JP2002229991A - サーバ,ユーザ端末,情報提供サービスシステムおよび情報提供サービス方法 - Google Patents

サーバ,ユーザ端末,情報提供サービスシステムおよび情報提供サービス方法

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JP2002229991A
JP2002229991A JP2001024852A JP2001024852A JP2002229991A JP 2002229991 A JP2002229991 A JP 2002229991A JP 2001024852 A JP2001024852 A JP 2001024852A JP 2001024852 A JP2001024852 A JP 2001024852A JP 2002229991 A JP2002229991 A JP 2002229991A
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Shinichiro Mori
信一郎 森
Yukio Hirokawa
幸男 廣川
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • G06F16/95Retrieval from the web
    • G06F16/953Querying, e.g. by the use of web search engines
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S707/00Data processing: database and file management or data structures
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    • Y10S707/99944Object-oriented database structure
    • Y10S707/99945Object-oriented database structure processing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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    • Y10S707/00Data processing: database and file management or data structures
    • Y10S707/99941Database schema or data structure
    • Y10S707/99948Application of database or data structure, e.g. distributed, multimedia, or image

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザ端末にサービス情報を提供するに当た
り、サービス情報をユーザ端末の地図情報とリンクした
形でユーザに表示でき、地図情報を画面に情報バブルの
大きさを最適表示できるようにした、情報提供サービス
方法を提供する。 【解決手段】 パソコン58が地図表示される物体を選
択し(選択ステップ)、パソコン58が選択した物体に
関する座標情報と物体が提供するサービス情報の属性を
表す表示対象属性情報とをそれぞれパソコン58とネッ
トワークを介して接続されたサーバ61aに対して送信
し(ユーザ端末送信ステップ)、サーバ61aが、送信
された座標情報及び表示対象属性情報に基づいて、空間
占有情報,属性情報及びURLをそれぞれ、パソコン5
8に対して送信し(サーバ送信ステップ)、パソコン5
8が、送信された空間占有情報が示す位置に情報バブル
を物体とともに表示部に表示する(マッピングステッ
プ)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば携帯端末を
用いた位置情報サービスに用いて好適な、サーバ,ユー
ザ端末,情報提供サービスシステムおよび情報提供サー
ビス方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子データを保存するに当たっ
ては、ユーザ(企業,個人)は、キーボード,マウスな
どの処理装置を用いている。ユーザは、自分の意図を表
すために、別のハードウェアに変換し、そして、処理装
置に指示し、処理する内容に合わせて、データを検索し
たり保存している。
【0003】また、近年、携帯端末の普及により、モバ
イル環境が整備され、人間の位置を測定できる小型のG
PS(Global Positioning System)モジュールが普及
し、多様なサービスが提供されている。その一部は、ユ
ーザが位置する場所を測定して知らせる道案内サービス
として利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ユーザ
は、データの検索・保存のときに、ユーザ自身の意図を
一旦、別形式のデータに変換しなければならず、この方
法によると、データはデジタル的に処理されなければな
らない。従って、ユーザは、自分の視界に入るものを棚
にしまうといった直接的な処理ができない。すなわち、
ユーザが、「北方向に進め」,「相対的に右/左」,
「やや右/前方/後方」といった、いわば、アナログ的
な感覚により検索できないので、人間感覚になじみやす
いとはいえず、利用しにくい。
【0005】このため、ユーザはデータ検索・保存の際
に、アナログ的な感覚により操作する方が便利であるに
もかかわらず、デジタル的な処理をしなければならず、
かつ、そのデジタル的な処理は、特別な知識と経験とが
必要であるという課題がある。また、携帯端末のサービ
スは、主に、音声サービス用のものであって、ディスプ
レイが小さいため、ユーザが自分のいる位置の表示には
適していない。
【0006】さらに、音声による道案内(ナビゲート)
サービスにおいては、ユーザは携帯端末に内蔵されたり
または外づけされたGPSモジュールを用いて、位置を
把握できる。このため、ナビゲートサービスにおいて
は、システム側が、絶対的な表現として「北方向に進ん
で下さい」と道案内することは可能である。その一方、
ユーザが向いている方向までは把握できず、従って、シ
ステム側が、ユーザの立場を考慮した相対的な表現とし
て、「直進して下さい」と道案内することはできない。
そのため、このサービスは、東西南北が把握できない場
合は、ナビゲートしにくいという課題がある。
【0007】また、車両のように移動速度が高速の場合
は、GPS衛星と携帯端末との間にて発生するドップラ
ー効果により、ユーザの移動方向を把握することが可能
である。ところが、移動速度が歩行のように低速であっ
たり、ユーザが停止しているときは、ユーザまたは車両
の移動方向を把握できないという課題がある。一方、ユ
ーザの動きを把握するために、システム運用者が高額な
設備を投資することは、実際的には、きわめて困難であ
るという課題がある。
【0008】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、携帯電話を用いた情報サービスの提供に当た
り、ユーザの端末位置から所定距離範囲にあるビルに関
する情報や、視界内において特定のビル内にある店舗の
サービス情報などを取得でき、また、ユーザの移動方向
を的確に把握できるようにした、サーバ,ユーザ端末,
情報提供サービスシステムおよび情報提供サービス方法
を提供することを第1の目的とする。
【0009】さらに、システム運用者が、このサービス
情報を提供するに当たり、ユーザインターフェースを向
上させることが必要となる。ところが、多数のサービス
情報の中から、ユーザが希望するサービス内容を含むも
のを効率的に検索し、それをユーザに対して送信するこ
とは困難であるという課題がある。本発明は、ユーザ端
末にサービス情報を提供するに当たり、サービス情報を
ユーザ端末の地図情報とリンクした形でユーザに表示で
き、地図情報を画面に情報バブルの大きさを最適表示で
きるようにした、サーバ,ユーザ端末,情報提供サービ
スシステムおよび情報提供サービス方法を提供すること
を第2の目的とする。
【0010】加えて、最近、ユーザが車両を運転すると
きに、目的地までの道案内を正確に受けるサービスも普
及してきている。このサービスを提供するためには、シ
ステム運用者は、高額な車両検出器などを設置する必要
があり、また、車両の動きを追跡するためには膨大な投
資が必要であり、実現が困難である。本発明は、システ
ム運用者が、高額な車両検出器などを設置せず、車両の
動きを追跡することができるような、サーバ,ユーザ端
末,情報提供サービスシステムおよび情報提供サービス
方法を提供することを第3の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため、本発明のサー
バは、地図を表示しうるユーザ端末に対して情報を提供
するシステムにおいて、提供するサービス情報の属性を
表す属性情報を有する情報文書のうち、複数の要素から
なる索引情報を有する特定情報文書について、3次元空
間における空間範囲情報とサービス情報を得るための検
索情報とを対応づけられたバブルデータとして保持する
データベースと、ユーザ端末から送信された、地図に表
示された対象の座標情報と対象の提供するサービス情報
の属性を表す表示対象属性情報とを有するマッピング要
求に基づいて、バブルデータのうち座標情報および表示
対象属性情報を含む特定バブルデータを検索する検索部
と、特定バブルデータに含まれる空間範囲情報,属性情
報および検索情報を有するマッピング応答を、ユーザ端
末に対して通知する通知部とをそなえて構成されたこと
を特徴としている(請求項1)。
【0012】また、本発明のサーバは、物体に関連する
各種情報またはその各種情報に関連するサービス情報の
属性を表す属性情報を有する情報ページのうち、属性情
報に関し複数の要素からなる索引情報を有する特定情報
ページについて、3次元空間における物体の緯度,経
度,高度およびバブル径からなる空間範囲情報とサービ
ス情報を得るためのアドレス情報とを対応づけられたバ
ブルデータとして保持するデータベースと、ユーザ端末
から送信された、地図に表示された物体の緯度,経度,
高度からなる3次元空間における座標情報と地図に表示
された物体に関連する各種情報またはその各種情報に関
連するサービス情報の属性を表す表示対象属性情報とを
有するマッピング要求に基づいて、バブルデータのうち
座標情報および表示対象属性情報を含む特定バブルデー
タを検索する検索部と、特定バブルデータの空間範囲情
報,属性情報およびアドレス情報を有するマッピング応
答をユーザ端末に対して通知する通知部とをそなえて構
成されたことを特徴としている(請求項2)。
【0013】さらに、前記通知部は、マッピング要求が
有する座標情報に基づき、ユーザ端末が表示する地図の
尺度に応じた径を有する相似バブル径を含む空間範囲情
報とアドレス情報とを有するマッピング応答を通知する
ように構成されてもよい(請求項3)。そして、前記デ
ータベースは、バブルデータを、バブルデータのサービ
ス情報の内容について識別可能な固有番号を関連づけて
保持するように構成されてもよい(請求項4)。
【0014】加えて、本発明のユーザ端末は、地図情報
を出力する地図情報出力部と、地図情報出力部から出力
された地図情報に基づいて対象の画像を表示する表示部
と、表示部に表示された対象の3次元空間における座標
情報と対象の提供するサービス情報の属性を表す表示対
象属性情報とを有するマッピング要求を、ユーザ端末と
ネットワークを介して接続されたサーバに対して送信す
る送信部と、マッピング要求についてサーバが通知し
た、座標情報に対応する3次元空間における空間範囲情
報と対象の提供するサービス情報の属性情報を表す属性
情報とサービス情報を得るための検索情報とを有するマ
ッピング応答を受信する受信部と、マッピング応答に含
まれる空間範囲情報が示す位置に、イメージ形状を地図
とともに表示部に表示するマッピング部と、マッピング
部により表示されるイメージ形状とマッピング応答に含
まれる検索情報とを関連づけて保持するマッピングデー
タ保持部とをそなえて構成されたことを特徴としている
(請求項5)。
【0015】また、本発明のユーザ端末は、3次元空間
における物体の地図情報を出力する地図情報出力部と、
地図情報出力部から出力された地図情報に基づいて物体
の画像を画面に表示する表示部と、表示部に表示された
物体の緯度,経度,高度からなる3次元空間における座
標情報と物体に関連する各種情報またはその各種情報に
関連するサービス情報の属性を表す表示対象属性情報と
を有するマッピング要求を、ユーザ端末とネットワーク
を介して接続されたサーバに対して送信する送信部と、
マッピング要求についてサーバが通知した、座標情報に
対応する3次元空間における物体の緯度,経度,高度お
よびバブル径からなる空間範囲情報とサービス情報を得
るためのアドレス情報とを有するマッピング応答を受信
する受信部と、マッピング応答に含まれる空間範囲情報
が示す位置に、イメージ形状を物体の画像とともに表示
部に表示するマッピング部と、マッピング部により表示
されるイメージ形状とマッピング応答に含まれるアドレ
ス情報とを関連づけて保持するマッピングデータ保持部
とをそなえて構成されたことを特徴としている(請求項
6)。
【0016】さらに、本発明の情報提供システムは、物
体に関連する各種情報またはその各種情報に関連するサ
ービス情報の属性を表す属性情報と複数の要素からなる
文書型定義情報とを有する情報ページのうち文書型定義
情報を有する特定情報ページについて、3次元空間にお
ける物体の緯度,経度,高度およびバブル径からなる空
間範囲情報とサービス情報を得るためのアドレス情報と
を対応づけられたバブルデータとして保持するデータベ
ースと、データベースとネットワークを介して接続され
バブルデータを用いて検索された各種情報を表示するユ
ーザ端末と、ユーザ端末から送信された、地図に表示さ
れた物体の緯度,経度,高度からなる3次元空間におけ
る座標情報と物体に関連する各種情報またはその各種情
報に関連するサービス情報の属性を表す表示対象属性情
報とを有するマッピング要求に基づいて、バブルデータ
のうち座標情報および表示対象属性情報を含む特定バブ
ルデータを検索する検索部と、特定バブルデータの空間
範囲情報,属性情報およびアドレス情報を有するマッピ
ング応答をユーザ端末に対して通知する通知部とをそな
え、ユーザ端末が、3次元空間における物体の地図情報
を出力する地図情報出力部と、地図情報出力部から出力
された地図情報に基づいて物体の画像を画面に表示する
表示部と、表示部に表示された物体の3次元空間におけ
る緯度,経度,高度およびバブル径からなる座標情報と
物体に関連する各種情報またはその各種情報に関連する
サービス情報の属性を表す属性情報とを有するマッピン
グ要求を、ユーザ端末とネットワークを介して接続され
たサーバに対して送信する送信部と、マッピング要求に
ついてサーバが通知した、空間範囲情報に対応する3次
元空間における物体の緯度,経度,高度およびバブル径
からなる空間範囲情報とサービス情報を得るためのアド
レス情報とを有するマッピング応答を受信する受信部
と、マッピング応答に含まれる空間範囲情報が示す位置
に、イメージ形状を物体の画像とともに表示部に表示す
るマッピング部と、マッピング部により表示されるイメ
ージ形状とマッピング応答に含まれるアドレス情報とを
関連づけて保持するマッピングデータ保持部とをそなえ
て構成されたことを特徴としている(請求項7)。
【0017】そして、本発明の情報提供サービス方法
は、ユーザ端末が、地図に表示される物体を選択する選
択ステップと、ユーザ端末が、選択ステップにて選択し
た物体に関する座標情報と物体が提供するサービス情報
の属性を表す表示対象属性情報とを、それぞれ、ユーザ
端末とネットワークを介して接続されたサーバに対して
送信するユーザ端末送信ステップと、サーバが、ユーザ
端末送信ステップにて送信された座標情報および表示対
象属性情報に基づいて、空間範囲情報,属性情報および
アドレス情報をそれぞれ、ユーザ端末に対して送信する
サーバ送信ステップと、ユーザ端末が、サーバ送信ステ
ップにて送信された空間範囲情報が示す位置に、イメー
ジ形状を物体とともに表示部に表示するマッピングステ
ップとをそなえて構成されたことを特徴としている(請
求項8)。
【0018】加えて、本発明の情報提供サービス方法
は、ユーザ端末が、画像を表示する表示部に地図を表示
する地図表示ステップと、ユーザ端末が、地図表示ステ
ップにて表示された地図情報から物体を選択する選択ス
テップと、ユーザ端末が、ユーザ端末とネットワークを
介して接続されたサーバに対して、選択ステップにて選
択した物体に関する3次元空間における緯度,経度,高
度およびバブル径からなる座標情報と物体に関連する各
種情報またはその各種情報に関連するサービス情報の属
性を表す表示対象属性情報とを有するマッピング要求を
送信する送信ステップと、サーバが、送信ステップのマ
ッピング要求に基づいて、3次元空間における物体の緯
度,経度,高度およびバブル径からなる空間範囲情報と
物体に関連する各種情報またはその各種情報に関連する
サービス情報を得るためのアドレス情報とを対応づけら
れたバブルデータのうち座標情報および表示対象属性情
報を含む特定バブルデータを検索する検索ステップと、
サーバが、検索ステップにて検索された特定バブルデー
タの空間範囲情報とアドレス情報とを有するマッピング
応答を、ユーザ端末に対して通知する通知ステップと、
ユーザ端末が、通知ステップにて通知された特定バブル
データに基づいて、マッピング応答の空間範囲情報が示
す位置に、イメージ形状を物体とともに表示部に表示す
るマッピングステップとをそなえて構成されたことを特
徴としている(請求項9)。
【0019】また、本発明の情報提供サービス方法は、
ユーザ端末が、物体に関連する各種情報またはその各種
情報に関連するサービス情報の属性を表す属性情報を有
する情報ページのうち、属性情報に関し複数の要素から
なる特定情報ページをデータベースに記録する情報ペー
ジ記録ステップと、サーバが、情報ページ記録ステップ
にて記録された情報ページに基づいて、3次元空間にお
ける物体の緯度,経度,高度およびバブル径からなる空
間範囲情報とサービス情報を得るためのアドレス情報と
を対応づけられたバブルデータを登録するバブルデータ
登録ステップと、サーバが、バブルデータ登録ステップ
にて登録されたバブルデータに起因する情報をユーザ端
末に対して提供する提供ステップとをそなえて構成され
たことを特徴としている(請求項10)。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (A)本発明の第1実施形態の説明 図1は本発明の第1実施形態に係る情報提供サービスシ
ステムの構成図である。この図1に示す情報提供サービ
スシステム(以下、システムと略称することがある)9
は、ユーザ端末に対して情報を提供するシステムであっ
て、サービスセンタ19と、複数の携帯端末11と複数
の携帯情報端末(Personal Digital Assistants:PD
A 以下、PDAと略称することがある。)32とをそ
なえるほか、無線基地局(電波塔)10a,無線ネット
ワーク10,ゲートウェイサーバ13a,インターネッ
ト12,webサーバ13b,DNS(Domain Name Sy
stem)サーバ13cなどが接続されている。
【0021】このシステム9は、電話サービスなどに加
えて、次の,の2種類のサービスを提供する。 携帯端末11またはPDA32が向けられた方向の所
定距離範囲にある複数の建物の情報をその携帯端末11
又PDA32に表示させるサービス(以下、サービス1
と称することがある)。例えば、ユーザは、携帯端末1
1またはPDA32を所望の方向に向け、その端末位置
から100メートル(100m)の範囲にあるビルに関
する情報を得るときに利用することができる。
【0022】携帯端末11またはPDA32が指定し
た特定の建物に関する情報をその携帯端末11またはP
DA32に表示させるサービス(以下、サービス2と称
することがある)。例えば、ユーザは、携帯端末11ま
たはPDA32を目の前にあるビルに向け、そのビル内
の店舗が販売している商品情報などを得るときに利用で
きる。
【0023】また、サービス1によると、ユーザはユー
ザの位置から100m以内にあるビルに関する情報を得
ることができる。サービス2によると、ユーザはユーザ
の視線方向の最初に見えるビルについての情報を得られ
る。図1において、無線ネットワーク10は例えば通信
事業者(通信キャリア,以下、キャリアと略称すること
がある。)が運用している移動物体通信システムのもの
である。なお、本システム9の運用者(以下、システム
運用者という。)は、例えばそのキャリアであったり、
あるいは独立した事業者である。
【0024】サービスセンタ19は、3次元空間におけ
る物体(例えば建物,建物の各フロア,看板など現実に
存在する物または空間を移動する物)または所望空間の
緯度,経度,高度および後述するバブル径からなる空間
占有情報(空間範囲情報または空間領域情報)と、その
物体に関連する各種情報またはその各種情報に関連する
URL(Uniform Resource Locator,ユニフォーム・リ
ソース・ロケータ)とが対応づけられたバブルデータを
保持するサーバを含むものである。さらには、このサー
バは、所望空間の空間占有情報と、その所望空間に関連
づけたい各種情報またはその各種情報に関連するURL
とが対応づけられたバブルデータをも含むことができ
る。バブルとは、上記空間占有情報が3次元空間におけ
る特定の空間であり、それが、3次元空間に浮かんだ泡
のごときものであり、これを用いて現実の建物を再現し
ている。一般に、バブルは、球形を連想するが、ここで
は、特に球形に限定するものではない。
【0025】これにより、サーバは、空間占有情報とU
RLとをリンクさせる方法と検索し易さとをバブル径
(情報バブルが球形のときの半径を表す。情報バブルが
楕円球のときはその長径および短径を表し、それぞれに
対応する値を設定する必要がある。さらに、情報バブル
が建物の容積に則した四角柱の形状のときはその四角柱
の幅などを表す。)を用いて、制御できる。また、ユー
ザは、携帯端末11などの移動端末のみならず、パソコ
ンを用いることにより、サーバに構築された空間占有情
報を表すことができる。
【0026】なお、第1実施形態においては、主に、ユ
ーザが携帯端末11を用いて端末の位置を取得してその
位置に関するデータを、サービスセンタ19に送信する
態様である。一方、第2実施形態においては、バブルデ
ータの空間占有情報のイメージ(情報バブル)を、ユー
ザのパソコンに発生させる方法を説明する。第2実施形
態においては、主に、ユーザがパソコンを用いて、その
パソコンに予めインストールした地図に、サービスセン
タ19からのバブルデータを重ね合わせて表示する態様
である。
【0027】ここで、携帯端末11は、電話および通信
機能を有するほかに、サービスセンタ19とインターネ
ット12を介して接続されそのバブルデータを用いて検
索された各種情報を表示できるようになっている。この
携帯端末11は、例えば携帯電話であって、図4にて後
述するように、無線送受信回路、変復調回路、音声処理
回路および表示用のディスプレイ(ウィンドウ)などを
有する。
【0028】さらに、PDA32は、通信機能を有し、
サービスセンタ19とインターネット12を介して接続
されそのバブルデータを用いて検索された各種情報を表
示するものである。このPDA32は、例えば携帯型の
情報表示機器であって、無線送受信回路、変復調回路お
よび表示用のディスプレイを有する(後述する図17参
照)。
【0029】また、これら携帯端末11およびPDA3
2のディスプレイは、いずれも、地図を表示することも
できる。これら携帯端末11とPDA32とは、いずれ
も、ユーザ端末として機能しており、無線ネットワーク
10の加入者端末であって、無線基地局10aを介し
て、サービスセンタ19と自由にアクセスできるように
なっている。そして、ユーザがサービスセンタ19にア
クセスするために、ユーザは、携帯端末11のテンキー
やPDA32のタッチパネルなどを操作する。従って、
携帯端末11がサービスセンタ19とアクセスするのと
同様に、PDA32もサービスセンタ19とアクセスで
きるようになっている。以下、主に、携帯端末11を例
にして説明し、PDA32については、携帯端末11と
ほぼ同様でありその説明を省略する。
【0030】そして、無線基地局10aは携帯端末11
と無線ネットワーク10とに接続されて無線信号を送受
信するものであり、ゲートウェイサーバ13aは所望の
URLを有するサーバが出力した信号のみを通過させる
ものである。また、インターネット12はWWW(Worl
d Wide Web)プロトコルを使用することができるネット
ワークであって、ハイパーテキスト転送プロトコル(Hy
perText Transfer Protocol;http)を用いた多数
のサーバが接続されたものである。そして、webサー
バ13bは個人,企業などのコンテンツが記載されたホ
ームページファイルを保持するものである。さらに、D
NSサーバ13cはホスト名に対応するIP(internet
protocol)アドレスを出力するものである。
【0031】このインターネット12には、webサー
バ13bのほかに、多数のwebサーバ(webサイ
ト,図示省略)が接続され、これらのwebサーバに
は、多数のホームページのソースファイル(以下、ホー
ムページファイルと称することがある。)が保持されて
おり、世界中からアクセスされるようになっている。す
なわち、ユーザは、webサーバ13bに対して、自分
が作成したホームページファイルを保持(登録)するた
めに、このホームページファイルを転送する一方、その
本人および他人は、webサーバ13bのURLを指定
して、その作成されたホームページを見られるようにな
っている。
【0032】なお、アドレス情報としては、URLの代
わりに、URI(Uniform ResourceIdentifier,ユニフ
ォーム・リソース・アイデンティファイア)や、URN
(Uniform Resource Name,ユニフォーム・リソース・
ネーム)を用いることもできる。URLは、インターネ
ット12の資源を示すURIの前に、その資源に対して
適用するプロトコルを記入されたものであって、その書
式は、「プロトコル:URI」で表され、http://130.*
**,ftp://130.***,gopher://130.***などである。ま
た、URIはhttpを用いたインターネット12の資
源に対して統一的に付与された名称であって、インター
