JP2002268949A - 複製管理方法、複製管理装置、記録媒体およびプログラム - Google Patents

複製管理方法、複製管理装置、記録媒体およびプログラム

Info

Publication number
JP2002268949A
JP2002268949A JP2001068260A JP2001068260A JP2002268949A JP 2002268949 A JP2002268949 A JP 2002268949A JP 2001068260 A JP2001068260 A JP 2001068260A JP 2001068260 A JP2001068260 A JP 2001068260A JP 2002268949 A JP2002268949 A JP 2002268949A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
control information
information
recorded
duplication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001068260A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002268949A5 (ja
Inventor
Kazuo Kuroda
和男 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP2001068260A priority Critical patent/JP2002268949A/ja
Priority to KR10-2002-0013033A priority patent/KR100478395B1/ko
Priority to EP02005280A priority patent/EP1241882A3/en
Priority to US10/095,075 priority patent/US20020129254A1/en
Priority to TW091104556A priority patent/TW561782B/zh
Priority to CNB021192219A priority patent/CN1264345C/zh
Publication of JP2002268949A publication Critical patent/JP2002268949A/ja
Publication of JP2002268949A5 publication Critical patent/JP2002268949A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/913Television signal processing therefor for scrambling ; for copy protection
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/913Television signal processing therefor for scrambling ; for copy protection
    • H04N2005/91307Television signal processing therefor for scrambling ; for copy protection by adding a copy protection signal to the video signal
    • H04N2005/91335Television signal processing therefor for scrambling ; for copy protection by adding a copy protection signal to the video signal the copy protection signal being a watermark
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/84Television signal recording using optical recording
    • H04N5/85Television signal recording using optical recording on discs or drums
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/804Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components
    • H04N9/8042Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components involving data reduction

Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御情報の検出遅れに伴う問題を解消しうる
複製管理方法等を提供する。 【解決手段】 デジタル情報からなるコンテンツに複製
に関する制御情報を示す電子透かしを埋め込むことによ
り複製を管理する複製管理方法である。所定範囲内のコ
ンテンツに対する制御情報の変化位置および各変化位置
で変化する制御情報の内容を含むテーブルをコンテンツ
とともに配布する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル情報から
なるコンテンツに複製に関する制御情報を示す電子透か
しを埋め込むことにより複製を管理する複製管理方法等
に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルテレビ放送の実現により、映像
のデジタル信号による配信が一般化しつつある。また、
映像を光ディスクや磁気テープなどにデジタルデータと
して記録するビデオレコーダーも普及しつつある。映像
をデジタルデータとして記録することができれば、映像
を劣化させることなく複製することが可能となる。この
ため、著作権等の観点から、映像の複製を制限する必要
がある。
【0003】しかし、現在のDVDにおけるコピー制御
情報は、セクタID領域中にプレーンな形で記録されて
おり、改竄が容易な状態にある。このため、コピー制御
情報をウォータマークと呼ばれる電子透かし技術によ
り、コンテンツ内に埋め込む技術が開発されている。
【0004】例えば、特開平2000−173175号
公報に開示されたウォータマーク(電子透かし)技術は
映像の複製を制限する技術の1つであり、デジタル映像
に複製制限に関する情報を埋め込む技術である。ウォー
タマークは、映像中に隠れるように埋め込まれる。この
ため、ウォータマークを映像中に埋め込んでも、映像の
質はほとんど低下しない。また、ウォータマークが埋め
込まれた映像を受け取った者は、その映像中にウォータ
マークが存在することさえ認識できないであろうから、
ウォータマークを映像から除去することは極めて困難で
ある。
【0005】上記特開平2000−173175号公報
には、複製禁止を示すウォータマークと1世代複製許可
を示すウォターマークを用いたシステムが開示されてい
る。このようなシステムによれば、複製の回数を管理す
ることができるので、著作権の問題を生じさせることな
く、テレビ放送の受信者は放送時間に束縛されずに配信
された映像を見ることができる。
【0006】このシステムでは、デジタル映像がビデオ
レコーダーに入力されたとき、ビデオレコーダーはその
映像中にウォータマークが存在するか否かを判断する。
ウォータマークが存在し、そのウォータマークが複製禁
止を示すものであれば、ビデオレコーダーはその映像の
記録を行わない。また、ウォータマークが存在していな
いとき、あるいはウォータマークは存在するがそのウォ
ータマークが1世代複製許可を示すものであれば、ビデ
オレコーダーは、その映像は複製許可されていると判断
し、その映像を例えば光ディスクに記録する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】映像を放送局から放送
する場合には、通常、複数の映像コンテンツを連続して
放送する形態がとられる。したがって、映像の複製に関
する制御情報、すなわち、複製禁止、1世代複製許可、
複製許可などの情報が互いに異なる映像コンテンツが、
連続して放送されることになる。例えば、複製禁止の映
像コンテンツに続けて、複製許可の映像コンテンツが放
送される場合等が考えられる。
【0008】しかし、ウォータマークの有無やウォータ
マークの種類の切り換わりの検出には、所定の時間(例
えば、10秒間以下の所定時間)を要する。このため、
映像コンテンツの切り替わりに速やかに検出が追従でき
ず、後続の映像コンテンツの冒頭部分では、実際の制御
情報と異なる制御情報が認識されることになる。
【0009】例えば、受信装置や再生装置においては、
ウォータマークによる制御情報として認識される内容と
セクター内の実際の制御情報の内容との不一致による不
都合が発生し、例えば、アナログ信号に加えるマイクロ
ビジョン信号の制御に支障を来す問題がある。また、記
録装置においても、例えば、映像のコンテンツが複製禁
止から複製許可に切り替わったにもかかわらず、後続の
映像コンテンツの冒頭部分の複製が禁止されてしまい、
その冒頭部分の映像が録画できなくなったり、あるいは
映像コンテンツが1世代複製許可から複製許可に切り替
わったにもかかわらず、後続の映像コンテンツの冒頭部
分に複製済みのウォータマークを埋め込んでスクランブ
ルをかけてしまうという問題が発生する。また、これと
は逆に、複製が禁止されているコンテンツの先頭部分が
記録されてしまうという不都合も発生する。
【0010】本発明は、制御情報の検出遅れに伴う問題
を解消しうる複製管理方法等を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の複製管理方法
は、デジタル情報からなるコンテンツに複製に関する制
御情報を入れることにより複製を管理する複製管理方法
であって、所定範囲内のコンテンツに対する制御情報の
変化位置および各変化位置で変化する制御情報の内容を
含むテーブルをコンテンツとともに配布することを特徴
とする。
【0012】この複製管理方法によれば、テーブルを読
取ることにより、制御情報の変化位置および各変化位置
で変化する制御情報の内容を予め認識しておくことがで
きるので、コンテンツの切り替わり時などに発生する制
御情報の変化に迅速に対応することができる。「所定範
囲内のコンテンツ」とは、コンテンツがパッケージメデ
ィアに収容されている場合には、例えば、収容されたす
べてのコンテンツであってもよく、コンテンツが放送等
により配信される場合には、例えば一定期間(一定時
間)の範囲に配信される予定のコンテンツであってもよ
い。
【0013】なお、本明細書において、「制御情報の内
容の変化位置」は制御情報の終端、始点、切り替わり位
置を含む概念である。
【0014】テーブルをコンテンツに周期的に記録して
もよい。
【0015】この場合、とくにコンテンツが放送等によ
り配信される場合には、受信者側で確実にテーブルを獲
得することができるので、制御情報の変化に確実に対応
できる。
【0016】テーブルをコンテンツの再生に先立ち再生
される部分に記録してもよい。
【0017】この場合、とくにコンテンツがパッケージ
メディアに収容される場合には、コンテンツの再生前に
テーブルを確実に獲得することができるので、制御情報
の変化に確実に対応できる。
【0018】テーブルをスクランブルしてコンテンツの
副情報として記録し、スクランブルを解除するキーを電
子透かしとしてコンテンツ内に埋め込んでもよい。
【0019】この場合、テーブルにスクランブルをか
け、しかもスクランブルを解除するキーを電子透かしに
入れるので、不正にキーを入手してテーブルにアクセス
することは極めて困難であるため、テーブルの改竄等の
不正を効果的に防止できる。
【0020】テーブルを電子透かしとして埋め込んでも
よい。
【0021】この場合には、テーブルの存在や内容の検
出が困難となるため、テーブルの改竄等の不正を効果的
に防止できる。
【0022】本発明の複製管理装置は、デジタル情報か
らなるコンテンツに複製に関する制御情報を入れること
により複製を管理する複製管理装置であって、所定範囲
内のコンテンツに対する制御情報の変化位置および各変
化位置で変化する制御情報の内容を含むテーブルを記録
するテーブル記録手段を備えることを特徴とする。
【0023】この複製管理装置によれば、テーブルを読
取ることにより、制御情報の変化位置および各変化位置
で変化する制御情報の内容を予め認識しておくことがで
きるので、コンテンツの切り替わり時などに発生する制
御情報の変化に迅速に対応することができる。「所定範
囲内のコンテンツ」とは、コンテンツがパッケージメデ
ィアに収容されている場合には、例えば、収容されたす
べてのコンテンツであってもよく、コンテンツが放送等
により配信される場合には、例えば一定期間(一定時
間)の範囲に配信される予定のコンテンツであってもよ
い。
【0024】テーブル記録手段は、テーブルをコンテン
ツに周期的に記録してもよい。
【0025】この場合、とくにコンテンツが放送等によ
り配信される場合には、受信者側で確実にテーブルを獲
得することができるので、制御情報の変化に確実に対応
できる。
【0026】テーブルをコンテンツの再生に先立ち再生
される部分に記録してもよい。
【0027】この場合、とくにコンテンツがパッケージ
メディアに収容される場合には、コンテンツの再生前に
テーブルを確実に獲得することができるので、制御情報
の変化に確実に対応できる。
【0028】テーブルをスクランブルしてコンテンツの
副情報として記録し、スクランブルを解除するキーを電
子透かしとしてコンテンツ内に埋め込んでもよい。
【0029】この場合、テーブルにスクランブルをか
け、しかもスクランブルを解除するキーを電子透かしに
入れるので、不正にキーを入手してテーブルにアクセス
することは極めて困難であるため、テーブルの改竄等の
不正を効果的に防止できる。
【0030】テーブルを電子透かしとして埋め込んでも
よい。
【0031】この場合には、テーブルの存在や内容の検
出が困難となるため、テーブルの改竄等の不正を効果的
に防止できる。
【0032】本発明の記録媒体は、デジタル情報からな
るコンテンツに複製に関する制御情報が記録された記録
媒体であって、所定範囲内のコンテンツに対する制御情
報の変化位置および各変化位置で変化する制御情報の内
容を含むテーブルが記録されていることを特徴とする。
【0033】この記録媒体によれば、テーブルを読取る
ことにより、制御情報の変化位置および各変化位置で変
化する制御情報の内容を予め認識しておくことができる
ので、コンテンツの切り替わり時などに発生する制御情
報の変化に迅速に対応することができる。「所定範囲内
のコンテンツ」とは、コンテンツがパッケージメディア
に収容されている場合には、例えば、収容されたすべて
のコンテンツであってもよく、コンテンツが放送等によ
り配信される場合には、例えば一定期間(一定時間)の
範囲に配信される予定のコンテンツであってもよい。
【0034】テーブルをコンテンツに周期的に記録して
もよい。
【0035】この場合、とくにコンテンツが放送等によ
り配信される場合には、受信者側で確実にテーブルを獲
得することができるので、制御情報の変化に確実に対応
できる。
【0036】テーブルをコンテンツの再生に先立ち再生
される部分に記録してもよい。
