JP2002262188A - 携帯型情報端末装置および情報処理方法、プログラム格納媒体、並びにプログラム - Google Patents

携帯型情報端末装置および情報処理方法、プログラム格納媒体、並びにプログラム

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JP2002262188A
JP2002262188A JP2001053304A JP2001053304A JP2002262188A JP 2002262188 A JP2002262188 A JP 2002262188A JP 2001053304 A JP2001053304 A JP 2001053304A JP 2001053304 A JP2001053304 A JP 2001053304A JP 2002262188 A JP2002262188 A JP 2002262188A
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program
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Inventor
Koji Kunii
浩二 国井
Masatake Takase
昌毅 高瀬
Hiroyuki Shimizu
博幸 清水
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オフライン検索用の番組データを受信し、オ
フラインで予約録画の設定を行う。 【解決手段】 オフライン状態で、PDA1の表示部3
1の番組表画面には、番組表281、広告バナー28
3、およびタグ282が表示される。番組表281に
は、チャンネル284、日付け285、時間286が表
示される。ユーザが、番組表281に表示されている番
組名の中から、所望の番組を選択した場合、対応する番
組に関する詳細な情報が表示されるので、ユーザは、そ
の内容を確認し、録画予約を設定するための処理を実行
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型情報端末装
置および情報処理方法、プログラム格納媒体、並びにプ
ログラムに関し、特に、PDAなどの携帯型情報端末装
置を用いて、所望の番組を録画予約することができるよ
うにした携帯型情報端末装置および情報処理方法、プロ
グラム格納媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビジョン番組の録画装置であ
るVTR(Video Tape Recorder)においては、例え
ば、ユーザが、Gコード(Gemstar Development社の商
標)を用いて、番組の録画予約を設定する技術がある。
この技術は、例えばユーザが、リモートコマンダを用い
て、録画したい番組に対応付けられているGコードを入
力し、赤外線信号としてVTR(Video Tape Recorde
r)に送出する。赤外線信号を受信したVTRは、Gコ
ードを復号し、放送日、放送局名、番組名、開始時刻、
終了時刻などを分析し、録画予約を設定する。
【0003】このような技術が、例えば、USP533
5079またはUSP5307173に開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示されているGコードを用いる録画予約設定方法
は、例えば、新聞や雑誌などに掲載されている番組表か
ら、所望の番組に対応付けられている最大8桁のGコー
ドを手動入力する必要があり、操作が煩雑であった。
【0005】また、最近、インターネット上の番組予約
サイトを利用して、テレビジョン番組の録画予約を行う
システムのサービスが開始されている。この録画システ
ムにおいては、ユーザが、例えば、PDA(Personal D
igital Assistant)などの携帯型情報端末装置や、パー
ソナルコンピュータを用いて番組情報(いわゆる番組
表)を提供するサービスを行う番組予約サイトにアクセ
スし、番組情報を確認しながら、所望の番組を検索す
る。そして、所望の番組が検索されたとき、予約ボタン
を操作し、放送局名、番組名、開始時刻、終了時刻など
が記述された番組情報をダウンロードすることができ
る。
【0006】しかしながら、上述した録画予約システム
では、ユーザが、いわゆる番組表を、PDAもしくはパ
ーソナルコンピュータなどに表示させ、その番組表を確
認しながら所望の番組を検索するまで、番組予約サイト
にアクセスし続けなければならず、オンラインの検索で
は、時間がかかり、かつ、通信費が嵩む課題があった。
【0007】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、携帯型情報端末装置を用いて、情報を予め
取得して記録し、ユーザが希望した時にオフラインで所
望の番組を検索し、番組の録画予約を設定することがで
きるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯型情報端末
装置は、複数の番組情報を取得する取得手段と、取得手
段により取得された番組情報の表示画面への表示を制御
する第1の表示制御手段と、取得手段により取得された
番組情報に付随する付随情報の表示画面への表示を制御
する第2の表示制御手段と、第1の表示制御手段により
表示画面への表示が制御されている番組情報のうちのい
ずれかが、ユーザによって選択されたことを示す信号の
入力を受けた場合、選択された番組情報に対応する番組
詳細情報の表示画面への表示を制御する第3の表示制御
手段と、第2の表示制御手段により表示画面への表示が
制御されている付随情報が、ユーザによって選択された
ことを示す信号の入力を受けた場合、付随情報に対応す
る詳細な情報の表示画面への表示を制御する第4の表示
制御手段とを備えることを特徴とする。
【0009】番組情報には、複数の付随情報を付随させ
ることができ、第2の表示制御手段には、付随情報の表
示画面への表示を、所定の時間毎に順次切り換えながら
制御させることができる。
【0010】付随情報は、広告情報であるものとするこ
とができる。
【0011】前記番組詳細情報には、番組情報に関連す
る関連情報の存在場所を示す指標もしくは問い合わせ先
に関する情報を含ませることができ、第3の表示制御手
段により表示画面への表示が制御されている指標もしく
は問い合わせ先に関する情報が、ユーザによって選択さ
れたことを示す信号の入力を受けた場合、所定のブラウ
ザまたは所定のメーラを起動させることができる。
【0012】付随情報に対応する詳細な情報には、付随
情報に関連する関連情報の存在場所を示す指標もしくは
問い合わせ先に関する情報を含ませることができ、第4
の表示制御手段により表示画面への表示が制御されてい
る指標もしくは問い合わせ先に関する情報が、ユーザに
よって選択されたことを示す信号の入力を受けた場合、
所定のブラウザまたは所定のメーラを起動させることが
できる。
【0013】取得手段により番組情報が取得された場
合、取得済みを表わす所定のマークもしくはメッセージ
の表示画面への表示を制御する第5の表示制御手段をさ
らに設けることができる。
【0014】所定のマークは、アイコンであるものとす
ることができる。
【0015】本発明の情報処理方法は、複数の番組情報
を取得する取得ステップと、取得ステップの処理により
取得された番組情報の表示画面への表示を制御する第1
の表示制御ステップと、取得ステップの処理により取得
された番組情報に付随する付随情報の表示画面への表示
を制御する第2の表示制御ステップと、第1の表示制御
ステップの処理により表示画面への表示が制御されてい
る番組情報のうちのいずれかが、ユーザによって選択さ
れたことを示す信号の入力を受けた場合、選択された番
組情報に対応する番組詳細情報の表示画面への表示を制
御する第3の表示制御ステップと、第2の表示制御ステ
ップの処理により表示画面への表示が制御されている付
随情報が、ユーザによって選択されたことを示す信号の
入力を受けた場合、付随情報に対応する詳細な情報の表
示画面への表示を制御する第4の表示制御ステップとを
含むことを特徴とする。
【0016】本発明のプログラム格納媒体に格納されて
いるプログラムは、複数の番組情報を取得する取得ステ
ップと、取得ステップの処理により取得された番組情報
の表示画面への表示を制御する第1の表示制御ステップ
と、取得ステップの処理により取得された番組情報に付
随する付随情報の表示画面への表示を制御する第2の表
示制御ステップと、第1の表示制御ステップの処理によ
り表示画面への表示が制御されている番組情報のうちの
いずれかが、ユーザによって選択されたことを示す信号
の入力を受けた場合、選択された番組情報に対応する番
組詳細情報の表示画面への表示を制御する第3の表示制
御ステップと、第2の表示制御ステップの処理により表
示画面への表示が制御されている付随情報が、ユーザに
よって選択されたことを示す信号の入力を受けた場合、
付随情報に対応する詳細な情報の表示画面への表示を制
御する第4の表示制御ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0017】本発明のプログラムは、複数の番組情報を
取得する取得ステップと、取得ステップの処理により取
得された番組情報の表示画面への表示を制御する第1の
表示制御ステップと、取得ステップの処理により取得さ
れた番組情報に付随する付随情報の表示画面への表示を
制御する第2の表示制御ステップと、第1の表示制御ス
テップの処理により表示画面への表示が制御されている
番組情報のうちのいずれかが、ユーザによって選択され
たことを示す信号の入力を受けた場合、選択された番組
情報に対応する番組詳細情報の表示画面への表示を制御
する第3の表示制御ステップと、第2の表示制御ステッ
プの処理により表示画面への表示が制御されている付随
情報が、ユーザによって選択されたことを示す信号の入
力を受けた場合、付随情報に対応する詳細な情報の表示
画面への表示を制御する第4の表示制御ステップとをコ
ンピュータに実行させることを特徴とする。
【0018】本発明の携帯型情報端末装置および情報処
理方法、並びにプログラムにおいては、複数の番組情報
が取得され、取得された番組情報と番組情報に付随する
付随情報が表示画面に表示され、表示画面に表示されて
いる番組情報のうちのいずれかが、ユーザによって選択
されたことを示す信号の入力を受けた場合、選択された
番組情報に対応する番組詳細情報が表示画面にさらに表
示され、表示画面に表示されている付随情報が、ユーザ
によって選択されたことを示す信号の入力を受けた場
合、付随情報に対応する詳細な情報が表示画面にさらに
表示される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、本発明の実
施の形態について説明する。
【0020】図1は、本発明を適応した番組データ取得
システムの一実施の形態の構成例を示す図である。
【0021】PDA1−1およびPDA1−2は、Palm
OS(商標)を搭載した携帯型情報端末装置であり、デ
ジタル携帯電話機2、パーソナルコンピュータ9、およ
びVCR(Video Cassette Recorder)13と、有線、
もしくは無線で接続可能になされている。図1において
は、PDA1−1が、図示しない通信モジュールを介し
て、デジタル携帯電話機2と有線で接続され、PDA1
−2がクレードル7を介してパーソナルコンピュータ9
と有線で接続され、VCR13と無線で接続されている
状態であるものとして図示しているが、PDA1−1お
よびPDA1−2は、デジタル携帯電話機2、パーソナ
ルコンピュータ9、もしくはVCR13の、いずれの装
置とも接続が可能であり、また、これらと接続せずに動
作することが可能であることは言うまでもない。
【0022】以下、PDA1−1およびPDA1−2を
個々に区別する必要がない場合、単にPDA1と総称す
る。
【0023】クレードル7とは、PDA1とパーソナル
コンピュータ9とを接続し、ホットシンクと称される処
理を実行するためのインターフェース装置である。ホッ
トシンクとは、2つの異なるコンピュータの間でファイ
ルやデータをシンクロナイズさせるものであり、Palm O
Sを搭載しているPDA1と、パーソナルコンピュータ
9とで、機種を選ばず、ファイルやデータをシンクロナ
イズさせることが可能である。クレードル7とPDA1
のインターフェースには、例えば、RS−232Cが用
いられ、クレードル7とパーソナルコンピュータ9のイ
ンターフェースには、シリアルバスインターフェースや
USB(Universal Serial Bus)などが用いられる。
【0024】デジタル携帯電話2は、通信サービスの提
供エリアを所望の広さに分割したセルにそれぞれ配置さ
れている、固定無線端末である基地局3を介して、公衆
回線網4に接続されている。また、公衆回線網4には、
パーソナルコンピュータ9が接続されている。
【0025】基地局3は、移動無線端末であるデジタル
携帯電話機2を、例えば、W-CDMA(Wideband-Code Divi
sion Multiple Access)と呼ばれる符号分割多元接続に
より無線接続し、デジタル携帯電話機2と、2GHzの周波
数帯域を利用して最大2Mbpsのデータ転送速度で大容量
データを高速にデータ通信できる。
【0026】また、基地局3は、有線回線を介して、公
衆回線網4に接続されている。公衆回線網4は、インタ
ーネットサービスプロバイダのアクセスサーバ6を介し
てインターネット8に接続されているほか、図示せぬ加
入者有線端末装置、コンピュータネットワーク、および
企業内ネットワーク等に接続されている。
【0027】デジタル携帯電話機2は、基地局3とW-CD
MA方式により大容量データを高速にデータ通信できるの
で、PDA1は、デジタル携帯電話機2を介して、電子
メールの送受信、簡易ホームページの閲覧、画像の送受
信等の多種に及ぶデータ通信を実行することができる。
【0028】PDA1−1は、デジタル携帯電話機2、
基地局3、公衆回線網4、アクセスサーバ6、およびイ
ンターネット8を介して、番組情報サービスプロバイダ
14に接続されており、いわゆる番組表を閲覧したり、
その番組表を用いて、所定のテレビジョン放送局の所定
の番組の録画を予約するための番組情報の送信を要求す
ることができる。パーソナルコンピュータ9は、PDA
1−1と同様に、公衆回線網4、アクセスサーバ6、お
よびインターネット8を介して、番組情報サービスプロ
バイダ14に接続されており、いわゆる番組表を閲覧し
たり、その番組表を用いて、所定のテレビジョン放送局
の所定の番組の録画を予約するための番組情報の送信を
要求することができる。
【0029】図1においては、PDA1−1がデジタル
携帯電話機2および基地局3を介して、公衆回線網4と
接続可能であるとして説明しているが、PDA1−1
は、デジタル携帯電話機2以外にも、例えば、PHS
(Personal Handyphone System)もしくはデータカード
型PHSと、それらの通話サービスを提供するための所
定の基地局を介して、公衆回線網4と接続することが可
能である。
【0030】因みに、デジタル携帯電話機2と接続され
たPDA1−1は、基地局3までを2Mbpsの簡易トラン
スポートプロトコルで通信し、基地局3から、インター
ネット8を介して、番組情報サービスプロバイダ14お
よび図示しないWWW(World Wide Web)サーバまで
を、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet
Protocol)で通信する。
【0031】管理制御装置5は、公衆回線網4を介し
て、加入者有線端末装置、パーソナルコンピュータ9、
またはデジタル携帯電話機2に接続され、加入者有線端
末装置、パーソナルコンピュータ9、またはデジタル携
帯電話機2に対する認証処理や課金処理などを実行す
る。
【0032】パーソナルコンピュータ9は、所定のテレ
ビジョン放送局から送信された電波を受信したアンテナ
8から供給される信号を入力し、所定の画像および音声
(いわゆる、番組の画像および音声)を再生し、その画
像および音声を記録する。パーソナルコンピュータ9は
また、VCR10から供給されたアナログ信号、または
IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engin
eers)1394などのネットワーク12を介してDVCR
(Digital Video Cassette Recorder)11から供給さ
れたデジタルデータに対応する画像および音声を再生
し、その画像および音声を記録する。
