JP2000072117A - 包装工場における各包装機等用保守管理遠隔制御方法 - Google Patents

包装工場における各包装機等用保守管理遠隔制御方法

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JP2000072117A JP10241243A JP24124398A JP2000072117A JP 2000072117 A JP2000072117 A JP 2000072117A JP 10241243 A JP10241243 A JP 10241243A JP 24124398 A JP24124398 A JP 24124398A JP 2000072117 A JP2000072117 A JP 2000072117A
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隆三 林
Toshio Takei
俊夫 武井
Terumi Aoki
照美 青木
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    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/418Total factory control, i.e. centrally controlling a plurality of machines, e.g. direct or distributed numerical control [DNC], flexible manufacturing systems [FMS], integrated manufacturing systems [IMS], computer integrated manufacturing [CIM]
    • G05B19/4184Total factory control, i.e. centrally controlling a plurality of machines, e.g. direct or distributed numerical control [DNC], flexible manufacturing systems [FMS], integrated manufacturing systems [IMS], computer integrated manufacturing [CIM] characterised by fault tolerance, reliability of production system
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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    • Y02P90/80Management or planning

Abstract

(57)【要約】 【課題】各包装機等の保守や管理等が迅速かつ確実に行
なえて、主たる流体充填包装処理を遅滞させることがな
い包装工場における各包装機等用保守管理遠隔制御方法
を提供する。 【解決手段】包装工場1の各包装機2等にその保守や管
理等を行なうべき事態が発生したとき、該発生情報を通
信手段6によって各包装機2等の保守管理基地4へ送信
し、送られてきたこの発生情報に基づいて保守管理基地
4が対応情報を作成あるいは選定し、該対応情報を工場
制御手段5へ通信手段6によって送信し、この対応情報
に基づいて各包装機2等に対してその保守や管理等を行
なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、包装工場と遠隔地にあ
る保守管理基地において、包装工場の各包装機等の保守
や管理等を行なうことができる包装工場における各包装
機等用保守管理遠隔制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、流体充填包装業界において、その
稼働中に各流体充填包装機に故障が発生したとき、該流
体充填包装工場の作業者では直ちに修理や修復ができな
い場合には、各流体充填包装機のメーカーに電話等によ
り連絡をして、故障状態をメーカー側に伝達し、それに
基づいた対応方策をメーカーから受け取って、流体充填
包装工場の作業者が修理や修復を行なっていた。
【0003】あるいは、それでも作業者が修理や修復を
行なうことができない場合には、メーカーの技術者に対
して、流体充填包装工場への出動を依頼して修理や修復
を図っていた。
