JP2001169262A - 有料放送受信装置 - Google Patents

有料放送受信装置

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JP2001169262A
JP2001169262A JP34611699A JP34611699A JP2001169262A JP 2001169262 A JP2001169262 A JP 2001169262A JP 34611699 A JP34611699 A JP 34611699A JP 34611699 A JP34611699 A JP 34611699A JP 2001169262 A JP2001169262 A JP 2001169262A
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JP
Japan
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card
receiving device
channel
receiving apparatus
program
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JP34611699A
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English (en)
Inventor
Shinichi Oi
伸一 大井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】視聴者は使用する受信装置にICカードを差し
込んで(装着して)使用することになるが、ICカード
を使用した受信装置が複数有る場合では、視聴者はIC
カードの差し替えを行う必要があった。 【解決手段】ICカードを用いて送信された信号のスク
ランブルを解除するTV12は、選局時にこの選局した
番組またはチャンネルを視聴可能なICカード14が受
信装置に装着されているか否かを検出し、ICカード1
4が装着されていないとき、前記選局した番組またはチ
ャンネルを視聴可能なICカード14が装着されている
他の受信装置であるVTR13を検出する。ICカード
14が装着されているVTR13が検出されたとき、T
V12はVTR13に対し前記選局したチャンネルまた
は番組を選局してデスクランブル後の信号をTV12に
供給するよう制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、有料放送受信装
置に関し、特にICカード等を用いた有料放送を受信す
る有料放送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】有料放送では、契約した者のみが放送を
享受できるように、映像および音声信号にスクランブル
を施し放送を行っている。
【0003】このスクランブルを解除するデスクランブ
ラの処理は大きく分けて2つになる。
【0004】1つは映像および音声信号にかけられたス
クランブルを解除し、元の信号に戻す処理である。
【0005】もう1つはそのデスクランブラがスクラン
ブルを解除しても良いか否かの判断を行う処理つまり放
送局との契約状態を条件比較して判断し、デスクランブ
ル処理のON/OFFを管理する処理の2つである。こ
の契約管理処理では、放送局から送られてくる情報を使
用するが、その情報には暗号がかけられており、契約し
た者の受信装置のみが情報を取り込めるようになってい
る。
【0006】なお、ここで説明した契約管理処理はスマ
ートカードと呼ばれるICカードで行われることがあ
る。例えば、最近の日本のCS放送であるスカイパーフ
ェクTVやディレクTV等の放送を受信する機器では、
ICカードが利用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】視聴者は使用する受信
装置にICカードを差し込んで(装着して)使用するこ
とになるが、ICカードを使用した受信装置が複数有る
場合では、視聴者はICカードの差し替えを行う必要が
あった。
【0008】本発明は他の受信装置に差し込まれたIC
カードを用いることにより、ICカードの差し替えが不
要な有料放送受信装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の有料放送受信装
置は、ICカードを用いて送信された信号のスクランブ
ルを解除する有料放送受信装置であって、選局時にこの
選局した番組またはチャンネルを視聴可能なICカード
が受信装置に装着されているか否かを検出するICカー
ド検出手段と、前記ICカード検出手段により視聴可能
なICカードが装着されていないとき、前記他受信装置
検出手段により前記選局した番組またはチャンネルを視
