JP2001202175A - 情報処理システム - Google Patents

情報処理システム

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JP2001202175A
JP2001202175A JP2000161010A JP2000161010A JP2001202175A JP 2001202175 A JP2001202175 A JP 2001202175A JP 2000161010 A JP2000161010 A JP 2000161010A JP 2000161010 A JP2000161010 A JP 2000161010A JP 2001202175 A JP2001202175 A JP 2001202175A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 情報処理装置と携帯型情報処理装置との間
で、相互のデータを同一に保ちながらも、各々の表示画
面のサイズに応じたメニュー画面を形成し、アイコン等
に対応する機能を理解し易く、操作性の向上が図れる情
報処理システムを提供する。 【解決手段】 メニュー画面上に表示される少なくとも
一つの第1のアイコン情報を表示処理する第1の情報処
理装置即ち携帯機器2と、第1のアイコン情報と観念が
共通する少なくとも一つの第2のアイコン情報をメニュ
ー画面上に表示処理する第2の情報処理装置即ちPC1
とを有する。第1の情報処理装置と第2の情報処理装置
は第1の情報処理装置と第2の情報処理装置との間で表
示データの送受信を行う通信部を有し、第2のアイコン
情報の容量は、第1のアイコン情報の容量よりも小さく
形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理システム
に関し、特にホストと端末との間でデータの同期化を行
なうものに関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】近年、携
帯機器等の分野において、持ち運びの容易な小型情報処
理装置としていわゆるPDA(Personal Digital Asist
ance)と称される表示装置等が知られている。このよう
なPDA、パーソナルコンピュータ(PC)、電子手帳
やワードプロセッサ等の情報処理装置の一般的な利用形
態としては、例えば図57に示すように、自宅や事務所
に設置される据置型のPC等の情報処理装置2000か
ら携帯端末機2010に各種のデータを予め転送してお
き、利用先で携帯端末機2010のデータの内容を単独
で更新する等の作業が行われることが多い。
【0003】すなわち、携帯端末機と、情報処理装置と
にそれぞれ保持されるデータが互いに非同期に更新され
ることになり、このためデータの整合性を保つための更
新作業が必要とされる。通常、携帯端末機は、ケーブル
接続等の有線あるいは例えば赤外線通信等の無線を用い
た各種の方法で、自宅や事務所に設置された情報処理装
置と接続され、携帯端末機から更新データを情報処理装
置に再転送することによって、データの整合性(同期と
もいう)を保つようにしている。
【0004】また、情報処理装置と携帯端末機との間の
データ転送を容易化するシステムの従来技術として、例
えば特開平5-110546号公報には、ゲートウエイにおい
て、ホストコンピュータと無線携帯端末機器との間で異
なる通信プロトコルの同期をとることによって、無線携
帯端末機の利用者は、特にホストコンピュータに対する
通信であることを意識することなく、通常の通信手段に
従ってデータ転送を行なうことができるようにしたシス
テムが提案されている。
【0005】携帯端末機で更新された情報を、PC等の
情報処理装置に再び転送してデータの同期化を図るとい
う上記従来の方法においては、利用者は、携帯端末機に
おいて更新されたデータをPC等に転送するために、そ
の都度ケーブル接続や特定のアプリケーションソフトウ
エアの起動等、所定の作業手順を行なうことが必要とさ
れ、操作が煩雑であり、また更新されたデータを誤って
記憶したり、あるいはデータの転送作業そのものを忘れ
るという操作ミスも生じることになる。即ち、携帯端末
機上で更新されていないデータが更新データとして取り
扱われたり、その逆の場合も生じることになる。
【0006】また、上記のようなデータ転送システムに
おいては、ホストコンピュータと携帯端末機との間の通
信プロトコルの同期をとることによって、データの転送
を容易化するものであり、操作者が携帯端末機でデータ
転送及び更新作業をを行なはなければならないことに代
わりはなく、上述した問題点は何ら改善されないことに
なる。
【0007】ところで、PDAでは、表示画面が通常の
PCの場合よりも小さいために、表示が小さくなり、何
を示しているのか、その機能が解りずらいという問題点
があった。また、フォント表示を行おうとすると、文字
が見ずらく、表示画像がユーザーに理解できないという
問題点があった。例えば、日本語の表示は24×24ド
ット以上のフォントが見やすいが、表示画面の制約か
ら、このフォントサイズを確保できず、漢字などは読め
なくなる。
【0008】また、例えば特開平1-173139号、特開平4-
168482号等の従来装置では、メタファ環境上のオブジェ
クトであるアイコン等に詳細な意味を示すための説明表
示を付加してユーザーの記憶負荷を低減している。しか
し、このような装置では、アイコンにキーワードや記号
といった情報を付加するため、付加された記号やキーワ
ードが理解できるユーザーに対しては有効であっても、
予備知識を持たないユーザは、新たなキーワードや記号
を記憶する負荷がかかり、操作効率が低下する。しか
も、文字等が見えにくく、PDAには適用できない。
【0009】このような装置では、予備知識を持たない
ユーザーに付加情報を理解するための新たなキーワード
や記号を記憶する負荷がかかったり、付加された説明を
読むこと自体が煩雑で、操作効率が低下するという問題
点がある。
【0010】また、例えば特開平5-28157 号等のような
アイコンを表示することが考えられるが、このような通
常のアイコンの表示態様では、ユーザーが所望の機能
を、表示されている複数のアイコンの中から選択するた
めには、個々のアイコンの図柄及び機能名称のみによっ
て、所望の機能がどこであるかを判断するしかなく、ま
た、各アイコンに対応する機能が何であるか、所望のア
イコンがどこに配置されているか等を覚えている熟練者
にとっては、多くのアイコンをマトリクス状に表示して
いるためにずばやく所望のアイコンを選択できたが、初
心者にとっては各アイコンに対応している機能自体を理
解するまでに時間がかかり、また所望の機能が対応して
いるアイコンは画面上のどこに配置されているのかを覚
えにくく、選択を誤り易いといった問題点があった。
【0011】特に、PDAでは、表示部のサイズが一般
的に小さい為、選択することで起動する機能が何である
かが分かりずらく、また、個々のアイコンが小さく選択
しにくいといった問題があった。
【0012】本発明は、上記した技術の課題を解決する
ためになされたものであり、その目的とするところは、
情報処理装置と携帯型情報処理装置との間で、相互のデ
ータを同一に保ちながらも、各々の表示画面のサイズに
応じたメニュー画面(ユーザーインターフェース)を形
成し、ユーザーにとって、アイコン等に結びつけられて
いる機能を理解し易く、操作性の向上を図ることのでき
る情報処理システムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る情報処理システムは、メニュー画面上に表示される
少なくとも一つの第1のアイコン情報を表示処理する第
1の情報処理装置と、前記第1のアイコン情報と観念が
共通する少なくとも一つの第2のアイコン情報をメニュ
ー画面上に表示処理する第2の情報処理装置と、を有
し、前記第1の情報処理装置は、前記第1のアイコン情
報と該第1のアイコン情報に対応する表示データとが記
憶される第1の記憶部と、少なくとも前記第1のアイコ
ン情報を表示する第1の表示部と、前記第1のアイコン
情報を前記第1の表示部に表示制御する第1の制御部
と、前記第1の情報処理装置と前記第2の情報処理装置
との間で前記表示データの送受信を行う第1の通信部
と、を有し、前記第2の情報処理装置は、前記表示デー
タと該表示データに関連付けされた前記第2のアイコン
情報とが記憶される第2の記憶部と、前記第2のアイコ
ン情報を表示し、少なくとも前記第1の表示部より小さ
い大きさに形成された第2の表示部と、前記第2のアイ
コン情報を前記第2の表示部に表示制御するための第2
の制御部と、前記第1の情報処理装置と前記第2の情報
処理装置との間で前記表示データの送受信を行い前記第
1、第2の記憶部に各々記憶される各前記表示データの
データの整合を行う第2の通信部と、を有し、前記第2
のアイコン情報の容量は、前記第1のアイコン情報の容
量よりも小さく形成されることを特徴とする。
【0014】ここで、「観念」が同一とは、第1のアイ
コン情報と第2のアイコン情報とで表示形態は異なる
が、ユーザーが汲み取るイメージ、心証が同一となるよ
うに形成されることをいう。
【0015】請求項1では、先ず、表示画面の大きい第
1の情報処理装置と、表示画面の小さい第2の情報処理
装置とで、双方の表示データを常に同一(データ同期
化)としてリアルタイムでデータの整合を行うことがで
きる。
【0016】ここにおいて、第2の情報処理装置の第2
の表示部は、その表示画面の大きさが小さく形成されて
いる。このため、第2の表示部にて表示される第2のア
イコン情報の容量を、第1のアイコン情報の容量よりも
予め小さく形成しておくことにより簡略表示を行い、表
示画面の小さい第2の情報処理装置においても、第1の
情報処理装置の第1の表示部同様に、ユーザーは違和感
なくアイコン情報を認識できる。
【0017】従って、相互の表示データを同一に保ちな
がらも、各々の表示画面のサイズに応じたメニュー画面
(ユーザーインターフェース)を形成し、ユーザーにと
って、アイコン等に結びつけられている機能を容易に認
識して、操作性の向上を図ることができる。
【0018】請求項2に記載の発明に係る情報処理シス
テムは、請求項1において、前記第1の表示部のメニュ
ー画面の第1の背景表示と、前記第2の表示部のメニュ
ー画面の第2の背景表示と、は共通の背景属性にて表示
されることを特徴とする。
【0019】請求項2に記載の発明において、「背景属
性」を同一にするとは、例えば第1の背景表示と第2の
背景表示とを同一とすることをいう。これにより、メニ
ュー画面の背景属性にて表示データの種類を、ユーザー
は一目で認識できるので、表示部のサイズに拘らず操作
性が向上する。
【0020】請求項3に記載の発明に係る情報処理シス
テムは、請求項1において、前記第1の表示部は、前記
メニュー画面を異なる背景属性で複数に分割表示する複
数の第1の分割表示領域を有し、前記第2の表示部は、
前記メニュー画面を異なる背景属性で複数に分割表示す
る複数の第2の分割表示領域を有し、前記第1の分割表
示領域の背景属性と前記第2の分割表示領域の背景属性
とは、共通の背景属性にて表示されることを特徴とす
る。
【0021】請求項3に記載の発明によれば、複数の第
1の分割表示領域の配列と、複数の第2の分割表示領域
の配列と、が同じ配列に形成されることから、サイズの
小さい第2の表示部においても、分割表示領域の位置関
係をみるだけで、機能を認識できる。
【0022】ユーザーは、これらの背景画面の各分割表
示領域の位置関係、表示形態のみで属性を区別でき、従
来のアプリケーションソフトの組み合わせのような複雑
な階層構造の弊害も解消され、熟練者でなくとも不特定
多数のユーザが簡単に操作でき、この結果ユーザにとっ
て極めて使い勝手のよい情報処理システムを形成でき
る。
【0023】請求項4に記載の発明に係る情報処理シス
テムは、請求項2において、前記第1、第2の記憶部
は、複数の前記表示データに関連する複数の時間情報を
有し、前記第1の制御部は、前記時間情報に基づいて、
少なくとも時間軸上に対応して前記第1のアイコン情報
を前記第1の表示部に表示するよう表示制御し、前記第
2の制御部は、前記時間情報に基づいて、少なくとも時
間軸上に対応して前記第2のアイコン情報を前記第2の
表示部に表示するよう表示制御し、 前記第1の背景表
示上の時間軸と、前記第2の背景表示上の時間軸との長
さを異なるように形成したことを特徴とする。
【0024】請求項4に記載の発明によれば、第1、第
2の背景表示上の時間軸を、互いに異なるように形成し
ているので、第1、第2の表示部の各表示サイズに応じ
た時間軸を形成して、メニュー画面上に表示される表示
画面に応じた第1、第2アイコン情報の密集度を形成で
きる。
【0025】請求項5に記載の発明に係る情報処理シス
テムは、請求項4において、前記第1の制御部は、前記
時間軸上のN時間に対応して前記第1のアイコン情報を
前記第1の表示部に表示するよう表示制御し、前記第2
の制御部は、前記時間軸上のM(M<N)時間に対応す
る前記第2のアイコン情報を前記第2の表示部に表示す
るよう表示制御することを特徴とする。
【0026】請求項5に記載の発明によれば、第1の表
示部にN時間分の時間軸、大きさの小さい第2の表示部
にM時間分の時間軸を表示することで、特に、第2の情
報処理装置において表示されるアイコン情報の数を減ら
して、第2の表示部の大きさが小さいことに起因する表
示のわかりずらいメニュー画面の画面構成の状態を回避
できる。
【0027】請求項6に記載の発明に係る情報処理シス
テムは、請求項1において、前記第2の記憶部は、属性
の異なる複数種類の前記表示データの種類を識別するた
めの複数の属性情報を有し、前記第2の制御部は、前記
属性情報に基づいて、複数種類の前記表示データの属性
に各々対応する前記第2のアイコン情報を選択すること
を特徴とする。
【0028】請求項6に記載の発明によれば、属性の異
なる複数種類の表示データを、属性情報に基づいて、当
該属性に対応した第2のアイコン情報をメニュー画面に
表示できる。これにより、ユーザーは、属性に応じて表
示態様の異なる第2のアイコン情報をメニュー画面にお
いて閲覧することで、一目で当該複数の第2のアイコン
情報の機能を識別できる。
【0029】請求項7に記載の発明に係る情報処理シス
テムは、請求項1において、前記第2のアイコン情報
は、前記第1のアイコン情報を圧縮して前記第2の記憶
部に転送されたものであることを特徴とする。
【0030】請求項7に記載の発明によれば、表示され
る概念が同一としてユーザーにとって視覚的に理解しや
すいアイコン情報を表示しながらも、第2のアイコン情
報は第1のアイコン情報を圧縮して構成しているので、
第2の記憶部に格納されるデータ量を低減して、メモリ
容量の低減を図ることができる。
【0031】請求項8に記載の発明に係る情報処理シス
テムは、請求項1において、前記第1の情報処理装置
は、前記第1の表示部にて前記第1のアイコン情報を第
3のアイコン情報に変更するための操作入力を行なう第
1の操作部を有し、前記第1の制御部は、前記第1の操
作部の操作入力に基づいて、前記第1のアイコン情報の
表示を前記第3のアイコン情報の表示に変更すると共
に、前記第3のアイコン情報を前記第1、第2の通信部
を介して前記第2の記憶部に転送制御し、前記第2の制
御部は、前記第3のアイコン情報を圧縮して新たな前記
第2のアイコン情報となるように前記第2の表示部に表
示制御することを特徴とする。
【0032】請求項8に記載の発明によれば、先ず、第
1の表示部に表示されている第1のアイコン情報の表示
態様を、ユーザーが気に入らない場合には、第1の操作
部の操作入力により第1の表示部上にて第3のアイコン
情報を生成し、切り換える。そうして、この第3のアイ
コン情報を、第1の操作部によるドラッグ等の操作によ
り、第2の情報処理装置に転送して圧縮して第2のアイ
コン情報として表示させる。これにより、第1の情報処
理装置側での第1のアイコン情報の表示態様の変化に応
じて、第2の情報処理装置側での第2のアイコン情報を
も第1の情報処理装置に併せることができるので、概念
を同一としながらも、第2の情報処理装置側で第2のア
イコン情報を第2の記憶部に搭載しておかなくても、ユ
ーザーの所望の表示態様を実現できる。
【0033】請求項9に記載の発明に係る情報処理シス
テムは、請求項1において、前記第1の記憶部は、前記
第2のアイコン情報をさらに有し、前記第1の制御部
は、前記第1のアイコン情報と前記第2のアイコン情報
の双方に基づいて、前記第1のアイコン情報を表示する
第1の表示領域内に、前記第2のアイコン情報を表示す
る第2の表示領域を重畳表示するように制御することを
特徴とする。
【0034】請求項9に記載の発明によれば、第1の情
報処理装置内で第2の情報処理装置の第2の表示部メニ
ュ画面の構成を指定できる。また、双方での画面構成の
対比を容易にして、ユーザーの操作性を向上させること
ができる。
【0035】請求項10に記載の発明に係る情報処理シ
ステムは、請求項9において、前記第2の表示領域は、
前記第1の表示領域内に表示される表示データの一部を
抽出して前記第2のアイコン情報として指定するエリア
であることを特徴とする。
【0036】請求項10に記載の発明によれば、第1の
表示部内で、第2のアイコン情報の表示態様の選択を行
なうことができ、ユーザーは、第1の情報処理装置にて
第2の情報処理装置で使用される所望の第2のアイコン
情報を生成することができる。
【0037】請求項11に記載の発明に係る情報処理シ
ステムは、請求項1において、前記第2の情報処理装置
は、前記第2の表示部の表示を変更するために操作入力
を行なう第2の操作部を有し、前記第2の制御部は、前
記第2の操作部の操作入力に基づいて、前記表示データ
を前記第2の記憶手段に新たに登録し、前記第2のアイ
コン情報を前記メニュー画面に新たに表示制御すること
を特徴とする。
【0038】請求項11に記載の発明によれば、表示デ
ータが新たに登録される場合には、第2のアイコン情報
の表示数は増加する。これにより、新たに登録された表
示データの数を、ユーザーは視覚的に一目で認識でき、
従来のように数値等を表示せずに済み、特に表示画面が
小さくフォントが小さく表示されるような場合には有効
となる。
【0039】請求項12に記載の発明に係る情報処理シ
ステムは、請求項11において、前記第2の情報処理装
置は、音声情報を入力する音声入力部と、前記第2の操
作部の操作入力に基づいて前記音声入力部の音声情報を
入力制御する音声入力制御部と、をさらに有し、前記第
2の制御部は、前記音声入力制御部での音声情報の入力
制御に基づいて、前記第2のアイコン情報をメニュー画
面に表示制御することを特徴とする。
【0040】請求項12に記載の発明によれば、音声情
報が新たに登録される場合にも、第2のアイコン情報の
表示数は増加する。これにより、新たに登録された音声
情報の数を、ユーザーは視覚的に一目で認識でき、従来
のように数値等を表示せずに済み、特に表示画面が小さ
くフォントが小さく表示されるような場合には有効とな
る。
【0041】請求項13に記載の発明に係る情報処理シ
ステムは、請求項11において、前記第2の情報処理装
置は、音声情報を出力する音声出力部と、前記第2の操
作部の操作入力に基づいて前記音声出力部の音声情報を
出力制御する音声出力制御部と、を有し、前記第2の制
御部は、前記第2の操作部の操作入力に基づいて、前記
音声出力制御部での音声情報を出力制御し、前記第2の
アイコン情報を消去するように表示制御することを特徴
とする。
【0042】請求項13に記載の発明によれば、音声情
報が消去される場合には、第2のアイコン情報の表示数
は減少する。これにより、消去されない残りの音声情報
の数を、ユーザーは視覚的に一目で認識でき、従来のよ
うに数値等を表示せずに済み、特に表示画面が小さくフ
ォントが小さく表示されるような場合には有効となる。
【0043】請求項14に記載の発明に係る情報処理シ
ステムは、請求項11において、前記第2の制御部は、
前記第2の操作部の操作入力に基づいて、前記時間軸上
の単位時間間隔を可変とするように表示制御することを
特徴とする。
【0044】請求項14に記載の発明によれば、時間軸
上の単位時間間隔を可変とすることで、拡大した場合に
は、ユーザーは、局所時間での第2のアイコン情報の密
集度を目視により把握でき、縮小した場合には、全体的
な第2のアイコン情報の密集度を目視により把握でき
る。
【0045】請求項15に記載の発明に係る情報処理シ
ステムは、請求項4において、前記第2の情報処理装置
は、現在時刻を計時する計時手段をさらに有し、前記第
2の制御部は、前記計時手段の前記時間情報に基づい
て、時間経過に応じて前記時間軸及び前記アイコン情報
が順次当該一軸上に沿って前記表示画面上を移動するよ
うに、前記表示画面を順次更新処理することを特徴とす
る。
【0046】請求項15に記載の発明によれば、現在時
刻に応じて順次更新されていくので、第2の表示部に表
示される時間軸上の第2アイコン情報は、常に最新のも
のが表示されることとなる。
【0047】請求項16に記載の発明に係る情報処理シ
ステムは、請求項1において、前記表示データは、前記
第2の通信部を介して送受信される電子メール情報と、
この電子メール情報の着信時間に関する着信時間情報
と、を有し、前記第2の制御部は、前記着信時間情報に
基づいて、前記第2のアイコン情報をに着信順に表示処
理することを特徴とする。
【0048】請求項16に記載の発明によれば、電子メ
ールが着信順にメニュー画面に表示されるので、着信し
た電子メールの数、着信時刻の新旧をユーザーは視覚的
に一目でメニュー画面において認識できることとなる。
また、このようなメニュー画面を形成することで、複雑
な階層構造をとらずに閲覧できるので、複雑な操作工程
を要せず、ユーザーの負担を低減できる。
【0049】請求項17に記載の発明に係る情報処理シ
ステムは、請求項1において、前記表示データは、予定
が入力された入出力情報と、ユーザーが前記入出力情報
の予定実行時間を指定した指定時間情報と、を有し、前
記第2の制御部は、前記指定時間情報に基づいて、前記
第2のアイコン情報を前記第1の背景表示エリア上に作
成順に表示処理することを特徴とする。
【0050】請求項17に記載の発明によれば、入力情
報が作成順にメニュー画面に表示されるので、入力さら
た入力情報の数、入力時刻の新旧をユーザーは視覚的に
一目でメニュー画面において認識できることとなる。ま
た、このようなメニュー画面を形成することで、複雑な
階層構造をとらずに閲覧できるので、複雑な操作工程を
要せず、ユーザーの負担を低減できる。
【0051】請求項18に記載の発明に係る情報処理シ
ステムは、請求項3において、前記第2の分割表示領域
は、通信情報に対応した前記第2のアイコン情報を配列
表示する第1の表示領域と、前記第2のアイコン情報を
少なくとも時間軸に沿って配列表示する第2の表示領域
と、前記第1、第2の各表示領域にて享受される複数種
類の前記表示データをアルファベットを基準として検索
するための第2のアイコン情報を配列表示する第3の表
示領域と、を有し、前記第2の制御部は、前記第1〜第
3の各表示領域に基づいて、表示制御することを特徴と
する。
【0052】請求項18に記載の発明によれば、第2の
分割表示領域を、複数種類の情報に対応したアイコン情
報は、第1〜第3の表示エリア(背景画面)上に属性
(通信、スケジュール、データベース検索)に応じて分
類されて表示される。このため、ユーザーは、第1〜第
3の表示エリアの区分、背景画面を見るだけで、当該エ
リア中のアイコン情報の機能(アプリケーション)を視
覚的に認識できることとなる。従って、従来のように単
にアイコン情報が羅列されたり、アイコン情報と文字情
