JP2015191487A - プレゼンテーションサーバ及びモバイル端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】プレゼンテーションサーバと複数台のモバイル端末により電子会議システムにおいて、個々のモバイル端末毎にファイルの部分的な秘匿/閲覧を容易に設定可能とする。【解決手段】モバイル端末には、表示デバイスの表示画面上に表示されたプレゼンテーション資料上の任意の領域に秘匿領域の設定を受け付ける機能部と、秘匿領域毎に秘匿レベルの設定を受け付ける機能部と、他のモバイル端末に対する秘匿解除レベルの設定を受け付ける機能部と搭載する。また、プレゼンテーションサーバには、あるモバイル端末からプレゼンテーション資料と共に秘匿領域、当該領域の秘匿レベルを受信する機能部と、秘匿領域毎に秘匿レベルを取得する機能部と、プレゼンテーション資料の秘匿領域に秘匿効果を付与して表示する機能部とを搭載する。【選択図】図2A

Description

本発明は、プレゼンテーションサーバと複数台のモバイル端末により電子会議システムを構成するための技術に関する。
近年、スマートフォンやタブレット端末等のモバイル端末を企業活動に利用する機会が増えている。例えば顧客へのプレゼンテーションや資料提示での利用、商品の在庫管理に使用するPOS端末としての利用等が増えている。こうした中、現在、タブレット端末やノートPC等のモバイル端末を使用した電子会議システムが注目を集めている。複数台のモバイル端末を使用した電子会議システムでは、複数台のモバイル端末の表示画面の内容と、大型プロジェクタ等を通じて参加者全員に提示される表示内容を同期させながら会議を行うことができる。
一方で、電子会議において、参加者全員が常に同じ画面を共有することが好ましくない場合もある。例えば表示内容には、参加者の一部には秘匿したい情報が含まれる場合がある。例えば複数の企業から担当者が出席している会議において、個々の企業に関する情報を秘匿したいような場合である。また、近年、個人情報を含むデータは特に慎重に管理する必要があるが、このようなデータが含まれる資料をプレゼンテーションで利用したい場合も考えられる。現在、これらの問題を解決するための技術として、特許文献1に記載の技術が提案されている。
特許文献1には、複数の会議装置間で文書を共有する際、秘匿したい領域を暗号化して複数の通信先の会議装置に送信し、秘匿した領域を公開したい特定の会議装置にのみ、復号用のパスワードを通知する手法が記載されている。この手法は、個々の会議装置毎に秘匿用の資料を作る必要がなく、特定の会議装置には情報を公開し、その他の会議装置には情報を公開しないといった利用が可能である。
特開平6−253158号公報
しかし、近年では、参加者の一人一人がそれぞれモバイル端末を保有して電子会議に参加するケースも多く、このような状況では、より細やかな秘匿又は閲覧制御が求められてくる。すなわち、会議室内にいる参加者の全員が、秘匿領域(秘匿情報)を単純に共有するのではなく、参加者毎に情報の秘匿と閲覧を、個別かつ容易に選択できることが求められている。しかし、こうした細やかな秘匿情報の設定及び管理を効率的かつ容易にする手法は現在のところ存在しない。
上記の課題を解決するため、本発明は、モバイル端末とプレゼンテーションサーバのそれぞれに以下の機能を搭載する。モバイル端末には、表示デバイスの表示画面上に表示されたプレゼンテーション資料上の任意の領域に秘匿領域の設定を受け付ける機能部と、秘匿領域毎に秘匿レベルの設定を受け付ける機能部と、他のモバイル端末に対する秘匿解除レベルの設定を受け付ける機能部とを搭載する。また、プレゼンテーションサーバには、あるモバイル端末からプレゼンテーション資料と共に秘匿領域、当該領域の秘匿レベルを受信する機能部と、秘匿領域毎に秘匿レベルを取得する機能部と、プレゼンテーション資料の秘匿領域に秘匿効果を付与して表示する機能部とを搭載する。
なお、プレゼンテーションサーバには、受信したプレゼンテーション資料を秘匿領域の情報と当該領域の秘匿レベルの情報と共に別のモバイル端末に転送する機能を搭載することが望ましい。また、デバイス単位及び/又は会議室マップ画面上の任意の領域に対して秘匿解除レベルを設定する機能をモバイル端末に搭載することが望ましい。
本発明によれば、複数台のモバイル端末を使用する電子会議において、個々のモバイル端末に対する細やかな秘匿レベルの設定や閲覧制御を効率的かつ容易に行うことが可能になる。
電子会議システムの概略構成を示す図。 モバイル端末の概略構成を示す図。 プレゼンテーションサーバの概略構成を示す図。 接続テーブルのデータ構造を示す図。 ファイルテーブルのデータ構造を示す図。 会議室における会議開催時イメージを示す図。 モバイル端末で表示されるローカルストレージ画面を示す図。 モバイル端末で表示されるファイル表示画面を示す図。 モバイル端末で表示されるファイル秘匿処理画面を示す図。 ファイル秘匿処理画面上で秘匿レベル設定用のポップアップが開いた状態を示す図。 モバイル端末で表示される接続デバイス一覧画面を示す図。 プレゼンテーションサーバで表示されるファイル表示画面を示す図。 電子会議開始時におけるモバイル端末の登録動作を説明するフローチャート。 モバイル端末におけるファイルの秘匿処理を説明するフローチャート。 モバイル端末における秘匿情報適用先の設定処理をフローチャート。 モバイル端末で表示されるデバイスマップ画面を示す図。 デバイスマップ画面上での秘匿レベル設定用のポップアップを示す図。 秘匿設定の適用時に実行される処理を説明するフローチャート。 プレゼンテーションサーバ上でのファイルの表示を示すフローチャート。 プレゼンテーション者以外のモバイル端末で実行されるファイルの表示処理を示すフローチャート。 途中参加者のモバイル端末で実行されるファイルの表示処理を示すフローチャート。 途中退出者があった場合に実行される処理を示すフローチャート。
以下、添付図面を参照し、本発明の実施の形態を説明する。ただし、後述する実施の形態は、本発明を実現するための一例に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。また、各図において共通の構成には、同一の参照番号を付与する。
[システム構成]
図1に、電子会議システムの概略構成を示す。電子会議システム1は、複数台のモバイル端末100とプレゼンテーションサーバ101で構成される。モバイル端末100とプレゼンテーションサーバ101は、無線LAN等のネットワーク102を介して接続されている。本実施例の場合、プレゼンテーションサーバ101には、大画面の表示装置103が接続されており、参加者全員がプレゼンテーション資料を確認できるようになっている。なお、表示装置103は、スクリーンと、当該スクリーンに画像を投影するプロジェクタであっても良い。