聴可能なICカードが装着されている他の受信装置を検
出する他受信装置検出手段と、前記他受信装置検出手段
により前記視聴可能なICカードが装着されている他の
受信装置が検出されたとき、この他の受信装置に対し前
記選局したチャンネルまたは番組を選局してデスクラン
ブル後の信号を前記受信装置に供給するよう制御する制
御手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】
【実施の形態】(第1の実施の形態)以下本発明の有料
放送受信装置の一実施の形態について説明するが、まず
図5を用いて、有料放送システムの基本構成について説
明する。
【0011】なお以下の説明では有料放送とスクランブ
ル放送を同意語として説明する。無料放送でもスクラン
ブル放送は可能であり。逆に有料放送でもスクランブル
しない放送も可能であるが、本発明は有料/無料、スク
ランブル/ノンスクランブルに関わらず、放送受信に際
しICカードが必要な放送全般に適用することが可能で
ある。
【0012】放送局50は、放送衛星51を経由して受
信装置52へ番組の放送を行なう。
【0013】スクランブル手段501は入力されたスク
ランブル鍵Ksを用いて入力されたTV信号をスクラン
ブルし、このスクランブルされたTV信号を多重手段5
06へ出力する。なお、スクランブル方法については、
例えば日本のデジタル放送ではMULTI2暗号方式が
採用されている。本提案にはスクランブル方式が何であ
るのかは直接関係しないため説明は省略する。
【0014】番組情報生成及び暗号化手段502は、ワ
ーク鍵Kwに従ってスクランブル鍵Ks及び番組の属性
情報を暗号化し、番組情報(ECM:Entitlement Cont
rolMessage)として多重手段506へ出力する。
【0015】視聴者契約情報503は、契約者固有のI
D、マスタ鍵Kmi(iは、マスタ鍵が受信装置毎に異
なることを示すため付けた),契約情報等のデータベー
スであり、視聴者管理手段504により読み出し可能に
記録媒体に記録されている。
【0016】視聴者管理手段504は、契約情報および
マスタ鍵Kmiを個別情報生成及び暗号化手段505へ
出力する。
【0017】個別情報生成及び暗号化手段505は、マ
スタ鍵Kmiに従って、ワーク鍵Kw及び契約内容に関
する契約情報を暗号化し、個別情報(EMM:Entitlem
entManagement Message)として多重手段506へ出力
する。
【0018】多重手段506は、スクランブル手段50
1,ECM生成手段502およびEMM生成手段505
からの信号を多重し送信アンテナ507へ出力する。
【0019】送信アンテナ507は、多重手段506か
らの多重信号を放送衛星51に送信する。
【0020】放送衛星51は、送信アンテナ507から
送られてきた信号に基づいて地上の受信装置52へ放送
する。
【0021】受信装置52では送られてきた番組情報
(ECM)と個別情報(EMM)とから受信資格を判定
してデスクランブルをコントロールしているが、このよ
うな情報の処理を行うセキュリティーモジュールとして
ICカード53を使用している。
【0022】個別情報(EMM)は前述したように受信
装置の契約内容に関する契約情報を暗号化した情報であ
り、この情報には契約者固有のID(受信装置側のIC
カードを識別するためのもの)も含まれている。
【0023】受信アンテナ521は、衛星からの放送信
号を受信する。選局手段522は、受信アンテナ521
からの信号を選局する。分離手段523は、多重手段に
より多重された信号を分離する。
【0024】そして、ICカード53内には図示しない
メモリに受信装置を特定するためのIDを記憶してお
り、このIDはICカード53を受信装置52に挿入す
るとIDメモリ526に記憶される。
【0025】フィルタリング手段525は、IDメモリ
526から入力されたIDと同一のIDをもった個別情
報(EMM)を取り込んで、個別情報(EMM)暗号復
号手段532へ出力する。
【0026】個別情報(EMM)暗号復号手段532
は、ICカード53内のKmiメモリ535で記憶して
いるマスタ鍵Kmに従って個別情報(EMM)を暗号復
号し、ワーク鍵Kwを番組情報(ECM)暗号復号手段
532に、契約情報を含む個別情報(EMM)をEMM
メモリ533に、それぞれ出力する。
【0027】EMMメモリ533は、個別情報(EM
M)暗号復号手段532から入力された個別情報(EM
M)を記憶すると共に、契約情報を視聴可否判定手段5
34へ出力する。
【0028】番組情報(ECM)暗号復号手段531
は、ワーク鍵Kwに従って分離手段523から供給され
る番組情報(ECM)を復号し、スクランブル鍵Ksお
よび番組の属性情報を視聴可否判定手段534へ出力す
る。
【0029】視聴可否判定手段534は、EMMメモリ
