WO2024111054A1 - ネットワークノード及び通信方法 - Google Patents

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衛星との間で通信可能となると、前記衛星を識別するための情報を含むサービス要求を基地局から受信する受信部と、前記衛星が通過する領域に在圏する端末を特定し、前記端末に送信するためのページング情報を生成する制御部と、生成された前記ページング情報を情報要素として含むメッセージを前記基地局に送信する送信部と、を備えるネットワークノードである。

Description

ネットワークノード及び通信方法
 本発明は、無線通信システムにおけるネットワークノード及び通信方法に関する。
 LTE(Long Term Evolution)の後継システムであるNR(New Radio)(「5G」ともいう。)においては、LTE(Long Term Evolution)のネットワークアーキテクチャにおけるコアネットワークであるEPC(Evolved Packet Core)に対応する5GC(5G Core Network)及びLTEのネットワークアーキテクチャにおけるRAN(Radio Access Network)であるE-UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)に対応するNG-RAN(Next Generation - Radio Access Network)を含むネットワークアーキテクチャが検討されている(例えば非特許文献1及び非特許文献2)。
 また、NRリリース19では、IoT(Internet of Things)データの人工衛星または飛行体(以下、人工衛星または飛行体をあわせて衛星ともいう)を介した伝送に関し、S&F運用(Store and Forward Operation)が検討されている。端末と衛星間のシグナリングおよびデータ交換は、衛星が地上ネットワークに同時に接続されていなくても発生する可能性がある(すなわち、アクティブなフィーダリンク接続がない場合でも、サービスリンクを動作し続けることができる)。
3GPP TS 23.501 V17.5.0(2022-06) 3GPP TS 23.502 V17.5.0(2022-06)
 従来の仕様では、S&F運用のアーキテクチャは定まっていない。例えば、S&F運用においても着データ(MT:Mobile Terminated)手順をサポートすべきとなっているところ、適切な着データ手順を実現させる方法が確立されていないという問題がある。
 本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、衛星を介した通信において端末への適切な着データ手順を実現させることを目的とする。
 開示の技術によれば、衛星との間で通信可能となると、前記衛星を識別するための情報を含むサービス要求を基地局から受信する受信部と、前記衛星が通過する領域に在圏する端末を特定し、前記端末に送信するためのページング情報を生成する制御部と、生成された前記ページング情報を情報要素として含むメッセージを前記基地局に送信する送信部と、を備えるネットワークノードが提供される。
 開示の技術によれば、衛星を介した通信において端末への適切な着データ手順を実現させることを可能とする技術が提供される。
本発明の実施の形態に係る無線通信システムについて説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る無線通信システムの構成の一例を示す図である。 衛星を介したS&F運用の伝送方式について説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る登録手順の流れの一例を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態に係るPDUセッション確立手順の流れの一例を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態に係るAFによるデータ配送購読手順の流れの一例を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態に係るAFによるデータ送信手順の流れの一例を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態に係るAFへのデータ配送通知手順の第一の流れの一例を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態に係るDLデータ配送状態通知手順の流れの一例を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態に係るAFへのデータ配送通知手順の第二の流れの一例を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態に係る拡張サービス要求手順の前半の流れの一例を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態に係るAFへのデータ配送通知手順の第三の流れの一例を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態に係る拡張サービス要求手順の後半の流れの一例を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態に係るAFへのデータ配送通知手順の第四の流れの一例を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態に係る基地局の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る端末の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る基地局又は端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る車両の構成の一例を示す図である。
 以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例であり、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られない。
 本発明の実施の形態の無線通信システムの動作にあたっては、適宜、既存技術が使用されてよい。当該既存技術は、例えば既存のNRあるいはLTEであるが、既存のNRあるいはLTEに限られない。また、本明細書で使用する用語「LTE」は、特に断らない限り、LTE-Advanced、及び、LTE-Advanced以降の方式(例:NR)を含む広い意味を有するものとする。
 また、以下で説明する本発明の実施の形態では、既存のLTEで使用されているSS(Synchronization signal)、PSS(Primary SS)、SSS(Secondary SS)、PBCH(Physical broadcast channel)、PRACH(Physical random access channel)、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)、PUCCH(Physical Uplink Control Channel)、PUSCH(Physical Uplink Shared Channel)等の用語を使用する。これは記載の便宜上のためであり、これらと同様の信号、機能等が他の名称で呼ばれてもよい。また、NRにおける上述の用語は、NR-SS、NR-PSS、NR-SSS、NR-PBCH、NR-PRACH等に対応する。ただし、NRに使用される信号であっても、必ずしも「NR-」と明記しない。
 また、本発明の実施の形態において、複信(Duplex)方式は、TDD(Time Division Duplex)方式でもよいし、FDD(Frequency Division Duplex)方式でもよいし、又はそれ以外(例えば、Flexible Duplex等)の方式でもよい。