報とを組合せて表示されていたメニュー画面に比して、
ユーザーの操作性が向上する。特に、表示画面が小さい
場合には、アイコン情報を識別するための文字情報を表
示する必要がないので、有効である。
【0053】請求項19に記載の発明に係る情報処理シ
ステムは、請求項1において、前記第2の情報処理装置
は、ユーザーの腕に装着される腕装着部を含む携帯型情
報処理装置であることを特徴とする。
【0054】請求項19に記載の発明によれば、このよ
うな、腕装着部を形成することにより、例えば時計等の
ような極めて小型の情報機器においても適用できる。
【0055】
【発明の実施の形態】以下、本発明を表示装置に適用し
た実施の形態について、図面を参照して具体的に説明す
る。
【0056】[実施の形態1] (システムの全体構成)図4及び図5には、本発明が適
用されたシステムの好適な一例が示されている。本例の
システムは、第1の情報処理装置として一又は複数のユ
ーザ端末、PDAであるリスト型の携帯機器2と、第2
の情報処理装置として所定のサービスを提供するホスト
ピュータであるパーソナルコンピュータ(以下「PC」
という)PC1と、を有する。このPC1と携帯機器2
とで、通信を行うことができるようネットワークを構成
している。PC1は、例えば自宅、会社等に設置されて
おり、携帯機器2は、装着者が腕等に装着して使用する
ものとする。
【0057】PC1は、周知のように高性能のコンピュ
ータを用いて構成されており、その内部には、図5に示
すように、時間を計側する計時部11と、各種データが
記憶される記憶部12と、データを表示する表示部13
と、表示部13に表示される各種複数種類の情報を操作
する操作部14と、他の情報処理装置例えば携帯機器2
との間で情報の送受信を行なう通信手段15と、音声情
報を出力する音声出力部16と、音声情報を入力する音
声入力部17と、これらの各部を司るCPU18と、を
有する。
【0058】記憶部12内には、PC1自体を動作させ
る専用のソフトウエア、本発明の特徴画面を生成するた
めの専用のアプリケーションソフトウエア等各種のプロ
グラム、携帯機器2にダウンロードするためのWebブ
ラウザ、プロトコル等のその他のデータ等が記憶されて
いる。
【0059】特に、上記特徴画面を生成するソフトウエ
アは、専用のPCカード等にてPC1本体の記憶領域と
は、別途独立して形成することが好ましい。
【0060】(データ同期化について)携帯機器2は、
独立して使用するものであるが、図4に示すように、携
帯機器2をシステムとしてPC1と同期化させて使用す
ることもできるよう構成される。
【0061】このデータ同期化を行なうためには、種々
の手法が考えられる。例えば、PC1及び携帯機器2
に、携帯機器1のデータとPC2に保持されるデータの
表示の比較を行い、データの更新及び同期化を指示する
図示しないデータ更新手段を形成する。この場合に、デ
ータ更新手段は、図5に示すブロック図のPC1側の通
信手段15、及び携帯機器2側の通信手段25内に各々
設けることが好ましい。
【0062】また、他のデータ同期化の方法としては、
携帯機器2の電源のオンによるシステムの立ち上げと共
に、携帯機器2からの要求に応じ、PC1の記憶部12
に記憶されたデータを携帯機器2の記憶部22内にダウ
ンロードする。そして、データを変更する必要が生じた
場合には、PC1の記憶部12内のデータを書き換え
る。その後、携帯機器2の立ち上げにより、携帯機器2
は変更されたデータに基づいて同一状態に設定される。
【0063】これにより、PC1又は携帯機器2のいず
れか一方の機器で、基本的なデータ入力や変更を行うと
携帯機器2又はPC1も自動的に更新される。本例で
は、双方の機器1、2間の距離が遠距離であっても、ユ
ーザーが意識せずに双方の機器1、2を同期化させるこ
とができる。
【0064】また、PC1の表示部13で携帯機器2の
表示部23の内容を編集する場合、PC1の表示部13
の画面の一部に携帯機器2のイメージが表れる(図5
2)。従って、PC1側での情報を切り取り、当該ウイ
ンドウ内に貼り付けることで、携帯機器2側に所望の画
像を取り込むことができる。この詳細については、実施
の形態5で詳述する。特に、PC1内にPCカードを組
み込む場合に、表示が閲覧でき有効となる。
【0065】そして、本例システムでは、PC1側の表
示部13のサイズは大きく、携帯機器2側の表示部23
のサイズは小さく形成される。このため、単なる同期化
を行うのみでは、携帯機器2側ではPC1側の表示画像
が単に圧縮されて表示画像に表示されるにすぎない。そ
こで、本例では、表示部13と表示部23の各表示画面
は同一のイメージを持ち、ユーザーが自然に二つの機器
を同じものとしてとらえることができるように構成する
ため、以下の工夫がなされている。
【0066】即ち、携帯機器2側で、PC1側で形成さ
れるキャラクタパターンとは異なる独自のキャラクタパ
ターンを形成することで、同一イメージでありながら、
携帯機器側での各種アイコンの表示をユーザーに解りや
すく表示している。しかも、背景及びアイコンのキャラ
クタイメージを同一にすることで、初心者にも視覚的に
理解し易いユーザーインターフェースとしている。
【0067】(携帯機器のハードウエア構成について)
図4及び図6には、携帯機器2の外観図が概略的に示さ
れている。本例の携帯機器2は、装着者の腕等に装着可
能となるように、小型且つ軽量に形成されており、具体
的には、装着者の腕に装着される腕装着部20(図4)
と、この腕装着部20に接続された例えばLCDディス
プレイ等にて形成される表示部23と、表示部23の上
下左右に形成されて表示画面の各種の操作を行なう操作
部24と、を有している。
【0068】操作部24は、第1の操作ボタンとしての
スライダー24Aと、第2の操作ボタンとしての録音ボ
タン24Bと、第3の操作ボタンとしてのトラックポイ
ント24Cを有している。
【0069】具体的には、図6に示すように、表示部2
3の右側には、矢印AB方向に各々スライド移動するモ
ード選択手段としてのスライダー24Aが配置されてお
り、表示部23の左側には、音声入力部を機能させる録
音ボタン24Bが配置されており、表示部23の下側に
は、矢印CDEF方向に各々移動させて表示画面上のカ
ーソルを上下左右に移動するカーソル操作キーとしての
トラックポイント(IBM社商標)24Cが配置されて
いる。スライダー24Aは、矢印AB方向に1回又は複
数回スライド移動させることで(ノティファイモード+
メモモードである)コミュニケーション表示モード、カ
レンダーモードであるスケジュール表示モード、ディレ
クトリーモードであるデータベース表示モード、のうち
のいずれかのモードを選択するものである。
【0070】さらに、携帯機器2は、図5に示すよう
に、携帯機器2の制御を司どるCPU28を有し、その
バスラインには、操作部24及び表示部23が接続され
る。なお、図12、13に示す表示駆動部の機能は、C
PU28の表示駆動機能および表示部23内の図示しな
い表示用インターフェースにより実現される。
【0071】CPU28のバスラインには、記憶部22
が接続される。この記憶部22内は、例えば図14に示
すように、管理プログラムが格納されるコントロール部
22Aと、各種のデータが格納される実データ部22B
を有する。尚、この実データ部22Bの詳細については
後述するが、記憶部22内の実データ部22Bのデータ
は、例えばROM、RAM等に記憶させることが好まし
い。この場合、ROM内には、アイコンのキャラクタデ
ータ、メニュー画面の背景画面用のキャラクタ(背景イ
メージ)データ、フォントデータ、各アイコンの背景イ
メージ上の配置位置を定義した配置位置データ等を格納
したデータメモリを有する。また、ROM内には、本例
のメニュー表示を行なうプログラムや、本例装置が持つ
各種機能を定義した機能プログラム、携帯機器2の電源
がオンされた際に、CPU28を駆動し自機を立ち上げ
るためのブートプログラム、後述する第1〜第4の表示
設定部にて設定される予め定められた表示用プログラム
等の各種プログラムを格納したプログラムメモリを有す
る。ブートプログラムは、携帯機器2の電源をオンした
際に、PC1の記憶部12にアクセスし、Webブラウ
ザ、通信用の各種プロトコル、その他のデータ等を読込
み、RAM内にダウンロードするよう構成される。
【0072】RAM内には、各種の設定用画面に対して
入力された入力情報が記憶される。従って、第1〜第4
の表示設定部の各機能は、CPU28の表示設定機能と
記憶部21および記憶部21内に配設された図示しない
メモリ用インターフェースの機能により実現される。
【0073】CPU28のバスラインには、さらに、計
時部21、音声入力部27、図示しないマイクロホン等
が設けられた音声出力部26等が続されている。
【0074】また、図5に示すブロック図のように、C
PU28のバスラインにはPC1と通信を行うための通
信手段25が接続される。そして、この通信手段25の
中には、赤外線通信を行なう赤外線通信部(IRDA)
25Dと、無線通信25Cを行なう無線通信部25C
と、これら各々に接続されてモデムの機能を有するモデ
ム25Bと、電話機25Eと、この電話機25Eそのも
のをシリアルのインターフェースとして含み、前記モデ
ム25Bに接続される通信部25Aと、を有する。この
通信部25AがCPU18に接続される。また、赤外線
通信部(IRDA)25D内には、赤外線の送信部(ポ
ート)を有する。モデム25Bは、シリアルのビット列
をCPU28が受け取るソフトモデムとして構成され
る。そして、モデム25B内には、赤外線のインターフ
ェースがあり、モデム25B及び通信部25Aの処理は
CPU28が行なう。このため、携帯機器2は、赤外線
通信による通信と、電子メールの送受信とが可能であ
る。
【0075】また、CPU28には、ユーザーに情報告
知を行うための告知手段29Bが接続されている。この
告知手段29Bとしては、例えば、段階的な振動等にて
ユーザを刺激する振動発生手段、段階的なにおいを発生
するにおい発生手段、段階的にアラームの音色を変更す
る音色変更手段、段階的に調整可能な光を発生する光発
生手段、段階的に調整可能な電気ショックをユーザーに
与える放電発生手段、等が挙げられる。さらに、CPU
28には、バッテリーとしての電源供給手段のバッテリ
ー容量を検出するバッテリー容量検出手段29Aが接続
されている。
【0076】また、水平面に対する表示部の姿勢角度を
検出する図示しない検出手段をも接続しても良い。この
場合には、CPUは、検出手段の検出結果に基づいて、
当該検出角度が所定の姿勢角度の範囲内であるときに、
電源をオンとし、所定の姿勢角度の範囲外であるとき
に、電源をオフとするように制御する姿勢スイッチ制御
部として機能する。これにより、表示装置自体を所定の
角度に傾けることで、電源をオン、オフすることがで
き、ユーザーが表示装置の表示画面を閲覧しない時に
は、電源をオフにして、無駄な表示動作を省いて、低消
費電力化が図れる。
【0077】(PC側の表示画面)本発明において特徴
的なことは、表示画面上に表示される複数種類の機能を
有する各アイコンを、一つの時間軸上に対応して貼付表
示することにある。また、PCの表示部と携帯機器の表
示部とでは、表示部の方が画面サイズが小さいので、最
大時間軸も小さくなる。従って、必要最低限なアイコン
の表示ができる。
【0078】表示部13に表示される表示画面は、図1
に示すように、大きく分類すると、コミュニケーション
表示エリア30・40と、スケジュール表示エリア50
(アクション)と、データーべース表示エリア50の3
層に分類表示されている。このように異なる背景属性に
よって複数の第1の分割表示領域に分割して第1の背景
表示のメニュー画面を構成している。さらに、コミュニ
ケーション表示エリア30・40は、電子メール等の着
信による情報告知がなされて下層のノティファイモード
に移行するための領域ノティファイエリア30と、メモ
等の内容を閲覧するための下層のメモモードに移行する
ためのメモエリア40と、に表示領域を分類できる。ス
ケジュール表示エリア50は、ユーザーのスケジュール
等を表示するためのスケジュール表示モード、カレンダ
ーモードとして機能する領域である。データベース表示
エリア60は、上述の電子メールの送信者のリストや住
所録等を分類しておく下層のディレクトリーモード、デ
ータベース表示モードを開くための領域である。
【0079】この場合、コミュニケーション表示エリア
30には、背景画面として空のメタファが表示され、ス
ケジュール表示エリア50には、背景画面として地上の
メタファが表示され、データベース表示エリアには、背
景画面として地下のメタファが表示されている。
【0080】コニュニケーション表示エリア30・40
には、電線に沿って複数の異なる形状・色からなる伝書
鳩アイコン31と、巣箱アイコン32と、花アイコン4
1と、花瓶アイコン42と、が表示されている。
【0081】この伝書鳩アイコン31は、電子メールの
メタファとして表示され、操作部24の操作により例え
ばクリックすることで、電子メールの内容を閲覧表示す
ることができる。この電子メールを開くと、図2のよう
な下層のメニュー画面34が表示される。このメニュー
画面34は、図2の「Synfo」タブ33Aの下位のプル
ダウンメニューである「Recognize」(認識)タブ33
Bをクリックすることで閲覧できる。尚、他の「Synchr
onize」タブは、データ同期化を行なうためのものであ
る。
【0082】また、この伝書鳩アイコン31は、電線に
沿って、電子メールの着信順に時間軸に沿って時系列に
整列配置されている。さらに、この伝書鳩アイコン31
は、その形状や色によって特有の機能が割り当てられて
いる。例えば黒の伝書鳩アイコン31Dは、電子メール
の中身、内容、伝達事項が緊急の情報であることを意味
し、白の伝書鳩アイコン31Cは、電子メールの内容が
重要事項であることを意味する。
【0083】巣箱アイコン32は、閲覧された電子メー
ルをその内容毎に分類格納する機能を有し、各巣箱アイ
コン32には、複数の電子メールが格納されることとな
る。本例では、仕事用(Work)の巣箱アイコン32A
と、個人用(Personal)の巣箱アイコン32Bとに分類
することで、ユーザーは、複数の電子メールの整理、管
理を行なうことができる。また、着信された電子メール
の数がある一定数値を超えると、即ち、伝書鳩アイコン
31の数がある数を超えると、巣箱アイコン32に電子
メールが格納される機能をもたせても良い。
【0084】花アイコン41は、ペン入力等により手書
にて入力されたメモに関する情報を格納する機能を有
し、この花アイコン41をクリックすることにより、メ
モの書かれたポストイットタブ43が表示画面上に表示
される。このポストイットタブ43は、操作部24のド
ラッグ等により表示画面上の位置を、各表示エリアに拘
らず、自在に変更することが可能である。従って、例え
ばメモに書かれた内容が、ある時間の予定に関するもの
である場合は、スケジュール表示エリア50上の所望の
時間軸上に貼付けることも可能であるし、時間とは全く
関係のない例えば電話番号等であれば、表示画面上の例
えば空に直接ポストイットタブ43を貼付することがで
きる。尚、ポストイットタブ43を再度クリックするこ
とにより、元の花アイコン41に表示態様が戻ることと
なる。また、このポストイットタブ43内の手書き文字
入力は、図3に示す「ポストイット作成メニュー」とし
てのメモウインドウ35にて、メモ入力を行なうことで
入力できる。そして「ポストイットの情報を保存」と
し、ドラッグ等により所望の位置に貼付けを行なうとす
るのが好ましい。
【0085】また、花瓶アイコン42は、メモに書かれ
た内容に応じて、機能別に分類されており、一つの花瓶
アイコン42に複数の花アイコン、即ちメモに関する情
報が格納されることとなる。本例では、花瓶アイコン4
2は、New と表示された新しい比較的最近入力された情
報を有する複数のメモが格納されるNew 花瓶アイコン4
2Aと、未来にしなければならない事項を記した情報を
有する複数のメモが格納されるTo-do-list花瓶アイコン
42Bと、緊急の内容を記した情報を有する複数のメモ
が格納されるUrgent花瓶アイコン42Cと、を有する。
【0086】さらに、花瓶アイコン42の花の数がメモ
の数を表している。このような表示では、例えば1個、
2個、3個以上というふうに分け、3種類のキャラクタ
を用意しておき、3つ以上の複数のメモが格納される場
合には、実際のメモの数が10個であっても、表示部2
3には、単に「3本の花」のアイコンを表示するように
する。このようにすることで、キャラクタパターンを最
小限にすることができ、メモリ容量を確保して、高速表
示処理が可能となる。
【0087】スケジュール表示エリア50には、表示画
面の一方向に沿って時間軸が合成表示され、対応する各
時間に、スケジュールリスト51が表示されている。さ
らに、スケジュール表示エリア50とコミュニケーショ
ン表示エリア30に跨ってポストイットタブ43が貼り
付けられている。
【0088】データベース表示エリア60には、各デー
タベースへの入力タブ、clients61、vendors62、pe
rsonal63、の各タブが用意され、いずれかをクリック
することにより下位メニューにプルダウンできる。
【0089】(携帯機器側の表示画面)図7には、携帯
機器2の表示部23上の表示画面の一例が示されてい
る。本例において、表示部23上には、スクリーンセー
バーとしての初期画面においては、図6に示すように、
PC1の表示画面に表示された3つのメタファ、空、地
面、地下と同様のの背景画面上に、時刻と日付の表示が
表示されている。
【0090】スライダー24Aを操作することで、図7
に示されるメイン画面となる。このメイン画面には、P
C1の表示画面に表示された3つの各エリア(図1のコ
ミュニケーション表示エリア30・40、スケジュール
表示エリア50、データベース表示エリア60)と同一
属性の各エリア(図7のコミュニケーション表示エリア
70・80・スケジュール表示エリア90・データベー
ス表示エリア100)が3分割表示されている。この3
つのエリアのいずれかのエリアをクローズアップするこ
とで、各々のエリアのモードに移る。
【0091】本例では、これらの各エリアに自然眺望の
メタファを採用している。具体的には、表示部23の上
層は、PC1や、PC1を介して他の情報機器から送信
されてくる情報を表示するコミュニケーション表示エリ
ア70・80であり、空は、突然変化する天候等、外部
から情報が飛び込んでくるイメージであることから、背
景画面を空の画面にして表示する。このコミュニケーシ
ョン表示エリア70・80は、電子メール等の着信によ
る情報告知がなされて下層のノティファイモードに移行
するための領域ノティファイエリア70と、メモ等の内
容を閲覧するための下層のメモモードに移行するための
メモエリア80と、に表示領域を分類できる。
【0092】表示部23の中層は、ユーザーのスケジュ
ール等を表示するためのスケジュール表示モード、カレ
ンダーモードとして機能するスケジュール表示エリア5
0であり、地上は、地表を時間と考えて人が移動するイ
メージであることから、背景画面を地面の画面にして表
示する。
【0093】表示部23の下層は、上述の電子メールの
送信者のリストや住所録等を分類しておく下層のディレ
クトリーモード、データベース表示モードを開くための
データベース表示エリア100であり、地下は、安定し
たものを意味することから、背景画面を地下の画面とし
て表示する。このように異なる背景属性によって複数の
第2の分割表示領域に分割して第2の背景表示のメニュ
ー画面を構成している。
【0094】これらのうち、使用中のエリア、アクティ
ベートする画面が拡大表示され、かつ、使用中のエリア
は、ハイコントラストに表示され、他のエリアはローコ
ントラストにて表示される。
【0095】さらに、表示部23には、図8A、図8C
に示すように、図1に示すPC1の表示画面同様に、各
プログラムの機能を、風景に合わせた各種のアニメーシ
ョンキャラクタ(メタファ)にて表示された複数のアイ
コンを設定している。例えば図8Aに示す空の背景上に
表示される伝書鳩アイコン73Aは、電子メールを意味
し、図8Cに示す花アイコン81A・81B・82は、
ボイスメモ及びハンドライトメモを意味し、図9Cに示
す蝶110は、カーソルを意味する。このように、これ
らのアイコン73A・81A・81B・82等は、PC
1側の表示画面に表示されるアイコンと同様の属性を有
する。
【0096】ここにおいて、PC1側では、各アイコン
のキャラクタを高解像度対応のビットマップデータと
し、かつ、文字情報も表示するが、携帯機器2側では、
各アイコンのキャラクタを比較的低解像度対応のビット
マップデータ、即ちPC側よりもキャラクタを簡略化し
た表示として、かつ、文字情報を表示しないように構成
している。このようにすることで、携帯機器1では、表
示画面が腕時計のそれのようにかなり小さくても、アイ
コンの意味するキャラクタを明確に表示できるので、小
型化の観点からも好ましい。さらに、キャラクタデータ
に要するビットマップデータも少なくて済み、携帯機器
2側に設置されるメモリ容量の低減化、あるいは記憶部
22内の上位アドレスのコントロール部、実データ部以
外の下位アドレスにおけるメモリ使用領域を拡大して、
他の情報を記憶するのに有効に利用できたり、処理速度
の高速化にも寄与できる。
【0097】アイコンは、機能が割り付られている場合
には、これに対応するキャラクタとして動物を表す伝書
鳩73Aのキャラクタが表示される。これにより、ユー
ザは、各アイコンに割り付けられた機能を視覚的に瞬時
に判別することができる。尚、表示される画面の内容に
応じて、操作部に対し割り付けられる機能を随時変化す
るよう構成しても良い。
【0098】(各種モードの詳細)このような階層構造
を概略的にまとめたのが、図10である。同図に示すよ
うに、本例装置では、メイン画面より、スライダー24
Aを用いて3つのモード(コミュニケーション表示モー
ド・スケジュール(アクション)表示モード(カレンダ
ーモード)・データベース表示モード(ディレクトリー
モード))、あるいはコミュニケーション表示モードを
2つのノティファイモード、メモモードに分類する場合
には、4つの各モードに切換可能である。
【0099】コミュニケーション表示エリア70・80
には、PC1から自発的に携帯機器2へ送信される各種
の電子メール等の伝書鳩アイコン73Aが着信順に整列
配置して表示される。
【0100】即ち、図6に示すスライダー24Aを操作
することで、図8Aに示すように、コミュニケーション
表示エリア70・80が他の各表示エリアに対して拡大
表示される。そして、例えば伝書鳩アイコン73Aをク
リックすると、電子メールの表題即ち、発信者の絵文字
又は顔写真74aと着信時刻74dと、発信者名74
b、電子メールであることを意味するアイコン74cが
記載されたウインドウ74が表示され、さらに操作する
とその電子メール75の内容が表示されることとなる。
ここで、電子メール発信者を表す顔写真74aは、必要
に応じて絵文字に自動変換(テキストデータ→絵)でき
る。このように、複数種類のデータを自動的に好みのメ
ディアに変換できる。
【0101】ここで、電子メールが携帯機器2に着信し
た場合には、情報告知のために、音声出力部から音声に
より告知すると共に、表示部23においても電子メール
のダイジェスト、告知用画面74が、メイン画面上に割
込表示される。
【0102】また、この着信は、音声でユーザに知らせ
る他、音色、振動、におい、光、電気ショック等で情報
告知することもできる。この場合には、音色変更制御手
段、振動制御手段、におい制御手段、光量、光色制御手
段、電気制御手段と各出力手段が設けられることが好ま