533から入力された契約情報とECM暗号復号手段5
31から入力された番組の属性情報とから番組を視聴す
る資格判定を行い、視聴を認めた場合ECM暗号復号手
段531から入力されたスクランブル鍵Ksをデスクラ
ンブラ524へ出力する。また、視聴可否判定手段53
4は、視聴を認めなかった場合スクランブル鍵Ksをデ
スクランブラ524へ出力しない。
【0030】デスクランブラ524は、入力されたスク
ランブル鍵Ksを用いて入力されたTV信号をデスクラ
ンブルし、このデスクランブルされたTV信号をMPE
Gデコーダ527へ出力する。
【0031】通常、ICカード53は最初の契約時に加
入者に渡され、放送局側ではICカード53の契約条件
をIDで管理できるため、各ID毎に有効期限を設定し
たEMMを生成し伝送する他、契約期間を過ぎたIDに
対しては契約を解除したことを示すデータを含むEMM
を生成し伝送する等の管理を行う。
【0032】MPEGデコーダ527は、デスクランブ
ルされたTV信号をMPEGデコードし、受信装置52
の外部へ出力する。システムコントローラ528は、受
信装置52全体を制御する。リモコン受信部529は、
リモコン54からの信号を受信する。視聴情報メモリ5
36は、ペーパービュー等課金処理が必要な番組の視聴
実績を記録した視聴情報を蓄積する。この視聴情報は図
示しない上り回線にて放送局側へ送られる。54は、リ
モコンは、受信装置52を遠隔制御する。
【0033】以下本発明の有料放送受信装置について図
1を用いて説明する。
【0034】本実施の形態では、図1に示す通りTV1
2,VTR13共に有料放送を受信するためのデスクラ
ンブル機能を有しており、それぞれICカード14の差
し込み口121,131を有している。つまり、TV1
2,VTR13は共に図5の受信装置52に相当する。
ICカード14は、TV12,VTR13に共通して使
うことができる。そして複数の有料放送対応受信装置が
接続され、視聴者が操作する機器のICカードの差し込
み口にICカード14が差し込まれていない場合を想定
する。
【0035】図1は視聴者がTV12を操作して有料放
送を見ようとしたときに、ICカード14がVTR13
の差し込み口131に差し込まれている場合の例であ
る。
【0036】このような場合、TV12は図2に示す通
りの処理を行う。即ち視聴者がTV12の電源をオンし
選局した場合に、まず放送が有料放送であるか否かを判
定する(ステップS21)。この判定結果により有料放
送でない場合には、図1に示すTV12で視聴可能であ
るので(ステップ26)、処理を終了する。
【0037】ステップ21の判定結果が有料放送である
場合には、TV12は選局している番組を視聴可能なI
Cカード14がTV12の差し込み口121に差し込ま
れているか否かを判定する(ステップS22)。この判
定結果により選局している番組を視聴可能なICカード
14がTV12の差し込み口121に差し込まれている
場合には、現状で視聴可能であるので(ステップ2
6)、処理を終了する。即ち、図1とは異なり、ICカ
ード14がTV12の差し込み口121に差し込まれて
いる場合はこれに相当する。
【0038】ステップ22の判定結果が、選局している
番組を視聴可能なICカード14がTV12の差し込み
口121に差し込まれていない場合には、選局している
番組を視聴可能なICカード14が差し込まれた機器が
TV12と接続されているか否かを判定する(ステップ
S23)。図1では、VTR13が接続されており、V
TR13の差し込み口131に選局している番組を視聴
可能なICカード14が差し込まれているかどうか判定
を行う。
【0039】このステップS23の処理の詳細について
は後で更に詳細に説明する。
【0040】ステップS23で判定した結果、有効(選
局している番組を視聴可能)なICカードが差し込まれ
ている機器が無い場合には、選局しているチャンネル
(番組)は視聴不可能であり(ステップ25)、処理を
終了する。ステップS23で判定した結果、有効なIC
カードが差し込まれている機器が有る場合には、次のス
テップ24へ進む。
【0041】ステップ24では、TV12はVTR13
に対し、TV12が選局している番組と同じ番組を選局
して得られた信号を、ICカード14を使用してデスク
ランブル処理し、このデスクランブルしたTV信号をT
V12に送るよう指示する。この指示についても、ステ
ップ23の処理と同様に、後で更に詳細に説明する。V
TR13ではTV12からの指示に従いデスクランブル
したTV信号をTV12に対し送る。
【0042】上述した図1の例では、選局はVTR13
で行ったが、図3に示す通りTV32が選局しているス
クランブルされたままのTV信号をVTR33に送り、
VTR33でデスクランブルした後でこのデスクランブ