ネット12の資源であるコンピュータ名を表すIPアド
レスである。さらにURNは唯一のアドレスを表すもの
である。
【0033】多くの場合、ユーザは、インターネット1
2に接続するために、パソコンを用いており、また、携
帯端末11などを用いても接続できるようになってい
る。パソコンによる場合は、ユーザは、パソコンの通信
機能を用いて、企業などからLAN(Local Area Netwo
rk)を介して直接インターネット12に接続したり、あ
るいは、家庭などからモデムやDSU(Digital Servic
e Unit)を用いて、インターネットプロバイダを介して
インターネット12に接続する。また、携帯端末11な
どによる場合は、ユーザは、加入しているキャリアにア
クセスし、そのキャリアに設けられたプロトコル変換用
のサーバ(図示省略)を介して、インターネット12に
接続するようになっている。
【0034】ここで、携帯端末11などによるデータ伝
送量は、無線ネットワーク10を経由しているので制限
されている。このため、webサーバ13bに保持され
るホームページファイルのコンテンツは、ユーザがパソ
コンを用いてアクセスした場合と、携帯端末11を用い
てアクセスした場合との2種類が保持されることも多
い。
【0035】なお、図1に示すシステム9は、後述する
第2実施形態、第3実施形態においても同様の構成であ
る。図2は本発明の第1実施形態に係るサービスセンタ
19のブロック図である。第1実施形態においては、下
記の各部を有する一つのサーバが、サービスセンタ19
を構成する例を説明する。この図2に示すサービスセン
タ19は、データベース15,第1受信部16,第1送
信部17,抽出部40,提供部41,web情報出力部
(web)18b,ゲートウェイ部(GW:Gate Way)
18a,DNS(Domain Name Server)部18c,メー
ル送受信部18dをそなえて構成されている。
【0036】ここで、データベース(空間占有情報/U
RLデータベース)15は、3次元空間における物体の
緯度,経度,高度およびバブル径からなる空間占有情報
と、物体に関連する各種情報またはその各種情報に関連
するサービス情報を得るためのURLとを対応づけられ
たバブルデータを保持するものである。また、データベ
ース15は、空間占有情報を処理するために、3次元地
理データを有している。なお、データベース15は、必
ずしもサービスセンタ19に設けられる必要はなく、イ
ンターネット12に接続された別の場所のサーバに保持
されるようにしてもよい。また、このデータベース機能
は、図示を省略するが、ハードディスク,ROM(Read
Only Memory),RAM(Random Access Memory)など
により実現される。
【0037】また、物体に関連する各種情報とは、建物
に関連する施設情報であり、例えば、ビル,東京タワー
およびそれらのビルなどにある店舗情報などや、公共輸
送機関の駅情報などをいう。そして、各種情報に関連す
るサービス情報とは、その施設情報のサービス情報であ
り、例えば、企業ビルの自社製品情報,東京タワーの開
館情報およびビル内のレストランや飲食店のメニューな
どや、駅の時刻表情報をいう。ここで、URLがサービ
ス情報を得るためのアドレスとして機能している。以下
の説明においては、特に断らない限り、これらについて
同様の意味で使用する。データベース15の構築の容易
性を考慮すると、空間占有情報と各種情報とを直接対応
づけるのではなく、空間占有情報とURLとを対応づけ
てデータベース15を構築する方がより効率的である。
【0038】なお、後述する第2実施形態においては、
データベース化は、建物に関連する施設情報(例えばイ
タリア料理店,病院)またはその施設情報のサービス情
報の属性(例えばイタリア料理の提供,病気の治療)を
表す属性情報を有するホームページのうち、それらの属
性情報に関し複数のタグからなるDTD情報(Document
Type Definition)を有するSGML(Structured Gen
eralized Markup Language)またはXML(Extensible
Markup Language:拡張可能なマークづけ言語)を用い
て書かれたホームページについて、3次元空間における
建物の緯度,経度,高度およびバブル径からなる空間占
有情報とサービス情報を得るためのユニフォーム・リソ
ース・ロケータとを対応づけられたバブルデータとして
保持するようにもなっている。
【0039】図7は本発明の第1実施形態に係るバブル
データを説明するための図である。この図7に示す空間
占有情報は、建物のオーナーや企業,レストランなど
が、予め登録した建物などの物体についての情報であっ
て、このバブルデータは、緯度/経度/高度/バブル径
を、それぞれ、A/X/0/3で表されている。また、
各URLにより、提供するサービス情報が書き込まれた
ホームページが簡易に検索できるようになっている。換
言すれば、物体に関連するサービス情報を表示したwe
bサイトが、URLに関連づけて保持されているのであ
る。
【0040】さらに、属性情報(属性情報要素)とは、
提供するサービス情報を表すものであって、建物などの
業種を示すものである。また、特定の学校,官公庁など
に関するバブルデータについては、予め、システム運用
者が登録するようにし、その登録されたバブルデータ
が、後から上書きをされないように、書き込み禁止にさ
れるようになっている。すなわち、各属性情報は、書き
込み許可/禁止を表す属性をも有する。従って、システ
ム運用者は、特定の区域または建物について、ユーザが
私有物としてバブルデータを登録することを禁止でき
る。
【0041】また、この図7に示すバブル番号(バブル
ID:バブルIdentification)は、各バブルデータを識
別するための固有(ユニーク)な番号である。例えば、
図7に示すバブル番号2〜5の病院は、空間占有情報と
URLとが同一であるが、複数の診療科を有するので、
バブル番号を用いることによって、これらの診療科まで
をもユニークに、識別できるようになっている。従っ
て、バブルデータを、このバブルデータのサービス情報
の内容について識別可能な固有番号を関連づけて保持す
るように構成されたことになる。
【0042】そして、ユーザは、携帯端末11などを用
いてサービスセンタ19にデータを送信するときに、バ
ブル番号を指定して入力することができるようにもなっ
ている。一例として、ユーザがサービス1またはサービ
ス2により検索されたバブル番号10のイタリア料理店
を利用して、「その料理内容が良かった」、あるいは、
「そのイタリア料理店を他人に教えてあげたい」と思っ
た場合に、そのバブルデータを特定できる。このため、
再度、ユーザが、そのイタリア料理店のサービス情報を
知りたいと思ったり、あるいは、他人から伝え聞いた第
3者がサービスセンタ19にアクセスしてバブル番号1
0を入力して、そのサービス情報(メニュー,開店時
間)や場所などを得られるようになっている。
【0043】そのサービス情報を得る方法は、ユーザが
そのバブル番号10を入力して送信し、サービスセンタ
19が空間占有情報(B/X/2/1)と、URL(h
ttp://www.xxx.201)とのうちの一
方、または、両方を、携帯端末11,PDA32および
パソコンなどに対して送信するようにしている。そし
て、これらの情報が、ディスプレイに表示されるのであ
る。これにより、ユーザは、特定のサービス情報をバブ
ル番号により記憶することができる。
【0044】一方、サービスセンタ19は、ユーザから
のサービス1,サービス2の依頼に対する検索に当た
り、空間占有情報またはURLの一方を用いて検索し、
その検索結果を複数のバブル番号とともに携帯端末11
に送信するようになっている。このように、バブル番号
を固有なサービス情報に付与することによって、ユーザ
とサービスセンタ19とは、ともに、空間占有情報とU
RLとサービス情報とを個別にかつ確実に特定すること
ができる。
【0045】ここで、サービスセンタ19は、上記サー
ビス1を提供するに当たり、携帯端末11から送信され
た位置情報と検索距離範囲とを受信すると、その位置情
報を用いてユーザが指定する建物に対応するバブルデー
タを検索して、携帯端末11の位置から例えば北方向の
100mにある複数のビルを検索し、それら複数のビル
のそれぞれに対応する複数のURLを取得し、その複数
のURLに保持されたコンテンツをそれぞれ携帯端末1
1に対して送信する。
【0046】これにより、サービスセンタ19は、ユー
ザから100m以内にあるビルについてのサービス情報
を提供することができる。更に詳述すると、サービスセ
ンタ19はその位置情報に基づいて、バブルデータを、
検索ベクトルVを用いて検索するようになっている。こ
の検索ベクトルVとは、携帯端末11が送信する位置情
報に基づいて、端末位置から建物,ビル,店舗,寺院な
どの検索対象物に向かうベクトルである。また、検索ベ
クトルVは、サービスセンタ19によって携帯端末11
から送信される位置情報に基づいて生成され、サービス
センタ19は、検索対象物方向の検索ベクトルVと交差
する複数の情報バブル(バブルデータの空間占有情報の
イメージ)を検索結果として出力するのである。なお、
サービスセンタ19は、複数の情報バブルのうち、所定
距離範囲内にあるビルの内部にある店舗のサービス情報
を選択して携帯端末11に対して送信するようにもでき
る。
【0047】また、サービスセンタ19は、上記サービ
ス2を提供するに当たり、携帯端末11から送信された
位置情報を受信すると、端末の位置と方向とから上記同
様検索ベクトルVを生成し、検索ベクトルVと最初に交
差する情報バブルを検索し、ユーザが指定した、例えば
レストランが提供するランチメニューなどのコンテンツ
を、携帯端末11に対して送信する。これにより、サー
ビスセンタ19は、ユーザが指定した店舗などのサービ
ス情報を提供することができる。
【0048】さらに、空間占有情報のイメージは、図9
(a)〜図9(h)などを用いて後述するように、空間
における球,楕円球または建物の容積に則した四角柱の
形状をしており、この形状は、種々変形して登録するこ
とができる。また、イメージは、閉じた空間(占有され
た空間)のみならず、空間における所定範囲の部分であ
ったり、片側無限大の範囲に設定することもできる。
【0049】そして、データベース15に、バブルデー
タが書き込まれると、バブルデータの空間占有情報のイ
メージ(情報バブル)が発生し、そのデータベース15
から、バブルデータが消去されると、情報バブルが消滅
するのと同一の効果を有する。次に、サービスセンタ1
9について、図2を用いて説明する。図2に示す第1受
信部16は、携帯端末11が送信した緯度,経度,高
度,方位および傾斜角度を有する位置情報を受信するも
のである。この機能は、パソコンやワークステーション
が有する入力ポート、CPU(Central Processing Uni
t:図示省略),ROM,RAMなどにより実現され
る。
【0050】そして、抽出部40は、携帯端末11から
送信された携帯端末11の緯度,経度,高度,方位およ
び傾斜角度を有する位置情報に基づいて、データベース
15が保持する空間占有情報のうち位置情報を含む(上
記検索ベクトルVと交差する)特定空間占有情報に対応
する特定URL(特定アドレスまたは特定検索情報を意
味する)を抽出するものである。
【0051】また、提供部41は、抽出部40にて抽出
された特定URLに対応する特定サービス情報を携帯端
末11に提供するものである。この提供部41は、携帯
端末11に、URLを提供(送信)したり、あるいは、
URLに対応するコンテンツ名称を提供することもでき
る。これについては、後述する。これにより、ユーザは
所望の検索対象物の情報を得ることができ、複雑な検索
が不要となる。
【0052】そして、第1送信部17は、第1受信部1
6にて受信された携帯端末11からの位置情報に基づい
て、データベース15が保持する複数のバブルデータ/
URLのうち、その位置情報と対応するバブルデータ/
URLを選択し、そのURLに対応するwebサーバ
(webサイト)に表示されるサービス情報を携帯端末
11に対して送信するものであって、この機能は、パソ
コンやワークステーションが有する出力ポート、CP
U,ROM,RAMなどにより実現される。
【0053】web情報出力部18bはユーザ情報(個
人,レストランおよび企業などのコンテンツ)を保持す
るものであり、URL生成部(アドレス生成部)55
と、メッセージ格納部56とを有する。このURL生成
部55は、web情報出力部18bに保持されたその個
人,企業などのサービス情報を保持するURLを生成す
るものである。サービスセンタ19は、このURL生成
部55によって、URLの一覧を管理でき、検索対象物
に対応するサービス情報を的確に提供できる。
【0054】また、メッセージ格納部56はユーザから
入力されるメッセージを保持するものであって、例えば
メモリからなる。そして、このメッセージが、バブルデ
ータ(空間占有情報と、サービス情報を得るためのUR
Lとを対応づけられたもの)のうち空間占有情報と対応
づけられて、メッセージ格納部56に書き込まれるよう
になっている。
【0055】さらに、このメッセージと空間占有情報と
の対応づけは、複数のメッセージが、その空間占有情報
の内部に設けられた複数の小さな情報バブルに割り当て
られ、それら複数の小さな情報バブルのそれぞれに個別
のURLが付与されるようになっている。そして、個別
のURLのそれぞれに、メッセージが保持されるのであ
る。
【0056】また、これにより、サービスセンタ19
は、URLの一覧を管理でき、検索対象物に対応するサ
ービス情報を的確に提供できる。そして、DNS部18
cはホスト名とIPアドレスとの変換テーブルを有し受
信したホスト名に対応するIPアドレスを出力するもの
である。また、メール送受信部18dは電子メール(以
下、メールと略称することがある)を送受信するもので
あり、後述するように、緯度,経度,高度およびバブル
径の4種類の情報とメールアドレスとを対応づける機能
を有する。さらに、ゲートウェイ部18aは公知のゲー
トウェイ機能を有するものである。
【0057】なお、これらの機能は、いずれも、CP
U,ROM,RAMなどが協働することにより実現され
る。また、サービスセンタ19が有する各機能は、分散
させることもできる。図3は本発明の第1実施形態に係
るサービスセンタ19の他のブロック図である。この図
3に示すサービスセンタ19は、図2に示す一つのサー
バで構成したサービスセンタ19の構成について、その
各機能を複数のサーバに分散して構成した例である。こ
の図3に示すサービスセンタ19は、ゲートウェイサー
バ13a,webサーバ13b,DNSサーバ13c,
メールサーバ13d,検索サーバ13e,データベース
15をそなえて構成されている。
【0058】ここで、ゲートウェイサーバ13aはゲー
トウェイ部18aと同様の機能を有する。また、web
サーバ13bはweb情報出力部18bと、DNSサー
バ13cはDNS部18cと、メールサーバ13dはメ
ール送受信部18dと、検索サーバ13eは提供部41
とそれぞれ同様である。さらに、上述したものと同一の
符号を有するものは同一のものまたは同様の機能を有す
るものなので、重複した説明を省略する。なお、分散さ
せた配置は、第2実施形態,第3実施形態においても同
様に構成できる。
【0059】図4は本発明の第1実施形態に係る携帯端
末11のブロック図である。この図4に示す携帯端末1
1は、アンテナ11d,11e,検出部21,無線モジ
ュール11f,制御モジュール11g,表示部11h,
スピーカ11i,マイク11jをそなえて構成されてい
る。ここで、アンテナ11dは衛星から送信された無線
信号を受信するGPSアンテナであり、また、アンテナ
11eは無線ネットワーク10との間にて無線信号を送
受信するものである。
【0060】検出部21は、端末の緯度,経度,高度,
方位および傾斜角度を有する位置情報を検出するもので
あり、GPSモジュール(衛星情報受信部)11c,地
磁気センサ11b,傾斜センサ11aを有する。このG
PSモジュール11cはグローバル・ポジショニング・
システムを用いた衛星情報を受信しうるものである。こ
の衛星情報とは、携帯端末11の緯度,経度,高度の情
報である。また、GPSモジュール11cはアンテナ1
1dの方向を制御できるようになっている。
【0061】地磁気センサ(方位センサ)11bは地磁
気を検出し方位を測定しうるものである。ここで、方位
の基準は、例えばアンテナ11eの伸張する方向を表
す。この地磁気センサ11bは、コイル(図示省略)を
有し、そのコイルを貫く磁束の大きさにより、地磁気を
測定するようになっている。なお、この測定方法は、公
知のものであるので、詳細な説明を省略する。
【0062】また、傾斜センサ(ジャイロセンサ)11
aは、携帯端末11の水平線からの傾斜角度を測定しう
るものである。この傾斜センサ11aは、ジャイロモジ
ュールと協働することにより、携帯端末11の姿勢を検
出するようになっている。次に、無線モジュール11f
は無線信号を送受信するものであって、第2送信部22
a,第2受信部22bをそなえて構成されている。
【0063】この第2送信部22aは検出部21にて検
出された携帯端末11の位置情報をサービスセンタ19
に対して送信するものであり、また、第2受信部22b
は第2送信部22aが送信した位置情報について、サー
ビスセンタ19が送信した3次元空間における物体の緯
度,経度,高度およびバブル径からなる空間占有情報の
うち上記の位置情報を含む特定空間占有情報に対応する
特定サービス情報を受信するものである。これらの第2
送信部22aおよび第2受信部22bは、それぞれ、無
線回路からなる。
【0064】さらに、制御モジュール11gは携帯端末
11の各部分の動作を制御するほかに、所定のプロトコ
ルスタックに基づいて送受信用のデータフォーマットを
処理するものであり、この機能は、CPU,ROM,R
AMなどにより実現される。また、表示部11hは第2
受信部22bにて受信した特定サービス情報を表示する
ものであり、この機能は、ウィンドウディスプレイによ
り実現される。さらに、スピーカ11iは音声を出力す
るものであり、マイク11jは音声を入力するものであ
る。これらは、いずれも、増幅器(図示省略)によっ
て、増幅されるようになっている。従って、携帯端末1
1は、表示,GPS受信,方位検出,無線信号の送受信
の各機能を有する。
【0065】なお、この図4に示すマッピング部58f
と、地図情報保持部58cとは、いずれも、後述する第
2実施形態,第3実施形態にて説明する。ユーザはサー
ビス1を受けるに当たり、携帯端末11を所定の方向に
向けて、検索する距離範囲を例えば100mとして携帯
端末11に入力する。そして、携帯端末11は携帯端末
11の位置情報を取得し、その位置情報と距離範囲とを
サービスセンタ19に対して送信し、サービスセンタ1
9からのサービス情報を受信するのである。また、ユー
ザは、サービスセンタ19に対して、所定距離範囲内に
あるビル内の店舗にあるサービス情報を選択して送信す
るように要求することもできる。なお、ユーザは距離範
囲を入力する代わりに、予め携帯端末11に例えば10
0m以内にするように設定するようにもできる。あるい
は、サービスセンタ19側において、予め100m以内
のものを検索するように設定してもよい。
【0066】これにより、ユーザは、ユーザの視線方向
にあるAビル,Bビル,Cビルと3種類のビルに関する
情報またはそれらに関連する情報を得ることができる。
また、ユーザはサービス2を受けるに当たり、携帯端末
11をレストランがあるDビルの9階方向に向ける。そ
して、携帯端末11は、取得した位置情報をサービスセ
ンタ19に対して送信し、サービスセンタ19からその
レストランに関するサービス情報を得る。これにより、
ユーザは特定のビルについてのサービス情報を得ること
ができる。
【0067】次に、図5〜図9(a)〜(h)を用い
て、サービスセンタ19が携帯端末11の位置情報から
所望のサービス情報を取得してそのサービス情報をユー
ザに対して提供するサービスについて説明する。図5は
本発明の第1実施形態に係る建物配置を模式的に示す図
である。この図5に示す4件の建物の位置は、いずれ
も、同一の経度を有し、異なる緯度を有する。例えば、
Aビルは緯度A−1〜A+1の範囲に位置し、また、B
ビル,Cスタジアム,Dタワーの中心位置は、それぞ
れ、緯度B,C,Dである。なお、これらの緯度,経度
の単位は、ともに、゜(度),’(分),”(秒)であ
り、以下の説明でも同様である。
【0068】そして、ユーザがAビルの3階において、
例えばサービス1を受けるため、携帯端末11を用いて
位置情報を取得し送信する。図6は本発明の第1実施形
態に係るバブルデータの空間占有情報のイメージ(情報
バブル)を示す図であって、この図6に示す情報バブル
1〜17は、図5に示すA〜Dの建物に相当するイメー
ジを表している。これらの情報バブル1〜17は、いず
れも、物体の緯度,経度,高度およびバブル径からなる
空間占有情報と、この物体に関連する各種情報またはそ
の各種情報に関連するURLなどの情報とが対応づけら
れている。
【0069】ここで、情報バブル1,5,8,9は、そ
れぞれ、Aビル,Bビル,Cスタジアム,Dタワーを表
す。そして、建物の大きさを含む空間占有情報に応じ
て、情報バブルが生成されるのである。また、情報バブ
ル1は、その内部に、情報バブル2,3,4を有する。
これらの情報バブル2,3,4は、それぞれ、Aビルの
各階のフロアに相当するイメージを表す。
【0070】また、図7に示す番号は、図6に示す情報
バブルに付された識別番号である。また、緯度/経度/
高度/バブル径からなる空間占有情報が、それぞれ、A
/X/0/3で表されている。ここで、A,Bはそれぞ
れ度数である。また、高度0は建物が地面に接している
場合を表し、高度1,2,3はいずれも真値(例えば1
5m,30m,45m)に対応した値を表している。地
下の店舗などについては、高度は、マイナスの値を用い
て表されるようになっている。
【0071】図8は本発明の第1実施形態に係る他のバ
ブルデータを説明するための図であって、この図8に示
すように、空間占有情報は、真値を保持するようにもで
きる。また、図8に示すURLまたはURLに対応する
コンテンツ名称(例えばAビル,Cスタジアム)が、携
帯端末11に対して送信され、ユーザがそのURLまた
はコンテンツ名称をクリックするとコンテンツが表示さ
れる。コンテンツ名称を表示させるためには、予めUR
Lに対応づけてコンテンツ名称を登録しておくことによ
り可能となる。
【0072】なお、この図8においても、バブル番号を
用いることによって、各サービス情報をユニークに識別
できるようになる。また、バブル径(図7,図8参照)
は、情報バブルが球形のときの半径を表す。情報バブル
が楕円球のときはその長径および短径を表し、それぞれ
に対応する値を設定する必要がある。さらに、情報バブ
ルが建物の容積に則した四角柱の形状のときはその四角
柱の幅などを表す。なお、図7,図8におけるバブル径
1,2,3はともに、真値に対応した値を表す。このほ
かに、情報バブルとして円柱形状とすることもできる。
【0073】図9(a)〜(h)はいずれも本発明の第
1実施形態に係る建物データの一例を示す図であり、こ
れらの図に示される(A,B,C)は、情報バブルの中
心位置である。情報バブルのどの位置を中心位置に設定
するかは、任意に決めて統一して使用すればよい。図9
(a)は四角柱であり、中心位置は底面の中心である。
この図9(a)に示すD,EおよびFは、それぞれ、緯
度幅,経度幅,高度幅を表し、例えば、20m,20
m,10mという値である。そして、これらの幅が、予
め、データベース15に保持され、情報バブルを生成す
るときに考慮されるのである。
【0074】例えば(x,y,z)座標において、原点
(0,0,0)を通る検索ベクトルVは、(x,y,
z)=(0,0,0)+(V1,V2,V3)で表され
る。ここで、V1,V2,V3は、それぞれ、方向ベクト
ルのx,y,z成分である。そして、この検索ベクトル
Vが、上記立体幅内において交差するかが計算されるの
である。
【0075】図9(b)は球であり、中心位置は球の中
心である。そして、情報バブルの検索に当たっては、携
帯端末11の緯度,経度,高度を座標原点として、球を
表す式と検索ベクトルVを表す式とを用いて、交差点の
有無が検出される。例えば原点(0,0,0)を中心位
置とする半径Rの球は、x2+y2+z2=R2で表され
る。そして、検索ベクトルVの式と球の式とを用いて、
交差点が計算されるのである。
【0076】図9(c)は楕円球であり、中心位置は楕
円球の中心である。原点(0,0,0)を中心位置とす
る長軸a,短軸bの楕円球は、(x/b)2+(y/
b)2+(z/a)2=1で表される。加えて、図9
(d)に示す例では球の最下点が中心位置であり、図9
(e)に示す例では楕円球の最下点が中心位置であり、
図9(f)に示す例では球の最上点が中心位置であり、
図9(g)に示す例では楕円球の最上点が中心位置であ
る。
【0077】図9(h)は円柱であり、中心位置は底面
の中心である。また、原点(0,0,0)を中心位置と
し半径Rで高さHの円柱は、x2+y2=R2かつ(0≦
z≦H)で表される。また、サービスセンタ19が表示
する情報バブルの範囲については、契約料などによっ
て、種々変更できる。個人で登録する場合は、基本的
に、半径5m以内の情報バブルである。
【0078】具体的には、図9(b)〜図9(g)に示
す球または楕円球の半径や長軸,短軸の大きさを変化さ
せるのである。また、例えば、図9(a)に示す四角柱
の空間占有情報は、閉じた領域のみならず、緯度Eと付
された辺に平行な方向の広い範囲の領域に設定すること
もできる。加えて、一例として、図9(h)に示す円柱
の空間占有情報についても、z方向の中心位置よりも上
側に無限大に設定するようにもできる。
【0079】これにより、Aビル(図5,図6参照)内
の企業は、自社のサービス内容を紹介するための自社ホ
ームページのURLを、例えば自社ビルの空間占有情報
と対応づけてバブルデータに登録する。すなわち、Aビ
ル全体が、情報バブル1として登録され、また、Aビル
内の1階の3店舗と、2階の2店舗と、3階の1店舗と
が、それぞれ、情報バブル10〜15として、登録され
るのである。
【0080】従って、企業の広告や、レストランのメニ
ューおよび評判などが、予めバブルデータとして登録さ
れ、そして、ユーザは、検索タグとして、携帯端末11
を用いて位置情報を送信する。これにより、ユーザは、
遠くのレストランのメニューなどを簡単に得ることがで
きる。また、これにより、ユーザは、ビルの外側からも
そのビルに入っている店舗のサービス情報などを簡単に
知ることができるようになる。
【0081】このように、ユーザは携帯端末11を向け
