JP2002335498A - メッセージ放送装置およびメッセージ受信装置 - Google Patents

メッセージ放送装置およびメッセージ受信装置

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JP2002335498A
JP2002335498A JP2001137838A JP2001137838A JP2002335498A JP 2002335498 A JP2002335498 A JP 2002335498A JP 2001137838 A JP2001137838 A JP 2001137838A JP 2001137838 A JP2001137838 A JP 2001137838A JP 2002335498 A JP2002335498 A JP 2002335498A
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JP
Japan
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message
broadcast
broadcast program
viewer
video signal
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Application number
JP2001137838A
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English (en)
Inventor
Mitsuzo Morohoshi
光造 諸星
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Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放送番組に対する意見交換、情報交換や、放
送番組を介して視聴者独自の情報発信を自在に行うこと
ができるメッセージ放送装置およびメッセージ受信装置
を提供する。 【解決手段】 メッセージ放送装置3は、視聴者から送
られたメッセージをメッセージ映像信号に変換する変換
手段7aと、メッセージ映像信号を放送番組に重畳させ
る重畳手段7eと、この重畳手段7eによって重畳され
た放送番組を放送する放送手段11と、を備えた。メッ
セージ受信装置5は、放送番組を表示する表示画面を備
える表示手段21と、この表示手段21の表示画面上
で、前記メッセージ映像信号の表示を自在に変更する表
示変更手段15aと、を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、視聴者から寄せら
れるメッセージを放送するメッセージ放送装置およびメ
ッセージ受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、放送局には、視聴者から放送番
組に対する数多くの意見や要望が寄せられる。しかし、
放送番組では、放送時間が限られているので、番組内の
ちょっとした「お便り、FAX紹介」のコーナー等で、
寄せられた意見や要望のごく少数しか提示、紹介するこ
とができなかった。
【0003】或いは、新聞や雑誌等において、放送番組
に対する意見や要望の投稿欄が視聴者に利用されたとし
ても、これら新聞雑誌等の活字メディアと放送番組等の
映像メディアとのメディアの媒体が異なっているため、
投稿欄を利用した、ある視聴者以外の別の視聴者には、
ある視聴者の放送番組に対する意見や要望が目に付きに
くかった。
【0004】すなわち、ある視聴者は、別の視聴者の意
見や要望を知り得る機会があまり多くなかった。そし
て、近年、インターネット上のホームページにおいて、
視聴者同士で、意見交換或いは放送番組に関する情報交
換等が行われるようになってきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インタ
ーネット等の双方向通信メディアと放送番組等の映像メ
ディアとでは、メディアの媒体が異なっており、放送番
組を視聴する視聴者の誰もが簡単に、放送番組に対する
意見交換や情報交換を行うことができないといった問題
がある。
【0006】また、視聴者には、放送番組に対する意見
交換や情報交換以外にも、放送番組を介して、視聴者独
自の情報を発信する情報発信を活発に行いたいとの要請
がある。
【0007】本発明の目的は前記した従来の技術が有す
る課題を解消し、放送番組に対する意見交換、情報交換
や、放送番組を介して視聴者独自の情報発信を自在に行
うことができるメッセージ放送装置およびメッセージ受
信装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のメッセー
ジ放送装置は、視聴者から送られたメッセージをメッセ
ージ映像信号に変換する変換手段と、前記メッセージ映
像信号を放送番組に重畳させる重畳手段と、この重畳手
段によって重畳された放送番組を放送する放送手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0009】かかる構成によれば、変換手段によって視
聴者から送られた様々なメッセージが放送可能なメッセ
ージ映像信号に変換され、重畳手段によって、メッセー
ジ映像信号が放送番組に重畳され、放送手段によって、
放送される。
【0010】なお、視聴者から送られたメッセージは、
電話、葉書・手紙、FAX、電子メール(インターネッ
ト等を通じて)によって送られたものである。放送手段
