JP2000175136A - ネットワーク型デジタル映像情報管理装置及びネットワーク型デジタル映像情報管理用プログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

ネットワーク型デジタル映像情報管理装置及びネットワーク型デジタル映像情報管理用プログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体

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JP2000175136A
JP2000175136A JP35013998A JP35013998A JP2000175136A JP 2000175136 A JP2000175136 A JP 2000175136A JP 35013998 A JP35013998 A JP 35013998A JP 35013998 A JP35013998 A JP 35013998A JP 2000175136 A JP2000175136 A JP 2000175136A
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Shigeru Maeda
茂 前田
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】利用者の操作意図を推定して機器の操作に自動
的に反映する。 【解決手段】利用者の直接操作により外部から与えられ
た操作情報、及び当該操作情報の示す操作の対象となっ
たデジタル映像情報の付加情報を操作情報入力部106
により入力する。操作対象機器選択部108は、操作情
報蓄積部107に蓄積されている過去の操作情報及び付
加情報の中から、操作情報入力部106により入力され
た情報に類似した情報を検索し、その検索結果と、映像
情報蓄積装置状態入力部105により入力されるデジタ
ル映像情報蓄積装置群102の状態情報とから、適切な
機器を選択する。一方、操作方法推定部109ではその
機器の操作内容を過去の操作情報等から推定する。操作
対象機器操作部110は、操作対象機器選択部108に
より選択された機器に対し、操作方法推定部109によ
り推定された操作を家庭内デジタルネットワーク104
経由で施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル映像情報
入力装置と複数のデジタル映像情報蓄積装置とが家庭内
デジタルネットワークにより相互接続された家庭内デジ
タルネットワークシステムに係り、特に前記ネットワー
クに接続して用いられ、入力装置から入力される入力情
報と蓄積装置に蓄積される蓄積情報を適切に管理するの
に好適なネットワーク型デジタル映像情報管理装置及び
ネットワーク型デジタル映像情報管理用プログラムを記
録した機械読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】利用者が家庭内のデジタル映像情報機器
に対して操作をする場合、個別の機器に対しては、その
機器の操作装置やリモートコントローラ(以下、リモコ
ンと略称する)などを用いて直接利用者に許される操作
のみを行うのが一般的である。これらは単純に再生や録
画といった操作である。
【0003】また、複数の機器を制御する場合のよう
に、操作の対象となる機器が複数存在する場合でも、各
機器に対しては、上記の個別の機器に対する操作と同様
に、機器毎に利用者に許される直接的な操作のみを行う
のが一般的である。例えば、機器#1から機器#2へ映
像を録画するといった操作である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術にあって
は、デジタル映像情報機器に対しての操作は、機器、操
作の指定などを全て利用者が理解した上で、実行する必
要があった。つまり、複数の機器を操作して利用者の意
図することを行おうとした場合、用いる機器の指定、及
び各々に対する直接的な操作の指定を行わなければなら
ないといった煩わしさがあった。例えば、機器#1か
ら、機器#2へ映像を録画する場合にも、機器#2を指
定し、録画ボタンを押し、次にポーズボタンを押して録
画準備状態にし、次に機器#1を指定し、再生ボタンを
押し、再生状態にし、素早く機器#2のポーズを解除し
録画を開始するなどといったものである。
【0005】また、一般的にそれらの機器に対する操作
であっても、利用者の操作誤りや、機器の状態などによ
り利用者の意図したものとは異なった結果が生じる場合
が多々あった。例えば、機器#1に録画するつもりが操
作を誤って機器#2に録画してしまったり、記録媒体の
容量不足などによって、全て記録したつもりになって
も、実際には一部しか記録できなかったような場合など
が発生する。
【0006】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、利用者の操作意図を推定して機器の操作
に自動的に反映することができるネットワーク型デジタ
ル映像情報管理装置及びネットワーク型デジタル映像情
報管理用プログラムを記録した機械読み取り可能な記録
媒体を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、機器の状態を考慮し
つつ利用者の操作意図を機器操作に自動的に反映するこ
とができるネットワーク型デジタル映像情報管理装置及
びネットワーク型デジタル映像情報管理用プログラムを
記録した機械読み取り可能な記録媒体を提供することに
ある。
【0008】本発明の更に他の目的は、個々の機器のみ
では利用者の意図通りの操作を実現できない場合でも、
複数の機器を協調して動作させることで、利用者の意図
を実質的に反映させることができるネットワーク型デジ
タル映像情報管理装置及びネットワーク型デジタル映像
情報管理用プログラムを記録した機械読み取り可能な記
録媒体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、デジタル映像
情報を入力するデジタル映像情報入力装置と、デジタル
映像情報を蓄積する複数のデジタル映像情報蓄積装置と
が家庭内デジタルネットワークにより相互接続された家
庭内デジタルネットワークシステム内で、上記ネットワ
ークに接続して用いられ、上記入力装置(デジタル映像
入力装置)及び上記蓄積装置(デジタル映像情報蓄積装
置)を制御して上記入力装置からの入力情報と上記蓄積
装置に蓄積される蓄積情報を管理するネットワーク型デ
ジタル映像情報管理装置であって、上記蓄積装置の状態
情報を入力する状態情報入力手段と、利用者の直接操作
により外部から与えられた操作情報、及び当該操作情報
の示す操作の対象となったデジタル映像情報の付加情報
を入力する操作情報入力手段と、この操作情報入力手段
により入力された過去の操作情報及び付加情報を蓄積す
る操作情報蓄積手段と、上記操作情報入力手段により入
力された情報、上記状態情報入力手段により入力された
情報、及び上記操作情報蓄積手段により蓄積されている
情報をもとに、操作対象とする少なくとも1つの機器を
選択する機器選択手段と、上記操作情報入力手段により
入力された情報、上記状態情報入力手段により入力され
た情報、及び上記操作情報蓄積手段により蓄積されてい
る情報をもとに、上記機器選択手段により選択された少
なくとも1つの機器に対して独立に施すべき操作内容を
推定する操作方法推定手段と、上記機器選択手段により
選択された少なくとも1つの機器に対して、上記操作方
法推定手段により推定された内容の操作をネットワーク
を介して行う機器操作手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0010】ここで、機器選択手段による機器選択にあ
っては、蓄積手段により蓄積されている情報(つまり、
過去の操作情報及びデジタル映像情報付加情報)の中か
ら、操作情報入力手段により入力された情報(つまり、
今回入力された操作情報及びデジタル映像情報付加情
報)に類似した情報を検索し、その検索結果と状態情報
入力手段により入力された情報とから適切な機器を選択
するとよい。
【0011】このような構成においては、利用者がリモ
ートコントローラ、スイッチ等の入力装置を直接操作す
ることで与えられる簡単な操作指示内容(例えば録画指
示)と、その操作指示の対象となったデジタル映像情報
の付加情報(例えば電子番組表)の他に、利用者が過去
に(デジタルテレビジョン、DVDプレーヤー、パーソ
ナルコンピュータ等、デジタル映像情報を扱うことが可
能な)デジタル映像情報入力装置、及び(DVDビデオ
プレーヤー、パーソナルコンピュータ等のデジタル映像
情報を蓄積することが可能な)デジタル映像情報蓄積装
置、即ちデジタル映像機器を操作した情報(操作情報)
を用いて、利用者の操作意図を予測することで、その操
作意図に合致した機器の選択と、操作意図に合致した操
作内容(操作方法)の推定とを行うことが可能となるた
め、利用者の誤った操作を防ぐことや、利用者の単純な
操作から利用者の想定する複雑な意図を機器の操作に自
動的に反映することが可能になる。
【0012】また、利用者の操作意図を予測するのに、
デジタルネットワークで接続された各デジタル映像機器
(デジタル映像情報入力装置、デジタル映像情報蓄積装
置)の状態も利用することから、機器の状態に応じて予
め可能な操作だけを実行可能にしたり、利用者の意図が
可能になるように機器を操作することが可能になる。例
えばデジタル映像情報入力装置から入力されるデジタル
映像情報の放映時間と対象となるデジタル映像情報蓄積
装置の録画可能時間などを比較することが可能になるの
で、録画可能時間が放映時間より短ければ、利用者に注
意を促したり、予め録画媒体上の領域を空けておくこと
で録画可能にすることなどが可能になる。また、機器相
互がデジタルネットワークで接続されているので、1つ
の機器のみで利用者の意図を達成できない場合でも、複
数の機器を個々に動作させることで利用者の意図を達成
させることが可能になる。例えば、利用者に指定された
機器のみでは録画可能時間が足りない場合、自動的に他
の機器に残りを録画するとか、利用者に指定された機器
に加えて他のもう1つの機器に同一番組を録画するこ
と、つまりバックアップをとることなどが可能になる。
【0013】また本発明は、複数の機器を個々に独立に
動作させるのではなく、協調して動作させるために、機
器選択手段では、上記操作情報入力手段により入力され
た情報、上記状態情報入力手段により入力された情報、
及び上記操作情報蓄積手段により蓄積されている情報を
もとに、協調して動作させるべき複数の機器を操作対象
として選択する構成を適用すると共に、操作方法推定手
段では、上記操作情報入力手段により入力された情報、
上記状態情報入力手段により入力された情報、及び上記
操作情報蓄積手段により蓄積されている情報をもとに、
上記機器選択手段により選択された複数の機器を協調し
て動作させるための操作内容を推定する構成を適用する
ことをも特徴とする。
【0014】このように、複数の機器を協調して動作さ
せることで、例えば過去に再生されたデジタル映像情報
を蓄積装置#1から蓄積装置#2にダビングした後、蓄
積装置#1から消去して、蓄積装置#1の媒体上に空き
領域を確保する操作が行われていた場合であれば、利用
者の意図した操作を行うのに最適な機器が例えば蓄積装
置#1であるが、それだけでは録画可能時間が足りない
場合、利用者の操作履歴を利用して、蓄積装置#1と蓄