また、本実施例の場合、モバイル端末100、プレゼンテーションサーバ101、ネットワーク102、表示装置103は、いずれも同じ会議室(図中、破線で示す)の中で利用される態様を想定する。また、本実施例の場合、参加者は、各自が所持するモバイル端末100を1人1台ずつ持参して会議に参加する場合を想定する。勿論、実際には、会議にモバイル端末を所持せずに参加する参加者の存在も考えられる。
[会議室について]
会議室は、複数の人間が会議や打ち合わせを行う空間であり、その種類は様々である。例えば数百人を収容できるような大型の会議室、壁やガラスで区切られた数メートル/十数メートル四方の密閉された空間や部屋(数人から十数人程度を収容)、壁やガラスの区切りが無いオープンな空間や部屋に複数の机や椅子を設置して多数の会議を同時に行うことが可能な空間も考えられる。
本実施例では、これらの各種の会議室のうち、一般的な企業で利用されることが多い、壁やガラスにより区切られた空間又は部屋の会議室内で、複数のユーザがそれぞれ保有するモバイル端末100を利用して電子的な会議を行うような場合を想定する。ただし、任意の領域に秘匿領域を設定したプレゼンテーション資料を、不特定多数の人間が閲覧しても問題無い場合には、大会議室やオープンな空間の会議室で利用することも可能である。
[モバイル端末について]
本実施例において、モバイル端末100は、タブレットやスマートフォン等の持ち運び可能なコンピュータ端末を指す。図2Aに、モバイル端末100の機能構成を示す。モバイル端末100は、タッチパネル式の液晶画面を入出力装置203Aとして備えている。また、モバイル端末100は、主に無線通信を使用して、他のモバイル端末100やプレゼンテーションサーバ101と直接無線通信接続を行い、電子データのやり取りを可能とする。モバイル端末100は、CPU 201A、主記憶装置202A、入出力装置203A、二次記憶装置204A、無線通信装置205A等の物理デバイスを備えている。
二次記憶装置204Aは、一般的なモバイル端末100に内蔵されている不揮発性の記憶装置であり、自端末で実行される実行ファイルの保存、他のPCやファイルサーバ等からダウンロードされた電子データ(ファイル)の保存、又は、自端末上で作成された電子データの保存のため等に利用される。また、二次記憶装置204Aには、OS 206A及び会議アプリケーション207Aがインストールされている。OS 206A及び会議アプリケーション207Aは、モバイル端末100の起動と共にCPU 201A及び主記憶装置202A上に適宜読込まれ又は書込まれ、実行される。会議アプリケーション207Aの詳細については後述する。
[プレゼンテーションサーバについて]
プレゼンテーションサーバ101は、複数のモバイル端末100間における電子データ(ファイル)の受け渡し、プレゼンテーション資料の表示等を実行するサーバである。図2Bに、プレゼンテーションサーバ101の機能構成を示す。プレゼンテーションサーバ101は、CPU201B、主記憶装置202B、入出力装置203B、二次記憶装置204B、無線通信装置(有線通信装置も可能)205Bを備えている。
入出力装置203Bは、会議室内の複数人が閲覧するのに適した表示装置103(例えば大型のタッチパネル式ディスプレイ)に接続されている。望ましい実施形態では、入出力装置203Bは、電子黒板やインタラクディブ・ホワイトボードと呼ばれる装置と連携する機能を備えている。また、二次記憶装置204Bには、OS 206B及び会議アプリケーション207Bがインストールされている。会議アプリケーション207Bの詳細については後述する。
[モバイル端末及びプレゼンテーションサーバのセキュリティ機能について]
モバイル端末100やプレゼンテーションサーバ101に求められるセキュリティ機能について説明する。近年では、モバイル端末100にインストールできるアプリケーションを、モバイル端末100を提供するベンダが管理し、不正なアプリケーションのインストールを阻止できるモバイル端末が一般的になりつつある。また、この種のモバイル端末100では、OS 206A上で動作する各種のアプリケーションをサンドボックス化し、アプリケーション間の不正な依存や処理が行われないOS環境を持つものも一般的になりつつある。サンドボックス化とは、アプリケーション間のデータのやり取りを禁止する仕組みである。
本実施例の会議アプリケーション207A及び207Bは、このようにセキュアなモバイル端末100やプレゼンテーションサーバ101上で動作することを前提としている。すなわち、本実施例の電子会議システム1では、会議アプリケーション207A及び207B以外のアプリケーションによっては、プレゼンテーション資料を閲覧することができないようになっている。
また、高度なスキルを持つ技術者がリバースエンジニアリング等により、モバイル端末100のOS 206A又は低レイヤーのドライバモジュール等を不正に改造し、不正なアプリケーションをインストールするケースに対するチェック機構として、MDM(Mobile Device Management)システムが存在し、企業内で不正なモバイル端末100が利用されるのを阻止することが可能になっている。
本特許では、不正なアプリケーションがインストールされていないことが証明されたモバイル端末を利用することを前提とするが、不正アプリケーションのインストールなどからのセキュリティを担保するには、こうしたMDM等と連携することで可能となる。
[会議アプリケーションについて]
会議アプリケーション207A及び207Bは、通信モジュール208A、208B、接続モジュール209A、209B、秘匿モジュール210A、210B、ファイルモジュール211A、211B、接続テーブル212A、212B、ファイルテーブル213A、213Bによって構成されるアプリケーションソフトウェアである。
・通信モジュール
通信モジュール208A、208Bは、Bluetooth(登録商標)、Wifi(登録商標)等の無線通信プロトコルを使って通信を行うモジュールである。通信モジュール208A、208Bは、近接するモバイル端末100やプレゼンテーションサーバ101等のように、無線通信装置205A、205Bを使って無線通信電波を発信している機器を自動的に発見して接続することが可能である。
なお、無線通信電波は、距離が離れるほど強度が弱くなり、近づくと強度が強くなる。そのため、無線通信電波の電波強度を使って、無線通信装置を備える2つの機器間での距離を把握することも可能である。この機能を使い、この電波強度がある一定以上の場合に、接続するといった接続処理を行うことで、距離を使った簡易の認証・接続が可能である。
・接続モジュール
接続モジュール209A、209Bは、会議室内にあるモバイル端末100とプレゼンテーションサーバ101との間の接続を制御する機能を備えるモジュールである。
