JP2003122671A - メール転送システム及びサーバーシステム及びメール転送プログラム - Google Patents

メール転送システム及びサーバーシステム及びメール転送プログラム

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JP2003122671A
JP2003122671A JP2001315735A JP2001315735A JP2003122671A JP 2003122671 A JP2003122671 A JP 2003122671A JP 2001315735 A JP2001315735 A JP 2001315735A JP 2001315735 A JP2001315735 A JP 2001315735A JP 2003122671 A JP2003122671 A JP 2003122671A
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Takayoshi Ueda
高義 上田
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Meisei R & D Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 WebサイトによるWebメールを、携帯電
話に対して転送するにあたり、転送されるデータ量を減
らしコスト負担を軽減することのできるメール転送シス
テムを提供すること。 【解決手段】 クライアントシステムと、サーバーシス
テムと、これらを接続するインターネット網3とからな
るメール転送システムであって、クライアント2からサ
ーバー1にアクセスし、会員登録するために、携帯電話
4のメールアドレスを含む所定の情報をクライアント2
からサーバー1に送信し、これに応じて、サーバー1
は、少なくとも、Web上に設定される会員専用のメー
ルアドレスと、会員パスワードとをクライアント2に対
して発行し、会員専用のメールアドレスに送信されてき
た電子メールを、携帯アドレスへと転送可能に構成し、
かつ、電子メールを転送する際に、電子メールを構成す
るデータの一部のみを転送できるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クライアントシス
テムと、サーバーシステムと、これらを接続する通信手
段とからなるメール転送システム及びサーバーシステム
及びメール転送プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットの普及に伴い、Webメ
ールと呼ばれる電子メールサービスを提供するWebサ
イトも多数知られている。Webメールの場合は、メー
ルを送受信するためのメールソフトとは異なり、メール
アカウントを発行してもらうためにプロバイダに使用料
を支払う必要がない。また、メールソフトのようなわず
らわしい設定も必要がない。さらに、Webメールの場
合は、メールソフトを設定している自分のパソコンでな
くても、インターネットさえできれば、他人のパソコン
でもメール内容を確認することができるので、旅先や旅
行先においても自分宛のメールを確認できるという利点
がある。
【0003】さらに付言すると、Webサイトに送信さ
れてきたメールを更に別のメールアドレスに転送するよ
うなサービスも知られている。例えば、Webサイトに
送信されたWebメールを、自分のパソコンに設定して
いるメールアドレス(プロバイダと契約して取得したも
の)に転送するサービスである。これによれば、相手に
本当のメールアドレスを教えなくても、Webサイトを
利用してメールのやり取りを行うことができる。近年の
ようにインターネットが普及している状態では、顔の見
えない相手とメールのやり取りを行う機会も多いので、
安全性という面でWebメールを活用する意義がある。
【0004】その他に、電子メールを転送するシステム
としては、メーリングリストも知られている。メーリン
グリストでは、あらかじめ設定したメールアドレスに誰
かが電子メールを送信すると、メンバー全員にその電子
メールが転送される仕組みになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
メール転送システムにおいては、Webメールとして送
信されてきた電子メールをそのまま転送するようになっ
ている。自分宛に送信されてくるメールには、内容にほ
とんど目を通さないようなメール(例えば、興味のない
メールマガジンやSPAMメール)も存在する。
【0006】また、電子メールの送受信はパソコンだけ
でなく、携帯電話等の携帯端末でも行うことができる。
よって、携帯電話に対して電子メールを転送する場合、
受信したくないメールまで転送すると、余分なコストが
嵩むことになる。これは携帯電話でインターネットを行