積装置#2とを協調動作させ、蓄積装置#1から蓄積装
置#2へのデジタル映像情報のダビングと蓄積装置#1
からの消去、そして蓄積装置#1への録画という、利用
者の行動パターンに即した操作を実現することが可能と
なる。
【0015】同様に、例えば一度蓄積されたデジタル映
像情報が蓄積装置の録画可能容量の不足等で一時的に複
数の蓄積装置間に分散されることになっても、利用者が
一度蓄積映像情報の整理を意図する操作を行うと、この
操作情報(による操作履歴)が蓄積されることで、以後
は自動的に情報の整理を行うことが可能となる。
【0016】また本発明は、少なくとも機器操作時の環
境情報を取得する環境情報取得手段を追加して、上記蓄
積手段により蓄積される情報中に、当該環境情報取得手
段により取得された環境情報を含め、上記機器選択手段
による機器選択、及び上記操作方法推定手段による操作
内容の推定に、上記操作情報入力手段により入力された
情報、上記状態情報入力手段により入力された情報、及
び上記操作情報蓄積手段により蓄積されている情報に加
えて、上記環境情報取得手段により取得された現在の環
境情報を用いるようにしたことをも特徴とする。ここ
で、環境情報としては、日付、曜日、時刻、温度、湿
度、部屋の音量、明るさ、振動を含む複数の要素の少な
くとも1つを用いることが可能である。
【0017】このように、操作対象機器の選択及び操作
方法の推定に過去の操作時等における環境情報及び現在
の環境情報も考慮することで、操作時等の環境に適した
機器の選択と、利用者の暗黙の意図に合致した操作方法
の推定が可能になる。
【0018】ここで、上記デジタル映像情報入力装置、
デジタル映像情報蓄積装置、及びデジタルネットワーク
の通信能力を取得する通信能力取得手段を更に設け、機
器選択手段による機器選択、及び操作方法推定手段によ
る操作内容の推定に、当該通信能力取得手段により取得
された現在の通信能力をも用いるならば、機器選択の精
度及び操作方法の推定精度を一層向上することが可能と
なる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を参照して説明する。
【0020】[第1の実施形態]図1は本発明の第1の
実施形態に係る家庭内デジタルネットワークシステムの
構成を示すブロック図である。同図において、細い矢印
は制御の流れ、太い矢印はデータの流れを示す。
【0021】図1のシステムは、デジタル映像情報入力
装置101、デジタル映像情報蓄積装置群102、本発
明に直接関係するデジタル映像情報管理装置103及び
家庭内デジタルネットワーク104から構成される。
【0022】デジタル映像情報入力装置101は、デジ
タル映像情報を取得するためのデジタル映像機器であ
る。デジタル映像情報入力装置101としては、デジタ
ルテレビジョン、DVDプレーヤー、D−VHSプレイ
ヤー、パーソナルコンピュータ等、デジタル映像情報を
扱うことのできる機器であれば全て適用可能である。本
実施形態では、デジタル映像情報入力装置101として
デジタルテレビジョン(#1)が用いられているものと
する。
【0023】ここで、デジタル映像情報とは、デジタル
信号としてのデジタル映像の他に、文字、静止画、リン
ク情報などの、デジタル映像に付加された(映像以外
の)全ての情報を含むものとする。また、このデジタル
映像に付加された情報を、デジタル映像付加情報と呼
ぶ。例えば、デジタルテレビジョンでは、番組の映像の
他に電子番組表(EPG)の情報などが含まれ、このE
PGの情報がデジタル映像付加情報となる。また、DV
Dでは、タイトルの説明や、画像間のリンクなどの情報
が含まれ、この情報がデジタル映像付加情報となる。
【0024】デジタル映像情報蓄積装置群102は、デ
ジタル映像情報入力装置101で取得されたデジタル映
像情報を蓄積するN個(Nは2以上の整数)のデジタル
映像情報蓄積装置102-1(#1)〜102-N(#N)
からなる。デジタル映像情報蓄積装置102-i(i=1
〜N)としては、DVDビデオレコーダー、D−VHS
プレイヤー、パーソナルコンピュータ等、デジタル映像
情報を蓄積することが可能なデジタル映像機器であれば
全て適用可能であり、使用する蓄積媒体(記録媒体)の
種類などは問わない。
【0025】デジタル映像情報管理装置103は、利用
者の操作要求をもとにしてデジタル映像情報入力装置1
01及びデジタル映像情報蓄積装置群102を制御す
る。
【0026】デジタル映像情報入力装置101、デジタ
ル映像情報蓄積装置群102及びデジタル映像情報管理
装置103は、家庭内デジタルネットワーク104によ
り相互接続されている。家庭内デジタルネットワーク1
04は、各々の機器間でデジタル映像情報及び制御情報
を通信することが可能であれば、その物理的電気的特
性、有線/無線などは問わない。家庭内デジタルネット
ワーク104としては、イーサネット、電灯線、電話
線、テレビジョンケーブル(同軸ケーブル)、赤外線等
が適用可能である。
【0027】次に、デジタル映像情報管理装置103の
構成の詳細を説明する。デジタル映像情報管理装置10
3は、映像情報蓄積装置状態入力部105、操作情報入
力部106、操作情報蓄積部107、操作対象機器選択
部108、操作方法推定部109及び操作対象機器操作
部110から構成される。
【0028】映像情報蓄積装置状態入力部105は、家
庭内デジタルネットワーク104を通じてデジタル映像
情報蓄積装置群102の各々の蓄積装置の状態を必要に
応じて(例えば利用者の操作時、或いは定期的に)取得
する。取得する情報の例を図2に示す。
【0029】今、利用者がデジタル映像情報入力装置1
01(デジタルテレビジョン#1)上のEPGを用いて
録画する番組を検索していたとする。ここでは、利用者
はリモコン、スイッチ等の任意の入力装置により図3に
示す番組を選択したとする。
【0030】このとき利用者は、リモコン、スイッチな
ど任意の入力装置により操作情報入力部106に(操作
情報としての)録画要求を送る。ここで、操作情報入力
部106に送られる操作情報(利用者操作情報)として
は、例えば、単純に指定した番組を録画するというもの
である。本実施形態においては、後述するように、利用
者が機器の操作を重ねるにつれ、従来必要とされた、チ
ャンネル、録画開始時刻、録画終了時刻、録画機器の指
定等の複雑な操作を省くことが可能になる。
【0031】また同時に、操作情報入力部106には、
デジタル映像付加情報が家庭内デジタルネットワーク1
04を通じて入力される。この入力デジタル映像付加情
報は、例えばデジタル映像情報入力装置101(デジタ
ルテレビジョン#1)上のEPGを用いて検索された、
図3に示すような番組情報である。
【0032】上記利用者操作情報及び入力デジタル映像
付加情報は、共に操作対象機器選択部108及び操作方
法推定部109に導かれる他、操作対象機器操作部11
0による操作が完了した段階で操作情報として操作情報
蓄積部107に蓄積される。図4に操作情報蓄積部10
7に蓄積されている操作情報の例を示す。なお、図で
は、下方の情報ほど新しいものとする。
【0033】操作対象機器選択部108は、操作情報入
力部106により入力された操作情報、入力デジタル映
像付加情報、操作情報蓄積部107に蓄積されている過
去の操作情報、及び映像情報蓄積装置状態入力部105
により取得された各蓄積装置の状態情報に基づいて、操
作すべき単一の機器(操作対象機器)を選択する。
【0034】以下、操作対象機器選択部108が適用す
る操作対象機器選択(決定)の方法について、図5のフ
ローチャートを参照して説明する。まず操作対象機器選
択部108は、操作情報入力部106からの入力操作情
報及び入力デジタル映像付加情報を用いて、操作情報蓄
積部107に蓄積されている過去の蓄積操作情報から上
記2つの情報に類似した情報を類似度の高い順にM個
(Mは1以上の整数)検索する(ステップS1)。ここ
ではM=1であるとすると、最も類似した情報が検索さ
れることになる。
【0035】この場合、図3に示される番組を録画しよ
うとすることが分かるので、この番組に最も類似した過
去の番組を検索する。すると、図4の最初の操作情報か
ら「日本旅行紀行」の「第1回」が検索されたとする。
【0036】以下は、単純に項目毎のキーワード検索を
行ってそのマッチする項目が多いものを選択する方法を
説明したものである。まず、入力操作情報は、単純に
「録画」とする。次に、過去の蓄積操作情報を検索する
場合、図4の最初の「日本旅行紀行」では、「タイト
ル」、「ジャンル」、「チャンネル」、「放送時間」、
「画像品質」の5項目がマッチしたが、次の「1分クッ
キング」では、いずれもマッチする項目がないことが分
かる。したがって、合計すると、前者は6項目、後者は
1項目がマッチしたことになる。ここでは、マッチした
項目の多い前者の「日本旅行紀行」が選択されたものと
する。
【0037】上記では、キーワード完全一致検索を用い
た例で説明したが、キーワードの代わりにキーワードの
概念を用いる手法も考えられる。これは、例えば、「出
演者」の項目では、いずれもキーワードでは完全に一致
しない場合でも、この上位概念を「人」とすると、録画
したい番組及び過去の録画番組のいずれも「出演者」は
上位概念である「人」にマッチしたとするものである。
【0038】また、個々の項目がマッチした場合、例え
ば「タイトル」がマッチした場合に、他の項目より多い
点数をつけるような個々の項目に重みをつける手法や、
操作情報蓄積部107に蓄積されている過去の大量の操
作情報から、統計的手法を用いて検索したり、ID3や
C4.5に代表される帰納推論の手法などを用いて一般
化されたルールを抽出し、それに基づいて検索を行って
もよい。このように、過去の蓄積操作情報を検索する手
法は、特に限定するものではない。
【0039】さて、操作情報蓄積部107内の過去の蓄
積操作情報の中から、操作情報入力部106により入力
された現在の操作要求に最も類似した操作情報が検索さ
れると、その検索された操作情報により、過去に操作対
象になった蓄積装置が判明することになる(ステップS
2)。例では、図4中の最初の操作情報中の「出力機器
情報」の項目により、「蓄積装置#1(102-1)」に
録画されたことが分かり、当該「蓄積装置#1(102
-1)」が操作対象機器の候補として選択される。
【0040】なお、この段階では、特に検索された操作
対象機器の個数、つまり操作対象機器の候補の個数は限
定しない。つまり、上記の例のように、ただ1つの操作
対象機器を選択してもよいし(Mが1の場合)、複数装
置を例えば類似度によって順序づけしておくだけでもよ
い(Mが2以上の整数の場合)。本実施形態では、以下
に説明する段階で最終的に操作する蓄積装置を1つに限
定するからである。
【0041】次に操作対象機器選択部108は、映像情
報蓄積装置状態入力部105により取得された各蓄積装
置の状態情報をもとに最終的な操作対象機器を選択する
(ステップS3)。例として、蓄積装置#1(102-
1)に関して図2に示すような状態情報が得られたとす
る。この段階では操作対象機器選択部108は、まず、
その機器が利用者の操作要求を満たすことが可能かどう
かをこの状態情報をもとに調べる。
【0042】ここでは、例えば「録画可能容量」、「画
像品質」を調べる。この例では、「録画可能容量」は3
時間であり、録画要求された番組の放送時間の55分よ
り多い。また、「画像品質」も「HDTV」レベルで、
番組の品質を落さず録画できることが分かる。したがっ
て、利用者の要求を満たすものとして最終的に蓄積装置