るだけで、サービス1を受け、複数のバブルデータから
各種のサービス情報を入手できる。また、サービス2に
ついても、ユーザは、指定したBビルにあるレストラン
登録のサービス情報を得ることができる。従って、ユー
ザは、インターネット12における検索サービスのよう
なデジタル的な処理をせずに、人間感覚を基本にしたア
ナログ的な感覚により検索でき、ユーザは、自分が見え
る範囲内の店舗に関する情報を簡単に得ることができ
る。すなわち、ユーザは、「この場所」や「あの場所」
といったアナログ的な感覚により、所望のサービス情報
を得ることができる。
【0082】また、レストランの店主などは、雑誌など
の広告をせずに、店舗の空間占有情報とURLとをサー
ビスセンタ19にバブルデータとして登録することによ
り、ユーザに対して直接、自店舗のサービス情報を提供
できるようになる。そして、このように、情報が公開さ
れるので、ユーザは、ユーザが見える対象物に関する情
報を、非常に簡単にかつ早く取り出すことが可能とな
る。
【0083】上述の構成により、本発明の情報提供サー
ビスシステムにおけるバブルデータの登録動作につい
て、さらに、図10〜図13を参照して詳述する。図1
0は本発明の第1実施形態に係る情報提供サービスシス
テムへの登録を説明するためのシーケンスを示す図であ
り、携帯端末11とサービスセンタ19との間において
送受信されるデータが模式的に表示されている。また、
ユーザが携帯端末11の位置情報を用いて登録する場合
の例である。
【0084】まず、この図10に示すステップP1に
て、ユーザは、携帯端末11に表示される複数のメニュ
ーの中からを選択して、位置登録(メッセージ位置登
録)を開始し、携帯端末11が上記のセンサ群を用い
て、端末の緯度,経度,高度を有する位置情報を測定す
る。次に、ステップP2にて、携帯端末11は、測定さ
れた位置情報と端末識別情報とををサービスセンタ19
に送信する。
【0085】サービスセンタ19は、そのデータを受信
すると(ステップP3)、携帯端末11に対して利用規
約などを送信する(ステップP4)。この規約は、有料
サービスを受けるのか、または、無料サービスでよいの
かをユーザに選択させるものである。例えば、ユーザ
は、大きなバブル径(例えば5m以上)かまたは小さな
バブル径(5m以下)にするかについて選択する。
【0086】ここで、ステップP5にて、ユーザが広告
効果を期待して、大きなバブルを選択すると、と付さ
れたルートを通り、携帯端末11には、具体的な登録に
必要なパラメータが表示される(ステップP9)。これ
に対して、ユーザが小さなバブルを選択すると、と付
されたルートを通り、携帯端末11には、メッセージの
入力が促される(ステップP6)。
【0087】そして、ステップP7にて、ユーザがその
入力を終了すると、そのメッセージは、サービスセンタ
19に送信されて、サービスセンタ19は、送信された
位置情報と検索対象物とに関する情報をそれぞれデータ
ベース15に書き込む。ここで、サービスセンタ19
は、3次元空間における物体の緯度,経度,高度および
バブル径からなる空間占有情報をURLに変換し、この
URLをwebサーバ13bのURL生成部55に書き
込む。また、サービスセンタ19は、リンクさせたいホ
ームページURLをデータベース15に書き込む。
【0088】そして、携帯端末11には、登録完了の旨
が表示される(ステップP8)。なお、この登録は、専
用のアプリケーションが用いられている。このように、
企業または個人のユーザの登録により、バブルデータが
生成される。また、このように、ユーザは、パソコン
(図示省略)を用いて、インターネット12を介してサ
ービスセンタ19にアクセスし、バブルデータを登録す
ることもできる。
【0089】図11は本発明の第1実施形態に係るバブ
ルデータの料金体系を説明するための図である。この図
11に示す料金体系は、システム運用者と、システム9
を利用して広告するものとの間にて契約されるものであ
る。具体的には、バブル径が小さいもの(5m)は、低
い料金に設定され、また、バブル径が大きいもの(10
0m)は、高い料金に設定される。あるいは、掲載期間
により料金を設定することもできる。
【0090】従って、ユーザが例えば東京タワーについ
て、サービス情報を登録したい場合は、携帯端末11に
よらず、パソコンから登録できるようになる。また、シ
ステム運用者は、ユーザの利便性のため、東京タワーな
どの有名な建物や、公共施設などを、予め、それらの建
物の大きさに合わせた大きさを有する情報バブルおよび
基本情報を設定しておくこともできる。
【0091】このように、ユーザの視界に入る建物につ
いて、人間感覚を基本にして、アナログ的な感覚により
ユーザが関心のあるものを簡単に検索できる。従って、
ユーザは、自分が指定した方向に位置する建物(造形
物,自然物)に関する情報を得ることができる。そし
て、このように、ユーザは、携帯端末11を所望の方向
に向け、その端末位置から100mの範囲にあるビルに
関する情報を入手できる。また、ユーザは、携帯端末1
1を目の前にあるビルに向け、そのビル内の店舗が販売
している商品情報などを得ることができる。
【0092】このように、広告主は、携帯端末11を持
つユーザに対して広告することができ、また、サービス
センタ19の運用者は、広告料金を得てサービスを提供
できる。さらに、ユーザは自由にかつ簡単にサービス情
報を得られる。また、このようにして、広告主、サービ
ス運用者およびユーザの三者がいずれも利益を得ること
ができる。
【0093】ところで、上記情報提供サービスの変形サ
ービスとして、サービスセンタ19と携帯端末11また
はパソコンとの間のデータを、メールにより送受信する
ようにもできる。ここで、メールサーバ13d(図3参
照),メール送受信部18d(図2参照)は、いずれ
も、緯度,経度,高度およびバブル径とメールアドレス
とを対応づける機能(GPSマッピング対応機能)を有
する。
【0094】換言すれば、URLのリンク先がメールデ
ータを表しているのである。また、レストランの店主
は、自分で、例えば飲食物などのサービス情報を、バブ
ルデータにリンクさせて登録でき、これにより、店主
は、一般のユーザに対して店舗の宣伝が可能となる。従
って、企業は、ユーザに対し、意見などの宛先としてそ
のメールアドレスを示すので、そのメールアドレスに対
応したバブルデータが利用される。
【0095】また、本発明の第1実施形態のシステムに
おけるメールを用いた情報提供サービス方法について、
図12,図13を参照して詳述する。図12は本発明の
第1実施形態に係る情報提供サービスシステムへの登録
を説明するためのシーケンスを示す図であり、メールを
用いて登録される例が示されている。
【0096】まず、携帯端末11は入力画面を表示し
(ステップA1)、ユーザが、その画面からアドレスを
選択すると、そのアドレスの入力画面に切り換わる(ス
テップA2)。ステップA3にて、ユーザが「空間にメ
ッセージをマッピングする」を選択すると、携帯端末1
1は、位置情報を取得して、メールアドレスに変換す
る。
【0097】そして、ユーザは、メッセージを入力して
(ステップA4)、そのメールをサービスセンタ19に
送信する。サービスセンタ19がそのメールデータを受
信すると(ステップA5)、バブル径などは最小値を選
択して(ステップA6)、webサーバ(GPSWEB
サーバ)13bまたはweb情報出力部18bのデータ
ベース15に書き込む(ステップA7)。
【0098】図13は本発明の第1実施形態に係る情報
提供サービスを説明するためのシーケンスを示す図であ
り、携帯端末11とメールサーバ(GPSマッピング対
応メールサーバ)13dとwebサーバ(GPSWEB
サーバ)13bとの間におけるデータの送受信が示され
ている。まず、ステップA10にて、ユーザ(例えば企
業の担当者)が、東京のF社の本社前に、F社の企業プ
ロファイルのバブルデータを設定する。このバブルデー
タが設定される位置は、東経139゜46'01.4"
で、北緯35゜40'46.1"で、高度15mで、バブ
ル径100mである。そして、ユーザは、この企業プロ
ファイルに対応して、メールアドレスを設ける。このア
ドレスは、例えばE13946014N3540461H1500B10000@gps.n
ifty.ne.jpとする。そして、ユーザは、このアドレスに
宛てて、検索条件と企業プロファイルとをメールする。
【0099】ステップA11にて、メールサーバ13d
は、上記の検索条件と企業プロファイルとを受信して、
検索を開始し、その添付ファイルは企業プロファイルと
してwebサーバ13b(WEB)に登録される。ここ
で、例えば、バブル径が大きく設定されたバブルデータ
は検索されやすいが、バブル径が小さく設定されたバブ
ルデータは検索されにくくなる。そのため、秘匿したい
情報を有するバブルデータのバブル径は小さく、また、
企業プロファイルなどのできるだけ多くのユーザに宣伝
したい情報を有するバブルデータのバブル径は大きく設
定するようにもできる。
【0100】これにより、ユーザが所定の範囲を示す値
をメールアドレスとして、送信し、その範囲にある空間
占有情報を含むバブルデータが、検索される。また、こ
のように、位置という検索タグが使用でき、ユーザは簡
単にかつ早く情報を得ることが可能になる。 (B)本発明の第2実施形態の説明 第1実施形態においては、ユーザが、主に携帯端末11
を用いて、移動中にバブルデータを検索して建物に関す
る情報を得る態様であった。第2実施形態においては、
ユーザは、移動中および家庭などにおいて、主にパソコ
ンを用いて、そのパソコンに表示された市街地のビルの
配置などの地図に、情報バブルを重ね合わせる(重合す
る,マッピングする)サービス(以下、マッピングサー
ビスと称することがある。)を提供される態様である。
【0101】図14は本発明の第2実施形態に係る情報
提供システムの構成図である。この図14に示すシステ
ム9aは、地図を表示しうるパソコン58,携帯端末1
1またはPDA32のようなユーザ端末に対して情報を
提供するシステムであって、サービスセンタ(サーバ)
19aと、複数の携帯端末11と複数のPDA32と複
数のパーソナルコンピュータ(Personal Computer:P
C 以下、パソコンと略称することがある。)58とを
そなえるほか、無線基地局10a,無線ネットワーク1
0,ゲートウェイサーバ13a,インターネット12,
webサーバ13b,DNSサーバ13cなどが接続さ
れている。これらのもので、上述したものと同一の符号
を有するものは同一のものまたは同様の機能を有するも
のであり、更なる説明を省略する。
【0102】ここで、サービスセンタ19aは、物体に
関連する各種情報またはその各種情報に関連するサービ
ス情報の属性を表す属性情報と複数のタグからなるDT
D情報とを有するホームページ(情報文書)のうちDT
D情報を有するSGMLまたはXMLで記述されたホー
ムページについて、3次元空間における空間占有情報
(物体の緯度,経度,高度およびバブル径からなる空間
範囲情報または空間領域情報)とサービス情報を得るた
めの検索情報(アドレス情報,URL)とを対応づけら
れたバブルデータとして保持するサーバである。
【0103】この物体とは、例えば建物,建物の各フロ
ア,看板など現実に存在する物または空間を移動する物
である。また、DTD(文書型定義)情報とは、SGM
Lに従って記述したときのホームページファイルに記述
されるタグに相当するものであって、バブルデータとし
てのコンテンツであることをwebサーバ13bに認識
させるための索引として機能するものである。さらに、
検索情報は、ユーザが所望のバブルデータを検索するた
めのアドレス情報であって、具体的にはURLが用いら
れている。
【0104】また、携帯端末11,PDA32またはパ
ソコン58は、それぞれ、サービスセンタ19aとイン
ターネット12を介して接続されバブルデータを用いて
検索された各種情報を表示するものである。すなわち、
これらは、いずれも、ユーザ端末として機能している。
さらに、システム9aは、マッピングサービスに付随す
るサービスとして、次の〜に示すサービスを提供で
きるようになっている。
【0105】バブルデータに対するアクセス度合いま
たは時間,季節などに応じて、ユーザのパソコンに表示
される情報バブルのバブル径を動的に変動させ、地図の
尺度に応じた径を有する動的バブル径(相似バブル径)
をユーザ端末に対して提供するサービス。 特定のバブルデータが所定回数アクセスされると、そ
のバブルデータのホームページファイルを消滅させた
り、そのホームページへのアクセスを制限(例えば禁
止)するサービス。
【0106】URLの代わりに、JAVAプログラム
(商品名)などのアプリケーションを起動させるサービ
ス。すなわち、サービスセンタ19aが、ユーザの位置
情報とそれに付随する属性情報とをフィルタリングして
検索するサービス。 企業などのバブルデータに対しては、例えば、「先着
100名までのホームページにアクセスしたお客様」ま
でのアクセスしか許可しないといった制限を設定するサ
ービス。
【0107】ユーザが予め通信希望相手を「女性」,
「何歳まで」などと登録しておき、サービスセンタ19
aが、相互に設定された条件に合致するバブルデータが
近づいたことを検出すると、その旨をバブルデータの所
有者に通知するサービス。なお、これらの〜に示す
サービスは、以下、それぞれ、サービス3〜7と称する
ことがある。また、これらのサービス提供に当たり、サ
ービスセンタ19aは、ユーザに特定のバブル番号(図
7,図8参照)を指定して表示させることもできるよう
になっている。
【0108】ここで、パソコン58は、キーボード,マ
ウス(図示省略)を設け、インターネット12における
通信機能と、地図を表示する地図表示機能とを有するほ
かに、ワープロ,図表作成などの種々のアプリケーショ
ンプログラム(以下、アプリケーションと略称すること
がある。)を実行する機能をも有する。また、このパソ
コン58は、例えばデスクトップ型またはノート型のも
のであり、固定環境およびモバイル環境としてのいずれ
においても使用できるものである。
【0109】ここで、固定機器として用いられる場合の
通信機能については、パソコン58は、企業などに設け
られたときは、LANを介してインターネット12に接
続し、また、家庭などの個人的な場所に設けられたとき
は、図示を省略するが、モデムやDSUを用いて、イン
ターネットプロバイダにダイアルアップ接続してインタ
ーネット12とのデータを送受信できるようになってい
る。
【0110】図15は本発明の第2実施形態に係るパソ
コン58のブロック図である。この図15に示すパソコ
ン58は、地図を表示しうるユーザ端末に対して情報を
提供するシステム9aにおけるものである。このパソコ
ン58は、受信部58a,RAM58b,地図情報保持
部(地図情報出力部)58c,送信部58d,ハードデ
ィスク(マッピングデータ保持部)58e,マッピング
部58f,表示部58gをそなえて構成されている。ま
た、パソコン58は、インターフェース部59と接続さ
れ、インターネット12とデータを送受信できるように
なっている。
【0111】このインターフェース部59は、モデムま
たはLANであり、家庭の個人ユーザは、ダイアルアッ
プ接続を用いて、パソコン58からインターフェース部
59(モデム)を介し、アクセスプロバイダ(図示省
略)に接続して、インターネット12に接続する。ま
た、企業などにおけるユーザは、その企業などに設けら
れたインターフェース部59(LAN)とプロキシーサ
ーバ(図示省略)とを介して、インターネット12に接
続する。
【0112】次に、地図情報保持部58cは、地図情報
を出力するものであって、この機能は、ハードディスク
により実現される。この地図情報は、3次元空間におけ
る物体(建物や例えば山のような自然物)の地図情報で
あり、建物を立体的に描いたものや、その建物を簡略化
して描いたものである。加えて、地図情報は、その建物
に関する情報に付随する文字,記号などをも含む。この
地図情報は、地図アプリケーションのインストールによ
って、ハードディスクなどに記憶されたライブラリ(具
体的には、地図を表示するためのディジタルデータ)か
ら読み込まれるようになっている。ここで、ユーザは、
パソコン58に予めインストールした地図アプリケーシ
ョンを用いて、バブルデータを利用するのである。
【0113】また、地図情報出力部58cは、イメージ
データとして、種々の形式のイメージファイルやベクト
ルファイルを出力することができ、例えば、GIF(Gr
aphics Interchange Format)形式などのファイルを出
力できる。従って、システム9aは、GIFなどでサポ
ートされたビジュアルデータを地図にマッピングでき、
情報バブルをビジュアル化することができる。
【0114】これにより、ユーザは、上記マッピングサ
ービスとして、自分が表示させた地図情報にサービスセ
ンタ19aから受信したバブルデータをマッピングさせ
ることができる。加えて、携帯端末11などの使用時に
おいて、表示制限される不都合が解消され、きめ細かい
画面で見ることができる。一方、モバイル機器として用
いられる場合の通信機能は、パソコン58に携帯電話
機,PHS(Personal Handy-phone System)電話機な
どを接続して無線送受信できるようにしている。
【0115】この地図アプリケーションは、3次元空間
における建物の配置などを表示部58gに表示または再
現できるものである。そして、ユーザは、表示を希望す
る住所、範囲などを、表示部58gに表示される指示に
従い入力し、また、視点の高度または角度などについて
入力できるようにもなっている。これにより、システム
運用者は、ユーザがどのような地図アプリケーションを
用いても、情報バブルを適切に表示させることができ、
通信キャリアへの加入を促進できる。また、サービスセ
ンタ19aは、同一の空間占有情報と同一のURLとを
有するバブルデータについて、バブル番号を用いて識別
できるように保持し、ユーザに対して、その識別された
特定のバブル番号を指定して送信することができ、ユー
ザはパソコン58に特定のバブル番号を指定して表示す
ることもできる。
【0116】なお、地図情報保持部58cの代わりに、
インターネット12に接続された他のデータベースに保
持された地図情報を表示することもでき、その場合は、
地図情報は一旦、RAM58bに保持されてから、地図
情報が出力されるようにしている。加えて、ユーザは、
地図情報保持部58cをパソコン58に接続する代わり
に、インターネット12から地図情報に相当するデータ
をダウンロードし、そのダウンロードしたデータを、ハ
ードディスク,フロッピー(登録商標)ディスク,CD
−R,CD−RW,MOなどに保存して使用するように
もできる。
【0117】そして、表示部58gは、地図情報保持部
58cから出力された地図情報に基づいて対象の画像を
画面に表示するものであり、この機能は、ディスプレイ
により実現される。また、対象の画像は、物体の画像で
あり、建物のほかに自然物のような対象の画像をも表示
するようになっている。すなわち、表示部58gは、画
面に、建物(ビル)、体育館およびタワーなどの種々の
物体のほかに、情報バブルをも表示するようになってい
る。
【0118】次に、送信部58dは、表示部58gに表
示された対象の3次元空間における座標情報と対象の提
供するサービス情報の属性を表す表示対象属性情報とを
有するマッピング要求を、パソコン58とインターネッ
ト12を介して接続されたサービスセンタ(サーバ)1
9aに対して送信するものである。この機能は、例えば
CPU,ROM,RAM,モデム,LANカードおよび
LANなどにより実現される。ここで、対象の3次元空
間における座標情報とは、物体(建物,自然物など)の
3次元空間における緯度,経度,高度およびバブル径か
らなる座標情報である。また、表示対象属性情報とは、
物体(建物,自然物など)に関連する施設情報またはそ
の施設情報のサービス情報の属性を表す情報である。
【0119】さらに、受信部58aは、そのマッピング
要求についてサービスセンタ19aが通知した、座標情
報に対応する3次元空間における空間占有情報(建物,
自然物の緯度,経度,高度およびバブル径からなる空間
範囲情報,空間領域情報)とサービス情報を得るための
URLとを有するマッピング応答を受信するものであ
る。これらの受信部58aと送信部58bとの機能は、
いずれも、CPU,ROM,RAM,モデム,LANカ
ードおよびLANなどにより実現される。
【0120】加えて、この受信部58aは、マッピング
要求が有する座標情報に基づき、表示部58gが表示す
る地図の尺度に応じた径を有する動的バブル径を含む空
間占有情報とURLとを有するマッピング応答を受信す
るようになっている。すなわち、受信部58aは、ネッ
トワーク12から、情報を得ることができるのである。
【0121】これにより、パソコン58に表示される情
報バブルの表示部58gにおける占有面積は、バブル径
と地図の尺度とに基づいて決定され、ユーザは、バブル
データをビジュアル化された状態にて得ることができ
る。加えて、マッピング部58fは、ハードディスク5
8eに保持されたイメージ形状とマッピング応答に含ま
れるURLとを読み出して、その内容を表示部58gに
表示するものである。この機能は、CPU,ROM,R
AMのほかに、ディスプレイドライバにより実現され
る。
【0122】さらに、ハードディスク58eは、マッピ
ング部58fにより表示されるイメージ形状(情報バブ
ルのイメージ形状)とマッピング応答に含まれるURL
とを関連づけて保持するものであって、マッピングデー
タ保持部として機能している。また、ハードディスク5
8eは、マッピング部58fにより表示されるイメージ
形状(情報バブルのイメージ形状)とマッピング応答に
含まれるURLとを関連づけて保持するようになってい
る。
【0123】これにより、マッピング部58fと地図情
報保持部58cとによって、表示部58gに情報バブル
が表示される。そして、この地図情報保持部58cを用
いることによって、サービスセンタ19aと携帯端末1
1またはパソコン58との間において送受信に必要なデ
ータ量が減少するので、ユーザはストレスを感じずに、
地図を見ることができる。システム運用者も、加入者の
数を減少させないで、事業を継続することができる。
【0124】図19は本発明の第2実施形態に係る画像
の一例を示す図であり、具体的には、ユーザが地図アプ
リケーションを起動した直後のものである。この初期画
面には、ユーザの自宅近辺の建物地図や、勤務先周辺の
建物地図が表示され、設定により変更できるようになっ
ている。この図19に示す表示部58gは、画像100
とアイコン群57とを表示するようになっている。ここ
で、画像100は、建物を3次元的に表したものであ
り、パソコン58が、地図アプリケーションに予め登録
されているグラフィックデータ(地図データ)を読み込
んで表示されているのである。
【0125】また、アイコン群57は、画像100の表
示についての操作用のアイコンであり、複数のアイコン
57a〜57cからなる。ここで、アイコン57aは、
ユーザによってパソコン58から、インターネット12
に接続された検索ロボット(検索エンジン)に対して検
索要求を送信するためのものであり、アイコン57b,
57cは、ともに、ユーザの検索範囲に関する具体的条
件を入力するものである。例えばアイコン57bは検索
範囲用であり、アイコン57cは、それ以外の条件入力
用である。さらに、バブル番号(図7,図8参照)を入
力するためにもこれらのアイコンが割り当てられるよう
になっている。
【0126】そして、ユーザは、画像内の所定範囲を表
示され、その所定範囲のうちの基準点(後述する図25
参照)に基づいて、アイコン群57を用いて、画面の縦
方向と横方向との範囲を指定する。この指定された画像
範囲(緯度,経度の範囲)は、地図アプリケーションに
よって、縮尺と画面の大きさとに基づいて計算され、そ
の計算されたデータが、パソコン58からサービスセン
タ19aに対して送信されるのである。
【0127】そして、サービスセンタ19aは、送信さ
れた画像範囲に関するデータに基づいて、データベース
15aに保持された多数のホームページファイルのう
ち、DTD情報として、「バブルデータ」であることを
示す<bubble>というタグが記述されているもの
を検索するのである。この検索によりヒットしたホーム
ページファイルだけが選択され、その選択されたホーム
ページファイルのURLが、ユーザに対して送信される
ようになっている。
【0128】これにより、ユーザ側において、建物の配
置に情報バブルが重なって表示されるのである。すなわ
ち、建物だけの地図に、情報バブルがマッピングされ、
また、地図内の建物にリンクが張られ、ユーザは、その
リンク部分をクリックすることにより、現在のコンテン
ツを得ることができる。従って、ユーザは、画像に表示
されている建物が、どのような店舗、施設などを有して
いるかについての情報を得ることができるのである。
【0129】図20は本発明の第2実施形態に係るマッ
ピングされた画像の一例を示す図である。この図20に
示す画像100は、地図アプリケーションにより表示さ
れた建物のほかに、情報バブル(球形のもの)1〜11
が表示されている。これらの情報バブル1〜11は、い
ずれも、元の建物の表示と重なり合って表示されるよう
になっている。従って、システム運用者は、ユーザに対
して、サービス情報を地図情報とリンクした形でユーザ
に提供することができる。
【0130】ここで、画像100は、ユーザの設定によ
って、その表示の大きさを自由に変化させることができ
るようになっている。また、情報バブル1〜11は、い
ずれも、物体の緯度,経度,高度およびバブル径からな
る空間占有情報と、この物体に関連する各種情報または
その各種情報に関連するURLなどの情報とが対応づけ
られたものである。具体的には、情報バブル1〜11
は、いずれも、地図アプリケーションにマッピングされ
た建物に相当するバブルイメージを表している。また、
ユーザはパソコン58に特定のバブル番号を指定して表
示することもできる。
【0131】これにより、レストランの店主など、we
bサーバ13bに自店舗のコンテンツを記載したホーム
ページを登録することができ、また、ユーザは、検索に
よりヒットしたバブルデータのすべてについて、情報バ
ブルとして見ることができる。また、そのコンテンツを
有するバブルデータは、平等に画面に表示されるので、
ユーザは、すべてのバブルデータを得られるようにな
る。
【0132】なお、サービスセンタ19aから送信され
るデータは、webロボット61a(図16参照)によ
って作成されたものであって、システム運用者がバブル
データと地図情報とをリンクさせて作成したデータでは
ない。すなわち、情報バブル1〜11は、データベース
15a(図16参照)にて、ホームページファイルに記