【0037】この場合、とくにコンテンツがパッケージ
メディアに収容される場合には、コンテンツの再生前に
テーブルを確実に獲得することができるので、制御情報
の変化に確実に対応できる。
【0038】テーブルをスクランブルしてコンテンツの
副情報として記録し、スクランブルを解除するキーを電
子透かしとしてコンテンツ内に埋め込んでもよい。
【0039】この場合、テーブルにスクランブルをか
け、しかもスクランブルを解除するキーを電子透かしに
入れるので、不正にキーを入手してテーブルにアクセス
することは極めて困難であるため、テーブルの改竄等の
不正を効果的に防止できる。
【0040】テーブルを電子透かしとして埋め込んでも
よい。
【0041】この場合には、テーブルの存在や内容の検
出が困難となるため、テーブルの改竄等の不正を効果的
に防止できる。
【0042】本発明の複製管理装置は、デジタル情報か
らなるコンテンツに埋め込まれた複製に関する制御情報
に応じた制御を実行する複製管理装置であって、所定範
囲内のコンテンツに対する制御情報の変化位置および前
記各変化位置で変化する制御情報の内容を含むテーブル
を読み取るテーブル読取手段(104等)と、制御情報
の変化位置を検出する変化位置検出手段(104等)
と、変化位置検出手段(104等)により変化位置が検
出されると、テーブル読取手段(104等)により読み
取られたテーブルの情報に従って複製管理装置の処理を
変更する制御手段(115)と、を備えることを特徴と
する。
【0043】この複製管理装置によれば、テーブル読取
手段によってテーブルを読取ることにより、制御情報の
変化位置および各変化位置で変化する制御情報の内容を
予め認識しておくことができるので、コンテンツの切り
替わり時などに発生する制御情報の変化に迅速に対応す
ることができる。「所定範囲内のコンテンツ」とは、例
えば、収容されたすべてのコンテンツであってもよい。
【0044】テーブル読取手段(104等)は、コンテ
ンツに周期的に記録されたテーブルを読み取ってもよ
い。
【0045】この場合、再生部分に関係なくテーブルを
獲得することができるので、制御情報の変化に確実に対
応できる。
【0046】テーブル読取手段(104等)は、コンテ
ンツの再生に先立ってテーブルを読み取ってもよい。
【0047】この場合、コンテンツの再生前にテーブル
を確実に獲得することができるので、制御情報の変化に
確実に対応できる。
【0048】テーブル読取手段(104等)は、スクラ
ンブルしてコンテンツの副情報として記録されたテーブ
ルを読み取り、複製管理装置は、コンテンツ内に埋め込
まれたテーブルのスクランブルを解除するキーを読み取
る電子透かし読取手段と、テーブル読取手段(104等
により読み取られたテーブルのスクランブルを、電子透
かし読取手段により読み取られたキーに基づき解除する
スクランブル解除手段と、を備えてもよい。
【0049】この場合、テーブルにスクランブルをか
け、しかもスクランブルを解除するキーを電子透かしに
入れるので、不正にキーを入手してテーブルにアクセス
することは極めて困難であるため、テーブルの改竄等の
不正を効果的に防止できる。
【0050】コンテンツを再生する再生手段と、再生手
段から出力されたアナログ再生信号にコピー制御信号を
重畳する信号重畳手段と、を備え、制御手段は信号重畳
手段の動作を制御してもよい。
【0051】この場合には、コンテンツの切り替わり時
などに発生する制御情報の変化に迅速に対応して信号重
畳手段の動作を制御することができる。
【0052】コンテンツを記録する記録手段を備え、制
御手段は記録手段の記録動作を制御してもよい。
【0053】この場合には、コンテンツの切り替わり時
などに発生する制御情報の変化に迅速に対応して記録手
段の動作を制御することができる。
【0054】コンテンツを受信する受信手段と、受信手
段から出力されたアナログ再生信号にコピー制御信号を
重畳する信号重畳手段と、を備え、制御手段は信号重畳
手段の動作を制御してもよい。
【0055】この場合には、コンテンツの切り替わり時
などに発生する制御情報の変化に迅速に対応して信号重
畳手段の動作を制御することができる。
【0056】本発明のプログラムは、デジタル情報から
なるコンテンツに複製に関する制御情報を記録媒体に記
録する処理をコンピュータに実行させるためのプログラ
ムであって、記録媒体に記録されたコンテンツに対する
制御情報の変化位置および各変化位置で変化する制御情
報の内容を含むテーブルを生成する手順と、テーブルお
よびコンテンツを記録媒体に記録する手順と、を規定す
ることを特徴とする。
【0057】このプログラムによれば、テーブルを読取
ることにより、制御情報の変化位置および各変化位置で
変化する制御情報の内容を予め認識しておくことができ
るので、コンテンツの切り替わり時などに発生する制御
情報の変化に迅速に対応することができる。テーブルに
収容される制御情報は、コンテンツがパッケージメディ
アに収容されている場合には、例えば、収容されたすべ
てのコンテンツに関するものであってもよく、コンテン
ツが放送等により配信される場合には、例えば一定期間
(一定時間)の範囲に配信される予定のコンテンツに関
するものであってもよい。
【0058】テーブルをコンテンツの再生に先立ち再生
される部分に記録してもよい。
【0059】この場合、とくにコンテンツがパッケージ
メディアに収容される場合には、コンテンツの再生前に
テーブルを確実に獲得することができるので、制御情報
の変化に確実に対応できる。
【0060】テーブルをスクランブルしてコンテンツの
副情報として記録し、コンテンツ内に埋め込まれた電子
透かしに、スクランブルを解除するキーを入れてもよ
い。
【0061】この場合、テーブルにスクランブルをか
け、しかもスクランブルを解除するキーを電子透かしに
入れるので、不正にキーを入手してテーブルにアクセス
することは極めて困難であるため、テーブルの改竄等の
不正を効果的に防止できる。
【0062】なお、本発明の理解を容易にするために添
付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それによ
り本発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0063】
【発明の実施の形態】−第1の実施形態− 以下、図1〜図7を参照して、本発明による複製管理方
法の第1の実施形態について説明する。なお、本実施形
態では、デジタル情報からなるコンテンツとして映像コ
ンテンツを例示しているが、本発明は音楽コンテンツ等
すべてのデジタル情報からなるコンテンツに適用でき
る。
【0064】図1は本発明の複製管理方法が適用される
光ディスクのデータレイアウトを示す図である。
【0065】光ディスクDKには、ビデオ・オーディオ
情報として、複数のコンテンツが収容されている。図1
に示すように、光ディスクDKでは、ユーザデータエリ
アに、ビデオ・オーディオ情報と、各ビデオ・オーディ
オ情報に関するナビゲーション情報とが交互に記録され
る。また、ユーザデータエリアの先頭には、ナビゲーシ
ョン情報の階層構造を示すファイルシステムを記録する
エリアが設けられる。さらに、ユーザデータの直前に設
けられたリードインエリアにはディスク情報が記録され
る。
【0066】各ビデオ・オーディオ情報のエリアには、
コンテンツ1、2...のデータとしてのビデオデータ
とともに、そのビデオデータに対する複製の制限に関す
る情報(制御情報)を示すウォータマーク1a、2
a...が記録されている。ウォータマーク1a、2
a...は、ビデオデータ中において、繰り返し多数の
箇所に拡散されて埋め込まれている。
【0067】図1の例では、複製禁止の制御情報を有す
るコンテンツ1の後に、複製許可の制御情報を有するコ
ンテンツ2が連続している。コンテンツ1には、コンテ
ンツ1の制御情報(複製禁止)を示すウォータマーク1
aが埋め込まれ、コンテンツ2には、コンテンツ2の制
御情報(複製許可)を示すウォータマーク2aが埋め込
まれる。
【0068】また、図1に示すように、コンテンツの再
生に先立ち再生することができるよう、ユーザデータエ
リアのナビゲーション領域とコンテンツ領域の間の領域
には、光ディスクDKに記録されたすべてのコンテンツ
の切り替わる位置(制御情報の変化位置)および各コン
テンツの制御情報を示す制御情報テーブルが副情報とし
て収容されている。
【0069】図2(a)は制御情報テーブルに格納する
情報の一例を示す図である。これらの情報は、暗号化さ
れて記録されている。後述するように、本実施形態では
情報を暗号化することにより、制御情報テーブルの改竄
を防止するようにしている。
【0070】図2(a)の例では、当該コンテンツ(第
1のコンテンツ)から次のコンテンツ(第2のコンテン
ツ)への切り換わりに対応する制御情報の変化位置(図
2(a)における「第1の変化位置」)およびその変化
前後の制御情報の内容、第2のコンテンツから次のコン
テンツ(第3のコンテンツ)への切り換わりに対応する
制御情報の変化位置(図2(a)における「第2の変化
位置」)およびその変化前後の制御情報の内容…等が、
順次、記録されている。なお、図2(a)は、テーブル
が256バイトで表せる場合におけるテーブル内容を例
示している。
【0071】なお、制御情報の変化位置はアドレスによ
り規定されている。
【0072】図2(b)は、ウォータマークとして埋め
込まれる情報のフォーマットを示す図である。この例で
は、ウォータマークで示される情報は8バイトであり、
1フレームあたり1バイトが埋め込まれ、8フレームで
ひとつの情報を示す。これらの情報がウォータマークと
してコンテンツ内の全部のフレームに埋め込まれてい
る。図2(b)に示すように、この例ではヘッダ情報お
よび制御情報として1バイト、著作権情報として3バイ
ト、エンクリプションキーとして1バイト、誤り訂正コ
ードとして3バイトが、それぞれ使用されている。
【0073】制御情報テーブルの改竄を許すと、本来複
製が制限されるべきコンテンツの複製を許容することに
なるなどの問題が発生するため、制御情報テーブルは暗
号化してうえで、記録することが望ましい。この場合、
制御情報テーブルをデクリプトするためのエンクリプシ
ョンキーをウォータマークとしてコンテンツに埋め込む
ことにより、制御情報テーブルの解読、改竄を排除する
ことができる。本実施形態では、図2(b)に示すよう
に、ウォータマークにエンクリプションキーを入れてお
り、制御情報テーブルの情報をデクリプトする際に、エ
ンクリプションキーを検出して、これを用いるようにし
ている。
【0074】このように、本実施形態では、各コンテン
ツに関する制御情報を制御情報テーブルとして集約して
記録している。このため、コンテンツの再生中、受信
