JP2002281574A - 機器制御方法、機器制御装置、動作状況取得装置、機器制御システム、プログラム、プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

機器制御方法、機器制御装置、動作状況取得装置、機器制御システム、プログラム、プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002281574A JP2001074769A JP2001074769A JP2002281574A JP 2002281574 A JP2002281574 A JP 2002281574A JP 2001074769 A JP2001074769 A JP 2001074769A JP 2001074769 A JP2001074769 A JP 2001074769A JP 2002281574 A JP2002281574 A JP 2002281574A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の機器が動作する状況において、操作性
を向上させ、ユーザの作業負担を軽減する。 【解決手段】 複数の機器の少なくとも一つの機器の実
際の動作状況に応じて、上記複数の機器のうち、少なく
とも一つの機器において次に実施される動作状況を予測
し、上記予測に該当する機器をその予測された動作状況
へ移行させる。第1の機器がユーザの操作状況を取得
し、第1の機器が、次に操作される第2の機器および操
作を予測する。そして、第1の機器が、予測された第2
の機器に、予測された操作に関する情報を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の機器が動作
する状況における機器制御方法、機器制御装置、動作状
況取得装置、機器制御システム、プログラム、プログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的なコンピュータは様々な操作が可
能であるため、ユーザが所望の結果を達成するための操
作を的確に行うことが難しい。また、所望の結果を達成
するためには複数の操作を行う必要があることが多く、
類似の結果を得るためには同じような操作手順を再度行
うことになるが、ユーザは操作手順を逐一思い出して操
作する必要がある。
【0003】この問題は一般的なコンピュータに限ら
ず、近年では一般的な機器にもワンチップマイクロコン
ピュータ(以下マイコンと称する)などが搭載されてい
て機能が豊富になってきているため、同様の問題があ
る。
【0004】このような問題を解決するために、ユーザ
が次に行う操作を予測して自動実行する、あるいは予測
された操作をユーザに提示する方法がある。
【0005】例えば特開平10−149246号公報に
記載のユーザインタフェース装置は、ユーザの操作とそ
の時のシステム状態との履歴情報を記録し、この履歴情
報をもとにシステム状態と操作列およびその実行頻度と
の対応関係を生成する。この対応関係を参照して、現在
のシステム状態に対応する最も実行頻度の高いものを予
測操作列とする。この発明によれば、システムの状態に
応じて実行すべき操作列を思い出すというユーザの作業
負担を軽減することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年では家
庭内における家電製品などにおいても、複数の機器を連
係して操作して作業を行う機会が増えている。
【0007】例えばDVD(Digital Versatile Disc)
に記録されている映像を見るという目的に即して、DV
Dプレイヤーの電源を入れ、テレビの電源を入れ、テレ
ビのチャンネルをビデオ入力に切り替え、DVDプレイ
ヤーの再生ボタンを押すという一連の操作が必要にな
る。更に、映像を見るための環境を整えるために、部屋
の照明や空調を調節したりすることもある。
【0008】あるいは、特定の目的に即していなくて
も、日常のルーチン的な作業のように複数の機器を一連
の操作で扱うこともある。例えば、起床してから顔を洗
った後に朝食を取るという日課であれば、毎朝ほぼ同じ
時刻に洗面所の照明を入れ、顔を洗う時間に相当する一
定時間経過した後に洗面所の照明を切り、更に洗面所の
照明が切られてから一定時間経過した後に台所にあるト
ースターの電源を入れるという一連の操作が日常的に繰
り返されることになる。更にこの例では、休日は最初の
洗面所の照明を入れる時刻が平日とは異なったり、一連
の操作のパターン自体が異なるということがあり得る。
【0009】更に別の例では、特定の曜日の特定の時間
帯には特定の番組をテレビで見ているというように、あ
る特定の状況(特定の曜日の特定の時刻)に応じて一連
の操作(テレビの電源を入れ特定のチャンネルに合わせ
る)を行うことがある。しかし、同じ特定の状況であっ
ても、ユーザが同じように一連の操作を行える環境下に
ある(テレビの前にいてテレビの操作が可能である)と
は限らない。ある時は洗濯機を操作しているかもしれな
いし、ある時は外出しているかもしれない。
【0010】以上のように、複数の機器を操作すること
は日常的に多い。しかしながら、上記特開平10−14
9246号公報に記載のユーザインタフエース装置のよ
うな、従来の、ユーザが次に行う操作を予測して自動実
行、あるいはユーザに提示する方法は、単一の装置に対
するユーザの操作履歴から次の操作を予測するので、複
数の機器を操作する場合には適用できない。
【0011】一般に、一つの機器内で操作が完結するよ
うな場合と異なり、複数の機器が動作する状況において
は、元々他の機器同士であるため、機器同士の連携は考
慮や配慮がされていないことが普通である。そのため、
複数の機器を一緒に操作するに当たり、まず一方の機器
でボタンAを押して次にもう一方の機器でボタンBを押
して、などのように、その操作手順が不慣れな、したが
って難解である場合が多く、操作性が悪い。
【0012】また、複数の機器が動作する状況において
は、その機器同士が離れているなどにより、一つの機器
をユーザが操作している間は他の機器を操作することが
困難な場合が多く、操作性が悪い。
【0013】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的は、複数の機器が動作する状況におい
て、操作性を向上させることができる機器制御方法、機
器制御装置、動作状況取得装置、機器制御システム、プ
ログラム、プログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の機器制御方法は、複数の機器の少なくとも
一つの機器の実際の動作状況に応じて、上記複数の機器
のうち、少なくとも一つの機器において次に実施される
動作状況を予測し、上記予測に該当する機器をその予測
された動作状況へ移行させることを特徴としている。
【0015】また、上記の課題を解決するため、本発明
のプログラムは、コンピュータに上記手順を実行させる
ことを特徴としている。
【0016】また、上記の課題を解決するため、本発明
のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体は、コンピュータに上記手順を実行させるための
プログラムを記録したことを特徴としている。
【0017】上記の構成により、複数の機器の少なくと
も一つの機器の実際の動作状況に応じて、上記複数の機
器のうち、少なくとも一つの機器において次に実施され
る動作状況を予測し、上記予測に該当する機器をその予
測された動作状況へ移行させる。
【0018】上記の課題を解決するため、本発明の機器
制御装置は、複数の機器のうちの少なくとも一つの機器
に対して、各機器に対応して設けられるものであって、
上記複数の機器の少なくとも一つの機器の実際の動作状
況を認識する動作状況認識手段と、上記動作状況認識手
段により認識された動作状況に基づいて、上記複数の機
器のうち、少なくとも一つの機器において次に実施され
る動作状況を予測する予測手段と、上記予測手段による
予測に該当する機器をその予測された動作状況へ移行さ
せる指令手段とを備えていることを特徴としている。
【0019】上記の構成により、複数の機器の少なくと
も一つの機器の実際の動作状況を認識し、上記実際の動
作状況に応じて、上記複数の機器のうち、少なくとも一
つの機器において次に実施される動作状況を予測し、上
記予測に該当する機器をその予測された動作状況へ移行
させる。
【0020】上記の課題を解決するため、本発明の動作
状況取得装置は、複数の機器のうちの少なくとも一つの
機器に対して、各機器に対応して設けられるものであっ
て、上記複数の機器の少なくとも一つの機器の実際の動
作状況を認識する機器へ、自身の実際の動作状況を伝え
る動作状況伝達手段が設けられていることを特徴として
いる。
【0021】また、上記の課題を解決するため、本発明
のプログラムは、コンピュータを上記手段として機能さ
せることを特徴としている。
【0022】また、上記の課題を解決するため、本発明
のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体は、コンピュータを上記手段として機能させるた
めのプログラムを記録したことを特徴としている。
【0023】上記の構成により、上記の複数の機器の少
なくとも一つの機器の実際の動作状況を認識する機器
へ、自身の実際の動作状況を伝える。
【0024】上記の課題を解決するため、本発明の機器
制御システムは、複数の機器のうちの少なくとも一つの
機器に対して、各機器に対応して設けられるものであっ
て、複数の機器の少なくとも一つの機器の実際の動作状
況を認識する動作状況認識手段と、上記動作状況認識手
段により認識された動作状況に基づいて、上記複数の機
器のうち、少なくとも一つの機器において次に実施され
る動作状況を予測する予測手段と、上記予測手段による
予測に該当する機器をその予測された動作状況へ移行さ
せる指令手段とを備えた機器制御装置と、複数の機器の
うちの少なくとも一つの機器に対して、各機器に対応し
て設けられるものであって、上記の複数の機器の少なく
とも一つの機器の実際の動作状況を認識する機器へ、自
身の実際の動作状況を伝える動作状況取得装置とを備え
たことを特徴としている。
【0025】上記の構成により、複数の機器の少なくと
も一つの機器の実際の動作状況を認識し、上記実際の動
作状況に応じて、上記複数の機器のうち、少なくとも一
つの機器において次に実施される動作状況を予測し、上
記予測に該当する機器をその予測された動作状況へ移行
させる。
【0026】したがって、複数の機器がある状況で、あ
る機器を操作すれば、予測に基づき、次に行うべきと考
えられる操作が行われる。そのため、機器同士の連携が
考慮・配慮されていないような場合で、次にどのような
操作をすればよいかの手順を忘れても、良好に、目的と
する操作を行うことができる。また、機器同士が離れて
いるような場合で、次に操作すべき機器のそばにいなく
ても、良好に、目的とする操作を行うことができる。そ
れゆえ、複数の機器が動作する状況において、操作性を
向上させることができる。
【0027】上記動作状況認識は、複数の機器の少なく
とも一つの機器の実際の動作状況について行う。すなわ
ち、これら複数の機器の全ての実際の動作状況について
行ってもよいし、一部の機器の実際の動作状況について
のみ行ってもよい。例えば、DVDプレイヤーの動作状
況に基づきテレビを動作させようという場合に、門灯が
点灯しているか否か、また洗濯機が脱水処理をしている
か否かの動作状況は、認識するようにしてもよく、認識
対象からはずすようにしてもよく、ユーザが任意に設定
できる。全てを認識するようにすれば、種々の条件に応
じてきめ細かく機器の動作を制御することができる。一
部のみを認識するようにすれば、迅速に機器の動作を制
御することができる。
【0028】予測の手法としては、例えば特開平6−3
24778号公報に記載の技術など、公知の方法を採用
できる。
【0029】自分自身の上記実際の動作状況を取得する
には、その機器の内部で認識処理すればよい。他の機器
の上記実際の動作状況を取得するには、その機器から動
作状況の情報を受信すればよい。
