器に関する情報が情報処理装置に送信され、情報
処理装置では、情報提供装置に、探索要求が送信され、
情報提供装置より、周辺機器に関する情報が受信され
る。
【0037】本発明の情報提供装置および方法、記録媒
体、並びにプログラムにおいては、周辺機器が配置され
ている位置を表わす位置情報の入力が受け付けられ、受
け付けられた位置情報が周辺機器と対応付けて記憶さ
れ、情報処理装置より、周辺機器の探索要求が受け付け
られ、受け付けられた探索要求に含まれている位置情報
に基づいて、記憶されている周辺機器の中から、位置情
報と対応付けられている周辺機器が検索され、検索され
た周辺機器に関する情報が情報処理装置に送信される。
【0038】本発明の情報処理装置および方法、記録媒
体、並びにプログラムにおいては、周辺機器が配置され
ている位置を表わす位置情報を記憶する情報提供装置
に、周辺機器の探索要求が送信され、情報提供装置よ
り、周辺機器に関する情報が受信される。
【0039】
【発明の実施の形態】図3は、本発明を適用した情報提
供システムの一実施の形態を示す図である。図3におい
ては、図中左上にルーム1が、右上にルーム2が、左下
にルーム3が、右下にルーム4が、それぞれ四角い枠で
示されている。ルーム1乃至4は、例えば同一建物内の
異なる部屋である。ルーム1およびルーム2と、ルーム
3およびルーム4の間には、図中、中央に左右に伸びる
ネットワーク100が示されている。ネットワーク10
0は、例えばLAN(Local Area Network)により構成さ
れ、ルーム1乃至4の各部屋に設置された電化製品をネ
ットワーク100に接続可能なようになっている。
【0040】図中、左上に示されているルーム1には、
周辺機器103−1が設置されている。周辺機器103
−1は、テレビジョン受像機、エアコンディショナ、冷
蔵庫、照明機器、および、その他の電化製品、並びにパ
ーソナルコンピュータのうちのいずれかであり、有線に
より、ネットワーク100に接続されている。
【0041】また、ルーム1には、周辺機器103−1
のほかに、ビーコンサーバ102−1が設置されてい
る。ビーコンサーバ102−1も、有線により、ネット
ワーク100に接続されている。ビーコンサーバ102
−1は、定期的に、無線で、ルーム1内に階層的位置情
報を含むビーコンメッセージを発信している。階層的位
置情報の詳細な説明は後述する。
【0042】なお、ビーコンサーバ102−1は、携帯
端末105がルーム1内にのどの位置にあっても、ビー
コンメッセージを受信できるような場所に設置されてお
り、また、ビーコンサーバ102−1は、携帯端末10
5がルーム1内にのどの位置にあっても、ビーコンメッ
セージを受信することができる程度の信号強度で、ビー
コンメッセージを発信する。
【0043】図中右上に示されているルーム2には、一
番右端に周辺機器103−2が設置されている。周辺機
器103−2は、周辺機器103−1と同様、テレビジ
ョン受像機、エアコンディショナ、冷蔵庫、照明機器な
どの電化製品、および汎用のパーソナルコンピュータの
うちのいずれかであり、有線でネットワーク100に接
続されている。
【0044】また、ルーム2には、ビーコンサーバ10
2−2が設置されている。ビーコンサーバ102−2
も、有線でネットワーク100に接続されており、定期
的に、無線で、ルーム2内に階層的位置情報を含むビー
コンメッセージを発信している。階層的位置情報の詳細
な説明は後述する。
【0045】なお、ビーコンサーバ102−2は、携帯
端末105がルーム2内にのどの位置にあっても、ビー
コンメッセージを受信できるような場所に設置されてお
り、また、ビーコンサーバ102−2は、携帯端末10
5がルーム2内にのどの位置にあっても、ビーコンメッ
セージを受信することができる程度の信号強度で、ビー
コンメッセージを発信する。
【0046】さらに、ルーム2には、ディレクトリサー
バ101が設置され、有線でネットワーク100に接続
されている。ディレクトリサーバ101は、周辺機器1
03−1乃至103−3が、ルーム1乃至4のどの部屋
に設置されているかという情報、および周辺機器103
−1乃至103−3がどのようなサービス(機能)を有
しているかという情報を内蔵する周辺機器属性データベ
ース121に記憶、管理している。
【0047】以下の説明において、周辺機器103−1
乃至103−3が、ルーム1乃至4のどの部屋に設置さ
れているかという、空間的な位置の識別情報のことを階
層的位置情報と称する。図3においては、階層的位置情
報は、ルーム1、ルーム2、ルーム3、およびルーム4
の4つの情報に区別される。上述したビーコンサーバ1
02−1が発信するビーコンメッセージに含まれている
階層的位置情報は、ルーム1を識別する階層的位置情報
である。また、ビーコンサーバ102−2が発信するビ
ーコンメッセージに含まれている階層的位置情報は、ル
ーム2を識別する階層的位置情報である。
【0048】なお、以下の説明において、周辺機器10
3−1乃至103−3が設置されている場所の階層的位
置情報、および周辺機器103−1乃至103−3が有
するサービス(機能)に関する情報を合わせて、周辺機
器の属性情報と称する。
【0049】図中左下のルーム3には、ビーコンサーバ
102−3が設置されている。ビーコンサーバ102−
3は、有線でネットワーク100に接続されており、定
期的に、無線で、ルーム3内にルーム3を識別するため
の階層的位置情報を含むビーコンメッセージを発信して
いる。
【0050】なお、ビーコンサーバ102−3は、携帯
端末105がルーム3内にのどの位置にあっても、ビー
コンメッセージを受信できるような場所に設置されてお
り、また、ビーコンサーバ102−3は、携帯端末10
5がルーム3内にのどの位置にあっても、ビーコンメッ
セージを受信することができる程度の信号強度で、ビー
コンメッセージを発信する。
【0051】図中右下のルーム4には、一番左端に周辺
機器103−3が設置されている。周辺機器103−3
は、テレビジョン受像機、エアコンディショナ、冷蔵
庫、照明機器などの電化製品、および汎用のパーソナル
コンピュータのうちのいずれかであり、有線でネットワ
ーク100に接続されている。
【0052】また、ルーム4には、右端にビーコンサー
バ102−4が設置されている。ビーコンサーバ102
−4も、有線でネットワーク100に接続されており、
定期的に、無線で、ルーム4内にルーム4を識別するた
めの階層的位置情報を含むビーコンメッセージを発信し
ている。
【0053】なお、ビーコンサーバ102−4は、携帯
端末105がルーム4内にのどの位置にあっても、ビー
コンメッセージを受信できるような場所に設置されてお
り、また、ビーコンサーバ102−4は、携帯端末10
5がルーム4内にのどの位置にあっても、ビーコンメッ
セージを受信することができる程度の信号強度で、ビー
コンメッセージを発信する。
【0054】さらに、ルーム4には、ブルートゥースア
ダプタ104が設置されている。
【0055】ルーム4の中央には、携帯端末105が示
されている。携帯端末105は、ワードプロセッサ、計
算、スケジュール管理、画像撮影、動画再生などの機能
を有するほか、ブルートゥースアダプタ104との間で
無線通信を行うことにより、ネットワーク100を介し
た通信処理を実行することが可能な携帯用の機器であ
り、ユーザにより携帯される。図3に示されるように、
携帯端末105を携帯したユーザがルーム4に入室して
いる場合、携帯端末105は、ブルートゥースアダプタ
104との間で無線通信を行う。
【0056】なお、図の煩雑さを避けるために、ルーム
1乃至3には、ブルートゥースアダプタを図示していな
いが、ルーム1乃至3にも、ルーム4と同様に、ブルー
トゥースアダプタが設置されている。
【0057】なお、以下の説明において、ビーコンサー
バ102−1乃至102−4のそれぞれを特に区別する
必要がない場合、まとめてビーコンサーバ102と称す
る。また、周辺機器103−1乃至103−3のそれぞ
れを特に区別する必要がない場合、まとめて周辺機器1
03と称する。
【0058】図3に示されるように周辺機器103、ビ
ーコンサーバ102、ディレクトリサーバ101、ブル
ートゥースアダプタ104、および携帯端末105が設
置されている場合、携帯端末105に、ルーム4に設置
されている周辺機器103−3の存在を通知するまでの
処理を、図4を参照しつつ説明する。
【0059】図4においては、図3に示されたルーム1
乃至4と同一のルーム1乃至4が示されており、図4
中、ルーム1には周辺装置103−1が、ルーム2には
ディレクトリサーバ101、および周辺機器103−2
が、ルーム4には、周辺機器103−3、携帯端末10
5、およびビーコンサーバ102−4が、図3と同様に
示されている。
【0060】なお、図4においては、図3中に示されて
いるネットワーク100およびブルートゥースアダプタ
104は、図が煩雑になるのを避けるために、図示を省
略しているが、図4においても、そのシステム構成は図
3と同一であり、ネットワーク100およびブルートゥ
ースアダプタ104は設置されており、ディレクトリサ
ーバ101、周辺機器103−1乃至103−3、ビー
コンサーバ102−1乃至102−4は、ネットワーク
100に接続されている。また、図4においても、ネッ
トワーク100に接続されたブルートゥースアダプタ1
04を介して、携帯端末105はネットワーク100に
接続されている。
【0061】ステップS11において、周辺機器103
−1は、ディレクトリサーバ101に対して、自らを認
識させるためのメッセージを、ネットワーク100(図
3)を介して送信する。ディレクトリサーバ101は、
周辺機器103−1から属性情報を取得し、内蔵する周
辺機器属性データベース121に記憶させる。
【0062】ステップS12において、周辺機器103
−2は、ディレクトリサーバ101に対して、自らを認
識させるためのメッセージを、ネットワーク100(図
3)を介して送信する。ディレクトリサーバ101は、
周辺機器103−2から属性情報を取得し、内蔵する周
辺機器属性データベース121に記憶させる。
【0063】ステップS13において、周辺機器103
−3は、ディレクトリサーバ101に対して、自らを認
識させるためのメッセージを、ネットワーク100(図
3)を介して送信する。ディレクトリサーバ101は、
周辺機器103−3から属性情報を取得し、内蔵する周
辺機器属性データベース121に記憶させる。
【0064】ステップS11乃至ステップS13の処理
により、ディレクトリサーバ101内の周辺機器属性デ
ータベース121には、周辺機器103−1乃至103
−3の設置されている場所の階層的位置情報、および周
辺機器103−1乃至103−3の有するサービス(機
能)に関する情報を含む属性情報が記憶される。
【0065】ステップS14において、ビーコンサーバ
102−1乃至102−4は、階層的位置情報が含まれ
ているビーコンメッセージを発信する。すなわち、ビー
コンサーバ102−1は、ルーム1内に向けて、ルーム
1の識別用の階層的位置情報が含まれているビーコンメ
ッセージを発信する。ビーコンサーバ102−2は、ル
ーム2内に向けて、ルーム2の識別用の階層的位置情報
が含まれているビーコンメッセージを発信する。ビーコ
ンサーバ102−3は、ルーム3内に向けて、ルーム3
の識別用の階層的位置情報が含まれているビーコンメッ
セージを発信する。ビーコンサーバ102−4は、ルー
ム4内に向けて、ルーム4の識別用の階層的位置情報が
含まれているビーコンメッセージを発信する。
【0066】携帯端末105は、ビーコンサーバ102
−4により発信されたビーコンメッセージを受信し記憶
する。
【0067】その後、ステップS15において、携帯端
末105は、ネットワーク100(図3)を介して、ディ
レクトリサーバ101を探索するためのメッセージ(以
下、ディレクトリサーバ探索メッセージと称する)を、
マルチキャストで発信する。
【0068】ディレクトリサーバ101は、携帯端末1
05がステップS15で発信したディレクトリサーバ探
索メッセージを受信し、ステップS16において、ディ
レクトリサーバ探索メッセージに対する応答メッセージ
を、携帯端末105に送信する。
【0069】携帯端末105は、ディレクトリサーバ1
01により送信された応答メッセージを受信すると、ス
テップS17において、ルーム4にはどのような周辺機
器が設置されているか問い合わせるメッセージ(以下、
周辺機器探索要求と称する)をディレクトリサーバ10
1に送信する。なお、この周辺機器探索要求には、ステ
ップS14でビーコンサーバ102−4が発信した、ル
ーム4を識別するための階層的位置情報が含まれてい
る。
【0070】ディレクトリサーバ101は、携帯端末1
05により発信されたメッセージを受信すると、メッセ
ージに含まれている階層的位置情報に基づいて、内蔵す
る周辺機器属性データベース121を検索し、ルーム4
に設置されている周辺機器をリストアップし、ステップ
S18において、リストアップした周辺機器の属性情報
を携帯端末105に送信する。
【0071】携帯端末105は、ディレクトリサーバ1
01により送信された、ルーム4に設置されている周辺
機器の属性情報を受信し、ルーム4には、周辺機器10
3−3が設置されていることをユーザに提示する。提示
された情報に基づいて、ユーザから周辺機器103−3
にアクセスする旨の指示が、携帯端末105に入力され
ると、ステップS19において、携帯端末105は、周
辺機器103−3に、ユーザからの周辺機器103−3
の使用要求を送信する。
【0072】ステップS20において、周辺機器103
−3より応答メッセージが帰ってきて、以降、携帯端末
105は、ユーザにより要求された所定の処理を実行
し、周辺機器103−3を制御する。
【0073】このようにして、携帯端末105のユーザ
は、ルーム4に設置されている周辺機器103−3を発
見することができる。
【0074】なお、ステップS11乃至ステップS13
の処理は、上述した順に実行されることに限定されるも
のではなく、任意の順番に実行することが可能である。
例えば、ステップS12、ステップS11、ステップS
13の順番に実行してもよく、また、ステップS11乃
至ステップS13の処理を同時に実行してもよい。ステ
ップS11乃至ステップS13の処理は、これ以外の順
番で実行することももちろん可能である。
【0075】また、上述においては、ステップS15
で、携帯端末105が、ディレクトリサーバ探索メッセ
ージを発信する条件については説明していないが、携帯
端末105が、ディレクトリサーバ探索メッセージを発
信する条件として、例えば、携帯端末105が、ステッ
プS14でビーコンサーバ102が発信したビーコンメ
ッセージを受信した際に、ビーコンメッセージに含まれ
ている階層的位置情報が、今まで携帯端末105が受信
していたビーコンメッセージに含まれている階層的位置
情報と異なる場合に、携帯端末105がディレクトリサ
ーバ探索メッセージを発信するようにすることができ
る。
【0076】このようにすることにより、携帯端末10
5が、ほかの部屋に移動した場合(例えば、ルーム4か
らルーム2に移動した場合)、携帯端末105は、移動
したことを検知することができ、移動先の部屋に設置さ
れている周辺機器103を、ユーザにいち早く通知する
ことが可能となる。
【0077】上述した情報提供システムにより、例え
ば、図5に示されるように、ルーム1乃至4に、各種電
化製品が設置されている場合、ルーム1乃至4にどのよ
うな機器があるか、予め知識がないユーザでも、すぐ
に、各部屋に設置されている電化製品を把握することが
可能となる。
【0078】すなわち、図5においては、図中左上にル
ーム1が、右上にルーム2が、左下にルーム3が、右下
にルーム4がある。また、ルーム1には、メディアコン
バータ151が、ルーム2には、汎用のパーソナルコン
ピュータ152とプリンタ153が、ルーム3には、1
4型テレビジョン受像機154が、ルーム4には、スピ
ーカ155、14型テレビジョン受像機156、および
36型テレビジョン受像機157が、それぞれ設置され
ている。
【0079】図5においては、図3に示されているネッ
トワーク100、ディレクトリサーバ101、ビーコン
サーバ102−1乃至102−4、およびブルートゥー
スアダプタ104の図示は省略しているが、図5におい
ても、ネットワーク100、ディレクトリサーバ10
1、ビーコンサーバ102−1乃至102−4、および
ブルートゥースアダプタ104が、図3と同様に配置さ
れている。
【0080】また、図5中、ルーム1に設置されている
メディアコンバータ151、ルーム2に設置されている
パーソナルコンピュータ152とプリンタ153、ルー
ム3に設置されている14型テレビジョン受像機、ルー
ム4に設置されているスピーカ155、14型テレビジ
ョン受像機、および36型テレビジョン受像機157
は、それぞれ、ネットワーク100に接続されている。
また、図示せぬディレクトリサーバ101、ビーコンサ
ーバ102−1乃至102−4、およびブルートゥース
アダプタ104もネットワーク100に接続されてい
る。
【0081】例えば、携帯端末105で、テレビを視聴
しているユーザが、図5に示されるように、ルーム4に
入室した場合、携帯端末105は、ルーム4に設置され
ているビーコンサーバ102−4(図3)より取得した階
層的位置情報でもってディレクトリサーバ101に問い
合わせることにより、ルーム4に設置されている周辺機
器の属性情報を取得する。そして、携帯端末105は、
ルーム4に設置されている周辺機器、すなわちスピーカ
155、14型テレビジョン受像機156、および36
型テレビジョン受像機157の属性情報を、図6に示す
ように、ユーザに提示する。図6は、ルーム4に設置さ
れている周辺機器情報が提示された携帯端末105のモ
ニタの表示例である。
【0082】図6において、携帯端末105のモニタ2
36(図7)には、中央に画像表示エリア171があり、
ユーザにより視聴されているテレビ放送が表示されてい
る。画像表示エリア171の下には、左側から3つのア
イコン、すなわち周辺機器表示172−1乃至172−
3が表示されている。周辺機器表示172−1は、図5