・秘匿モジュール
秘匿モジュール210A、210Bは、オープンした任意のファイル上で、任意の秘匿領域の設定・管理に関する機能を備えたモジュールである。また、ファイルモジュール211A、211Bと連携して、秘匿情報の表示/非表示を制御する機能も備える。
・ファイルモジュール
ファイルモジュール211A、211Bは、ドキュメント、帳票、プレゼンテーション等の資料(以下、「電子データ」とも「プレゼンテーション資料」ともいう)の作成、編集、閲覧を制御するモジュールである。ファイルモジュール211A、211Bは、秘匿モジュール210A、210Bと連携して、ディスプレイにファイルを表示する際に、秘匿情報の表示/非表示を制御する機能も備える。
・接続テーブル
接続テーブル212A、212Bは、モバイル端末100の通信モジュール208Aとプレゼンテーションサーバ101の通信モジュール208Bとの間の接続情報を管理するテーブルである。図3に示すように、接続テーブル212A、212Bは、DeviceID属性301、DeviceName属性302、UserName属性303、RSSI属性304で構成される。DeviceID属性301は、予め個々のモバイル端末100に付与されている、各端末を一意に識別するID情報である。DeviceName属性302は、個々の機器のGUI上の表示名であり、人間に分かりやすい名前になっている。UserName属性303は、各端末のユーザの名前である。RSSI(Received Signal Strength Indication)属性304は、無線通信装置205が受信する無線電波の強度を測定するための値を示す値であり、この属性には2つの機器間の電波強度を示すRSSI値が保存される。
・ファイルテーブル
ファイルテーブル213Aは、モバイル端末100の二次記憶装置204Aにローカルに保存されているファイル、プレゼンテーションサーバ101や他のモバイル端末100から送信されてきたファイルを管理するためのテーブルである。ファイルテーブル213Bは、ホストとして電子会議に参加する又はしているモバイル端末100から送信されてきたファイルを管理するためのテーブルである。
ファイルテーブル213A、213Bは、ファイルURL属性401、Owner属性402、秘匿情報属性403、秘匿解除領域属性404、秘匿解除Device属性405で構成される。ファイルURL属性401は、ファイルを一意に表すURLであり、個々のモバイル端末100内だけでなく、プレゼンテーションサーバ101と複数のモバイル端末100で構成されるネットワーク内でも一意である。例えば、“//デバイス名/ローカルファイルパス”のように、ローカルファイルパス名の前にデバイスIDを付与することにより、一意のURLを生成することが可能である。
Owner属性402は、そのファイルのオーナーのデバイスIDが保存される属性である。秘匿情報属性403は、そのファイルを表示する際に、秘匿表示する領域を示す座標とサイズ、各領域の秘匿レベルを示すデータのリストである。なお、本実施例の場合、1つのファイル内に複数の秘匿領域の存在を想定するため、リスト構造になっている。秘匿レベルとは、秘匿したい領域の重要度に応じてレベル分けした数値である。本実施例では、一例として、3段階の秘匿レベル(1,2,3)とし、“1”が最も秘匿レベルが低く、“2”は中程度、“3”が最も高い秘匿レベルとする。
ここで、秘匿レベルが高い場合には、例えば秘匿した情報を閲覧できる人間が特定の人間に限られる場合等(例えば企業において役職の高い人間のみ閲覧可能等)がある。秘匿レベルの設定と秘匿レベルの使い方の詳細については後述する。さらに、秘匿情報属性403の記述フォーマットは、「(開始X座標、開始Y座標、開始座標からの幅長、開始座標からの高さ長):秘匿レベル」とする。ここでの座標は、ファイルをディスプレイ上に表示した際の表示領域のおける座標である。なお、ファイルが複数ページにわたるデータである場合、複数ページを考慮した座標変換が適宜行われるものとする。複数のモバイル端末100間における表示サイズの違いや表示装置103の表示サイズの違いに基づく座標変換も適宜行われる。
秘匿解除領域属性404は、無線通信電波の電波強度を使って複数のモバイル端末100の位置情報を会議室に相当する空間マップ上にマッピングし、空間マップ上で選択された秘匿情報解除の領域の座標、サイズ、秘匿レベルを格納する属性である。なお、空間マップを使用した秘匿解除領域の設定機能はオプションである。本実施例では、同機能がサポートされている場合を想定する。秘匿解除領域属性404の記述フォーマットは、「(開始X座標、開始Y座標、開始座標からの幅長、開始座標からの高さ長):秘匿レベル」とする。秘匿解除Device属性405は、秘匿情報解除して表示する端末のDeviceIDと秘匿レベル値を保存したリストである。記述フォーマットは、「DeviceID:秘匿レベル」である。
[会議開催イメージ]
図5に、会議室500における会議開催時イメージを示す。会議室500は個室タイプである。このため、会議室500には、会議室ドア501、テーブル502、プレゼンテーションサーバ503、表示装置504が配置されている。また、会議室500には、4人の参加者が着座しており、各参加者は1人1台ずつモバイル端末505、506、507、508を所持している。
[電子会議の開催に伴う処理動作]
以下、電子会議の開催時にモバイル端末100及びプレゼンテーションサーバ101で実行される処理動作について説明する。
[モバイル端末における初期設定]
まず、モバイル端末100に初期設定されるべき情報について説明する。当該情報は、接続テーブル212Aに登録される情報であるDeviceID301、DeviceName302、UserName303の値である。これらの情報は信頼できる情報でなければならない。そこで、本実施例では、これらの情報を、例えば企業等におけるシステム管理者等が設定する、又は、任意のリモート管理サーバ等にアクセスして自動設定する等の仕組みを採用し、モバイル端末100のユーザが勝手に変更できないようする。なお、本実施例の場合、これらの値の設定を、モバイル端末100に会議アプリケーション207Aがインストールされる段階で行う。
[ローカルストレージ画面]
図6に、モバイル端末100の表示領域に表示されるローカルストレージ画面600の一例を示す。ローカルストレージ画面600は、二次記憶装置204Aにローカルに保存されているファイルを管理するために使用する画面である。ローカルストレージ画面600は、ファイルをリスト表示するファイル表示部601からなる。ファイル表示部601には、二次記憶装置204Aに保存されているファイルが列挙されており、ユーザはファイル表示部601からファイルを選択することでファイルをオープンすることができる。