しい。また、この告知は、ユーザーの状況に応じた告知
の度合いに強弱をつけるように構成しても良い。
【0103】尚、伝書鳩アイコン73は、その形状や色
によって特有の機能が割り当てられている。例えば黒の
伝書鳩アイコンは、電子メールの中身、内容、伝達事項
が緊急の情報であることを意味し、白の伝書鳩アイコン
73Cは、電子メールの内容が重要事項であることを意
味する。また、鸚鵡アイコン73Bは、ボイスメールを
意味する。
【0104】また、図8Dに示すように、花アイコン8
2をクリックした場合には、メモの表題、即ち、メモが
入力された時刻が記載されたウインドウ83が表示さ
れ、さらに操作すると、図8Cに示すように、手書きの
メモが記載されたポストイット形状のウインドウ84が
表示される。尚、花アイコン82をクリックすると、伝
書鳩アイコンの表示位置は表示画面上に一番上に表示さ
れる。
【0105】この花アイコン82の花びらの数は、メモ
内容のファイルサイズ即ち情報量を意味しており、花び
らの数が多いほど、情報量が多いことを意味する。さら
に、花アイコン82と、形状種類の異なる花アイコン8
1A・81Bは、ボイスメモを意味している。このよう
にして本例では、例えばデータ量、重要度、緊急度等
を、アイコンの大きさ、色、形、動き、点滅等で表現す
ることにより、アイコンの持つ意味を付加し、アイコン
をデータの性質に応じて変えている。
【0106】スケジュール表示エリア50には、時、
日、週、月の各単位の時間軸を各々有するモードを切換
可能に形成される。また、図9Aに示すように、スライ
ダー24Aを操作することで、スケジュール(アクショ
ン)表示モードになると、スケジュール表示エリア91
Aが他の各エリアに対して拡大し、他のコミュニケーシ
ョン表示エリア70・80、データベース表示エリア1
00が縮小表示される。
【0107】このスケジュール表示モード90において
は、先ず時間軸が時刻単位で下方に表示され、この時間
軸に対応してスケジュールのリスト出力を行なうための
スケジュールアイコン92が貼付け表示されている。こ
のスケジュールアイコン92には、その内容の概略を示
したフォントも付随して表示される。
【0108】この携帯側で表示される時間軸をM時間表
示、PC側で表示される時間軸をN時間表示とすると、
表示画面の小型化の観点から、M<Nとするのが好まし
い。
【0109】また、時間軸93Aは、略網目上の予定有
無表示エリア93Aを有しており、この各予定有無表示
エリア93Aの背景画面を着色表示とすることで、何時
に予定が入力されているかが一目で解るようになってい
る。このようにして、表示画面上には、作成又は着信し
た表示データをその時点での時間軸において表示データ
の内容を整理管理できる。これにより、複雑な階層構造
をとらずに時間をキーとして容易に検索できる。データ
を意図的にある時間軸上に移動することで、スケジュー
ルとして活用することができる。
【0110】さらに、現在時刻を境界線として、過去を
示す背景画面95をも着色表示することで、現在時刻と
予定が入っている時間がどれくらいあるのか、既に予定
は過去のものとなったのか等をユーザーが視覚的に認識
できる。本例では、時間軸の表現、過去と未来とを表示
色(又は白黒反転)で識別することができる。現在の位
置は、異なる表示色の境界で表現する。これにより、表
示の時、象限が過去、未来、現在が、一目で分かる。な
お、時刻単位に表示された時間軸上には、日付も表示さ
れている。
【0111】スケジュール表示モード90には、スケジ
ュール表示領域内に5時間分の予定表示を行なうことの
できる時間単位の5hour view 91B(図9B)、日単
位のカレンダーを表示するDay view91A(図9A)、
週単位のカレンダーを表示するWeek view91C(図9
C)、月単位のカレンダー表示を行なうMonth view 9
1D(図9D)、の4つの各モード毎に表示できるよう
に構成される。
【0112】尚、1週間分を表示するWeek view 91C
においては、このスケジュールアイコン92は、黒色で
表示されるアイコン92Aと斜線で表示されるアイコン
92Bとの2種類を有する。この2種類のアイコンを形
成することで、スケジュールの内容を区別している。
【0113】また、トラックポイント24Cにより、カ
ーソル110を操作することで、過去又は未来方向にカ
レンダーの表示画面をスクロールさせることができる。
また、操作部24により、スクロールと連動して、時間
軸を拡大縮小(ズーム等)させることにより、例えば図
9Bに示すように、各時間軸の間隔をピックアップした
りすることもできる。
【0114】さらに、時間軸のスケールと連動した表示
内容の拡大縮小もできる。ズームのスケール(5時間、
12時間、一週間のスケジュール等)に合わせてデータ
の表示する範囲を自動的に変化させる。ここで、時間軸
のスケールの拡大、縮小で各スケジュール等に付髄する
細かいデータは見えたり(拡大・一例として図9B)、
見えなかったり(縮小・一例として図9D)する。縮小
した場合でも、スケジュールのボリュームだけは面積的
な表示をすることにより、概略の詰まり具合がわかる。
この時間軸のスケール調整は、時間軸の各桁(月、週、
日、時間等の階層)毎に調整できる。尚、選択された特
定日の色彩や輝度を変化させる手段も有効である。ま
た、時間軸が時の経過と共に動いていくので、現在と対
象とする事象、イベント等との相対的な時間位置関係が
よくわかる。
【0115】尚、本例では、図9Cに示すように、カー
ソル110を蝶のメタファとして表示し、これにより、
カーソル110を視覚的に強く認識できることとなる。
ここで、カーソル110は、一定期間操作部24による
操作入力がある場合には、蝶がバタバタ舞うような構成
とすることが好ましい。このように構成するためには、
図示しない乱数生成部からの乱数に基づいて、現在の表
示位置と、移動パターンを計算させて、不定期な移動を
行なうようにし、かつ、カーソル110の指標が、移動
中に形状が変化するように、動かす度にオン、オフを繰
り返す等カーソル110の表示態様が変化する表示制御
を行なう。このようにして本例では、カーソルを動き、
点滅等で表現することにより、カーソルをデータの性質
に応じて変化させる。尚、上記とは逆に一定期間操作部
24による操作入力がない場合に、例えばスクリーンセ
ーバーのように、蝶がバタバタ舞うような構成としても
良い。
【0116】データベース表示エリア100には、アル
ファベトのフォントが例えばABCD・・のように表示
されている。ユーザーは、所望の人名、アドレス、会社
名等をアルファベットを基準に選択することとなる。
【0117】例えば、図8Eに示すように、アルファベ
ットのDを選択すると、頭文字がDである各データの一
群の一部がウインドウ102上に表示される。このウイ
ンドウ102が開らくと、データベース表示エリア10
0が他の各エリアに対して拡大表示され、コミュニケー
ション表示エリア70・80、スケジュール表示エリア
90は圧縮表示される。
【0118】その後、操作部24を操作することによ
り、図8Fに示すように、個人データ表示画面103上
にDale、・・に関連した情報例えば勤務先の電話番
号やFAX番号等が一覧表示されることとなる。
【0119】尚、各種モードを表示しない間、即ち、操
作部24による操作入力が一定期間ない場合には、この
表示部23内に、例えば各種のスクリーンセーバーとし
て初期画面を表示する。また、必要に応じこのエリアを
閉じ、あたかも瞼を閉じるが如くコミュニケーション表
示エリアを背景が黒の領域で表示するように構成しても
よい。
【0120】(携帯機器のソフトウエア構成について)
図10には、上記のような階層構造を達成するための、
携帯機器のブロック図が示されている。
【0121】同図において、各種モードを設定するため
の表示制御系として、操作部24、音声入力部27、第
1〜第4の表示設定部210A〜210D、表示制御部
260、表示部23、音声出力部26、音声出力制御部
270を有する。操作部24は、第1〜第4の表示設定
部210A〜210Dに接続され、表示部23の画面の
選択および各種情報を設定入力する情報が出力される。
本例では、操作部24を、トラックポイント24C等及
びそのインターフェースにて構成している。トラックポ
イント24Cを上下左右に移動させると、後述する表示
制御によりカーソルが画面上にて移動し、これをクリッ
クすることにより画面上に表示された各種メニューの選
択等が可能となる。
【0122】次に、第1〜第4の表示設定部210A〜
210Dの詳細を、図12を参照して説明する。
【0123】第1の表示設定部210Aは、特定のメタ
ファにて表示された背景画面上に、時刻を示すフォント
データを合成した電源ON後の初期画面を表示情報とし
て設定する。そして、スライダー24Aを操作すること
で、メイン画面に移る。
【0124】第2の表示設定部210Bは、4つの分割
領域からなる上位メニュー群を表示情報として設定す
る。本例では、項目として4つのモード「ノティファ
イ」、「メモ」、「カレンダー」、「ディレクトリ」を
有する。この4つのモードは、図7に示すように、表示
部23の画面中の上から順番に、「ノティファイ」モー
ド70は上部領域に、「メモ」モード80は中部領域の
上部領域に、「カレンダー」モード90は中部領域の下
部領域に、「ディレクトリ」モード100は下部領域に
表示される。この4つのモード群は、表示部23の電源
ON後の初期画面を経て設定されるメイン画面上に表示
される。そして、スライダー24Aを操作することで、
メイン画面上にていずれかひとつのモードを選択する
と、当該選択モードの表示領域が拡大表示される。
【0125】また、トラックボイント24Cを操作する
ことで、メイン画面上にてカーソルを移動させ、いずれ
かひとつのモードを選択できる。この選択された情報
は、第2の表示設定部210Bから、第3、第4の表示
設定部210C、210Dに出力される。
【0126】なお、上述したメイン画面上には、他に、
「ノティファイ」及び「メモ」モードには、アイコン表
示欄に各種のアイコン73A・81・82等が表示され
る。また、「カレンダー」モードには、時間単位の時間
軸が表示され、当該時間軸上にスケジュールがある場合
に背景を着色表示するための予定有無背景着色表示エリ
ア欄に、背景色が表示される。「ディレクトリ」モード
には、当該データベースを検索する場合の先頭文字とな
るアルファベットのフォント表示欄に、アルファベット
順にA、B、C、D、E・・の文字が表示される。これ
ら、各種アイコン、文字A、B、・・・は、トラックボ
イント24Cを操作して、メイン画面上にてカーソルを
移動させることで、いずれかひとつのアイコン、文字等
を選択できる。この選択された情報は、第2の表示設定
部210Bから、第3、第4の表示設定部210C、2
10Dに出力される。
【0127】第3の表示設定部210Cは、第2の表示
設定部210Bからの出力に基づき、この第2の表示設
定部210Bにて選択されたアイコン、文字等の上位メ
ニューに、さらに複数の下位メニューが存在する場合に
は、その下位メニュー群を表示情報として設定する。下
位メニュー群の一例が、図8、9に示される。例えば、
第2の表示設定部210Bにて「伝書鳩アイコン」73
Aが選択された場合には、第3の表示設定部210Cに
より、その下位メニュー群として「電子メール表示欄」
75(図8B)が各々表示情報として設定される。これ
らの下位メニュー群は、表示駆動部の駆動により表示部
23上のメイン画面上に開かれた例えばウインドウ等内
に表示される。
【0128】その後、トラックポイント24Cを操作す
ることで、各モード画面上にてカーソルを移動し、各モ
ード画面上にていずれかひとつの下位メニューが選択さ
れる。この選択情報は、第3の表示設定部210Cか
ら、第4の表示設定部210Dに出力される。
【0129】第4の表示設定部210Dは、第2(又は
第3の)表示設定部210C(210D)からの出力に
基づき、選択された上位メニュー(その上位メニューに
下位メニューが存在しない場合に限る)又は下位メニュ
ーに対応する表示画面又は設定用画面を表示情報として
設定する。
【0130】第4の表示設定部210Dにより画面が設
定されると、表示駆動部は、各モード画面に代えて、表
示部23上にさらに下位のメニュー画面を表示制御する
ことになる。
【0131】例えば「カレンダー」モードで第3の表示
設定部210Cで、「5hour view」91Aを選択表示
し、その中のスケジュールアイコン92をクリックした
場合には、当該スケジュールの内容が表示される。
【0132】また、「ディレクトリ」モードで、第3の
表示設定部210Cにより、名前表示設定画面102
(図8E)を表示した場合には、第4の表示設定部21
0Dにより、個人データ表示画面1103(図8F)が
表示される。
【0133】尚、この後に、選択された項目に対応する
各種情報を、トラックボールの操作により入力すること
も可能となる。トラックボールの操作により設定された
条件情報は、表示部23上に表示されている設定用画面
中に重畳して表示され、設定した情報の確認が可能とな
る。
【0134】また、下位メニューが複数ある場合には、
必要に応じて、第5、第6・・の表示設定部を形成すれ
ば良い。
【0135】(表示設定部)ここにおいて、各表示設定
部210の詳細を図13を用いて説明する。同図に示す
ように、表示設定部210には、主として計時部21か
らの時間情報と通信部25から通信情報とに基づいてデ
ータ本体の処理を行なうデータ処理部230と、データ
処理部230からのデータ並びに操作部24からの操作
入力に基づいて表示画面上の背景イメージ、アイコン用
キャラクタデータ等の生成を行い、表示画面自体を設定
し、ユーザーインターフェースを処理するUI処理部2
40と、データ処理部230にて処理されるデータ及び
UI処理部240にて処理される各種のデータが記憶さ
れた記憶部22と、を有する。データ処理部230とU
I処理部240とは、操作部24からの入力処理に対し
て互いに通信を行なう。
【0136】データ処理部230は、メールのデータを
処理するメール処理部230A、メモのデータを処理す
るメモ処理部230B、データベースのデータを処理す
るデータベースデータ処理部230C、ボイスメモのデ
ータを処理するボイスメモ処理部230D、・・・等各
種アプリケーションの機能に応じた処理部が形成されて
いる。
【0137】このデータ処理部230にて処理される情
報の種類としては、通信部25からの通信情報と、計時
部21からの時間情報、操作部24の操作に基づく入出
力情報等が挙げられる。通信情報には、例えば通信部2
5を介して送受信される電子メール情報と、この電子メ
ール情報に付髄するヘッダ部に格納されて当該電子メー
ル情報の着信時間に関する着信時間情報と、を有する。
この着信時間情報と電子メール情報とがセットで通信情
報として記憶部22内のデータ管理部220に格納され
る。また、通信情報が音声情報である場合には、音声通
信情報は、ボイスメール情報に付髄するヘッダ部に格納
されて当該ボイスメール情報の着信時間に関する着信時
間情報と、を有する。
【0138】入出力情報には、スケジュールが入力され
たスケジュール情報と、このスケジュール情報のヘッダ
部の第1のヘッダに格納されてユーザーがスケジュール
情報の予定実行時間を指定した場合の指定時間情報と、
このスケジュール情報のヘッダ部の第2のヘッダに格納
されて計時部21に基づいてユーザーが操作入力した操
作入力時間情報と、がセットで入出力情報として記憶部
22内のデータ管理部220に格納される。また、入出
力情報が音声情報である場合には、音声入力情報は、ボ
イスメモが入力されたボイスメモ情報と、このボイスメ
モ情報のヘッダ部に格納されてユーザーがボイスメモ情
報を入力した入力時間情報と、を有する。
【0139】UI処理部240には、データ処理部23
0で処理されるデータ本体に付髄する添付データ例えば
ヘッダ部の着信時間情報、ファイルサイズ、ファイル数
等の添付データの内容を解析する内容解析部242と、
計時部21からの時間情報や操作部24からの操作入力
に基づいて表示画面を更新するための更新処理部244
と、背景画面を生成するための背景画面用キャラクタデ
ータ制御部250A、アイコン情報を生成するためのア
イコン用キャラクタデータ制御部250B、文字情報を
生成するためのフォントデータ制御部250C、各デー
タ制御部250A〜250Cからのいずれかのデータを
合成する状態保持部を含む画像合成部252と、を有す
る。
【0140】内容解析部242は、ヘッダ部の複数のヘ
ッダ1、2、・・・の内容を解析するヘッダ解析部24
2A、ファイルサイズの内容を解析するファイルサイズ
解析部242B、ファイル数を解析するファイル数解析
部242、・・・等の各種データの解析機能を有してい
る。また、ヘッダ解析部242Aも、例えばヘッダ部に
着信時間情報が格納している場合には、着信時間用のヘ
ッダ解析部として機能し、例えばヘッダ部に指定時間情
報が格納している場合には、指定時間用のヘッダ解析部
として機能する。
【0141】メタファ環境生成手段としての背景画面用
キャラクタデータ制御部222Aは、操作入力制御部2
80からの制御信号に基づいて、データ処理部230の
実行結果を受け取り、ユーザーが日常生活で知覚できる
現実世界の景色や事象を模擬したメタファ(キャラクタ
データ)を用いた背景画面を形成して表示部23に出力
する。
【0142】アイコン表示用キャラクタデータ制御部2
22Bは、内容解釈部242の出力である解釈結果を受
け取り、記憶部22からのデータ(予め用意した機能群
から対応する機能を選択したデータ)に従って表示画面
等の動作状態の変更を画像合成部252に指示する。例
えばヘッダ部に着信時間情報が格納されている場合に
は、ヘッダ解析部242Aでの解析結果(着信時間の比
較)に基づいて、データ格納部222のアイコン用キャ
ラクタデータ格納部222B内のアイコン表示用キャラ
クタデータを、表示部23上の表示画面上に着信順に表
示処理するためのアイコン表示用キャラクタデータ制御
部として機能する。また、ヘッダ部に指定時間情報が格
納されている場合には、ヘッダ解析部242Aでの解析
結果(指定時間の比較)に基づいて、データ格納部22
2のアイコン用キャラクタデータ格納部222B内のア
イコン表示用キャラクタデータを、表示部23上の表示
画面上に予定時間順に表示処理するためのアイコン表示
用キャラクタデータ制御部として機能する。
【0143】このように、例えば電子メール情報の中に
は、データ本体であるテキストデータと、この電子メー
ル情報のヘッダ部に格納されて、テキストデータに付髄
する添付データと、を有する。この添付データとして
は、例えば着信時間、ファイルサイズ等が挙げられる。
そして、内容解析部242は、添付データの有無の判断
を行なうと共に、添付データ例えば着信時間等の摘出を
行なう。このため、ヘッダ解析部242A(着信時
間)、ファイルサイズ解析部242B(データ量)の機
能部では、添付データもヘッダ部にファイル名が入って
いるので、拡張子例えばTXT、GRPグラフィック、
Exls等の特徴的な拡張子により判断する。
【0144】このようにして、情報を摘出して、例えば
緊急度を示す着信時間に基づいて、アイコン用キャラク
タデータ制御部222Bは、対応するキャラクタデータ
を引出して、オブジェクトに反映させる。
【0145】画像合成部252内には、状態保持部が設
けられ、現在の動作状態を保持し、その動作状態を表示
制御部260を介して表示部23に出力する。
【0146】記憶部22は、データ処理部230で処理
されたデータを格納しておくデータ管理部220と、U
I処理部240で処理されるデータを格納しておくデー
タ格納部222と、を有する。
【0147】データ管理部220は、住所録等を処理す
るデータを管理するメールデータ格納部220Aと、メ
モのデータを管理するメモデータ格納部220Bと、ボ
イスメモのデータを管理するボイスメモデータ格納部2
20C、・・・・等の各層がある。
【0148】データ格納部222は、複数種類の背景画
面用キャラクタデータ(時間軸、空のメタファ等)を格
納しておく背景画面用キャラクタ格納部222Aと、複
数種類のアイコン情報のアイコン用キャラクタデータを
格納しておく背景画面用キャラクタ格納部222Bと、
複数種類のフォントデータを格納しておくフォントデー
タ格納部222Cと、を有する。背景画面用キャラクタ
格納部222Aには、例えば空のメタファにおける空の
景色や外観のように、適用したメタファの表示イメージ
が格納される。
【0149】また、記憶部22のデータ格納部222に
は、背景画面用キャラクタデータ、アイコン用キャラク
タデータ、フォントデータの他、メタファルール蓄積部
が設けられ、メタファルール蓄積部は、例えば操作環境
を表す空の景色を表すキャラクタで構成した空のメタフ
ァにおけるキャラクタの移動範囲や表示方法のように、
適用したメタファの取り決め事項を記述したメタファル
ールを蓄積する。
【0150】操作入力制御部280には、操作部24か
らの操作入力に基づいて、音声入力部27からの音声入
力情報をデータ処理部230に対して送信制御する音声
入力制御部280A、複数の操作ボタン24A・24B
・24C・・・と表示部23上のアイコン情報、カーソ
ル等との対応関係を制御するキー入力割当制御部280
Bと、入力される音声入力情報以外の入力情報例えば手
書き文字入力等の入力情報を、表示部23上のフォント
と対応させるためのデータ入力制御部280Cと、表示
画面の階層(上位メニュー⇔下位メニュー)の切換、各
階層を択一的に表示するように制御する階層制御部とし
ての画面階層制御部280D、表示画面の各種モードの
切換を制御するモード切換制御部280E、表示画面の
全体及び特定領域の拡大縮小を制御する(時間軸上の単
位時間間隔を拡大縮小可能に可変したり、時間軸の拡大
縮小に連動して、アイコン情報の大きさを拡大縮小可能
に可変する)拡大縮小制御部280Fと、表示画面のス
クロールを制御するスクロール制御部280G、表示画
面のアイコン情報の移動等を制御するアイコン移動制御
部280H、・・・等の各種操作に応じた制御部が形成
される。
【0151】操作入力制御部280は、例えば、データ
入力制御部280C等が機能する場合は、操作入力時
に、表示部23に対応する入力座標位置を検出し、表示
画面の状態に応じて座標位置をデータとしてUI処理部
240に出力する機能をも有する。
【0152】表示制御部260は、画像合成部252か
ら現在の状態を受け取り、必要な表示イメージを読み出
して表示画面を形成し、表示部23に出力する。
【0153】このようにして、上述のデータ管理部22
0を第1の記憶手段とし、各種データ格納部222を第
2の記憶手段としている。
【0154】データ管理部220は、属性の異なる複数
種類の情報例えばメールデータ(通信情報)、メモデー
タ(入出力情報)等がメールデータ格納部220A、メ
モデータ格納部220B、ボイスメモデータ格納部22
0C等各属性毎に分類格納されている。各格納部には、
表示データ以外に、複数種類の情報の種類を識別するた
めの複数の属性情報が、例えばメールデータを示すファ
イル専用の拡張子、メモデータを示すファイル専用の拡
張子、ボイスメモデータを示すファイル専用の拡張子、
等の各種形式で格納される。また、これらの表示データ
には、複数種類の情報に関連する複数の時間情報が付随
することとなる。この時間情報としては、上述の計時部
21で計時されるものの他、通信部を介して転送されて
くる転送時間情報も含まれる。
【0155】ここで、本例において、「属性情報」と
は、複数種類の情報例えば電子メール用ファイル、メモ
用ファイル、スケジュール用ファイル、ボイスメモ用フ
ァイル等の種類を識別するための情報である。この「属
