JP2002032207A - 消耗品提供方法および消耗品提供システムおよび消耗品提供装置および消耗品提供プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

消耗品提供方法および消耗品提供システムおよび消耗品提供装置および消耗品提供プログラムおよび記憶媒体

Info

Publication number
JP2002032207A
JP2002032207A JP2001131690A JP2001131690A JP2002032207A JP 2002032207 A JP2002032207 A JP 2002032207A JP 2001131690 A JP2001131690 A JP 2001131690A JP 2001131690 A JP2001131690 A JP 2001131690A JP 2002032207 A JP2002032207 A JP 2002032207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
user
consumables
consumable
advertisement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001131690A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhisa Ogawa
勝久 小川
Koichi Kadokura
考一 門倉
Makoto Hayase
信 早瀬
Satoshi Kitagawa
聡 北川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001131690A priority Critical patent/JP2002032207A/ja
Publication of JP2002032207A publication Critical patent/JP2002032207A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが広告の印刷出力を受ける場合に、消
耗品のコストがかからないようなサービスを受けること
が可能な仕組みを提供することを目的とする。 【解決手段】 広告情報を管理し、広告情報に基づく配
信情報を生成し、ユーザの印刷装置で印刷すべく配信情
報を配信し、ユーザの印刷装置で配信情報の印刷出力が
なされることにより、広告情報の印刷を行ったユーザの
印刷ポイントを更新し、印刷ポイントに応じてユーザに
消耗品を提供するか否かを判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
介して印刷で使用される消耗品を提供する消耗品提供方
法および消耗品提供装置および制御プログラムに関する
ものである。また、ケーブルテレビシステムのような双
方向広帯域通信網を利用して印刷情報を各家庭のセット
トップボックスに接続された印刷装置で印刷する際に消
費される消耗品を提供するサービスを実現するシステム
に関する技術も含む。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ(以下、
パソコン)の値段が安くなり、多くの家庭にパソコンが
導入されるようになり、電話回線と接続して家庭でイン
ターネットを楽しむ利用法が普及してきている。しかし
ながら、今までパソコンを操作していない人々には、パ
ソコンの操作は複雑であり、容易に受け入れられないと
ころもある。そのようなPCレスな人々は、家庭用テレ
ビの操作は容易に行えるため、家庭用TVでインターネ
ットに接続することが考えられている。代表的な例とし
て、マイクロソフト社の提供するWebTVがある。W
ebTVは、リモコンでテレビを操作する感覚でユーザ
が操作でき、また、WebTVのセットトップボックス
内にあるWindows (登録商標)CEとブラウザを用い
て、電話回線を介してインターネットに接続できる構成
になっている。
【0003】また、近年の日本でも、ケーブルテレビの
普及が進んでおり、双方向広帯域通信網であるケーブル
テレビ回線を用いてインターネットサービスを行ってい
るケーブルテレビ会社も増えてきている。ケーブル放送
システムにおいては、多数のチャンネルにより多数のテ
レビ又はラジオ番組、或いは、ショッピング等のコンテ
ンツが画像、音声、文字データによって送信され、各デ
ジタル放送受信装置に受信される。伝送信号には、番組
自体(画像、音声)とともに、文字データが受信され
る。また、このケーブル回線を用いてインターネットに
接続する場合は、通常のケーブルテレビの回線使用料を
払っているため、通話料金などは無料でインターネット
に接続でき、無料もしくは一般のプロバイダ料金程度し
か支払わずに、家庭用のTVでインターネットを介して
世界中の情報にアクセスできるというメリットがある。
また、広帯域通信網であるため、大容量のデータ送信が
短時間で可能であるため、日本に限らず、ケーブルTV
回線を用いたインターネットサービスが普及してきてい
る。
【0004】また、従来のWebTVに表示されている
画面の印刷出力を得るために、WebTVのSTBにプ
リンタを接続し、そのプリンタから印刷させる仕組みも
考えられている。この場合は、STBのNVRAM内に
簡単な構成のプリンタドライバを設け、表示解像度に近
い低解像度のビットマップデータとしてインクジェット
プリンタに出力していた。そのため、プリンタは高解像
度に対応していても、ビットマップイメージの出力を行
う場合には、あまり画質のよくない印刷結果となってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】つまり、従来のWeb
TVでは、インターネットにアクセスし、ユーザが所望
とする情報をWevTVに表示し、その情報をSTB内
のプリンタドライバを用いて低解像度のラスタイメージ
を生成し、低機能プリンタに出力している。そのため、
得られる印刷画像はTVディスプレイへの表示解像度と
同程度の低解像度であり、写真などのコンテンツをユー
ザが満足する形式で得ることができないという問題があ
る。
【0006】また、WebTVからインターネットにア
クセスしてユーザが所望とする情報を表示してから、ユ
ーザがリモコン等を用いた印刷指示により印刷させてい
るため、ユーザは必要とする情報をインターネットにア
クセスして常に検索する必要があり、ユーザにとって負
荷が大きかった。更に、一般のユーザがアクセスする時
間帯には他の多くのユーザもアクセスしている可能性が
高く、プロバイダや通信網の負荷増大により、検索や情
報のダウンロードに多くの時間を有してしまうという問
題がある。また、印刷処理中は、セットトップボックス
内のプリンタドライバに大きな負荷がかかるため、テレ
ビ画面がフリーズしてしまい、他の操作を行うことがで
きないという問題がある。
【0007】また、インターネットでユーザが欲しい情
報は、複数の異なるホームページに記載されていること
が多く、ユーザは各ホームページをたどって必要な情報
を取得し、その都度印刷していく必要がある。そのた
め、ユーザの負担が大きく長い時間を要してしまうとい
う問題、更には必要とする情報が少ない場合でもその都
度印刷してしまうため、印刷枚数が増加し、消耗品のコ
ストが多くかかるという問題がある。
【0008】また、多くのユーザになにかを宣伝したい
広告会社にとっては、自身のホームページもしくは、バ
ナー広告を載せているホームページに対して、ユーザが
アクセスするのを待つしか方法がない。そのため、広告
会社は、多くのホームページに自身のホームページへの
リンクを張ったバナー広告を載せて、広告ページにアク
セスするユーザを増やすことしかできず、簡単に広告会
社が宣伝したい対象のユーザに宣伝することができない
という問題がある。また、広告会社は、ホームページに
訪れたユーザに宣伝しているだけであり、ユーザの年齢
や、在住している地域を特定して宣伝することができ
ず、効率がよくない。また、それを実現するためには、
従来は、ダイレクトメールによる郵送でしか宣伝でき
ず、ダイレクトメールを紙コスト、人件費、郵送料など
コストが多くかかってしまうという問題がある。
【0009】また、ホームページ等のインターネットの
情報提供者は、バナー広告を載せることによる宣伝料金
を広告会社から取得し、かつ、コンテンツ(情報)を提
供することによるコンテンツ料金を取得できるが、ユー
ザがなかなか訪れない情報提供者は、ビジネスとしてな
りたたないという問題がある。
【0010】このように多くの問題点が考えられ、これ
を解決するために、ユーザが所望とする情報をサーバ側
で収集し、デジタル放送システムのケーブルネットワー
クを介してサーバ側から収集した情報を能動的にセット
トップボックスに配信して印刷させる仕組みが考えられ
る。また、配信する情報に広告を付加したり、更には広
告のみの印刷出力を配信することが考えられる。
【0011】しかしながら、このように能動的に情報が
配信され、セットトップボックスを介して接続されるプ
リンタで次々に印刷出力が行われると、インクやトナー
などの記録色材や、用紙等の記録媒体が次々に消費され
てしまい、ユーザの負担が大きくなってしまうことが懸
念される。
【0012】本願発明は、上記課題を鑑みてなされても
のであり、ユーザが受動的に広告の印刷出力を受ける場
合に、消耗品のコストがかからないようなサービスを受
けられる仕組みを提供することを本発明の課題とする。
【0013】また、本発明は更に、コストのかからない
消耗品の提供を依頼する際に、どの消耗品がコストがか
からずに依頼できるのかを容易に認識できる仕組みを提
供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めの本発明の消耗品提供方法は例えば以下の構成を備え
る。すなわち、広告情報を印刷するユーザに印刷処理に
おける消耗品を提供するための方法であって、広告情報
を管理する広告管理工程と、広告情報に基づく配信情報
を生成し、ユーザの印刷装置で印刷すべく該配信情報を
配信する配信工程と、前記ユーザの印刷装置で前記配信
情報の印刷出力がなされることにより、前記広告情報の
印刷を行ったユーザの印刷ポイントを更新する更新工程
と、前記印刷ポイントに応じて前記ユーザに消耗品を提
供するか否かを判断する判断工程とを含む。
【0015】また、本発明の消耗品提供方法は例えば以
下の構成を備える。すなわち、ユーザに配送する消耗品
を指定させる消耗品提供情報を生成する消耗品提供方法
であって、インターネットを介してアクセスを受け付け
たユーザを識別する識別工程と、前記識別されたユーザ
に対応する、広告情報に基づく配信情報の印刷出力がな
されることにより蓄積した印刷ポイントを取得する取得
工程と、複数種の消耗品と各々の消耗品を提供するため
に必要な消費ポイントとを示す消耗品リストを読み出
し、該消耗品リストと前記取得された印刷ポイントとを
含む消耗品提供情報をHTML形式で生成する工程と、
生成された消耗品提供情報をインターネットを介して前
記ユーザに送信する送信工程とを含む。
【0016】また、上記処理方法を実現する消耗品提供
装置及び上記処理を実現させる制御プログラム及び記憶
媒体により解決する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施形態を詳細に説明する。
【0018】以下の実施形態では、双方向広帯域通信網
を介してコンテンツが伝送されるデジタル放送システム
において、インターネット上のコンテンツ情報を本発明
の主な制御を行うBPS(Broadband Printing Servic
e)サーバが収集し、ケーブルテレビ会社のケーブルテ
レビヘッドエンドに転送し、ケーブルヘッドエンドが各
ユーザにマルチキャスト配信(モノキャスト配信も可
能)する情報配信システムを説明する。本実施形態によ
れば、家庭用TVのSTB(セットトップボックス)に
接続されたプリンタで高解像度の印刷画像を得ることを
可能にするシステムである。
【0019】本発明の実施例を実現する為のインフラ構
成を図1に示す。1が本発明の特徴的仕組みを有するB
PSサーバである。情報提供者である企業側(広告依
頼、コンテンツプロバイダ、伝票などの文章配信依頼)
の情報提供者からインターネット4を経由して、インタ
ーネットプロキシサーバー5を介してBPSサーバ1に
配信に必要な印刷情報が送られる。情報提供者として
は、広告依頼を行う広告会社サーバ2a、2bや、伝
票、口座記帳情報を保持する銀行、事件ニュース、スポ
ーツ記事情報を保持する新聞社、写真や小説などのコン
テンツを保持する企業などのコンテンツサーバ3a、3
bがある。
【0020】ここでBPSサーバ1が獲得する印刷情報
としては、広告会社サーバ2a、bから各ユーザに届け
たい宣伝、クーポンなどの広告情報や、各コンテンツサ
ーバ3a、bから収集するユーザ希望の画像コンテン
ツ、銀行預金明細書、伝票、スポーツ記事等のコンテン
ツ情報等がある。
【0021】BPSサーバ1は、インターネット4上
で、各広告会社サーバ2aおよび2bから取得した広告
情報、また各コンテンツサーバ3aおよび3bから取得
したコンテンツ情報を収集する。また、各クライアント
ユーザのセットトップボックス11a〜11c(以下、
STBと呼ぶ)は、自身に接続されているプリンタ12
の識別情報を取得し、ケーブルヘッドエンド8(Cable
Head End:ケーブルテレビ会社のサーバ。以下、CHE
8と呼ぶ。)にアップロードしておく。CHE8はBP
Sサーバ1に各クライアントユーザのIDとプリンタの
識別情報を渡し、BPSサーバ1は取得した情報をユー
ザプロファイルデータベース6(以下、ユーザプロファ
イルDB6と呼ぶ)に管理しておく。ユーザプロファイ
ルDB6には、後述するユーザ個人情報やコンテンツ履
歴情報、更にはPポイント(プリントポイント)が格納
されており、適宜更新される。また、BPSサーバ1
は、本システムのユーザが使用していると思われる一般
的な複数のプリンタドライバをプリンタドライバデータ
ベース7(以下、プリンタドライバDB7と呼ぶ)に管
理している。また、クライアントユーザとは、人として
のユーザを意味することもあり、また、人としてのユー
ザが使用するインフラ環境、例えばクライアントデバイ
スやセットトップボックスを意味することもある。以
下、クライアントユーザをまとめてユーザと呼ぶことに
する。
【0022】BPSサーバ1は、収集した広告情報とコ
ンテンツ情報を、配信先ユーザに適する印刷イメージの
印刷情報を生成する。この処理は、BPSサーバ1が、
印刷情報の配信先であるユーザの所有するプリンタ12
を認識すべく、ユーザ固有の情報が格納されているユー
ザプロファイルDB6にアクセスし、配信先ユーザのプ
リンタ12の識別情報を獲得し、該当するプリンタドラ
イバをプリンタドライバDB7から選択することにより
実現する。
【0023】BPSサーバ1は選択されたプリンタドラ
イバをプリンタドライバDB7から読みこみ、該プリン
タドライバを起動して、配信すべき広告情報とコンテン
ツ情報とをラスタライス処理して、プリンタをダイレク
トに駆動できるラスタライズイメージに展開する。こう
してユーザごとに作成されたラスタライズされた該印刷
情報は、BPSサーバ1からCHE8に送られる。CH
E8では、BPSサーバ1から受け取ったラスタライズ
された印刷情報を、BS/CS放送、地上波放送、自主