[ファイル表示画面]
図7に、モバイル端末100の表示領域に表示されるファイル表示画面700の一例を示す。ユーザがローカルストレージ画面600(図6)上で任意のファイルを選択すると、ファイル表示画面700が表示され、ファイルの閲覧、秘匿領域の指定及び/又は編集が可能となる。また、ファイル表示画面700上には公開ボタン701が配置されている。当該ボタンがクリック操作された場合、画面上に表示されているファイルは、プレゼンテーションサーバ101及び他のモバイル端末100への公開対象となる。操作の詳細については後述する。
[ファイル秘匿処理画面]
図8Aに、モバイル端末100の表示領域に表示されるファイル秘匿処理画面800の一例を示す。当該画面は、ファイル表示画面700(図7)が表示されている状態で、ユーザが、秘匿領域801及び802を指定して秘匿処理(塗りつぶし等によって表示内容の視認を困難する効果処理)を行った後の状態を表している。操作の詳細は後述する。図8Bは、個々の領域に秘匿レベルを設定する場合の表示画面例である。本実施例では、ユーザが特定の秘匿領域801、802をダブルタップすると、秘匿レベル設定ボップアップ810が開くものとする。秘匿レベル設定ポップアップ810には、3段階の秘匿レベルの選択ボタンと、選択の確定/キャンセルボタンが含まれる。
[デバイス一覧表示画面]
図9に、モバイル端末100の表示画面に表示されるデバイス一覧画面900の一例を示す。当該画面は、プレゼンテーションサーバ101に接続されているモバイル端末100の一覧である。デバイス一覧画面900は、端末をリスト表示するデバイス表示部901を有している。
デバイス表示部901の各エントリには、デバイス名、ユーザ名が表示されることに加え、秘匿レベル表示部903が表示される。なお、ユーザが秘匿レベル表示部903をタップすると、秘匿レベル設定ドロップダウン904が表示され、デバイス毎の秘匿レベルを設定することが可能である。設定の確定は、設定ボタン902のタップで行う。このように、本実施例では、プレゼンテーション資料を提供する各モバイル端末100において、任意の秘匿領域と各領域の秘匿レベル、会議に参加しているモバイル端末(デバイス)毎の秘匿レベルの設定が可能になっている。これにより、プレゼンテーション資料の提供者が、参加者毎に秘匿/閲覧を指定することが可能になる。
[プレゼンテーションサーバの表示画面]
図10に、プレゼンテーションサーバ101に接続された表示装置103に表示されるファイル表示画面1000の一例を示す。すなわち、ファイル表示画面1000は、会議の参加者の誰もが視認できる画面である。このため、メイン画面1001には、プレゼン中の資料が表示される。なお、メイン画面1001に表示される内容は、秘匿処理後の画面である。表示方法の詳細については後述する。この他、ファイル表示画面1000にはサブ画面1002も表示される。サブ画面1002は、プレゼンテーションに備えて待機状態にある資料に対応するファイル表示画面700の縮小画面である。具体的には、公開ボタン701の操作によってモバイル端末100がプレゼンテーションサーバ101に送信した資料の縮小画面が表示される。図10の場合、プレゼンテーション待ちの資料が3つあることを示している。
[電子会議開始時におけるモバイル端末の登録動作]
図11に、電子会議開始時にモバイル端末100及びプレゼンテーションサーバ101において実行される処理動作を示す。
・ステップ1101
まず、会議の主催者(以下、「主催者」という)が、プレゼンテーションサーバ101を起動する。
・ステップ1102
プレゼンテーションサーバ101は、会議アプリケーション207Bを起動する。
・ステップ1103
通信モジュール208Bは、プレゼンテーションサーバ101の近くに存在する通信モジュール208Aを備えるモバイル端末100の検索を開始する。
・ステップ1104
次に、主催者及び会議参加者(以下、「参加者」という)は、各自が所持するモバイル端末100の会議アプリケーション207Aを起動する。
・ステップ1105
この時、モバイル端末100の通信モジュール208Aは、検索状態になっているプレゼンテーションサーバ101を検索する。
・ステップ1106
プレゼンテーションサーバ101の通信モジュール208Bは、近接するモバイル端末100の通信モジュール208Aが発見されたか否かを判定する。近接するモバイル端末100の通信モジュール208Aが発見された場合にはステップ1107が実行され、近接するモバイル端末100の通信モジュール208Aが発見されない場合には処理を終了する。
・ステップ1107
プレゼンテーションサーバ101は、発見されたモバイル端末100とネットワーク接続する。なお、通常のネットワーク接続では、2つの機器間でネットワーク接続を行う際に何らかの認証を行うが、本システムにおいては、接続後に共有されるデータは、共有元のユーザが公開したくない情報を秘匿して公開するため、この時点での認証は利便性を向上させるために行わない。
・ステップ1108
プレゼンテーションサーバ101とモバイル端末100間で接続が完了すると、無線通信モジュール208Bは、無線通信モジュール208Aからモバイル端末100の情報を取得する。
・ステップ1109
この後、プレゼンテーションサーバ101は、接続テーブル212Bに取得したモバイル端末100の情報を登録する。この時、登録される情報は、モバイル端末100のDeviceID301、DeviceName302、UserName303、RSSI304である。
[モバイル端末における秘匿処理]
図12に、モバイル端末100においてファイルの秘匿操作が行われる場合の処理動作を示す。なお、当該処理の実行時には、主催者及び会議参加者の所持するモバイル端末100において、会議アプリケーション207Aが既に起動しているものとする。
・ステップ1201
モバイル端末100の二次記憶装置204Aにあるファイルをプレゼンテーションサーバ101上で公開したいユーザは、まず始めに、ローカルストレージ画面600(図6)を表示させる。このとき、ファイルモジュール211Aは、予め二次記憶装置204Aに保存されているファイルをファイル表示部601に列挙する。
・ステップ1202
この段階で、ユーザは、ファイル表示部601に表示されている公開したいファイルを選択する。なお、ファイルモジュール211Aは、ユーザによるファイルの選択を受け付ける。
・ステップ1203
ファイルモジュール211Aは、選択されたファイルを画面上でオープンし、モバイル端末100のディスプレイに表示する(図7参照)。
・ステップ1204
画面上に、ユーザが秘匿したい領域がある場合、以下のステップ1205〜1207が領域毎に繰り返し実行される。
・ステップ1205