【0030】上記予測に該当する機器が自分自身であれ
ば、その機器の内部で実行処理すればよい。上記予測に
該当する機器が他の機器であれば、その機器に、その予
測された動作状況へ移行させる旨の指令を送信すればよ
い。
【0031】上記予測を行う機器と上記指令を行う機器
とを同一機器とし、上記予測を行った機器がその機器の
内部で上記指令を行うようにしてもよい。上記予測を行
う機器と上記指令を行う機器とを別々の機器とし、上記
予測を行った機器が、上記指令を行う機器に、予測結果
を送信するようにしてもよい。
【0032】上記の課題を解決するため、本発明の機器
制御方法は、上記構成において、上記複数の機器の少な
くとも一つの機器の実際の動作状況を、上記複数の機器
のうちのある機器Aにおいて認識し、上記の認識された
動作状況に基づいて、上記機器Aにおいて、上記複数の
機器のうちの少なくとも一つの機器Cにおいて次に実施
される動作状況を予測し、上記機器Aから、上記予測に
該当する機器Cへ、その機器Cをその予測された動作状
況へ移行させる指令を送信することを特徴としている。
【0033】上記の課題を解決するため、本発明の機器
制御装置は、上記構成において、上記予測手段が、上記
複数の機器のうち、自身以外の機器において次に実施さ
れる動作状況を予測し、上記指令手段が、上記予測に該
当する機器に、その予測された動作状況へ移行させる指
令を送信することを特徴としている。
【0034】上記の構成により、上記複数の機器のう
ち、自身以外の機器において次に実施される動作状況を
予測し、上記予測に該当する機器に、その予測された動
作状況へ移行させる指令を送信する。
【0035】したがって、予測に該当する機器に送信す
るデータとしては、その機器を予測された動作状況へ移
行させる指令だけでよく、動作状況を構成する種々の情
報(他の機器の動作状況も含む)を送信するのと比べ
て、一つの該当機器に一度に送るデータの量を抑えるこ
とができる。また、予測に該当する機器側においても、
大量のデータを受信して高速に予測およびその予測に基
づき動作できるような処理能力を備えておく必要がな
い。それゆえ、上記の構成による効果に加えて、各機器
の構成を簡素化することができる。
【0036】上記の課題を解決するため、本発明の機器
制御方法は、上記構成において、上記複数の機器の少な
くとも一つの機器の実際の動作状況を、上記複数の機器
のうちの少なくとも一つの機器において認識し、上記の
認識された動作状況の情報を、上記複数の機器のうちの
ある機器Bへ送信し、上記の認識された動作状況に基づ
いて、上記機器Bにおいて、機器Bにおいて次に実施さ
れる動作状況を予測し、上記機器Bをその予測された動
作状況へ移行させることを特徴としている。
【0037】上記の課題を解決するため、本発明の機器
制御装置は、上記構成において、上記予測手段が、上記
複数の機器のうち、自身の機器において次に実施される
動作状況のみを予測することを特徴としている。
【0038】上記の構成により、上記複数の機器のう
ち、自身の機器において次に実施される動作状況のみを
予測する。
【0039】したがって、予測は、動作状況の情報を、
上記予測手段を備えた各機器へ伝達しておいて、その各
機器で自身についてのみそれぞれ行うことになる。この
ため、ある機器が他の機器の動作を予測するのと異な
り、上記予測手段を備えたいずれの機器も、他の機器が
どのような機能を持っているかを知る必要がない。それ
ゆえ、上記の構成による効果に加えて、各機器の構成を
簡素化することができる。
【0040】上記の課題を解決するため、本発明の機器
制御方法は、上記構成において、上記複数の機器の少な
くとも一つの機器の実際の動作状況を、上記複数の機器
のうちの少なくとも一つの機器において認識し、上記の
認識された動作状況の情報を、上記複数の機器のうちの
ある機器Bへ送信し、上記の認識された動作状況に基づ
いて、上記機器Bにおいて、上記複数の機器のうちの少
なくとも一つの機器Cにおいて次に実施される動作状況
を予測し、上記機器Bから、上記予測に該当する機器C
へ、その機器Cをその予測された動作状況へ移行させる
指令を送信することを特徴としている。
【0041】上記の課題を解決するため、本発明の機器
制御システムは、上記構成において、上記機器制御装置
が、上記複数の機器のうちのただ一つの機器に対して設
けられていることを特徴としている。
【0042】上記の構成により、上記機器制御装置が、
上記複数の機器のうちのただ一つの機器に対して設けら
れている。
【0043】したがって、予測は、複数の機器のすべて
の機器の実際の動作状況を受信するただ一つの装置にお
いてのみ行われる。そのため、予測処理を行うソフトウ
エアなどの改良やハードウエアのメンテナンスなどを行
おうとした場合、多くの機器制御装置についてそのよう
なことを行う必要が無い。それゆえ、上記の構成による
効果に加えて、装置管理を簡素化することができる。
【0044】上記の課題を解決するため、本発明の機器
制御方法は、上記構成において、ある予測を行ったとき
に、その予測に該当する機器をその予測された動作状況
へ移行させる旨をユーザに提示し、上記ユーザからの了
承が得られた場合のみ、上記予測に該当する機器をその
予測された動作状況へ移行させることを特徴としてい
る。
【0045】上記の構成により、ある予測を行ったとき
に、その予測に該当する機器をその予測された動作状況
へ移行させる旨をユーザに提示し、上記ユーザからの了
承が得られた場合のみ、上記予測に該当する機器をその
予測された動作状況へ移行させる。
【0046】上記の課題を解決するため、本発明の機器
制御装置は、上記構成において、上記予測手段がある予
測を行ったときに、その予測に該当する機器をその予測
された動作状況へ移行させる旨をユーザに提示する提示
手段と、上記ユーザからの了承を得る確認取得手段とを
備え、上記ユーザからの了承が得られた場合のみ、上記
指令手段が、上記予測に該当する機器をその予測された
動作状況へ移行させることを特徴としている。
【0047】上記の構成により、ある予測を行ったとき
に、その予測に該当する機器をその予測された動作状況
へ移行させる旨をユーザに提示し、上記ユーザからの了
承が得られた場合のみ、上記予測に該当する機器をその
予測された動作状況へ移行させる。
【0048】したがって、予測された結果とユーザの希
望とが一致しない場合に、そのような動作を行う恐れを
なくすことができる。それゆえ、上記の構成による効果
に加えて、複数の機器が動作する状況において、操作性
をいっそう向上させることができる。
【0049】なお、上記予測を行う機器(予測手段)と
上記提示を行う機器(提示手段)とを同一機器とし、上
記予測を行う機器で提示するようにしてもよい。また、
上記予測を行う機器(予測手段)と上記提示を行う機器
(提示手段)とを別々の機器とし、上記予測を行った機
器が、上記提示を行う機器に、予測結果を送信するよう
にしてもよい。
【0050】また、上記提示を行う機器は、ユーザがそ
の提示に気づくほどそばにある機器が少なくとも含まれ
ていればよく、それ以外の機器も含め、離れた2つ以上
の機器で同時に提示を行ったとしても差し支えない。
【0051】また、上記確認取得を行う機器(確認取得
手段)と上記指令を行う機器(指令手段)とを同一機器
とし、上記確認取得を行う機器で指令するようにしても
よい。また、上記確認取得を行う機器(確認取得手段)
と上記指令を行う機器(指令手段)とを別々の機器と
し、上記確認取得を行った機器が、上記指令を行う機器
に、確認取得結果を送信するようにしてもよい。
【0052】また、提示手段と確認取得手段とは、両方
がユーザのそばにあるなど、両方がユーザにとって利用
可能であればよく、別々の機器であってもよい。
【0053】また、提示手段と確認取得手段とは、本機
器制御方法が制御(予測や指令)対象とする機器に含ま
れない機器であってもよい。
【0054】上記の課題を解決するため、本発明の機器
制御装置は、上記構成において、上記提示手段が、上記
予測手段がある予測を行ったときに、その予測に該当す
る機器をその予測された動作状況へ移行させる旨をユー
ザに提示するように、上記複数の機器のうちの少なくと
も一つの機器を制御し、上記確認取得手段が、上記ユー
ザからの了承を得るように、上記複数の機器のうちの少
なくとも一つの機器を制御することを特徴としている。
【0055】上記の構成により、ある予測を行ったとき
に、その予測に該当する機器をその予測された動作状況
へ移行させる旨を、上記複数の機器のうちの少なくとも
一つの機器がユーザに提示する。そして、上記複数の機
器のうちの少なくとも一つの機器が、上記ユーザからの
了承を得る。
【0056】したがって、ユーザが機器制御装置の近く
にいなくても、上記複数の機器のうちの少なくとも一つ
の近くにいれば、その機器から上記の予測についてメッ
セージを受け取り、了承するか否かの返答をすることが
できる。それゆえ、上記の構成による効果に加えて、複
数の機器が動作する状況において、操作性をいっそう向
上させることができる。
【0057】なお、本発明に関わる操作予測方法は、複
数の機器をユーザが操作する際に次に行われる操作を予
測する方法であって、第1の機器がユーザの操作状況を
取得する第1のステップと、前記第1の機器が次に操作
される第2の機器および操作を予測する第2のステップ
と、前記第1の機器が前記第2のステップで予測された
前記第2の機器に、前記予測された操作に関する情報を
送信する第3のステップとを備えた構成としてもよい。
【0058】ここで、ユーザの操作状況とは、どのユー
ザがどの機器をどのような状況においてどのような手順
で操作したか、といった情報である。つまり、ユーザの
操作状況は、識別されたユーザ、識別された操作された
機器、操作された機器の内部状態、操作された時刻や気
温などの外部状態、ある操作の前後の操作や操作に要し
た時間などの操作手順などの情報から構成されている。
【0059】上記の構成により、前記第1の機器は、前
記第1のステップで取得されたユーザの操作状況から次
に操作される第2の機器および操作を前記第2のステッ
プで予測して、前記第3のステップで前記第2の機器に
前記予測された操作に関する情報を送信するので、例え
ばテレビを操作してチャンネルをビデオ入力に切り替え
るという操作状況から、ビデオの電源を入れるという操
作を予測するというようにして、ユーザの第2の機器に
対する操作の手間を軽減することができる。
【0060】なお、前記第1の機器は第2のステップ
で、次に操作される機器として前記第1の機器を予測し
てもよい。この場合は前記第2の機器は前記第1の機器
と同一となる。
【0061】本発明に関わる操作予測方法は、複数の機
器をユーザが操作する際に次に行われる操作を予測する
方法であって、第1の機器がユーザの操作状況を取得す
る第1のステップと、第2の機器がユーザの操作状況を
取得する第2のステップと、前記第2の機器が前記第1
の機器から前記第1のステップで取得されたユーザの操
作状況を受信する第3のステップと、前記第2のステッ
プおよび前記第3のステップで得られたユーザの操作状
況から前記第2の機器が次の操作を予測する第4のステ
ップとを備えた構成としてもよい。
【0062】上記の構成により、ユーザが操作を行って
いる前記第2の機器は、前記第1の機器から前記第3の
ステップで取得した前記第1の機器が前記第1のステッ
プで取得した操作状況と、前記第2のステップで取得さ
れた操作状況とから次の操作を前記第4のステップで予
測するので、前記第2の機器は他の機器で行われた操作
から次の操作を予測することができ、前記第2の機器で
可能な操作は前記第1の機器が知っている必要は無い。
【0063】本発明に関わる操作予測方法は、上記の課
題を解決するための、複数の機器をユーザが操作する際
に次に行われる操作を予測する方法であって、第1の機
器がユーザの操作状況を取得する第1のステップと、前
記第1の機器で取得されたユーザの操作状況を第3の機
器に送信する第2のステップと、前記第3の機器が次に
操作される第2の機器および操作を予測する第3のステ
ップと、前記第3の機器が前記第3のステップで予測さ
れた前記第2の機器に、前記予測された操作に関する情