【0004】しかしながら、前者の場合は、各流体充填
包装機自体が複雑で精密化しかつ専門的な知識が必要な
中、専門技術者がいないもので、流体充填包装工場の作
業者ではなかなか修理や修復に対応できないものであ
る。
【0005】よしんば、修理や修復を行なうことができ
たとしても、その作業に費やす時間が膨大となって、主
たる流体充填包装処理の稼働を停止させることとなり、
生産性を大幅に低下させる。
【0006】また、前記した後者の場合には、遠隔地か
らのメーカーの技術者の流体充填包装工場への到着まで
の時間は、全く主たる流体充填包装処理の稼働の停止と
なるばかりか、該技術者による修理・修復費用が生産コ
ストに影響して、低廉価の商品の市場提供ができない。
【0007】特に、流体充填包装業界においては、同一
の各流体充填包装機を汎用させて、複数種の処理作業を
行なう、いわゆる型換えは頻繁に行なわれているもの
で、この型換えに際しては、メーカーの技術者と流体充
填包装工場の作業者(オペレータ)とが電話連絡により
綿密に打ち合わせたり、電話でのやり取りを行ないなが
ら平行して変更作業を行なっていたもので、十分な意思
の疎通が図れずに、短時間での変更が行なえなかった
り、最悪の場合、メーカーの技術者が流体充填包装工場
へ出向かざるを得ないこともあって、前記した大きな問
題点を有するものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した問
題点を解決するためになされたもので、包装工場の各包
装機等にその保守や管理等を行なうべき事態が発生した
とき、該発生情報を通信手段によって各包装機等の保守
管理基地へ送信し、送られてきたこの発生情報に基づい
て保守管理基地が対応情報を作成あるいは選定し、該対
応情報を工場制御手段へ通信手段によって送信し、この
対応情報に基づいて各包装機等に対してその保守や管理
等を行なうことにより、各包装機等の保守や管理等が迅
速かつ確実に行なえて、主たる流体充填包装処理を遅滞
させることがない包装工場における各包装機等用保守管
理遠隔制御方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】包装工場における各包装
機およびそれら全体の工場制御手段と、この包装工場と
遠隔にある該各包装機等の保守管理基地の基地制御手段
とを通信手段により接続して、この包装工場における各
包装機等にその保守や管理等を行なうべき事態が発生し
たとき、該発生情報を前記通信手段によって前記各包装
機等の保守管理基地の基地制御手段へ送信し、送られて
きたこの発生情報に基づいて前記各包装機等の保守管理
基地の基地制御手段が対応情報を作成あるいは選定し、
該対応情報を前記包装工場の工場制御手段へ前記通信手
段によって送信し、この対応情報に基づいて前記包装工
場における各包装機等に対してその保守や管理等を行な
う包装工場における各包装機等用保守管理遠隔制御方法
にある。
【0010】そして、包装工場における各包装機および
それら全体の工場制御手段と、この包装工場と遠隔にあ
る該各包装機等の保守管理基地の基地制御手段とを通信
手段により接続して、この包装工場における各包装機等
にその保守や管理等を行なうべき事態が発生したとき、
この事態発生箇所を包装工場の撮像手段により撮像して
画像情報を得て、該画像情報を前記通信手段によって前
記各包装機等の保守管理基地の基地制御手段へ送信し、
送られてきたこの画像情報に基づいて前記各包装機等の
保守管理基地の基地制御手段が対応情報を作成あるいは
選定し、該対応情報を前記包装工場の工場制御手段へ前
記通信手段によって送信し、この対応情報に基づいて前
記包装工場における各包装機等に対してその保守や管理
等を行なう包装工場における各包装機等用保守管理遠隔
制御方法にある。
【0011】また、包装工場における各包装機およびそ
れら全体のコンピュータからなる工場制御手段と、この
包装工場と遠隔にある該各包装機等の保守管理基地にお
けるコンピュータからなる基地制御手段とを通信手段に
より接続して、この包装工場における各包装機等にその
保守や管理等を行なうべき事態が発生したとき、該発生
情報を前記通信手段によって前記各包装機等の保守管理
基地の基地制御手段へ送信し、送られてきたこの発生情
報に基づいて前記各包装機等の保守管理基地の基地制御
手段が対応情報を作成あるいは選定し、該対応情報を前
記包装工場の工場制御手段へ前記通信手段によって送信
し、この対応情報に基づいて前記工場制御手段のプログ
ラムソフトを変更して、前記包装工場における各包装機
等に対してその保守や管理等を行なう包装工場における