 また、本発明の実施の形態において、無線パラメータ等が「設定される(Configure)」とは、所定の値が予め設定(Pre-configure)されることであってもよいし、基地局又は端末から通知される無線パラメータが設定されることであってもよい。
 (システム構成)
 図1は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムについて説明するための図である。
本発明の実施の形態に係る無線通信システムは、図1に示されるように、RAN10及び端末20を含む。図1には、RAN10及び端末20が1つずつ示されているが、これは例であり、それぞれ複数であってもよい。
 RAN10は、1つ以上のセルを提供し、端末20と無線通信を行う通信装置である。無線信号の物理リソースは、時間領域及び周波数領域で定義され、時間領域はOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボル数で定義されてもよいし、周波数領域はサブキャリア数又はリソースブロック数で定義されてもよい。また、時間領域におけるTTI(Transmission Time Interval)がスロットであってもよいし、TTIがサブフレームであってもよい。
 RAN10は、同期信号及びシステム情報を端末20に送信する。同期信号は、例えば、NR-PSS及びNR-SSSである。システム情報は、例えば、NR-PBCHにて送信され、報知情報ともいう。同期信号及びシステム情報は、SSB(SS/PBCH block)と呼ばれてもよい。図1に示されるように、RAN10は、DL(Downlink)で制御信号又はデータを端末20に送信し、UL(Uplink)で制御信号又はデータを端末20から受信する。RAN10及び端末20はいずれも、ビームフォーミングを行って信号の送受信を行うことが可能である。また、RAN10及び端末20はいずれも、MIMO(Multiple Input Multiple Output)による通信をDL又はULに適用することが可能である。また、RAN10及び端末20はいずれも、CA(Carrier Aggregation)によるセカンダリセル(SCell:Secondary Cell)及びプライマリセル(PCell:Primary Cell)を介して通信を行ってもよい。さらに、端末20は、DC(Dual Connectivity)によるRAN10のプライマリセル及び他のRAN10のプライマリセカンダリセルグループセル(PSCell:Primary SCG Cell)を介して通信を行ってもよい。
 端末20は、スマートフォン、携帯電話機、タブレット、ウェアラブル端末、M2M(Machine-to-Machine)用通信モジュール等の無線通信機能を備えた通信装置である。図1に示されるように、端末20は、DLで制御信号又はデータをRAN10から受信し、ULで制御信号又はデータをRAN10に送信することで、無線通信システムにより提供される各種通信サービスを利用する。また、端末20は、RAN10から送信される各種の参照信号を受信し、当該参照信号の受信結果に基づいて伝搬路品質の測定を実行する。なお、端末20をUEと呼んでもよい。
 図2は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムの構成の一例を示す図である。無線通信システムは、RAN10と、端末20と、コアネットワーク30と、DN(Data Network)40と、を備える。
 RAN10は、地上局GW(Gateway)11と、基地局12と、を備える。地上局GW11は、基地局12と、端末20または衛星との間の通信を中継する。基地局12は、上述したRAN10の機能の全部または一部を有する装置である。基地局12をgNBと呼んでもよい。
 コアネットワーク30は、交換機、加入者情報管理装置等を備えるネットワークである。コアネットワーク30は、U-Plane機能を実現させるネットワークノードと、C-Plane機能群を実現させるネットワークノード群とを備える。
 U-Plane機能は、ユーザデータの送受信処理を実行する機能である。U-Plane機能を実現させるネットワークノードは、例えばUPF(User plane function)380である。UPF380は、DN40と相互接続するための外部に対するPDU(Protocol Data Unit)セッションポイント、パケットのルーティング及びフォワーディング、ユーザプレーンのQoS(Quality of Service)ハンドリング等の機能を有するネットワークノードである。UPF380は、DN40と端末20との間のデータの送受信を制御する。UPF380及びDN40は、1または複数のネットワークスライスから構成されていてもよい。
 C-Plane機能群は、通信の確立などのための一連の制御処理を実行する機能群である。C-Plane機能群を実現させるネットワークノード群は、例えば、AMF(Access and Mobility Management Function)310と、UDM(Unified Data Management)320と、NEF(Network Exposure Function)330と、NRF(Network Repository Function)340と、AUSF(Authentication Server Function)350と、PCF(Policy Control Function)360と、SMF(Session Management Function)370と、AF(Application Function)390とを含む。
 AMF310は、RANインタフェースの終端、NAS(Non-Access Stratum)の終端、登録管理、接続管理、到達性管理、モビリティ管理等の機能を有するネットワークノードである。また、AMF310は、SEAF(SEcurity Anchor Function)311を含む。SEAF311は、セキュリティのアンカーとしてサービングネットワークで機能する。
 NRF340は、サービスを提供するNF(Network Function)インスタンスを発見する機能を有するネットワークノードである。UDM320は、加入者データ及び認証データを管理するネットワークノードである。UDM320は、当該データを保持するUDR(User Data Repository)321と、FE(Front End)322と、を含む。FE322は、加入者情報を処理する。また、UDM320は、ARPF(Authentication credential Repository and Processing Function)を含んでいてもよい。ARPFは、認証クレデンシャル リポジトリと処理機能を有するネットワークノードである。AUSF350は、端末の認証機能を有するネットワークノードである。
 SMF370は、セッション管理、端末20のIP(Internet Protocol)アドレス割り当て及び管理、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)機能、ARP(Address Resolution Protocol)プロキシ、ローミング機能等の機能を有するネットワークノードである。NEF330は、他のNF(Network Function)に能力及びイベントを通知する機能を有するネットワークノードである。PCF360は、ネットワークのポリシ制御を行う機能を有するネットワークノードである。
 AF(Application Function)390は、アプリケーションサーバを制御する機能を有するネットワークノードである。
 AMF310とRAN10とは、N2リンクとして通信可能に接続されている。UPF380とRAN10とは、N3リンクとして通信可能に接続されている。UPF380とSMF370とは、N4リンクとして通信可能に接続されている。UPF380とDN40とは、N6リンクとして通信可能に接続されている。
 (従来の問題点)
 次に、従来の問題点について説明する。NRリリース19では、IoT(Internet of Things)データの人工衛星または飛行体(以下、人工衛星または飛行体をあわせて衛星ともいう)を介した伝送に関し、S&F運用(Store and Forward Operation)が検討されている。端末と衛星間のシグナリングおよびデータ交換は、衛星が地上ネットワークに同時に接続されていなくても発生する可能性がある(すなわち、アクティブなフィーダリンク接続がない場合でも、サービスリンクを動作し続けることができる)。