性情報」の一例として、例えばファイルシステムにおけ
るファイル形式を識別する拡張子等が挙げられるが、本
発明では、これらに限定されるものではない。
【0156】また、「観念」が同一とは、第1のアイコ
ン情報と第2のアイコン情報とで表示形態は異なるが、
ユーザーが汲み取るイメージ、心証が同一となるように
形成されることをいう。さらに、「背景属性」を同一に
するとは、例えば第1の背景表示(PC側の第1、第
2、第3の各背景表示エリアのメタファ)と第2の背景
表示(携帯側の第1、第2、第3の各背景表示エリアの
メタファ)とを同一とすることをいう。
【0157】各種データ格納部222のアイコン用キャ
ラクタ格納部222Bには、複数の属性情報に各々対応
した複数種類のアイコン情報が格納されている。また、
背景画面用キャラクタ格納部222Aには、時間軸を表
示するための時間軸表示データ、時間軸表示エリアを背
景表示するための背景表示データ、時間軸表示エリアの
背景を着色表示する背景画面着色データ、アイコン情報
の時間軸と対応する時間領域を着色表示する時間軸着色
データ、等が記憶される。
【0158】なお、時間軸表示データは、時単位で区分
されて表示される第1の階層を表示する第1の階層表示
用時間軸データと、日単位で区分されて表示される第2
の階層を表示する第2の階層表示用時間軸データと、週
単位で区分されて表示される第3の階層を表示する第3
の階層表示用時間軸データと、月単位で区分されて表示
される第4の階層を表示する第4の階層表示用時間軸デ
ータと、を有する。
【0159】従って、制御手段210は、属性情報に基
づいて、複数種類の情報の属性に各々対応するアイコン
情報を選択し、複数種類の情報に関連する時間情報に基
づいて、選択されたアイコン情報を時間軸上の対応時間
に各々配列されるように表示画面上の表示を制御する。
また、背景画面用キャラクタデータ制御部250A、画
像合成部252により背景画面生成部を形成している。
【0160】複数種類の情報が、通信部25を介して送
受信される電子メール情報である場合には、電子メール
情報のヘッダ部には着信時間に関する着信時間情報を有
する。従って、制御手段210は、着信時間情報に基づ
いて、アイコン情報を表示画面上に着信順に表示処理す
る。
【0161】複数種類の情報は、操作入力されるメモ情
報である場合には、メモ情報のヘッダ部には操作入力さ
れた入力時間情報を有する。従って、制御手段210
は、入力時間情報に基づいて、アイコン情報を表示画面
上に作成順に表示処理する。
【0162】複数種類の情報が、todoリストである
場合には、ヘッダ部にはユーザーが予定実行時間を指定
した指定時間情報を有する。従って、制御手段210
は、指定時間情報に基づいて、アイコン情報を表示画面
上に予定時間順に表示処理する。
【0163】このように、本発明の表示装置は、第1の
記憶手段、第2の記憶手段、表示手段、制御手段を有す
る。
【0164】(メニュー画面の表示処理)本例の表示画
面の一例を示す図8Aを参照すると、例えば背景画面は
空のメタファとして表現され、背景画面の中のオブジェ
クトは、アプリケーションプログラムの起動を指示する
ための伝書鳩アイコン73Aで構成される。ここで、内
容解析部242は、電子メール情報のヘッダ部に添付デ
ータとして添付されている情報例えば着信時間、ファイ
ルサイズ等の内容を解析する。そして、キャラクタデー
タ制御部250は、この着信時間、ファイルサイズ等に
基づいて、緊急度を示す着信順、ファイルサイズにより
異なる形状、等のアイコン表示処理を行なう。
【0165】ユーザは、操作部24で選択(ポインティ
ング操作)することにより、これらのオブジェクトを操
作可能である。
【0166】伝書鳩アイコン73Aを選択した場合に
は、対応するアプリケーション(電子メール関連プログ
ラム)が起動され、アプリケーションの表示ウインドウ
(下位メニュー、下位の指示画面)が表示される。
【0167】即ち、先ず、表示部23に示されているよ
うな操作世界(空のメタファ画面)が表示されている状
態で、ユーザーが伝書鳩アイコン73Aを選択すると、
操作入力制御部280により表示部23に対応する入力
座標が検出され、現在の画面の状態(入力位置に伝書鳩
アイコン73Aが表示されていること)から対応するデ
ータ(アプリケーションの起動要求)が生成される。デ
ータ処理部230は、このデータをキャラクタデータ制
御部250を介して受け取り、アプリケーションプログ
ラム(電子メール関連プログラム)から対応する処理を
選択的に実行し、実行結果(アプリケーションの起動完
了等)を出力する。
【0168】キャラクタデータ制御部250は、データ
処理部230からこの実行結果を受け取り、メタファル
ール蓄積部等に蓄積されているルール(アプリケーショ
ン起動に関するルール)を得て対応する画面表示状態
(フォントデータ制御部により背景画面上にフォントを
合成表示する)を決定する。画像合成部252は、この
指示によって動作状態を変更し、新しい動作状態を表示
制御部260に出力する。表示制御部260は、この新
しい動作状態に従って、必要な表示イメージ(アプリケ
ーション起動画面等)を読み出して表示画面を形成し、
表示部23に出力する。このようにして、ユーザーが伝
書鳩アイコン73Aを選択した結果としてアプリケショ
ン起動画面が表示される。
【0169】アプリケーションの実行中は、カーソルに
より表示画面上のリスト選択やソフトボタン等のオブジ
ェクトを選択することで、アプリケーションへの入力を
行い、以降表示画面上のオブジェクトを選択して処理の
指示を行なう。アプリケーションの実行を終了すると、
ウインドウが閉じ、起動前の空のメタファ画面に戻る。
これにより、内容や状況の詳細が画面表示され、アプリ
ケーションの選択や実行等の様子がユーザーに視覚的に
示される。
【0170】さらに、操作部24は、受け取った新しい
動作状態に従って、以降のユーザ入力の座標位置からデ
ータ(アプリケーションの入力等)を生成する。このデ
ータは、同様に、データ処理部230が受け取り、アプ
リケーション実行中の入力データとして処理される。そ
の結果は、フォントデータ制御部250Cで対応するフ
ォントデータを呼び出し、画像合成部252の動作状態
(表示画面等)を変更し、表示制御部260を介して表
示部23の表示が変更される。
【0171】ユーザーがアプリケーションを終了する入
力を行なうと、同様にして画像合成部252の動作状態
が変更され、ウインドウが閉じ、空のメタファ画面(メ
イン画面)に戻る。表示制御部260は、画像合成部2
52の変更された動作状態を受け取り、キャラクタを表
示変更(イメージ変更や移動等)して表示部23に出力
する。このように操作して、その実行状態を視覚的にユ
ーザーに示す。
【0172】このように、空のメタファによって統一さ
れた操作世界を提供することにより、アプリケーション
の実行内容が視覚的に理解し易く、ユーザーが日常得ら
れる知識だけで表示内容や動作が容易に理解できる。
【0173】また、一例として、図8Cに示すような、
ポストイット84にメッセージを入れる表示をするに
は、予め他の機器例えばメモタブレットでインクデータ
にて書き込み、テキストファイルとして保存する。この
テキストファイルを、携帯機器2に転送し、通信部25
を介してデータ処理部230を用いて記憶部22に保存
する。そして、UI処理部240を用いて背景画面用キ
ャラクタデータ制御部250Aによりポストイット表示
エリア84を生成し、フォントデータ格納部222Aに
よりテキストデータに対応するフォントデータをポスト
イット表示エリア84上に合成表示すれば良い。ここ
で、タブレットで描いたものは、例えばBMD(ビット
マップデータ)の形式で記憶される。尚、線の情報でも
っていて、細密化するものでも良い。
【0174】さらに、一例として、スクロール処理を行
う場合は、通常は操作部24に基づいて、スクロール制
御部280Gが更新処理部244を更新させることで、
順次表示部23の表示画面を書き換えていく処理が行わ
れる。但し、背景画面自体を動かさずに、現時刻を例え
ば1時間先に読み直して、時間データのみを変えて再度
表示させるような処理を行なうことが好ましい。即ち、
一端、全部画面をフラシュして、背景画面を表示する。
次に1時間先のデータを生成して、各種キャラクタを合
成していく。一方向へ画面上で動かして、更新処理部2
44による更新処理を繰り返す。但し、移動した不足分
の新たな表示領域のみを生成するような構成にすること
が好ましい。即ち、スクロール前後で共通する表示画面
は、状態を保持しておき、スクロール後では、状態保持
された画面を再表示し、新たに追加すべき表示領域だけ
をもう1度書くという表示アルゴリズムを予め用意して
おけば良い。
【0175】また、スケジュールの予定のある時間の背
景画面の色を変える表示処理を行なう場合には、期間の
開始時刻と終了時刻とを解析する必要がある。即ち、ス
タート時間とエンド時間を付随データとしてデータ本体
に持たせておく。また、スタート時間と予定時間とを組
合せて付随データとして持たせても良い。そして、メー
ルでは、重要度以外に、出席者等の諸々のデータを複数
ヘッダとして持ってるため、タイトルと時間が同時に表
示できる。これにより、スケジュールの詰まり具合が読
みとれる。
【0176】さらに、拡大縮小処理を行なう場合には、
拡大縮小制御部280F及び更新処理部244に基づ
き、拡大又は縮小した各キャラクタパターンを複数用意
し、操作部の操作状況に応じて一つ、一つ更新してい
く。
【0177】ここで、電源投入により表示される初期画
面、メイン画面の表示処理に関して、メニューを表示す
るための各種データテーブルを図16〜図17を用いて
説明する。
【0178】図16Bは、メニューデータテーブル(Ta
ble2 )であり、該テーブルは、各メニューデータを識
別するメニュー名称データ、メニューを表示する際の形
式を示すメニュー形式データ、メニューの背景として使
用する図17Aの背景画面用キャラクタデータが格納さ
れているアドレスを差し示す背景画面用キャラクタジデ
ータポインタBI1〜BI7、・・・、各アイコンの配
置位置を画面上のX座標とY座標で示した配置位置デー
タとで構成される。尚、次の階層に位置するメニューを
示す次階層メニュー番号データ、該メニューで提供する
アイコンを表すアイコン番号データをも格納することが
好ましい。
【0179】このメニューデータテーブルにより定義さ
れているメニューは、メイン画面と該メニューの次階層
の各モードである。本例のスケジューラの持つ機能と対
応したアイコンを、デスクメニュー上に表示する。
【0180】また、図16Aは、アイコンデータを複数
保持したアイコンデータテーブル(Table1)であり、
該テーブルは各アイコンデータを識別し、各アイコンに
対応する機能の名称である機能名称データと、図17B
の各アイコンのキャラクタデータが格納されているアド
レスを指し示すポインタであるキャラクタデータポイン
タDI1〜DI11、・・・、と、各アイコンに対応す
る機能を定義した図14の機能プログラムF1〜F9が
格納されているアドレスを指し示すポインタである機能
プログラムポインタとで構成される。
【0181】以上がメニューを表示するための各種デー
タテーブルである。次に、表示処理について簡単に説明
する。
【0182】メニューデータテーブル(Table2[図1
6B])により、表示するメニューのメニュー形式を参
照し、全画面であった場合には、背景画面用キャラクタ
データポインタBI1〜BI7、・・・、の指し示す背
景画面用キャラクタデータ(図17A)を画面全体に表
示する。尚、ポップアップ形式であった場合には、ポッ
プアップウインドウのウインドウ枠を表示し、同様に上
記ポインタの指し示す背景画面用キャラクタデータを該
ウインドウ内に表示する。次に、メニューデータテーブ
ル(Table2)の合成されるべきアイコン及びアイコン
配置位置データを参照し、アイコンデータテーブル(Ta
ble1)の中の、上記アイコンに対応するアイコンデー
タのキャラクタデータポインタDI1〜DI11、・・
・、の指し示すキャラクタデータ(図17B)を参照
し、表示するアイコンを組立、上記組み立てたアイコン
をメニューデータテーブルの配置位置データ(X1
1)、・・・、に従って、画面に配置して表示する。
【0183】アイコン選択があった場合は、当該アイコ
ンの機能プログラムポインタF1〜F8、・・を参照
し、対応する機能プログラム(図14のF1〜F9)を
起動する。
【0184】(メール処理部)データ処理部230内の
メール処理部230A内には、図示しないのメール入出
力手段、メール送受信制御手段、宛先リスト管理手段等
が内在されている。メール入出力手段は、新規にメール
を作成するためのメール作成処理部、メールを送信する
ための送信操作処理部、メールの宛先リストを変更する
ためのメール編集処理部を有する。メール送受信制御手
段は、メールを宛先リストに従って送信するメール送信
処理部と、メールを受信したことを受信者に通知するメ
ール受信処理部を有する。宛先リスト管理手段は、宛先
リストを初期化する宛先リスト初期化処理部と、新規に
宛先を追加する宛先リスト追加処理部と、宛先を削除す
る宛先リスト削除処理部を有する。
【0185】尚、PC側では、電子メールシステムにお
ける表示画面を図2のように構成しており、このため、
表示画面ウインドウ34には、例えば名前34a、タイ
トル34b、会社名34c、会社の住所34d、会社の
電話番号34e、会社のFAX番号34f、自宅の電話
番号34g、自宅の電子メールのアドレス34h、コメ
ント34iを各々表示する各欄が設けられている。
【0186】(データ構造)ここで、上記のようなウイ
ンドウ表示を行うために、記憶部22内のデータ管理部
220内のメールデータ格納部220Aに格納されて、
プログラムで使用するデータ構造について説明する。図
14は、メールデータ格納部220Aの格納されるデー
タの階層構造を示したものである。
【0187】記憶部22は、管理プログラムが格納され
るコントロール部22A、電子メール関連プログラムF
1を含む各種アプリケーションプログラムF1〜F9、
上記Table1、2 を含む各種テーブル、キャラクタデー
タ222A・222B・フォントデータ220Cを含む
各種データ格納部222、データ管理部220を有す
る。
【0188】この記憶部22により、表示画像を生成す
るための情報を少なくとも格納するための本発明の情報
記録媒体を構成する場合には、少なくとの図14に示す
各種情報を有していれば良い。
【0189】この場合、複数種類の情報の種類を識別す
るための複数の属性情報、複数種類の情報に関連する複
数の時間情報、等は各ヘッダ部に格納される。複数の属
性情報に各々対応した複数種類のアイコン情報は、各種
アイコン用キャラクタデータ222Bとして、時間軸を
表示するための時間軸表示データは、背景画面用キャラ
クタデータ222Aとして格納される。また、属性情報
に基づいて、複数種類の情報の属性に各々対応するアイ
コン情報を選択し、複数種類の情報に関連する時間情報
に基づいて、選択されたアイコン情報を時間軸上の対応
時間に各々配列されるように表示画面上の表示を制御す
るための情報は、管理プログラム22Aとして格納され
る。
【0190】データ管理部220には、メールデータ格
納部220A、メモデータ格納部220B、データベー
スデータ格納部220C、・・等を有する。
【0191】メールデータ格納部220Aは、複数のフ
ァイル1、2・・・により形成され、1つのファイルに
は、ヘッダ部220A−1・220A−2・220A−
3・・・・・と、メールの内容に関する実データ部22
0A−15が形成される。ヘッダ部220Aには、ヘッ
ダ1(220A−1)として着信時間、ヘッダ2(22
0A−2)としてファイルサイズ、ヘッダ3(220A
−3)として名前(ID)等の情報が格納される。
【0192】メールデータ格納部220Aは、例えば図
2に示した表示ウインドウ内に表示される各ノードに対
して各々作成され、記憶部22に格納される。詳しく
は、ファイルサイズ、着信日時、名前(ID)、送信者
の顔写真(又は絵文字)のビットマップデータ、顔写真
の表示位置、顔写真の大きさ、開封日時、転送日時、メ
ール表示ウインドウの表示位置、メール表示ウインドウ
の大きさ、メール表示ウインドウ下欄の時刻表示位置、
時刻表示領域の大きさ、時刻表示文字の大きさ、メール
内容の文字(フォント)の大きさ、メール内容に関する
実データ(データ本体)、送信者リスト、転送先情報
(住所禄、宛先アドレス等)のリスト、属性、アイコン
へのポインタ、コメント等の各エントリを有して構成さ
れる。尚、本例では、実データ(データ本体)以外のこ
れらの付随情報を例えば上の階層からヘッダ1、ヘッダ
2、・・・とし、上述したヘッダ解析部242Aでは、
これらの内容が解析されることとなる。
【0193】この他、各種テーブルとして、(メール表
示画面用)ウインドウ管理テーブル、宛先名簿管理テー
ブル、等を有することが好ましい。
【0194】ここで、名前(ID)は、各ユーザーの識
別子であり、通常、識別子にはユーザの氏名、ニックネ
ーム等が使用される。宛先アドレスには、メールを送信
するアドレスが設定される。なお、一般の電子メールに
おいて、電子メールアドレスは、記憶部の格納場所を指
定するための情報であり、この格納場所にアクセスし
て、自分宛のメールの着信状況を把握する。開封日時
は、計時部21内のリアルタイムクロックにより与えら
れ、受信したメールを初めて見た日時が設定される。転
送日時には、受信したメールを予め設定した宛先リスト
に従って、メールを送信(転送や返送)した日時が設定
される。属性は、データ構造体に対応するノードである
受信者が、宛先リストを編集可能である否か、又は、当
該受信者が不在か否かを示すフラグが設定される。表示
座標及び大きさには、データ構造体に対応するノードに
示す文字列、アイコン等を表示する表示ウインドウ内の
座標、文字列、アイコン等の大きさが設定される。アイ
コンへのポインタには、表示ウインドウ内に表示するデ
ータ構造体に対応するノードを示すアイコンのイメージ
(画像情報、キャラクタデータ)が格納されている領域
へのポインタが設定される。コメントには、入力したコ
メントが設定される。尚、これらのエントリの数を可変
に形成しても良い。
【0195】ウインドウ管理テーブルは、各ウインドウ
群を表示画面上に表示するためのデータセットの集まり
であり、記憶部に格納される。ウインドウ管理テーブル
には、ウインドウ名、ウインドウの座標、ピクセル数で
設定されるウインドウの横幅及び高さの各項目を有し、
例えばメッセージ表示ウインドウ、住所録表示インドウ
等の各項目に対応したデータセットの集まりで構成され
る。
【0196】また、メールデータ格納部220Aには、
宛先名簿管理テーブルを有する。宛先名簿管理テーブル
は、登録全ユーザーの各種情報を保持するものであり、
保持された各種情報は、一覧形式でウインドウに表示さ
れる。このテーブルには、名前、宛先アドレス等の各項
目を有し、登録各ユーザーの上記各項目に対応したデー
タセットの集まりで構成される。
【0197】(携帯機器の動作)図18には、携帯機器
の動作フローチャートが示されている。先ず、携帯機器
の電源をオンし、その立ち上げを行うとCPUは記憶部
内に記憶されたブートプログラムに従い、通信部を介し
てPCにアクセスし、記憶部に記憶された端末用OS、
プロトコル、その他必要なデータを読み出す。
【0198】次に、携帯機器2は、表示部23上に、例
えば図6に示すような初期画面として表示する。次にメ
イン画面に移ると、アイコンは、データに基づき、アイ
コン用の機能が割り付けられ、表示エリア内にキャラク
タとして表示される。これにより、ユーザは、各機能を
視覚的に瞬時に判断でき、より使いやすい携帯機器を実
現できる。なお、本例において、表示されるキャラクタ
は、静止画として表示してもよいが、必要に応じて動画
として表示してもよい。
【0199】電源のONにより、まず初期画面が表示さ
れ(ステップ「以下S」1)、操作部により操作するこ
とで(S2)、メイン画面が表示される(S3)。この
メイン画面の表示は、図12に示す第1の表示設定部2
10Aからの表示情報に基づいて行われる。すなわち、
図2に示すCPU28は、記憶部22内に記憶されたメ
イン画面に対応する表示情報を呼び出し、この情報を表
示部23に転送し表示する。
【0200】このメイン画面は図7の通りであり、3分
割に表示されたいずれか1つの上位メニューの選択が可
能となる。
【0201】ここにおいて、メイン画面を表示するS3
では、より詳細には図20A、図20Bに示すフローチ
ャートのような処理が行われる。先ず、何らかの操作を
した時には、画面を更新しなければならない状態が発生
する。すると、メイン画面の更新の有無を判断し(S3
0)、画面を更新するための背景画面の背景表示処理を
行なう(S32)。この背景表示処理は、メイン画面を
生成するための背景表示処理であるから、例えば図17
Aに示す背景画面用キャラクタデータBI1〜BI7、
・・・を特定位置に貼り付けるようにして、表示制御を
行なう。
【0202】次に、メール有るか?という指令(S3
3)に対して’YES’であれば、表示画面上に図8A
に示すようなウインドウを表示し、情報の告知を行なう
(S34)。この情報告知は、メールが携帯機器に着信
した時のみ行われるので、先ずS34aで、最初(1回
目)の表示がどうかを判断し(S34a)、メールの発
信者の顔写真やトピックを一時的に表示すると共に、所
定の期間例えば1秒間表示を行なうと、自動的に表示を
消す処理を行なう(S34b)。
【0203】次に、メールの内容解析を行なう(S3
5)。ここでは、通信により送られてくるメールそのも
のの内容であるデータを処理する(S35a)。例えば
先ず、当該データを記憶部22内のデータ管理部220
のメールデータ格納部220Aに記憶させる。さらに、
データが送信されてくる際には、図15に示す電磁信号
のように、その先頭には複数のヘッダ部(220A−1
・・・・220A−N)があるため、このヘッダ部(2
20A−1・・・・220A−N)に格納された各種情
報(例えば、メールの発信者名、着信日時等)をヘッダ
解析部242Aが読み取る。ファイルサイズもこれに付
髄してくる情報であるので、ファイルサイズの解析を行
なう(S35c)。
【0204】この他、詳述しないが、メールの発信者名
等をヘッダ部の解析により、解析される。
【0205】このようにして、図13に示す背景画面用
キャラクタ制御部、アイコン用キャラクタ制御部により
各々対応するキャラクタを、記憶部に格納されているビ
ットマップイメージより成る複数のキャラクタの中か
ら、鳩アイコンのビットマップイメージを選択し、例え
ば鳩アイコンを背景画面上に合成表示する(S37)。
【0206】その後、他にメールがあるかを判断し(S
37)、メールがある場合には、S34〜S36を繰り
返し、メールがない場合は、更新があるまで待機状態と
なる(S30、31の繰り返し)。プログラムは、キー
入力が発生するまで待機する。このようなステップをメ
ールに対してなくなるまで繰り返すと、背景画面上に、
鳩アイコンが並列配置される。
【0207】尚、S35において、例えば緊急度の高低
を、例えば着信時間の早遅で定義し、しかも、緊急度の
高い場合には、赤い鳩のアイコンを、低い場合には、通
常の鳩アイコンを貼付すると決めておけば、ヘッダ解析
部では、現在時刻より前のある一定の時間を基準に前の
場合は緊急度低、後の場合は緊急度高としておき、この
解析に基づいて、S36でキャラクタデータ制御部によ
り、所望のキャラクタのアイコンが表示画面上に合成さ
れることになる。
【0208】また、ヘッダ部には、電子メールの書かれ
た時間等の情報が保存されているので、これらの情報に
基づいて、時間軸上の所望位置に時間順に鳩アイコンを