は、種々のメディアによって実施できるもの、すなわ
ち、通常の地上波による放送、地上デジタル放送、衛星
デジタル放送、データ放送、文字放送、インターネット
放送、ケーブルテレビ放送の少なくとも一つを実施でき
るものである。
【0011】また、変換手段によって、変換されたメッ
セージ映像信号を重畳される放送番組が放送されるまで
蓄積しておく蓄積手段を備える構成としてもよい。さら
に、変換手段によって変換されたメッセージ映像信号の
内容を、放送に適正かどうか自動的にチェックする掲載
判定手段を備える構成としてもよい。
【0012】そして、蓄積手段を備える場合、メッセー
ジ映像信号が当該蓄積手段に蓄積された時刻等を示す情
報、或いはメッセージ映像信号を分類する情報を付加す
る掲載情報付加手段を備える構成としてもよい。そして
また、この掲載情報付加手段を備える場合には、掲載情
報付加手段によって付加された付加情報に基づいて、メ
ッセージ映像信号をカテゴリ毎に分類し、蓄積手段に蓄
積させるカテゴリ分類手段を備えてもよい。
【0013】請求項2記載のメッセージ放送装置は、請
求項1に記載のメッセージ放送装置において、設定され
た時刻に基づいて、前記メッセージ映像信号を更新する
メッセージ更新手段を備えたことを特徴とする。
【0014】かかる構成によれば、メッセージを送って
きた視聴者の要望に基づいて、放送局側でメッセージ映
像信号を更新する時刻が設定され、この設定された時刻
になるとメッセージ更新手段によって、メッセージが自
動的に更新される。
【0015】請求項3記載のメッセージ放送装置は、請
求項1または請求項2に記載のメッセージ放送装置にお
いて、前記放送番組に連動して、前記メッセージ映像信
号を切り替えるメッセージ切替手段を備えたことを特徴
とする。
【0016】かかる構成によれば、メッセージ切替手段
によって、視聴者から送られたメッセージが変換された
メッセージ映像信号が放送番組に連動して切り替えられ
る。例えば、放送番組途中でCM等が挿入される場合
に、メッセージ切替手段によって、放送番組とCMとの
それぞれに関係するメッセージに切り替えられる。
【0017】請求項4記載のメッセージ放送装置は、請
求項1から請求項3のいずれか1項に記載のメッセージ
放送装置において、前記視聴者から送られたメッセージ
がテキストデータおよび画像データを含んでいる場合
に、前記変換手段によってメッセージ映像信号に変換す
るデータを選択する変換データ選択手段を備えたことを
特徴とする。
【0018】かかる構成によれば、変換データ選択手段
によって、視聴者から送られたメッセージにテキストデ
ータおよび画像データとを含んでいる場合に、変換する
データが選択される。
【0019】請求項5記載のメッセージ放送装置は、請
求項1から請求項4のいずれか1項に記載のメッセージ
放送装置において、メッセージを送ってきた視聴者とこ
の視聴者が指定した対象との少なくとも一方に、当該メ
ッセージを重畳して放送される放送番組を通知する放送
番組通知手段を備えたことを特徴とする。
【0020】かかる構成によれば、放送番組通知手段に
よって、メッセージを送ってきた視聴者あるいはこの視
聴者が指定した対象に対し、当該メッセージがいつ放送
されるのかが通知される。例えば、この放送番組通知手
段は、視聴者がメッセージを送るのに利用したメディア
と同じメディアによって行われる。つまり、電子メール
でメッセージが送られた場合、このメッセージがいつ放
送されるかということは電子メールによって通知され
る。
【0021】請求項6記載のメッセージ受信装置は、視
聴者から送られたメッセージがメッセージ映像信号に変
換され、このメッセージ映像信号が重畳された放送番組
を、受信するメッセージ受信装置であって、前記放送番
組を表示する表示画面を備える表示手段と、この表示手
段の表示画面上で、前記メッセージ映像信号の表示を自
在に変更する表示変更手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0022】かかる構成によれば、表示変更手段によっ
て、視聴者は好みに応じて、表示手段上で、メッセージ
の表示位置や表示する大きさが変更される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて詳細に説明する。(メッセージ放送受信シス
テム)図1は、メッセージ放送受信システムの機能構成
を説明した機能説明図である。図1に示すように、メッ
セージ放送受信システム1は、メッセージ放送装置3と
メッセージ受信装置5とを備えて構成されている。
【0024】メッセージ放送受信システム1は、放送側
において、視聴者からの授受したメッセージを、任意の
時刻に放送番組に重畳させて、放送し、この放送を受信
した受信側では、重畳されているメッセージを任意のレ
イアウトに変更して表示できるシステムである。
【0025】メッセージ放送装置3は、視聴者から送ら
れたメッセージを放送番組に重畳して放送するものであ
って、主制御部7と、蓄積部9と、電波送出部11、通
信回線接続部13とを備えて構成されている。
【0026】主制御部7は、メッセージ放送装置3の制
御を司るもので、CPU、内部メモリ等を備えて構成さ
れており、変換手段7aと、掲載判定手段7bと、掲載
情報付加手段7cと、メッセージ分類手段7dと、重畳
手段7eと、メッセージ更新手段7fと、メッセージ切
替手段7gと、変換データ選択手段7hと、放送番組通
知手段7iとを機能的に実現する。
【0027】変換手段7aは、視聴者から送られたメッ