ルしたTV信号をTV32に送り返すようにTV32か
らVTR33に指示し制御するようにしても良い。
【0043】次に図2のステップ23の処理について更
に詳細に説明する。
【0044】この処理ではまず接続されている機器が有
るかどうか判定する。この際、機器をデジタル接続する
規格としてIEEE1394規格等の利用を前提とす
る。IEEE1394規格ではTVに接続されたVTR
やチューナー、DVDなどの機器に対し、電源のオン/
オフ制御やチューナーやVTRであれば選局制御、VT
RやDVDであれば再生録画等の制御など種々の制御が
出来るように規格化されつつある。本実施の形態ではこ
れら規格について詳しく言及しないが、発明の実施に必
要な制御については以下に説明する。
【0045】TV12は有効なICカード14を探すた
め、接続されている機器が有るかどうか検索する。この
際、接続している機器(図1ではVTR13)の電源が
入っていない場合も考えられる、この場合にはVTR1
3の電源をオンさせるものとする。例えばIEEE13
94規格では、図1の例においてTV12からVTR1
3に制御信号(AV/Cコマンド)を送り、VTRの電
源をオンさせることが可能である。
【0046】次にTV12からVTR13に対し、TV
12と同じ番組を選局するよう制御する。制御に応じた
VTR13は当該番組のECMをICカード14に入れ
てレスポンスを得、視聴可能かどうか判断して、視聴可
能な場合には有効なカードが有るとTV12に対し報告
し、視聴不可な場合には有効なカード14が無いと報告
する。なお、TV12からVTR13に対しTV12と
同じ番組を選局するよう制御する際、VTR13が留守
録等で使用中の場合がある。この場合にはたとえ有効な
ICカード14が差し込まれていてもVTR13のチュ
ーナーは使用不可であり判断できないが、図3に示すよ
うにTV32からVTR33に対しスクランブルされた
TV信号を供給し、VTR33でこの信号中のECMを
使用してICカード34の有効性を判定しても良い。な
おこの場合には、VTR33が録画中のTV信号に加え
て、TV32から入力されたTV信号も処理できるよう
にする必要がある。
【0047】IEEE1394規格で検討されている制
御方法、制御信号(AV/Cコマンド)等を利用した場
合、以上のようにすれば、TV12が接続された機器に
有効なICカード14が存在するかどうか判定可能であ
る。
【0048】またIEEE1394規格では検討されて
いないが、TV12から接続されている機器(例えばV
TR13)に対し、TV12からECMを供給し接続機
器内のICカード14で処理し、このICカード14が
有効であるかどうか判定しても良い。
【0049】次に、図4を用いてTV12の構成を更に
詳しく説明する。
【0050】図4は、図5の受信装置52に対し、選択
手段451と接続機器との通信および制御ポートが追加
されている。
【0051】なおシステムコントローラ428は、リモ
コン入力の監視とリモコン入力に伴うTV12の制御
や、ICカード43の監視等TV12に必要な制御を行
うものであるが、本発明とは直接関係しない従来から行
われている制御については説明を省略する。
【0052】システムコントローラ428は、前述した
ように有料放送を選局した場合には、有効なICカード
43がTV12のICカード挿入口121に差し込まれ
ているか否かを判定し、差し込まれている場合には選局
した番組が視聴可能か否かを判定する。この判定の結
果、ICカード43が差し込まれていなかったり、或い
はICカード43差し込まれていても選局した番組が視
聴不可の場合には、TV12の外部接続機器との通信お
よび制御ポートを通じ、前述したように選局した番組を
視聴するために有効なICカード14が外部接続機器に
有るか否か検索を行なう。
【0053】この検索の結果、選局した番組を視聴する
ために有効なICカード14が外部接続機器に差し込ま
れており、この外部接続機器を使用可能な場合には、こ
の外部接続機器からデスクランブル後の信号を得られる
ように当該制御ポートを通じこの外部接続機器を制御す
る。更に図4の選択手段451をアンテナ入力から外部
接続機器入力に切り替える。この外部接続機器から入力
された信号はデスクランブル後の信号であり、デスクラ
ンブラ424ではデスクランブル処理せずそのままスル
ーしてMPEGデコーダ427に送り、MPEGデコー
ダ427でデコードしてTVモニタ452に表示する。
【0054】なお図4では、外部接続機器との通信ポー
トとTV信号のポートを別々に記載したが、TV12と
外部接続機器間の信号の授受が時分割で行うのであいれ
ば物理的には1つのポートで行っても良い。
【0055】以上説明した処理をTVが自動的に行うこ
とにより、視聴者はTVに接続されているいずれかの機
器に有効なICカードが差し込まれていれば有料放送を