のルーム4に設置されている14型テレビジョン受像機
156を意味する表示である。また、周辺機器表示17
2−2は、図5のルーム4に設置されている36型テレ
ビジョン受像機157を意味する表示である。さらに、
周辺機器表示172−3は、図5のルーム4に設置され
ているスピーカ155を意味する表示である。
【0083】ユーザは、携帯端末105に所定の操作を
入力することにより、図6に示されるようにモニタ23
6(図7)に表示された周辺機器表示172−1乃至1
72−3から、所望する周辺機器表示を選択することが
でき、例えば、携帯端末105により視聴中のテレビ放
送の画像を、36型テレビジョン受像機に表示させた
り、携帯端末105により視聴中のテレビ番組の放送の
音声を、スピーカ155より出力させたりすることがで
きる。
【0084】なお、図6において、ユーザが、周辺機器
表示172−3の右隣に表示されている終了キー173
を選択すると、携帯端末105は、テレビ放送の表示を
終了する。
【0085】以上のようにすることにより、ユーザは、
ある部屋に初めて入室した場合などで、部屋にどのよう
な機器が設置されているか知らない場合でも、その部屋
に設置されている機器を、一目瞭然で把握することが可
能となる。
【0086】また、図5において、例えば、携帯端末1
05を持ったユーザが、ルーム2に移動した場合、携帯
端末105は、ディレクトリサーバ101より供給され
る周辺機器の検索結果に基づいて、ルーム2に設置され
ているプリンタ153を認識し、ユーザが所望する情報
を、プリンタ153に印刷させるようにすることも可能
である。
【0087】なお、上述においては、同一の部屋にある
周辺機器をユーザに提示するようにしているが、ディレ
クトリサーバ101での検索条件を、より広い範囲に設
定することにより、ディレクトリサーバ101が、同一
の部屋にある周辺機器ばかりではなく、例えば、隣の部
屋にある周辺機器を検索して、携帯端末105に送信
し、携帯端末105は、受信した検索結果をユーザに提
示したり、ディレクトリサーバ101での検索条件を、
サービスの種類のみで検索することにより、ユーザが所
望する周辺機器103が設置されている部屋をユーザに
提示するようにすることも可能である。
【0088】例えば、図5において、ユーザが携帯端末
105のモニタ236に表示している動画像を、36型
テレビジョン受像機157に表示させたい場合、36型
テレビジョン受像機が、その動画像のフォーマットを表
示することができないとき、ディレクトリサーバ101
は、動画像のフォーマットを、36型テレビジョン受像
機157が表示可能なフォーマットに変換するメディア
コンバータ151が、ルーム1に設置されていることを
検索し、携帯端末105に表示している動画像データ
を、メディアコンバータ151で、フォーマット変換し
て、36型テレビジョン受像機157に表示するように
させることも可能である。
【0089】なお、図3に示した例においては、ビーコ
ンサーバ102を有線でネットワーク100に接続した
例を示したが、ビーコンサーバ102を、無線でネット
ワーク100へ接続するようにしても良い。また、ビー
コンサーバ102は、ネットワーク100に接続しない
ようにしても良い。
【0090】また、図3に示した例においては、周辺機
器103を有線でネットワーク100に接続した例を示
したが、周辺機器103を、無線でネットワーク100
へ接続するようにしても良い。さらに、図3に示した実
施の形態においては、ディレクトリサーバ101を有線
でネットワーク100に接続した例を示したが、ディレ
クトリサーバ101を、無線でネットワーク100へ接
続するようにしても良い。
【0091】次に、周辺機器103としての機能を有す
るテレビジョン受像機191を例に、図7に、本発明を
適用したディレクトリサーバ101、ビーコンサーバ1
02、テレビジョン受像機191、および携帯端末10
5の内部構成のブロック図を示す。ただし、図7には、
ディレクトリサーバ101、ビーコンサーバ102、テ
レビジョン受像機191、および携帯端末105の各装
置において、情報提供システムを構成するために必要な
最低限の内部構成のみを示してあり、ディレクトリサー
バ101、ビーコンサーバ102、テレビジョン受像機
191、および携帯端末105の各装置が、図7に示さ
れた部分のみで構成されているわけではない。
【0092】図7においては、図中左上側にディレクト
リサーバ101が、図中右上側にテレビジョン受像機1
91が、図中左下に携帯端末105が、図中右下にビー
コンサーバ102が示されている。
【0093】ディレクトリサーバ101の内部構成から
説明する。ディレクトリサーバ101内の制御部201
は、入力部202より入力された操作、または、予め組
み込まれているディレクトリサーバ101の制御用のプ
ログラムに基づいて、ディレクトリサーバ101の各部
を制御する。入力部202は、本情報提供システムを管
理している管理者からの操作入力を受け付け、制御部2
01に、対応する処理を実行させる。周辺機器属性情報
入力部203は、本情報提供システムの管理者より、周
辺機器の属性情報の直接入力を受け付け、受け付けた周
辺機器の属性情報を、周辺機器属性データベース121
に登録する。
【0094】周辺機器属性情報制御部204は、周辺機
器103(テレビジョン受像機191を含む)が送信し
た周辺機器103自身の属性情報を、通信インターフェ
ース207−3を介して受信し、周辺機器属性データベ
ース121に登録する。
【0095】ディレクトリサーバ属性情報制御部206
は、携帯端末105が発信したディレクトリサーバ探索
メッセージを、通信インターフェース207−1を介し
て受信すると、受信したディレクトリサーバ探索メッセ
ージに対する応答メッセージを、通信インターフェース
207−1を介して、携帯端末105に送信する。ま
た、ディレクトリサーバ属性情報制御部206は、通信
インターフェース207−1を介して、ネットワーク1
00(図3)上に、定期的に、自らの存在を示す短いメッ
セージ(以下、アライブメッセージと称する)をマルチ
キャストで発信する。
【0096】データベース検索処理部205は、通信イ
ンターフェース207−2を介して、携帯端末105か
ら周辺機器探索要求を受信すると、受信した携帯端末1
05からの周辺機器探索要求に含まれている階層的位置
情報に基づいて、周辺機器属性データベース121を検
索し、携帯端末105が存在する部屋に設置されている
周辺機器103、および周辺機器103の属性情報をリ
ストアップする。そして、データベース検索処理部20
5は、リストアップした周辺機器103およびその属性
情報を通信インターフェース207−2を介して、携帯
端末105に送信する。
【0097】次に、テレビジョン受像機191の内部構
成について説明する。制御部211は、入力部212よ
り入力された操作、または、予め組み込まれている周辺
機器103の制御用のプログラムに基づいて、周辺機器
103の各部を制御する。また、制御部211は、周辺
機器103が設置されている場所の階層的位置情報が、
本システムを管理する管理者より、入力部212を介し
て入力された場合、入力された階層的位置情報を、属性
情報記憶部213に記憶させる。また、制御部211
は、周辺機器103の有するサービスの種類が、本シス
テムを管理する管理者より、入力部212を介して入力
された場合、入力されたサービスの種類を、属性情報記
憶部213に記憶させる。
【0098】入力部212は、ユーザからの操作入力を
受け付け、制御部211に、対応する処理を実行させ
る。属性情報記憶部213は、周辺機器103自身が有
するサービス(機能)の種類、および周辺機器103が設
置されている場所の階層的位置情報などの属性を記憶し
ている。なお、サービスとは、本例のように、周辺機器
103がテレビジョン受像機191である場合、映像表
示、および音声出力の機能のことである。
【0099】属性情報制御部214は、ディレクトリサ
ーバ101に対してテレビジョン受像機191の存在を
認識させるための短いメッセージ(以下、アライブメッ
セージと称する)を、通信インターフェース215を介
して、マルチキャストにより送信する。
【0100】モニタ215は、受信部216より供給さ
れた映像信号を表示する。受信部215は、地上波放
送、衛星放送を含むテレビ放送、または、ネットワーク
100(図3)から供給された映像情報および音声情報を
受信し、映像信号をモニタ215に供給し、音声信号を
スピーカ217に供給する。スピーカ217は、受信部
216より供給された音声信号を音声に変換して出力す
る。
【0101】次に、ビーコンサーバ102の内部構成に
ついて説明する。制御部221は、入力部222より入
力された操作、または、予め組み込まれているビーコン
サーバ102の制御用のプログラムに基づいて、ビーコ
ンサーバ102の各部を制御する。入力部222は、本
システムを管理する管理者からの操作入力を受け付け、
制御部221に、対応する処理を実行させる。位置情報
入力部223は、本システムの管理者より、ビーコンサ
ーバ102自身の設置位置に対応する階層的位置情報の
入力を受け付け、位置情報記憶部224に記憶させる。
【0102】位置情報記憶部224は、位置情報入力部
223より入力された階層的位置情報を記憶し、適宜、
記憶している階層的位置情報を位置情報送信部225に
供給する。位置情報送信部225は、定期的に、位置情
報記憶部224より階層的位置情報を読み出し、通信イ
ンターフェース226を介して、周囲空間に向けて、階
層的位置情報を含むビーコンメッセージをマルチキャス
トにより発信する。
【0103】なお、ビーコンメッセージは、通信インタ
ーフェース226からブルートゥースにより発信され
る。
【0104】次に、携帯端末105の内部構成について
説明する。制御部231は、入力部232より入力され
た操作、または、予め組み込まれている携帯端末105
の制御用のプログラムに基づいて、携帯端末105の各
部を制御する。入力部232は、ユーザからの操作入力
を受け付け、制御部231に、対応する処理を実行させ
る。
【0105】ディレクトリサーバ探索部233は、通信
インターフェース237−1を介して、ネットワーク1
00(図3)上に、ディレクトリサーバ101を探索する
ためのディレクトリサーバ探索メッセージをマルチキャ
ストにより発信し、ディレクトリサーバ101からの応
答メッセージを受信する。ディレクトリサーバ探索部2
33は、ディレクトリサーバ101より受信した応答メ
ッセージに含まれている、ディレクトリサーバ101の
IPアドレスを検索処理部234に供給する。
【0106】位置情報受信部234は、ビーコンサーバ
102が発信しているビーコンメッセージを、通信イン
ターフェース238を介して受信し、ビーコンメッセー
ジに含まれている階層的位置情報を検索処理部235に
供給する。
【0107】検索処理部235は、ディレクトリサーバ
探索部233から供給されたディレクトリサーバ101
のIPアドレスに基づいて、ディレクトリサーバ101に
対して、通信インターフェース236−2より、携帯端
末105の周囲にある周辺機器、および周辺機器の属性
情報のリストの要求メッセージ、すなわち、周辺機器探
索要求を送信する。なお、周辺機器探索要求には、位置
情報受信部234より供給された階層的位置情報が含ま
れている。検索処理部235は、ディレクトリサーバ1
01より、携帯端末105の周囲にある周辺機器、およ
び周辺機器の属性情報のリストを受信すると、それら
を、図6に示したように、モニタ236に表示させる。
【0108】通信インターフェース237−1および通
信インターフェース237−2は、ブルートゥースアダ
プタ104との間での通信処理を行う。なお、通信イン
ターフェース237−1および通信インターフェース2
37−2を1つの通信インターフェース237にまとめ
るようにすることも可能である。
【0109】通信インターフェース238は、ビーコン
サーバ102が発信しているビーコンメッセージを受信
し、位置情報受信部234に供給する。
【0110】なお、図7を参照して上述した説明におい
ては、ディレクトリサーバ101は、通信インターフェ
ース207−1乃至207−3の3つの通信インターフ
ェースを有する例について説明したが、通信インターフ
ェース207−1乃至207−3は、1つにまとめるよ
うにすることも勿論可能である。
【0111】また、図7を参照して上述した説明におい
ては、携帯端末105は、通信インターフェース237
−1および237−2、並びに通信インターフェース2
38の3つの通信インターフェースを有する例について
説明したが、通信インターフェース237−1および2
37−2、並びに通信インターフェース238は、1つ
にまとめるようにすることも勿論可能である。
【0112】次に、階層的位置情報のフォーマットにつ
いて、UPnPによる記述を例に、説明する。
【0113】階層的位置情報は、ネットワークトポロジ
(ネットワークの構成上の位置情報)とは独立した情報で
あるが、そのフォーマットは、インターネットにおける
ドメイン名と同様にピリオド(.)で区切り、細かい範囲
の分類(例えば部屋による分類)から、より大きな範囲の
分類(例えば建物ごとの分類)へと記述される。
【0114】以下に、階層的位置情報の例を3つ示す。
【0115】room1.2f.building1.sony
【0116】上述の例において、右端に記述されている
「sony」は、組織名を示している。右から2番目に記述
されている「building1」は、組織名「sony」の中の建
物の分類を示している。右から3番目に記述されている
「2f」は、建物「building1」の2階であることを示し
ている。一番左に記述されている「room1」は、2階に
あるルーム1という部屋であることを示している。
【0117】このように、階層的位置情報は、左端に1
番小さい範囲の分類が記述され、2番目、3番目の順番
に、より大きい範囲の分類が記述され、一番右端には、
一番大きな範囲の分類が記述されている。また、各分類
は、ピリオドにより区切られている。
【0118】階層的位置情報の次の例を、以下に示す。
【0119】s413.building3.kyoto.ouruniversity
【0120】上述した階層的位置情報の2つ目の例も、
先に挙げた1つ目の例と同様、階層的位置情報は、左端
に1番小さい範囲の分類が記述され、2番目、3番目の
順番に、より大きい範囲の分類が記述され、一番右端に
は、一番大きな範囲の分類が記述されている。また、各
分類は、ピリオドにより区切られている。
【0121】すなわち、一番右側に、組織の分類である
「ouruniversity」が記述され、右から2番目に地域の
分類である「kyoto」が記述されている。右から3番目
に、建物の分類である「building3」が記述され、1位
番左側に、建物「building3」内の部屋の分類である「s
413」が記述されている。
【0122】階層的位置情報の3つ目の例を以下に示
す。
【0123】bedroom.2f.myhouse
【0124】3つ目の例も、1つ目、および2つ目の例
と同様、階層的位置情報は、左端に1番小さい範囲の分
類が記述され、右側に、より大きい範囲の分類が記述さ
れる。また、各分類は、ピリオドにより区切られてい
る。
【0125】すなわち、一番右端に記述されている「my
house」は、建物の分類を示している。右から2番目の
記述されている「2f」は、建物「myhouse」の中の2階
であることを示している。一番左に記述されている「be
droom」は、建物「myhouse」の中の2階のベッドルーム
であることを示している。
【0126】以上の例に示されるように、階層的位置情
報は、左端に1番小さい範囲の分類が記述され、2番
目、3番目の順番に、より大きい範囲の分類が記述さ
れ、一番右端には、一番大きな範囲の分類が記述されて
いる。また、各分類は、ピリオドにより区切られてい
る。
【0127】次に、図7に示されたブロック図、および
図8のフローチャートを参照しつつ、ユーザに、周囲に
ある周辺機器の属性情報を提供する処理の詳細について
説明する。
【0128】ステップS81において、テレビジョン受
像機191の属性情報制御部214は、通信インターフ
ェース215より、アライブメッセージをマルチキャス
トで送信する。アライブメッセージには、テレビジョン
受像機191が有する属性情報の格納場所に関する情報
が含まれる。図9に、アライブメッセージのフォーマッ
トの例を示す。
【0129】図9において、アライブメッセージのフォ
ーマットは、上段、左側から右方向に順番に、「コマン
ド」、「バージョン」、「宛先」、「有効期限」、およ
び「属性情報の格納場所」が記述され、引き続き下段に
進み、下段左から右方向に向けて、「メッセージ種
別」、「メッセージバージョン」、「メッセージID」、
および「オプション」が記述される。
【0130】アライブメッセージのフォーマットの、UP
nPによる記述例を以下に示す。
【0131】 NOTIFY * HTTP/1.1 HOST: 239.255.255.250:1900 CACHE-CONTROL: max-age = [seconds until advertisem
ent expires] LOCATION: [URL for UPnP description for root devic
e] NT: [search target] NTS: ssdp:alive SERVER: [OS/version] UPnP/1.0 [product/version] USN: [advertisement UUID]
【0132】上述したアライブメッセージの記述例にお
いて、上から1行目の左方に記述されている「NOTIFY」
は、図9の「コマンド」に対応する。上述したアライブ
メッセージの記述例において、1行目の右方に記述され
ている「HTTP/1.1」は、図9の「バージョン」に対応す
る。この「HTTP/1.1」は、ハイパーテクスト転送プロト
コルのバージョンを意味している。
【0133】上述したアライブメッセージの記述例にお
いて、上から2行目に記述されている「HOST: 239.255.