 図3は、衛星を介したS&F運用の伝送方式について説明するための図である。ステップAでは、端末が衛星のカバレッジを利用できる場合、地上ネットワークに到達するためのエンドツーエンドパスが無い。したがって、シグナリングおよびデータトラフィックの交換は、このステップAでは、端末と衛星との間でのみ発生する。
 また、ステップBでは、フィーダリンクを介して衛星と地上ネットワーク間の接続が確立される。ステップBでは、衛星は、端末には到達できなくなるが、端末へのサービス提供のため、ユーザデータトラフィック(端末から収集された、または端末に宛てられたメッセージ)をアップロード/ダウンロードできる。
 しかし、従来の仕様では、S&F運用のアーキテクチャは定まっていない。例えば、S&F運用においても着データ(MT:Mobile Terminated)手順をサポートすべきとなっているが、単純に着データ手順を実現させようとすると、基地局が端末に対するページングを送信する衛星をどのように選択するかが明らかでないという問題がある。
 具体的には、例えば、以下の設定を考える。5Gシステムが、低軌道衛星(LEO:Low Earth Orbit satellite)1-8を配備し、衛星通信を提供しているものとする。地上固定のTA(Tracking Area)1に第一端末がある。LEO1-3はTA1の上空を通過するが、LEO4-8はTA1の上空を通過しない。LEO1-3は、TA1の上空を通過するとき、TA1内の端末にサービスリンクを提供するが、近傍に地上局GW11が無いため、フィーダリンクを持てない。他方、LEO1-3は、軌道上の他の位置でフィーダリンクを持つ。
 このような設定において、例えば、以下のシナリオについて考える。第一端末は、5Gシステムに登録され、PDUセッションを確立する。当該PDUセッションはUP(User Plane)不活性となる。第一アプリサーバが第一端末にデータを送る。当該データはUPF380に留まる。UPF380はSMF370に通知し、SMF370はAMF310に通知し、AMF310は基地局12に通知する。基地局12は、第一端末にページングを送ろうとするが、どのLEOに乗せて信号を送れば適切か分からない。
 このように、従来は、上述したシナリオにおいて、第一端末にデータを送ることが出来ないという問題がある。つまり、従来、衛星S&F運用の場合、衛星カバレッジ下の端末にデータを送る仕組みがない。
 また、NRリリース19における検討状況によれば、(i)端末へ送るデータ量は制限され得るべき、(ii)配送優先度が考慮されるべき、(iii)網はデータ受領確認を送るべき、という要求条件がある。さらに、MTでは明確でないがMOに関しては、(iv)網はデータ配送遅延値を提供できるべき、という要求条件がある。しかしながら、従来は、これらの要求条件を満たす方法が確立されていない。
 (本実施の形態の概要)
 上述した従来の問題を解決するため、本実施の形態では、衛星がフィーダリンクを張った際に、AMF310が、対象となる端末を決定し、基地局12とUPF380との間のUPを活性化し、各端末のページング情報を生成する例について説明する。また、併せて上述した(i)から(iv)までの要求条件を満たす方法について説明する。
 まず、前提となる網配備について説明する。移動通信事業者は、地上アクセスと衛星アクセスとに対して、互いに異なるTAを割り当てるものとする。そして、衛星運用システムは、例えばOAM(Operations,Administration,Maintenance)経由で、AMF310に、衛星天体暦情報の一部として、衛星ごとのカバーエリアを示す情報として、衛星を識別するための識別子と運航するTAとが関連付けられた情報、例えば[衛星番号、運航TAリスト[TA番号、・・・]]のリストを提供する。AMF310は当該情報を事前設定する。
 [衛星番号、運航TAリスト[TA番号、・・・]]のリストは、例えば、[LEO1、[TA1,・・・]]、[LEO2、[TA1,・・・]]、[LEO3、[TA1,・・・]]、[LEO4、[TA5,・・・]]、[LEO5、[TA5,・・・]]、[LEO6、[TA5,・・・]]、LEO衛星7、[TA10,・・・]]、[LEO8、[TA10,・・・]]のようなデータである。
 次に、端末20の登録における手順について説明する。図4は、本発明の実施の形態に係る登録手順の流れの一例を示すシーケンス図である。
 端末20は、RAN10を介して登録要求をAMF310に送信する(ステップS101)。AMF310は、基地局12から得たユーザ位置情報(当該ユーザが有する端末20の位置を示す情報)を基にして、端末在圏TAを導出し、端末20に登録地域を割り当てる(ステップS102)。
 続いて、AMF310は、ユーザ位置情報および登録地域を端末コンテキスト(UE context)として記憶する(ステップS103)。そして、AMF310は、端末在圏TAから端末20がS&F運用を行う衛星の配下にあると認識し、端末コンテキストに「衛星S&F運用TA在圏識別子」を設定する(ステップS104)。「衛星S&F運用TA在圏識別子」は、端末20がS&F運用の衛星の運航TAに在圏していることを示す識別子である。すなわち、この時点で端末コンテキストは、[SUPI(Subscription Permanent Identifier)、ユーザ位置情報、登録地域、衛星S&F運用TA在圏]との情報を含む。SUPIは、端末20を識別するための識別子である。なお、端末在圏TAは、ユーザ位置情報および登録地域から導かれる。
 AMFは、UDM320に登録する際、「衛星S&F運用TA在圏識別子」を送信する(ステップS105)。そして、登録手順が完了する。
 次に、PDUセッションを確立する手順について説明する。図5は、本発明の実施の形態に係るPDUセッション確立手順の流れの一例を示すシーケンス図である。
 端末20は、PDUセッション確立要求をAMF310に送信する(ステップS201)。AMF310は、端末20の端末コンテキストに「衛星S&F運用TA在圏識別子」が含まれることから、PDUセッション確立要求に加えて「保持パケット数提案」および「DLデータ量報告制御」を含むSMコンテキスト生成要求(Nsmf_PDUSession_CreateSMContext Request)をSMF370に送信する(ステップS202)。SMコンテキスト生成要求に含まれる「保持パケット数提案」および「DLデータ量報告制御」は、新たな情報要素であってもよい。
 SMF370は、「保持パケット数提案(Suggested Buffering Packets Count)」、「DLデータ量報告制御」を含むPFCPセッション確立要求をUPF380に送信する(ステップS203)。
 なお、PFCPセッション確立要求に含まれる「保持パケット数提案」は、従来の情報要素であってもよい。なお、上述したSMコンテキスト生成要求に含まれる新たな情報要素「保持パケット数提案」は、PFCPセッション確立要求に含まれる従来の情報要素「保持パケット数提案」に対応させた情報要素であるが、他の名称であってもよい。
 また、PFCPセッション確立要求に含まれる「DLデータ量報告制御」は、新たな情報要素であってもよい。新たな情報要素「DLデータ量報告制御」は、EPC(Evolved Packet Core)における従来の情報要素MT-EDT制御情報(MT-EDT Control Information)を5Gシステムに適用したものでもよい。
 SMF370は、PDUセッションのコンテキスト(具体的にはSM(Session Management)コンテキスト)に、「衛星S&F運用TA在圏識別子」を設定する(ステップS204)。
 そして、SMF370および端末20は、PDUセッションを確立する(ステップS205)。
 次に、AFがデータ配送状態を把握するためのサービスを購読する手順について説明する。図6は、本発明の実施の形態に係るAFによるデータ配送購読手順の流れの一例を示すシーケンス図である。
