JP2000227937A - 代金支払方法および代金支払システム - Google Patents

代金支払方法および代金支払システム

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JP2000227937A
JP2000227937A JP2800799A JP2800799A JP2000227937A JP 2000227937 A JP2000227937 A JP 2000227937A JP 2800799 A JP2800799 A JP 2800799A JP 2800799 A JP2800799 A JP 2800799A JP 2000227937 A JP2000227937 A JP 2000227937A
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JP2800799A
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Koichi Ando
弘一 安藤
Shinichi Sugiyama
晋一 杉山
Takayuki Funahashi
孝之 舟橋
Taizo Yamamoto
泰三 山本
Yasuhisa Okano
泰久 岡野
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Sanwa Bank Ltd
Original Assignee
Sanwa Bank Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振込および口座振替それぞれの利点を十分に
生かした新しい形態の代金支払技術を提供することであ
る。特に、購入者が自らの判断で支払金額や支払日を決
定でき、かつ、実際の代金支払も容易に行える代金支払
技術を提供することである。 【解決手段】 購入者が、金融機関に有する預金口座か
ら購入代金を支払うための方法であって、前記購入者
が、支払先に関する情報を前記金融機関に登録する支払
先情報登録工程と、支払請求を受けた際、前記購入者
が、少なくとも、前記支払先情報登録工程にて登録した
支払先に関する情報および支払金額に関する情報を、前
記金融機関に向けて送信する支払情報送信工程と、この
支払情報送信工程にて送られてきた支払情報に基づい
て、前記金融機関が前記購入者の預金口座から、前記支
払先が前記金融機関に有する預金口座に、前記支払金額
と同額の資金を移動させる口座間資金移動工程とを具備
する代金支払方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消費者すなわち物
品等の購入者が、携帯電話や一般加入者電話(架設電
話)、更にはインターネットに接続されたパーソナルコ
ンピュータ等を用いて、購入代金を支払えるようにする
ための代金支払技術に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年、市場が急速に拡
大しつつあるカタログショッピングやテレビショッピン
グ、そしてインターネットを介したバーチャルモールシ
ョッピング等では、購入代金を現金で販売者に直接支払
えない。また、クレジットカードは、全ての消費者が有
しているとは限らない。このため、購入代金の決済は、
次の二つの方法が最も一般的である。
【0003】すなわち、その一つは、販売者が有する銀
行口座への代金振込であり、もう一つは口座振替による
決済である。両者は、一見、類似した手続きであるかの
ようにも思えるが、本質的に大きく相違するものであ
る。よって、ここで、両者の相違点に関して簡単に説明
する。まず、振込についてであるが、これを利用する場
合には、事前に、消費者(以下、購入者と言う)と金融
機関、あるいは購入者と販売者との間で所定の契約を取
り交わす必要はない。また、支払金額の決定は、最終的
には購入者に委ねられている。言い換えれば、支払予定
金額よりも請求額が多い場合には、購入者自身の判断で
代金支払を拒否することができる。更に、代金支払の日
時も購入者が決定することになる。つまり、購入者は、
都合のいい時に直接、銀行の店舗に赴いてATMを操作
したり、あるいは近頃実用化されたテレフォンバンキン
グサービスを利用したりして販売者の口座に購入代金を
振り込むことになる。これに加えて振込は、銀行から郵
便局へ(あるいはその逆)等、一部例外はあるものの、
大多数の金融機関同士の間で実施できるといった利点が
ある。但し、次に説明する口座振替に比べ、手数料は割
高となる。
【0004】一方、口座振替は、事前に、当事者間で所
定の契約を取り交わしておくことが必要となる。また、
支払金額については、販売者側が一方的に指定すること
になり、原則として、購入者が代金支払を拒否すること
はできない。つまり、仮に請求金額が予定より多い場合
でも、購入者の意思にかかわらず、購入代金は自動的に
徴収されることになる。更に、支払日も販売者側の都合
により予め決まっており、それを購入者が変更すること
はできない。そして、何より、口座振替は同一の金融機
関内でしか行えない。すなわち、例えばA銀行のB支店
と、同じくA銀行のC支店との間でしか、資金移動によ
る代金決済が行えない。よって、購入者および販売者の
双方が、A銀行に預金口座を有していなければ、口座振
替は利用できない。但し、上記振込に比べて手数料は安
価である。
【0005】さて、代金支払に用いられる、これら二つ
の方法を比較すると、前者すなわち振込の方が、購入者
にとっては有利であるかのような印象を受ける。ところ
