JP2002150010A - 記事販売システムならびに記事販売方法および記事販売装置 - Google Patents

記事販売システムならびに記事販売方法および記事販売装置

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JP2002150010A
JP2002150010A JP2001174695A JP2001174695A JP2002150010A JP 2002150010 A JP2002150010 A JP 2002150010A JP 2001174695 A JP2001174695 A JP 2001174695A JP 2001174695 A JP2001174695 A JP 2001174695A JP 2002150010 A JP2002150010 A JP 2002150010A
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JP
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article
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headquarters
sales
theme
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Application number
JP2001174695A
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English (en)
Inventor
Yasushi Uchiike
泰 内池
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BAGUUSU KK
Original Assignee
BAGUUSU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の新聞による記事情報の提供と、インタ
ーネット上のホームページによる記事情報の提供のそれ
ぞれの問題点を一挙に解決すること。 【解決手段】 本発明の記事販売方法は、複数の記事情
報をサーバ手段3に入力する工程と、サーバ手段3を有
する本部装置と店頭に置かれた記事販売装置5との間で
通信回線を介して通信する工程と、顧客が入手を望むテ
ーマを記事販売装置5を使用して選択または入力するテ
ーマ決定工程と、上記テーマに関連する記事情報をサー
バ手段3内から検索抽出する検索抽出工程と、この検索
抽出工程で抽出された記事情報をサーバ手段3から記事
販売装置5に配信またはダウンロードするダウンロード
工程と、配信またはダウンロードされた内容を有償かつ
所定の新聞形式にて出力する有償出力工程と、を有して
いる。また、この記事販売装置5は、この販売方法を実
行するための必要装置となるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
の通信回線を介して記事情報を販売する記事販売システ
ムならびに記事販売方法および記事販売装置に関するも
ので、特にインターネットによる情報提供の利点と従来
の紙等の媒体による情報提供の利点を融合する技術に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】現在発行されている新聞は、多ページに
渡る記事と広告が編集されたもので、同一内容を極めて
大量に輪転機によって印刷し、配送、宅配または店頭で
販売されるものである。また、最近では、インターネッ
ト上のホームページによって新聞と同様なニュース提供
も行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の新聞やインター
ネットによる記事提供にあっては、次のような問題が存
在している。なお、初めに、従来の新聞についての問題
点を述べることとする。
【0004】第1は、最大公約数的記事内容とならざる
を得ないことである。すなわち、新聞は、大量の部数を
販売しなければ利益をあげることが困難である。したが
って、記事内容は、社会全般の最大公約数的興味内容に
ならざるをえない。よって個々人によって異なる必要情
報が含まれていない、あるいは含まれていても取り上げ
方の優先順位が低く情報を探しにくいといった不便さが
生じている。
【0005】例としてサッカー報道をとりあげる。たと
えば、鹿島アントラーズのファンは、常に同チームの情
報が充実していて、その他のチームの試合結果が一覧で
きる新聞を欲するであろうが、従来の新聞では鹿島アン
トラーズの情報が僅かであったり、まったくなかったり
する。他のチームのファンも同様の不満があるであろ
う。もちろんサッカーや野球等のスポーツに限定しなく
ても、多種に渡る読者の嗜好に従来の新聞は十分な記事
情報を提供することはできない状況である。
【0006】第2は、不必要な記事情報も不可避的に掲
載されてしまう点である。たとえば、サッカー情報のみ
に興味があり、しかも特定球団の情報のみが必要であっ
ても、従来の新聞ではプロ野球情報も、釣り情報も、芸
能情報も不可避的に掲載されている。これは、イ)必要
な記事情報を発見するのに不便であり、ロ)不必要な記
事情報によって全体がかさばり、ハ)不必要な記事情報
分のコストも支払っていることになり、ニ)必要な情報
のみを整理クリッピングすることに手間がかかり、ホ)
紙資源の無駄となる。
【0007】第3は、新聞の報道には時間差がかなりあ
り、しかも配達は1日2回のみということである。すな
わち、編集後、印刷・輸送の必要があることから、新聞
報道は、ニュース発生時と顧客の手に渡る時間に最低数
時間程度の時間差が必要とされる。したがって最新の情
報を伝えることができない。また、夕刊発行後は、翌日
の朝刊まで新聞の発行はなく、プロ野球ナイターの結果
などは当日の夜、新聞として手にすることはできない。
たとえば、深夜1時頃に帰宅すると、TVのスポーツニ
ュースは終了している上に、コンビニエンスストアなど
にはまだ当日夜のプロ野球の結果が掲載された新聞は置
いていない。
【0008】第4は、新聞の店頭販売においては在庫が
生ずることである。すなわち、新聞は、1日しか販売価
値をもたない商品であるから、新聞発行者も(コンビニ
エンスストアなどの)新聞販売店も予想される販売部数
のみを用意し在庫とする。しかし、予定量分だけ販売し
きれないこともあり、逆に大ニュースがあった日はすぐ
に売りきれてしまい販売チャンスを逃してしまう。売れ
残りがある場合は紙資源の無駄にもなる。
【0009】第5は、読者の幅が広いことから掲載広告
もターゲットを絞れない点である。記事内容が最大公約
数的で、多くのジャンルの記事が掲載されているので、
読者の幅は非常に広く、特定層を狙った広告を新聞で掲
載するのは非常に無駄が多くなる。また記事内容に興味
を抱かせないページ内に掲載された広告は、読者の注目
を集めにくい。
【0010】第6は、新聞に掲載される広告は、何人の
人に見られたかを正確に把握できないことである。イン
ターネットのホームページ上のバナー広告は、そのシス
テムにより何人がその広告が掲載されたページを見たか
を把握することができる。したがってそのバナー広告が
掲載されたページが見られた回数(ページビュー回数)
を保証した広告スペース販売が可能である。しかしなが
ら、従来の新聞は、販売部数が平均値としてしか把握で
きず、また多ページで構成されるため、何人の読者が特
定の広告が掲載された特定のページを見たのかを正確に
把握することができない。そのページの記事内容によっ
て注目率も違い、同一新聞同一日であっても掲載ページ
によって広告の到達率は大きく異なってしまう。
【0011】次に、インターネットのホームページによ
るニュース提供の問題点について述べる。なお、インタ
ーネットによるニュース提供は、即時更新が可能なこと
から従来の新聞より時差の小さい報道ができるというメ
リットを有するが、次のような問題点を有している。
【0012】第1は、そもそもインターネットにアクセ
スできない人は、情報を見ることができないことであ
る。第2は、インターネットにアクセスできる人も、パ
ソコン等のアクセス環境がある場合にしか情報を見るこ
とができない点である。第3は、パソコンのOSやアプ
リケーションの立ち上げや、インターネット接続の確立
などに手間がかかり、意外に面倒で時間の有効活用の面
で不利となりがちな点である。
【0013】第4は、モバイル端末等、携帯性を重視し
た装置でインターネットにアクセスすると、その端末の
表示面積が小さく、写真や大量の記事は読みづらいこと
である。第5は、ホームページによる情報提供は現在無
料となっているものが多く、記事情報の提供の際も課金
が困難であり、商業的に利益を出しにくい点である。す
なわち、ホームページ上によるニュース情報提供は、無
料という既成概念が生じていると共に、実際、無料のニ
ュース情報提供サイトが多数存在している。このため、
新聞社のホームページには膨大な情報が掲載されている
にも関わらず、これに課金することは困難となってい
る。
【0014】本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたものであり、従来の新聞による記事情報の提供
と、インターネット上のホームページによる記事情報の
提供のそれぞれの問題点を一挙に解決する記事販売シス
テムならびに記事販売方法および記事販売装置を提供す
ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の目的を解決するた
め、本発明の記事販売システムは、記事情報を蓄積して
いるサーバー手段を有する本部装置と、本部装置に通信
回線を介して接続し記事情報を配信されまたはダウンロ
ード可能とする記事販売装置とを備え、記事販売装置
は、店頭に置かれ複数の記事情報の中から顧客が選択ま
たは入力するテーマに関連する記事情報を本部装置から
配信されまたはダウンロードし、選択または入力される
それぞれのテーマに合わせて内容が異なるものとなる多
種類の記事情報が印刷発行可能となるものである。
【0016】このように、この発明では顧客が事前に区
分されたテーマから選んだテーマや新たに入力したテー
マに関連した記事情報のみが記事販売装置に配信または
ダウンロードされるので、顧客の関心がある記事のみを
その顧客に印刷発行により提供することができる。
【0017】また、通信回線を介して記事情報を記事販
売装置に配信またはダウンロードするので、最新情報の
入手が可能となる。さらに、本発明では、通常の新聞紙
面用に編集されない記事情報を入手することが可能とな
る。たとえば、プロ野球で言えば、編集前の記事情報
は、各球団すべてについて存在し、かつそれらは大量と
なっているが、編集によって、一般的には最もファンの
多い球団、たとえばジャイアンツ中心となってしまう。
編集前の記事であれば、ジャイアンツ以外の球団、たと
えば、オリックスだけでも相当な量の記事情報が存在す
る。オリックスに関する記事情報を入手したいものは、
本発明を利用すれば最新かつ大量のオリックス関連記事
情報を入手することが可能となる。
【0018】さらに、他の発明の記事販売システムは、
記事情報を蓄積しているサーバー手段を有する本部装置
と、本部装置に通信回線を介して接続し記事情報を配信
されまたはダウンロード可能とする記事販売装置とを備
え、記事販売装置は、顧客が入手希望をするテーマによ
って、それぞれ異なった広告を付加した原稿データを本
部装置から配信されまたはダウンロードするようにし、
配信またはダウンロードされた内容を所定の形式にて出
力するものである。
【0019】この記事販売システムでは、顧客の選択す
る記事テーマによって推定される顧客の趣味、嗜好に合
わせた広告を記事情報に付加できるので、広告効果が高
くなる。さらに、配信またはダウンロードした情報は、
顧客が印刷等によって読みたいと思う記事のみを所定の
形式でアウトプットするものであるから確認(読む)確
率が極めて高いものであり、原稿データ中の広告情報も
同様に読まれる確率が高くなる。
【0020】また、通信回線を介して記事情報を記事販
売装置に配信またはダウンロードするので、最新情報の
入手が可能となる。さらに、本発明では、紙面用に編集
されない記事情報を入手することが可能となる。たとえ
ば、プロ野球で言えば、編集前の記事情報は、各球団す
べてに関し、大量となっているが、編集によって、一般
的には最もファンの多い球団、たとえばジャイアンツ中
心となってしまう。編集前の記事であれば、ジャイアン
ツ以外の球団、たとえば、スワローズだけでも相当な量
の記事情報が存在する。スワローズに関する記事情報を
入手したいものは、本発明を利用すれば最新かつ大量の
スワローズ関連記事情報を入手することが可能となる。
【0021】また、他の発明の記事販売システムは、記
事情報を蓄積しているサーバー手段を有する本部装置
と、本部装置に通信回線を介して接続し記事情報を配信
されまたはダウンロード可能とする記事販売装置とを備
え、本部装置は、記事情報と共に配信されまたはダウン
ロードされた広告情報の出力回数を、広告情報毎に把握
するようにしている。
【0022】配信またはダウンロードした記事情報は、
顧客が読みたいと思う記事のみであることから、従来の
新聞のように開かれることもないページは存在しない。
したがって、広告の出力回数を把握するということは、
広告到達度の把握の代用とすることができると共に、出
力回数は一種の広告露出回数ともみなすことができる。
これはインターネット上のホームページにおけるバナー
広告のページビュー回数に相当するものとなる。このた
め、この広告スペースを販売する者は出力回数を広告効
果の基準として広告主に提示することが可能となる。広
告主にとっては従来の新聞では把握できなかった、何人
が特定の広告を掲載したページを実際に見たのかを把握
することが可能となる。
【0023】また、通信回線を介して記事情報を記事販
売装置に配信またはダウンロードするので、最新情報の
入手が可能となる。さらに、本発明では、紙面用に編集
されない記事情報を入手することが可能となる。たとえ
ば、プロ野球で言えば、編集前の記事情報は、各球団す
べてに関し、大量となっているが、編集によって特定の
球団、たとえばジャイアンツ中心となってしまう。編集
前の記事であれば、他の球団についても相当な量の記事
情報が存在する。このため、他の球団に関する記事情報
を入手したいものは、本発明を利用すれば最新かつ大量
の当該球団関連記事情報を入手することが可能となる。
【0024】さらに、他の発明は、上述の記事販売シス
テムに加え、本部装置は、広告毎に予め決められた露出
回数を保存し、広告の出力回数がその露出回数に到達し