制作番組放送等の情報と一緒に多重し、ケーブルネット
ワーク9に送り出す。ケーブルネットワーク9には、ハ
ブ10(HUB)が設置されており、ある特定の範囲の
ユーザに、該ケーブルネットワーク9が伝送してきてい
る広帯域信号を分配する。ハブ10には、ケーブル回線
9a介して、ユーザのSTB11が接続され、ユーザは
STB11を介して、該CHE8から送られて来た広帯
域信号を受信する。
【0024】ケーブル回線9aを介して、STB11で
受信された広帯域信号は、多重信号分離技術によりビデ
オ、オーディオから構成されるTV情報とBPSサーバ
1から配信されたラスタライズされた印刷情報に分離さ
れる。TV情報は、TVモニタ13へ送られてディスプ
レイ表示されることにより視聴される。ラスタライズさ
れた印刷情報は、表示部13に表示されることなくプリ
ンタ12に転送され、プリンタ12によって印刷情報が
記録媒体14に印刷出力される。
【0025】また、前述したように、ケーブルネットワ
ーク9が双方向通信であるのを利用して、印刷時及び非
印刷時の該プリンタ12の各種ステータスや識別情報
を、STB11を介して該CHEド8に送る事ができ
る。CHE8では、これを復調しBPSサーバ1に送る
ことにより、BPSサーバ1は、リアルタイムで該プリ
ンタ12のステータスを知ることが可能となる。
【0026】また、図1では、CHE8とBPSサーバ
1とを異なるデバイスとして記載しているが、CHE8
とBPSサーバ1は同じところに存在していた方が都合
がよく、また異なるところに存在する場合は、CHE8
の下にプリンタドライバDB7が存在してもよい。この
場合、BPSサーバ1は、ユーザとプリンタドライバと
を特定してコンテンツ情報をCHE8に送信し、CHE
8がプリンタドライバDBから適するプリンタドライバ
を読みこんで印刷情報を生成し、特定のSTBに配信す
ることになる。
【0027】図2は本発明におけるSTB11とプリン
タ12のブロック図である。CHE8から送出された、
広帯域多重信号は該ケーブル回線9aを介してSTB1
1に入力される。チューナ15でRF信号として受信さ
れた広帯域多重信号は復調ブロックでデジタル変調され
た信号からキャリアを除去する。該CHE8では、伝送
の為の前処理として、伝送路での誤りを補正する為、エ
ラー訂正用のコードを付加して伝送しており、エラー訂
正ブロック17では、この該CHE8で付加されたエラ
ー訂正コードを用いて、伝送路で発生した誤りを訂正す
る。ICカード21には、ユーザの情報、特に契約した
チャンネル等の情報が記録されており、デスクランブル
ブロックで検出された制御情報(ECM)&個別情報
(EMM)22を第ICカード21に送り、該ICカー
ド21に登録されているユーザ情報と照合し、一致して
いる事を確認して、解読鍵23をデスクランブルブロッ
ク18に渡す。解読鍵23により信号再生のスクランブ
ルを解いて、ユーザが契約したチャンネルが再生され
る。
【0028】次にスクランブルのとれた信号は、デマル
チプレクサ19に入力され、多重されているビデオ、オ
ーディオ、印刷の各情報が分離される。分離されたビデ
オ信号はビデオデコーダで圧縮解凍を行い通常のビデオ
信号26となり出力される。また、分離されたオーディ
オ信号はオーディオデコーダで圧縮解凍を行い通常のオ
ーディオ信号27となり出力される。
【0029】本発明の印刷情報は印刷情報デコーダ25
を介して、該BPSサーバ1が送信したラスタライズさ
れた印刷情報に復元し、シリアルインターフェース26
を介して該プリンタ12に届けられる。該プリンタ12
に送られた印刷情報は、ラインバッファ31に記憶され
る。ラインバッファ31に記憶されたラスタライズされ
た印刷情報は、順次、プリンタエンジン32に送られ、
プリンタヘッド33によって記録媒体14に印刷され
る。ステイタスコントローラ30はプリンタエンジン3
2を監視しており、エラーの発生や印刷の終了、印刷情
報の配信要求等のステータスをSTB11に送り、ST
B11は該ケーブルネットワーク9及びCHE8を介し
てBPSサーバ1に現在のプリンタ12のステータス情
報を届ける。
【0030】このように、プリンタ12で印刷出力され
る印刷情報は、BPSサーバ1もしくはCHE8におい
て、対応するプリンタドライバによりラスタイメージに
展開されているため、パソコンからの印刷と同様に高品
位(インクジェットプリンタは解像度1440×720
dpi、レーザービームプリンタは解像度600×60
0dpiで生成される。)の印刷出力となる。よって、
本実施例の仕組みでは、従来のようにSTBに保持され
る簡易なドライバによる出力とは比較にならないほどの
高品位の画像が得られる。
【0031】次に、図3を用いてCHE8の内部構成に
ついて説明する。図3は、放送情報34〜36、配信印
刷情報37を伝送形式に沿った形で変調する為のデジタ
ル変調ブロックの説明図である。
【0032】34には地上波放送を入力するMOD1で
あり、35にはパラボラアンテナで受信したBS及びC
S放送を入力するMOD2であり、36にはケーブルT
V局が作成した自主放送を入力するMOD3であり、3
7は本発明の特徴であるBPSサーバ1から送られた印
刷情報を入力するMOD4である。MOD1からMOD
4の各デジタル変調ブロックは、例えばこれらの情報を
64QAM変調し、さらにスクランブル処理の必要な該
デジタル変調ブロックMOD2から4の出力は、スクラ
ンブル処理ブロック38に渡し、スクランブルをかけ
る。この様にして処理された各信号は、混合処理ブロッ
ク39に入力され多重化処理される。
【0033】多重処理された信号は、下り方向分配器4
3に入力され、パイロット信号発生ブロック40で生成
された伝送路利得制御用のパイロット信号を多重化され
た変調信号に付加する。この様にして生成された多重変
調信号は該下り方向分配器43でRF変調され光ファイ
バケーブル45に送られる。光ファイバケーブル45は
光電変換ブロック47で電気信号に変換され、同軸ケー
ブル46(ケーブルネットワーク9)を介して、広域な
範囲のユーザに届けられる。
【0034】また、ケーブル回線は双方向通信が可能で
ある為、STB11から送られるユーザ情報(ユーザ個
人情報およびプリンタ識別情報など)は、上り方向分配
器44で受信され、加入者情報処理ブロック41にユー
ザ情報が送られる。該加入者情報処理ブロック41のユ
ーザ情報は、例えばペーパービュー等の課金型放送の制
御情報とし該下り方向分配器43に渡される。また、本
発明の特徴の一つであるユーザのプリンタのステータス
情報も該加入者情報処理ブロックで受信され該BPSサ
ーバ1に送られる。
【0035】ここで、BPSサーバ1の内部構成につい
て説明する。図4はBPSサーバ1の内部構成モジュー
ルを説明するためのブロック図である。48は図1で説
明した印刷情報提供者である企業側の情報提供者(広告
会社サーバ2a、2b、コンテンツサーバ3a、3b)
から印刷依頼情報を受け取るための収集モジュールであ
る。
【0036】広告会社サーバ2a、2bからの広告配信
依頼の場合、広告会社サーバから受け付けた広告情報
は、広告データベース50に蓄積登録され、その属性
は、広告属性データベース203に蓄積登録される。コ
ンテンツサーバ3a、3bが提供するコンテンツ情報は
コンテンツデータベース49に蓄積登録され、その属性
はコンテンツ属性データベース76に蓄積登録される。
伝票、銀行預金明細書等の文書配信依頼は、伝票データ
ベース51の文章情報やその属性が登録される。前述し
たユーザプロファイルDB6には、配信先の多くのユー
ザの属性プロファイルがテーブルで格納されている。
【0037】配信決定マネージャー60は、ユーザプロ
ファイルDB6を分析し、個々のユーザにとって配信す
べき配信情報をコンテンツデータベース49、広告デー
タベース50、伝票データベース51から検索し獲得す
る。配信決定マネージャー60によって配信が決定され
た配信情報(コンテンツ情報と広告情報と伝票情報とを
含む)は、配信イメージ作成モジュール53に転送さ
れ、印刷イメージとして、個々の印刷情報を組み合わせ
て最終的な配信印刷情報レイアウトを決定する。こうし
て完成された配信印刷情報は印刷情報配信エンジン54
に送られ配信先ユーザのプリンタ機種を確認後、対応す
るプリンタドライバを該プリンタドライバDB7から読
みこみラスタライザー56で、ラスタライズしてラスタ
ライズイメージとして保持され、配信タイミングを待
つ。
【0038】配信決定マネージャー60は、ユーザプロ
ファイルDB6からユーザにより予め指定された配信時
刻情報を取得し、配信するタイミング(時刻)をスケジ
ューラ55に連絡する。配信時刻になると該スケジュー
ラ55は、印刷情報配信エンジン54に通達し、該印刷
情報配信エンジン54からアプリケーションサーバ58
を介して、ユーザ先のSTB11に向けて、印刷情報を
配信する。
【0039】STB11は印刷情報を受け取り、プリン
タ12による印刷が終了した段階で、STB11は、印
刷終了ステータスをケーブルネットワーク9及びCHE
8を介して、該アプリケーションサーバ58に返し、該
印刷情報配信エンジン54から配信管理モジュール61
に印刷配信の履歴が登録管理される。この印刷配信の履
歴情報は、印刷情報を受け取ったユーザ数や、各ユーザ
の印刷配信情報受理状況を示しており、これらを正確に
データ化できる。このデータをもとにアカウントエンジ
ン52で課金、支払い処理及びユーザの印刷配信情報受
け取りポイント数における消耗品等のアフターサービス
の処理する。課金処理やポイント数における消耗品の配
送処理についての詳細は後述する。
【0040】図5は、本発明の全体の処理の流れを示す
フローチャート図である。図5は、情報提供者2、3
と、BPSサーバ1と、CHE8における処理概要を記
載している。
【0041】まず、ステップS501において、情報提
供者(広告会社サーバ2およびコンテンツサーバ3)が
各サーバ上のブラウザを使用し、インターネットを介し
て、BPSサーバ1にアクセスする。情報提供者は、ス
テップS501でBPSサーバ1にログインし、登録I
Dナンバー、パスワード等を入力し、BPSサーバがこ
の情報に基づいて承認する。次にステップS502にお
いて、情報提供者は「印刷コンテンツ&属性情報転送」
で、ユーザに配信するコンテンツ及びコンテンツ属性情
報をBPSサーバ1に転送する。コンテンツ属性情報
は、例えばコンテンツも属するジャンルや、コンテンツ
をあらわすキーワード等である。ステップS502の
「印刷コンテンツ&属性情報転送」でインターネットを
介して届けられた印刷コンテンツは、BPSサーバ1の
コンテンツデータベース49に登録され、印刷コンテン
ツ属性情報は、該コンテンツ属性情報データベース20
3に登録される。
【0042】続いてステップS503では、属性情報に
よる配信先ユーザの決定処理が行われる。BPSサーバ
1内の配信決定マネージャー60は、コンテンツ属性情
報データベース203から先に登録したコンテンツ属性
情報を読み出し解析し、またユーザプロファイルDB6
にアクセスして、該当する配信先ユーザを決定する。配
信先ユーザが決定した段階で、ステップS504では、
広告データの挿入処理が実行され入る。配信決定マネー
ジャー60は広告属性情報データベース204から、広
告属性情報を獲得し、前ステップで決定した配信先ユー
ザにとって有益な広告をユーザプロファイルDB6にア
クセスして決定し、広告データベース50から決定した
広告を獲得する。こうして、配信するコンテンツの配信
先ユーザとその個々ユーザに付加する広告が決定され
る。
【0043】次にステップS506では、配信情報のレ
イアウト決定処理が実行される。配信イメージ作成ユニ
ット53は、先に決定した配信先ユーザ毎に、コンテン
ツ及び広告を組み合わせたレイアウトを図示省略したレ
イアウトDBに保持されている複数のレイアウト図から
適するレイアウト図を決定し、最終的に配信先ユーザに
届ける配信情報をレイアウト図に基づいて配置したレイ
アウトを決定する。
【0044】次にステップS507では、BPSサーバ
はユーザプロファイルDB6をアクセスし、プリンタ識
別情報を参照して、配信先ユーザのプリンタを確認し、
配信先ユーザ先のプリンタに対応したプリンタドライバ
をプリンタドライバDB7から読みこむ。そして、ステ
ップS508では、すでに決定したレイアウトに配置さ
れるように、複数の配信情報(広告情報、コンテンツ情
報、伝票情報を含む)から印刷イメージを該ラスタライ
ザー56で先に読みこんだプリンタドライバを用いて、
配信先プリンタに合わせたラスタイメージ(ビットマッ
プ情報)に変換する。この処理は個々のユーザ毎に行わ
れる。このようにして、配信の為の印刷情報の準備が終
わる。
【0045】次に、ステップS509において、BPS
サーバ1は、これから配信するユーザ先のプリンタの状
態をCHE8を介してSTB11から取得して、印刷可
能であるかを判断する。具体的には、BPSサーバ1か
らSTB11を介してプリンタ12にステータス要求信
号が送られ、この信号を受け取ったプリンタ12は現在
のプリンタの状態をSTB11に通知し、STB11は
CHE8経由でBPSサーバ1に返す。
【0046】ステップS509において、配信先ユーザ
のプリンタ12が印刷できない状態(他の印刷ジョブの
実行中、紙切れ、インク切れ)であると判断された場
合、もしくはステータスが返信されない場合は、ステッ
プS516に処理を進め、BPSサーバ1の配信管理モ
ジュール61は、配信しようとした印刷情報とそのジョ
ブIDを未処理として登録し、管理する。STB11か
ら通知される情報は、プリンタ12のステータスを詳細
に示すプリンタステータスIDが付加されている。ステ
ップS517において、BPSサーバ1は、このプリン
タステータスIDとジョブIDとに基づいて、この印刷
配信に関する再送信のタスクを起こし、プロセスを終了
する。
【0047】ステップS509で配信先ユーザ先のプリ
ンタ12が印刷可能な状態であると判断された場合は、
ステップS510において、BPSサーバ1は、ラスタ
ライズされた印刷情報をCHE8に転送し、該ケーブル
ネットワーク9を介して、配信先ユーザのSTB11に
配信する。STB11は、BPSサーバ1から、印刷情
報を受け取ると、ステップS511において、プリンタ
12による印刷処理を開始させ、プリンタ12のステー
タスを監視する。
【0048】ステップS512では、STB11がプリ
ンタ12のステータスを監視し、プリントエラーが発生
したか、印刷完了したかを判断する。プリントエラーが
発生したと判断された場合は、エラーメッセージをBP
Sサーバ1に返し、処理を前述したステップS516に
戻す。エラーが無く印刷完了したと判断された場合は、
ステップS513において、STB11は、BPSサー
バ1から送られた配信印刷情報がすべて印刷された印刷
完了のステータスを生成し、CHE8を介してBPSサ
ーバ1に通知する。
【0049】ステップS514では、印刷終了のステー
タスを受け取ったBPSサーバ1は、配信管理モジュー
ル61を起動し、配信印刷情報と印刷の完了したユーザ
の情報受け取りの実績をデータとして保持しておき管理
する。これにより、依頼された広告の配信の配信実績が
正確に把握できる。
【0050】この配信管理モジュールへの登録が終了す
ると、ステップS515では、配信処理の終了となる。
【0051】このようにして、本システムでは、情報の