 AF390は、NEF330の「衛星DLデータ配送状態イベント通知サービス」を購読する(ステップS301)。「衛星DLデータ配送状態イベント通知サービス」は、従来の「DLデータ配送状態(Downlink data delivery status)イベント通知サービス」を拡充したサービスであってもよい。
 「衛星DLデータ配送状態イベント通知サービス」は、新規イベント「衛星にDLパケットアップロード済」または「衛星にDLパケットアップロード不可-DLパケット保持継続」について報告するサービスである。「衛星にDLパケットアップロード済」は、衛星にDLパケットをアップロードしたことを示すイベントである。「衛星にDLパケットアップロード不可-DLパケット保持継続」は、衛星にDLパケットをアップロードできないために、DLパケットの保持を継続することを示すイベントである。
 なお、「衛星DLデータ配送状態イベント通知サービス」は、従来の「DLデータ配送状態(Downlink data delivery status)イベント通知サービス」のイベント「DLパケット保持済み」、「DLパケット破棄済み」、および「DLパケット送信済み」についても報告するサービスである。
 次に、NEF330は、UDM320の「衛星DLデータ配送状態イベント通知サービス」を購読する(ステップS302)。UDM320の「衛星DLデータ配送状態イベント通知サービス」は、NEF330の新規サービス「衛星DLデータ配送状態イベント通知サービス」と同様の新規サービスであってもよい。
 UDM320は、AMF登録情報に「衛星S&F運用TA在圏識別子」が含まれるかを確認する(ステップS303)。これによって、UDM320は、「衛星DLデータ配送状態イベント通知サービス」を提供できるか否かを判定する。
 UDM320は、「衛星DLデータ配送状態イベント通知サービス」を提供できると判定すると、SMF370の「衛星DLデータ配送状態イベント通知サービス」を購読する(ステップS304)。SMF370の「衛星DLデータ配送状態イベント通知サービス」は、NEF330またはUDM320の新規サービス「衛星DLデータ配送状態イベント通知サービス」と同様の新規サービスであってもよい。
 SMF370は、DLデータ配送状態の通知をUPF380に指示する(ステップS305)。このステップS305における指示は、SMF370が従来のDLデータ配送状態イベント通知サービス(TS23.502、4.15.3.2.8節参照)を提供する際と同様の指示であってもよい。これによって、SMF370は、UPF380からDLデータの配送状態についての通知を受けることができる。
 次に、SMF370は、AMF310の「衛星DLデータ配送衛星待ち合わせイベント通知サービス」を購読する(ステップS306)。当該サービスは、新規イベント「衛星DLデータ保持済み」、および「衛星にDLパケットアップロード不可-DLパケット保持継続」について報告する新規のイベントである。当該サービスにおいて、AMF310は、各イベントに関し、衛星待ち合わせ時間を追加して購読者(ここではSMF370)に通知する。なお、衛星待ち合わせ時間は、予測される衛星の到着時刻に基づき、衛星の到着を待つための時間を示している。
 続いて、AF390から端末20に向けたデータ(着データ)を送信する手順について説明する。図7は、本発明の実施の形態に係るAFによるデータ送信手順の流れの一例を示すシーケンス図である。
 AF390は、端末20に向けたデータ(着データ)を、UPF380に送信する(ステップS401)。送信されたデータは、UPF380に留まる。
 次に、UPF380は、着データがあること、「DLパケット保持済み」およびDLデータパケット量を含むPFCPセッション報告要求をSMF370に送信する(ステップS402)。
 次に、AF390にデータ配送状態を通知する手順について、4つの流れに分けて説明する。図8は、本発明の実施の形態に係るAFへのデータ配送通知手順の第一の流れの一例を示すシーケンス図である。
 図7に示した手順に続いて、SMF370は、「DLパケット保持済み」をNEF330に通知する(ステップS501)。
 NEF330は、「DLパケット保持済み」をAF390に通知する(ステップS502)。これによって、AF390は、データがコアネットワーク30に送信され、保持されていることを把握することができる。
 次に、図5のステップS202に示した指示に基づいて、DLデータの配送状態を通知する手順について説明する。図9は、本発明の実施の形態に係るDLデータ配送状態通知手順の流れの一例を示すシーケンス図である。
 SMF370は、着データがあること、およびDLデータパケット量を、AMF310に通知する(ステップS601)。
 続いて、AMF310は、端末20の端末コンテキストに、端末にDLデータがあること、およびDLデータパケット量を含めて記憶する(ステップS602)。ここで、端末20は、端末コンテキストに「衛星S&F運用TA在圏識別子」が含まれているか否かを判定し、端末コンテキストに「衛星S&F運用TA在圏識別子」が含まれていると判定すると、基地局12にページングを送信するのではなく、このステップS602の処理を行ってもよい。他方、端末20は、端末コンテキストに「衛星S&F運用TA在圏識別子」が含まれていないと判定すると、基地局12にページングを送信してもよい。
 すなわち、この時点で端末コンテキストは、[SUPI、ユーザ位置情報、登録地域、衛星S&F運用TA在圏、DLデータ有、DLデータパケット量]との情報を含む。端末在圏TAは、ユーザ位置情報および登録地域に基づいて導出される。
 次に、AF390にデータ配送状態を通知する手順のうちの第二の流れについて説明する。図10は、本発明の実施の形態に係るAFへのデータ配送通知手順の第二の流れの一例を示すシーケンス図である。
 AMF310は、「衛星DLデータ保持済み」、および衛星待ち合わせ時間をSMF370に通知する(ステップS701)。ここで、衛星待ち合わせ時間は、例えばX時間Y分という情報である。
 SMF370は、「DLパケット保持済み」、および衛星待ち合わせ時間をNEF330に通知する(ステップS702)。NEF330は、「DLパケット保持済み」、および衛星待ち合わせ時間をAF390に転送する(ステップS703)。
 なお、上述した各手順は、優先端末か通常端末かに関わらず実行される。そして、上述した手順によって、AMF310は、端末在圏TA毎に、(複数の)優先端末のDLデータパケット量合計、(複数の)通常端末のDLデータパケット量合計を把握する。
 次に、上述した手順の後に衛星が飛来し、衛星と地上局GW11との間にフィーダリンクが設定された場合の手順について説明する。
 まず、拡張されたサービス要求手順について、2つの流れに分けて説明する。図11は、本発明の実施の形態に係る拡張サービス要求手順の前半の流れの一例を示すシーケンス図である。
 地上局GW11は、衛星番号および格納可能データ容量を含む、複数端末に対応するサービス要求メッセージを基地局12に送信する(ステップS801)。
 基地局12は、当該サービス要求メッセージをAMF310に転送する(ステップS802)。
 AMF310は、受信した衛星番号から、対応するTAリストを導出し、ローカルデータから、当該TAリストのTAを含む端末コンテキストを持つ(複数の)端末を見つけ、その中で、SMF370から着データありの通知(図9のステップS601参照)を受けているものに端末を絞る(ステップS803)。
 そして、AMF310は、衛星から受信した格納可能データ容量と、上述したDLデータパケット量合計とを比較し、どの端末のDLデータパケットを衛星に送ることが出来るかを判定する(ステップS804)。ここで、AMF310は、優先端末を通常端末より優先するように判定する。また、AMF310は、DLデータパケットが緊急であるか否かを示す情報を他のネットワークノード等から受信するか、または他の方法により通常端末向けDLデータパケットが緊急であると分かる場合は、当該DLデータパケットを、通常端末向け通常DLデータパケットより優先してもよい。
 AMF310および他のネットワークノードは、選択した(複数の)端末各々に関し、従来と同様(TS 23.502、4.2.3.2節、ステップ4(AMF→SMF),6a(SMF→UPF),6b(UPF→SMF),11(SMF→AMF)参照)のサービス要求手順を進める(ステップS805)。