ユーザは、秘匿したい領域をタッチパネルディスプレイ上に表示されたファイル表示画面700(図7)内で選択する。具体的には、タッチパネルディスプレイ上で秘匿したい場所を長押しする。このとき、秘匿モジュール210Aは、任意サイズの矩形を電子データ上に表示する。次に、秘匿モジュール210Aは、タッチパネルディスプレイ上に表示された任意サイズの矩形のスワイプ操作に応じ、位置調整およびサイズ調整を実行し、秘匿領域を設定する。
・ステップ1206
次に、秘匿モジュール210Aは、選択された秘匿領域に対する秘匿レベルの設定を受け付ける。例えばユーザが既に設定された特定の秘匿領域をダブルタップすると、秘匿モジュール210Aは、秘匿レベル設定ポップアップ810(図8B)を画面内に表示し、任意レベル(本実施例では3段階の秘匿レベル)の選択を受け付ける状態になる。
・ステップ1207
秘匿レベルの設定が終了すると、秘匿モジュール210Aは、秘匿領域及び秘匿レベルの値をファイルテーブル213Aの秘匿情報属性403に登録する。秘匿領域が複数ある場合には、秘匿領域が無くなるまで、秘匿領域の設定処理が繰り返し実行される。
・ステップ1208
秘匿領域の設定後、公開ボタン701がタップされると、モバイル端末100は秘匿処理を終了する。
[秘匿情報適用先の設定]
図13に、モバイル端末100において実行される秘匿情報適用先の設定動作を示す。
・ステップ1301
公開ボタン701のタップを検出すると、通信モジュール208Aは、プレゼンテーションサーバ101の通信モジュール208Bに対し、プレゼンテーションサーバ101に現在接続されているモバイル端末100の一覧及び位置情報を取得するリクエストを送信する。
・ステップ1302
プレゼンテーションサーバ101の通信モジュール208Bは、接続テーブル212Bに格納されている、各デバイスの無線通信電波の強度RSSI304に基づいて相対的な端末マッピング情報を生成する。ここでは、図5に例示した会議室の場合について、端末マッピング情報の生成例を図14Aに示す。
なお、端末位置情報のマッピング手法には、様々な方法がある。一例を以下に示す。なお、マッピング処理の具体的なアルゴリズムは省略する。
(1) 2つの機器間の無線電波強度から機器間の距離を推定し、複数の端末があった場合、推定された機器間の距離を使って任意機器を中心とした相対位置を推測してマッピングする方法
(2) 会議室内の複数の点に無線電波発信装置を設置しておき、事前に、任意位置に設置した各無線電波発信装置からの電波強度がどの位の値になるかを測定して作成したデータベースに基づいて、現在の端末位置を推定する方法(位置指紋を使った位置推定方法)
・ステップ1303
プレゼンテーションサーバ101の通信モジュール208Bは、接続テーブル212Bから現在接続されているモバイル端末100の一覧を取得し、モバイル端末100の一覧と位置マッピング情報をモバイル端末100の通信モジュール208Aに返信する。
・ステップ1304
モバイル端末100の通信モジュール208Aは、モバイル端末一覧情報と端末マッピング情報をプレゼンテーションサーバ101から取得する。
・ステップ1305
モバイル端末100は、秘匿モジュール210Aに命じ、デバイスマップ画面1400(図14A)を表示する。デバイスマップ画面1400は、自モバイル端末100を表すマーク1404をマップの中心に表す。マーク1404の近傍には、端末情報1405(自モバイル端末100のDeviceIDとユーザ名)を表示する。同様に、会議室内にある他のモバイル端末についても、推定位置を示すマークと端末情報を表示する。
・ステップ1306
モバイル端末100は、デバイスマップ画面1400を通じ、秘匿効果を解除してもよい会議室内の領域の選択を受け付ける。領域の設定には、例えばタッチパネルディスプレイ上で秘匿したい場所を長押しする。すると、秘匿モジュール210Aは、任意サイズの矩形をデバイスマップ画面1400上に表示する。次に、タッチパネルディスプレイ上に表示された任意サイズの矩形をスワイプ操作により、位置調整およびサイズ調整するといった操作で秘匿解除領域1406を設定する。なお、本実施例では、秘匿効果を解除する領域を設定しているが、情報を秘匿する領域を設定しても良い。
・ステップ1307
次に、モバイル端末100は、設定された領域に秘匿レベルを設定する。秘匿モジュール210Aは、例えば前ステップで設定された秘匿解除領域に対するダブルタップを検出する。この場合、秘匿モジュール210Aは、ダブルタップされた領域に対して、秘匿レベル設定ポップアップ1410(図14B)を表示する。ユーザは、秘匿レベル設定ポップアップ1410上で、任意の秘匿レベルを指定する。実施例の場合、3段階の秘匿レベルのうちいずれかを設定する。
この操作により、指定された領域に存在するモバイル端末100では、秘匿解除領域内にいる限り、指定された秘匿レベル以下の秘匿領域の情報を閲覧することができるようになる。もっとも、プレゼンテーションサーバ101側の表示装置103において、秘匿領域は秘匿状態のまま表示される。このように、デバイスマップ画面1400を用いた秘匿解除領域の設定方法は、デバイス毎に秘匿又は閲覧を設定する手法に比して設定が簡便である。設定された情報は、ファイルテーブル213Aに保存される。
・ステップ1308〜1310
特定のモバイル端末100(特定のユーザ)について秘匿領域の情報を表示してもよい場合(1308)、ユーザは、デバイスマップ画面1400上で特定のモバイル端末100を個別に指定し(1309)、秘匿レベルを設定する(1310)。具体的には、ユーザがデバイスマップ画面1400上で特定のモバイル端末100のマークをタップし、表示された秘匿レベル設定ポップアップ1410に秘匿レベルを入力する。
このように、本実施例では、デバイスマップ画面1400上で位置情報を視覚的に確認した状態で秘匿解除するモバイル端末100を個別に選択できるので、ユーザは、秘匿解除の設定が簡便である。また、ユーザは、デバイスマップ画面1400の表示と現実の会議室内のユーザとを照らし合わせながら秘匿解除を設定できるため、間違って秘匿情報を解除する可能性を低減することができる。
ここでは、デバイスマップ画面1400上で特定のマークを指定しているが、デバイス一覧画面900(図9)から秘匿情報の解除を設定することもできる。デバイス一覧画面900は、デバイスマップ画面1400内に設けられた一覧ボタン1402のタップにより開くことができる。デバイス一覧画面900には、会議室内のモバイル端末100に対応するデバイスがリスト形式で表示されているので、秘匿解除対象のモバイル端末100を選択することも可能である。なお、図13では、当該ステップ1308〜1310の処理をステップ1306〜1307の後に実行しているが、実行順序は任意である。