報を送信する第4のステップとを備えた構成としてもよ
い。
【0064】上記の構成により、前記第1の機器は、前
記第1のステップで取得された操作情報を前記第3の機
器に前記第2のステップで送信し、前記第3の機器は次
に操作される第2の機器および操作を前記第3のステッ
プで予測して、前記第2の機器に前記予測された操作に
関する情報を前記第4のステップで送信するので、次に
操作される機器および操作を予測する前記第3のステッ
プを実行するのは前記第3の機器のみに限定することが
できる。また、前記第3の機器は複数の機器の操作情報
を取得することができるので、複数の機器に渡る操作情
報から次の操作を予測することができる。
【0065】なお、前記第1の機器と前記第2の機器と
前記第3の機器とはそれぞれ、互いに同一であってもよ
い。例えば、前記第3の機器が次に操作される機器が前
記第1の機器であると予測した場合には、前記第1の機
器と前記第2の機器は同一の機器を指すことになる。
【0066】本発明に関わる操作予測方法は、上記の課
題を解決するための、複数の機器をユーザが操作する際
に次に行われる操作を予測する方法であって、第1の機
器がユーザの操作状況を取得する第1のステップと、前
記第1の機器が次に操作される第2の機器および操作を
予測する第2のステップと、前記第2のステップで予測
された前記第2の機器および操作を、前記第1の機器が
前記ユーザに提示する第3のステップと、前記第3のス
テップで提示された前記第2の機器および操作に対す
る、前記ユーザによる確認のための入力を、前記第1の
機器が取得する第4のステップと、前記第4のステップ
で取得した、前記ユーザによる確認のための入力に応じ
て、前記第3のステップで予測された操作を前記第1の
機器が前記第2の機器に送信する第5のステップとを備
えた構成としてもよい。
【0067】予測された前記第2の機器および操作をユ
ーザに提示するには、前記第1の機器に備えられる表示
手段に表示して提示してもよいし、予め作成された、あ
るいは音声合成技術によって合成された音声によって提
示してもよい。また、ユーザによる確認のための入力
は、前記第1の機器に備えられるボタンなどの前記第1
の機器を操作するための入力手段を利用してなされても
よいし、前記第1の機器に備えられるCCD(Charge C
oupled Devices)カメラによって入力された画像を画像
認識技術を利用して処理してもよいし、前記第1の機器
に備えられるマイクロフォンによって入力された音声を
音声認識等の技術を利用して処理してもよい。
【0068】上記の構成により、前記第1の機器は、前
記第1のステップで取得されたユーザの操作状況から次
に操作される第2の機器および操作を前記第2のステッ
プで予測して前記ユーザに前記第3のステップで提示
し、提示された前記第2の機器および操作に対する、前
記ユーザによる確認のための入力を前記第4のステップ
で取得した後に、前記第4のステップで取得した前記ユ
ーザによる確認のための入力に応じて、前記第2の機器
に前記予測された操作に関する情報を前記第5のステッ
プで送信する。よって、例えば、予測された前記第2の
機器および操作がユーザの所望のものでない場合には、
ユーザは前記第2の機器への送信を取り止めるように入
力することによって、不要な操作が実行されることを防
ぐことができる。
【0069】本発明に関わる操作予測方法は、上記の課
題を解決するための、複数の機器をユーザが操作する際
に次に行われる操作を予測する方法であって、第1の機
器がユーザの操作状況を取得する第1のステップと、前
記第1の機器で取得されたユーザの操作状況を第3の機
器に送信する第2のステップと、前記第3の機器が次に
操作される第2の機器および操作を予測する第3のステ
ップと、前記第3の機器が前記第1の機器に、前記予測
された第2の機器および操作に関する情報を送信する第
4のステップと、前記第4のステップで送信されて前記
第1の機器が受信した、前記予測された第2の機器およ
び操作を、前記第1の機器が前記ユーザに提示する第5
のステップと、前記第5のステップで提示された前記第
2の機器及び操作に対する、前記ユーザによる確認のた
めの入力を、前記第1の機器が取得する第6のステップ
と、前記第6のステップで取得した、前記ユーザによる
確認のための入力に応じて、前記第3のステップで予測
された操作を前記第1の機器が前記第2の機器に送信す
る第7のステップとを備えた構成としてもよい。
【0070】上記の構成により、前記第1の機器は、前
記第1のステップで取得された操作状況を前記第3の機
器に前記第2のステップで送信する。前記第3の機器
は、次に操作される第2の機器および操作を前記第3の
ステップで予測して、前記第1の機器に前記予測された
操作に関する情報を前記第4のステップで送信する。前
記第1の機器は前記ユーザに、前記予測された前記第2
の機器および操作に関する情報を前記第5のステップで
提示し、提示された前記第2の機器および操作に対す
る、前記ユーザによる確認のための入力を前記第6のス
テップで取得する。その後に、前記第1の機器は、前記
第6のステップで取得した前記ユーザによる確認のため
の入力に応じて、前記第2の機器に前記予測された操作
に関する情報を前記第7のステップで送信する。よっ
て、次に操作される機器および操作を予測する前記第3
のステップを実行するのは前記第3の機器のみに限定す
ることができる。また、前記第3の機器は複数の機器の
操作情報を取得することができるので、複数の機器に渡
る操作情報から次の操作を予測することができる。更
に、予測された前記第2の機器および操作がユーザの所
望のものでない場合には、ユーザは前記第2の機器への
送信を取り止めるように入力することによって、不要な
操作が実行されることを防ぐことができる。
【0071】なお、前記第7のステップの代わりに、前
記第1の機器は第5のステップで取得した前記ユーザに
よる確認のための入力を前記第3の機器に送信して、前
記第3の機器が、前記ユーザによる確認のための入力に
応じて、前記第3のステップで予測された操作を前記第
2の機器に送信してもよい。このようにすると、ユーザ
による入力の判定や予測された操作の送信を行う機器を
前記第3の機器のみに限定することができる。
【0072】本発明に関わる操作予測装置は、上記の課
題を解決するための、複数の機器をユーザが操作する際
に次に行われる操作を予測する装置であって、ユーザの
操作状況を取得する操作状況取得手段と、前記操作状況
取得手段で取得されたユーザの操作状況から次に操作さ
れる第2の機器および操作を予測する操作予測手段と、
前記操作予測手段で予測された前記第2の機器に前記予
測された操作に関する情報を送信する予測情報送信手段
とを備えた構成としてもよい。
【0073】上記の構成により、前記第1の機器は、前
記操作状況取得手段によって取得されたユーザの操作状
況から次に操作される第2の機器および操作を前記操作
予測手段で予測して、前記予測情報送信手段で前記第2
の機器に前記予測された操作に関する情報を送信するの
で、例えばテレビを操作してチャンネルをビデオ入力に
切り替えるとビデオの電源を入れるという操作を予測す
るというようにして、ユーザの第2の機器に対する操作
の手間を軽減することができる。
【0074】本発明に関わる操作予測装置は、上記の課
題を解決するための、複数の機器をユーザが操作する際
に次に行われる操作を予測する装置であって、ユーザの
操作状況を取得する操作状況取得手段と、前記操作状況
取得手段で取得されたユーザの操作状況から次に操作さ
れる第2の機器および操作を予測する操作予測手段と、
前記操作予測手段で予測された前記第2の機器および前
記予測された操作に関する情報を、第3の機器に送信す
る予測情報送信手段と、前記予測情報送信手段によって
送信された前記第2の機器および前記予測された操作に
関する情報をユーザが確認したことを表す情報を、前記
第3の機器から受信する確認情報受信手段と、を備え、
前記予測情報送信手段は、前記確認情報受信手段で受信
されたユーザが確認したことを表情報の内容に応じて、
前記予測された操作に関する情報を前記第2の機器に送
信する構成としてもよい。
【0075】上記の構成により、前記操作状況取得手段
が取得した操作情報から前記操作予測手段が次に操作さ
れる第2の機器および操作を予測する。前記予測された
第2の機器および操作に関する情報は前記予測情報送信
手段によってユーザの近くにある前記第3の機器に送信
される。前記確認情報受信手段は、前記ユーザが、前記
第3の機器から提示された前記予測された第2の機器お
よび操作に関する情報を確認したことを表す情報を受信
する。前記確認情報受信手段で受信されたユーザが確認
したことを表す情報の内容に応じて、前記第2の機器お
よび予測された操作に関する情報は前記予測情報送信手
段によって前記第2の機器に送信される。よって、次に
操作される前記第2の機器の近くにユーザがいなくて
も、ユーザの近くにある前記第3の機器に前記予測され
た第2の機器および操作に関する情報を送信することに
よって、ユーザは予測された操作を確認して所望の操作
であれば実行することができる。
【0076】本発明に関わる操作状況取得装置は、上記
の課題を解決するために、ユーザの操作状況を取得する
操作状況取得手段と、前記操作状況取得手段で取得され
たユーザの操作状況を上述の操作予測装置に送信する操
作状況送信手段とを備えた構成としてもよい。
【0077】上記の構成により、前記操作状況取得手段
で取得した操作状況を前記操作状況送信手段で上述の操
作予測装置に送信するので、本発明に関わる操作状況取
得装置を構成に含む機器に対するユーザの操作状況を上
述の操作予測装置は取得することができる。
【0078】本発明に関わる操作予測システムは、上記
の課題を解決するために、一つあるいは複数の上述の操
作予測装置と、一つあるいは複数の上述の操作状況取得
装置から構成してもよい。
【0079】上記の構成により、前記操作状況取得装置
を構成に含む機器に対するユーザの操作状況から前記操
作予測装置は次に操作される機器および操作を予測する
ことができ、複数の機器を操作する際のユーザの手間を
軽減することができる。
【0080】本発明に関わる操作予測プログラムは、上
記の課題を解決するために、上述の操作予測方法を一般
的なコンピュータあるいはワンチップマイコンなどに実
行させるためのプログラムとしてもよい。
【0081】上記の構成により、一般的なコンピュータ
やワンチップマイコンなどが上述の操作予測方法を実行
することを実現できる。
【0082】本発明に関わる操作状況取得プログラム
は、上記の課題を解決するために、上述の操作状況取得
装置における各手段を、一般的なコンピュータあるいは
ワンチップマイコンなどで実現するためのプログラムと
してもよい。
【0083】上記の構成により、一般的なコンピュータ
やワンチップマイコンなどを上述の操作状況取得装置と
して機能させることができる。
【0084】本発明に関わる操作予測プログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記の課
題を解決するために、上述の操作予測方法を一般的なコ
ンピュータあるいはワンチップマイコンなどに実行させ
るためのプログラムを記録した構成としてもよい。
【0085】上記の構成により、一般的なコンピュータ
やワンチップマイコンなどが上述の操作予測方法を実行
することを実現できる。
【0086】本発明に関わる操作状況取得プログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記
の課題を解決するために、上述の操作状況取得装置にお
ける各手段を、一般的なコンピュータあるいはワンチッ
プマイコンなどで実現するためのプログラムを記録した
構成としてもよい。
【0087】上記の構成により、一般的なコンピュータ
やワンチップマイコンなどを上述の操作状況取得装置と
して機能させることができる。
【0088】
【発明の実施の形態】〔実施の形態1〕本発明の実施の
一形態について図1ないし図4に基づいて説明すれば、
以下の通りである。
【0089】複数の機器を連携して操作して作業を行う