う場合、パケット料に応じて課金されるようになってい
るからである。また、携帯電話の場合はメモリの記憶容
量がパソコンに比べると小さいため、メモリを無駄に消
費しないためにも、余分なメールを受信しないようなシ
ステムが要求される。
【0007】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、その課題は、WebサイトによるWebメール
を、携帯端末に対して転送するにあたり、転送されるデ
ータ量を減らしコスト負担を軽減することのできるメー
ル転送システム及びそのためのサーバーシステム、メー
ル転送プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明に係るメール転送システムは、クライアントシス
テムと、サーバーシステムと、これらを接続する通信手
段とからなるメール転送システムであって、クライアン
トからサーバーにアクセスし、会員登録するために、携
帯端末のメールアドレスを含む所定の情報をクライアン
トからサーバーに送信し、これに応じて、サーバーは、
少なくとも、Web上に設定される会員専用のメールア
ドレスと、会員パスワードとをクライアントに対して発
行し、前記会員専用のメールアドレスに送信されてきた
電子メールを、前記携帯端末のメールアドレスへと転送
可能に構成し、かつ、電子メールを転送する際に、電子
メールを構成するデータの一部のみを転送できるように
構成したことを特徴とするものである。
【0008】そして、このメール転送システムを構築す
るためのサーバーシステムは、クライアントからのアク
セス要求に応答して、会員登録するために、携帯端末の
メールアドレスを含む所定の情報を入力させる手段をク
ライアントに提供する会員登録手段と、前記会員登録に
おいて、少なくとも、Web上に設定される会員専用の
メールアドレスと、会員パスワードとを、クライアント
に対して発行する会員情報発行手段と、前記会員専用の
メールアドレスに送信されてきた電子メールを、前記携
帯端末のメールアドレスへと転送するメール転送手段
と、電子メールを転送する際に、電子メールを構成する
データの一部のみを転送できるように設定するための設
定手段を備えたことを特徴とするものである。
【0009】このメール転送システム及びサーバーシス
テムによると、以下のような作用・効果を奏する。
【0010】まず、クライアントからサーバーにアクセ
スする。メール転送サービスを利用できるようにするた
め、クライアントのコンピュータ画面に会員登録のため
の画面を表示させる。クライアント側は、会員登録のた
めの必要な情報を入力する。この必要な情報としては、
少なくとも、携帯端末のメールアドレスが必要である。
このメールアドレスは、Webメールが転送されるアド
レスとして設定される。
【0011】会員登録のための情報がクライアントから
サーバーへ送信されると、サーバーからクライアントへ
会員パスワードと会員専用のメールアドレスが送信され
る。この会員パスワードは、会員の認証のために利用さ
れる。 また、会員専用のメールアドレスを用いてWe
bメールを活用でき、この会員専用メールアドレス宛の
電子メール(Webメール)を携帯端末のメールアドレ
スへと転送する仕組みとなっている。
【0012】この場合、Webメールとして送信されて
きた電子メールをそのまま携帯端末へ転送するのではな
く、一部のみを転送するように、例えばクライアント側
から設定できる。例えば、電子メールの送信者と題名デ
ータのみを転送するようにする。 これにより、データ
転送量を減らすことができる。その結果、Webサイト
によるWebメールを、携帯端末に対して転送するにあ
たり、転送されるデータ量を減らしコスト負担を軽減す
ることのできるメール転送システム及びそのためのサー
バーシステムを提供することである。本発明の好適な実
施形態として、 前記設定手段により、電子メールを構
成する、送信者データ、題名データ、メール本文データ
のうち、メール本文データを転送するか否かを設定でき
るように構成したものがあげられる。
【0013】電子メールを構成するデータのうち、メー
ル本文データが最もデータ量が多いと考えられる。 そ
こで、メール本文データを転送するか否かを設定できる
ように構成することで、データ転送量を減らすことが可
能になる。また、プライバシー保護の観点からもメール
本文データを転送できないようにすることが好ましい。
【0014】本発明の別の好適な実施形態として、 メ
ール本文データの一部のみを転送するように設定可能に
構成したものがあげられる。
【0015】メール本文データを全く転送させないよう
にすることもできるが、一部のみを転送するように設定
できることが好ましい。一部のみとは、例えば、メール
本文の最初の1行のみの文書データ、最初の句読点まで
の文書データである。これにより、データ転送量を減ら
しながらも、本文の内容を部分的ながら知ることができ
る。