 次に、AF390にデータ配送状態を通知する手順のうちの第三の流れについて説明する。図12は、本発明の実施の形態に係るAFへのデータ配送通知手順の第三の流れの一例を示すシーケンス図である。
 AMF310は、図11のステップS804において選択しなかった(複数の)端末20のPDUセッションに関し、「衛星にDLパケットアップロード不可-DLパケット保持継続」を通知SMF370に通知する(ステップS901)。ここで、AMF310は、同一TAの上空を次に通過する衛星の到着時刻を知っている場合、衛星待ち合わせ時間を加えて通知してもよい。
 SMF370は、「衛星にDLパケットアップロード不可-DLパケット保持継続」、および衛星待ち合わせ時間をNEF330に通知する(ステップS902)。そして、NEF330は、「衛星にDLパケットアップロード不可-DLパケット保持継続」、および衛星待ち合わせ時間をAF390に転送する(ステップS903)。
 次に、AMF310によるページングメッセージの生成について説明する。AMF310は、上述した各サービス要求手順に対応して、衛星がTAの上空で使えるようにページングメッセージを構成し、一つの情報要素とする。ここで、ページングメッセージは、端末20が所在するTAについての情報を含んでもよい。これによって、衛星は、各ページングメッセージを送出するタイミングを理解することができる。
 次に、拡張されたサービス要求手順の後半の流れについて説明する。図13は、本発明の実施の形態に係る拡張サービス要求手順の後半の流れの一例を示すシーケンス図である。
 AMF310は、サービス要求手順を進め、ページングメッセージが構成された情報要素を含むメッセージを基地局12に送信する(ステップS1001)(TS23.502、4.2.3.2節、ステップ12参照)。ここまで述べた拡張されたサービス要求手順によって、(複数の)端末20の各々に関し、基地局12とUPF380との間のUPが活性化される。また、衛星が各端末20の上空で用いるページング情報が、UPと関連付けられて基地局12に通知される。
 次に、AF390にデータ配送状態を通知する手順のうちの第四の流れについて説明する。図14は、本発明の実施の形態に係るAFへのデータ配送通知手順の第四の流れの一例を示すシーケンス図である。
 UPF380は、衛星にDLデータをアップロードしたPDUセッションに関し、「DLパケット送信済み」をSMF370に通知する(ステップS1101)。
 次に、SMF370は、当該PDUセッションのSMコンテキストに衛星S&F運用TA在圏識別子が設定されているか否かを判定し、SMコンテキストに衛星S&F運用TA在圏識別子が設定されていると判定すると、「衛星にDLパケットアップロード済」をNEF330に通知する(ステップS1102)。
 続いて、NEF330は、「衛星にDLパケットアップロード済」をAF390に通知する(ステップS1103)。
 本実施の形態によれば、衛星がフィーダリンクを張った際に、AMF310は、対象となる端末を特定し、基地局12とUPF380との間のUPを活性化する。そして、AMF310は、衛星が後に使えるように、各端末20のページング情報を生成する。基地局12は、各対象端末20に関し、UP経由で着データを受信し、ページング情報も受領する。
 これによって、コアネットワーク30は、衛星カバレッジ下の端末に送るデータ、および衛星が端末を呼び出すために必要な情報を、適切な衛星に送信することができる。したがって、衛星S&F運用の場合であっても、衛星カバレッジ下の端末20にデータを適時に送信することができる。なお、UPの活性から不活性への遷移は、従来と同様に、通信データがなくなった場合に起こる。
 また、AMF310は、DLデータが到着した際に、そのサイズの情報を得る。AMF310は、優先端末向けDLデータ、通常端末向け緊急DLデータ、通常端末向け通常DLデータの順に、衛星の格納可能データ容量に達するまでDLデータをアップロードする。これによって、上述した従来の問題点のうち、要求条件「(i)端末へ送るデータ量は制限され得るべき」、および「(ii)配送優先度が考慮されるべき」を満たすことができる。
 また、コアネットワーク30は、従来のDLデータ配送状態イベント通知サービスを拡充した、「衛星DLデータ配送状態イベント通知サービス」が新規に導入され、衛星待ち時間、衛星へのデータアップロードが完了したこと等をAF390に通知する。これによって、上述した従来の問題点のうち、要求条件「(iii)網はデータ受領確認を送るべき」、および「(iv)網はデータ配送遅延値を提供できるべき」を満たすことができる。
 (装置構成)
 次に、これまでに説明した処理及び動作を実施する基地局12、端末20および各種のネットワークノードの機能構成例を説明する。基地局12、端末20および各種のネットワークノードは、上述した実施例を実施する機能を含む。ただし、基地局12、端末20および各種のネットワークノードは、それぞれ、実施例の中の一部の機能のみを備えることとしてもよい。
 <基地局12及びネットワークノード>
 図15は、基地局12の機能構成の一例を示す図である。図15に示されるように、基地局12は、送信部110と、受信部120と、設定部130と、制御部140とを有する。図15に示される機能構成は一例に過ぎない。本発明の実施の形態に係る動作を実施できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。なお、ネットワークノードは、基地局12と同様の機能構成を有してもよい。また、システムアーキテクチャ上で複数の異なる機能を有するネットワークノードは、機能ごとに分離された複数のネットワークノードから構成されてもよい。
 送信部110は、端末20又は他のネットワークノードに送信する信号を生成し、当該信号を有線又は無線で送信する機能を含む。受信部120は、端末20又は他のネットワークノードから送信された各種の信号を受信し、受信した信号から、例えばより上位のレイヤの情報を取得する機能を含む。
 設定部130は、予め設定される設定情報、及び、端末20に送信する各種の設定情報を記憶装置に格納し、必要に応じて記憶装置から読み出す。設定情報の内容は、例えば、NTNを利用する通信に係る設定等である。
 制御部140は、実施例において説明したように、NTNを利用する通信に係る処理を行う。また、制御部140は、端末20との通信に係る処理を行う。また、制御部140は、端末20の地理的位置検証に係る処理を行う。制御部140における信号送信に関する機能部を送信部110に含め、制御部140における信号受信に関する機能部を受信部120に含めてもよい。
 <端末20>
 図16は、端末20の機能構成の一例を示す図である。図16に示されるように、端末20は、送信部210と、受信部220と、設定部230と、制御部240とを有する。図16に示される機能構成は一例に過ぎない。本発明の実施の形態に係る動作を実施できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。端末20が装着するUSIMは、端末20と同様に、送信部210と、受信部220と、設定部230と、制御部240とを有してもよい。
 送信部210は、送信データから送信信号を作成し、当該送信信号を無線で送信する。受信部220は、各種の信号を無線受信し、受信した物理レイヤの信号からより上位のレイヤの信号を取得する。また、受信部220は、ネットワークノードから送信されるNR-PSS、NR-SSS、NR-PBCH、DL/UL制御信号又は参照信号等を受信する機能を有する。
 設定部230は、受信部220によりネットワークノードから受信した各種の設定情報を記憶装置に格納し、必要に応じて記憶装置から読み出す。また、設定部230は、予め設定される設定情報も格納する。
 本実施の形態のネットワークノードは、下記の各項に示すネットワークノードとして構成されてもよい。また、下記の通信方法が実施されてもよい。
 <本実施の形態に関する構成>
(第1項)
 衛星との間で通信可能となると、前記衛星を識別するための情報を含むサービス要求を基地局から受信する受信部と、