が、この振込にも改善を要する点が存在する。すなわ
ち、手続きの都度、購入者が支払相手に応じて、振込先
銀行およびその支店名、預金の種類、口座番号等を入力
しなければならず、非常に手間が掛かる。
【0006】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、振込および口座振替それぞれの利点を十分に生か
した新しい形態の代金支払技術を提供することである。
特に購入者が自らの判断で支払金額や支払日を決定で
き、かつ、実際の代金支払も容易に行える代金支払技術
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題は、購入者が、
金融機関に有する預金口座から購入代金を支払うための
方法であって、前記購入者が、支払先に関する情報を前
記金融機関に登録する支払先情報登録工程と、支払請求
を受けた際、前記購入者が、少なくとも、前記支払先情
報登録工程にて登録した支払先に関する情報および支払
金額に関する情報を、前記金融機関に向けて送信する支
払情報送信工程と、この支払情報送信工程にて送られて
きた支払情報に基づいて、前記金融機関が前記購入者の
預金口座から、前記支払先が前記金融機関に有する預金
口座に、前記支払金額と同額の資金を移動させる口座間
資金移動工程とを具備することを特徴とする代金支払方
法によって解決される。
【0008】なお、同じ支払先に関する2回目以降の代
金支払を簡単に行えるようにするため、つまり支払先に
関する情報をコード番号で扱えるようにするため、上記
支払先情報登録工程は、支払先に関する情報と共に、こ
の支払先に関する情報に対応したコード番号を金融機関
に登録するものであることが好ましい。但し、言うまで
もなく、この支払先に関する情報およびコード番号の登
録は、一つの支払先について最初の一回だけで良い。ま
た、支払先に関する情報としては、前記支払先の名称、
前記支払先が預金口座を有する金融機関名、この金融機
関の支店名、預金の種類、および口座番号からなる群の
中から選ばれた一つ、もしくは二つ以上を組み合わせた
ものを挙げることができる。
【0009】一方、取引の確実性を更に高めるため、支
払情報送信工程では、支払先に関する情報および支払金
額に関する情報と共に、購入者が支払を認可したことを
示す支払認可情報を送信することが好ましい。また、預
金口座の残高不足によるトラブルを効果的に防止するた
め、本発明の代金支払方法は、口座間の資金移動に先立
って、購入者の預金口座の残高と支払金額とを比較し、
前記購入者の預金口座の残高が前記支払金額以上である
ことを確認する残高確認工程と、この残高確認工程に
て、前記購入者の預金口座の残高が前記支払金額以上で
あることが確認された後、口座間の資金移動を許可する
情報を発する資金移動可情報発信工程と、を更に具備
し、前記資金移動可情報発信工程にて、口座間の資金移
動を許可する情報が発せられた後、口座間の資金移動を
行うことが好ましい。
【0010】そして、本発明の代金支払方法では、口座
間の資金移動により代金支払が完了したことを購入者が
即時知り得るようにするため、それを金融機関から購入
者に通告する支払完了通告工程を更に具備することが好
ましい。なお、本発明の代金支払方法では、支払先を、
複数の金融機関に預金口座を有し、かつ、販売者ではな
い第三者的機関、例えばクレジット会社とし、前記販売
者には、前記第三者的機関から購入代金が支払われるよ
うにすることができる。
【0011】加えて、上記支払情報送信工程にて支払情
報の送信に使用される送信装置としては、金融機関の店
舗外に存在する、固定式もしくは移動式のものが良く、
更に具体的に言えば、この送信装置としては、携帯電話
機、架設電話機、パーソナルコンピュータを挙げること
ができる。また、上記の課題は、購入者が、金融機関に
有する預金口座から購入代金を支払うためのシステムで
あって、前記購入者が、支払先に関する情報を前記金融
機関に登録するための支払先情報登録手段と、支払請求
を受けた際、前記購入者が、前記支払先情報登録手段を
用いて登録した支払先に関する情報および支払金額に関
する情報を入力するための支払情報入力手段と、この支
払情報入力手段にて入力された支払情報を、前記金融機
関に向けて送信するための支払情報送信手段と、前記金
融機関側に存在し、前記支払情報送信手段によって送ら
れてきた支払情報を受信するための支払情報受信手段
と、この支払情報受信手段が受信した前記支払情報に基
づいて、前記購入者の預金口座から、前記支払先が前記
金融機関に有する預金口座に、前記支払金額と同額の資
金を移動させるための口座間資金移動手段とを具備して
なることを特徴とする代金支払システムによって解決さ
れる。
【0012】なお、この代金支払システムについても、
上記代金支払方法の場合と同じ理由から、すなわち同じ
支払先に関する2回目以降の代金支払を簡単に行えるよ
うにするため、支払先情報登録手段は、支払先に関する
情報と共に、この支払先に関する情報に対応したコード
番号を金融機関に登録できるよう構成されてなることが
好ましい。但し、先にも述べたが、支払先に関する情報
およびコード番号の登録は、一つの支払先について最初
の一回だけで良い。また、支払先に関する情報として
は、前記支払先の名称、前記支払先が預金口座を有する
金融機関名、この金融機関の支店名、預金の種類、およ
び口座番号からなる群の中から選ばれた一つ、もしくは
二つ以上を組み合わせたものを挙げることができる。
【0013】一方、取引の確実性を更に高めるため、支
払情報入力手段は、支払先に関する情報および支払金額