【0033】また、パーソナルコンピュータ9は、記録
している音声および画像に対応するアナログ信号をVC
R10に供給し、または、記録している音声および画像
に対応するデジタルデータをDVCR11に供給する。
さらに、パーソナルコンピュータ9は、番組情報サービ
スプロバイダ14より、インターネット8を介して送信
される番組情報を受信し、その番組情報をPDA1−2
に出力したり、その番組情報を基に、所定の番組の録画
予約を実行する。
【0034】番組情報サービスプロバイダ14は、イン
ターネット8を介して、いわゆる番組表および番組毎の
詳細な紹介などをユーザに提示するサービスを提供す
る。番組情報サービスプロバイダ14は、その内部に構
築されているデータベースに、EPG(Electronic Pro
gram Guide)情報(電子番組表)、および所定のテレビ
ジョン放送局の所定の番組の録画を予約するための番組
情報、番組情報とともに配布される広告情報、並びに、
登録ユーザのユーザ情報を記録している。
【0035】番組情報サービスプロバイダ14は、デジ
タル携帯電話機2に接続されたPDA1−1、もしくは
パーソナルコンピュータ9から送信されてくる、所定の
テレビジョン放送局の所定の番組の録画を予約するため
の、所定の日付けの番組情報の送信を要求するメッセー
ジを受信して、インターネット8、アクセスサーバ6、
および公衆回線網4を介して、番組情報を、デジタル携
帯電話機2に接続されたPDA1−1、もしくはパーソ
ナルコンピュータ9に送信する。
【0036】番組情報サービスプロバイダ14は、パー
ソナルコンピュータ9およびPDA1からの要求に対応
して、番組情報を、pdb(Palm Database)方式のフ
ァイルとして提供する。従来の番組情報サービスプロバ
イダが提供していたウェブベースの番組情報は、例え
ば、HTML(HyperText Markup Language)、XML
(eXtensible Markup Language)、あるいは、Compact
HTMLなどのページ記述言語で記述されていた。しかしな
がら、従来のページ記述言語で記述された番組情報は、
汎用性はあるがデータ量が多く、更に、タグにより階層
構造を表現しているため、柔軟なフォーマットである半
面、データを読み込むには、まず解析作業が必要である
ので、PDA1を用いて閲覧するのには適していない。
【0037】それに対して、pdb形式は、PalmOS で
扱える汎用的なDBフォーマットであり、バイナリデー
タおよびテキストデータを混在させて格納する事が出来
るものである。また、そのフォーマットは、Palm OSの
アプリケーションに依存する。pdb形式のデータは、
コンバータで指定されたフォーマットに変換するもので
あるので、データ解析が必要ないのみならず、余計なタ
グ情報もないので、データ量を最小に抑える事が出来
る。
【0038】従来の地上波放送においては、放送される
番組のチャンネル数は限られたものであった。しかしな
がら、現在では、衛星放送やケーブルテレビジョン放送
などの普及により、放送の多チャンネル化が進んでい
る。番組情報サービスプロバイダ14が、衛星放送やケ
ーブルテレビジョン放送などの、多チャンネルの放送サ
ービスに対応して、全てのチャンネルの番組情報をユー
ザに提供してしまうと、そのデータ量は膨大なものとな
り、表示画面の小さいPDA1を用いて番組情報を閲覧
し、所望の番組を検索するのが、非常に困難となってし
まう。
【0039】そこで、番組情報サービスプロバイダ14
は、ユーザから、希望するチャンネルの登録を予め受け
付けておき、希望チャンネルが登録されているユーザに
対しては、それぞれのユーザが必要としているチャンネ
ルの番組情報を、登録されたユーザに送信するものとす
る。番組情報サービスプロバイダ14は、希望チャンネ
ルを登録しているユーザに対して、それぞれ固有のユー
ザIDを発行する。
【0040】番組情報サービスプロバイダ14は、パー
ソナルコンピュータ9およびPDA1−1から、ユーザ
IDを含む番組情報送信要求を受けた場合、そのユーザ
が登録されているユーザか否かを判断し、登録されてい
るユーザである場合、ユーザIDから登録内容を検索
し、登録内容に基づいたチャンネルの番組情報を選択し
て、選択された番組情報を、指定された日付けに従って
送信する。また、番組情報サービスプロバイダ14は、
ユーザIDを含まない番組情報送信要求を受けた場合、
最も一般的に利用され、データの総量が比較的少ない地
上波の番組情報を、指定された日付けに従って送信す
る。
【0041】これにより、番組情報サービスプロバイダ
14は、衛星放送やケーブルテレビジョン放送などの、
多チャンネルの放送サービスに対応して、ユーザが所望
する番組情報の提供を行うことが可能となる。
【0042】インターネット8にはまた、企業15が有
するパーソナルコンピュータ16や、図示しない多数の
WWWサーバが接続されている。ここでは、企業15が
有するパーソナルコンピュータ16を1つしか図示して
いないが、複数のパーソナルコンピュータ16が接続さ
れることは言うまでもない。図示しないWWWサーバ
は、TCP/IPのプロトコルに従って、デジタル携帯電話機
2と接続されたPDA1−1、パーソナルコンピュータ
9、もしくは、企業15が有するパーソナルコンピュー
タ16からアクセスされる。
【0043】企業15は、番組情報サービスプロバイダ
14が提供する番組情報に付随して配布される広告の広
告主である。企業15は、パーソナルコンピュータ16
を用いて、番組情報サービスプロバイダ14に対して広
告の掲載を依頼したり、広告費の請求を受ける。
【0044】また、企業15は、パーソナルコンピュー
タ16を用いて、インターネット8を介して、番組情報
サービスプロバイダ14に広告の掲載を依頼したり、広
告費の請求を受けるのみならず、郵送、その他の方法を
用いて(すなわち、オフラインで)、番組情報サービス
プロバイダ14に広告の掲載を依頼したり、広告費の請
求を受けるようにしてもよい。
【0045】図2および図3は、PDA1の外観の構成
例を説明する図である。図2は、ユーザに把持されたと
きのPDA1の斜視図である。図3は、PDA1の正面
図である。
【0046】PDA1は、片手で把持および操作が可能
な大きさに、その筐体が形成されている。PDA1の上
部には、半導体メモリが内蔵されているメモリカード2
1が挿入されるスロット、および赤外線通信を用いて、
他の装置と情報を授受するための赤外線通信部22が設
けられている。更に、PDA1には、図示しない無線L
AN(Local Area Network)通信部64(図5)が設け
られている。
【0047】PDA1の下面には、公衆回線網4と接続
するための図示せぬモデムおよび各種データを授受する
USBポートもしくはRS−232Cポート(図示せ
ず)等が設けられている。ここでは、PDA1には、R
S−232Cポートが設けられているものとする。ま
た、PDA1には、表示部31、キー32、およびジョ
グダイヤル33などが設けられている。
【0048】表示部31は、液晶表示装置などの薄型の
表示装置で構成され、アイコン、サムネイル、またはテ
キストなどの画像を表示する。表示部31の下側には、
タッチパッド31aが設けられている。ユーザは、表示
部31およびタッチパッド31aを指またはペンなどで
押圧することにより、PDA1に所定のデータまたは動
作指示を入力する。
【0049】キー32は、CPU(Central Processing
Unit)41(図4)に各種の指令を入力するとき、ユ
ーザにより操作される。
【0050】ジョグダイヤル33は、例えば、表示部3
1に表示されたアイコン、サムネイルまたはテキストな
どがユーザによって選択されるとき、回転操作または本
体側への押圧操作を受ける。例えば、表示部31に複数
のアイコンが表示されている状態で、ジョグダイヤル3
3が回転操作を受けた場合、複数のアイコンの中から、
所望のアイコンが選択され、ジョグダイヤル33が本体
側に押圧されたとき、選択されているアイコンが確定さ
れる。そして、確定されたアイコンがアプリケーション
プログラムに対応している場合、そのアプリケーション
プログラムが起動される。
【0051】また、ジョグダイヤル33を本体側に押圧
操作したまま回転させる操作を、通常の回転操作と異な
る命令に対応させるようにしても良い。例えば、表示部
31に、所定のチャンネルの番組一覧が表示されている
状態で、ジョグダイヤル33が回転操作を受けた場合、
複数の番組名の中から、所定の番組名が選択され、ジョ
グダイヤル33が本体側に押圧操作されたまま回転され
た場合、表示部31に表示されている番組一覧のチャン
ネルが変更される。
【0052】なお、ジョグダイヤル33への操作と、そ
の操作に対応する命令の内容は、この限りではない。
【0053】また、PDA1は、クレードル7に装着可
能なようになされている。PDA1とクレードル7と
は、例えば、RS−232Cなどのインターフェースを
用いて接続され、PDA1は、クレードル7に接続され
ている状態か否かを判断することができる。クレードル
7は、ホットシンクボタン35を有しており、PDA1
がクレードル7に接続されている状態で、ホットシンク
ボタン35が押下された場合、PDA1とパーソナルコ
ンピュータ9は、ホットシンク処理を実行して、ファイ
ルやデータをシンクロナイズさせる。
【0054】図4は、PDA1の電気的な構成例を示す
ブロック図である。
【0055】CPU41は、発振器42から供給される
クロック信号に同期して、Flash ROM(Read-only Memor
y)43またはEDO DRAM(Extended Data Out Dynamic R
andom-Access Memory)44に格納されているオペレー
ティングシステム、またはアプリケーションプログラム
などの各種のプログラムを実行する。
【0056】Flash ROM43は、EEPROM(Electrically
Erasable Programmable Read-OnlyMemory)の一種であ
るフラッシュメモリで構成され、一般的には、CPU4
1が使用するプログラムや演算用のパラメータのうちの
基本的に固定のデータを格納する。EDO DRAM44は、C
PU41が実行するプログラムや、プログラムの実行に
必要なデータ、あるいは、その実行において適宜変化す
るパラメータを格納する。
【0057】メモリカードインターフェース(I/F)4
5は、PDA1に装着されているメモリカード21から
データを読み出すとともに、CPU41から供給された
データをメモリカード21に書き込む。
【0058】メモリカード21は、例えば、メモリース
ティック(商標)と呼ばれる、本出願人によって開発さ
れたフラッシュメモリカードの一種である。このメモリ
カード21は、縦21.5×横50×厚さ2.8[mm] の小型薄型
形状のプラスチックケース内に電気的に書換えや消去が
可能な不揮発性メモリであるEEPROM(Electrically Era
sable and Programmable Read Only Memory )の一種で
あるフラッシュメモリ素子を格納したものであり、10
ピン端子を介して画像や音声、音楽等の各種データの書
き込み及び読み出しが可能となっている。
【0059】また、メモリースティックは、大容量化等
による内蔵フラッシュメモリの仕様変更に対しても、使
用する機器で互換性を確保することができる独自のシリ
アルプロトコルを採用し、最大書込速度1.5[MB/S] 、最
大読出速度2.45[MB/S]の高速性能を実現しているととも
に、誤消去防止スイッチを設けて高い信頼性を確保して
いる。
【0060】従って、PDA1は、このようなメモリカ
ード21を装着可能に構成されているために、メモリカ
ード21を介して、他の電子機器との間でデータの共有
化を図ることができる。
【0061】USBインターフェース(I/F)46は、
発振器47から供給されるクロック信号に同期して、接
続されているUSB機器であるドライブ61からデータ
またはプログラムを入力するとともに、CPU41から
供給されたデータをドライブ61に供給する。
【0062】ドライブ61は、必要に応じて装着される
磁気ディスク71、光ディスク72、光磁気ディスク7
3、または半導体メモリ124に記録されているデータ
またはプログラムを読み出して、そのデータまたはプロ
グラムを、USBインターフェース46を介して、CP
U41またはEDO DRAM44に供給する。また、ドライブ
61は、装着されている磁気ディスク71、光ディスク
72、光磁気ディスク73、または半導体メモリ124
にデータまたはプログラムを記録させる。
【0063】Flash ROM43,EDO DRAM44、メモリカ
ードインターフェース45、およびUSBインターフェ
ース46は、アドレスバスおよびデータバスを介して、
CPU41に接続されている。
【0064】表示部31は、LCDバスを介して、CP
U41からデータを受信し、受信したデータに対応する
画像または文字などを表示する。タッチパッド制御部4
8は、表示部31もしくはタッチパッド31aが操作さ
れたとき、操作に対応したデータ(例えば、タッチされ
た座標を示す)を表示部31もしくはタッチパッド31
aから受信し、受信したデータに対応する信号を、シリ
アルバスを介してCPU41に供給する。
【0065】EL(Electro luminescence)ドライバ49
は、表示部31の液晶表示部の裏側に設けられている電
界発光素子を動作させ、表示部31の表示の明るさを制
御する。
【0066】赤外線通信部22は、UART(Universal as
ynchronous receiver-transmitter)を介して、CPU
41から受信したデータを赤外線信号として、図示せぬ
他の機器に送信するとともに、他の機器から送信された
赤外線信号を受信して、CPU41に供給する。PDA
1はまた、UARTを介して、他の機器と通信することがで
きる。
【0067】無線LAN64は、他の機器と無線通信
(例えば、2.4GHz帯域を用いる無線伝送方式であるBlue
toothによる無線通信)を行うためのものであり、CP
U41から受信したデータを、所定の方法で電波に変換
して、図示せぬ他の機器に送信するとともに、他の機器
から送信された電波を受信して、CPU41に供給す
る。
【0068】音声再生部51は、スピーカ、および音声
のデータの復号回路などから構成され、予め記憶してい
る音声のデータ、または他の機器から受信した音声のデ
ータなどを復号して、再生し、音声を出力する。例え
ば、音声再生部51は、バッファ50を介して、CPU
41から供給された音声のデータを再生して、データに
対応する音声を出力する。
【0069】電源回路52は、装着されているバッテリ
62または接続されているAC(Alternating curren
t)アダプタ63から供給される電源の電圧を変換し
て、必要な電力をCPU41乃至音声再生部51に、そ
れぞれ供給する。
【0070】通信部53は、例えば、RS−232Cな
どのインターフェースで、クレードル7や通信モジュー
ルなどと接続される。通信部53は、例えば、通信モジ
ュールおよびデジタル携帯電話機2を介して、インター
ネット8と接続し、CPU41から供給されたデータ
(例えば、電子メールなど)を、所定の方式のパケット
に格納して、インターネット8を介して、他の機器に送
信する。また、通信部53は、インターネット8を介し
て、他の機器から受信したパケットに格納されているデ
ータまたはプログラムをCPU41に出力する。
【0071】図5は、PDA1の機能ブロック図であ
る。ユーザは、PDA1を用いて、アドレス帳、メモ
帳、電子メール、予定表などの基本機能のほかに、「Pa
lmware(パームウェア)」と呼ばれる各種アプリケーシ
ョンを利用できる。図5に図示されている機能(プログ
ラム)は、全て、Palm OS上で動作するものである。
【0072】データ通信プログラム81は、CPU41
が実行しているアプリケーション(例えば、番組録画設
定プログラム83)において、通信部53、赤外線通信
部22、もしくは無線LAN通信部64を介して、他の
装置と情報の通信を行う場合、その通信を制御するプロ
グラムである。
【0073】入出力制御プログラム82は、表示部3
1、タッチパッド31a、もしくはキー32を用いて、
ユーザが入力した操作、または命令を示す信号を、対応
するアプリケーションに供給したり、CPU41が実行
しているアプリケーションの処理に基づいて、所定のデ
ータを、バッファ50を介して、音声再生部51に出力
して、音声を再生させたり、表示部31に出力して、画
像を表示させる処理を制御するプログラムである。
【0074】番組録画設定プログラム83は、ユーザの