#1が選択されることになる。
【0043】もし、「録画可能容量」が足りないなどに
より利用者の操作要求を満たさなかった場合は、利用者
に媒体の変更を促したり、媒体から不必要なものを消し
てその番組を録画するか、録画品質を落してその媒体に
録画するか、他の蓄積装置に録画するかどうかの確認を
とるといった、装置選択の支援を利用者から受けても構
わない。
【0044】操作方法推定部109では、操作情報入力
部106により入力された操作情報、入力デジタル映像
付加情報、操作情報蓄積部107に蓄積されている過去
の操作情報、及び映像情報蓄積装置状態入力部105に
より取得された各蓄積装置の状態情報により、操作すべ
き機器の操作方法を推定する。その推定方法の例を以下
に述べる。
【0045】まず操作方法推定部109は、入力操作情
報から、入力機器の情報及び「録画」「再生」といった
直接の操作情報を得る。ここでは、デジタルテレビジョ
ン#1(デジタル映像情報入力装置101)から「録
画」することにする。また操作方法推定部109は、入
力デジタル映像付加情報から、チャンネル、録画開始時
刻、終了時刻などの情報を得る。また操作方法推定部1
09は、過去の蓄積操作情報から、録画すべき画像品質
などを得る。更に操作方法推定部109は、各蓄積装置
の状態情報から、機器の動作状態などの情報を得る。操
作方法推定部109は、これらの情報を用いて、適切な
操作方法を推定する。
【0046】推定された操作方法の例を、図6に示す。
ここでは、「操作」の項目は利用者の操作した「録画」
であり、「入力機器情報」は利用が指定した「デジタル
テレビジョン#1」で、「出力機器情報」は操作対象機
器選択部108が選択した「蓄積装置#1」である。入
力デジタル映像付加情報(図3参照)から「タイトル」
として「日本紀行旅行」、「放送回数」として「第1
回」、「ジャンル」として「旅行」、「出演者」として
「旅道子」という情報が付加情報として記録される場合
も考えられる。録画指定内容に関しては、同じ入力デジ
タル映像付加情報中の「チャンネル」から「12」が、
「放送開始時刻」、「放送終了時刻」、「放送時間」か
ら、「1998年8月20目の17時から同17時55
分まで」が推定される。また、過去の蓄積操作情報(図
4参照)から、「画像品質」は「HDTV」で指定され
ることになる。また、蓄積装置状態情報(図2参照)に
より、「蓄積装置#1」の「動作状態」が「OFF」で
あることも分かるので、「録画」の前の操作(予備操
作)として操作対象蓄積装置の電源を入れなければいけ
ないことが分かる。したがって、わざわざ利用者が電源
状態などを知る必要もない。
【0047】このように、操作方法推定部109は、入
力操作情報、入力デジタル映像付加情報、過去の蓄積操
作情報、及び蓄積装置状態情報により、操作すべき機器
の操作方法を推定する。推定する手法としては、予めル
ールなどの知識を持っていてもよいし、過去の利用者の
操作履歴から利用者の操作パターンなどを学習してもよ
い。また、人工知能のプラニング、スケジューリングな
どの手法を用いてもよい。
【0048】操作対象機器操作部110は、操作対象機
器選択部108によって選択された単一の蓄積装置に対
して、操作方法推定部109によって推定された操作方
法を家庭内デジタルネットワーク104を通じて適用す
ることで、当該蓄積装置を操作する。ここでは、デジタ
ル映像情報、及び制御情報の転送は共に家庭内デジタル
ネットワーク104を通して行われることを想定してい
る。
【0049】以上に述べたように本実施形態において
は、利用者からの新しい操作要求があった場合に、過去
の利用者の操作履歴をもとに、その操作要求の意図を推
定することにより、単純な操作で利用者の暗黙の意図
(操作要求では明示されていない意図であり、例えば同
じタイトルの番組は同じ蓄積装置に録画するといったも
の)に沿った機器の操作を行うことができる。
【0050】例では、「日本旅行紀行」は、「第1回」
が「蓄積装置#1」に録画されたことから、今回指定さ
れた「第2回」も「蓄積装置#1」に自動的に録画され
ることになる。したがって、利用者が特に蓄積装置毎に
その録画番組を調べて指定するような煩わしさもない。
また、自動的に同じタイトルの番組は同じ蓄積装置に整
理されるようになるので、シリーズとして通して視聴す
る場合にも便利である。
【0051】[第2の実施形態]図7は本発明の第2の
実施形態に係る家庭内デジタルネットワークシステムの
構成を示すブロック図である。同図において、細い矢印
は制御の流れ、太い矢印はデータの流れを示す。
【0052】図7のシステムは、デジタル映像情報入力
装置201(ここではデジタルテレビジョン#1)、デ
ジタル映像情報蓄積装置群202、本発明に直接関係す
るデジタル映像情報管理装置203及び家庭内デジタル
ネットワーク204から構成される。
【0053】ここで、デジタル映像情報入力装置20
1、デジタル映像情報蓄積装置群202及び家庭内デジ
タルネットワーク204は、前記第1の実施形態におけ
る図1中のデジタル映像情報入力装置101、デジタル
映像情報蓄積装置群102及び家庭内デジタルネットワ
ーク104と同様である。
【0054】デジタル映像情報管理装置203は、映像
情報蓄積装置状態入力部205、操作情報入力部20
6、操作情報蓄積部207、複数操作対象機器選択部2
08、複数機器操作方法推定部209及び複数操作対象
機器操作部210から構成される。ここで、映像情報蓄
積装置状態入力部205、操作情報入力部206及び操
作情報蓄積部207は、図1中の映像情報蓄積装置状態
入力部105、操作情報入力部106及び操作情報蓄積
部107と同様である。
【0055】映像情報蓄積装置状態入力部205は、家
庭内デジタルネットワーク204を通じてデジタル映像
情報蓄積装置群202の各々の蓄積装置の状態を必要に
応じて取得する。取得する状態情報の例を、蓄積装置#
1(202-1)について図9に、蓄積装置#2(202
-2)について図10に示す。
【0056】今、利用者がデジタル映像情報入力装置2
01(デジタルテレビジョン#1)上のEPGを用いて
録画する番組を検索していたとする。ここでは、利用者
はリモコン、スイッチ等の任意の入力装置により、前記
第1の実施形態と同様に図3に示す番組を選択したとす
る。
【0057】このとき利用者は、リモコン、スイッチな
ど任意の入力装置により操作情報入力部206に録画要
求を送る。
【0058】また同時に、操作情報入力部206にはデ
ジタル映像付加情報が家庭内デジタルネットワーク20
4を通じて入力される。この入力デジタル映像付加情報
は、例えばデジタル映像情報入力装置201(デジタル
テレビジョン#1)上のEPGを用いて検索された、図
3に示すような番組情報である。
【0059】上記利用者操作情報及び入力デジタル映像
付加情報は、共に複数操作対象機器選択部208及び複
数機器操作方法推定部209に導かれる他、操作対象機
器操作部210による操作が完了した段階で操作情報と
して操作情報蓄積部207に蓄積される。この操作情報
蓄積部207に蓄積されている操作情報は、前記第1の
実施形態と同様に図4に示すようになっているものとす
る。
【0060】複数操作対象機器選択部208は、操作情
報入力部206により入力された操作情報、デジタル映
像付加情報、操作情報蓄積部207に蓄積されている過
去の操作情報、及び映像情報蓄積装置状態入力部205
により取得された各蓄積装置の状態情報に基づいて、操
作すべき複数の機器を選択する。
【0061】以下、操作対象機器選択部208が適用す
る操作対象機器選択(決定)の方法について、図8のフ
ローチャートを参照して説明する。まず複数操作対象機
器選択部208は、操作情報入力部206からの入力操
作情報及び入力デジタル映像付加情報を用いて、操作情
報蓄積部207に蓄積されている過去の操作情報から上
記2つの情報に類似した情報を類似度の高い順にM個
(Mは1以上の整数)検索する(ステップS11)。こ
の複数操作対象機器選択部208が適用する検索手法
は、前記第1の実施形態における操作対象機器選択部1
08と同様である。
【0062】過去の蓄積操作情報の中から、現在の操作
要求に類似した操作情報が検索されると、その検索され
た操作情報により、過去に操作対象になった蓄積装置が
判明することになる(ステップS12)。例では、図4
の最初の操作情報中の「出力機器情報」の項目により、
「蓄積装置#1」に録画されたことが分かるので、当該
「蓄積装置#1(202-1)」が操作対象機器の候補と
して選択される。
【0063】次に複数操作対象機器選択部208は、映
像情報蓄積装置状態入力部205により取得された各蓄
積装置の状態情報をもとに最適な操作対象機器を選択す
る(ステップS13)。例として、蓄積装置#1(20
2-1)に関して図9に示すような状態情報が得られたと
する。複数操作対象機器選択部208は、この状態情報
をもとに、該当する機器(蓄積装置#1)が利用者の操
作要求を満たすことが可能かどうかを調べる(ステップ
S14)。
【0064】ここでは、蓄積装置#1の例えば「録画可
能容量」を調べる。この例では、「録画可能容量」は3
0分であり、録画要求された番組の放送時間の55分よ
り少ない。したがって、利用者の操作要求を蓄積装置#
1の単独使用では満足できないことが分かる。本実施形
態では、この問題を、以下のようにして複数の蓄積装置
を選択使用することで解決することができる。
【0065】まず複数操作対象機器選択部208は、上
記のような場合、映像情報蓄積装置状態入力部205に
より取得された他の機器の状態情報を調べる。ここで
は、例として、図10に示した蓄積装置#2の状態情報
を調べることにする。、蓄積装置#2の「録画可能容
量」は「30分」である。この場合、番組を全て録画す
るためには、蓄積装置#1で前半を録画し、残りを蓄積
装置#2に録画すればよいことが分かる。したがって複
数操作対象機器選択部208は、蓄積装置#1及び蓄積
装置#2の2つの機器を最終的な操作対象機器として選
択する(ステップS15)。なお、ステップS13で選
択した機器が利用者の操作要求を満足する場合には、そ
の機器が最終的な操作対象機器とされる(ステップS1
6)。
【0066】複数機器操作方法推定部209は、操作情
報入力部206により入力された操作情報、入力デジタ
ル映像付加情報、操作情報蓄積部207に蓄積されてい
る過去の操作情報、及び映像僻蓄積装置状態入力部20
5により取得された各蓄積装置の状態情報により、操作
すべき複数の機器の個々の操作方法を推定する。その推
定方法の例を以下に述べる。
【0067】まず複数機器操作方法推定部209は、入
力操作情報から、入力機器の情報及び「録画」「再生」
といった直接の操作情報を得る。ここでは、デジタルテ
レビジョン#1(デジタル映像情報入力装置201)か
ら「録画」することにする。また複数機器操作方法推定
部209は、入力デジタル映像付加情報から、チャンネ
ル、録画開始時刻、終了時刻などの情報を得る。また複
数機器操作方法推定部209は、過去の蓄積操作情報か
ら、録画すべき画像品質などを得る。更に複数機器操作
方法推定部209は、各蓄積装置の状態情報から、機器
の動作状態などの情報を得る。複数機器操作方法推定部
209は、これらの情報を用いて、適切な操作方法を推
定する。
【0068】ここでは複数機器操作方法推定部209
は、複数操作対象機器選択部208と同様の情報を用い
て、蓄積装置#1及び蓄積装置#2の2つの機器を用い
なければならないことを推定する。したがって、複数機