収集処理および配信処理が行われる。
【0052】図6は、コンテンツプロバイダにおける配
信コンテンツ登録処理時にブラウザに表示されるユーザ
インタフェース図である。
【0053】6−Aは、情報提供者(広告会社サーバ2
およびコンテンツサーバ3)が、インターネットを介し
て、BPSサーバ1に接続した時のWebブラウザの表
示イメージである。
【0054】アクセスしたコンテンツプロバイダは図6
−A中、204のエリアにある登録IDナンバー及びパ
スワードワードの入力フォームを介して、登録IDナン
バー及びパスワードを入力し、BPSサーバ1にログイ
ンする。また、未登録の場合は、その右のエリアで登録
処理をする。登録処理は、会社名、連絡先、口座指定な
どの登録手続が行われるが、インターネット上で一般に
やられることなので、ここでは説明を省略する。
【0055】登録手続が終わり、BPSサーバ1にログ
インされると、次の図6−Bで配信を希望するコンテン
ツの登録処理に入る。情報提供者が登録したコンテンツ
(画像コンテンツ、記事/ニュースコンテンツ、利用明
細、伝票、広告なども含む)は図中206のコンテンツ
プレビューイメージとして簡易表示され確認される。ま
た、この登録するコンテンツの属性情報を、入力するフ
ォーム205で、コンテンツ名称、コンテンツのジャン
ル、コンテンツのキーワード、及びコンテンツに付加し
たいメッセージ等のコンテンツ属性情報を入力する。こ
の様にしてBPSサーバ1のコンテンツ収集モジュール
48に入力される。コンテンツ収集モジュール48は、
収集したコンテンツ情報を、コンテンツデータベース4
9に登録し、コンテンツ属性情報はコンテンツ属性情報
データベース76に登録する。
【0056】コンテンツのジャンルは、有料のコンテン
ツとして、画像コンテンツ、記事/ニュースコンテンツ
があり、無料のコンテンツとして、利用明細コンテン
ツ、伝票コンテンツがあり、また、掲載無料かつ消耗品
無料のコンテンツとして、広告コンテンツがある。ま
た、キーワードは自由に登録できるものであり、例え
ば、広告コンテンツの場合は、「レストラン」、「神奈
川県」、「インタリアン」、「駐車場完備」などの条件
としてキーワードを入力しておくことができる。ここで
キーワードとして登録された条件は、後述するように、
ユーザにより所望コンテンツの条件として入力されるキ
ーワードに一致する場合は、広告として掲載されるよう
になる。
【0057】ジャンルが広告コンテンツとして登録され
た場合は、コンテンツ収集モジュール48は、広告コン
テンツを広告データベース50に登録し、コンテンツ属
性情報を広告データベース203に登録する。
【0058】図7はBPSサーバ1の配信イメージ作成
モジュール53によってレイアウトされたコンテンツを
示すイメージ図である。207のエリアには、情報提供
者から登録があったコンテンツが複数レイアウトされ
る。図示したように、記事/ニュースの有料コンテンツ
部分と、天気情報や利用明細などの無料コンテンツ部分
とがあり、それらが適宜レイアウトされる。
【0059】208のエリアには、コンテンツ属性情報
とユーザプロファイル情報から該配信決定マネージャ6
0が選択した個々の配信先ユーザにとって有益な広告が
レイアウトされる。広告には、図示したように、宣伝部
分と、クーポン券部分とがある。
【0060】図8は、各ユーザのSTBにおける希望コ
ンテンツの登録処理及びBPSサーバにおける顧客プロ
ファイルの登録処理を示すフローチャート図である。
【0061】ステップS801において、STB11
は、配信をうけるユーザからのSTB11に接続された
モニタ13に表示されるユーザインタフェースを利用し
た指示により、BPSサーバ1にログインする。これ
は、ケーブル回線9aを介して、一般的にユーザがイン
ターネット接続するのと同じ要領で行えるため、詳細説
明は省略する。
【0062】ステップS802において、BPSサーバ
1がログオンしたユーザが、新規ユーザであるか、すで
に登録済みのユーザかを判断するために、STB11
は、新規ユーザであるか、登録済みユーザであるかを指
示する。これはユーザに新規ユーザであることを指示さ
せるか、登録済みユーザの場合はユーザIDの入力を行
わせることにより指示させる。
【0063】新規ユーザの場合は、ステップS803に
おいて、ユーザの氏名、年齢、生年月日等のユーザの基
本データを入力させるためのユーザインタフェースをB
PSサーバ1に要求し、BPSサーバ1で作成されたH
TML形式のデータをCHE8及びケーブルネットワー
ク9を介してダウンロードし、モニタ13に表示してユ
ーザからの入力を促す。表示されるユーザインタフェー
スにユーザ基本データが入力されると、STB11は、
BPSサーバ1に該ユーザ基本情報を送信する。
【0064】BPSサーバ1は、ユーザから受け取った
ユーザ基本データに抜けが無いことを確認し、新規ユー
ザとして承認し、ユーザIDを発行する。ステップS8
04では、STB11は、発行されたユーザIDを受け
取り、STB11内のICカード21もしくは図示省略
したNVRAMに格納する。また同時にユーザIDを含
むユーザインタフェースをモニタ13に表示させて、ユ
ーザに認識させる。
【0065】ユーザIDが発行されると、次にステップ
S805では、STB11は、ユーザに確認をとったこ
とをBPSサーバ1に通知する。これによりBPSサー
バ1において、ユーザプロファイルテーブルの作成が行
われ、ユーザプロファイルDB6に登録される。このよ
うにしてユーザ登録が行われ、再度BPSサーバへのロ
グインが行われる。
【0066】ステップS806では、ユーザIDの入力
処理が行われる。STB11は表示部であるモニタ13
にユーザインタフェースを表示し、ユーザID及びパス
ワードの入力を促す。ユーザID及びパスワードの入力
が行われると、STB11はその認証情報をBPSサー
バ1へケーブル回線9a及びCHE8を介して送信し、
BPSサーバ1で認証が行われる。BPSサーバ1で承
認が得られると、ステップS808に処理が進む。
【0067】BPSサーバへのログオンが承認されたユ
ーザに、BPSサーバ1は、配信可能なコンテンツから
ユーザが希望するコンテンツを選択させる為、ステップ
S808では、ユーザプロファイルを作成するための条
件入力項目を含むユーザインタフェースがBPSサーバ
1で生成されて、STB11にダウンロードされる。こ
れは、BPSサーバ1が、コンテンツデータベース49
に登録されているコンテンツのジャンル別に分けたコン
テンツ属性リストを読み出してHTML形式のファイル
をCGIプログラムにより生成することにより実現され
る。STB11はダウンロードしたユーザインタフェー
スをモニタ13に表示し、ユーザが所望するコンテンツ
の条件などを入力させる。モニタに表示される条件入力
項目を含むユーザインタフェースを図10に示す。
【0068】図10は、STB11における希望コンテ
ンツの登録処理時にTV画面(モニタ)13に表示され
るユーザインタフェースの一例である。図10に示すよ
うに、BPSサーバ1のコンテンツデータベース49に
登録されているコンテンツをジャンル別に詳細に分類
し、ユーザに選択させるためのものである。
【0069】このイメージはSTB11に接続されたモ
ニタで表示され、ステップS809において、ユーザに
よるリモコン等の操作により、例えば「音楽」の中の
「CLASSICオペラ声音」へのチェックの指示がS
TB11に入力される。ユーザが希望するコンテンツに
チェックした後、ステップS810において、入力され
る指示情報はSTBからBPSサーバ1に送信される。
BPSサーバ1は、STB11から受信したユーザ情報
(ユーザが所望するコンテンツのジャンル、キーワー
ド)をユーザプロファイルDB6にすでに登録されてい
る該当するユーザのユーザプロファイルを更新し、処理
を終了する。
【0070】このように、STBにおいて、UIを使用
してユーザから希望コンテンツの登録処理が行われ、B
PSサーバにユーザプロファイルの更新処理を行わせる
ため、ユーザが希望する記事/ニュースコンテンツ、利
用明細、伝票などや、更には消耗品を無料とするため
の、広告コンテンツとしてどのような広告を希望するか
をユーザが指定できるため、ユーザにとっても不要なダ
イレクトメールの数が減り、また広告会社も希望してい
るユーザに対して広告コンテンツを配信でき、また流通
コストも格安で済むため、本仕組みを利用するすべての
ユーザ(顧客、広告会社、コンテンツ提供者)が満足で
きるという効果が得られる。
【0071】図9はBPSサーバ1のユーザプロファイ
ルDB6に登録されているユーザプロファイルの内容を
示すデータ構造図である。符号93〜100はユーザの
基本データを格納するためのテーブルであり、新規ユー
ザの登録時にユーザプロファイルDBに登録される。
【0072】93はユーザIDナンバーであり、BPS
サーバ1が初期にユーザが登録された際にSTB11に
対して発行するユーザ毎にユニークな値をとる。94は
ユーザの氏名、95は性別、96は生年月日、97は現
住所、98は家族構成、99は職業、100は趣味であ
り、ユーザの基本データが登録されている。
【0073】また、101以降は、上記情報以外のユー
ザ基本データである。先に図8及び図10で説明したユ
ーザの希望コンテンツの情報は101〜103に示す登
録コンテンツ履歴〜に選択されたコンテンツのジャ
ンルキーワードが登録される。ユーザの希望するコンテ
ンツが多い場合や追加された場合は、このデータ登録部
は拡張される。登録コンテンツ履歴として登録されるジ
ャンルキーワードは、記事/ニュースコンテンツの有料
コンテンツを指定するための情報(ABCニュースなど
の新聞の名称)や、利用明細書の無料コンテンツを指定
するための情報(○○銀行/××口座などの銀行の名称
と口座番号)や、広告コンテンツの消耗品無料コンテン
ツを選択するための条件情報(音楽、スポーツなどの図
10で選択される情報など)がある。
【0074】また、コンテンツ履歴には、更に、ユーザ
が指定する印刷時刻の情報も格納される。図8のステッ
プS809において希望コンテンツを選択する際に、ユ
ーザインタフェースを用いてCHE8からの能動的な印
刷処理(プッシュプリント)が行われる時刻をユーザが
指定できる。ユーザがUIで指定した時刻情報は、ST
B11からCHE8もしくはBPSサーバ1のユーザプ
ロファイルに登録され、プッシュプリント時にスケジュ
ーラ55によりスケジュール管理されることになる。ま
た、この印刷希望時刻情報は、コンテンツごとに登録す
ることも可能であり、記事/ニュースコンテンツは毎日
午前6時に、また、利用明細は毎月XX日の午前6時
に、出力するよう指定して登録できる。
【0075】また、コンテンツ履歴に続いて、Pポイン
ト値も登録されている。Pポイント値は、広告情報を印
刷した際に、消耗品を無料とするためのポイントであ
り、広告情報が印刷される度にPポイントが加算され、
また、消耗品の配達処理が行われると、消耗品分のPポ
イントが消費(減算)されて更新される。Pポイントの
更新処理については、図17で後述する。
【0076】このように、ユーザ基本データがBPSサ
ーバ1のユーザプロファイルDB6に登録及び更新され
ることにより、各ユーザに配信する情報を適宜自動選択
することが可能となる。また、印刷情報を配信して印刷
処理する時刻をユーザが指定することが可能となり、例
えば、毎朝、その日の天気予報と前日のスポーツ記事が
プリンタに出力されているサービスなどを受けることが
できる。
【0077】次に、BPSサーバ1から受け取る配信情
報をCHE8で印刷情報に変換する場合の処理について
説明する。図11は、CHE8におけるBPSサーバ1
からの配信情報に基づいてプリンタドライバによりラス
タイメージを生成し、各ユーザごとのSTB11に出力
する処理を示すフローチャート図である。
【0078】ステップS1101では、BPSサーバ1
の配信決定マネージャ60により配信先ユーザを決定
し、配信イメージ作成モジュール53により個々のユー
ザに送る配信情報のレイアウトを決定し、得られたユー
ザ指定情報と配信情報をBPSサーバ1からCHE8が
入力する処理に相当する。CHE8がBPSサーバから
受け取る配信情報は、配信イメージ作成モジュール53
により生成され、HTML形式のファイルもしくはPD
Fファイルのいずれかの形式で作成される。
【0079】CHE8は、BPSサーバ1から指定され
た配信先ユーザを認識すると、配信先ユーザのSTB1
1に対して配信先プリンタ12のIDを獲得する。ケー
ブルテレビで使用するセットトップボックス(STB)
11は、TVの電源がOFFされている間も常に電源が
ONされており、CHE8からの要求に常に答えられる
ようになっている。
【0080】次にステップS1103において、CHE
8は、獲得したプリンタIDに対応したプリンタドライ
バをプリンタドライバDB7から読みこむ。なお前述し
たように、プリンタドライバDB7は、CHE8の下に
あってもよく、その場合の処理である。
【0081】先にステップS1104では、CHE8が
BPSサーバから受信したHTML形式もしくはPDF
形式の配信情報を読み込まれたプリンタドライバにより
ラスタライズ処理し、STB11に接続されるプリンタ
で印刷可能なデータ形式の印刷情報を生成する。本実施
例では、STB11に接続されるプリンタはインクジェ
ットプリンタであり、生成される印刷情報はラスタイメ
ージとなる。また、稀にSTB11にレーザービームプ
リンタが接続されることがあるが、その場合は、印刷情
報はプリンタに対応するPDLデータとなる。
【0082】そして、ステップS1105では、生成し
た印刷情報であるラスタイメージを一時保存する。
【0083】次に、ステップS1106において、CH
E8は、これから配信するユーザ先のプリンタの状態を
ケーブルネットワーク9を介してSTB11から取得し
て、印刷可能であるかを判断する。具体的には、CHE
8からSTB11を介してプリンタ12にステータス要
求信号が送られ、この信号を受け取ったプリンタ12は
現在のプリンタの状態をSTB11に通知し、STB1
1はケーブルネットワーク9経由でCHE8に返す。
【0084】ステップS1106において、配信先ユー
ザのプリンタ12が印刷できない状態(他の印刷ジョブ
の実行中、紙切れ、インク切れ)であると判断された場
合、もしくはステータスが返信されない場合は、ステッ
プS1110に処理を進め、CHE8は、配信しようと
した印刷情報とそのジョブIDを未処理として登録し、
管理する。STB11から通知される情報は、プリンタ
12のステータスを詳細に示すプリンタステータスID
が付加されている。ステップS51111において、C
HE8は、このプリンタステータスIDとジョブIDと
に基づいて、この印刷配信に関する再送信のタスクを起
こし、プロセスを終了する。
【0085】ステップS1106で配信先ユーザ先のプ
リンタ12が印刷可能な状態であると判断された場合
は、ステップS1107において、CHE8は、ラスタ
ライズされた印刷情報をケーブルネットワーク9を介し
て、配信先ユーザのSTB11に配信する。STB11
は、CHE8から、印刷情報を受け取ると、ステップS
1108において、プリンタ12による印刷処理を開始
させ、プリンタ12のステータスを監視する。
【0086】ステップS1109では、STB11がプ
リンタ12のステータスを監視し、その結果をCHE8