255.250:1900」は、図9の「宛先」に対応する。「239.
255.255.250:1900」は、マルチキャストアドレスとポー
ト番号の記述である。アライブメッセージの記述例にお
いて、上から3行目に記述されている「CACHE-CONTROL:
max-age = [seconds until advertisement expires]」
は、図9の「有効期限」に対応する。「[seconds until
advertisement expires]」の部分には、テレビジョン
受像機191からマルチキャスト発信されたアライブメ
ッセージの有効期限が記述されている。ディレクトリサ
ーバ101は、有効期限が過ぎたアライブメッセージを
受信しても(ステップS71)、対応する処理を実行しな
い。
【0134】アライブメッセージの記述例において、上
から4行目に記述されている「LOCATION: [URL for UPn
P description for root device]」は、図9の「属性情
報の格納場所」に対応する。「 [URL for UPnP descrip
tion for root device]」の部分には、テレビジョン受
像機191の属性情報を提供しているURLが記述され
る。アライブメッセージの記述例において、上から6行
目に記述されている「NTS: ssdp:alive」は、図9の
「メッセージ種別」に対応する。「ssdp:alive」は、こ
のメッセージがアライブメッセージであることを示す記
述である。
【0135】なお、図9に示されたアライブメッセージ
のフォーマットにおいて、「コマンド」、および「バー
ジョン」は、この順序で記述される。また、「コマン
ド」、および「バージョン」以外のフィールド、すなわ
ち、「宛先」、「有効期限」、「属性情報の格納場
所」、「メッセージ種別」、「メッセージバージョ
ン」、「メッセージID」、および「オプション」の記述
は、記述の順序を問わない。また、図9において、本体
部分は構造化された形式に従う。
【0136】図8に戻って、ステップS71において、
ディレクトリサーバ101の周辺機器属性情報制御部2
04は、通信インターフェース207−3を介して、テ
レビジョン受像機191がマルチキャストで送信したア
ライブメッセージを受信する。
【0137】ステップS72において、ディレクトリサ
ーバ101の周辺機器属性情報制御部204は、ステッ
プS71で受信したアライブメッセージを受けて、通信
インターフェース207−3より、テレビジョン受像機
191に、属性情報を要求する属性情報要求メッセージ
を、ユニキャストで送信する。
【0138】なお、ステップS71で、UPnPで記述され
たアライブメッセージを受信した場合、ディレクトリサ
ーバ101の周辺機器属性情報制御部204は、指定さ
れたURLに属性情報要求メッセージを送信し、そのURLか
ら周辺機器103の属性情報を受信する。
【0139】図10は、属性情報要求メッセージのフォ
ーマットの例を示している。図10において、属性情報
要求メッセージのフォーマットは、左側から右方向に向
かって、「コマンド」、「属性情報の格納場所」、「バ
ージョン」、および「宛先」が記述されている。「コマ
ンド」には、属性情報を要求する旨の指令が記述されて
いる。「属性情報の格納場所」には、図9に示されてい
るアライブメッセージの「属性情報の格納場所」が記述
される。また、「宛先」には、ディレクトリサーバ10
1のIPアドレスが記述されている。
【0140】なお、図10に示されている、「コマン
ド」、「属性情報の格納場所」、および「バージョン」
の記述は、この順序で記述される。
【0141】図8に戻って、ステップS82において、
テレビジョン受像機191の属性情報制御部214は、
通信インターフェース215を介して、ディレクトリサ
ーバ101より属性情報要求メッセージを受信する。
【0142】ステップS82で属性情報要求メッセージ
を受信すると、ステップS83において、テレビジョン
受像機191の属性情報制御部214は、属性情報記憶
部213より、テレビジョン受像機191自身の属性情
報を読み出し、これを通信インターフェース215よ
り、ユニキャストで、ディレクトリサーバ101に送信
する。送信されるテレビジョン受像機191の属性情報
のフォーマットの例を図11に示す。
【0143】図11において、図11Aは、属性情報全
体のフォーマットを示している。図11Aに示されるよ
うに、属性情報のフォーマットとしては、左から右方向
に、順に、「ヘッダ」、「本体バージョン」、「属性情
報」、および「末尾タグ」が記述される。また、図11
Aに示されている「属性情報」の部分の詳細なフォーマ
ットが、図11Bに示されている。図11Bにおいて
は、上段左側から右方向に、「ヘッダ」、および「機器
情報」が記述されている。図11Bの下段には、「機器
情報」の部分のフォーマットのより詳細な説明が示され
ている。図11Bの下段に示されるように、機器情報と
して、左から右方向に順に、「機器名」、「製造情
報」、「属性1」、「属性2」、「属性n」が記述され
ている。「機器名」には、テレビジョン受像機191の
名称が記述される。「製造情報」には、テレビジョン受
像機191の製造者、製造番号などが記述される。「属
性1」、「属性2」、および「属性n」には、例えば、
テレビジョン受像機191が有するサービスの種類など
が記述される。
【0144】図12に、属性情報のフォーマットをUPn
Pにより記述した場合の例を示す。図12に示されるフ
ォーマットの記述例においては、図中左側の記述例に対
する解説が図中右側に記載されている。図12に示され
るフォーマットの記述例において、一番上の行の記述
「<?xml version="1.0"?>」は、図11Aの「ヘッダ」
に対応する。「<?xml version="1.0"?>」は、属性情報
が、XML(eXtensible Markup Language)のバージョン1.0
で記述されていることを示している。図12の上から2
行目乃至7行目までの記述は、図11Aの「本体バージ
ョン」に対応する。
【0145】図12の上から8行目乃至、下から3行目
までの記述は、図11Aの属性情報に対応する。図12
の上から8行目乃至、下から3行目までの機器の属性情
報の記述について、詳細に説明する。
【0146】図13の上から8行目乃至25行目までの
記述は、図11B下段の「機器名」、および「製造情
報」に対応する記述である。「製造情報」としては、例
えば製造者の名称、製造者の連絡先のURL、機器のバー
ジョンなどが記述されている。
【0147】図12の上から26行目乃至34行目まで
には、表示情報が記述されている。表示情報は、図11
Bの「属性1」に対応する記述である。この表示情報
は、例えば、図6の周辺機器表示172−1乃至172
−3のように、携帯端末105のモニタ236に表示さ
れるアイコンを指定するための記述である。
【0148】図12の上から35行目乃至50行目まで
には、テレビジョン受像機191が有するサービスの種
類、およびサービスへのアクセス先が記述されている。
機器が持つサービスは、図11Bの「属性2」に対応す
る記述である。図12の上から36行目乃至46行目ま
でが、1つ目のサービス内容に関する記述である。図1
2の上から47行目乃至49行目までの記述は、2つ目
のサービスに関する記述である。例えば、1つめのサー
ビスとして、テレビ放送の映像表示に関する情報が記述
され、2つ目のサービスとして音声出力に関する情報が
記述される。
【0149】図12には記述されていないが、テレビジ
ョン受像機191が、3つ以上のサービスを有している
場合、図12の50行目以降に、1つ目および2つ目の
サービスの記述と同様のフォーマットで記述される。
【0150】図12の上から51行目乃至55行目まで
には、テレビジョン受像機191が有する他の機器の機
能に関する情報が記述されている。すなわち、例えば、
テレビジョン受像機191の主な機能(サービス)がテレ
ビ放送の映像表示(サービス1)と音声出力(サービス2)
である場合、そのテレビジョン受像機191に、テレビ
放送を記録するDVD(Digital Versatile Disc)レコーダ
としての機能が含まれている場合、DVDレコーダとして
の機能に関する記述が、図12の上から51行目乃至5
5行目までに記述される。この部分の記述は、図11B
の「属性n」に対応する。
【0151】図12において、下から3行目には、機器
情報へのアクセス先のURLが記述されている。図12の
上から26行目乃至56行目までの記述は、図11B下
段の、属性1乃至属性nに対応する。
【0152】周辺機器103の属性情報のフォーマット
には、図11Aの1番右側に示されるように、「末尾タ
グ」が記述される。
【0153】なお、図11Aおよび図11Bの記述は、
全て、図11Aおよび図11Bに示された順序で記述さ
れるように指定されている。
【0154】図8に戻って、ステップS73において、
ディレクトリサーバ101の周辺機器属性情報制御部2
04は、通信インターフェース207−3を介して、テ
レビジョン受像機191より属性情報を受信し、受信し
た属性情報を、周辺機器属性データベース121に記憶
させる。
【0155】ステップS51において、ビーコンサーバ
102の位置情報送信部225は、位置情報記憶部22
4に記憶されている階層的位置情報を読み出し、通信イ
ンターフェース226より、周囲空間に向けて、この階
層的位置情報を含むビーコンメッセージを、マルチキャ
ストにより発信する。図14は、ビーコンサーバ102
により送信されるビーコンメッセージのフォーマットの
例である。
【0156】図14に示されるように、ビーコンメッセ
ージには、図中左側から右方向へと、「コマンド」、
「宛先条件」、「バージョン」、「宛先」、「階層的位
置情報」、および「オプション」が、記述されている。
【0157】ビーコンメッセージのフォーマットの記述
例を以下に示す。
【0158】 BEACON * HTTP/1.1 HOST: [address:port] LOCATION: [location]
【0159】上述したビーコンメッセージの記述例の1
行目に記述されている「BEACON * HTTP/1.1」のうち、
「BEACON」の部分が、図13のコマンドに対応する。ま
た、上述したビーコンメッセージの記述例の上から1行
目に記述されている「BEACON* HTTP/1.1」のうち、「HT
TP/1.1」の部分が、図13のバージョンに対応する。
「HTTP/1.1」は、ハイパーテクスト転送プロトコルのバ
ージョン1.1であることを示す記述である。
【0160】上述したビーコンメッセージの記述例の上
から2行目の記述「HOST: [address:port]」は、図13
の宛先に対応する記述である。「[address:port]」の部
分には、ビーコンメッセージを送信する際のマルチキャ
ストアドレスとポート番号が記述されている。「[addre
ss:port]」の部分は、例えば、「239.255.255.250:180
0」のように記載される。上述したビーコンメッセージ
の記述例の上から3行目の記述「LOCATION: [locatio
n]」は、図13の階層的位置情報に対応する記述であ
り、ビーコンサーバ102の設置されている空間の階層
的位置情報が記述される。「LOCATION: [location]」の
「[location]」の部分には、先に説明した階層的位置情
報が記述される。
【0161】ビーコンメッセージのうち、「コマン
ド」、「宛先条件」、および「バージョン」は、図13
に示された順序に従って、記述される。それ以外のフィ
ールド、すなわち「宛先」、「階層的位置情報」、およ
び「オプション」は、図13に示された順序以外のどの
ような順序で記述することも可能である。
【0162】図8に戻って、ステップS61において、
携帯端末105の位置情報受信部234は、通信インタ
ーフェース238を介して、ビーコンサーバよりビーコ
ンメッセージを受信する。
【0163】ステップS62において、携帯端末105
のディレクトリサーバ探索部233は、通信インターフ
ェース237−1より、ディレクトリサーバ探索メッセ
ージを、マルチキャストにより送信する。図14は、デ
ィレクトリサーバ探索メッセージのフォーマットの例で
ある。
【0164】図14に示されるように、ディレクトリサ
ーバ探索メッセージは、図中左側から右方向へと順に、
「コマンド」、「バージョン」、「宛先」、「メッセー
ジ種別」、「有効期限」、および「オプション」が記述
されている。
【0165】ディレクトリサーバ探索メッセージのフォ
ーマットの記述例を以下に示す。
【0166】 M-SEARCH * HTTP/1.1 HOST: 239.255.255.250:1900 MAN: "ssdp:discover" MX: [seconds to delay response] ST: [search target]
【0167】上述したディレクトリサーバ探索メッセー
ジのフォーマットの記述例の上から1行目に示されてい
る「M-SEARCH * HTTP/1.1」のうち、「M-SEARCH」の部
分は、図14の「コマンド」の部分に対応する記述であ
る。ディレクトリサーバ探索メッセージのフォーマット
の記述例の上から1行目に示されている「M-SEARCH *HT
TP/1.1」のうち、「HTTP/1.1」の部分は、図14の「バ
ージョン」の部分に対応する記述である。「HTTP/1.1」
は、ハイパーテクスト転送プロトコルのバージョン1.1
であることを示す記述である。
【0168】上述したディレクトリサーバ探索メッセー
ジのフォーマットの記述例の上から2行目の記述「HOS
T: 239.255.255.250:1900」は、図14の「宛先」に対
応する記述である。「239.255.255.250:1900」は、ディ
レクトリサーバ探索メッセージを送信する際のマルチキ
ャストアドレスとポート番号を示している。ディレクト
リサーバ探索メッセージのフォーマットの記述例の上か
ら3行目の記述「MAN: "ssdp:discover"」は、図14の
メッセージ種別に対応する記述である。「MAN: "ssdp:d
iscover"」は、ディレクトリサーバ101探索メッセー
ジであることを示す記述である。
【0169】ディレクトリサーバ探索メッセージのフォ
ーマットの記述例の上から4行目の記述「MX: [seconds
to delay response]」は、図14の「有効期限」に対
応する記述である。有効期限とは、携帯端末105より
送信されたディレクトリサーバ探索メッセージの有効期
限のことであり、ディレクトリサーバ101が、ディレ
クトリサーバ探索メッセージを受信したときに、この有
効期限が既に切れていた場合、ディレクトリサーバ10
1は、このディレクトリサーバ探索メッセージを無効と
し、対応する処理を実行しない。
【0170】ディレクトリサーバ探索メッセージのフォ
ーマットのうち、「コマンド」および「バージョン」の
記述は、図14に示す順序に従って記述される。それ以
外の、「宛先」、「メッセージ種別」、「有効期限」、
および「オプション」は、図14に示された順序以外の
どのような順序で記述されても良い。
【0171】ステップS74において、ディレクトリサ
ーバ101のディレクトリサーバ属性情報制御部206
は、携帯端末105よりディレクトリサーバ探索メッセ
ージを受信する。
【0172】ステップS75において、ディレクトリサ
ーバ101のディレクトリサーバ属性情報制御部206
は、携帯端末105に対して、応答メッセージを送信す
る。図15は、応答メッセージのフォーマットの例であ
る。
【0173】図15に示されるように、応答メッセージ
は、図中左側から右方向へと順に、「コマンド応答確
認」、「有効期限」、「メッセージバージョン」、「メ
ッセージID」、および「オプション」が記述されてい
る。
【0174】応答メッセージのフォーマットの記述例を
以下に示す。
【0175】 HTTP/1.1 200 OK CACHE-CONTROL: max-age = [seconds until advertisem
ent expires] DATE: [when response was generated] EXT: LOCATION: [URL for UPnP description for root devic
e] SERVER: [OS/version] UPnP/1.0 [product/version] ST: [search target] USN: [advertisement UUID]
【0176】上述した応答メッセージの記述例の上から
1行目に示されている記述「HTTP/1.1 200 OK」は、図
15の「コマンド応答確認」の部分に対応する記述であ
る。上述した応答メッセージの記述例の上から2行目に
示されている「CACHE-CONTROL: max-age = [seconds un
til advertisement expires]」は、図15の「有効期
限」の部分に対応する記述である。
【0177】応答メッセージのフォーマットのうち、
「コマンド」は先頭に記述される。応答メッセージのう
ち、「有効期限」、「メッセージバージョン」、「メッ
セージID」、「および「オプション」は、図15に示さ
れた順序以外の順序で記述することも可能である。
【0178】図8に戻って、ステップS63において、
携帯端末105のディレクトリサーバ探索部233は、
通信インターフェース237−1を介して、ディレクト
リサーバ101より、応答メッセージを受信し、この応
答メッセージを、検索処理部235に供給する。