【0016】本発明の更に別の好適な実施形態として、
メール本文データの全文をクライアント側で読めるよ
うにするためのアクセスをサーバーに対して行うにあた
り、前記会員パスワードによる認証を行う認証手段を備
えたものがあげられる。
【0017】メール転送において、メール本文データの
すべてを転送しないように設定した場合、メール本文の
全文を読む場合は、サーバーにアクセスする必要があ
る。この場合、誰でもアクセス可能にすると、プライバ
シーの保護を図ることができない。そこで、メール本文
の全文を読もうとする場合には、会員パスワードにより
認証を行えるようにする。 これにより、仮に携帯端末
を誰か他人に渡したとしても、勝手にメール本文の内容
を読まれたりすることがないので、プライバシーの保護
を図ることができる。
【0018】本発明の更に別の好適な実施形態として、
前記携帯端末が携帯電話であるものがあげられる。携
帯電話は、最も普及している携帯端末であり、携帯電話
に対して電子メールを転送するようなシステムとするこ
とにより、 本発明に係るシステムは利用価値の高いも
のとなる。
【0019】本発明に係るメール転送システムを構築す
るためのメール転送プログラムは、前記メール転送シス
テムを構成するサーバーを、クライアントからのアクセ
ス要求に応答して、会員登録するために、携帯端末のメ
ールアドレスを含む所定の情報を入力させる手段をクラ
イアントに提供する会員登録手段と、前記会員登録にお
いて、少なくとも、Web上に設定される会員専用のメ
ールアドレスと、会員パスワードとを、クライアントに
対して発行する会員情報発行手段と、前記会員専用のメ
ールアドレスに送信されてきた電子メールを、前記携帯
端末のメールアドレスへと転送するメール転送手段と、
電子メールを転送する際に、電子メールを構成するデー
タの一部のみを転送できるように設定するための設定手
段として機能させるため、サーバーにインストールされ
ることを特徴とするものである。かかるプログラムをサ
ーバーにインストールすることにより、本発明に係るメ
ール転送システム及びサーバーシステムを構築すること
ができる。なお、サーバーにインストールする方法は特
定の方法に限定されるものではない。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明に係るメール転送システム
の好適な実施形態を図面を用いて説明する。図1は、シ
ステムの構成を模式的に示す図である。
【0021】このシステムは、サーバーシステムを構成
するサーバー1と、クライアントシステムを構成するパ
ソコン2と、サーバー1とパソコン2とを接続するため
のインターネット網3(通信手段に相当する。 )を備
えている。クライアントシステムとしては、パソコン2
ではなく、携帯電話4(PHSを含む)のような携帯端
末でもよい。また、サーバー1の管理を行う管理用パソ
コン5も設けられている。
【0022】サーバー1は、インターネットを利用して
Webサイトを公開する。インターネットに接続される
パソコン2や携帯電話4は、サーバー1にアクセスし、
サーバー1内に構築されたWebサイトを閲覧すること
ができる。また、サーバー1はWebメールサービス及
びメール転送サービスを提供する。Webメールとは、
パソコンにインストールされたメールソフトを利用して
行うメールではなく、Web上で送受信することのでき
るメールのことを指す。Web上で、メールの送受信が
できるので、パソコンさえあればどこでもメールのチェ
ックができるという利点がある。サーバー1は、受信し
たWebメールを会員登録したクライアントに対してメ
ール転送することができるプログラムを有している。 <サーバーの機能ブロック構成>図2は、サーバー1の
機能ブロック構成を示す図である。サーバー1は、イン
ターネット網3を介してパソコン2や携帯電話4と接続
される。 サーバー1によりメール転送を行うための機
能は、主としてOSやアプリケーションソフトにより実
現することができる。アプリケーションソフトのいくつ
かは、管理者の有する別のパソコン5を利用して作成
し、プログラムファイル(メール転送プログラム等)を
当該パソコン5からサーバー1にアップロードすること
によりインストールすることができる。もちろん、その
他の方法でインストールしても良い。
【0023】サーバー1の送受信部10は、インターネ
ットに接続されるパソコン2や携帯電話4等との送受信
を行う。送受信部10は、公知のインターフェース回路
や通信プログラムにより構成される。 サーバー1の全
体を制御する制御部は、CPUを中核として構成され、
OS(オペレーティング・システム)や各種プログラム
に基づいて、各部の制御・機能を実現する。Webペー
ジ保存部11には、サーバー1にアクセスしてきたパソ
コン2や携帯電話4のモニター画面に、ホームページ等
のWebページを表示させるためのデータが保存されて