セージをメッセージ映像信号に変換するものである。視
聴者から送られたメッセージが電子データである場合に
は、この電子データが電波送出部11で用いられる電波
に対応するように変換される。視聴者から送られたメッ
セージが電子データになっていない場合、すなわち、電
話、FAXの場合には、オペレーターによって一旦、テ
キストデータ化する。その後、このテキストデータをメ
ッセージ映像信号に変換する。
【0028】掲載判定手段7bは、変換手段7aによっ
て変換されたメッセージ映像信号が放送に適正かどうか
(掲載可能かどうか)を判定するものである。この掲載
判定手段7bでは、予め、放送に適正な基準(放送禁止
用語、不適切な表現等)が設定されており、この基準に
基づいて、メッセージ映像信号が判定される。つまり、
メッセージ映像信号の中に含まれているテキストデータ
中に放送禁止用語等が含まれていないかどうかによって
判定される。なお、放送に適正でないと判定された場合
には、当該メッセージ映像信号を破棄する。
【0029】掲載情報付加手段7cは、メッセージ映像
信号を分類するための情報と、掲載する放送番組に関す
る情報等を付加するものである。すなわち、この掲載情
報付加手段7cでは、メッセージを送ってきた視聴者の
氏名、年齢、住所の個人情報が付加されると共に、メッ
セージの内容を分類するためのカテゴリ情報と、重畳さ
れる放送番組の番組名およびその時間帯(時刻)等の掲
載情報とが付加される。
【0030】メッセージ分類手段7dは、掲載情報付加
手段7cによって付加された個人情報、カテゴリ情報、
掲載情報に基づいて、各メッセージ映像信号を分類する
ものである。このメッセージ分類手段7dによって分類
されたメッセージ映像信号は、分類に基づいて、蓄積部
9に蓄積される。
【0031】重畳手段7eは、メッセージ映像信号を放
送番組に重畳させるためのものである。この重畳手段7
eでは、掲載情報付加手段7cによって付加された掲載
情報に基づいた放送番組にメッセージ映像信号が重畳さ
れる。この重畳手段7eでは、メッセージ映像信号が符
号化され、この符号化されたメッセージ映像信号が放送
番組の放送波に多重化される。
【0032】メッセージ更新手段7fは、メッセージ映
像信号を掲載時間に基づいて更新するものである。つま
り、蓄積部9によって蓄積されているメッセージ映像信
号を重畳手段7eによって重畳するタイミングを、予め
設定された掲載時刻に基づいて更新するものである。
【0033】メッセージ切替手段7gは、メッセージ映
像信号を放送番組に基づいて切り替えるものである。つ
まり、蓄積部9によって蓄積されているメッセージ映像
信号を重畳手段7eによって重畳するタイミングを、予
め設定されている放送番組に連動させて切り替えるもの
である。
【0034】変換データ選択手段7hは、視聴者から送
くられたメッセージの中にテキストデータと画像データ
とが含まれていた場合に、視聴者の要求に基づいて任意
に変換するデータを選択するプログラムである。なお、
この変換データ選択手段7hは、視聴から要求に基づい
て、テキストデータと画像データとを同時に、メッセー
ジ映像信号に変換し、そのテキストデータと画像データ
との比率を自在に変更できるものである。
【0035】放送番組通知手段7iは、視聴者から送ら
れたメッセージを放送する放送番組名と、放送日時を、
当該視聴者および当該視聴者が指定した人物(対象)に
通知するものである。この放送番組通知手段7iは、例
えば、視聴者から送られたメッセージが電子メールの場
合は、この電子メールの返信メールを自動生成するもの
である。
【0036】蓄積部9は、視聴者から送信されたメッセ
ージと、変換手段7aによってメッセージ映像信号に変
換されたメッセージとを蓄積するものである。なお、視
聴者から送られたメッセージを、変換手段7aによっ
て、即座にメッセージ映像信号に実時間で変換する場
合、この蓄積部9には、変換したメッセージの履歴デー
タが蓄積される。
【0037】電波送出部11は、種々の電波を媒体にし
て、放送番組を放送するものであって、この実施の形態
では、BSデジタル放送を想定しており、デジタル波を
送出するものである。この電波送出部11から重畳手段
7eによって重畳されたメッセージ映像信号および放送
番組が送出される。
【0038】通信回線接続部13は、インターネット等
のネットワークに接続するものであって、この通信回線
接続部13を介して、インターネット上から、視聴者か
ら送られる電子メール等のメッセージを直接、受信する
ことができ、当該視聴者に、放送番組通知手段7iに生
成された返信メールを送信することができる。
【0039】次に、メッセージ受信装置5の構成につい
て説明する。メッセージ受信装置5は、放送局側におい
てメッセージが重畳された放送番組を受信するものであ
って、主制御部15と、蓄積部17と、電波受信部19
と、表示部21とを備えて構成されている。
【0040】主制御部15は、CPU、メモリ等から構
成され、メッセージ受信装置5の制御を司るものであ
り、表示変更手段15aを機能的に実現する。表示変更
手段15aは、受信した放送番組の表示方法を、視聴者
の好みに応じて、自在に変更するためのプログラムであ
る。表示方法については、後記する。なお、表示変更手
段15aを有しないメッセージ受信装置においては、放
送局側で予め設定した形態でメッセージが表示される。
【0041】蓄積部17は、大容量のハードディスク等
によって構成され、電波受信部19によって受信された
放送番組を蓄積するものである。電波受信部19は、メ