 前記衛星が通過する領域に在圏する端末を特定し、前記端末に送信するためのページング情報を生成する制御部と、
 生成された前記ページング情報を情報要素として含むメッセージを前記基地局に送信する送信部と、を備える、
 ネットワークノード。
(第2項)
 前記受信部は、端末向けの着データがあることを他のネットワークノードから受信し、
 前記制御部は、前記衛星が通過する領域に在圏する端末として特定された前記端末のうち、前記着データがある端末を特定する、
 第1項に記載のネットワークノード。
(第3項)
 前記生成された前記ページング情報を情報要素として含むメッセージは、ユーザプレーンを活性化する指示を含む、
 第1項または第2項に記載のネットワークノード。
(第4項)
 衛星との間で通信可能となると、前記衛星を識別するための情報を含むサービス要求を基地局から受信するステップと、
 前記衛星が通過する領域に在圏する端末を特定し、前記端末に送信するためのページング情報を生成するステップと、
 生成された前記ページング情報を情報要素として含むメッセージを前記基地局に送信するステップと、を備える、
 ネットワークノードが実行する通信方法。
 上記構成のいずれによっても、衛星を介した通信において端末への適切な着データ手順を実現させることを可能とする技術が提供される。第1項によれば、衛星が通過する領域に在圏する端末を特定し、端末に送信するためのページング情報を生成し、生成されたページング情報を情報要素として含むメッセージを基地局に送信することができる。第2項によれば、衛星が通過する領域に在圏する端末として特定された端末のうち、着データがある端末を特定することができる。第3項によれば、生成されたページング情報を情報要素として含むメッセージは、ユーザプレーンを活性化する指示を含むことができる。
 (ハードウェア構成)
 上記実施形態の説明に用いたブロック図(図15及び図16)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方の任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現方法は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的又は論理的に結合した1つの装置を用いて実現されてもよいし、物理的又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的又は間接的に(例えば、有線、無線などを用いて)接続し、これら複数の装置を用いて実現されてもよい。機能ブロックは、上記1つの装置又は上記複数の装置にソフトウェアを組み合わせて実現されてもよい。
 機能には、判断、決定、判定、計算、算出、処理、導出、調査、探索、確認、受信、送信、出力、アクセス、解決、選択、選定、確立、比較、想定、期待、見做し、報知(broadcasting)、通知(notifying)、通信(communicating)、転送(forwarding)、構成(configuring)、再構成(reconfiguring)、割り当て(allocating、mapping)、割り振り(assigning)などがあるが、これらに限られない。たとえば、送信を機能させる機能ブロック(構成部)は、送信部(transmitting unit)や送信機(transmitter)と呼称される。いずれも、上述したとおり、実現方法は特に限定されない。
 例えば、本開示の一実施の形態におけるネットワークノード、端末20等は、本開示の無線通信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図17は、本開示の一実施の形態に係る基地局12及び端末20のハードウェア構成の一例を示す図である。ネットワークノードは、基地局12と同様のハードウェア構成を有してもよい。USIMは、端末20と同様のハードウェア構成を有してもよい。上述の基地局12及び端末20は、物理的には、プロセッサ1001、記憶装置1002、補助記憶装置1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
 なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニット等に読み替えることができる。基地局12及び端末20のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
 基地局12及び端末20における各機能は、プロセッサ1001、記憶装置1002等のハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信を制御したり、記憶装置1002及び補助記憶装置1003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。
 プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインタフェース、制御装置、演算装置、レジスタ等を含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、上述の制御部140、制御部240等は、プロセッサ1001によって実現されてもよい。
 また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール又はデータ等を、補助記憶装置1003及び通信装置1004の少なくとも一方から記憶装置1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態において説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、図15に示した基地局12の制御部140は、記憶装置1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。また、例えば、図16に示した端末20の制御部240は、記憶装置1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001によって実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップによって実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されてもよい。
 記憶装置1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)等の少なくとも1つによって構成されてもよい。記憶装置1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)等と呼ばれてもよい。記憶装置1002は、本開示の一実施の形態に係る通信方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール等を保存することができる。
 補助記憶装置1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)等の光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ等の少なくとも1つによって構成されてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、記憶装置1002及び補助記憶装置1003の少なくとも一方を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
 通信装置1004は、有線ネットワーク及び無線ネットワークの少なくとも一方を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。通信装置1004は、例えば周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)及び時分割複信(TDD:Time Division Duplex)の少なくとも一方を実現するために、高周波スイッチ、デュプレクサ、フィルタ、周波数シンセサイザなどを含んで構成されてもよい。例えば、送受信アンテナ、アンプ部、送受信部、伝送路インタフェース等は、通信装置1004によって実現されてもよい。送受信部は、送信部と受信部とで、物理的に、または論理的に分離された実装がなされてもよい。