貼付できる。
【0209】上記メールの場合同様、メモの場合も、メ
イン画面の更新の有無を判断し(S41)、背景画面の
表示処理を行う(S42)。
【0210】次に、メモがある?という指令(S43)
に対して’YES’であれば、表示画面上に図1に示す
ようなポストイットウインドウを表示する(S44)。
【0211】尚、S43で、’メモにはどんなメモがあ
りますか’というのを呼ぶ判断ブロックを含めても良
い。
【0212】そして、上記S35同様の内容解析を行う
(S45)。即ち、ヘッダ部には、メモの書かれた時間
等の情報が保存されているので、これらの情報に基づい
て、時間軸上の所望位置にポストイットを貼付できる。
また、データに、テキストデータが入っているとする
と、本文をもらい、フォントデータ制御部は、フォント
データ格納部とデータ処理部とに基づいて、対応するフ
ォントデータを抽出して、画像合成部に出力する。そう
すると、フォントデータ格納部には、1234、ABC
DEというフォントデータがあるので、そこから一つず
つ持ってきてポストイット上に貼っていくことで、文字
情報が出力する(S40)。尚、フォントデータ格納部
には、明朝体やゴシック体に限らず、手書文字の雰囲気
を醸し出す種々のフォントデータが格納されている。
【0213】その後、他にメモがあるかを判断し(S4
7)、メモがある場合には、S44〜S46を繰り返
し、メモがない場合は、更新があるまで待機状態となる
(S40、41の繰り返し)。このようなステップをメ
モに対してなくなるまで繰り返すと、例えば図1のよう
に背景画面上に、ポストイットが並列配置される。
【0214】尚、メモ用のアイコンや、スケジュールア
イコン、ボイスメモ等の各種の異なる種類の情報に関す
る各種のアイコンを表示画面上に表示する場合にも同様
の手法により合成表示されるので、それらの詳細な説明
は省略する。
【0215】さらに、アイコン用キャラクタデータ制御
部が、ファイルサイズの解析により、ファイルサイズが
ある一定サイズ以上のものは花びらの数の多い花アイコ
ンを選択し、一定サイズ以下のものは花びらの数の少な
い花アイコンを選択するように制御することで、花びら
の多いアイコンと花びらの少ないアイコンがそれぞれ表
示画面上に合成表示されることとなる。
【0216】また、上記S32、S44の背景表示処理
において、本例では、メイン画面上に時間軸が表示され
ているので、この時間軸を生成するためのフローを、図
24Aのフローチャートを用いて説明する。
【0217】操作部の操作によるスクロールや拡大縮小
表示、モード切換等の更新がある場合(S50)には、
表示画面上に表示される標準サイズでの表示領域(表示
スケール)を確定し(S51)、当該スケールにて時間
軸を背景画面上に合成表示する(S52)。次いで、現
在時刻を確認し(S53)、表示スケールと現在時刻に
基づいて、時間軸の表示画面上の一端及び他端に表示さ
れる時刻、及び現在時刻を示す矢印の表示位置を決定す
る(S54)。その後、現在時刻よりも過去の背景画面
を着色表示する(S55)。尚、計時部により、現在時
刻は順次進行していくので、現在時刻との整合をとるた
めに、計時部での時刻経過に伴い絶えず時間軸の表示の
更新処理が行われることは言うまでもない。これによ
り、時間経過に伴い、時間軸及び複数種類の情報が表示
画面上を順次移動するようにユーザーに視覚的に見える
こととなる。
【0218】さらに、本例の時間軸は、単位時刻毎の格
子状の複数の升目が連接して形成され、予定が入ってい
る時間軸の升目は、背景画面が着色表示されている。こ
の場合も、図21Bに示すように、S32、S44の背
景表示処理において、時間軸上の対応時刻にキャラクタ
を合成表示し(S60)、その後前記升目、予定有無エ
リア、の対応するエリアを着色表示すれば良い(S6
1)。
【0219】次に、図18に戻り、このようにして、メ
イン画面が表示されると、操作部の操作により画面を元
に戻す場合には、初期画面に戻り(S4)、ない場合に
は、他の操作があるまで待機状態となる。
【0220】操作部により、モード変更操作がある場合
には(S6)、図13に示すモード切換制御部280E
により、各モードでの背景画面の表示が行われる(S
7)。このモード変更操作は、操作部(スライダ)を上
下に操作することで行う。ここにおいては、メイン画面
の表示処理(S3)とは、背景画面用のキャラクタが異
なるだけで、その他アイコン、時間軸等の合成表示処理
は、上記S2(より詳細には図20A・図20BのS3
0〜S37、S40〜S47)とほぼ同一であるので、
その詳細な説明は省略する。
【0221】同様に、操作部の操作により画面を元に戻
す場合には、メイン画面に戻り(S8)、ない場合に
は、他の操作があるまで待機状態となる。
【0222】操作部により、スクロール操作がある場合
には(S10)、図13に示すスクロール制御部230
Gにより、スクロール後の背景画面の表示が行われる
(S11)。このスクロール操作は、操作部を操作する
ことで、画面上にてカーソルを移動させることで行う。
ここでも、メイン画面の表示処理(S3)とは、背景画
面用のキャラクタが異なるだけで、その他アイコン、時
間軸等の合成表示処理は、上記S2(より詳細には図2
0A・図20BのS30〜S37、S40〜S47)と
ほぼ同一であるので、その詳細な説明は省略する。
【0223】同様に、操作部の操作により画面を元に戻
す場合には、各モードの画面に戻り(S12)、ない場
合には、他の操作があるまで待機状態となる。
【0224】操作部により、拡大又は縮小の操作がある
場合には(S14)、図13に示す拡大縮小制御部28
0Fにより、拡大又は縮小後の背景画面の表示が行われ
る(S15)。ズーミング等は、指定された操作部を操
作することにより実現可能である。ここでも、メイン画
面の表示処理(S2)とは、背景画面用のキャラクタ、
各アイコン用のキャラクタのサイズが異なるだけで、そ
の他アイコン、時間軸等の合成表示処理は、上記S2
(より詳細には図20A・図20BのS30〜S37、
S40〜S47)とほぼ同一であるので、その詳細な説
明は省略する。その後、再びプログラムはキー入力が発
生するまで待機し、キー入力が検出された場合、ズーミ
ング解除のためのキー入力であるかどうかを判断する。
【0225】同様に、操作部の操作により画面を元に戻
す場合には、各スクロール後の画面に戻り(S16)、
ない場合には、他の操作があるまで待機状態となる。そ
の後、他の表示変更操作がある場合には、上記各種の操
作を行うこととなる(S5、S4、S13、17)。
【0226】他の表示変更操作がない場合、A処理(S
18)を行なう。このA処理では、図19に示すよう
に、先ず、各画面において、各種アイコンが表示されて
いるため、ユーザーは所望のアイコンを選択するか否か
を判断する(S19)。
【0227】ここで、アイコンの選択は、操作部を操作
することで、画面上にてカーソルを移動させ、このカー
ソルをいずれか1つのアイコン上に位置させてクリック
することで行う。これにより、図19のS19がYES
となる。一例として操作部の操作により選択されたアイ
コンの情報は、第2の表示設定部210Bより第3及び
第4の表示設定部210C・210Dに出力される。こ
の情報入力を受けた第3の表示設定部は、選択されたア
イコンにさらに複数の下位メニュー群が存在するか否か
を判断する(S20)。選択されたアイコンに複数の下
位メニュー群が存在すると第3の表示設定部により判断
された場合には、各モード画面上に下位メニュー群を表
示する。この表示は、第3の表示設定部により各モード
画面上にウインドウを開き、このウインドウ内に下位メ
ニュー群を並列にて表示することで行う。例えば、図1
0に示す上位メニュー群のアイコンのうち、ステップ1
9にて「赤い鳩アイコン」が選択された場合には、この
アイコンに対応する下位メニュー群すなわち「電子メー
ル表示画面1」の表示を行うことになる(S21)。
【0228】下位メニューの選択もアイコンの選択と同
様に、操作部を操作することで行われる。操作部の操作
によりいずれか1つの下位メニューが選択された場合に
は、S23の判断がYESとなり、選択された下位メニ
ューの情報が、第3の表示設定部より第4の表示設定部
に出力され、S24に移行することになる。なお、S2
0の判断がNOの場合にも、同様にS24に移行する。
ステップS20の判断がNOとなる場合とは、下位メニ
ュー群が存在しないオブジェクトを選択した場合であ
る。この場合には、第2の表示設定部からの出力に基づ
き、選択されたアイコンに対応する設定画面が存在する
ことが第4の表示設定部にて判別されるので、第4の表
示設定部の機能によりS24以降が実施される。あるい
は、第3の表示設定部により、対応する下位メニュー群
が存在しない旨の情報を第4の表示設定部に向け出力し
てもよい。
【0229】上述したS19〜S24の動作を行うこと
で、いずれか1つの項目が特定され、以降は第4の表示
設定部の機能によりS25以降の動作が実施される。こ
の第4の表示設定部は、特定された項目に対応する設定
画面を表示部上に表示する。そして、この設定画面中に
表示されたカーソルを、操作部の操作に基づいて、デー
タ入力制御部280Cにより移動およびクリック操作す
ることで,各種の入力が行われる。操作部の操作により
入力が行われるとS25がYESとなり、入力された情
報を設定画面に中に表示することになる(S26)。そ
の後、後述する動作により入力が終了した場合には、S
27がYESとなり、S3、7、11、15に戻ってメ
イン画面が再度表示される。また、この設定画面には、
同一クラスに包含される他の下位メニューが表示されて
おり、この設定画面上にて他の下位メニューが選択され
た場合には、S28がYESとなってS21に戻り、選
択された下位メニューに対応する設定画面が表示されて
いることになる。S28およびS27がNOである場合
は、S25〜S27を繰り返し行うことになる。
【0230】これら、第1〜第4の設定部での上位メニ
ュー、下位メニューの階層を操作部24の操作に基づい
て、画面階層制御部280Dが制御することとなる。
【0231】また、アイコンを所望の位置へ移動させる
場合には、操作部の操作に基づいて、アイコン移動制御
部280Hを制御する。この制御に基づいて、UI処理
部240の例えばアイコン用キャラクタデータ制御部2
50Bでの所望のアイコン及びアイコン貼付位置が決定
されて、表示部に出力される。
【0232】尚、音声入力等を行なう場合も、操作部2
4に基づいて、音声入力部27より音声入力を行なう。
音声入力制御部280Aにより音声情報がデータ管理部
に移動される。指定の時間が来ると、操作部により音声
出力制御部270は、記憶された音声情報を取り出し、
音声出力部20へ音声出力すると共に、表示制御部を介
して表示部にも、所望の表示を行なうこととなる。
【0233】また、本例では、スケジュール表示モード
に含まれるカレンダー表示モードにおいては、蝶カーソ
ルを用い、カーソルが移動している間には、蝶の羽がバ
タバタするように表示することとしている。これによ
り、背景画面がカレンダーのような複数の桝目により形
成される場合でも、カーソルを視覚的に認識しやすくし
ている。このような表示処理を行なう一例として、例え
ば図22のような処理を行なうことが好ましい。
【0234】即ち、図22において、先ず、カーソルを
表示させる指示の有無を判断し(S90)、指示がない
場合には、カーソルを表示する指示があるまで待機状態
となる。指示があると、キャラクタデータ制御部等によ
り、記憶部に格納された蝶のキャラクタデータを、当該
カーソルが指示する指示座標上に合成表示を行なう(S
91)。
【0235】そして、蝶カーソルの移動操作の有無を判
断する(S92)。移動操作がない場合は、処理は終了
し、移動操作があった場合には、S93を行なう。S9
3では、恰も蝶の羽を震わす如く表示されるよう段階的
に形成された複数の蝶のキャラクタデータを一定時間毎
に交互に表示させる制御を行なうと共に、図示しない乱
数生成部にて生成されたランダムなカーソルの指示座標
値に基づいて、蝶のキャラクタデータを移動させる制御
を行なう。
【0236】カーソルの移動操作の終了の有無を判断し
(S94)、カーソル移動操作が続行されている場合に
は、S93を繰り返し、終了した場合には、処理を終了
させる。
【0237】次に、PC1又は携帯機器2の使用方法を
説明する。先ず、メニュー画面が表示されている状態
で、ユーザは、各種機能が割り付けられたアイコンを操
作する。項目が選択されると、図18に示すS6にて、
図10に示す上位メニュー群のうちの「コミュニケーシ
ョンモード」が選択され、さらに、「赤い鳩アイコン」
を選択すると、S19を経てS21にて「電子メール表
示画面」が表示される。ユーザーは、この設定画面を見
ながら操作部に基づいて、電子メールに関するデータを
設定入力する。ここで、設定画面の一例を図2に示す。
同図において、この設定画面34内には、表示欄が上下
に並列に表示される。
【0238】操作部の操作により、カーソル(条件設定
用バー)を位置設定させることにより、所望の各表示欄
の位置に設定され、カーソルを移動させることで条件の
変更が可能である。以下、同様に、上記の手順により、
PC1又は携帯機器2のための各種入力の設定が終了す
る。
【0239】これらの各種入力が終了したら、例えばP
C1では画面中のプルダウンメニュー欄の「File」
をカーソルにて選択することで、その下位メニューを選
択して例えば保存することができる。データは、自動的
に画面のデータ設定項目のデータとして設定され、PC
側に送信されることになる。
【0240】そして、このようにして入力されたデータ
が、例えば携帯機器2からPC1側へ送信されると、P
C1は、データベースと照合し、画面を当該携帯機器の
表示部上に表示する。このようにして、ユーザは、携帯
機器2から各種予定の入力、閲覧を行うことが可能とな
る。
【0241】なお、上述の例えば図12、図13に示す
ソフトウエア構成、図14のメモリマップ等は、携帯機
器に限らず、他の情報処理装置、PC、EWS等にも適
用できることは言うまでもない。
【0242】[実施の形態2]次に、本発明に係る表示
装置の実施の形態2について、図23〜図32を用いて
説明する。尚、上記実施の形態1と同様の構成について
は、その詳細な説明は省略する。本例では、表示画面の
構成を図23A、図23Bのように構成している。
【0243】本例の携帯機器300は、操作部301と
してラグビーボール型であって楕円形状の回転入力部で
あるカーソルボタン301A、タブスイッチ301B、
オプチィンボタン301C、録音ボタン310Bを形成
している。
【0244】このカーソルボタン301Aは、図23B
の縦軸Yを中心としてθ方向に回転させる回転操作と、
矢印O方向に押した後に矢印P方向に上昇させる押し上
げ操作と、矢印O方向に押した後に矢印Q方向に下降さ
せる押し下げ操作と、の3つの操作が可能な構成として
いる。
【0245】また、タブスイッチ301Bは、紙面と垂
直な方向にて押し上げ押し下げ動作が可能なように構成
されている。
【0246】図23Aは、電源投入後の初期画面310
(デフォルトビュー)の状態を示している。この初期画
面310では、表示部302の上部領域に表示されて現
在の曜日を表示する曜日表示のエリア310Aと、中部
領域に表示されて現在の時刻を表示する時刻表示のエリ
ア310Bと、表示部301の下部領域に表示されて現
在の日付を表示する日付表示のエリア310Cと、が表
示できるように構成される。
【0247】電源投入後に、表示部302には、図23
Aに示すように、先ず初期画面310が表示され、操作
部301Bの操作により、図23Bに示すメイン画面と
してのスケジュール表示モード320Aが表示される。
【0248】このスケジュール表示モード320Aで
は、表示画面最上部の日付表示エリア330と、所定の
時間軸を表示する縦線にて形成され、カレンダーとして
のスケジュール表示エリア340と、前記スケジュール
表示エリア340の時刻単位を示す時間軸表示エリア3
50Aと、表示画面最下部のアイコン表示エリア360
と、を有する。
【0249】この日付表示エリア330の下端には、ス
ケジュール表示エリア340上の現在時刻を表示した矢
印であるブラックバー334が形成されており、カーソ
ルとして機能する。
【0250】そうして、このブラックバー334の指し
示す時間軸の縦線344を境界に、過去を示す時間領域
の背景画面を背景画面着色表示エリア342として例え
ば灰色等にて着色表示を行っている。
【0251】また、スケジュール表示エリア340に
は、所望の予定時刻にスケジュールアイコン346を有
しており、このスケジュールアイコン346を操作する
ことで、下位メニューのスケジュールの閲覧ができる。
【0252】また、時間軸表示エリア350Aには、ス
ケジュールアイコン346に対応する時間軸上の位置を
着色表示する予定有無着色表示エリア352として形成
している。図23Bでは、スケジュールアイコン346
が、9時から12時にまで亘って形成されているので、
予定有無着色表示エリア352においても、9時から1
2時を着色表示して、時間軸上にて予定の有無を一目で
わかるように形成している。このようにすることで、ユ
ーザーは、視覚的に簡単に現在の予定を見いだすことが
できる。
【0253】アイコン表示エリア360には、ボイスメ
モを登録したことを表すマイクアイコン362と、電子
メールにてメッセージを受けたことを示す封筒アイコン
264とが表示されている。これらの各アイコンを、ス
エジュールアイコン346同様に操作することで、下位
メニューのボイスメモの試聴、電子メールの閲覧等がで
きる。
【0254】タブスイッチ301Bを押すことで、スケ
ジュール表示モード320Aの時間軸を、6時間モー
ド、12時間モード、1週間モード、1ヶ月モードに切
り換ええて、各モード毎に各々ズームイン(拡大表示)
することができる。また、タブスイッチ301Bを持ち
上げることで、ズームアウト(縮小表示)を行うことが
できる。図23Bでは、6時間モードを示しており、図
26Aでは、12時間モード、図26Bでは、1週間モ
ードを表示している。
【0255】図27Aにおいて、カーソルボタン301
Aを押し下げることで、スケジュール表示モードからメ
モモードに切り替わる。即ち、カーソルボタン301A
の押下操作により、図27Bに示すように、日付表示エ
リア330がアイコンエリア360にまで下方にジャン
プする。そして、カーソルボタン301Aを回転させる
ことで、所望のアイコンの位置まで移動させ、マイクア
イコン362Aの位置にまで移動させたならば、タブス
イッチ301Bを押すことで、録音した内容を音声出力
部を介して聞き取ることができる。
【0256】次に、この録音情報をスケジュール表示エ
リア340に組み込む場合には、図27Cに示すよう
に、タブスイッチ301Bを持上操作により、マイクア
イコンを上昇させてブラックバー334に接触させる。
そして、図28Aのようにカーソルボタン301Aを押
し上げ操作することで、図28Bのように日付表示エリ
ア330が上昇する。その後、カーソルボタン301A
を回転させることで、図28Cに示すように、所望の時
刻例えばPM6時にまでマイクアイコン362Aを移動
させる。そして、タブスイッチ301Bを押し下げるこ
とで、マイクアイコン362Aがカーソルから離れ、マ
イクアイコン362Aをスケジュール表示エリア340
上に貼り付けて、時間軸への予定の組み込みが完了す
る。
【0257】さらに、図29Aに示すように、オプショ
ンボタン301Cを1回操作することで、モードを切り
換えることができ、再度押すことで、元のノーマルモー
ド(スケジュール表示モード)に戻ることができる。
【0258】本例では、図29Bに示すようなデータべ
ースモードに切り換えている。ここで、データベースモ
ード400においては、4つのカテゴリー「Clients」
410、「Vendors」411、「Personal」412、「S
etting」413に分類されている。尚、「Setting」モ
ードは、時刻調整や、各種の調整を行うためのモードで
ある。
【0259】カーソルボタン301Aの操作により、ブ
ラックバー(カーソル)を水平方向に移動させ、いずれ
かのカテゴリーを選択し、図29Cに示すように、タブ
スイッチ301Bの操作により、「Clients」 リストを
選択する。すると、図30Aのような画面が表示され、
カーソルボタン301Aを回転させることで、選択バー
が水平方向に移動し、イニシャル例えばKを選択する。
【0260】すると、図30Bに示すように、名前リス
トの横に、上下方向に移動可能な仮想的なカーソルが表
示され、カーソルボタン301Aの押上又は押下操作に
より、所望の名前を選択できる。尚、カーソルが表示部
302の端に到達すると自動的にスクロールがなされ
る。
【0261】そして、タブスイッチ301Bの操作によ
り、図30Cに示す名前によって与えられる情報を閲覧
できる。その後、カーソルボタン301Aの押上又は押
下操作により、仮想的なカーソルを上下方向に移動させ
ることで、スクロールさせ、所望の情報を探すことがで
きる。
【0262】また、電子メールを受け取ると、図25C
に示すような、告知ウインドウが表示される。この告知
ウインドウには、発信者の顔写真、発信者名、発信時刻
を表示することができる。
【0263】なお、急ぎの情報でない場合には、情報告
知は行われず、自動的に封筒アイコン364の貼り付け
が行われ、後でユーザは、当該アイコン364を選択す
ることにより、内容を閲覧できる。
【0264】さらに、ボイスメモを録音する場合には、
録音ボタン301Dを操作することで、図31の表示画
面が表示されている期間内に録音を行うことができる。
【0265】そうして、図23Bのスケジュール表示モ
ードにおいては、カーソルボタン301Aの回転操作に
より、時間軸方向と同一方向にスクロールすることがで
きる。これにより、腕装着型の携帯機器例えば時計等を
腕に装着して操作部を操作する場合には、従来通りの操
作部の構成では、表示画面の変更やカーソルの移動、画
面のスクロール等の操作を行なおうとすると、腕の装着
方向、操作部の大きさの観点から、画面表面上の位置指
定やスクロールを良好に行なえないという問題があっ
た。これに対して本例では、スクロールの方向と同一の
方向に操作部を回転可能に形成しているので、ユーザー
の操作性が向上する。
【0266】また、全方向への移動可能なポインタ例え
ばマウス、トラックポイント等では、カーソルがふらふ
らしてその指示がかえって不安定となる。これに対して
本例では、一軸方向にのみカーソルの移動が可能である
ことから、移動を安定して的確に行うことができる。加
えて、この一軸方向に沿って回転可能な回転操作によ
り、当該一軸方向へのカーソルの移動を、回転する際の
遠心力と慣性を利用してより安定させながらもより速く
移動させることができる。これにより、回転操作を行う
ことで、カーソルの水平方向の的確な指示及び高速移動
が可能となり、操作の実行とそれに対応する画面の反応
が一義的なので、解りやすいインターフェイスが実現で
きる。
【0267】また、本例では、表示枠外データの表示
(キャッチネット・メタファ)の機能を有している。時
間軸の貼り付けたメモ(或いはオブジェクト)は時間が
過ぎて表示上の時間軸が移動していくのに伴い動いてい
く。しかし、その貼付いた位置の時間が表示の外に出て
も必要なメモは表示枠外に消えることなく残る。
【0268】このような場合には、例えば表示部302
の過去を示す左端領域に亘ってキャッチネットエリアを
専用に設け、そこに時間軸をはずれたデータを貼付け
る。即ち、キャッチネットエリアは、時間経過に伴い表
示画面上より消失するアイコン情報を、時間軸表示エリ
アに表示する。