各包装機等用保守管理遠隔制御方法にある。
【0012】更に、包装工場における各包装機およびそ
れら全体の工場制御手段と、この包装工場と遠隔にある
該各包装機等の保守管理基地の基地制御手段とを通信手
段により接続して、この包装工場における各包装機等の
保守や管理等のとき、前記通信手段によって包装工場の
工場制御手段と前記保守管理基地の基地制御手段とを通
信し、工場制御手段から送られてきた各包装機等の稼働
情報に基づいて前記保守管理基地の基地制御手段が流体
充填包装の稼働状態を診断する包装工場における各包装
機等用保守管理遠隔制御方法にある。
【0013】
【実施例】次に、本発明に関する包装工場における各包
装機等用保守管理遠隔制御方法の一実施例を図面に基づ
いて説明する。
【0014】図1〜図2においてAは、本発明の一実施
例の包装工場における各包装機等用保守管理遠隔制御方
法が採用される概要のシステムで、包装工場1における
各包装機2およびそれら全体に設けられた工場制御手段
3と、各包装機2の保守管理基地4に設けられた基地制
御手段5とを通信手段6とにより接続されている。
【0015】このうち、前記した包装工場1は、流体充
填包装業界において、容器への流体の充填や包装,収容
等の一連の処理作業を行なうところであって、例えば、
レパレタイザーや容器およびキャップの整列装置,容器
およびキャップ・充填流体(粉粒体も含む)の供給機,
流体充填機,キャッパー,ラベル貼り機,印刷機,箱詰
め機,パレタイザ等(これらの機械はあくまでも例示的
列挙である)の各包装機2が据え付けられている。
【0016】これらの各包装機2は、そのほとんどが機
械的および電気的な制御により自動化された、いわゆ
る、コンピュータからなる工場制御手段3に組み込まれ
たシーケンサーソフトウエアがプログラムされていて、
このプログラムに基づいてオペレータが必要な操作を行
ない、連続した各種の自動生産が行なわれるもので、か
つ、これら各包装機2全体が包括的に制御される。
【0017】また、前記した保守管理基地4は、各包装
機2の製造メーカーであったり、該各包装機2を保守管
理し得る統括的なセンター等であって、これら各包装機
2の稼働情報を内蔵したコンピュータからなる基地制御
手段5が設けられている。
【0018】そして、工場制御手段3と基地制御手段5
とは通信手段6によって接続されているもので、この通
信手段6は、電波や光等の無線または有線による必要情
報の相互通信が行なえる任意の手段であり、これによ
り、工場制御手段3から基地制御手段5へそのプログラ
ム等の一部または全部を、任意にダウンロードすること
ができ、かつ、基地制御手段5から工場制御手段3へそ
のプログラムを任意にアップロードすることができる。
【0019】なお、前記した工場制御手段3と基地制御
手段5とには、所定情報の送受信が行なえる送受信装置
をそれぞれ備える。
【0020】前記した保守管理遠隔制御システムAは、
図2に示すように、包装工場1における各包装機2を撮
像手段7により撮像して画像による情報を得ることで、
保守や管理を行なうべき事態が発生した発生情報を確認
できる。
【0021】そして、この撮像手段7は、各包装機2を
設置した包装工場1において、該各包装機2へ固定また
は可動自在に対応させて設けたCCDカメラ8と、この
CCDカメラ8からの画像信号を受け入れて所定の処理
を行なう画像情報処理装置9とからなるもので、この画
像情報処理装置9で処理された信号は工場制御手段3へ
送られるものであり、更に、該CCDカメラ8からの画
像はテレビジョン受像機等のモニター10により確認で
きる。
【0022】また、基地制御手段5においても、撮像手
段7のCCDカメラ8により得られた画像情報はテレビ
ジョン受像機等のモニター11により確認できる。
【0023】したがって、前記のように構成される本発
明実施例の包装工場における各包装機等用保守管理遠隔
制御方法は、以下に述べる作用を奏するもので、図3お
よび図4に示すフローチャートを参照して説明する。
【0024】例えば、保守管理基地4とは遠隔地にある
包装工場1の各包装機2にトラブルが生じた場合、例え
ば、電話回線等を用いて保守管理基地4に待機する技術
者に連絡する。
【0025】そして、その連絡されたトラブル内容を保
守管理基地4の技術者が把握し、保守管理の遠隔制御方
法を行なうか否かの選択を行なう。
【0026】このとき、保守管理の遠隔制御方法で対応
できない場合は、保守管理基地4の技術者が、各包装機
2の作業者にトラブル回避のための処置方策を伝達し
て、該作業者による修復作業を行なう。