に通知し、CHE8は、プリントエラーが発生したか、
印刷完了したかを判断する。プリントエラーが発生した
とCHE8が判断した場合は、処理を前述したステップ
S1110に戻す。エラーが無く印刷完了したと判断さ
れた場合は、ステップS1112において、STB11
は、CHE8から送られた印刷情報がすべて印刷された
印刷完了のステータスを生成し、ケーブルネットワーク
9を介してCHE8に通知する。
【0087】ステップS1113では、印刷終了のステ
ータスを受け取ったCHE8は、印刷情報と印刷の完了
したユーザの情報受け取りの実績をデータとして保持し
ておき管理する。これにより、依頼された広告の配信の
配信実績が正確に把握できる。また、CHE8は、この
情報をBPSサーバ1に送信し、図5で前述したように
BPSサーバ1で管理してもよい。
【0088】この登録処理が終了すると、ステップS1
114では、配信処理の終了となる。
【0089】このようにして、本システムでは、CHE
8は、BPSサーバ1から受信した配信情報のラスタラ
イズ処理と、ラスタライズされた印刷情報の各ユーザへ
の能動的な配信処理が行われるため、従来のようにST
B内のドライバで作成した印刷情報を印刷する場合に比
べて高品位の印刷出力を得ることが可能となり、また、
ユーザが所望とするコンテンツをインターネットで検索
して収集する手間が省けるという効果が得られる。
【0090】図12は、STB11におけるCHE8か
ら受信されるデータを解析し、印刷情報と放送情報とに
分離し、放送情報はTV画面13に表示し、印刷情報で
あるラスターデータはTV画面13に表示されることな
く、プリンタ12にラスターデータを出力し、ステータ
ス要求の場合は接続されているプリンタ情報をCHE8
に出力する処理を示すフローチャート図である。
【0091】CHE8がSTB11を介して、ユーザ先
のプリンタ12のステータス確認を要求するか、CHE
8がSTB11に情報を配信してくることにより処理が
開始される。
【0092】ステップS1201では、STB11は接
続されるプリンタ12のステータスを取得し、プリンタ
が処理中であるかを判断する。ここでプリンタ12が何
らかの要因で印刷不可能(他の印刷の最中。インク切
れ、紙切れ等)であることを示すステータスを返した場
合は、ステップS1202において、後ほど再送のタス
クを起こすことを要求するため、BPSサーバ1(CH
E8でもよい)にジョブの再送要求と現在のプリンタ1
2のステータスを送信し、本ジョブを終了する。
【0093】また、プリンタ12が印刷可能であるとS
TB11が判断した場合は、ステップS1203におい
て、CHE8から配信される印刷情報の受信処理を開始
し、先にラスタイメージになった印刷情報の最初の一ラ
イン分をまず、CHE8のデジタル変調ブロックにより
ケーブルに送信可能な信号に変換され、他の信号に多重
されてケーブルネットワーク9に送り出される印刷情報
を受信する。ステップS1204において、ケーブルネ
ットワーク9によって運ばれた信号はSTB11で受信
され、ステップS1205において、受信された信号
は、STB11により復調処理され、伝送過程で発生し
た符合エラーを、エラー訂正処理で訂正する。
【0094】次にステップS1206では、STB11
のデスクランブルモジュール18は、図2で前述した処
理によって配信情報のスクランブルを解除して、データ
を正確に受け取る。続いてステップS1207では、S
TB11のマルチプレクサ19は、配信情報内に多重化
されているビデオ、オーディオの放送情報と印刷情報と
を分離する。このうち、ビデオ、オーディオ信号は、ス
テップS1208において、STB11のビデオデコー
ダー20及びオーディオデコーダー24によりTV画面
13に出力し、表示および音声出力される。また、多重
信号分離で抽出された印刷配信情報は、ステップS12
09で、STB11の印刷情報デコーダー25からプリ
ンタ12に転送される。
【0095】プリンタ12に転送された印刷情報は、ス
テップS1209で、一ライン分の印刷情報を格納し、
続くステップS1210において、印刷処理を実行す
る。この間、STB11はプリンタ12のステータスを
監視しており、ステップS1211で、印刷中にエラー
が生じたかを判断する。印刷中にエラーが発生したとS
TB11が判断した場合は、ステップS1212におい
て、STB11は、BPSサーバ1にError通知を
返送し、BPSサーバ1に判断をゆだねる。
【0096】一方、印刷エラーが発生していない状態で
は、ステップS1213において、STB11は、ライ
ンバッファのデータが全て印刷されたかを監視してい
る。まだ、ラインバッファに印刷情報がある場合、ST
B11はプリンタ12により印刷が実行されるのを待
ち、ラインバッファの印刷情報がすべて出力されると、
ステップS1214において、プリンタ12で印刷され
た情報が最後のラインの情報か判断して、最後のライン
の情報でない場合は、ステップS1215において、S
TB11は、CHE8に対して次ラインの印刷情報の送
信要求を依頼する。また、印刷した情報が最後のライン
情報であった場合、ステップS1216において、ST
B11はCHE8に対して印刷の終了を通知する。
【0097】このように、STBが、CHEから受信さ
れる配信情報を解析し、放送情報はTVに出力し、ラス
タデータはTVに表示することなくプリンタ12に出力
して印刷するため、TV画面に印刷したい情報を表示さ
せ、その後ユーザにより印刷指示させる負担などをなく
し、ユーザの操作を容易にでき、また、印刷中もTV画
面は他の番組表示やインターネット操作を行うことが可
能となる。
【0098】図13は広告会社(AD)サーバ(2a、
2b)における広告配信の登録処理を示すフローチャー
ト図である。この処理は、広告配信依頼元である広告会
社はインターネット4を介してBPSサーバ1にアクセ
スすることにより開始される。
【0099】まず、ステップS1301では、広告会社
サーバは、Webブラウザ上から、BPSサーバ1のW
WWサーバにアクセスし、広告配信依頼を行うためのユ
ーザインタフェースを有するページをHTML形式で取
得し、Webブラウザに表示する。
【0100】図14は、広告会社における広告配信の登
録処理時にブラウザに表示されるユーザインタフェース
の一例を示す図である。ステップS1301で表示され
るユーザインタフェースは、図14−Aである。図14
−Aは、初期ログイン時に表示されるWebブラウザ上
のイメージである。209に示す入力フォームから広告
依頼元が先に登録IDナンバーおよびパスワードを入力
することが可能となる。広告会社サーバ2は、Webブ
ラウザ上に表示された入力フォームに対して、BPSサ
ーバ1から既に配布されている広告会社のIDナンバー
を入力し、その広告会社IDをBPSサーバに送信す
る。
【0101】ステップS1303において、BPSサー
バ1からの承認を待ち、承認が得られると、BPSサー
バ1が提供する広告情報の登録画面を取得する。ステッ
プS1304では、広告依頼元である広告会社サーバ2
は、広告情報をBPSサーバ1の広告データベース50
に登録する処理を行うため、配信したい広告情報を、イ
ンターネット4を介して、BPSサーバ1にHTTPで
転送する。広告情報はPDFファイルか、HTMLファ
イルで記述されているものとする。BPSサーバ1は、
広告会社サーバ2から送信された広告情報を取得し、広
告データベース50に登録し、登録が行われたことと配
信先ユーザを選択するための条件を入力するフォームを
有するTHML形式のファイルをCGIで生成し、広告
会社サーバ2に配信する。次にステップS1305で
は、広告会社サーバは、BPSサーバ1から受信したフ
ァイルをWebブラウザに表示し、BPSサーバに登録
した広告をどのようなユーザに配信したいかをWebブ
ラウザ上に表示された配信先ユーザの属性リストをチェ
ックして、その結果情報を引数として、BPSサーバ1
に返信する。配信先ユーザの指定として、リストチェッ
ク以外にも「配信地域」「配信ユーザの対象年齢」「配
信ユーザの職業」(図14−B参照)の指定が行える。
【0102】こうして広告配信依頼元である広告会社サ
ーバ2から送られた送り先希望の配信先属性情報をもと
に、ステップS1306では、BPSサーバ1は、ユー
ザプロファイルDB6と前記配信先属性情報とを照合し
て、この広告を配信してもっと有益なユーザを選出す
る。この処理中は、広告会社サーバ2は、ステップS1
307において、配信する広告の属性を、ユーザインタ
フェースを用いて入力する。この広告の属性には、例え
ば「この広告を配信する期間」や「この広告の印刷イメ
ージのサイズ」や「広告内容のジャンル別キーワード」
等がある。ここで表示される属性情報の選択リストを図
14−Bに示す。図14―Bは、Webブラウザ上に表
示される広告配信先の属性を選択する画面である。この
フォーム上から、広告を配信する期間及び希望する配信
先の属性情報を入力する。広告を配信する期間は、「○
月△日から○月×日」という日付の指定となり、また、
ジャンル別キーワードは、「和風レストラン」「クーポ
ン券付」などの指定となる。ここで入力された広告配信
に関する属性情報は、配信先ユーザの指定と同様に、広
告会社サーバ2からインターネットを介して、BPSサ
ーバ1に送信される。また、配信先ユーザの指定と、広
告情報の属性指定とは、図14−Bに示すように同時に
行ってもよく、その場合は、広告会社サーバ2からBP
Sサーバ1へは同時の送られることになる。
【0103】広告会社サーバ2からBPSサーバ1に送
信された属性情報は、BPSサーバ1の広告属性情報デ
ータベース203に広告情報と関連付けて登録される。
また、BPSサーバ1は、広告の属性情報にある「広告
の印刷イメージのサイズ情報」に基づいて、ユーザのプ
リンタでの印刷処理で使用される消耗品の量を予測し、
消耗品を無料にするためのPポイント(プリンタポイン
ト)のポイント値を決定し、このPポイント値もまた、
広告属性情報データベース203に広告と関連付けて登
録される。Pポイントの利用については後述する。
【0104】こうして、BPSサーバ1では、登録され
た広告と広告の属性から広告依頼元に今回の広告配信に
おける料金の見積もり計算処理が実行され、ステップS
1308において、広告会社サーバ2は、その見積もり
結果を受け取り、見積もり確認を行った後、受注を実行
する。最後にステップS1309において、広告会社サ
ーバ2は、BPSサーバ1への広告の登録処理を終了
し、BPSサーバからログオフする。
【0105】このように、広告会社サーバは、BPSサ
ーバに対して、広告情報を、配信先ユーザを希望して登
録でき、また、配信期間や広告属性とを合わせて登録し
ておくので、広告会社は、広告情報を配信するユーザを
特定でき、従来のインターネットのバナー広告のように
関連しそうな複数のホームページに登録し、不特定多数
のユーザに閲覧させる場合と比較して、効率的かつ能動
的に宣伝でき、また、ダイレクトメールと比較して流通
コストが格段に安く済むので、広告会社のコストの負担
が少なくて済むという効果が得られる。
【0106】図15は、BPSサーバにおいて、広告会
社から指定された配信先ユーザを検索し、該当するユー
ザに広告をマルチキャスト配信する処理を示すフローチ
ャート図である。
【0107】ステップS1501では、BPSサーバ1
は、登録された広告と関連付けて広告属性データベース
203に保持されている広告属性情報を読み出し、対象
の広告情報をどのようなユーザに配信したいか認識す
る。具体的には、広告属性情報に記載されているキーワ
ードから、「配信ユーザの居住地域」「配信ユーザの対
象年齢」「配信ユーザの職業」「配信ユーザの性別」
「配信ユーザの家族構成」「広告情報のコンテンツ属
性」が取得される。
【0108】次にステップS1502において、BPS
サーバ1は、広告属性データベース203から取得した
配信先属性情報をもとに、ユーザプロファイルDB6に
登録管理されているユーザプロファイルと照合して、処
理対象の広告を配信すべき条件に合致する有益なユーザ
を選出する。
【0109】次にステップS1503において、BPS
サーバ1は、ユーザプロファイルDB6に基づいて、前
ステップで選択された配信ユーザが所望とするコンテン
ツをユーザ毎に読み出し、ステップS1504におい
て、BPSサーバ1の配信決定マネージャ60は、個々
のユーザに配信する各コンテンツをコンテンツ属性情報
データベース76に基づいて決定する。
【0110】そしてステップS1505では、配信決定
マネージャ60により決定された各コンテンツはコンテ
ンツデータベース49から読み出され、配信イメージ作
成モジュール53に転送され、またステップS1506
では、配信決定マネージャ60により、広告データベー
ス50から付加する広告データが読み出され、同様に配
信イメージ作成モジュール53に転送される。ここで読
み出される広告情報は、ユーザプロファイルDB6に保
持されるユーザプロファイルに基づいて配信決定マネー
ジャ60がユーザごとに選択することになる。
【0111】そして、ステップS1507では、配信イ
メージ作成モジュール53は、転送されたコンテンツと
広告情報を各ユーザ毎に異なったレイアウトで配信イメ
ージの配置決定処理を行う。レイアウト配置処理が実行
されると、ステップS1508において、BPSサーバ
1の印刷情報配信エンジン54は、配信イメージ作成モ
ジュール53により生成された配信情報に基づいて、ユ
ーザごとに対応するプリンタドライバをプリンタドライ
バDB7から読み出して起動することにより、ユーザご
とに印刷情報を生成し、アプリケーションサーバ57に
より、該当する複数のユーザに印刷情報が配信される。
【0112】なお、複数のユーザに印刷情報が配信され
るが、実際には、ユーザごとに異なるレイアウトで異な
る印刷情報が配信されるため、モノキャスト配信とな
る。しかしながら、広告情報のサイズが大きく、コンテ
ンツ情報を付加しない広告の場合は、配信情報のレイア
ウトはすべてのユーザで同一となり、ユーザの使用して
いるプリンタの種類により印刷情報が異なることにな
る。この場合は、使用しているプリンタに対応するプリ
ンタドライバが同じユーザに対してマルチキャスト配信
となる。
【0113】このように、BPSにおいて、広告会社か
ら登録された広告情報を、指定された条件に適するユー
ザを検索し、該当するユーザに対して広告情報を能動的
に配信するため、広告会社の所望とする顧客に対しての
み広告情報を効率的に発信でき、また、流通コストがダ
イレクトメールなどに比較して格段に少なくて済むとい
う効果が得られる。
【0114】また、ユーザごとに適するレイアウトで配
置され、生成された印刷情報を配信するため、ユーザは
所望とする情報だけを得ることができ、更に高品位の出
力画像を得ることができるという優れた効果を奏する。
【0115】また、広告情報からなる配信情報を送信す
る場合はすべてのユーザで配信情報のレイアウトが同じ
になり、更に同一のプリンタを使用しているユーザに
は、同一の印刷情報をマルチキャスト配信できるため、
ケーブルネットワークの負荷も軽減できるという効果も
得られる。
【0116】次に、利用明細や伝票などのコンテンツを
ユーザに配信するための仕組みについて説明する。図1
6は、BPSにおいて、企業であるコンテンツサーバ3
a、3bから伝票配信依頼を受けて該当するユーザに伝
票をシングルキャスト(モノキャスト)配信する処理を