操作に基づいて、番組の放送地域、リモコンモード、ま
たは会員IDを含むユーザ情報とともに、番組情報を取
得したい日を設定情報メモリ93に記憶し、所定の番組
表101−1および101−2を番組情報サービスプロ
バイダ14からダウンロードし、番組表メモリ91に記
憶するプログラムである。また、番組録画設定プログラ
ム83は、ユーザの操作によって、番組表メモリ91に
記憶されている番組表101−1および101−2の中
から、所望の番組の録画予約を行うための番組情報が選
択されると、選択された番組情報を予約情報として予約
表92に設定したり、番組表メモリ91に記憶されてい
る番組表101、予約表92に設定されている予約情
報、もしくは、設定情報メモリ93に記憶されているユ
ーザ情報を、表示部31に表示させる。さらに、番組録
画設定プログラム83は、ユーザの操作に基づいて、番
組表メモリ91乃至設定情報メモリ93に新たな情報を
記憶または設定したり、記憶または設定されている情報
を更新する処理を実行する。
【0075】予定表プログラム84は、スケジュール管
理用のプログラムであり、ユーザが、自分の行動予定
を、その開始時刻、終了時刻、場所、内容などとともに
予定表94に登録するプログラムである。予定表プログ
ラム84は、ユーザの操作に基づいて、予定表94に新
たな情報を登録したり、登録されている情報を更新する
処理を実行するプログラムである。また、予定表プログ
ラム84は、ユーザによって登録された行動予定の開始
時間が近づいたことを知らせるために、必要に応じて、
その開始時刻の例えば5分前や10分前などにアラーム
を設定することができる。
【0076】電子メールプログラム85は、アクセスサ
ーバ6に対し、電子メールを送受信するソフトウェアプ
ログラムである。
【0077】ウェブブラウザ86は、WWWサーバの情
報をクライアント側でブラウズするためのソフトウェア
プログラムである。WWWサーバとWWWクライアント
間で、所定の通信プロトコル(HTTPプロトコルやHTM
L)に基づいて、通信を実行し、更に、セキュリティ機
能や音声/動画などのマルチメディアデータの再生、W
WWサーバとWWWクライアントとの間でプログラム転
送を可能にする拡張言語(例えば、Java)などをサポー
トするものである。
【0078】動画表示プログラム87は、EDO DRAM4
4、メモリカード21、もしくは、ドライブ61に装着
されている磁気ディスク71乃至半導体メモリ74のう
ちのいずれかなどに記録されている動画データを、入出
力制御プログラム82の処理により、表示部31に表示
させるために、データを変換したり、画像処理を実行す
るためのプログラムである。
【0079】メモ帳88は、いわゆるテキストエディタ
であり、ユーザが、タッチパッド31aを用いてテキス
トデータを入力した場合、入出力制御プログラム82の
処理によりユーザの操作に対応する信号の供給を受け、
その信号を基に、対応するテキストデータを生成し、入
出力管理プログラム82の処理により、表示部31に表
示させるためのプログラムである。
【0080】これらのプログラムは、Palm OS上で動作
可能になされている。
【0081】番組表101は、図6に示されるように、
広告データ、番組表、および番組データにより構成され
る。広告データとは、企業15より依頼された広告が記
述されたデータである。広告データには、例えば、企業
15が管理するウェブページのURL(Uniform Resour
ce Locator)や、企業15に問い合わせを行うための電
子メールアドレスなどの情報、あるいは、所謂インター
ネットで用いられているTCP/IPにとは異なる別の
プロトコルでデータを授受するために必要な情報を含ま
せるようにしても良い。
【0082】この広告データは、PDA1を有するユー
ザに対して発信されるものであるから、広告対象となる
ユーザ層をある程度特定することができる。従って、例
えば、Palm OSのアプリケーションや、新しいモバイル
コンピュータ、あるいはパーソナルコンピュータの紹介
などを、非常に効果的に発信することが可能となる。
【0083】番組表とは、所定の日に複数のチャンネル
で放送される番組の一覧表である。番組データとは、番
組表に記載されている各番組の出演者や、番組の内容な
どの詳細な説明などが記述されたデータである。
【0084】番組表に対して、広告データおよび番組デ
ータがリンクされている。すなわち、番組表とともに、
複数の広告データが所定の期間毎に変更されながら表示
されるようになされ、番組表の所定の番組名をユーザが
選択した場合、その番組の番組データが表示されるよう
になされている。また、広告データには、PDA1にお
いて、連続して表示される表示時間を示す情報が含まれ
ており、番組録画設定プログラム83は、広告データに
含まれる表示時間情報を参照して、広告データの表示を
切り替える。
【0085】しかし、表示時間情報が、非常に短かった
り、非常に長い場合には、ユーザに違和感を与えてしま
うので、番組録画設定プログラム83には、例えば、対
応する表示時間情報が、3〜7秒の間でない場合は、対
応する広告データの表示時間を5秒間に変更するように
制御させるようにしても良い。
【0086】このように、ひとつの番組情報に対して、
複数の広告データを添付させることにより、番組情報サ
ービスプロバイダ14を運営する事業者は、多くの広告
収入を得ることができる。
【0087】また、番組表101に記録される広告デー
タ、番組表、および番組データには、必要に応じて、有
効期限、もしくは、そのデータの更新日時やバージョン
情報などが含まれている。
【0088】番組表101に記録される広告データ、番
組表、および番組データに、有効期限が記載されている
場合、番組録画設定プログラム83は、一定の周期で、
もしくは、所定の動作(例えば、番組表101に新たな
データを記録させる動作)の実行時に、番組表101に
期限が切れているデータがあるか否かを判断し、期限が
切れているデータがある場合、そのデータの更新を試み
る。更新されたデータが、更新前と同じデータであって
も、番組表101のデータは、単純に上書き更新され
る。
【0089】番組表101に記録される広告データ、番
組表、および番組データに、そのデータの更新日時やバ
ージョン情報などが記載されている場合、番組録画設定
プログラム83は、番組表101に新たなデータを記録
させる場合、更新日時やバージョン情報などを基に、デ
ータの供給元(例えば、パーソナルコンピュータ9、他
のPDA1、もしくは、番組情報サービスプロバイダ1
4など)に、最新の情報が記録されているか否かを判断
し、最新の情報(更新された情報)があれば、それを取
得しなおす。
【0090】この、2つの方法のうち、いずれが適して
いるかは、そのデータの更新頻度、あるいはデータサイ
ズによって異なる。例えば、更新されるサイクルが一定
であれば、番組表101の各データに有効期限を記載す
ることにより、無駄な通信の発生を抑えることが可能と
なるが、いつ更新されるかが分からない情報である場
合、番組表101の各データに更新日時やバージョン情
報を記載しておく方が、確実に最新情報を得ることがで
き、適しているといえる。
【0091】また、PDA1−1とPDA102、もし
くはPDA1−2とパーソナルコンピュータ9との間
で、番組情報(番組表101)が授受される場合、広告
データ、番組表、および番組データのうち、広告データ
が一番初めに送信される。更に、番組表101から、広
告データが削除された場合、あるいは、広告データを含
まない番組情報が番組表101として番組表メモリ91
に記録された場合、番組録画設定プログラム83は、対
応する日付けの番組表101を表示部31に表示しない
で、例えば、「この日の番組表を表示することはできま
せん。再度ダウンロードしてください」などといったワ
ーニングメッセージを表示させる。
【0092】図7は、パーソナルコンピュータ9の構成
例を示している。
【0093】CPU131は、各種アプリケーションプ
ログラムや、基本的なOS(operating system)を実際
に実行する。ROM132は、一般的には、CPU13
1が使用するプログラムや演算用のパラメータのうちの
基本的に固定のデータを格納する。RAM133は、C
PU131の実行において使用するプログラムや、その
実行において適宜変化するパラメータを格納する。これ
らはCPUバスまたはメモリバスなどから構成されるホ
ストバス134により相互に接続されている。
【0094】ホストバス134は、ブリッジ135を介
して、PCI(Peripheral Component Interconnect/In
terface)バスなどの外部バス136に接続されてい
る。
【0095】キーボード138は、CPU131に各種
の指令を入力するとき、ユーザにより操作される。マウ
ス139は、CRT(cathode ray tube)140の画面
上のポイントの指示や選択を行うとき、ユーザにより操
作される。CRT140は、各種情報をテキストやイメ
ージで表示する。ハードディスクドライブ(HDD)1
41およびFDD(Floppy Disk Drive)142は、そ
れぞれハードディスクまたはフロッピー(登録商標)デ
ィスクを駆動し、それらにCPU131によって実行す
るプログラムや情報を記録または再生させる。スピーカ
143は、所定の音声を再生する。これらのキーボード
138乃至スピーカ143は、インターフェース137
に接続されており、インターフェース137は、外部バ
ス136、ブリッジ135、およびホストバス134を
介してCPU131に接続されている。
【0096】画像処理ボード144は、CPU131の
制御の下、アンテナ8から供給された信号、VCR10
から供給される画像または音声のアナログ信号、また
は、ネットワーク12を介して、DVCR11から供給
される画像または音声のデジタルデータに基づいて、所
定の画像または音声のデータを生成し、外部バス136
およびインターフェース137を介して、ハードディス
クドライブ141に出力する。
【0097】また、画像処理ボード144は、外部バス
136およびインターフェース137を介して、ハード
ディスクドライブ141に記録されている画像または音
声のデータを入力し、入力された画像または音声のデー
タに対応するアナログ信号を生成して、VCR10に供
給し、または入力された画像または音声のデータに対応
するデジタルデータを生成して、ネットワーク12を介
して、DVCR11に供給する。
【0098】画像処理ボード144は、外部バス13
6、ブリッジ135、およびホストバス134を介し
て、CPU131に接続されている。
【0099】通信ボード145は、公衆回線網4もしく
はクレードル7と接続するための装置であり、具体的に
はイーサネット(登録商標)ボード等で構成され、外部
バス136、ブリッジ135、およびホストバス134
を介してCPU131に接続されている。
【0100】赤外線通信部146は、例えば、PDA1
から送信された赤外線信号を受信し、外部バス136、
ブリッジ135、およびホストバス134を介して、C
PU131に出力したり、CPU131から出力された
信号を、赤外線信号に変換して、外部に出力する。
【0101】無線LAN通信部147は、例えば、PD
A1から送信された電波を受信して、その電波を所定の
方法でCPU131が認識可能なデータに変換し、外部
バス136、ブリッジ135、およびホストバス134
を介して、CPU131に出力したり、CPU131か
ら出力された信号を、電波に変換して、外部に出力す
る。
【0102】次に、図8を参照して、画像処理ボード1
44の詳細な構成例について説明する。
【0103】1394インターフェース151は、IEEE1394
の規定に対応する構成を有し、ネットワーク12に接続
され、IEEE1394の規定に対応するプロトコルに基づき、
DVCR11から供給される画像または音声のDVCR
フォーマットのデジタルデータを受信し、DV(Digita
l Video)データインターフェース152に供給する。
【0104】また、1394インターフェース151は、D
Vデータインターフェース152から供給された画像ま
たは音声のDVCRフォーマットのデジタルデータを、
IEEE1394の規定に対応するプロトコルに基づき、DVC
R11に供給する。
【0105】DVデータインターフェース152は、13
94インターフェース151から供給されたDVCRフォ
ーマットの画像または音声のデジタルデータ、またはデ
ジタルセレクタ157から供給された画像または音声の
デジタルデータ(例えば、4:1:1などの圧縮されて
いないデジタルデータなど)をDVデータ圧縮伸張回路
153に出力し、DVデータ圧縮伸張回路153から供
給されたDVCRフォーマットの画像または音声のデジ
タルデータを1394インターフェース151に出力し、D
Vデータ圧縮伸張回路153から供給された画像または
音声の非圧縮のデジタルデータをデジタルセレクタ15
7に出力する。
【0106】DVデータ圧縮伸張回路153は、DVデ
ータインターフェース152から供給されたDVCRフ
ォーマットの画像または音声のデジタルデータを、圧縮
されていない画像または音声のデジタルデータに伸張し
て、DVデータインターフェース152に出力し、また
は、DVデータインターフェース152から供給された
圧縮されていない画像または音声のデジタルデータを、
DVCRフォーマットの画像または音声のデジタルデー
タに圧縮し、DVデータインターフェース152に出力
する。
【0107】チューナ154は、アンテナ8から供給さ
れたRF(radio Frequency)信号を入力し、所定のチ
ャンネルの画像および音声のアナログ信号をアナログセ
レクタ155に出力する。アナログセレクタ155は、
チューナ154、VCR10、またはD/A(Digital/
Analog)変換回路161から供給された画像または音声
のアナログ信号のいずれかを選択し、A/D(Analog/D
igital)変換回路156またはVCR10に出力する。
【0108】A/D変換回路156は、アナログセレク
タ155から供給された画像および音声のアナログ信号
を、デジタルデータに変換し、デジタルセレクタ157
に出力する。デジタルセレクタ157は、DVデータイ
ンターフェース152、A/D変換回路156、または
MPEGデコーダ160から出力された画像および音声のデ
ジタルデータを入力し、いずれかの画像および音声のデ
ジタルデータを選択し、DVデータインターフェース1
52、MPEGエンコーダ158、またはD/A変換回路1
61に出力するとともに、ブリッジ159に出力する。
【0109】MPEGエンコーダ158は、デジタルセレク
タ157から供給された画像および音声のデジタルデー
タを、MPEG方式のデジタルデータに圧縮し、ブリッジ1
59に出力する。また、MPEGエンコーダ158は、シー
ンの切り替わりの画像を、静止画像に変換し、ブリッジ
159に出力する。
【0110】ブリッジ159は、デジタルセレクタ15
7から供給された画像および音声の非圧縮のデジタルデ
ータを、画像処理ボード144が装着されているパーソ
ナルコンピュータ9の外部バス136およびインターフ
ェース137を介して、CRT140に出力する。ブリ
ッジ159は、MPEGエンコーダ158から供給されたMP
EG方式の画像または音声のデジタルデータを、画像処理
ボード144が装着されているパーソナルコンピュータ
9の外部バス136を介して、ハードディスクドライブ
141、またはCPU131に出力する。さらに、ブリ
ッジ159は、外部バス136を介して、パーソナルコ
ンピュータ9のハードディスクドライブ141から、MP
EG方式の画像または音声のデジタルデータを受信し、MP
EGデコーダ160に出力する。
【0111】MPEGデコーダ160は、ブリッジ159か
ら供給されたMPEG方式の画像または音声のデジタルデー
タを伸張して、圧縮されていない画像または音声のデジ
タルデータとし、デジタルセレクタ157に出力する。
【0112】D/A変換回路161は、デジタルセレク
タ157から供給された画像および音声のデジタルデー
タを、アナログ信号に変換し、アナログセレクタ155
に出力する。
【0113】なお、MPEGエンコーダ158またはMPEGデ
コーダ160に対応する処理は、所定のプログラムによ
り、CPU131が実行するようにしてもよい。
【0114】図9は、パーソナルコンピュータ9の機能
ブロック図である。
【0115】入出力管理プログラム171は、キーボー
ド138、もしくはマウス139を用いて、ユーザが入
力した操作、または命令を示す信号を、対応するアプリ
ケーションに供給したり、各種アプリケーションの処理