中、あるいは記録中に、前もって次のコンテンツに切り
換わるタイミングや、次のコンテンツの制御情報等が判
るため、次のコンテンツへの移行と同時に、当該次のコ
ンテンツの制御情報に応じた正しい動作を確保すること
が可能となる。
【0075】また、本実施形態では、テーブルを読み込
むことにより、テーブルの直近や次のコンテンツの切り
替わりタイミングや隣接するコンテンツの制御情報だけ
でなく、他の切り替わりタイミングや他のコンテンツの
制御情報を認識することができる。このため、例えば、
特定のコンテンツ(第1のコンテンツ)の途中で、第1
のコンテンツに隣接しない第2のコンテンツに移行した
ような場合であっても、第1のコンテンツの再生中に第
2のコンテンツの制御情報等を得ることができる。した
がって、第2のコンテンツに移行した際に、第2のコン
テンツに設定された制御情報に応じた適切な処理や動作
を迅速に確保することが可能となる。
【0076】なお、上記のように、制御情報の変化位置
は、例えば、パッケージメディアの場合にはアドレスに
より規定することができるが、本発明はパッケージメデ
ィアへ適用に限定されない。
【0077】例えば、放送によりソフトを配信するよう
な場合には、このようなテーブルを周期的に入れること
により、受信側で確実にテーブルの情報を獲得すること
ができる。この場合、テーブルは所定範囲内のコンテン
ツに対する制御情報の変化位置およびその変化前後の制
御情報からなる。
【0078】また、制御情報の各変化位置はタイムスタ
ンプにより規定できる。この場合、テーブル中の第1の
変化位置からの相対タイムスタンプを示すことで、制御
情報の変化位置を表すことができる。
【0079】図3は、本発明の複製管理方法に対応する
情報記録再生装置の構成を示すブロック図である。
【0080】情報記録再生装置100は、再生システム
として、光ディスクDKの駆動装置101と、情報の記
録再生を行うための光学ヘッド102と、光学ヘッド1
02の出力信号を増幅するヘッドアンプ103と、DV
Dフォーマットに基づき、復調、デインターリーブ、デ
スクランブル、エラー修正、セクタID等の検出を行う
DVD信号復調器104と、DVD信号復調等に必要な
データを随時記憶するRAM105と、DVD信号復調
器105の出力信号を受けるデマルチプレクサ106
と、デマルチプレクサ106の出力信号を受けビデオ信
号およびオーディオ信号のMPEGデコードを実行する
とともに、ビデオウォータマークおよびオーディオウォ
ータマークを検出するウォータマーク検出部107と、
検出されたウォータマークを格納するRAMと、MPE
Gビデオデコーダ107のアナログビデオ出力信号にC
GMS−A方式に基づくコピー制御信号(マイクロビジ
ョン信号)を重畳する信号重畳部112と、光ヘッドの
フォーカス、トラッキング、および光ディスクDKの回
転速度を制御するサーボ処理装置114と、情報記録再
生装置100の各部を制御するCPU115と、CPU
115による制御に必要なデータを随時記憶するRAM
116と、を備える。
【0081】また、情報記録再生装置100は、記録シ
ステムとして、デジタルビデオ信号を受けるインターフ
ェース(1394インターフェース)151と、インタ
ーフェース151のビデオ出力信号からビデオウォータ
マークを検出/更新する検出/更新装置152と、イン
ターフェース151のオーディオ出力信号からオーディ
オウォータマークを検出/更新する検出/更新装置15
3と、検出されたウォータマークを格納するRAM15
4と、検出/更新装置152、153から出力されたビ
デオ出力信号とオーディオ出力信号とを多重化するマル
チプレクサ155と、DVDフォーマットに基づく符号
処理を行うDVD信号符合器156と、DVD信号符合
器156の出力信号を変調し、光学ヘッド102に向け
て変調信号を出力する光変調器157と、を備える。
【0082】図4は、情報記録再生装置100における
再生動作手順の一例を示すフローチャートである。図4
の処理は、上記のように制御情報テーブルがコンテンツ
の再生に先だって再生される領域に記録されている場合
の例を示している。
【0083】図4のステップS1では、コンテンツの再
生に先だって、制御情報テーブルの読み込みを実行す
る。次いで、ステップS2ではコンテンツの再生のため
の処理に移行し、セクターIDの検出および設定を実行
する。
【0084】ステップS5ではデータが暗号化されてい
るか否か判断し、暗号化されていると判定されればステ
ップS6においてデクリプト処理を実行し、ステップS
7へ進む。ステップS5において、暗号化されていない
と判定されれば、ステップS7へ進む。
【0085】ステップS7では、データの読取りを実行
し、ステップS8において必要なデータ(1セクタ分の
データ)がすべて読取られたか否か判断する。判断が肯
定されればステップS9へ進み、判断が否定されればス
テップS1へ戻る。
【0086】ステップS9では、MPEGデコード処理
を実行し、次いでステップS10ではウォータマークの
検出を行う。次に、ステップS11では、ステップS1
0においてウォータマークが検出(検出中を含む)され
たか否か判断し、判断が肯定されればステップS12へ
進み、判断が否定されればステップS20へ進む。
【0087】ステップS12ではウォータマークが検出
できたか否か判断し、判断が肯定されればステップS1
3へ進み、判断が否定されればステップS16へ進む。
ステップS13では、検出できた制御情報をウォータマ
ーク用のレジスタにセットし、ステップS14へ進む。
【0088】次に、ステップS14では、検出されたウ
ォータマーク中にエンクリプションキーが含まれている
か否か判断し、判断が肯定されればステップS15へ進
み、判断が否定されればステップS16へ進む。
【0089】ステップS15では、ウォータマークから
検出されたエンクリプションキーを用いて、制御情報テ
ーブルのデクリプト処理を実行し、これを記憶する。
【0090】次に、ステップS16では、ステップS2
におけるセクターIDの検出結果に基づいて再生中のコ
ンテンツが変化する変化アドレス(テーブル中の変化位
置)が検出されたか否か判断し、判断が肯定されればス
テップS17へ進み、判断が否定されればステップS1
8へ進む。
【0091】ステップS18では、ウォータマークが検
出中であるか否か判断し、判断が肯定されればステップ
S19へ進み、判断が否定されればステップS20へ進
む。ステップS19ではセクターID中の制御情報に基
づいて信号重畳部112(図3)にセットし、ステップ
S22へ進む。これによれば、再生開始後、ウォータマ
ークが検出されるまでの間、信号重畳部112がセット
されず、アナログビデオ信号が複製許可の状態になって
しまうことがない。
【0092】ステップS20では、ステップS13また
はステップS20でWMレジスタに記憶された制御情報
の内容が、読取られた再生中のセクターID中の制御情
報と一致するか否か判断し、判断が肯定されればステッ
プS22へ進み、判断が否定されればステップS21へ
進む。ステップS21では、ID中の制御情報が改竄さ
れたおそれがあるものとして所定の初期化処理を実行
し、図4の処理を終了する。
【0093】ステップS22では、WMレジスタに記憶
された制御情報に基づいて信号重畳部112をセットす
る。次に、ステップS23では、再生が終了したか否か
判断し、判断が肯定されれば図4の処理を終了し、判断
が否定されればステップS2へ戻る。
【0094】このように、図4に示す処理では、コンテ
ンツの再生に先立ち、テーブルを読出し(ステップS
1)、ウォータマーク中のエンクリプションキーを検出
すると(ステップS14:Yes)、かかるキーに基づい
てテーブルをデクリプトして記憶している(ステップS
15)。したがって、コンテンツの変化アドレスを検出
すると(ステップS16:Yes)、記憶したテーブルの
中から次に再生する制御情報を呼び出してWMレジスタ
にセットすることができ(ステップS17)、信号重畳
部112を直ちに制御することができる(ステップS2
2)。このため、ウォータマークの検出遅れによる影響
を受けることなく、常に正しいマイクロビジョン信号を
アナログビデオ信号に付加することができる。また、テ
ーブルを記憶したことにより、例えサーチによりいくつ
かのコンテンツを飛び越して再生に移行しても、その再
生開始と同時に、そのコンテンツの制御情報を把握する
ことができ、この場合にも常に正しいマイクロビジョン
信号をアナログビデオ信号に付加することができる。
【0095】また、制御情報テーブルは暗号化したうえ
で記録されており、ウォータマーク中のエンクリプショ
ンキーを用いてデクリプトするように構成されているの
で、制御情報テーブルの改竄等の不正を防止できる。
【0096】図5は、情報記録再生装置100における
記録動作手順の一例を示すフローチャートである。
【0097】図5のステップS101では、コンテンツ
の読取りに先だって、制御情報テーブルの読み込みを実
行する。次に、ステップS102では、ヘッダーIDの
検出および設定を実行する。ステップS104では変化
アドレスが検出されたことを示す変化フラグをセットし
て、ステップS105へ進む。
【0098】ステップS105ではデータが暗号化され
ているか否か判断し、暗号化されていると判定されれば
ステップS106においてデクリプト処理を実行し、ス
テップS107へ進む。ステップS105において、暗
号化されていないと判定されれば、ステップS107へ
進む。
【0099】ステップS107では、データの読取りを
実行し、ステップS108において必要なデータ(1セ
クタ分のデータ)がすべて読取られたか否か判断する。
判断が肯定されればステップS110へ進み、判断が否
定されればステップS102へ戻る。
【0100】次いでステップS110ではウォータマー
クの検出を行う。なお、記録すべきコンテンツに対して
MPEGによるデータの圧縮がされている場合には、ス
テップS110に先だって、MPEGデコード処理を実
行する。次に、ステップS111では、ステップS11
0においてウォータマークが検出(検出中を含む)され
たか否か判断し、判断が肯定されればステップS112
へ進み、判断が否定されればステップS102へ戻る。
【0101】ステップS127ではウォータマークが検
出できたか否か判断し、判断が肯定されればステップS
127へ進み、判断が肯定されればステップS114へ
進む。ステップS128では、ウォータマーク中の制御
情報をWMレジスタにセットし、ステップS112へ進
む。
【0102】次に、ステップS112では、検出された
ウォータマーク中にエンクリプションキーが含まれてい
るか否か判断し、判断が肯定されればステップS113
へ進み、判断が否定されればステップS114へ進む。