 入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサ等)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプ等)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
 また、プロセッサ1001及び記憶装置1002等の各装置は、情報を通信するためのバス1007によって接続される。バス1007は、単一のバスを用いて構成されてもよいし、装置間ごとに異なるバスを用いて構成されてもよい。
 また、基地局12及び端末20は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つを用いて実装されてもよい。
 図18に車両2001の構成例を示す。図18に示すように、車両2001は駆動部2002、操舵部2003、アクセルペダル2004、ブレーキペダル2005、シフトレバー2006、前輪2007、後輪2008、車軸2009、電子制御部2010、各種センサ2021~2029、情報サービス部2012と通信モジュール2013を備える。本開示において説明した各態様/実施形態は、車両2001に搭載される通信装置に適用されてもよく、例えば、通信モジュール2013に適用されてもよい。
 駆動部2002は例えば、エンジン、モータ、エンジンとモータのハイブリッドで構成される。操舵部2003は、少なくともステアリングホイール(ハンドルとも呼ぶ)を含み、ユーザによって操作されるステアリングホイールの操作に基づいて前輪及び後輪の少なくとも一方を操舵するように構成される。
 電子制御部2010は、マイクロプロセッサ2031、メモリ(ROM、RAM)2032、通信ポート(IOポート)2033で構成される。電子制御部2010には、車両2001に備えられた各種センサ2021~2029からの信号が入力される。電子制御部2010は、ECU(Electronic Control Unit)と呼んでも良い。
 各種センサ2021~2029からの信号としては、モータの電流をセンシングする電流センサ2021からの電流信号、回転数センサ2022によって取得された前輪や後輪の回転数信号、空気圧センサ2023によって取得された前輪や後輪の空気圧信号、車速センサ2024によって取得された車速信号、加速度センサ2025によって取得された加速度信号、アクセルペダルセンサ2029によって取得されたアクセルペダルの踏み込み量信号、ブレーキペダルセンサ2026によって取得されたブレーキペダルの踏み込み量信号、シフトレバーセンサ2027によって取得されたシフトレバーの操作信号、物体検知センサ2028によって取得された障害物、車両、歩行者等を検出するための検出信号等がある。
 情報サービス部2012は、カーナビゲーションシステム、オーディオシステム、スピーカー、テレビ、ラジオといった、運転情報、交通情報、エンターテイメント情報等の各種情報を提供(出力)するための各種機器と、これらの機器を制御する1つ以上のECUとから構成される。情報サービス部2012は、外部装置から通信モジュール2013等を介して取得した情報を利用して、車両2001の乗員に各種マルチメディア情報及びマルチメディアサービスを提供する。
 情報サービス部2012は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサ、タッチパネルなど)を含んでもよいし、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプ、タッチパネルなど)を含んでもよい。
 運転支援システム部2030は、ミリ波レーダ、LiDAR(Light Detection and Ranging)、カメラ、測位ロケータ(例えば、GNSS等)、地図情報(例えば、高精細(HD)マップ、自動運転車(AV)マップ等)、ジャイロシステム(例えば、IMU(Inertial Measurement Unit)、INS(Inertial Navigation System)等)、AI(Artificial Intelligence)チップ、AIプロセッサといった、事故を未然に防止したりドライバの運転負荷を軽減したりするための機能を提供するための各種機器と、これらの機器を制御する1つ以上のECUとから構成される。また、運転支援システム部2030は、通信モジュール2013を介して各種情報を送受信し、運転支援機能又は自動運転機能を実現する。
 通信モジュール2013は通信ポートを介して、マイクロプロセッサ2031および車両2001の構成要素と通信することができる。例えば、通信モジュール2013は通信ポート2033を介して、車両2001に備えられた駆動部2002、操舵部2003、アクセルペダル2004、ブレーキペダル2005、シフトレバー2006、前輪2007、後輪2008、車軸2009、電子制御部2010内のマイクロプロセッサ2031及びメモリ(ROM、RAM)2032、センサ2021~29との間でデータを送受信する。
 通信モジュール2013は、電子制御部2010のマイクロプロセッサ2031によって制御可能であり、外部装置と通信を行うことが可能な通信デバイスである。例えば、外部装置との間で無線通信を介して各種情報の送受信を行う。通信モジュール2013は、電子制御部2010の内部と外部のどちらにあってもよい。外部装置は、例えば、基地局、移動局等であってもよい。
 通信モジュール2013は、電子制御部2010に入力された上述の各種センサ2021-2029からの信号、当該信号に基づいて得られる情報、及び情報サービス部2012を介して得られる外部(ユーザ)からの入力に基づく情報、の少なくとも1つを、無線通信を介して外部装置へ送信してもよい。電子制御部2010、各種センサ2021-2029、情報サービス部2012などは、入力を受け付ける入力部と呼ばれてもよい。例えば、通信モジュール2013によって送信されるPUSCHは、上記入力に基づく情報を含んでもよい。
 通信モジュール2013は、外部装置から送信されてきた種々の情報(交通情報、信号情報、車間情報等)を受信し、車両2001に備えられた情報サービス部2012へ表示する。情報サービス部2012は、情報を出力する(例えば、通信モジュール2013によって受信されるPDSCH(又は当該PDSCHから復号されるデータ/情報)に基づいてディスプレイ、スピーカーなどの機器に情報を出力する)出力部と呼ばれてもよい。
 また、通信モジュール2013は、外部装置から受信した種々の情報をマイクロプロセッサ2031によって利用可能なメモリ2032へ記憶する。メモリ2032に記憶された情報に基づいて、マイクロプロセッサ2031が車両2001に備えられた駆動部2002、操舵部2003、アクセルペダル2004、ブレーキペダル2005、シフトレバー2006、前輪2007、後輪2008、車軸2009、センサ2021~2029等の制御を行ってもよい。
 (実施形態の補足)
 以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。実施の形態で述べた処理手順については、矛盾の無い限り処理の順序を入れ替えてもよい。処理説明の便宜上、基地局12及び端末20は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明の実施の形態に従って基地局12が有するプロセッサにより動作するソフトウェア及び本発明の実施の形態に従って端末20が有するプロセッサにより動作するソフトウェアはそれぞれ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD-ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。
 また、情報の通知は、本開示で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法を用いて行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング)、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージ等であってもよい。