視聴することができる。即ち、ICカードの差し替えを
行わず、また差し込まれている機器がどれかを意識せず
に視聴することが可能である。
【0056】また以上の説明ではTVとVTRという機
器が計2台の場合について説明したが、機器は3台以上
の場合でも同様にTVから有効なICカードが差し込ま
れた機器を検索するようにすれば良い。
【0057】また以上の説明では視聴者が制御する機器
としてTVを例に説明したが、機器は有料放送を視聴す
るためのチューナーであっても、チューナー内蔵のVT
Rであっても良い。
【0058】また、図3のTV32の構成については、
図4と比較し、選局手段によりにより選局された信号を
外部機器へ送ることが出来る構成としておき、システム
コントローラ428は、選局した番組を視聴するために
有効なICカード14が差し込まれている外部接続機器
からデスクランブル後の信号を得られるように当該制御
ポートを通じこの外部接続機器を制御するときに、制御
信号と共に選局された信号をこの外部接続機器へ送るよ
うにすれば良い。
【0059】また、本実施の形態では、外部機器からデ
スクランブル後のTV信号の供給を受けた。これに代
え、外部機器から受けるのは、デスクランブル後のTV
信号ではなく、デスクランブル用の鍵の供給を受けてT
V内のデスクランブラにてデスクランブルするようにし
てもよい。こうすることにより、接続機器間での信号の
授受はデスクランブル用の鍵のみとなり、外部機器から
TVに対して非常に低レートの信号を送るだけで良くな
る。
【0060】(第2の実施の形態)第1の実施の形態で
は、TVに有効なICカードが差し込まれていない場合
に、必ず外部機器に対し検索を始めた。この実施の形態
では、TVにおいてICカードの管理を行うことが特徴
であり、この管理の結果により外部機器に対する検索を
行うか否かを判定する。
【0061】本発明の有料放送受信装置の構成について
図4を用いて説明する。第1の実施の形態と異なるとこ
ろについてのみ説明する。
【0062】TVのシステムコントローラ428はTV
にICカードが差し込まれた場合に、このICカードの
IDをTV内のIDメモリ426に記憶する。そして当
該ICカードを使用して放送を視聴していく際に、この
ICカードが視聴可能なチャンネルや番組をICカード
のIDと関連付けて記憶していく。即ち、ICカード毎
に視聴可能なチャンネルや番組が何であるか識別可能に
管理される。このICカードのIDと視聴可能なチャン
ネルを関連付けた情報については、現在視聴中の番組だ
けではなく、過去に遡って複数記憶した方がより良い。
【0063】次に、有料放送受信装置の動作について説
明する。
【0064】TVにおいて有料放送を選局した場合、こ
の選局したチャンネルや番組を視聴可能である有効なI
Cカードが差し込まれているかどうかをシステムコント
ローラ428が判定する。有効なICカードが差し込ま
れていた場合にはこのカードを用いて選局したチャンネ
ルや番組を視聴し、反対に有効なICカードが差し込ま
れていなかった場合にはIDメモリ426に記憶してい
る情報の中からこの選局したチャンネルや番組を視聴可
能なICカードについて記憶されているか否かを判定す
る。この判定の結果、記憶されていた場合にはこの視聴
可能なICカードが他の機器に差し込まれているものと
判断し、第1の実施の形態の通り外部機器に対して視聴
可能なICカードが差し込まれていないかどうかの検索
を行い、反対に記憶されていなかった、即ち情報管理し
ているICカード群の中に有効なICカードが無かった
場合には、外部機器に対する検索を行わないものであ
る。
【0065】これにより外部機器に対する無駄な検索を
行うことが省略できるという効果がある。
【0066】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
他の受信装置に差し込まれたICカードを用いることが
できるので、ICカードの差し替えが不要な有料放送受
信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の有料放送受信装置の構成を示す図。
【図2】TV12の処理の流れを説明するためのフロー
チャート。
【図3】本発明の有料放送受信装置の変形例を示す図。
【図4】TV12の構成を更に詳しく説明するための
図。
【図5】有料放送システムの基本構成を示す図。
【符号の説明】
11…インタラクティブコンテンツエンコーダ、12…
TV、13…VTR、121,131…ICカードの差
し込み口、14…ICカード。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICカードを用いて送信された信号のス
    クランブルを解除する有料放送受信装置であって、 選局時にこの選局した番組またはチャンネルを視聴可能