示すフローチャート図である。
【0117】ステップS1601において、BPSサー
バ1は、利用明細や伝票のコンテンツサーバ3から伝票
配信依頼を受け付ける。これは、コンテンツサーバ3の
WebブラウザがBPSサーバ1にアクセスし、伝票配
信依頼の通達をするものであり、広告登録処理やコンテ
ンツ登録処理と同様の処理である。続いてステップS1
602では、BPSサーバ1は、コンテンツサーバから
登録IDナンバー、パスワードの入力を受け付ける。そ
して、ステップS1603において、BPSサーバ1が
コンテンツサーバ3から受け取った登録IDナンバー、
パスワードを照会して、正しい場合、コンテンツサーバ
3からのログインを許可する。
【0118】ステップS1604では、BPSサーバ1
は、インターネットを介してコンテンツサーバ3から配
信を希望する伝票データを受け取り、受け取った伝票デ
ータを伝票データベース51に登録する。そしてステッ
プS1605では、BPSサーバ1は、コンテンツサー
バ3から伝票を配信するユーザ先の情報を受け付ける。
続いてステップS1606で、BPSサーバ1は、コン
テンツサーバ3から伝票を配信する際に広告添付可否情
報を受け付け、今回配信する伝票に広告をつけて配信す
るかどうかを判断する。広告を付けないで配信する場合
は、ステップS1607において、BPSサーバ1は、
コンテンツサーバ3が指定したユーザに対して登録した
伝票情報に基づいて、前述した処理と同様に印刷情報を
生成し、印刷情報にスクランブルをかけてケーブルネッ
トワーク9を介して該ユーザに対してシングルキャスト
配信し、BPSサーバ1は更に、配信したユーザの受け
取り実績を集計して処理を終える。
【0119】また、ステップS1606の判断で、広告
を付加すると判断された場合は、ユーザプロファイルD
B6を参照し、配信対象のユーザのプロファイルに基づ
いて、広告データベース50より、配信する伝票に付加
する広告を選択し、配信イメージ作成モジュール53
で、配信する伝票に広告を付加したレイアウトを生成
し、ステップSS1609において、BPSサーバ1
は、前述した処理と同様にラスタライザー56によりプ
リンタドライバを読み出し起動して印刷情報を生成す
る。そしてBPSサーバ1は、更に印刷情報にスクラン
ブルをかけてケーブルネットワーク9を介して指定され
たユーザに広告付き伝票の印刷情報をアプリケーション
サーバ57により配信する。そして、BPSサーバ1
は、配信したユーザの受け取り実績を集計して処理を終
える。
【0120】このように、BPSサーバにおいて、銀行
などのコンテンツサーバから伝票などのコンテンツの配
信依頼を受けてコンテンツを登録し、指定されるユーザ
に対してコンテンツを能動的に配信するため、コンテン
ツサーバの指定するユーザに対してダイレクトメールよ
りも低コストで簡単に伝票の配信を行うことができる。
【0121】また配信される情報はケーブルネットワー
クを使用してスクランブルがかけられており、セキュリ
ティーに優れており、郵送や公衆回線に比較して情報が
漏洩する危険性が少なくなるという効果が得られる。
【0122】次に、消耗品無料のコンテンツである広告
情報を印刷したユーザに対して、消耗品を無料とするた
めの仕組みについて説明する。図17は、BPSサーバ
におけるPポイント(プリントポイント)の集計処理を
示すフローチャート図である。
【0123】まず、ステップS1701において、BP
Sサーバ1は、ユーザに配信するための広告付きのコン
テンツや伝票等の印刷配信情報を準備し、特定のユーザ
に広告情報付の印刷情報を配信する。印刷情報を受け取
ったユーザ先のSTB11は、この印刷情報を受け取
り、プリンタ12によりプリントアウトが無事終了した
段階で、BPSサーバ1に印刷終了のステータスを返
す。ステップS1702において、BPSサーバ1が、
各STB11から送られる印刷終了ステータスを受け取
ると、次のステップS1703に処理を進める。
【0124】ステップS1703では、BPSサーバ1
は、今回配信した印刷情報を受け取った場合のユーザに
与えるPポイント数を確認する。BPSサーバ1が今回
配信した印刷情報に含まれるすべての広告情報につい
て、広告属性情報データベース203から属性情報を読
み出し、属性情報中のPポイントを加算し、配信した印
刷情報に対応する合計Pポイント数を取得する。
【0125】そして、ステップS1704において、B
PSサーバ1は、各ユーザから受け取った印刷終了ステ
ータスを元に、配信管理モジュール53で、今回、印刷
情報を受け取ったユーザの今までのPポイント数に、今
回の印刷配信情報受け取りでもPポイント数を加算し
て、再度ユーザプロファイルDB6を更新する。
【0126】このようにして、BPSサーバは、広告情
報が含まれる印刷情報を印刷したユーザに対して、Pポ
イントを加算して更新処理するので、ユーザは、広告情
報を印刷すればそれだけPポイントをためることがで
き、インクやトナーなどの記録色材や、記録媒体を発送
してもらいやすくなるという効果が得られる。
【0127】次に、ユーザが溜まったPポイントを利用
して消耗品を無料で配送してもらうために、消耗品を無
料で発送する処理を実現するポータルサイトへのアクセ
ス処理について説明する。図18は、STB11から消
耗品発送用のポータルサイトへの接続処理を示すフロー
チャート図である。この処理はユーザによりSTB11
のリモコン操作により、「ポータルサイトへの接続処
理」を希望することにより実行される。
【0128】ステップS1801では、STB11は、
インターネットCH(チャンネル)を選択して、ケーブ
ルTVにあるチャネルにあるインターネット接続のサー
ビスを選択し、TV画面13を介してユーザに対してイ
ンターネットに接続させる。続くステップS1802で
は、STB11は、TV画面13上に表示されたブラウ
ザのURL入力のフォームに、BPSサービスを運営す
る企業のポータルサイトのURLを自動的に入力する。
これは、BPSサーバ1から情報配信を受ける際に、ポ
ータルサイトのURLを受け取っておき、ICカード2
1もしくは図示省略したNVRAMにURL情報を保持
しておき、そこから読み出すことにより実現する。
【0129】ステップS1803では、STB11は、
入力したURLを、ケーブルネットワーク9を介してC
HE8に送信し、URL先の情報の取得要求を出す。ス
テップS1804では、CHE8は、STB11から送
信されたURLを受信する。そしてステップS1805
では、CHE8は、受信した信号からインターネットに
アクセスする情報を復調し、CHE8に設けられたゲー
トウエイを介してインターネットにアクセスする。ステ
ップS1806では、STB11は、BPSサービスを
運営する企業のポータルサイトからWebの情報を、C
HE8を介して取得し、TV画面13にBPSサービス
を運営する企業のポータルサイトへのトップページを表
示して処理を終了する。
【0130】このようにして、STB11がBPSサー
バ1からの情報配信を受ける際に取得しておいたURL
を保持しておき、そのURLを読み出して指示すること
により、自動的に消耗品を提供するポータルサイトへの
アクセスを実現することができ、ユーザはポータルサイ
トを調べる必要がなく、接続することができ、ユーザの
負担が減るという効果が得られる。
【0131】次に、アクセスしたポータルサイトにおい
て、ユーザが溜まったPポイントを利用して消耗品を無
料で配送してもらうための発送処理について説明する。
図19は、ポータルサイトサーバにおける消耗品の要求
受け付け及び郵便手配処理を示すフローチャート図であ
る。本処理は、STB11が、印刷情報(配信情報)を
受けるユーザのBPSサービスを運営する企業のポータ
ルサイトへアクセスすることにより開始される。
【0132】ステップS1901では、印刷配信情報を
うけるユーザのSTB11は、図18で前述したよう
に、ケーブルTVのインターネット接続のチャネルを介
して、BPSサービスを運営する企業のポータルサイト
へ接続し、消耗品の要求のホームページにアクセスす
る。この印刷配信情報を受け取るユーザによる消耗品要
求のサービスは、前述したように、BPSサーバ1から
ユーザに印刷配信情報を送り、ユーザが、送られて印刷
配信情報を受け取った場合、そのユーザの印刷配信情報
の受け取り実績として、ユーザにPポイントが与えられ
るシステムで、このPポイントと引き換えに、ユーザは
プリンタのインク、用紙等の消耗品を受け取ることがで
きる。
【0133】ステップS1902において、BPSサー
ビスを運営する企業のポータルサイトのサーバが、現在
アクセスしている印刷配信情報を受けるユーザのSTB
からユーザIDを取得し、そのユーザIDに基づいてB
PSサーバ1からインターネットを介してそのユーザの
Pポイント数を要求して取得する。BPSサーバ1は、
ポータルサイトサーバからユーザIDを引数としてPポ
イントの取得要求が来ると、配信管理モジュール61は
ユーザIDに基づいて該当するユーザのPポイント数が
記録されているテーブルの値を参照し、Pポイントをポ
ータルサイトサーバに返答する。また、ステップS19
02のユーザIDの取得処理は、ポータルサイトへのア
クセスが過去に一度でもあれば、ステップS1901と
同時に行うことが可能である。その場合は、初めてポー
タルサイトにアクセスした際に、STB11内のブラウ
ザ(一般に、Windows CEが用いられる)に「cookie」情
報としてユーザIDを記録しておき、次にSTB内のブ
ラウザがポータルサイトサーバにアクセスする際に、ポ
ータルサイトサーバが「cookie」をのぞいてユーザを認
識してユーザIDを確認することができる。ただし、こ
の場合、「cookie」に本サービスのユーザID自身を残
すことは望まれず、セキュリティーを考慮すると、むし
ろポータルサイトサーバに本サービスのユーザIDを管
理しておき、ポータルサイトサーバで新たにこのユーザ
に振ったユーザIDを「cookie」内に残しておくのが望
ましい。このようにすることにより、2回目以降のアク
セス時は、ステップS1901とステップS1902の
ユーザIDの取得処理までを同時に行うことができる。
【0134】ステップS1903では、ポータルサイト
サーバは、BPSサーバ1から獲得した現在アクセスし
ているユーザのPポイント数をSTB11に返信する。
このように処理することにより、STB11はTV画面
13のブラウザ上にユーザの現在溜まっているPポイン
トを表示することができる。このプロセスにより、現在
アクセスしているユーザのPポイント数をユーザに知ら
せる。
【0135】そして、ステップS1904では、ポータ
ルサイトサーバは、Pポイントに応じてユーザに消耗品
の選択指示を行わせるために、ユーザのPポイントと、
消耗品を提供するのに必要な消費ポイントが記載された
消耗品対応リストとから構成される、Pポイント数対応
消耗品リストを、HTML形式で記述した消耗品提供情
報として生成し、インターネット4とケーブルネットワ
ーク9とを介してSTB11に送信し、STB11はT
V画面13のブラウザ上に図20に示すPポイント数対
応消耗品リストを表示する。Pポイント数対応消耗品リ
ストは、Pポイントと引き換えに、配達を希望するイン
クなどの記録色材と、用紙等の記録媒体とを含む消耗品
のリストを含んでいる。
【0136】図20は、ポータルサイトサーバから送信
されるHTML形式の消耗品提供情報によりSTB経由
でTV表示部13に表示される消耗品要求画面を示すユ
ーザインタフェース図である。211が示すエリアに
は、ポータルサイトサーバがBPSサーバ1の配信管理
モジュール61から獲得したアクセスしているユーザの
現在のPポイント数である。212のエリアは、Pポイ
ントと交換に配達依頼を希望する消耗品のリストであ
り、各消耗品が何ポイントであるかを示す消費ポイント
が対応して表示されている。アクセスしたユーザはこの
消耗品リストに要求する消耗品をチェックして、交換ボ
タンを指示することにより、STB11からポータルサ
イトサーバに配達を希望する消耗品を伝えることができ
る。また選択された消耗品のPポイント分の点数を引い
た形で、210のエリアに表示されているPポイント総
数が更新された内容をポータルサイトサーバから取得
し、更新表示する。また、ポータルサイトサーバのWW
Wサーバは、消耗品提供情報の消耗品対応リストのエリ
アに、現在のPポイントで無料に提供することのできる
消耗品だけを表示するように消耗品提供情報を生成して
もよい。
【0137】そして、ステップS1905では、STB
11は、ユーザに自分のPポイント総数以内で選択され
る消耗品を入力させ、入力された配達を希望する消耗品
の情報をポータルサイトサーバに送信する。ステップS
1906では、ポータルサイトサーバは、ユーザにより
選択された消耗品の種別と総数とを確認し、現在のユー
ザのPポイント数以内であるかどうか、つまり、消耗品
を無料で提供するか否かを判断する。選択指定された消
耗品の消費ポイントがPポイント以内であると確認され
た場合は、ユーザに消耗品受注の通達をし、また現在の
ユーザのPポイント数以上であることが確認された場合
は、ユーザにPポイント以上を選択したため消耗品の受
注ができないか、Pポイントが足らない差分の費用がか
かること旨のHTML形式のファイルを生成し、STB
11を介してユーザに通達する。また、ポータルサイト
は自身で判断せずに、ユーザにより選択された消耗品の
種別と総数をBPSサーバ1に送信し、BPSサーバ1
が選択された消耗品の消費ポイントが選択を実行したユ
ーザのPポイント以内であるか、つまり、消耗品を無料
で提供するか否かを判断する。BPSサーバ1で判断さ
れた結果はポータルサイトに通達される。
【0138】Pポイント以内と判断された場合、もしく
は差分の費用を支払うという確認が得られた場合は、消
耗品の受注が正式に行われたことになり、ステップS1
907において、ポータルサイトサーバは、自身で管理
している消耗品とPポイントの対応表に基づいて今回の
消耗品要求で使用したPポイント数を引いて新しいPポ
イント数を算出し、更新されたPポイントをBPSサー
バ1にインターネットを介して通達する。更新Pポイン
トを受け取ったBPSサーバ1は、配信管理モジュール
61によりユーザプロファイルDB6に格納されるプロ
ファイルデータ内のユーザのPポイントの総数の値を更
新し、再度ユーザプロファイルDB6に保管する。
【0139】次にステップS1908において、ポータ
ルサイトサーバは、今回、Pポイントを消耗品に還元し
たユーザの住所等のユーザ情報をBPSサーバ1に要求
して取得し、取得されたユーザ情報と、ユーザが選択し
た消耗品のリストとを消耗品配達データとして作成す
る。
【0140】そしてステップS1909では、ポータル
サイトサーバは、作成された消耗品配達データを、BP
Sサービスを運営する企業の販売会社の配送部門サーバ
に転送し、ステップS1910において、配送部門サー
バは、受け取った消耗品配送データをもとに、ユーザの
住所と、残金の支払方法が記載された配送伝票を印刷出
力し、要求のあったユーザ宅にユーザが選択した消耗品
を確実に届けるよう配達員に知らしめる。これにより、
配達員は、どこの住所にどんな消耗品を届け、また残金
が発生している場合は残金の支払方法として着払いか払
込かのいずれであるのか等、配達時に必要となる情報を
容易に理解できる。
【0141】また、BPSサーバ1とポータルサイトは