に基づいて、所定のデータを赤外線通信部146に出力
して、対応する赤外線信号を他の機器に送信させたり、
所定のデータを無線LAN通信部147に出力して、対
応する電波を出力させたり、画像データを画像処理ボー
ド144に出力して、所定の画像処理を実行させたり、
音声データをスピーカ143に出力して、音声を再生さ
せたり、画像データをCRT140に出力して、画像を
表示させたり、所定のデータをハードディスクドライブ
(HDD)141に供給して、そこに記録させる処理を
管理するプログラムである。
【0116】ホットシンクマネージャ172は、Palm O
Sを搭載しているPDA1と情報を授受するためのプロ
グラムであり、2つの異なるコンピュータの間でファイ
ルやデータをシンクロナイズさせるものであり、Palm O
Sを搭載しているPDAと、パーソナルコンピュータ9
とで、機種を選ばず、ファイルやデータをシンクロナイ
ズさせる。
【0117】Palmデスクトップ173は、ホットシンク
マネージャ172の処理により、Palm OSを搭載してい
るPDA1と情報を授受した場合、PDA1と、パーソ
ナルコンピュータ9とで、情報を共有化するために必要
なプログラムである。
【0118】予約監視プログラム174は、図57を用
いて後述するホットシンクマネージャ172の処理によ
り、コンテンツデータをPDA1から受信する番組情
報、もしくは、後述する録画予約設定プログラム178
により設定された録画予約情報に基づき、番組の録画予
約の実行を監視するプログラムである。
【0119】AVコンテンツ変換プログラム175は、
図36を用いて後述するホットシンクマネージャ172
の処理によりPDA1へ送信するために、MPEGなどの通
常の画像フォーマットでHDD141に記録されている
AVコンテンツ(すなわち、録画された番組データ)
を、画像処理能力の低い携帯端末装置(例えば、PDA
1)などが表示するのに適した所定のフォーマットに変
換するプログラムである。
【0120】AVコンテンツ管理検索プログラム176
は、入出力管理プログラム171の処理によりユーザの
操作に対応する信号、または他の機器から送信された指
令(コマンド)に対応する信号の供給を受け、その信号
を基に、対応するAVコンテンツをハードディスクドラ
イブ141から検索し、AVコンテンツ変換プログラム
175に出力して、データ変換を要求したり、録画再生
プログラム177に出力し、再生を要求するプログラム
である。
【0121】録画再生プログラム177は、AVコンテ
ンツ管理検索プログラム176により検索されたAVコ
ンテンツを再生するプログラムである。
【0122】録画予約設定プログラム178は、入出力
管理プログラム171の処理によりユーザの操作に対応
する信号、または他の機器から送信された指令(コマン
ド)に対応する信号の供給を受け、その信号を基に、所
定の放送チャンネルの所定の番組の録画予約を設定する
プログラムである。
【0123】図10は、図1の番組情報サービスプロバ
イダ14の構成例を示すブロック図である。番組情報サ
ーバ191は、インターネット8を介して受信した情報
に基づいて、コンバータ193、もしくは課金サーバ1
97を制御したり、番組情報データベース192、pd
b形式番組情報データベース194、ユーザ情報データ
ベース195、もしくは、広告情報データベース196
に情報を登録したり、あるいは、登録されている情報か
ら、所定の情報を検索して読み出す。
【0124】番組情報データベース192には、所望の
番組を検索するためのEPG情報、および所定のテレビ
ジョン放送局の所定の番組の録画を予約するためなどに
利用される番組情報が、データベース形式で蓄積されて
いる。番組情報には、少なくとも放送チャンネル、放送
日、番組名、番組の放送開始時刻および放送終了時刻、
並びに、番組に関する番組詳細情報が関連付けられてい
る。また、番組詳細情報には、必要に応じて、その番組
の番組制作会社が管理するウェブページのURLや、問
い合わせを行うための電子メールアドレスなどが含まれ
る。
【0125】ここでは、ユーザが、更に詳細な関連情報
を得ようとした場合に、インターネットを介して、その
番組の番組制作会社が管理するウェブページにアクセス
したり、電子メールを用いて問い合わせを行うものとし
て、番組詳細情報にURLや電子メールアドレスを記載
するものとしているが、これらの情報の授受には、所謂
インターネットで用いられているTCP/IPを用いても
良いし、TCP/IPとは異なる別のプロトコルを用いる
ことも可能である。
【0126】広告情報データベース196には、企業1
5より取得した広告に関する広告情報が、データベース
形式で蓄積されている。広告情報には、必要に応じて、
その広告の広告主(企業15)が管理するウェブページ
のURLや、問い合わせを行うための電子メールアドレ
スなどが含まれる。広告情報データベース196におい
ても、番組情報データベース192と同様に、広告情報
にURLや電子メールアドレスを記載するものとしてい
るが、これらの情報の授受には、所謂インターネットで
用いられているTCP/IPを用いても良いし、TCP/IPとは
異なる別のプロトコルを用いることも可能である。
【0127】コンバータ193は、番組情報サーバ19
1の制御に基づいて、番組情報データベース192か
ら、番組情報を読み出すとともに、広告情報データベー
ス196から、広告情報を読み出し、pdb形式のデー
タにコンバートする。変換されたpdb形式の広告情報
が付随された番組情報は、pdb形式番組情報データベ
ース194に蓄積される。
【0128】ユーザ情報データベース195には、ユー
ザIDおよび登録チャンネルなどのユーザに関するユー
ザ情報が蓄積されている。各ユーザIDには、ユーザが
必要としているチャンネル情報が関連付けられている。
【0129】課金サーバ197は、広告主である企業1
5に対する課金処理を行うものである。
【0130】番組情報サーバ191は、インターネット
8を介して番組情報の送信要求の入力を受ける。番組情
報サーバ191は、受信された番組情報の送信要求が、
本発明を適応した番組データ取得システムによるもので
ある場合、番組情報の送信要求に含まれる情報に基づい
て、ユーザが所望する番組情報、およびそれに付随して
送付される広告情報をpdb形式番組情報データベース
194から選択し、対応するユーザに送信する処理を実
行する。
【0131】また、番組情報サーバ191は、番組情報
の送信要求に、ユーザIDが含まれていた場合、ユーザ
情報データベース195から、対応するユーザの登録情
報を検索し、検索された登録情報および番組情報の送信
要求に含まれている日付けの情報を基に、ユーザが所望
する番組情報およびそれに付随して送付される広告情報
をpdb形式番組情報データベース194から選択し、
対応するユーザに送信する処理を実行する。
【0132】また、番組情報サーバ191には、受信さ
れた番組情報の送信要求が、例えば、HTMLなどのペ
ージ記述言語によって記述されている番組情報の送信要
求であった場合、番組情報の送信要求に含まれる情報に
基づいて、番組情報データベース192に記録されてい
る番組情報データから、ユーザが所望するものを検索
し、HTMLなどの所定のデータに変換させ、対応する
ユーザに送信する、いわゆる従来のウェブベースの番組
情報の提供処理を実行させるようにしてもよい。
【0133】すなわち、番組情報サービスプロバイダ1
4は、従来のウェブベースの番組情報提供サービスを行
っている番組情報サーバ191を用いて、pdb形式の
番組情報をユーザに送信することができるようにしても
よいし、あるいは、pdb形式に変換された番組情報の
みを提供するものであっても良い。
【0134】更に、番組情報サーバ191は、インター
ネット8を介して、企業15が有するパーソナルコンピ
ュータ16と接続され、広告の申し込みを受け、広告情
報を、広告情報データベース196に登録したり、課金
サーバ197が算出する広告主となった企業15に対す
る課金処理結果の入力を受け、インターネット8を介し
て、企業15が有するパーソナルコンピュータ16に送
信する処理を実行する。
【0135】図11は、PDA1の電源を投入した場合
の初期表示画面を示す図である。表示部31には、図5
を用いて説明した各種プログラムに対応するアイコンが
表示され、ユーザは、ペン201を用いて、アイコンを
選択することにより、所望のプログラムを起動させるこ
とができる。
【0136】例えば、番組表メモリ91に番組表101
が記録されていない状態で、番組録画設定プログラム8
3が起動された場合(ユーザによって、図中番組予約と
記載されているアイコンが選択された場合)、表示部3
1には、例えば、図12に示されるように、番組情報の
取得を促すメッセージが記載されたウィンドウ211が
表示される。ウィンドウ211を確認したユーザは、O
Kボタン213を選択することにより、番組情報の取得
のためのオペレーションに進むことができる。
【0137】PDA1が、番組情報サービスプロバイダ
14から番組情報を取得するには2通りの方法がある。
1つは、デジタル携帯電話機2、基地局3、公衆回線網
4、アクセスサーバ6およびインターネット8を介し
て、番組情報サービスプロバイダ14に直接接続して番
組情報を取得する方法であり、もう一方は、クレードル
7を介してパーソナルコンピュータ9に接続し、パーソ
ナルコンピュータ9が、公衆回線網4、アクセスサーバ
6、およびインターネット8を介して、番組情報サービ
スプロバイダ14に接続して番組情報を取得し、PDA
1は、クレードル7を介して、パーソナルコンピュータ
9から、番組情報を取得する方法である。
【0138】次に、図13のフローチャートを参照し
て、PDA1が、デジタル携帯電話機2、基地局3、公
衆回線網4、アクセスサーバ6およびインターネット8
を介して、番組情報サービスプロバイダ14に直接接続
して番組情報を取得する場合の、PDA1−1および番
組情報サービスプロバイダ14の番組情報サーバ191
の処理について説明する。
【0139】ステップS1において、PDA1−1のC
PU41が実行するPalm OSは、電源が投入されたこと
を検出し、図11を用いて説明した初期画面を、表示部
31に表示させる。
【0140】ステップS2において、Palm OSは、番組
録画設定プログラム83の起動を指示する入力を受け
(すなわち、図11に示される状態において、ユーザに
よって、図中番組予約と記載されているアイコンの選択
を受け)、番組録画設定プログラム83を起動させる。
ここで、番組表メモリ91に番組表が記録されていない
場合、図12を用いて説明した表示画面が表示される。
【0141】ステップS2において、番組録画設定プロ
グラム83は、入出力制御プログラム82の処理により
入力されるユーザの操作に基づいて、設定情報メモリ9
3に、番組情報取得予定日などを登録する。以下、図1
4乃至図19を参照して、設定処理について説明する。
【0142】例えば、図12に示される状態において、
OKボタン212が押下された場合、図14に示される
番組情報管理画面が表示される。番組情報管理画面に
は、番組情報取得予定日を表示する表示エリア221、
OKボタン222、新規登録ボタン223、変更ボタン
224、削除ボタン225、およびメニューを表示させ
る場合に選択されるタグ226が表示されている。
【0143】OKボタン222は、設定された内容が正
しい場合に選択され、OKボタン222が選択された場
合、表示部31には、番組情報管理画面が表示される一
つ前の表示画面が表示される。新規登録ボタン223
は、番組取得予定日を新規に登録したい場合に選択され
る。変更ボタン224は、設定された番組情報取得予定
日を変更したい場合に選択される。削除ボタン225
は、設定された番組情報取得予定日を削除したい場合に
選択され、表示エリア221に番組情報取得予定日が表
示されている場合、そのうちの任意の情報を選択して、
削除ボタン225が選択された場合、対応する番組情報
取得予定日の情報は、削除される。
【0144】タグボタン226が選択された場合、図1
5に示されるように、番組表タグ231およびオプショ
ンタグ232が表示される。オプションタグ232が選
択された場合、ドロップダウンリストボックス233が
表示される。
【0145】ドロップダウンリストボックス233のう
ち、「設定」の項目が選択された場合、図16に示され
る設定画面が表示される。設定画面には、地域設定リス
トボックス241、リモコンモード設定ボックス24
2、チェックボックス243、テキストボックス24
4、テキストボックス245、OKボタン246、およ
びキャンセルボタン247が設けられている。
【0146】地域設定リストボックス241は、番組情
報を取得したい地域を設定するためのものである。リモ
コンモード設定ボックス242は、リモコンモードを設
定するためのものである。チェックボックス243は、
予定表プログラム84の処理により設定される予定表9
4に予約情報を反映するか否かを設定するためのもので
ある。テキストボックス244は、予定表94に予約情
報を反映する場合に、他の予定と、番組予約予定とを区
別するための挿入キーワードを設定するためのものであ
る。
【0147】テキストボックス245は、番組情報サー
ビスプロバイダ14に登録しているユーザに予め与えら
れている会員IDを設定するためのものである。OKボ
タン246は、地域設定リストボックス241乃至テキ
ストボックス245に入力された登録内容が正しい場合
に選択されるものである。キャンセルボタン247は、
登録内容をキャンセルしたい場合に選択されるものであ
る。
【0148】ドロップダウンリストボックス233のう
ち、「CH設定」の項目が選択された場合、図17に示
されるチャンネル設定画面が表示される。チャンネル設
定画面は、表示チャンネル、受信チャンネル、およびチ
ャンネル名(放送局名)との対応が表形式で表示され、
その地域に対応するように、チャンネル名などを変更す
ることが可能なようになされている。チャンネル設定画
面には、さらに、チャンネル設定が正しい場合に選択さ
れるOKボタン248、およびチャンネル設定をキャン
セルしたい場合に選択されるキャンセルボタン249が
設けられている。
【0149】図14の番組情報管理画面において、新規
登録ボタン224が選択された場合、図18に示される
新規登録用の番組取得予定日設定画面が表示される。ユ
ーザは、所望の年、月を、表示画面から選択して、所望
の月のカレンダーを表示させ、その中から、番組情報を
取得したい日を選択する。ユーザが、本日の番組情報を
選択したい場合、「今日」ボタン252を選択すれば、
本日が番組情報を取得したい日であることが指令され
る。操作を終了させたい場合は、キャンセルボタン25
1が選択される。
【0150】ここで、ユーザが、本日より前の日付を選
択した場合、図19に示されるように、例えば、「過去
の番組情報のダウンロード予約はできません」というメ
ッセージが記載されたウィンドウ255が表示される。
【0151】図18の番組取得予定日設定画面におい
て、ユーザが選択した日付けが、図20に示されるよう
に表示エリア221に表示され、設定情報メモリ93に
設定される。図20に示される状態では、番組取得予定
日が設定されているだけであり、番組情報は、まだ取得
されていない。
【0152】ユーザが、番組取得予定日の設定を変更し
たい場合、表示エリア221に表示されている番組取得
予定日のうち、所望の日付けを選択し、変更ボタン22
4を選択することにより、図21に示される変更ウィン
ドウ261が表示される。
【0153】変更ウィンドウ261には、取得予定日を
変更するための日付け設定ボックス261、地域の設定
を変更するための地域設定リストボックス263、変更
内容が正しい場合に選択されるOKボタン264、およ
び変更内容をキャンセルしたい場合に選択されるキャン
セルボタン265が設けられている。ユーザが、変更ウ
ィンドウ261のOKボタン262を選択した場合、そ
の日および地域が、設定情報メモリ93に設定される。
【0154】ユーザは、図20の番組情報管理画面に表
示されている番組情報取得予定日の中から、番組情報を
直接取得したい日付けを選択し(番組取得予定日は、複
数設定することが可能である)、デジタル携帯電話機
2、基地局3、公衆回線網4、アクセスサーバ6および
インターネット8を介して、番組情報サービスプロバイ
ダ14に接続することにより、所望の日付の番組情報を
得ることができる。
【0155】再び、図13のフローチャートの説明に戻
る。ステップS4において、番組録画設定プログラム8
3は、入出力制御プログラム82の処理により入力され