場合に、各々の機器の操作状況から次の操作を予測して
自動実行したりユーザに提示すれば、ユーザの作業負担
を軽減することができると考えられる。
【0090】例えば、上記のDVDに記録されている映
像を見る例では、DVDプレイヤーの電源を入れると、
テレビの電源を入れ、テレビのチャンネルをビデオ入力
に切り替え、DVDプレイヤーの再生を開始するという
一連の操作が自動実行されるとユーザは操作する手間が
省ける。更に、部屋の照明や空調の調整は自動実行する
のではなく、操作の候補をテレビ画面に表示し、ユーザ
が確認したのちに操作を実行するようにすれば、ユーザ
が望まない場合には操作を行わないようにすることがで
きる。
【0091】あるいは上記の日常のルーチン的な作業の
例では、洗面所の照明を入れた時刻から一定時間後にト
ースターの電源を自動的に入れれば、洗面が終わったタ
イミングでトーストが焼き上がるというようにすること
ができる。より実際的には、トースターにパンが入って
いない場合や、洗面所の照明を入れた時刻が平日の一定
の時間の範囲内であるという条件に当てはまらない場合
などにはトースターの電源を入れないようにすれば、不
要な操作が行われることを避けることができる。また
は、ユーザが洗面所の照明を連続的に入れた後に切って
更に入れるというような特別な操作をした時には他の自
動実行をしないというようにすれば、ユーザが明示的に
自動実行を避けることができる。
【0092】図1は本実施形態に関わる操作予測方法の
処理の流れを説明するためのフローチャートである。
【0093】まず、第1の機器はユーザの操作状況を取
得する(ステップ101、以下S101と略記する)。
ユーザの操作状況は、識別されたユーザ、識別された操
作された機器、操作された機器の内部状態、操作された
時刻や気温などの外部状態、ある操作の前後の操作や操
作に要した時間などの操作手順などの情報から構成され
ている。具体的な例は後述する。
【0094】次に、前記第1の機器は次に操作される第
2の機器および操作を予測する(S102)。
【0095】次に、前記第1の機器はS102で予測さ
れた前記第2の機器に、S102で予測された操作に関
する情報を送信する(S103)。
【0096】図2は図1で説明した処理の流れを実行し
うる、第1の機器と第2の機器から構成されるシステム
の例を説明するブロック図である。
【0097】200は本発明に関わる操作予測方法を実
施しうる機器(機器制御装置、動作状況取得装置)であ
り、複数の機器200がネットワークによって接続され
ている。ここで、ネットワークは専用のケーブルや電話
線や電灯線などの有線によるものであってもよいし、赤
外線通信やHomeRF(Home Radio Frequency)やBluetoot
h などの無線によるものであってもよい。また、この図
では機器200同士はバス型に接続されているが、接続
の方式はこれには限らず、スター型やデイジーチェーン
型などであってもよい。
【0098】機器200には、ユーザが機器200の操
作を行うための操作入力手段201、操作を行っている
ユーザを識別したり気温や照度などの外部状態を取得す
るための外部状況取得手段202、時刻を得るための時
計203、他の機器200との通信を行うための通信手
段(指令手段、動作状況伝達手段)204、前記操作入
力手段201および前記外部状況取得手段202および
時計203から操作状況を取得するための操作状況取得
手段(動作状況認識手段)205、前記操作状況取得手
段205によって取得された操作状況から次に操作され
る第2の機器および操作を予測する操作予測手段(予測
手段)206、前記操作予測手段206によって、ある
いは前記通信手段204によって他の機器200から受
信された、予測された操作をユーザに提示して確認のた
めの入力を促すための操作提示手段(提示手段、確認取
得手段)207、前記操作予測手段206によって、あ
るいは前記通信手段204によって他の機器200から
受信された、予測された操作を実行するための操作実行
手段(指令手段)208が構成されている。
【0099】前記操作入力手段201は機器を操作する
ためのボタンやダイヤルなどである。また、扉の開閉を
検知するようなセンサーによってユーザの操作を検出で
きるようにしてもよい。更に、リモートコントローラと
受信装置の組み合わせを含んでもよい。
【0100】前記外部状況取得手段202は、例えばC
CDカメラやマイクロフォンや気温計や照度計などの各
種センサーを利用して構成される。これらのセンサーに
よって得られた情報をそのまま外部状況として取得して
もよいし、得られた情報を処理した結果を外部状況とし
てもよい。例えば、CCDカメラによって撮影されたユ
ーザの画像やマイクロフォンによって収録されたユーザ
の声などからユーザを識別する処理を行えば、操作して
いるユーザが誰なのかを取得することができる。
【0101】前記時計203は機器200に内蔵する以
外にも、ネットワークに接続される別の機器200に内
蔵されている時計や、時刻データを配信する時計機器か
らの時刻データを前記通信手段204を介して受信する
ようにしてもよい。このようにすれば、時計203を構
成から省略することができるし、時計203で管理して
いる時間を複数の機器200で一致させる手間を省くこ
とができる。
【0102】前記操作状況取得手段205は、前記通信
手段204を介して受信された、他の機器200に設け
られている操作状況取得手段205で取得された操作状
況を併せて取得する。このようにして、あるユーザが複
数の機器に渡って行った一連の操作を取得することがで
きる。
【0103】前記通信手段204は前記操作予測手段2
06によって予測された、次に操作される第2の機器に
対して、予測された操作に関する情報を送信する。第2
の機器は前記通信手段204を介して予測された操作に
関する情報を受信し、前記操作提示手段207でユーザ
に提示、あるいは前記操作実行手段208によって該操
作を実行する。前記操作提示手段207でユーザに提示
された操作は、ユーザによって確認のための入力が成さ
れた後に前記操作実行手段208によって実行されるよ
うにすれば、ユーザが所望しない操作が実行されること
を防ぐことができる。
【0104】前記通信手段204を介して受信された予
測された操作に関する情報をユーザに提示するか、ある
いはそのまま実行するかは、予測の確度や、予測された
操作の内容によって決定すればよい。例えば、予測され
た確度が非常に高く、また自動的に実行しても問題がな
いような操作であればユーザの確認のための入力を省略
して自動的に実行するようにすればよい。逆に、ユーザ
が所望しない可能性が高い確度の低い操作や、例えばお
湯を沸かすというような自動的に実行することが望まし
くない操作は、ユーザが確認のための入力を行った後に
実行するようにすればよい。
【0105】以上説明した機器200の構成は、本発明
に関わる操作予測方法を実施して、次に操作される機器
および操作を予測する機能や、予測された操作をユーザ
に提示したり、実行するための機能を提供するための構
成の一例である。しかし、ネットワークに接続される機
器すべてが以上の構成を含んでいる必要は無い。例え
ば、照明の電源スイッチのように単純な機器であれば、
操作入力手段201、操作状況取得手段205、通信手
段204のみを備えて、照明のオン/オフを行う操作を
取得して他の機器200に送信するのみの機能を提供し
てもよい。このようにして、各機器で操作される操作の
内容や、機器のコストなどの要因に応じて適切な構成と
すればよい。
【0106】図2に示した構成において、図1で説明し
た処理はそれぞれ以下のようにして実行される。
【0107】S101では、前記操作状況取得手段20
5が前記操作入力手段201および前記外部状況取得手
段202および時計203から操作状況を取得する。ま
た、前述のように前記通信手段204を介して受信され
た、他の機器200に設けられている操作状況取得手段
205で取得された操作状況を併せて取得する。
【0108】S102では、前記操作予測手段206が
次に操作される第2の機器および操作を予測する。具体
的な例は後述する。
【0109】S103では、前記通信手段204がS1
02で予測された前記第2の機器に、S102で予測さ
れた操作に関する情報を送信する。
【0110】以下、図3および図4を参照して、実施形
態1に関わる操作予測方法の具体的な例を説明する。
【0111】図3は具体的な機器の例を説明するための
図である。図3において、310はテレビ、320はD
VDプレイヤー、330はエアコンであり、それぞれは
ネットワークを介して互いに接続されている。これらの
機器それぞれは図2に示した機器200に相当してい
る。また、それぞれの機器に備えられる操作入力手段2
01の一例として、テレビ310には電源スイッチ31
1、入力切り替えボタン312が、DVDプレイヤー3
20には電源スイッチ321、トレイ322、再生ボタ
ン323が、エアコン330には運転スイッチ331
が、それぞれ記されている。
【0112】図4は前記操作状況取得手段105によっ
て取得された操作状況の例を説明するための図である。
この図では、複数の操作状況の例を時間の経過に沿って
記している。それぞれの操作状況は複数の項目とその値
の組みで構成されている。
【0113】例えば、401は、ユーザが2001年1
月15日の19時0分0秒にDVDプレイヤー320の
電源スイッチ321を操作して電源をオンにした操作状
況を表している。
【0114】ここでは操作状況の内容を可読的に示して
いるが、実際には機器の値はそれぞれの機器に割り当て
られた番号としたり、操作の値は操作の内容に対応する
数値とするというように、それぞれの項目の値は符号化
された値とすればよい。このようにすれば、複数のテレ
ビがネットワークで接続されている場合でもどのテレビ
に対する操作状況なのかを区別することができたり、あ
る機器を別の同等の機能を提供する機器に置き換えた時
でも操作の内容の値を同じにすることができるので過去
の操作状況の再利用が容易になる。
【0115】これらの操作状況はそれぞれの機器に備え
られる操作状況取得手段105で取得される。図4の例
であれば、401、404、405、406はDVDプ
レイヤー320で、402、403はテレビ310で、
407はエアコン330でそれぞれ取得された操作状況
である。これらの操作状況は前記通信手段204を介し
て他の機器200に送信されるので、他の機器は前記通
信手段204で受信して、図4に示したような複数の操
作状況を操作状況取得手段205で管理している。
【0116】それぞれの機器は上記のような操作状況を
常に取得して蓄積していく。その課程で得られた複数の
操作状況に、401〜406の操作状況とは時刻のみが
異なっている一連の操作状況の並びが現れているとす
る。401〜406の操作状況はDVDプレイヤー32
0の電源スイッチ321を操作して電源をオンにし(4
01)、テレビ310の電源スイッチ311を操作して
電源をオンにし(402)、テレビの入力切り換えボタ
ン312を操作してチャンネルをビデオ入力1に切り替
え(403)、DVDプレイヤー320のトレイ322
を開き(404)、DVDプレイヤー320のトレイ3
22を閉じ(405)、DVDプレイヤー320の再生
ボタン323を操作して再生を開始する(406)とい
う、DVDディスクに記録されている映像を見るための
一連の操作を表している。よって、同じ目的(DVDデ
ィスクの映像を見る)に対して同じ操作列が繰り返され
ていることが分かる。
【0117】上記のような同じ操作列の繰り返しから、
401と同様の、DVDプレイヤー320の電源スイッ
チ321を操作して電源をオンにする操作が新たに行わ
れると、402〜406と同様の操作が行われることが
予測される。この予測は以下のようにして実現される。
【0118】DVDプレイヤー320に備えられる操作
状況取得手段205が401と同様の操作を新たに取得
したとする。DVDプレイヤー320に備えられる操作
予測手段206は蓄積された過去の操作状況から、次に
402と同様の、テレビの電源をオンにする操作が行わ
れることを予測する。そして、通信手段204を介して
テレビ310に電源をオンにする操作を送信する。テレ