いる。このWebページ保存部11は、ハードディスク
のような補助記憶装置により構成される。 各データ
は、HTMLファイル形式(パソコン用)あるいはC−
HTMLファイル形式等(携帯電話用)により保存され
ている。各パソコン2等のブラウザからの要求を受け付
けることにより、パソコン2等にHTMLファイル等を
送信し、パソコンや携帯電話のモニター画面に所定のW
ebページを表示させる。 多数のWebページが所定
のディレクトリに保存されている。なお、HTMLファ
イルやC−HTMLファイル等も管理者のパソコン5で
作成し、サーバー1にアップロードすることにより、フ
ァイルとして保存させることができる。
【0024】Webページの例をあげると、会員登録手
段として機能するHTMLファイル11aが保存されて
いる。これは、会員登録を行うための表示画面を提供す
る。会員になると、IDと会員パスワードと会員専用の
メールアドレスが発行される。 これらを総称して会員
情報という。
【0025】さらに、CGI12が設けられており、サ
ーバー1における種々のプログラムはCGI(Comm
on Gateway Interface)により処
理される。 なお、CGIは本実施形態の一例として説
明するものであり、本発明に係るシステムはこれに限定
されるものではない。CGIにより、HTML、C−H
TML文書と既存プログラム言語との橋渡しを行うこと
ができる。
【0026】既存プログラムとしてCGIプログラム1
3が設けられている。プログラムは、例えば、C言語や
Perlにより記述される。 HTML化手段13a
は、CGIプログラムによる結果をHTML化する。こ
れにより、パソコン2や携帯電話4からの要求をHTM
L文書としてパソコン2や携帯電話4に送信して、画面
に表示させることができる。また、CGIプログラム1
3として、サーバー1を、会員情報を発行する会員情報
発行手段、サーバー1に送信されてきた電子メールを携
帯電話4に転送させるメール転送手段、転送する電子メ
ールを構成するデータの一部のみを転送できるようにす
る設定手段、会員パスワードによる認証を行う認証手段
として機能させるためのメール転送プログラムが備えら
れている。
【0027】会員データベース14には、会員登録した
会員の個人情報が登録される。先ほど説明した会員情報
もデータベース化される。
【0028】メール送受信部15は、インターネット網
3を経由して送信されてきた電子メール、いわゆるWe
bメールを受信する。このWebメールは、設定手段に
より設定されている内容(プログラム)にしたがって、
そのWebメールを転送すべき携帯電話4に対して転送
される。
【0029】<会員登録の手順>まず、上記のメール転
送サービスを利用するためには会員登録をしなければな
らないので、 その手順を図3のフローチャートにより
説明する。
【0030】まず、クライアント側はパソコン2又は携
帯電話4のブラウザを用いて、サーバー1にアクセスす
る(#1)。メール転送サービスを受けるためには、会
員登録が必要である。そこで、まず会員登録のための画
面を表示させる(#2)。その表示画面の構成例を図4
に示す。もちろん、 これは1例であって図4のものに
限定されるものではない。
【0031】この画面を介して、会員の個人情報であ
る、氏名、住所、カード情報、メールアドレス情報を入
力する。カード情報は、クレジットカードに関する情報
を入力する。 この情報入力は任意であるが、カード情
報を入力してもらうことにより、商品やサービスの購入
をオンラインで行う際の決済に利用することができる。
この情報は、個人を特定するための情報として利用可能
である。また、住所の情報を入力するにあたり、携帯電
話の番号を入力できるようになっている。この携帯電話
番号も個人を特定するための情報として活用でき、決済
において利用可能である。
【0032】会員情報を入力し終わると、「次へ」のボ
タンをマウスでクリックする。次に、 図5に示すよう
な転送メール設定画面がパソコン2や携帯電話4の画面
に表示される(#3)。図5は、Webメールとしてサ
ーバー1に送信されてきた電子メールを、携帯電話4に
転送する場合の設定を行うための転送メール設定画面を
示す。なお、この設定画面の構成例も1例を示すもので
あって、これに限定されるものではない。なお、この設
定は、会員登録したあとも設定可能であり、一旦設定し
た後に設定変更することも可能である。
【0033】メールを携帯電話に転送する場合に、携帯
電話に設けられているメモリの記憶容量はパソコンに比
べて小さい。従って、電子メールを転送する場合には、
Webメールをそのまま転送するのではなく、データの
一部のみを転送できるように設定できることが好まし
い。また、送信されてくる電子メールには、購読を解除
したいと思っているメールマガジンやSPAMメール
(迷惑メール)のように、読みたくないメールもある。