たときには当該広告を出力されないように設定する設定
手段を有している。
【0025】このように構成しているため、予め定めた
広告露出回数に達するまで広告を出力し、定めた回数に
達したら別の広告に切り替えることが可能となる。した
がって広告スペースを販売する者は、広告主に対して露
出回数を保証した広告スペースの販売を行うことができ
る。これにより広告主は掲載ページの記事内容による注
目率の違いや、掲載日による注目率の違い、掲載新聞に
よる注目率の違いを心配することなく、もっぱら露出回
数のみを基準として広告到達度を管理することが可能と
なる。
【0026】また、他の発明の記事販売システムは、記
事情報を蓄積しているサーバー手段を有する本部装置
と、本部装置に通信回線を介して接続し記事情報を配信
されまたはダウンロード可能とする記事販売装置とを備
え、本部装置は、顧客が記事販売装置を操作する時刻に
よって記事情報と共に配信されまたはダウンロードされ
出力される広告の表現を変更するように制御する広告内
容変更手段を有している。
【0027】このため、従来の新聞では不可能でった
「新聞が読まれる時間を特定した広告表現」が可能とな
り、広告に臨場感が出て広告効果が高まる。同一商品の
広告であっても「朝にふさわしいキャッチコピー」、
「深夜にふさわしいキャッチコピー」というように広告
表現を切り替えることが可能となる。特に、野球やサッ
カー等のように長時間のプレイが必要とされ、勝負を争
うスポーツの場合、その状況に合わせて広告表現を切り
替え、紙面に掲載すると広告が生きたものとなり、広告
効果が極めて向上する。
【0028】また、通信回線を介して記事情報を記事販
売装置に配信またはダウンロードするので、最新情報の
入手が可能となる。さらに、本発明では、紙面用に編集
されない記事情報を入手することが可能となる。たとえ
ば、プロ野球で言えば、編集前の記事情報は、各球団す
べてに関し、大量となっているが、編集によって特定球
団、たとえばジャイアンツ中心となってしまう。編集前
の記事であれば、たとえば、横浜ベイスターズだけでも
相当な量の記事情報が存在する。横浜ベイスターズに関
する記事情報を入手したいものは、本発明を利用すれば
最新かつ大量の横浜ベイスターズ関連記事情報を入手す
ることが可能となる。
【0029】さらに、他の発明の記事販売システムは、
記事情報を蓄積しているサーバー手段を有する本部装置
と、本部装置に通信回線を介して接続し記事情報を配信
されまたはダウンロード可能とする記事販売装置とを備
え、記事販売装置は、印刷手段を有し、該記事販売装置
が置かれた店内で販売されている商品または提供されて
いるサービスに関する広告情報を記事情報と共に印刷可
能とされている。
【0030】このように構成すると、記事情報とその店
独自の広告情報とをドッキングし、印刷することで、顧
客はその店独自の広告を見ることとなり、店の売り上げ
が増加する。また、通信回線を介して記事情報を記事販
売装置に配信されまたはダウンロードするので、最新情
報の入手が可能となる。さらに、本発明では、紙面用に
編集されない記事情報を入手することが可能となる。た
とえば、プロ野球で言えば、編集前の記事情報は、各球
団すべてに関し、大量となっているが、編集によってフ
ァンが最も多い特定球団、たとえばジャイアンツ中心と
なってしまう。編集前の記事であれば、他の球団、たと
えば西武ライオンズだけでも相当な両の記事情報が存在
する。西武ライオンズに関する記事情報を入手したいも
のは、本発明を利用すれば最新かつ大量の西武ライオン
ズ関連記事情報を入手することが可能となる。
【0031】加えて、他の発明は、上述の記事販売シス
テムに加え、広告情報を店内で販売される商品の割引ク
ーポンとし、その割引クーポンには必要に応じて店内レ
ジのPOSシステムにより自動的に割り引き可能なバー
コード等の符号情報を付与し、本部装置は配信されまた
はダウンロードした割引クーポンの出力回数を把握する
ようにしたものである。
【0032】従来の割引クーポンは、新聞や雑誌、折り
込みチラシ、DM等に印刷されたものであり、これを手
にして注目するのは自宅や外出先であることがほとんど
である。したがって、割引クーポンの存在に気づいたと
しても、その割引クーポンを店頭に持参することを忘れ
たり、割引クーポンを携帯することが面倒であったりす
るため、活用されずに死蔵されることが多い。一方上記
記事販売システムによって提供される割引クーポンは、
その割引購入を正に行使できる店舗で出力されるため、
割引クーポンの使用率は飛躍的に高まる。
【0033】また、従来のクーポンでは、顧客のうち何
人がクーポンを使用して割引購入を行使するか予測でき
なかった。したがってクーポン広告を実施する広告主
は、割引による販売量を予測し、管理することができな
かった。場合によっては予測以上のクーポン使用率によ
って収益減を招くこともあった。本発明では、割引クー
ポンの出力回数、たとえばプリントアウト回数の管理に
よってあるいは店頭レジのPOSシステムからのクーポ
ン使用枚数のフィードバックによって、任意のタイミン
グで割引クーポンの出力を停止し、他の広告原稿と置き
換えることで、クーポンによる割引販売の量を管理する
ことが可能となる。
【0034】また、他の発明の記事販売システムは、上
述の記事販売システムに加え、広告情報を店内で販売さ
れる商品の割引クーポンとし、本部装置は、この割引ク
ーポンが印刷される地区や印刷される店舗を任意に選択
可能にすると共に割引クーポンの実施開始や中止を任意
の時点で可能としている。
【0035】従来の割引クーポンでは、クーポン利用可
能期間、利用地区を細かく設定することは困難であっ
た。しかし、本発明による割引クーポンは、本部装置の
サーバー手段へのプログラムソフトのインストール等に
よって任意の期間、記事販売装置が設置された任意の場
所で、個別に割引クーポンの実施が可能となるため、割
引クーポンを時期やイベント等に合わせてタイミング良
く実施できるものとなる。
【0036】また、他の発明の記事販売システムは、記
事情報を蓄積しているサーバー手段を有する本部装置
と、本部装置に通信回線を介して接続し記事情報を配信
されまたはダウンロード可能とする記事販売装置とを備
え、本部装置には、顧客が過去に選択または入力したテ
ーマまたは複数のテーマの組み合わせを保存するテーマ
保存手段と、各顧客に異なるユーザーIDを付与するI
D付与手段と、記事販売装置に入力されたユーザーID
からその顧客が選択または入力したテーマまたは複数の
テーマの組み合わせに関連する記事情報を検索し抽出す
る検索抽出手段とが設けられ、記事販売装置には、検索
抽出手段から抽出された記事情報を印刷手段によって印
刷、またはディスプレイ装置に表示、あるいは情報記憶
媒体に保存する出力手段が設けられている。
【0037】このようにユーザIDを入力するのみで、
その顧客が関心を有するテーマまたは複数のテーマの組
み合わせに関連する記事情報を出力できるので、顧客に
とって記事情報を入手するに当たって非常に使い易いも
のとなる。また、通信回線を介して記事情報を記事販売
装置に配信またはダウンロードするので、最新情報の入
手が可能となる。さらに、本発明では、紙面用に編集さ
れない記事情報を入手することが可能となる。たとえ
ば、プロ野球で言えば、編集前の記事情報は、各球団す
べてに関し、大量となっているが、編集によって特定球
団、たとえばジャイアンツ中心となってしまう。編集前
の記事であれば、たとえば、千葉ロッテだけでも相当な
量の記事情報が存在する。千葉ロッテに関する記事情報
を入手したいものは、本発明を利用すれば最新かつ大量
の千葉ロッテ関連記事情報を入手することが可能とな
る。
【0038】また、他の発明の記事販売システムは、記
事情報を蓄積しているサーバー手段を有する本部装置
と、本部装置に通信回線を介して接続し記事情報を配信
されまたはダウンロード可能とする記事販売装置とを備
え、本部装置または記事販売装置には、道路地図を含む
地図情報が保存された地図情報データベースが設けら
れ、記事販売装置には、記事情報と共に、または記事情
報に代えて、顧客が選択または入力した所定の地域また
は区間を現す地図情報であって地図情報データベース内
の地図情報に渋滞情報または天気予報の少なくとも一方
が付加された付加情報付き地図情報を印刷手段によって
印刷、またはディスプレイ装置に表示、あるいは情報記
憶媒体に保存する出力手段が設けられているものであ
る。
【0039】このように、旅行や車輌運行時等に必要と
なる地図情報を渋滞情報や天気予報と一緒に得ることが
可能となるので、旅行者や運転者にとって便利なものと
なる。また、通信回線を介して記事情報を記事販売装置
に配信またはダウンロードするので、最新情報の入手が
可能となる。さらに、本発明では、紙面用に編集されな
い記事情報を入手することが可能となる。たとえば、プ
ロ野球で言えば、編集前の記事情報は、各球団すべてに
関し、大量となっているが、編集によって特定球団、た
とえばジャイアンツ中心となってしまう。編集前の記事
であれば、たとえば、日本ハムファイターズだけでも相
当な量の記事情報が存在する。日本ハムファイターズに
関する記事情報を入手したいものは、本発明を利用すれ
ば最新かつ大量の日本ハムファイターズ関連記事情報を
入手することが可能となる。
【0040】また、他の発明では、記事情報を蓄積して
いるサーバー手段を有する本部装置と、本部装置に通信
回線を介して接続し記事情報を配信されまたはダウンロ
ード可能とする記事販売装置とを備え、本部装置または
記事販売装置には、道路地図を含む地図情報が保存され
た地図情報データベースが設けられ、記事販売装置に
は、記事情報と共に、または記事情報に代えて、顧客が
選択または入力した所定の地域または区間を現す地図情
報であって、地図情報データベース内の地図情報に抜け
道情報または道路補修情報の少なくとも一方が付加され
た付加情報付き地図情報を印刷手段によって印刷、また
はディスプレイ装置に表示、あるいは情報記憶媒体に保
存する出力手段が設けられている。
【0041】このように、旅行や車輌運行時等に必要と
なる地図情報を抜け道情報や道路補修情報と一緒に得る
ことが可能となるので、旅行者や運転者にとって便利な
ものとなる。また、通信回線を介して記事情報を記事販
売装置に配信またはダウンロードするので、最新情報の
入手が可能となる。さらに、本発明では、紙面用に編集
されない記事情報を入手することが可能となる。
【0042】さらに、他の発明は、記事情報を蓄積して
いるサーバー手段を有する本部装置と、本部装置に通信
回線を介して接続し記事情報を配信されまたはダウンロ
ード可能とする記事販売装置とを備え、本部装置または
記事販売装置には、映画上映館リストやコンサート情報
などの少なくとも一種類のエンターテイメント情報が保
存されたデータベースが設けられ、記事販売装置には、
記事情報と共に、または記事情報に代えて、顧客が選択
または入力したエンターテイメント情報であって、デー
タベース内のエンターテイメント情報に混雑状況または
空席情報の少なくとも一方が付加された付加情報付きエ
ンターテイメント情報を印刷手段によって印刷、または
ディスプレイ装置に表示、あるいは情報記憶媒体に保存
する出力手段が設けられている。
【0043】このように、記事情報と共にまたは記事情
報に代えて、混雑情報または空席情報の少なくとも一方
が付加されたエンターテイメント情報を入手できるの
で、エンターテイメントを楽しむ者にとって便利なもの
となる。また、通信回線を介して記事情報を記事販売装
置に配信またはダウンロードするので、最新情報の入手
が可能となる。さらに、本発明では、紙面用に編集され
ない記事情報を入手することが可能となる。
【0044】さらに、他の発明では、上述の各発明の記
事販売システムに加え、記事販売装置は、複数の記事情
報の中から顧客が選択または入力するテーマに関連する
記事情報を本部装置から配信されまたはダウンロードす
るようにしている。
【0045】このように、この発明では、顧客が選んだ
テーマに関連した記事情報のみが記事販売装置に配信さ
れまたはダウンロードされるので、顧客にとって関心が
ある記事のみをその顧客に提供することができる。提供
の方法としては、たとえば、配信されまたはダウンロー
ドされた記事情報を印刷したり、情報記憶媒体に保存し
たり、表示手段で表示することとなる。新聞の場合、プ
ロ野球で言えば、編集前の記事情報は、各球団すべてに
ついて存在し、かつそれらは大量となっているが、編集
によって、一般的には最もファンの多い球団、たとえば
ジャイアンツ中心となってしまう。編集前の記事であれ
ば、ジャイアンツ以外の球団、たとえば、オリックスだ
けでも相当な量の記事情報が存在する。オリックスに関
する記事情報を入手したいものは、本発明を利用すれば
最新かつ大量のオリックス関連記事情報を入手すること
が可能となる。
【0046】加えて、他の発明では、上述の各発明の記
事販売システムに加え、記事販売装置を複数の店頭に配
置すると共に印刷手段を具備させ、来店した顧客に対し
選択または入力された記事情報を印刷し購入可能として
いる。このため、顧客は、住居の近くの店頭や通勤途中
の店頭で自分の好みに合った記事情報のみを印刷した新
聞等の媒体を購入することができる。
【0047】さらに、他の発明では、上述の各発明に加
え、記事情報をスポーツ記事とし、テーマを選択画面か
ら選択すると共にそのテーマを所定のスポーツチームと
している。このため、顧客がひいきするスポーツチーム
の詳細情報を中心とした新聞を早期に入手することが可
能となり、スポーツ愛好者の顧客にとって便利で楽しい
ものとなる。すなわち、各人がひいきにするスポーツチ
ーム関連の記事が常に1面トップで他チームの情報が補
足された新聞を提供することができ、従来の特定人気チ
ーム中心の新聞報道に不満であったような層には特に喜
ばれる。
【0048】また、本発明の記事販売方法は、複数の記
事情報をサーバ手段に入力する工程と、サーバ手段を有
する本部装置と店頭に置かれた記事販売装置との間で通
信回線を介して通信する工程と、顧客が入手を望むテー
マを記事販売装置を使用して選択または入力するテーマ
決定工程と、テーマに関連する記事情報をサーバ手段内
から検索抽出する検索抽出工程と、この検索抽出工程で
抽出された記事情報をサーバ手段から記事販売装置に配
信されまたはダウンロードするダウンロード工程と、選
択または入力されるそれぞれのテーマに合わせて内容が
異なるものとなる多種類の記事情報が印刷発行可能とな
る出力工程とを有している。
【0049】この記事販売方法では、顧客が選んだテー
マに関連した記事情報のみが記事販売装置に配信されま
たはダウンロードされるので、顧客にとって関心がある