ッセージ放送装置3から放送(送信)された放送番組を
受信して、検波、変調、復調を施すものである。この実
施の形態では、BSデジタル波を受信する。表示部21
は、一般的なCRT、液晶等の表示画面を備えるもの
で、電波受信部19によって受信された放送番組を、表
示するものである。
【0042】(メッセージ放送受信システムの動作)次
に、メッセージ放送受信システム1の動作を、図2に示
すシーケンスチャートを参照して説明する。まず、メッ
セージ放送装置3は、視聴者(放送番組を視聴していな
い者も含む)から送信されたメッセージを、電子メール
等で授受する(S1)。この視聴者から送られた電子メ
ールの中にテキストデータと画像データとが含まれてい
る場合には、変換データ選択手段7hによって、変換す
るデータ或いは変換する順番を選択する(S2)。そし
て、変換手段7aによって、視聴者から送られたメッセ
ージ(電子メール)をメッセージ映像信号に変換する
(S3)。
【0043】続いて、メッセージ放送装置3は、掲載判
定手段7bによって、変換手段7aによって変換された
メッセージ映像信号が放送番組に適切かどうかを判定す
る(S4)。この掲載判定手段7bによって放送番組に
適切と判定されたメッセージ映像信号は掲載情報付加手
段7cによって、メッセージを送ってきた視聴者の個人
情報(氏名、年齢、住所等)、重畳される放送番組名、
メッセージ映像信号の種別(カテゴリ、ジャンル)、放
送されたかどうかを識別する識別フラグ等の情報が付加
される(S5)。
【0044】なお、掲載判定手段7bによって放送番組
に適切と判定されなかったメッセージ映像信号は、破棄
されるか、或いは、メッセージ放送装置3の放送番組通
知手段によって、メッセージを送ってきた視聴者に対
し、修正を促す情報(この場合、修正催促用の電子メー
ル)を送信する。
【0045】そして、メッセージ放送装置3は、掲載情
報付加手段7cによって付加された情報に基づいて、蓄
積部9に蓄積しておく(S6)。なお、蓄積部9には、
メッセージ映像信号が識別フラグに基づいて、放送され
ていない「未読出しデータ」と放送された「読出し済み
データ」とに大きく2つに分けられて蓄積され、さら
に、未読出しデータ、読出し済みデータの中では、メッ
セージ映像信号がカテゴリ毎に分類されて蓄積されてい
る。
【0046】また、メッセージ放送装置3は、放送番組
通知手段7iによって、メッセージを送ってきた視聴者
に対し、メッセージが重畳される放送番組を通知する
(S7)。或いは、メッセージを送ってきた視聴者が指
定した人物に、当該視聴者が指定された時間に、メッセ
ージが重畳される放送番組を通知する。
【0047】なお、この放送番組通知手段7iによる通
知は、視聴者から送られたメッセージが電子メール等の
場合は、返信メール等で実施される。この実施の形態で
は、電子番組ガイド(EPG)が利用され、つまり、E
PGに掲載されている番組中、どの番組にメッセージ映
像信号が重畳されるかが示されて、メッセージを送って
きた視聴者およびその他の視聴者に、メッセージが放送
される放送番組が通知される。
【0048】すると、メッセージ受信装置5では、EP
Gを受信して(S8)、メッセージが重畳される放送番
組に関する情報を蓄積する(S9)。或いは、視聴者が
メッセージを送信した端末装置によって、メッセージ放
送装置3から送信された返信メールを受信して、視聴者
はメッセージが重畳される放送番組を知ることができ
る。
【0049】この後、メッセージ映像信号が重畳される
放送番組の放送時間になると、この放送番組に、メッセ
ージ映像信号が重畳される(S10)。この時に、蓄積
部9に蓄積されているメッセージ映像信号の識別フラグ
が、放送されていない「未読出しデータ」から、放送さ
れた「読出し済みデータ」に書き換えられる。そして、
電波送出部11によってメッセージ映像信号が重畳され
た放送番組がデジタル波によって放送される(S1
1)。
【0050】すると、メッセージ受信装置5は、電波受
信部19によって、放送されたデジタル波を受信する
(S12)。視聴者は、受信した放送番組を表示変更手
段15aによって自在に、表示画面上のレイアウトを変
更してメッセージ映像信号を表示させる(S13)。
【0051】ここで、メッセージ放送装置3は、掲載情
報付加手段7cによって付加されているメッセージ映像
信号の掲載時間に基づいて、メッセージ更新手段7fに
よってメッセージ映像信号を更新する(S14)。メッ
セージ受信装置5は、更新されたメッセージ映像信号が
重畳された放送番組を受信し(S15)、視聴者はメッ
セージ受信装置5の表示変更手段15aによって、当該
更新されたメッセージ映像信号を自在に変更させて表示
させる(S16)。
【0052】さらに、メッセージ放送装置3は、掲載情
報付加手段7cによって付加されている放送番組(放送
番組名)に基づいて、メッセージ切替手段7gによって
メッセージ映像信号を切り替える(S17)。メッセー
ジ受信装置5は、切り替えられた放送番組を受信し(S
18)、視聴者はメッセージ受信装置5の表示変更手段
15aによって、当該切り替えられた放送番組中のメッ
セージ映像信号を自在に変更させて表示させる(S1
9)。
【0053】(メッセージ放送受信システムの受信側表
示例1:下部型メッセージ画面)次に、図3を参照し
て、メッセージ放送受信システム1のメッセージ受信装
置5の表示例(実施例:下部型メッセージ画面)を説明
する。図3に示すように、表示部21の表示画面は、メ
イン画面とメッセージ画面とに分割されている。メイン
