JP2003110555A - ネットワーク情報処理システム及び情報処理方法 - Google Patents
ネットワーク情報処理システム及び情報処理方法Info
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- JP2003110555A JP2003110555A JP2001304373A JP2001304373A JP2003110555A JP 2003110555 A JP2003110555 A JP 2003110555A JP 2001304373 A JP2001304373 A JP 2001304373A JP 2001304373 A JP2001304373 A JP 2001304373A JP 2003110555 A JP2003110555 A JP 2003110555A
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Abstract
間で共有可能なフォルダをネットワーク上に動的に構築
できるようにすると共に、資料提示操作から最初の資料
表示に至るまでの時間を従来方式に比べて短縮化できる
ようにする。 【解決手段】 任意のファイルに基づいて情報処理をす
る一以上の情報処理装置1と、情報処理装置1のファイ
ルを参照して情報処理する一以上の情報提供管理手段1
0と、この情報提供管理手段10と情報処理装置1とを
接続する通信手段4とを備え、情報処理装置1ではファ
イルを記録するための共有フォルダが設定され、情報提
供管理手段10では共有フォルダに記録されたファイル
が通信手段4を経由して参照処理され、表示情報を含む
電子情報内容が提供されるものである。最初の画面の表
示情報を含む電子情報内容から順次、次の画面の電子情
報内容を表示装置等に出力する制御が可能になる。
Description
ステムや、ネットワーク教育システム、ネットワークゲ
ームシステム等に適用して好適なネットワーク情報処理
システム及び情報処理方法に関するものである。
供管理手段とを通信手段によって接続し、当該情報処理
装置には資料情報を記録するための情報共有領域を設定
し、他の情報処理装置や複数の情報提供管理手段等の間
で共有可能な共有フォルダをネットワーク上に構築でき
るようにすると共に、情報提供管理手段では情報共有領
域に記録された資料情報を通信手段を経由して参照処理
し表示情報を含む電子情報内容を提供するようにして、
資料提示操作から最初の資料表示に至るまでの時間を従
来方式に比べて短縮化できるようにしたものである。
パソコンという)を用いて作成したプレゼンテーション
資料を会議室に持ち込んで、プレゼンタ(資料発表者)
がそれを複数の会議参加者に対して電子機器を用いて発
表する、いわゆる電子会議形式が採られる場合が多くな
ってきた。
者のノートパソコンとが接続される。この表示機器には
データプロジェクタが使用され、パソコンで作成したプ
レゼンテーション資料が表示される。データプロジェク
タ(以下で単にプロジェクタという)には、一人のプレ
ゼンタ自身のノートパソコンがRGBケーブルを通じて
接続され、そのノートパソコンに表示されている画面を
白壁等に投影するようになされる。白壁等に表示されて
いるプレゼンテーション資料は発表者が操作するマウス
カーソルによって指し示すようになされる。つまり、白
壁等には説明者が所有している資料のみが表示される。
ジェクタが登場している。このプロジェクタにはパソコ
ン機能が内蔵されているものである。これによれば、資
料発表者が自身のノートパソコン(以下で情報処理装置
ともいう)からプレゼンテーションファイルをネットワ
ーク経由でプロジェクタに転送し、そのプロジェクタの
パソコン機能によりその内容を表示し投影するようにな
される。
る電子会議形式によれば、以下のような問題がある。 資料発表者が情報処理装置からプロジェクタへプレ
ゼンテーション用の資料情報を転送してから、プロジェ
クタ側でその資料情報を起動(ファイルオープン)して
いる。このため、情報処理装置からプロジェクタへ転送
するファイルのサイズが大きくなるにつれて、ファイル
転送に時間がかかり、強いてはプレゼンテーション用の
資料映像の表示までに長く時間がかかってしまう。
を使用して電子会議システム等を構築し、当該システム
でファイルを共有化しようとした場合に、一般的な情報
処理装置では、ネットワークコンピュータやファイルマ
ネージャ、ネット・ビューコマンドなどで共有フォルダ
を一覧することができてしまう。従って、電子会議の資
料を容易に覗き見されてしまうおそれがある。
する方法もあるが、この方法はアクセスを許す対象をあ
らかじめオペレーティングシステム(OS)に登録して
おき、そこに登録されたユーザや、グループの中から共
有フォルダを一覧できるユーザを予め選ばなければなら
ないため情報処理が煩雑となる。
ョン資料の閲覧を許可したい場合がある。この場合に、
そのためだけに新規にユーザを登録して、そのユーザへ
のアクセス権を追加するという方法が考えられる。この
方法は管理が複雑になるばかりか効率的ではない。因み
にプレゼンテーション用の資料情報を暗号化する方法が
考えられる。この方法は暗号/復号の処理の他、鍵情報
の管理が新たに必要になる。更なるファイルの共有化の
妨げとなる。
を解決したものであって、情報処理装置や複数の情報提
供管理手段等の間で共有可能な共有フォルダをネットワ
ーク上に動的に構築できるようにすると共に、資料提示
操作から最初の資料表示に至るまでの時間を従来方式に
比べて短縮化できるようにしたネットワーク情報処理シ
ステム及び情報処理方法を提供することを目的とする。
資料情報に基づいて情報処理をする一以上の情報処理装
置と、少なくとも、情報処理装置の資料情報を参照して
情報処理する一以上の情報提供管理手段と、この情報提
供管理手段と情報処理装置とを接続する通信手段とを備
え、情報処理装置では資料情報を記録するための情報共
有領域が設定され、情報提供管理手段では情報共有領域
に記録された資料情報が通信手段を経由して参照処理さ
れ、表示情報を含む電子情報内容が提供されることを特
徴とするネットワーク情報処理システムによって解決さ
れる。
ムによれば、情報提供管理手段と情報処理装置とが通信
手段により接続され、例えば、情報処理装置では任意の
資料情報に基づいて情報処理がなされ、情報提供管理手
段ではこの資料情報を参照して情報処理するようになさ
れる。これを前提にして、当該情報処理装置では資料情
報を記録するための情報共有領域が設定され、情報提供
管理手段では情報共有領域に記録された資料情報を通信
手段を経由して参照処理し表示情報を含む電子情報内容
を提供するようになされる。
供管理手段等の間で共有可能な共有フォルダをネットワ
ーク上に構築することができる。これにより、情報提供
管理手段等では全ての資料情報の転送を待つのではな
く、最初の画面の表示情報を含む電子情報内容から順
次、次の画面の電子情報内容を表示装置等に出力する制
御が可能となるので、ネットワーク情報処理システムに
おいて、資料提示操作から最初の資料表示に至るまでの
時間を従来方式に比べて短縮化することができる(表示
短縮効果)。
が資料情報サイズに依存しないので、資料情報サイズが
大きくなればなるほど、上述の表示短縮効果が顕著にな
る。また、資料情報の実体を情報提供管理手段に転送し
ないで済むので、情報提供管理手段側に大容量の記憶装
置を設ける必要がない。更に、情報提供に使用される資
料情報は情報提供者の情報処理装置側にだけ存在するの
で、情報提供管理手段側での資料情報の機密性の管理処
理を省略することができる。
報に基づいて情報処理をする一以上の情報処理装置と、
情報処理装置の資料情報を参照して情報処理する一以上
の情報提供管理手段とを通信手段によって接続し、この