記事のみをその顧客に新聞形式にて提供することができ
る。提供の方法としては、たとえば、配信されまたはダ
ウンロードされた記事情報を印刷したり、情報記憶媒体
に保存したり、表示手段で表示することとなる。
【0050】また、通信回線を介して記事情報を記事販
売装置に配信またはダウンロードするので、最新情報の
入手が可能となる。さらに、本発明では、紙面用に編集
されない記事情報を入手することが可能となる。たとえ
ば、プロ野球で言えば、編集前の記事情報は、各球団す
べてについて存在し、かつそれらは大量となっている
が、編集によって、一般的には最もファンの多い球団、
たとえばジャイアンツ中心となってしまう。編集前の記
事であれば、ジャイアンツ以外の球団、たとえば、オリ
ックスだけでも相当な量の記事情報が存在する。オリッ
クスに関する記事情報を入手したいものは、本発明を利
用すれば最新かつ大量のオリックス関連記事情報を入手
することが可能となる。
【0051】また、他の発明の記事販売方法は、複数の
記事情報をサーバ手段に入力する工程と、サーバ手段を
有する本部装置と店頭に置かれた記事販売装置との間で
通信回線を介して通信する工程と、顧客が入手を望むテ
ーマを記事販売装置を使用して選択または入力するテー
マ決定工程と、入力されたテーマによってそれぞれ異な
った広告を付加した原稿データを作成する原稿データ作
成工程と、原稿データを本部装置から記事販売装置に配
信されまたはダウンロードするダウンロード工程と、配
信またはダウンロードされた内容を所定の新聞形式にて
出力する出力工程と、を有している。
【0052】この記事販売方法では、顧客の選択する記
事テーマによって推定される顧客の趣味、嗜好に合わせ
た広告を記事情報に付加できるので、広告効果が高くな
る。さらに、配信またはダウンロードした情報は、顧客
が印刷等によって読みたいと思う記事のみをアウトプッ
トするものであるから確認(読む)確率が極めて高いも
のであり、原稿データ中の広告情報も同様に読まれる確
率が高くなる。
【0053】また、通信回線を介して記事情報を記事販
売装置に配信またはダウンロードするので、最新情報の
入手が可能となる。さらに、本発明では、紙面用に編集
されない記事情報を入手することが可能となる。たとえ
ば、プロ野球で言えば、編集前の記事情報は、各球団す
べてに関し、大量となっているが、編集によって、一般
的には最もファンの多い球団、たとえばジャイアンツ中
心となってしまう。編集前の記事であれば、ジャイアン
ツ以外の球団、たとえば、スワローズだけでも相当な量
の記事情報が存在する。スワローズに関する記事情報を
入手したいものは、本発明を利用すれば最新かつ大量の
スワローズ関連記事情報を入手することが可能となる。
【0054】さらに、他の発明の記事販売方法は、複数
の記事情報をサーバ手段に入力する工程と、サーバ手段
を有する本部装置と店頭に置かれた記事販売装置との間
で通信回線を介して通信する工程と、複数の広告情報を
サーバ手段に入力する工程と、記事情報と共に広告情報
をサーバ手段から記事販売装置に配信されまたはダウン
ロードするダウンロード工程と、配信されまたはダウン
ロードされた広告情報の出力回数をその広告情報毎にカ
ウントする広告回数カウント工程と、予め決められた露
出回数に到達したときには当該広告を出力されないよう
に設定する工程と、を有している。
【0055】配信またはダウンロードした記事情報は、
顧客が読みたいと思う記事のみであることから、従来の
新聞のように開かれることもないページは存在しない。
したがって、広告の出力回数を把握するということは、
広告到達度の把握の代用とすることができると共に、出
力回数は一種の広告露出回数ともみなすことができる。
これはインターネット上のホームページにおけるバナー
広告のページビュー回数に相当するものとなる。このた
め、この広告スペースを販売する者は出力回数を広告効
果の基準として広告主に提示することが可能となる。広
告主にとっては従来の新聞では把握できなかった、何人
が特定の広告を掲載したページを実際に見たのかを把握
することが可能となる。
【0056】また、本発明では、予め定めた広告露出回
数に達するまで広告を出力し、定めた回数に達したら別
の広告に切り替えることが可能となる。したがって広告
スペースを販売する者は、広告主に対して露出回数を保
証した広告スペースの販売を行うことができる。これに
より広告主は掲載ページの記事内容による注目率の違い
や、掲載日による注目率の違い、掲載新聞による注目率
の違いを心配することなく、もっぱら露出回数のみを基
準として広告到達度を管理することが可能となる。ま
た、通信回線を介して記事情報を記事販売装置に配信ま
たはダウンロードするので、最新情報の入手が可能とな
る。さらに、記事情報が、発行される新聞に掲載される
予定のものである場合には、紙面用に編集されない記事
情報を入手することが可能となる。
【0057】また、他の発明の記事販売方法は、複数の
記事情報をサーバ手段に入力する工程と、サーバ手段を
有する本部装置と店頭に置かれた記事販売装置との間で
通信回線を介して通信する工程と、配信またはダウンロ
ードの時刻によって変更される変更広告情報を入力する
変更情報入力工程と、配信またはダウンロードの時刻に
よっては変更されない固定広告情報を入力する固定情報
入力工程と、顧客が記事販売装置を操作した時刻を判断
する時刻判断工程と、時刻判断工程で判断された時刻に
対応する変更広告情報を固定広告情報と組み合わせてサ
ーバ手段から記事販売装置に配信またはダウンロードす
るダウンロード工程と、配信またはダウンロードされた
内容を所定の形式にて出力する出力工程と、を有してい
る。
【0058】このため、従来の新聞では不可能でった
「新聞が読まれる時間を特定した広告表現」が可能とな
り、広告に臨場感が出て広告効果が高まる。同一商品の
広告であっても「朝にふさわしいキャッチコピー」、
「深夜にふさわしいキャッチコピー」というように広告
表現を切り替えることが可能となる。特に、野球やサッ
カー等のように長時間のプレイが必要とされ、勝負を争
うスポーツの場合、その状況に合わせて広告表現を切り
替え、紙面に掲載すると広告が生きたものとなり、広告
効果が極めて向上する。また、通信回線を介して記事情
報を記事販売装置に配信またはダウンロードするので、
最新情報の入手が可能となる。さらに、記事情報が、発
行される新聞に掲載される予定のものである場合には、
紙面用に編集されない記事情報を入手することが可能と
なる。
【0059】さらに、他の発明の記事販売方法は、複数
の記事情報をサーバ手段に入力する工程と、サーバ手段
を有する本部装置と店頭に置かれた記事販売装置との間
で通信回線を介して通信する工程と、記事販売装置また
はサーバ手段に、当該記事販売装置が置かれた店内で販
売されている商品または提供されているサービスに関す
るその店用の広告情報を入力する店用広告情報入力工程
と、記事情報と店用の広告情報または記事情報のみを配
信またはダウンロードするダウンロード工程と、配信ま
たはダウンロードされた記事情報と、配信またはダウン
ロードもしくは記事販売装置に保存されている店用の広
告情報とを組み合わせて印刷する印刷工程とを有してい
る。
【0060】このように構成すると、記事情報とその店
独自の広告情報とをドッキングし、印刷することで、顧
客はその店独自の広告を見ることとなり、店の売り上げ
が増加する。また、通信回線を介して記事情報を記事販
売装置に配信またはダウンロードするので、最新情報の
入手が可能となる。さらに、本発明では、紙面用に編集
されない記事情報を入手することが可能となる。たとえ
ば、プロ野球で言えば、編集前の記事情報は、各球団す
べてに関し、大量となっているが、編集によってファン
が最も多い特定球団、たとえばジャイアンツ中心となっ
てしまう。編集前の記事であれば、他の球団、たとえば
西武ライオンズだけでも相当な両の記事情報が存在す
る。西武ライオンズに関する記事情報を入手したいもの
は、本発明を利用すれば最新かつ大量の西武ライオンズ
関連記事情報を入手することが可能となる。
【0061】また、他の発明の記事販売方法は、上述の
記事販売方法に加え、広告情報を店内で販売される商品
の割引クーポンとし、その割引クーポンには必要に応じ
て店内レジのPOSシステムにより自動的に割り引き可
能なバーコード等の符号情報を付与し、本部装置は配信
されまたはダウンロードした割引クーポンの出力回数を
把握するようにしている。
【0062】従来の割引クーポンは、新聞や雑誌、折り
込みチラシ、DM等に印刷されたものであり、これを手
にして注目するのは自宅や外出先であることがほとんど
である。したがって、割引クーポンの存在に気づいたと
しても、その割引クーポンを店頭に持参することを忘れ
たり、割引クーポンを携帯することが面倒であったりす
るため、活用されずに死蔵されることが多い。一方、こ
の記事販売方法によって提供される割引クーポンは、そ
の割引購入を正に行使できる店舗で出力されるため、割
引クーポンの使用率は飛躍的に高まる。
【0063】また、従来のクーポンでは、顧客のうち何
人がクーポンを使用して割引購入を行使するか予測でき
なかった。したがってクーポン広告を実施する広告主
は、割引による販売量を予測し、管理することができな
かった。場合によっては予測以上のクーポン使用率によ
って収益減を招くこともあった。本発明では、割引クー
ポンの出力回数、たとえばプリントアウト回数の管理に
よってあるいは店頭レジのPOSシステムからのクーポ
ン使用枚数のフィードバックによって、任意のタイミン
グで割引クーポンの出力を停止し、他の広告原稿と置き
換えることで、クーポンによる割引販売の量を管理する
ことが可能となる。
【0064】さらに、他の発明の記事販売方法は、上述
の記事販売方法に加え、広告情報を店内で販売される商
品の割引クーポンとし、本部装置は、この割引クーポン
が印刷される地区や印刷される店舗を任意に選択可能に
すると共に割引クーポンの実施開始や中止を任意の時点
で可能としている。
【0065】従来の割引クーポンでは、クーポン利用可
能期間、利用地区を細かく設定することは困難であっ
た。しかし、本発明による割引クーポンは、本部装置の
サーバー手段へのプログラムソフトのインストール等に
よって任意の期間、記事販売装置が設置された任意の場
所で、個別に割引クーポンの実施が可能となるため、割
引クーポンを時期やイベント等に合わせてタイミング良
く実施できるものとなる。
【0066】また、他の発明の記事販売方法は、複数の
記事情報をサーバ手段に入力する工程と、サーバ手段を
有する本部装置と店頭に置かれた記事販売装置との間で
通信回線を介して通信する工程と、顧客が選択または入
力したテーマまたは複数のテーマの組み合わせを保存す
るテーマ保存工程と、各顧客に異なるユーザーIDを付
与するID付与工程と、記事販売装置に入力されたユー
ザーIDからその顧客が選択または入力したテーマまた
は複数のテーマの組み合わせに関連する記事情報を検索
し抽出する検索抽出工程と、この検索抽出工程で抽出さ
れた記事情報を印刷手段によって印刷、またはディスプ
レイに表示、あるいは情報記憶媒体に保存する出力工程
とを有している。
【0067】この記事販売方法では、ユーザIDを入力
するのみで、その顧客が関心を有するテーマまたは複数
のテーマの組み合わせの記事情報を出力できるので、顧
客にとって記事情報を入手するに当たって非常に使い易
いものとなる。また、通信回線を介して記事情報を記事
販売装置に配信されまたはダウンロードするので、最新
情報の入手が可能となる。さらに、本発明では、紙面用
に編集されない記事情報を入手することが可能となる。
たとえば、プロ野球で言えば、編集前の記事情報は、各
球団すべてに関し、大量となっているが、編集によって
特定球団、たとえばジャイアンツ中心となってしまう。
編集前の記事であれば、たとえば、千葉ロッテだけでも
相当な量の記事情報が存在する。千葉ロッテに関する記
事情報を入手したいものは、本発明を利用すれば最新か
つ大量の千葉ロッテ関連記事情報を入手することが可能
となる。
【0068】また、他の発明の記事販売方法は、複数の
記事情報をサーバ手段に入力する工程と、サーバ手段を
有する本部装置と店頭に置かれた記事販売装置との間で
通信回線を介して通信する工程と、記事販売装置に、所
定の地域または区間を選択または入力する希望地図入力
工程と、記事情報と共にまたは記事情報に代えて所定の
地域または区間を示す地図情報であって、渋滞情報また
は天気予報の少なくとも一方が付加された地図情報を印
刷する印刷工程とを有している。
【0069】この記事販売方法では、旅行や車輌運行時
等に必要となる地図情報を渋滞情報や天気予報と一緒に
得ることが可能となるので、旅行者や運転者にとって便
利なものとなる。また、通信回線を介して記事情報を記
事販売装置に配信されまたはダウンロード可能となるの
で、最新情報の入手が可能となる。さらに、本発明で
は、紙面用に編集されない記事情報を入手することが可
能となる。たとえば、プロ野球で言えば、編集前の記事
情報は、各球団すべてに関し、大量となっているが、編
集によって特定球団、たとえばジャイアンツ中心となっ
てしまう。編集前の記事であれば、たとえば、日本ハム
ファイターズだけでも相当な量の記事情報が存在する。
日本ハムファイターズに関する記事情報を入手したいも
のは、本発明を利用すれば最新かつ大量の日本ハムファ
イターズ関連記事情報を入手することが可能となる。
【0070】また、他の発明の記事販売方法は、複数の
記事情報をサーバ手段に入力する工程と、サーバ手段を
有する本部装置と店頭に置かれた記事販売装置との間で
通信回線を介して通信する工程と、記事販売装置に、所
定の地域または区間を選択または入力する希望地図入力
工程と、記事情報と共にまたは記事情報に代えて所定の
地域または区間を示す地図情報であって、抜け道情報ま
たは道路補修情報の少なくとも一方が付加された地図情
報を印刷する印刷工程と、を有している。
【0071】このように、旅行や車輌運行時等に必要と
なる地図情報を抜け道情報や道路補修情報と一緒に得る
ことが可能となるので、旅行者や運転者にとって便利な
ものとなる。また、通信回線を介して記事情報を記事販
売装置に配信またはダウンロードするので、最新情報の
入手が可能となる。さらに、本発明では、紙面用に編集
されない記事情報を入手することが可能となる。
【0072】さらに、他の発明の記事販売方法は、複数
の記事情報をサーバ手段に入力する工程と、サーバ手段
を有する本部装置と店頭に置かれた記事販売装置との間
で通信回線を介して通信する工程と、映画館リストやコ
ンサート情報などの少なくとも一種類のエンターテイメ
ント情報とその混雑状況または空席情報の少なくとも一
方とを保存する工程と、記事販売装置に顧客が入手希望