【0103】ステップS113では、ウォータマークか
ら検出されたエンクリプションキーを用いて、制御情報
テーブルのデクリプト処理を実行し、これを記憶して、
ステップS114へ進む。
【0104】次に、ステップS112では、ステップS
2におけるセクターIDの検出結果に基づいて再生中に
コンテンツが変化する変化アドレス(テーブル中の変化
位置)が検出されたか否か判断し、判断が肯定されれば
ステップS113へ進み、判断が否定されればステップ
S114へ進む。
【0105】ステップS115では、ステップS1で読
み込み、ステップS113でデクリプト処理されるとと
もに記憶された制御情報テーブルに基づいて、記録する
コンテンツに対応する制御情報の内容をWMレジスタに
セットし、S116へ進む。なお、ステップS115ま
たはステップS118でセットされた制御内容に従っ
て、本装置における各種処理が実行されることとなる。
【0106】ステップS117では、ステップS115
またはステップS118でWMレジスタに記憶された制
御情報の内容が、記録中のセクタIDの制御情報と一致
するか否か判断し、判断が肯定されればステップS11
9へ進み、判断が否定されればステップS118へ進
む。ステップS118では、ID中の制御情報が改竄さ
れたおそれがあるものとして所定の初期化処理を実行
し、図5の処理を終了する。
【0107】ステップS119では、ウォータマーク検
出中の場合にはID中の制御情報に基づいて、ウォータ
マーク検出後の場合にはWMレジスタ中の制御情報に基
づいて、記録対象のコンテンツが複製許可か否か判断
し、判断が肯定されればステップS124へ進み、判断
が否定されればステップS120へ進む。ステップS1
20では、ステップS119の判断と同様に制御情報に
基づいて記録対象のコンテンツが複製禁止またはこれ以
上の複製は禁止(1世代複製許可であるが、既に1度記
録されたものである)であるか否か判断する。この判断
が肯定されればステップS121へ進み、この判断が否
定されればステップS123へ進む。なお、ステップS
120の判断が否定されるのは、今回の記録が、1世代
複製許可のコンテンツに対する1世代目の記録に該当す
る場合である。ステップS121では警告表示を実行し
て、ステップS125へ進む。
【0108】ステップS123では、これ以上の複製は
禁止であることを示すフラグをセットして、ステップS
124へ進む。
【0109】ステップS124では、コンテンツのデー
タを記録して、ステップS125へ進む。
【0110】次に、ステップS125では、再生が終了
したか否か判断し、判断が肯定されれば図5の処理を終
了し、判断が否定されればステップS102へ戻る。
【0111】ステップS128では、光ディスクに記録
した全てのコンテンツに対する制御情報の変化位置およ
び各変化位置で変化する制御情報の内容を含む新たな制
御情報テーブル(変化テーブル)を生成する。そして、
ステップS126でかかる生成した変化テーブルをナビ
ゲーション情報記録領域の後の領域(図1参照)に記録
し、図5の処理を終了する。
【0112】このように、図5に示す処理では、入力し
たコンテンツの記録に先立ち、送出された制御情報テー
ブルを読み込み(ステップS101)、ウォータマーク
により埋め込まれたエンクリプションキーを検出すると
(ステップS112:Yes)、かかるキーに基づいてテ
ーブルをデクリプトして記憶している(ステップS11
3)。したがって、記録対象のコンテンツの変化アドレ
スを検出すると(ステップS114:Yes)、記憶した
テーブルの中から対応する制御情報を呼び出してWMレ
ジスタにセットでき(ステップS117)、直ちに記録
対象のコンテンツの制御情報を判断することができる
(ステップS119、ステップS120)。このため、
ウォータマークの検出遅れによる影響を受けることな
く、複製許可のコンテンツをその冒頭から正しく記録す
ることができる。
【0113】また、制御情報テーブルは暗号化したうえ
で記録されており、ウォータマーク中のエンクリプショ
ンキーを用いてデクリプトするように構成されているの
で、制御情報テーブルの改竄等の不正を防止できる。
【0114】図6は、本発明の複製管理方法に従い、放
送されるコンテンツにウォータマークを埋め込むととも
に、制御情報テーブルを付加することができる放送局側
の送出装置の構成例を示すブロック図である。
【0115】図6に示す送出装置200は、複数のウォ
ータマーク埋め込みブロック201と、ヘッダーを埋め
込むとともにウォータマーク埋め込みブロック201の
出力信号を多重化するマルチプレクサ208と、マルチ
プレクサ208の出力信号を変調するとともに必要に応
じて映像にスクランブルをかける変調部209と、変調
部209の出力信号を増幅して送出する送出器210と
を備える。
【0116】図6に示すように、ウォータマーク埋め込
みブロック201は、コンテンツが記録されたビデオテ
ープを再生するためのビデオカセットレコーダ202
と、ビデオカセットレコーダの出力信号(映像信号)
に、後述する制御情報テーブル生成器205から出力さ
れた図2(b)からなる情報フォーマットを持つウォー
タマークを埋め込むウォータマーク埋め込み装置203
と、かかる埋め込み装置203から出力されるコンテン
ツのビデオ信号およびオーディオ信号をそれぞれMPE
G方式およびAC3方式によりデータ圧縮すると共に、
後述する制御情報テーブル生成器205から出力された
制御情報テーブルを周期的に副情報として挿入するエン
コーダ204と、後述するコンテンツ制御装置206か
ら出力されたコンテンツ送出情報に基づいて図2(a)
に示される制御情報テーブルを生成および暗号化してエ
ンコーダ204に出力すると共に、図2(b)に示され
る制御情報を生成してウォータマーク埋め込み装置20
3に出力する制御情報テーブル生成器205と、ビデオ
カセットレコーダ202および制御情報生成器205を
制御するコンテンツ制御装置206とを備える。
【0117】図7は、本発明の複製管理方法に従いウォ
ータマークが埋め込まれたコンテンツを受信する受信装
置の構成例を示すブロック図である。
【0118】図7に示す受信装置300は、4相位相変
調方式で変調された受信信号を復調する復調器301
と、復調器301の出力信号からスクランブルを除去す
るデスクランブラ302と、デスクランブラ302から
の映像信号が入力されるMPEGデコーダ303と、デ
スクランブラ302からの音声信号が入力されるAC3
デコーダ304と、デスクランブラ302の出力信号か
ら制御情報テーブルやヘッダID等の情報を抽出する抜
き出し部と、MEPGデコードされた映像信号からウォ
ータマークを検出するウォータマーク検出部307と、
AC3デコードされた音声信号からウォータマークを検
出するウォータマーク検出部308と、ウォータマーク
検出部307の出力信号にCGMS−A方式によるコピ
ー制御情報(マイクロビジョン信号)を重畳する信号重
畳部309と、受信装置300の各部を制御するCPU
311とを備える。
【0119】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではない。例えば、上述した実施形態によれ
ば、図1に示されるように制御情報テーブルをナビゲー
ション領域の後に記録するようにしたが、ファイルシス
テムの後に記録したり、コンテンツの間に記録してもよ
く、その記録位置は限定されない。また、上記実施形態
では、制御情報テーブルをデクリプトするキーを各コン
テンツ中の制御情報を示すウォータマーク中に入れた
が、別のウォータマークにより埋め込んでもよい。
【0120】また、制御情報テーブル自体をウォータマ
ークとしてディスク中に記録することもできる。この場
合、コンテンツの再生に先立ち、制御情報テーブルを記
憶することができるように、かかるウォータマークを、
ディスク起動時に必ず読み込まれる箇所(例えば、ディ
スク内に記録されたタイトル#やチャプター#、字幕言
語等を選択するためのメニュー画面や、一番最初に再生
されるコンテンツ(タイトル#1)の先頭部分)に強い
強度(素早く検出するため)で埋め込むことが望まし
い。
【0121】さらに、図2(b)に示されるように、各
コンテンツ中に埋め込まれたウォータマークは、そのコ
ンテンツの制御情報を含むが、ID中にも制御情報が存
在するため省略することも可能である。この場合、ID
中の制御情報はプレーンな情報であるため、改竄され易
いという欠点があるが、安全性が高い制御情報テーブル
中の制御情報と比較することにより(図4:ステップS
20)、その改竄を検出することができる。
【0122】
【発明の効果】本発明の複製管理方法等によれば、テー
ブルを読取ることにより、制御情報の変化位置および各
変化位置で変化する制御情報の内容を予め認識しておく
ことができる。このため、コンテンツの切り替わり時な
どに発生する制御情報の変化に迅速に対応することがで
き、制御情報の検出遅れに伴う問題が解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複製管理方法が適用される光ディスク
のデータレイアウトを示す図。
【図2】ウォータマークとして埋め込まれる内容を示す
図。
【図3】本発明の複製管理方法が適用された光ディスク
(DVD)に対する情報記録再生装置の構成を示すブロ
ック図。
【図4】情報記録再生装置における再生動作手順を示す
フローチャート。
【図5】情報記録再生装置における記録動作手順を示す
フローチャート。
【図6】放送局側の送出装置の構成例を示すブロック
図。
【図7】ウォータマークが埋め込まれたコンテンツを受
信する受信装置の構成例を示すブロック図。
【符号の説明】
104 DVD信号復調器(テーブル読取手段、変化位
置検出手段) 107 ウォータマーク検出部(電子透かし読取手段) 115 CPU(制御手段) DK DVD(光ディスク)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年4月11日(2001.4.1
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図4】
【図6】
【図3】
【図7】
【図5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B017 AA06 AA07 BA02 BB06 CA09 5C053 FA13 FA23 GB06 GB37 JA21 5C076 AA14 BA06 BA07 5D044 AB07 BC04 CC06 DE28 DE50 EF05 FG18 GK12 GK17 HL02 HL08 5D110 AA17 DA11 DB05 DC03 DC16 DD13 DE01