通信手段によって情報提供管理手段に接続された情報処
理装置には、資料情報を記録するための情報共有領域を
設定し、情報提供管理手段では情報共有領域に記録され
た資料情報を通信手段を経由して参照処理し表示情報を
含む電子情報内容を提供するようにしたことを特徴とす
るものである。
情報処理装置や複数の情報提供管理手段等の間で共有可
能な共有フォルダをネットワーク上に構築することがで
きる。従って、情報提供管理手段等では全ての資料情報
の転送を待つのではなく、最初の画面の表示情報を含む
電子情報内容から順次、次の画面の電子情報内容を表示
装置等に出力する制御が可能となるので、ネットワーク
情報処理システムにおいて、資料提示操作から最初の資
料表示に至るまでの時間を従来方式に比べて短縮化する
ことができる。
ーク情報処理システム及びネットワーク情報処理方法の
一実施の形態について、図面を参照しながら説明をす
る。 (1)実施形態 図1は本発明に係る実施形態としてのネットワーク情報
処理システム100の構成例を示すブロック図である。
この実施形態では一以上の情報処理装置と情報提供管理
手段とを通信手段によって接続し、当該情報処理装置に
は資料情報を記録するための情報共有領域を設定して、
他の情報処理装置や複数の情報提供管理手段等の間で共
有可能な共有フォルダをネットワーク上に構築できるよ
うにすると共に、情報提供管理手段では情報共有領域に
記録された資料情報を通信手段を経由して参照処理し、
表示情報を含む電子情報内容を提供するようにして、資
料提示操作から最初の資料表示に至るまでの時間を従来
方式に比べて短縮化できるようにしたものである。
100はネットワーク会議システムや、ネットワーク教
育システム、ネットワークゲームシステム等に適用して
好適なものである。当該システム100は特定の領域又
は会議室等の特定の場所に情報提供管理手段10を配置
すると共に、その特定の領域又は特定の場所内に一以上
の情報処理装置1を準備し、この情報提供管理手段10
と各々の情報処理装置1とを通信手段4により接続し、
これらの情報処理装置1から操作指示に基づいて情報提
供管理手段10を遠隔制御するようになされる。
るグラフィック・ユーザ・インタフェース(以下でGU
I機能という)を有しており、このGUI機能及びマウ
ス操作機能を利用して任意の情報を処理するようになさ
れる。情報処理装置1には持ち運び便利なノート型のパ
ーソナルコンピュータ(以下でノートパソコンという)
が使用される。電子会議システム等に参加する場合には
専用のアプリケーションがノートパソコンにインストー
ルされる。情報処理装置1にはGUI操作画面が表示さ
れ、マウス等を使用して操作情報を入力するようになさ
れる。
おいて、資料情報39を記録するための情報共有領域3
8が設定される。情報提供管理手段10では情報共有領
域38に記録された資料情報39が通信手段4を経由し
て参照処理され、少なくとも、情報処理装置1から複写
される資料情報39を処理し表示情報を含む電子情報内
容を提供するようになされる。
理手段10が備えられる場合であって、情報処理装置1
では特定の情報提供管理手段10へ情報複写可能指示が
通知される。当該情報提供管理手段10では情報複写可
能指示に基づいて情報共有領域38の資料情報39を複
写(読出し)処理をするようになされる。
領域38に資料情報39が記録されると共に読出制限情
報が決定される。読出制限情報とはアクセス権を持たな
い情報処理装置1を含むネットワーク構成用の電子機器
に対して資料情報39の読出しを制限する情報をいう。
の固体識別情報を含んで構成され、この固体識別情報に
は情報処理の開催場所(情報の開示場所を含む)、時刻
及び/又は情報処理に係る参加認証パスワードを組み合
わされる。たとえば、電子会議毎にユニークな共有名を
生成してフォルダに付加する。このようなユニークな共
有名をフォルダに付加すると、資料情報39のセキュリ
ティを高めることができる。
る情報共有領域38へのアクセスは有効となされる。こ
のようにすると、部外者の情報処理装置1から情報共有
領域38へのアクセスができなくなり、プレゼンテーシ
ョンに係る参加者の名前の推測を困難にすることができ
る。
催期間中だけ情報共有領域38からの資料情報39の複
写(読出し)が有効とされる。プレゼンテーション資料
情報等の無秩序な流出を保護するためである。例えば、
情報共有領域38を公開する時間が所定の間隔に区切る
ようになされる。このようにすると、不正アクセスの機
会を無くすことができる。なお、会議への参加認証に成
功したら共有を有効にし、プレゼンテーション資料を公
開するようになされる。
10に対して資料複写可能通知を送信するとき、情報処
理装置1では併せて情報共有領域38に係る共有フォル
ダ名を通知するようになされる。共有フォルダ名は所望
の情報処理を開催する毎に発生される。このようにする
と、情報提供管理手段10から当該情報処理装置1への
アクセスを容易にすることができる。不正アクセスの機
会を無くすことができる。なお、会議が終了した時点で
共有を無効に戻すようになされる。
のアクセス権は資料情報39の読出し専用であって特定
の参加者(クライアント)に与えるようになされる。こ
の特定参加者の情報処理装置は情報共有領域38の設定
の時に同時に設定される。部外者の情報処理装置1から
情報共有領域38へのアクセスを禁止することにより、
資料情報39の閲覧を防止できる。また、共有フォルダ
内容の改ざんを防止できる。アクセス権が与えられた特
定参加者の情報処理装置は情報提供管理手段10に登録
するようになされる。
及び情報処理支援装置3を有している。情報処理支援装
置3では情報処理装置1から遠隔操作指示に基づいて表
示装置2を含む電子情報処理を支援するようになされ
る。情報処理支援装置3はパーソナルコンピュータ機能
を有しており、情報処理装置1の入力操作機能によって
情報処理をするようになされる。
処理装置1から得られる情報に基づいて映像が表示され
る。表示装置2にはプロジェクタやフラットパネルディ
スプレイ等が使用される。プロジェクタはRGB信号に
基づいて白壁等にカラーの映像を投影するようになされ
る。フラットパネルディスプレイには表示大画面化が可
能なプラズマディスプレイ等が使用される。
3に無線通信機能を設け、情報処理装置1の各々に無線
通信機能を設けることにより通信手段4を構成する場合
と、アクセスポイントとしての無線装置を設けることに
より通信手段4を構成する場合と、通常の通信ケーブル
を用いて通信手段4を構成する場合を想定している。も
ちろん、これらを組み合わせてネットワークを構成して
もよい。
される。無線LANカードを使用した場合には、特定の
領域又は特定の場所内において、Peer to Pe
erモードにより情報処理支援装置3と各々の情報処理
装置1とを結ぶことができる。アクセスポイントが不要
となる。
てネットワーク情報処理システム100における処理例
について説明をする。図2はネットワーク情報処理シス
テム100における処理例を示すフローチャートであ
る。
1と情報提供管理手段10とを通信手段4により接続
し、この通信手段4によって情報提供管理手段10に接
続された情報処理装置1には、資料情報39を記録する
ための情報共有領域38を設定し、情報提供管理手段1
0では情報共有領域38に記録された資料情報39を通
信手段4を経由して参照処理し表示情報を含む電子情報
内容を提供する場合を前提とする。
フローチャートのステップA1で特定の領域又は特定の
場所に情報提供管理手段10を配置する。特定の領域に
は住居地域や、都道府県、区市町村の単位領域が含まれ
る。在宅電子会議システムや、在宅教育システム、全国
電子会議システム等を構築するためである。
の領域又は特定の場所内に一以上の情報処理装置1を準
備する。電子会議システムや電子教室システム等にプレ