【0179】ステップS64において、携帯端末105
のディレクトリサーバ探索部233は、応答メッセージ
に含まれているディレクトリサーバ101のアドレスに
基づいて、通信インターフェース237−2より、ディ
レクトリサーバ101に対して、周辺機器探索要求を送
信する。図16は、周辺機器探索要求のフォーマットの
例である。
【0180】図16に示されるように、周辺機器探索要
求は、図中左側から右方向へと順に、「コマンド」、
「検索条件」、「バージョン」、「宛先」、および「オ
プション」が記述されている。
【0181】周辺機器探索要求のフォーマットの記述例
を以下に示す。
【0182】http://[URL for presentation](?[key]=
[value](,[key]=[value](, ..)))
【0183】上述した周辺機器探索要求のフォーマット
の記述のうち、「「http://[URL for presentation]」
の部分に示されるように、周辺機器探索要求は、ディレ
クトリサーバ101のURLに問い合わせることにより行
われる。上述した周辺機器探索要求の記述中の「[ke
y]」には、「location」、および「service」のいずれ
かが記述される。「[key]」の部分に「location」と記
述されていた場合、上述した周辺機器探索要求の記述中
の「[value]」の部分には、階層的位置情報が記述され
る。「[key]」の部分に「service」と記述されていた場
合、上述した周辺機器探索要求の記述中の「[value]」
の部分には、サービスの種類が記述される。
【0184】上述した周辺機器探索要求のフォーマット
の記述の「(?[key]=[value](,[key]=[value](, ..)))」
の部分の記述の例を以下に示す。
【0185】 GET /search?location=room1.2f.annex.hq.sony,servic
e=Audio:1 HTTP/1.1 HOST: 192.168.1.1
【0186】上述において「GET /search」の部分は、
図16のコマンドに対応する記述である。上述において
「location=room1.2f.annex.hq.sony,service=Audio:
1」の部分は、図16の検索条件に対応する記述であ
る。上述において、「HTTP/1.1」の部分は、図16のバ
ージョンに対応する記述である。上述において、「HOS
T:192.168.1.1」の部分は、図16の宛先に対応する記
述である。
【0187】上述の「location=room1.2f.annex.hq.son
y,service=Audio:1」の部分をさらに詳細に説明する
と、まず、「location」に対応して、階層的位置表示
「room1.2f.annex.hq.sony」が記述される。また、「se
rvice」に対応して、サービスの種類である「Audio:1」
が記述される。「Audio:1」は、オーディオ装置を意味
する。
【0188】すなわち、上述の例においては、「room1.
2f.annex.hq.sony」の位置に設置されている周辺機器で
あり、かつ、オーディオ装置の機能を有していることが
検索条件として指定されている。
【0189】周辺機器探索要求のフォーマットのうち、
「コマンド」、「検索条件」、および「バージョン」の
記述は、図16に示されるように、この順序で記述され
る。それ以外の「宛先」、および「オプション」は、図
16に示した順序以外の順序で記述することも可能であ
る。
【0190】図8に戻って、ステップS76において、
ディレクトリサーバ101のデータベース検索処理部2
05は、通信インターフェース207−2を介して、携
帯端末105より、周辺機器探索要求を受信する。
【0191】ディレクトリサーバ101のデータベース
検索処理部205は、携帯端末105より受信した周辺
機器探索要求に含まれる、探索条件に基づいて、周辺機
器属性データベース121に登録されている属性情報の
中から、検索条件を満たす周辺機器をリストアップし、
ステップS77において、データベース検索処理部20
5は、リストアップした周辺機器に関する情報を含む検
索結果メッセージを作成し、これを、通信インターフェ
ース207−2より、携帯端末105に送信する。図1
7は、携帯端末105に送信される検索結果メッセージ
のフォーマットの例である。
【0192】図17Aは、携帯端末105に送信される
検索結果メッセージのフォーマット全体を示し、図17
Bは、図17Aの検索結果メッセージのうち、「サービ
スのリスト」の部分の詳細なフォーマットを示してい
る。図17Aに示されるように、検索結果メッセージ
は、図中左側から右方向へと順に、「ヘッダ」、「本体
バージョン」、「サービスのリスト」、および「末尾タ
グ」により構成されている。
【0193】検索結果メッセージのフォーマットの記述
例を以下に示す。
【0194】
【0195】上述した検索結果メッセージの記述例の上
から1行目の記述「<?xml version="1.0"?>」は、図1
7Aの「本体のバージョン」に対応する記述である。上
述した検索結果メッセージの記述例の上から2行目乃至
8行目までの記述は、図17Aの「サービスのリスト」
に対応する記述である。上述した検索結果メッセージの
記述例の上から4行目の記述「<serviceType>[service
type]</serviceType>」のうち、「[service type]」の
位置に、サービスの種類が記述される。
【0196】上述した検索結果メッセージの記述例の上
から5行目の記述「<address>[ip address]</address
>」のうち、「[ip address]」の位置に、上から4行目
に記述されたサービスを提供する周辺機器のIPアドレス
が記述される。上述した検索結果メッセージの記述例の
上から6行目の記述「<location>[location]</location
>」のうち、「[location]」の位置に、上から4行目に
記述されたサービスを提供する周辺機器の階層的位置情
報が記述される。
【0197】なお、上述した検索結果メッセージの記述
例においては、上から2行目乃至8行目に、1つ分のサ
ービスについて記述されているが、データベース検索処
理部205が、検索条件を満たすサービスを、複数、リ
ストアップした場合(例えば、テレビジョン受像機19
1の場合、映像表示、および音声出力)、検索結果メッ
セージには複数のサービスのリストが記述される。図1
7Bには、サービスのリストに、3つのサービスが含ま
れていた場合の、フォーマットの例が示されている。
【0198】図17Bの上段の「サービスのリスト」
は、図17Aの「サービスのリスト」の部分を抜き出し
て示したものであり、図17Bの中段に、「サービスの
リスト」に含まれている「サービス」が、3つ記述され
ている。さらに、図17Bの下段には、図17Bの中段
に示されている3つの「サービス」のうち、1番左側の
「サービス」について、その詳細な記述内容「種別」、
「ネットワークアドレス」、および「場所」が示されて
いる。ここで、「種別」は、上述した検索結果メッセー
ジの記述例の上から4行目の記述に対応し、「ネットワ
ークアドレス」は、上述した検索結果メッセージの記述
例の上から5行目の記述に対応し、「場所」は、上述し
た検索結果メッセージの記述例の上から6行目の記述に
対応している。
【0199】なお、図17Bの中段に示されている左か
ら2つ目の「サービス」および左から3つ目の「サービ
ス」についても、その記述内容は、1番左側の「サービ
ス」と同様に、「種別」、「ネットワークアドレス」、
および「場所」により構成されている。
【0200】検索結果メッセージのフォーマットは、図
17Aに示されるように、「ヘッダ」、「本体バージョ
ン」、「サービスのリスト」、および「末尾タグ」の順
序で記述される。また、図17Bに示されるように、
「サービス」中の記述「種別」、「ネットワークアドレ
ス」、および「場所」は、図17に示されるように、こ
の順序で記述される。
【0201】図8に戻って、ステップS65において、
携帯端末105の検索処理部235は、通信インターフ
ェース237−2を介して、ディレクトリサーバ101
より検索結果メッセージを受信し、ステップS66にお
いて、検索処理部235は、受信した検索結果メッセー
ジに含まれているサービスのリストをモニタ236に表
示させる。すなわち、テレビジョン受像機191のアイ
コンが、携帯端末105のモニタ236に表示される。
【0202】そして、ユーザにより、テレビジョン受像
機191のアイコンが指定された場合、ステップS67
に進み、携帯端末105は、ユーザにより入力された操
作に従って、テレビジョン受像機191にアクセスし、
ユーザにより指定された処理を、テレビジョン受像機1
91に実行させる。ステップS84において、テレビジ
ョン受像機191は、携帯端末105からの要求を受信
し、要求に基づいて、所定の処理を実行する。
【0203】以上のように、携帯端末105が、ビーコ
ンサーバより階層的位置情報を受信し、この情報に基づ
いて、ディレクトリサーバ101において、ユーザの周
囲にある周辺機器を検索して、ユーザの携帯する携帯端
末105のモニタ236に、周辺機器103のリスト
(本例においては、テレビジョン受像機191のみ)を表
示することにより、ユーザは、自身の周囲にある周辺機
器103を把握することができる。
【0204】なお、図8を参照して上述した説明におい
ては、ステップS64において、携帯端末105からデ
ィレクトリサーバ101に送信される周辺機器検索要求
の検索条件として、周辺機器の階層的位置情報と、サー
ビスの種類が指定されているが、検索条件として、周辺
機器の階層的位置情報、またはサービスの種類のいずれ
かのみを指定することも可能である。
【0205】また、図8のフローチャートを参照した説
明においては、周辺機器103のステップS81乃至ス
テップS83の処理、およびディレクトリサーバ101
のステップS71乃至ステップS73の処理までの一連
の処理(以下、処理1と称する)を、ビーコンサーバ10
2のステップS51の処理、および携帯端末105のス
テップS161の処理までの一連の処理(以下、処理2
と称する)より、先に実行する例について示している
が、処理2が先に実行され、その後、処理1が実行され
ることもありうる。また、処理1と処理2が平行して実
行されることもありうる。
【0206】また、図8のフローチャートを参照した説
明においては、アライブメッセージを発信して、ディレ
クトリサーバ101に自らを登録する機能(図8のステ
ップS81乃至ステップS83)を有するテレビジョン受
像機191を例にして説明したが、そのような機能を有
さない周辺機器(例えば、属性情報記憶部213、およ
び属性情報制御部214を有さない周辺機器)において
も、本システムを管理する管理者が、ディレクトリサー
バ101の周辺機器属性情報入力部203から、その周
辺機器の属性情報を登録することが可能であり、それに
より、その周辺機器の属性情報を、携帯端末105のモ
ニタ236に提示させることが可能である。
【0207】さらに、上述した実施の形態においては、
ビーコンサーバ102がステップS51において発信す
るビーコンメッセージには、ディレクトリサーバ101
のIPアドレスは含まれていないが、ビーコンメッセージ
に、ディレクトリサーバ101のIPアドレスを含むよう
にすることも可能である。
【0208】ビーコンメッセージに、ディレクトリサー
バ101のIPアドレスを含むようにした場合の、ビーコ
ンメッセージのフォーマットの例を以下に示す。
【0209】 BEACON * HTTP/1.1 HOST: [address:port] LOCATION: [location] DS: [ds-address:port]
【0210】上記したビーコンメッセージのフォーマッ
トにおいて、1行目乃至3行目までは、ステップS51
の処理の際に上述したビーコンメッセージのフォーマッ
トと同一である。上記したビーコンメッセージのフォー
マットにおいて、4行目の記述「DS: [ds-address:por
t]」の「[ds-address:port]」の部分に、ディレクトリ
サーバ101のIPアドレスとポート番号が記述される。
【0211】このように、ビーコンメッセージにディレ
クトリサーバのIPアドレスとポート番号の記述を含むよ
うにすると、このビーコンメッセージを受信した携帯端
末105は、ディレクトリサーバ101のIPアドレス
も、ビーコンメッセージと共に取得することができるた
め、ディレクトリサーバ101を探索する処理(ステッ
プS62およびステップS63の処理)を省略して、ス
テップS64の処理を実行することが可能になる。
【0212】なお、ビーコンメッセージにディレクトリ
サーバ101のIPアドレスを含むようにさせた場合、ビ
ーコンサーバ102内に、携帯端末105が有している
ディレクトリサーバ探索部233を設けるようにして、
ビーコンサーバ102に、ディレクトリサーバ101の
IPアドレスを取得させるようにしても良い。また、ビー
コンサーバ102の設置時に、入力部222より、ディ
レクトリサーバ101のIPアドレスを入力し、ビーコン
サーバ102に、このIPアドレスを記憶させておくよう
にしても良い。
【0213】次に、図18を参照しつつ、図8を参照し
て上述した情報提供サービスを実現するためのディレク
トリサーバ101の処理について、図18のフローチャ
ートを参照しつつ説明する。
【0214】ディレクトリサーバ101の制御部201
は、常時、通信インターフェース207−1乃至207
−3を監視し、通信インターフェース207−1乃至2
07−3のいずれかから、信号が受信された場合、制御
部201は、ディレクトリサーバ101の各部に、適宜
の処理を実行させる。また、制御部201は、常時、入
力部202、および周辺機器属性情報入力部203を監
視し、入力部202、および周辺機器属性情報入力部2
03のいずれかより操作の入力があった場合、ディレク
トリサーバ101の各部に、対応する処理を実行させ
る。
【0215】そこで、ステップS201において、ディ
レクトリサーバ101の制御部201は、通信インター
フェース207−3を介して、周辺機器103よりアラ
イブメッセージを受信したか否かを判定し、周辺機器1
03よりアライブメッセージ(図9)を受信した場合、ス
テップS202に進み、制御部201は、周辺機器属性
情報制御部204に、受信したアライブメッセージに含
まれている「属性情報の格納場所」のURLに対して、属
性情報要求メッセージ(図10)を送信させる。
【0216】ステップS203において、ディレクトリ
サーバ101の周辺機器属性情報制御部204は、通信
インターフェース207−3を介して、周辺機器103
より属性情報(図11、図12)を受信すると、ステップ
S204において、周辺機器属性データベース121
に、受信した周辺機器103の属性情報を登録する。
【0217】その後、処理はステップS201に戻り、
ステップS201以降の処理を繰り返す。
【0218】ステップS201において、制御部201
が、通信インターフェース207−3を介して、周辺機
器103よりアライブメッセージを受信していないと判
定した場合、ステップS205に進み、制御部201
は、周辺機器属性情報入力部203より周辺機器103
の属性情報を登録(または変更)する指示が入力された
か否かを判定し、周辺機器属性情報入力部203より周
辺機器103の属性情報を登録(または変更)する指示
が入力された場合、ステップS206に進み、制御部2
01は、周辺機器属性情報入力部203に、ユーザから
の属性情報の入力を受け付けさせる。
【0219】ステップS207において、制御部201
からの指令により、周辺機器属性情報入力部203は、
ステップS206で入力を受け付けた周辺機器103の
属性情報を、周辺機器属性データベース121に登録す
る。その後、処理はステップS201に戻り、ステップ
S201以降の処理を繰り返す。
【0220】ステップS205において、制御部201
が、周辺機器属性情報入力部203より周辺機器103
の属性情報を登録(または変更)する指示が入力されて
はいない判定した場合、ステップS208に進み、制御
部201は、通信インターフェース207−1を介し
て、携帯端末105よりディレクトリサーバ探索メッセ
ージを受信したか否かを判定し、携帯端末105よりデ
ィレクトリサーバ探索メッセージを受信した場合、ステ
ップS209に進み、制御部201は、ディレクトリサ
ーバ属性情報制御部206に、ディレクトリサーバ探索
メッセージを送信してきた携帯端末105に対して、応
答メッセージを送信させる。
【0221】その後、処理はステップS201に戻り、
ステップS201以降の処理を繰り返す。
【0222】ステップS208において、制御部201
が、通信インターフェース207−1を介して、携帯端
末105よりディレクトリサーバ探索メッセージを受信
していないと判定した場合、ステップS210に進み、
制御部201は、通信インターフェース207−2を介
して、携帯端末105より、周辺機器探索要求を受信し
たか否かを判定し、周辺機器探索要求を受信した場合、
ステップS211に進み、制御部201は、データベー
ス検索処理部205に、受信した周辺機器探索要求に含
まれている検索条件を読み出させる。
【0223】ステップS212において、データベース
検索処理部205は、制御部201からの指令をうけ
て、周辺機器属性データベース121に登録されている
周辺機器の属性情報を検索し、ステップS211で読み