するエンターテイメント情報を選択または入力する工程
と、その選択または入力に基づいて記事情報と共に、ま
たは記事情報に代えて保存されているエンターテイメン
ト情報に混雑状況または空席情報の少なくとも一方が付
加された付加情報付きエンターテイメント情報を記事販
売装置から印刷または当該装置に表示し、もしくは情報
記憶媒体に保存する出力工程と、を有している。
【0073】このように、記事情報と共にまたは記事情
報に代えて、混雑情報または空席情報の少なくとも一方
が付加されたエンターテイメント情報を入手できるの
で、エンターテイメントを楽しむ者にとって便利なもの
となる。また、通信回線を介して記事情報を記事販売装
置に配信またはダウンロードするので、最新情報の入手
が可能となる。さらに、本発明では、紙面用に編集され
ない記事情報を入手することが可能となる。
【0074】また、本発明の記事販売方法は、上述の発
明の記事販売方法に加え、顧客が入手を望むテーマを記
事販売装置を使用して選択または入力するテーマ決定工
程と、テーマに関連する記事情報をサーバ手段内から検
索抽出する検索抽出工程とをさらに有している。
【0075】このように、この発明では、顧客が事前に
区分されたテーマから選んだテーマや新たに入力したテ
ーマに関連した記事情報のみが記事販売装置に配信また
はダウンロードされるので、顧客の関心がある記事のみ
をその顧客に提供することができる。さらに、本発明で
は、紙面用に編集されない記事情報を入手することが可
能となる。たとえば、プロ野球で言えば、編集前の記事
情報は、各球団すべてについて存在し、かつそれらは大
量となっているが、編集によって、一般的には最もファ
ンの多い球団、たとえばジャイアンツ中心となってしま
う。編集前の記事であれば、ジャイアンツ以外の球団、
たとえば、オリックスだけでも相当な量の記事情報が存
在する。オリックスに関する記事情報を入手したいもの
は、本発明を利用すれば最新かつ大量のオリックス関連
記事情報を入手することが可能となる。
【0076】加えて、本発明の記事販売装置は、記事情
報を蓄積しているサーバ手段を有する本部装置に通信回
線を介して接続し記事情報を本部装置から配信されまた
はダウンロード可能とされる記事販売装置であって、顧
客が入手を希望するテーマを選択または入力可能とする
テーマ入力手段と、入力されたテーマに関連する記事情
報を本部装置から配信されまたはダウンロードし、選択
または入力されるそれぞれのテーマに合わせて内容が異
なるものとなる多種類の記事情報が印刷発行可能となる
出力手段とを備えている。
【0077】この記事販売装置では、顧客が選んだテー
マに関連した記事情報のみが記事販売装置に配信されま
たはダウンロードされるので、顧客にとって関心がある
記事のみをその顧客に新聞形式にて提供することができ
る。提供の方法としては、たとえば、配信されまたはダ
ウンロードされた記事情報を印刷したり、情報記憶媒体
に保存したり、表示手段で表示することとなる。また、
通信回線を介して記事情報を記事販売装置に配信または
ダウンロードするので、最新情報の入手が可能となる。
さらに、記事情報が、発行される新聞に掲載される予定
のものである場合には、紙面用に編集されない記事情報
を入手することが可能となる。
【0078】さらに、他の発明の記事販売装置は、記事
情報を蓄積しているサーバ手段を有する本部装置に通信
回線を介して接続し、記事情報を本部装置から配信され
またはダウンロード可能とされる記事販売装置であっ
て、顧客が入手希望をしたテーマによって、それぞれ異
なった広告を付加した新聞原稿データを本部装置から配
信されまたはダウンロード可能とされ、配信またはダウ
ンロードされた内容を所定の形式にて出力するものであ
る。
【0079】この記事販売装置では、顧客の選択する記
事テーマによって推定される顧客の趣味、嗜好に合わせ
た広告を記事情報に付加できるので、広告効果が高くな
る。さらに、配信またはダウンロードした情報は、顧客
が印刷等によって読みたいと思う記事のみをアウトプッ
トするものであるから確認(読む)確率が極めて高いも
のであり、原稿データ中の広告情報も同様に読まれる確
率が高くなる。また、通信回線を介して記事情報を記事
販売装置に配信されまたはダウンロードするので、最新
情報の入手が可能となる。さらに、記事情報が、発行さ
れる新聞に掲載される予定のものである場合には、紙面
用に編集されない記事情報を入手することが可能とな
る。
【0080】また、他の発明の記事販売装置は、記事情
報を蓄積しているサーバ手段を有する本部装置に通信回
線を介して接続し記事情報を本部装置から配信されまた
はダウンロード可能とされる記事販売装置であって、顧
客が操作した時刻によって記事情報と共に配信されまた
はダウンロードされる広告の表現が変更可能とされ、配
信またはダウンロードされた内容を所定の形式にて出力
するものである。
【0081】このため、従来の新聞では不可能でった
「新聞が読まれる時間を特定した広告表現」が可能とな
り、広告に臨場感が出て広告効果が高まる。同一商品の
広告であっても「朝にふさわしいキャッチコピー」、
「深夜にふさわしいキャッチコピー」というように広告
表現を切り替えることが可能となる。特に、野球やサッ
カー等のように長時間のプレイが必要とされ、勝負を争
うスポーツの場合、その状況に合わせて広告表現を切り
替え、紙面に掲載すると広告が生きたものとなり、広告
効果が極めて向上する。また、通信回線を介して記事情
報を記事販売装置に配信またはダウンロードするので、
最新情報の入手が可能となる。さらに、記事情報が、発
行される新聞に掲載される予定のものである場合には、
紙面用に編集されない記事情報を入手することが可能と
なる。
【0082】さらに、他の発明の記事販売装置は、記事
情報を蓄積しているサーバ手段を有する本部装置に通信
回線を介して接続し記事情報を本部装置から配信されま
たはダウンロード可能とされる記事販売装置であって、
配信されまたはダウンロードされた記事を印刷する印刷
手段を備え、当該装置が置かれた店内で販売されている
商品または提供されているサービスに関する広告情報を
記事情報と共に印刷手段によって印刷可能としている。
【0083】このように構成すると、記事情報とその店
独自の広告情報とをドッキングし、印刷することで、顧
客はその店独自の広告を見ることとなり、店の売り上げ
が増加する。また、通信回線を介して記事情報を記事販
売装置に配信またはダウンロードするので、最新情報の
入手が可能となる。さらに、記事情報が、発行される新
聞に掲載される予定のものである場合には、紙面用に編
集されない記事情報を入手することが可能となる。
【0084】加えて、他の発明の記事販売装置は、記事
情報を蓄積しているサーバ手段を有する本部装置に通信
回線を介して接続し記事情報を本部装置から配信されま
たはダウンロード可能とされる記事販売装置であって、
顧客が登録されたユーザーIDを入力するID入力手段
と、その入力によって顧客が予め選択または入力したテ
ーマまたは複数のテーマの組み合わせに関連した記事情
報を印刷手段によって印刷またはディスプレイ装置に表
示、あるいは情報記憶媒体に保存する出力手段を有して
いる。
【0085】このようにユーザIDを入力するのみで、
その顧客が関心を有するテーマまたは複数のテーマの組
み合わせに関連する記事情報を出力できるので、顧客に
とって記事情報を入手するに当たって非常に使い易いも
のとなる。また、通信回線を介して記事情報を記事販売
装置に配信されまたはダウンロードするので、最新情報
の入手が可能となる。さらに、記事情報が、発行される
新聞に掲載される予定のものである場合には、紙面用に
編集されない記事情報を入手することが可能となる。
【0086】また、他の発明の記事販売装置は、記事情
報を蓄積しているサーバ手段を有する本部装置に通信回
線を介して接続し、記事情報を本部装置から配信されま
たはダウンロード可能とされる記事販売装置であって、
顧客が入力希望する所定の地域または区間を選択または
入力可能とする希望地図入力手段を備え、記事情報と共
に、または記事情報に代えて入力された地域または区間
を現す地図情報であって渋滞情報または天気予報の少な
くとも一方が付加された地図情報を出力可能とされてい
る。
【0087】このように、旅行や車輌運行時等に必要と
なる地図情報を渋滞情報や天気予報と一緒に得ることが
可能となるので、旅行者や運転者にとって便利なものと
なる。また、通信回線を介して記事情報を記事販売装置
に配信されまたはダウンロードできるので、最新情報の
入手が可能となる。さらに、記事情報が、発行される新
聞に掲載される予定のものである場合には、紙面用に編
集されない記事情報を入手することが可能となる。
【0088】さらに、他の発明の記事販売装置は、記事
情報を蓄積しているサーバ手段を有する本部装置に通信
回線を介して接続し記事情報を本部装置から配信されま
たはダウンロード可能とされる記事販売装置であって、
顧客が入力希望する所定の地域または区間を選択または
入力可能とする希望地図入力手段を備え、記事情報と共
に、または記事情報に代えて入力された地域または区間
を現す地図情報であって抜け道情報または道路補修情報
の少なくとも一方が付加された地図情報を出力可能とさ
れている。
【0089】このように、旅行や車輌運行時等に必要と
なる地図情報を抜け道情報や道路補修情報と一緒に得る
ことが可能となるので、旅行者や運転者にとって便利な
ものとなる。また、通信回線を介して記事情報を記事販
売装置に配信されまたはダウンロードできるので、最新
情報の入手が可能となる。さらに、記事情報が、発行さ
れる新聞に掲載される予定のものである場合には、紙面
用に編集されない記事情報を入手することが可能とな
る。
【0090】加えて、他の発明では、上述の各発明の記
事販売装置に加え、顧客が入手を希望するテーマを選択
または入力可能とするテーマ入力手段を備えている。
【0091】このように、この発明では、顧客が選んだ
テーマに関連した記事情報のみが記事販売装置に配信さ
れまたはダウンロードされるので、顧客の関心がある記
事のみをその顧客に提供することができる。提供の方法
としては、たとえば、配信されまたはダウンロードされ
た記事情報を印刷したり、情報記憶媒体に保存したり、
表示手段で表示することとなる。
【0092】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を参照しながら説明をする。なお、以下では、本発
明の実施の形態の記事販売システムを主として説明し、
記事販売方法および記事販売装置は、記事販売システム
の説明と併せて説明することとする。
【0093】この記事販売システム1は、図1に示すよ
うに、通信回線となるインターネット網2と、多数の記
事情報を蓄積しているサーバ手段3を有し、インターネ
ット網2に接続される本部装置4と、この本部装置4に
インターネット網2を介して接続され、サーバ手段3内
の記事情報をダウンロード可能とされる記事販売装置5
とから主に構成される。
【0094】本部装置4としては、本部社屋11に配置
されるサーバ手段3と、LAN12を介してサーバ手段
3に接続され、記事情報を入力する記事入力手段となる
コンピュータ13等の他に、本部社屋11外にあって、
インターネット網2を介してサーバ手段3に記事情報を
送信するコンピュータ14や、携帯電話等のモバイル端
末15が含まれる。
【0095】記事販売装置5としては、インターネット
網2に接続されるウェブサーバ16、ウェブサーバ17
にLAN18を介して接続されるコンピュータ19,1
9、プロバイダが保有するウェブサーバ20に電話回線
を介して接続されるコンピュータ21,21等、種々の
形態が存在する。記事販売装置5は、主としてコンビニ
エンスストア、薬局、スーパー等の店頭に置かれるが、
会社内の喫茶コーナーや会社の寮内、列車内、飛行機
内、船舶内、ゲーム施設内、カラオケ施設内、旅館内、
ホテル内等、種々の場所に設置可能である。
【0096】なお、インターネット網2には、道路の渋
滞情報を保存しているウェブサーバ22や天気予報の情
報を保存しているウェブサーバ23が接続されている。
これらのウェブサーバ22,23は、この実施の形態で
は、本部装置4を運営する者とは経営主体が異なる者の
運営となっているが、これらを本部装置4に組み込んで
も良い。ウェブサーバ22,23中には道路の抜け道情
報、道路補修情報、取り締まり情報等道路に関する他の
情報を保存させたり、天気予報以外に映画の上映館リス
トやコンサート情報などのエンターテイメント情報を混
雑状況や空席情報の少なくとも一方と共に保存するよう
にしても良い。また、天気予報としては、雨、晴れ等の
通常の天候以外に桜前線の位置や梅雨情報としたりして
も良い。
【0097】サーバ手段3は、図2に示すように、記事
情報等が入力され保存されるハードディスク等の記憶手
段からなるデータベース部31と、記事情報を所定のフ
ォーマットに編集するためのプログラム等が保存される
RAM、ROM等の記憶手段からなるプログラム部32
と、インターネット網2を介しての通信やその他の通信
を行う通信インターフェース部33と、印刷手段(図示
省略)等とのやり取りを制御するI/Oインターフェー
ス部34と、サーバ手段3内の各部分を制御するCPU
等からなる制御部35とから主に構成される。
【0098】データベース部31は、プロ野球の記事、
サッカーの記事、つりの記事等の各種の記事情報からな
る記事情報データベース41と、固定の広告情報からな
る固定広告情報データベース42と、特定のテーマに関
連した記事情報と広告情報とをドッキングして所定の新
聞形式の新聞原稿データとして保存する原稿データベー
ス43と、時刻によって異なる表現が保存される変更広
告情報データベース44とを有している。
【0099】データベース部31は、さらに、広告情報
毎に、その広告情報がダウンロードされた回数と、予め
決められている最大露出回数(ダウンロード回数)とを
保存する広告回数データベース45と、ユーザーIDや
登録されたテーマ等の各顧客の情報を保存した顧客情報
データベース46と、道路地図等の地図情報が保存され
た地図情報データベース47と、各記事販売装置の状況
が保存された記事販売装置データベース48と、このシ
ステム1へのアクセス者のデータや新聞形式(フォーマ
ット)等が保存されているその他データベース49とを
有している。
【0100】記事情報データベース41中の記事は、た
とえばプロ野球で言えば、全12球団のそれぞれ詳細な
記事となっている。これは、1日1回または2回発行の
従来の新聞では掲載されない各球団の記事を多く含み、
すべての球団の詳細な情報が盛り込まれている。1日に
所定回数発行される従来の新聞には、それらの記事から