【0027】あるいは、保守管理基地4の技術者が包装
工場1に出向き、当該各包装機2の修復に当たる。
【0028】また、保守管理の遠隔制御方法で対応でき
るときは、工場制御手段3のプログラムソフトを変換す
るか、それとも、トラブル箇所を撮像手段7により撮像
して画像情報を得て、これに基づいて対応するか否かを
決定する。
【0029】工場制御手段3のプログラムソフトを変換
することで修復ができる場合は、図3に示すように、基
地制御手段5に接続している通信手段6を該工場制御手
段3に接続し、この工場制御手段3のプログラムソフト
の状態を保守管理基地4において照合し、トラブルの原
因を調査する。
【0030】その結果、工場制御手段3のプログラムソ
フトに異常が発見されれば、基地制御手段5に用意され
ている正常プログラムソフトを通信手段6を介して工場
制御手段3に送信し、該工場制御手段3のプログラムソ
フトを修正する。
【0031】この場合、工場制御手段3の異常と思われ
るあるいは全部のプログラムソフトを、一旦、保守管理
基地4にダウンロードして、その後、正常プログラムソ
フトをアップロードするか、あるいは、工場制御手段3
の異常プログラムソフトへそのまま正常プログラムソフ
トを上書き状にアップロードするものである。
【0032】この正常プログラムソフトに基づいて、包
装工場1の当該各包装機2を試運転させて、この工場制
御手段3のプログラムソフトの状態を保守管理基地4に
おいて照合し、修復したことを確認して作業を終了す
る。
【0033】一方、前記した連絡されたトラブル内容を
保守管理基地4の技術者が把握し、トラブル箇所を撮像
手段7により撮像して画像情報を得て、これに基づいて
対応する場合は、すなわち、機械的なトラブル発生の場
合は、図2および図4に示すように、包装工場1の当該
各包装機2に対して撮像手段7を対応させ、そのCCD
カメラ8により所定の撮像を行なって画像情報を得て、
画像情報処理装置9により所定の画像処理を行なう。
【0034】この画像情報を通信手段6を介して保守管
理基地4において取り込み、基地制御手段5に接続して
いるモニター11により得られた画像に基づいて、トラ
ブル状態を保守管理基地4の技術者が検討する。
【0035】これにより、トラブル箇所が、例えば、各
包装機2において部品の取り付け誤りか、あるいは部品
の破損か等の判定に際して、部品の破損の場合は、この
破損箇所をCCDカメラ8を操作して画像をクローズア
ップし、保守管理基地4のモニター11に映し出される
該画像によって破損部品を確認する。
【0036】その結果、保守管理基地4の技術者が、確
かに部品が破損されていることを確認したときは、包装
工場1の作業者にその旨を伝達し、保守管理基地4にお
いて復旧のための所定の手段を構ずる。
【0037】一方、部品の取り付け誤りの場合は、この
部品の取り付け誤り箇所をCCDカメラ8を操作して画
像をクローズアップし、保守管理基地4のモニター11
に映し出される画像によって取り付け部品を確認する。
【0038】その結果、保守管理基地4の技術者が、確
かに部品が取り付け誤りされていることを確認したとき
は、包装工場1のモニター10に正しい部品の取り付け
方法を表示する。
【0039】これに基づいて、該モニター10の画像に
基づいて、当該各包装機2の取り付け誤り箇所に対し
て、包装工場1の作業者が修復を行なう。
【0040】そして、修復後は、保守管理基地4の技術
者は、この修復箇所を、電送される保守管理基地4のモ
ニター11に映し出される画像によって確認し、その
後、包装工場1の当該各包装機2を試運転させて、修復
したことを確認して作業を終了する。
【0041】なお、この例にあって、撮像手段7のCC
Dカメラ8は、包装工場1において適所の固定位置に取
り付けてサーボモータ等により任意の角度(方向)に回
動自在としたり、各包装機2に対して軌道に沿ってリニ
アモータ等により走行自在に設けたりすることができる
もので、この走行自在式は、各包装機2の稼働動作に合
わせてCCDカメラ8を追従させることで、より詳細で
効率的なトラブル箇所の映像が得られて、その判定にあ
ってその精度が向上する。
【0042】また、本発明実施例にあっては、包装工場
1の工場制御手段3と、該包装工場1と遠隔にある該各
包装機2等の保守管理基地4の基地制御手段5とを通信
手段6により接続して、この包装工場1における各包装
機2等の流体充填包装の稼働状態を診断する、いわゆ
る、遠隔メンテナンスができるものであり、この遠隔と
は、これら包装工場1および保守管理基地4の国内外と
いう距離的条件には一切とらわれない。