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル情報からなるコンテンツに複製
    に関する制御情報を入れることにより複製を管理する複
    製管理方法であって、 所定範囲内のコンテンツに対する前記制御情報の変化位
    置および前記各変化位置で変化する前記制御情報の内容
    を含むテーブルを前記コンテンツとともに配布すること
    を特徴とする複製管理方法。
  2. 【請求項2】 前記テーブルを前記コンテンツに周期的
    に記録することを特徴とする請求項1に記載の複製管理
    方法。
  3. 【請求項3】 前記テーブルを前記コンテンツの再生に
    先立ち再生される部分に記録することを特徴とする請求
    項1に記載の複製管理方法。
  4. 【請求項4】 前記テーブルをスクランブルして前記コ
    ンテンツの副情報として記録し、 前記スクランブルを解除するキーを電子透かしとして前
    記コンテンツ内に埋め込むことを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の複製管理方法。
  5. 【請求項5】 前記テーブルを電子透かしとして埋め込
    むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載
    の複製管理方法。
  6. 【請求項6】 デジタル情報からなるコンテンツに複製
    に関する制御情報を入れることにより複製を管理する複
    製管理装置であって、 所定範囲内のコンテンツに対する前記制御情報の変化位
    置および前記各変化位置で変化する前記制御情報の内容
    を含むテーブルを記録するテーブル記録手段を備えるこ
    とを特徴とする複製管理装置。
  7. 【請求項7】 前記テーブル記録手段は、前記テーブル
    を前記コンテンツに周期的に記録することを特徴とする
    請求項6に記載の複製管理装置。
  8. 【請求項8】 前記テーブル記録手段は、前記テーブル
    を前記コンテンツの再生に先立ち再生される部分に記録
    することを特徴とする請求項6に記載の複製管理装置。
  9. 【請求項9】 前記テーブル記録手段は、前記テーブル
    をスクランブルして前記コンテンツの副情報として記録
    し、 前記スクランブルを解除するキーを電子透かしとして前
    記コンテンツ内に埋め込むことを特徴とする請求項6〜
    8のいずれか1項に記載の複製管理装置。
  10. 【請求項10】 前記テーブルを電子透かしとして埋め
    込むことを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記
    載の複製管理装置。
  11. 【請求項11】 デジタル情報からなるコンテンツに複
    製に関する制御情報が記録された記録媒体であって、 所定範囲内のコンテンツに対する前記制御情報の変化位
    置および前記各変化位置で変化する前記制御情報の内容
    を含むテーブルが記録されていることを特徴とする記録
    媒体。
  12. 【請求項12】 前記テーブルを前記コンテンツに周期
    的に記録することを特徴とする請求項11に記載の記録
    媒体。
  13. 【請求項13】 前記テーブルを前記コンテンツの再生
    に先立ち再生される部分に記録することを特徴とする請
    求項11に記載の記録媒体。
  14. 【請求項14】 前記テーブルをスクランブルして前記
    コンテンツの副情報として記録し、 前記スクランブルを解除するキーを電子透かしとして前
    記コンテンツ内に埋め込むことを特徴とする請求項11
    〜13のいずれか1項に記載の記録媒体。
  15. 【請求項15】 前記テーブルを電子透かしとして埋め
    込むことを特徴とする請求項11〜13のいずれか1項
    に記載の記録媒体。
  16. 【請求項16】 デジタル情報からなるコンテンツに埋
    め込まれた複製に関する制御情報に応じた制御を実行す
    る複製管理装置であって、 所定範囲内のコンテンツに対する前記制御情報の変化位
    置および前記各変化位置で変化する制御情報の内容を含
    むテーブルを読み取るテーブル読取手段と、 制御情報の変化位置を検出する変化位置検出手段と、 前記変化位置検出手段により変化位置が検出されると、
    前記テーブル読取手段により読み取られたテーブルの情
    報に従って前記複製管理装置の処理を変更する制御手段
    と、を備えることを特徴とする複製管理装置。
  17. 【請求項17】 前記テーブル読取手段は、前記コンテ
    ンツに周期的に記録された前記テーブルを読み取ること
    を特徴とする請求項16に記載の複製管理装置。
  18. 【請求項18】 前記テーブル読取手段は、前記コンテ
    ンツの再生に先立って前記テーブルを読み取ることを特
    徴とする請求項16に記載の複製管理装置。
  19. 【請求項19】 前記テーブル読取手段は、スクランブ
    ルして前記コンテンツの副情報として記録された前記テ
    ーブルを読み取り、 前記複製管理装置は、前記コンテンツ内に埋め込まれた
    前記テーブルのスクランブルを解除するキーを読み取る
    電子透かし読取手段と、 前記テーブル読取手段により読み取られたテーブルのス
    クランブルを、前記電子透かし読取手段により読み取ら
    れたキーに基づき解除するスクランブル解除手段と、を
    備えることを特徴とする請求項16〜18のいずれか1
    項に記載の複製管理装置。
  20. 【請求項20】 前記コンテンツを再生する再生手段
    と、 前記再生手段から出力されたアナログ再生信号にコピー
    制御信号を重畳する信号重畳手段と、を備え、 前記制御手段は前記信号重畳手段の動作を制御すること
    を特徴とする請求項16〜19のいずれか1項に記載の
    複製管理装置。
  21. 【請求項21】 前記コンテンツを記録する記録手段を
    備え、 前記制御手段は前記記録手段の記録動作を制御すること
    を特徴とする請求項16〜19のいずれか1項に記載の
    複製管理装置。
  22. 【請求項22】 前記コンテンツを受信する受信手段
    と、 前記受信手段から出力されたアナログ再生信号にコピー
    制御信号を重畳する信号重畳手段と、を備え、 前記制御手段は前記信号重畳手段の動作を制御すること
    を特徴とする請求項16〜19のいずれか1項に記載の
    複製管理装置。
  23. 【請求項23】 デジタル情報からなるコンテンツに複
    製に関する制御情報を記録媒体に記録する処理をコンピ
    ュータに実行させるためのプログラムであって、 前記記録媒体に記録されたコンテンツに対する前記制御
    情報の変化位置および前記各変化位置で変化する前記制
    御情報の内容を含むテーブルを生成する手順と、 前記テーブルおよび前記コンテンツを記録媒体に記録す
    る手順と、を規定することを特徴とするプログラム。
  24. 【請求項24】 前記テーブルを前記コンテンツの再生
    に先立ち再生される部分に記録することを特徴とする請
    求項23に記載のプログラム。
  25. 【請求項25】 前記記録媒体に記録される前記テーブ
    ルをスクランブルする手順と、 前記スクランブルを解除するキーを電子透かしとして前
    記コンテンツ内に入れる手順と、を規定することを特徴
    とする請求項23または24に記載のプログラム。
JP2001068260A 2001-03-12 2001-03-12 複製管理方法、複製管理装置、記録媒体およびプログラム Pending JP2002268949A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001068260A JP2002268949A (ja) 2001-03-12 2001-03-12 複製管理方法、複製管理装置、記録媒体およびプログラム
KR10-2002-0013033A KR100478395B1 (ko) 2001-03-12 2002-03-11 복제 관리 방법, 복제 관리 장치, 기록 매체 및 컴퓨터로판독 가능한 매체에 구현된 프로그램
EP02005280A EP1241882A3 (en) 2001-03-12 2002-03-11 Duplication controlling method, duplication controlling apparatus, recording medium, and program embodied on computer-readable medium
US10/095,075 US20020129254A1 (en) 2001-03-12 2002-03-12 Duplication controlling method, duplication controlling apparatus, recording medium, and program embodied on computer-readable medium
TW091104556A TW561782B (en) 2001-03-12 2002-03-12 Duplication controlling method, duplication controlling apparatus, recording medium, and program embodied on computer-readable medium
CNB021192219A CN1264345C (zh) 2001-03-12 2002-03-12 复制控制方法、复制控制设备、记录介质和程序