最大公約数的に読者に好まれる記事が選ばれ、編集され
て掲載される。換言すれば、従来の新聞システムでは、
記事情報のほとんどが利用されず捨てられている。
【0101】固定広告情報データベース42内には、記
事販売装置5が置かれている店内の商品の販売またはそ
の店のサービスに関連する広告(割引きクーポンを含
む)も保存されている。なお、この店独自の広告のデー
タは、サーバ手段3内ではなく、その店に置かれる記事
販売装置5内に保存するようにしても良い。
【0102】プログラム部32は、顧客が選択または入
力したテーマに関連した記事情報を記事情報データベー
ス41から検索し抽出する記事検索抽出プログラム51
と、当該テーマに関連した広告情報を固定広告情報デー
タベース42から検索し抽出する広告検索抽出プログラ
ム52と、抽出された記事情報と広告情報を所定の新聞
形式に編集する編集プログラム53と、出力要求がなさ
れた時刻を判断し、その時刻に対応する変更広告情報を
変更広告情報データベース44から抽出する変更広告情
報抽出プログラム54とを有している。
【0103】プログラム部32は、さらに、広告情報の
ダウンロード回数を把握すると共に、広告回数データベ
ース45中の最大露出回数と一致したとき、その後のダ
ウンロードが行えないようにする広告回数把握・制御プ
ログラム55と、入力されたユーザーIDを検出し、そ
のユーザーIDに一致する顧客の顧客情報データベース
46中に登録されたテーマを抽出するユーザーID検索
プログラム56と、地図情報データベース47中の地図
情報にドッキングする渋滞情報や天気予報を取得するた
めの付加情報取得プログラム57と、記事情報が購入さ
れる記事販売装置5を制御管理する記事販売装置管理プ
ログラム58と、取得した付加情報と地図情報とを組み
合わせる地図情報編集プログラム59と、サーバ手段3
内の各部をそれぞれ機能させる各種のプログラム等から
なるその他プログラム60とを有する。
【0104】記事販売装置5は、図3に示すように、特
定のテーマ、すなわち、入手したい出力情報を選択する
ためのディスプレイ装置61(CRTや液晶、プラズマ
ディスプレイを含みこれに限らない視覚情報表示装置)
と、入力手段62(キーボードやマウス、タッチパネ
ル)と、新聞原稿データを出力する印刷手段となるプリ
ンタ63(レーザー方式、インクジェット方式、熱転写
方式、昇華型方式を含みこれに限らない紙に情報を出力
する手段)と、課金機64(コインや紙幣、プリペイド
カード、クレジットカード、デビットカード、インター
ネットによる課金システムなどを含みこれに限らない課
金手段)と、サーバ65(コンピューターや、半導体メ
モリー、ハードディスク、MO、CD ROM、DVD
RAM、他の磁気ないしは光ないしは光磁気記憶装置
を含みこれに限らないデータ記憶装置)とで主に構成さ
れる。
【0105】なお、記事販売装置5は、図3のように一
体の機械として構成することもできるが、図4のように
それぞれが単体の集合として機能させることもできる。
また、印刷手段に加え、または印刷手段に代えて、情報
記憶媒体を利用したデータ内容保存手段を設けるように
しても良い。さらに、テーマの選択に代えて、またはテ
ーマの選択と共に出力したいテーマを入力手段62等に
よって入力可能としても良い。
【0106】次に、以上のように構成される記事販売シ
ステム1の動作や操作について説明する。
【0107】この記事販売システム1の具体的な運用
は、次の2方法が考えられる。すなわち、記事情報とな
る新聞情報を新聞社または本サービスを提供する者(情
報提供社)である本部装置4のサーバ手段3に蓄積し、
店頭等から注文があった時に必要な情報を記事販売装置
5にダウンロードする方法と、店頭にある記事販売装置
5に注文がなくとも定期的にあるいは任意のスケジュー
ルで新聞情報をダウンロードしておく方法とがある。前
者の方法(図6参照)は、情報が常に最新であるという
利点があり、後者の方法(図7参照)は、ダウンロード
の時間がかからないという利点がある。
【0108】最初に、図6の方法を具体的に説明する。
【0109】まず、新聞社等の本部装置4を有する運営
者(情報提供社)は、図5に示すように、A,B,Cな
ど複数の記事情報とX,Y,Zなど複数の広告情報をサ
ーバ手段3に入力する。そして、編集プログラム53に
よって両者を組み合わせたα,β,γなどの新聞原稿デ
ータを作成し、サーバ手段3に原稿データベース43と
して蓄積する。
【0110】それぞれの新聞原稿データは、顧客によっ
て異なる興味分野を中心としての記事内容とその興味分
野に特に効果的と考えられる広告の組み合わせによるも
のである。すなわち、この実施の形態では、予め複数の
テーマを決め、テーマ毎に新聞原稿データを作成し保存
していく。例えば毎朝スポーツ社(架空の新聞社)とい
う新聞社が多くのテーマに特化した新聞原稿データを保
存し、各新聞原稿データを毎朝ジャイアンツ、毎朝ドラ
ゴンズ、毎朝スワローズ等と名付け、顧客にこれを選
択、購入してもらうといった形態が想定される。なお、
予めテーマを決めて新聞原稿データを作成保存するので
はなく、記事販売装置5からテーマが入力される毎にそ
のテーマに合った新聞原稿データを作成するようにして
も良い。
【0111】なお、広告情報がなくても、あるいは共通
した広告情報でも、新聞原稿データα,β,γ,…は成
立する。記事情報は、政治・経済・社会・スポーツ・エ
ンターテイメント情報・天気予報・渋滞情報・占い・番
組表を含み、これらに限定されない。これらの記事情報
は、新聞社等が必要と考える頻度で常時更新される。
【0112】図6において、顧客が記事販売装置5にお
いて購入したい新聞原稿データ(たとえば新聞原稿デー
タαに相当する新聞)を入力手段62で選択し(ステッ
プS101)、課金機64において支払いを行う(ステ
ップS102)。すると、記事販売装置5は、その新聞
原稿データαを要求し(ステップS103)、有線や無
線、衛星などを用いたインターネット網2を利用してサ
ーバ手段3からサーバ65にダウンロードし記憶させる
(ステップS104)。
【0113】記事販売装置5は、この新聞原稿データα
をプリンタ63によって紙(各種の紙、ビニール、化学
繊維、プラスチックなどのプリンタ63によって出力可
能な素材)に出力する(ステップS105)。顧客はこ
れを受け取り販売が成立する。なお、印刷せずに、ダウ
ンロードしたデータを、CD、MO等の情報記憶媒体に
記憶させ、この媒体を取り出すことで販売が成立するよ
うにしても良い。
【0114】次に、後者の方法(図7参照)について説
明する。この方式は、新聞原稿データα,β,γ,…を
顧客の注文のある無しにかかわらず定期的にあるいは任
意のスケジュールで随時サーバ手段3からサーバ65に
ダウンロードしたり配信したりする方式である。それ以
外の構成や方法は、図6と同様である。 注文の度にダ
ウンロードする必要がないので、顧客の注文から出力ま
での時間を短縮することが可能である。なお、記事販売
装置5が主体的にデータを取る場合(ダウンロードの場
合)は、その記事販売装置5が置かれている店の稼働状
況や地域状況に合わせて、記事販売装置5側で時刻を設
定するのが好ましい。また、サーバ手段3からデータを
配信するときは、記事販売装置5すべてに同時に配信し
たり、各記事販売装置5毎に設定された時刻に個別に配
信するようにすることができる。
【0115】この方式では、事前に各種の新聞原稿デー
タα,β,γ,…をサーバ手段3から記事販売装置5に
ダウンロードしておく(ステップS111)。顧客は、
記事販売装置5のディスプレイ装置61を見て、必要な
テーマ、または必要情報を選択する(ステップS11
2)。その後、課金機64に対して購入金額を入力して
課金し(ステップS113)、必要情報を出力する(ス
テップS114)。
【0116】次に、記事販売装置5によって、顧客から
新聞原稿データα,β,γ,…のいずれかの注文があっ
たときに、指定されたテーマ(記事内容)によって選択
された新聞原稿データに掲載される広告を差し替える方
法を図8に基づいて説明する。
【0117】顧客の選択するテーマとなる記事内容によ
り顧客の属性がある程度推察できる場合がある。たとえ
ば、サッカー中心の記事内容を選択した顧客は、20代
から30代の男性である率が高い。また、プロ野球中心
の記事内容を選択した顧客は、40代から50代の男性
である率が高い。そこで、サッカー中心の記事内容が選
択された場合には、図8(A)に示すように、20代か
ら30代男性向けの商品の広告情報を挿入した新聞原稿
データを生成する。一方、プロ野球中心の記事内容が選
択された場合は、図8(B)に示すように、40代から
50代男性向けの商品の広告情報を挿入した新聞原稿デ
ータを生成する。その後、店頭に置かれた記事販売装置
5はこれをダウンロードしてプリントアウトする。
【0118】さらに顧客の選択した記事内容が釣り情報
であった場合などは、釣り道具の広告情報を釣り情報中
心の記事情報に付加するということも可能である。この
ように多種に渡る記事情報にそれぞれを選択・購入する
であろう読者層を想定して異なった広告を掲載すること
が可能となる。これらは、サーバー手段3の編集プログ
ラム53によって、データベース部31上に記憶させた
記事情報と広告情報とを組み合わせることで実行され
る。
【0119】次に、本発明によってプリントアウトされ
る新聞原稿データα,β,γ,…に一定回数の広告情報
の掲載を可能とするシステムを図9に基づいて説明す
る。
【0120】インターネット網2上のホームページに掲
載されるバナー広告においては、そのバナー広告が掲載
されたページが何人に見られたか(ページビュー)をカ
ウントし、その回数を保証して一定金額の広告費を設定
する方法が既に存在する。しかしながら、紙を媒体とす
る新聞においては、平均発行部数で掲出回数を推定する
しかない。また、通常の新聞は、多ページに渡り多くの
広告が掲載されているため、特定の広告が掲載された特
定のページを全読者が見るということはありえず、むし
ろかなりの割合の読者が特定のページを開いてすらいな
い。したがって、何人の読者が特定の広告が掲載された
特定のページを見たのかを正確に把握することができな
い。そのページの記事内容によって注目率も違い、同一
新聞同一日であっても掲載ページによって広告の到達率
は大きく異なってしまうという問題もあった。
【0121】この記事販売システム1では、図9に示す
アルゴリズム(広告回数把握・制限プログラム55に相
当)に従って広告情報を新聞原稿データα,β,γ,…
に挿入することにより、紙を媒体とする新聞における広
告掲載回数を厳密に管理することを可能としている。図
9のステップS121において、顧客が選択した新聞原
稿データ、たとえば新聞原稿データαの出力要求によ
り、顧客の選択した記事情報Aに広告情報Xを挿入した
新聞原稿データαを出力する。サーバー手段3内の制御
部35は、ダウンロード数をモニターすることにより、
広告情報Xの出力回数をカウントし、広告主とあらかじ
め定めた規定回数(露出回数)に達したか否かを判定す
る(ステップS122)。
【0122】規定回数に達したら、広告情報Xの挿入を
中止し、次の広告情報Yを挿入した新聞原稿データを生
成し、注文に応じて出力する(ステップS123)。以
下同様に規定回数の掲出を終えたら次の広告情報を挿入
していく(ステップS124とその後)。なお、広告情
報Xと広告情報Yが共に記事情報Aのテーマと関連する
ものであるときは、それぞれ記事情報Aと一体化してダ
ウンロードさせるのが好ましい。しかし、広告情報の付
加を所定のテーマと関連づけるのではなく、すべての記
事情報に付加させたり、逆に顧客の年代層、性別等に合
わせて付加するようにしても良い。
【0123】この記事販売システム1は、広告掲出回数
を正確に把握し、広告主に保証できる上に、通常の新聞
に比べ特定情報を中心とした新聞をプリントアウトによ
って提供するものであるから、ページ数は少なくなり、
興味のある記事のそばに広告が必ずあることから広告の
掲出回数と読者の広告を見る回数は非常に近いものとな
る。したがって、紙を媒体とする新聞としては始めてペ
ージビュー保証型の広告スペース販売を可能とする。ま
た、広告情報と記事情報を共に特定のテーマに関連する
ものとしたり、顧客の年代や性別に合わせたものとする
と、一層広告効果が高いものとなる。
【0124】また、この記事販売システム1は、店頭か
らの注文に応じて新聞原稿データα,β,γ,…のいず
れかをダウンロードして、必要に応じプリントするシス
テムであるから、注文が行われる時刻に応じて異なる広
告情報を挿入し、新聞原稿データα,β,γ,…を生成
することが実現される。昼間に効果的な広告、深夜に効
果的な広告などを予め変更広告情報データベース44内
に保存し、変更広告情報抽出プログラム54を利用し
て、差し替えることが可能となる。
【0125】さらに、スポーツの試合結果を中心とする
記事情報を顧客が選択した場合には、注文時点での試合
の展開や、結果によりその記事内容に対応した広告を、
同様の仕組みを利用して自動的に挿入することが可能で
ある。図10から図12に顧客がプロ野球の特定の球
団、たとえばジャイアンツの記事を中心とする新聞情報
を選択した場合の例を示す。
【0126】この例では、広告主がABCビールとす
る。試合前の記事内容は、図10に示すように、今日の
見所・予想などであり、新聞を購入した読者がジャイア
ンツファンであると特定できることから、広告では「が
んばれジャイアンツ!」等の文章を含んだ広告が効果的
である。ここで、「ABCビール」の表示と画像が固定
広告情報となり、「がんばれジャイアンツ」が変更広告
情報となる。
【0127】次に、注文をした時刻が試合中の場合、図
11に示すように、ジャイアンツがリード、同点、ビハ
インドのそれぞれのケースに最も適切な文章を含む広告
を新聞原稿データに挿入する。そして、注文が試合後で
ある場合、図12に示すように、勝ち負けの双方にそれ
ぞれ適当な広告を挿入する。この複数の種類の広告を状
況に応じて挿入する実施例は、図13に示すステップS
131からステップS142のアルゴリズムをプログラ
ミングしたシステムにより実施可能である。
【0128】この図13に示した例では、図6に示すフ
ロー(方法)が採用される。すなわち、まず図6のステ
ップS101,S102が行われる。次に、図13に示
すように、顧客は記事販売装置5によって、「ジャイア
ンツ」をテーマとしたジャイアンツ関連記事を注文する
(ステップS131)。このステップS131は、図6
のステップS103に相当する。次に、サーバ手段3内
の制御部35は、試合開始時間前か否かを判断し(ステ
ップS132)、試合開始前であると判定すると、図1
0に示す広告のデータを記事情報に付加し、新聞原稿