    なICカードが受信装置に装着されているか否かを検出
    するICカード検出手段と、 前記ICカード検出手段により視聴可能なICカードが
    装着されていないとき、前記他受信装置検出手段により
    前記選局した番組またはチャンネルを視聴可能なICカ
    ードが装着されている他の受信装置を検出する他受信装
    置検出手段と、 前記他受信装置検出手段により前記視聴可能なICカー
    ドが装着されている他の受信装置が検出されたとき、こ
    の他の受信装置に対し前記選局したチャンネルまたは番
    組を選局してデスクランブル後の信号を前記受信装置に
    供給するよう制御する制御手段とを備えたことを特徴と
    する有料放送受信装置。
  2. 【請求項2】 ICカードを用いて送信された信号のス
    クランブルを解除する有料放送受信装置であって、 選局時にこの選局した番組またはチャンネルを視聴可能
    なICカードが受信装置に装着されているか否かを検出
    するICカード検出手段と、 前記ICカード検出手段により視聴可能なICカードが
    装着されていないとき、前記他受信装置検出手段により
    前記選局した番組またはチャンネルを視聴可能なICカ
    ードが装着されている他の受信装置を検出する他受信装
    置検出手段と、 前記他受信装置検出手段により前記視聴可能なICカー
    ドが装着されている他の受信装置が検出されたとき前記
    受信装置から前記他の受信装置にスクランブルされたま
    まの信号を供給し、この他の受信装置に対しデスクラン
    ブル後の信号を前記受信装置に供給するよう制御する制
    御手段とを備えたことを特徴とする有料放送受信装置。
  3. 【請求項3】 ICカードを用いて送信された信号のス
    クランブルを解除する有料放送受信装置であって、 選局時にこの選局した番組またはチャンネルを視聴可能
    なICカードが受信装置に装着されているか否かを検出
    するICカード検出手段と、 前記ICカード検出手段により視聴可能なICカードが
    装着されていないとき、前記他受信装置検出手段により
    前記選局した番組またはチャンネルを視聴可能なICカ
    ードが装着されている他の受信装置を検出する他受信装
    置検出手段と、 前記他受信装置検出手段により前記視聴可能なICカー
    ドが装着されている他の受信装置が検出されたとき、こ
    の他の受信装置に対し前記選局したチャンネルまたは番
    組を選局してデスクランブル用の鍵を前記受信装置に供
    給するよう制御する制御手段と、 前記他の受信装置から供給されたデスクランブル用の鍵
    を用いて前記送信された信号のスクランブルを解除する
    スクランブル解除手段とを備えたことを特徴とする有料
    放送受信装置。
  4. 【請求項4】 前記ICカードにより視聴可能な番組ま
    たはチャンネルと前記ICカード固有のIDとを関連付
    けて記憶することにより、各ICカードが視聴可能な番
    組またはチャンネルを管理する管理手段と、 この管理手段により管理されているICカードの中に前
    記選局した番組またはチャンネルを視聴可能なICカー
    ドが有るとき前記他受信装置検出手段により他の受信装
    置を検出させ、無いとき前記他受信装置検出手段による
    他の受信装置の検出を停止する停止手段とを備えたこと
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の有
    料放送受信装置。
  5. 【請求項5】 ICカードを用いて送信された信号のス
    クランブルを解除する有料放送受信装置であって、 選局時にこの選局した番組またはチャンネルを視聴可能
    なICカードが受信装置に装着されているか否かを検出
    するICカード検出手段と、 前記ICカード検出手段により視聴可能なICカードが
    装着されていないとき、前記他受信装置検出手段により
    前記選局した番組またはチャンネルを視聴可能なICカ
    ードが装着されている他の受信装置を検出する他受信装
    置検出手段と、 前記他受信装置検出手段により前記視聴可能なICカー
    ドが装着されている他の受信装置が検出されたとき前記
    受信装置から前記他の受信装置にECM(Entitlement
    Control Message)を供給し、この他の受信装置に対し
    前記ECMを処理することにより得られたデスクランブ
    ル用の鍵を前記受信装置に供給するよう制御する制御手
    段とを備えたことを特徴とする有料放送受信装置。
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