【0043】すなわち、図5に示すように、定期的にメ
ンテナンスを行なうときは、その都度、保守管理基地4
の基地制御手段5と包装工場1の工場制御手段3とを通
信手段6により接続する。
【0044】そして、この工場制御手段3に蓄積された
各包装機2の各部位の稼働時間や、動作回数等の稼働情
報を保守管理基地4において基地制御手段5にダウンロ
ードする。
【0045】あるいは、基地制御手段5においてリアル
タイムにおいて工場制御手段3の内容を演算して、定期
的なメンテナンス診断を行なう。
【0046】そして、このメンテナンス診断の結果を工
場制御手段3におけるモニター10に表示することで、
包装工場1の作業者が各包装機2の現在の状態を定期的
に確認することができる。
【0047】このように、包装工場1の各包装機2に対
して、様々な遠隔操作による保守管理制御を行なうこと
ができるもので、更に具体的な一例が下記のように挙げ
られる。
【0048】例えば、容器整列機において、本体内に収
容された容器の量を上限および下限の光電スイッチによ
って制御しているとき、仮に、容器の上限を検知する光
電スイッチが故障した場合、この上限光電スイッチに代
えて、下限を検出する光電スイッチのみで容器量を制御
できるように、工場制御手段3のプログラムソフトを変
更する。
【0049】流体充填機において、容器を検知する光電
スイッチが故障したとき、コンベア上の他の光電スイッ
チで代替えできるように、工場制御手段3のプログラム
ソフトを変更したり、故障した光電スイッチを強制的に
オフとするようにプログラムソフトを変更する。
【0050】また、重量式充填コントローラのパラメー
タの変更に際して、例えば、新しい液体を充填するとき
に(型換え時)、大流量および小流量における流動時間
の判断や、単一時間当たりの流量の確認等の充填状態の
診断を行ない、保守管理基地4において大流量,小流量
の比率を変更したり、大流量か小流量かどちらか一方に
よる充填に切り替えるためのプログラムソフトを変更す
る。
【0051】キャッパーにおいて、安全装置用の繰り入
れ出しホィール過負荷用近接スイッチが故障したとき、
プログラムソフトを変更して強制的にオフ状態とさせる
もので、他のスイッチの故障時、代替えスイッチ用に、
あるいは、処理位置に容器を繰り入れないようにプログ
ラムソフトを変更する。
【0052】更に、キャッパーのパラメータ変更時に、
例えば、新しい容器やキャップを使用するとき(型換え
時)、モータによるキャップ巻締め用の速度の変更や、
仮締めや本締めにおけるその稼働時間の変更等に対し
て、プログラムソフトを変更する。
【0053】ケーサにおいて、各資材を検出するスイッ
チ類,糊レベル計,シリンダスイッチの故障時や、各部
材のパラメータの変更時、作動のロボット制御プログラ
ムの変更等に際して、工場制御手段3のプログラムソフ
トを変更する。
【0054】包装工場1のラインにおいて、インバータ
やサーボモータのパラメータの変更や各種スイッチ類の
作動変更等にあって、工場制御手段3のプログラムソフ
トを変更する。
【0055】などであって、これらの例は単に例示的に
挙げたもので、包装工場1において電気的制御系トラブ
ルや機械的トラブルの発生に対して、保守管理基地4に
おいて臨機に対応できるものである。
【0056】
【発明の効果】前述のように構成される本発明は、包装
工場の工場制御手段と、該各包装機等の保守管理基地の
基地制御手段とを通信手段を介して接続して、任意に各
包装機等を遠隔制御することができるので、該各包装機
等の保守や管理にあってリアルタイムで対応でき、しか
も、各包装機等に不都合があったとき、それぞれ包装工
場および保守管理基地の所在地の国内外を問わない遠隔
地にある保守管理基地において応急処置ができて、主た
る処理を延滞させることなく再稼働できる。
【0057】特に、包装工場に専門技術者が常駐してい
なくても、遠隔地にある保守管理基地が発生するトラブ
ルや型換え時の複雑で煩雑な作業を行なうことができ
る。
【0058】包装工場と保守管理基地とが遠隔にある場
合でも、各包装機等の保守管理に際して保守管理基地側
の技術者の移動が可及的に少なくなって、流体充填包装
業界における生産コストを軽減化させることができる。
等の格別な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する包装工場における各包装機等用
保守管理遠隔制御方法の一実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】図1における方法の他の実施例を示すブロック