ビ310は前記予測された操作を通信手段204で受信
し、操作実行手段208で実行する。
【0119】更に、前記操作実行手段208で実行され
た操作は、操作入力手段201でユーザによって入力さ
れた操作と同等であり、操作状況取得手段205は操作
状況として取得する。この場合は、402と同様の操作
状況がテレビ310に備えられる操作状況取得手段20
5によって取得される。テレビ310に備えられる操作
予測手段206は、次に403と同様の、テレビ310
のチャンネルをビデオ入力1に切り替える操作が行われ
ることを予測する。
【0120】このような予測は、例えば特開平6−32
4778号公報に記載の自動繰り返し検出入力装置のよ
うな、過去の操作から繰り返しパターンを検索して新た
な操作に対して残りの操作を予測する方法を利用すれば
よい。
【0121】また、上記の予測では、次の操作を予測し
た機器と、予測された機器とが同一であるので、送受信
の処理を省略して、予測された操作を直接操作実行手段
208で実行してもよい。
【0122】上述の例では、次の操作の予測のためには
過去の操作状況の並びのみを利用する例を説明したが、
その他の項目の値を参照するようにしてもよい。例えば
互いに関連する操作はあまり長くない時間間隔で行われ
ると考えられるので、一定値以上の時間間隔となる操作
状況同士は連続していないとみなせばよい。
【0123】また、上記の例では操作予測手段206は
操作状況取得手段205で蓄積して管理されている過去
の操作状況から次の操作を予測しているが、これ以外に
も一般的に連続して操作されると予期される一連の操作
を、予めルール化された操作パターンとして操作予測手
段206で記憶させておいてもよい。このようにする
と、確度の高い予測を行うことができる。一方、前述の
ような過去の操作状況からの予測は、ユーザによって操
作の手順が異なっていても予測することが可能となる。
【0124】更に、確度の低い予測された操作について
は、前記操作実行手段208で操作を実行する代わり
に、前記操作提示手段207でユーザに操作の候補とし
て通知してもよい。例えば図4に示した例で、406と
同様の、DVDプレイヤー320の再生を開始するとい
う操作状況が新たに取得されたとする。このとき、40
6と407の操作の並びから、次にエアコン330を暖
房運転する操作が予測されるが、この時点での気温が8
度ではなく10度であったとすると、この予測の確度は
やや低くなる。よって、このような確度の低い場合に
は、例えばエアコン330に備えられる操作提示手段2
07は暖房運転のボタンを光らせるというようにして、
ユーザに予想される操作を提示すれば、予測が外れてい
た場合でも不適切な操作を実行してしまうことなく、ユ
ーザの作業負担を軽減することができる。更に、この時
点での気温が30度であるというような場合にはこの予
測の確度は非常に低くなる。このような確度の非常に低
い予測は、予測がなされなかったものとして処理を省略
すればよい。
【0125】上記のような予測の確度は、上述のような
項目の値を参照する以外にも、過去に同じ操作の連続パ
ターンが生じた頻度が高いほど確度を高くしてもよい
し、前述のようなルール化された操作パターンは確度を
高くしてもよい。予測の確度に応じて操作実行手段20
8で操作を実行するか、操作提示手段207でユーザに
提示するかは、予め機器ごと、あるいは操作ごとに設定
されている閾値と比較して決定すればよい。
【0126】〔実施の形態2〕本発明の他の実施の形態
について図5および図6に基づいて説明すれば、以下の
通りである。なお、説明の便宜上、前記の実施の形態の
図面に示した部材と同一の機能を有する部材には、同一
の符号を付記してその説明を省略する。
【0127】実施形態1ではユーザが操作を行っている
機器が、次に操作される機器および操作を予測する例に
ついて説明した。この例では過去の操作状況から次の操
作を予測することができる、これに対し、実施形態2で
は、ユーザが第1の機器を操作した後に、第2の機器を
操作した時に、第2の機器が、第2の機器で次に行われ
るであろう操作を予測する例について説明する。このよ
うにすると、第1の機器が第2の機器で可能な操作に関
する情報を記憶している必要がない。また、次に行われ
るであろう操作を予測するための予めルール化された操
作パターンを第2の機器に記憶させておくことで、ユー
ザが一度も操作したことのない操作を予測することがで
きるので、例えば新たに第2の機器を購入したユーザの
ように、ユーザが第2の機器の操作に詳しくない場合に
操作を支援することができる。
【0128】図5は本発明の実施形態2に関わる操作予
測方法の処理の流れを説明するためのフローチャートで
ある。
【0129】まず、第1の機器はユーザの操作状況を取
得する(S501)。
【0130】次に、第2の機器は、該第2の機器が操作
されたか否かを判定する(S502)。第2の機器が操
作された場合はS503に処理を進める。第2の機器が
操作されていない場合はS501に処理を戻す。
【0131】次に、前記第2の機器はユーザの操作状況
を取得する(S503)。
【0132】次に、前記第2の機器はS501で取得さ
れたユーザの操作状況の送信を前記第1の機器に要求す
る(S504)。
【0133】次に、前記第1の機器はS504で前記第
2の機器からの要求を受信して、S501で取得された
ユーザの操作状況を前記第2の機器に送信する(S50
5)。
【0134】次に、前記第2の機器はS505で前記第
1の機器から送信されたユーザの操作状況を受信する
(S506)。
【0135】次に、前記第2の機器は次の操作を予測す
る(S507)。
【0136】以上の処理の流れは、第1の機器と第2の
機器とから構成されるシステムにおける一つの処理の流
れとして説明したが、実際にはそれぞれの機器が並列に
動作して、互いにメッセージや割り込みを行うことによ
って処理が進められる。例えばS501の処理は実際に
は第2の機器の操作の有無に無関係に継続的に行われて
おり、別途S504で第2の機器から送信された要求を
受信した時に、S501の処理に割り込んでS505の
処理を行う。
【0137】また、ここでは第1の機器と第2の機器の
二つから構成されるシステムの処理として説明している
が、更に多くの機器から構成されるシステムであっても
同様にして、第2の機器以外はすべて第1の機器の役割
をなすように処理を行えばよい。この場合、S504の
処理においては、第2の機器以外の他の機器すべてに対
してユーザの操作状況の送信を要求すればよい。
【0138】なお、S505においては、前記第1の機
器は、前記第1の機器におけるユーザの操作状況をすべ
て送信するのではなく、直前のユーザの操作状況のみを
送信してもよいし、S504で第2の機器から送信され
た要求を受信した時刻から予め定められた一定の時間内
のユーザの操作状況に限定して送信してもよい。このよ
うにすると前記第1の機器が送信するユーザの操作状況
を少なくして通信量を抑えることができる。
【0139】実施形態2に関わる操作予測方法を実施し
うる機器の構成は図2で説明したものと同様である。図
2に示した構成において、図5で説明した処理はそれぞ
れ以下のようにして実行される。
【0140】S501では、前記第1の機器に構成され
る前記操作状況取得手段205が前記操作入力手段20
1および前記外部状況取得手段202および時計203
から操作状況を取得する。
【0141】S502では、前記第2の機器に構成され
る前記操作状況取得手段205がS501と同様にして
操作状況を取得したか否かを判定する。
【0142】S503では、前記第2の機器に構成され
る前記操作状況取得手段205がS501と同様にして
操作状況を取得する。
【0143】S504では、前記第2の機器に構成され
る前記操作状況取得手段205は、前記通信手段204
を介してユーザの操作状況の送信を要求する信号を、前
記第1の機器に送信する。
【0144】S505では、前記第1の機器に構成され
る前記通信手段204は、S504で送信されたユーザ
の操作状況の送信を要求する信号を受信する。該信号の
受信に応じて、前記操作状況取得手段205は前記通信
手段204を介して、ユーザの操作状況を前記第2の機
器に送信する。
【0145】S506では、前記第2の機器に構成され
る前記通信手段204は、S505で第1の機器から送
信された操作状況を受信し、前記操作状況取得手段20
5は該操作状況を取得する。
【0146】S507では、前記第2の機器に構成され
る前記操作予測手段206が、第2の機器での次の操作
を予測する。
【0147】以下、図3で説明した機器の具体例を利用
して、実施形態2に関わる操作予測方法の例を説明す
る。なお、以下の説明ではテレビ310が第2の機器、
それ以外の機器は第1の機器の役割をしている。
【0148】図6は、図3におけるテレビ310に備え
られる操作予測手段206で管理されている、次の操作
を予測する際に参照するための予めルール化された操作
パターンの例である。この例では、前に操作された機器
601と、機器601で成された操作A602と、テレ
ビ310において成された操作B603と、予測される
予測操作604とがそれぞれ対応して管理されている。
【0149】この操作パターンを参照して、前に操作さ
れていた機器601において、操作A602の操作が成
された後に、テレビ310において操作B603の操作
が成された場合には、対応する予測操作604を予測さ
れる操作とする。例えば、テレビ310の電源をオンに
する直前にDVDプレイヤー320の電源がオンにする
操作がなされていた場合、これらの組み合わせに対応す
る予測操作604から「ビデオ入力1」が選択される。
【0150】前述のように、多くの機器が互いに接続さ
れている場合には、複数の機器から操作状況を受信する
ことがあり得る。このような場合、いずれの操作状況を
直前の操作として前に操作されていた機器601および
操作A602とするかは、それぞれの操作が行われた時
刻を比較して、直前のものを参照すればよい。
【0151】また、上記の例では、機器601と操作A
602と操作B603との、それぞれ一つずつの組み合
わせに対して、一つの予測操作604を対応させている
が、その数はこれには限らない。例えば、操作A602
として複数の操作の順列を対応付けておけば、機器60
1で複数の操作が順に成された後にテレビ310で操作
B603の操作が成された時に、次の操作を予測するこ
とが可能になる。
【0152】同様に、機器601と操作A602との複
数の組み合わせと、操作B603とに対応して予測操作
604を対応付けて管理してもよい。このようにする
と、複数の機器を一定の手順で操作した後に、ある機器
の操作を行った場合でも、次の操作を予測することがで
きる。
【0153】〔実施の形態3〕本発明のさらに他の実施
の形態について図7ないし図12に基づいて説明すれ
ば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記の実
施の形態の図面に示した部材と同一の機能を有する部材
には、同一の符号を付記してその説明を省略する。
【0154】実施形態1および実施形態2では、すべて
の機器がユーザの操作を取得するための操作状況取得手
段205や次の操作を予測するための操作予測手段20
6を備えていることを想定している。本実施形態では、
予測を行う機器を一つとすることで、機器の構成を簡略
化するとともに高度な予測を行う例について説明する。
【0155】図7は本実施形態に関わる操作予測方法の
処理の流れを説明するためのフローチャートである。
【0156】まず、第1の機器はユーザの操作状況を取
得する(S701)。
【0157】次に、前記第1の機器は、S701で取得
されたユーザの操作状況を第3の機器に送信する(S7
02)。
【0158】次に、前記第3の機器は、S702で送信
されたユーザの操作状況を受信して、次に操作される第
2の機器および操作を予測する(S703)。
【0159】次に、前記第3の機器は、S703で予測
された第2の機器および操作に関する情報を、前記第1
の機器に送信する(S704)。
【0160】次に、前記第1の機器は、S704で前記