述されたタグの中から<bubble>というタグを有
するものを検索することにより、抽出されたバブルデー
タに基づいて生成されたものである。
【0133】この情報バブルの大小は、画面における大
きさと、バブルデータから引き継がれている位置情報と
に基づいて変化するようになっている。また、ユーザが
画像100の表示の大きさを、例えばアイコン57aに
より大きくすると、その縮尺に応じて情報バブルのバブ
ル径が大きくされ、建物の画像と重ね合わせたときに適
当な大きさになるように設定されるのである。
【0134】なお、情報バブルの形状は、球形のみなら
ず、楕円形にすることもできる。また、縮尺について
は、後述する状態ファイルによって実現されるようにな
っている。そして、ユーザが、この情報バブル1〜11
をマウス(図示省略)などによりクリックすると、パソ
コン58が、サービスセンタ19aから同時に受信して
いるURLに基づいてブラウザプログラムが起動され、
その情報バブル1〜11のホームページが、表示される
のである。従って、ユーザは、各種情報などを得るため
に、建物の大きさや配置などが再現された画像に表示さ
れる情報バブルをクリックするだけで、所望のサービス
情報を得ることができる。
【0135】図19,図20にそれぞれ示す情報バブル
は、いずれも、建物と重なっているが、建物や他の情報
バブルと重ならないように表示することもできる。すな
わち、建物の外側に情報バブルを表示し、この情報バブ
ルと、建物の中の店舗との間が、吹き出し線を用いて連
結するようにもできる。従って、建物の影を消滅させな
いように表示されることも可能となる。また、ユーザが
サービスセンタ19aから、所望の情報をダウンロード
するときに、バブル径を用いて表す代わりに、指定され
た画像100をバブル径に応じて変化させて表示するこ
とも可能である。
【0136】さらに、情報バブルが建物と重なっている
場合は、重なった面の上下について、上面バブルを選択
した場合に、吹き出しなどにより隠れているバブルを表
示することが可能である。また、GIFアニメーション
などによる動きのある表示も可能である。図21は本発
明の第2実施形態に係るバブルデータの表示の他の一例
を示す図である。この図21に示す画像100には、情
報バブル21〜25が表示されている。これらの情報バ
ブル21〜25は、それぞれ、企業を特定できるロゴや
商標を用いて表示されるようになっている。また、この
ロゴなどは、動くアニメーションを用いることもでき
る。
【0137】なお、この図21に示すもので、図20に
示すものと同一の符号を有するものは同一のものは、同
様の機能を有するものなので、更なる説明を省略する。
このように、建物の大きさを含む空間占有情報が、情報
バブルのバブル径により表される。また、バブル径の大
きさは、地図の尺度に連係しているので、ユーザは、最
適な大きさで画像表示を得ることができる。
【0138】また、このように、企業などは、ユーザに
対してビジュアル性に優れたサービスを提供できる。換
言すれば、バブルデータは、ユーザに対して、よりビジ
ュアル的に表示されるのである。加えて、企業などは、
より効率的に広告することができる。なお、料金に関
し、例えば地図情報のみを提供する企業などは、単に、
ユーザのサービス情報を画像100に表示させるだけで
あれば、そのユーザに対して、有料とすることが考えら
れる。すなわち、システム運用者は、画像100に、ユ
ーザのサービス情報を掲載するための手数料を徴収する
ようにもできる。
【0139】これにより、システム運用者は、webロ
ボット61aが、検索によりヒットしたものをすべて画
像100に重合するので、ユーザはサービス情報を画像
100に無料で表示させることができる。このようにし
て、ユーザは、ビジュアル的に、地図情報を得ることが
できる。従って、ユーザは、例えば雑誌などを購入し
て、各繁華街の店舗などの情報を調べたり、あるいは、
インターネットを用いて同様な検索をする必要がなくな
る。
【0140】このマッピング方法を、図18を用いて説
明する。図18は本発明の第2実施形態に係る地図情報
のマッピング方法を説明するための送受信シーケンス例
を示す図である。本発明の情報提供サービス方法は、地
図を表示しうるパソコン58に対して情報を提供するシ
ステム9aにおけるものである。
【0141】まず、パソコン58にて地図アプリケーシ
ョンが起動される(ステップW1)。そして、そのユー
ザの自宅近辺の建物地図などが、初期画面として表示さ
れる。そして、画面には、アイコン群57や数値入力用
のダイアログボックス(図示省略)が表示されるように
なっており、ユーザは、それらのアイコン群57など
に、検索したい地域または特定のバブル番号を入力する
のである。そして、ユーザは、所望の地域や建物に関す
るサービス情報の情報バブルを見ることができる。
【0142】次に、ユーザは、表示したい地域につい
て、所定のアイコンなどをクリックする。ここで、ステ
ップW2において、パソコン58は、表示された地図情
報から物体を選択する(選択ステップ)。具体的には、
パソコン58は、ユーザによって選択された物体に関す
る座標情報、範囲情報を抽出する。さらに、マッピング
要求(W3と付したもの)として、パソコン58は、選
択ステップにて選択した物体に関する座標情報と物体が
提供するサービス情報の属性を表す表示対象属性情報と
を、それぞれ、パソコン58とインターネット12を介
して接続されたサーバに対して送信する(ユーザ端末送
信ステップ)。
【0143】ここで、検索サーバ61aは、送信された
データに基づいて、<bubble>タグを検索して、
複数のバブルデータを抽出する。そして、マッピング応
答(W4と付したもの)として、サービスセンタ19a
が、ユーザ端末送信ステップにて送信された座標情報お
よび表示対象属性情報に基づいて、空間占有情報,属性
情報およびURLをそれぞれ、パソコン58に対して送
信する(サーバ送信ステップ)。
【0144】続いて、パソコン58は、サービスセンタ
送信ステップにて送信された空間占有情報が示す位置
に、情報バブル(イメージ形状)を物体とともに表示部
58gに表示する(マッピングステップ)。最後に、マ
ッピングステップにて表示されたイメージ形状と地図と
パソコン58に対して提供するのである(提供ステッ
プ)。すなわち、パソコン58は、地図情報に情報バブ
ルをマッピングするのである(ステップW5)。
【0145】従って、ユーザは、地図アプリケーション
を用いることにより、最新の情報を得ることができ、か
つ、ビジュアル性に優れた状態でその情報を得ることが
できる。さらに、システム運用者(通信キャリア)は、
ユーザに対しては、質の高いサービスを提供することが
でき、また、企業などの顧客に対しては、非常に大きな
宣伝効果を図ることができる。
【0146】このように、位置情報とURLとをリンク
して保持しているデータベース15aを用いて、ユーザ
は、パソコン58に予め表示させた地図に、サービスセ
ンタ19aに保持されているバブルデータを重ね合わせ
ることができる。また、第2実施形態のシステム9a
は、第1実施形態のシステム9に準じたサーバ構成を有
し、また、さらなる追加データを用いてサービスを提供
するようになっている。すなわち、システム9aは、電
話サービス、サービス1およびサービス2の提供に加え
て、ユーザのパソコン58に、バブルデータを地図表示
させるものである。
【0147】図16は本発明の第2実施形態に係るサー
ビスセンタのブロック図である。この図16に示すサー
ビスセンタ19aは、地図を表示しうるパソコン58に
対して情報を提供するシステム9aにおけるものであっ
て、データベース15aと、webロボット(検索部)
61aと、通知部61b(第1送信部17)と、更新部
61cとをそなえて構成されている。また、この図16
に示す符号で、上述したものと同一の符号を有するもの
は同一のものまたは同様な機能を有するものであるの
で、更なる説明を省略する。
【0148】まず、データベース15aは、建物に関連
する施設情報またはその施設情報のサービス情報の属性
を表す属性情報を有するホームページのうち、属性情報
に関し複数のタグからなるDTD情報を有する特定ホー
ムページについて、3次元空間における建物の緯度,経
度,高度およびバブル径からなる空間占有情報とサービ
ス情報を得るためのURLとを対応づけられたバブルデ
ータとして保持するものである。
【0149】そして、データベース15aは、webロ
ボット61aおよび通知部61bのそれぞれとともに、
上記サービス1およびサービス2を提供できるようにな
っている。バブルデータが保持されることにより、ユー
ザは例えば建物,建物の各フロア,看板などの検索対象
物の情報を簡単に得ることができ、また、ユーザは高額
な設備を投資せずにサービス情報を得ることができるま
た、データベース15aには、更新部61cが設けられ
ている。この更新部61cは、データベース15aに保
持されたバブルデータを更新するものである。更新部6
1cが、複数のタグに含まれる中の一つのタグと関連す
るタグを、書き換え可能なファイルとしてデータベース
15aに記録するようになっている。
【0150】従って、データベース15aが、移動物体
を検知するための監視バブルデータと、移動物体の位置
情報に基づいて監視バブルデータのバブル径とを保持す
るとともに、データベース15aに保持された状態ファ
イルに、移動物体を特定しうる移動物体要素を記録する
ように構成されたことになる。すなわち、このデータベ
ース15aは、バブルデータを保持しているものであっ
て、位置/URL変換データベース15a(データベー
スサーバ)として機能するようにもなっている。また、
この機能は、パソコンやワークステーション(ともに図
示省略)により実現され、ハードディスク単体を用いて
実現することもできる。これにより、新規な情報が随時
更新されて、ユーザおよびレストランなどの店主の両者
が、ビジュアル化した情報を提供または得ることができ
る。
【0151】次に、webロボット61aは、パソコン
58から送信された、地図に表示された物体(建物,自
然物など)の緯度,経度,高度からなる3次元空間にお
ける座標情報と地図に表示された物体に関連する各種情
報またはその各種情報に関連するサービス情報の属性を
表す表示対象属性情報とを有するマッピング要求に基づ
いて、バブルデータのうち座標情報および表示対象属性
情報を含む特定バブルデータを検索するものである。す
なわち、webロボット61aは、パソコン58からの
データに基づいて、<bubble>タグを有するバブ
ルデータ(図7,図8)を検索して特定バブルデータを
出力するのである。
【0152】さらに、webロボット61aは、マッピ
ング要求に基づき、インターネット12に接続された他
のデータベース(例えば他のwebサーバ)から、特定
バブルデータを検索するようになっている。従って、ユ
ーザが必要な情報に応じて、地域ごと、国ごとにデータ
ベース化されたデータベース15aを検索でき、ユーザ
はより高いサービスを受けることができる。
【0153】このwebロボット61aは、ロボット型
の検索エンジンであって、高速性に優れ、また、コンテ
ンツを、定期的に収集できる。従って、ユーザは、最新
かつ大量の情報を収集できる。この機能は、CPU,R
OM,RAMなどが協働して実現される。インターネッ
ト12には、多数のwebサーバが接続されており、ユ
ーザは、それらに保持されたコンテンツの中より必要な
コンテンツのみを探し出すために、検索サービスを提供
する企業のホームページにアクセスして、そのコンテン
ツが記載されているホームページを検索する。この検索
エンジンは、ユーザが検索したいコンテンツのキーワー
ドを入力することにより、そのキーワードを含むホーム
ページのリンクの一覧が表示されるようになっている。
【0154】このコンテンツ(情報ページ)は、HTM
L形式を用いて書かれることが多い。このHTML形式
においては、タグの種類が比較的限定されている。従っ
て、そのタグの種類を増加させることによって、ユーザ
はさらに高度なコンテンツとすることができる。このた
め、ユーザは、HTMLの代わりにSGMLまたはXM
Lを用いて記述するようにもできる。
【0155】ここで、HTMLは、HTMLの上位概念
であるSGMLによって定義されたタグセットのうちの
1種類である。また、SGMLは、タグの名前の決め方
や、文書構造の決め方のルールを意味し、DTD情報
と、文書で使用する文字コード体系などを指定するため
のSGML宣言と、その文字コード体系を使ってDTD
情報で定義されたタグセットに従って記述される文書イ
ンスタンスとから構成されている。
【0156】このDTD情報は、具体的にはホームペー
ジファイルに現れるタグ(要素)であり、ユーザがホー
ムページファイルにDTD情報を記述し、そのホームペ
ージファイルをデータベース15aに登録する。そし
て、webロボット61aがデータベース15aに保持
された複数のホームページファイルの中から、DTD情
報が記述されているものだけを抽出するようになってい
る。
【0157】従って、このDTD情報によれば、web
ロボット61aにバブルデータとしてのコンテンツであ
ることを認識させることができる。なお、XMLは、文
書を記述するためのSGMLのルールを簡略化したもの
である。換言すれば、XMLは、SGMLが有する不要
な機能を取り除き、処理パフォーマンスを向上させるた
めのものである。
【0158】このように、ユーザは、SGMLまたはX
MLを用いて、ホームページファイルを記述し、web
ロボット61aが、そのホームページファイルを読み込
んで、文書に出てくるキーワードを、その中のタグによ
り抽出しデータベース化するのである。また、ホームペ
ージの文字列に基づいて索引ファイルを作成するため、
ホームページ内の詳細な情報を検索できる。
【0159】続いて、図16に示す通知部61bは、特
定バブルデータの空間占有情報,属性情報およびURL
を有するマッピング応答をパソコン58に対して通知す
るものである。この通知部61bの機能も、CPU,R
OM,RAMなどが協働することによって実現される。
また、通知部61bは、第1送信部17の一部に、設け
られているが、第1送信部17と別個に設けるようにす
ることもできる。
【0160】そして、通知部61bは、マッピング要求
が有する座標情報に基づき、パソコン58が表示する地
図の尺度に応じた径を有する動的バブル径を含む空間占
有情報とURLとを有するマッピング応答を通知するよ
うになっている。加えて、データベース15aは、バブ
ルデータを、バブルデータのサービス情報の内容につい
て識別可能な固有番号を関連づけて保持するようになっ
ている。
【0161】これにより、ユーザは自ら表示するバブル
データの大きさに応じて地図を画面に表示できる。従っ
て、これにより、ユーザは、サービス情報を得るための
ユーザインターフェースを向上させることができる。こ
のように、システム運用者は、サービス情報の前提とし
ての登録時において、ビジュアル的にマッピングでき
る。
【0162】次に、DTD情報を用いた具体的な検索の
手法について、図22と図23(a),(b)とを用い
て説明する。図22は本発明の第2実施形態に係るDT
D情報を説明するための図であり、この図22に示すD
TD情報のイメージ(以下、イメージと略称することが
ある。)63は、属性情報に関し複数のタグからなり、
<bubble>,<latitude>などがタグで
ある。そして、<bubble>というタグが、検索の
ためのタグとして機能している。すなわち、webロボ
ット61aが、各ホームページの先頭に記述されている
タイトル部分を抽出し、<body>〜</body>
に記載された情報のうちの先頭約300バイトを抽出
し、<bubble>を抽出するようになっている。な
お、<body>,</body>は、それぞれ、ホー
ムページファイルの一番先頭,最後に記述されるタグで
ある。
【0163】また、この図22に示すイメージ63は、
<bubble>と</bubble>との間に、複数
の子要素を入れ子にして含むようになっている。ここ
で、<latitude>,<longitude>,
<altitude>,<size>などは、いずれ
も、図20,図21に示すような情報バブルとして、表
示する位置を決定するためのロケーションタグとして機
能している。そして、このイメージ63の右側には、そ
れらのタグが有する意味を示している。
【0164】これにより、各ユーザは、個人または企業
のホームページを、自ら記述したり、あるいは、市販の
アプリケーションを用いて作成し、そして、この作成し
たホームページをwebサーバ13bに登録する。ここ
で、ユーザがホームページファイルを作成するときに、
コンテンツに対応する部分とともに、「bubble」
タグを付して、図22に示す情報を記述して作成する。
また、パソコン58を用いて作成した場合は、その表示
部58gに表示された地図を右クリックして、プロバイ
ダに送信するようにもできる。
【0165】また、システム運用者は、webロボット
61aに対して、予め、「bubble」タグが検索タ
グであることを認識するように設定する。そして、we
bロボット61aは、多数のホームページを読み込み、
<bubble>タグを検索し、その<bubble>
タグが付されたホームページファイルを検索用インデッ
クスに登録し、検索結果として表示する。すなわち、多
数のホームページのうち、<bubble>タグが付さ
れたものだけが収集され、その中の属性情報に基づいて
別個にデータベース化される。具体的には、webロボ
ット61aは、ロケーションタグを検索して、子要素の
位置情報(緯度,経度,高度),バブル径およびそれ以
外のパラメータを抽出し、これらとURLとをリンクし
て、データベース15aに登録するのである。
【0166】さらに、データベース化は、webロボッ
ト61aによって実行されるので、収集できる情報量が
大量となり、かつ、頻繁に収集できるので、システム運
用者は、きめ細かい情報をユーザに対して提供できる。
なお、検索するwebロボット61aと、検索されるw
eb情報出力部18bとは、同一のシステム運用者が有
していても、別々でもよい。
【0167】このように、レストランの店主や企業は、
自店舗または自社の情報をバブルデータとして、予め、
webロボット61aに発見されるようにサービスセン
タ19aのwebサーバ13bに登録できる。また、図
23(a)は本発明の第2実施形態に係るDTD情報を
説明するための図である。この図23(a)に示すイメ
ージ63は、7種類の子要素を有し、例えば、緯度,経
度,高度およびバブル径,表示アニメーション,属性情
報,起動アプリケーション,状態ファイル名,URLお
よびアクセス履歴などのタグを有する。このバブル径を
動的に更新する手法については、後述する第3実施形態
において、説明する。
【0168】まず、緯度,経度,高度およびバブル径
は、パソコン58の表示部58gに画像を表示しうる程
度の精度を要する。これにより、ユーザは、webロボ
ット61aに対して、自分の空間占有情報を通知するこ
とができる。そして、表示アニメーションは、ブラウザ
プログラムの画面に現れる、動くアニメーションであっ
て、例えば、ホームページのあるページにおいて、例え
ば車両や飛行機のようなキャラクタが左から右に移動す
るものについて、そのファイル名を表す。従って、デー
タベース15aが、DTD情報に、パソコン58が表示
するアニメーションタグ(表示アニメーション)を保持
するように構成されたことになる。これにより、ユーザ
は、一層ビジュアル化された状態にてバブルデータを得
ることができる。
【0169】また、属性情報は、サービス情報の属性
(例えば業種)を表すものであって、レストラン,病
院,ホテル,ガソリンスタンド,学校などを表す。この
属性情報は、これらの業種のそれぞれに対応する複数の
レイヤで管理されるようになっている。換言すれば、デ
ータベース15aが、DTD情報を、複数のタグごとに
分類して保持するようになっている。すなわち、web
ロボット61aは、ユーザが送信した属性情報がレスト
ランまたは病院のときは、レストランだけを抽出したレ
ストランレイヤまたはガソリンスタンドレイヤを作成し
て、そのコンテンツを表示するのである。また、web
ロボット61aは、特定のバブル番号を指定して、その
結果をユーザに対して送信することもできる。
【0170】従って、サービスセンタ19aは、ユーザ
からのアクセスに含まれる属性情報に対応する属性情報
をユーザに送信することができる。これにより、サービ
スセンタ19aは、レストランを検索するために、デー
タベース15aの各ディレクトリに保持されたすべての
ファイルを総当たりで検索する手間が不要となり、所望
の情報を効率的かつ高速に抽出することができる。
【0171】この手法によると、データベース15aを
生成するに当たり、webロボット61aは、web情
報出力部18bに一旦保持されたものからDTD情報で
記述されたものを抽出している。一方、データベース1
5aを生成するに当たり、システム運用者は、ユーザに
直接、DTD情報を付した状態でホームページファイル
を記述させて、そのホームページファイルを転送させる
ようにもできる。
【0172】すなわち、webロボット61aは、標準
仕様として、ユーザからDTD情報を付したホームペー
ジファイルが転送されると、DTD情報を読み込むので
ある。これにより、携帯端末11かのアクセスの場合
と、パソコン58からのアクセスの場合とで、それぞ
れ、表示内容を変化させることができる。すなわち、ユ
ーザが携帯端末11からホームページファイルを登録し
た場合には、不要な表示キャラクタなどを省略してデー
タベース化するようにして、データ量を削減できるので
ある。従って、携帯端末11またはPDA32を用いて
アクセスした者は、ホームページのページ換えを快適に
することができる。
【0173】これにより、データベース15aのバブル
データ(図7,図8参照)を構築する手法は、webロ
ボット61aがweb情報出力部18bを検索してDT
D情報が付されたホームページファイルだけを抽出する
手法と、各ユーザが直接DTD情報を付して記述したも
のを転送しwebロボット61aがそのホームページフ
ァイルからDTD情報を読み込んでデータベース15a
を生成する手法との2種類がある。
【0174】このように、多数のホームページファイル
は、DTD情報により、フィルタリングされ、図7,図
8に示すバブルデータが生成されるのである。また、サ
ービスセンタ19aは、図7に示すバブルデータ15a
を、このバブルデータ15aのサービス情報の内容につ
いて識別可能な固有番号(バブル番号)を関連づけて保
持している。例えば、家電販売店は、複数のフロアを有
する。
【0175】これにより、ユーザが、そのフロアのいず
れかにおいて、製品を購入した場合に、そのフロアの情
報を、他人に伝達できるのである。また、これにより、
ユーザは、パソコン58に特定のバブル番号を指定して
表示させることができる。続いて、図23(a)に示す
起動アプリケーションは、パソコン58にて地図情報を
表示するアプリケーションプログラム名であって、ユー
ザが地図を表示する際に用いるものである。従って、デ
ータベース15aが、状態ファイルに、パソコン58に
て地図を表示するアプリケーションプログラムに関する
データを保持するように構成されたことになる。そし
て、この起動アプリケーションは、携帯端末11が受信
したJAVA(商品名)プログラムによって起動される
ようになっている。すなわち、ユーザのもつパソコン5
8に適合するように翻訳され、ユーザ端末に適合して実
行されるので、ユーザはビジュアル化されたデータを得
られる。
【0176】さらに、ユーザは、他人が自分のホームペ
ージをアクセスしたときに、まず、他人の画面上に視覚
的または音的に効果的な表示アニメーションを動かすこ
とが多い。従って、データベース15aが、DTD情報
に、地図を表示するためのアプリケーションプログラム
タグを保持するように構成されたことになる。これによ
り、ユーザは、ビジュアル化された地図を利用してコン
テンツを得ることができる。
【0177】また、URLは、図7および図8に示すア
ドレスを表している。なお、このイメージ63には、署
名に関する内容を保持するようにもできる。加えて、こ
のイメージ63には、文字の大きさ,フォントまたは強
調文字に関する情報を含めるようにもなっている。従っ
て、ホームページに関する表示の制御情報が含まれる。
【0178】このように、サービスセンタ19aのデー
タベース15aには、ホームページ情報と、制御情報と
が、関連づけられて保持されている。加えて、データベ
ース15aは、ユーザが通信を希望する条件を示すタグ
を設けるようにもなっている。例えば、DTD情報に
は、ユーザが通信を希望する特定の人間だけのみとアク
セスできるように、ユーザが希望する相手を女性と入力
し、ユーザ自身の連絡先をも入力し、また、検索する時
間間隔を10分おきと入力してサービスセンタ19aに
送信するのである。従って、データベース15aが、D
TD情報に、特定の通信相手に関する通信相手情報タグ
を保持するように構成されたことになる。例えば、ある
ユーザAは希望する相手を女性とし、ユーザBは希望す
る相手を男性と登録しておき、webサーバ13bが、
予め相互に設定したプロフィールタグと合致する者同士
を設定できるのである。これにより、各ユーザは、それ
ぞれ、希望する相手とのみ通信できる。
【0179】また、このDTD情報は、ユーザが書いた
ものであって、書き換えが不可能である。このため、D
TD情報を補助するために、書き換え可能な状態ファイ
ルが設けられている。この状態ファイルとは、保存パラ
メータなどを保持するためのファイルであって、例えば
ユーザのアクセス管理やアクセス制限に関するデータが
保持されている。この状態ファイルは、登録されたユー
ザごとに設けられるようにしたり、または、アクセスご
とに生成されるようにしてもよい。また、この状態ファ
イルの機能は、例えばスクリプト言語を用いて記述され
たものにより実現される。すなわち、状態ファイルは、
管理すべきDTD情報またはDTD情報に含まれるタグ
の中から所望のものを選択できるようになっている。
【0180】図23(b)は本発明の第2実施形態に係
る状態ファイルを説明するための図である。この図23
(b)に示す状態ファイルのイメージ64は、例えばU
NIX(登録商標)(ユニックス:オペレーションシス
テムの一種類を表す。)により書き換えられるものであ
って、カウンタ(lifeカウンタ),アクセス可能期
間(life日),起動ファイル名,動的バブル径およ
びアクセス履歴などが記載されるようになっている。
【0181】このカウンタは、例えば減算カウンタであ
って、サービスセンタ19aのプログラムが例えば初期
値を100回とした後に、このDTD情報にアクセスし
た者がいる場合は、そのアクセスの度にカウンタが減算