器操作方法推定部209は、この2つの機器の操作のス
ケジューリングを同時に行わなければならない。即ち、
入力デジタル映像付加情報により、放送時間は55分で
あるが、蓄積装置#1及び蓄積装置#2の録画可能容量
はそれぞれ30分しかないという情報を用いて、各々の
機器を適切な時刻に適切な操作を行うようスケジューリ
ングする。
【0069】この例では、図11に示すような操作が推
定されるものとする。即ち、指定された番組を、まず、
17時から30分間は蓄積装置#1で録画し、残りの2
5分間を蓄積装置#2で録画するという操作である。そ
の際、各機器(蓄積装置#1,#2)の状態情報(図9
及び図10参照)を同様に用いて、蓄積装置#1は、電
源が入っているので録画開始までは何もしないが、蓄積
装置#2は電源が入っていないので、録画開始前に電源
を入れる「予備操作」を行うこともスケジューリングす
る。
【0070】複数操作対象機器操作部210は、操作対
象機器選沢部208によって選択された複数の蓄積装置
#i(ここでは、蓄積装置#1及び蓄積装置#2)に対
して、複数機器操作方法推定部209によって推定され
た操作を家庭内デジタルネットワーク204を通じて適
切な時刻に行う。
【0071】以上に述べたように本実施形態において
は、例えば、ある1つの蓄積装置だけでは録画可能容量
が足りなくて映像情報の蓄積が不可能な場合でも、複数
の蓄積装置を用いることで、利用者がそのことを意識す
ることなしに利用者の要求した映像情報を自動的に且つ
漏れなく蓄積することができる。
【0072】また、以下のような場合にも本実施形態は
有効である。今、過去の蓄積操作情報が図12に示すよ
うになっているものとする。この図12の例は、同じ番
組を2つの蓄積装置#1及び#2に同時に録画したこと
を意味するものである。
【0073】ここで複数操作対象機器選択部208が、
前記第1の実施形態と同様の手法により過去の蓄積操作
情報等を用いて、操作対象機器として蓄積装置#1(2
02-1)及び蓄積装置#2(202-2)の2つの機器を
選択したとする。
【0074】複数機器操作方法推定部209は、図12
に示した過去の蓄積操作情報により「日本旅行紀行」の
「第1回」は、重要であるためバックアップとして同じ
ものを2つ録画していたものと判断することができる。
したがって、今回録画指定された「日本旅行紀行」の
「第2回」も同様の処理をする必要があると判断するこ
とができる。この判断を行う具体的手法としては、予め
このようなノウハウを記述したルールを用意(保持)し
ておき、これを用いる手法、一定の同様の操作が蓄積さ
れるとその操作を一般化してルールとして蓄積するなど
の手法が適用可能であるが、ここでは特にその手法を限
定する必要はない。
【0075】このようにして、推定された操作方法の例
を図13に示す。即ち、「日本旅行紀行」の「第2回」
も「第1回」と同様に蓄積装置#1及び蓄積装置#2の
両方の機器に同時に録画する。なお、この場合、映像情
報蓄積装置状態入力部205により取得された状態情報
により、録画指定された番組が蓄積装置#1,#2のい
ずれにも全て録画可能であると判断された場合に限るこ
とは勿論である。
【0076】以上述べたように、本実施形態によれば、
蓄積した情報が重要で、バックアップをとりたいような
場合でも、一度複数の機器を用いてそのような操作を行
うだけで、次回からは、もう一度その複雑な操作をする
ことなしに、本装置が自動的に複数の機器を用いてこの
ような利用者の意図を達成することが可能になる。
【0077】なお、以上の説明では、複数のデジタル映
像情報蓄積装置#i(202-i)を独立して用いること
で利用者の意図を反映した操作を実現するものとした
が、複数のデジタル映像情報蓄積装置#iを連動させて
協調動作させることで利用者の意図を反映した操作を実
現することも可能である。
【0078】そこで、図7のシステムの変形例として、
図7中のデジタル映像情報管理装置203により複数の
デジタル映像情報蓄積装置#i、例えば図14の符号A
で示すデータの流れのように、2つの蓄積装置#1,#
2を連動させる手法を適用する場合の動作について説明
する。ここでは、複数操作対象機器選択部208及び複
数機器操作方法推定部209の機能は、先の説明とは一
部異なることになる。
【0079】映像情報蓄積装置状態入力部205は、家
庭内デジタルネットワーク204を通じてデジタル映像
情報蓄積装置群202の各々の蓄積装置の状態を必要に
応じて取得する。取得する状態情報の例を、蓄積装置#
1(202-1)について図15に、蓄積装置#2(20
2-2)について図16に示す。
【0080】今、利用者がデジタル映像情報入力装置2
01(デジタルテレビジョン#1)上のEPGを用いて
録画する番組を検索していたとする。ここでは、利用者
はリモコン、スイッチ等の任意の入力装置により、図1
7に示す番組を選択したとする。
【0081】このとき利用者は、リモコン、スイッチな
ど任意の入力装置により操作情報入力部206に録画要
求を送る。
【0082】また同時に、操作情報入力部206には入
力デジタル映像付加情報が家庭内デジタルネットワーク
204を通じて入力される。この入力デジタル映像付加
情報は、例えばデジタル映像情報入力装置201(デジ
タルテレビジョン#1)上のEPGを用いて検索され
た、図17に示すような番組情報である。
【0083】上記利用者操作情報及び入力デジタル映像
付加情報は、前記したように複数操作対象機器選択部2
08及び複数機器操作方法推定部209に導かれる他、
操作対象機器操作部210による操作が完了した段階で
操作情報として操作情報蓄積部207に蓄積される。こ
の操作情報蓄積部207に蓄積されている操作情報は、
図18に示すようになっているものとする。なお図18
では、簡略化のために、本実施形態の説明に必ずしも必
要でない情報は一部省略されている。
【0084】複数操作対象機器選択部208は、操作情
報入力部206により入力された操作情報、入力デジタ
ル映像付加情報、操作情報蓄積部17に蓄積されている
過去の操作情報、及び映像情報蓄積装置状態入力部20
5により取得された各蓄積装置の状態情報に基づいて、
操作すべき複数の機器を選択する。
【0085】以下、操作対象機器選択部208が適用す
る(図8のフローチャートで示される先の例とは異な
る)操作対象機器選択(決定)の方法について、図19
のフローチャートを参照して説明する。まず複数操作対
象機器選択部208は、操作情報入力部206からの入
力操作情報及び入力デジタル映像付加情報を用いて、操
作情報蓄積部207に蓄積されている過去の操作情報か
ら上記2つの情報に類似した情報を類似度の高い順にM
個(Mは1以上の整数)検索する(ステップS21)。
この複数操作対象機器選択部208が適用する検索手法
は、前記第1の実施形態における操作対象機器選択部1
08と同様である。
【0086】過去の蓄積操作情報の中から、現在の操作
要求に類似した操作情報が検索されると、その検索され
た操作情報により、過去に操作対象になった蓄積装置が
判明することになる(ステップS22)。例では、図1
8中の最も類似した過去の操作、即ち1番目乃至3番目
の各録画操作のうちいずれを選択してもよいが、結果と
してはいずれも「蓄積装置#1」に録画されたことが検
索されるので、操作対象機器としては、「蓄積装置#
1」が選択される。
【0087】次に複数操作対象機器選択部208は、映
像情報蓄積装置状態入力部205により取得された各蓄
積装置の状態情報をもとに最適な操作対象機器を選択す
る(ステップS23)。例として、蓄積装置#1(20
2-1)に関して図15に示すような状態情報が得られた
とする。複数操作対象機器選択部208は、この状態情
報をもとに、該当する機器(蓄積装置#1)が利用者の
操作要求を満たすことが可能かどうかを調べる(ステッ
プS24)。
【0088】ここでは、蓄積装置#1の例えば「録画可
能容量」を調べる。この例では、「録画可能容量」は3
0分であり、録画要求された番組の放送時間の55分よ
り少ない。したがって、利用者の操作要求を蓄積装置#
1の単独使用では満足できないことが分かる。この場
合、複数操作対象機器選択部208は、先の例のステッ
プS15のようにして複数の機器を選択し、その選択し
た複数の機器を個々に操作することで利用者の操作要求
を満足できるか否かをチェックする(ステップS2
5)。ここでは、蓄積装置#1及び蓄積装置#2が選択
されたものとすると、両装置を単に独立して使用するだ
けでは、要求された「画像品質」が「HDTV」である
(図17参照)のに対し、蓄積装置#2の「画像品質」
が「SDTV」であることから(図16参照)、利用者
の操作要求を満足できない。
【0089】本実施形態では、この問題を、以下のよう
にして複数の蓄積装置を連動して使用することで解決す
ることができる。
【0090】まず複数操作対象機器選択部208は、上
記のような場合、映像情報蓄積装置状態入力部205に
より取得された他の機器の状態情報を調べる。ここで
は、例として、図16に示した蓄積装置#2の情報を調
べることにする。蓄積装置#2の「録画可能容量」は
「10時間」である。したがって、蓄積装置#2で録画
することが可能であることが分かる。同時に、「画像品
質」が「SDTV」であることも分かる。
【0091】ところが、図18に示される操作情報蓄積
部207に蓄積された過去の操作情報より、利用者は過
去2回とも「蓄積装置#1」に「画像品質」が「HDT
V]で「録画」しているので、「蓄積装置#2」を用い
るとこの利用者の要求を満たすことができないことが分
かる。
【0092】したがって、複数操作対象機器選択部20
8は、なるべく利用者の要求を満たすように以下の手法
で操作対象機器を選択する(ステップS26)。勿論、
利用者の要求を満たせない場合もあり得るが、その場合
は例えば一部利用者の指示を受けてもよい。
【0093】さて、図18に示した過去の蓄積操作情報
により、「日本旅行紀行」の「第1回」は「再生」さ
れ、「蓄積装置#1」から「蓄積装置#2」に「ダビン
グ」された後、「蓄積装置#1」から「消去」されたこ
とが分かる。また、「日本旅行紀行」の「第2回」も
「再生」されたことが分かる。そこで、これらの情報を
用いて、複数操作対象機器選択部208は、同様の操作
を行うことで、「蓄積装置#1」を録画可能にすること
が可能になると判断できる。つまり、一度「再生」され
た「日本旅行紀行」のシリーズは、蓄積装置#2にダビ
ングすることで消去が可能であり、消去することで蓄積
装置#1に録画可能になることが推定できる。この推定
方法には、人工知能のプラニングの手法などを用いるこ
ともできるが、ここでは特に限定しない。
【0094】また、このとき、操作が必要な機器は上記
情報により「蓄積装置#1」及び「蓄積装置#2」にな
ることは明らかである。したがって、複数操作対象機器
選択部208は最終的には、操作対象機器として「蓄積
装置#1」及び「蓄積装置#2」の2つを選択すること
になる。なお、ステップS23で選択した機器が利用者
の操作要求を満足する場合には、その機器が最終的な操
作対象機器とされる(ステップS27)。同様に、ステ
ップS25で選択した複数の機器を個々に独立して使用
することが利用者の操作要求を満足する場合には、その
複数の機器が最終的な操作対象機器とされる(ステップ
S28)。
【0095】複数機器操作方法推定部209は、操作情
報入力部206により入力された操作情報、入力デジタ
ル映像付加情報、操作情報蓄積部207に蓄積されてい