第3の機器から送信された第2の機器及び操作に関する
情報を受信し、該情報をユーザに提示する(S70
5)。
【0161】次に、前記第1の機器は、S705で提示
された、S703で予測された第2の機器及び操作に対
する、前記ユーザによる確認のための入力を取得する
(S706)。前記ユーザが該操作を承認することを表
す入力を、前記第1の機器が取得した場合はS707に
処理を進める。該操作が前記ユーザの所望のものでな
く、前記ユーザが否認したことを表す入力を、前記第1
の機器が取得した場合は処理を終了する。
【0162】S706で前記ユーザがS703で予測さ
れた第2の機器及び操作を承認することを表す入力を取
得した場合は、前記第1の機器は前記第2の機器に、S
703で予測された操作に関する情報を送信する(S7
07)。
【0163】以上の処理の流れは、実施形態2と同様、
第1の機器と第2の機器と第3の機器とから構成される
システムにおける、一つの処理の流れとして説明した
が、実際にはそれぞれの機器が並列に動作して、互いに
メッセージや割り込みを行うことによって処理が進めら
れる。また、実施形態2と同様に、更に多くの機器から
構成されるシステムであってもよい。この場合、いずれ
の機器が第1の機器、第2の機器、第3の機器の役割を
果たしてもよいが、第3の機器は図2で説明したよう
に、前記操作状況取得手段205および前記操作予測手
段206を備えていて、ユーザの操作状況から次に操作
される機器および操作を予測する機能を有している必要
がある。
【0164】本実施形態に関わる操作予測方法を実施し
うる機器の構成は、基本的には図2で説明したものと同
様であるが、ここでは図8を参照して、図2に示した構
成を簡略化した機器を含む構成について説明する。
【0165】図8において、220は時計203、通信
装置204、操作状況取得手段205、および操作予測
手段206から構成されている機器(機器制御装置)で
ある。この機器220は、他の機器の操作状況を受信し
て取得し、次に操作される機器および操作を予測して送
信する機能を有する、操作の予測を行うためのサーバと
しての役割を持つ。すなわち、前記操作状況取得手段2
05は前記通信手段204を介して、ネットワークに接
続される他の機器から送信された操作状況を受信して取
得する。この際、受信した時刻を前記時計203を参照
して決定すれば、操作状況を送信した機器が時計機能を
有していなくても、操作状況に時刻に関する情報を付与
することができる。また、前記操作予測手段206は前
記操作状況取得手段205で取得された操作状況から次
に操作される機器および操作を予測して、前記通信手段
204を介して他の機器に送信する。
【0166】また、別の機器(動作状況取得装置)23
0は、操作入力手段201、外部状況取得手段202、
時計203、通信手段204、操作状況取得手段20
5、操作提示手段207、操作実行手段208から構成
されている機器である。この機器230は、図2に示し
た機器200の構成から操作予測手段206を省略した
構成であり、ネットワークに接続される前記機器200
あるいは220のような、操作予測手段206を有する
機器と通信することによって、操作状況を送信して予測
された操作を受信することができる。
【0167】更に、操作入力手段201、通信手段20
4、および操作状況取得手段205から構成されている
機器(動作状況取得装置)240のように、構成を更に
簡略化した機器であってもよい。このような構成は、例
えば照明のスイッチのような、ユーザによって行われた
操作に関する情報を送信するだけの構成である。
【0168】各機器の構成は上述の例に限らず、それぞ
れの機器に必要な構成を組み合わせたものであればよい
が、本発明に関わる操作予測方法を実施しうるために
は、少なくとも操作状況取得手段205および通信手段
204を備えている必要がある。更に、ネットワークに
接続される機器のうち少なくとも一つの機器は操作予測
手段206を備えている必要がある。
【0169】図8に示した構成において、図7で説明し
た処理はそれぞれ以下のようにして実行される。なお、
前記第1の機器は前記操作提示手段207を備える機器
であればネットワークに接続されるいずれの機器でもよ
く、前記第3の機器は前記操作予測手段206を備える
機器であればネットワークに接続されるいずれの機器で
もよい。また、前記第2の機器はいずれの機器でもよ
い。
【0170】S701では、第1の機器に備えられる操
作状況取得手段205は、前記操作入力手段201およ
び前記外部状況取得手段202および時計203から操
作状況を取得する。
【0171】S702では、第1の機器に備えられる通
信手段204は、S701で取得された操作状況を第3
の機器に送信する。
【0172】S703では、第3の機器に備えられる操
作状況取得手段205は、S702で送信された操作状
況を、通信手段204を介して受信して操作状況として
取得する。更に、操作予測手段206は前記操作状況か
ら、次に操作されるであろう第2の機器および操作を予
測する。
【0173】S704では、第3の機器に備えられる通
信手段204は、S703で予測された第2の機器およ
び操作に関する情報を、第1の機器に送信する。
【0174】S705では、第1の機器に備えられる操
作提示手段207は、S704で送信された第2の機器
および操作に関する情報を通信手段204を介して受信
して、ユーザに提示する。
【0175】S706では、第1の機器に備えられる操
作入力手段201あるいは別途設けられた、記載を省略
した入力手段を介して、ユーザによる確認のための入力
を取得する。操作状況取得手段205は前記操作入力手
段201あるいは記載を省略した入力手段による入力
が、S705で提示した予測された第2の機器および操
作に対する確認のための入力であることを判断し、該入
力が該操作を承認することを表す入力であった場合には
S707に処理を進める。また、該入力が該操作を否認
したことを表す入力であった場合には処理を終了する。
【0176】S707では、前記第1の機器に備えられ
る操作提示手段207は、通信手段204を介して、予
測された操作に関する情報を第2の機器に送信する。
【0177】以下、図9ないし図12を参照して本実施
形態に関わる操作予測方法の具体的な例を説明する。
【0178】図9は具体的な機器の例を説明するための
図である。図9において、310はテレビ、340は図
8に示した機器220の構成を含む、次に操作される機
器および操作を予測するための予測サーバ、350は洗
濯機、360はビデオレコーダーであり、それぞれはネ
ットワークを介して互いに接続されている。また、37
0は携帯電話であり、公衆電話回線を通じて無線で前記
ネットワークに接続することができる。
【0179】また、351は洗濯機350に備えられる
表示手段、352は洗濯機350に備えられる操作ボタ
ン、371は携帯電話370に備えられる表示手段、3
72は携帯電話に備えられる操作ボタンである。
【0180】図10は、それぞれの機器から送信され
て、予測サーバ340に構成される操作状況取得手段2
05で取得された操作状況の例を説明するための図であ
る。この図では、図4と同様に、複数の操作状況の例を
時間の経過に沿って記している。
【0181】例えば801は、Mitsuru というユーザが
2001年1月15日の18時58分0秒にテレビ31
0の電源を入れた操作状況を表している。また、電源を
入れた時のチャンネル(CH)は6であったことも表し
ている。
【0182】ここで、ユーザがMitsuru であったという
情報は、例えば前述のように、テレビ310に外部状況
取得手段202としてCCDカメラを備えておき、CC
Dカメラによって撮影されたユーザの画像からユーザを
識別する処理によって得ることができる。このための識
別の処理は、各機器(例えばテレビ310など)で行っ
てもよいし、撮影された画像を予測サーバ340に送信
して予測サーバ340で行ってもよい。この他にも、指
紋センサーなどの個人認証のための装置を利用してもよ
いし、各々のユーザが所有あるいは使用する、ユーザご
とに異なる予め定められた信号を発するICカードやリ
モコンなどからの信号を受信してユーザを識別してもよ
い。
【0183】また、別の操作状況802は、Mitsuru と
いうユーザが2001年1月22日の18時59分30
秒にテレビ310のチャンネルを6に変えたという操作
状況を表している。
【0184】更に、別の操作状況803は、Mitsuru と
いうユーザが2001年1月29日の18時57分45
秒にテレビ310の電源を入れ、その時のチャンネルは
6であったことを表している。
【0185】これらの801〜803の操作状況は、S
701およびS702の処理によって取得されたもので
ある。ここで、第1の機器にはテレビ310が、第3の
機器には予測サーバ340が相当している。また、テレ
ビ310以外の機器に対する操作状況については、その
操作状況に含まれている機器の項目の値で表される機器
が第1の機器(例えば、804では洗濯機)に相当する
ことになる。
【0186】801〜803の操作状況から、Mitsuru
というユーザは月曜日の19:00:00頃に6チャン
ネルの番組を見ているということが前記操作予測手段2
06によって予測される(2001年1月15日および
2001年1月22日および2001年1月29日はい
ずれも月曜日である)。この予測は、例えばデータマイ
ニングとして一般的に知られる手法を利用して収集され
た操作状況を分析し、同じ時間帯に同じ機器を同じ状態
とする操作が行われている頻度が高いことを統計的に処
理して得ることによって行われる。
【0187】あるいは、同じユーザが周期的に同じ時間
に(この場合、月曜日の19:00頃)、同じ状態にな
る(この場合、テレビ310の電源が入っていてチャン
ネルが6)ような操作を複数回行った場合には、その操
作を次の予測に利用するというように、テンプレートと
なるルールを予め多数記憶しておき、収集された操作状
況を前記テンプレートとなるルールに当てはめることに
よって、次の操作を予測するようにしてもよい。
【0188】更に、ネットワークや記録媒体などを介し
て別途得られる、放送されているテレビ番組に関する情
報を参照すれば、19:00よりも少し前に行った操作
が19:00に同じ番組を見るためであると推測するこ
ともできる。これは、上述のようにして繰り返されてい
ると判断された操作が行われた時刻が、ある番組の開始
時刻から予め定められたある一定の時間の範囲内該当し
ていることから推測できる。
【0189】その後、804の操作状況のように、Mits
uru というユーザが2001年2月5日の18時59分
20秒に洗濯機350で自動洗濯を開始するという操作
を行ったとする(2001年2月5日も月曜日であ
る)。この操作状況をS702の処理によって洗濯機3
50から受信した予測サーバ340は、S703の処理
によって、次のような予測を行ったとする:前記操作状
況804は月曜日の18時59分20秒のものである
が、過去の操作状況801〜803から、月曜日の19
時にはテレビを6チャンネルでオンにしているので、次
に予測される操作は、テレビ310の電源をオンにして
チャンネルを6にすることである。
【0190】このようにして予測された操作に関する情
報は、S704の処理によって、予測サーバ340から
洗濯機350に送信される。洗濯機350はS705の
処理によって、受信された該予測された操作に関する情
報を、前記表示装置351を介してユーザに提示する。
画面の一例を図11に示す。これは、19時にテレビの
電源をオンにしてチャンネルを6にする操作の是非をユ
ーザに確認する画面である。また、『アニメ「もらいも
ん」』という情報は、前述のように別途取得されるテレ
ビ番組に関する情報を参照することによって得て、併せ
て表示している。
【0191】ユーザは図11の画面を見て、操作ボタン
352を操作して、テレビをオンにしたい場合は「は
い」を、テレビをオンにしたくない場合には「いいえ」
を選択する。「はい」が選択された場合には、洗濯機3
50はS707の処理によって、前記予測された、電源
をオンにしてチャンネルを6にする操作を、テレビ31
0に送信する。