ゼンテーション資料等を提出し、その資料を当該システ
ム100において説明するためである。
管理手段10と各々の情報処理装置1とを通信手段4に
より接続する。例えば、会議室等にシステム100を構
築する場合は、無線LANカード等により情報提供管理
手段10と各々の情報処理装置1とを接続する。その
後、情報処理装置1を含む各ネットワーク構成用の電子
機器の電源をオンしてシステムを立ち上げる。
装置1では情報共有領域38が設定される。情報処理装
置1において、資料情報39を記録するためである。情
報処理装置1では特定の情報提供管理手段10へ情報複
写可能指示が通知される。
領域38に資料情報39が記録されると共に読出制限情
報が決定される。この読出制限情報(GUID)は、当
該情報処理装置1の固体識別情報を含んで構成され、こ
の固体識別情報には情報処理の開催場所(情報の開示場
所)、時刻及び/又は情報処理に係る参加認証パスワー
ドを組み合わされる。
管理手段10では情報共有領域38に記録された資料情
報39が通信手段4を経由して参照処理される。当該情
報提供管理手段10では情報複写可能指示に基づいて情
報共有領域38の資料情報39を複写(読出し)処理を
する。
装置1からの無線操作指示等に基づいて情報提供管理手
段10では情報提供処理がなされる。このとき、情報処
理装置1から情報提供管理手段10に操作情報を送信す
ると、情報提供管理手段10では情報処理装置1から複
写された操作情報を処理し表示情報を含む電子情報内容
等を提供するようになされる。そして、ステップA7で
はユーザの終了判断に基づいて情報処理装置1による情
報提供管理手段10の遠隔制御を終了する。
のネットワーク情報処理システム100によれば、情報
提供管理手段10と情報処理装置1とが通信手段4によ
り接続され、当該情報処理装置1では資料情報39を記
録するための情報共有領域38が設定され、情報提供管
理手段10では情報共有領域38に記録された資料情報
39を通信手段4を経由して参照処理し表示情報を含む
電子情報内容を提供するようになされる。
提供管理手段10等の間で共有可能な共有フォルダ38
をネットワーク上に構築することができる。これによ
り、情報提供管理手段10等では全ての資料情報39の
転送を待つのではなく、最初の画面の表示情報を含む電
子情報内容から順次、次の画面の電子情報内容を表示装
置等に出力する制御が可能となる、このことで、ネット
ワーク情報処理システム100において、資料提示操作
から最初の資料表示に至るまでの時間を従来方式に比べ
て短縮化することができる(表示短縮効果)。
の時間が資料情報サイズに依存しないので、資料情報サ
イズが大きくなればなるほど、上述の表示短縮効果が顕
著になる。また、資料情報39の実体全てを情報提供管
理手段10に転送しないで済むので、情報提供管理手段
10側に大容量の記憶装置を設ける必要がない。更に、
情報提供に使用される資料情報39は情報提供者の情報
処理装置1側にだけ存在するので、情報提供管理手段1
0側での資料情報39の機密性の管理処理を省略するこ
とができる。
子会議システム101の構成例を示す概念図である。こ
の実施例では情報処理システムの一例となるワイヤレス
電子会議システム101を構築したものである。このシ
ステム101で情報処理装置には持ち運び便利なノート
パソコンPCi(i=1〜n)が使用される。
(e−conference)101では会議室に情報
提供管理手段の一例となるプレゼンテーション装置10
を配置すると共に、その会議室内に一以上のノートパソ
コンPCiを準備し、このプレゼンテーション装置10
と各々のノートパソコンPCiとを通信手段の一例とな
る無線LANカード4A,4Bにより接続(Peer
to Peerモード)し、これらのノートパソコンP
Ciから操作指示に基づいてプレゼンテーション装置1
0を遠隔制御するようになされる。アクセスポイントが
不要となる。
プレイ11が備えられ、GUI操作画面が表示され、マ
ウス8等を使用して操作情報を入力するようになされ
る。ノートパソコンPCiではGUI機能及びマウス操
作機能を利用して任意の情報を処理するようになされ
る。例えば、アドビアクロバット、マイクロソフト・パ
ワーポイント、ワード、エクセルで作成したファイル
や、JPEG、GIF形式のファイルをノートパソコン
PCi上の操作画面でドラッグ&ドロップするだけでプ
レゼンテーション装置10において映像を表示するよう
になされる。
ドウをキャプチャしてプレゼンテーション装置10で表
示したり、会議参加者間でチャット(メッセージの交
換)を行ったり、ファイルを転送するようになされる。
この他に当該ノートパソコンPCiを使用してテレビ会
議システムに対し電源の入/切り、ネットワーク構成用
の電子機器の接続切断、入力信号の切り替え等の遠隔操
作をするようになされる。簡単かつ円滑にプレゼンテー
ションを行うためである。
も、このノートパソコンPCiから転送される情報を処
理し表示情報を含む電子情報内容を提供するようになさ
れる。プレゼンテーション装置10は表示装置の一例と
なるデータプロジェクタ(以下で単にプロジェクタとい
う)2及び情報処理支援装置の一例となるコミュニケー
タ3を有している。コミュニケータ3ではノートパソコ
ンPCiから遠隔操作指示に基づいてプロジェクタ2を
含む電子情報処理を支援するようになされる。コミュニ
ケータ3はパソコン機能を有しており、ノートパソコン
PCiの入力操作機能によって情報処理をするようにな
される。
から得られる情報に基づいて映像が表示される。プロジ
ェクタ2はカラー映像信号(RGB信号)に基づいて白
壁等にカラーの映像を投影するようになされる。この例
で、プロジェクタ2の他にフラットパネルディスプレイ
等を使用してもよい。フラットパネルディスプレイには
表示大画面化が可能なプラズマディスプレイ等が使用さ
れる。
タ2とコミュニケータ3とに分割されて構成される場合
に限定されることはない。コミュニケータ3のパソコン
機能をプロジェクタ2に組み入れたネットワーク対応型
の表示装置として構成するようにしてもよい。
iの各々には固体識別情報(以下でIPアドレスとい
う)が割り振られ、コミュニケータ3はIPアドレスに
基づいて各々のノートパソコンPCi等を管理制御する
ようになされる。同一ネットワークに接続されたネット
ワーク構成用の電子機器と共に会議参加者のノートパソ
コンPCiを認識するためである。
Ciにおいて、資料情報(以下でファイル39という)
を記録するための情報共有領域(以下で共有フォルダ3
8という)が設定される。コミュニケータ3では共有フ
ォルダ38に記録されたファイル39が通信手段4を経
由して参照処理され、少なくとも、ノートパソコンPC
iから複写されるファイル39を処理し表示情報を含む
電子情報内容を提供するようになされる。
ータ3が備えられる場合であって、ノートパソコンPC
iでは特定のコミュニケータ3へ情報複写可能指示が通
知される。当該コミュニケータ3では情報複写可能指示
に基づいて共有フォルダ38のファイル39を複写(読
出し)処理をするようになされる。
ルダ38にファイル39が記録されると共に読出制限情
報が決定される。これはアクセス権を持たないノートパ
ソコンPCiを含むネットワーク構成用の電子機器に対
してファイル39の読出しを制限するためである。
Dentifier:以下でGUID情報という)は、当該ノー
トパソコンPCiのIPアドレスを含んで構成される。
GUIDはデータの一意性を保証するように設計された
アルゴリズムで生成される128ビットの数値である。
このIPアドレスにはプレゼンテーション開催場所、時
刻及び/又は情報処理に係る参加認証パスワードを組み
合わされる。たとえば、電子会議毎にユニークな共有名
を生成してフォルダに付加する。このようなユニークな
共有名をフォルダに付加すると、ファイル39のセキュ