るユーザの操作に基づいて、番組情報を直接取得したい
日付けの選択および情報の取得命令を受ける。
【0156】具体的には、ユーザは、番組情報を取得し
たい場合、図20の番組情報管理画面に表示されている
番組情報取得予定日の中から、番組情報を直接取得した
い日付けを選択する。番組取得予定日は、複数選択する
ことも可能である。そして、ユーザは、タグ226を選
択して、番組表タグ231およびオプションタグ232
を表示させ、番組表タグ231を選択する。ユーザの操
作を受けた番組録画設定プログラム83は、図22に示
されるドロップダウンリストボックス268を表示させ
る。ここでは、ユーザが、「情報を取得する」の項目を
選択して、デジタル携帯電話機2、基地局3、公衆回線
網4、アクセスサーバ6およびインターネット8を介し
て、番組情報サービスプロバイダ14に接続することに
より、所望の日付の番組情報を得る場合について説明す
る。
【0157】ステップS5において、番組録画設定プロ
グラム83は、データ通信プログラム81の処理により
入力される情報を基に、PDA1−1とデジタル携帯電
話機2、もしくはPHSやデータカード型PHSなど
の、公衆回線網4と通信するための装置とを接続するた
めの通信モジュールが接続されているか否かを判断す
る。
【0158】ステップS5において、通信モジュールが
接続されていないと判断された場合、ステップS6にお
いて、番組録画設定プログラム83は、通信モジュール
が接続されていないことをユーザに通知するためのエラ
ーメッセージを生成し、入出力制御プログラム82に出
力する。入出力制御プログラム82は、入力されたエラ
ーメッセージを、表示部31に出力して表示させ、処理
は、ステップS4に戻り、それ以降の処理が繰り返され
る。
【0159】ステップS5において、通信モジュールが
接続されていると判断された場合、ステップS7におい
て、番組録画設定プログラム83は、通信モジュールを
介して通信を開始するために、データ通信プログラム8
1を制御し、デジタル携帯電話機2、基地局3、公衆回
線網4、アクセスサーバ6、およびインターネット8を
介して、番組情報サービスプロバイダ14の番組情報サ
ーバ191に接続する。
【0160】ステップS8において、番組録画設定プロ
グラム83は、入力された番組情報取得要求(取得した
い番組情報の地域および日付情報、あるいは、番組情報
サービスプロバイダ14に予め登録されているユーザI
Dおよび日付情報)を、番組情報サービスプロバイダ1
4の番組情報サーバ191に送信する。
【0161】ステップS9において、番組情報サーバ1
91は、PDA1−1から、番組情報取得要求を受信
し、ステップS10において、受信した番組情報取得要
求に、ユーザIDが含まれているか否かを判断する。
【0162】ステップS10において、受信した番組情
報取得要求に、ユーザIDが含まれていると判断された
場合、ステップS11において、番組情報サーバ191
は、ユーザ情報データベース195から、受信した番組
取得要求に含まれる日付け情報、およびユーザIDに対
応する登録内容を読み込む。
【0163】ステップS10において、受信した番組情
報取得要求に、ユーザIDが含まれていないと判断され
た場合、もしくは、ステップS11の処理の終了後、番
組情報サーバ191は、ステップS12において、pd
b形式番組情報データベース194から、入力された番
組情報取得要求(取得したい番組情報の地域および日付
情報、あるいは、番組情報サービスプロバイダ14に予
め登録されているユーザIDおよび日付情報)に対応す
る番組情報を検索し、ステップS13において、検索さ
れた番組情報を、番組情報取得要求を送信したPDA1
−1に送信する。
【0164】PDA1の番組録画設定プログラム83
は、ステップS14において、データ通信プログラム8
1の処理により、ステップS13において、番組情報サ
ーバ191が送信した番組情報を受信し、番組表メモリ
91に記録し、ステップS15において、インターネッ
トとの接続を切断して、処理が終了される。
【0165】図13のフローチャートを用いて説明した
処理により、PDA1−1の番組表メモリ91には、ユ
ーザが所望する日の番組情報が記録される。そして、図
20を用いて説明した番組情報管理画面に表示されてい
る番組情報取得予定日のうち、番組表メモリ91に番組
情報が記録されたものには、図23に示されるように、
番組情報取得済みであることを示すアイコン271が表
示される。
【0166】次に、図24のフローチャートを参照し
て、PDA1−2がクレードル7を介してパーソナルコ
ンピュータ9に接続し、パーソナルコンピュータ9が、
公衆回線網4、アクセスサーバ6およびインターネット
8を介して、番組情報サービスプロバイダ14に接続し
て番組情報を取得し、PDA1−2は、パーソナルコン
ピュータ9から、番組情報を取得する場合の、PDA1
−2、パーソナルコンピュータ9および番組情報サービ
スプロバイダ14の番組情報サーバ191の処理につい
て説明する。
【0167】ステップS21乃至ステップS23におい
て、図13のステップS1乃至ステップS3と同様の処
理が実行される。
【0168】番組録画設定プログラム83は、ステップ
S24において、データ通信プログラム81の処理によ
り、通信部53を介して、クレードル7からホットシン
クボタン35が押下されたことを示す信号の入力を受
け、ステップS25において、クレードル7を介して、
パーソナルコンピュータ9と通信を開始する。
【0169】ステップS26において、パーソナルコン
ピュータ9のCPU131は、ホットシンクマネージャ
172を起動し、Palmデスクトップ用のインターフェー
スを確立する。そして、ステップS27において、ホッ
トシンクマネージャ172は、例えば、番組録画履歴な
どの情報を、PDA1に送信する。
【0170】ホットシンクとは、2つの異なるコンピュ
ータの間でファイルやデータをシンクロナイズさせるも
のであり、Palm OSを搭載しているPDAと、パーソナ
ルコンピュータとで、機種を選ばず、ファイルやデータ
をシンクロナイズさせることが可能である。
【0171】PDA1−2の番組録画設定プログラム8
3は、ステップS28において、クレードル7を介し
て、番組情報取得要求をパーソナルコンピュータ9に送
信し、パーソナルコンピュータ9から、番組録画履歴な
どの情報を受信し、ステップS29において、パーソナ
ルコンピュータ9が、ステップS27において送信した
番組録画履歴などを、予定表94に記録する。
【0172】ステップS30において、ホットシンクマ
ネージャ172は、PDA1−2から、クレードル7を
介して、番組情報取得要求を受信し、ステップS31に
おいて、入出力管理プログラム171の処理により、イ
ンターネット8を介して、番組情報サービスプロバイダ
14に接続し、ステップS32において、ステップS3
0において受信した番組情報取得要求を、番組情報サー
ビスプロバイダ14に送信する。
【0173】番組情報サービスプロバイダ14の番組情
報サーバ191は、ステップS33において、インター
ネット8を介して、パーソナルコンピュータ9から、番
組情報取得要求を受信し、ステップS34において、受
信した番組情報取得要求に、ユーザIDが含まれている
か否かを判断する。
【0174】ユーザIDとは、PDA1−2のユーザ
が、番組情報サービスプロバイダ14に対して、取得す
る番組情報のチャンネルなどの詳細情報を予め登録して
いる場合(すなわち、図10を用いて説明したユーザ情
報データベース195に、対応するユーザが取得する番
組情報の詳細情報が登録されている場合)に与えられる
IDであり、図16を用いて説明した設定画面により設
定される。
【0175】ステップS34において、番組情報取得要
求に、ユーザIDが含まれていると判断された場合、ス
テップS35において、番組情報サーバ191は、ユー
ザ情報データベース195から、対応する登録内容を読
み込む。
【0176】ステップS34において、番組情報取得要
求に、ユーザIDが含まれていないと判断された場合、
もしくはステップS35の処理の終了後、ステップS3
6において、番組情報サーバ191は、pdb形式番組
情報データベース194から、番組情報取得要求に記載
されているユーザが要求する番組情報に対応する日付
け、地域、もしくはチャンネルなどで指定される番組情
報を検索する。
【0177】ステップS37において、番組情報サーバ
191は、ステップS36において検索された番組情報
を、インターネット8を介してパーソナルコンピュータ
9に送信する。
【0178】ステップS38において、パーソナルコン
ピュータ9の入出力管理プログラム171は、インター
ネット8を介して、番組情報サービスプロバイダ14か
ら番組情報を受信する。ホットシンクマネージャ172
は、受信された番組情報を、入出力管理プログラム17
1の処理により、クレードル7を介して、PDA1−2
に送信する。
【0179】ステップS39において、パーソナルコン
ピュータ9の入出力管理プログラム171は、インター
ネット8との接続を切断する。
【0180】ステップS40において、PAD1−2の
番組録画設定プログラム83は、クレードル7を介し
て、パーソナルコンピュータ9から番組情報を受信し、
番組表メモリ91に記録して、処理を終了する。
【0181】図24を用いて説明した処理により、例え
ば、デジタル携帯電話機2を保有していないユーザであ
っても、パーソナルコンピュータ9を用いて番組情報を
取得したり、所定時刻から所定時刻の間(例えば、午後
11時から午前8時)に所定の電話番号に何時間接続し
ても、通話料が一定であるようなサービスの時間内に、
パーソナルコンピュータ9を用いて番組情報サービスプ
ロバイダ14に接続し、番組情報を取得することができ
る。
【0182】図13を用いて説明した処理、もしくは図
24を用いて説明した処理により、PDA1の番組表メ
モリ91には、番組表101が記録される。番組表メモ
リ91に番組表101が記録されている状態における番
組録画設定プログラム83の初期画面、すなわち、ユー
ザが、図11の初期画面において、番組録画設定プログ
ラム83を示すアイコンを、ペン201を用いて選択し
た場合に表示部31に表示される番組表画面を図25に
示す。
【0183】表示部31には、番組表281、広告バナ
ー283、およびタグ282が表示される。番組表28
1には、チャンネル284、日付け285、時間286
が表示される。広告バナー283は、例えば、広告デー
タに含まれる表示時間情報に従って、表示が自動的に変
更されるようになされている。タグ282には、現在時
刻(ここでは21:22)が表示されている。
【0184】タグ282が選択された場合、表示部31
には、図26に示されるように、番組表タグ291およ
びオプションタグ292が表示される。ユーザにより、
番組表タグ291が選択された場合、ドロップダウンリ
ストボックス293が表示される。ドロップダウンリス
トボックス293において、「予約表」の項目が選択さ
れた場合、図38を用いて後述する予約表画面が表示さ
れる。また、ドロップダウンリストボックス293にお
いて、「情報管理画面」の項目が選択された場合、図2
3を用いて説明した情報管理画面が表示され、番組表2
81内に表示されている所望の番組の開始時間が選択さ
れたあと、「時間帯番組一覧」の項目が選択された場
合、図35を用いて後述する指定時間帯番組一覧が表示
される。
【0185】また、ユーザによって、オプションタグ2
92が選択された場合、図27に示されるように、ドロ
ップダウンリストボックス294が表示される。ドロッ
プダウンリストボックス294において、「フォント」
の項目が選択された場合、表示部31に表示されるフォ
ントを設定する設定画面が表示され、「設定」の項目が
選択された場合、図16を用いて説明した設定画面が表
示される。
【0186】ドロップダウンリストボックス294にお
いて、番組情報の削除が選択された場合、図28に示さ
れるような、番組情報の削除を確認するメッセージが記
載されたウィンドウ295が表示される。ユーザは、番
組情報を削除したくない場合、キャンセルボタン296
を選択し、番組情報を削除してもよい場合、OKボタン
297を選択する。このようにすることにより、操作を
誤った場合においても、データを間違えて削除すること
を未然に防ぐことができる。
【0187】ドロップダウンリストボックス294にお
いて、「バージョン情報」の項目が選択された場合、番
組録画設定プログラム83のバージョン情報が表示され
る。
【0188】ドロップダウンリストボックス294にお
いて、「リモートコマンダ」の項目が選択された場合、
図48を用いて後述するリモートコマンダ表示画面が表
示部31に表示され、図47乃至図50を用いて後述す
るリモートコントロール処理が実行される。
【0189】表示部31に表示されている番組表281
の、チャンネル284が選択された場合、図29に示さ
れるように、チャンネル一覧301が表示される。ユー
ザは、表示されたチャンネル一覧301のうち、表示部
31に表示させたいチャンネルを選択する。
【0190】表示部31に表示されている番組表281
の日付け285が選択された場合、図30に示されるよ
うに、現在、番組表メモリ91に記録されている番組表
101の日付けの一覧が表示されている日付け一覧31
1が表示される。ユーザは、表示された日付一覧311
のうち、表示部31に番組表を表示させたい日付を選択
する。
【0191】表示部31に表示されている番組表281
の時間286が選択された場合、図31に示されるよう
に、表示部31に表示される番組表の表示開始時刻を設
定するためのリストボックス321が表示される。ユー
ザは、リストボックス321から、番組を調べたい時間
に対応するものを選択する。
【0192】広告バナー283は、上述したように、一
定の時間で自動的に表示が変更される。ユーザが広告バ
ナー283をクリックすることにより、図32に示され
るような広告詳細画面が表示される。広告詳細画面に
は、必要に応じて、URLが記載されたリンクテキスト
331、もしくは、メールアドレスが記載されたメイル
・トゥ・テキスト332が表示され、一つ前の表示画面
に戻るためのOKボタン333が備えられている。
【0193】ユーザによって、リンクテキスト331が
選択された場合、図33に示されるように、ウェブブラ
ウザ86が起動され、ウェブブラウザ86の処理によ
り、データ通信プログラム81が起動され、所定の処理
により、インターネット8を介して、図示しないWWW
サーバに接続され、リンクテキスト331のURLによ
り指定されるウェブページが表示される。
【0194】ユーザによって、メイル・トゥ・テキスト
332が選択された場合、図34に示されるように、電
子メールプログラム85が起動され、メイル・トゥ・テ
キスト332により指定されるアドレスに送信するメー
ルを作成するためのメール作成画面が表示される。作成
されたメールの送信が指令された場合、電子メールプロ
グラム85の処理により、データ通信プログラム81が
起動され、所定の処理により、アクセスサーバ6の図示
しないメールサーバに接続され、インターネット8を介
して、指定されたあて先に、電子メールが送信される。
【0195】また、ユーザが実際に録画予約を設定する
場合、同一時間帯において、他のチャンネルにどのよう
な番組があるかを知り、その中で、最も自分の嗜好に合
致した番組を選択したいと考える。そのような場合、ユ
ーザは、図25の番組表の中に表示されている所望の番
組の開始時刻を選択し、図26に示されるドロップダウ
ンリストボックス293を表示させて「時間帯番組一
覧」の項目を選択することにより、図35に示される指
定時間帯番組一覧335を表示させる。
【0196】番組録画設定プログラム83は、入出力制
御プログラム82の処理により、ユーザが選択した所望
の番組の開始時刻の入力を受ける。ここでは、ユーザが
選択するのは番組の開始時刻であるが、番組録画設定プ
ログラム83は、ユーザの選択した時刻ではなく、対応
する番組の開始時刻および終了時刻を番組表メモリ91
から抽出し、検索された開始時刻乃至終了時刻の間に放
送される全ての番組情報を検索して、図35に示される
指定時間帯番組一覧335を生成し、入出力制御プログ
ラム82の処理により、表示部31に出力させて表示さ
せる。
【0197】図25を用いて説明した番組表281もし
くは図35を用いて説明した指定時間帯番組一覧335
のうち、ユーザは、所望の番組を選択して、パーソナル
コンピュータ9に、録画予約を設定することができる。
【0198】次に、図36のフローチャートを参照し
て、パーソナルコンピュータ9に、録画予約を設定する
処理について説明する。