画面は表示画面の大半を占め、このメイン画面の図中右
上部には、放送番組が表示され、図中左上部には、視聴
者が選択可能なメニュー(メッセージ受信装置5で提供
されるサービス)が表示されている。メッセージ画面は
表示画面の下部(画面底部)にあり、放送番組に重畳さ
れているメッセージ映像信号が、帯状に掲載されてい
る。
【0054】この実施例では、メッセージ更新手段7f
によって、放送番組はそのままで、メッセージが更新さ
れた状態を示している。図3の上方のメッセージ画面に
は、放送局側で作成された、或いは、ある視聴者が他の
視聴者に向けて作成した放送番組に関係するメッセージ
が表示され、図3の下方のメッセージ画面には、視聴者
側で作成された放送番組に直接関係がないメッセージが
表示されている。これによれば、メッセージ画面のメッ
セージによって、視聴者同士で放送番組に対する意見交
換や情報交換を行うことができ、また、視聴者が、放送
番組を介して、視聴者独自の情報を発信することができ
る。
【0055】(メッセージ放送受信システムの受信側表
示例2:カテゴリ別メッセージ画面)また、図4を参照
して、メッセージ放送受信システム1のメッセージ受信
装置5の表示例(実施例:カテゴリ別メッセージ画面)
を説明する。表示部21の表示画面は、メイン画面とメ
ッセージ画面とに分割されている。メイン画面は表示画
面の大半を占め、このメイン画面の図中右上部には、放
送番組が表示され、図中左上部には、視聴者が選択可能
なメニュー(メッセージ受信装置5で提供されるサービ
ス)が表示されている。この実施例では、この選択可能
なメニューが一つのカテゴリ(サッカー)に関係するも
のである。
【0056】メッセージ画面は表示画面の左端部と下部
とを連結させたL字状に構成されている。そして、この
実施の形態では、表示画面の左端部の縦文字の部分にメ
ッセージのカテゴリに関する情報が掲載されており、表
示画面の下部の横文字の部分に、各視聴者から送られた
メッセージが掲載されている。これによれば、一つのカ
テゴリ(サッカー)に関する意見交換や情報交換を、サ
ッカーに興味のある視聴者同士で、放送番組中のメッセ
ージ画面のメッセージによって行うことができる。
【0057】(メッセージ放送受信システムの受信側表
示例3:地域別メッセージ画面)さらに、図5を参照し
て、メッセージ放送受信システム1のメッセージ受信装
置5の表示例(実施例:地域別メッセージ画面)を説明
する。表示部21の表示画面は、メイン画面とメッセー
ジ画面とに分割されている。メイン画面は表示画面の大
半を占め、このメイン画面の図中右上部には、放送番組
が表示され、図中左上部には、視聴者が選択可能なメニ
ュー(メッセージ受信装置5で提供されるサービス)が
表示されている。この実施例では、地上デジタル放送な
どの限定された受信者に対する放送であり、この選択可
能なメニューが一つのカテゴリ(茨城県)に関係するも
のである。
【0058】メッセージ画面は表示画面の下部(画面底
部)にあり、放送番組に重畳されているカテゴリ(茨
城)に関係するメッセージ映像信号が、帯状に掲載され
ている。これによれば、視聴者は、地域独自のメッセー
ジおよびこのメッセージ関する意見交換や情報交換を、
放送番組を介して、行うことができる。
【0059】(メッセージ放送受信システムの受信側表
示例4:画像データメッセージ画面)さらに、図6を参
照して、メッセージ放送受信システム1のメッセージ受
信装置5の表示例(実施例:画像データメッセージ画
面)を説明する。表示部21の表示画面は、メイン画面
とメッセージ画面とに分割されている。メイン画面は表
示画面の大半を占め、このメイン画面の図中右上部に
は、放送番組が表示され、図中左上部には、視聴者が選
択可能なメニュー(メッセージ受信装置5で提供される
サービス)が表示されている。この実施例では、この選
択可能なメニューが一つのカテゴリ(教育・子供番組)
に関係するものである。
【0060】そして、放送番組の下部に、この放送番組
の表示面と同様な大きさのメッセージ画面が表示されて
いる。ここで、メッセージ受信装置5に付属されている
リモコン等の操作部(図示せず)を操作して、このメッ
セージ画面を選択すると、表示変更手段15aによっ
て、視聴者から送られた葉書やFAX等の画像データメ
ッセージが拡大される。これによれば、視聴者は、メッ
セージ受信装置5の表示変更手段15aによって、送信
されたメッセージ映像信号の表示の仕方を自在に変更さ
せることができる。
【0061】(メッセージ放送受信システムの情報の流
れ)次に、図7〜図10を参照して、メッセージ放送受
信システム1の情報の流れを説明する。特に、視聴者が
パーソナルコンピュータ等の入力端末を利用して、放送
側に電子メール等でメッセージを送信してきた場合につ
いて説明する。
【0062】図7は、サービス利用者(視聴者を含む)
から送られた伝言・メッセージをサービス提供事業者
(放送局、電気通信事業者、ホームページ開設者等)の
データサーバに登録する際の情報(メッセージ)の流
れ、メッセージ作成者(送信者)への情報(確認情報)
の流れを示した説明図である。なお、この図7におい
て、データサーバ、データベースがメッセージ放送装置
3に相当し、入力端末がメッセージ受信装置5に相当す
る。
【0063】まず、メッセージをデータサーバに登録す
る際の情報の流れを説明する。サービス利用者によって
作成された伝言・メッセージは、葉書や手紙等の郵便
物、或いは、電話、ファクシミリ、電子メール等の通信
回線が利用されて、サービス提供事業者に送られる(B