出した検索条件を満たす周辺機器をリストアップする。
【0224】ステップS213において、データベース
検索処理部205は、制御部201からの指令をうけ
て、ステップS212でリストアップした周辺機器のリ
ストを含む検索結果メッセージを、通信インターフェー
ス207−2より、携帯端末105に送信する。
【0225】その後、処理はステップS201に戻り、
ステップS201以降の処理を繰り返す。
【0226】ディレクトリサーバ101が、以上のよう
な処理を実行することにより、ユーザは、ユーザの周囲
に設置されている周辺機器103を把握することができ
る。
【0227】なお、周辺機器の属性情報を周辺機器属性
データベース121に記憶させる方法として、図18を
参照して上述した処理(ステップS203およびステッ
プS204、もしくは、ステップS206およびステッ
プS207)以外に、他の機器(例えばネットワークに接
続されている図示せぬパーソナルコンピュータ)などか
ら、ネットワークを介して、周辺機器の属性情報を、周
辺機器属性データベース121に記憶させることも可能
である。
【0228】また、ディレクトリサーバ101のディレ
クトリサーバ属性情報制御部206は、図18を参照し
て上述した処理とは別に、定期的にディレクトリサーバ
101の存在を示すアライブメッセージを、通信インタ
ーフェース207−1より、マルチキャストにより発信
している。携帯端末105は、ディレクトリサーバ10
1から発信されたアライブメッセージを受信した場合、
アライブメッセージに含まれているディレクトリサーバ
101のIPアドレスに基づいて、ディレクトリサーバ1
01にアクセスすることができるため、ディレクトリサ
ーバ101を探索する処理(図8のステップS62およ
びステップS63の処理)を省略することができる。
【0229】なお、図18を参照して上述した処理にお
いては、ディレクトリサーバ101の周辺機器属性デー
タベース121に登録された周辺機器の属性情報を消去
する処理に関しては説明されていないが、周辺機器10
3から受信されたアライブメッセージの有効期限が切れ
た場合、周辺機器属性情報制御部204は、周辺機器属
性データベース121に登録されている周辺機器の属性
情報を消去するようにすることができる。ただし、周辺
機器103から受信されたアライブメッセージの有効期
限が切れる前に、同一の周辺機器103から再度、アラ
イブメッセージを受信した場合、周辺機器属性情報制御
部204は、周辺機器属性データベース121に登録さ
れている周辺機器の属性情報を消去しない。
【0230】このようにすることにより、起動している
周辺機器103の属性情報のみを、周辺機器属性データ
ベース121に登録しておくようにすることができる。
従って、ユーザは、その時、起動している周辺機器10
3のみを把握することができる。
【0231】次に、図19のフローチャートを参照しつ
つ、図8を参照して上述したサービスを提供するための
ビーコンサーバ102の処理について説明する。
【0232】ビーコンサーバ102の制御部221は、
常時、入力部222、および位置情報入力部223よ
り、操作が入力されたか否かを監視している。ステップ
S251において、制御部221は、位置情報入力部2
23から、ビーコンサーバ102を設置する場所(部屋)
の階層的位置情報の登録指示が入力されたか否かを判定
し、階層的位置情報の登録指示が入力された場合、ステ
ップS252に進み、制御部221は、位置情報入力部
223に、階層的位置情報の入力を受け付けさせる。
【0233】ステップS253において、位置情報入力
部223は、制御部221からの指令により、入力され
た階層的位置情報を位置情報記憶部224に記憶させ
る。その後、処理はステップS251に戻り、ステップ
S251以降の処理を繰り返す。
【0234】ステップS251において、制御部221
が、位置情報入力部223から、ビーコンサーバ102
を設置する場所(部屋)の階層的位置情報の登録指示が入
力されていないと判定した場合、ステップS254に進
む。
【0235】ステップS254において、位置情報送信
部225は、制御部221からの指令により、位置情報
記憶部224に記憶されている階層的位置情報を読み出
し、通信インターフェース226より、無線で、周囲空
間に、階層的位置情報を含むビーコンメッセージをマル
チキャストで発信する。
【0236】その後、処理はステップS251に戻り、
ステップS251以降の処理を繰り返す。
【0237】ビーコンサーバ102は、以上のような処
理を繰り返す。なお、ステップS254およびステップ
S255の処理は、定期的に実行される。ビーコンサー
バ102を管理する管理者は、ステップS254および
ステップS255の処理を実行する間隔を、設定するこ
とができる。
【0238】なお、図19を参照して上述したビーコン
サーバ102の処理においては、階層的位置情報の入力
を受け付け(ステップS252)、位置情報記憶部224
に記憶させる(ステップS253)処理は、入力部222
からの手動での入力にのみ対応するようになっている
が、例えば、図7の位置情報記憶部224に、ネットワ
ークを介して他の機器(例えばディレクトリサーバ10
1)からアクセスできるようにした上で、他の機器か
ら、ビーコンサーバ102の位置情報記憶部224に、
階層的位置情報を記憶させるようにすることも可能であ
る。
【0239】また、ビーコンサーバ102の設置する場
所を移動させた場合(例えば、ビーコンサーバ102−
1の設置場所を、ルーム1からルーム2に移動した場
合)、入力部222、またはネットワークを介して、新
たな階層的位置情報を記憶し直させることにより、ビー
コンサーバ102は、新たに記憶させた階層的位置情報
を発信することができる。
【0240】次に図20のフローチャートを参照しつ
つ、図8を参照して上述したサービスを提供するための
テレビジョン受像機191の処理について説明する。
【0241】テレビジョン受像機191の制御部211
は、常時、入力部212より、操作が入力されたか否か
を監視している。また、テレビジョン受像機191の制
御部211は、常時、通信インターフェース215を介
して、信号を受信したか否かを監視している。そこで、
ステップS271において、制御部211は、入力部2
12より、テレビジョン受像機191の電源を切る操作
が入力されたか否かを判定し、テレビジョン受像機19
1の電源を切る操作が入力された場合、ステップS27
2に進み、制御部221は、テレビジョン受像機191
の各部に、終了処理を実行させる。
【0242】ステップS271において、制御部211
が、入力部213より、テレビジョン受像機191の電
源を切る操作は入力されていないと判定した場合、ステ
ップS273に進む。
【0243】ステップS273において、制御部211
は、通信インターフェース215を介して、ディレクト
リサーバ101より、属性情報要求メッセージを受信し
たか否かを判定し、属性情報要求メッセージを受信した
場合、ステップS274に進み、制御部211は、属性
情報制御部214に、属性情報記憶部213に記憶され
ているテレビジョン受像機191自身の属性情報を読み
出させる。
【0244】ステップS275において、属性情報制御
部214は、制御部211からの指令により、ステップ
S274で読み出した属性情報を、通信インターフェー
ス215より、ディレクトリサーバ101に送信する。
その後処理はステップS271に戻り、ステップS27
1以降の処理を繰り返す。
【0245】ステップS273において、制御部211
が、属性情報要求メッセージを受信していないと判定し
た場合、ステップS276に進み、制御部211は、属
性情報制御部214に、アライブメッセージをマルチキ
ャストで送信させる。その後、処理はステップS271
に戻り、ステップS271以降の処理が繰り返される。
【0246】テレビジョン受像機191は、以上のよう
な処理を繰り返す。なお、テレビジョン受像機191
は、上述した処理と平行して、テレビジョン受像機19
1自身が有するサービスを提供する処理を実行する。す
なわち、テレビジョン受像機191は、他のユーザか
ら、テレビ放送を視聴する操作が入力部212に入力さ
れた場合、図20に示される処理と平行して、テレビ放
送の映像を表示する処理、および音声を出力する処理等
の、テレビジョン受像機としての処理を実行する。
【0247】なお、テレビジョン受像機191がステッ
プS276において、マルチキャストで発信するアライ
ブメッセージには、図9に示されるように、有効期限が
あるため、テレビジョン受像機191は、1度、アライ
ブメッセージを発信した後、発信したアライブメッセー
ジの有効期限が切れる前に、次のアライブメッセージを
発信する。このように、アライブメッセージに有効期限
を設定し、テレビジョン受像機191に、有効期限が切
れる前に、次のアライブメッセージを発信するようにさ
せることにより、テレビジョン受像機191が起動して
いる間、ディレクトリサーバ101は、アライブメッセ
ージを受信することになるため、ディレクトリサーバ1
01は、テレビジョン受像機191が起動しているか否
かを把握することが可能となる。
【0248】ところで、図3を参照して上述した説明に
おいては、ネットワークは、ネットワーク100の1つ
のセグメントにより構成されていたが、本発明は、ネッ
トワーク100が複数のセグメントに分割されている場
合にも適用可能である。図21は、ネットワークが、2
つのセグメントに分割されている場合の、発明の実施の
形態の例である。図21において、図3と同一の装置に
ついては、同一の符号および名称をふってあり、それら
に関する詳細な説明は省略する。
【0249】図21においても、図3と同様に、図中、
左上方にルーム1が、右上方にルーム2が、左下方にル
ーム3が、右下方にルーム4が配置されている。また、
図3と同様に、ルーム1には、周辺機器103−1およ
びビーコンサーバ102−1が設置され、ルーム2に
は、ディレクトリサーバ101、ビーコンサーバ102
−2、および周辺機器103−2が設置されている。た
だし、図21においては、ルーム2には、図3のルーム
2の構成に、複数のネットワークを接続するためのルー
タ303が新たに付け加わっている。
【0250】図21において、ルーム3には、図3と同
様に、ビーコンサーバ102−3が設置されている。ま
た、図21において、ルーム4には、図3と同様に、周
辺機器103−3、ブルートゥースアダプタ104、お
よびビーコンサーバ102−4が設置されており、ま
た、ユーザが携帯している携帯端末105がある。
【0251】図21においては、ルーム2に設置されて
いるルータ303に、ネットワーク301とネットワー
ク302の2つのネットワークが接続されており、ネッ
トワーク301は、ルータ303との接続点から右方向
へ配線され、ネットワーク302は、ルータ303との
接続点から左方向へ配線されている。
【0252】また、図21に示されているように、ルー
ム2およびルーム4に設置されている各種機器、すなわ
ち、ルーム2のディレクトリサーバ101、ビーコンサ
ーバ102−2、および周辺機器103−2、並びに、
ルーム4の周辺機器103−3、ブルートゥースアダプ
タ104、およびビーコンサーバ102−4は、ネット
ワーク301に接続されている。また、ルーム1および
ルーム2に設置されている各種機器、すなわち、ルーム
1の周辺機器103−1およびビーコンサーバ102−
1、並びにルーム3のビーコンサーバ102−3は、ネ
ットワーク302に接続されている。
【0253】図21に示されるように、ディレクトリサ
ーバ101が管理する周辺機器103−1乃至103−
3が、複数のネットワーク(ネットワーク301および
ネットワーク302)にまたがって設置されている場合
においても、ディレクトリサーバ101、ビーコンサー
バ102−1乃至102−4、周辺機器103−1乃至
103−3、ブルートゥースアダプタ104、および携
帯端末105が実行する処理は、図3における、ネット
ワークが1つの場合の例と同様である。
【0254】ただし、ネットワーク302に接続されて
いる周辺機器103−1、ビーコンサーバ102−1、
およびビーコンサーバ102−3からの各種メッセージ
は、ルータ303を介して、ディレクトリサーバ101
に送信され、ディレクトリサーバ101からネットワー
ク302に接続されている周辺機器103−1、ビーコ
ンサーバ102−1、およびビーコンサーバ102−3
に送信される各種メッセージも、ルータ303を介し
て、周辺機器103−1、ビーコンサーバ102−1、
およびビーコンサーバ102−3に送信される。
【0255】なお、図21に示した例においては、ルー
ム1の周辺機器103−1およびビーコンサーバ102
−1、並びに、ルーム3のビーコンサーバ102−3を
有線でネットワーク302に接続する例を示したが、周
辺機器103−1、ビーコンサーバ102−1、および
ビーコンサーバ102−3を無線でネットワーク302
へ接続するようにしても良い。また、ビーコンサーバ1
02−1およびビーコンサーバ102−3は、ネットワ
ーク302に接続しないようにしても良い。
【0256】また、図21に示した例においては、ルー
ム2のディレクトリサーバ101、ビーコンサーバ10
2−2、および周辺機器103−2、並びに、ルーム4
の周辺機器103−3、およびビーコンサーバ102−
4を有線でネットワーク301に接続する例を示した
が、ディレクトリサーバ101、ビーコンサーバ102
−2、周辺機器103−2、周辺機器103−3、およ
びビーコンサーバ102−4を、無線でネットワーク3
01へ接続するようにしても良い。
【0257】なお、上述した実施の形態においては、ユ
ーザにより使用される機器として、携帯端末105を例
にして説明したが、ユーザにより使用される機器は、携
帯端末105に限定されるものではない。携帯端末10
5以外の、設置位置が移動する移動端末などに適用する
ことも可能である。例えば、携帯電話機、または、ノー
ト型パーソナルコンピュータなどに適用することも可能
である。また、周辺機器103として、テレビジョン受
像機191を例に説明したが、その他の機器に適用する
ことも勿論可能である。
【0258】また、上述した実施の形態においては、携
帯端末105は、ブルートゥースにより、ネットワーク
100(またはネットワーク301、もしくはネットワ
ーク302)に接続するようにしているが、ネットワー
ク100(またはネットワーク301、もしくはネット
ワーク302)への接続は、ブルートゥース以外の適宜
の方法を用いることが可能である。
【0259】さらに、上述した実施の形態においては、
周辺機器103の属性情報記憶部213に記憶されてい
る階層的位置情報は、入力部212より入力することに
より、記憶させているが、周辺機器103に、ビーコン
サーバ102からのビーコンメッセージを受信するビー
コンメッセージ受信部を持たせ、ビーコンメッセージ受
信部により、ビーコンメッセージを受信させ、受信した
ビーコンメッセージに含まれている階層的位置情報を、
属性情報記憶部213に記憶するようにさせてもよい。
【0260】上述したディレクトリサーバ101、ビー
コンサーバ102、周辺機器103、および携帯端末1
05の一連の処理は、ハードウエアにより実行させるこ
ともできるが、ソフトウエアにより実行させることもで
きる。この場合、例えば、ディレクトリサーバ101
は、図22に示されるような汎用のパーソナルコンピュ
ータにより構成される。
【0261】図22において、CPU(Central Processi
ng Unit)401は、ROM(Read Only Memory)40
2に記憶されているプログラム、または記憶部409か
らRAM(Random Access Memory)403にロードされ
たプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM40
3にはまた、CPU401が各種の処理を実行する上にお
いて必要なデータなども適宜記憶される。
【0262】CPU401、ROM402、およびRAM403
は、バス404を介して相互に接続されている。このバ
ス404にはまた、入出力インターフェース405も接
続されている。
【0263】入出力インターフェース405には、キー
ボード、マウスなどよりなる入力部406、スピーカな
どよりなる音声出力部407、CRT(CathodeRay Tube)、
LCD(Liquid Crystal Display)などよりなるモニタ40
8、ハードディスクなどより構成される記憶部409、
モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部
410が接続されている。通信部410は、ネットワー
クを介しての通信処理を行う。
【0264】入出力インターフェース405にはまた、
必要に応じてドライブ411が接続され、磁気ディスク
412、光ディスク413、光磁気ディスク414、或
いは半導体メモリ415などが適宜装着され、それらか
ら読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じ
て記憶部409にインストールされる。
【0265】一連の処理をソフトウエアにより実行させ
る場合には、そのソフトウエアを構成するプログラム
が、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュー
タ、または、各種のプログラムをインストールすること
で、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用の
パーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒
体からインストールされる。
【0266】この記録媒体は、図22に示すように、装
置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために
配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク
412(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク4
13(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Di
gital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク41
4(MD(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メモ
リ415などよりなるパッケージメディアにより構成さ
れるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユ
ーザに提供される、プログラムが記録されているROM4
02や、記憶部409に含まれるハードディスクなどで
構成される。
【0267】次に、ユーザにより使用される機器を、携
帯端末105ではなく、携帯電話機に適用した場合の例
について説明する。
【0268】図23は、本発明を携帯電話機に適用した
場合の一実施の形態を示す図である。図23において、
携帯端末503−1,503−2、および携帯電話機5
04−1,504−2が接続されているネットワークシ
ステムには、通信サービスの提供エリアを所望の大きさ
に分割したセル内に、それぞれ固定無線局である基地局
502−1乃至502−4が設置されている。なお、携
帯端末503−1,503−2は、携帯端末105と同
様の機能を有している。
【0269】これらの基地局502−1乃至502−4
には、移動無線局である携帯端末503−1,503−
2、および携帯電話機504−1,504−2が、例え
ばW−CDMA(Wideband-Code Division Multiple Acces
s)と呼ばれる符号分割多元接続方式によって、無線接
続されるようになされており、2[GHz] の周波数帯域を
使用して、最大2[Mbps]のデータ転送速度で、大容量デ
ータを高速にデータ通信し得るようになされている。
【0270】このように、携帯端末503−1,503
−2、および携帯電話機504−1,504−2は、W
−CDMA方式によって大容量データを高速にデータ通信し
得るようになされていることにより、音声通話だけでな
く電子メールの送受信、簡易ホームページの閲覧、画像
の送受信等の多種に及ぶデータ通信を実行し得るように
なされている。
【0271】また基地局502−1乃至502−4は、
有線回線を介して公衆回線網501に接続されており、
当該公衆回線網501には、インターネット508や、
図示しない多くの加入者有線端末、コンピュータネット
ワーク及び企業内ネットワーク等が接続されている。
【0272】公衆回線網501には、インターネットサ
ービスプロバイダのアクセスサーバ506も接続されて
おり、当該アクセスサーバ506には、当該インターネ
ットサービスプロバイダが保有するコンテンツサーバ5
07が接続されている。
【0273】このコンテンツサーバ507は、加入者有
線端末、携帯端末503−1,503−2、および携帯
電話機504−1,504−2からの要求に応じて、例
えば簡易ホームページ等のコンテンツを例えばコンパク
トHTML(Hyper Text MarkupLanguage)形式のファイル
として提供するようになされている。
【0274】ところでインターネット508には、Web
サーバを含む多数のサーバ509−1乃至509−nが
接続され、TCP/IP(Transmission Control Protocol/I
nternet Protocol)のプロトコルに従って、加入者有線
端末、携帯端末503−1,503−2、および携帯電
話機504−1,504−2からサーバ509−1乃至
509−nに対してアクセスし得るようになされてい
る。
【0275】携帯端末503−1,503−2、および
携帯電話機504−1,504−2は、基地局502−
1乃至502−4までを、2 [Mbps] の簡易トランスポ
ートプロトコルで通信し、当該基地局502−1乃至5
02−4からインターネット508を介してサーバ50
9−1乃至509−nまでを、TCP/IPプロトコル
で通信するようになされている。
【0276】管理制御装置505は、公衆回線網501
を介して、加入者有線端末、携帯端末503−1,50
3−2、および携帯電話機504−1,504−2に接
続されており、当該加入者有線端末、携帯端末503−
1,503−2、および携帯電話機504−1,504
−2に対する認証処理や課金処理等を行うようになされ
ている。
【0277】なお、以下の説明において、基地局502
−1乃至502−4のそれぞれを区別する必要がない場
合、まとめて基地局502と、携帯端末503−1およ
び503−2のそれぞれを区別する必要がない場合、ま
とめて携帯情報端末503と、携帯電話機504−1お
よび携帯電話機504−2のそれぞれを区別する必要が
ない場合、携帯電話機504と、サーバ509−1乃至
509−nのそれぞれを区別する必要がない場合、サー
バ509と、それぞれ称する。
【0278】次に、本発明を適用した携帯電話機504
の外観構成について説明する。図24に示すように、携
帯電話機24は、中央のヒンジ部531を境に表示部5
32と本体533とに分けられており、当該ヒンジ部5
31を介して、折り畳み可能に形成されている。
【0279】表示部532には、上端左部に、送受信用
のアンテナ534が引出し及び収納可能な状態に取り付
けられており、当該アンテナ534を介して、基地局5
02との間で電波を送受信するようになされている。
【0280】また表示部532には、上端中央部にほぼ
180度の角度範囲で、回動自在なカメラ部535が設
けられており、当該カメラ部535のCCD(Charged Cou
pledDevice)カメラ536によって、所望の撮像対象を
撮像し得るようになされている。
【0281】ここで表示部532は、カメラ部535が
ユーザによって、ほぼ180度回動されて位置決めされ
た場合、図25に示すように、当該カメラ部535の背
面側中央に設けられたスピーカ551が正面側に位置す
ることになり、これにより通常の音声通話状態に切り換
わるようになされている。
【0282】さらに表示部532には、その正面に液晶
ディスプレイ537が設けられており、電波の受信状
態、電池残量、電話帳として登録されている相手先名や
電話番号及び発信履歴等の他、電子メールの内容、簡易
ホームページ、カメラ部535のCCDカメラ536で撮
像した画像、および公衆回線網501を介して、サーバ
509、携帯端末503、またはほかの携帯電話機50
4から送信された画像を表示するようになされている。
【0283】一方、本体533には、その表面に「0」
〜「9」の数字キー、発呼キー、リダイヤルキー、終話
及び電源キー、クリアキー及び電子メールキー等の操作
キー538が設けられており、当該操作キー538を用
いて各種指示を入力し得るようになされている。
【0284】また本体533には、操作キー538の下
部に、メモボタン539やマイクロフォン540が設け
られており、当該メモボタン539によって、通話中の
相手の音声を録音し得ると共に、マイクロフォン540
によって通話時のユーザの音声を集音するようになされ
ている。
【0285】さらに本体533には、操作キー538の
上部に、回動自在なジョグダイヤル541が、当該本体
533の表面から僅かに突出した状態で設けられてお
り、本体533を横方向から見た場合の図である図26
に示すように、矢印aにより示された方向に、回転させ
ることができると共に、矢印bにより示された方向(本
体43の内部方向)に、押圧操作することが可能となっ
ている。
【0286】携帯電話機504は、ジョグダイヤル54
1に対する回動操作に応じて、液晶ディスプレイ537
に表示されている電話帳リストや電子メールのスクロー
ル動作、簡易ホームページのページ捲り動作及び画像の
送り動作、様々な項目の選択、カーソルの移動等の種々
の動作を実行するようになされている。また、携帯電話
機504は、ジョグダイヤル541の押圧操作に応じ
て、選択中の項目を決定する等の動作を実行するように
なされている。
【0287】例えば、本体533は、ユーザによるジョ
グダイヤル541の回動操作に応じて、液晶ディスプレ
イ537に表示された電話帳リストの複数の電話番号の
中から所望の電話番号が選択され、当該ジョグダイヤル
541が押圧操作されると、選択された電話番号を確定
して、当該電話番号に対して自動的に発呼処理を行うよ
うになされている。
【0288】なお、以下の説明においては、図26に示
すように、ヒンジ部531に向かうジョグダイヤル54
1の回転を、所定上方向の回転と称し、所定上方向と反
対方向の回転を、所定下方向の回転と称する。
【0289】再び、図24において、本体533は、背
面側に図示しないバッテリパックが挿着されており、終
話及び電源キーがオン状態になると、当該バッテリパッ
クから各回路部に対して電力が供給されて、動作可能な
状態に起動する。
【0290】本体533には、当該本体533の左側面
上部に、抜差自在なメモリスティック(ソニー株式会社
の商標)542を挿着するためのメモリスティックスロ
ット543が設けられており、メモボタン539が押下
されると、メモリスティック542に通話中の相手の音
声を記録したり、ユーザの操作に応じて、電子メール、
簡易ホームページ、CCDカメラ536で撮像した画像、
および無線通信により受信した画像を記録し得るように
なされている。
【0291】ここで、メモリスティック542は、本願
出願人であるソニー株式会社によって開発されたフラッ
シュメモリカードの一種である。このメモリスティック
542は、縦21.5×横50×厚さ2.8[mm] の小型薄型形状
のプラスチックケース内に、電気的に書換えや消去が可
能な不揮発性メモリであるEEPROM(Electrically Erasa
ble and Programmable Read Only Memory )の一種であ
るフラッシュメモリ素子を格納したものであり、10ピ
ン端子を介して画像や音声、音楽等の各種データの書き
込み及び読み出しが可能となっている。
【0292】また、メモリスティック542は、大容量
化等による内蔵フラッシュメモリの仕様変更に対して
も、使用する機器で互換性を確保することができる独自
のシリアルプロトコルを採用し、最大書込速度1.5[MB/
S] 、最大読出速度2.45[MB/S]の高速性能を実現してい
ると共に、誤消去防止スイッチを設けて高い信頼性を確
保している。
【0293】従って携帯電話機504は、このようなメ
モリスティック542を挿着可能に構成されているため
に、当該メモリスティック542を介して、他の電子機
器との間でデータの共有化を図ることができるようにな
されている。
【0294】次に、図24の携帯電話機504の内部構
成を、図27に示す。図27に示すように、携帯電話機
504は、表示部532及び本体533の各部を統括的
に制御するようになされた主制御部600に対して、電
源回路部601、操作入力制御部602、画像エンコー
ダ603、カメラインターフェース部604、記憶部6
05、LCD(Liquid Crystal Display)制御部606、
ブルートゥース通信部607、画像デコーダ608、多
重分離部609、記録再生部610、変復調回路部61
1、および音声コーデック612が、メインバス613
を介して互いに接続されると共に、画像エンコーダ60
3、画像デコーダ608、多重分離部609、変復調回
路部611、および音声コーデック612が同期バス6
14を介して互いに接続されて構成されている。
【0295】電源回路部601は、ユーザの操作により
終話及び電源キーがオン状態にされると、バッテリパッ
クから各部に対して電力を供給することにより、携帯電
話機504を動作可能な状態に起動する。
【0296】携帯電話機504は、CPU(Central Proc
essing Unit)621、ROM(ReadOnly Memory)62
2及びRAM(Random Access Memory)623等よりな
る主制御部600の制御に基づいて、音声通話モード時
にマイクロフォン540で集音した音声信号を音声コー
デック612によってデジタル音声データに変換し、こ
れを変復調回路部611でスペクトラム拡散処理し、送
受信回路部615でデジタルアナログ変換処理及び周波
数変換処理を施した後、アンテナ534を介して送信す
る。
【0297】また携帯電話機504は、音声通話モード
時にアンテナ534で受信した受信信号を増幅して周波
数変換処理及びアナログデジタル変換処理を施し、変復
調回路部611でスペクトラム逆拡散処理し、音声コー
デック612を介して出力する。
【0298】さらに、携帯電話機504は、データ通信
モード時に、電子メールを送信する場合、操作キー53
8及びジョグダイヤル541の操作によって入力された
電子メールのテキストデータを、操作入力制御部602
を介して主制御部600に送出する。主制御部600
は、テキストデータを、変復調回路部611でスペクト
ラム拡散処理し、送受信回路部615でデジタルアナロ
グ変換処理及び周波数変換処理を施した後に、アンテナ
534を介して基地局502(図23)へ送信する。
【0299】これに対して携帯電話機504は、データ
通信モード時に電子メールを受信する場合、アンテナ5
34を介して基地局502から受信した受信信号を、変
復調回路部611でスペクトラム逆拡散処理して、元の
テキストデータを復元した後、LCD制御部606を介し
て、液晶ディスプレイ537に電子メールとして表示す
る。この後、携帯電話機504は、ユーザの操作に応じ
て受信した電子メールを、記録再生部610を介して、
メモリスティック542に記録することも可能である。
【0300】一方、携帯電話機504は、データ通信モ
ード時に画像データを送信する場合、CCDカメラ536
で撮像された画像データを、カメラインターフェース部
604を介して、画像エンコーダ603に供給する。
【0301】携帯電話機504は、画像データを送信し
ない場合には、CCDカメラ536で撮像した画像データ
を、カメラインターフェース部604及びLCD制御部6
06を介して、液晶ディスプレイ537に直接表示する
ことも可能である。
【0302】画像エンコーダ603は、CCDカメラ53
6から供給された画像データを例えばMPEG(Movig Pict
ure Experts Group )2やMPEG4等の所定の符号化方式
によって圧縮符号化することにより符号化画像データに
変換し、これを多重分離部609に送出する。このとき
同時に携帯電話機504は、CCDカメラ536で撮像中
にマイクロフォン540で集音した音声を、音声コーデ
ック612を介して、デジタルの音声データとして多重
分離部609に送出する。
【0303】多重分離部609は、画像エンコーダ60
3から供給された符号化画像データと音声コーデック6
12から供給された音声データとを所定の方式で多重化
し、その結果得られる多重化データを変復調回路部61
1でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部615でデ
ジタルアナログ変換処理及び周波数変換処理を施した後
にアンテナ534を介して送信する。
【0304】これに対して携帯電話機504は、データ
通信モード時に例えば簡易ホームページ等にリンクされ
た動画像ファイルのデータを受信する場合、アンテナ5
34を介して基地局502から受信した受信信号を変復
調回路部611でスペクトラム逆拡散処理し、その結果
得られる多重化データを多重分離部609に送出する。
【0305】多重分離部609は、多重化データを分離
することにより符号化画像データと音声データとに分
け、同期バス614を介して当該符号化画像データを画
像デコーダ608に供給すると共に当該音声データを音
声コーデック612に供給する。
【0306】画像デコーダ608は、符号化画像データ
をMPEG2やMPEG4等の所定の符号化方式に対応した復号
化方式でデコードすることにより再生動画像データを生
成し、これをLCD制御部606を介して液晶ディスプレ
イ537に供給し、これにより、例えば、簡易ホームペ
ージにリンクされた動画像ファイルに含まれる動画デー
タが表示される。
【0307】このとき同時に音声コーデック612は、
音声データをアナログ音声信号に変換した後、これをス
ピーカ551に供給し、これにより、例えば、簡易ホー
ムページにリンクされた動画像ファイルに含まる音声デ
ータが再生される。
【0308】この場合も電子メールの場合と同様に携帯
電話機504は、受信した簡易ホームページ等にリンク
されたデータをユーザの操作により記録再生部610を
介してメモリスティック542に記録することが可能で
ある。
【0309】記憶部605は、基地局502を介して、
サーバ509より受信された携帯電話機504の制御用
のプログラム、および画像データなどを、適宜、記憶す
る。
【0310】ブルートゥース通信部607は、携帯電話