され、そのカウンタ値が0になるとカウンタが消滅する
ようになっている。従って、データベース15aが、状
態ファイルに、カウンタ値が変化しうるカウンタに関す
るデータを保持するように構成されたことになる。ま
た、従って、データベース15aが、状態ファイルに、
アクセス可能な時間に関するデータを保持するように構
成されたことになる。
【0182】このカウンタ機能は、cgi(Common Gat
eway Interface)プログラム(以下、cgiと略称する
ことがある。)と、カウンタファイルとが協働すること
によって実現される。このcgiプログラムは、ホーム
ページを動作させるための本体であって、そのホームペ
ージファイルにかかりつけ(付随)のものであって、例
えばUNIXなどが有するプログラムである。また、カ
ウンタファイルは、アクセスされるごとにカウント動作
をするファイルであって、状態ファイルとは別に設けら
れている。カウンタファイルは、例えばホームページが
何回アクセスされたかを表わすアクセスカウンタや、ユ
ーザからの書き込みによって内容が追加される掲示板な
どに用いられ、ホームページのトップファイルがあるデ
ィレクトリに設けられている。
【0183】これにより、ホームページが外部からアク
セスされると、cgiが起動し、cgiがカウンタファ
イルを読み込み、そして、cgiは、カウンタ値を示す
引数を、カウンタファイルに渡すと、そのカウンタファ
イルからカウンタ値が入った引数が返される。さらに、
このcgiは、このカウンタ値をUNIXレスポンスと
して、アクセスしたユーザに対して返すのである。従っ
て、カウンタ値を変化させるようになっている。
【0184】これにより、例えば、企業などが「先着の
100名までのホームページにアクセスしたお客様に、
景品をプレゼントする。」というサービスをする場合
は、その企業は、まず、その新たな100名という情報
内容を、ホームページファイルに記述し、そのソースフ
ァイルをweb情報出力部18bに登録する。次に、w
ebロボット61a,web情報出力部18bまたは更
新部61cは、そのホームページファイルを検索して1
00名という情報を抽出し、この情報を状態ファイルに
書き込み込む。そして、この100が初期値として状態
ファイルに書き込まれた後に、ユーザのアクセスにより
カウンタ値が減算され続ける。そして、アクセス数が1
00を超えると、cgiは、カウンタファイルから引数
0を返され、ユーザに対してアクセス不可を返すととも
に、カウンタファイルを消去するなどして、動作を停止
させ、アクセス制限する。
【0185】このように、ユーザから送信されたデータ
などに基づいて処理され、その処理結果によりアクセス
制限ができる。なお、このカウンタは、他のカウント手
法を用いることもできる。例えば、webサーバ13b
は、同時にアクセスできるユーザの数を20人と設定
し、常時、入場したユーザ数と退出したユーザ数とを監
視し、現在のユーザ数が20人以下であることを監視す
るのである。
【0186】次に、アクセス可能期間とは、ユーザがア
クセス可能な期間を制限するためのデータであって、例
えば、春,夏,秋および冬のそれぞれに対応して、3〜
5月,6〜8月,9〜11月および12〜2月などを設
定されるようになっている。また、このアクセス可能期
間は、所定期間だけ有料ニュースを配信する場合のため
に用いることができる。すなわち、webサーバ13b
は、このアクセス可能期間を監視することにより、期限
切れのユーザがアクセスすることを防止するのである。
【0187】加えて、起動ファイル名は、DTD情報の
起動アプリケーションに対応するファイル名を表すもの
である。ユーザは、DTD情報に含まれる起動アプリケ
ーションを、例えばJAVAプログラムとして書き込
む。その後、そのJAVAプログラムがバージョンアッ
プされてファイル名が変更されると、その書き込まれた
JAVAプログラムは、ユーザのパソコン58などに表
示されない。
【0188】従って、JAVAプログラムが、バージョ
ンアップされたときに、ユーザがそのバージョンアップ
された新しい名称を逐一変更する必要がなく、動的に起
動アプリケーションを、正確な起動ファイルに変更され
るようになる。また、動的バブル径は、ユーザのパソコ
ン58にて表示される情報バブルのバブル径である。従
って、データベース15aが、状態ファイルに、パソコ
ン58が表示する地図の尺度に応じた径を有する動的バ
ブル径に関するデータを記録するように構成されたこと
になる。すなわち、パソコン58に表示されるバブル径
は、サーバによって管理されるのである。従って、ユー
ザから送信された表示地図情報の座標と空間占有情報と
に基づいて、サービスセンタ19aが、適応的にバブル
径を変化させることができる。これにより、地図にマッ
ピングされた情報をビジュアル化でき、ユーザは、自分
が表示させている地図の縮尺に応じた大きさの情報バブ
ルを得ることができる。
【0189】さらに、アクセス履歴とは、そのホームペ
ージにアクセスした者を識別するための情報である。こ
こで、図23(a)に示すイメージ63のURLに、特
定のプロキシーサーバ(図示省略)のIPアドレスを記
述し、また、図23(b)に示すアクセス履歴に、その
ホームページにアクセスした者の識別子(ID:Identi
fication,以下、IDと称することがある。)を記録す
るのである。
【0190】このIDは各ユーザを識別するためのもの
であって、状態ファイル内において、スタックされるよ
うになっている。そして、これらのIPアドレスとID
との双方によって、サービスセンタ19aは、各ユーザ
を識別できるようになっている。従って、データベース
15aが、状態ファイルに、パソコン58のアクセスに
起因するIPアドレスの履歴情報と、パソコン58を識
別しうるID情報とを保持するように構成されたことに
なる。
【0191】これにより、システム運用者は、市外地に
ある交差点や、道路上に、情報バブルを設け、例えば歩
行中のユーザまたは車両が、その情報バブルを通過する
と、その通過した時刻などの履歴が記録される。また、
これにより、移動物体でも、通過履歴を適切に追跡され
るので、ユーザは、正確な道案内を受けることができ
る。さらに、車両などの通過履歴も同様に記録でき、こ
れについては、後述する第3実施形態にて説明する。
【0192】なお、図23(b)に示す状態ファイル
(保存パラメータ)は、状況に応じて変化させたり、あ
るいは、拡張性をもたせる必要がある。さらに、ユーザ
は、子要素の表示アニメーションについて、そのアニメ
ーションデータの保持場所やバブルデータの属性情報を
記述するようにしてもよい。その場合、多くのサービス
が実現可能となる。
【0193】このように、ユーザが予め書き込みして内
容を変更できないDTD情報と、cgiにより内容を変
更できる状態ファイルとが、相互に協働することによっ
て、ユーザが必要とするバブルデータのイメージが送信
される。また、このように、すべてのタグ情報が、バブ
ル径にリンクして表示される。また、表示部58gに表
示された初期画面における地図にマッピングされるの
で、ユーザに対して情報が視覚化され、ビジュアル性が
向上する。そして、この視覚化において、バブルデータ
の表示部58gにおける占有面積は、バブル径と地図の
尺度とに基づいて決定される。
【0194】すなわち、ユーザは、パソコン58がパソ
コン58自身の地図表示アプリケーションプログラム
(以下、地図アプリケーションと略称することがあ
る。)を起動させ、パソコン58に表示されている地図
に、位置情報/URLリンクデータベース15aに保持
されたバブルデータを重ね合わせることができる。ま
た、ユーザは、ユーザ端末として、携帯端末11やPD
A32を使用することができる。
【0195】図17は本発明の第2実施形態に係るPD
A32の概略ブロック図である。この図17に示すもの
で、上述したものと同一の符号を有するものは同一のも
のまたは同様の機能を有するものなので、更なる説明を
省略する。この図17に示すPDA32は、3次元にお
ける物体の緯度,経度,高度,方位および傾斜角度を有
する位置情報を検出する検出部21をそなえて構成され
ている。この検出部21は、方位を測定しうる方位セン
サ(地磁気センサ)11bと、グローバル・ポジショニ
ング・システムを用いた衛星情報を受信しうる衛星情報
受信部(GPSモジュール)11cと、パソコン58の
水平線からの傾斜角度を測定しうる傾斜センサ11aと
をそなえて構成されている。
【0196】これにより、ユーザは、緯度A,経度Bお
よび高度0と、地磁気センサ11bにより測定された方
位と、傾斜角度θとを取得し、サービスセンタ19aに
対してこれらの位置情報を送信する。そして、サービス
センタ19aは、その位置情報に基づいて、データベー
ス15aが保持する空間占有情報のうちその位置情報を
含む特定空間占有情報に対応するURLを抽出し、その
URLに対応するコンテンツをPDA32に対して送信
するのである。
【0197】従って、ユーザは、PDA32を用いてバ
ブルデータを得ることができ、また、PDA32に予め
インストールした地図アプリケーションを用いて、地図
にバブルデータをマッピングできるので、やはり、ビジ
ュアル化された情報を得ることができる。加えて、PD
A32においては、第2送信部22aが、座標情報に基
づいて生成された電子メールアドレスを用いてマッピン
グ要求を送信するようになっている。なお、この座標情
報とは、緯度,経度,高度からなる3次元空間における
ものである。
【0198】さらに、携帯端末11は、図4に示すよう
に、マッピング部58fと地図情報保持部58c(図1
7参照)とを加えたものである。これにより、無線回線
におけるデータ伝送量の少なさが考慮され、パソコン5
8に比べて、データ伝送量が少なくなり、トータル的に
は、消費電力の削減が可能となる。
【0199】また、図23(a)において、携帯端末1
1を用いた場合には、ユーザが例えばイタリア料理店を
探すときに、まず、ユーザは、自分の半径10m内にお
ける店を選択するため、DTD情報の子要素に、バブル
径として半径10mを入力し、また、属性情報としてイ
タリア料理店を入力して、サービスセンタ19aに送信
する。そして、携帯端末11は、定期的に自分の位置情
報をサービスセンタ19aに対して送信し続ける。ここ
で、サービスセンタ19aが、そのユーザの10m以内
にイタリア料理店を発見した場合は、そのユーザに対し
て、着信音などを鳴動させてその旨を通知するようにな
っている。
【0200】なお、第2実施形態においても、サービス
センタ19aが有する各機能は、いずれも、図2に示す
ように、一つのサーバ(図1参照)で構成したサービス
センタ19aの各機能を複数のサーバに分散して構成す
ることができる。すなわち、各機能を、インターネット
12の他の場所に分散させるようにもできる。さらに、
本発明のサービス情報提供システム9aは、地図を表示
しうるパソコン58に対して情報を提供するシステム9
aにおけるものである。そして、システム9aは、物体
に関連する各種情報またはその各種情報に関連するサー
ビス情報の属性を表す属性情報と複数のタグからなるD
TD情報とを有するホームページのうちDTD情報を有
するSGMLまたはXMLで記述されたホームページに
ついて、3次元空間における物体の緯度,経度,高度お
よびバブル径からなる空間占有情報とサービス情報を得
るためのURLとを対応づけられたバブルデータとして
保持するデータベース15aと、データベース15aと
インターネット12を介して接続されバブルデータを用
いて検索された各種情報を表示するパソコン58と、パ
ソコン58から送信された、地図に表示された物体の緯
度,経度,高度からなる3次元空間における座標情報と
物体に関連する各種情報またはその各種情報に関連する
サービス情報の属性を表す表示対象属性情報とを有する
マッピング要求に基づいて、バブルデータのうち座標情
報および表示対象属性情報を含む特定バブルデータを検
索するwebロボット61aと、特定バブルデータの空
間占有情報,属性情報およびURLを有するマッピング
応答をパソコン58に対して通知する通知部61bとを
そなえている。
【0201】そして、パソコン58が、3次元空間にお
ける物体の地図情報を出力する地図情報保持部58c
と、地図情報保持部58cから出力された地図情報に基
づいて物体の画像を画面に表示する表示部58gと、表
示部58gに表示された物体の3次元空間における緯
度,経度,高度およびバブル径からなる座標情報と物体
に関連する各種情報またはその各種情報に関連するサー
ビス情報の属性を表す属性情報とを有するマッピング要
求を、パソコン58とインターネット12を介して接続
されたサーバに対して送信する送信部58dと、マッピ
ング要求についてサービスセンタ19aが通知した、空
間占有情報に対応する3次元空間における物体の緯度,
経度,高度およびバブル径からなる空間占有情報とサー
ビス情報を得るためのURLとを有するマッピング応答
を受信する受信部58aと、マッピング応答に含まれる
空間占有情報が示す位置に、イメージ形状を物体の画像
とともに表示部58gに表示するマッピング部58f
と、マッピング部58fにより表示されるイメージ形状
とマッピング応答に含まれるURLとを関連づけて保持
するマッピングデータ保持部58eとをそなえて構成さ
れている。
【0202】さらに、第2実施形態においても、第1実
施形態のサービスと同様に、サービスセンタ19aと携
帯端末11,PDA32またはパソコン58との間のデ
ータをメールにより送受信することができる。すなわ
ち、データベース15aが、空間占有情報に基づくUR
Lを電子メールアドレスとし、この電子メールアドレス
に対応して空間占有情報を保持するようになっている。
換言すれば、URLが示すリンク先がメールデータを表
すのである。
【0203】これにより、例えばレストランの店主は、
自分で、例えば飲食物などのサービス情報を、バブルデ
ータにリンクさせて登録でき、店主は、一般のユーザに
対して店舗の宣伝が可能となり、非常に登録が簡単にな
りサービスの利用が促進される。また、企業は、ユーザ
に対し、意見などの宛先としてそのメールアドレスを示
すので、そのメールアドレスに対応したバブルデータが
利用される。
【0204】このような構成によって、サービスセンタ
19aは、第1実施形態におけるサービス1およびサー
ビス2がユーザに提供するほかに、地図アプリケーショ
ンをインストールしているユーザに対して、バブルデー
タのマッピングサービスをし、また、サービス3〜7を
提供する。まず、バブルデータのマッピングについて、
図24を用いて説明し、次に、サービス3〜7につい
て、図25〜図29を用いて説明する。
【0205】図24は本発明の第2実施形態に係るマッ
ピング方法を説明するための図である。本発明の情報提
供サービス方法は、地図を表示しうるパソコン58に対
して情報を提供するシステム9aにおけるものである。
パソコン58が、画像を表示する表示部58gに地図を
表示する(地図表示ステップ)。すなわち、ユーザは、
サービス1を受けるに当たり、パソコン58の地図アプ
リケーションを起動させて(ステップT1)、画面に地
図が表示される(ステップT2)。また、この地図表示
に当たり(地図表示ステップ)、パソコン58は、取得
した緯度または経度に基づいて、地図を画面に表示する
ようになっている。従って、どの場所にいても、ユーザ
は情報バブルを得ることができる。
【0206】そして、パソコン58が、地図表示ステッ
プにて表示された地図情報から物体を選択する(選択ス
テップ)。続いて、パソコン58が、パソコン58とイ
ンターネット12を介して接続されたサービスセンタ
(サーバ)19に対して、選択ステップにて選択した物
体に関する3次元空間における座標情報と提供するサー
ビス情報の属性を表す表示対象属性情報とを有するマッ
ピング要求を送信する(送信ステップ)。
【0207】さらに詳述すると、パソコン58は、パソ
コン58とインターネット12を介して接続されたサー
ビスセンタ(サーバ)19に対して、選択ステップにて
選択した物体に関する3次元空間における緯度,経度,
高度およびバブル径からなる座標情報と物体に関連する
各種情報またはその各種情報に関連するサービス情報の
属性を表す表示対象属性情報とを有するマッピング要求
を送信する(送信ステップ)。すなわち、パソコン58
は、サービスセンタ19aに対して、バブルデータの重
合(重ね合わせ)を依頼し、緯度,経度,高度およびバ
ブル径からなる空間占有情報と属性情報とを通知する
(ステップT3)。
【0208】サービスセンタ19aは、この通知を受信
すると、送信ステップのマッピング要求に基づいて、3
次元空間における物体の緯度,経度,高度およびバブル
径からなる空間占有情報と物体に関連する各種情報また
はその各種情報に関連するサービス情報を得るためのU
RLとを対応づけられたバブルデータのうち座標情報お
よび表示対象属性情報を含む特定バブルデータを検索す
る(検索ステップ)。すなわち、ステップT4にて、タ
グの座標,データを検索し、緯度,経度,高度およびバ
ブル径に基づいて、ユーザがマッピングしようとしてい
る対象を選択する。
【0209】そして、この検索に当たり(検索ステッ
プ)、サービスセンタ19aは、アクセスによってカウ
ント値が変化しうるカウンタを用いて検索するようにな
っており、また、カウントの停止により所定のファイル
が消滅するようになっている。さらに、この検索に当た
り(検索ステップ)、サービスセンタ19は、サーバに
同時にアクセスできるアクセス数に基づいて検索した
り、あるいは、特定の通信相手に関する通信相手情報に
基づいて検索するようにもできる。
【0210】加えて、この検索に当たり(検索ステッ
プ)、サービスセンタ19は、サービスセンタ19が、
予め設定され通信相手に関する情報に合致する通信相手
バブルデータを読み出し(読み出しステップ)、パソコ
ン58の現在位置情報を受信し(現在位置情報受信ステ
ップ)、通信相手バブルデータと現在位置情報とに基づ
いて、パソコン58と通信相手との接近を検出し(接近
検出ステップ)、そして、パソコン58に接近を通知す
るのである(接近通知ステップ) これにより、サービスセンタ19aは、簡単に、種々の
ビジュアル的なサービスを提供することができる。
【0211】そして、サービスセンタ19aが、検索ス
テップにて検索された特定バブルデータの空間占有情報
とURLとを有するマッピング応答を、パソコン58に
対して通知する(通知ステップ)。すなわち、サービス
センタ19aは、フィルタ情報を用いて、絞り込み検索
して(ステップT5)、DTD情報を通知する(ステッ
プT6)。さらに、サービスセンタ19aは、パソコン
58に対して送信する。
【0212】この通知に当たり(通知ステップ)、サー
ビスセンタ19aは、送信ステップにて送信されたマッ
ピング要求に含まれる座標情報に基づいて、パソコン5
8の表示部58gが表示する地図の尺度に応じた径を有
する動的バブル径を出力し(変化ステップ)、そして、
変化ステップにて出力された動的バブル径をマッピング
応答に挿入するのである(挿入ステップ)。これによ
り、ユーザは、正確な大きさの情報バブルを得ることが
できる。
【0213】さらに、地図の尺度に応じた径を出力する
に当たり(変化ステップ)、サービスセンタ19aは、
アクセス回数,アクセス可能時間またはアクセス可能季
節に基づいて、動的バブル径を変化するようになってい
る。なお、ステップT5にて、カウンタが0になってい
る場合には、サービスセンタ19aは、そのカウンタ0
になったもののホームページを消去する。従って、サー
ビスセンタ19aは、アクセス制限が可能となり、多彩
なサービスを提供することができる。
【0214】加えて、上記の通知に当たり(通知ステッ
プ)、サービスセンタ19aは、パソコン58にて地図
を表示するアプリケーションプログラムに関する情報
(起動アプリケーション名)を通知するようになってい
る(図23(a)など参照)。そして、パソコン58
が、通知ステップにて通知された特定バブルデータに基
づいて、マッピング応答の空間占有情報が示す位置に、
イメージ形状を物体とともに表示部58gに表示する
(マッピングステップ)。すなわち、パソコン58は、
通知されたDTD情報に基づいて、情報バブルを地図に
マッピングし、バブルアニメーションや動画像が表示さ
れ(ステップT7)、さらに、例えばイタリア料理のメ
ニューなどの属性情報が表示される(ステップT8)。
【0215】ここで、ユーザが、そのメニュー部分をク
リックすると(ステップT9),ブラウザプログラムが
起動し(ステップT10),ユーザは、情報バブルやバ
ブルアニメーションのアイコンに付随するURLにジャ
ンプしてそのURLに保持されているホームページの内
容(URLのファイル)を得る(ステップT11)。ま
た、ユーザは、マッピングサービスを、パソコン58の
みならず、携帯端末11,PDA32のような移動端末
でも受けることができる。すなわち、サービスセンタ1
9aは、マッピングサービスを提供するに当たり、ま
ず、携帯端末11から、携帯端末11の位置および南方
向という情報(位置情報)と、そこから50mという範
囲(検索距離範囲)と、レストラン(属性情報)とを受
信する。そして、webロボット61aは、位置情報と
検索距離範囲と属性情報とのそれぞれに基づいて、バブ
ルというタグを有するDTD情報を検索し、ヒットした
ものを抽出して、そのヒットしたものを携帯端末11に
対して送信する。
【0216】これにより、サービスセンタ19aは、ユ
ーザが所望する範囲において登録された広告主のサービ
ス情報を提供することができ、利用促進が図れる。次
に、サービス3〜7について、図25〜図29を用い
て、本発明の第2実施形態に係るバブルデータのマッピ
ング方法を説明する。図25は本発明の第2実施形態に
係る地図表示を説明するための図である。この図25に
示す画像100は、表示できる範囲であって、スタート
ポイント(SPと表示されているもの)を基準としてい
る。そして、地図アプリケーションは、尺度情報と画面
の大きさとに基づいて、緯度の範囲と、経度の範囲とを
計算する。ここで、経度の範囲は縦方向に取られ、緯度
の範囲は横方向に取られるようになっている。
【0217】そして、パソコン58は、この検索範囲情
報をサービスセンタ19aに対して通知し、サービスセ
ンタ19aは、その検索範囲内にある情報バブルを検索
する。図26は本発明の第2実施形態に係る情報バブル
の検索を説明するための図である。この図26に示す検
索範囲100Zにおいて、5個の球状の情報バブル(バ
ブルデータの空間占有情報のイメージ)がヒットしてい
る。サービスセンタ19aは、この検索結果をパソコン
58に対して送信する。
【0218】図27は本発明の第2実施形態に係る重合
時の画像表示を示す図であり、画像100には、情報バ
ブルが地図と重ね合わせられている。このように、ユー
ザは、情報を簡単に得ることができ、かつ、適当な尺度
の表示がされた情報バブルをビジュアル化して得ること
ができる。また、このように、サービスセンタ19a
は、バブルデータへのアクセス度合いまたは時間,季節
などに応じて、バブル径を動的に変動させることができ
る。
【0219】次に、サービス4について、図28を用い
て説明する。図28は本発明の第2実施形態に係るホー
ムページへのアクセス制限を説明するための図であり、
ユーザとcgi(cgiプログラム)とカウンタファイ
ル(lifeカウンタファイル)との3者間におけるシ
ーケンスが示されている。まず、ユーザが、ホームペー
ジなどのファイルにアクセスすると(ステップB1)、
cgiは、カウンタファイルに引数を渡すことにより、
そのカウンタ値を読み込む(ステップB2)。そして、
そのカウンタ値が0より大きいか否かを判定し(ステッ
プB3)、0以下であれば、Nルートを通り、ユーザに
対して、「アクセスは終了しました。」という旨を送信
し、その旨が表示される(ステップB4)。
【0220】ステップB3にて、カウンタ値が0より大
きい場合には、Yルートを通り、cgiはカウンタ値を
減算して(ステップB5)、その減算したカウンタ値を
引数に入れてカウンタファイルに渡すことにより、カウ
ンタ値を書き込む(ステップB6)。そして、cgi
は、次の処理へ進み(ステップB7)、制御がサーバ側
に戻る(ステップB8)。
【0221】このように、サービス4が実施され、バブ
ルデータが例えば100回アクセスされると、そのバブ
ルデータのホームページが消滅したり、そのホームペー
ジへのアクセスが禁止される。また、サービス5につい
ては、上述したように、URLの代わりに、JAVAな
どのアプリケーションが起動される。これにより、サー
ビスセンタ19aは、ユーザの位置情報とそれに付随す
る属性とをフィルタリングしてその結果をユーザに対し
て通知するのである。
【0222】さらに、サービス6についても、サービス
4と同様であって、cgiとカウンタファイルとによる
カウント機能により実現される。すなわち、サービスセ
ンタ19aは、企業などのバブルデータに、アクセス回
数を設定し、そのアクセス回数を監視するのである。こ
れにより、サービスセンタ19aは、特定のホームペー
ジが予め例えば100人までと設定した後に、アクセス
数が100を超えると、ユーザのアクセスを禁止でき
る。
【0223】加えて、サービス7について図29を用い
て説明する。サービス7の内容は、相互に設定された条
件に合致するバブルデータが近づくと、サービスセンタ
19aが所有者に対して、その条件に合致するバブルデ
ータの接近を通知する。ここで、ユーザは、ユーザ端末
として、携帯端末11またはPDA32を所有し、これ
らの端末が有する位置情報を元に、サービス7が実施さ
れるのである。
【0224】図29は本発明の第2実施形態に係るバブ
ルデータ同士の接近時のサービスを説明するための図で
ある。この図29には、ユーザ1(20歳男性)と、サ
ービスセンタ19aと、ユーザ2(21歳女性)との3
者間におけるシーケンスが示されている。なお、「ユー
ザ1」は、「20歳男性」を表すほかに、ユーザ1が使
用している「携帯端末11またはPDA32」を表す。
「ユーザ2」も、「21歳女性」と、ユーザ2が使用し
ている「携帯端末11またはPDA32」を表す。
【0225】まず、ユーザ1が、検索条件をサービスセ
ンタ19aに対して送信する(ステップC1)。ここ
で、ユーザ1は、検索条件として、25歳までの女性と
いう旨の条件を送信する。また、ユーザ2も同様にし
て、25歳までの男性という旨の条件をサービスセンタ
19aに対して送信する(ステップC2)。さらに、サ
ービスセンタ19aは、検索条件の合致についての判断
は、例えばユーザ1とユーザ2との距離が100m以内
になったときにヒットするように予め条件を設定してお
く。
【0226】なお、サービスセンタ19aは、ユーザ1
またはユーザ2のほかにも、図示省略するが多数のユー
ザからの検索条件を受信してその処理をする。次に、ユ