リティを高めることができる。
等による共有フォルダ38へのアクセスは有効となされ
る。このようにすると、部外者のノートパソコンPCi
から共有フォルダ38へのアクセスができなくなり、プ
レゼンテーションに係る会議参加者の名前の推測を困難
にすることができる。
催期間中だけ共有フォルダ38からのファイル39の複
写(読出し)が有効とされる。プレゼンテーション用の
ファイル39等の無秩序な流出を保護するためである。
例えば、共有フォルダ38を公開する時間が所定の間隔
に区切るようになされる。不正アクセスの機会を無くす
ためである。なお、会議への参加認証に成功したらプレ
ゼンテーション資料の共有を有効にし、当該プレゼンテ
ーション資料等を公開するようになされる。
に対して資料複写可能通知を送信するとき、ノートパソ
コンPCiでは併せて共有フォルダ名を通知するように
なされる。共有フォルダ名は所望の会議を開催する毎に
発生される。コミュニケータ3から当該ノートパソコン
PCiへのアクセスを容易にするためである。不正アク
セスの機会を無くすことができる。なお、会議が終了し
た時点でプレゼンテーション資料の共有を無効に戻すよ
うになされる。
38へのアクセス権はファイル39の読出し専用であっ
て特定の参加者(クライアント)に与えるようになされ
る。この特定参加者のノートパソコンPCiは例えば、
最初にコミュニケータ3にアクセスし、共有フォルダ3
8の設定の時に同時に設定される。
ォルダ38へのアクセスを禁止することにより、ファイ
ル39の閲覧を防止できる。また、共有フォルダ内容の
改ざんを防止できる。アクセス権が与えられた特定参加
者のノートパソコンPCiはコミュニケータ3に登録す
るようになされる。
時のGUI操作画面(以下でGUI起動時画面ともい
う)P0の表示例を示すイメージ図である。図4に示す
GUI起動時画面P0は起動時にノートパソコンPC1
に表示されるものであり、クライアントGUIプログラ
ムに基づく表示例である。GUI起動時画面P0では2
分割表示方式が採られる。画面P0の左側にはGUI操
作画面(コントロール画面)P1が表示され、画面右側
にはアテンディ画面P2が表示される。この例で、GU
I操作画面P1にはスクリーン・スナップモードによる
選択画面が表示される。
バイスアイコン用のエリア21が設けられ、プロジェク
タ等のアイコンK10が表示される。この例ではプレゼ
ンタがプレゼンテーションファイルを提示すべく、この
プロジェクタのアイコンK10にドラッグ&ドロップす
ると、プレゼンテーション用のファイル39を記録する
ための共有フォルダ38が自動的に設定される。もちろ
ん、これに限られることはなく、このエリア21に例え
ば、[共有フォルダ化しますか?]のメニューK10’
を表示して、このメニューK10’を右クリック等して
選択させるようにしてもよい。クリック後は[共有フォ
ルダ化しますか?]は表示されない。アイコンK10の
強制設定に対して選択の余地を残せる。
記録された当該ファイル39が通信手段4を経由して参
照処理される。コミュニケータ3では共有フォルダ38
から複写されたプレゼンテーション用のファイル39を
処理し表示情報を含む電子情報内容を提供するようにな
される。
ップモード時の「start」や、「stop」ボタン
K0が表示される。その右隣にはアテンディボタンK1
が表示され、その上方には「HELP」ボタンK2が表
示され、このGUI操作画面P1の外枠上部には「閉じ
る」ボタンK3が表示されている。エリア21の下方に
は「ファイル・エクスプローラ/ヒストリ」用のタブK
4が表示され、このタブK4内にはファイルリストエリ
ア22を表示するようになされる。なお、GUI操作画
面P1の左側上部には企業イメージのロゴマーク19を
表示できるようになされている。
テンディユーザリスト用のエリア23が設けられ、会議
参加者や、そのノートパソコンPCiのIPアドレス等
がアイコンと共に表示される。このエリア23の上部に
はユーザズ情報エリア24が設けられ、ローカル側で特
定のノートパソコンPCiのIPアドレス等を表示する
ようになされる。アテンディ画面P2の右側上部には
「チャット」ボタンK5が表示される。また、アテンデ
ィ画面P2の下方にはローカルボタンK6、リモートボ
タンK7及びクリアボタンK8等を表示するようになさ
れる。
ついて説明をする。図5はコミュニケータ3の内部構成
例を示すブロック図である。図5に示すコミュニケータ
3はパソコン機能を有しており、ノートパソコンPCi
のマウス操作によって情報処理をするものである。コミ
ュニケータ3はデータバス36を有しており、このデー
タバス36にはディスプレイアダプタ31、CPU3
2、ワーク用のRAM33、データ格納装置34、ネッ
トワークアダプタ35等が接続される。
ション用の資料を処理して、RGB信号を作成する機能
を有している。このプレゼンテーション用のファイル3
9に基づくRGB信号はプロジェクタ2に出力される。
ワーク用のRAM33はプライベートIPアドレスやプ
レゼンテーション用のファイル39に係る複写情報を一
時記憶するようになされる。
り、図示しないハードディスク(HDD)、ROM及び
RAMから構成されている。ハードディスクにプレゼン
テーション用のファイル39を格納するようにしてもよ
い。ROMには電子会議システムを支援するための制御
プログラム(以下システム支援制御プログラムという)
が記述されている。システム支援制御プログラムはCP
U32を動作させるための基本ソフトウェアやプレゼン
テーション用のファイル39を処理するプログラムから
構成されている。ネットワークアダプタ35ではノート
パソコンPCiからプレゼンテーション用のファイル3
9や各種コマンドの送受信を行うようになされる。
用してコミュニケータ3を遠隔制御する場合に、ノート
パソコンPCiの共有フォルダ38に記録されたファイ
ル39が無線LANカード4A,4Bを経由して参照処
理され、少なくとも、ノートパソコンPCiから複写さ
れるファイル39を処理し表示情報を含む電子情報内容
を提供するようになされる。
ュニケータ3が備えられる場合であって、クライアント
(プレゼンテーション用のファイル39の提供者)のノ
ートパソコンPCiでは特定のコミュニケータ3へ情報
複写可能指示が通知される。当該コミュニケータ3では
情報複写可能指示に基づいて共有フォルダ38内のプレ
ゼンテーション用のファイル39を複写(読出し)処理
をするようになされる。この他にCPU32ではシステ
ム支援制御プログラムに基づいてディスプレイアダプタ
31、ワーク用のRAM33、データ格納装置34、ネ
ットワークアダプタ35等の入出力を制御するようにな
される。各種プログラムを処理するためである。
1における共有フォルダ38及びファイル39の複写例
について説明をする。図6A〜Dはクライアントのノー
トパソコンPC1における共有フォルダ38及びファイ
ル39の複写例を示す遷移図である。この例では、プレ
ゼンテーション用のファイル39を共有フォルダ38を
使用してプロジェクタ2に投影させるために、次のよう
な処理が行われる。
に共有(共用)フォルダ38が設定されると、図6Bで
プレゼンテーション用のファイル39が共有フォルダ3
8に複写される。複写したファイル39にはユニークな
名前が付与される。共有フォルダ38で複写が完了した
ら、図6Cでこの共有フォルダ38をネットワークで共
有を開始する。このとき、共有名にはユニークな名前が
使用される。そして、無線LANカード4A,4Bを介
してコミュニケータ3上の表示アプリケーションプログ
ラムに、複写したファイル39の所在(ネットワークパ
スとファイル名)とそのオープン(情報複写可能)指示
する。
タ3では、ワーク用のRAM33に表示アプリケーショ
ンプログラムがデータ格納装置34からロードされ、C