る過去の操作情報、及び映像情報蓄積装置状態入力部2
05により取得された各蓄積装置の状態情報に基づい
て、操作すべき複数の機器を連動させるための操作方法
を推定する。その推定方法の例を以下に述べる。
【0096】まず複数機器操作方法推定部209は、入
力操作情報から、入力機器の情報及び「録画」「再生」
といった直接の操作情報を得る。ここでは、デジタルテ
レビジョン#1(デジタル映像情報入力装置201)か
ら「録画」することにする。また複数機器操作方法推定
部209は、入力デジタル映像付加情報から、チャンネ
ル、録画開始時刻、終了時刻などの情報を得る。また複
数機器操作方法推定部209は、過去の蓄積操作情報か
ら、録画すべき画像品質などを得る。更に複数機器操作
方法推定部209は、各蓄積装置の状態情報から、機器
の動作状態などの情報を得る。複数機器操作方法推定部
209は、これらの情報を用いて、適切な操作方法を推
定する。
【0097】ここでは複数機器操作方法推定部209
は、複数操作対象機器選択部208と同様の情報を用い
て、蓄積装置#1及び蓄積装置#2の2つの機器を用い
て予め利用者の指定した操作以外の「ダビング」及び
「消去」の操作を行わなければならないことを推定す
る。したがって、複数機器操作方法推定部209は、こ
の2つの機器の協調操作のスケジューリングが行えなけ
ればならない。そのためには、複数機器操作方法推定部
209は、蓄積装置#1から蓄積装置#2への「ダビン
グ」操作を行うために必要な操作や制約を把握している
必要がある。
【0098】この例では、図20に示すような操作が推
定されるものとする。即ち、まず過去に「再生」された
「日本旅行紀行」の「第1回」は、「蓄積装置#1」か
ら「蓄積装置#2」に「ダビング」されたという情報を
もとに、「再生」された「日本旅行紀行」の「第2回」
も同様に「蓄積装置#1」から「蓄積装置#2」にダビ
ングする。次に、過去に「ダビング」された番組は、ダ
ビング元の機器から「消去」されたので、「日本旅行紀
行」の「第2回」も同様に「蓄積装置#1」から「消
去」する。最後に、利用者の指定した番組を過去に録画
していた「蓄積装置#1」に「録画」することで、最終
的に利用者の意図を達成する。
【0099】このように複数機器操作方法推定部209
は、現在の状態のままでは利用者の要求を満たさない場
合でも、利用者の過去の機器間の操作履歴なども用いる
ことで、複数の蓄積装置を連動して動作させるという利
用者の意図を満たすような操作を推定することができ
る。
【0100】複数操作対象機器操作部210は、複数操
作対象機器選択部208によって選択された複数の蓄積
装置に対して、複数機器操作方法推定部209によって
推定された操作を家庭内デジタルネットワーク204を
通じて適切な時刻に行う。
【0101】以上に述べたように本実施形態において
は、例えば、ある1つの蓄積装置だけでは録画可能容量
が足りない場合にも、複数の蓄積装置を連動して操作す
ることで、利用者がそのことを意識することなしに利用
者の要求した映像情報を自動的に且つ漏れなく蓄積する
ことができる。また、利用者の直接的な意図以外にデジ
タル映像情報管理装置203が自動的に行った操作で
も、利用者の操作履歴を用いることで、利用者の行動パ
ターンに即することができるので、利用者が違和感を感
じにくい操作を行うことができる。
【0102】また、以下のような場合にも本実施形態は
有効である。今、過去の操作履歴として、先の説明で複
数機器操作方法推定部209により推定された図11の
操作内容と同様のものが操作情報蓄積部207に蓄積さ
れているものとする。この操作履歴は、「日本旅行紀
行」の「第2回」は過去に「第1回」を録画した蓄積装
置#1に全てを録画できなかったため、録画できなかっ
た後半部分を蓄積装置#2に録画したというものであ
る。
【0103】今、「第2回」を上記のように録画した
後、「第1回」が利用者により再生され、先の例と同様
に「ダビング」「消去」されたとする。このような場
合、上記と同様の操作推定手法を用いて、蓄積装置#2
に録画された「第2回」の後半部分を「第1回」が消去
された後の任意の時点で、蓄積装置#1にダビングする
ことで、結果的には最初から蓄積装置#1に「第2回」
も録画されたと同様の効果を得ることができる。
【0104】即ち利用者は、「第2回」を再生する前に
自動的に「第2回」が蓄積装置#1にある状態を得るこ
とができるので、当番組が蓄積装置間に分散することを
意識する前に、自動的に番組の整理が行われることにな
る。
【0105】以上に述べたように本実施形態において
は、一度蓄積されたデジタル映像情報が、蓄積装置の蓄
積時の録画(蓄積)可能容量不足などの一時的な理由に
より、蓄積装置間でやむをえず分散されることになった
としても、利用者がデジタル映像情報の整理を意図する
操作を行うと、この情報を用いて操作履歴が蓄積される
ことで、以後は自動的に情報の整理を行うことが可能に
なる。
【0106】[第3の実施形態]図21は本発明の第3
の実施形態に係る家庭内デジタルネットワークシステム
の構成を示すブロック図である。同図において、細い矢
印は制御の流れ、太い矢印はデータの流れを示す。
【0107】図21のシステムは、デジタル映像情報入
力装置301、デジタル映像情報蓄積装置群302、本
発明に直接関係するデジタル映像情報管理装置303及
び家庭内デジタルネットワーク304から構成される。
【0108】デジタル映像情報入力装置301、デジタ
ル映像情報蓄積装置群302及び家庭内デジタルネット
ワーク304は、前記第1の実施形態における図1中の
デジタル映像情報入力装置101、デジタル映像情報蓄
積装置群102及び家庭内デジタルネットワーク104
と同様である。
【0109】デジタル映像情報管理装置303は、映像
情報蓄積装置状態入力部305、操作情報入力部30
6、操作情報蓄積部307、操作対象機器選択部30
8、操作方法推定部309、操作対象機器操作部310
及び環境情報取得部311から構成される。
【0110】ここで、映像情報蓄積装置状態入力部30
5及び操作情報入力部306は、図1中の映像情報蓄積
装置状態入力部105及び操作情報入力部106と同様
である。
【0111】映像情報蓄積装置状態入力部305は、家
庭内デジタルネットワーク304を通じてデジタル映像
情報蓄積装置群302の各々の蓄積装置の状態を必要に
応じて取得する。取得する状態情報の例を、蓄積装置#
1(302-1)について図22に示す。
【0112】今、利用者がデジタル映像情報入力装置3
01(デジタルテレビジョン#1)上のEPGを用いて
録画する番組を検索していたとする。ここでは、利用者
はリモコン、スイッチ等の任意の入力装置により、図2
3に示す番組を選択したとする。
【0113】このとき利用者は、リモコン、スイッチな
ど任意の入力装置により操作情報入力部306に録画要
求を送る。
【0114】また同時に、操作情報入力部306にはデ
ジタル映像付加情報が家庭内デジタルネットワーク30
4を通じて入力される。この入力デジタル映像付加情報
は、例えばデジタル映像情報入力装置301(デジタル
テレビジョン#1)上のEPGを用いて検索された、図
23に示すような番組情報である。
【0115】環境情報取得部311は、外界の環境情報
を取得する。環境情報としては、日付、曜日、時刻、温
度、湿度、部屋の音量、明るさ、振動など様々なものが
適用可能である。ここで、適用する環境情報の種類と個
数は任意に設定可能である。例として、直接機器を操作
した操作時の環境情報を図24(a)に、実際に機器が
動作した動作時の環境情報を図24(b)に示す。
【0116】操作情報入力部306により入力された操
作情報、デジタル映像付加情報、及び環境情報取得部3
11により取得された環境情報は、共に操作対象機器選
択部308及び操作方法推定部309に導かれる他、操
作対象機器操作部310による操作が完了した段階で操
作情報として操作情報蓄積部307に蓄積される。この
操作情報蓄積部307に蓄積されている(環境情報を含
む)操作情報の例を図25に示す。
【0117】操作対象機器選択部308は、操作情報入
力部306により入力された操作情報、デジタル映像付
加情報、操作情報蓄積部307に蓄積されている環境情
報を含む過去の操作情報、映像情報蓄積装置状態入力部
305により取得された各蓄積装置の状態情報、及び環
境情報取得部311により取得された環境情報に基づい
て、操作すべき機器を選択する。その操作対象機器選択
(決定)方法の例を以下に述べる。
【0118】まず、操作対象機器選択部308は、操作
情報入力部306からの入力操作情報、入力デジタル映
像付加情報、及び環境情報取得部311からの環境情報
を用いて、操作情報蓄積部307に蓄積されている過去
の操作情報から上記3つの情報に類似した情報、例えば
最も類似した情報を検索する。以下、この操作情報蓄積
部307が適用する検索手法について述べる。
【0119】前記第1の実施形態で述べた例では、入力
操作情報と入力デジタル映像付加情報の2つの入力情報
を用いて簡単に類似の過去の操作情報を検索できた。し
かし、本実施形態における例では、図25の2つの蓄積
操作情報から明らかなように、図23の入力操作情報と
同じ「タイトル」の番組は操作情報蓄積部307に存在
しない。また、図25の2つの蓄積操作情報の示す「ジ
ャンル」は、どちらも同じ「旅行」である。他の項目も
2つの蓄積操作情報の示す過去の操作のいずれが、入力
操作情報の示す現在の操作(利用者の要求する操作)に
類似しているかどうかを簡単に決定する要素にはならな
い。このような場合に有効なのが、過去の操作情報の検
索に環境情報をも使う本実施形態の手法である。
【0120】入力操作情報及び入力デジタル映像付加情
報の他に環境情報を用いて操作情報の検索を行う本実施
形態では、このような場合、現在の操作時の環境情報の
うち、時刻を特に重視することにする。勿論、時刻以外
の項目を重視することも可能である。ここでは、操作時
の時刻は22時30分なので(図24(a)参照)、操
作対象機器選択部308は、その時刻に最も近い時刻に
操作した過去の操作例を検索する。すると、「蓄積装置
#1」に録画した「海外ショッピングツアー」が最も類
似していることが分かる(図25参照)。したがって、
操作対象機器選択部308は「蓄積装置#1」を選択す
る。
【0121】これは、この時刻には、利用者が好んで操
作する機器は「蓄積装置#1」であると判断したためで
ある。例えば、「蓄積装置#1」は居間にあり、それ以
外の蓄積装置は寝室にあるとする。この例では、操作時
刻は深夜に近い時刻なので、利用者は家族の睡眠を妨げ
ない居間にある蓄積装置#1を使用したかったことなど
が推測される。環境情報を用いることにより、自動的に
このような利用者の暗黙の意図を達成することができ
る。
【0122】次に操作対象機器選択部308は、映像情
報蓄積装置状態入力部305により取得された各蓄積装
置の状態情報をもとに最終的な操作対象機器を選択す
る。例として、蓄積装置#1(302-1)に関して図2
2に示すような状態情報が得られたとする。操作対象機
器選択部308は、この状態情報をもとに、該当する機
器(蓄積装置#1)が利用者の操作要求を満たすことが
可能かどうかを調べる。最終的に、蓄積装置#1に録画
可能なので、蓄積装置#1が選択されることになる。
【0123】一方、操作方法推定部309は、操作情報
入力部306により入力された操作情報、入力デジタル
映像付加情報、操作情報蓄積部307に蓄積されている