【0199】PDA1の番組録画設定プログラム83
は、ステップS51において、入出力制御プログラム8
2の処理により、番組表281において、ユーザが所望
する番組の選択を示す信号の入力を受け、ステップS5
2において、図37に示される選択された番組に対応す
る番組詳細画面を表示する。
【0200】具体的には、番組表281のうち、ユーザ
が任意の番組を選択することにより(もしくは、図35
を用いて説明した指定時間帯番組一覧335のうち、ユ
ーザが任意の番組を選択することにより)、図37に示
されるように、番組詳細画面が表示される。
【0201】番組詳細画面には、対応する番組の詳細情
報(図6を用いて説明した番組表101の番組データに
含まれる詳細情報)、前の表示画面(番組表281もし
くは指定時間帯番組一覧335)に戻る場合に押下され
るOKボタン341、および、この番組を予約表92に
追加する場合に押下される「予約表へ追加」ボタン34
2が表示される。番組詳細画面には、また、対応する放
送局が管理するウェブページのURL、もしくは、対応
する番組に関する情報が記載されているウェブページの
URLを表示させるようにしても良い。
【0202】PDA1の番組録画設定プログラム83
は、ステップS53において、入出力制御プログラム8
2の処理により、「予約表に追加」ボタン342の選択
を受け、ステップS54において、番組表メモリ91か
ら対応する番組の番組表101を検索し、検索された番
組表101の番組データを、予約表92にコピーする。
【0203】図37を用いて説明した番組詳細画面にお
いて、「予約表に追加」ボタン342が選択され、予約
表92に対応する番組のデータがコピーされることによ
り、図38に示される予約表画面が表示される。予約表
画面には、予約表92にコピーされた番組データの放送
日時およびタイトルが表示され、番組表281に表示を
戻すための番組表ボタン351、および過去の予約デー
タであって、予約表92からまだ削除されていないデー
タも表示させるか否かを設定するためのチェックボック
ス352が備えられている。
【0204】予約表画面において、ユーザが所望の番組
名を選択した場合、図39に示される予定の詳細画面が
表示される。予定の詳細画面には、選択された番組の放
送予定日時、チャンネル、タイトル、コメントなどの詳
細情報が表示され、一つ前の表示画面である図38の予
約表画面に戻るためのOKボタン361、この番組の予
約を取り消す場合に選択される削除ボタン362、およ
び、図46を用いて後述する、対応する番組の録画指令
を、パーソナルコンピュータ9(もしくいはVCR1
3)に送出する処理を行う場合に選択される送信ボタン
363が備えられている。
【0205】削除ボタン362が選択された場合、図4
0に示されるように、例えば、「この予定を削除します
か」というメッセージが表示され、選択された予定を削
除する場合に押下されるOKボタン366および予定を
削除しない場合に押下されるキャンセルボタン367を
備えた確認ウィンドウ365が表示される。
【0206】PDA1の番組録画設定プログラム83
は、ステップS55において、データ通信プログラム8
1の処理により、通信部53を介して、クレードル7か
らホットシンクボタン35が押下されたことを示す信号
の入力を受け、ステップS56において、データ通信プ
ログラム81の処理により、通信部53およびクレード
ル7を介して、パーソナルコンピュータ9と通信を開始
させる。
【0207】パーソナルコンピュータ9のCPU131
は、ステップS57において、通信ボード145、外部
バス136、ブリッジ135、およびホストバス134
を介して、クレードル7から通信開始の入力を受け、図
9を用いて説明したホットシンクマネージャ172を起
動し、Palmデスクトップ173用のインターフェースを
確立し、ステップS58において、前回のホットシンク
の実施以降に実行された番組録画の履歴などの情報を、
入出力管理プログラム171の処理により、通信ボード
145およびクレードル7を介して、PDA1に送信す
る。
【0208】PDA1の番組録画設定プログラム83
は、ステップS59において、データ通信プログラム8
1の処理により、予約表92の登録内容を、クレードル
7を介して、パーソナルコンピュータ9に送信し、パー
ソナルコンピュータ9から、番組録画履歴などの情報
(パーソナルコンピュータ9がステップS58において
送信した情報)を受信し、ステップS60において、受
信した番組録画履歴を基に、予約表92を更新する。
【0209】例えば、現在、予約表92に記録されてい
る番組データのうち、ステップS58においてパーソナ
ルコンピュータ9が送信した番組録画履歴には、パーソ
ナルコンピュータ9の予約監視プログラム174による
予約録画の状態を示す情報が含まれている。番組録画設
定プログラム83は、受信した情報を基に、予約表92
を更新するので、それ以降、ユーザが予約表画面を表示
させた場合には、図41に示されるように、録画済であ
ることを示すアイコン371、録画予約設定中であるこ
とを示すアイコン372、もしくは、例えば二重予約な
どの、何らかのエラーが発生していることを示すアイコ
ン373が、予約表92の内容に基づいて表示される。
ユーザは、これらのアイコンによって、パーソナルコン
ピュータ9において実行されている予約録画の状況を、
PDA1で知ることができる。
【0210】パーソナルコンピュータ9のホットシンク
マネージャ172は、ステップS61において、入出力
管理プログラム171の処理により、PDA1から、ク
レードル7および通信ボード145を介して、予約表9
2の登録内容を受信し、ステップS62において、予約
監視プログラム174に、新たな録画予約情報を登録す
る。
【0211】ステップS63において、予約監視プログ
ラム174は、録画予約に登録されている時刻になった
か否かを判断する。ステップS63において、録画予約
に登録されている時刻になっていないと判断された場
合、録画予約に登録されている時刻になったと判断され
るまで、ステップS63の処理が繰り返される。
【0212】ステップS63において、録画予約に登録
されている時刻になったと判断された場合、ステップS
64において、予約監視プログラム174は、自動録画
処理を実行して、処理が終了される。
【0213】このような処理により、PDA1において
予約表92に登録された録画予約のための情報が、パー
ソナルコンピュータ9に送信され、パーソナルコンピュ
ータ9において、ユーザが所望する番組が録画される。
【0214】PDA1には、図5を用いて説明したよう
に、予定表プログラム84がインストールされ、実行可
能な状態になされている。予定表プログラム84は、ユ
ーザの予定を管理するためのプログラムである。
【0215】ユーザにとって、番組の録画予約の予定
も、自分の予定表に組み入れたい項目である場合があ
る。その場合、図16を用いて説明した設定画面のチェ
ックボックス243にチェックすることにより、予約表
92の登録内容を予定表94に反映させるようにしても
良い。
【0216】次に、図42のフローチャートを参照し
て、PDA1の予定表94の変更処理について説明す
る。
【0217】ステップS71において、PDA1の番組
録画設定プログラム83は、設定情報メモリ93に設定
されている内容を基に、予定表プログラム84の予定表
94に、予約表92の予約情報を反映するように設定さ
れているか否か、すなわち、チェックボックス243が
チェックされているか否かを判断する。
【0218】ステップS71において、予定表94に、
予約表92の予約情報を反映するように設定されている
と判断された場合、ステップS72において、番組録画
設定プログラム83は、予約表92に新規に録画予約さ
れている番組があるか否かを判断する。ステップS71
において、予定表94に、予約表92の予約情報を反映
するように設定されていないと判断された場合、処理が
終了される。
【0219】ステップS72において、予約表92に新
規に録画予約されている番組があると判断された場合、
ステップS73において、番組録画設定プログラム83
は、新規の録画予約は、0時00分をまたぐ(すなわ
ち、日付けをまたぐ)番組の録画予約であるか否かを判
断する。ステップS72において、予約表92に新規に
録画予約されている番組がないと判断された場合、処理
は、ステップS79に進む。
【0220】ステップS73において、新規の録画予約
は、0時00分をまたぐ番組の録画予約であると判断さ
れた場合、ステップS74において、番組録画設定プロ
グラム83は、予定表94に反映される録画終了時刻
を、予約開始と同一の日の23時59分とする。
【0221】ステップS73において、新規の録画予約
は、0時00分をまたぐ番組の録画予約ではないと判断
された場合、もしくはステップS74の処理の終了後、
番組録画設定プログラム83は、ステップS75におい
て、新規の録画予約設定に対応する番組毎に固有に割り
当てられるUIDを作成し、ステップS76において、
予約表92から、対応するデータをコピーして、作成し
たUIDとともに、予定表プログラム84の予定表94
に登録する。
【0222】ステップS77において、予定表プログラ
ム84は、予定開始時刻に対して所定の時間だけ先にア
ラームが鳴るように設定されているか否かを判断する。
【0223】ステップS77において、アラームが設定
されていると判断された場合、ステップS78におい
て、予定表プログラム84は、新規の録画予約の時刻を
基に、アラームを設定する。例えば、イベントの開始時
刻の10分前にアラームが鳴るように設定されている場
合、予定表プログラム84は、新規の録画予約の開始時
刻の10分前にアラームをセットする。
【0224】ステップS79において、番組録画設定プ
ログラム83は、以前実行された予約表92の変更処理
以降、予約表92から録画予約を削除された番組がある
か否かを判断する。
【0225】ステップS79において、予約表92から
録画予約を削除された番組があると判断された場合、ス
テップS80において、番組録画設定プログラム83
は、録画予約を削除された番組のUIDを、予定表プロ
グラム84に供給する。予定表プログラム84は、供給
された番組のUIDを基に、対応する番組を予定表94
から削除する。
【0226】ステップS79において、予約表92から
録画予約を削除された番組がないと判断された場合、も
しくは、ステップS80の処理の終了後、処理が終了さ
れる。
【0227】図42のフローチャートを用いて説明した
処理により、予定表94に記録されているデータに、予
約表92のデータが反映されるので、図11を用いて説
明した初期画面において、予定表プログラム84の起動
を指令するアイコンが選択された場合に表示される予定
表画面には、図43に示されるように、録画予約の予定
が記載される。
【0228】このとき、予定表画面には、他の予定と番
組録画予定とを区別するために、図16を用いて説明し
た挿入キーワード244に続いて録画予約された番組名
が記載される。挿入キーワードを用いる以外にも、例え
ば、表示色を変更させるなどによって、他の予定と番組
録画予定とを区別することができるようにしても良い。
【0229】また、PDA1のデータ通信プログラム8
1は、赤外線通信部22を介して、他の装置と赤外線通
信を行うか、もしくは、無線LAN通信部64を介し
て、無線通信を行う。
【0230】例えば、PDA1−1からPDA1−2
へ、上述した番組録画設定プログラム83の処理により
設定された情報を送信する場合の操作について説明す
る。
【0231】ユーザは、図20を用いて説明した情報管
理画面を表示させ、取得した番組情報、あるいは録画予
約の設定内容を送信したい日付けを選択する。日付け
は、複数選択することも可能である。そして、ユーザ
は、図22を用いて説明したドロップダウンリストボッ
クス268を表示させ、「情報の赤外線通信」の項目を
選択する。番組録画設定プログラム83は、選択された
日付けに対応する、取得した番組情報および広告情報、
並びに録画予約の設定内容を、赤外線通信を用いて送信
する。このとき、例えば、送信処理を中断することなど
により、広告情報を除いた情報が送信されるようなこと
がないように、広告情報が最初に送信される。
【0232】あるいは、ユーザは、図11を用いて説明
した初期画面において、メニューを表示させる。図44
に示されるように、アプリケーションタグ391および
オプションタグ392が表示されるので、ユーザは、ア
プリケーションタグ391を選択する。
【0233】PDA1−1のPalm OSは、ユーザの操作
入力を受けて、ドロップダウンリストボックス393を
表示させる。ユーザは、表示されたドロップダウンリス
トボックス393から「赤外線通信」の項目を選択する
ことにより、図45に示される赤外線通信画面を表示さ
せることができる。
【0234】赤外線通信画面には、PDA1−1が有す
るアプリケーションの一覧が表示され、赤外線通信モー
ドを終了させるための終了ボタン401、および選択し
たアプリケーションのデータを赤外線通信させるための
赤外線通信ボタン402が設けられている。
【0235】ユーザは、アプリケーションの一覧の中か
ら、番組予約を選択し、赤外線通信ボタン402を選択
する。PDA1−1のPalm OSは、ユーザの操作入力を
受けて、赤外線通信の受信先となる装置(ここではPD
A1−2)を探し、対応する装置が見つかった場合、番
組録画設定プログラム83が保持している情報(例え
ば、番組表メモリ91に記録されているダウンロード済
みの番組表101、あるいは予約表92に記載されてい
る番組予約予定など)を、赤外線通信を用いて送信す
る。この場合も同様に、広告情報が最初に送信される。
【0236】ここでは、番組表メモリ91に記録されて
いるダウンロード済みの番組表101、あるいは予約表
92に記載されている番組予約予定など赤外線通信を用
いて送信する場合について説明したが、同様の処理によ
り、無線通信を用いて情報を送出することができるよう
にしてもよいことは言うまでもない。
【0237】PDA1−1の番組録画設定プログラム8
3によって、予約表92に記録された番組録画予約の設
定を、赤外線通信あるいは無線通信を用いて、PDA1
−2に送信することにより、例えば、PDA1−1を保
有するユーザが、PDA1−2を保有するユーザに代わ
って番組情報をダウンロードして、PDA1−2を保有
するユーザのために、番組録画予約の予約表を作成する
ことができる。PDA1−1を保有するユーザは、作成
した予約表92をPDA1−2に赤外線通信を用いて送
信し、PDA1−2のユーザは、図36を用いて説明し
た方法で、パーソナルコンピュータ9、もしくはVCR
13へ録画予約設定を行うことができる。
【0238】また、番組録画設定プログラム83は、P
DA1の赤外線通信機能を利用して、予約設定した番組
の録画指令を、パーソナルコンピュータ9、もしくはV
CR13に赤外線通信により送出することも可能であ
る。図39を用いて説明した予定の詳細画面において表
示されている送信ボタン363が、ユーザによって押下
された場合、番組録画設定プログラム83は、そのとき
表示されている番組の録画指令を生成し、データ通信プ
ログラム81の処理により、赤外線通信部22(もしく
は、無線LAN通信部64)を介して送出させる。
【0239】次に、図46のフローチャートを参照し
て、赤外線通信を利用して、パーソナルコンピュータ9
に録画指令を送出する処理について説明する。なお、パ
ーソナルコンピュータ9ではなく、VCR13に対して
録画指令を送出する場合も、基本的には、同様の処理が
実行されるので、その説明は省略する。
【0240】ステップS91において、番組録画設定プ
ログラム83は、入出力制御プログラム82の処理によ
り、タッチパッド制御部48、ジョグダイヤル33、も
しくはキー32から入力されるユーザの操作に従って、
図38を用いて説明した予定表画面を表示部31に表示
させ、入出力制御プログラム82の処理により、タッチ
パッド制御部48、ジョグダイヤル33、もしくはキー
32から、ユーザが所望する番組の選択を示す入力を受
ける。
【0241】ステップS92において、番組録画設定プ
ログラム83は、選択された番組に対応する、図39を
用いて説明した予定の詳細画面を生成し、入出力制御プ
ログラム82の処理により、表示部31に出力して、表
示させる。
【0242】ステップS93において、番組録画設定プ
ログラム83は、入出力制御プログラム82の処理によ
り、タッチパッド制御部48から、送信ボタン363の
選択を示す信号の入力を受ける。
【0243】ステップS94において、番組録画設定プ
ログラム83は、予約表92に記録されている番組の番