PU32による処理を介してファイル39が起動され
る。この表示アプリケーションはネットワークを介して
指定されたファイル39をオープンし、1ページ目のデ
ータをワーク用のRAM33に読込んだ時点で表示を開
始する。
ーション自身がワーク用のRAM33にバックグラウン
ドで、共有フォルダ38からキャッシュしていく(以下
で共有フォルダ方式又はファイル共有方式という)。こ
のように処理されたプレゼンテーション用のファイル3
9はディスプレイアダプタ31を通してRGB信号とし
てプロジェクタ2に送られ、プレゼンテーション映像資
料が投影される。
てワイヤレス情報処理システム101における処理例に
ついて説明をする。この実施例で、ノートパソコンPC
1はプレゼンテーションを行う者(クライアント)が操
作する情報処理装置であり、それ以外のノートパソコン
PCiは会議参加者の情報処理装置である。これらのノ
ートパソコンPCiとコミュニケータ3とを無線LAN
カード4A,4B等により接続し、この無線LANカー
ド4A,4Bによってコミュニケータ3に接続された、
クライアントのノートパソコンPC1には、プレゼンテ
ーション用のファイル39を記録するための共有フォル
ダ38を設定する。
8に記録されたファイル39を無線LANカード4A,
4Bを経由して参照処理し表示情報を含む電子情報内容
を提供する場合を前提とする。この例では、クライアン
トのノートパソコンPC1における処理とコミュニケー
タ3における処理とを分けて説明する。
図7はクライアントのノートパソコンPC1における処
理例(メインルーチン)を示すフローチャートである。
図8はそのノートパソコンPC1における処理例(サブ
ルーチン)を示すフローチャートである。この例で共有
フォルダ設定時にアクセス権の設定を行う場合を想定す
る。
ンタ(クライアントのノートパソコンPC1)が主コミ
ュニケータ3等にログオンした時点を以って会議開始と
し、ファイル共有の準備を開始する。なお、共有フォル
ダ38の開始点は、リモート接続間でファイル39を共
有する場合に接続オープン時点とするなど、共有が必要
な場面に応じて適切に設定するようになされる。
ントのノートパソコンPC1では図7に示すフローチャ
ートのステップB1で電源をオンしてシステムが立ち上
げられ、会議に参加することにより、ステップB2で共
有フォルダ38が設定される(図6A参照)。
すサブルーチンをコールしてそのフローチャートのステ
ップC1で共有フォルダ38に共有名を付加するべく、
GUID情報及び「$」マークを設定する。GUID情
報は会議開始時に決定される。このGUID情報を共有
名に使用し、さらに「$」マークを共有フォルダ38に
付与して「隠し共有扱い」とされる。このとき、クライ
アントGUIプログラムによって、コミュニケータ3へ
対象ファイル名と共有名が通知される。
ソコンPC1の共有フォルダ38へのアクセス権を設定
する。アクセス権は当該システム101にビルトインさ
れ、ファイル39の読出し専用であって特定の参加者
(クライアント)に与えるようになされる。これによ
り、ステップC3において、プレゼンテーション用のフ
ァイル39を複写するフォルダが共有名及びアクセス権
に基づいて「ファイル共有」が設定される。その後、図
7に示したフローチャートのステップB2にリターンす
る。
を記録すべく、プレゼンテーション用のファイル39を
記録した、例えば、図示しないCD−ROMがノートパ
ソコンPC1にセットされる。プレゼンテーション用の
ファイル39はクライアントが予め創作したものであ
る。このとき、クライアントはクライアントGUIプロ
グラム(クライアントソフトウエア)でこのファイル3
9(資料情報)を選び出す(共有開始前の処理実行)。
次に、ノートパソコンPC1では、先にセットされたC
D−ROM等から共有フォルダ38にプレゼンテーショ
ン用のファイル39が複写される(図6B参照)。
合は主コミュニケータ等)3に対し選択したプレゼンテ
ーション用のファイル39を表示するための操作を行う
べく、ステップB4でクライアントのノートパソコンP
C1では主コミュニケータ3等へ情報複写可能(ファイ
ルオープン)指示が通知される。共有フォルダ38の使
用準備完了を主コミュニケータ3等に促すためである
(図6C参照)。
プB5でファイル39が複写されたかが監視される。フ
ァイル39が複写されない場合は、ステップB6に移行
して一定時間を区切ってファイル39が複写されるのを
待つ。ステップB6で一定時間を経過しても複写されな
い場合はステップB8に移行する。
B7に移行して他の操作処理を実行する。他の操作処理
ではプレゼンテーション用のファイル39に係る映像に
おいて、マウスポインタの指示操作等がなされる。例え
ば、ノートパソコンPC1からコミュニケータ3へファ
イル39の表示がリクエストされる。このステップから
も、リクエストを受けたコミュニケータ3は通知内容に
基づいてクライアントの共有フォルダ38へアクセスす
るようになる。
会議続行判断に基づいてノートパソコンPC1によるコ
ミュニケータ3の遠隔制御を終了する。このとき、クラ
イアントソフトプログラムが終了するか、あるいは、コ
ミュニケータ3が終了または通信途絶するまで、プレゼ
ンテーションを任意の回数実行することができる。
テップB9に移行して新たな資料を追加するかを判断す
る。この際の判断はクライアントである。新たな資料を
追加しない場合はステップB4に戻る。新たな資料を追
加する場合はステップB10に移行して新たなプレゼン
テーション用のファイル39を複写するようになされ
る。その後はステップB4〜ステップB7等のプレゼン
テーションが繰り返される。
メニュー内の[Exit]を選択して情報処理を終了す
ると共に、ステップB8で例えば、コミュニケータ3か
らの終了指示を受信したクライアントのノートパソコン
PC1では会議の終了に伴い、ステップA11に移行し
て当該ノートパソコンPC1上の共有フォルダ38のネ
ットワーク共有が解除される。
れる。なお、他の参加者はファイルメニュー内の[Ex
it]を選択して情報処理を終了し会議を終了する。こ
のような共有フォルダ方式を使用すると、ファイル全体
を読込む前に1ページ目の表示を開始することができる
ため、資料提示までの時間を短縮することができる。
はコミュニケータ3における処理例を示すフローチャー
トである。この実施例ではノートパソコンPC1上の共
有フォルダ38をキャッシング処理してファイル39を
複写するようになされる。
ータ3では、図9に示すフローチャートのステップE1
で電源オンと共にシステム101が立ち上げられると、
ステップE2に移行して情報複写可能指示(ファイルオ
ープン)の通知が待たれる。この通知を受信すると、コ
ミュニケータ3では共有フォルダ38に記録されたファ
イル39が情報複写可能指示に基づいて無線LANカー
ド4A,4Bを経由して参照処理される。
してプレゼンテーション用のファイル(資料情報)が共
有フォルダ38から複写されて取り込まれる。共有フォ
ルダ38はあたかもキャッシュメモリのように使用され
る(図6D参照)。そして、ステップE4に移行してク
ライアントのノートパソコンPC1からのマウス操作要
求(無線操作指示)等を受信する。その後、ステップE
5に移行してコミュニケータ3ではマウス操作要求等に
基づいて情報提供処理がなされる。
はディスプレイアダプタ31によってプレゼンテーショ
ン用のファイル39を処理して、このファイル39に係
る映像信号(RGB信号)が作成される。このファイル
39に基づくRGB信号はプロジェクタ2に出力され
る。プロジェクタ2ではディスプレイアダプタ31から
得られるRGB信号に基づいて白壁等にカラーの映像を
投影するようになされる。その後、ステップE6に移行
して会議を終了するかが判別される。会議終了はクライ
アントのノートパソコンPC1等から指示される。