かかるメールもそのまま転送すると、無駄にメモリの容
量を消費してしまう。
【0034】また、本来読みたい、あるいは、読むべき
メールであっても、プライバシー保護の観点から、メー
ル本文をいきなり転送しないほうが好ましい。例えば、
携帯電話を他人に貸した場合に、メールの内容を知られ
たくないケースがある。そこで、電子メールを構成する
データの一部のみを転送できるように設定できる。
【0035】まず、メールをそのまま転送するか否かを
設定できる。 『はい』『いいえ』のいずれかのチェッ
クボックスをクリックしてチェックを入れる。『はい』
をチェックすると、サーバー1に送信されてきたメール
は、そのまま転送される。『いいえ』をチェックした場
合は、さらに細かい設定を行う。
【0036】まず、送信者データを転送するか否かを設
定する。 『いいえ』にすれば、誰からのメールである
かを知られないようにできる。次に、 題名データを転
送するか否かを設定する。 『いいえ』にすれば、メー
ル本文の内容を他人に類推されなくてすむ。次に、 メ
ール本文を転送するか否かを設定する。 『全文を転送
する』にすれば、メール本文のすべてが転送される。
『最初の一行のみ転送する』や『全部転送しない』を指
定することもできる。設定内容については、図5の例示
に限定されるものではなく、例えば、メール本文につい
ては、文頭から最初の句読点までを転送するような設定
を導入しても良い。
【0037】図5において、設定入力が終わると、確認
ボタンをクリックする。これにより、確認画面(不図
示)が表示される(#4)。クライアント側では、この
確認画面で入力した内容に誤りがないかチェックする
(#5)。誤りがあれば、ステップ#2に戻り、情報の
入力をやり直す(修正する)。
【0038】OKであれば、画面上の送信ボタン(不図
示)をクリックすることで、入力したデータがサーバー
1に送信される。送信されたデータは、サーバーシステ
ムの会員データベース14に登録される。 なお、図3
に示すフローチャートにおいて、サーバー1における処
理手順は、OS及びCGIプログラムにより実行され
る。
【0039】サーバー1にデータが送信されて会員登録
が行われると、IDと会員パスワードと会員専用のメー
ルアドレスを含む会員情報がクライアントに付与される
(#6)。この会員情報は、クライアントのパソコン2
又は携帯電話4に対して電子メールで送信される。この
電子メールで会員情報を確認することができる。これら
会員情報も会員データベース14に登録される。 <転送メール確認手順>次に、サーバー1により転送さ
れるメールを確認するための手順を説明する。図6〜図
11は、携帯電話の表示画面の構成例を示す図である。
図12は、手順を示すフローチャートである。
【0040】まず、サーバー1にメールが送信される
と、メッセージを受信したことが通知される(図6及び
#11)。メールの内容を確認するためには、サーバー
のホームページにアクセスする(図7、#12)。ホー
ムページにて、『ログイン』をクリックすると、認証画
面に切り換わる(図8、#13)。
【0041】次に、初期メニュー画面が表示される(図
9、#14)。ここでは5つのメニューが示されてお
り、 受信メールを見るには、 『受信メール一覧』をク
リックすればよい。これにより、受信メールの一覧が表
示される(図10、#15)。なお、この一覧表示で
は、受信時刻と題名(タイトル)のみが表示される。よ
って、この画面の状態では、メール本文の内容(メッセ
ージ)を読むことはできない。メール本文を読むために
は、該当する題名の部分をクリックする。このクリック
により、図8に示したID,会員パスワードの入力画面
が表示される(#16)。この入力画面を表示するステ
ップは、図12において、#13と#16に示される
が、いずれか一方のみでもよいし、両方に設けてもよ
い。
【0042】ステップ#16にて、ID、 会員パスワ
ードを入力しサーバーにて認証されると、メール本文を
含めた電子メールの全体が転送される(図11、#1
7)。これにより、メールの全体を読むことができる。
ステップ#16にて、会員パスワードの入力を求めるよ
うにしていれば、メール本文を勝手に他人に読まれるこ
とがなく、プライバシーの保護を図ることができる。ま
た、図10の画面で題名を見て、読む必要がないと判断
したメールについては、携帯電話のほうにデータを転送
しなくて良い。これにより、メモリの無駄な消費を防ぐ
ことができる。
【0043】<別実施形態>サーバーシステムを構成す
るにあたり、機能を各サーバーに分散させて、複数のサ
ーバーで構成しても良い。例えば、Webサーバー、メ
ールサーバー、データベースサーバー、認証サーバーの
ように構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】メール転送システムの構成を模式的に示す図
【図2】サーバーの機能ブロック構成を示す図