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001068260A JP2002268949A (ja) 2001-03-12 2001-03-12 複製管理方法、複製管理装置、記録媒体およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002268949A true JP2002268949A (ja) 2002-09-20
JP2002268949A5 JP2002268949A5 (ja) 2006-08-24

Family

ID=18926478

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001068260A Pending JP2002268949A (ja) 2001-03-12 2001-03-12 複製管理方法、複製管理装置、記録媒体およびプログラム

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20020129254A1 (ja)
EP (1) EP1241882A3 (ja)
JP (1) JP2002268949A (ja)
KR (1) KR100478395B1 (ja)
CN (1) CN1264345C (ja)
TW (1) TW561782B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005117012A1 (ja) * 2004-05-27 2005-12-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 再生方法および再生装置
JP2008538633A (ja) * 2005-04-22 2008-10-30 マイクロソフト コーポレーション ストリーミングされたマルチメディア・コンテンツのための権利管理システム
JP2012505486A (ja) * 2008-10-14 2012-03-01 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ コンテンツアイテム識別子

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004087063A (ja) * 2002-07-02 2004-03-18 Sony Corp データ記録媒体、媒体情報記録方法、媒体情報記録装置、媒体情報再生方法、媒体情報再生装置、情報サービス方法、情報サービスシステム
AU2003280720A1 (en) * 2002-11-05 2004-06-07 Visionare Corporation Method for managing viewing of a particular content recorded on an information recording medium
JP2004165855A (ja) * 2002-11-11 2004-06-10 Sony Corp オーサリング装置および方法、オーサリングプログラム、ならびに、オーサリングプログラムが記録された記録媒体
WO2004081719A2 (en) * 2003-03-07 2004-09-23 Chaoticom, Inc. Methods and systems for digital rights management of protected content
JP2004288281A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Sony Corp 記録媒体及びその製造方法、再生方法及び再生装置
JP4606868B2 (ja) * 2004-12-24 2011-01-05 富士通株式会社 個人認証装置
JP2006311269A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Toshiba Corp テレビジョン放送受信装置及び受信方法
CN1937720B (zh) * 2005-12-29 2010-05-05 康佳集团股份有限公司 电视机设置信息复制方法和系统
US20090136026A1 (en) * 2006-04-03 2009-05-28 Koninklijke Philips Electronics N.V. Watermark embedding using look-up tables
US9754625B2 (en) * 2008-07-31 2017-09-05 Warner Bros. Entertainment Inc. Generation and use of user-selected scenes playlist from distributed digital content
US20110280434A1 (en) * 2010-05-11 2011-11-17 Rajesh Mamidwar Method and system for watermakr insertin using video start codes

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11136618A (ja) * 1997-08-29 1999-05-21 Fujitsu Ltd コピー防止機能を持つ見える透かし入り動画像記録媒体とその作成・検出および録画・再生装置
JP2000030367A (ja) * 1998-07-15 2000-01-28 Sony Corp 情報信号再生システム、情報信号読み出し装置、情報信号処理装置、情報信号再生方法、情報信号読み出し方法、および、情報信号処理方法
JP2000293972A (ja) * 1997-08-14 2000-10-20 Pioneer Electronic Corp 情報記録媒体
JP2001054061A (ja) * 1999-05-31 2001-02-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 記録装置、送信装置、コンピュータ読み取り可能な記録媒体