図である。
【図3】図1における方法にあってソフト変更で対応す
るトラブルのフローチャート図である。
【図4】図1における方法にあって撮像手段による確認
で対応するトラブルのフローチャート図である。
【図5】図1における方法にあって遠隔メンテナンスの
フローチャート図である。
【符号の説明】
1 包装工場 2 各包装機 3 工場制御手段 4 保守管理基地 5 基地制御手段 6 通信手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 照美 静岡県清水市天神二丁目8番1号 靜甲株 式会社内 Fターム(参考) 5H215 AA20 BB09 BB14 CC07 CC09 CX06 CX09 GG05 JJ14 KK07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装工場における各包装機およびそれら
    全体の工場制御手段と、この包装工場と遠隔にある該各
    包装機等の保守管理基地の基地制御手段とを通信手段に
    より接続して、この包装工場における各包装機等にその
    保守や管理等を行なうべき事態が発生したとき、該発生
    情報を前記通信手段によって前記各包装機等の保守管理
    基地の基地制御手段へ送信し、送られてきたこの発生情
    報に基づいて前記各包装機等の保守管理基地の基地制御
    手段が対応情報を作成あるいは選定し、該対応情報を前
    記包装工場の工場制御手段へ前記通信手段によって送信
    し、この対応情報に基づいて前記包装工場における各包
    装機等に対してその保守や管理等を行なうことを特徴と
    する包装工場における各包装機等用保守管理遠隔制御方
    法。
  2. 【請求項2】 包装工場における各包装機およびそれら
    全体の工場制御手段と、この包装工場と遠隔にある該各
    包装機等の保守管理基地の基地制御手段とを通信手段に
    より接続して、この包装工場における各包装機等にその
    保守や管理等を行なうべき事態が発生したとき、この事
    態発生箇所を包装工場の撮像手段により撮像して画像情
    報を得て、該画像情報を前記通信手段によって前記各包
    装機等の保守管理基地の基地制御手段へ送信し、送られ
    てきたこの画像情報に基づいて前記各包装機等の保守管
    理基地の基地制御手段が対応情報を作成あるいは選定
    し、該対応情報を前記包装工場の工場制御手段へ前記通
    信手段によって送信し、この対応情報に基づいて前記包
    装工場における各包装機等に対してその保守や管理等を
    行なうことを特徴とする包装工場における各包装機等用
    保守管理遠隔制御方法。
  3. 【請求項3】 包装工場における各包装機およびそれら
    全体のコンピュータからなる工場制御手段と、この包装
    工場と遠隔にある該各包装機等の保守管理基地における
    コンピュータからなる基地制御手段とを通信手段により
    接続して、この包装工場における各包装機等にその保守
    や管理等を行なうべき事態が発生したとき、該発生情報
    を前記通信手段によって前記各包装機等の保守管理基地
    の基地制御手段へ送信し、送られてきたこの発生情報に
    基づいて前記各包装機等の保守管理基地の基地制御手段
    が対応情報を作成あるいは選定し、該対応情報を前記包
    装工場の工場制御手段へ前記通信手段によって送信し、
    この対応情報に基づいて前記工場制御手段のプログラム
    ソフトを変更して、前記包装工場における各包装機等に
    対してその保守や管理等を行なうことを特徴とする包装
    工場における各包装機等用保守管理遠隔制御方法。
  4. 【請求項4】 包装工場における各包装機およびそれら
    全体の工場制御手段と、この包装工場と遠隔にある該各
    包装機等の保守管理基地の基地制御手段とを通信手段に
    より接続して、この包装工場における各包装機等の保守
    や管理等のとき、前記通信手段によって包装工場の工場
    制御手段と前記保守管理基地の基地制御手段とを通信
    し、工場制御手段から送られてきた各包装機等の稼働情
    報に基づいて前記保守管理基地の基地制御手段が流体充
    填包装の稼働状態を診断することを特徴とする包装工場
    における各包装機等用保守管理遠隔制御方法。
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