1)。送られたメッセージを入力可能なデータフォーマ
ットに、変換手段7a(自動入力)によって、或いは手
動入力によって変換する(B2)。
【0064】ここで、図8を参照して、視聴者が入力端
末を利用して、メッセージを送信する際の入力端末の入
力画面を説明する。この入力画面は、入力端末からイン
ターネット等の通信回線を介して、メッセージ放送装置
3にアクセスした場合に表示される画面である。入力画
面の例1の1ページは、指定された文字数内のメッセー
ジを入力するメッセージ入力ボックスと、サービス利用
者の氏名(ペンネーム)、年齢を入力する個人名入力ボ
ックスと、サービス利用者の住所を入力する住所入力ボ
ックスとを備えて構成されている。
【0065】入力画面の例1の2ページは、メッセージ
の内容を分類するための9つのカテゴリ、“ニュー
ス”、“科学”、“教育”、“スポーツ”、“地域”、
“Wカップ”、“ドラマ”、“俳句”、“その他”を示
すGUIと、メッセージを表示させるための希望時間、
“朝”、“昼”、“夜”を示すGUIと、からなるダイ
アログボックスである。
【0066】入力画面の例1の3ページは、連動させた
い番組を指定するための6つの番組名、“NHKスペシ
ャル”、“北条時宗”、“オードリー”、“ガッテ
ン”、“相撲”、“のど自慢”を示すGUIと、入力端
末のメールアドレスを入力し送信確認するための“送
信”“やり直し”を示すGUIと、からなるダイアログ
ボックスである。
【0067】入力画面の例2の1ページでは、送信する
メッセージに画像データがある場合の入力画面であっ
て、指定されたデータ容量内のJPEGフォーマットの
画像データメッセージを入力する画像データ入力ボック
スと、サービス利用者の氏名(ペンネーム)、年齢を入
力する個人名入力ボックスと、サービス利用者の住所を
入力する住所入力ボックスとを備えて構成されている。
入力画面の例2の2ページ、3ページは、入力画面の例
1の2ページ、3ページと同様であるので、説明は省略
する。
【0068】図7に戻って、メッセージ放送受信システ
ム1の情報の流れの説明を続ける。伝言・メッセージが
入力されると、この伝言・メッセージを分類するための
氏名、年齢、内容、時間帯、連動番組名等のカテゴリ情
報(掲載情報の一部)が付加される(B3)。そして、
サービス提供事業者(メッセージ放送装置3)は、掲載
判定手段7bによって、これら伝言・メッセージが放送
番組のメッセージ画面に掲載可能かを判定する(B
4)。適正な伝言・メッセージには、カテゴリ情報(掲
載情報の一部)の他に、登録時間情報、掲載予定時間情
報や未読出し情報などが付加情報(掲載情報の一部)と
して加えられる(B5)。付加情報が加えられた、掲載
(表示)するのに適正な伝言・メッセージのみを蓄積部
9のデータベースにデータ登録する(B6)。
【0069】次に、サービス利用者(メッセージ作成
者)への情報(確認情報)の流れについて説明する。メ
ッセージ放送装置3(データサーバ)は、放送番組通知
手段7iによって、各メッセージデータ(送られたメッ
セージ)のうち、掲載判定手段7bによって掲載許可さ
れたメッセージデータに対して、当該メッセージデータ
のメッセージ作成者がメッセージを送信する際に入力し
たメールアドレスを返信先にし、掲載予定時間情報を付
加した返信メールを生成し(B7)、送信する(B
9)。
【0070】また、掲載判定手段7bによって破棄され
たメッセージデータに対して破棄情報を付加してメッセ
ージ送信者に返信する(B8)。さらに、データサーバ
は、放送番組通知手段7iによって生成されたこれらの
確認情報を、インターネットのホームページやサービス
センター等の他のサーバに送信し(B10)、メッセー
ジ作成者や他のサービス提供者が任意に、蓄積部9に蓄
積されているメッセージを確認・検索できるようにする
(B11)。
【0071】ここで、図9を参照して、メッセージ放送
装置3の放送番組通知手段7iによって、入力端末の表
示画面に通知される通知例およびホームページを利用し
たメッセージの検索例を説明する。電子メールによる通
知例の1ページ目は、掲載判定手段7bによって放送番
組に掲載されることが許可された場合の例であり、2ペ
ージ目は、掲載判定手段7bによって放送番組に掲載さ
れることが許可されなかった場合の例である。
【0072】また、ホームページを利用した検索例の1
ページ目は、メッセージを作成したサービス利用者の名
前、ペンネームを入力する検索用名前入力ボックスと、
連動する番組名を入力する検索用番組名入力ボックス
と、カテゴリを示す9つのGUIと、検索開始またはや
り直しを示すGUIとから構成されている。2ページ目
は、その検索結果を示している。
【0073】この実施の形態では、以下の効果を奏す。
変換手段7aによって視聴者から送られた様々なメッセ
ージが放送可能なメッセージ映像信号に変換され、重畳
手段7eによって、メッセージ映像信号が放送番組に重
畳され、放送手段11によって、放送されるので、視聴
者は放送番組に対する意見交換、情報交換や、放送番組
を介して視聴者独自の情報発信を自在に行うことができ
る。
【0074】メッセージを送ってきた視聴者の要望に基
づいて、放送局側でメッセージ映像信号を更新する時刻
が設定され、この設定された時刻になるとメッセージ更
新手段7fによって、メッセージが自動的に更新される
ので、視聴者は放送番組に対する意見交換、情報交換
を、要望した時刻に行うことができる。
【0075】メッセージ切替手段7gによって、視聴者