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5319786A (en) * 1987-05-20 1994-06-07 Hudson Soft Co., Ltd. Apparatus for controlling a scanning type video display to be divided into plural display regions
US5045869A (en) * 1988-09-16 1991-09-03 Canon Kabushiki Kaisha Printing controller for printing at selected resolutions
US5218695A (en) * 1990-02-05 1993-06-08 Epoch Systems, Inc. File server system having high-speed write execution
JP3158556B2 (ja) * 1991-09-27 2001-04-23 ソニー株式会社 ディスク記録装置及びディスク再生装置
KR960003880B1 (ko) * 1992-10-12 1996-03-23 엘지전자주식회사 캡션 자막 표시 제어장치와 표시 제어방법
US5832087A (en) * 1994-03-23 1998-11-03 Chantilley Corporation Limited Apparatus for generating encryption/decryption look-up tables using a session key
US5613004A (en) * 1995-06-07 1997-03-18 The Dice Company Steganographic method and device
JP3707137B2 (ja) * 1996-07-04 2005-10-19 ソニー株式会社 記録媒体、再生装置
JP3901268B2 (ja) * 1997-01-23 2007-04-04 ソニー株式会社 情報信号出力制御装置、情報信号出力制御方法、情報信号複製防止装置および情報信号複製防止方法
US5940862A (en) * 1997-03-24 1999-08-17 Adaptec, Inc. Data sector mark generation for a headerless disk drive architecture
JP3716902B2 (ja) * 1998-09-04 2005-11-16 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント データ送受信システム、データ受信装置、データ送受信方法、データ受信方法及び記録媒体
EP0992996A3 (en) * 1998-10-08 2002-04-24 Sony Corporation Reproduction apparatus and method
TW484267B (en) * 1998-11-05 2002-04-21 Sony Corp Additional information transmission method, additional information transmission system, information signal output apparatus, information signal processing apparatus information signal recording apparatus and information signal recording medium
JP2000163871A (ja) * 1998-11-26 2000-06-16 Sony Corp 情報信号の著作権保護方法、情報信号記録方法および装置、並びに情報信号出力方法および装置
JP3868643B2 (ja) * 1998-12-03 2007-01-17 株式会社日立製作所 デジタル情報複製制限方法、デジタル情報複製制限装置およびデジタル情報記録装置
JP3327389B2 (ja) * 1998-12-28 2002-09-24 松下電器産業株式会社 複製システム、複製方法、書き込み装置および記録媒体
JP4045393B2 (ja) * 1999-06-01 2008-02-13 ソニー株式会社 情報信号複製管理方法および情報信号記録装置
US6574417B1 (en) * 1999-08-20 2003-06-03 Thomson Licensing S.A. Digital video processing and interface system for video, audio and ancillary data
JP2001184785A (ja) * 1999-12-24 2001-07-06 Sony Corp ダビング装置
KR20020047342A (ko) * 2000-12-13 2002-06-22 황훈 무선통신 기기를 이용한 영상 송수신방법 및 장치
JP4317667B2 (ja) * 2001-03-07 2009-08-19 パイオニア株式会社 複製管理方法、複製管理装置及びプログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000293972A (ja) * 1997-08-14 2000-10-20 Pioneer Electronic Corp 情報記録媒体
JPH11136618A (ja) * 1997-08-29 1999-05-21 Fujitsu Ltd コピー防止機能を持つ見える透かし入り動画像記録媒体とその作成・検出および録画・再生装置
JP2000030367A (ja) * 1998-07-15 2000-01-28 Sony Corp 情報信号再生システム、情報信号読み出し装置、情報信号処理装置、情報信号再生方法、情報信号読み出し方法、および、情報信号処理方法
JP2001054061A (ja) * 1999-05-31 2001-02-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 記録装置、送信装置、コンピュータ読み取り可能な記録媒体

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005117012A1 (ja) * 2004-05-27 2005-12-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 再生方法および再生装置
JPWO2005117012A1 (ja) * 2004-05-27 2008-04-03 松下電器産業株式会社 再生方法および再生装置
US7522488B2 (en) 2004-05-27 2009-04-21 Panasonic Corporation Method and apparatus for reproducing content according to information embedded in the content
JP5216213B2 (ja) * 2004-05-27 2013-06-19 パナソニック株式会社 再生装置
JP2008538633A (ja) * 2005-04-22 2008-10-30 マイクロソフト コーポレーション ストリーミングされたマルチメディア・コンテンツのための権利管理システム
JP2012505486A (ja) * 2008-10-14 2012-03-01 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ コンテンツアイテム識別子

Also Published As

Publication number Publication date
CN1264345C (zh) 2006-07-12
KR100478395B1 (ko) 2005-03-24
EP1241882A3 (en) 2007-02-28
EP1241882A2 (en) 2002-09-18
US20020129254A1 (en) 2002-09-12
CN1381991A (zh) 2002-11-27
TW561782B (en) 2003-11-11
KR20020072800A (ko) 2002-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6310956B1 (en) Copy protection apparatus and method
JP4710211B2 (ja) 情報記録装置、情報再生装置、情報記録再生装置、情報記録方法、情報再生方法、情報記録再生方法並びに記録媒体
US20050257075A1 (en) Data output method and apparatus, data playback method and apparatus, data recording method and apparatus, and data recording and playback method and apparatus
EP1291870A1 (en) Contents data, recording medium, recording method and device, reproducing method and device
JP3673234B2 (ja) 暗号処理を行う情報記録再生装置と情報記録再生方法
KR20020064764A (ko) 오디오 및 비디오 콘텐츠용 원격 제어 시스템
JP2003529874A (ja) デジタルデータ向けコピー・プロテクトシステムにおけるデジタルデータの読取装置、記録装置及び再現装置
US20040213408A1 (en) Method for managing copy protection information of recording medium
JP2002132457A (ja) 情報記録装置及び情報再生装置並びに情報記録再生装置
JP2002268949A (ja) 複製管理方法、複製管理装置、記録媒体およびプログラム
JP2002271756A (ja) データ処理装置、およびデータ処理方法、並びにプログラム
JP2005151529A (ja) データ伝送方法、データ伝送装置及びデータ受信装置
AU764069B2 (en) Copy method avoiding bit-to-bit duplication of digital data and reading device for implementing same
KR100895550B1 (ko) 재생 장치 및 방법, 및 디스크 재생 장치
JP4317667B2 (ja) 複製管理方法、複製管理装置及びプログラム
US7310819B2 (en) Processing copy protection signals
WO2007081144A2 (en) Method and apparatus for reproducing data and recording medium
JP2008287867A (ja) 媒体上に記憶されたディジタルデータのコピー保護方法
WO2004025955A1 (ja) 情報生成装置、情報再生装置及び情報記録装置
JP2001014796A (ja) 再生装置および復号装置
EP2276027A2 (en) Method and apparatus for a scrambled part of content
JPH09320192A (ja) 著作権保護方法及び装置
JP2002185916A (ja) デジタル信号記録方法、デジタル信号再生方法、デジタル信号記録再生方法およびデジタル信号記録再生装置
JPH1139220A (ja) データ記録装置および方法、データ再生装置および方法、並びに伝送媒体
JPH11176084A (ja) 再生装置及び方法、記録装置及び方法、複製システム及び複製方法、並びに送受信システム及び送受信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060705

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060706

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100129

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100907