同一のサーバであってもよく、その場合は、ステップS
1902のPポイントの獲得処理や、ステップS190
7のPポイントの更新通達処理の手間が省ける。
【0142】このように、ユーザは、STB11からポ
ータルサイトサーバにアクセスし、TV画面に表示され
たユーザインタフェースを用いて消耗品の要求が行え、
かつ、今まで広告情報を印刷することにより蓄積された
Pポイントを用いて消耗品を引き換えるため、消耗品コ
ストがかからない、もしくは値引きされた価格で消耗品
を得ることができ、ユーザのコスト負担を大幅に減らす
ことが可能となる。
【0143】次に広告情報を含んだ印刷情報を配信する
ことにより発生する広告会社サーバとBPSサーバとの
課金処理について説明する。図21はBPSにおける広
告付きコンテンツ配信の場合の課金処理を示すフローチ
ャート図である。
【0144】ステップS2101において、BPSサー
バ1は、図16に示したように、広告依頼元である広告
会社サーバ2から広告情報と配信を希望するユーザの属
性情報を受け取る。そして、ステップS2102では、
BPSサーバ1は、広告依頼元が希望する配信先のユー
ザを選択するべく、配信を希望するユーザの属性情報に
基づいて、ユーザプロファイルDB6に管理される各々
のユーザのプロファイルを参照し検索して、今回の広告
依頼元からの印刷配信情報の配信先ユーザを決定する。
この検索は、配信を希望するユーザの属性情報によって
異なり、例えば、属性情報の指定が「地域」指定されて
いる場合は、ユーザプロファイルの住所を検索し、ま
た、属性情報の指定が「年齢」指定されている場合は、
ユーザプロファイルの年齢を検索し、また、属性情報の
指定が「ジャンル」指定されている場合は、ユーザプロ
ファイルのコンテンツ履歴の「興味ジャンル」を検索す
ることになる。
【0145】そして、ステップS2103では、BPS
サーバ1は、配信が決まったユーザに広告情報に付加し
て送るコンテンツを決定する。この処理は、配信が決ま
ったユーザのユーザプロファイルを元に、コンテンツ属
性データベース76と照合して、個々のユーザが希望す
るコンテンツを決定し、コンテンツデータベース49か
ら選択されたコンテンツを該配信イメージ作成モジュー
ル53に転送することにより実現される。また、前述し
たように、広告情報を後にする処理ある。その場合は、
コンテンツサーバ3から配信要求される利用明細や伝票
などの無料コンテンツの配信処理時に、ユーザプロファ
イルDB6からユーザに配信すべき広告情報を上記のよ
うな処理により検索し、コンテンツに広告情報を添付す
ることになる。また、ユーザからの希望により配信され
る記事/ニュースコンテンツや画像コンテンツなどの有
料コンテンツの配信は、単発もしくは時刻指定の定期的
なものとなり、この配信処理時にも、同様に広告情報を
検索し、コンテンツに広告情報を添付することになる。
【0146】そして、ステップS2104では、BPS
サーバ1のイメージ作成モジュール53は、前ステップ
で選択された配信コンテンツと、今回、ユーザ先に送り
出す広告情報とから配信情報としてのレイアウト配置を
決定し、配信情報を生成し、印刷情報配信エンジン54
に配信すべき情報が生成されたことを通知する。
【0147】続いて、ステップS2105では、BPS
サーバ1の印刷情報配信エンジン54は、配信イメージ
作成モジュール53が生成した広告情報を含む配信情報
をラスタライザー56に渡し、ラスタライザー56は、
プリンタドライバDB7よりプリンタドライバを読み出
し起動して配信情報からラスタイメージの印刷情報を生
成して印刷情報配信エンジン54に返信し、印刷情報配
信エンジン54は、作成された印刷情報をアプリケーシ
ョンサーバ58からCHE8とケーブルネットワーク9
とを介して、各ユーザ宅のSTB11に向けて配信す
る。なお、ユーザプロファイルDB6内のユーザプロフ
ァイルに、希望配信時刻が指定されている場合は、スケ
ジューラ55によりスケジュール管理し、印刷情報配信
エンジン57の起動時刻をユーザ毎に制御する。
【0148】各ユーザ宅に設置されたSTB11が、こ
の印刷配信情報を受信し、前述したような処理でプリン
タ12に印刷配信情報を渡して、プリンタ12により印
刷配信情報が全て印刷された段階で、STB11は、印
刷終了のステータスをBPSサーバ1に送る。BPSサ
ーバ1が印刷終了ステータスを受けると、ステップS2
106において、BPSサーバ1は、配信した印刷情報
を印刷して受け取ったユーザ数の累計を算出する。印刷
終了ステータスを受けるごとに、この値は更新される。
【0149】そして、ステップS2107において、B
PSサーバ1は、広告配信依頼元である広告会社サーバ
2に、印刷情報の印刷サイズ(消耗品のPポイントに関
係するため、消耗品の料金に充てるため)と、算出更新
されたユーザ数の配信実績とに基づいて、今回の広告配
信に関する広告配信料金を計算して課金情報を生成し、
生成された課金情報を送信して、費用の請求をする。
【0150】このように、広告情報を配信対象(配信希
望)のユーザに対して広告情報を配信することができ、
また、実際に配信され印刷されたユーザの対する配信実
績に応じて、広告の課金がなされるため、広告会社にと
っては、効率的に広告を宣伝することができ、また費用
も配信実績でなされるため、コストも必要最低限で済
み、かつ広告配信後で済むためサービスを使いやすいと
いう効果が得られる。
【0151】次にコンテンツサーバから依頼されたコン
テンツを配信することにより発生する情報伝達費用に関
するコンテンツサーバとBPSサーバとの課金処理につ
いて説明する。図22は、BPSサーバ1における伝票
配信依頼の場合の課金処理を示すフローチャート図であ
る。
【0152】ステップS2201において、BPSサー
バ1は、伝票依頼元であるコンテンツサーバ3から、配
信を希望する伝票の文章情報と配信先ユーザの情報を受
け付ける。ここでBPSサーバ1は、配信するユーザ数
から伝票配信料金を見積もり、伝票配信依頼元であるコ
ンテンツサーバ3に配信料金見積もりを通告する。
【0153】コンテンツサーバ3から配信料金見積もり
に関して承諾を得ると、ステップS2202において、
BPSサーバ1は、伝票配信依頼元が指定したユーザに
対して、個々に伝票印刷情報を配信するため、前述した
処理のように、ユーザごとに対応するプリンタドライバ
を読み出し、配信情報を展開してラスタイメージである
印刷情報を生成する。そして生成された印刷情報にユー
ザIDでスクランブルをかけ、指定されたユーザに対し
てケーブルネットワーク9を介してシングルキャスト配
信(指定された1人のユーザに対する発信)を行う。個
々のユーザ宅のプリンタ12が伝票印刷を終えるとST
B11は印刷終了ステータスをBPSサーバ1に返す。
【0154】BPSサーバ1がユーザから印刷終了ステ
ータス通知を受け、伝票印刷情報の配信の確認をする
と、ステップS2203において、BPSサーバ1は、
この伝票印刷を終えるステータスから、伝票印刷が終了
したユーザを確認し、配信した印刷情報を印刷して受け
取ったユーザ数の累計を算出する。印刷終了ステータス
を受けるごとに、この値は更新される。そしてBPSサ
ーバ1は、配信されたユーザの配信実績まとめ、伝票配
信依頼元であるコンテンツサーバ3に配信実績情報をイ
ンターネット経由で通達すると共に、ステップS220
4では、BPSサーバ1は、コンテンツサーバ3に今回
の伝票配信の料金を請求する。また、受け取りが不可能
で印刷できなかったユーザに関しては、その印刷不可能
な理由を示すステータスと受け取れなかったユーザの情
報をリストにして、BPSサーバ1が伝票依頼元に通告
する。
【0155】このように、伝票情報を指定されたユーザ
に対してケーブルネットワークを介して配信するためイ
ンターネット配信と比較してセキュリティーに優れてお
り、またユーザIDによるスクランブルが書けかけられ
ているため仮に不正アクセスが発生した場合でも内容を
確認することができず、機密保持に適している。また、
ケーブルネットワークを介して電子的に配信するため、
流通コストが格安となり、ダイレクトメールなどと比較
して非常に安価なコストでユーザごとに異なる伝票を配
信することができ、配信依頼元にとって使いやすいサー
ビスを提供することが可能となる。更に、印刷できなか
ったユーザを特定することができ、配信依頼元にとって
は確実に配信処理の確認ができるという効果も得られ
る。
【0156】次に、マーケットコンサルティング処理に
ついて説明する。図23は、BPSサーバにおけるマー
ケットコンサルティング処理を示すフローチャート図で
ある。
【0157】ステップS2301では、BPSサーバ1
は、ユーザの情報が欲しい市場調査依頼元の調査サーバ
(図示省略)からインターネットを介してログインを受
けると、BPSサーバ1は市場調査依頼元の調査サーバ
に対して、どのようなユーザ及び市場の情報が欲しいの
か、市場調査依頼元に調査項目を入力させるためのユー
ザインタフェースを提供するためのファイルをHTML
形式で作成し、インターネットを介して調査サーバに送
信する。この時点でBPSサーバ1は、市場調査料金の
見積もりを同一のファイルで市場調査依頼元に通告す
る。
【0158】調査サーバから調査項目が入力されると、
ステップS2302において、BPSサーバ1は、この
調査項目に基づいて、ユーザプロファイルDB6に登録
されているユーザプロファイルを参照する。そして、ス
テップS2303において、BPSサーバ1は、参照さ
れたユーザプロファイルを市場調査依頼元が入力した調
査項目に沿って分析し、個人情報を含まない市場調査デ
ータを作成する。
【0159】そしてステップS2304において、BP
Sサーバ1は、前ステップで分析することにより作成さ
れた市場調査データを市場調査依頼元にインターネット
を介して転送する。そしてステップS2305では、B
PSサーバ1は、市場調査依頼元から、市場調査データ
の受け取りの確認を行う。確認が行われると、ステップ
S2306において、BPSサーバ1は、市場調査料金
を市場調査依頼元に請求して、課金する。
【0160】このように、ユーザへの配信実績を蓄積し
たデータベースを分析することにより得られる調査結果
を提供することにより、マーケットコンサルティング企
業にとって情報提供の場を与えることを可能とする。
【0161】図24は、BPSサービスにおける課金の
仕組みを説明するイメージ図である。自社の広告の配信
を希望する広告依頼者184(広告会社サーバ)は、B
PSサーバ1が提供する広告配信サービス190を利用
して、BPSサービスを受けているユーザに自社の広告
を配信することで、広告印刷情報を確実にユーザ宅19
7のプリンタに、印刷された情報として届けることがで
きる。
【0162】広告配信サービス190は、広告依頼者1
84が「配信したいユーザの属性情報」をBPSサーバ
1にインターネットを介して転送することで、BPSサ
ーバ1はユーザプロファイルDB6のユーザプロファイ
ルと広告依頼者184から転送された「配信したいユー
ザの属性情報」を照合及び分析して広告依頼者184に
とって最も有益な配信先のユーザを決定する。該広告依
頼者184は、依頼した広告配信情報を確実にユーザ先
に届けるサービスの他に、該広告依頼者184の広告を
配布して最も効果のある配信先ユーザをBPSサーバ1
が決定してくれるサービスも受けることができる。ま
た、BPSサーバ1は、ユーザ先のプリンタ12とST
B11を介してリアルタイムに配信状況を管理すること
ができ、広告依頼者184に正確な広告情報の配信実績
を通告することが可能である。よって、広告依頼者18
4に対して、配信実績に対する正確な課金システムを提
案でき、また自社の広告のユーザへの配信状況がいつで
も、調査することができる。このサービスに対して、広
告依頼者184からBPSサーバ1に対して、広告の配
信料191が支払われる。
【0163】次に個々のユーザへの伝票、銀行明細書等
の特定のユーザに文章情報の配信を希望する伝票依頼元
182は、BPSサーバ1が提供する伝票配信サービス
186を利用して、BPSサービスを受けているユーザ
に配信することで、伝票、銀行明細書等文章情報を確実
にユーザ宅197のプリンタに、印刷された情報として
届けるサービスを受けることができる。伝票頼元182
は、Webブラウザ上からBPSサーバ1に配信したい
情報を転送することで、BPSサーバ1がユーザ宅への
印刷情報の配信サービスの管理を行うため、低コストな
ユーザへの配信処理のサービスが利用できる。この伝票
配信サービス186に対して伝票依頼元182からBP
Sサーバ1に対して配信料187が支払われる。
【0164】次にコンテンツプロバイダ183(コンテ
ンツサーバ)はBPSサーバ1に自分の作成したコンテ
ンツ188を登録することで、BPSビジネスに参加す
る。このコンテンツは、写真などの画像コンテンツや、
新聞者の記事やニュースなどの記事/ニュースコンテン
ツや、天気予報コンテンツなどがある。これらは掲載料
が無料のものから有料のものまでコンテンツプロバイダ
183が決定できる。BPSサーバ1は、ユーザ197
からの要求によりコンテンツを配信し、有料コンテンツ
の配信に伴ってユーザ197からコンテンツ使用料を受
ける。また、BPSサーバ1が、登録されたコンテンツ
188のユーザへの配信実績に応じて、コンテンツプロ
バイダ183にコンテンツの使用料189を支払う。
【0165】次にBPSサービスのユーザの情報が欲し
い市場調査依頼者185は、BPSサーバ1からコンサ
ルティングサービス192を受ける。市場調査依頼者1
85が希望する調査項目をBPSサーバ1が受け取り、
ユーザプロファイルDB6を元に、ユーザの詳細なデー
タを元にした市場調査結果であるコンサルティングサー
ビス192を市場調査依頼者185に提供する。このサ
ービスに対して市場調査依頼者185は対価193をB
PSサーバ1に支払う。
【0166】BPSサーバ1から印刷配信情報を受ける
ユーザ197は、BPSサーバ1から印刷情報配信サー
ビス200を受ける。ユーザ197は印刷配信サービス
200で送られてくる情報を印刷して受け取った場合、
その印刷情報に対応したポイント201を受け取る。ポ
イント201はユーザ197が企業側の情報をユーザ1
97が受け取った対価としてBPSサーバ1がユーザ1
97に提供する。ユーザ197は印刷情報配信サービス
200を受けることで、前述した様に企業側の広告を受
け取ると共に、BPSサーバ1にユーザ197の需要情
報等のマーケッテング情報を提供する。またユーザ19
7は、BPSサーバ1から送られるポイント数201と
引き換えにインクや用紙等の消耗品を請求する199の
「消耗品へのポイント振替」をする事ができる。この要
求は販売会社(販社)194に通達され、ポイント数1
96と引き換えに、販社194が消耗品196を該ユー
ザ197に届ける。ここで生じた費用198はBPSサ
ーバ1から販社194に支払われる。
【0167】このように、BPSサーバ1は、伝票依頼
元と広告依頼者から配信料を受け、ユーザから有料コン
テンツ使用料を受け、コンテンツプロバイダにコンテン
ツ使用料を払い、販社に消耗品の費用を支払い、市場調
査依頼者に提供したサービスの対価を受けることで課金
システムを構築し、差分で得た残りを利益として取得す
る。
【0168】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0169】また、本発明の機能処理をコンピュータで