・ステップ1311
決定ボタン1401のタップを検出すると、秘匿モジュール210Aは、デバイスマップ画面1400を用いた秘匿情報の解除設定処理を終了すると共に、デバイスマップ画面1400を閉じる。なお、キャンセルボタン1403がタップされると、秘匿モジュール210Aは、直前の設定をキャンセルする。
[秘匿設定の適用処理]
・ステップ1501
図15に、秘匿設定の終了後に実行される処理動作を示す。プレゼンテーション実行者による設定が完了すると(例えば図14の決定ボタン1401をタップすると)、モバイル端末100の通信モジュール208Aは、公開対象となるファイルと、ファイルテーブル213Aに保存されているファイル情報(ファイルURL401、Owner402、秘匿情報403、秘匿解除領域404、秘匿解除Device405)をプレゼンテーションサーバ101に送信する。
・ステップ1502
プレゼンテーションサーバ101の通信モジュール208Bは、受信したファイルを二次記憶装置204Bに保存すると共に、ファイル情報をファイルテーブル213Bに保存する。
・ステップ1503
次に、プレゼンテーションサーバ101の通信モジュール208Bは、ファイル及びファイル情報を送信元以外の他のモバイル端末100に送信する。
・ステップ1504
会議室内の各モバイル端末100の通信モジュール208Aは、受信したファイルとファイル情報を、二次記憶装置204Aとファイルテーブル213Aに保存する。この時、秘匿部分の電子データを暗号化せずに転送しているが、これは、前述したように、会議アプリケーション207A及び207Bで扱われるファイルは、他のアプリケーションからアクセスできないようにサンドボックス化されているためである。よって、ここでの電子データはセキュアな状態が保証されている。
[秘匿設定後の動作]
[プレゼンテーションサーバでの秘匿表示]
図16に、プレゼンテーションサーバ101上で実行されるファイルの表示動作を示す。この表示動作は、任意のユーザが公開ボタン701をタップして、任意のユーザのファイルがプレゼンテーションサーバ101及び他のユーザのモバイル端末100に転送された後に実行される。
・ステップ1601
プレゼンテーションサーバ101は、公開対象のファイルを二次記憶装置204Bから読み出す。
・ステップ1602
次に、秘匿モジュール210Bは、ファイルテーブル213Bから対象ファイルのファイルURL401を検索キーに使用して秘匿情報403を取得する。秘匿情報403は、秘匿領域の開始座標と縦横サイズ、秘匿レベルで構成される情報である。なお、1つの電子データ上に複数の秘匿領域が存在する場合、秘匿領域情報がリスト形式で保存されており、秘匿モジュール210Bは全ての情報を取得する。
・ステップ1603
秘匿モジュール210Bは、秘匿領域の座標範囲に相当する表示画面上の領域に合わせて黒色塗りつぶしの矩形パターンをディスプレイ上に表示し、秘匿されるべき内容を隠す。プレゼンテーションサーバ101上の表示においては、秘匿情報403内に設定されている秘匿レベルは無視され、対象ファイルの秘匿情報403で指定された領域の情報は全て秘匿表示される。
[プレゼンテーション者以外のモバイル端末での秘匿表示]
図17に、プレゼンテーション者以外のモバイル端末100で実行されるファイルの表示動作を示す。この処理動作は、プレゼンテーション者となる任意のユーザが公開ボタン701をタップし、当該ユーザのファイルがプレゼンテーションサーバ101から他のユーザのモバイル端末100に転送された後に実行される。
・ステップ1701
まず、モバイル端末100の通信モジュール208Aは、プレゼンテーションサーバ101の通信モジュール208Bに対し、自モバイル端末の位置情報の座標をリクエストする。
・ステップ1702
プレゼンテーションサーバ101の通信モジュール208Bは、当該リクエストを発したモバイル端末の位置情報の座標を計算し、該当するモバイルモバイル端末100の通信モジュール208Aに返信する。
・ステップ1703
通信モジュール208Aは、取得した位置情報を使用して、ファイルテーブル213Aに保存されている秘匿解除領域404に、自モバイル端末の座標が含まれているか否かを判定する。含まれている場合にはステップ1704に進み、含まれていない場合にはステップ1705に進む。
・ステップ1704
自モバイル端末の座標が含まれている場合、通信モジュール208Aは、秘匿解除領域404の秘匿レベル(領域秘匿解除レベル)を取得する。
・ステップ1705
次に、秘匿モジュール210Aは、ファイルテーブル213Aの秘匿解除Device属性405に自モバイル端末のDeviceIDが含まれているか否かを判定する。含まれている場合にはステップ1706に進み、含まれていない場合にはステップ1707に進む。
・ステップ1706
自モバイル端末のDeviceIDが含まれている場合、秘匿モジュール210Aは、対応する秘匿レベル(Device秘匿解除レベル)を取得する。
・ステップ1707
秘匿モジュール210Aは、領域秘匿解除レベルとDevice秘匿解除レベルを比較し、秘匿解除レベルが高い値(秘匿を解除できる能力・権限が高い方の値)を取得する。
・ステップ1708
秘匿モジュール210Aは、秘匿情報属性から秘匿領域情報(複数存在するリスト構造)を取得し、ステップ1707で取得した秘匿解除レベルより大きい秘匿領域を取得する。例えば解除レベルが最大(すなわち“3”)に設定されているモバイル端末100では、全ての情報を閲覧可能であるので、同ステップで取得される秘匿領域は存在しない。一方、秘匿解除レベルが最低(すなわち“1”)に設定されているモバイル端末100では、秘匿レベルが“2”と“3”の秘匿領域が取得される。
・ステップ1709
ファイルモジュール211Aは、ステップ1708で取得された秘匿領域の情報に基づいて、該当する領域を黒色の矩形パターンで塗りつぶし表示する。すなわち、プレゼンテーションサーバ101上では全ての秘匿領域が黒色の矩形パターンで塗りつぶされて表示されるが、各自のモバイル端末100では、何箇所かの秘匿領域が秘匿解除された状態で表示され得る。このように、会議に参加している参加者のモバイル端末100毎に秘匿情報の閲覧/非閲覧を詳細に設定することができる。
[途中参加者のモバイル端末での秘匿表示]
図18に、任意のユーザが会議中に途中参加する場合に、途中参加者のモバイル端末100で実行される表示動作を示す。
・ステップ1801
途中参加者は、会議室に入室した後、モバイル端末100の会議アプリケーション207Aを起動する。
・ステップ1802
この時、モバイル端末100の通信モジュール208Aは、プレゼンテーションサーバ101の検索を開始する。なお、プレゼンテーションサーバ101の通信モジュール208Bの側でも、常時又は定期的に、新たなモバイル端末100を検索している。