【0269】このキャッチネットエリアの表示処理を行
なうには、図21Cに示すフローチャートのように行な
う。
【0270】即ち、時間軸移動の更新処理と共に、キャ
ッチネットエリアにアイコンが入ったか否かの判断を行
なう(S70)。入った場合には、キャッチネットエリ
アにて時間軸に関係なく、アイコンを積層等の表示を行
なう(S71)。入らない場合には、通常の時間軸に従
って、アイコンの表示がなされる。そして、キャッチネ
ットエリア内のアイコンは、スケジュールアイコンの予
定発生時間からK時間後(予定入力時刻と現在時刻との
差がK時間を超える場合)に、キャッチネットエリア上
の表示画面から当該アイコンを削除する(S72)。こ
れにより、アイコンは、ある一定のK時間が経ったら消
すことができる。
【0271】図24には、上記のような画面表示の階層
構造が示されている。操作部により、データベース表示
モードと、スケジュールモードとの切換が可能である。
【0272】図25A〜図25Cには、画面をスクロー
ルさせると共に、ズーミングを行なった場合の表示画面
を示している。このスクロール処理を行なう場合には、
先ず、図32Aに示すように、ラグビーボール型の操作
部であるカーソルボタン301Aを回転させ(S10
0)、処理A(S101)によって、回転方向を決定す
る。
【0273】即ち、S101の処理Aでは、先ず、回転
方向が右回転か左回転がを判断する(S110)。次い
で、左方向に回転した場合には、左方向に回転した分の
回転量例えば回転角度、回転数等を検出する(S111
a)。次いで、検出した回転量に対する表示画面上での
スクロール移動量を、予め記憶部等にて用意されている
回転量−スクロール移動量変換テーブル等を用いて算出
する(S112a)。その後、算出されたスクロール移
動量の分だけ、表示制御部にて表示画面の移動処理、即
ち表示画面の更新処理を行なう(S113a)。このよ
うにすることで、表示画面スクロール処理(S102)
に到達できる。
【0274】尚、このスクロール処理に係る表示画面の
更新処理にあっては、スクロールにより横方向に移動し
た分Xが、表示画面の横方向のサイズX1よりも少ない
場合には、更新する必要のない旧データの表示領域X1
−X分は、一旦状態を保持して表示画像を残しておき、
新規に表示される領域Xの部分のみを追加するような更
新処理を行なうことが好ましい。こうすると、スクロー
ル時の処理速度の向上等を図ることができる。
【0275】また、S110で、右方向に回転した場合
には、S111b〜S113bに示すように、S111
a〜S113a同様の処理を行なう。尚、S112bで
は、回転量−スクロール移動量変換テーブルを左回転用
に専用に設けているが、右回転用のものを兼用しても良
い。
【0276】そして、スクロール処理に関する表示処理
を行う(S102)。その後、カーソルボタン301A
の回転が停止したかを確認し(S103)、B処理を行
なう(S104)。
【0277】本例の操作部のカーソルボタン301A
は、回転操作による表示画面のスクロール処理に加え、
押上、又は押下操作による表示領域の拡大縮小処理、ブ
ラックバー(カーソル)の上下方向での移動処理をも行
なうことができる。従って、以下のB処理をも行なうこ
とができる。
【0278】S104のB処理では、図32Cに示すよ
うに、カーソルボタン301Aの押下操作、又は押上操
作がある場合(S120)には、押上操作か押下操作の
どちらの操作が行われたかを判断する(S121)。操
作がない場合には、B処理は終了する。押上操作があっ
た場合には、下部の表示領域を拡大する表示処理を行な
う(S122)。押下操作があったことを検出した場合
には(S123)、上部の表示領域を拡大する表示処理
を行なう(S124)。そして、拡大表示を終了させる
場合には、B処理を終了させ、拡大表示処理を続行する
場合には、S121からのステップを繰り返す(S12
5)。
【0279】このように、実施の形態2では、表示画面
上には、作成又は着信した表示データをその時点での時
間軸において表示データの内容を整理管理することがで
きる。これにより、複雑な階層構造をとらずに時間をキ
ーとして容易に検索できる。
【0280】また、データを意図的にある時間軸上に移
動することで、リスト、スケジュールとして活用するこ
とができる。さらに、時間軸が時の経過と共に動いてい
くので、現在と対象とする事象、イベント等との相対的
な時間位置関係がよくわかる。
【0281】また、時間軸の表現、過去と未来とを表示
色(又は白黒反転)で識別することができるので、現在
の位置は、異なる表示色の境界で表現。これにより、表
示の時、象限が過去、未来、現在が、一目で分かる。
【0282】また、時間のスケール調整(ズーム)、時
間軸の各桁(月、週、日、時間等の階層)はその階層毎
にズーミングできる。時間スケールと連動した表示内容
の拡大縮小ができる。ズームのスケール(5時間、12
時間、一週間のスケジュール)に合わせてデータの表示
する範囲を自動的に変化させる。
【0283】時間軸のスケールの拡大、縮小で各スケジ
ュール等に付髄する細かいデータは見えたり(拡大)、
見えなかったり(縮小)する。縮小した場合でも、スケ
ジューリングのボリュームだけは面積的な表示をするこ
とにより、概略の詰まり具合がわかる。
【0284】尚、上記例では、回転入力部とスクロール
との制御関係を、3回回転すると画面が数センチ分移動
するというようなテーブルを用意することで達成した
が、回転角検出手段をCPUに接続して、回転角と横移
動量との対応関係を定義した回転角−横方向移動変換テ
ーブルを記憶部に記憶させ、CPUは回転角−横方向移
動量変換制御手段として機能するよ構成しても良い。
【0285】[実施の形態3]次に、本発明に係る表示
装置の実施の形態3について、図33〜図43を用いて
説明する。尚、上記実施の形態1、2と同様の構成につ
いては、同一の符号を符し、その詳細な説明は省略す
る。本例では、表示画面の構成を図36A、36Bのよ
うに構成している。
【0286】同図において、本例の携帯機器500は、
操作部501として回転入力部であるリューズ501A
と、リューズ501Aの上方にあるズームインボタン5
01B、リューズの下方にあるズームアウトボタン50
1C、表示部の下方にあるファンクションボタン501
D、録音ボタン501Eを形成している。
【0287】リューズ501Aは、図36Aの矢印R又
はS方向に回転させる回転操作と、T方向で押し引き可
能な押す操作と、の2つの操作が可能な構成としてい
る。この回転操作により、カーソルの上下方向(U、
V)の移動を行い、カーソルが画面の上端又は下端にく
ると、画面の上方向(U)又は下方向(V)へのスクロ
ールが可能となる。
【0288】ズームインボタン501Bは、スケジュー
ル表示モード内における、5時間モード、12時間モー
ド、1週間モード、1ヶ月モード、1年モードへとモー
ド切換を行なうものであり、戻る場合には、ズームアウ
トボタン501Cを操作する。また、ズームインボタン
501Cは、アイコンの選択を行い、下位メニュー画面
を表示するものである。ズームインボタン501Bとズ
ームアウトボタン501Cを同時に押すと、いかなる画
面であっても、現在の時刻を表示する1日5時間のスケ
ジュール表示モードに戻ることができる。
【0289】スケジュール表示モードの1週間モードで
は、電子メールアイコン560、ボイスメモアイコン5
50が時間軸上に置かれているのみで、スケジュールの
詳細は表示されない。従って、例えば、所望の予定が入
力されたスクジュールの時間帯を探すには、先ず、図3
6Dのように、スケジュール表示モードの1ヶ月モード
で、カーソルをズームインしたい週に合わせズームイン
ボタン501Bで拡大する。同様にして、図36Cに示
すように、スケジュール表示モードの1週間モードでズ
ームインしたい日を選択して、所望の予定の箇所を探す
ことができる。
【0290】図33Bにおいて、メイン画面としてのス
ケジュール表示モード510では、左から予定日付表示
エリア512、時間軸表示エリア520、スケジュール
表示エリア530、現在時刻表示エリア516と、に分
割される。時間軸及びスケジュールは、画面上方が未来
になり、画面下方が過去を表し、境界線が現在時刻を表
し、当該境界線より下方の背景画面を例えば灰色等にて
着色表示する。
【0291】表示部503の下方には、ボイスメモアイ
コン550、積層表示された電子メールアイコン560
が形成され、表示部503の上方には、Todoアイコ
ン536A〜D、スケジュール表示エリア530には、
スケジュールアイコン534が形成される。
【0292】Todoアイコン536は、これからしな
ければならない事項であるから未来を示す画面の右上に
並べて表示される。Todoアイコン536の大きさ
は、各々のアイテムの重要度、緊急度を表している。こ
れらのアイコンは、左から古い順に並べられる。
【0293】この場合の表示画面の特徴として、完了し
なければならない時間が近づくとアイコン情報例えば図
33Bに示すスケジュールアイコン534、TO−DO
リストアイコン536A等の表示が大きくなる。また、
ボイスメモアイコン550Aは、録音した時間が長いと
大きく表示され、ユーザーはアイコンの大きさだけで、
内容を思い出すことができる。
【0294】また、電子メールアイコン560は、重畳
領域を含むように積層表示され、同種のアイコンをずら
せながら下から順に上に重ねて表示することにより、多
数の表示を可能にする。これにより、着信メール等の数
がブロック等の積層の度合で視覚的に大まかに理解でき
る。尚、この積層の数は、ある一定の数を超えると多数
とする。
【0295】Todoアイコン536を選択してウイン
ドウを開くと、図39Aのような表示画面が表示され
る。リューズ501Aの押し、引きで、「DONE」538
A、「NOTYET」538Bを選択し、ズームインボタン5
01Bで選択する。DONEタブ538Aを選択する
と、図39Bのようなチェックマーク589が表示さ
れ、ウインドウ(ダイアログ)を爆発するように表示す
る手段を設け、爆発させる等の効果で、ユーザーにTo
doをやり遂げたという達成感を与える。
【0296】ボイスメモアイコン550は、既に作成し
たものであることから過去を表す画面右下に並べて表示
される。
【0297】ズームインボタン501Bの操作により、
ボイスメモアイコン550を選択してウインドウを開く
と、図40Aに示すように、上方にメモを作成した(録
音した)日付、時刻、録音時間を表すバーグラフが表示
される。ユーザーは、これらを見ることで、再生せずに
メモを思い出すきっかけにすることができる。
【0298】下方には、「廃棄」552A、「再生」5
52B、「時間軸に移動」552Cという、このメモに
対する処理をアイコンで表示している。
【0299】リューズ501Aの押し、引きで望みのア
イコンを反転させ、セレクト機能を有するズームインボ
タン501Bで処理を選択する。何の処理も行わない時
は、キャンセル機能を有するズームアウトボタン501
Cを押すことでウインドウを閉じる。
【0300】「時間軸に移動」552Cを選択すると、
ボイスメモアイコン550Aがカーソルに捕らえられて
点滅する。リューズ501Aを回転させ、所望の時刻に
ドラッグによりアイコンを移動させ、リューズ501A
を押して時間軸に貼り付ける。
【0301】ここで、ズームインボタン501Bを押す
とウインドウが表示され、セットする時間と日付を確認
し、アラーム音の音色、ピープ音、振動等の告知手段を
選択した後、ボイスメモアイコン550Cがスケジュー
ル上に置かれる(図40B)。
【0302】尚、この告知手段は、ユーザーの状況に応
じた告知を行う第1の告知部、情報の内容に応じた告知
を行う第2の告知部、知らせる重要度、緊急度に応じた
告知を行う第3の告知部、を有していずれかに切り換え
可能としている。例えば眠っている、控えめに点滅、会
議中は迷惑をかけないように音ではなく、振動によって
メールの着信を知らせる、着信の音声はユーザーの名前
で知らせる等。尚、この他告知手段として、音色により
告知する音色変更部、音声変更部、振動発生部、におい
発生部、光発生部、電気ショックを行う電気生成部等が
挙げられる。
【0303】ボイスメモを録音する場合には、録音ボタ
ン502を押すと、図42Aのようなウインドウが開
き、録音スタンバイになる。この状態で、ユーザーは録
音を行うことができる。音声を認識すると、図42Bに
示すように、「RECORD」画面622が点滅し、録音中の
インジケーションになり、録音経過時間がバーで表示さ
れる。しゃべるのをやめると、自動的に録音が終了し、
次の下層メニューのウインドウ624が開く。
【0304】このウインドウ624では、図42Cに示
すように、録音した日付、時刻、録音時間が表示され、
「消去」626C、「再生」626B、「時間軸に移
動」626Aという処理をリューズ501Aの押し引
き、とズームインボタン501Bの操作により選択す
る。ズームアウトボタン501Cを押すと、スケジュー
ル表示画面に戻る。
【0305】デスクトップ又はノートPC、サーバーへ
の電子メールが着信すると、本携帯機器2にもその旨の
情報告知がなされる。具体的には、図41Aに示すよう
に、現在時刻の位置に電子メールアイコン560が自動
的に現れ点滅する。ズームインボタン501Bの操作に
より、「URGENT」561B、「R.S.V.
P.」等のメールのタイプの表題を持つ下位メニューの
ウインドウ561が表示され、当該ウインドウ561内
には、発信者の顔写真561Aと、メッセージ内容の要
約561Cが表示される。
【0306】この状態で、さらにズームインボタン50
1Bを押すと、図41Bに示す下位メニュー画面562
が表示され、ウインドウ562上方に受信時間、日付と
発信者の名前が表示される。下方のアイコンでこのメー
ルに対する処理「開封済み」563B、「時間軸に移
動」563Aを選択する。「時間軸に移動」では、時間
になったら知らせるようにすることができる。
【0307】また、これらの各種アイコンは、時間軸上
に自由に貼り付けることで、スケジュールの中に経時的
に組み込むことができる。例えば図40Cの例では、時
間軸の横にもボイスメモアイコン550Bが置かれてい
る。
【0308】さらに、本例では、ボイスメモアイコン5
50、電子メールアイコン560は、入力時間、着信時
間というように時間軸上に置かれるが、表示がされてい
る時間よりも過去にあるものは、スケジュール表示領域
下方に集められ画面内に表示されるキャッチネットメタ
ファ機能を有する。
【0309】図38は、電源投入後の初期画面であるス
リープモードの状態を示している。このスリープモード
になると、下方の現在時刻518を表示する領域が拡大
し、まぶたのように画面を覆う。この部分には、バッテ
リーレベルの表示が追加される。尚、この部分を完全に
閉じる構成としても、スケジュール表示領域を例えば2
時間程度のスケール分だけ表示させるように構成しても
良い。後者の場合には、メイン画面にしなくても、スケ
ジュールを確認することができる。このような、スリー
プモードを形成することにより、画面が暗くなり、スケ
ジュールの内容を容易に他人に覗かれないようにするこ
とができる。スケジュール表示エリアは、セキュリティ
のため、ダークアウトする。ただし、各種のアイコンは
表示させておくことができ、予定の有無をチェックでき
る。右端のバーグラフは、充電レベルを表す。
【0310】スクリーンセーバーのように、いずれかの
スイッチを操作させることにより、図36Bに示すスケ
ジュール表示モードに切換えられる。一定時間操作部へ
の操作がない場合には、再びスリープモードに戻る。
【0311】(スクロール)図38に示すように、リュ
ーズを回転させて、画面をスクロールさせる。ここで、
リューズの回転とスクロールの速さが一致するようにし
ている。
【0312】ここで、スクロール処理を行なうには、先
ず、図43Aに示すように、リューズを回転させ(S1
30)、処理A(S131)によって、回転方向を決定
する。
【0313】即ち、S131の処理Aでは、先ず、回転
方向が上回転か下回転かを判断する(S140)。次い
で、上方向に回転した場合には、上方向に回転した分の
回転量例えば回転角度、回転数等を検出する(S141
a)。次いで、検出した回転量に対する表示画面上での
スクロール移動量を、予め記憶部等にて用意されている
回転量−スクロール移動量変換テーブル等を用いて算出
する(S142a)。その後、算出されたスクロール移
動量の分だけ、表示制御部にて表示画面の移動処理、即
ち表示画面の更新処理を行なう(S143a)。このよ
うにすることで、表示画面スクロール処理(S132)
に到達できる。
【0314】尚、このスクロール処理に係る表示画面の
更新処理にあっては、スクロールにより上方向に移動し
た分Yが、表示画面の横方向のサイズY1よりも少ない
場合には、更新する必要のない旧データの表示領域Y1
−Y分は、一旦状態を保持して表示画像を残しておき、
新規に表示される領域Yの部分のみを追加するような更
新処理を行なうことが好ましい。こうすると、スクロー
ル時の処理速度の向上等を図ることができる。また、S
140で、下方向に回転した場合には、S141b〜S
143bに示すように、S141a〜S143a同様の
処理を行なう。尚、S142bでは、回転量−スクロー
ル移動量変換テーブルを下回転用に専用に設けている
が、上回転用のものを兼用しても良い。
【0315】そして、スクロール処理に関する表示処理
を行う(S132)。その後、リューズ501Aの回転
が停止したかを確認し(S133)、B処理を行なう
(S134)。
【0316】本例の操作部のリューズ501Aは、回転
操作による表示画面のスクロール処理に加え、押引、又
は押出操作によるカーソルの左右方向での移動処理をも
行なうことができる。従って、以下のB処理をも行なう
ことができる。
【0317】S134のB処理では、図43Cに示すよ
うに、リューズ501Aの押引、又は押出操作があるか
どうかを判断する(S150)。操作がない場合には、
B処理は終了する。操作があった場合には、リューズ5
01Aの移動量を検出する(S151)。次に、リュー
ズ501Aの移動量から、対応テーブル等を用いてカー
ソルの移動量を算出する(S152)。これによって、
カーソル移動処理を行なう(S153)。その後、例え
ばカーソルによりクリックやドラッグ等の種々の表示処
理を行い(S154)、カーソルの移動がさらに必要が
どうかを判断する(S155)。S155で、移動の必
要がある場合には、S150から処理を繰り返し、S1
55で移動の必要がない場合には、B処理を終了する。
【0318】ところで、スクロールの際には、図36A
〜36Dに示すように、スケジュールのスケールは、5
時間、12時間、1週間、1ヶ月と切換ることができ
る。このため、スケールの大小で日付、時間軸、スケジ
ュール表示の面積のバランス、特に時間軸の幅(時間軸
表示エリア520の幅)がG1→G2→G3→G4と縮
小し、予定有無着色表示エリア522の幅がH1→H2
と縮小し、予定日付表示エリア512がF1→F2→F
3→F4と拡大するので、視覚的に時間の縮尺を容易に
把握できる。尚、スケジュールにおける表題も、スケー
ルに応じて表示フォント数、フォントサイズを変えてい
る。
【0319】また、スケジュールの中のアイテムの下位
の階層の第1の情報が、携帯機器内に蓄積された例えば
アドレス等の関連情報を持つ場合、自動的に認識して第
1の情報と関連情報とが関連付けされ、前記スケジュー
ルのアイテムの欄に当該関連情報の表題が表示される。
【0320】(データベース)ファンクションボタン5
01Dを選択すると、データーベースモードに切り替わ
り、図37Aに示すようにデーターべースメニュー画面
572が表示される。このデータベースメニュー画面5
72には、5つのカテゴリー「PEOPLE」572A、「OF
FICE」572B、「PROJECT」572C、「SYNCHRONIZ
E」572D、「PREFERENCE」572Eが表示され、リ
ューズ501Aを回転させることで所望のカテゴリーを
反転表示させ(図37Aの例では「OFFICE」572
B)、リューズ501Aを引くことで選択し、下位の階
層に移動する。すると、図37Bに示すように、画面右
側より下位の階層であるアルファベット順の名前のリス
トを表示したイニシャル選択画面584が現れ、上位の
階層のカテゴリーを表示したメニュー選択領域582が
左側に詰められる。
【0321】さらに、イニシャル選択画面584におい
て、リューズ501Aを回転させることで所望のイニシ
ャルを反転表示させ(図37Bの例では「G」)、リュ
ーズ501Aを引くことで選択し、下位の階層に移動す
る。
【0322】ここで、図37Bに示すような表示画面を
生成するためには、以下のような手法が好ましい。即
ち、一般に、カーソルの動ける領域が意味のある画面
で、カーソルが動けない領域は意味のない画面であるの
で、図37Bにおいて、イニシャル選択領域584以外
の画面は、背景画面として表示される。イニシャル選択
領域584は、操作部のスクロールに応じて順次更新処
理され、A、B、C、D・・・・とリューズを回転させ
ると、Gが出たり、Hが出たりする。そして、Gの所だ
け文字を表示させる。
【0323】そして、例えばGが選択された後の画面
は、全部表示画面が更新されて図37Cのように、選択
されて左側へ幅が詰る別の表示画面となる。ここで、メ
ニュー選択領域582は書き換えずに、他の領域を書き
換える。尚、予め階層構造に従った順番にデータが並ん
でいる構成とすることにより、ランダムに入っているデ
ータを検索の度にソートし直して抽出するステップを省
略でき、制御が簡略化される。従って、データは、アル
ファベット順に全て並んでいる構造とするのが好まし
い。
【0324】図37Cに示す階層では、名前のリストを
アルファベット順に表示した名前選択画面590が表示
される。この名前選択画面590においては、メニュー
選択領域582及びイニシャル選択領域584は、さら
に左側に詰められる。この名前選択画面590におい
て、リューズ501Aを回転させることで所望の名前を
反転表示させ、リューズ501Aを引くことで選択す
る。すると、図37Dに示すように、最下位の階層の個
人データ表示画面600が表示される。
【0325】この個人データ表示画面600において
は、メニュー選択領域582、イニシャル選択領域58
4、及び名前選択領域596は、さらに左側に詰められ
る。この個人データ表示画面600の個人データ表示領
域608においては、顔写真610、名前612A、電
話番号612B、住所612Cが表示されている。
【0326】本例においては、カテゴリー「PEOPLE」5
72Aは、メニュー画面572→イニシャル選択画面5
80→名前選択画面590→個人データ表示画面600
という階層を持つ。
【0327】そして、低い階層が画面の右側から順に現
れる。即ち、図37B〜図37Dに示すように、メニュ
ー選択領域582の幅は、L1→L2→L3と下位の階
層に移るほど幅が狭まり、イニシャル選択領域584の
幅もM1→M2→M3と下位の階層に移るほど幅が狭ま
るよう構成される。このようにして、データの各階層を
横に並べ、その中の項目を縦に配置し、階層間の移動は
リューズ501Aの押し、引きで、同一階層の中での選
択はリューズ501Aの回転で行うようにする。
【0328】従って、常にどの階層にいても、現在表示
されている階層よりも上位の全階層が一画面上に表示さ
れるので、データの階層構造を解りやすくし、他の階層
のデータに移動しやすくなる。また、データの階層構造
の方向と、階層選択の操作方向とを同一方向とし、選択
する操作方向を一義的にすることで、解りやすいインタ
ーフェースを実現している。
【0329】尚、上記例では、回転入力部とスクロール
との制御関係を、3回回転すると画面が数センチ分移動