過去の操作情報、映像情報蓄積装置状態入力部305に
より取得された蓄積装置の状態情報、及び環境情報取得
部311により取得された環境情報を用いて操作すべき
機器の操作方法を推定する。図26に推定された操作方
法の例を示す。
【0124】ここでは、取得された蓄積装置の状態情報
(図22参照)により、蓄積装置#1は操作時には電源
が入っていないことが分かり、また取得された操作時の
環境情報(図24(a)参照)により、操作時の時刻が
分かるので、実際の動作時の前に予備動作として電源を
入れる操作を予めスケジューリングすることができる。
この予備動作の時刻は、動作時刻の一定時間前に固定し
てもよいし、過去の操作履歴をもとに予備動作を早めに
行い、指定された番組放送開始前の一定の時刻から録画
を行うようにすることも可能である。後者の例では、例
えば、ある番組を録画するのも直接の操作意図である
が、実はその番組の前に放送されているコマーシャルを
録画するのも隠れた目的である場合などに有効である。
【0125】操作対象機器操作部310は、操作対象機
器選択部308によって選択された蓄積装置(ここでは
蓄積装置#1)に対して、操作方法推定部309によっ
て推定された操作を家庭内デジタルネットワーク304
を通じて適切な時刻に行う。
【0126】以上に述べたように本実施形態において
は、過去に類似の操作を行ったことがなかったり、入力
操作情報と入力デジタル映像付加情報のみからは選択が
困難な同等に類似な操作がある場合でも、環境情報を用
いることで、適切な操作対象機器を決定でき、また、利
用者の暗黙の意図に即した操作方法をも推定することが
可能になる。
【0127】[第4の実施形態]図27は本発明の第4
の実施形態に係る家庭内デジタルネットワークシステム
の構成を示すブロック図である。同図において、細い矢
印は制御の流れ、太い矢印はデータの流れを示す。
【0128】図27のシステムは、デジタル映像情報入
力装置401、デジタル映像情報蓄積装置群402、本
発明に直接関係するデジタル映像情報管理装置403及
び家庭内デジタルネットワーク404から構成される。
【0129】デジタル映像情報入力装置401、デジタ
ル映像情報蓄積装置群402及び家庭内デジタルネット
ワーク404は、前記第1の実施形態における図1中の
デジタル映像情報入力装置101、デジタル映像情報蓄
積装置群102及び家庭内デジタルネットワーク104
と同様である。
【0130】デジタル映像情報管理装置403は、映像
情報蓄積装置状態入力部405、操作情報入力部40
6、操作情報蓄積部407、複数操作対象機器選択部4
08、複数機器操作方法推定部409、複数操作対象機
器操作部410及び環境情報取得部411から構成され
る。
【0131】ここで、映像情報蓄積装置状態入力部40
5及び操作情報入力部406は、図1中の映像情報蓄積
装置状態入力部105及び操作情報入力部106と同様
である。また、複数操作対象機器操作部410は、図7
中の複数操作対象機器操作部210と同様であり、操作
情報蓄積部407及び環境情報取得部411は、図21
中の操作情報蓄積部307及び環境情報取得部311と
同様である。
【0132】さて、図27のシステムにおいて、前記第
2の実施形態と同様に、単独の蓄積装置では番組全体を
録画できないが、番組を前半と後半に分割して2つの蓄
積装置に蓄積すれば番組全体を録画できるものとする。
この場合、前記第2の実施形態では以下の3つが問題と
なる。
【0133】第1は、複数の蓄積装置の中からどの2つ
の装置(機器)を選択するかを決定するのに用いること
のできる情報が、過去の操作履歴などから得られない場
合の問題(機器選択の問題)である。第2は、2つの蓄
積装置が選択された場合でも、どの蓄積装置から先に録
画を開始するかの録画順の情報が得られない場合の問題
(録画の順序付け問題)である。第3は、使用する蓄積
装置及び録画順が決定した場合でも、その録画時間の配
分をどのようにするかの情報が得られない場合の問題
(録画時間配分問題)である。
【0134】図27中のデジタル映像情報管理装置40
3は、上記の問題を解決可能とするもので、以下その解
決手法について述べる。まず、上記第1の問題の解決手
法を例を挙げて説明する。今、デジタル映像情報蓄積装
置群402が、蓄積装置402-1(#1)、蓄積装置4
02-2(#2)及び蓄積装置402-3(#3)からなり
(N=3の場合)、そのうちのどの2つを利用しても番
組を分割して録画可能であるとする。また、環境情報取
得部411によって取得される操作時の環境情報は図2
4(a)に示す通りであるものとする。更に、操作情報
蓄積部407に蓄積されている過去の蓄積操作情報は図
28に示す通りであるものとする。
【0135】この例によれば、図24(a)の操作時環
境情報により操作時が深夜であることが分かる。また、
図28の過去の蓄積操作情報により、深夜に操作された
ことがあるのは、「蓄積装置#1」と「蓄積装置#2」
であることが分かる。したがって複数操作対象機器選択
部408は、上記の情報をもとに「蓄積装置#1」及び
「蓄積装置#2」を選択することが可能になる。この利
用者の意図の推定内容は、前記第3の実施形態と同様の
ものである。
【0136】次に、第2の問題の解決手法を例を挙げて
説明する。今、操作時の環境情報及び過去の蓄積操作情
報は、第1の問題の例と同じであるとする。
【0137】複数機器操作方法推定部409は、操作情
報蓄積部407中の過去の蓄積操作情報(図28参照)
をもとに、「蓄積装置#2」の方が「蓄積装置#1」よ
り遅い時間に操作されたことがあると分かる。したがっ
て複数機器操作方法推定部409は、「蓄積装置#1」
で録画を開始し、録画されなかった残りを「蓄積装置#
2」で録画するようにスケジューリングすることが可能
になる。
【0138】これにより、例えば、「蓄積装置#1」は
寝室にあるけれども、23時前までは起きているので操
作してもよいが、「蓄積装置#2」は居間にあるので操
作時間は気にしないといった、利用者の暗黙の意図を、
自動的に操作に反映することができる。
【0139】最後に、第3の問題の解決手法を例を挙げ
て説明する。この例も、上記第2の問題に対する解決手
法と同様の手法で解決できる。複数機器操作方法推定部
409は、「蓄積装置#1」は23時前までは操作して
もよいことが分かる。このため複数機器操作方法推定部
409は、23時までは「蓄積装置#1」で録画し、残
りの部分を「蓄積装置#2」で録画を行えばよいことを
容易に推定できる。
【0140】以上の手法を用いて図29に示された番組
を分割録画する場合の、複数機器操作方法推定部409
が推定した操作方法の一例を図30に示す。図30の例
では、最初の10分を蓄積装置#1に録画し、残りの2
5分を蓄積装置#2に録画することで、利用者の直接的
及び間接的意図を録画操作に反映することが可能にな
る。
【0141】以上述べたように本実施形態においては、
環境情報取得部411にて取得された環境情報を複数操
作対象機器選択部408及び複数機器操作方法推定部4
09が用いることで、前記第2の実施形態では解決でき
ない、機器選択の問題(第1の問題)、順序付け問題
(第2の問題)及び録画時間配分問題(第3の問題)を
解決することが可能になる。これにより、利用者の間接
的な意図をも操作に反映することが可能になる。
【0142】さて、図27のシステムにおいては、前記
第2の実施形態と同様に、過去に類似の番組を録画して
いた蓄積装置にはそのままでは指定された番組を録画で
きないが、過去の操作蓄積情報をもとに当該蓄積装置に
蓄積(録画)されていて過去に再生されたことのある番
組を他の蓄積装置に移動する協調動作により、当該蓄積
装置に指定番組の録画が可能になるものとする。ここで
は、図31において符号Bで示すデータの流れのよう
に、2つの蓄積装置#1(401-1),#2(401-
2)の協調動作により、蓄積装置#1への録画が可能と
なる場合を想定している。この場合、前記第2の実施形
態では以下の第4及び第5の問題がある。
【0143】第4の問題は、複数の蓄積装置の中から、
録画する蓄積装置と過去の録画内容の移動先の蓄積装置
を決定するのに用いることのできる情報が、過去の操作
履歴などから得られない場合の問題(機器選択の問題)
である。第5の問題は、指定の番組を蓄積装置に録画す
るためにダビングなどの準備操作を行うことが可能か否
かの判定機能を持たないことに起因する、操作のスケジ
ューリングの問題である。
【0144】図27中のデジタル映像情報管理装置40
3は、上記の第4及び第5の問題も解決可能とするもの
で、以下その解決手法について述べる。まず、上記第4
の問題の解決手法を例を挙げて説明する。今、蓄積装置
#1、蓄積装置#2、蓄積装置#3の3つの機器のどの
2つに分割しても録画可能であるとする。また、操作時
の環境情報は図32(a)に、過去の蓄積操作情報は図
33に、それぞれ示す通りであるものとする。そして、
デジタル映像付加情報は省略するが、8月26日の深夜
に、次の8月27日の夕方放映される「日本旅行紀行」
の「第3回」を録画しようとしたこととする。
【0145】ところが、図33の過去の蓄積操作情報に
より、蓄積装置#1で「再生」された類似の番組は、
「蓄積装置#2」及び「蓄積装置#3」のどちらにもダ
ビングされたことがあることが分かる。
【0146】以上の情報のみでは、機器を選択できない
ので、他の項目を調べると、図32(a)の操作時環境
情報により操作時は深夜であり、図33の蓄積操作情報
により深夜に操作されたことのあるのは、「蓄積装置#
1」及び「蓄積装置#2」であることが分かる。
【0147】したがって、操作対象機器選択部408
は、上記の情報をもとに「蓄積装置#1」及び「蓄積装
置#2」を選択することが可能になる。この利用者の意
図の推定内容は、前記第3の実施形態における操作方法
推定部309の推定と同様であり、操作時環境情報によ
り操作時が深夜であることが分かり、過去の蓄積操作情
報により深夜に操作されたことがあるのは「蓄積装置#
1」と「蓄積装置#2」であることが分かり、そこから
操作方法が推定される。
【0148】次に、操作時の環境情報が図32(b)の
ようになっている場合の、複数操作対象機器選択部40
8の動作を説明する。この例では、録画操作した時刻が
番組放送時刻の30分前となっている。この場合、も
し、蓄積装置#1に蓄積されている過去の「日本旅行紀
行」を他の蓄積装置にダビングしなければ蓄積装置#1
には「日本旅行紀行」の「第3回」が録画できないとす
ると、上記の選択は誤りになることがある。なぜなら、
ダビングする時間が番組放映時間と同様であるとする
と、番組放映の30分前からダビングを始めたのでは放
送開始に間に合わないからである。このような場合、複
数操作対象機器選択部408は他の機器を選択する。
【0149】以上述べたように本実施形態においては、
環境情報を用いることにより、前記第2の実施形態では
解決できなかった蓄積装置の選択問題(第4の問題)を
解決できる。
【0150】次に、上記第5の問題の解決手法を例を挙
げて説明する。今、上記第4の問題の解決手法で説明し
たのと同様に、操作時の環境情報が図32(b)のよう
になっているものとする。この場合、複数機器操作方法
推定部409は、主として操作時環境情報と蓄積装置状
態情報を、以下のように操作方法を推定する。
【0151】例えば、もし蓄積装置#1の過去の番組を
蓄積装置#2に30分だけダビングすることで、録画操
作指定された番組を蓄積装置#1に録画可能になるなら
ば、番組放送前の30分でダビングの操作及びダビング