実現するために、該コンピュータにインストールされる
プログラムコード自体も本発明を実現するものである。
つまり、本発明のクレームでは、本発明の機能処理を実
現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
【0170】このコンピュータプログラムの供給方法と
しては、上述したように、FDやCD−ROMに記憶さ
せて、コンピュータに読み取らせて該コンピュータ内に
インストールされる場合に限らず、クライアントコンピ
ュータのブラウザを用いてインターネットのホームペー
ジに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータ
プログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストー
ル機能を含むファイルをダウンロードすることによって
も供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプ
ログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれの
ファイルを異なるホームページからダウンロードするこ
とによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処
理をコンピュータで実現するためのプログラムファイル
を複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサー
バも、本発明のクレームに含まれるものである。
【0171】また、本発明のプログラムを暗号化してF
D等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件
をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホ
ームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさ
せ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプロ
グラムを実行してコンピュータにインストールさせて実
現することも可能である。
【0172】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
広告情報を管理し、広告情報に基づく配信情報を生成
し、ユーザの印刷装置で印刷すべく配信情報を配信し、
ユーザの印刷装置で配信情報の印刷出力がなされること
により、広告情報の印刷を行ったユーザの印刷ポイント
を更新し、印刷ポイントに応じてユーザに消耗品を提供
するか否かを判断するので、ユーザが広告の印刷出力を
受ける場合に、消耗品のコストがかからないようなサー
ビスを受けることが可能となる。
【0173】また、本発明によれば、インターネットを
介してアクセスを受け付けたユーザを識別し、識別され
たユーザに対応する、広告情報に基づく配信情報の印刷
出力がなされることにより蓄積した印刷ポイントを取得
し、複数種の消耗品と各々の消耗品を提供するために必
要な消費ポイントとを示す消耗品リストを読み出し、該
消耗品リストと取得された印刷ポイントとを含む消耗品
提供情報をHTML形式で生成し、生成された消耗品提
供情報をインターネットを介してユーザに送信するの
で、コストのかからない消耗品の提供を依頼する際に、
どの消耗品がコストがかからずに依頼できるのかを容易
に認識できるということが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタル放送を用いた印刷システムの
インフラ構成図である。
【図2】STBとプリンタの内部構成を示すブロック図
である。
【図3】CHEの内部構成を示すブロック図である。
【図4】BPSサーバの内部構成を示すブロック図であ
る。
【図5】本発明における全体の処理の流れを示すフロー
チャート図である。
【図6】コンテンツサーバにおける配信対象のコンテン
ツをBPSサーバに登録する際にブラウザに表示される
ユーザインタフェースを説明する図である。
【図7】BPSサーバにおけるレイアウトされたコンテ
ンツを示すイメージ図である。
【図8】BPSサーバにおける第1の制御処理を示すフ
ローチャート図である。
【図9】BPSの顧客データベースに登録される顧客プ
ロファイルの内容を示すデータ構造図である。
【図10】STBにおける希望コンテンツの登録処理時
にTV画面に表示されるユーザインタフェース図であ
る。
【図11】CHEにおける制御処理を示すフローチャー
ト図である。
【図12】STBにおける制御処理を示すフローチャー
ト図である。
【図13】広告会社(AD)における広告配信の登録処
理を示すフローチャート図である。
【図14】広告会社における広告配信の登録処理時にブ
ラウザに表示されるユーザインタフェース図である。
【図15】BPSサーバにおける第2の制御処理を示す
フローチャート図である。
【図16】BPSサーバにおける第3の制御処理を示す
フローチャート図である。
【図17】BPSサーバにおける第4の制御処理を示す
フローチャート図である。
【図18】STBからポータルサイトへの接続処理を示
すフローチャート図である。
【図19】ポータルサイトサーバにおける制御処理を示
すフローチャート図である。
【図20】ポータルサイトサーバから送信されるHTM
L文書によりSTB経由でTVに表示される消耗品要求
画面を示すユーザインタフェース図である。
【図21】BPSサーバにおける第5の制御処理を示す
フローチャート図である。
【図22】BPSサーバにおける第6の制御処理を示す
フローチャート図である。
【図23】BPSサーバにおける第7の制御処理を示す
フローチャート図である。
【図24】本発明のシステムにおける課金の仕組みを説
明するためのイメージ図である。
【符号の説明】
1 BPSサーバ 2 広告会社サーバ 3 コンテンツサーバ 4 インターネット 5 インターネットプロキシ 6 ユーザプロファイルDB 7 プリンタドライバDB 8 CHE(Cable Head End) 9 ケーブルネットワーク 10 HUB 11 STB(セットトップボックス) 12 プリンタ 13 TV表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 502 G06F 17/60 502 (72)発明者 早瀬 信 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 北川 聡 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP01 HJ08 HK23 HQ17 HR07 5B021 AA01 CC00 NN00

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広告情報を印刷するクライアントユーザ
    に印刷処理における消耗品を提供するための消耗品提供
    方法であって、 広告情報を管理する広告管理工程と、 広告情報に基づく配信情報を生成し、クライアントユー
    ザの印刷装置で印刷すべく該配信情報を配信する配信工
    程と、 前記クライアントユーザの印刷装置で前記配信情報の印
    刷出力がなされることにより、前記広告情報の印刷を行
    ったクライアントユーザの印刷ポイントを更新する更新
    工程と、 前記印刷ポイントに応じて前記クライアントユーザに消
    耗品を提供するか否かを判断する判断工程とを含むこと
    を特徴とする消耗品提供方法。
  2. 【請求項2】 広告会社サーバからインターネットを介
    して前記広告情報と、前記広告情報の属性を示す広告属
    性情報とを受け付ける広告受付工程を更に含み、 前記管理工程は、前記広告情報に関連付けて、前記広告
    属性情報を管理することを特徴とする請求項1記載の消
    耗品提供方法。
  3. 【請求項3】 各クライアントユーザの印刷装置の種類
    を識別する識別情報を取得する取得工程と、 前記識別情報に基づいて、前記配信情報を印刷すべき印
    刷装置に対応するプリンタドライバを選択する選択工程
    とを更に含むことを特徴とする請求項1または2に記載
    の消耗品提供方法。
  4. 【請求項4】 前記クライアントユーザに提供すべき消
    耗品の指示を受け付ける指示受付工程を更に含み、 前記判断工程は、蓄積されている該クライアントユーザ
    の印刷ポイントと、前記受け付けた提供すべき消耗品を
    提供することで消費される消費ポイントを比較し、前記
    消費ポイントが前記印刷ポイントを越えない場合に、前
    記クライアントユーザに指示された消耗品を提供すると
    判断することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに
    記載の消耗品提供方法。
  5. 【請求項5】 前記指示受付工程により受け付けた消耗
    品を前記ユーザに提供するよう受注する受注工程を更に
    含み、 前記更新工程は、前記消耗品の受注が行われることによ
    り、前記ユーザの印刷ポイントを更新することを特徴と
    する請求項4に記載の消耗品提供方法。
  6. 【請求項6】 複数のユーザのプロファイルデータをデ
    ータベースを用いて管理するプロファイル管理工程と、 広告情報を配信すべき特定のユーザを選択するための選
    択条件を受け付ける条件受付工程と、 前記受け付けた選択条件と前記管理されている前記プロ
    ファイルデータとに基づいて、前記広告情報を配信すべ
    き特定のユーザを選択する選択工程とを更に含み、 前記配信工程は、選択された特定のユーザに対して、前
    記広告情報に基づく前記配信情報を配信することを特徴
    とする請求項1乃至5のいずれかに記載の消耗品提供方
    法。
  7. 【請求項7】 特定のユーザから予め取得した配信コン
    テンツを選択するためのコンテンツ選択条件を管理する
    条件管理工程と、 前記管理される選択条件に基づいて、インターネットを
    介して複数のサイトから取得する複数のコンテンツ情報
    から前記特定のユーザに配信すべきコンテンツ情報を収
    集する収集工程とを更に備え、 前記配信工程は、前記収集されたコンテンツ情報と前記
    広告情報とに基づいて前記配信情報を生成し、ユーザの
    印刷装置で印刷すべく該配信情報を配信することを特徴
    とする請求項1乃至6のいずれかに記載の消耗品提供方
    法。
  8. 【請求項8】 前記消耗品提供方法は、受信する印刷情
    報を接続される印刷装置に転送するセットトップボック
    スを有するユーザに対して、デジタル放送システムのケ
    ーブルネットワークを介して印刷情報を配信するシステ
    ムにおける消耗品を提供する方法であることを特徴とす
    る請求項1乃至7のいずれかに記載の消耗品提供方法。
  9. 【請求項9】 デジタル放送システムのケーブルヘッド
    エンドサーバから、予め消耗品の受注を行うポータルサ
    イトサーバのURLを前記ユーザのセットトップボック
    スにダウンロードしておくことを特徴とする請求項8記
    載の消耗品提供方法。
  10. 【請求項10】 前記ポータルサイトサーバは、初めて
    ログインされたユーザに消耗品サービスを提供するため
    のユーザIDを作成し、セットトップボックスのブラウ
    ザに対してクッキー情報を書き込み、次回のログイン時
    にクッキー情報を参照してユーザ認証を行うことを特徴
    とする請求項8または9のいずれかに記載の消耗品提供
    方法。
  11. 【請求項11】 前記消耗品は、記録色材と記録媒体と
    を含むことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに
    記載の消耗品提供方法。
  12. 【請求項12】 広告情報を印刷するユーザに印刷処理
    における消耗品を提供するための管理システムであっ
    て、 広告情報を管理する広告管理手段と、 広告情報に基づく配信情報を生成し、ユーザの印刷装置
    で印刷すべく該配信情報を配信する配信手段と、 前記ユーザの印刷装置で前記配信情報の印刷出力がなさ
    れることにより、前記広告情報の印刷を行ったユーザの
    印刷ポイントを更新する更新手段と、 前記印刷ポイントに応じて前記ユーザに消耗品を提供す
    るか否かを判断する判断手段と、を備えることを特徴と
    する消耗品提供システム。
  13. 【請求項13】 広告情報を印刷するクライアントユー
    ザに、印刷処理における消耗品を提供するための消耗品
    提供装置であって、 広告情報を管理する広告管理手段と、 広告情報に基づく配信情報を生成し、クライアントユー
    ザの印刷装置で印刷すべく該配信情報を配信する配信手
    段と、 前記クライアントユーザの印刷装置で前記配信情報の印
    刷出力がなされることにより、前記広告情報の印刷を行
    ったクライアントユーザの印刷ポイントを更新する更新
    手段と、 前記印刷ポイントに応じて前記クライアントユーザに消
    耗品を提供するか否かを判断する判断手段とを有するこ
    とを特徴とする消耗品提供装置。
  14. 【請求項14】 広告情報を印刷するクライアントユー
    ザに印刷処理における消耗品を提供するための情報処理
    装置で実行される消耗品提供プログラムであって、 広告情報を管理する広告管理工程と、 広告情報に基づく配信情報を生成し、クライアントユー
    ザの印刷装置で印刷すべく該配信情報を配信する配信工
    程と、 前記クライアントユーザの印刷装置で前記配信情報の印
    刷出力がなされることにより、前記広告情報の印刷を行
    ったクライアントユーザの印刷ポイントを更新する更新
    工程と、 前記印刷ポイントに応じて前記クライアントユーザに消
    耗品を提供するか否かを判断する判断工程とを消耗品提
    供管理装置に実行させることを特徴とする消耗品提供プ
    ログラム。
  15. 【請求項15】 前記消耗品提供プログラムを情報処理
    装置が読み出し可能に格納したことを特徴とする請求項
    14記載の記憶媒体。
  16. 【請求項16】 クライアントユーザに配送する消耗品
    を指定させる消耗品提供情報を生成する消耗品提供方法
    であって、 インターネットを介してアクセスを受け付けたクライア
    ントユーザを識別する識別工程と、 前記識別されたクライアントユーザに対応する、広告情
    報に基づく配信情報の印刷出力がなされることにより蓄
    積した印刷ポイントを取得する取得工程と、 複数種の消耗品と各々の消耗品を提供するために必要な
    消費ポイントとを示す消耗品リストを読み出し、該消耗
    品リストと前記取得された印刷ポイントとを含む消耗品
    提供情報をHTML形式で生成する工程と、 生成された消耗品提供情報を、インターネットを介して
    前記クライアントユーザに送信する送信工程とを含むこ
    とを特徴とする消耗品提供方法。
  17. 【請求項17】 前記消耗品提供情報に基づいてインタ
    ーネットを介して前記クライアントユーザに提供すべき