してのワイヤレス電子会議システム101によれば、コ
ミュニケータ3とノートパソコンPCiとが無線LAN
カード4A,4Bにより接続され、クライアントのノー
トパソコンPC1ではファイル39を記録するための共
有フォルダ38が設定され、コミュニケータ3では共有
フォルダ38に記録されたファイル39を無線LANカ
ード4A,4Bを経由して参照処理し表示情報を含む電
子情報内容を提供するようになされる。
のコミュニケータ3等の間で共有可能な共有フォルダ3
8をネットワーク上に構築することができる。これによ
り、コミュニケータ3等では全てのファイル39の転送
を待つのではなく、最初の画面の表示情報を含む電子情
報内容から順次、次の画面の電子情報内容をプロジェク
タ2等に出力する制御が可能となる。
101において、資料提示操作から最初の資料表示に至
るまでの時間を従来方式に比べて短縮化することができ
る(表示短縮効果)。しかも、最初の画面(頁)を表示
するまでの時間がファイルサイズに依存しないので、フ
ァイルサイズが大きくなればなるほど、上述の表示短縮
効果が顕著になる。
ケータ3に転送しないで済むので、コミュニケータ3側
に大容量の記憶装置を設ける必要がない。更に、プレゼ
ンテーションに使用されるファイル39はクライアント
のノートパソコンPC1側にだけ存在するので、コミュ
ニケータ3側でのファイル39の機密性の管理処理を省
略することができる。
にGUID情報が設定された後に、ノートパソコンPC
1へのアクセス権が設定されると、GUID情報が解除
される。従って、外部からの不正アクセスによりファイ
ル39を閲覧されたり改ざんされたりする危険性を極力
低減できる。全ての処理はシステム内部で自動的に行わ
れるため、ユーザが操作したり意識したりする必要がな
い。更に、暗号化や電子証明書を用いる方式よりも簡便
に行うことができる。
専用ユーザの読出し専用となされる。従って、アクセス
権を設定したコミュニケータ3やノートパソコンPCi
によりアクセス権が設定されたノートパソコンPC1の
電子情報内容を共有することができる。
号を付けて、共有フォルダ38に記録されたファイル3
9を隠し共有とされる。つまり、プレゼンテーション資
料を置く共有フォルダ名にGUID情報を適用した上で
隠し共有になされる。従って、共有一覧表にプレゼンテ
ーションに係るファイル39が列挙されなくなる。
テム101の管理者権限を持たない不正な会議参加者等
のノートパソコンPCiからのアクセスを阻止すること
ができる。つまり、不正なアクセスを困難にできる。従
って、ファイル39の安全性(セキュリティ)を高める
ことができる。
て無線LANカード4A,4Bを使用する場合について
説明したが、これに限られることはなく、アクセスポイ
ントとしての無線装置を使用する場合でも同様な効果を
得ることができる。もちろん、これらを組み合わせてネ
ットワークを構成してもよい。
ク型の電子会議システム102の構成例を示すブロック
図である。この実施例では第1の実施例で説明した共有
フォルダ方式(あるいはファイル共有方式)が採用さ
れ、これと共にプレゼンタのノートパソコンPCi及び
他の会議参加者のノートパソコンPCiの入力操作機能
を利用してプレゼンテーション装置10を遠隔制御する
ようにしたものである。
ステム102は通信手段の一例となるデータ通信用のネ
ットワーク4’が準備されており、このネットワーク
4’にはプレゼンテーション装置10及び例えば3台の
ノートパソコンPCi(i=1〜3)が接続されてい
る。コミュニケータ3と3台のノートパソコンPCiと
がネットワーク4’により接続されている。
が接続されている。プレゼンテーション装置10は第1
の実施例と同様にしてプロジェクタ2及びコミュニケー
タ3から構成されている。第1の実施例と同じ符号のも
のは同じ機能を有するためその説明を省略する。
ネット(R)LANや第1の実施例で説明した無線LA
Nが使用される。ノートパソコンPC1は例えば、プレ
ゼンテーションを行うプレゼンタが操作するものであ
り、ノートパソコンPC2,PC3はそれ以外の会議参
加者が操作するものである。このシステム102でもノ
ートパソコンPC1とコミュニケータ3との間で第1の
実施例で説明した共有フォルダ方式が採用される。
してのネットワーク型の電子会議システム102によれ
ば、コミュニケータ3とノートパソコンPCiとが有線
イーサネット(R)LAN等のネットワーク4’により
接続され、クライアントのノートパソコンPC1ではフ
ァイル39を記録するための共有フォルダ38が設定さ
れ、コミュニケータ3では共有フォルダ38に記録され
たファイル39をネットワーク4’を経由して参照処理
し表示情報を含む電子情報内容を提供するようになされ
る。
ュニケータ3の間で共有可能な共有フォルダ38をネッ
トワーク4’上に構築することができる。これにより、
コミュニケータ3では全てのファイル39の転送を待つ
のではなく、最初の画面の表示情報を含む電子情報内容
から順次、次の画面の電子情報内容をプロジェクタ2等
に出力する制御が可能となる。
ステム102において、資料提示操作から最初の資料表
示に至るまでの時間を第1の実施例と同様にして短縮化
することができる(表示短縮効果)。
ワーク型の電子会議システム103の構成例を示すイメ
ージ図である。この実施例では複数の電子機器によって
ネットワークを構成された第1のネットワーク情報処理
システム(単にネットワークシステムという)#1と、
他の複数の電子機器によってネットワークを構成された
第2のネットワーク情報処理システム(単にネットワー
クシステムという)#2とを接続して複数ネットワーク
型の電子会議システム103を構築し、2つのシステム
間で情報処理をするようにしたものである。
議システム(e−products)103はネットワ
ーク情報処理システムの他の一例であり、ネットワーク
システム#1の会議グループと、ネットワークシステム
#2の会議グループの2つが存在している。ネットワー
クシステム#1とネットワークシステム#2とが通信手
段40により接続される。2つの遠隔地の会議グループ
間で同期したプレゼンテーションを行うためである。
アとなる、ネットワーク構成用の電子機器の一例となる
主/副コミュニケータ(情報提供管理装置)3A〜3D
と、会議参加者が操作するノートパソコン(情報処理装
置)PCi(i=1〜6)と、無線LAN用のアクセス
ポイント(ブリッジ)6A,6Bで構成されている。
クタ2Aは主コミュニケータ3Aに接続され、同様にし
てプロジェクタ2Bが主コミュニケータ3Bに接続され
ている。プロジェクタ2Cが副コミュニケータ3Cに接
続され、プロジェクタ2Dが副コミュニケータ3Dに接
続されている。
タ2A等の組み合わせにより情報提供管理装置(プレゼ
ンテーション装置)を構成するようになる。プレゼンテ
ーション装置にはネットワーク構成用の電子機器の一例
となる図示しないクリエータやTV会議装置が含まれる
場合もある。
ANカード制御可能なTV会議装置やクリエータを含め
て1つの会議グループのシステムが構成される場合もあ
る。各々の会議グループのコミュニケータ3A〜3Dは
図示しない集線接続器(HUBを通じて通信手段40に
接続されている。また、ネットワークシステム#1の会
議グループの電子機器と、ネットワークシステム#2の
電子機器とが通信手段40を通じて接続されている。通
信手段40には通信ケーブルの他に、HUB、通信モデ
ム、ルータ等を含む場合もある。
に、プロジェクタ2Cはコミュニケータ3Cに各々接続
され、ノートパソコンPCiから得られる情報に基づい
て映像が表示される。例えば、プロジェクタ2AではR
GB信号に基づいて白壁等にカラーの映像を投影され、
プレゼンテーション資料等を表示するようになされる。
を通じて通信手段40に接続されており、例えば、クラ