に関する情報と共に、購入者が支払を認可したことを示
す支払認可情報を入力できるよう構成されてなることが
好ましい。つまり、支払認可情報を金融機関に向けて送
信できるようなシステムとすることが望ましい。また、
預金口座の残高不足によるトラブルを効果的に防止する
ため、本発明の代金支払システムでは、口座間の資金移
動に先立って、購入者の預金口座の残高と支払金額とを
比較し、前記購入者の預金口座の残高が前記支払金額以
上であることを確認するための残高確認手段と、この残
高確認手段によって、前記購入者の預金口座の残高が前
記支払金額以上であることが確認された後、口座間の資
金移動を許可する情報を発する資金移動可情報発信手段
と、を更に具備し、前記資金移動可情報発信手段によっ
て、口座間の資金移動を許可する情報が発せられた後口
座間の資金移動が行われるよう構成されてなることが好
ましい。
【0014】そして、本発明の代金支払システムでは、
口座間の資金移動により代金支払が完了したことを購入
者が即時知り得るようにするため、それを金融機関から
購入者に通告する支払完了通告手段を更に具備してなる
ことが好ましい。なお、本発明の代金支払システムで
も、支払先を、複数の金融機関に預金口座を有し、か
つ、販売者ではない第三者的機関、例えばクレジット会
社とし、前記販売者には、前記第三者的機関から購入代
金が支払われるようにすることができる。
【0015】加えて、上記支払情報入力手段および支払
情報送信手段としては、金融機関の店舗外に存在する、
固定式もしくは移動式のものが良く、更に具体的に言え
ば、この支払情報入力手段および支払情報送信手段は、
携帯電話機、架設電話機、パーソナルコンピュータのい
ずれかに組み込むことができる。上述したごとく本発明
では、購入者が、銀行等の金融機関に有する預金口座か
ら購入代金を支払えるようにするため、支払先に関する
情報を予め金融機関に登録しておき、支払請求を受けた
際、購入者が、少なくとも、予め登録しておいた支払先
に関する情報および支払金額に関する情報を、金融機関
に向けて送信し、この送られてきた支払情報に基づい
て、金融機関が、購入者の預金口座から支払先が同金融
機関に有する預金口座に、支払金額と同額の資金を移動
させ、支払を完了させるようにしている。したがって、
購入者は、請求案内が郵便やファクシミリ、あるいは電
子メール等の手段を介して到着してから、請求人(支払
先)、請求金額(支払金額)、請求内容等を確認し、十
分に納得した上で、代金を支払うことが可能となる。つ
まり、本発明の代金支払技術は、従来の振込および口座
振替それぞれの利点を組み合わせたものとなるから、購
入者が自らの判断で支払金額や支払日を決定することが
できる。しかも、手続きの都度、支払相手に応じて、振
込先銀行およびその支店名、預金の種類、口座番号等を
入力する必要がないので、手間を掛けず、容易に代金支
払を実施できる。
【0016】なお、本明細書における「購入」とは、有
形の財物を買うことのみを意味するわけではなく、各種
のサービスを受けることや娯楽施設・宿泊施設の利用、
航空機・船舶・鉄道・有料道路の利用等も含まれる。す
なわち、ここで言う「購入」とは、その対象が実体を有
するか否かは問われない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下で本発明の一実施形態として
説明する代金支払方法は、購入者が、金融機関に有する
預金口座から購入代金を支払うために用いられるもので
あって、購入者が、支払先に関する情報を金融機関に登
録する支払先情報登録工程と、支払請求を受けた際、購
入者が、少なくとも、支払先情報登録工程にて登録した
支払先に関する情報および支払金額に関する情報を、金
融機関に向けて送信する支払情報送信工程と、この支払
情報送信工程にて送られてきた支払情報に基づいて、金
融機関が購入者の預金口座から、支払先が金融機関に有
する預金口座に、支払金額と同額の資金を移動させる口
座間資金移動工程とを具備している。
【0018】特に本実施形態では、支払先情報登録工程
にて、支払先に関する情報と共に、この支払先に関する
情報に対応したコード番号を金融機関に登録するように
している。なお、支払先に関する情報は、支払先の名
称、支払先が預金口座を有する金融機関名、同金融機関
の支店名、預金の種類および口座番号である。また、本
実施形態では、支払情報送信工程において、支払先に関
する情報および支払金額に関する情報と共に、購入者が
支払を認可したことを示す支払認可情報を送信するよう
にしている。加えて、本実施形態の代金支払方法は、口
座間の資金移動に先立って、購入者の預金口座の残高と
支払金額とを比較し、購入者の預金口座の残高が支払金
額以上であることを確認する残高確認工程と、この残高
確認工程にて、購入者の預金口座の残高が支払金額以上
であることが確認された後、口座間の資金移動を許可す
る情報を発する資金移動可情報発信工程と、を更に具備
し、資金移動可情報発信工程にて、口座間の資金移動を
許可する情報が発せられた後、口座間の資金移動を行う
ようにしている。また、本実施形態の代金支払方法は、
口座間の資金移動により代金支払が完了したことを、金
融機関から購入者に通告する支払完了通告工程を更に具
備している。
【0019】なお、ここでは、支払先を、複数の金融機
関に預金口座を有し、かつ、販売者ではない第三者的機
関すなわちクレジット会社としており、販売者には、こ
の第三者的機関から購入代金が支払われるようにしてい
る。更に、上記支払情報送信工程にて支払情報の送信に
使用される送信装置は、金融機関の店舗外に存在する移