データを作成する(ステップS133)。
【0129】試合開始前でないと判定されると、制御部
35は、試合が終了しているか否かを判断する(ステッ
プS134)。試合が終了していないと判断されると、
ジャイアンツがリードしているか否かを制御部35は判
定する(ステップS135)。ジャイアンツがリードし
ていると、リードの状況を示す記事情報に図11(A)
に示す広告が付加された新聞原稿データが作成される。
【0130】ジャイアンツがリードしていない場合は、
ジャイアンツは同点か否かが判定され(ステップS13
7)、同点の場合、図11(B)に示すように、同点の
状況を示す記事情報と、「あと1点!」等の表現がなさ
れた広告のデータとが結合された新聞原稿データが作
成される(ステップS138)。ジャイアンツが同点で
ないと判定されると、ジャイアンツは負けていることと
なり、図11(C)に示すように、ジャイアンツが負け
ている記事情報と、「逆転だジャイアンツ!」等の表現
がなされた広告のデータがドッキングされた新聞原稿
データが作成される(ステップS139)。
【0131】ステップS134で、試合が終了している
と判定されたときは、ジャイアンツが勝った否かが判定
される(ステップS140)。この判定の結果、ジャイ
アンツが勝っていた場合、ジャイアンツの勝利を伝える
記事情報と図12(A)に示す「やったぜジャイアンツ
!今日もビールがうまい」等のアピール力のある広告情
報とが組み合わされた新聞原稿データが作成される(ス
テップS141)。一方、ジャイアンツが負けた場合
は、図12(B)に示すように、ジャイアンツの負けを
伝える記事情報と、「明日はがんばれジャイアンツ!」
等、志気を高める広告情報とがドッキングされた新聞原
稿データが作成される(ステップS142)。
【0132】その後は、図6のステップS104,S1
05が行われる。なお、図7の処理方法の場合、この実
施の形態では、サーバ手段3は、試合前、試合中、試合
後の少なくとも3時点で事前に新聞原稿データをその試
合状況に応じ、記事販売装置5のサーバ65に送信して
おくようにしている。図6、図7のいずれの記事販売方
法を採用するにしても、サーバ手段3内の記事情報、広
告情報の変更は、記事情報を修正するたびに、その記事
情報と広告情報を変更させるのが好ましい。一方、図7
において、記事販売装置5への定期または任意の時刻の
ダウンロードや配信は、定期や任意の時刻を基準とする
のではなく、各回の表と裏が終わるたびに行うようにす
るのが好ましい。なお、野球ではなく、サッカーの場合
は、点数が入るたびにダウンロードしたり、配信させる
のが好ましい。
【0133】この記事販売装置5は、店舗等の物販を行
っている場所に設置されることが多い。そこで、この記
事販売装置5からプリントアウトされる新聞に、その記
事販売装置5が置かれる店舗で販売される他の商品の割
引クーポンを挿入するようにしても良い。実施にあたっ
ては、その店舗において特に販売促進を図りたい商品や
提供サービスに関する割引クーポンを広告情報としてサ
ーバ手段3内またはサーバ65内に蓄積し、記事情報の
記事販売装置5からの注文に応じて割引クーポンを挿入
した新聞原稿データを生成し、出力する。
【0134】割引クーポンには、店舗のレジで割引が自
動的に行えるようにバーコード等の符号情報を付加する
こともできる。図14に、割引クーポン付きの新聞の例
を示す。
【0135】このクーポン広告は、従来の新聞や折り込
みチラシ、ダイレクトメールなどのクーポン広告に比
べ、次の点で非常に有効である。すなわち、1)従来の
クーポンは、自宅などで入手した割引クーポンを店頭に
持っていく必要があり、広告主から見れば割引クーポン
が活用される確率があまり高くない。顧客から見れば、
割引クーポンを持参することを忘れがちであり、活用の
機会があまり高くならない。ところが本発明により実現
する割引クーポンは、クーポンが使用される店舗内でプ
リントアウトされることから、すぐその場で使用可能で
あり、割引クーポンの使用確率は飛躍的に高まる。2)
従来のクーポンでは、顧客の中で何人がクーポンを使用
して割り引き購入を行使するか予測できなかった。した
がって、クーポン広告実施広告主は、割引による販売量
を予測し、管理することができなかった。場合によって
は、予測以上の割引クーポン使用率によって収益減を招
くこともあった。しかし、本発明によるクーポン広告の
実施においては、プリントアウト回数の管理によって、
あるいは店頭レジのPOSシステムからのクーポン使用
枚数のフィードバックによって任意のタイミングでクー
ポン出力を停止し、他の広告原稿と置き換えることで、
クーポンによる割引販売の量を管理することが可能とな
る。3)従来のクーポンでは、クーポン利用可能期間、
利用地区を細かく設定する事は困難であったが、本発明
による割引クーポンは、サーバ手段3や記事販売装置5
内のサーバー65へのプログラムの保存により、任意の
期間、記事販売装置5が設置された任意の場所によって
個別に割引クーポンの実施が可能となる。
【0136】また、記事販売装置5において顧客がユー
ザーIDを登録することにより、2回目以降の記事情報
購入時には、顧客情報データベース46やユーザーID
検索プログラム56を利用することで、各顧客が必要と
する記事情報の選択作業は不要となる。顧客によって
は、複数の嗜好の記事情報を欲する場合も想定され、こ
のような場合、特にユーザーIDの登録をしておくと利
便性が高い。
【0137】たとえば、ある顧客がプロサッカーチーム
鹿島アントラーズとプロ野球チームヤクルトスワローズ
と競輪に興味関心がある場合、記事販売装置5において
初回のみこの3つの組み合わせを選択または入力すれ
ば、次回以降は、登録したユーザーIDの入力のみを行
えば、自動的にこの3つの記事の出力が得られる。
【0138】ユーザーIDは、数字やアルファベットひ
らがな、カタカナ、漢字等で構成される。ユーザーID
の運用については イ)ユーザーIDを記事販売装置5
に記憶させ、ユーザーIDに対応する記事の組み合わせ
をサーバ手段3に毎回要求する方法と、この実施の形態
で示すように、ロ)ユーザーIDをサーバ手段3に記憶
させる方法とが存在する。この実施の形態では、ユーザ
ーIDと対応する記事情報の組み合わせを顧客情報デー
タベース46としてサーバ手段3に蓄積させている。
【0139】この実施の形態では、ディスプレイ装置6
1に表示されるテーマの選択画面は、当初は、スポー
ツ、芸能、政治、経済等に大きく分かれ、スポーツを選
択する(タッチする)と、プロ野球、プロサッカー、競
馬、競輪、スキー等がディスプレイ装置61に表示され
る。プロ野球を選択すると、ディスプレイ装置61に
は、読売ジャイアンツ、ヤクルトスワローズ、…等12
の球団名が表示される。そして、ジャイアンツをタッチ
すると、テーマとして「ジャイアンツ」が登録されるこ
ととなる。
【0140】この登録の際、自己の氏名、性別、年齢等
の顧客情報を入力すると、テーマ登録と共に、顧客情報
がユーザーIDと共に、顧客情報データベース46に登
録される。ユーザーIDは、出力された新聞の上方また
は下方に印刷されて表示されてもよい。なお、課金は、
この実施の形態では、このユーザーIDとは関連づけな
く行われる(現金や別個のクレジットカード等の採用)
ため、パスワード等の秘密のIDを入力する必要はな
い。しかし、顧客を会員化し、課金をユーザーIDと関
連づけて行うようにする場合や、登録されたテーマの組
み合わせがプライバシーと判断される場合は、ユーザー
IDの他に特別なパスワード入力や他の本人確認手段を
採用する必要が生ずる。
【0141】テーマの登録に当たっては、予め定められ
たテーマ名(上例ではジャイアンツ、…)を選択するの
ではなく、入力手段62を利用してフリーキーワード的
に入力できるようにしても良い。また、上述の実施の形
態では、課金手段により記事を有償としているが、会社
での一括契約による有償、会員化しその会員のダウンロ
ード回数を把握し、その回数によって会員に後日請求す
る方式での有償等各種の有償方法を採用することができ
る。また、所定期間を無償にしたり、所定の人に対して
は無償にしたりする等、適宜、無償提供を混在させても
良い。さらには、広告主等からの利益によって運営する
等の方法を採用することで記事の出力を完全に無償化し
ても良い。
【0142】サーバ手段3内の制御部35は、広告情報
のダウンロード回数が所定の回数に達したときに広告を
ダウンロードされないように設定する設定手段となり、
アクセスされた時刻によって広告の表現を変更するよう
に制御する広告内容変更手段となり、ユーザーIDを付
与するID付与手段となり、記事情報を検索し抽出する
検索抽出手段となる。また、データベース部31は、顧
客が選択または入力したテーマを保存するテーマ保存手
段となる。
【0143】また、この実施の形態の記事販売方法で
は、複数の記事情報をサーバ手段3に入力する工程と、
サーバ手段3を有する本部装置4と店頭に置かれた記事
販売装置5との間で通信回線を介して通信する工程との
2つの工程を常に有している。
【0144】そして、この記事販売方法では、さらに、
顧客が入手を望むテーマを記事販売装置5を使用して選
択または入力するテーマ決定工程と、テーマに関連する
記事情報をサーバ手段3内から検索抽出する検索抽出工
程と、この検索抽出工程で抽出された記事情報をサーバ
手段3から記事販売装置5に配信またはダウンロードす
るダウンロード工程と、配信またはダウンロードされた
内容を所定の新聞形式にて出力する出力工程とを有して
いたり、顧客が入手を望むテーマを記事販売装置5を使
用して選択または入力するテーマ決定工程と、入力され
たテーマによってそれぞれ異なった広告を付加した原稿
データを作成する原稿データ作成工程と、原稿データを
本部装置4から記事販売装置5に配信またはダウンロー
ドするダウンロード工程と、配信またはダウンロードさ
れた内容を所定の新聞形式にて出力する出力工程と、を
有する。
【0145】さらに、広告回数をカウントする工程を含
む記事販売方法では、複数の広告情報をサーバ手段3に
入力する工程と、記事情報と共に広告情報をサーバ手段
3から記事販売装置5に配信またはダウンロードするダ
ウンロード工程と、配信またはダウンロードされた広告
情報の出力回数をその広告情報毎にカウントする広告回
数カウント工程と、予め決められた出力回数に到達した
ときには当該広告を出力されないようにする工程と、を
有している。
【0146】また、時刻によって広告内容を変える記事
販売方法では、配信またはダウンロードの時刻によって
変更される変更広告情報を入力する変更情報入力工程
と、配信またはダウンロードの時刻によっては変更され
ない固定広告情報を入力する固定情報入力工程と、顧客
が記事販売装置5を操作した時刻を判断する時刻判断工
程と、時刻判断工程で判断された時刻に対応する変更広
告情報を固定広告情報と組み合わせてサーバ手段3から
記事販売装置5に配信またはダウンロードするダウンロ
ード工程とを有している。なお、時刻によって広告を変
更する場合としては、朝、昼、晩のように一日の各時刻
や時間を決めて変更する場合や、野球の勝敗報告のよう
に、最新の時刻における状況に合わせて変更する場合等
が挙げられる。
【0147】また、記事販売装置5が置かれた店内の商
品等を広告する記事販売方法では、記事販売装置5また
はサーバ手段3に、当該記事販売装置5が置かれた店内
で販売されている商品または提供されているサービスに
関するその店用の広告情報を入力する店用広告情報入力
工程と、記事情報と店用の広告情報または記事情報のみ
を配信またはダウンロードするダウンロード工程と、配
信またはダウンロードされた記事情報と、配信またはダ
ウンロードもしくは記事販売装置5のサーバ65に保存
されている店用の広告情報とを組み合わせて印刷する印
刷工程とを有している。
【0148】さらに、ユーザーIDを利用しての記事販
売方法では、顧客が選択または入力したテーマまたは複
数のテーマの組あわせを保存するテーマ保存工程と、各
顧客に異なるユーザーIDを付与するID付与工程と、
記事販売装置5に入力されたユーザーIDからその顧客
が選択または入力したテーマに関連する記事情報を検索
し抽出する検索抽出工程と、この検索抽出工程で抽出さ
れた記事情報をプリンタ63によって印刷または情報記
憶媒体に保存する出力工程とを有している。
【0149】また、渋滞情報や抜け道情報などの付加情
報付きの地図情報を得ることができる記事販売方法で
は、記事販売装置5に所定の地域または区間を選択また
は入力する希望地図入力工程と、記事情報と共にまたは
記事情報に代えて所定の地域または区間を示す地図情報
であって、渋滞情報もしくは天気予報の少なくとも一方
または抜け道情報もしくは道路補修情報の少なくとも一
方が付加された地図情報を印刷する印刷工程とを有して
いる。
【0150】さらに、エンターテイメント情報を得るこ
とができる記事販売方法では、複数の記事情報をサーバ
手段に入力する工程と、サーバ手段を有する本部装置と
店頭に置かれた記事販売装置との間で通信回線を介して
通信する工程と、映画館リストやコンサート情報などの
少なくとも一種類のエンターテイメント情報とその混雑
状況または空席情報の少なくとも一方とを保存する工程
と、記事販売装置に顧客が入手希望するエンターテイメ
ント情報を選択または入力する工程と、その選択または
入力に基づいて記事情報と共に、または記事情報に代え
て保存されているエンターテイメント情報に混雑状況ま
たは空席情報の少なくとも一方が付加された付加情報付
きエンターテイメント情報を記事販売装置から印刷また
は当該装置に表示し、もしくは情報記憶媒体に保存する
出力工程と、を有している。
【0151】また、記事販売装置5の入力手段62は、
テーマ入力手段となり、ID入力手段となり、希望地図
入力手段となる。また、プリンタ63は、印刷手段でも
あり、出力手段ともなる。また、サーバ65には、図7
で示した方法を行う場合、ダウンロードした新聞原稿デ
ータα,β,γ,…を保有させるようにする。さらに、
サーバ65に、記事販売装置5が置かれている店の広告
情報(割引クーポン含む)を保存させるようにしても良
い。加えて、サーバ65に、サーバ手段3内のデータベ
ース部31内やプログラム部32内のデータベースやプ
ログラムの一部を保存させるようにしても良い。
【0152】この実施の形態の記事販売システムは、速
報性が高く、個別ニーズに対応したまったく新しい記事
情報販売手法を可能とし、新聞社等の運営者、記事販売
装置5が置かれる店舗、読者のすべてにメリットをもた
らすものとなる。
【0153】すなわち、提供される記事(新聞)が最大
公約数的記事内容とはならず、顧客が真に必要な記事を
入手できるものとなり、不必要な情報が不可避的に掲載