ーザ1は、自己位置(自己位置に関する情報)をサービ
スセンタ19aに対して、送信し続ける(ステップC
3,ステップC5,ステップC7,ステップC11)。
そして、サービスセンタ19aは、ユーザ1またはユー
ザ2からの自己位置データを受信すると、その自己位置
を送信したユーザの周囲100m以内に、そのユーザが
送信した条件に合致したユーザ(ターゲット)がいるか
否かを検索する(ステップC4,ステップC6,ステッ
プC8)。
【0227】そして、ユーザ1が自己位置を送信し(ス
テップC7)、サービスセンタ19aが検索して(ステ
ップC8)、条件が合致したターゲットを発見すると
(ステップC9)、サービスセンタ19aは、ユーザ1
とユーザ2との両者に、メールを送信する(ステップC
10)。すなわち、サービスセンタ19aは、緯度,経
度,高度をユーザ1とユーザ2とのそれぞれに対して通
知するのである。
【0228】ユーザ1は、再度、自己位置をサービスセ
ンタ19aに対して送信する(ステップC11)。一
方、ユーザ2は、サービスセンタ19aから指定された
情報バブルを検索しながら移動し(ステップC12)、
ユーザ2は、携帯端末11(またはPDA32)を情報
バブルに向けて、検索する(ステップC15)。ここ
で、サービスセンタ19aは、ターゲットが検索してい
る最中であっても、ターゲット位置を把握するようにし
ている(ステップC13)。
【0229】そして、ユーザ2が目標を認識すると(ス
テップC16)、サービスセンタ19aに対して代理メ
ールの送信を依頼し(ステップC17)、サービスセン
タ19aが、ユーザ1に対して代理メールを送信すると
(ステップC14)、ユーザ1とユーザ2がお互いを認
識することができる(ステップC18)。このように、
相互に設定された条件に合致するバブルデータが近づく
と、サービスセンタ19aは、そのバブルデータの所有
者に通知できる。
【0230】また、サービス7の別方法は、ユーザがサ
ービスセンタ19aに対して、検索条件として予め属性
情報に所望の情報を入力して送信するのである。例え
ば、ユーザはイタリア料理店を検索条件として入力し、
検索間隔時間を1分とし、また、検索範囲を50mとし
てサービスセンタ19aに送信(登録)する。そして、
ユーザは、携帯端末11を用いて位置情報を検出し続け
て、その位置情報を、随時、サービスセンタ19aに対
して送信する。
【0231】サービスセンタ19aは、1分間隔でこの
ユーザを表すバブルデータの周囲50mの範囲にあるバ
ブルデータを検索し、属性情報がイタリア料理店である
ものを検索する。そして、サービスセンタ19aは、イ
タリア料理店を発見すると、その店名,場所およびメニ
ューなどの情報を、ユーザに対して送信する。ここで、
ユーザは、携帯端末11またはPDA32のビープ音に
より、イタリア料理店の存在を知るのである。
【0232】従って、本発明の情報提供サービス方法
は、まず、パソコン58が、建物(物体)に関連する施
設情報またはその施設情報(各種情報またはその各種情
報)に関連するサービス情報の属性を表す属性情報を有
するホームページ(情報ページ)のうち、属性情報に関
し複数のタグからなるDTD情報が記載されたホームペ
ージ(特定情報ページ)をデータベース15aに記録す
る(情報ページ記録ステップ)。
【0233】次に、サービスセンタ19aが、情報ペー
ジ記録ステップにて記録された情報ページに基づいて、
3次元空間における物体の緯度,経度,高度およびバブ
ル径からなる空間占有情報とサービス情報を得るための
URLとを対応づけられたバブルデータを登録する(バ
ブルデータ登録ステップ)。ここで、バブルデータを登
録するに当たり(バブルデータ登録ステップ)、サービ
スセンタ19aは、情報ページ記録ステップにて記録さ
れたコンテンツを他のデータベース15aに、記録し
(記録ステップ)、サーバが、記録ステップにて記録し
たコンテンツについて、3次元空間における物体の緯
度,経度,高度およびバブル径からなる空間占有情報と
サービス情報を得るためのURLとを対応づけられたバ
ブルデータとしてデータベース15aに登録する(第2
登録ステップ)。
【0234】そして、サービスセンタ19aが、バブル
データ登録ステップにて登録されたバブルデータに起因
する情報をパソコン58に対して提供するのである(提
供ステップ)。ここで、サーバがバブルデータを登録す
るに当たり(バブルデータ登録ステップ)、サービスセ
ンタ19aは、情報ページ記録ステップにて記録された
コンテンツのDTD情報のうち「bubble」という
タグを有する複数のDTD情報(特定DTD情報)を抽
出する(特定DTD情報抽出ステップ)。
【0235】そして、サービスセンタ19aは、複数の
DTD情報(特定DTD情報)を、バブルデータとして
登録する(第1登録ステップ)。このように、システム
9aが、情報提供サービスを提供するに当たり、ユーザ
がサービス情報を得るためのユーザインターフェースを
向上させることができる。すなわち、システム運用者
は、サービス情報の登録のためにマッピングするときの
ビジュアル化が可能となる。
【0236】また、このように、システム9aは、サー
ビス情報を所定の地図情報とリンクした形でユーザに表
示でき、かつ、ユーザが表示するバブルデータの大きさ
に応じて地図情報を画面に表示できる。(C)本発明の
第3実施形態の説明第3実施形態においては、バブルデ
ータをカーナビゲーションシステム(以下、カーナビシ
ステムと略称することがある。)に用いる手法について
説明する。
【0237】図30は本発明の第3実施形態に係るカー
ナビシステムを説明するための図である。この図30に
示すカーナビシステム99は、車両52のドライバに対
して、道案内サービスをするシステムである。このカー
ナビシステム99は、運転中のドライバ(ユーザのこと
を意味する。)に対して、リアルタイムで、目的地に到
着できるための案内をするサービスを提供するようにな
っている。このため、第3実施形態においては、サービ
スセンタ19aが、道路の交差点などに監視用の情報バ
ブルを多数設けることにより、車両52を検知するよう
にしている。
【0238】図23(a)に示すDTD情報には、バブ
ル径が含まれている。ここで、更新部61cは、移動物
体を検知するための監視バブルデータを保持し、移動物
体の位置情報に基づいて監視バブルデータのバブル径を
更新するとともに、データベース15aに保持された状
態ファイル、移動物体を特定しうる移動物体タグを記録
するようになっている。そして、このバブル径は、マッ
ピングするのに十分な程度の精度で、調整されるように
なっている。これにより、サービスセンタ19aは、精
度よく車両52を追跡でき、ドライバに対して正確な道
案内をすることができる。
【0239】すなわち、カーナビシステム99は、道路
の交差点P1〜P11に情報バブルを設けている。そし
て、車両52が、交差点Pから、進入した後に、どの
方向に向かったのかを、サービスセンタ19aが追跡で
きるようになっている。また、ドライバが目的地に到達
するまでに必要な情報をサービスセンタ19aが、ドラ
イバに通知し続けるのである。ここで、車両52は、サ
ービスセンタ19aからの通知を、携帯端末11または
PDA32を用いて受信し、例えばハンドフリー装置
(図示省略)などを用いて、得られるようになってい
る。
【0240】このため、サービスセンタ19a内のデー
タベース15aは、状態ファイルに、IDを保持してい
る。従って、データベース15aが、状態ファイル、パ
ソコン58のアクセスに起因するURLの履歴情報と、
パソコン58を識別しうる識別子情報とを保持するよう
に構成されたことになる。具体的には、サービスセンタ
19aは、交差点P1に設けた情報バブルを通過した車
両52を、アクセスした者として、そのIPアドレスを
記録するのである。また、IPアドレスのみならず、各
ユーザを識別するためにIDをも記録するようになって
いる。そして、これらのアクセス履歴とIDとの双方に
よって、車両52を特定できるのである。これらの各交
差点に設けられた情報バブルが、車両52などのアクセ
ス履歴を記録し、その記録情報がサービスセンタ19a
に集約されるようになっている。
【0241】これにより、車両52を検知するセンサな
どを道路上や建物などに、数多く設置することなく、多
額の投資を要せずに、道案内が可能となる。従って、カ
ーナビシステム99は、各車両の移動状況を監視でき
る。また、これら以外のものは、第1実施形態および第
2実施形態にて説明したものと同様であるので、更なる
説明を省略する。
【0242】このような構成によって、情報バブルを用
いて、サービスセンタ19aは、車両52の移動を管理
する。図31は本発明の第3実施形態に係るカーナビシ
ステム99を説明するための図である。この図31に示
す7種類の長方形は、いずれも、市街ブロックを表し、
この図31の左側から入ってきた車両52が、右側から
出ていくまでの道案内を示されている。また、1〜9,
A〜Eを円囲みしたものは、いずれも、情報バブルであ
り、市街地に入った車両52が、道案内を受けて、市街
地の外に出ていくまでの、履歴の管理について示されて
いる。
【0243】まず、スタート地点にいた車両52が、ゴ
ール地点までの道案内を依頼すると、サーバ(サービス
センタ19a)が、ゴール地点までの情報バブルを配置
する。そして、車両52が、自己位置をサーバに対し
て、逐次、送信し、サーバはその位置にあった情報バブ
ルを検索して、車両位置と合致した情報バブルがあれ
ば、車両52に対して情報を通知するのである。
【0244】ここで、情報バブル3は、「次の交差点を
右です。」と通知し、情報バブル2は、「交差点進入確
認。」を通知し、情報バブル5は、「道なり直進で
す。」と通知する。なお、情報バブル1,4は、いずれ
も「進路が変わりました。再検索します。」と通知す
る。さらに、情報バブル6は、「交差点進入確認。」を
通知し、情報バブル9は、「次の交差点を左です。」と
通知する。また、情報バブル7,8は、いずれも、「進
路が変わりました。再検索します。」と通知する。そし
て、情報バブルBは、「交差点進入確認。」を通知し、
情報バブルC,D,Eは、ともに、「道なり直進で
す。」と通知する。ここで、情報バブルAは、「進路が
変わりました。再検索します。」と通知する。
【0245】このように、ユーザは、目的地までの道案
内を正確に受けることができる。また、システム運用者
は、高額な車両検出器を設置せずに、車両52の動きを
把握でき、各車両が別の場所に移動しても、追跡を容易
できる。 (D)その他 本発明は上述した実施態様に限定されるものではなく、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施す
ることができる。
【0246】例えば、システム運用者は、ユーザに対し
て、SGMLまたはXMLを用いてアンケートを集計す
ることもでき、そのアンケートにより、市場調査が可能
となる。また、webロボット61aは、膨大な数のホ
ームページから、ユーザの利用に応じて有用なコンテン
ツのみを抽出し、そして、ユーザの動向について、有用
な傾向を得るようにもできる。その索引(索引情報)と
しては、上記例においては、<bubble>などの数
種類を示したが、これ以外に、カスタマイズした索引タ
グを作成することもできる。索引タグの項目の例は、文
書を作成した人の年齢,性別,職業,家族構成などのほ
かに、その人の業種,職種,勤務地などである。
【0247】第2実施形態において、情報文書には、ホ
ームページのほかに、例えば、ユーザマニュアル用や社
内文書用などの特定の目的や業務に特化した文書が、含
まれる。すなわち、これらの特化された文書に、検索し
易いタグセットを定義して使用することができる。さら
に、上記の空間占有情報は、2次元および1次元の場合
においても実施できる。すなわち、上記データベース1
5aが、2次元空間における平面範囲情報とサービス情
報を得るための検索情報とを対応づけられた2次元バブ
ルデータとして保持するように構成されてもよい。ま
た、上記データベース15aが、線分の距離情報とサー
ビス情報を得るための検索情報とを対応づけられた1次
元バブルデータとして保持するように構成されてもよ
い。これにより、データベース15aが2次元または1
次元の情報として記録することにより、保持すべきデー
タ量が少なくなり、一層の検索の高速化が図れる。
【0248】上記のバブル番号については、サービスセ
ンタ19,19aが、特定のバブル番号を選択していた
が、ユーザが、バブル番号に関するデータをサービスセ
ンタ19,19aに対して送信するようにもできる。さ
らに、i−mode(アイモード:商品名)のようなサ
ービスにおいては、送受信するデータ量を小さくするた
めに、ホームページには簡略化した内容が表示されるこ
とが多い。
【0249】第1実施形態においては、システム運用者
が、webロボット61aとバブルデータとの両方を有
していたが、webロボット61aのシステム運用者と
バブルデータを登録するユーザとの関係は、これに限定
されるものではなく、他の関係で本発明を実施すること
が可能である。第2実施形態においては、地図を表示す
るファイルの形式は、GIFのみならず、例えばBM
P,JPG(Exif JPEG 24),TIF(Tagged Interch
ange Format),などのファイルを用いることもでき
る。
【0250】図23(b)に示す状態ファイルのイメー
ジ64は、上述したほかに、署名キーに関するデータを
保存するようにもできる。第2実施形態におけるパソコ
ン58,携帯端末11またはPDA32は、いずれも、
画像のマッピングのみならず、音声を適宜効果的に発生
させることもできる。
【0251】また、パソコン58に表示される情報バブ
ルの形状は、球形,楕円形のほかにも、種々な形状とす
ることができる。また、この情報バブルの代わりに、ユ
ーザが作成したアイコンを表示することもできる。第3
実施形態においては、道路上の車両52に限定されず、
船舶、飛行機のような移動物体についてもサービスを提
供することができる。すなわち、移動物体が、所定の時
間ごとまたは移動距離ごとに、サービスセンタ19aに
対して、その時点における位置情報を送信するのであ
る。そして、データベース15aが、移動物体から送信
される位置情報に基づいてバブルデータのうち空間占有
情報のバブル径を逐次更新するのである。これにより、
ユーザは移動物体に直接、携帯端末11またはPDA3
2を向けることによって、その移動物体が有する情報
(例えば広告)を得ることができる。さらに、高頻度で
そのコンテンツが更新されるので、ユーザはきめ細かい
情報を得ることができる。
【0252】また、第3実施形態において、車両52の
代わりに、建物(施設)に入場するユーザの管理に応用
することもできる。この施設情報とは、上述したよう
に、ビルやビルなどにある店舗についての店舗情報など
をいう。例えば寺社が、拝観物が設けられた建物に入場
したユーザについてのアクセス履歴を管理するのであ
る。また、寺社は、ユーザが歴史的解説などの情報を得
た場合は、それらのユーザに対して、課金するようにも
できる。
【0253】図22,図24において、<latitu
de>,<longitude>,<altitude
>,<size>,<animation>,<lif
edate>は、それぞれ、緯度,経度,高度,バブル
径,表示アニメーション,life日を表す。例えば、
緯度が東経139゜46'1.3"であり、経度が北緯3
5゜40'45.7"であり、高度が50mであり、バブ
ル径が50mかつ動的(dynamic)であり、表示
キャラクタ(表示アニメーションとして表示するキャラ
クタ)が”honsya.gif”であり、表示可能日
が2001/4/27までであることをそれぞれ表す。
【0254】図24において、ステップT1〜T3およ
びステップT7〜ステップT11は、それぞれ、パソコ
ン58の処理であり、また、ステップT4〜T6は、そ
れぞれ、サービスセンタ19aの処理である。ステップ
T7のバブルアニメーションは表示アニメーションを表
す。ステップT8の表示バブルは、画面に表示される情
報バブルを表す。
【0255】図31において、建物の表示は、地図情報
の表示を表すものではなく、市街地の建物を意味する。 (E)付記 (付記1) 地図を表示しうるユーザ端末に対して情報
を提供するシステムにおいて、提供するサービス情報の
属性を表す属性情報を有する情報文書のうち、複数の要
素からなる索引情報を有する特定情報文書について、3
次元空間における空間範囲情報と該サービス情報を得る
ための検索情報とを対応づけられたバブルデータとして
保持するデータベースと、該ユーザ端末から送信され
た、該地図に表示された対象の座標情報と該対象の提供
するサービス情報の属性を表す表示対象属性情報とを有
するマッピング要求に基づいて、該バブルデータのうち
該座標情報および該表示対象属性情報を含む特定バブル
データを検索する検索部と、該特定バブルデータに含ま
れる該空間範囲情報,該属性情報および該検索情報を有
するマッピング応答を、該ユーザ端末に対して通知する
通知部とをそなえて構成されたことを特徴とする、サー
バ。
【0256】(付記2) 地図を表示しうるユーザ端末
に対して情報を提供するシステムにおいて、物体に関連
する各種情報またはその各種情報に関連するサービス情
報の属性を表す属性情報を有する情報ページのうち、該
属性情報に関し複数の要素からなる索引情報を有する特
定情報ページについて、3次元空間における該物体の緯
度,経度,高度およびバブル径からなる空間範囲情報と
該サービス情報を得るためのアドレス情報とを対応づけ
られたバブルデータとして保持するデータベースと、該
ユーザ端末から送信された、該地図に表示された物体の
緯度,経度,高度からなる3次元空間における座標情報
と該地図に表示された物体に関連する各種情報またはそ
の各種情報に関連するサービス情報の属性を表す表示対
象属性情報とを有するマッピング要求に基づいて、該バ
ブルデータのうち該座標情報および該表示対象属性情報
を含む特定バブルデータを検索する検索部と、該特定バ
ブルデータの該空間範囲情報,該属性情報および該アド
レス情報を有するマッピング応答を該ユーザ端末に対し
て通知する通知部とをそなえて構成されたことを特徴と
する、サーバ。
【0257】(付記3) 地図を表示しうるユーザ端末
に対して情報を提供するシステムにおいて、建物に関連
する施設情報またはその施設情報のサービス情報の属性
を表す属性情報を有するホームページのうち、該属性情
報に関し複数のタグからなる文書型定義情報を有する特
定ホームページについて、3次元空間における該建物の
緯度,経度,高度およびバブル径からなる空間範囲情報
と該サービス情報を得るためのユニフォーム・リソース
・ロケータとを対応づけられたバブルデータとして保持
するデータベースと、該ユーザ端末から送信された、該
地図に表示された建物の緯度,経度,高度からなる3次
元空間における座標情報と該地図に表示された建物に関
連する施設情報またはその施設情報のサービス情報の属
性を表す表示対象属性情報とを有するマッピング要求に
基づいて、該バブルデータのうち該座標情報および該表
示対象属性情報を含む特定バブルデータを検索する検索
部と、該特定バブルデータの該空間範囲情報,該属性情
報および該ユニフォーム・リソース・ロケータを有する
マッピング応答を該ユーザ端末に対して通知する通知部
とをそなえて構成されたことを特徴とする、サーバ。
【0258】(付記4) 該通知部が、該マッピング要
求が有する該座標情報に基づき、該ユーザ端末が表示す
る地図の尺度に応じた径を有する相似バブル径を含む空
間範囲情報とアドレス情報とを有する該マッピング応答
を通知するように構成されたことを特徴とする、付記1
〜付記3のいずれか一に記載のサーバ。
【0259】(付記5) 該検索部が、該マッピング要
求に基づき、該ネットワークに接続された他のデータベ
ースから、該特定バブルデータを検索するように構成さ
れたことを特徴とする、付記2記載のサーバ。 (付記6) ユーザ情報を保持するウェブ情報出力部を
設け、該ウェブ情報出力部に保持された該ユーザ情報を
保持するアドレスを生成するアドレス生成部をそなえて
構成されたことを特徴とする、付記2記載のサーバ。
【0260】(付記7) 該データベースが、該文書型
定義情報に、該ユーザ端末が表示するアニメーション要
素を保持するように構成されたことを特徴とする、付記
2記載のサーバ。 (付記8) 該データベースが、該文書型定義情報に、
該地図を表示するためのアプリケーションプログラム要
素を保持するように構成されたことを特徴とする、付記
2記載のサーバ。
【0261】(付記9) 該データベースが、該文書型
定義情報に、特定の通信相手に関する通信相手情報要素
を保持するように構成されたことを特徴とする、付記2
記載のサーバ。 (付記10) 該データベースが、該文書型定義情報
を、該複数の要素ごとに分類して保持するように構成さ
れたことを特徴とする、付記2記載のサーバ。
【0262】(付記11) 該データベースが、該バブ
ルデータを、該バブルデータのサービス情報の内容につ
いて識別可能な固有番号を関連づけて保持するように構
成されたことを特徴とする、付記1〜付記10のいずれ
か一に記載のサーバ。 (付記12) 該データベースが、移動物体を検知する
ための監視バブルデータと、該移動物体の位置情報に基
づいて該監視バブルデータのバブル径とを保持するとと
もに、該データベースに保持された該ファイルに、該移
動物体を特定しうる移動物体要素を記録するように構成
されたことを特徴とする、付記11記載のサーバ。
【0263】(付記13) 該データベースが、該ファ
イルに、ユーザ端末が表示する地図の尺度に応じた径を
有する相似バブル径に関するデータを記録するように構
成されたことを特徴とする、付記1〜付記4のいずれか
一に記載のサーバ。 (付記14) 該データベースが、該ファイルに、ユー
ザ端末のアクセスに起因するアドレス情報の履歴情報
と、ユーザ端末を識別しうる識別子情報とのうちの少な
くとも一方の情報を保持するように構成されたことを特
徴とする、付記1〜付記4のいずれか一に記載のサー
バ。
【0264】(付記15) 該データベースが、該ファ
イルに、カウンタ値が変化しうるカウンタに関するデー
タを保持するように構成されたことを特徴とする、付記
1〜付記4のいずれか一に記載のサーバ。 (付記16) 該データベースが、該ファイルに、アク
セス可能な時間に関するデータを保持するように構成さ
れたことを特徴とする、付記1〜付記4のいずれか一に
記載のサーバ。
【0265】(付記17) 該データベースが、該ファ
イルに、該ユーザ端末にて地図を表示するアプリケーシ
ョンプログラムに関するデータを保持するように構成さ
れたことを特徴とする、付記1〜付記4のいずれか一に
記載のサーバ。 (付記18) 該データベースが、該空間範囲情報に基
づくアドレス情報を電子メールアドレスとし、この電子
メールアドレスに対応して該空間範囲情報を保持するよ
うに構成されたことを特徴とする、付記1〜付記4のい
ずれか一に記載のサーバ。
【0266】(付記19) 地図を表示しうるユーザ端
末に対して情報を提供するシステムにおいて、地図情報
を出力する地図情報出力部と、該地図情報出力部から出
力された該地図情報に基づいて対象の画像を表示する表
示部と、該表示部に表示された該対象の3次元空間にお
ける座標情報と該対象の提供するサービス情報の属性を
表す表示対象属性情報とを有するマッピング要求を、該
ユーザ端末とネットワークを介して接続されたサーバに
対して送信する送信部と、該マッピング要求について該
サーバが通知した、該座標情報に対応する3次元空間に
おける空間範囲情報と該対象の提供するサービス情報の
属性情報を表す属性情報と該サービス情報を得るための
検索情報とを有するマッピング応答を受信する受信部
と、該マッピング応答に含まれる該空間範囲情報が示す
位置に、イメージ形状を該地図とともに該表示部に表示
するマッピング部と、該マッピング部により表示される
該イメージ形状と該マッピング応答に含まれる該検索情
報とを関連づけて保持するマッピングデータ保持部とを
そなえて構成されたことを特徴とする、ユーザ端末。
【0267】(付記20) 地図を表示しうるユーザ端
末に対して情報を提供するシステムにおいて、3次元空
間における物体の地図情報を出力する地図情報出力部
と、該地図情報出力部から出力された該地図情報に基づ
いて物体の画像を画面に表示する表示部と、該表示部に
表示された該物体の緯度,経度,高度からなる3次元空
間における座標情報と該物体に関連する各種情報または
その各種情報に関連するサービス情報の属性を表す表示
対象属性情報とを有するマッピング要求を、該ユーザ端
末とネットワークを介して接続されたサーバに対して送
信する送信部と、該マッピング要求について該サーバが
通知した、該座標情報に対応する3次元空間における該
物体の緯度,経度,高度およびバブル径からなる空間範
囲情報と該サービス情報を得るためのアドレス情報とを
有するマッピング応答を受信する受信部と、該マッピン
グ応答に含まれる該空間範囲情報が示す位置に、イメー
ジ形状を該物体の画像とともに該表示部に表示するマッ
ピング部と、該マッピング部により表示される該イメー
ジ形状と該マッピング応答に含まれる該アドレス情報と
を関連づけて保持するマッピングデータ保持部とをそな
えて構成されたことを特徴とする、ユーザ端末。
【0268】(付記21) 地図を表示しうるユーザ端
末に対して情報を提供するシステムにおいて、3次元空
間における建物の地図情報を出力する地図情報出力部
と、該地図情報出力部から出力された該地図情報に基づ
いて建物の画像を画面に表示する表示部と、該表示部に
表示された該建物の3次元空間における緯度,経度,高
度およびバブル径からなる座標情報と該建物に関連する
施設情報またはその施設情報のサービス情報の属性を表
す表示対象属性情報とを有するマッピング要求を、該ユ
ーザ端末とネットワークを介して接続されたサーバに対
して送信する送信部と、該マッピング要求について該サ
ーバが通知した、該座標情報に対応する3次元空間にお
ける該建物の緯度,経度,高度およびバブル径からなる
空間範囲情報と該サービス情報を得るためのユニフォー
ム・リソース・ロケータとを有するマッピング応答を受
信する受信部と、該マッピング応答に含まれる該空間範
囲情報が示す位置に、イメージ形状を該建物の画像とと
もに該表示部に表示するマッピング部と、該マッピング
部により表示される該イメージ形状と該マッピング応答
に含まれる該ユニフォーム・リソース・ロケータとを関
連づけて保持するマッピングデータ保持部とをそなえて
構成されたことを特徴とする、ユーザ端末。
【0269】(付記22) 該受信部が、該マッピング
要求が有する該座標情報に基づき、該表示部が表示する
地図の尺度に応じた径を有する相似バブル径を含む空間
範囲情報とアドレス情報とを有する該マッピング応答を
受信するように構成されたことを特徴とする、付記21