イアントのノートパソコンPC1によって、最初にアク
セス可能な範囲に存在するネットワーク情報処理の中心
となる装置である。主コミュニケータ3Aではノートパ
ソコンPC1等から遠隔操作指示に基づいてプロジェク
タ2Aを含む電子情報処理を支援するようになされる。
ュータ機能を有しており、ノートパソコンPCiの入力
操作機能によって情報処理をするようになされる。各々
の会議参加者を管理したり、少なくとも、ノートパソコ
ンPCiから転送される情報を処理し表示情報を含む電
子情報内容を提供するようになされる。例えば、主コミ
ュニケータ3Aは副コミュニケータ3Cと共に会議室内
の複数のプロジェクタ2をグループ化したり、同じプレ
ゼンテーション資料を表示したり、会議資料を一括管理
したりするようになされる。
ーク情報処理をするに当たって、ネットワーク構成用の
電子機器を識別するための識別情報パケットが一斉に配
信される。例えば、システム起動時にネットワーク構成
用の電子機器をグループ化する場合であって、ノートパ
ソコンPCiを含むこれらの電子機器に対してグループ
識別情報を一斉に配信するようになされる。
ワーク上の同一セギュメントの各機器に、主コミュニケ
ータ3Aの存在を示す識別情報パケットを一斉配信す
る。このパケットには、主コミュニケータ3A自身の機
器情報(主コミュニケータ3Aを示すインデックス,I
Pアドレス等)や拡張グループ識別情報等が含まれてい
る。
HUBを通じて通信手段40に接続されている。副コミ
ュニケータ3Cは主コミュニケータ3Aを補助又はそれ
と協働させる等、将来の機能拡張用の機器である。副コ
ミュニケータ3Cは他のコミュニケータ3Aとグループ
化される。これにより、同一の資料を複数プロジェクタ
で同期表示させることができる。なお、ネットワークシ
ステム#2も同様にして構成される。
iの各々にはIPアドレスが割り振られ、主コミュニケ
ータ3AではIPアドレスに基づいて各々のノートパソ
コンPCiを管理制御するようになされる。同一ネット
ワークに接続されたネットワーク構成用の電子機器と共
に会議参加者等のノートパソコンPCiを認識するため
である。
たノートパソコンPCiを使用してネットワークシステ
ム#1ではアクセスポイント6A、ネットワークシステ
ム#2ではアクセスポイント6Bをそれぞれ経由して各
機器と通信するようになされる。
ており、このGUI機能及びマウス操作機能を利用して
任意の情報を処理するようになされる。電子会議システ
ム等に参加する場合には専用のアプリケーションがノー
トパソコンPCiにインストールされる。このシステム
103でもノートパソコンPC1と主コミュニケータ3
A等の間で第1の実施例で説明した共有フォルダ方式が
採用される。
39の実体全てを転送するのではなく、プレゼンテーシ
ョン用のファイル39の保存されているクライアントの
ノートパソコンPC1のフォルダを共有化して主コミュ
ニケータ3A等からネットワーク経由でファイルオープ
ンする方式が採用される。プレゼンテーション用のファ
イル39を表示するまでの時間を短縮するためである。
しての複数ネットワーク型の電子会議システム103に
よれば、主/副コミュニケータ3A〜3D及びアクセス
ポイント6A、6Bが通信手段40により接続される。
ネットワークシステム#1では3台のノートパソコンP
C1〜PC3が無線イーサネット(R)LAN等により
アクセスポイント6Aに接続される。ネットワークシス
テム#2でも3台のノートパソコンPC4〜PC6が無
線イーサネット(R)LAN等によりアクセスポイント
6Bに接続される。
ファイル39を記録するための共有フォルダ38が設定
され、主コミュニケータ3Aでは共有フォルダ38に記
録されたファイル39を無線イーサネット(R)LAN
を経由して参照処理し表示情報を含む電子情報内容を提
供するようになされる。
6や主コミュニケータ3A、主コミュニケータ3Bの間
で共有可能な共有フォルダ38を複数ネットワーク上に
構築することができる。これにより、主コミュニケータ
3A,3B等では全てのファイル39の転送を待つので
はなく、最初の画面の表示情報を含む電子情報内容から
順次、次の画面の電子情報内容をプロジェクタ2等に出
力する制御が可能となる。
ステム102において、資料提示操作から最初の資料表
示に至るまでの時間を第1の実施例と同様にして短縮化
することができる(表示短縮効果)。
及び#2の双方に副コミュニケータ3C,3Dを備える
場合について説明したが、これに限られることはなく、
第2の実施例で説明したような1台のコミュニケータ3
を備えた、2つのネットワーク型の電子会議システム1
02を通信手段40で接続した場合でも同様な効果が得
られる。
ル39の実体を持つクライアント側のノートパソコンP
Ciとプロジェクタ2を管理するコミュニケータ3側で
ファイル39を共有する場合に、本発明方式は極めて良
好に効果を発揮する。
して電子会議システムについて説明したが、これに限ら
れることはなく、ネットワーク教育システムやネットワ
ークゲームシステム、文書管理システム等に応用するこ
とができる。
発明のファイル共有方式を適用することによって、ネッ
トワークシステムで使用するファイル39のセキュリテ
ィを高めることができる。この場合、ワークフロー支援
回覧や承認等において、各ステップ毎に動的に共有フォ
ルダ38を設定したり、グループウェア・ワークグルー
プや、その作業毎に共有フォルダ38を設定するとよ
い。
トワーク情報処理システムによれば、任意の資料情報に
基づいて情報処理をする一以上の情報処理装置と、この
資料情報を参照して情報処理する一以上の情報提供管理
手段とが通信手段により接続され、当該情報処理装置で
は資料情報を記録するための情報共有領域が設定され、
情報提供管理手段では情報共有領域に記録された資料情
報を通信手段を経由して参照処理し表示情報を含む電子
情報内容を提供するようになされる。
数の情報提供管理手段等の間で共有可能な共有フォルダ
をネットワーク上に構築することができる。これによ
り、情報提供管理手段等では全ての資料情報の転送を待
つのではなく、最初の画面の表示情報を含む電子情報内
容から順次、次の画面の電子情報内容を表示装置等に出
力する制御が可能となるので、ネットワーク情報処理シ
ステムにおいて、資料提示操作から最初の資料表示に至
るまでの時間を従来方式に比べて短縮化することができ
る(表示短縮効果)。しかも、最初の画面を表示するま
での時間が資料情報サイズに依存しないので、資料情報
サイズが大きくなればなるほど、上述の表示短縮効果が
顕著になる。
に転送しないで済むので、情報提供管理手段側に大容量
の記憶装置を設ける必要がない。更に、情報提供に使用
される資料情報は情報提供者の情報処理装置側にだけ存
在するので、情報提供管理手段側での資料情報の機密性
の管理処理を省略することができる。
上の情報処理装置と情報提供管理手段とを通信手段によ
って接続し、この情報処理装置には資料情報を記録する
ための情報共有領域を設定し、情報提供管理手段では情
報共有領域に記録された資料情報を通信手段を経由して
参照処理し表示情報を含む電子情報内容を提供するよう
になされる。
数の情報提供管理手段等の間で共有可能な共有フォルダ
をネットワーク上に構築することができる。これによ
り、情報提供管理手段等では全ての資料情報の転送を待
つのではなく、最初の画面の表示情報を含む電子情報内
容から順次、次の画面の電子情報内容を表示装置等に出
力する制御が可能となるので、ネットワーク情報処理シ
ステムにおいて、資料提示操作から最初の資料表示に至
るまでの時間を従来方式に比べて短縮化することができ
る。
ネットワーク教育システム、ネットワークゲームシステ
ム等に適用して極めて好適である。
報処理システム100の構成例を示すブロック図であ
る。
処理例を示すフローチャートである。