【図3】会員登録を行う手順を示すフローチャート
【図4】会員登録画面の構成例を示す図
【図5】転送メール設定画面の構成例を示す図
【図6】メッセージを受信したことを通知する表示画面
の構成例
【図7】ホームページを示す表示画面の構成例
【図8】ID、会員パスワードを入力する表示画面の構
成例
【図9】初期メニュー表示画面の構成例
【図10】受信メール一覧の表示画面の構成例
【図11】メール本文を受信した状態の表示画面の構成
【図12】メールを受信するための手順を示すフローチ
ャート
【符号の説明】
1 サーバー 2 パソコン 3 インターネット網 4 携帯電話 10 送受信部 11 Webページ保存部 12 CGI 13 CGIプログラム 14 会員データベース 15 メール送受信部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアントシステムと、サーバーシス
    テムと、これらを接続する通信手段とからなるメール転
    送システムであって、 クライアントからサーバーにアクセスし、会員登録する
    ために、携帯端末のメールアドレスを含む所定の情報を
    クライアントからサーバーに送信し、これに応じて、サ
    ーバーは、少なくとも、Web上に設定される会員専用
    のメールアドレスと、会員パスワードとをクライアント
    に対して発行し、 前記会員専用のメールアドレスに送信されてきた電子メ
    ールを、前記携帯端末のメールアドレスへと転送可能に
    構成し、かつ、電子メールを転送する際に、電子メール
    を構成するデータの一部のみを転送できるように構成し
    たことを特徴とするメール転送システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のメール転送システムを
    構築するためのサーバーシステムであって、 クライアントからのアクセス要求に応答して、会員登録
    するために、携帯端末のメールアドレスを含む所定の情
    報を入力させる手段をクライアントに提供する会員登録
    手段と、 前記会員登録において、少なくとも、Web上に設定さ
    れる会員専用のメールアドレスと、会員パスワードと
    を、クライアントに対して発行する会員情報発行手段
    と、 前記会員専用のメールアドレスに送信されてきた電子メ
    ールを、前記携帯端末のメールアドレスへと転送するメ
    ール転送手段と、 電子メールを転送する際に、電子メールを構成するデー
    タの一部のみを転送できるように設定するための設定手
    段を備えたことを特徴とするサーバーシステム。
  3. 【請求項3】 前記設定手段により、電子メールを構成
    する、送信者データ、題名データ、メール本文データの
    うち、メール本文データを転送するか否かを設定できる
    ように構成したことを特徴とする請求項2に記載のサー
    バーシステム。
  4. 【請求項4】 メール本文データの一部のみを転送する
    ように設定可能に構成したことを特徴とする請求項3に
    記載のサーバーシステム。
  5. 【請求項5】 メール本文データの全文をクライアント
    側で読めるようにするためのアクセスをサーバーに対し
    て行うにあたり、前記会員パスワードによる認証を行う
    認証手段を備えたことを特徴とする請求項2〜4のいず
    れか1項に記載のサーバーシステム。
  6. 【請求項6】 前記携帯端末が携帯電話であることを特
    徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載のサーバー
    システム。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のメール転送システムを
    構築するためのメール転送プログラムであって、 前記メール転送システムを構成するサーバーを、 クライアントからのアクセス要求に応答して、会員登録
    するために、携帯端末のメールアドレスを含む所定の情
    報を入力させる手段をクライアントに提供する会員登録
    手段と、 前記会員登録において、少なくとも、Web上に設定さ
    れる会員専用のメールアドレスと、会員パスワードと
    を、クライアントに対して発行する会員情報発行手段
    と、 前記会員専用のメールアドレスに送信されてきた電子メ
    ールを、前記携帯端末のメールアドレスへと転送するメ
    ール転送手段と、 電子メールを転送する際に、電子メールを構成するデー
    タの一部のみを転送できるように設定するための設定手
    段として機能させるため、サーバーにインストールされ
    るメール転送プログラム。
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