される問題点も無くなる。すなわち、この記事販売シス
テム1では、ダウンロードされる提供情報には不必要な
記事内容は含まれない。
【0154】また、この記事販売システム1では、従来
の新聞より大幅に時差の少ない報道が可能となり、ま
た、記事内容の更新は随時可能となる。さらに、従来の
新聞では発生しがちな店頭在庫も流通在庫もまったく発
生しない。加えて、この記事販売システム1によって提
供される新聞は、従来の新聞に比べ読者層が記事内容に
より推定しやすいものとなる。よって、掲載広告もター
ゲットを絞りやすくなる。また、新聞に掲載される広告
は、出力要求回数をモニターすることにより、何人が特
定の広告を掲載したページを見たかを正確に把握するこ
とができる。すなわちホームページにおけるページビュ
ー保証型と同様な広告スペース販売、管理が可能とな
る。
【0155】また、従来のインターネットによる記事情
報提供では、そもそもインターネットにアクセスできな
い人やパソコン等のアクセス環境が準備されていない人
は、情報を見ることができないのであるが、この実施の
形態の記事販売システム1は、店頭等へ出向けば、店頭
の記事販売装置5において簡単に記事情報を入手するこ
とができる。しかも、パソコンのOSやアプリケーショ
ンの立ち上げ、インターネット接続の確立などに要する
手間と時間が不要となり、記事販売装置5での簡便な操
作のみで良い。
【0156】また、モバイル端末等では、表示面積が小
さく、写真や大量の記事は読みづらいが、この記事販売
装置5は、記事情報を新聞として紙に出力できるもので
あるから、従来の新聞と同じように写真や長文の文章も
読みやすい。さらに、ホームページによる情報提供は課
金が困難であるが、この記事販売システム1では、記事
販売装置5が装備する課金機64に入金することにより
初めて記事情報を提供するようにできるため、インター
ネット網2を介した記事情報の提供が有料で確実に行え
ることとなる。
【0157】上述の実施の形態は、本発明の好適な実施
の形態の例であるが、本発明の要旨を逸脱しない範囲に
おいて、種々変更実施可能である。たとえば、上述の実
施の形態では、記事情報を毎日発行される新聞用の記事
としたが、雑誌用の記事としたり、これら紙媒体用の記
事とはせずに、この記事販売システム1専用の記事とし
ても良い。
【0158】また、アウトプットの形式を新聞形式とし
たが、1記事のみの葉書形式としたり、報告書形式等、
他の形式としても良い。また、出力手段としては、プリ
ンタ65や情報記憶媒体の他に、ディスプレイ装置61
による表示や顧客が有する携帯端末への赤外線出力(送
信)等を採用することができる。
【0159】通信回線としては、インターネット網2の
他に、本部装置4と記事販売装置5とを結ぶ専用有線網
としたり、無線網としたり、インターネット網2とこれ
らの他の通信網を組み合わせるものとしても良い。
【0160】また、記事販売装置5としては、印刷手段
を有するものが好ましいが、印刷手段を有さないものと
しても良い。さらに、テーマを選択または入力する入力
手段は、スキャナ等の特別な入力手段とせず、ディスプ
レイ装置61の画面をタッチパネルとして利用したり、
リモコン装置を利用するようにしても良い。
【0161】また、記事情報として映画情報を採用し、
テーマとして映画が選択された場合、上映している映画
と、当該映画を上映している映画館のリストと、映画上
映の際の各映画館の混雑状況または空席情報の少なくと
も一方を付加した情報を新聞形式またはその他の形式で
出力するようにしても良い。このように、記事情報を映
画、遊園地、海水浴場、旅館、絵画展等一般的な情報と
して、登録されたテーマに関連する一般的情報を記事情
報とすると共に、その混み具合、評判等のシチュエーシ
ョン情報を付加して記事販売装置5から提供するように
しても良い。
【0162】
【発明の効果】以上のとおり、各発明の記事販売システ
ムならびに記事販売方法および記事販売装置は、幅広い
顧客の趣味、嗜好に応じて、その顧客に合った記事情報
であって最新の記事情報を提供することができる。ま
た、記事情報提供側にとっては、従来の新聞では編集の
都合上、「取材はしたが掲載されない情報」を、各テー
マに対応する専門記事として活用でき、取材の労力の無
駄が減少する。
【0163】また、提供される記事情報を新聞形式にて
印刷すると、読み易いものとなる。また、記事販売装置
をコンビニエンスストア等夜遅くまで開いている店に置
くと、利用者は気軽に夜遅い時間帯でも、最新の記事情
報を入手することができる。さらに、この記事情報の提
供を有償にて行うと、記事情報提供者や記事販売装置の
設置店は収入増を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の記事販売システムのハー
ドウェア構成を示す図である。
【図2】図1の記事販売システム中のサーバ手段のブロ
ック構成図である。
【図3】図1の記事販売システム中の記事販売装置を示
す図である。
【図4】図1の記事販売システム中の記事販売装置の他
の例を示す図である。
【図5】図1の記事販売システム中のサーバ手段内に保
存されている記事情報と広告情報とから新聞原稿データ
を生成する様子を示す図である。
【図6】図1の記事販売システムにおいて実行される記
事販売方法の動作ステップを説明するための図で、顧客
の要求の都度、サーバ手段から必要情報を記事販売装置
へダウンロードする場合を示す図である。
【図7】図1の記事販売システムにおいて実行される記
事販売方法の動作ステップを説明するための図で、顧客
の要求が入力される前に予め必要情報を記事販売装置へ
ダウンロードする場合を示す図である。
【図8】図1の記事販売システムにおいて実行される読
者となる顧客の記事嗜好(テーマ)によって掲載広告を
差し替える方法を説明するための図である。
【図9】図1の記事販売システムにおいて実行される広
告情報のダウンロード回数によって広告の掲載を中止し
たり、変更したりする際のフローを示す図である。
【図10】図1の記事販売システムにおいて実行される
広告内容を、時刻によって変更する方法の具体例(野球
のジャイアンツに関する記事とその記事に付加される広
告をリアルタイムで変更する状況)を示す図で、試合前
の新聞原稿データを示す図である。
【図11】図1の記事販売システムにおいて実行される
広告内容を、時刻によって変更する方法の具体例(野球
のジャイアンツに関する記事とその記事に付加される広
告をリアルタイムで変更する状況)を示す図で、試合中
の新聞原稿データを示す図である。
【図12】図1の記事販売システムにおいて実行される
広告内容を、時刻によって変更する方法の具体例(野球
のジャイアンツに関する記事とその記事に付加される広
告をリアルタイムで変更する状況)を示す図で、試合後
の新聞原稿データを示す図である。
【図13】図1の記事販売システムにおいて実行される
広告内容を、時刻によって変更する処理フローを示す図
である。
【図14】図1の記事販売システムにおいて実行される
割引クーポンの掲載例を示す図である。
【符号の説明】
1 記事販売システム 2 インターネット網(通信回線) 3 サーバ手段 4 本部装置 5 記事販売装置 11 本部社屋 12 LAN 31 データベース部(テーマ保存手段) 32 プログラム部 35 制御部(設定手段、広告内容変更手段、ID付与
手段、検索抽出手段) 61 ディスプレイ装置 62 入力手段 63 プリンタ(印刷手段、出力手段) 64 課金機 65 サーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 ZEC G06F 17/60 ZEC 13/00 547 13/00 547V 17/30 110 17/30 110F 340 340A

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記事情報を蓄積しているサーバー手段を
    有する本部装置と、上記本部装置に通信回線を介して接
    続し上記記事情報を配信されまたはダウンロード可能と
    する記事販売装置とを備え、上記記事販売装置は、店頭
    に置かれ、複数の上記記事情報の中から顧客が選択また
    は入力するテーマに関連する記事情報を、事前にまたは
    選択もしくは入力を行った後に、上記本部装置から配信
    されまたはダウンロードし、選択または入力されるそれ
    ぞれのテーマに合わせて内容が異なるものとなる多種類
    の記事情報が印刷発行可能となることを特徴とする記事
    販売システム。
  2. 【請求項2】 記事情報を蓄積しているサーバー手段を
    有する本部装置と、上記本部装置に通信回線を介して接
    続し上記記事情報を配信されまたはダウンロード可能と
    する記事販売装置とを備え、上記記事販売装置は、顧客
    が入手希望をする記事テーマによって、それぞれ異なっ
    た広告を付加した原稿データを上記本部装置から配信さ
    れまたはダウンロードするようにし、配信またはダウン
    ロードされた内容を所定の形式にて出力することを特徴
    とする記事販売システム。
  3. 【請求項3】 記事情報を蓄積しているサーバー手段を
    有する本部装置と、上記本部装置に通信回線を介して接
    続し上記記事情報を配信されまたはダウンロード可能と
    する記事販売装置とを備え、上記本部装置は、記事情報
    と共に配信されまたはダウンロードされた広告情報の出
    力回数を、広告情報毎に把握するようにしたことを特徴
    とする記事販売システム。
  4. 【請求項4】 前記本部装置は、広告毎に予め決められ
    た露出回数を保存し、広告の出力数がその露出回数に到
    達したときには当該広告を出力されないように設定する
    設定手段を有していることを特徴とする請求項3記載の
    記事販売システム。
  5. 【請求項5】 記事情報を蓄積しているサーバー手段を
    有する本部装置と、上記本部装置に通信回線を介して接
    続し上記記事情報を配信されまたはダウンロード可能と
    する記事販売装置とを備え、上記本部装置は、顧客が上
    記記事販売装置を操作する時刻によって、上記記事情報
    と共に配信されまたはダウンロードされ出力される広告
    の表現を変更するように制御する広告内容変更手段を有
    することを特徴とする記事販売システム。
  6. 【請求項6】 記事情報を蓄積しているサーバー手段を
    有する本部装置と、上記本部装置に通信回線を介して接
    続し上記記事情報を配信されまたはダウンロード可能と
    する記事販売装置とを備え、上記記事販売装置は、印刷
    手段を有し、各記事販売装置が置かれた店内で販売され
    ている商品または提供されているサービスに関する広告
    情報を上記記事情報と共に印刷可能とされていることを
    特徴とする記事販売システム。
  7. 【請求項7】 前記広告情報を店内で販売される商品の
    割引クーポンとし、その割引クーポンには必要に応じて
    店内レジのPOSシステムにより自動的に割り引き可能
    なバーコード等の符号情報を付与し、前記本部装置は配
    信されまたはダウンロードした上記割引クーポンの出力
    回数を把握するようにしたことを特徴とする請求項6記
    載の記事販売システム。
  8. 【請求項8】 前記広告情報を店内で販売される商品の
    割引クーポンとし、前記本部装置は、この割引クーポン
    が印刷される地区や印刷される店舗を任意に選択可能に
    すると共に前記割引クーポンの実施開始や中止を任意の
    時点で可能としたことを特徴とする請求項6記載の記事
    販売システム。
  9. 【請求項9】 記事情報を蓄積しているサーバー手段を
    有する本部装置と、上記本部装置に通信回線を介して接
    続し上記記事情報を配信されまたはダウンロード可能と
    する記事販売装置とを備え、上記本部装置には、顧客が
    選択または入力したテーマまたは複数のテーマの組み合
    わせを保存するテーマ保存手段と、各顧客に異なるユー
    ザーIDを付与するID付与手段と、上記記事販売装置
    に入力されたユーザーIDからその顧客が過去に選択ま
    たは入力したテーマまたは複数のテーマの組み合わせに
    関連する記事情報を検索し抽出する検索抽出手段とが設
    けられ、上記記事販売装置には、上記検索抽出手段から
    抽出された記事情報を印刷手段によって印刷、またはデ
    ィスプレイ装置に表示、あるいは表示情報記憶媒体に保
    存する出力手段が設けられていることを特徴とする記事
    販売システム。
  10. 【請求項10】 記事情報を蓄積しているサーバー手段
    を有する本部装置と、上記本部装置に通信回線を介して
    接続し上記記事情報を配信されまたはダウンロード可能
    とする記事販売装置とを備え、上記本部装置または上記
    記事販売装置には、道路地図を含む地図情報が保存され
    た地図情報データベースが設けられ、上記記事販売装置
    には、上記記事情報と共に、または上記記事情報に代え
    て、顧客が選択または入力した所定の地域または区間を
    現す地図情報であって、上記地図情報データベース内の
    地図情報に渋滞情報または天気予報の少なくとも一方が
    付加された付加情報付き地図情報を印刷手段によって印
    刷、またはディスプレイ装置に表示、あるいは情報記憶
    媒体に保存する出力手段が設けられていることを特徴と
    する記事販売システム。
  11. 【請求項11】 記事情報を蓄積しているサーバー手段
    を有する本部装置と、上記本部装置に通信回線を介して
    接続し上記記事情報を配信されまたはダウンロード可能
    とする記事販売装置とを備え、上記本部装置または上記
    記事販売装置には、道路地図を含む地図情報が保存され
    た地図情報データベースが設けられ、上記記事販売装置
    には、上記記事情報と共に、または上記記事情報に代え
    て、顧客が選択または入力した所定の地域または区間を
    現す地図情報であって、上記地図情報データベース内の
    地図情報に抜け道情報または道路舗修情報の少なくとも
    一方が付加された付加情報付き地図情報を印刷手段によ
    って印刷、またはディスプレイ装置に表示、あるいは情
    報記憶媒体に保存する出力手段が設けられていることを
    特徴とする記事販売システム。
  12. 【請求項12】 記事情報を蓄積しているサーバー手段
    を有する本部装置と、上記本部装置に通信回線を介して