機504と、ブルートゥースアダプタ104との間の通
信処理を行う。
【0311】CPU621は、ROM622に記憶されている
情報提供システムの実行用プログラム、または記憶部6
05からRAM623にロードされたプログラムに従って
各種の処理を実行する。RAM623にはまた、CPU621
が各種の処理を実行する上において必要なデータなども
適宜記憶される。
【0312】上述した携帯端末105が実行していた一
連の処理を実行するプログラムを携帯電話機504にイ
ンストールし、携帯電話機504にインストールにおい
て実行可能な状態にするために用いられるプログラム格
納媒体としては、例えばフレキシブルディスク、CD−
ROM、DVD等のパッケージメディアのみならず、プ
ログラムが一時的もしくは永続的に格納される半導体メ
モリや磁気ディスク等で実現しても良い。
【0313】また、これらプログラム格納媒体にプログ
ラムを格納する手段としては、ローカルエリアネットワ
ークやインターネット508、デジタル衛生放送等の有
線及び無線通信媒体を利用しても良く、ルータやモデム
等の各種通信インターフェースを介して格納するように
しても良い。
【0314】なお、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0315】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0316】
【発明の効果】以上のように、本発明の情報提供システ
ムによれば、情報提供装置では、位置情報の入力を受け
付け、受け付けられた位置情報が周辺機器と対応付けて
記憶し、情報処理装置より受け付けられた探索要求に含
まれている位置情報に基づいて、記憶されている周辺機
器の中から、位置情報と対応付けられている周辺機器を
検索し、検索された周辺機器に関する情報を情報処理装
置に送信し、情報処理装置では、情報提供装置に、探索
要求を送信し、情報提供装置より、周辺機器に関する情
報を受信するようにしたので、空間的に、ユーザの近く
に存在する周辺機器の種類、および周辺機器が有してい
るサービスを、ユーザに提示することが可能になる。
【0317】本発明の情報提供装置および方法、記録媒
体、並びにプログラムによれば、周辺機器が配置されて
いる位置を表わす位置情報の入力を受け付け、受け付け
られた位置情報を周辺機器と対応付けて記憶し、情報処
理装置より受け付けられた探索要求に含まれている位置
情報に基づいて、記憶されている周辺機器の中から、位
置情報と対応付けられている周辺機器を検索し、検索さ
れた周辺機器に関する情報を情報処理装置に送信するよ
うにしたので、情報処理装置に、ユーザの周辺に存在す
る周辺機器の種類、および周辺機器が有しているサービ
スを、ユーザに提示させることが可能になる。
【0318】本発明の情報処理装置および方法、記録媒
体、並びにプログラムによれば、周辺機器が配置されて
いる位置を表わす位置情報を記憶する情報提供装置に、
周辺機器の探索要求を送信し、情報提供装置より、周辺
機器に関する情報を受信するようにしたので、空間的
に、ユーザの近くに存在する周辺機器の種類、および周
辺機器が有しているサービスを、ユーザに提示すること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】SLPの概念図である。
【図2】SLPの仕組みを説明するためのブロック図であ
る。
【図3】本発明を適用した情報提供システムの構成例を
示すブロック図である。
【図4】図3の情報提供システムの情報提供処理を説明
する図である。
【図5】本発明を適用した情報提供システムの適用例を
示す図である。
【図6】携帯端末にのモニタ表示の例を示す図である。
【図7】ディレクトリサーバ、テレビジョン受像機、ビ
ーコンサーバ、および携帯端末の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】本発明を適用した情報提供システムの属性情報
提供処理を説明するフローチャートである。
【図9】図8のステップS81で送信されるアライブメ
ッセージのフォーマットの例を示す図である。
【図10】図8のステップS72で送信される属性情報
要求メッセージのフォーマットの例を示す図である。
【図11】図8のステップS83で送信される属性情報
のフォーマットの例を示す図である。
【図12】図11のフォーマットのUPnPによる記述例を
示す図である。
【図13】図8のステップS51で送信されるビーコン
メッセージのフォーマットの例を示す図である。
【図14】図8のステップS62で送信されるディレク
トリサーバ探索メッセージのフォーマットの例を示す図
である。
【図15】図8のステップS75で送信される応答メッ
セージのフォーマットの例を示す図である。
【図16】図8のステップS64で送信される周辺機器
検索要求のフォーマットの例を示す図である。
【図17】図8のステップS77で送信される検索結果
メッセージのフォーマットの例を示す図である。
【図18】図7のディレクトリサーバの処理を説明する
フローチャートである。
【図19】図7のビーコンサーバの処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図20】図7のテレビジョン受像機の処理を説明する
フローチャートである。
【図21】本発明を適用した情報提供システムの、別の
構成を示すブロック図である。
【図22】本発明のディレクトリサーバ、ビーコンサー
バ、周辺機器、および携帯端末のいずれかの機能をもた
せた汎用のパーソナルコンピュータの構成例を示すブロ
ック図である。
【図23】本発明を携帯電話機に適用した場合を説明す
る図である。
【図24】携帯電話機24の外観を示す斜視図である。
【図25】図24の携帯電話機のカメラ部45を回転さ
せた場合の表示部42の斜視図である。
【図26】図24の携帯電話機の側面図である。
【図27】図24の携帯電話機の構成例を示したブロッ
ク図である。
【符号の説明】
100 ネットワーク, 101 ディレクトリサー
バ, 102 ビーコンサーバ, 103 周辺機器,
104 ブルートゥースアダプタ, 105携帯端
末, 121 周辺機器属性データベース, 191
テレビジョン受像機, 201 制御部, 202 入
力部, 203 周辺機器属性情報入力部, 204
周辺機器属性情報制御部, 205 データベース検索
処理部,206 ディレクトリサーバ属性情報制御部,
211 制御部, 212 入力部, 213 属性
情報記憶部, 214 属性情報制御部, 215 モ
ニタ, 216 受信部, 217 スピーカ, 22
1 制御部, 222 入力部, 223 位置情報入
力部, 224 位置情報記憶部, 225 位置情報
送信部, 231 制御部, 232 入力部, 23
3 ディレクトリサーバ探索部, 234 位置情報受
信部, 235 検索処理部, 236 モニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 庵 明宏 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B075 PP10 PQ12 PQ32 5B089 GA21 GB02 JA35 KA03 5K033 AA02 AA09 BA08 CB15 DA19 EA03 EA07 EC03

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周辺機器が配置されている位置を表わす
    位置情報を記憶する情報提供装置、および前記情報提供
    装置より、所定の位置に配置されている前記周辺機器に
    関する情報を取得する情報処理装置から構成される情報
    提供システムにおいて、 前記情報提供装置は、 前記位置情報の入力を受け付ける第1の受付手段と、 前記第1の受付手段により受け付けられた前記位置情報
    を前記周辺機器と対応付けて記憶する記憶手段と、 前記情報処理装置より、前記周辺機器の探索要求を受け
    付ける第2の受付手段と、 前記第2の受付手段により受け付けられた前記探索要求
    に含まれている前記位置情報に基づいて、前記記憶手段
    により記憶されている前記周辺機器の中から、前記位置
    情報と対応付けられている前記周辺機器を検索する検索
    手段と、 前記検索手段により検索された前記周辺機器に関する情
    報を前記情報処理装置に送信する第1の送信手段とを備
    え、 前記情報処理装置は、 前記情報提供装置に、前記探索要求を送信する第2の送
    信手段と、 前記情報提供装置より、前記周辺機器に関する情報を受
    信する受信手段とを備えることを特徴とする情報提供シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 周辺機器が配置されている位置を表わす
    位置情報の入力を受け付ける第1の受付手段と、 前記第1の受付手段により受け付けられた前記位置情報
    を前記周辺機器と対応付けて記憶する記憶手段と、 情報処理装置より、前記周辺機器の探索要求を受け付け
    る第2の受付手段と、 前記第2の受付手段により受け付けられた前記探索要求
    に含まれている前記位置情報に基づいて、前記記憶手段
    により記憶されている前記周辺機器の中から、前記位置
    情報と対応付けられている前記周辺機器を検索する検索
    手段と、 前記検索手段により検索された前記周辺機器に関する情
    報を前記情報処理装置に送信する第1の送信手段とを備
    えることを特徴とする情報提供装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の受付手段は、前記情報提供装
    置を管理する管理者から、直接、前記周辺機器の前記位
    置情報の入力を受け付けるか、または、ネットワークを
    介して入力される、前記周辺機器の前記位置情報の入力
    を受け付けることを特徴とする請求項2に記載の情報提
    供装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の受付手段は、ネットワークを
    介して、前記周辺機器より前記周辺機器の前記位置情報
    の入力を受け付けることを特徴とする請求項2に記載の
    情報提供装置。
  5. 【請求項5】 前記情報処理装置より、前記情報提供装
    置を探索する探索メッセージを受信した場合、前記情報
    処理装置に対して、応答メッセージを送信する第2の送
    信手段をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載
    の情報提供装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段は、前記位置情報と共に、
    前記周辺機器が有するサービスの種類を記憶し、 前記第1の送信手段は、前記周辺機器が有する前記サー
    ビスの種類を前記情報処理装置に送信することを特徴と
    する請求項2に記載の情報提供装置。
  7. 【請求項7】 前記探索要求は、前記周辺機器が有して
    いる前記サービスの種類を検索条件として含んでいるこ
    とを特徴とする請求項6に記載の情報提供装置。
  8. 【請求項8】 前記検索手段は、前記探索要求に含まれ
    ている前記検索条件に基づいて、前記周辺機器を検索す
    ることを特徴とする請求項7に記載の情報提供装置。
  9. 【請求項9】 前記位置情報は、狭い範囲の位置を特定
    する情報から、より広い範囲の位置を特定する前記情報
    までの複数の前記情報が、特定する範囲の広さ順番に、
    並べられて構成されていることを特徴とする請求項2に
    記載の情報提供装置。
  10. 【請求項10】 周辺機器が配置されている位置を表わ
    す位置情報の入力を受け付ける第1の受付ステップと、 前記第1の受付ステップの処理により受け付けられた前
    記位置情報を前記周辺機器と対応付けて記憶する記憶ス
    テップと、 情報処理装置より、前記周辺機器の探索要求を受け付け
    る第2の受付ステップと、 前記第2の受付ステップの処理により受け付けられた前
    記探索要求に含まれている前記位置情報に基づいて、前
    記記憶ステップの処理により記憶されている前記周辺機
    器の中から、前記位置情報と対応付けられている前記周
    辺機器を検索する検索ステップと、 前記検索ステップの処理により検索された前記周辺機器
    に関する情報を前記情報処理装置に送信する送信ステッ
    プとを含むことを特徴とする情報提供方法。
  11. 【請求項11】 周辺機器が配置されている位置を表わ
    す位置情報の入力を受け付ける第1の受付ステップと、 前記第1の受付ステップの処理により受け付けられた前
    記位置情報を前記周辺機器と対応付けて記憶するように
    制御する記憶制御ステップと、 情報処理装置より、前記周辺機器の探索要求を受け付け
    る第2の受付ステップと、 前記第2の受付ステップの処理により受け付けられた前
    記探索要求に含まれている前記位置情報に基づいて、前
    記記憶制御ステップの処理により記憶が制御されている
    前記周辺機器の中から、前記位置情報と対応付けられて
    いる前記周辺機器を検索する検索ステップと、 前記検索ステップの処理により検索された前記周辺機器
    に関する情報を前記情報処理装置に送信する送信ステッ
    プとを含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可
    能なプログラムが記録されている記録媒体。
  12. 【請求項12】 周辺機器が配置されている位置を表わ
    す位置情報の入力を受け付ける第1の受付ステップと、 前記第1の受付ステップの処理により受け付けられた前
    記位置情報を前記周辺機器と対応付けて記憶するように
    制御する記憶制御ステップと、 情報処理装置より、前記周辺機器の探索要求を受け付け
    る第2の受付ステップと、 前記第2の受付ステップの処理により受け付けられた前
    記探索要求に含まれている前記位置情報に基づいて、前
    記記憶制御ステップの処理により記憶が制御されている
    前記周辺機器の中から、前記位置情報と対応付けられて
    いる前記周辺機器を検索する検索ステップと、 前記検索ステップの処理により検索された前記周辺機器
    に関する情報を前記情報処理装置に送信する送信ステッ
    プとをコンピュータに実行させるプログラム。
  13. 【請求項13】 周辺機器が配置されている位置を表わ
    す位置情報を記憶する情報提供装置に、前記周辺機器の
    探索要求を送信する第1の送信手段と、 前記情報提供装置より、前記周辺機器に関する情報を受
    信する受信手段とを備えることを特徴とする情報処理装
    置。
  14. 【請求項14】 前記探索要求は、前記周辺機器が有し
    ているサービスの種類を検索条件として含んでいること
    を特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 【請求項15】 前記探索要求は、前記情報処理装置が
    配置されている位置を表わす位置情報を含んでいること
    を特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  16. 【請求項16】 前記情報処理装置が配置されている位
    置を表わす前記位置情報を、それを発信しているビーコ
    ンサーバより取得する取得手段をさらに備えることを特
    徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  17. 【請求項17】 前記位置情報は、狭い範囲の位置を特
    定する情報から、より広い範囲の位置を特定する前記情
    報までの複数の前記情報が、特定する範囲の広さ順番
    に、並べられて構成されていることを特徴とする請求項
    13に記載の情報処理装置。
  18. 【請求項18】 前記受信手段により受信された前記周
    辺機器に関する情報をユーザに提示する提示手段をさら
    に備えることを特徴とする請求項13に記載の情報処理
    装置。
  19. 【請求項19】 前記情報処理装置は、ユーザにより携
    帯される移動端末であることを特徴とする請求項13に
    記載の情報処理装置。
  20. 【請求項20】 前記情報提供装置を探索する探索メッ
    セージを送信する第2の送信手段をさらに備えることを
    特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  21. 【請求項21】 周辺機器が配置されている位置を表わ
    す位置情報を記憶する情報提供装置に、前記周辺機器の
    探索要求を送信する送信ステップと、 前記情報提供装置より、前記周辺機器に関する情報を受
    信する受信ステップとを含むことを特徴とする情報処理
    方法。
  22. 【請求項22】 周辺機器が配置されている位置を表わ
    す位置情報を記憶する情報提供装置に、前記周辺機器の
    探索要求を送信する送信ステップと、 前記情報提供装置より、前記周辺機器に関する情報を受
    信する受信ステップとを含むことを特徴とするコンピュ
    ータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録