動式のものであり、具体的に言うと、本実施形態の代金
支払方法に対応可能に構成された携帯電話機である。
【0020】また、同じく以下で本発明の一実施形態と
して説明する代金支払システムについても、上記代金支
払方法と同様、購入者が、金融機関に有する預金口座か
ら購入代金を支払うためのものであって、購入者が、支
払先に関する情報を金融機関に登録するための支払先情
報登録手段と、支払請求を受けた際、購入者が、支払先
情報登録手段を用いて登録した支払先に関する情報およ
び支払金額に関する情報を入力するための支払情報入力
手段と、この支払情報入力手段にて入力された支払情報
を、金融機関に向けて送信するための支払情報送信手段
と、金融機関側に存在し、支払情報送信手段によって送
られてきた支払情報を受信するための支払情報受信手段
と、この支払情報受信手段が受信した支払情報に基づい
て、購入者の預金口座から、支払先が金融機関に有する
預金口座に、支払金額と同額の資金を移動させるための
口座間資金移動手段とを具備している。
【0021】特に本実施形態では、支払先情報登録手段
が、支払先に関する情報と共に、この支払先に関する情
報に対応したコード番号を金融機関に登録できるよう構
成されている。なお、支払先に関する情報とは、支払先
の名称、支払先が預金口座を有する金融機関名、同金融
機関の支店名、預金の種類、および口座番号である。ま
た、上記支払情報入力手段は、支払先に関する情報およ
び支払金額に関する情報と共に、購入者が支払を認可し
たことを示す支払認可情報を入力できるよう構成されて
いる。その上、本実施形態の代金支払システムは、口座
間の資金移動に先立って、購入者の預金口座の残高と支
払金額とを比較し、購入者の預金口座の残高が支払金額
以上であることを確認するための残高確認手段と、この
残高確認手段によって、購入者の預金口座の残高が支払
金額以上であることが確認された後、口座間の資金移動
を許可する情報を発する資金移動可情報発信手段とを更
に具備し、資金移動可情報発信手段によって、口座間の
資金移動を許可する情報が発せられた後、口座間の資金
移動が行われるよう構成されている。そして、本実施形
態の代金支払システムは、口座間の資金移動により代金
支払が完了したことを、金融機関から購入者に通告する
支払完了通告手段を更に具備している。
【0022】なお、ここでは、支払先を、複数の金融機
関に預金口座を有し、かつ、販売者ではない第三者的機
関すなわちクレジット会社としており、販売者には、こ
の第三者的機関から購入代金が支払われるようにしてい
る。また、上記支払情報入力手段および支払情報送信手
段は、金融機関の店舗外に存在する移動式のものであ
り、具体的に言うと、この支払情報入力手段および支払
情報送信手段は、本実施形態の代金支払システムに対応
可能に構成された携帯電話機に組み込まれている。
【0023】続いて、図1〜図6を用い、本発明の実施
形態を更に詳しく説明する。なお、図1は本発明の実施
形態に係る代金支払システムの構成を示す概略図、図2
は移動式端末装置の構造を示すブロック図、図3は代金
支払が完了するまでの手順を示すフロー図、図4〜図6
はそれぞれ移動式端末装置の画面の表示状態を示す概略
図である。
【0024】本発明の実施形態に係る代金支払システム
(以下、本代金支払システム)は、購入者が、自分の都
合がいい時に、銀行等の金融機関に有する自分の預金口
座から購入代金を支払えるようにするためのものであ
る。なお、これを可能にするため、購入者は、金融機関
の店舗外に存在する端末装置を使用することになるが、
以下では、どこにいても代金支払ができるようにするた
め、この端末装置として携帯電話機を使用したシステム
について説明する。なお、本代金支払システムは携帯電
話機のような移動式の端末装置以外にも、固定式の端末
装置である架設電話機(一般加入者電話機)や、インタ
ーネットを介して金融機関と結ばれたパーソナルコンピ
ュータを用いても実施可能である。但し、架設電話機や
パーソナルコンピュータを用いた場合でも、情報のやり
取りが電波から電話回線(インターネット)に替わる程
度の相違が存在するだけで、基本的な技術思想は同じで
あるから、固定式の端末装置を用いた実施形態について
は、特に説明しない。ちなみに、ここで言う携帯電話機
には、俗にポケット電話と呼ばれているPHS(パーソ
ナルハンディフォンシステム)電話機や、人工衛星を利
用する衛星携帯電話機も含まれる。
【0025】さて、図1から判るように、本代金支払シ
ステムは、基本構成要素として、支払先情報登録手段1
を備える。この支払先情報登録手段1は、購入者Mが、
支払先に関する情報を、金融機関(ここでは銀行)に登
録するために用いられるものであり、実際には、金融機
関が発行する登録用紙が、この支払先情報登録手段1と
しての役割を果たす。但し、上述したごとく、端末装置
としてパーソナルコンピュータを使用する場合には、こ
のパーソナルコンピュータに支払先情報登録手段1の役
割を担わせることもできる。つまり、ペーパーレス化が
実現する。
【0026】支払先情報登録手段1は、支払先に関する
情報と共に、この支払先に関する情報に対応したコード
番号、例えば「001」や「ABC」といった番号を金
融機関に登録できるようになっている。言い換えれば、
支払先情報登録手段1には、コード番号の記入欄1aが
設けられている。ちなみに、ここで言う支払先に関する
情報とは、支払先の名称、支払先が預金口座を有する金
融機関(すなわち登録用紙の発行元の金融機関)名、支
払先と取引関係にある、同金融機関の支店名、支払先口
座の預金の種類、および支払先の口座番号である。但