    接続し上記記事情報を配信されまたはダウンロード可能
    とする記事販売装置とを備え、上記本部装置または上記
    記事販売装置には、映画上映館リストやコンサート情報
    などの少なくとも一種類のエンターテイメント情報が保
    存されたデータベースが設けられ、上記記事販売装置に
    は、上記記事情報と共に、または上記記事情報に代え
    て、顧客が選択または入力したエンターテイメント情報
    であって、上記データベース内のエンターテイメント情
    報に混雑状況または空席情報の少なくとも一方が付加さ
    れた付加情報付きエンターテイメント情報を印刷手段に
    よって印刷、またはディスプレイ装置に表示、あるいは
    情報記憶媒体に保存する出力手段が設けられていること
    を特徴とする記事販売システム。
  13. 【請求項13】 前記記事販売装置は、複数の前記記事
    情報の中から顧客が選択または入力するテーマに関連す
    る記事情報を前記本部装置から配信されまたはダウンロ
    ードするようにしたことを特徴とする請求項2から12
    のいずれか1項記載の記事販売システム。
  14. 【請求項14】 前記記事販売装置を複数の店頭に配置
    すると共に印刷手段を具備させ、来店した前記顧客に対
    し選択または入力されたテーマに関連する記事情報を印
    刷し購入可能としたことを特徴とする請求項1から13
    のいずれか1項記載の記事販売システム。
  15. 【請求項15】 前記記事情報をスポーツ記事とし、前
    記テーマを選択画面から選択すると共にそのテーマを所
    定のスポーツチームとしたことを特徴とする請求項1か
    ら14のいずれか1項記載の記事販売システム。
  16. 【請求項16】 複数の記事情報をサーバ手段に入力す
    る工程と、上記サーバ手段を有する本部装置と店頭に置
    かれた記事販売装置との間で通信回線を介して通信する
    工程と、顧客が入手を望むテーマを上記記事販売装置を
    使用して選択または入力するテーマ決定工程と、上記テ
    ーマに関連する記事情報を上記サーバ手段内から検索抽
    出する検索抽出工程と、この検索抽出工程で抽出された
    記事情報を上記サーバ手段から上記記事販売装置に配信
    またはダウンロードするダウンロード工程と、選択また
    は入力されるそれぞれのテーマに合わせて内容が異なる
    ものとなる多種類の記事情報が印刷発行可能となる出力
    工程と、を有することを特徴とする記事販売方法。
  17. 【請求項17】 複数の記事情報をサーバ手段に入力す
    る工程と、上記サーバ手段を有する本部装置と店頭に置
    かれた記事販売装置との間で通信回線を介して通信する
    工程と、顧客が入手を望むテーマを上記記事販売装置を
    使用して選択または入力するテーマ決定工程と、入力さ
    れた上記テーマによってそれぞれ異なった広告を付加し
    た原稿データを作成する原稿データ作成工程と、上記原
    稿データを上記本部装置から上記記事販売装置に配信ま
    たはダウンロードするダウンロード工程と、配信または
    ダウンロードされた内容を所定の形式にて出力する出力
    工程と、を有することを特徴とする記事販売方法。
  18. 【請求項18】 複数の記事情報をサーバ手段に入力す
    る工程と、上記サーバ手段を有する本部装置と店頭に置
    かれた記事販売装置との間で通信回線を介して通信する
    工程と、複数の広告情報を上記サーバ手段に入力する工
    程と、上記記事情報と共に上記広告情報を上記サーバ手
    段から上記記事販売装置に配信またはダウンロードする
    ダウンロード工程と、配信またはダウンロードされた広
    告情報の出力回数をその広告情報毎にカウントする広告
    回数カウント工程と、予め決められた出力回数に到達し
    たときには当該広告を出力されないようにする工程と、
    を有することを特徴とする記事販売方法。
  19. 【請求項19】 複数の記事情報をサーバ手段に入力す
    る工程と、上記サーバ手段を有する本部装置と店頭に置
    かれた記事販売装置との間で通信回線を介して通信する
    工程と、配信またはダウンロードの時刻によって変更さ
    れる変更広告情報を入力する変更情報入力工程と、配信
    またはダウンロードの時刻によっては変更されない固定
    広告情報を入力する固定情報入力工程と、顧客が上記記
    事販売装置を操作した時刻を判断する時刻判断工程と、
    上記時刻判断工程で判断された時刻に対応する変更広告
    情報を上記固定広告情報と組み合わせて上記サーバ手段
    から上記記事販売装置に配信またはダウンロードするダ
    ウンロード工程と、配信またはダウンロードされた内容
    を所定の形式にて出力する出力工程と、を有することを
    特徴とする記事販売方法。
  20. 【請求項20】 複数の記事情報をサーバ手段に入力す
    る工程と、上記サーバ手段を有する本部装置と店頭に置
    かれた記事販売装置との間で通信回線を介して通信する
    工程と、上記記事販売装置または上記サーバ手段に、当
    該記事販売装置が置かれた店内で販売されている商品ま
    たは提供されているサービスに関するその店用の広告情
    報を入力する店用広告情報入力工程と、上記記事情報と
    上記店用の広告情報または上記記事情報のみを配信また
    はダウンロードするダウンロード工程と、配信またはダ
    ウンロードされた記事情報と、配信またはダウンロード
    もしくは上記記事販売装置に保存されている上記店用の
    広告情報とを組み合わせて印刷する印刷工程と、を有す
    ることを特徴とする記事販売方法。
  21. 【請求項21】 前記広告情報を店内で販売される商品
    の割引クーポンとし、その割引クーポンには必要に応じ
    て店内レジのPOSシステムにより自動的に割り引き可
    能なバーコード等の符号情報を付与し、前記本部装置は
    配信されまたはダウンロードした上記割引クーポンの出
    力回数を把握するようにしたことを特徴とする請求項2
    0記載の記事販売方法。
  22. 【請求項22】 前記広告情報を店内で販売される商品
    の割引クーポンとし、前記本部装置は、この割引クーポ
    ンが印刷される地区や印刷される店舗を任意に選択可能
    にすると共に前記割引クーポンの実施開始や中止を任意
    の時点で可能としたことを特徴とする請求項20記載の
    記事販売方法。
  23. 【請求項23】 複数の記事情報をサーバ手段に入力す
    る工程と、上記サーバ手段を有する本部装置と店頭に置
    かれた記事販売装置との間で通信回線を介して通信する
    工程と、顧客が選択または入力したテーマまたは複数の
    テーマの組み合わせを保存するテーマ保存工程と、各顧
    客に異なるユーザーIDを付与するID付与工程と、上
    記記事販売装置に入力されたユーザーIDからその顧客
    が選択または入力したテーマまたは複数のテーマの組み
    合わせに関連する記事情報を検索し抽出する検索抽出工
    程と、この検索抽出工程で抽出された記事情報を印刷手
    段によって印刷、またはディスプレイに表示、あるいは
    情報記憶媒体に保存する出力工程と、を有することを特
    徴とする記事販売方法。
  24. 【請求項24】 複数の記事情報をサーバ手段に入力す
    る工程と、上記サーバ手段を有する本部装置と店頭に置
    かれた記事販売装置との間で通信回線を介して通信する
    工程と、上記記事販売装置に、所定の地域または区間を
    選択または入力する希望地図入力工程と、上記記事情報
    と共にまたは上記記事情報に代えて上記所定の地域また
    は区間を示す地図情報であって、渋滞情報または天気予
    報の少なくとも一方が付加された地図情報を印刷する印
    刷工程と、を有することを特徴とする記事販売方法。
  25. 【請求項25】 複数の記事情報をサーバ手段に入力す
    る工程と、上記サーバ手段を有する本部装置と店頭に置
    かれた記事販売装置との間で通信回線を介して通信する
    工程と、上記記事販売装置に、所定の地域または区間を
    選択または入力する希望地図入力工程と、上記記事情報
    と共にまたは上記記事情報に代えて上記所定の地域また
    は区間を示す地図情報であって、抜け道情報または道路
    補修情報の少なくとも一方が付加された地図情報を印刷
    する印刷工程と、を有することを特徴とする記事販売方
    法。
  26. 【請求項26】 複数の記事情報をサーバ手段に入力す
    る工程と、上記サーバ手段を有する本部装置と店頭に置
    かれた記事販売装置との間で通信回線を介して通信する
    工程と、映画館リストやコンサート情報などの少なくと
    も一種類のエンターテイメント情報とその混雑状況また
    は空席情報の少なくとも一方とを保存する工程と、上記
    記事販売装置に顧客が入手希望するエンターテイメント
    情報を選択または入力する工程と、その選択または入力
    に基づいて上記記事情報と共に、または上記記事情報に
    代えて上記保存されているエンターテイメント情報に上
    記混雑状況または空席情報の少なくとも一方が付加され
    た付加情報付きエンターテイメント情報を上記記事販売
    装置から印刷または当該装置に表示し、もしくは情報記
    憶媒体に保存する出力工程と、を有することを特徴とす
    る記事販売方法。
  27. 【請求項27】 顧客が入手を望むテーマを前記記事販
    売装置を使用して選択または入力するテーマ決定工程
    と、上記テーマに関連する記事情報を前記サーバ手段内
    から検索抽出する検索抽出工程と、をさらに有すること
    を特徴とする請求項14から18のいずれか1項記載の
    記事販売方法。
  28. 【請求項28】 記事情報を蓄積しているサーバ手段を
    有する本部装置に通信回線を介して接続し上記記事情報
    を上記本部装置から配信されまたはダウンロード可能と
    される記事販売装置であって、顧客が入手を希望するテ
    ーマを選択または入力可能とするテーマ入力手段と、入
    力されたテーマに関連する記事情報を上記本部装置から
    配信されまたはダウンロードし、選択または入力される
    それぞれのテーマに合わせて内容が異なるものとなる多
    種類の記事情報が印刷発行可能となる出力手段とを備え
    ることを特徴とする記事販売装置。
  29. 【請求項29】 記事情報を蓄積しているサーバ手段を
    有する本部装置に通信回線を介して接続し上記記事情報
    を上記本部装置から配信されまたはダウンロード可能と
    される記事販売装置であって、顧客が入手希望をしたテ
    ーマによって、それぞれ異なった広告を付加した新聞原
    稿データを上記本部装置から配信されまたはダウンロー
    ド可能とされ、配信またはダウンロードされた内容を所
    定の形式にて出力することを特徴とする記事販売装置。
  30. 【請求項30】 記事情報を蓄積しているサーバ手段を
    有する本部装置に通信回線を介して接続し上記記事情報
    を上記本部装置から配信されまたはダウンロード可能と
    される記事販売装置であって、顧客が操作する時刻によ
    って上記記事情報と共に配信されまたはダウンロードさ
    れる広告の表現が変更可能とされ、配信またはダウンロ
    ードされた内容を所定の形式にて出力することを特徴と
    する記事販売装置。
  31. 【請求項31】 記事情報を蓄積しているサーバ手段を
    有する本部装置に通信回線を介して接続し上記記事情報
    を上記本部装置から配信されまたはダウンロード可能と
    される記事販売装置であって、配信されまたはダウンロ
    ードされた記事を印刷する印刷手段を備え、当該装置が
    置かれた店内で販売されている商品または提供されてい
    るサービスに関する広告情報を上記記事情報と共に上記
    印刷手段によって印刷可能としたことを特徴とする記事
    販売装置。
  32. 【請求項32】 記事情報を蓄積しているサーバ手段を
    有する本部装置に通信回線を介して接続し上記記事情報
    を上記本部装置から配信されまたはダウンロード可能と
    される記事販売装置であって、顧客が登録されたユーザ
    ーIDを入力するID入力手段と、その入力によって顧
    客が予め選択または入力したテーマまたは複数のテーマ
    の組み合わせに関連した上記記事情報を印刷手段によっ
    て印刷、またはディスプレイ装置に表示、あるいは情報
    記憶媒体に保存する出力手段を有することを特徴とする
    記事販売装置。
  33. 【請求項33】 記事情報を蓄積しているサーバ手段を
    有する本部装置に通信回線を介して接続し上記記事情報
    を上記本部装置から配信されまたはダウンロード可能と
    される記事販売装置であって、顧客が入力希望する所定
    の地域または区間を選択または入力可能とする希望地図
    入力手段を備え、上記記事情報と共に、または上記記事
    情報に代えて入力された上記地域または区間を現す地図
    情報であって渋滞情報または天気予報の少なくとも一方
    が付加された地図情報を出力可能とされていることを特
    徴とする記事販売装置。
  34. 【請求項34】 記事情報を蓄積しているサーバ手段を
    有する本部装置に通信回線を介して接続し上記記事情報
    を上記本部装置から配信されまたはダウンロード可能と
    される記事販売装置であって、顧客が入力希望する所定
    の地域または区間を選択または入力可能とする希望地図
    入力手段を備え、上記記事情報と共に、または上記記事
    情報に代えて入力された上記地域または区間を現す地図
    情報であって抜け道情報または道路補修情報の少なくと
    も一方が付加された地図情報を出力可能とされているこ
    とを特徴とする記事販売装置。
  35. 【請求項35】 顧客が入手を希望するテーマを選択ま
    たは入力可能とするテーマ入力手段を備えていることを
    特徴とする請求項29から34のいずれか1項記載の記
    事販売装置。
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