【0192】このようにして、前記予測サーバ340が
予測した次の操作が別の機器に対する操作であっても、
ユーザが操作を行っている機器を通じてユーザに提示す
ることができる。ユーザはその場で予測された操作を確
認して実行することができるので、離れた場所にある機
器を操作することができる。
【0193】更に、別の例として、月曜日の18時59
分にMitsuru というユーザが携帯電話370を持って外
出していたとする。この操作状況は、例えばユーザが通
話のために携帯電話370で行った操作や、家の玄関な
どの出入り口に設置されるセンサーによってユーザが出
入り口の扉を開け閉めしたり、通過したことなどから得
ることができる。前述と同様にして、予測サーバ340
はMitsuru というユーザが月曜日の19時にテレビの電
源をオンにしてチャンネルを6とする操作を行っている
ことを予測する。予測サーバ340は、ユーザMitsuru
の近くにある機器である携帯電話370に前記予測され
た操作を送信するが、この場合はユーザMitsuru は外出
中でテレビ310を見ることができないので、テレビ3
10をオンにすることはユーザMitsuru にとっては意味
がない。
【0194】このような場合には、前記予測サーバ34
0は、予め予測された操作を送信する機器の種類や該機
器の状態に応じて、ある操作を別の操作に置き換えて予
測するようにすればよい。例えば上記の例では、第1の
機器(予測された操作を送信する先の機器)が家の外に
位置していて、第2の機器(次に操作されることが予測
される機器)がテレビ310で、予測される操作が電源
をオンにする、という組み合わせであれば、第2の機器
をビデオ360に、予測される操作を録画する、という
ように変換するルールを予め記憶しておく。そして、該
ルールに当てはめて前記予測された操作を変換すればよ
い。
【0195】その結果、前記携帯電話370の表示手段
371には、例えば図12に示すような画面を通じて予
測された操作が提示される。ユーザは操作ボタン372
を操作して、録画したい場合には「はい」を、録画した
くない場合には「いいえ」を選択する。「はい」が選択
された場合には、携帯電話370はS707の処理によ
って、前記予測されたチャンネル6を録画する操作をビ
デオ360に送信する。
【0196】なお、上述の例でS707の処理は前記第
1の機器(洗濯機、携帯電話)から前記第2の機器(テ
レビ、ビデオ)に予測された操作を送信しているが、こ
れ以外にも前記第1の機器は前記第3の機器(予測サー
バ)に対して、前記第2の機器に予測された操作を送信
する要求を送信し、前記第3の機器は前記第1の機器か
らの要求を受信した場合に前記予測された操作を前記第
2の機器に送信するようにしてもよい。このようにすれ
ば、前記第3の機器から前記第1の機器に送信する情報
はユーザに通知するメッセージだけでよくなると共に、
メッセージを作成する処理を前記第3の機器のみで行え
ばよくなる。
【0197】本実施の形態では、18時59分に洗濯機
350で洗濯したり携帯電話370を操作したり出入り
口を通過したりといった、ユーザが意識して行った操作
(操作状況)に対応して予測を行っている。しかし、そ
れ以外にも、この例でいえば、19時にテレビの電源を
オンにしたとの過去の記録を用いて、前記ネットワーク
に接続された所定の時計が19時数分前(例えば18時
59分)を指したという、ユーザの操作とは無関係の動
作に対応して、上記と同様の予測を行うようにすること
ができる。すなわち、ユーザの意識的な操作、または意
識外の機器の状態(合わせて動作状況と総称する)を認
識して、それに基づいてネットワーク内の機器の次の動
作を予測するということである。別の例としては、暖房
をつけたときの部屋の温度を記録しておき、次回、その
温度になったときに、ユーザが使用している例えば上記
洗濯機350の表示装置351等に、「○℃になりまし
た。暖房をつけますか」とのメッセージを表示してユー
ザの確認を得るというように機器を制御することもでき
る。
【0198】以上説明した操作予測方法は、情報提示処
理を機能させるためのプログラムで実現される。このプ
ログラムはコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格
納されている。本発明では、この記録媒体として、一般
的なコンピュータで処理が行われるために、一般的なコ
ンピュータに内蔵あるいは接続されるROM(Read Onl
y Memory)などのメモリがプログラムメディアであって
もよいし、また、外部記憶装置としてプログラム読み取
り装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入することで読
み取り可能なプログラムメディアであってもよい。
【0199】いずれの場合においても、格納されている
プログラムはマイクロプロセッサがアクセスして実行さ
せる構成であってもよいし、あるいはいずれの場合もプ
ログラムを読み出し、読み出されたプログラムは、一般
的なコンピュータに構成されるRAM(Random Access
Memory)などのプログラム記憶エリアにダウンロードさ
れて、そのプログラムが実行される方式であってもよ
い。このダウンロード用のプログラムは予め本体装置に
格納されているものとする。
【0200】ここで上記プログラムメディアは、本体と
分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカ
セットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)デ
ィスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD−RO
M/MO(Magneto-Optical Dick)/MD(Mini Disk
)/DVD等の光ディスクのディスク系、ICカード
(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、ある
いはマスクROM、EPROM(Erasable Programmabl
e ROM 、Electrically Programmable ROM )、EEPR
OM(Electrically Erasable Programmable ROM)、フ
ラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的に
プログラムを担持する媒体であってもよい。
【0201】また、本発明においてはインターネットを
含む通信ネットワークと接続可能なシステム構成である
ことから、通信ネットワークからプログラムをダウンロ
ードするように流動的にプログラムを担持する媒体を用
いてもよい。尚、このように通信ネットワークからプロ
グラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード
用プログラムは予め本体装置に格納しておくか、あるい
は別な記録媒体からインストールされるものであっても
よい。
【0202】尚、記録媒体に格納されている内容として
はプログラムに限定されず、データであってもよい。
【0203】
【発明の効果】以上のように、本発明の機器制御方法
は、複数の機器の少なくとも一つの機器の実際の動作状
況に応じて、上記複数の機器のうち、少なくとも一つの
機器において次に実施される動作状況を予測し、上記予
測に該当する機器をその予測された動作状況へ移行させ
る構成である。
【0204】また、上記の課題を解決するため、本発明
の機器制御プログラムは、コンピュータに上記手順を実
行させる構成である。
【0205】また、上記の課題を解決するため、本発明
の機器制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体は、コンピュータに上記手順を実行させ
るためのプログラムを記録した構成である。
【0206】本発明の機器制御装置は、複数の機器のう
ちの少なくとも一つの機器に対して、各機器に対応して
設けられるものであって、上記複数の機器の少なくとも
一つの機器の実際の動作状況を認識する動作状況認識手
段と、上記動作状況認識手段により認識された動作状況
に基づいて、上記複数の機器のうち、少なくとも一つの
機器において次に実施される動作状況を予測する予測手
段と、上記予測手段による予測に該当する機器をその予
測された動作状況へ移行させる指令手段とを備えている
構成である。
【0207】本発明の動作状況取得装置は、複数の機器
のうちの少なくとも一つの機器に対して、各機器に対応
して設けられるものであって、上記複数の機器の少なく
とも一つの機器の実際の動作状況を認識する機器へ、自
身の実際の動作状況を伝える動作状況伝達手段が設けら
れている構成である。
【0208】本発明のプログラムは、コンピュータを上
記手段として機能させる構成である。
【0209】本発明のプログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータを上記の手
段として機能させるためのプログラムを記録した構成で
ある。
【0210】本発明の機器制御システムは、複数の機器
のうちの少なくとも一つの機器に対して、各機器に対応
して設けられるものであって、複数の機器の少なくとも
一つの機器の実際の動作状況を認識する動作状況認識手
段と、上記動作状況認識手段により認識された動作状況
に基づいて、上記複数の機器のうち、少なくとも一つの
機器において次に実施される動作状況を予測する予測手
段と、上記予測手段による予測に該当する機器をその予
測された動作状況へ移行させる指令手段とを備えた機器
制御装置と、複数の機器のうちの少なくとも一つの機器
に対して、各機器に対応して設けられるものであって、
上記の複数の機器の少なくとも一つの機器の実際の動作
状況を認識する機器へ、自身の実際の動作状況を伝える
動作状況取得装置とを備えた構成である。
【0211】これにより、機器同士の連携が考慮・配慮
されていないような場合で、次にどのような操作をすれ
ばよいかの手順を忘れても、良好に、目的とする操作を
行うことができる。また、機器同士が離れているような
場合で、次に操作すべき機器のそばにいなくても、良好
に、目的とする操作を行うことができる。それゆえ、複
数の機器が動作する状況において、操作性を向上させる
ことができるという効果を奏する。
【0212】本発明の機器制御方法は、上記構成におい
て、上記複数の機器の少なくとも一つの機器の実際の動
作状況を、上記複数の機器のうちのある機器Aにおいて
認識し、上記の認識された動作状況に基づいて、上記機
器Aにおいて、上記複数の機器のうちの少なくとも一つ
の機器Cにおいて次に実施される動作状況を予測し、上
記機器Aから、上記予測に該当する機器Cへ、その機器
Cをその予測された動作状況へ移行させる指令を送信す
る構成である。
【0213】本発明の機器制御装置は、上記構成におい
て、上記予測手段が、上記複数の機器のうち、自身以外
の機器において次に実施される動作状況を予測し、上記
指令手段が、上記予測に該当する機器に、その予測され
た動作状況へ移行させる指令を送信する構成である。
【0214】これにより、予測に該当する機器に送信す
るデータとしては、その機器を予測された動作状況へ移
行させる指令だけでよい。それゆえ、上記の構成による
効果に加えて、各機器の構成を簡素化することができる
という効果を奏する。
【0215】本発明の機器制御方法は、上記構成におい
て、上記複数の機器の少なくとも一つの機器の実際の動
作状況を、上記複数の機器のうちの少なくとも一つの機
器において認識し、上記の認識された動作状況の情報
を、上記複数の機器のうちのある機器Bへ送信し、上記
の認識された動作状況に基づいて、上記機器Bにおい
て、機器Bにおいて次に実施される動作状況を予測し、
上記機器Bをその予測された動作状況へ移行させる構成
である。
【0216】本発明の機器制御装置は、上記構成におい
て、上記予測手段が、上記複数の機器のうち、自身の機
器において次に実施される動作状況のみを予測する構成
である。
【0217】したがって、上記予測手段を備えたいずれ
の機器も、他の機器がどのような機能を持っているかを