し、代金支払の処理に支障がなければ、登録するのは、
このうちの一部であっても良い。
【0027】なお、本実施形態で想定している支払先
は、複数の金融機関、例えば都市銀行や地方銀行、信用
金庫、信用組合、郵便局等に預金口座を有し、かつ、販
売者ではない第三者的機関すなわちクレジット会社であ
る。したがって、販売者には、この第三者的機関から通
常の方法(例えば口座振替)を用いて、購入代金が支払
われることになる。但し、こうした形態を採用したの
は、クレジット会社を介在させることで、代金支払が一
種の振替手続きと見なせるようになるからである。した
がって、販売者が複数の金融機関に預金口座を有する場
合や、販売者と取引関係にある金融機関に購入者が預金
口座を有するような場合には、クレジット会社を介在さ
せず、直接、販売者に代金が支払われるようにしても良
い。
【0028】本代金支払システムは、図1に加えて図2
からも判るように、上記支払先情報登録手段1と共に、
支払情報入力手段2、支払情報送受信手段(支払情報送
信手段)3、支払情報送受信手段(支払情報受信手段)
4、そして口座間資金移動手段5を更に有する。このう
ち支払情報入力手段2は、移動式の端末装置である携帯
電話機Tに設けられており、具体的には、この携帯電話
機Tにおける電話番号を入力する際に用いられるテンキ
ーおよび補助キーを共用することになる。そして、販売
者から支払請求書Pの送付により支払請求を受けた際
に、購入者が、上記支払先情報登録手段1を用いて登録
した支払先に関する情報(コード番号を登録した場合に
は、このコード番号)、および請求金額すなわち支払金
額に関する情報の入力に用いられる。更に正確に言え
ば、この支払情報入力手段2には、上記テンキーおよび
補助キーに加え、携帯電話機Tの表示手段Dも含まれ
る。すなわち、一部の情報(例えばコード番号)は、表
示手段Dの画面に表示されたメニューを、テンキー又は
補助キーにて選択することにより入力されることにな
る。よって、支払情報入力手段2および表示手段Dに
は、図示していない記憶手段が接続されている。
【0029】また、上記支払情報入力手段2は、支払先
に関する情報および支払金額に関する情報と共に、購入
者が支払を認可したことを示す支払認可情報を入力でき
るよう構成されている。但し、この支払認可情報につい
ても、表示手段Dの画面に表示されたメニューを、テン
キー又は補助キーにて選択することで入力されることに
なる。
【0030】上記支払情報入力手段2に接続された支払
情報送受信手段3も携帯電話機Tに設けられている。言
い換えれば、この支払情報送受信手段3は、携帯電話機
Tの主要機能そのものであり、言うまでもなく、支払情
報入力手段2によって入力された支払情報を、金融機関
に向けて送信するのに用いられる。なお、この支払情報
送受信手段3は、金融機関から送られてくる情報を受け
る役割も果たす。
【0031】これに対して、支払情報送受信手段4は金
融機関側に存在し、携帯電話機Tが送信した支払情報を
受信する。正確に言うと、携帯電話機Tは、電波の形で
支払情報を発するが、支払情報送受信手段4は、電話回
線から電気信号として、支払情報を受け取る。つまり、
購入者が所持する携帯電話機Tと、金融機関に設置され
た支払情報送受信手段4との間には、通信用の電波を送
受信する基地局6が存在している。
【0032】また、支払情報送受信手段4と同様、口座
間資金移動手段5についても金融機関側に存在し、支払
情報送受信手段4が受信した支払情報に基づいて、購入
者の預金口座から、支払先すなわちクレジット会社が同
金融機関に有する預金口座に支払金額と同額の資金を移
動させるよう機能する。更に言えば、この口座間資金移
動手段5は、預金口座データベース7に接続されてお
り、この預金口座データベース7が記憶するデータを書
き換えるようになっている。なお、実際には、口座間資
金移動手段5は、後に説明する残高確認手段や資金移動
可情報発信手段と同様、金融機関に設置されたホストコ
ンピュータの一機能である。
【0033】更に、本代金支払システムは、残高確認手
段8と資金移動可情報発信手段9とを具備する。これら
構成要素も、上述したごとく、口座間資金移動手段5と
共に金融機関に設けられており、支払情報送受信手段4
に接続された前者は、口座間の資金移動に先立って、購
入者の預金口座の残高と支払金額とを比較し、購入者の
預金口座の残高が支払金額以上であるか否かを確認する
役割を果たす。一方、この残高確認手段8に接続された
資金移動可情報発信手段9は、残高確認手段8によっ
て、購入者の預金口座の残高が支払金額以上であること
が確認された後、口座間の資金移動を許可する情報を口
座間資金移動手段5に向けて発信する。これによって、
口座間資金移動手段5が作動し、口座間での資金移動が
実施されることになる。ちなみに、購入者の預金口座の
残高が支払金額よりも少ない場合には、当然ながら、資
金移動可情報発信手段9は、口座間の資金移動を許可し
ない旨の情報を発信する。この際には、代金支払処理は
実行されない。
【0034】加えて、本代金支払システムは、口座間資
金移動手段5および支払情報送受信手段4に接続された
支払完了通告手段10を備える。この支払完了通告手段
10も上記口座間資金移動手段5や残高確認手段8、資
金移動可情報発信手段9と同じく金融機関に設けられて
おり、口座間の資金移動により代金支払が完了したこと
を、金融機関から購入者に通告する。すなわち、この支
払完了通告手段10から発せられる情報は、支払先に関
する情報や支払金額に関する情報を、携帯電話機Tから
金融機関の送信した時とは逆の経路で、携帯電話機Tに