    媒体。
  23. 【請求項23】 周辺機器が配置されている位置を表わ
    す位置情報を記憶する情報提供装置に、前記周辺機器の
    探索要求を送信する送信ステップと、 前記情報提供装置より、前記周辺機器に関する情報を受
    信する受信ステップとをコンピュータに実行させるプロ
    グラム。
JP2001378380A 2001-12-12 2001-12-12 情報提供システム、情報提供装置および方法、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム Withdrawn JP2003177980A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001378380A JP2003177980A (ja) 2001-12-12 2001-12-12 情報提供システム、情報提供装置および方法、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001378380A JP2003177980A (ja) 2001-12-12 2001-12-12 情報提供システム、情報提供装置および方法、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003177980A true JP2003177980A (ja) 2003-06-27

Family

ID=19186120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001378380A Withdrawn JP2003177980A (ja) 2001-12-12 2001-12-12 情報提供システム、情報提供装置および方法、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003177980A (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005057859A1 (en) * 2003-12-09 2005-06-23 Canon Kabushiki Kaisha Communications apparatus, image sensing apparatus and control method therefor
JP2005204278A (ja) * 2003-11-14 2005-07-28 Thomson Licensing Sa 分散局のネットワークにおけるデータのセクションでの不連続伝送方法、この方法を実行するための要求電化製品としてのネットワーク加入者局、及び、この方法を実行するためのソース電化製品としてのネットワーク加入者局
JP2005267089A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Fuji Xerox Co Ltd ドライバ管理方法および装置並びにプログラム
JP2005303466A (ja) * 2004-04-07 2005-10-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 機器制御システムおよび機器制御方法
JP2006221438A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Fujitsu Ltd 情報処理装置
JP2007220097A (ja) * 2006-02-13 2007-08-30 Samsung Electronics Co Ltd ホームネットワークでデバイスの位置情報を提供する方法及び装置
JP2007537624A (ja) * 2004-03-31 2007-12-20 タイム・ワーナー・インコーポレイテッド ネットワークシグネチャを使用して場所を決定する方法及びシステム
JP2008512896A (ja) * 2004-08-31 2008-04-24 シンボル テクノロジーズ インコーポレイテッド 無線ネットワーク内の存在に対するシステム及び方法
JP2008520038A (ja) * 2004-11-12 2008-06-12 インターデイジタル テクノロジー コーポレーション ペリフェラルデバイスを検出し、選択的に利用するための方法および装置
JP2009065688A (ja) * 2008-10-07 2009-03-26 Canon Inc 通信装置及び制御方法
WO2009122482A1 (ja) * 2008-03-31 2009-10-08 Necディスプレイソリューションズ株式会社 端末、ネットワーク装置、該端末と該ネットワーク装置とからなるネットワーク装置検索システム、およびネットワーク装置検索方法
JP2009284168A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Sharp Corp ネットワークシステム、携帯端末装置および装置制御方法
JP2012182590A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Brother Ind Ltd 情報端末、サーバ、接続先決定方法およびプログラム
JP2012526411A (ja) * 2009-05-04 2012-10-25 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) セッションプッシュ伝送
JP2015008422A (ja) * 2013-06-25 2015-01-15 日本電信電話株式会社 遠隔制御システムとそのセンシングユニット、エリア管理装置及び遠隔制御方法
JP2015149685A (ja) * 2014-02-07 2015-08-20 株式会社オプティム 接続情報共有サーバ、接続情報共有方法、接続情報共有サーバ用プログラム
JP2016524371A (ja) * 2014-04-08 2016-08-12 シャオミ・インコーポレイテッド スマート端末制御方法、装置、プログラム及び記憶媒体
US10621853B2 (en) 2016-01-25 2020-04-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus and method

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005204278A (ja) * 2003-11-14 2005-07-28 Thomson Licensing Sa 分散局のネットワークにおけるデータのセクションでの不連続伝送方法、この方法を実行するための要求電化製品としてのネットワーク加入者局、及び、この方法を実行するためのソース電化製品としてのネットワーク加入者局
US8195828B2 (en) 2003-11-14 2012-06-05 Thomson Licensing Method for discontinuous transmission, in sections, of data in a network of distributed stations, as well as a network subscriber station as a requesting appliance for carrying out a method such as this, and a network subscriber station as a source appliance for carrying out a method such as this
JP4538298B2 (ja) * 2003-11-14 2010-09-08 トムソン ライセンシング 分散局のネットワークにおけるデータのセクションでの不連続伝送方法、この方法を実行するための要求電化製品としてのネットワーク加入者局、及び、この方法を実行するためのソース電化製品としてのネットワーク加入者局
WO2005057859A1 (en) * 2003-12-09 2005-06-23 Canon Kabushiki Kaisha Communications apparatus, image sensing apparatus and control method therefor
US7688791B2 (en) 2003-12-09 2010-03-30 Canon Kabushiki Kaisha Communications apparatus, image sensing apparatus and control method therefor
JP2005267089A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Fuji Xerox Co Ltd ドライバ管理方法および装置並びにプログラム
JP2007537624A (ja) * 2004-03-31 2007-12-20 タイム・ワーナー・インコーポレイテッド ネットワークシグネチャを使用して場所を決定する方法及びシステム
US8576730B2 (en) 2004-03-31 2013-11-05 Time Warner, Inc. Method and system for determining locality using network signatures
JP2005303466A (ja) * 2004-04-07 2005-10-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 機器制御システムおよび機器制御方法
JP4518829B2 (ja) * 2004-04-07 2010-08-04 パナソニック株式会社 機器制御システムおよび機器制御方法
JP2008512896A (ja) * 2004-08-31 2008-04-24 シンボル テクノロジーズ インコーポレイテッド 無線ネットワーク内の存在に対するシステム及び方法
JP2008520038A (ja) * 2004-11-12 2008-06-12 インターデイジタル テクノロジー コーポレーション ペリフェラルデバイスを検出し、選択的に利用するための方法および装置
JP2006221438A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Fujitsu Ltd 情報処理装置
US8634854B2 (en) 2006-02-13 2014-01-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for providing location information of device through home network
JP2007220097A (ja) * 2006-02-13 2007-08-30 Samsung Electronics Co Ltd ホームネットワークでデバイスの位置情報を提供する方法及び装置
JPWO2009122482A1 (ja) * 2008-03-31 2011-07-28 Necディスプレイソリューションズ株式会社 端末、ネットワーク装置、該端末と該ネットワーク装置とからなるネットワーク装置検索システム、およびネットワーク装置検索方法
WO2009122482A1 (ja) * 2008-03-31 2009-10-08 Necディスプレイソリューションズ株式会社 端末、ネットワーク装置、該端末と該ネットワーク装置とからなるネットワーク装置検索システム、およびネットワーク装置検索方法
US8756308B2 (en) 2008-03-31 2014-06-17 Nec Display Solutions, Ltd. Terminal, network apparatus, network apparatus searching system including the terminal and the network apparatus, and network apparatus searching method
JP2009284168A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Sharp Corp ネットワークシステム、携帯端末装置および装置制御方法
JP2009065688A (ja) * 2008-10-07 2009-03-26 Canon Inc 通信装置及び制御方法
JP2012526411A (ja) * 2009-05-04 2012-10-25 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) セッションプッシュ伝送
JP2012182590A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Brother Ind Ltd 情報端末、サーバ、接続先決定方法およびプログラム
JP2015008422A (ja) * 2013-06-25 2015-01-15 日本電信電話株式会社 遠隔制御システムとそのセンシングユニット、エリア管理装置及び遠隔制御方法
JP2015149685A (ja) * 2014-02-07 2015-08-20 株式会社オプティム 接続情報共有サーバ、接続情報共有方法、接続情報共有サーバ用プログラム
JP2016524371A (ja) * 2014-04-08 2016-08-12 シャオミ・インコーポレイテッド スマート端末制御方法、装置、プログラム及び記憶媒体
US10621853B2 (en) 2016-01-25 2020-04-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus and method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10476939B2 (en) Context data in UPnP service information
JP2003177980A (ja) 情報提供システム、情報提供装置および方法、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
KR100797224B1 (ko) 정보 처리 장치
US7155679B2 (en) Digital media frame
US7979583B2 (en) Information processing apparatus, client apparatus, information processing system and service connection method
JP4686870B2 (ja) 携帯型情報端末装置、情報処理方法、プログラム記録媒体及びプログラム
JP5056373B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
JP4581269B2 (ja) 携帯型情報端末装置および情報処理方法、録画再生装置、プログラム格納媒体、並びにプログラム
US7426563B2 (en) Content playback apparatus, server connection method, and recording medium
EP1551179A1 (en) Network control confirmation system, control communication terminal, server, and network control confirmation method
JP2006134315A (ja) UPnPネットワーク上で特定機器を識別する方法、識別された特定機器を通じてコンテンツを再生する方法、及び装置
JP2002262207A (ja) 携帯型情報端末装置および情報処理方法、プログラム格納媒体、並びにプログラム
EP2157737B1 (en) Mobile electronic device, content playback device, content acquisition method, content location notification method, content acquisition program, and content use system
CN103959827B (zh) 通信装置及其控制方法
CN104158854B (zh) 资源共享方法及装置
JP2002262189A (ja) 携帯型情報端末装置および情報処理方法、プログラム格納媒体、並びにプログラム
JP2002262220A (ja) 情報処理装置および情報処理方法、プログラム格納媒体、並びにプログラム
JP4569013B2 (ja) 携帯型情報端末装置および情報処理方法、プログラム格納媒体、並びにプログラム
JP2002262188A (ja) 携帯型情報端末装置および情報処理方法、プログラム格納媒体、並びにプログラム
JP4719989B2 (ja) 携帯型情報端末装置および情報処理方法、録画再生装置、プログラム格納媒体、並びにプログラム
JP2002118666A (ja) 情報処理装置および方法、画像記録システム、並びにプログラム格納媒体
JP2002262203A (ja) 携帯型情報端末装置および情報処理方法、プログラム格納媒体、並びにプログラム
JP2009218850A (ja) 携帯端末装置及びプログラム
JP2002262205A (ja) 携帯型情報端末装置および情報処理方法、プログラム格納媒体、並びにプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050301