・ステップ1803
モバイル端末100の通信モジュール208Aは、プレゼンテーションサーバ101の通信モジュール208Bを発見したか否かを判定する。モバイル端末100の通信モジュール208Aは、プレゼンテーションサーバ101を発見するとステップ1804に進み、プレゼンテーションサーバ101を発見できない場合には検索処理を終了する。
・ステップ1804
プレゼンテーションサーバ101を発見したモバイル端末100の通信モジュール208Aは、プレゼンテーションサーバ101の通信モジュール208Bとの間で接続処理を実行する。
・ステップ1805
プレゼンテーションサーバ101とモバイル端末100との間で接続が完了すると、プレゼンテーションサーバ101通信モジュール208Bは、モバイル端末100の通信モジュール208Aから端末情報を新たに取得し、接続テーブル212Bに登録する。
・ステップ1806
プレゼンテーションサーバ101は、ファイル情報(ファイルURL、Owner、秘匿情報、秘匿解除領域、秘匿解除Device)とファイルを、ファイルテーブル213Bと二次記憶装置204Bから読み込み、新規に参加したモバイル端末100に送信する。
・ステップ1807
モバイル端末100は、受信したファイル情報及びファイルを、ファイルテーブル213A及び二次記憶装置204Aに保存する。
・ステップ1808
モバイル端末100の通信モジュール208Aは、プレゼンテーションサーバ101の通信モジュール208Bに対し、自モバイル端末の位置情報の座標をリクエストする。
・ステップ1809
プレゼンテーションサーバ101の通信モジュール208Bは、リクエスト元のモバイル端末100の位置情報の座標を計算して返信する。
・ステップ1810
位置情報の座標を受信したモバイル端末100は、ファイルテーブル213Aの秘匿解除領域404に、自モバイル端末の座標が含まれているか否かを判定する。モバイル端末100は、座標が秘匿解除領域404に含まれる場合にはステップ1811に進み、含まれていない場合にはステップ1814に進む。
・ステップ1811
自モバイル端末100の座標が秘匿解除領域404に含まれる場合、秘匿モジュール210Aは、ファイルテーブル213Aから秘匿解除領域404の秘匿レベル(領域秘匿解除レベル)を取得する。
・ステップ1812
モバイル端末100の秘匿モジュール210Aは、取得した秘匿レベル(領域秘匿解除レベル)と秘匿情報属性403の秘匿レベルを比較し、取得した秘匿レベル(領域秘匿解除レベル)より大きい秘匿領域を取得する。
・ステップ1813
モバイル端末100のファイルモジュール211Aは、ステップ1812で取得された秘匿領域の情報に基づいて、該当する領域を黒色の矩形パターンで塗りつぶし表示する。なお、会議室内の一定の領域にいる場合、当該領域について設定された領域秘匿解除レベル以下の秘匿レベルを有する秘匿領域については秘匿効果を解除した状態で電子データの閲覧が可能となる。
・ステップ1814
ステップ1810の判定で、自モバイル端末100が秘匿解除領域に含まれていなかった場合、モバイル端末100のファイルモジュール211Aは、ステップ1705〜1709(図17)を実行し、自モバイル端末100に設定されたDevice秘匿解除レベルと各秘匿領域の秘匿レベルの比較に基づいて各秘匿領域に対する秘匿効果処理又は秘匿解除処理を実行する。なお、自モバイル端末100に設定されたDevice秘匿解除レベル(設定されていない場合も含む)より高い秘匿レベルの秘匿領域には黒色の矩形パターンを表示して情報を秘匿する。
[途中退室者がある場合の処理]
図19に、会議中に参加者が途中退室した場合に実行される処理動作を示す。
・ステップ1901
この場合、プレゼンテーションサーバ101の通信モジュール208Bが、通信の切断を検知する。
・ステップ1902
次に、プレゼンテーションサーバ101の通信モジュール208Bは、通信の切断されたモバイル端末100のDeviceIDを取得する。
・ステップ1903
その後、プレゼンテーションサーバ101の通信モジュール208Bは、接続中の他の全てのモバイル端末100に対し、取得したDeviceIDのモバイル端末100との通信が切断されたことを通知する。
・ステップ1904
通知を受けた他のモバイル端末100のファイルモジュール211Aは、ファイルテーブル213AのOwner属性402が通知を受けたDeviceIDと一致するファイルを特定して二次記憶装置204Aから削除する。
・ステップ1905
その後、ファイルモジュール211Aは、対応するファイルテーブル213Aのエントリを削除する。
[まとめ]
以上説明したように、本実施例に係る電子会議システムを用いれば、個々のモバイル端末100に対する細やかな秘匿レベルの設定や閲覧制御を効率的かつ容易に行うことができる。すなわち、「このユーザには、この秘匿領域を秘匿したままにしたいが、あのユーザには、この秘匿領域を閲覧させてよい」といったきめ細やかな秘匿・閲覧(秘匿解除)の設定を行うことができる。
この効果を実現するために、プレゼンテーション者が使用するモバイル端末100の機能として、プレゼンテーション資料上の任意の領域に秘匿領域を設定できる機能と、秘匿領域毎に秘匿レベルを設定できる機能と、デバイス単位又は会議室マップ画面(デバイスマップ画面1400)上の任意の領域に対して秘匿解除レベルを設定する機能を、モバイル端末100に搭載する。
ここで、会議室マップは、例えば相対位置情報に基づいて複数のモバイル端末100を配置図上にマッピングして生成されるマップである。当該マップは会議室内の参加者の位置を反映できるため、個々の参加者(個々のモバイル端末)に対する秘匿レベルの設定を、視覚的に把握される位置関係を確認しながら行うことができる。また、当該マップを用いれば、任意の領域を指定して秘匿解除レベルを一括設定できるため、秘匿解除レベルの設定に要する作業負担の軽減も実現できる。また、デバイス単位での秘匿解除レベルの設定機能も備えるため、会議室マップを作成できない場合やマップ上の領域設定では対応できないような場合にも、参加者毎の詳細な閲覧制御を実現することができる。
また、プレゼンテーションを受ける参加者が使用するモバイル端末100の機能として、プレゼンテーション資料と、当該資料上に設定された秘匿領域の情報と、秘匿領域毎に設定された秘匿レベルの情報と、会議室マップ上の秘匿解除領域とその秘匿解除レベル及び/又は秘匿解除デバイスとその秘匿解除レベルをプレゼンテーションサーバ201から受信する機能と、自端末の秘匿解除レベルと各秘匿領域の秘匿レベルとを比較する機能と、自端末の秘匿解除レベルよりも高い秘匿レベルの秘匿領域については秘匿効果を付与し、それ以外の秘匿領域については秘匿を解除して画面表示する機能を搭載する。