送られる。これによって、携帯電話機Tの画面には代金
支払が完了した旨の表示がなされる。また支払完了通告
手段10はクレジット会社にも接続されており、購入者
に通告した情報と同じ情報をクレジット会社にも同時に
通告するようになっている。
【0035】なお、本実施形態にて使用した上記携帯電
話機Tは、文字通り、通話に使用されるものであるか
ら、図2に示す構成要素以外にも、電話機としての機能
を発揮するために必要な回路その他一式を備える。しか
し、これについては、本代金支払システムと直接関係は
ないので説明を省略する。次に、上記代金支払システム
を利用した代金支払手順(本実施形態に係る代金支払方
法)について、図3〜図6を用いて説明する。なお、言
うまでもなく、本実施形態に係る代金支払方法(以下、
本代金支払方法と言う)も、先に代金支払システムの構
造を説明した際に述べたように、購入者が、自分の都合
のいい時間に、どこにいても、銀行等の金融機関に有す
る自分の預金口座から、購入代金を支払えるようにする
ためのものである。
【0036】本代金支払方法を用いた代金の支払に際し
ては、予め支払先に関する情報を金融機関に登録する手
続きが行われることになる(支払先情報登録工程:S
1)。なお、ここでは、この登録手続きを、購入者自身
が登録用紙に必要事項を記載して金融機関に提出するこ
とにより行うものとした。また、本実施形態では、この
支払先情報登録工程において、支払先に関する情報と共
に、この支払先に関する情報に対応したコード番号を登
録するようにした。ちなみに、金融機関に登録する支払
先に関する情報は、支払先の名称、この支払先が預金口
座を有する金融機関(すなわち登録用紙の発行元の金融
機関)名、同金融機関の支店名、預金の種類、および口
座番号であり、また、これと同時に金融機関に登録する
コード番号は、例えば「001」等である。なお、ほと
んどの場合、金融機関名は省略される。
【0037】さて、上記必要事項の登録が完了した後、
郵便やファクシミリ、あるいは電子メール等で支払請求
を受けた場合、購入者は、支払先である請求人、請求金
額すなわち支払金額、そして請求の内訳等を確認する。
そして、これに問題がなければ、上記支払先情報登録工
程にて予め登録しておいた支払先に関する情報、および
支払金額に関する情報を、移動式の端末装置である携帯
電話機Tを操作して、金融機関に向け送信する(支払情
報送信工程:S2)。なお、実際には、他人の不正使用
による被害を防止するため、支払情報と共に、暗証番号
も併せて送信されることになる。
【0038】但し、本実施形態では、支払先に関する情
報に対応したコード番号も併せて金融機関に登録してあ
るので、支払情報の送信に際して、支払先に関する具体
的な情報の入力は不要であり、すなわち、図4に示すご
とく、携帯電話機Tの画面に表示されるコード番号群の
中から、支払先に該当するものを選択するだけの操作と
なる(コード番号を選択すると、携帯電話機Tの画面に
は、一時的に支払先に関する情報が表示される)。な
お、コード番号は、携帯電話機Tに予め登録してある。
【0039】また、この支払情報送信工程では、支払先
に関する情報(コード番号)および支払金額に関する情
報と共に、購入者が支払を認可したことを示す支払認可
情報を送信することになる。ちなみに、これについて
も、図5に示すごとく、支払先情報の表示後に携帯電話
機Tの画面に表示される選択肢の中から、「支払認可」
を選択するだけの操作となる。また、請求内容に金額の
相違等を見つけ、代金支払を中止する場合には、「取
消」を選択すれば良い。
【0040】次に、このようにして購入者から支払情報
が金融機関に送られてきたならば、金融機関では、この
支払情報に基づいて、購入者の預金口座から、支払先が
同金融機関に有する預金口座に、支払金額と同額の資金
を移動させる。更に詳しく言えば、この口座間資金移動
に先立って、まず、購入者の預金口座の残高と支払金額
とを比較し、前者が後者以上であることを確認する作業
が実施される(残高確認工程:S3)。この残高確認工
程にて、購入者の預金口座の残高が支払金額以上である
ことが確認されたならば、口座間の資金移動を許可する
情報が発せられる(資金移動可情報発信工程:S4)。
そして、この口座間の資金移動を許可する情報が発せら
れた後に、上述した口座間の資金移動が実施されること
になる(口座間資金移動工程:S5)。なお、残高確認
工程で、購入者の預金口座の残高が支払金額よりも少な
いことが判明した場合、当然ながら、代金の支払は不可
能であるので、購入者には、携帯電話機Tを介して、代
金支払不能である旨が通知される。
【0041】さて、購入者の預金口座の残高が十分なも
のであり、無事に代金支払が完了したならば、金融機関
は、購入者に向けて、口座間の資金移動により代金支払
が完了したことを通告する(支払完了通告工程:S
6)。但し、これは、先に述べた代金支払不能の場合と
同様、携帯電話機Tを介してなされる。つまり、図6に
示すごとく、携帯電話機Tの画面に、「支払完了しまし
た」というメッセージが表示されることになる。
【0042】なお、本実施形態では、販売者に、支払代
金を受け取ったクレジット会社(第三者的機関)から、
例えば口座振替等の方法を用いて代金が支払われること
になり、これによって一連の代金支払処理が完結する。
上述したように本実施形態の代金支払技術では、購入者
が、銀行等の金融機関に有する自分の預金口座から購入
代金を支払えるようにするため、支払先に関する情報を
予め金融機関に登録しておき、支払請求を受けた際、購
入者が、支払先に関する情報(コード番号)および支払