電子会議システム101の構成例を示す概念図である。
面P0の表示例を示すイメージ図である。
図である。
における共有フォルダ38及びファイル39の複写例を
示す遷移図である。
処理例(メインルーチン)を示すフローチャートであ
る。
ブルーチン)を示すフローチャートである。
チャートである。
ーク型の電子会議システム102の構成例を示すブロッ
ク図である。
トワーク型の電子会議システム103の構成例を示すイ
メージ図である。
置)、3・・・コミュニケータ(情報処理支援装置)、
4,40・・・通信手段、8・・・マウス、10・・・
プレゼンテーション装置(情報提供管理手段)、38・
・・共有フォルダ、39・・・ファイル、100・・・
情報処理システム、101・・・ワイヤレス電子会議シ
ステム、102・・・ネットワーク型の電子会議システ
ム、103・・・複数ネットワーク型の電子会議システ
ム、PCi(i=1〜n)・・・ノートパソコン(情報
処理装置)
Claims (26)
- 【請求項1】 任意の資料情報に基づいて情報処理をす
る一以上の情報処理装置と、 少なくとも、前記情報処理装置の資料情報を参照して情
報処理する一以上の情報提供管理手段と、 前記情報提供管理手段と前記情報処理装置とを接続する
通信手段とを備え、 前記情報処理装置では、 前記資料情報を記録するための情報共有領域が設定さ
れ、 前記情報提供管理手段では、 前記情報共有領域に記録された資料情報が前記通信手段
を経由して参照処理され、表示情報を含む電子情報内容
が提供されることを特徴とするネットワーク情報処理シ
ステム。 - 【請求項2】 前記情報処理装置では、 特定の前記情報提供管理装置へ情報読出し可能指示が通
知され、 前記情報提供管理装置では前記情報読出し可能指示に基
づいて前記情報共有領域の資料情報を複写処理すること
を特徴とする請求項1に記載のネットワーク情報処理シ
ステム。 - 【請求項3】 前記情報提供管理手段は、 前記情報処理装置から提供される資料情報に基づいて映
像を表示する表示装置と、 前記情報処理装置からの入力操作指示に基づいて前記表
示装置を含む電子情報処理を支援する情報処理支援装置
とを備えることを特徴とする請求項1に記載のネットワ
ーク情報処理システム。 - 【請求項4】 前記情報共有領域への情報読出しを制限
する読出制限情報が設定され、 前記情報処理装置へのアクセス権の設定によって前記読
出制限情報が解除されることを特徴とする請求項1に記
載のネットワーク情報処理システム。 - 【請求項5】 前記情報共有領域に資料情報が記録され
ると共に前記読出制限情報が決定されることを特徴とす
る請求項1に記載のネットワーク情報処理システム。 - 【請求項6】 当該情報処理の開催期間中だけ前記情報
共有領域からの資料情報の複写が有効とされることを特
徴とする請求項1に記載のネットワーク情報処理システ
ム。 - 【請求項7】 前記情報共有領域を公開する時間は所定
の間隔に区切られることを特徴とする請求項1に記載の
ネットワーク情報処理システム。 - 【請求項8】 前記情報提供管理手段に対して資料複写
可能通知を送信するとき、前記情報処理装置では併せ
て、 前記情報共有領域に係る共有フォルダ名を通知すること
を特徴とする請求項1に記載のネットワーク情報処理シ
ステム。 - 【請求項9】 前記共有フォルダ名は、 所望の情報処理を開催する毎に発生されることを特徴と
する請求項8に記載のネットワーク情報処理システム。 - 【請求項10】 前記情報共有領域へのアクセス権は前
記資料情報の読出し専用であって特定の情報処理装置に
与えられることを特徴とする請求項1に記載のネットワ
ーク情報処理システム。 - 【請求項11】 前記アクセス権が与えられた特定の情
報処理装置を前記情報提供管理手段に登録することを特
徴とする請求項10に記載のネットワーク情報処理シス
テム。 - 【請求項12】 前記情報共有領域の設定時に、 前記特定の情報処理装置を設定することを特徴とする請
求項11に記載のネットワーク情報処理システム。 - 【請求項13】 前記読出制限情報は、 当該情報処理装置の固体識別情報を含んで構成され、 前記固体識別情報には情報処理の開催場所、時刻及び/
又は情報処理に係る参加認証パスワードを組み合わされ
ることを特徴とする請求項4に記載のネットワーク情報
処理システム。 - 【請求項14】 任意の資料情報に基づいて情報処理を
する一以上の情報処理装置と、前記情報処理装置の資料
情報を参照して情報処理する一以上の情報提供管理手段
とを通信手段によって接続し、 前記通信手段によって前記情報提供管理手段に接続され
た情報処理装置には、前記資料情報を記録するための情
報共有領域を設定し、 前記情報提供管理手段では、 前記情報共有領域に記録された資料情報を前記通信手段
を経由して参照処理し表示情報を含む電子情報内容を提
供するようにしたことを特徴とする情報処理方法。 - 【請求項15】 当該情報処理装置から特定の前記情報
提供管理装置へ情報複写可能指示を通知し、 前記情報提供管理装置では前記情報複写可能指示に基づ
いて前記情報共有領域の資料情報を複写処理することを
特徴とする請求項14に記載の情報処理方法。 - 【請求項16】 前記情報提供管理手段には、 前記情報処理装置から提供される資料情報に基づいて映
像を表示する表示装置と、 前記情報処理装置からの入力操作指示に基づいて前記表
示装置を含む電子情報処理を支援する情報処理支援装置
とを使用することを特徴とする請求項14に記載の情報
処理方法。 - 【請求項17】 前記情報共有領域への情報読出しを制
限する読出制限情報を設定し、 前記情報処理装置へのアクセス権の設定によって前記読
出制限情報を解除することを特徴とする請求項14に記
載の情報処理方法。 - 【請求項18】 前記情報共有領域に資料情報を記録
すると共に前記読出制限情報を決定することを特徴とす
る請求項14に記載の情報処理方法。 - 【請求項19】 当該情報処理の開催期間中だけ前記
情報共有領域からの資料情報の読出しを有効とすること
を特徴とする請求項14に記載の情報処理方法。 - 【請求項20】 前記情報共有領域を公開する時間を所
定の間隔に区切ることを特徴とする請求項14に記載の
情報処理方法。 - 【請求項21】 前記情報提供管理手段に対して資料複
写可能通知を送信するとき、前記情報処理装置では併せ
て、 前記情報共有領域に係る共有フォルダ名を通知すること
を特徴とする請求項14に記載の情報処理方法。 - 【請求項22】 所望の情報処理を開催する毎に前記
共有フォルダ名を生成することを特徴とする請求項21
に記載の情報処理方法。 - 【請求項23】 前記情報共有領域へのアクセス権は前
記資料情報の読出し専用であって特定の情報処理装置に
与えられることを特徴とする請求項14に記載の情報処
理方法。 - 【請求項24】 前記アクセス権が与えられた特定の情
報処理装置を前記情報提供管理手段に登録することを特
徴とする請求項23に記載の情報処理方法。 - 【請求項25】 前記情報共有領域の設定時に、 前記特定の情報処理装置を設定することを特徴とする請
求項24に記載の情報処理方法。 - 【請求項26】 前記読出制限情報は当該情報処理装置
の固体識別情報を含んで構成され、 前記固体識別情報には情報処理の開催場所、時刻及び/
又は情報処理に係る参加認証パスワードを組み合わされ
ることを特徴とする請求項14に記載の情報処理方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001304373A JP2003110555A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | ネットワーク情報処理システム及び情報処理方法 |
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