するというようなテーブルを用意することで達成した
が、回転角検出手段、左右移動量検出手段、回転角速度
検出手段等をCPUに接続して、回転角と縦移動量との
対応関係を定義した回転角−縦方向移動変換テーブル、
リューズの右又は左への移動量とカーソル移動量との対
応関係を定義したリューズ左右移動量−カーソル移動量
変換テーブル、リューズの回転角速度と拡大縮小度との
対応関係を定義した回転角速度−拡大縮小度変換テーブ
ル、を記憶部に記憶させ、CPUは回転角−縦方向移動
量変換制御手段、リューズ移動量−カーソル移動量変換
制御手段、回転角速度−拡大縮小変動量変換制御手段と
して機能するよう構成しても良い。
【0330】例えば重要度、緊急度が大きくなるとアイ
コンも大きくなる。また、完了しなければならない時間
が近づくと大きくなる。さらに、ボイスメモ、録音した
時間が長いと大きくなり、ユーザーはアイコンの大きさ
だけで、内容を思い出すことができる。
【0331】[実施の形態4]次に、本発明に係る表示
装置の実施の形態4について、図44〜図51を用いて
説明する。尚、上記実施の形態1、2、3と同様の構成
については、同一の符号を符し、その詳細な説明は省略
する。本例では、表示画面の構成を図44のように構成
している。
【0332】本例の携帯機器700は、いわゆる手書き
による書き込み入力を可能とするペン入力でカード型の
携帯機器で構成される。このため、ハーウエア構成にお
いては、上記実施の形態1〜3とは異なり、図5に示す
ブロック図の構成に加えて、ペン入力操作部を有し、さ
らにCPUには、ペン入力の文字、図形等を認識する認
識手段を有し、この認識結果に基づいて各種の処理を行
う。記憶部は、上述のRAM、ROMの他、携帯機器に
対して着脱自在の不揮発性メモリーカード、PCMCI
Aカード、本携帯装置専用のIDカード等が含まれてい
る。尚、操作部によりテキストデータを入力することも
可能である。
【0333】表示部は、画像表示機能と静電誘導タブレ
ット機能とを兼ね備えたアクティブマトリックスタイプ
の液晶表示パネルと、ペン入力操作部からの信号を受け
て表示パネル上におけるペン入力操作部の先端座標を検
出する座標検出回路と、画像表示動作及び座標検出動作
を制御する制御回路と、を有している。
【0334】ペン入力操作部は、表示パネル上の行電極
及び列電極と浮遊容量で結合されて入力インピーダンス
の高い領域検出電極を先端に有しており、行電極に印加
された走査パルス或いは列電極に印加された走査パルス
に起因して上記検出電極に誘導電圧が誘起される。座標
検出回路は、制御回路からの座標検出用タイミング信号
に基づいてペン入力操作部の検出電極に発生する誘導電
圧の発生タイミングを検出して、先端座標を検出する。
【0335】そして、表示部に表示されるメニューのう
ちペン入力操作部によって指示された処理メニューの内
容を判断する指示判断手段を有し、判断結果に応じた処
理を実施する機能と、ペン入力の文字、図形等を認識す
る認識手段を有し、この認識結果に基づいて各種の処理
を行う機能と、の切換を可能としている。
【0336】尚、ペン入力操作部と携帯機器とがケーブ
ル接続されていない場合には、ペン入力操作部の中に
は、情報収集部、コード情報生成部、一時記憶部、位置
検出部、ユーザーの操作指示に基づいて、コード情報と
位置指示信号を送出する信号発生コード情報送信部等を
形成し、1つのペン形状の座標指示器で、手書き入力
と、バーコード入力とを可能とし、表示部の構成とし
て、センスマトリックス部、位置検出部(指示座標セン
ス部)、コード情報抽出部、位置検出処理部、を有する
構成とするのが好ましい。
【0337】従って、本例の携帯機器700は、操作部
702としてペン入力操作部703、操作ボタン0〜9
を有している。
【0338】図44は、メイン画面の画面構成のレイア
ウトを示している。同図に示すように、表示部706に
は、表示部706上部に現在時刻、日付を表示する日付
表示エリア710と、電子メール表示エリア720と、
スケジュール表示エリア730と、データベース表示エ
リア740と、を有する。
【0339】日付表示エリア710には、日付が「AM
10:05 59 Thursday Oct.12」701のように
表示される。電子メール表示エリア720は、電子メー
ルが遠くから届くイメージから時間軸遠方に位置してお
り、送信者メールボックスアイコン721及びその数
と、送信待ちメールボックスアイコン722及びその数
と、受信メールボックスアイコン723及びその数と、
開封済みメールボックスアイコン724及びその数と、
が表示される。
【0340】スケジュール表示エリア730は、ランド
スケープメタファに則ったパースフェクティブのついた
時間軸表示エリア733をベースに右エリアに予定が建
物アイコン736・737の形で、左エリアには、TO
DOリストがビルボード738の形で表示される。
【0341】時間軸表示エリア733の時間軸は、手前
が現在に近く、遠方に行くに従い未来を表す。このよう
にして、時間軸を上方向から見た道路状に配置し、その
道路の周囲に置かれるオブジェクトのイメージでGUI
を設定する。本例では、例えば道路を時間軸とし、建物
をスケジュールとし、看板をTODOとし、マンホール
をメモとしている。また、時間軸表示エリア733に沿
って、予定の入っている領域を着色表示する予定有無背
景表示エリア734を形成し、現在時刻を中心に過去の
領域を着色表示する背景画面着色表示エリア732を形
成している。
【0342】道路での時間軸には遠近感があり、遠く
(未来)にあるものは小さく、次第に現在がその時間に
近づくと、オブジェクトははっきりと見えてきて、大ま
かな内容が識別できる。
【0343】道路の右側に予定が建物の形で、左エリア
にはTODOリストがビルボードの形で表示され、視野
変換ボタンとして方向転換アイコン744・745によ
り、ユーザーがどちからを向いた状態を示す各ファンク
ションモードに移る。
【0344】建物アイコン736・737は、その形状
や属性の異なる複数種類の3次元立体アニメート状のア
イコンよりなる。これらの建物の種類は予定の種類を表
し、持っているスケジュールの意味が異なる。本例で
は、ビル736はオフィシャルな予定、一般家屋737
はプレイベート予定を意味している。
【0345】看板アイコン(ビルボード)738は、道
路のある地点(時間)に固定され、時間に関連のあるデ
ータを示す足の生えた看板アイコン738Aと、空間に
浮遊して表示され、時間に関わらないデータを示す足の
無い看板アイコン738Bと、を有する。また、時間軸
表示エリア733上の過去の領域には、メモを書込むた
めのマンホールアイコン739を有している。また、時
間軸の過去を表す部分は、ダークアウトし現在点を認識
しやすくなっている。
【0346】さらに、スクロールにより、スケージュー
ルを見るスケールの大小(1日/1週間)を、道路にパ
ースペクティブをつけて、遠くのものは圧縮され、鳥瞰
図のように表示される。即ち、スクロール操作により、
時間軸のスケールを大きくとり、画面を縮小表示させる
に従い、3次元表示の視点位置を徐々に高めることで、
縮小時には、図46Aに示すように鳥瞰図のように上か
ら眺めるイメージの表示画面、鳥瞰図表示モード850
が生成される。この場合時間軸表示エリア852は、日
単位の時間軸となっており、スケジュール表示エリア8
54の各種のアイコンは小さく形成されている。なお、
この小さく形成された各種のアイコンの時間軸と直交す
る方向の長さはその日の予定の詰まり具合を表示してい
る。
【0347】ここで、このような表示画面を生成するた
めには、キャラクタを各々持ち、時間との対応によりビ
ットマップを変えることで、建物の種類を情報によって
変える。尚、細かく制御しない場合は、道路の部分は、
数字で書き換える。
【0348】また、鳥瞰図の表示は、スケジュールの頭
の開始時間情報と、長さに関する情報によって、各アイ
コンの位置を決めて、長さによって、何種類かのうちの
キャラクタを選択し、時間軸上に貼り付けることが好ま
しい。
【0349】この場合、例えば十分単位でキャラクタが
数多くあると処理が大変なので、種類は限定することが
好ましい。例えば、建物アイコンの立方体状のキャラク
タの場合には、立方体の右端の側面と左端の側面だけ絵
としてもっていて、開始時間と終了時間に基づいて、右
端と左端との間を線で結び、ドットデータの影だけ形成
するような形成手法を採ることが好ましい。
【0350】表示部706下部のデータベース表示エリ
ア740は、自分の持つデータベースとなり、電話帳ア
イコン741と、時間軸上の未来の方向へスクロールす
るためのアイコン743と、過去の方向へスクロールす
るためのアイコン742と、建物アイコン736が正面
となるような2次元表示に方向転換するための方向転換
アイコン744と、ビルボードアイコン738が正面と
なるような2次元表示に方向転換するための方向転換ア
イコン745と、を有する。
【0351】カード側面のスケール切り換えボタン70
4A・704B・704Cにより、上から月単位、週単
位、日単位への切り換えを可能としている。日単位は、
地上に近い位置、週単位は鳥の目の高さ、月単位は人工
衛星から見た位置に相当し、街をズームアップするイメ
ージとしている。
【0352】図51Dは、月単位の表示を示している。
この月単位の表示では、日単位、週単位の表示と異な
り、表示部上部は、現在近く、表示部下部は未来を示す
ようになっている。この棒グラフは、その日の予定の総
量を表す。
【0353】そして、図51Eに示すように、スクロー
ルアイコンをタッチし続けることで時間軸がスクロール
し、ペンを離すとスクロールが止まる。
【0354】図51Fにおいて、例えば11月14日の
エリア(844)をダブルタッチする。すると、その日
の日単位での時間軸へ切り換わる。図50Aに示すよう
に、さらに建物736をダブルタッチすると、図50B
に示すようにスケジュールの内容が表示される。ここ
で、予定を11月14日から変更するためには、図50
Cに示すように、時間軸上の建物をペンで所望の時刻位
置までドラッグする。
【0355】図51Aに示すように、リスト表示された
着信メールをダブルタッチすることで着信メールの中か
らメールを開く。このウインドウでは、発信者名、表題
の一覧表示がなされる。所望のメールをダブルタッチす
ると、図54Bに示すような下位メニューのウインドウ
が表示される。
【0356】ここで、図5CDに示すように、表示部の
最上部の時刻表示エリアをタッチすると、現在時間の時
間軸表示モードに戻る。
【0357】また、単に閉じる場合には、左上のクロー
ズボックスをダブルタッチすることで閉じる。
【0358】図50Dに示すように、キーボードの任意
のキーに、ペン入力操作部703をタッチすることで、
図50Eに示すようなメモモードにおけるメモ入力用画
面が開く。図50Eのメモ入力画面のウインドウの最上
部に位置する(メモ画面のタイトルバーにある)各種ア
イコンのうち、スケジュール用の入力フォーマット選択
アイコン786を、ペン入力操作部703により選択
し、ダブルタッチする。
【0359】すると、図50Fに示すようなスケジュー
ル表示画面790が表示される。このスケジュール表示
画面790においては、時間は画面内のスケールをペン
入力操作部703によりなぞって設定する。名前を入力
すると、データベースに関連データがある場合に、当該
データを示すアイコンが名前の後に表示される。
【0360】また、アラーム有無アイコン796によ
り、アラームの有無を設定する。さらに、建物のタイプ
をタッチにより建物アイコン794A〜794Dのいず
れかから選択する。
【0361】上記スケジュールを入力するための入力画
面を閉じると、図49Aに示すように、時間軸上にスケ
ジュールを示す建物アイコン736が自動的に貼付けら
れる。
【0362】次に、電子メールを作成する場合には、図
49Bに示すように、メモモードにおけるメモ入力用画
面780を開く。図49Bのメモ入力画面780のウイ
ンドウの最上部に位置する(メモ画面のタイトルバーに
ある)各種アイコンのうち、メール用の入力フォーマッ
ト選択アイコン782を、ペン入力操作部703により
選択し、ダブルタッチする。
【0363】すると、図49Cに示すような、電子メー
ル表示画面800が表示される。この電子メール表示画
面800においては、キーボードにより入力を行なう。
名前を入力すると、電子メールのアドレスがデータベー
スから自動的に引出され、電子メール表示画面800内
に表示される。キーボードを用いて電子メールを作成す
ると、電子メール表示画面800のウインドウの最上部
にあるタイトルバーの左端に位置するクローズボックス
アイコン802をペン入力操作部703によりタッチす
ることで、電子メール表示画面800を閉じることがで
きる。
【0364】そして、電子メールを作成して閉じると、
その電子メールは、送信待ちメールボックスアイコン7
22に蓄えられ、本携帯機器に含まれるカードが電話回
線に接続されると、自動的に送信される。
【0365】次に、未来においてしなければならない事
項(Todoリスト)を作成する場合には、図49Dに
示すように、ペン入力操作部703をキーボードにタッ
チする。すると、図49Eに示すように、メモモードに
おけるメモ入力用画面780を開く。図49Dのメモ入
力画面780のウインドウの最上部に位置する(メモ画
面のタイトルバーにある)各種アイコンのうち、TOD
Oリスト用の入力フォーマット選択アイコン784を、
ペン入力操作部703により選択し、ダブルタッチす
る。尚、返信ボタンをタッチすると、返信メール作成画
面に切り換わる。
【0366】すると、図49Fに示すような、Todo
リスト表示画面810が表示される。このTodoリス
ト表示画面810内のハンドライトエリア812内に、
ペン入力操作部703を用いて、手書きでインクデータ
として文字入力を行なう。
【0367】図49Fにおいては、「BUY WIN
E」と手書き入力されている。この場合には、表示文字
は、明朝体、ゴシック体等でななく、手書用のフォント
データを用いて手書き文字が表示されることとなる。
尚、図示しないが、キーボードを用いてテキストデータ
として入力した場合には、ハンドライトエリア812内
には、明朝体、ゴシック体等のフォントデータが表示さ
れることとなる。
【0368】このハンドライトエリア810に文字が入
力されると、このエリアがそのままの形で時間軸上に貼
付け表示される。
【0369】また、このTODOリストには、時間軸上
に乗るTodoリストと、時間軸上に乗らないTodo
リストとがある。そして、時間を指定した場合には、時
間軸に乗るTodoリストとして足のあるビルボードア
イコンが時間軸上に貼付くこととなる。また、時間軸に
乗らないものは、足のないビルボードの形で時間軸上の
任意の場所にフローティングして留まる。
【0370】通常は、時間の経過と共にビルボードアイ
コンは画面から消える。しかし、時間軸に乗ったTod
oリストを消去操作していない場合は、ビルボードアイ
コンは、時間の経過に拘らず、消去操作が行われるまで
下辺に留まる。ここで、いくつかのビルボードアイコン
が下辺に溜まった場合には、アイコンが交互に積層表示
される。
【0371】そして、ビルボードアイコン738Bを消
去する場合には、図48Aに示すように、ペン入力操作
部703によりチェックを行なうと、自動的にTodo
リストを表すビルボードアイコン738Bは消去される
こととなる。
【0372】次にデータベースを検索する場合には、図
49Bに示すように、ペン入力操作部703により、デ
ータベースボックスアイコン741にダブルタッチする
と、検索用のデータベース表示モードに移る。
【0373】図48Cに示すように、検索モード画面7
50においては、検索ワード入力タブ752内に、キー
ボードを用いて検索語例えば名前の頭文字例えばyaを
入力すると共に、双眼鏡アイコン754をペン入力操作
部703にてタッチすることで、検索を開始し、検索終
了後、該当するデータを表示することができる。
【0374】すると、図48Dに示すような、該当デー
タリスト表示画面760に、該当データがリスト表示さ
れる。当該該当データの中から、所望のデータの選択タ
ブ762をペン入力操作部703によりダブルタッチす
ると、図48Eに示すようなデータ表示画面770内に
詳細なデータを表示させることができる。
【0375】次に、メモを作成する場合には、図48F
に示すように、ペン入力操作部703をキーボードにタ
ッチする。すると、図47Aに示すように、メモモード
におけるメモ入力用画面780を開く。図47Aのメモ
入力画面780内に、ペン入力操作部703を用いて、
手書きでインクデータとして文字入力を行なう。
【0376】図47Aにおいては、「TAXI ¥12
0」と手書き入力されている。この場合には、表示文字
は、明朝体、ゴシック体等でななく、手書用のフォント
データを用いて手書き文字が表示されることとなる。
尚、図示しないが、キーボードを用いてテキストデータ
として入力した場合には、メモ入力画面780内には、
明朝体、ゴシック体等のフォントデータが表示されるこ
ととなる。
【0377】そして、クローズボックスアイコンをペン
入力操作部によりタッチすると、メモ入力画面780が
閉じ、図47Bに示すように、メモを作成した時間軸上
にマンホールアイコン739の形で貼付け表示される。
逆に、マンホールアイコン739をダブルタッチする
と、メモ内容表示画面が表示される。
【0378】[実施の形態5]次に、本発明に係る表示
装置の実施の形態5について、図52〜図55を用いて
説明する。尚、上記実施の形態1、2、3と同様の構成
については、同一の符号を符し、その詳細な説明は省略
する。本例では、表示画面の構成を図55Cのように構
成している。
【0379】図52Aでは、PC側の表示画面1000
(第1の表示領域)内にウインドウとして本携帯機器に
現在表示されている表示画面1002(第2の表示領
域)を表示している。そして、PC側の表示画面内に
は、例えばインターネット上の他のサーバにアクセスし
て文献の表示、写真及び説明文等を表示させ、当該表示
画像を本携帯機器の記憶部内に取り込むことができる。
この場合には、PC上の例えば本表示装置に係るソフト
(PIMソフト)等のツールでカメラツールを選択し、
対象となる画像の範囲指定を行ない取り込む部分の選択
を行なう。その後、本表示装置のメモモードにおけるメ
モの中に前記画像が取り込まれることとなる。 これに
より、PC内で携帯の表示部のメニュー画面の構成を指
定できる。また、双方での画面構成の対比を容易にし
て、ユーザーの操作性を向上させることができる。
【0380】さらに、当該画像を図52Bに示すよう
に、TodoリストモードにおけるTodoリストの中
に取り込むこともできる。即ち、第2の表示領域は、P
Cで表示される表示データの一部を抽出してアイコン情
報として指定するエリアとして機能する。これにより、
PC内で、携帯のアイコン情報の表示態様の選択を行な
うことができる。
【0381】PCと本携帯機器とは、予め指定した情報
のみのデータ同期化を行なうことができるので、PIM
ソフト本体、PIM上のメモ、ダウンロードした電子メ
ール等と本携帯機器とをシンクロできる。従って、現在
PC上の表示画面に取り込んだ画像は、そのまま同時に
本携帯機器にデータ同期化されている。このため、本携
帯機器のみをユーザーが持ち歩いていても、PC同様に
PIMソフト本体、PIM上のメモ、ダウンロードした
電子メール等を扱うことができる。
【0382】また、PC側の表示画面1000内に表示
されたアイコン(第1のアイコン情報)を圧縮して本携
帯機器の記憶部に転送し、携帯側の現在表示されている
表示画面1002内にアイコン(第2のアイコン情報)
を表示するよう構成しても良い。これにより、表示され
る概念が同一としてユーザーにとって視覚的に理解しや
すいアイコン情報を表示しながらも、記憶部に格納され
るデータ量を低減して、メモリ容量の低減を図ることが
できる。
【0383】さらに、PC側の表示部にて既成の第1の
アイコン情報を例えば第3のアイコン情報に変更するた
めの操作入力を行なうと、PCは、第1のアイコン情報
の表示を第3のアイコン情報の表示に変更すると共に、
第3のアイコン情報を通信部を介して携帯側の記憶部に
転送する。そして、携帯側では、第3のアイコン情報を
圧縮して新たな第2のアイコン情報となるように表示制
御する構成としても良い。
【0384】この場合には、先ず、PCの表示部に表示
されている第1のアイコン情報の表示態様を、ユーザー
が気に入らない場合には、操作部の操作入力により表示
部上にて第3のアイコン情報を生成し、切り換える。そ
うして、この第3のアイコン情報を、操作部によるドラ
ッグ等の操作により、携帯側に転送して圧縮して第2の
アイコン情報として表示させる。これにより、PC側で
の第1のアイコン情報の表示態様の変化に応じて、携帯
側での第2のアイコン情報をもPCに併せることができ
るので、概念を同一としながらも、携帯側で第2のアイ
コン情報を記憶部に搭載しておかなくても、ユーザーの
所望の表示態様を実現できる。
【0385】図52Cは、携帯機器側の表示画面の詳細
を示している。同図では、上記実施の形態4と異なり、
日付という時間軸1112を道路上の標識のメタファと
して表している。また、建物アイコンの高さの高低によ
って、スケジュールの量の大小を表している点で実施の
形態4と異なる。
【0386】図54Aには、方向転換後のモードにおい
て、上記Todoリストに取り込んだ画像が看板111
8として表示されている。このように、取り込んだ画像
をTODOリスト用のアイコンのキャラクタデータとし
て使用することもできる。
【0387】図54Cには、予め情報告知を設定してい
た場合に、所望の時刻になると本携帯機器の音声出力部
よりメロディ等の音声情報が出力すると共に、同図のよ
うなスケジュールの概要を示すポップアップメニュー1
142が予定が入力された建物アイコン1140に隣接
して表示している例を示したものである。このように、
情報告知の際には、音声情報と表示情報との双方を用い
てユーザーに知らせることができる。
【0388】図54Bには、TODOリストに予定を書
き込む場合の表示画面を示している。同図において、T
ODOリスト1110のモードを開くと共に、キーボー
ドの表示画像で表された文字入力インターフェース11
30のウインドウを開き、当該文字入力インターフェー
ス1130上の各種キーボードタブを上記ペン入力操作
部又は指等にて選択することで、TODOリスト111
0への文字等の書き込みを行なう。
【0389】図55Aには、ノート表示モード1150
が示されている。このノード表示モードにおいても、各
種項目の順番を入れ換えたり、項目を新たに付け加えた
りすることもできる。項目の順番の入れ換えは、例えば
指によるタッチやペン入力操作部のタッチにより行なう
ことができる。新規項目の追加でも、画面上のキーボー
ド表示された上記文字入力インターフェース1130を
用いることで指又はペン入力操作部を用いてペン入力を
行なうことができる。
【0390】図55Bには、バルーンアイコン1116
が表示されている。このバルーンアイコン1116をタ
ッチすると、電子メールを開いて、その具体的内容が表
示された下位の表示画面モードを表示することができ
る。これを示したのが図55Cである。図55Cの電子
メール表示画面1120においても、文字入力インター
フェース1130を用いることで、返信のためのメール
を作成、編集を行うことができる。
【0391】さらに、これらの作成したメールを、所望
の送信先に送信することもできる。この送信を行なう場
合には、先ず、本携帯機器に係るカードを、モデムや拡
張用のバッテリ等が内臓されたドッキングステーション
に取り付け、電話に接続する。そして、図53Aに示す