から送られたメッセージが変換されたメッセージ映像信
号が放送番組に連動して切り替えられるので、視聴者は
放送番組に対する意見交換、情報交換を、放送されてい
る番組に対応させて行うことができる。
【0076】変換データ選択手段7hによって、視聴者
から送られたメッセージにテキストデータおよび画像デ
ータとを含んでいる場合に、変換するデータが選択され
るので、例えば、視聴者が送信するメッセージに、テキ
ストデータと画像データとを別々のタイミングで変換す
るように要望しておけば、視聴者の要望通りに、これら
のデータを放送番組に重畳することができる。
【0077】放送番組通知手段7iによって、メッセー
ジを送ってきた視聴者あるいはこの視聴者が指定した対
象に対し、当該メッセージがいつ放送されるのかが通知
されるので、視聴者は、自らが送ったメッセージがいつ
放送されるかを知ることができる。
【0078】表示変更手段15aによって、表示部21
上で、メッセージの表示位置や表示する大きさが変更さ
れるので、視聴者は好みに応じて、メッセージ映像信号
を見ることができる。
【0079】(メッセージ更新手段を特化させたメッセ
ージ自動更新システム)次に、メッセージ放送装置3の
主制御部7のメッセージ更新手段7fを、一つのシステ
ムと見なした場合の構成について述べる。このメッセー
ジ自動更新システムの概略構成図を図10に示す。この
図10に示すように、メッセージ自動更新システム31
は、メッセージ自動更新装置33と、データサーバ35
と、データベース37と、画像合成装置39(39A、
39B)とを備えて構成されている。
【0080】このメッセージ自動更新システム31は、
データベースに格納されたサービス利用者(視聴者を含
む)からの伝言・メッセージ(メッセージデータ)を読
み出し、サービス提供事業者(放送局等)が提供する放
送画面または通信画面内に、当該伝言・メッセージを表
示させて、所定の条件に従って、当該伝言・メッセージ
を更新するものである。メッセージ自動更新装置33
は、制御部41と、バッファ43(43A、43B)
と、転送部45(45A、45B)とを備えて構成され
ている。
【0081】メッセージ自動更新装置33は、データサ
ーバ35を介して、データベース37から掲載予定情報
等に基づいて読み出したN個(予め、設定しておく)の
メッセージデータをバッファ43Aに格納する(A
1)。このときにバッファ43Aには、更新時間等の付
加情報が加えられる(A2)。制御部41は、常にこの
更新時間または掲載予定時間を監視している(A3)。
更新時間または掲載予定時間が設定された設定時間(サ
ービス提供事業者が設定)を超えた場合には、新しいメ
ッセージデータを読み出すための読み出し信号(カテゴ
リ指定データを含む)をデータサーバ35に送信する
(A4)。
【0082】すると、データサーバ35は、指定された
放送番組名や時間帯等のカテゴリ情報に従って、データ
ベース35の該当するカテゴリの、未読み出しデータの
中から、次に表示すべきメッセージデータを読み出して
更新を行う(A5)。データサーバ35は、一度読み出
したメッセージデータに対して、読み出し済みの情報を
付加して未読み出しのメッセージデータと区別する(A
6)。
【0083】バッファ43A内では、N個メッセージデ
ータに対し、識別番号が付加され、この後、メッセージ
データが1個づつ転送部45Aに送出される(A7)。
転送部45Aから画面合成装置39Aに転送される(A
8)。そして、画面合成装置39Aでは、放送画面また
は通信画面内のメッセージ画面の中に、次に表示すべき
メッセージデータを重畳して送出する(A9)。
【0084】転送部45Aは、予め設定された表示時間
(数十秒程度)が経過するとバッファ45A内に読み出
されている次に表示すべきメッセージデータを読み出す
ための信号を送信する(A10)。この信号をバッファ
43Aは受信して、このバッファ43Aは転送部45A
に次に表示すべきメッセージデータを送出し、そして、
この転送部45Aは画面合成装置39Aに次に表示すべ
きメッセージデータの転送を繰り返し実行する。
【0085】サービス提供事業者が提供する放送画面ま
たは通信画面が他にもある場合には、同様の操作が、バ
ッファ43Bと、転送部45Bと、画面合成装置39B
とによって行われる。以上、一実施形態に基づいて本発
明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0086】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、変換手段
によって視聴者から送られた様々なメッセージが放送可
能なメッセージ映像信号に変換され、重畳手段によっ
て、メッセージ映像信号が放送番組に重畳され、放送手
段によって、放送されるので、視聴者は放送番組に対す
る意見交換、情報交換や、放送番組を介して視聴者独自
の情報発信を自在に行うことができる。
【0087】請求項2記載の発明によれば、メッセージ
を送ってきた視聴者の要望に基づいて、放送局側でメッ
セージ映像信号を更新する時刻が設定され、この設定さ
れた時刻になるとメッセージ更新手段によって、メッセ
ージが自動的に更新されるので、視聴者は放送番組に対
する意見交換、情報交換を、要望した時刻に行うことが
できる。
【0088】請求項3記載の発明によれば、メッセージ
切替手段によって、視聴者から送られたメッセージが変
換されたメッセージ映像信号が放送番組に連動して切り
替えられるので、視聴者は放送番組に対する意見交換、
情報交換を、放送されている番組に対応させて行うこと