した部分の消去を行い、その後蓄積装置#1に当該番組
を録画するように操作をスケジューリングする。これに
対し、30分の容量では蓄積装置#1に指定の番組を録
画することが不可能なことが分れば、他の蓄積装置に録
画するように操作をスケジューリングする。
【0152】以上に述べたように本実施形態において
は、環境情報を複数操作対象機器選択部408及び複数
機器操作方法推定部409が用いることで、前記第2の
実施形態では解決できなかった機器の選択問題を解決で
きる。また、複数操作対象機器選択部408が推定した
スケジュールの準備操作に時間の制約を用いることがで
きるので、より実現可能性の高い操作方法を推定するこ
とが可能になる。
【0153】[第5の実施形態]図34は本発明の第5
の実施形態に係る家庭内デジタルネットワークシステム
の構成を示すブロック図である。同図において、細い矢
印は制御の流れ、太い矢印はデータの流れを示す。
【0154】図34のシステムは、デジタル映像情報入
力装置501、デジタル映像情報蓄積装置群502、本
発明に直接関係するデジタル映像情報管理装置503及
び家庭内デジタルネットワーク504から構成される。
【0155】デジタル映像情報入力装置501、デジタ
ル映像情報蓄積装置群502及び家庭内デジタルネット
ワーク504は、前記第1の実施形態における図1中の
デジタル映像情報入力装置101、デジタル映像情報蓄
積装置群102及び家庭内デジタルネットワーク104
と同様である。
【0156】デジタル映像情報管理装置503は、映像
情報蓄積装置状態入力部505、操作情報入力部50
6、操作情報蓄積部507、複数操作対象機器選択部5
08、複数機器操作方法推定部509、複数操作対象機
器操作部510、環境情報取得部511及び通信能力取
得部512から構成される。
【0157】ここで、映像情報蓄積装置状態入力部50
5及び操作情報入力部506は、図1中の映像情報蓄積
装置状態入力部105及び操作情報入力部106と同様
である。また、複数操作対象機器操作部510は、図7
中の複数操作対象機器操作部210と同様であり、操作
情報蓄積部507及び環境情報取得部511は、図21
中の操作情報蓄積部307及び環境情報取得部311と
同様である。
【0158】通信能力取得部512は、デジタル映像情
報入力装置501(デジタルテレビジョン#1)、デジ
タル映像情報蓄積装置#i(502-i)及び家庭内デジ
タルネットワーク504の通信能力を取得する。通信能
力とは、その時点で通信可能なデータの容量のことであ
る。
【0159】通信能力取得部512によって取得され
た、デジタルテレビジョン#1(デジタル映像情報入力
装置501)、デジタル映像情報蓄積装置#1,#2
(デジタル映像情報蓄積装置502-1,502-2)及び
家庭内デジタルネットワーク504の通信能力の例を、
図35に示す。
【0160】2つの機器間の通信能力は、例えば、以下
の式で表される。 E=min(E1,E2) ここで、Eは2つの機器間の通信能力、E1,E2はそ
れぞれの機器の通信能力であり、minは引数のうち小
さいものをとる関数である。例えば「デジタルテレビジ
ョン#1」と「蓄積装置#2」の間の通信能力は200
Mbpsである。
【0161】さて、図34のシステムにおいて、前記第
4の実施形態と同様に、過去に類似の番組を録画してい
た蓄積装置にはそのままでは指定の番組を録画できない
が、過去の操作蓄積情報をもとに当該蓄積装置に蓄積
(録画)されていて過去に再生されたことのある番組を
他の蓄積装置に移動する協調動作により、当該蓄積装置
に指定番組の録画が可能になるものとする。
【0162】図34のシステムでは、通信能力取得部5
12により各機器及びネットワークの通信能力が分か
る。このため複数操作対象機器選択部508及び複数機
器操作方法推定部509では、前記第4の実施形態(に
おける複数操作対象機器選択部408及び複数機器操作
方法推定部409)では得ることのできなかった、ダビ
ングなどの機器間の操作における通信時間の推定が可能
となる。
【0163】ある情報の通信時間の推定は、例えば以下
の式によって求められる。 T=V/E ここで、Tは推定された通信時間、Vは情報の容量であ
る。例えば「デジタルテレビジョン#1」から「蓄積装
置#2」に約1GBの情報を流すとすると、約40秒か
かることが推定される。
【0164】ところで前記第4の実施形態においては、
例えば「ダビング」などの準備操作の時間は、放送時間
と同等と仮定していた。このため、例えば推定した操作
では、たまたま通信能力の低い機器にダビングすること
を決定した場合には、仮定した時間内でダビングが行え
なかったり、動作時にたまたまネットワークに大量のデ
ータが流れていた場合には、やはり準備操作が完了しな
かったりする虞があった。
【0165】これに対して本実施形態では、推定通信時
間を用いることで、この準備操作の時間を精度良く推定
することができる。したがって、複数操作対象機器選択
部508による機器の選択に関しても、複数機器操作方
法推定部509による操作のスケジューリングに関して
も推定の精度が向上する。
【0166】以上述べたように、本実施形態によれば、
通信能力取得部512で取得される通信能力を複数操作
対象機器選択部508及び複数機器操作方法推定部50
9が用いることで、前記第4の実施形態では解決できな
かった機器の選択問題を解決できる。また、複数機器操
作方法推定部509が推定したスケジュールの準備操作
に通信能力の制約を用いることができるので、より実現
可能性の高い操作方法を推定することが可能になる。
【0167】なお、前記第1の実施形態で適用した図1
中のデジタル映像情報管理装置103の構成、第2の実
施形態で適用した図7中のデジタル映像情報管理装置2
03の構成、第3の実施形態で適用した図21中のデジ
タル映像情報管理装置303の構成、第4の実施形態で
適用した図31中のデジタル映像情報管理装置403の
構成、或いは第5の実施形態で適用した図34中のデジ
タル映像情報管理装置503の構成は、コンピュータを
その構成要素である各機能手段として機能させるための
プログラムを、ROM、CD−ROM、DVD−RO
M、フロッピーディスク、ハードディスク、メモリカー
ド等の機械読み取り可能な記録媒体に記録し、当該プロ
グラムをコンピュータにより読み取り実行させることで
実現される。このプログラムが、ネットワーク等の通信
回線を介してダウンロードされるものであっても構わな
い。
【0168】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、家
庭内デジタルネットワークシステムにおいて、デジタル
映像情報管理装置が、利用者が過去にデジタル映像機器
を操作した情報を用いることで、利用者の誤った操作を
防ぐことや、利用者が入力した単純な操作から複雑な意
図を伴った複雑な操作を機器に対して行うことができ
る。
【0169】また、本発明によれば、デジタルネットワ
ークで接続されたデジタル映像機器の状態を知ること
で、機器の状態に応じて予め可能な操作だけを実行可能
にしたり、利用者の意図が可能になるように機器を操作
することができる。
【0170】更に本発明によれば、機器相互がデジタル
ネットワークで接続されていることを利用して、個々の
機器のみでは利用者の意図通りの操作を達成できない場
合でも、複数の機器を協調して動作させることで、利用
者の意図を達成させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る家庭内デジタル
ネットワークシステムの構成を示すブロック図。
【図2】映像情報蓄積装置状態入力部105によって取
得されたデジタル映像情報蓄積装置(#1)の状態を表
す状態情報の例を示す図。
【図3】デジタル映像情報入力装置101によって取得
されたデジタル映像付加情報の例を示す図。
【図4】操作情報蓄積部107に蓄積されている過去の
操作情報の例を示す図。
【図5】操作対象機器選択部108で適用される操作対
象機器選択方法の手順を説明するためのフローチャー
ト。
【図6】操作方法推定部109によって推定された操作
方法の例を示す図。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る家庭内デジタル
ネットワークシステムの構成を示すブロック図。
【図8】複数操作対象機器選択部208で適用される操
作対象機器選択方法の手順を説明するためのフローチャ
ート。
【図9】映像情報蓄積装置状態入力部205によって取
得されたデジタル映像情報蓄積装置(#1)の状態情報
の第1の例を示す図。
【図10】映像情報蓄積装置状態入力部205によって
取得されたデジタル映像情報蓄積装置(#2)の状態情
報の第1の例を示す図。
【図11】操作方法推定部209によって推定された操
作方法の第1の例を示す図。
【図12】操作情報蓄積部207に蓄積されている過去
の操作情報の第1の例を示す図。
【図13】操作方法推定部209によって推定された操
作方法の第2の例を示す図。
【図14】図7のシステムにおいて、デジタル映像情報
管理装置203により複数のデジタル映像情報蓄積装置
(#1,#2)を協調して動作させる場合のシステム状
態を示す図。
【図15】映像情報蓄積装置状態入力部205によって
取得されたデジタル映像情報蓄積装置(#1)の状態情
報の第2の例を示す図。
【図16】映像情報蓄積装置状態入力部205によって
取得されたデジタル映像情報蓄積装置(#2)の状態情
報の第2の例を示す図。
【図17】デジタル映像情報入力装置201によって取
得されたデジタル映像付加情報の例を示す図。
【図18】操作情報蓄積部207に蓄積されている過去
の操作情報の第2の例を示す図。
【図19】複数操作対象機器選択部208で適用される
操作対象機器選択方法の変形例の手順を説明するための
フローチャート。
【図20】操作方法推定部209によって推定された操
作方法の第3の例を示す図。
【図21】本発明の第3の実施形態に係る家庭内デジタ
ルネットワークシステムの構成を示すブロック図。
【図22】映像情報蓄積装置状態入力部305によって
取得されたデジタル映像情報蓄積装置(#1)の状態情
報の例を示す図。
【図23】デジタル映像情報入力装置301によって取
得されたデジタル映像付加情報の例を示す図。
【図24】環境情報取得部311によって取得された操
作時と動作時の環境情報の例を示す図。
【図25】操作情報蓄積部307に蓄積されている環境
情報を含む過去の操作情報の例を示す図。
【図26】操作方法推定部309によって推定された操
作方法の例を示す図。
【図27】本発明の第4の実施形態に係る家庭内デジタ
ルネットワークシステムの構成を示すブロック図。
【図28】操作情報蓄積部407に蓄積されている環境
情報を含む過去の操作情報の第1の例を示す図。
【図29】デジタル映像情報入力装置401によって取
得されたデジタル映像付加情報の例を示す図。
【図30】操作方法推定部409によって推定された操
作方法の例を示す図。
【図31】図27のシステムにおいて、デジタル映像情
報管理装置403により複数のデジタル映像情報蓄積装
置(#1,#2)を協調して動作させる場合のシステム
状態を示す図。
【図32】環境情報取得部411によって取得された操
作時の環境情報の2つの例を示す図。
【図33】操作情報蓄積部407に蓄積されている環境
情報を含む過去の操作情報の第2の例を示す図。
【図34】本発明の第5の実施形態に係る家庭内デジタ
ルネットワークシステムの構成を示すブロック図。