組データを基に、録画指令を生成し、データ通信プログ
ラム81に供給する。録画指令には、例えば、録画を実
行したい番組のチャンネル、放送開始時間、および放送
終了時間が含まれている。
【0244】ステップS95において、データ通信プロ
グラム81は、赤外線通信を利用して、パーソナルコン
ピュータ9に、ステップS94において生成された録画
指令を送信する。
【0245】ステップS96において、パーソナルコン
ピュータ9の録画予約設定プログラム178は、入出力
管理プログラム171の処理により、赤外線通信部14
6(もしくは、無線LAN通信部147)を介して、P
DA1から、録画指令を受信する。ここで、録画予約設
定プログラム178は、PDA1に対して録画指令を受
信したことを示す返信コマンドを生成して、入出力管理
プログラム171の処理により、赤外線通信部146
(もしくは、無線LAN通信部147)を介して、PD
A1に返信するようにしても良い。
【0246】ステップS97乃至ステップS99におい
て、図36のステップS62乃至ステップS64と同様
の処理が実行され、処理が終了される。
【0247】このような処理により、例えば、Gコード
の番号を入力するような煩雑な操作を行うことなく、簡
単な処理で、パーソナルコンピュータ9もしくはVCR
13に対して、録画予約を指令することができる。
【0248】また、番組録画設定プログラム83は、P
DA1の赤外線通信機能を利用して、パーソナルコンピ
ュータ9が実行するプログラムに対して、パーソナルコ
ンピュータ9のキーボード138もしくはマウス139
を用いることなく、PDA1を用いて、リモートコント
ロールにより操作入力するための処理を行うことができ
る。
【0249】次に、図47のフローチャートを参照し
て、録画予約設定プログラム178に対するリモートコ
ントロール処理について説明する。ここでは、パーソナ
ルコンピュータ9において、録画予約設定プログラム1
78が起動され、PDA1を用いてリモートコントロー
ルを行う場合について説明する。
【0250】ステップS111において、番組録画設定
プログラム83は、入出力制御プログラム82の処理に
より、タッチパッド制御部48、ジョグダイヤル33、
もしくはキー32から入力されるユーザの操作に従っ
て、リモートコマンダ表示画面を表示させる。
【0251】図48は、リモートコマンダ表示画面であ
る。リモートコマンダ表示画面には、各種指令を入力す
るためのキー群411およびメニューを表示させるため
のタグ412が表示されている。タグ412が選択され
た場合、図示しないドロップダウンリストボックスが表
示され、リモートコマンダ表示画面の終了を指示するこ
とができる。図示しないドロップダウンリストボックス
には、終了を指示するメニュー以外にも、例えば、表示
のフォントの設定画面を設定する設定画面に移行するた
めのコマンドなど、複数のコマンドが用意される。
【0252】ステップS112において、パーソナルコ
ンピュータ9のCPU131は、ユーザの操作に従っ
て、録画予約設定プログラム178を起動させ、入出力
管理プログラム171の処理により、CRT140に、
図49に示される録画予約設定画面415を表示させ
る。
【0253】ステップS113において、番組録画設定
プログラム83は、入出力制御プログラム82の処理に
より、タッチパッド制御部48、ジョグダイヤル33、
もしくはキー32からユーザの操作入力を受ける。
【0254】ステップS114において、パーソナルコ
ンピュータ9の録画予約設定プログラム178は、入出
力管理プログラム171の処理により、赤外線通信部1
46(もしくは、無線LAN通信部147)を介して、
PDA1から、ユーザの操作に対応する信号の入力を受
ける。また、録画予約設定プログラム178は、録画指
令を受信したことを示す返信コマンドを生成して、入出
力管理プログラム171の処理により、赤外線通信部1
46(もしくは、無線LAN通信部147)を介して、
PDA1に返信するようにしても良い。
【0255】ステップS115において、パーソナルコ
ンピュータ9の録画予約設定プログラム178は、入力
された信号に対応する処理を実行する。例えば、ユーザ
がジョグダイヤル33を回転操作した場合、ステップS
112において表示された録画予約設定画面上におい
て、選択されるメニューバーのタグ、あるいはボタンな
どの位置が変更されるといったように、PDA1から入
力されるユーザの操作に対応する信号と、録画予約設定
プログラム178に対する指令が対応されている。
【0256】ステップS116において、番組録画設定
プログラム83は、入出力制御プログラム82の処理に
より、操作終了の指示を受けたか否かを判断する。ステ
ップS116において、操作終了の指示を受けていない
と判断された場合、処理は、ステップS113に戻り、
それ以降の処理が繰り返される。
【0257】ステップS116において、操作終了の指
示を受けたと判断された場合、ステップS117におい
て、番組録画設定プログラム83は、入出力制御プログ
ラム82の処理により、図48を用いて説明したリモー
トコマンダ表示画面の一つ前に表示されていた表示画面
を表示させ、処理が終了される。
【0258】図47を用いて説明した処理により、キー
ボード138やマウス139の操作に不慣れなユーザで
も、PDA1を用いて、パーソナルコンピュータ9が実
行する録画予約の設定などを簡単に行うことができる。
【0259】他の例として、録画再生プログラム177
の処理により、コンテンツ再生処理を行い、図50に示
される表示画面をCRT140に表示させている状態
で、PDA1の処理により、リモートコントロールを実
行する場合について説明する。
【0260】例えば、図50に示されるビデオレコーダ
ウィンドウ422には、ユーザの操作により選択された
動画像データや現在放送中のテレビ番組が表示されるよ
うになされている。ユーザは、ビデオレコーダウィンド
ウ422内のコンテンツカプセル選択ウィンドウ423
に表示された複数の番組コンテンツの中から、所望のコ
ンテンツを選択して再生させることもできる。ユーザ
は、所望のコンテンツを再生させたい場合、図48のキ
ー群411のうちの所定の方向を指示するカーソルキー
を押下するか、もしくはジョグダイヤル33を回転操作
することにより、所望のコンテンツを選択することがで
きる。
【0261】パーソナルコンピュータ9の入出力管理プ
ログラム171は、赤外線通信部146(もしくは、無
線LAN通信部147)を介して入力された、ユーザの
操作を示す信号を基に、コンテンツカプセル選択ウィン
ドウ423に表示されているコンテンツ名のうち、反転
されているテキストを順次変更するように、その表示を
制御する。
【0262】そして、入出力管理プログラム171は、
赤外線通信部146(もしくは、無線LAN通信部14
7)を介して入力された、図48のキー群411のうち
の再生キーが押下されたことを示す信号、もしくは、ジ
ョグダイヤル33が本体側への押圧操作されたことを示
す信号の入力を受け、選択が確定されたことを示す信号
を録画再生プログラム177に供給する。録画再生プロ
グラム177は、入力された信号に従って、選択された
コンテンツの再生処理を実行させる。
【0263】図50においては、パーソナルコンピュー
タ9において、録画再生プログラム177が起動されて
いた場合について説明したが、パーソナルコンピュータ
9において、他のプログラムが起動されていた場合に
も、基本的に同様の処理が実行される。なお、ジョグダ
イヤル33の操作と、パーソナルコンピュータ9の表示
画面上における操作との対応は、この限りではない。
【0264】また、番組録画設定プログラム83は、P
DA1の赤外線通信機能を利用して、同様の処理によ
り、VCR13のリモートコントローラとしても機能す
ることができる。
【0265】更に、番組録画設定プログラム83は、P
DA1の赤外線通信機能を利用して、パーソナルコンピ
ュータ9がHDD141に記録しているコンテンツデー
タを受信し、そのコンテンツデータを再生することがで
きる。
【0266】パーソナルコンピュータ9のHDD141
には、複数のコンテンツデータが記録されている。コン
テンツデータは、AVコンテンツデータ管理検索プログ
ラム176の処理により、管理され、検索される。
【0267】AVコンテンツデータ管理検索プログラム
176の処理により、CRT140に表示されるAVコ
ンテンツ管理検索画面431を図51に示す。AVコン
テンツ管理検索画面431には、HDD141に保存さ
れているコンテンツデータの一覧が表示され、コンテン
ツ名とともに、例えば、作成(録画)日時、再生済み
か、まだ再生されていないかなどを示すコンテンツの状
態情報、コンテンツの長さ、チャンネル名、録画モード
などが表示される。
【0268】PDA1は、パーソナルコンピュータ9と
比較して、データの記憶容量が少なく、かつ、動画の表
示の性能が低いので、パーソナルコンピュータ9のAV
コンテンツ変換プログラム175は、コンテンツデータ
を、データ容量が少なく、PDA1が表示するのに適し
た所定のフォーマットに変換した後、入出力管理プログ
ラム171の処理により、赤外線通信部146(もしく
は、無線LAN通信部147)を介して、PDA1に送
信する。
【0269】PDA1の番組録画設定プログラム83
は、データ通信プログラム81の処理により、赤外線通
信部22(もしくは、無線LAN通信部64)から受信
されたコンテンツデータのうちの動画像データを動画表
示プログラム87に供給し、ユーザの操作に基づいて、
表示部31に表示させるとともに、コンテンツデータの
うちの音声データを、バッファ50を介して、音声再生
部51に出力し、音声を再生させる。
【0270】次に、図52のフローチャートを参照し
て、パーソナルコンピュータ9に記録されているコンテ
ンツデータを、PDA1に赤外線通信を利用して送信
し、PDA1で、コンテンツデータを再生する処理につ
いて説明する。
【0271】PDA1の番組録画設定プログラム83
は、ステップS131において、入出力制御プログラム
82の処理により、タッチパッド制御部48、ジョグダ
イヤル33、もしくはキー32から入力される、コンテ
ンツデータの受信・再生モードへの移行指示の入力を受
け、ステップS132において、図53に示されるよう
なコンテンツデータ受信・再生画面を表示させる。ステ
ップS132においては、まだ、パーソナルコンピュー
タ9からコンテンツの一覧を受信していないので、図5
3に示されるコンテンツデータ受信・再生画面のコンテ
ンツ名は表示されていない。
【0272】図53のコンテンツデータ受信・再生画面
には、所望のコンテンツデータをパーソナルコンピュー
タ9から受信する場合に押下されるコンテンツデータ受
信ボタン441、およびコンテンツデータの一覧をパー
ソナルコンピュータ9から受信する場合に押下される一
覧受信ボタン442が設けられている。
【0273】ステップS133において、PDA1の番
組録画設定プログラム83は、データ通信プログラム8
1の処理により、赤外線通信部22(もしくは、無線L
AN通信部64)を介して、コンテンツデータ一覧の送
信要求をパーソナルコンピュータ9に送信する。
【0274】ステップS134において、パーソナルコ
ンピュータ9のAVコンテンツ管理検索プログラム17
6は、入出力管理プログラム171の処理により、赤外
線通信部146(もしくは、無線LAN通信部147)
を介して、コンテンツデータ一覧の送信要求を、PDA
1から受信する。
【0275】ステップS135において、AVコンテン
ツ管理検索プログラム176は、コンテンツデータ一覧
を生成し、入出力管理プログラム171の処理により、
赤外線通信部146(もしくは、無線LAN通信部14
7)を介して、PDA1に送信する。
【0276】ステップS136において、PDA1の番
組録画設定プログラム83は、データ通信プログラム8
1の処理により、赤外線通信部22(もしくは、無線L
AN通信部64)を介して、コンテンツデータ一覧を受
信し、コンテンツデータ一覧画面に対応する表示画面デ
ータを生成して、入出力制御プログラム82の処理によ
り、表示部31に出力して表示させる。
【0277】ステップS136の処理により、コンテン
ツデータ受信・再生画面には、図53に示されるよう
に、パーソナルコンピュータ9が内部に保存しているコ
ンテンツ名の一覧が表示される。
【0278】ユーザは、一覧表示されているコンテンツ
データのうち、所望のコンテンツデータ選択し、コンテ
ンツデータ受信ボタン441を押下する。ステップS1
37において、番組録画設定プログラム83は、入出力
制御プログラム82の処理により、タッチパッド制御部
48、ジョグダイヤル33、もしくはキー32から入力
される、コンテンツ名の選択と、選択されたコンテンツ
データの受信を指令する操作を示す信号(すなわち、コ
ンテンツデータ受信ボタン441が押下されたことを示
す信号)の入力を受ける。
【0279】ステップS138において、番組録画設定
プログラム83は、対応するコンテンツデータのデータ
変換および送信要求を生成し、データ通信プログラム8
1の処理により、赤外線通信部22(もしくは、無線L
AN通信部64)から、パーソナルコンピュータ9に送
信する。
【0280】ステップS139において、パーソナルコ
ンピュータ9の入出力管理プログラム171は、コンテ
ンツデータのデータ変換および送信要求を、赤外線通信
部146(もしくは、無線LAN通信部147)を介し
て受信し、AVコンテンツ管理検索プログラム176に
供給する。AVコンテンツ管理検索プログラム176
は、対応するコンテンツデータを検索して、AVコンテ
ンツ変換プログラム175に供給する。AVコンテンツ
変換プログラム175は、供給されたコンテンツデータ
を、PDA1の動画表示プログラム87の処理によって
表示部31に表示させるのに適した所定のフォーマット
に変換し、入出力管理プログラム171に供給する。
【0281】ステップS140において、入出力管理プ
ログラム171は、変換されたコンテンツデータを、赤
外線通信部146(もしくは、無線LAN通信部14
7)を介して、PDA1に送信する。
【0282】ステップS141において、PDA1の番
組録画設定プログラム83は、データ通信プログラム8
1の処理により、赤外線通信部22(もしくは、無線L
AN通信部64)を介して、PDA1のコンテンツデー
タを受信し、再生可能なコンテンツデータのアイコンを
生成し、入出力制御プログラム82の処理により、表示
部31に出力して表示させる。
【0283】図54に、再生可能なコンテンツデータに
対応するアイコンが表示された再生指示画面を示す。再
生指示画面には、再生可能なコンテンツに対応するアイ
コン群451が表示され、更に、図53のコンテンツ一
覧表示画面に戻るための一覧表示ボタン452が備えら
れている。
【0284】ステップS142において、番組録画設定
プログラム83は、入出力制御プログラム82の処理に
より、タッチパッド制御部48、ジョグダイヤル33、
もしくはキー32から入力される信号に基づいて、アイ
コンの選択を受けたか否かを判断する。ステップS14
2において、アイコンの選択を受けていないと判断され
た場合、アイコンの選択を受けたと判断されるまで、ス
テップS142の処理が繰り返される。
【0285】ステップS142において、アイコンの選
択を受けたと判断された場合、ステップS143におい
て、番組録画設定プログラム83は、ステップS142
において選択されたコンテンツデータを、動画表示プロ
グラム87に供給し、入出力制御プログラム82の処理
により、ユーザの操作に従って、対応するコンテンツデ
ータを表示部31に出力させ、再生させて、処理が終了
される。
【0286】コンテンツデータを表示させた表示画面3
1を図55に示す。表示画面31には、コンテンツの動
画を表示する表示エリア461以外に、ユーザが簡単に
操作を行えるようなボタン群462を表示させるように
しても良い。
【0287】図52を用いて説明した処理により、パー
ソナルコンピュータ9に蓄積されたコンテンツを、PD
A1を用いて再生することができるようになるので、例
えば、移動中の電車の中などでも、録画したコンテンツ
を再生して楽しむことができる。
【0288】また、パーソナルコンピュータ9は、PD
A1からの操作入力を受けることなく、AVコンテンツ
変換プログラム175を起動し、コンテンツデータを所
定のフォーマットに変換させることが可能である。例え
ば、図56に示されるように、図51を用いて説明した
AVコンテンツ管理検索画面431を表示させている状
態で、AVコンテンツ変換プログラム175を起動させ
ると、コンテンツ変換ウィンドウ471が表示される。