金額に関する情報を金融機関に向けて送信し、この送ら
れてきた支払情報に基づいて、金融機関が、購入者の預
金口座から支払先が同金融機関に有する預金口座に、支
払金額と同額の資金を移動させ、支払を完了させるよう
にしている。したがって、購入者は、請求案内が郵便や
ファクシミリ、あるいは電子メール等の手段を介して到
着してから、請求人(支払先)、請求金額(支払金
額)、請求内容等を確認し、十分に納得した上で、代金
を支払うことが可能となる。つまり、本実施形態の代金
支払技術は、従来の振込および口座振替それぞれの利点
を組み合わせたものとなるから、購入者が、自らの判断
で支払金額や支払日、そして支払実行の可否を決定する
ことができる。しかも、手続きの都度、支払相手に応じ
て、振込先銀行およびその支店名、預金の種類、口座番
号等を入力する必要がないので、手間を掛けず、容易に
代金支払を実施できる。
【0043】なお、先の説明と重複するが、本実施形態
では、支払先を、複数の金融機関に預金口座を有し、か
つ、販売者ではない第三者的機関、すなわちクレジット
会社としている。これは、こうした形態を採用した方
が、現在の金融システム上では実際の事務手数料を削減
できるからである。すなわち、複数の金融機関に預金口
座を持つ第三者的機関を介在させたことによって、本代
金支払技術は、手数料が割安な口座振替手続きの特殊形
態と見なすことが可能になる。したがって、場合によっ
ては、上記第三者的機関を介在させず、直接、実際の販
売者に代金を支払えるようなシステム(方法)としても
良い。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、振込および口座振替そ
れぞれの利点を十分に生かした、新しい形態での代金支
払が実施可能となる。特に、購入者が自らの判断で支払
金額や支払日を決定でき、かつ、実際の代金支払を容易
に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る代金支払システムの構
成を示す概略図
【図2】本発明の実施形態に係る代金支払システムにて
使用される移動式端末装置の構造を示すブロック図
【図3】代金支払が完了するまでの手順を示すフロー図
【図4】移動式端末装置の画面の表示状態を示す概略図
【図5】移動式端末装置の画面の表示状態を示す概略図
【図6】移動式端末装置の画面の表示状態を示す概略図
【符号の説明】
M 購入者 T 携帯電話機(移動式端末装置) D 携帯電話機の表示手段 P 支払請求書 1 支払先情報登録手段(登録用紙) 1a コード番号の記入欄 2 支払情報入力手段 3 支払情報送受信手段(支払情報送信手段) 4 支払情報送受信手段(支払情報受信手段) 5 口座間資金移動手段 6 基地局 7 預金口座データベース 8 残高確認手段 9 資金移動可情報発信手段 10 支払完了通告手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 舟橋 孝之 東京都千代田区大手町1−1−1 株式会 社三和銀行内 (72)発明者 山本 泰三 東京都千代田区大手町1−1−1 株式会 社三和銀行内 (72)発明者 岡野 泰久 東京都千代田区大手町1−1−1 株式会 社三和銀行内 Fターム(参考) 5B055 BB12 CB09 CB10 EE02 EE12 EE13

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 購入者が、金融機関に有する預金口座か
    ら購入代金を支払うための方法であって、 前記購入者が、支払先に関する情報を前記金融機関に登
    録する支払先情報登録工程と、 支払請求を受けた際、前記購入者が、少なくとも、前記
    支払先情報登録工程にて登録した支払先に関する情報お
    よび支払金額に関する情報を、前記金融機関に向けて送
    信する支払情報送信工程と、 この支払情報送信工程にて送られてきた支払情報に基づ
    いて、前記金融機関が前記購入者の預金口座から、前記
    支払先が前記金融機関に有する預金口座に、前記支払金
    額と同額の資金を移動させる口座間資金移動工程とを具
    備することを特徴とする代金支払方法。
  2. 【請求項2】 支払先情報登録工程は、支払先に関する
    情報と共に、この支払先に関する情報に対応したコード
    番号を金融機関に登録するものであることを特徴とする
    請求項1に記載の代金支払方法。
  3. 【請求項3】 支払先に関する情報は、前記支払先の名
    称、前記支払先が預金口座を有する金融機関名、この金
    融機関の支店名、預金の種類、および口座番号からなる
    群の中から選ばれた一つ、もしくは二つ以上を組み合わ
    せたものであることを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載の代金支払方法。
  4. 【請求項4】 支払情報送信工程では、支払先に関する
    情報および支払金額に関する情報と共に、購入者が支払
    を認可したことを示す支払認可情報を送信することを特
    徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の代金支
    払方法。
  5. 【請求項5】 口座間の資金移動に先立って、購入者の
    預金口座の残高と支払金額とを比較し、前記購入者の預
    金口座の残高が前記支払金額以上であることを確認する
    残高確認工程と、 この残高確認工程にて、前記購入者の預金口座の残高が
    前記支払金額以上であることが確認された後、口座間の