記載のユーザ端末。
【0270】(付記23) 3次元における物体の緯
度,経度,高度,方位および傾斜角度を有する位置情報
を検出する検出部をそなえて構成されたことを特徴とす
る、付記21記載のユーザ端末。 (付記24) 該検出部が、方位を測定しうる方位セン
サと、グローバル・ポジショニング・システムを用いた
衛星情報を受信しうる衛星情報受信部と、該ユーザ端末
の水平線からの傾斜角度を測定しうる傾斜センサとのう
ちの少なくとも一つをそなえて構成されたことを特徴と
する、付記23記載のユーザ端末。
【0271】(付記25) 該送信部が、該座標情報に
基づいて生成された電子メールアドレスを用いて該マッ
ピング要求を送信するように構成されたことを特徴とす
る、付記21記載のユーザ端末。 (付記26) 地図を表示しうるユーザ端末に対して情
報を提供するシステムにおいて、物体に関連する各種情
報またはその各種情報に関連するサービス情報の属性を
表す属性情報と複数の要素からなる文書型定義情報とを
有する情報ページのうち該文書型定義情報を有する特定
情報ページについて、3次元空間における該物体の緯
度,経度,高度およびバブル径からなる空間範囲情報と
該サービス情報を得るためのアドレス情報とを対応づけ
られたバブルデータとして保持するサーバと、該サーバ
とネットワークを介して接続され該バブルデータを用い
て検索された該各種情報を表示するユーザ端末とをそな
え、該サーバが、該バブルデータを保持するデータベー
スと、該ユーザ端末から送信された、該地図に表示され
た該物体の緯度,経度,高度からなる3次元空間におけ
る座標情報と該物体に関連する各種情報またはその各種
情報に関連するサービス情報の属性を表す表示対象属性
情報とを有するマッピング要求に基づいて、該バブルデ
ータのうち該座標情報および該表示対象属性情報を含む
特定バブルデータを検索する検索部と、該特定バブルデ
ータの該空間範囲情報,該属性情報および該アドレス情
報を有するマッピング応答を該ユーザ端末に対して通知
する通知部とをそなえ、更に、該ユーザ端末が、3次元
空間における物体の地図情報を出力する地図情報出力部
と、該地図情報出力部から出力された該地図情報に基づ
いて物体の画像を画面に表示する表示部と、該表示部に
表示された該物体の画像の3次元空間における緯度,経
度,高度およびバブル径からなる空間範囲情報と該物体
に関連する各種情報またはその各種情報に関連するサー
ビス情報の属性を表す属性情報とを有するマッピング要
求を、該ユーザ端末とネットワークを介して接続された
サーバに対して送信する送信部と、該マッピング要求に
ついて該サーバが通知した、該空間範囲情報に対応する
3次元空間における該物体の緯度,経度,高度およびバ
ブル径からなる空間範囲情報と該サービス情報を得るた
めのアドレス情報とを有するマッピング応答を受信する
受信部と、該マッピング応答に含まれる該空間範囲情報
が示す位置に、イメージ形状を該物体の画像とともに該
表示部に表示するマッピング部と、該マッピング部によ
り表示される該イメージ形状と該マッピング応答に含ま
れる該アドレス情報とを関連づけて保持するマッピング
データ保持部とをそなえて構成されたことを特徴とす
る、情報提供サービスシステム。
【0272】(付記27) 地図を表示しうるユーザ端
末に対して情報を提供するシステムにおいて、物体に関
連する各種情報またはその各種情報に関連するサービス
情報の属性を表す属性情報と複数の要素からなる文書型
定義情報とを有する情報ページのうち該文書型定義情報
を有する特定情報ページについて、3次元空間における
該物体の緯度,経度,高度およびバブル径からなる空間
範囲情報と該サービス情報を得るためのアドレス情報と
を対応づけられたバブルデータとして保持するデータベ
ースと、該データベースとネットワークを介して接続さ
れ該バブルデータを用いて検索された該各種情報を表示
するユーザ端末と、該ユーザ端末から送信された、該地
図に表示された該物体の緯度,経度,高度からなる3次
元空間における座標情報と該物体に関連する各種情報ま
たはその各種情報に関連するサービス情報の属性を表す
表示対象属性情報とを有するマッピング要求に基づい
て、該バブルデータのうち該座標情報および該表示対象
属性情報を含む特定バブルデータを検索する検索部と、
該特定バブルデータの該空間範囲情報,該属性情報およ
び該アドレス情報を有するマッピング応答を該ユーザ端
末に対して通知する通知部とをそなえ、該ユーザ端末
が、3次元空間における物体の地図情報を出力する地図
情報出力部と、該地図情報出力部から出力された該地図
情報に基づいて物体の画像を画面に表示する表示部と、
該表示部に表示された該物体の3次元空間における緯
度,経度,高度およびバブル径からなる座標情報と該物
体に関連する各種情報またはその各種情報に関連するサ
ービス情報の属性を表す属性情報とを有するマッピング
要求を、該ユーザ端末とネットワークを介して接続され
たサーバに対して送信する送信部と、該マッピング要求
について該サーバが通知した、該空間範囲情報に対応す
る3次元空間における該物体の緯度,経度,高度および
バブル径からなる空間範囲情報と該サービス情報を得る
ためのアドレス情報とを有するマッピング応答を受信す
る受信部と、該マッピング応答に含まれる該空間範囲情
報が示す位置に、イメージ形状を該物体の画像とともに
該表示部に表示するマッピング部と、該マッピング部に
より表示される該イメージ形状と該マッピング応答に含
まれる該アドレス情報とを関連づけて保持するマッピン
グデータ保持部とをそなえて構成されたことを特徴とす
る、情報提供サービスシステム。
【0273】(付記28) 地図を表示しうるユーザ端
末に対して情報を提供するシステムにおいて、該ユーザ
端末が、地図に表示される物体を選択する選択ステップ
と、該ユーザ端末が、該選択ステップにて選択した該物
体に関する座標情報と該物体が提供するサービス情報の
属性を表す表示対象属性情報とを、それぞれ、該ユーザ
端末とネットワークを介して接続されたサーバに対して
送信するユーザ端末送信ステップと、該サーバが、該ユ
ーザ端末送信ステップにて送信された該座標情報および
該表示対象属性情報に基づいて、空間範囲情報,属性情
報およびアドレス情報をそれぞれ、該ユーザ端末に対し
て送信するサーバ送信ステップと、該ユーザ端末が、該
サーバ送信ステップにて送信された該空間範囲情報が示
す位置に、イメージ形状を該物体とともに該表示部に表
示するマッピングステップとをそなえて構成されたこと
を特徴とする、情報提供サービス方法。
【0274】(付記29) 地図を表示しうるユーザ端
末に対して情報を提供するシステムにおいて、該ユーザ
端末が、画像を表示する表示部に地図を表示する地図表
示ステップと、該ユーザ端末が、該地図表示ステップに
て表示された該地図情報から物体を選択する選択ステッ
プと、該ユーザ端末が、該ユーザ端末とネットワークを
介して接続されたサーバに対して、該選択ステップにて
選択した該物体に関する3次元空間における座標情報と
提供するサービス情報の属性を表す表示対象属性情報と
を有するマッピング要求を送信する送信ステップと、該
サーバが、該送信ステップの該マッピング要求に基づい
て、3次元空間における該物体の緯度,経度,高度およ
びバブル径からなる空間範囲情報と該物体が提供するサ
ービス情報を得るためのアドレス情報とを対応づけられ
たバブルデータのうち該座標情報および該表示対象属性
情報を含む特定バブルデータを検索する検索ステップ
と、該サーバが、該検索ステップにて検索された該特定
バブルデータの該空間範囲情報と該アドレス情報とを有
するマッピング応答を、該ユーザ端末に対して通知する
通知ステップと、該ユーザ端末が、該通知ステップにて
通知された該マッピング応答の該空間範囲情報が示す位
置に、イメージ形状を該物体とともに該表示部に表示す
るマッピングステップと、該マッピングステップにて表
示された該イメージ形状と該地図とを該ユーザ端末に対
して提供する提供ステップとをそなえて構成されたこと
を特徴とする、情報提供サービス方法。
【0275】(付記30) 地図を表示しうるユーザ端
末に対して情報を提供するシステムにおいて、該ユーザ
端末が、画像を表示する表示部に地図を表示する地図表
示ステップと、該ユーザ端末が、該地図表示ステップに
て表示された該地図情報から物体を選択する選択ステッ
プと、該ユーザ端末が、該ユーザ端末とネットワークを
介して接続されたサーバに対して、該選択ステップにて
選択した該物体に関する3次元空間における緯度,経
度,高度およびバブル径からなる座標情報と該物体に関
連する各種情報またはその各種情報に関連するサービス
情報の属性を表す表示対象属性情報とを有するマッピン
グ要求を送信する送信ステップと、該サーバが、該送信
ステップの該マッピング要求に基づいて、3次元空間に
おける物体の緯度,経度,高度およびバブル径からなる
空間範囲情報と該物体に関連する各種情報またはその各
種情報に関連するサービス情報を得るためのアドレス情
報とを対応づけられたバブルデータのうち該座標情報お
よび該表示対象属性情報を含む特定バブルデータを検索
する検索ステップと、該サーバが、該検索ステップにて
検索された該特定バブルデータの該空間範囲情報と該ア
ドレス情報とを有するマッピング応答を、該ユーザ端末
に対して通知する通知ステップと、該ユーザ端末が、該
通知ステップにて通知された該特定バブルデータに基づ
いて、該マッピング応答の該空間範囲情報が示す位置
に、イメージ形状を該物体とともに該表示部に表示する
マッピングステップとをそなえて構成されたことを特徴
とする、情報提供サービス方法。
【0276】(付記31) 該地図表示ステップが、該
ユーザ端末が、取得した緯度または経度のうちの少なく
とも一つに基づいて、該地図を画面に表示するように構
成されたことを特徴とする、付記29記載の情報提供サ
ービス方法。 (付記32) 該通知ステップが、該サーバが、該送信
ステップにて送信された該マッピング要求に含まれる該
座標情報に基づいて、該ユーザ端末の該表示部が表示す
る該地図の尺度に応じた径を有する相似バブル径を出力
する変化ステップと、該ユーザ端末が、該変化ステップ
にて出力された該相似バブル径を該マッピング応答に挿
入する挿入ステップとをそなえて構成されたことを特徴
とする、付記29記載の情報提供サービス方法。
【0277】(付記33) 該変化ステップが、該サー
バが、アクセス回数,アクセス可能時間またはアクセス
可能季節のうちの少なくとも一つに基づいて、該相似バ
ブル径を変化するように構成されたことを特徴とする、
付記32記載の情報提供サービス方法。 (付記34) 該通知ステップが、該サーバが、該ユー
ザ端末にて地図を表示するアプリケーションプログラム
に関する情報を通知するように構成されたことを特徴と
する、付記29記載の情報提供サービス方法。
【0278】(付記35) 該検索ステップが、該サー
バが、アクセスによってカウンタ値が変化しうるカウン
タを用いて検索するように構成されたことを特徴とす
る、付記29記載の情報提供サービス方法。 (付記36) 該検索ステップが、該サーバが、該カウ
ントの停止により所定のファイルが消滅するように構成
されたことを特徴とする、付記35記載の情報提供サー
ビス方法。
【0279】(付記37) 該検索ステップが、該サー
バに同時にアクセスできるアクセス数に基づいて検索す
るように構成されたことを特徴とする、付記29記載の
情報提供サービス方法。 (付記38) 該検索ステップが、特定の通信相手に関
する通信相手情報に基づいて検索するように構成された
ことを特徴とする、付記29記載の情報提供サービス方
法。
【0280】(付記39) 該検索ステップが、該サー
バが、予め設定され該通信相手に関する情報に合致する
通信相手バブルデータを読み出す読み出しステップと、
該サーバが、該ユーザ端末の現在位置情報を受信する現
在位置情報受信ステップと、該サーバが、該通信相手バ
ブルデータと該現在位置情報とに基づいて、該ユーザ端
末と該通信相手との接近を検出する接近検出ステップ
と、該サーバが、該ユーザ端末に該接近を通知する接近
通知ステップとをそなえて構成されたことを特徴とす
る、付記29記載の情報提供サービス方法。
【0281】(付記40) 地図を表示しうるユーザ端
末に対して情報を提供するシステムにおいて、該ユーザ
端末が、物体に関連する各種情報またはその各種情報に
関連するサービス情報の属性を表す属性情報を有する情
報ページのうち、該属性情報に関し複数の要素からなる
特定情報ページをデータベースに記録する情報ページ記
録ステップと、該サーバが、該情報ページ記録ステップ
にて記録された該情報ページに基づいて、3次元空間に
おける該物体の緯度,経度,高度およびバブル径からな
る空間範囲情報と該サービス情報を得るためのアドレス
情報とを対応づけられたバブルデータを登録するバブル
データ登録ステップと、該サーバが、該バブルデータ登
録ステップにて登録された該バブルデータに起因する情
報を該ユーザ端末に対して提供する提供ステップとをそ
なえて構成されたことを特徴とする、情報提供サービス
方法。
【0282】(付記41) 該バブルデータ登録ステッ
プが、該サーバが、該情報ページ記録ステップにて記録
された該情報ページの該文書型定義情報のうち所定の要
素を有する複数の特定文書型定義情報を抽出する特定文
書型定義情報抽出ステップと、該サーバが、該複数の特
定文書型定義情報を、該バブルデータとして登録する第
1登録ステップとをそなえて構成されたことを特徴とす
る、付記40記載の情報提供サービス方法。
【0283】(付記42) 該バブルデータ登録ステッ
プが、該サーバが、該情報ページ記録ステップにて記録
された該情報ページを他のデータベースに、記録する記
録ステップと、該サーバが、該記録ステップにて記録し
た該情報ページについて、3次元空間における該物体の
緯度,経度,高度およびバブル径からなる空間範囲情報
と該サービス情報を得るためのアドレス情報とを対応づ
けられたバブルデータとして該データベースに登録する
第2登録ステップとをそなえて構成されたことを特徴と
する、付記40記載の情報提供サービス方法。
【0284】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のサーバ
(請求項1〜請求項4),ユーザ端末(請求項5,請求
項6),情報提供サービスシステム(請求項7)および
情報提供サービス方法(請求項8〜請求項10)によれ
ば、以下に述べる効果ないしは利点が得られる。
【0285】(1)本発明のサーバによれば、地図を表
示しうるユーザ端末に対して情報を提供するシステムに
おいて、提供するサービス情報の属性を表す属性情報を
有する情報文書のうち、複数の要素からなる索引情報を
有する特定情報文書について、3次元空間における空間
範囲情報とサービス情報を得るための検索情報とを対応
づけられたバブルデータとして保持するデータベース
と、ユーザ端末から送信された、地図に表示された対象
の座標情報と対象の提供するサービス情報の属性を表す
表示対象属性情報とを有するマッピング要求に基づい
て、バブルデータのうち座標情報および表示対象属性情
報を含む特定バブルデータを検索する検索部と、特定バ
ブルデータに含まれる空間範囲情報,属性情報および検
索情報を有するマッピング応答を、ユーザ端末に対して
通知する通知部とをそなえて構成されているので、店主
や企業の情報が登録され、ユーザは、最新の情報を得る
ことができ、かつ、ビジュアル性に優れた状態でその情
報を得ることができる(請求項1)。
【0286】(2)本発明のサーバによれば、物体に関
連する各種情報またはその各種情報に関連するサービス
情報の属性を表す属性情報を有する情報ページのうち、
属性情報に関し複数の要素からなる索引情報を有する特
定情報ページについて、3次元空間における物体の緯
度,経度,高度およびバブル径からなる空間範囲情報と
サービス情報を得るためのアドレス情報とを対応づけら
れたバブルデータとして保持するデータベースと、ユー
ザ端末から送信された、地図に表示された物体の緯度,
経度,高度からなる3次元空間における座標情報と地図
に表示された物体に関連する各種情報またはその各種情
報に関連するサービス情報の属性を表す表示対象属性情
報とを有するマッピング要求に基づいて、バブルデータ
のうち座標情報および表示対象属性情報を含む特定バブ
ルデータを検索する検索部と、特定バブルデータの空間
範囲情報,属性情報およびアドレス情報を有するマッピ
ング応答をユーザ端末に対して通知する通知部とをそな
えて構成されているので、企業などもこの地図アプリケ
ーションを利用して、自社の最新の情報をユーザに対し
て提供することができる(請求項2)。
【0287】(3)前記通知部が、マッピング要求が有
する座標情報に基づき、ユーザ端末が表示する地図の尺
度に応じた径を有する相似バブル径を含む空間範囲情報
とアドレス情報とを有するマッピング応答を通知するよ
うに構成されてもよく、このようにすれば、予め、保持
されている位置情報/URLリンクデータベースが、地
図にマッピングされる(請求項3)。
【0288】(4)前記データベースが、バブルデータ
を、そのバブルデータのサービス情報の内容について識
別可能な固有番号を関連づけて保持するように構成され
てもよく、このようにすれば、空間占有情報とURLと
サービス情報とを個別に確実に特定することができる
(請求項4)。 (5)本発明のユーザ端末によれば、地図を表示しうる
ユーザ端末に対して情報を提供するシステムにおいて、
地図情報を出力する地図情報出力部と、地図情報出力部
から出力された地図情報に基づいて対象の画像を表示す
る表示部と、表示部に表示された対象の3次元空間にお
ける座標情報と対象の提供するサービス情報の属性を表
す表示対象属性情報とを有するマッピング要求を、ユー
ザ端末とネットワークを介して接続されたサーバに対し
て送信する送信部と、マッピング要求についてサーバが
通知した、座標情報に対応する3次元空間における空間
範囲情報と対象の提供するサービス情報の属性情報を表
す属性情報とサービス情報を得るための検索情報とを有
するマッピング応答を受信する受信部と、マッピング応
答に含まれる空間範囲情報が示す位置に、イメージ形状
を地図とともに表示部に表示するマッピング部と、マッ
ピング部により表示されるイメージ形状とマッピング応
答に含まれる検索情報とを関連づけて保持するマッピン
グデータ保持部とをそなえて構成されているので、ユー
ザは、各種情報などを得るために、建物の大きさや配置
などが再現された画像に表示される情報バブルをクリッ
クするだけで、所望のサービス情報を得ることができる
(請求項5)。
【0289】(6)本発明のユーザ端末によれば、3次
元空間における物体の地図情報を出力する地図情報出力
部と、地図情報出力部から出力された地図情報に基づい
て物体の画像を画面に表示する表示部と、表示部に表示
された物体の緯度,経度,高度からなる3次元空間にお
ける座標情報と物体に関連する各種情報またはその各種
情報に関連するサービス情報の属性を表す表示対象属性
情報とを有するマッピング要求を、ユーザ端末とネット
ワークを介して接続されたサーバに対して送信する送信
部と、マッピング要求についてサーバが通知した、座標
情報に対応する3次元空間における物体の緯度,経度,
高度およびバブル径からなる空間範囲情報とサービス情
報を得るためのアドレス情報とを有するマッピング応答
を受信する受信部と、マッピング応答に含まれる空間範
囲情報が示す位置に、イメージ形状を物体の画像ととも
に表示部に表示するマッピング部と、マッピング部によ
り表示されるイメージ形状とマッピング応答に含まれる
アドレス情報とを関連づけて保持するマッピングデータ
保持部とをそなえて構成されているので、ユーザは情報
を簡単に得ることができる(請求項6)。
【0290】(7)本発明の情報提供サービスによれ
ば、データベースと、ユーザ端末と、検索部と、通知部
とをそなえ、ユーザ端末が、地図情報出力部と、表示部
と、送信部と、受信部と、マッピング部と、マッピング
データ保持部とをそなえて構成されているので、ビジュ
アル性に優れた状態でその情報を得ることができる(請
求項7)。
【0291】(8)本発明の情報提供サービス方法によ
れば、ユーザ端末が、地図に表示される物体を選択する
選択ステップと、ユーザ端末が、選択ステップにて選択
した物体に関する座標情報と物体が提供するサービス情
報の属性を表す表示対象属性情報とを、それぞれ、ユー
ザ端末とネットワークを介して接続されたサーバに対し
て送信するユーザ端末送信ステップと、サーバが、ユー
ザ端末送信ステップにて送信された座標情報および表示
対象属性情報に基づいて、空間範囲情報,属性情報およ
びアドレス情報をそれぞれ、ユーザ端末に対して送信す
るサーバ送信ステップと、ユーザ端末が、サーバ送信ス
テップにて送信された空間範囲情報が示す位置に、イメ
ージ形状を物体とともに表示部に表示するマッピングス
テップとをそなえて構成されているので、企業なども、
この地図アプリケーションを利用して、自社の最新の情
報をユーザに対して提供することができる(請求項
8)。
【0292】(9)本発明の情報提供サービス方法によ
れば、ユーザ端末が、画像を表示する表示部に地図を表
示する地図表示ステップと、ユーザ端末が、地図表示ス
テップにて表示された地図情報から物体を選択する選択
ステップと、ユーザ端末が、ユーザ端末とネットワーク
を介して接続されたサーバに対して、選択ステップにて
選択した物体に関する3次元空間における緯度,経度,
高度およびバブル径からなる座標情報と物体に関連する
各種情報またはその各種情報に関連するサービス情報の
属性を表す表示対象属性情報とを有するマッピング要求
を送信する送信ステップと、サーバが、送信ステップの
マッピング要求に基づいて、3次元空間における物体の
緯度,経度,高度およびバブル径からなる空間範囲情報
と物体に関連する各種情報またはその各種情報に関連す
るサービス情報を得るためのアドレス情報とを対応づけ
られたバブルデータのうち座標情報および表示対象属性
情報を含む特定バブルデータを検索する検索ステップ
と、サーバが、検索ステップにて検索された特定バブル
データの空間範囲情報とアドレス情報とを有するマッピ
ング応答を、ユーザ端末に対して通知する通知ステップ
と、ユーザ端末が、通知ステップにて通知された特定バ
ブルデータに基づいて、マッピング応答の空間範囲情報
が示す位置に、イメージ形状を物体とともに表示部に表
示するマッピングステップとをそなえて構成されている
ので、サービスセンタは、ユーザが所望する範囲におい
て登録された広告主のサービス情報を提供することがで
き、利用促進が図れる(請求項9)。
【0293】(10)本発明の情報提供サービス方法に
よれば、ユーザ端末が、物体に関連する各種情報または
その各種情報に関連するサービス情報の属性を表す属性
情報を有する情報ページのうち、属性情報に関し複数の
要素からなる特定情報ページをデータベースに記録する
情報ページ記録ステップと、サーバが、情報ページ記録
ステップにて記録された情報ページに基づいて、3次元
空間における物体の緯度,経度,高度およびバブル径か
らなる空間範囲情報とサービス情報を得るためのアドレ
ス情報とを対応づけられたバブルデータを登録するバブ
ルデータ登録ステップと、サーバが、バブルデータ登録
ステップにて登録されたバブルデータに起因する情報を
ユーザ端末に対して提供する提供ステップとをそなえて
構成されているので、ユーザは、地図アプリケーション
を用いることにより、最新の情報を得ることができる
(請求項10)。
【0294】(11)建物に関連する施設情報またはそ
の施設情報のサービス情報の属性を表す属性情報を有す
るホームページのうち、属性情報に関し複数のタグから
なる文書型定義情報を有する特定ホームページについ
て、3次元空間における建物の緯度,経度,高度および
バブル径からなる空間範囲情報とサービス情報を得るた
めのユニフォーム・リソース・ロケータとを対応づけら
れたバブルデータとして保持するデータベースと、ユー
ザ端末から送信された、地図に表示された建物の緯度,
経度,高度からなる3次元空間における座標情報と地図
に表示された建物に関連する施設情報またはその施設情
報のサービス情報の属性を表す表示対象属性情報とを有
するマッピング要求に基づいて、バブルデータのうち座
標情報および表示対象属性情報を含む特定バブルデータ
を検索する検索部と、特定バブルデータの空間範囲情
報,属性情報およびユニフォーム・リソース・ロケータ
を有するマッピング応答をユーザ端末に対して通知する
通知部とをそなえて構成されているので、システムの運
用者は、ユーザに対して質の高いサービスを提供するこ
とができ、また、企業などの顧客に対しては、非常に大
きな宣伝効果を図ることができる。
【0295】(12)検索部が、マッピング要求に基づ
き、ネットワークに接続された他のデータベースから、
特定バブルデータを検索するように構成されてもよく、
このようにすれば、ユーザが必要な情報に応じて、地域
ごと、国ごとにデータベース化されたデータベースを検
索でき、ユーザはより高いサービスを受けることができ
る。
【0296】(13)ユーザ情報を保持するウェブ情報
出力部を設け、ウェブ情報出力部に保持されたユーザ情
報を保持するアドレスを生成するアドレス生成部をそな
えて構成されてもよく、このようにすれば、サービスセ
ンタは、URLの一覧を管理でき、検索対象物に対応す
るサービス情報を的確に提供できる。 (14)データベースが、文書型定義情報に、ユーザ端
末が表示するアニメーション要素を保持するように構成
されてもよく、このようにすれば、ユーザは、一層ビジ
ュアル化された情報を得ることができる。
【0297】(15)データベースが、文書型定義情報
に、地図を表示するためのアプリケーションプログラム
要素を保持するように構成されてもよく、このようにす
れば、ユーザは、ビジュアル化された地図を利用してコ
ンテンツを得ることができる。 (16)データベースが、文書型定義情報に、特定の通
信相手に関する通信相手情報要素を保持するように構成
されてもよく、このようにすれば、各ユーザは、それぞ
れ、希望する相手とのみ通信できる。
【0298】(17)データベースが、文書型定義情報
を、複数の要素ごとに分類して保持するように構成され
てもよく、このようにすれば、検索において、ディレク
トリにあるすべてのファイルを総当たりで検索する手間
が不要となり、所望の情報を効率的かつ高速に抽出する
ことができる。 (18)更新部が、移動物体を検知するための監視バブ
ルデータを保持し、移動物体の位置情報に基づいて監視
バブルデータのバブル径を更新するとともに、データベ
ースに保持されたファイルに、移動物体を特定しうる移
動物体要素を記録するように構成されてもよく、このよ
うにすれば、サービスセンタは、精度よく車両を追跡で
き、ドライバに対して正確な道案内をすることができ
る。
【0299】(19)データベースが、ファイルに、ユ