【0289】ユーザが、所望のコンテンツを示すアイコ
ンを、AVコンテンツ管理検索画面431からコンテン
ツ変換ウィンドウ471にドロップアンドドラッグする
か、もしくは、コピーアンドペーストした場合、AVコ
ンテンツ変換プログラム175は、ユーザが選択したア
イコンに対応するコンテンツデータを、ステップS13
9において実行する処理と同様にして、所定のフォーマ
ットに変換する。
【0290】所定のフォーマットに変換されたAVデー
タは、コンテンツ変換ウィンドウ471内に、アイコン
472として表示される。
【0291】更に、コンテンツ変換ウィンドウ471に
メニュー画面を設けることなどにより、パーソナルコン
ピュータ9への操作入力によって、フォーマットが変換
されたコンテンツデータを、パーソナルコンピュータ9
からPDA1に対して赤外線通信、あるいは無線通信に
より送信することができるようにしても良い。
【0292】上述した一連の処理は、ハードウェアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより
実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコン
ピュータ、または、各種のプログラムをインストールす
ることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば
汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム格納
媒体からインストールされる。
【0293】コンピュータにインストールされ、コンピ
ュータによって実行可能な状態とされるプログラムを格
納するプログラム格納媒体は、図4に示されるように、
磁気ディスク71(フロッピーディスクを含む)、光デ
ィスク72(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memor
y)、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気
ディスク73(MD(Mini-Disc)を含む)、もしくは半導
体メモリ124などよりなるパッケージメディア、また
は、プログラムが一時的もしくは永続的に格納されるFl
ash ROM43や、ハードディスクなどにより構成され
る。プログラム格納媒体へのプログラムの格納は、必要
に応じてルータ、モデムなどのインターフェースを介し
て、公衆回線網4、ローカルエリアネットワーク、イン
ターネット8、デジタル衛星放送といった、有線または
無線の通信媒体を利用して行われる。
【0294】なお、本明細書において、プログラム格納
媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記
載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろ
ん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的ある
いは個別に実行される処理をも含むものである。
【0295】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0296】
【発明の効果】本発明の携帯型情報端末装置および情報
処理方法、並びにプログラムによれば、複数の番組情報
を取得し、取得された番組情報と番組情報に付随する付
随情報を表示画面に表示し、表示画面に表示されている
番組情報のうちのいずれかが、ユーザによって選択され
たことを示す信号の入力を受けた場合、選択された番組
情報に対応する番組詳細情報を表示画面にさらに表示
し、表示画面に表示されている付随情報が、ユーザによ
って選択されたことを示す信号の入力を受けた場合、付
随情報に対応する詳細な情報を表示画面にさらに表示す
るようにしたので、PDAなどの携帯型情報端末装置を
用いて、番組情報や付随情報、およびそれらの詳細情報
を容易に表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る番組データ取得システムの一実施
の形態の構成例を示す図である。
【図2】図1のPDAの外観の斜視図である。
【図3】図1のPDAの外観の正面図である。
【図4】図1のPDAの電気的な構成例を示すブロック
図である。
【図5】図1のPDAの機能ブロック図である。
【図6】図5の番組表メモリに記録される番組表のデー
タ構成を示す図である。
【図7】図1のパーソナルコンピュータの構成例を示す
ブロック図である。
【図8】図7の画像処理ボードの構成例を示すブロック
図である。
【図9】図1のパーソナルコンピュータの機能ブロック
図である。
【図10】図1の番組情報サービスプロバイダの構成例
を示すブロック図である。
【図11】PDAの初期表示画面を示す図である。
【図12】PDAの表示画面例を示す図である。
【図13】PDAが番組情報サービスプロバイダから番
組情報を取得する処理を説明するためのフローチャート
である。
【図14】番組情報管理画面について説明するための図
である。
【図15】番組情報管理画面のメニュー表示について説
明するための図である。
【図16】設定画面について説明するための図である。
【図17】チャンネル設定画面について説明するための
図である。
【図18】番組取得予定日設定画面について説明するた
めの図である。
【図19】メッセージウィンドウの表示例を示す図であ
る。
【図20】番組情報管理画面の表示例を示す図である。
【図21】変更ウィンドウの表示例を示す図である。
【図22】番組情報管理画面のメニュー表示について説
明するための図である。
【図23】番組情報取得後に表示されるアイコンについ
て説明するための図である。
【図24】PDAが、パーソナルコンピュータを介し
て、番組情報サービスプロバイダから番組情報を取得す
る処理を説明するためのフローチャートである。
【図25】番組表画面の表示例を示す図である。
【図26】番組表画面のメニュー表示について説明する
ための図である。
【図27】番組表画面のメニュー表示について説明する
ための図である。
【図28】メッセージウィンドウの表示例を示す図であ
る。
【図29】チャンネル一覧の表示例を示す図である。
【図30】日付け一覧の表示例を示す図である。
【図31】番組表の表示開始時間を設定するためのリス
トボックスの表示例を示す図である。
【図32】広告詳細画面の表示例を示す図である。
【図33】ウェブブラウザが起動された場合の表示画面
の例を示す図である。
【図34】電子メールプログラムが起動された場合の表
示画面の例を示す図である。
【図35】指定時間帯番組一覧の表示例を示す図であ
る。
【図36】録画予約設定処理を説明するフローチャート
である。
【図37】番組詳細画面の表示例を示す図である。
【図38】予約表画面の表示例を示す図である。
【図39】予定の詳細画面の表示例を示す図である。
【図40】メッセージウィンドウの表示例を示す図であ
る。
【図41】録画の状態を示すアイコンの表示例を示す図
である。
【図42】予定表の変更処理について説明するためのフ
ローチャートである。
【図43】番組予約の予定が反映された予定表の表示例
を示す図である。
【図44】メニューの表示について説明するための図で
ある。
【図45】赤外線通信画面の表示例を示す図である。
【図46】PDAが、赤外線通信を利用して、パーソナ
ルコンピュータに録画指令を送出する処理について説明
するためのフローチャートである。
【図47】PDAによるリモートコントロール処理につ
いて説明するためのフローチャートである。
【図48】リモートコマンダ表示画面の表示例を示す図
である。
【図49】パーソナルコンピュータに表示される録画予
約設定画面の表示例を示す図である。
【図50】パーソナルコンピュータに表示されるビデオ
レコーダウィンドウの表示例を示す図である。
【図51】パーソナルコンピュータに表示されるAVコ
ンテンツ管理検索画面の表示例を示す図である。
【図52】パーソナルコンピュータからPDAへコンテ
ンツデータを送信する処理について説明するためのフロ
ーチャートである。
【図53】コンテンツデータ受信・再生画面の表示例を
示す図である。
【図54】再生可能なコンテンツデータに対応するアイ
コンが表示された再生指示画面の表示例を示す図であ
る。
【図55】コンテンツの表示例を示す図である。
【図56】AVコンテンツ管理検索画面から、コンテン
ツ変換の処理を実行する場合について説明するための図
である。
【符号の説明】
1 PDA, 2 デジタル携帯電話機, 3 基地
局, 4 公衆回線網,7 クレードル, 8 インタ
ーネット, 9 パーソナルコンピュータ, 13 V
CR, 14 番組情報サービスプロバイダ, 15
企業, 16 パーソナルコンピュータ, 31 表示
画面, 35 ホットシンクボタン, 41 CPU,
81 データ通信プログラム, 83 番組録画設定
プログラム, 84 予定表プログラム, 91 番組
表メモリ, 92 予約表, 94予定表, 101
番組表, 131 CPU, 171 入出力管理プロ
グラム, 172 ホットシンクマネージャ, 174
予約監視プログラム,175 AVコンテンツ変換プ
ログラム, 176 AVコンテンツ検索管理プログラ
ム, 191 番組情報サーバ, 193 コンバー
タ, 194 pdb形式番組情報データベース, 1
95 ユーザデータベース, 197 課金サーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 博幸 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5C025 AA23 CA09 CB09 DA05 DA10 5C052 DD10 5E501 AA04 AA20 AB06 BA05 EB05 FA04 FA05 FA06 FA13 FA23 FA43

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の番組情報を取得する取得手段と、 前記取得手段により取得された前記番組情報の表示画面
    への表示を制御する第1の表示制御手段と、 前記取得手段により取得された前記番組情報に付随する
    付随情報の前記表示画面への表示を制御する第2の表示
    制御手段と、 前記第1の表示制御手段により前記表示画面への表示が
    制御されている前記番組情報のうちのいずれかが、ユー
    ザによって選択されたことを示す信号の入力を受けた場
    合、選択された前記番組情報に対応する番組詳細情報の
    前記表示画面への表示を制御する第3の表示制御手段
    と、 前記第2の表示制御手段により前記表示画面への表示が
    制御されている前記付随情報が、前記ユーザによって選
    択されたことを示す信号の入力を受けた場合、前記付随
    情報に対応する詳細な情報の前記表示画面への表示を制
    御する第4の表示制御手段とを備えることを特徴とする
    携帯型情報端末装置。
  2. 【請求項2】 前記番組情報には、複数の前記付随情報
    が付随されており、 前記第2の表示制御手段は、前記付随情報の前記表示画
    面への表示を、所定の時間毎に順次切り換えながら制御
    することを特徴とする請求項1に記載の携帯型情報端末
    装置。
  3. 【請求項3】 前記付随情報は、広告情報であることを
    特徴とする請求項1に記載の携帯型情報端末装置。
  4. 【請求項4】 前記番組詳細情報には、前記番組情報に
    関連する関連情報の存在場所を示す指標もしくは問い合
    わせ先に関する情報が含まれており、 前記第3の表示制御手段により前記表示画面への表示が
    制御されている前記指標もしくは前記問い合わせ先に関
    する情報が、前記ユーザによって選択されたことを示す
    信号の入力を受けた場合、所定のブラウザまたは所定の
    メーラを起動することを特徴とする請求項1に記載の携
    帯型情報端末装置。
  5. 【請求項5】 前記付随情報に対応する詳細な情報に
    は、前記付随情報に関連する関連情報の存在場所を示す
    指標もしくは問い合わせ先に関する情報が含まれてお
    り、 前記第4の表示制御手段により前記表示画面への表示が
    制御されている前記指標もしくは前記問い合わせ先に関
    する情報が、前記ユーザによって選択されたことを示す
    信号の入力を受けた場合、所定のブラウザまたは所定の
    メーラを起動することを特徴とする請求項1に記載の携
    帯型情報端末装置。
  6. 【請求項6】 前記取得手段により前記番組情報が取得
    された場合、取得済みを表わす所定のマークもしくはメ
    ッセージの前記表示画面への表示を制御する第5の表示
    制御手段をさらに備えることを特徴とする携帯型情報端
    末装置。
  7. 【請求項7】 前記所定のマークは、アイコンであるこ
    とを特徴とする請求項6に記載の携帯型情報端末装置。
  8. 【請求項8】 複数の番組情報を取得する取得ステップ
    と、 前記取得ステップの処理により取得された前記番組情報
    の表示画面への表示を制御する第1の表示制御ステップ
    と、 前記取得ステップの処理により取得された前記番組情報
    に付随する付随情報の前記表示画面への表示を制御する
    第2の表示制御ステップと、 前記第1の表示制御ステップの処理により前記表示画面
    への表示が制御されている前記番組情報のうちのいずれ
    かが、ユーザによって選択されたことを示す信号の入力
    を受けた場合、選択された前記番組情報に対応する番組
    詳細情報の前記表示画面への表示を制御する第3の表示
    制御ステップと、 前記第2の表示制御ステップの処理により前記表示画面
    への表示が制御されている前記付随情報が、前記ユーザ
    によって選択されたことを示す信号の入力を受けた場
    合、前記付随情報に対応する詳細な情報の前記表示画面
    への表示を制御する第4の表示制御ステップとを含むこ
    とを特徴とする情報処理方法。
  9. 【請求項9】 複数の番組情報を取得する取得ステップ
    と、 前記取得ステップの処理により取得された前記番組情報
    の表示画面への表示を制御する第1の表示制御ステップ
    と、 前記取得ステップの処理により取得された前記番組情報
    に付随する付随情報の前記表示画面への表示を制御する
    第2の表示制御ステップと、 前記第1の表示制御ステップの処理により前記表示画面
    への表示が制御されている前記番組情報のうちのいずれ
    かが、ユーザによって選択されたことを示す信号の入力
    を受けた場合、選択された前記番組情報に対応する番組
    詳細情報の前記表示画面への表示を制御する第3の表示
    制御ステップと、 前記第2の表示制御ステップの処理により前記表示画面
    への表示が制御されている前記付随情報が、前記ユーザ
    によって選択されたことを示す信号の入力を受けた場
    合、前記付随情報に対応する詳細な情報の前記表示画面
    への表示を制御する第4の表示制御ステップとを含むこ
    とを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラ
    ムが格納されているプログラム格納媒体。
  10. 【請求項10】 複数の番組情報を取得する取得ステッ
    プと、 前記取得ステップの処理により取得された前記番組情報
    の表示画面への表示を制御する第1の表示制御ステップ
    と、 前記取得ステップの処理により取得された前記番組情報
    に付随する付随情報の前記表示画面への表示を制御する
    第2の表示制御ステップと、 前記第1の表示制御ステップの処理により前記表示画面
    への表示が制御されている前記番組情報のうちのいずれ
    かが、ユーザによって選択されたことを示す信号の入力
    を受けた場合、選択された前記番組情報に対応する番組
    詳細情報の前記表示画面への表示を制御する第3の表示
    制御ステップと、 前記第2の表示制御ステップの処理により前記表示画面
    への表示が制御されている前記付随情報が、前記ユーザ
    によって選択されたことを示す信号の入力を受けた場
    合、前記付随情報に対応する詳細な情報の前記表示画面
    への表示を制御する第4の表示制御ステップとをコンピ
    ュータに実行させるプログラム。
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