    資金移動を許可する情報を発する資金移動可情報発信工
    程とを更に具備し、 前記資金移動可情報発信工程にて、口座間の資金移動を
    許可する情報が発せられた後、口座間の資金移動を行う
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載
    の代金支払方法。
  6. 【請求項6】 口座間の資金移動により代金支払が完了
    したことを、金融機関から購入者に通告する支払完了通
    告工程を更に具備することを特徴とする請求項1〜請求
    項5のいずれかに記載の代金支払方法。
  7. 【請求項7】 支払先は、複数の金融機関に預金口座を
    有し、かつ、販売者ではない第三者的機関であり、前記
    販売者には、前記第三者的機関から購入代金が支払われ
    ることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記
    載の代金支払方法。
  8. 【請求項8】 支払情報送信工程にて支払情報の送信に
    使用される送信装置は、金融機関の店舗外に存在する、
    固定式もしくは移動式のものであることを特徴とする請
    求項1〜請求項7のいずれかに記載の代金支払方法。
  9. 【請求項9】 送信装置は、携帯電話機、架設電話機、
    パーソナルコンピュータのいずれかであることを特徴と
    する請求項1〜請求項8のいずれかに記載の代金支払方
    法。
  10. 【請求項10】 購入者が、金融機関に有する預金口座
    から購入代金を支払うためのシステムであって、 前記購入者が、支払先に関する情報を前記金融機関に登
    録するための支払先情報登録手段と、 支払請求を受けた際、前記購入者が、前記支払先情報登
    録手段を用いて登録した支払先に関する情報および支払
    金額に関する情報を入力するための支払情報入力手段
    と、 この支払情報入力手段にて入力された支払情報を、前記
    金融機関に向けて送信するための支払情報送信手段と、 前記金融機関側に存在し、前記支払情報送信手段によっ
    て送られてきた支払情報を受信するための支払情報受信
    手段と、 この支払情報受信手段が受信した前記支払情報に基づい
    て、前記購入者の預金口座から、前記支払先が前記金融
    機関に有する預金口座に、前記支払金額と同額の資金を
    移動させるための口座間資金移動手段とを具備してなる
    ことを特徴とする代金支払システム。
  11. 【請求項11】 支払先情報登録手段は、支払先に関す
    る情報と共に、この支払先に関する情報に対応したコー
    ド番号を金融機関に登録できるよう構成されてなること
    を特徴とする請求項10に記載の代金支払システム。
  12. 【請求項12】 支払先に関する情報は、前記支払先の
    名称、前記支払先が預金口座を有する金融機関名、この
    金融機関の支店名、預金の種類、および口座番号からな
    る群の中から選ばれた一つ、もしくは二つ以上を組み合
    わせたものであることを特徴とする請求項10又は請求
    項11に記載の代金支払システム。
  13. 【請求項13】 支払情報入力手段は、支払先に関する
    情報および支払金額に関する情報と共に、購入者が支払
    を認可したことを示す支払認可情報を入力できるよう構
    成されてなることを特徴とする請求項10〜請求項12
    のいずれかに記載の代金支払システム。
  14. 【請求項14】 口座間の資金移動に先立って、購入者
    の預金口座の残高と支払金額とを比較し、前記購入者の
    預金口座の残高が前記支払金額以上であることを確認す
    るための残高確認手段と、 この残高確認手段によって、前記購入者の預金口座の残
    高が前記支払金額以上であることが確認された後、口座
    間の資金移動を許可する情報を発する資金移動可情報発
    信手段とを更に具備し、 前記資金移動可情報発信手段によって、口座間の資金移
    動を許可する情報が発せられた後、口座間の資金移動が
    行われるよう構成されてなることを特徴とする請求項1
    0〜請求項13のいずれかに記載の代金支払システム。
  15. 【請求項15】 口座間の資金移動により代金支払が完
    了したことを、金融機関から購入者に通告する支払完了
    通告手段を更に具備してなることを特徴とする請求項1
    0〜請求項14のいずれかに記載の代金支払システム。
  16. 【請求項16】 支払先は、複数の金融機関に預金口座
    を有し、かつ、販売者ではない第三者的機関であり、前
    記販売者には、前記第三者的機関から購入代金が支払わ
    れるようにしたことを特徴とする請求項10〜請求項1
    5のいずれかに記載の代金支払システム。
  17. 【請求項17】 支払情報入力手段および支払情報送信
    手段は、金融機関の店舗外に存在する、固定式もしくは
    移動式のものであることを特徴とする請求項10〜請求
    項16のいずれかに記載の代金支払システム。
  18. 【請求項18】 支払情報入力手段および支払情報送信
    手段は、携帯電話機、架設電話機、パーソナルコンピュ
    ータのいずれかに組み込まれてなることを特徴とする請
    求項10〜請求項17のいずれかに記載の代金支払シス
    テム。
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