【図35】通信能力取得部512によって取得された各
機器及びネットワークの通信能力の例を示す図。
【符号の説明】
101,201,301,401,501…デジタル映
像情報入力装置 102,202,302,402,502…デジタル映
像情報蓄積装置群 103,203,303,403,503…デジタル映
像情報管理装置 104,204,304,404,504…家庭内デジ
タルネットワーク 105,205,305,405,505…映像情報蓄
積装置状態入力部 106,206,306,406,506…操作情報入
力部 107,207,307,407,507…操作情報蓄
積部 108,308…操作対象機器選択部 109,309…操作方法推定部 110,310…操作対象機器操作部 208,408,508…複数操作対象機器選択部 209,409,509…複数機器操作方法推定部 210,410,510…複数操作対象機器操作部 311,411,511…環境情報取得部 512…通信能力取得部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル映像情報を入力するデジタル映
    像情報入力装置と、デジタル映像情報を蓄積する複数の
    デジタル映像情報蓄積装置とが家庭内デジタルネットワ
    ークにより相互接続された家庭内デジタルネットワーク
    システム内で、前記ネットワークに接続して用いられ、
    前記デジタル映像情報入力装置及び前記デジタル映像情
    報蓄積装置を制御して前記デジタル映像情報入力装置か
    らの入力情報と前記デジタル映像情報蓄積装置に蓄積さ
    れる蓄積情報を管理するネットワーク型デジタル映像情
    報管理装置であって、 前記デジタル映像情報蓄積装置の状態情報を入力する状
    態情報入力手段と、 利用者の直接操作により外部から与えられた操作情報、
    及び当該操作情報の示す操作の対象となったデジタル映
    像情報の付加情報を入力する操作情報入力手段と、 前記操作情報入力手段により入力された過去の操作情報
    及び付加情報を蓄積する操作情報蓄積手段と、 前記操作情報入力手段により入力された情報、前記状態
    情報入力手段により入力された情報、及び前記操作情報
    蓄積手段により蓄積されている情報をもとに、操作対象
    とする少なくとも1つの機器を選択する機器選択手段
    と、 前記操作情報入力手段により入力された情報、前記状態
    情報入力手段により入力された情報、及び前記操作情報
    蓄積手段により蓄積されている情報をもとに、前記機器
    選択手段により選択された少なくとも1つの機器に対し
    て独立に施すべき操作内容を推定する操作方法推定手段
    と、 前記機器選択手段により選択された少なくとも1つの機
    器に対して、前記操作方法推定手段により推定された内
    容の操作を前記ネットワークを介して行う機器操作手段
    とを具備することを特徴とするネットワーク型デジタル
    映像情報管理装置。
  2. 【請求項2】 デジタル映像情報を入力するデジタル映
    像情報入力装置と、デジタル映像情報を蓄積する複数の
    デジタル映像情報蓄積装置とが家庭内デジタルネットワ
    ークにより相互接続された家庭内デジタルネットワーク
    システム内で、前記ネットワークに接続して用いられ、
    前記デジタル映像情報入力装置及び前記デジタル映像情
    報蓄積装置を制御して前記デジタル映像情報入力装置か
    らの入力情報と前記デジタル映像情報蓄積装置に蓄積さ
    れる蓄積情報を管理するネットワーク型デジタル映像情
    報管理装置であって、 前記デジタル映像情報蓄積装置の状態情報を入力する状
    態情報入力手段と、 利用者の直接操作により外部から与えられた操作情報、
    及び当該操作情報の示す操作の対象となったデジタル映
    像情報の付加情報を入力する操作情報入力手段と、 前記操作情報入力手段により入力された過去の操作情報
    及び付加情報を蓄積する操作情報蓄積手段と、 前記操作情報入力手段により入力された情報、前記状態
    情報入力手段により入力された情報、及び前記操作情報
    蓄積手段により蓄積されている情報をもとに、協調して
    動作させるべき複数の機器を操作対象として選択する機
    器選択手段と、 前記操作情報入力手段により入力された情報、前記状態
    情報入力手段により入力された情報、及び前記操作情報
    蓄積手段により蓄積されている情報をもとに、前記機器
    選択手段により選択された複数の機器を協調して動作さ
    せるための操作内容を推定する操作方法推定手段と、 前記機器選択手段により選択された複数の機器に対し
    て、前記操作方法推定手段により推定された内容の操作
    を前記ネットワークを介して行う機器操作手段とを具備
    することを特徴とするネットワーク型デジタル映像情報
    管理装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも機器操作時の環境情報を取得
    する環境情報取得手段を更に具備すると共に、 前記蓄積手段により蓄積される情報中に、前記環境情報
    取得手段により取得された環境情報を含め、 前記機器選択手段による機器選択、及び前記操作方法推
    定手段による操作内容の推定に、前記操作情報入力手段
    により入力された情報、前記状態情報入力手段により入
    力された情報、及び前記操作情報蓄積手段により蓄積さ
    れている情報に加えて、前記環境情報取得手段により取
    得された現在の環境情報を用いるようにしたことを特徴
    とする請求項1または請求項2記載のネットワーク型デ
    ジタル映像情報管理装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも機器操作時の環境情報を取得
    する環境情報取得手段と、 前記デジタル映像情報入力装置、前記デジタル映像情報
    蓄積装置、及び前記デジタルネットワークの通信能力を
    取得する通信能力取得手段とを更に具備すると共に、 前記蓄積手段により蓄積される情報中に、前記環境情報
    取得手段により取得された環境情報を含め、 前記機器選択手段による機器選択、及び前記操作方法推
    定手段による操作内容の推定に、前記操作情報入力手段
    により入力された情報、前記状態情報入力手段により入
    力された情報、及び前記操作情報蓄積手段により蓄積さ
    れている情報に加えて、前記環境情報取得手段により取
    得された現在の環境情報及び前記通信能力取得手段によ
    り取得された現在の通信能力を用いるようにしたことを
    特徴とする請求項1または請求項2記載のネットワーク
    型デジタル映像情報管理装置。
  5. 【請求項5】 デジタル映像情報を入力するデジタル映
    像情報入力装置と、デジタル映像情報を蓄積する複数の
    デジタル映像情報蓄積装置とが家庭内デジタルネットワ
    ークにより相互接続された家庭内デジタルネットワーク
    システム内で、前記ネットワークに接続して用いられる
    コンピュータを、前記デジタル映像情報入力装置及び前
    記デジタル映像情報蓄積装置を制御して前記デジタル映
    像情報入力装置からの入力情報と前記デジタル映像情報
    蓄積装置に蓄積される蓄積情報を管理するネットワーク
    型デジタル映像情報管理装置として実現するためのプロ
    グラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体であっ
    て、 前記コンピュータを、 前記デジタル映像情報蓄積装置の状態情報を入力する状
    態情報入力手段と、 前記デジタル映像情報入力装置と前記デジタル映像情報
    蓄積装置に対して外部から与えられた操作情報、及び当
    該操作情報の示す操作の対象となったデジタル映像情報
    の付加情報を入力する操作情報入力手段と、 前記操作情報入力手段により入力された過去の操作情報
    及び付加情報を蓄積する操作情報蓄積手段と、 前記操作情報入力手段により入力された情報、前記状態
    情報入力手段により入力された情報、及び前記操作情報
    蓄積手段により蓄積されている情報をもとに、操作対象
    とする少なくとも1つの機器を選択する機器選択手段
    と、 前記操作情報入力手段により入力された情報、前記状態
    情報入力手段により入力された情報、及び前記操作情報
    蓄積手段により蓄積されている情報をもとに、前記機器
    選択手段により選択された少なくとも1つの機器に対し
    て独立に施すべき独立の操作内容を推定する操作方法推
    定手段と、 前記機器選択手段により選択された少なくとも1つの機
    器に対して、前記操作方法推定手段により推定された内
    容の操作を前記ネットワークを介して行う機器操作手段
    として機能させるためのプログラムを記録した機械読み
    取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 デジタル映像情報を入力するデジタル映
    像情報入力装置と、デジタル映像情報を蓄積する複数の
    デジタル映像情報蓄積装置とが家庭内デジタルネットワ
    ークにより相互接続された家庭内デジタルネットワーク
    システム内で、前記ネットワークに接続して用いられる
    コンピュータを、前記デジタル映像情報入力装置及び前
    記デジタル映像情報蓄積装置を制御して前記デジタル映
    像情報入力装置からの入力情報と前記デジタル映像情報
    蓄積装置に蓄積される蓄積情報を管理するネットワーク
    型デジタル映像情報管理装置として実現するためのプロ
    グラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体であっ
    て、 前記コンピュータを、 前記蓄積装置の状態情報を入力する状態情報入力手段
    と、 前記デジタル映像情報入力装置と前記デジタル映像情報
    蓄積装置に対して外部から与えられた操作情報、及び当
    該操作情報の示す操作の対象となったデジタル映像情報
    の付加情報を入力する操作情報入力手段と、 前記操作情報入力手段により入力された過去の操作情報
    及び付加情報を蓄積する操作情報蓄積手段と、 前記操作情報入力手段により入力された情報、前記状態
    情報入力手段により入力された情報、及び前記操作情報
    蓄積手段により蓄積されている情報をもとに、操作対象
    とする複数の機器を選択する機器選択手段と、 前記操作情報入力手段により入力された情報、前記状態
    情報入力手段により入力された情報、及び前記操作情報
    蓄積手段により蓄積されている情報をもとに、前記機器
    選択手段により選択された複数の機器を協調して動作さ
    せるための操作内容を推定する操作方法推定手段と、 前記機器選択手段により選択された複数の機器に対し
    て、前記操作方法推定手段により推定された内容の操作
    を前記ネットワークを介して行う機器操作手段として機
    能させるためのプログラムを記録した機械読み取り可能
    な記録媒体。
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