また、プレゼンテーションサーバには、あるモバイル端末からプレゼンテーション資料と、当該資料上に設定された秘匿領域の情報と、秘匿領域毎に設定された秘匿レベルの情報と、会議室マップ上の秘匿解除領域とその秘匿解除レベル及び/又は秘匿解除デバイスとその秘匿解除レベルを受信する機能と、秘匿レベルによらず秘匿領域に秘匿効果を付加してプレゼンテーション資料を表示する機能と、受信した情報を別のモバイル端末に転送する機能とを搭載する。このように、参加者全員が視認できる会議室内の画面上では、プレゼンテーション資料に設定された秘匿領域の情報が秘匿される。なお、会議室マップの作成機能はプレゼンテーションサーバ101に搭載し、作成された会議室マップを電子会議に参加している参加者のモバイル端末100に予め送信する機能を搭載する。
また、本実施例における会議アプリケーション207A及び207Bは、電子会議で使用するファイルをサンドボックス化しているため、プレゼンテーション資料や秘匿領域を個別に暗号化する必要が無く、秘匿領域の管理や適用が容易になる。
[他の実施例]
本発明は、実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階では、その要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。また、実施形態で示された各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現しても良い。
また、上記各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現しても良い。各機能等を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリやハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録或いは記憶装置、またはICカード、SDカード、DVD等の記録或いは記憶媒体に格納することができる。さらに、上述の実施形態において、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。全ての構成が相互に接続されていても良い。
1…電子会議システム
100…モバイル端末
101…プレゼンテーションサーバ
102…ネットワーク
103…表示装置
207A,B…会議アプリケーション
208A,B…通信モジュール
209A,B…接続モジュール
210A,B…秘匿モジュール
211A,B…ファイルモジュール
212A,B…接続テーブル
213A,B…ファイルテーブル

Claims (10)

  1. 表示デバイスと、
    前記表示デバイスの表示画面上に表示されたプレゼンテーション資料上の任意の領域に秘匿領域の設定を受け付ける第1の機能部と、
    前記秘匿領域毎に秘匿レベルの設定を受け付ける第2の機能部と、
    他のモバイル端末に対する秘匿解除レベルの設定を受け付ける第3の機能部と、
    前記プレゼンテーション資料、前記秘匿領域、前記秘匿レベル、前記秘匿解除レベルをプレゼンテーションサーバに送信する第4の機能部と
    を有するモバイル端末。
  2. 請求項1に記載のモバイル端末において、
    他のモバイル端末から提供された前記プレゼンテーション資料、前記秘匿領域、前記秘匿レベル、前記秘匿解除レベルをプレゼンテーションサーバから受信する第5の機能部と、
    自端末について設定された秘匿解除レベルと各秘匿領域について設定された前記秘匿レベルを比較し、比較結果に基づいて前記秘匿領域毎に秘匿効果を付与し又は付与せずに前記プレゼンテーション資料を表示する第6の機能部と
    を更に有するモバイル端末。
  3. 請求項1に記載のモバイル端末において、
    前記第3の機能部は、前記表示デバイスの表示画面上に表示された前記他のモバイル端末のリスト画面を通じ、選択されたモバイル端末毎に秘匿解除レベルの設定を受け付ける
    ことを特徴とするモバイル端末。
  4. 請求項1に記載のモバイル端末において、
    前記第3の機能部は、前記表示デバイスの表示画面上に表示された会議室に相当するマップ画面上で指定された秘匿解除領域について秘匿解除レベルを設定する
    ことを特徴とするモバイル端末。
  5. 請求項4に記載のモバイル端末において、
    他のモバイル端末から提供された前記プレゼンテーション資料、前記秘匿領域、前記秘匿レベル、前記秘匿解除領域、前記秘匿解除レベルをプレゼンテーションサーバから受信する第7の機能部と、
    自端末が前記秘匿解除領域に含まれる場合、前記秘匿解除レベルについて設定された前記解除レベルと各秘匿領域について設定された前記秘匿レベルを比較し、比較結果に基づいて前記秘匿領域毎に秘匿効果を付与し又は付与せずに前記プレゼンテーション資料を表示する第8の機能部と
    を更に有することを特徴とするモバイル端末。
  6. 請求項5に記載のモバイル端末において、
    前記第8の機能部は、前記プレゼンテーションサーバから受信された前記秘匿解除レベルに自端末について個別に設定された秘匿解除レベルが含まれるとき、当該秘匿解除レベルと前記秘匿解除領域について設定された秘匿解除レベルのうち高い方を自端末の秘匿解除レベルとして使用する
    ことを特徴とするモバイル端末。
  7. 請求項1に記載のモバイル端末において、
    前記プレゼンテーション資料、前記秘匿領域、前記秘匿レベル、前記秘匿解除レベルは電子会議用のアプリケーションでのみアクセス可能に管理される
    ことを特徴とするモバイル端末。
  8. あるモバイル端末からプレゼンテーション資料と共に秘匿領域、当該領域の秘匿レベルを受信する第9の機能部と、
    前記秘匿領域毎に秘匿レベルを取得する第10の機能部と、
    前記プレゼンテーション資料の前記秘匿領域に秘匿効果を付与して表示する第11の機能部と
    を有するプレゼンテーションサーバ。
  9. 請求項8に記載のプレゼンテーションサーバにおいて、
    前記あるモバイル端末から受信した前記プレゼンテーション資料、前記秘匿領域、前記秘匿レベルを、他のモバイル端末について設定された秘匿解除レベル、及び/又は、会議室に相当するマップ画面上で指定された秘匿解除領域とその秘匿解除レベルと共に前記他のモバイル端末に送信する第12の機能部
    を更に有するプレゼンテーションサーバ。
  10. 請求項9に記載のプレゼンテーションサーバにおいて、
    会議室内に存在するモバイル端末を前記マップ画面上にマッピングする第13の機能部
    を更に有するプレゼンテーションサーバ。
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