ができる。
【0089】請求項4記載の発明によれば、変換データ
選択手段によって、視聴者から送られたメッセージにテ
キストデータおよび画像データとを含んでいる場合に、
変換するデータが選択されるので、例えば、視聴者が送
信するメッセージに、テキストデータと画像データとを
別々のタイミングで変換するように要望しておけば、視
聴者の要望通りに、これらのデータを放送番組に重畳す
ることができる。
【0090】請求項5記載の発明によれば、放送番組通
知手段によって、メッセージを送ってきた視聴者あるい
はこの視聴者が指定した対象に対し、当該メッセージが
いつ放送されるのかが通知されるので、視聴者は、自ら
が送ったメッセージがいつ放送されるかを知ることがで
きる。
【0091】請求項6記載の発明によれば、表示変更手
段によって、表示手段上で、メッセージの表示位置や表
示する大きさが変更されるので、視聴者は好みに応じ
て、メッセージ映像信号を見ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施の形態を示したメッセージ
放送受信システムの機能を説明した機能説明図である。
【図2】メッセージ放送受信システムの動作を説明する
シーケンスチャートである。
【図3】メッセージ放送受信システムのメッセージ受信
装置の表示例を説明した説明図である。
【図4】メッセージ放送受信システムのメッセージ受信
装置の表示例を説明した説明図である。
【図5】メッセージ放送受信システムのメッセージ受信
装置の表示例を説明した説明図である。
【図6】メッセージ放送受信システムのメッセージ受信
装置の表示例を説明した説明図である。
【図7】メッセージ放送受信システムの情報の流れを説
明した説明図である。
【図8】メッセージを送信する際の入力端末の入力画面
を説明した説明図である。
【図9】メッセージ放送装置の放送番組通知手段によっ
て、入力端末の表示画面に通知される通知例およびホー
ムページを利用したメッセージの検索例を説明した説明
図である。
【図10】メッセージ自動更新システムの概略構成図で
ある。
【符号の説明】
1 メッセージ放送受信システム 3 メッセージ放送装置 5 メッセージ受信装置 7a 変換手段 7e 重畳手段 7f メッセージ更新手段 7g メッセージ切替手段 7h 変換データ選択手段 9 蓄積部 11 電波送出部 15a 表示変更手段 19 電波受信部 21 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/445 H04N 7/173 610Z 7/03 7/08 A 7/035 7/173 610 Fターム(参考) 5C025 CA01 CA09 CA10 CA11 CB10 DA01 DA04 DA05 5C063 AA01 AB03 AC01 AC10 DA02 DA03 DA07 DA13 EB01 EB07 EB37 EB38 5C064 BB10 BC18 BC23 BD02 BD09 BD14 5K061 BB07 BB10 CC45 DD11 DD12 FF01 GG09 JJ06 JJ07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 視聴者から送られたメッセージをメッセ
    ージ映像信号に変換する変換手段と、 前記メッセージ映像信号を放送番組に重畳させる重畳手
    段と、 この重畳手段によって重畳された放送番組を放送する放
    送手段と、 を備えたことを特徴とするメッセージ放送装置。
  2. 【請求項2】 設定された時刻に基づいて、前記メッセ
    ージ映像信号を更新するメッセージ更新手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のメッセージ放送装置。
  3. 【請求項3】 前記放送番組に連動して、前記メッセー
    ジ映像信号を切り替えるメッセージ切替手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載のメッセ
    ージ放送装置。
  4. 【請求項4】 前記視聴者から送られたメッセージがテ
    キストデータおよび画像データを含んでいる場合に、前
    記変換手段によってメッセージ映像信号に変換するデー
    タを選択する変換データ選択手段を備えたことを特徴と
    する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のメッ
    セージ放送装置。
  5. 【請求項5】 メッセージを送ってきた視聴者とこの視
    聴者が指定した対象との少なくとも一方に、当該メッセ
    ージを重畳して放送される放送番組を通知する放送番組
    通知手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項
    4のいずれか1項に記載のメッセージ放送装置。
  6. 【請求項6】 視聴者から送られたメッセージがメッセ
    ージ映像信号に変換され、このメッセージ映像信号が重
    畳された放送番組を、受信するメッセージ受信装置であ
    って、 前記放送番組を表示する表示画面を備える表示手段と、 この表示手段の表示画面上で、前記メッセージ映像信号
    の表示を自在に変更する表示変更手段と、 を備えたことを特徴とするメッセージ受信装置。
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