知る必要がない。それゆえ、上記の構成による効果に加
えて、各機器の構成を簡素化することができるという効
果を奏する。
【0218】本発明の機器制御方法は、上記構成におい
て、上記複数の機器の少なくとも一つの機器の実際の動
作状況を、上記複数の機器のうちの少なくとも一つの機
器において認識し、上記の認識された動作状況の情報
を、上記複数の機器のうちのある機器Bへ送信し、上記
の認識された動作状況に基づいて、上記機器Bにおい
て、上記複数の機器のうちの少なくとも一つの機器Cに
おいて次に実施される動作状況を予測し、上記機器Bか
ら、上記予測に該当する機器Cへ、その機器Cをその予
測された動作状況へ移行させる指令を送信する構成であ
る。
【0219】本発明の機器制御システムは、上記構成に
おいて、上記機器制御装置が、上記複数の機器のうちの
ただ一つの機器に対して設けられている構成である。
【0220】したがって、予測は、複数の機器のすべて
の機器の実際の動作状況を受信するただ一つの装置にお
いてのみ行われる。それゆえ、上記の構成による効果に
加えて、装置管理を簡素化することができるという効果
を奏する。
【0221】本発明の機器制御方法は、上記構成におい
て、ある予測を行ったときに、その予測に該当する機器
をその予測された動作状況へ移行させる旨をユーザに提
示し、上記ユーザからの了承が得られた場合のみ、上記
予測に該当する機器をその予測された動作状況へ移行さ
せる構成である。
【0222】上記の構成により、ある予測を行ったとき
に、その予測に該当する機器をその予測された動作状況
へ移行させる旨をユーザに提示し、上記ユーザからの了
承が得られた場合のみ、上記予測に該当する機器をその
予測された動作状況へ移行させる。
【0223】本発明の機器制御装置は、上記構成におい
て、上記予測手段がある予測を行ったときに、その予測
に該当する機器をその予測された動作状況へ移行させる
旨をユーザに提示する提示手段と、上記ユーザからの了
承を得る確認取得手段とを備え、上記ユーザからの了承
が得られた場合のみ、上記指令手段が、上記予測に該当
する機器をその予測された動作状況へ移行させる構成で
ある。
【0224】したがって、予測された結果とユーザの希
望とが一致しない場合に、そのような動作を行う恐れを
なくすことができる。それゆえ、上記の構成による効果
に加えて、複数の機器が動作する状況において、操作性
をいっそう向上させることができるという効果を奏す
る。
【0225】本発明の機器制御装置は、上記構成におい
て、上記提示手段が、上記予測手段がある予測を行った
ときに、その予測に該当する機器をその予測された動作
状況へ移行させる旨をユーザに提示するように、上記複
数の機器のうちの少なくとも一つの機器を制御し、上記
確認取得手段が、上記ユーザからの了承を得るように、
上記複数の機器のうちの少なくとも一つの機器を制御す
る構成である。
【0226】したがって、ユーザが機器制御装置の近く
にいなくても、上記複数の機器のうちの少なくとも一つ
の近くにいれば、その機器から上記の予測についてメッ
セージを受け取り、了承するか否かの返答をすることが
できる。それゆえ、上記の構成による効果に加えて、複
数の機器が動作する状況において、操作性をいっそう向
上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に関わる操作予測方法の処
理の流れを示すフローチャートである。
【図2】本発明の実施形態1および実施形態2に関わる
操作予測方法を実施しうる機器の構成の例を示すブロッ
ク図である。
【図3】具体的な機器の例を示す説明図である。
【図4】操作状況の例を示す説明図である。
【図5】本発明の実施形態2に関わる操作予測方法の処
理の流れを示すフローチャートである。
【図6】次の操作を予測する際に参照するための予めル
ール化された操作パターンの例を示す説明図である。
【図7】本発明の実施形態3に関わる操作予測方法の処
理の流れを示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施形態3に関わる操作予測方法を実
施しうる機器の構成の例を示すブロック図である。
【図9】具体的な機器の例を示す説明図である。
【図10】操作状況の例を示す説明図である。
【図11】ユーザに提示された、予測された操作に関す
る情報の画面の一例を示す説明図である。
【図12】ユーザに提示された、予測された操作に関す
る情報の画面の一例を示す説明図である。
【符号の説明】 200 機器(機器制御装置、動作状況取得装置) 201 操作入力手段 202 外部状況取得手段 203 時計 204 通信手段(指令手段、動作状況伝達手段) 205 操作状況取得手段(動作状況認識手段) 206 操作予測手段(予測手段) 207 操作予測手段(提示手段、確認取得手段) 208 操作予測手段(指令手段) 220 機器(機器制御装置) 230 機器(動作状況取得装置) 240 機器(動作状況取得装置)

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の機器の少なくとも一つの機器の実際
    の動作状況に応じて、 上記複数の機器のうち、少なくとも一つの機器において
    次に実施される動作状況を予測し、 上記予測に該当する機器をその予測された動作状況へ移
    行させることを特徴とする機器制御方法。
  2. 【請求項2】上記複数の機器の少なくとも一つの機器の
    実際の動作状況を、上記複数の機器のうちのある機器A
    において認識し、 上記の認識された動作状況に基づいて、上記機器Aにお
    いて、上記複数の機器のうちの少なくとも一つの機器C
    において次に実施される動作状況を予測し、 上記機器Aから、上記予測に該当する機器Cへ、その機
    器Cをその予測された動作状況へ移行させる指令を送信
    することを特徴とする請求項1に記載の機器制御方法。
  3. 【請求項3】上記複数の機器の少なくとも一つの機器の
    実際の動作状況を、上記複数の機器のうちの少なくとも
    一つの機器において認識し、 上記の認識された動作状況の情報を、上記複数の機器の
    うちのある機器Bへ送信し、 上記の認識された動作状況に基づいて、上記機器Bにお
    いて、機器Bにおいて次に実施される動作状況を予測
    し、 上記機器Bをその予測された動作状況へ移行させること
    を特徴とする請求項1に記載の機器制御方法。
  4. 【請求項4】上記複数の機器の少なくとも一つの機器の
    実際の動作状況を、上記複数の機器のうちの少なくとも
    一つの機器において認識し、 上記の認識された動作状況の情報を、上記複数の機器の
    うちのある機器Bへ送信し、 上記の認識された動作状況に基づいて、上記機器Bにお
    いて、上記複数の機器のうちの少なくとも一つの機器C
    において次に実施される動作状況を予測し、 上記機器Bから、上記予測に該当する機器Cへ、その機
    器Cをその予測された動作状況へ移行させる指令を送信
    することを特徴とする請求項1に記載の機器制御方法。
  5. 【請求項5】ある予測を行ったときに、その予測に該当
    する機器をその予測された動作状況へ移行させる旨をユ
    ーザに提示し、 上記ユーザからの了承が得られた場合のみ、上記予測に
    該当する機器をその予測された動作状況へ移行させるこ
    とを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の機
    器制御方法。
  6. 【請求項6】複数の機器のうちの少なくとも一つの機器
    に対して、各機器に対応して設けられるものであって、 上記複数の機器の少なくとも一つの機器の実際の動作状
    況を認識する動作状況認識手段と、 上記動作状況認識手段により認識された動作状況に基づ
    いて、上記複数の機器のうち、少なくとも一つの機器に
    おいて次に実施される動作状況を予測する予測手段と、 上記予測手段による予測に該当する機器をその予測され
    た動作状況へ移行させる指令手段とを備えていることを
    特徴とする機器制御装置。
  7. 【請求項7】上記予測手段が、上記複数の機器のうち、
    自身以外の機器において次に実施される動作状況を予測
    し、 上記指令手段が、上記予測に該当する機器に、その予測
    された動作状況へ移行させる指令を送信することを特徴
    とする請求項6に記載の機器制御装置。
  8. 【請求項8】上記予測手段が、上記複数の機器のうち、
    自身の機器において次に実施される動作状況のみを予測
    することを特徴とする請求項6に記載の機器制御装置。
  9. 【請求項9】上記予測手段がある予測を行ったときに、
    その予測に該当する機器をその予測された動作状況へ移
    行させる旨をユーザに提示する提示手段と、 上記ユーザからの了承を得る確認取得手段とを備え、 上記ユーザからの了承が得られた場合のみ、上記指令手
    段が、上記予測に該当する機器をその予測された動作状
    況へ移行させることを特徴とする請求項6に記載の機器
    制御装置。
  10. 【請求項10】上記提示手段が、上記予測手段がある予
    測を行ったときに、その予測に該当する機器をその予測
    された動作状況へ移行させる旨をユーザに提示するよう
    に、上記複数の機器のうちの少なくとも一つの機器を制
    御し、 上記確認取得手段が、上記ユーザからの了承を得るよう
    に、上記複数の機器のうちの少なくとも一つの機器を制
    御することを特徴とする請求項9に記載の機器制御装
    置。
  11. 【請求項11】複数の機器のうちの少なくとも一つの機
    器に対して、各機器に対応して設けられるものであっ
    て、 上記複数の機器の少なくとも一つの機器の実際の動作状
    況を認識する機器へ、自身の実際の動作状況を伝える動
    作状況伝達手段が設けられていることを特徴とする動作
    状況取得装置。
  12. 【請求項12】複数の機器のうちの少なくとも一つの機
    器に対して、各機器に対応して設けられるものであっ
    て、複数の機器の少なくとも一つの機器の実際の動作状
    況を認識する動作状況認識手段と、上記動作状況認識手
    段により認識された動作状況に基づいて、上記複数の機
    器のうち、少なくとも一つの機器において次に実施され
    る動作状況を予測する予測手段と、上記予測手段による
    予測に該当する機器をその予測された動作状況へ移行さ
    せる指令手段とを備えた機器制御装置と、 複数の機器のうちの少なくとも一つの機器に対して、各
    機器に対応して設けられるものであって、上記の複数の
    機器の少なくとも一つの機器の実際の動作状況を認識す
    る機器へ、自身の実際の動作状況を伝える動作状況取得
    装置とを備えたことを特徴とする機器制御システム。
  13. 【請求項13】上記機器制御装置が、上記複数の機器の
    うちのただ一つの機器に対して設けられていることを特
    徴とする請求項12に記載の機器制御システム。
  14. 【請求項14】コンピュータに請求項1ないし5のいず
    れかに記載の機器制御方法における各手順を実行させる
    ためのプログラム。
  15. 【請求項15】コンピュータを請求項11に記載の動作
    状況取得装置における動作状況伝達手段として機能させ
    るためのプログラム。
  16. 【請求項16】コンピュータに請求項1ないし5のいず
    れかに記載の機器制御方法における各手順を実行させる
    ためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
  17. 【請求項17】コンピュータを請求項11に記載の動作
    状況取得装置における動作状況伝達手段として機能させ
    るためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
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