ように、画面上の電子メールを表すバルーンアイコン1
116を、ポストアイコン1114上に移動させること
によって、送信が可能となる。その後、自動的に電話回
線に接続され、メールを送信し終えると、自動的に回線
は切断される。
【0392】図53Bには、受信したメールがバルーン
アイコン1116として道路上に浮遊するように複数表
示されている画面を表している。
【0393】図53Cには、いずれかのバルーンアイコ
ン1116をクリックした後に電子メールの具体的内容
を示す電子メール表示画面1120が表示されている例
を示している。同図では、スケジュールが添付された電
子メールの場合には、電子メール表示画面1120上に
スケジュール確認用のアイコン1122が表示されるこ
ととなる。このアイコン1122を選択すると、さらに
下位メニュー画面として対象となる日時のスケジュール
表示モードが表示される。
【0394】図53Dには、逆に電子メールにスケジュ
ールを添付して送信する場合を示している。スケジュー
ルOKボタンをクリックすると、自動的にスケジュール
の項目が登録され、同時に返信用の電子メールの画面が
開く。そして、ポストアイコン1114をクリックする
ことで送信を行なうことができる。
【0395】尚、本発明に係る装置と方法は、そのいく
つかの特定の実施の形態に従って説明してきたが、当業
者は本発明の主旨及び範囲から逸脱することなく本発明
の本文に記述した実施の形態に対して種々の変形が可能
である。例えば図56A〜56Cの概念図に示されてい
るように、本例の表示装置を含む携帯機器を図56A〜
56Cの各図に示すようなネットワーク内に用いても良
い。即ち、PC1と携帯機器2−1、2−2・・・とで
通信を行なうことができるようネットワークを構成して
も良い。
【0396】本例では、本発明を腕に装着する場合を例
にとり説明したが、本発明はこれに限らず、必要に応じ
て各種用途に用いることができる。また、上記実施の形
態の携帯機器のキーを配置に限らず、必要に応じ、これ
以外の個数でもよい。
【0397】また、表示部としてLCDディスプレイを
使用した場合について説明したが、本発明ではこれに限
定されず、例えば薄型のブラウン管、あるいは液晶シャ
ッター等を用いた小型テレビ、プラズマディスプレイ等
の種々の表示装置を使用することができる。また、本発
明において表示部に映し出される映像は、必ずしも3次
元映像である必要はない。
【0398】さらに、PCの表示部においてアイコン用
キャラクタデータを例えば鳩から動物へ変更可能に形成
されている場合に、携帯機器の表示部においてアイコン
用キャラクタデータを動物で表示させ、携帯機器とPC
とを同期化させるような構成であっても良い。この場合
には、PCは、携帯機器に対して通常の情報と共に動物
に対応するビューのアイコン情報をもダウンロードする
よう構成すれば良い。
【0399】尚、PC1は、更にインターネット回線、
LAN、WAN、イントラネット回線等を介して、イン
ターネット上の他のサーバーと接続して、携帯機器2
は、PC1を介しインターネット回線の他のサーバ等へ
もアクセスできるよう構成しても好いし、PC1を介し
て、携帯機器2と、他の携帯機器との間でも情報の享受
をできるよう構成しても良い。
【0400】また、第2の情報処理装置としてPC、第
1の情報処理装置として本発明の表示装置を適用した例
を説明したが、第1の情報処理装置としてPDA、MC
C、サーバー等を用いても良い。また、第2の情報処理
装置としてPCを用いているが、ワークステーション、
メインフレーム、ワードプロセッサ装置等であっても良
い。
【0401】さらに、上記実施の形態4、5に示した表
示画面を構成する機器に、腕装着部を形成した構成であ
っても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表示装置の実施の形態の一例を示
す表示画面の概略図である。
【図2】図1の表示画面のアイコンをクリックした場合
に表示される下層メニュー画面(ウインドウ)の一例を
示す概略図である。
【図3】図1の表示画面のアイコンをクリックした場合
に表示される下層メニュー画面(ウインドウ)の一例を
示す概略図である。
【図4】本発明に係る携帯型情報処理装置とパーソナル
コンピュータとでネットワークを構成し、データ同期化
を行なう場合において、当該携帯型情報処理装置とパー
ソナルコンピュータの一例を示す斜視図である。
【図5】図4の携帯型情報処理装置、パーソナルコンピ
ュータの各々のハードウエア構成を示すブロック図であ
る。
【図6】本発明に係る携帯型情報処理装置を示す正面図
である。
【図7】図6の携帯型情報処理装置の表示部に表示され
るメイン画面を示す概略図である。
【図8】同図(A)〜(F)は、図7のメイン画面の下
層メニューに示される下層メニュー画面の一例をそれぞ
れ示す概略図である。
【図9】同図(A)〜(E)は、図6の携帯型情報処理
装置の表示部に表示される画面の一例を示す概略図であ
る。
【図10】本例の表示装置の制御系に従って表示部に段
階的に表示される、上位メニュー群、下位メニュー群及
び設定表示画面を示す概略説明図である。
【図11】本発明に係る携帯型情報処理装置のソフトウ
エア構成を示す機能ブロック図である。
【図12】本発明に係る携帯型情報処理装置のソフトウ
エア構成を示す機能ブロック図である。
【図13】図12の機能ブロック図の詳細を示す機能ブ
ロック図である。
【図14】本発明に係る携帯型情報処理装置の記憶部に
格納される情報の階層を表すメモリマップを示す概略図
である。
【図15】通信部やその他の内部装置間で送受信される
データの電磁信号を示す概念図である。
【図16】同図(A)は、携帯型情報処理装置の記憶部
に格納されるキャラクタデータと、当該キャラクタに関
連する機能プログラムとの関連性を定義したテーブルの
一例を示す説明図である。同図(B)は、携帯型情報処
理装置の記憶部に格納されるキャラクタデータと、画面
上の配置位置及びメニュー形式を、各モードに応じて示
したテーブルの一例を示す説明図である。
【図17】同図(A)は、携帯型情報処理装置の記憶部
に格納される背景画面用キャラクタデータの一例を示す
説明図である。同図(B)は、携帯型情報処理装置の記
憶部に格納されるアイコン用キャラクタデータの一例を
示す説明図である。
【図18】制御系によって実施される制御手順を示すフ
ローチャートである。
【図19】図18のフローチャートのA処理をさらに詳
細に説明したフローチャートである。
【図20】同図(A)は、図18のフローチャートのス
テップ3をさらに詳細に説明したフローチャートであ
る。同図(B)は、図18のフローチャートのステップ
3をさらに詳細に説明したフローチャートである。
【図21】同図(A)は、図20(A)、図20(B)
のフローチャートのステップ32、42をさらに詳細に
説明したフローチャートである。同図(B)は、図20
(A)、図20(B)のフローチャートのステップ3
2、42を行なう場合の一例を詳細に説明したフローチ
ャートである。同図(C)は、図20(A)、図20
(B)のフローチャートのステップ32、42を行なう
場合の一例を詳細に説明したフローチャートである。
【図22】操作系によって実施される操作手順を示すフ
ローチャートである。
【図23】同図(A)は、本発明に係る表示装置の他の
実施の形態の一例を示す表示画面の概略図である。同図
(B)は、図23(A)の表示装置のメイン画面を示す
表示画面の概略図である。
【図24】図23(A)、(B)の表示装置の制御系に
従って表示部に段階的に表示される、上位メニュー群、
下位メニュー群及び設定表示画面を示す概略説明図であ
る。
【図25】同図(A)〜(C)は、図23(A)、
(B)の表示装置の表示部に表示される画面の一例を示
す概略図である。
【図26】同図(A)、(B)は、図23(A)、
(B)の表示装置の表示部に表示される画面の一例を示
す概略図である。
【図27】同図(A)〜(C)は、図23(A)、
(B)の表示装置の表示部に表示される画面の一例を示
す概略図である。
【図28】同図(A)〜(C)は、図23(A)、
(B)の表示装置の表示部に表示される画面の一例を示
す概略図である。
【図29】同図(A)〜(C)は、図23(A)、
(B)の表示装置の表示部に表示される画面の一例を示
す概略図である。
【図30】同図(A)〜(C)は、図23(A)、
(B)の表示装置の表示部に表示される画面の一例を示
す概略図である。
【図31】図23(A)、(B)の表示装置の表示部に
表示される画面の一例を示す概略図である。
【図32】同図(A)は、図23(A)、(B)の表示
装置の操作系によって実施される操作手順を示すフロー
チャートである。同図(B)は、図32(A)のフロチ
ャートのステップ101をさらに詳細に説明したフロー
チャートである。同図(C)は、図32(A)のフロチ
ャートのステップ104をさらに詳細に説明したフロー
チャートである。
【図33】同図(A)は、本発明に係る表示装置の他の
実施の形態の一例を示す表示画面の概略図である。同図
(B)は、図33(A)の表示装置のメイン画面を示す
表示画面の概略図である。
【図34】図33(A)、(B)の表示装置の制御系に
従って表示部に段階的に表示される、上位メニュー群、
下位メニュー群及び設定表示画面を示す概略説明図であ
る。
【図35】図33(A)、(B)の表示装置の表示部に
表示される画面の一例を示す概略図である。
【図36】同図(A)〜(D)は、図33(A)、
(B)の表示装置の表示部に表示される画面の一例を示
す概略図である。
【図37】同図(A)〜(D)は、図33(A)、
(B)の表示装置の表示部に表示される画面の一例を示
す概略図である。
【図38】図33(A)、(B)の表示装置の表示部に
表示される画面の一例を示す概略図である。
【図39】同図(A)〜(D)は、図33(A)、
(B)の表示装置の表示部に表示される画面の一例を示
す概略図である。
【図40】同図(A)〜(C)は、図33(A)、
(B)の表示装置の表示部に表示される画面の一例を示
す概略図である。
【図41】同図(A)、(B)は、図33(A)、
(B)の表示装置の表示部に表示される画面の一例を示
す概略図である。
【図42】同図(A)〜(C)は、図33(A)、
(B)の表示装置の表示部に表示される画面の一例を示
す概略図である。
【図43】同図(A)は、図33(A)、(B)の表示
装置の操作系によって実施される操作手順を示すフロー
チャートである。同図(B)は、図43(A)のフロチ
ャートのステップ131をさらに詳細に説明したフロー
チャートである。同図(C)は、図43(A)のフロチ
ャートのステップ134をさらに詳細に説明したフロー
チャートである。
【図44】本発明に係る表示装置の他の実施の形態の一
例を示す表示画面の概略図である。
【図45】図44の表示装置の制御系に従って表示部に
段階的に表示される、上位メニュー群、下位メニュー群
及び設定表示画面を示す概略説明図である。
【図46】同図(A)、(B)は、図44の表示装置の
表示部に表示される画面の一例を示す概略図である。
【図47】同図(A)〜(B)は、図44の表示装置の
表示部に表示される画面の一例を示す概略図である。
【図48】同図(A)〜(F)は、図44の表示装置の
表示部に表示される画面の一例を示す概略図である。
【図49】同図(A)〜(F)は、図44の表示装置の
表示部に表示される画面の一例を示す概略図である。
【図50】同図(A)〜(F)は、図44の表示装置の
表示部に表示される画面の一例を示す概略図である。
【図51】同図(A)〜(F)は、図44の表示装置の
表示部に表示される画面の一例を示す概略図である。
【図52】同図(A)は、本発明に係る表示装置の他の
実施の形態の一例を示す表示画面の概略図である。同図
(B)、(C)は、図52(A)の表示装置の表示部に
表示される画面の一例を示す概略図である。
【図53】同図(A)〜(D)は、図52(A)の表示
装置の表示部に表示される画面の一例を示す概略図であ
る。
【図54】同図(A)〜(D)は、図52(A)の表示
装置の表示部に表示される画面の一例を示す概略図であ
る。
【図55】同図(A)〜(C)は、図52(A)の表示
装置の表示部に表示される画面の一例を示す概略図であ
る。
【図56】同図(A)〜(C)は、本発明に係る携帯型
情報処理装置とパーソナルコンピュータとでネットワー
クを構成し、データ同期化を行なう場合の例を示す概略
図である。
【図57】従来の情報処理装置と携帯用端末機との間で
のデータ同期化の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 携帯機器 21 記憶部 22 計時部 23 表示部 24 操作部 25 通信手段 26 音声出力部 27 音声入力部 28 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロイ ナカシマ 1030 エリス アベニュー サンノゼ カ リフォルニア アメリカ合衆国 95125 Fターム(参考) 5B069 CA02 CA07 CA13 CA19 DD11 HA04 HA07 HA13 HA19 JA01 JA03 JA06 JA07 LA04 LA05 LA08 5E501 AA02 AA04 AB03 AB16 AC12 AC15 AC23 AC33 BA03 BA05 BA09 CA04 CA08 CB03 CB05 CB06 CB08 CB11 CB15 CC04 CC20 EA02 EA05 EA06 EA07 EA11 EA18 EA21 EB01 EB05 EB14 FA02 FA04 FA05 FA06 FA10 FA14 FA21 FA25 FA26 FA32 FB03 FB04 FB22 FB28 FB32 FB44

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メニュー画面上に表示される少なくとも
    一つの第1のアイコン情報を表示処理する第1の情報処
    理装置と、 前記第1のアイコン情報と観念が共通する少なくとも一
    つの第2のアイコン情報をメニュー画面上に表示処理す
    る第2の情報処理装置と、 を有し、 前記第1の情報処理装置は、前記第1のアイコン情報と
    該第1のアイコン情報に対応する表示データとが記憶さ
    れる第1の記憶部と、少なくとも前記第1のアイコン情
    報を表示する第1の表示部と、前記第1のアイコン情報
    を前記第1の表示部に表示制御する第1の制御部と、前
    記第1の情報処理装置と前記第2の情報処理装置との間
    で前記表示データの送受信を行う第1の通信部と、を有
    し、 前記第2の情報処理装置は、前記表示データと該表示デ
    ータに関連付けされた前記第2のアイコン情報とが記憶
    される第2の記憶部と、前記第2のアイコン情報を表示
    し、少なくとも前記第1の表示部より小さい大きさに形
    成された第2の表示部と、前記第2のアイコン情報を前
    記第2の表示部に表示制御するための第2の制御部と、
    前記第1の情報処理装置と前記第2の情報処理装置との
    間で前記表示データの送受信を行い前記第1、第2の記
    憶部に各々記憶される各前記表示データのデータの整合
    を行う第2の通信部と、を有し、 前記第2のアイコン情報の容量は、前記第1のアイコン
    情報の容量よりも小さく形成されることを特徴とする情
    報処理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記第1の表示部のメニュー画面の第1の背景表示と、
    前記第2の表示部のメニュー画面の第2の背景表示と、
    は共通の背景属性にて表示されることを特徴とする情報
    処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記第1の表示部は、前記メニュー画面を異なる背景属
    性で複数に分割表示する複数の第1の分割表示領域を有
    し、 前記第2の表示部は、前記メニュー画面を異なる背景属
    性で複数に分割表示する複数の第2の分割表示領域を有
    し、 前記第1の分割表示領域の背景属性と前記第2の分割表
    示領域の背景属性とは、共通の背景属性にて表示される
    ことを特徴とする情報処理システム。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 前記第1、第2の記憶部は、複数の前記表示データに関
    連する複数の時間情報を有し、 前記第1の制御部は、前記時間情報に基づいて、少なく
    とも時間軸上に対応して前記第1のアイコン情報を前記
    第1の表示部に表示するよう表示制御し、 前記第2の制御部は、前記時間情報に基づいて、少なく
    とも時間軸上に対応して前記第2のアイコン情報を前記
    第2の表示部に表示するよう表示制御し、 前記第1の背景表示上の時間軸と、前記第2の背景表示
    上の時間軸との長さを異なるように形成したことを特徴
    とする情報処理システム。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記第1の制御部は、前記時間軸上のN時間に対応して
    前記第1のアイコン情報を前記第1の表示部に表示する
    よう表示制御し、 前記第2の制御部は、前記時間軸上のM(M<N)時間
    に対応する前記第2のアイコン情報を前記第2の表示部
    に表示するよう表示制御することを特徴とする情報処理
    システム。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 前記第2の記憶部は、属性の異なる複数種類の前記表示
    データの種類を識別するための複数の属性情報を有し、 前記第2の制御部は、前記属性情報に基づいて、複数種
    類の前記表示データの属性に各々対応する前記第2のア
    イコン情報を選択することを特徴とする情報処理システ
    ム。
  7. 【請求項7】 請求項1において、 前記第2のアイコン情報は、前記第1のアイコン情報を
    圧縮して前記第2の記憶部に転送されたものであること
    を特徴とする情報処理システム。
  8. 【請求項8】 請求項1において、 前記第1の情報処理装置は、前記第1の表示部にて前記
    第1のアイコン情報を第3のアイコン情報に変更するた
    めの操作入力を行なう第1の操作部を有し、 前記第1の制御部は、前記第1の操作部の操作入力に基
    づいて、前記第1のアイコン情報の表示を前記第3のア
    イコン情報の表示に変更すると共に、前記第3のアイコ
    ン情報を前記第1、第2の通信部を介して前記第2の記
    憶部に転送制御し、 前記第2の制御部は、前記第3のアイコン情報を圧縮し
    て新たな前記第2のアイコン情報となるように前記第2
    の表示部に表示制御することを特徴とする情報処理シス
    テム。
  9. 【請求項9】 請求項1において、 前記第1の記憶部は、前記第2のアイコン情報をさらに
    有し、 前記第1の制御部は、前記第1のアイコン情報と前記第
    2のアイコン情報の双方に基づいて、前記第1のアイコ
    ン情報を表示する第1の表示領域内に、前記第2のアイ
    コン情報を表示する第2の表示領域を重畳表示するよう
    に制御することを特徴とする情報処理システム。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記第2の表示領域は、前記第1の表示領域内に表示さ
    れる表示データの一部を抽出して前記第2のアイコン情
    報として指定するエリアであることを特徴とする情報処
    理システム。
  11. 【請求項11】 請求項1において、 前記第2の情報処理装置は、前記第2の表示部の表示を
    変更するために操作入力を行なう第2の操作部を有し、 前記第2の制御部は、前記第2の操作部の操作入力に基
    づいて、前記表示データを前記第2の記憶手段に新たに
    登録し、前記第2のアイコン情報を前記メニュー画面に
    新たに表示制御することを特徴とする情報処理システ
    ム。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 前記第2の情報処理装置は、音声情報を入力する音声入
    力部と、前記第2の操作部の操作入力に基づいて前記音
    声入力部の音声情報を入力制御する音声入力制御部と、
    をさらに有し、 前記第2の制御部は、前記音声入力制御部での音声情報
    の入力制御に基づいて、前記第2のアイコン情報をメニ
    ュー画面に表示制御することを特徴とする情報処理シス
    テム。
  13. 【請求項13】 請求項11において、 前記第2の情報処理装置は、音声情報を出力する音声出
    力部と、前記第2の操作部の操作入力に基づいて前記音
    声出力部の音声情報を出力制御する音声出力制御部と、
    を有し、 前記第2の制御部は、前記第2の操作部の操作入力に基
    づいて、前記音声出力制御部での音声情報を出力制御
    し、前記第2のアイコン情報を消去するように表示制御
    することを特徴とする情報処理システム。
  14. 【請求項14】 請求項11において、 前記第2の制御部は、前記第2の操作部の操作入力に基
    づいて、前記時間軸上の単位時間間隔を可変とするよう
    に表示制御することを特徴とする情報処理システム。
  15. 【請求項15】 請求項4において、 前記第2の情報処理装置は、現在時刻を計時する計時手
    段をさらに有し、 前記第2の制御部は、前記計時手段の前記時間情報に基
    づいて、時間経過に応じて前記時間軸及び前記アイコン
    情報が順次当該一軸上に沿って前記表示画面上を移動す
    るように、前記表示画面を順次更新処理することを特徴
    とする情報処理システム。
  16. 【請求項16】 請求項1において、 前記表示データは、前記第2の通信部を介して送受信さ
    れる電子メール情報と、この電子メール情報の着信時間
    に関する着信時間情報と、を有し、 前記第2の制御部は、前記着信時間情報に基づいて、前
    記第2のアイコン情報をに着信順に表示処理することを
    特徴とする情報処理システム。
  17. 【請求項17】 請求項1において、 前記表示データは、予定が入力された入出力情報と、ユ
    ーザーが前記入出力情報の予定実行時間を指定した指定
    時間情報と、を有し、 前記第2の制御部は、前記指定時間情報に基づいて、前
    記第2のアイコン情報を前記第1の背景表示エリア上に
    作成順に表示処理することを特徴とする情報処理システ
    ム。
  18. 【請求項18】 請求項3において、 前記第2の分割表示領域は、通信情報に対応した前記第
    2のアイコン情報を配列表示する第1の表示領域と、前
    記第2のアイコン情報を少なくとも時間軸に沿って配列
    表示する第2の表示領域と、前記第1、第2の各表示領
    域にて享受される複数種類の前記表示データをアルファ
    ベットを基準として検索するための第2のアイコン情報
    を配列表示する第3の表示領域と、を有し、 前記第2の制御部は、前記第1〜第3の各表示領域に基
    づいて、表示制御することを特徴とする情報処理システ
    ム。
  19. 【請求項19】 請求項1において、 前記第2の情報処理装置は、ユーザーの腕に装着される
    腕装着部を含む携帯型情報処理装置であることを特徴と
    する情報処理システム。
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