    消耗品の指示を受け付ける指示受付工程を更に含むこと
    を特徴とする請求項16記載の消耗品提供方法。
  18. 【請求項18】 前記印刷ポイントに応じて前記クライ
    アントユーザに消耗品を提供するか否かを判断する判断
    工程を更に含むことを特徴とする請求項17に記載の消
    耗品提供方法。
  19. 【請求項19】 前記判断工程は、前記クライアントユ
    ーザに蓄積されている印刷ポイントと、前記受け付けた
    提供すべき消耗品を提供することで消費される消費ポイ
    ントを比較し、前記消費ポイントが前記印刷ポイントを
    越えない場合に、前記クライアントユーザに指示された
    消耗品を提供すると判断することを特徴とする請求項1
    8記載の消耗品提供方法。
  20. 【請求項20】 前記指示受付工程により受け付けた消
    耗品を前記クライアントユーザに提供するよう受注する
    受注工程と、 前記消耗品の受注が行われることにより、前記クライア
    ントユーザの印刷ポイントを更新する更新工程とを更に
    含むことを特徴とする請求項17乃至19のいずれかに
    記載の消耗品提供方法。
  21. 【請求項21】 前記消耗品提供方法は、受信する印刷
    情報を接続される印刷装置に転送するセットトップボッ
    クスを有するクライアントユーザに対して、デジタル放
    送システムのケーブルネットワークを介して印刷情報を
    配信するシステムにおける消耗品を提供する方法である
    ことを特徴とする請求項16乃至20のいずれかに記載
    の消耗品提供方法。
  22. 【請求項22】 デジタル放送システムのケーブルヘッ
    ドエンドサーバから、予め消耗品の受注を行うポータル
    サイトサーバのURLを前記クライアントユーザのセッ
    トトップボックスにダウンロードしておくことを特徴と
    する請求項21記載の消耗品提供方法。
  23. 【請求項23】 前記ポータルサイトサーバは、初めて
    ログインされたクライアントユーザに消耗品サービスを
    提供するためのユーザIDを作成し、セットトップボッ
    クスのブラウザに対してクッキー情報を書き込み、次回
    のログイン時にクッキー情報を参照してユーザ認証を行
    うことを特徴とする請求項21または22に記載の消耗
    品提供方法。
  24. 【請求項24】 前記消耗品は、記録色材と記録媒体と
    を含む請求項16乃至23のいずれかに記載の消耗品提
    供方法。
  25. 【請求項25】 ユーザに配送する消耗品を指定させる
    消耗品提供情報を生成する消耗品提供システムであっ
    て、 インターネットを介してアクセスを受け付けたユーザを
    識別する識別手段と、 前記識別されたユーザに対応する、広告情報に基づく配
    信情報の印刷出力がなされることにより蓄積した印刷ポ
    イントを取得する取得手段と、 複数種の消耗品と各々の消耗品を提供するために必要な
    消費ポイントとを示す消耗品リストを読み出し、該消耗
    品リストと前記取得された印刷ポイントとを含む消耗品
    提供情報をHTML形式で生成する手段と、 生成された消耗品提供情報をインターネットを介して前
    記ユーザに送信する送信手段と、を有することを特徴と
    する消耗品提供システム。
  26. 【請求項26】 クライアントユーザに配送する消耗品
    を指定させる消耗品提供情報を生成する消耗品提供装置
    であって、 インターネットを介してアクセスを受け付けたクライア
    ントユーザを識別する識別手段と、 前記識別されたクライアントユーザに対応する、広告情
    報に基づく配信情報の印刷出力がなされることにより蓄
    積した印刷ポイントを取得する取得手段と、 複数種の消耗品と各々の消耗品を提供するために必要な
    消費ポイントとを示す消耗品リストを読み出し、該消耗
    品リストと前記取得された印刷ポイントとを含む消耗品
    提供情報をHTML形式で生成する手段と、 生成された消耗品提供情報を、インターネットを介して
    前記クライアントユーザに送信する送信手段とを有する
    ことを特徴とする消耗品提供装置。
  27. 【請求項27】 クライアントユーザに配送する消耗品
    を指定させる消耗品提供情報を生成する情報処理装置で
    実行される消耗品提供プログラムであって、 インターネットを介してアクセスを受け付けたクライア
    ントユーザを識別する識別工程と、 前記識別されたクライアントユーザに対応する、広告情
    報に基づく配信情報の印刷出力がなされることにより蓄
    積した印刷ポイントを取得する取得工程と、 複数種の消耗品と各々の消耗品を提供するために必要な
    消費ポイントとを示す消耗品リストを読み出し、該消耗
    品リストと前記取得された印刷ポイントとを含む消耗品
    提供情報をHTML形式で生成する工程と、 生成された消耗品提供情報を、インターネットを介して
    前記クライアントユーザに送信する送信工程とを情報処
    理装置に実行させることを特徴とする消耗品提供プログ
    ラム。
  28. 【請求項28】 前記消耗品提供プログラムを情報処理
    装置が読み出し可能に格納したことを特徴とする請求項
    27記載の記憶媒体。
JP2001131690A 2000-04-28 2001-04-27 消耗品提供方法および消耗品提供システムおよび消耗品提供装置および消耗品提供プログラムおよび記憶媒体 Withdrawn JP2002032207A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001131690A JP2002032207A (ja) 2000-04-28 2001-04-27 消耗品提供方法および消耗品提供システムおよび消耗品提供装置および消耗品提供プログラムおよび記憶媒体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000-129990 2000-04-28
JP2000129990 2000-04-28
JP2001131690A JP2002032207A (ja) 2000-04-28 2001-04-27 消耗品提供方法および消耗品提供システムおよび消耗品提供装置および消耗品提供プログラムおよび記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002032207A true JP2002032207A (ja) 2002-01-31

Family

ID=26591147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001131690A Withdrawn JP2002032207A (ja) 2000-04-28 2001-04-27 消耗品提供方法および消耗品提供システムおよび消耗品提供装置および消耗品提供プログラムおよび記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002032207A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002055915A (ja) * 2000-08-10 2002-02-20 Seiko Epson Corp ネットワーク上での印刷を仲介するシステム
JP2003263585A (ja) * 2002-03-07 2003-09-19 Fuji Xerox Co Ltd 広告配信システム、印刷システム、およびコンピュータプログラム
JP2005301987A (ja) * 2004-03-19 2005-10-27 Seiko Epson Corp プリンタドライバ、印刷制御装置、印刷システムおよび印刷制御方法
JP2008282079A (ja) * 2007-05-08 2008-11-20 Nec Corp 権利管理システム、権利管理方法および権利管理プログラム
JP2009059216A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Canon Inc 情報処理装置、及びその制御方法
JP2009087237A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Brother Ind Ltd 印刷システム,配信サーバおよびプログラム
JP2009093625A (ja) * 2007-07-31 2009-04-30 Seiko Epson Corp ポスティングサーバ、プレゼンスサーバ、ポスティングサーバ制御方法及びプレゼンスサーバ制御方法
US8577954B2 (en) 2007-07-31 2013-11-05 Seiko Epson Corporation Posting server, content transmission system, and posting server control method
JP2015201133A (ja) * 2014-04-10 2015-11-12 セイコーエプソン株式会社 印刷システム、サーバー、受信装置及び印刷システムにおける印刷方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002055915A (ja) * 2000-08-10 2002-02-20 Seiko Epson Corp ネットワーク上での印刷を仲介するシステム
JP2003263585A (ja) * 2002-03-07 2003-09-19 Fuji Xerox Co Ltd 広告配信システム、印刷システム、およびコンピュータプログラム
JP2005301987A (ja) * 2004-03-19 2005-10-27 Seiko Epson Corp プリンタドライバ、印刷制御装置、印刷システムおよび印刷制御方法
JP2008282079A (ja) * 2007-05-08 2008-11-20 Nec Corp 権利管理システム、権利管理方法および権利管理プログラム
JP2009093625A (ja) * 2007-07-31 2009-04-30 Seiko Epson Corp ポスティングサーバ、プレゼンスサーバ、ポスティングサーバ制御方法及びプレゼンスサーバ制御方法
US8577954B2 (en) 2007-07-31 2013-11-05 Seiko Epson Corporation Posting server, content transmission system, and posting server control method
JP2009059216A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Canon Inc 情報処理装置、及びその制御方法
US8269992B2 (en) 2007-08-31 2012-09-18 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus and control method thereof
JP2009087237A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Brother Ind Ltd 印刷システム,配信サーバおよびプログラム
JP2015201133A (ja) * 2014-04-10 2015-11-12 セイコーエプソン株式会社 印刷システム、サーバー、受信装置及び印刷システムにおける印刷方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1150508B1 (en) Information distributing method and information distributing system
US8543457B2 (en) Method for dynamically building documents based on observed internet activity
US6690481B1 (en) Internet-based push printing over cable network
US6930788B1 (en) Secure printing over cable network to home printer
JP4409940B2 (ja) 取引データをキャプチャするための双方向情報サービスシステムおよび関連する方法
US8886556B2 (en) System and method for generating and verifying targeted advertisements delivered via a printer device
US7084994B1 (en) Home printing from internet sources
US20070182984A1 (en) Secure printing via a wireless internet service
EP1150235A2 (en) Apparatus, method and control program providing expendable supplies
WO2010014519A1 (en) A profile based advertising method for out-of-line advertising delivery
KR101894509B1 (ko) 셋탑박스를 이용한 콘텐츠 서비스 시스템과 그 제어방법
JP2002032207A (ja) 消耗品提供方法および消耗品提供システムおよび消耗品提供装置および消耗品提供プログラムおよび記憶媒体
JP4774622B2 (ja) 情報授受方法および情報授受システム
CN101305392A (zh) 按次付费支付系统及方法
JP2002027369A (ja) 情報配信方法および情報配信システムおよび情報配信プログラムおよび記憶媒体
JP2006195524A (ja) ユーザ参加型広告表示システム
JP4746779B2 (ja) コンテンツ配信システム、サーバ、情報送信方法、プログラム及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
CN1307703A (zh) 利用电子凭证的交互式市场网络和过程
KR102092688B1 (ko) 디지털 사이니지 광고 거래 방법 및 시스템
JP2002366472A (ja) 広告付きコンテンツ配信方法および広告付きコンテンツ配信システム
JP2003178236A (ja) 情報処理装置、及び印刷費用還元方法
JP2003259327A (ja) ケーブルテレビ受信装置及び画像管理サーバ
JP2004351720A (ja) レシートを用いた販売促進システム及びレシートを用いた販売促進方法
US20020107740A1 (en) Advertising system, advertising method, and computer program for same
JP4746775B2 (ja) コンテンツ配信システム、コンテンツ配信方法、コンテンツ配信プログラム及びコンテンツ配信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080701