ーザ端末が表示する地図の尺度に応じた径を有する相似
バブル径に関するデータを記録するように構成されても
よく、このようにすれば、地図にマッピングされた情報
をビジュアル化でき、ユーザは、自分が表示させている
地図の縮尺に応じた大きさの情報バブルを得ることがで
きる。
【0300】(20)データベースが、ファイルに、ユ
ーザ端末のアクセスに起因するアドレス情報の履歴情報
と、ユーザ端末を識別しうる識別子情報とのうちの少な
くとも一方の情報を保持するように構成されてもよく、
このようにすれば、移動物体でも、通過履歴を適切に追
跡されるので、ユーザは、正確な道案内を受けることが
できる。
【0301】(21)データベースが、ファイルに、カ
ウンタ値が変化しうるカウンタに関するデータを保持す
るように構成されたり、アクセス可能な時間に関するデ
ータを保持するように構成されてもよく、このようにす
れば、ユーザから送信されたデータなどに基づいて処理
され、その処理結果によりアクセス制限ができる。 (22)データベースが、ファイルに、ユーザ端末にて
地図を表示するアプリケーションプログラムに関するデ
ータを保持するように構成されてもよく、このようにす
れば、ユーザ端末に適合して実行されるので、ユーザは
ビジュアル化されたデータを得られる。
【0302】(23)データベースが、空間範囲情報に
基づくアドレス情報を電子メールアドレスとし、この電
子メールアドレスに対応して空間範囲情報を保持するよ
うに構成されてもよく、このようにすれば、非常に登録
が簡単になりサービスの利用が促進される。 (24)3次元空間における建物の地図情報を出力する
地図情報出力部と、地図情報出力部から出力された地図
情報に基づいて建物の画像を画面に表示する表示部と、
表示部に表示された建物の3次元空間における緯度,経
度,高度およびバブル径からなる座標情報と建物に関連
する施設情報またはその施設情報のサービス情報の属性
を表す表示対象属性情報とを有するマッピング要求を、
ユーザ端末とネットワークを介して接続されたサーバに
対して送信する送信部と、マッピング要求についてサー
バが通知した、座標情報に対応する3次元空間における
建物の緯度,経度,高度およびバブル径からなる空間範
囲情報とサービス情報を得るためのユニフォーム・リソ
ース・ロケータとを有するマッピング応答を受信する受
信部と、マッピング応答に含まれる空間範囲情報が示す
位置に、イメージ形状を建物の画像とともに表示部に表
示するマッピング部と、マッピング部により表示される
イメージ形状とマッピング応答に含まれるユニフォーム
・リソース・ロケータとを関連づけて保持するマッピン
グデータ保持部とをそなえて構成されているので、ユー
ザは情報バブルを適切に表示させることができ、ユーザ
の通信キャリアへの加入を促進できる。
【0303】(25)受信部が、マッピング要求が有す
る座標情報に基づき、表示部が表示する地図の尺度に応
じた径を有する相似バブル径を含む空間範囲情報とアド
レス情報とを有するマッピング応答を受信するように構
成されてもよく、このようにすれば、ユーザは、バブル
データをビジュアル化された状態にて得ることができ
る。
【0304】(26)3次元における物体の緯度,経
度,高度,方位および傾斜角度を有する位置情報を検出
する検出部をそなえて構成されてもよく、その検出部
が、方位を測定しうる方位センサと、グローバル・ポジ
ショニング・システムを用いた衛星情報を受信しうる衛
星情報受信部と、ユーザ端末の水平線からの傾斜角度を
測定しうる傾斜センサとのうちの少なくとも一つをそな
えて構成されてもよく、このようにすれば、ビジュアル
化された情報を得ることができる。
【0305】(27)送信部が、座標情報に基づいて生
成された電子メールアドレスを用いてマッピング要求を
送信するように構成されてもよく、このようにすれば、
データ送受信量が少なくなり、トータル的には、消費電
力の削減が可能となる。 (28)サーバと、ユーザ端末とをそなえ、サーバが、
データベースと、検索部と、通知部とをそなえ、更に、
ユーザ端末が、地図情報出力部と、表示部と、送信部
と、受信部と、マッピング部と、マッピングデータ保持
部とをそなえて構成されているので、ユーザは、地図ア
プリケーションを用いることにより、最新の情報を得る
ことができる。
【0306】(29)ユーザ端末が、画像を表示する表
示部に地図を表示する地図表示ステップと、ユーザ端末
が、地図表示ステップにて表示された地図情報から物体
を選択する選択ステップと、ユーザ端末が、ユーザ端末
とネットワークを介して接続されたサーバに対して、選
択ステップにて選択した物体に関する3次元空間におけ
る座標情報と提供するサービス情報の属性を表す表示対
象属性情報とを有するマッピング要求を送信する送信ス
テップと、サーバが、送信ステップのマッピング要求に
基づいて、3次元空間における物体の緯度,経度,高度
およびバブル径からなる空間範囲情報と物体が提供する
サービス情報を得るためのアドレス情報とを対応づけら
れたバブルデータのうち座標情報および表示対象属性情
報を含む特定バブルデータを検索する検索ステップと、
サーバが、検索ステップにて検索された特定バブルデー
タの空間範囲情報とアドレス情報とを有するマッピング
応答を、ユーザ端末に対して通知する通知ステップと、
ユーザ端末が、通知ステップにて通知されたマッピング
応答の空間範囲情報が示す位置に、イメージ形状を物体
とともに表示部に表示するマッピングステップと、マッ
ピングステップにて表示されたイメージ形状と地図とを
ユーザ端末に対して提供する提供ステップとをそなえて
構成されているので、運用者は、ユーザに対しては、質
の高いサービスを提供することができ、また、企業など
の顧客に対しては、非常に大きな宣伝効果を図ることが
できる。
【0307】(30)地図表示ステップが、ユーザ端末
が、取得した緯度または経度のうちの少なくとも一つに
基づいて、地図を画面に表示するように構成されてもよ
く、このようにすれば、どの場所にいても、ユーザは情
報バブルを得ることができる。 (31)通知ステップが、サーバが、送信ステップにて
送信されたマッピング要求に含まれる座標情報に基づい
て、ユーザ端末の表示部が表示する地図の尺度に応じた
径を有する相似バブル径を出力する変化ステップと、ユ
ーザ端末が、変化ステップにて出力された相似バブル径
をマッピング応答に挿入する挿入ステップとをそなえて
構成されてもよく、このようにすれば、ユーザは、正確
な大きさの情報バブルを得ることができる。
【0308】(32)変化ステップが、サーバが、アク
セス回数,アクセス可能時間またはアクセス可能季節に
基づいて、相似バブル径を変化するように構成されても
よく、このようにすれば、サービスセンタは、アクセス
制限をでき、多彩なサービスを提供することができる。 (33)通知ステップが、サーバが、ユーザ端末にて地
図を表示するアプリケーションプログラムに関する情報
を通知するように構成されてもよく、このようにすれ
ば、サービスセンタは、アクセス制限が可能となり多彩
なサービスを提供することができる。
【0309】(34)検索ステップが、サーバが、アク
セスによってカウンタ値が変化しうるカウンタを用いて
検索するように構成されても、カウントの停止により所
定のファイルが消滅するように構成されても、サーバに
同時にアクセスできるアクセス数に基づいて検索するよ
うに構成されても、特定の通信相手に関する通信相手情
報に基づいて検索するように構成されてもよく、さら
に、予め設定され通信相手に関する情報に合致する通信
相手バブルデータを読み出す読み出しステップと、サー
バが、ユーザ端末の現在位置情報を受信する現在位置情
報受信ステップと、サーバが、通信相手バブルデータと
現在位置情報とに基づいて、ユーザ端末と通信相手との
接近を検出する接近検出ステップと、サーバが、ユーザ
端末に接近を通知する接近通知ステップとをそなえて構
成されてもよく、このようにすれば、サービスセンタ
は、簡単に、種々のビジュアル的なサービスを提供する
ことができる。
【0310】(35)バブルデータ登録ステップが、サ
ーバが、情報ページ記録ステップにて記録された情報ペ
ージの文書型定義情報のうち所定の要素を有する複数の
特定文書型定義情報を抽出する特定文書型定義情報抽出
ステップと、サーバが、複数の特定文書型定義情報を、
バブルデータとして登録する第1登録ステップとをそな
えて構成されてもよく、このようにすれば、ユーザがサ
ービス情報を得るためのユーザインターフェースを向上
させることができる。
【0311】(36)バブルデータ登録ステップが、サ
ーバが、情報ページ記録ステップにて記録された情報ペ
ージを他のデータベースに、記録する記録ステップと、
サーバが、記録ステップにて記録した情報ページについ
て、3次元空間における物体の緯度,経度,高度および
バブル径からなる空間範囲情報とサービス情報を得るた
めのアドレス情報とを対応づけられたバブルデータとし
てデータベースに登録する第2登録ステップとをそなえ
て構成されてもよく、このようにすれば、システムにて
定義されたデータを視覚化することが可能となり、ま
た、属性情報を利用してフィルタリングできるので、必
要な情報検索を容易に可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る情報提供サービス
システムの構成図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るサービスセンタの
ブロック図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るサービスセンタの
他のブロック図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る携帯端末のブロッ
ク図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係る建物配置を模式的
に示す図である。
【図6】本発明の第1実施形態に係るバブルデータの空
間占有情報のイメージを示す図である。
【図7】本発明の第1実施形態に係るバブルデータを説
明するための図である。
【図8】本発明の第1実施形態に係る他のバブルデータ
を説明するための図である。
【図9】(a)〜(h)はいずれも本発明の第1実施形
態に係る建物データの一例を示す図である。
【図10】本発明の第1実施形態に係る情報提供サービ
スシステムへの登録を説明するためのシーケンスを示す
図である。
【図11】本発明の第1実施形態に係るバブルデータの
料金体系を説明するための図である。
【図12】本発明の第1実施形態に係る情報提供サービ
スシステムへのパソコンを用いた登録を説明するための
シーケンスを示す図である。
【図13】本発明の第1実施形態に係る情報提供サービ
スシステムへのメールを用いた登録を説明するためのシ
ーケンスを示す図であり
【図14】本発明の第2実施形態に係る情報提供サービ
スシステムの構成図である。
【図15】本発明の第2実施形態に係るパソコンのブロ
ック図である。
【図16】本発明の第2実施形態に係るサービスセンタ
のブロック図である。
【図17】本発明の第2実施形態に係るPDAの概略ブ
ロック図である。
【図18】本発明の第2実施形態に係る地図情報のマッ
ピング方法を説明するための送受信シーケンス例を示す
図である。
【図19】本発明の第2実施形態に係る画像の一例を示
す図である。
【図20】本発明の第2実施形態に係るマッピングされ
た画像の一例を示す図である。
【図21】本発明の第2実施形態に係るバブルデータの
表示の他の一例を示す図である。
【図22】本発明の第2実施形態に係るDTD情報を説
明するための図である。
【図23】(a)は本発明の第2実施形態に係るDTD
情報を説明するための図であり、(b)は本発明の第2
実施形態に係る状態ファイルを説明するための図であ
る。
【図24】本発明の第1実施形態に係るマッピング方法
を説明するための図である。
【図25】本発明の第2実施形態に係る地図表示を説明
するための図である。
【図26】本発明の第2実施形態に係る情報バブルの検
索を説明するための図である。
【図27】本発明の第2実施形態に係る重合時の画像表
示を示す図である。
【図28】本発明の第2実施形態に係るホームページへ
のアクセス制限を説明するための図である。
【図29】本発明の第2実施形態に係るバブルデータ同
士の接近時のサービスを説明するための図である。
【図30】本発明の第3実施形態に係るカーナビシステ
ムを説明するための図である。
【図31】本発明の第3実施形態に係るカーナビシステ
ムを説明するための図である。
【符号の説明】
9,9a 情報提供システム 10 無線ネットワーク 10a 基地局 10b 情報掲示塔 11 携帯端末 11a,31c 傾斜センサ 11b 地磁気センサ 11c GPSモジュール 11d,11e アンテナ 11f 無線モジュール 11g 制御モジュール 11h,58a 表示部 11i スピーカ 11j マイク 11k 距離測位センサ 12 インターネット 13a ゲートウェイサーバ 13b webサーバ 13c DNSサーバ 13d メールサーバ 13e 検索サーバ 15,15a データベース 16 第1受信部 17 第1送信部 18 サーバ 18a ゲートウェイ部 18b web情報出力部 18c DNS部 18d メール送受信部 19,19a サービスセンタ(サーバ) 21,21a 検出部 22a 第2送信部 22b 第2受信部 23 音声案内部 31a,31b 使用手判別センサ 32 PDA 40 抽出部 41 提供部 50 物体 52 車両 53 人 54 絵画 55 URL生成部 56 メッセージ格納部 57 アイコン群 57a〜57c アイコン 58 パソコン 58a 受信部 58b RAM 58c 地図情報出力部(地図情報保持部) 58d 送信部 58e ハードディスク 58f マッピング部 58g 表示部 59 インターフェース部 60 地図 61a 検索部 61c 更新部 62 webロボット 63 DTD情報のイメージ 64 状態ファイルのイメージ 99 カーナビゲーションシステム 70 市街ブロック 100Z 検索範囲
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 326 G06F 17/60 326 502 502 G08G 1/137 G08G 1/137 Fターム(参考) 5B075 ND03 NK02 NK07 NK43 PP13 PQ02 PQ16 UU14 5H180 AA01 AA21 AA25 AA26 BB05 BB13 CC12 FF05 FF22 FF27 FF32 FF38

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図を表示しうるユーザ端末に対して情
    報を提供するシステムにおいて、 提供するサービス情報の属性を表す属性情報を有する情
    報文書のうち、複数の要素からなる索引情報を有する特
    定情報文書について、3次元空間における空間範囲情報
    と該サービス情報を得るための検索情報とを対応づけら
    れたバブルデータとして保持するデータベースと、 該ユーザ端末から送信された、該地図に表示された対象
    の座標情報と該対象の提供するサービス情報の属性を表
    す表示対象属性情報とを有するマッピング要求に基づい
    て、該バブルデータのうち該座標情報および該表示対象
    属性情報を含む特定バブルデータを検索する検索部と、 該特定バブルデータに含まれる該空間範囲情報,該属性
    情報および該検索情報を有するマッピング応答を、該ユ
    ーザ端末に対して通知する通知部とをそなえて構成され
    たことを特徴とする、サーバ。
  2. 【請求項2】 地図を表示しうるユーザ端末に対して情
    報を提供するシステムにおいて、 物体に関連する各種情報またはその各種情報に関連する
    サービス情報の属性を表す属性情報を有する情報ページ
    のうち、該属性情報に関し複数の要素からなる索引情報
    を有する特定情報ページについて、3次元空間における
    該物体の緯度,経度,高度およびバブル径からなる空間
    範囲情報と該サービス情報を得るためのアドレス情報と
    を対応づけられたバブルデータとして保持するデータベ
    ースと、該ユーザ端末から送信された、該地図に表示さ
    れた物体の緯度,経度,高度からなる3次元空間におけ
    る座標情報と該地図に表示された物体に関連する各種情
    報またはその各種情報に関連するサービス情報の属性を
    表す表示対象属性情報とを有するマッピング要求に基づ
    いて、該バブルデータのうち該座標情報および該表示対
    象属性情報を含む特定バブルデータを検索する検索部
    と、 該特定バブルデータの該空間範囲情報,該属性情報およ
    び該アドレス情報を有するマッピング応答を該ユーザ端
    末に対して通知する通知部とをそなえて構成されたこと
    を特徴とする、サーバ。
  3. 【請求項3】 該通知部が、 該マッピング要求が有する該座標情報に基づき、該ユー
    ザ端末が表示する地図の尺度に応じた径を有する相似バ
    ブル径を含む空間範囲情報とアドレス情報とを有する該
    マッピング応答を通知するように構成されたことを特徴
    とする、請求項1または請求項2記載のサーバ。
  4. 【請求項4】 該データベースが、 該バブルデータを、該バブルデータのサービス情報の内
    容について識別可能な固有番号を関連づけて保持するよ
    うに構成されたことを特徴とする、請求項1〜請求項3
    のいずれか一項記載のサーバ。
  5. 【請求項5】 地図を表示しうるユーザ端末に対して情
    報を提供するシステムにおいて、 地図情報を出力する地図情報出力部と、 該地図情報出力部から出力された該地図情報に基づいて
    対象の画像を表示する表示部と、 該表示部に表示された該対象の3次元空間における座標
    情報と該対象の提供するサービス情報の属性を表す表示
    対象属性情報とを有するマッピング要求を、該ユーザ端
    末とネットワークを介して接続されたサーバに対して送
    信する送信部と、 該マッピング要求について該サーバが通知した、該座標
    情報に対応する3次元空間における空間範囲情報と該対
    象の提供するサービス情報の属性情報を表す属性情報と
    該サービス情報を得るための検索情報とを有するマッピ
    ング応答を受信する受信部と、 該マッピング応答に含まれる該空間範囲情報が示す位置
    に、イメージ形状を該地図とともに該表示部に表示する
    マッピング部と、 該マッピング部により表示される該イメージ形状と該マ
    ッピング応答に含まれる該検索情報とを関連づけて保持
    するマッピングデータ保持部とをそなえて構成されたこ
    とを特徴とする、ユーザ端末。
  6. 【請求項6】 地図を表示しうるユーザ端末に対して情
    報を提供するシステムにおいて、 3次元空間における物体の地図情報を出力する地図情報
    出力部と、 該地図情報出力部から出力された該地図情報に基づいて
    物体の画像を画面に表示する表示部と、 該表示部に表示された該物体の緯度,経度,高度からな
    る3次元空間における座標情報と該物体に関連する各種
    情報またはその各種情報に関連するサービス情報の属性
    を表す表示対象属性情報とを有するマッピング要求を、
    該ユーザ端末とネットワークを介して接続されたサーバ
    に対して送信する送信部と、 該マッピング要求について該サーバが通知した、該座標
    情報に対応する3次元空間における該物体の緯度,経
    度,高度およびバブル径からなる空間範囲情報と該サー
    ビス情報を得るためのアドレス情報とを有するマッピン
    グ応答を受信する受信部と、 該マッピング応答に含まれる該空間範囲情報が示す位置
    に、イメージ形状を該物体の画像とともに該表示部に表
    示するマッピング部と、 該マッピング部により表示される該イメージ形状と該マ
    ッピング応答に含まれる該アドレス情報とを関連づけて
    保持するマッピングデータ保持部とをそなえて構成され
    たことを特徴とする、ユーザ端末。
  7. 【請求項7】 地図を表示しうるユーザ端末に対して情
    報を提供するシステムにおいて、 物体に関連する各種情報またはその各種情報に関連する
    サービス情報の属性を表す属性情報と複数の要素からな
    る文書型定義情報とを有する情報ページのうち該文書型
    定義情報を有する特定情報ページについて、3次元空間
    における該物体の緯度,経度,高度およびバブル径から
    なる空間範囲情報と該サービス情報を得るためのアドレ
    ス情報とを対応づけられたバブルデータとして保持する
    データベースと、 該データベースとネットワークを介して接続され該バブ
    ルデータを用いて検索された該各種情報を表示するユー
    ザ端末と、 該ユーザ端末から送信された、該地図に表示された該物
    体の緯度,経度,高度からなる3次元空間における座標
    情報と該物体に関連する各種情報またはその各種情報に
    関連するサービス情報の属性を表す表示対象属性情報と
    を有するマッピング要求に基づいて、該バブルデータの
    うち該座標情報および該表示対象属性情報を含む特定バ
    ブルデータを検索する検索部と、 該特定バブルデータの該空間範囲情報,該属性情報およ
    び該アドレス情報を有するマッピング応答を該ユーザ端
    末に対して通知する通知部とをそなえ、 該ユーザ端末が、 3次元空間における物体の地図情報を出力する地図情報
    出力部と、 該地図情報出力部から出力された該地図情報に基づいて
    物体の画像を画面に表示する表示部と、 該表示部に表示された該物体の3次元空間における緯
    度,経度,高度およびバブル径からなる座標情報と該物
    体に関連する各種情報またはその各種情報に関連するサ
    ービス情報の属性を表す属性情報とを有するマッピング
    要求を、該ユーザ端末とネットワークを介して接続され
    たサーバに対して送信する送信部と、 該マッピング要求について該サーバが通知した、該空間
    範囲情報に対応する3次元空間における該物体の緯度,
    経度,高度およびバブル径からなる空間範囲情報と該サ
    ービス情報を得るためのアドレス情報とを有するマッピ
    ング応答を受信する受信部と、 該マッピング応答に含まれる該空間範囲情報が示す位置
    に、イメージ形状を該物体の画像とともに該表示部に表
    示するマッピング部と、 該マッピング部により表示される該イメージ形状と該マ
    ッピング応答に含まれる該アドレス情報とを関連づけて
    保持するマッピングデータ保持部とをそなえて構成され
    たことを特徴とする、情報提供サービスシステム。
  8. 【請求項8】 地図を表示しうるユーザ端末に対して情
    報を提供するシステムにおいて、 該ユーザ端末が、地図に表示される物体を選択する選択
    ステップと、 該ユーザ端末が、該選択ステップにて選択した該物体に
    関する座標情報と該物体が提供するサービス情報の属性
    を表す表示対象属性情報とを、それぞれ、該ユーザ端末
    とネットワークを介して接続されたサーバに対して送信
    するユーザ端末送信ステップと、 該サーバが、該ユーザ端末送信ステップにて送信された
    該座標情報および該表示対象属性情報に基づいて、空間
    範囲情報,属性情報およびアドレス情報をそれぞれ、該
    ユーザ端末に対して送信するサーバ送信ステップと、 該ユーザ端末が、該サーバ送信ステップにて送信された
    該空間範囲情報が示す位置に、イメージ形状を該物体と
    ともに該表示部に表示するマッピングステップとをそな
    えて構成されたことを特徴とする、情報提供サービス方
    法。
  9. 【請求項9】 地図を表示しうるユーザ端末に対して情
    報を提供するシステムにおいて、 該ユーザ端末が、画像を表示する表示部に地図を表示す
    る地図表示ステップと、 該ユーザ端末が、該地図表示ステップにて表示された該
    地図情報から物体を選択する選択ステップと、 該ユーザ端末が、該ユーザ端末とネットワークを介して
    接続されたサーバに対して、該選択ステップにて選択し
    た該物体に関する3次元空間における緯度,経度,高度
    およびバブル径からなる座標情報と該物体に関連する各
    種情報またはその各種情報に関連するサービス情報の属
    性を表す表示対象属性情報とを有するマッピング要求を
    送信する送信ステップと、 該サーバが、該送信ステップの該マッピング要求に基づ
    いて、3次元空間における物体の緯度,経度,高度およ
    びバブル径からなる空間範囲情報と該物体に関連する各
    種情報またはその各種情報に関連するサービス情報を得
    るためのアドレス情報とを対応づけられたバブルデータ
    のうち該座標情報および該表示対象属性情報を含む特定
    バブルデータを検索する検索ステップと、 該サーバが、該検索ステップにて検索された該特定バブ
    ルデータの該空間範囲情報と該アドレス情報とを有する
    マッピング応答を、該ユーザ端末に対して通知する通知
    ステップと、 該ユーザ端末が、該通知ステップにて通知された該特定
    バブルデータに基づいて、該マッピング応答の該空間範
    囲情報が示す位置に、イメージ形状を該物体とともに該
    表示部に表示するマッピングステップとをそなえて構成
    されたことを特徴とする、情報提供サービス方法。
  10. 【請求項10】 地図を表示しうるユーザ端末に対して
    情報を提供するシステムにおいて、 該ユーザ端末が、物体に関連する各種情報またはその各
    種情報に関連するサービス情報の属性を表す属性情報を
    有する情報ページのうち、該属性情報に関し複数の要素
    からなる特定情報ページをデータベースに記録する情報
    ページ記録ステップと、 該サーバが、該情報ページ記録ステップにて記録された
    該情報ページに基づいて、3次元空間における該物体の
    緯度,経度,高度およびバブル径からなる空間範囲情報
    と該サービス情報を得るためのアドレス情報とを対応づ
    けられたバブルデータを登録するバブルデータ登録ステ
    ップと、 該サーバが、該バブルデータ登録ステップにて登録され
    た該バブルデータに起因する情報を該ユーザ端末に対し
    て提供する提供ステップとをそなえて構成されたことを
    特徴とする、情報提供サービス方法。
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