 本開示において説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4G(4th generation mobile communication system)、5G(5th generation mobile communication system)、6th generation mobile communication system(6G)、xth generation mobile communication system(xG)(xG(xは、例えば整数、小数))、FRA(Future Radio Access)、NR(new Radio)、New radio access(NX)、Future generation radio access(FX)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi-Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及びこれらに基づいて拡張、修正、作成、規定された次世代システムの少なくとも一つに適用されてもよい。また、複数のシステムが組み合わされて(例えば、LTE及びLTE-Aの少なくとも一方と5Gとの組み合わせ等)適用されてもよい。
 本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャート等は、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
 本明細書において基地局12によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局12を有する1つ又は複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、端末20との通信のために行われる様々な動作は、基地局12及び基地局12以外の他のネットワークノード(例えば、MME又はS-GW等が考えられるが、これらに限られない)の少なくとも1つによって行われ得ることは明らかである。上記において基地局12以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、他のネットワークノードは、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MME及びS-GW)であってもよい。
 本開示において説明した情報又は信号等は、上位レイヤ(又は下位レイヤ)から下位レイヤ(又は上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
 入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、又は追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
 本開示における判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:true又はfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
 ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
 また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL:Digital Subscriber Line)など)及び無線技術(赤外線、マイクロ波など)の少なくとも一方を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び無線技術の少なくとも一方は、伝送媒体の定義内に含まれる。
 本開示において説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
 なお、本開示において説明した用語及び本開示の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及びシンボルの少なくとも一方は信号(シグナリング)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)は、キャリア周波数、セル、周波数キャリアなどと呼ばれてもよい。
 本開示において使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
 また、本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスによって指示されるものであってもよい。
 上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的な名称ではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本開示で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的な名称ではない。
 本開示においては、「基地局(BS:Base Station)」、「無線基地局」、「基地局」、「固定局(fixed station)」、「NodeB」、「eNodeB(eNB)」、「gNodeB(gNB)」、「アクセスポイント(access point)」、「送信ポイント(transmission point)」、「受信ポイント(reception point)」、「送受信ポイント(transmission/reception point)」、「セル」、「セクタ」、「セルグループ」、「キャリア」、「コンポーネントキャリア」などの用語は、互換的に使用され得る。基地局は、マクロセル、スモールセル、フェムトセル、ピコセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
 基地局は、1つ又は複数(例えば、3つ)のセルを収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局(RRH:Remote Radio Head))によって通信サービスを提供することもできる。「セル」又は「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局及び基地局サブシステムの少なくとも一方のカバレッジエリアの一部又は全体を指す。
 本開示において、基地局が端末に情報を送信することは、基地局が端末に対して、情報に基づく制御・動作を指示することと読み替えられてもよい。
 本開示においては、「移動局(MS:Mobile Station)」、「ユーザ端末(user terminal)」、「ユーザ装置(UE:User Equipment)」、「端末」などの用語は、互換的に使用され得る。
 移動局は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
 基地局及び移動局の少なくとも一方は、送信装置、受信装置、通信装置などと呼ばれてもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、移動体に搭載されたデバイス、移動体自体などであってもよい。当該移動体は、移動可能な物体をいい、移動速度は任意である。また移動体が停止している場合も当然含む。当該移動体は、例えば、車両、輸送車両、自動車、自動二輪車、自転車、コネクテッドカー、ショベルカー、ブルドーザー、ホイールローダー、ダンプトラック、フォークリフト、列車、バス、リヤカー、人力車、船舶(ship and other watercraft)、飛行機、ロケット、人工衛星、ドローン(登録商標)、マルチコプター、クアッドコプター、気球、およびこれらに搭載される物を含み、またこれらに限らない。また、当該移動体は、運行指令に基づいて自律走行する移動体であってもよい。乗り物(例えば、車、飛行機など)であってもよいし、無人で動く移動体(例えば、ドローン、自動運転車など)であってもよいし、ロボット(有人型又は無人型)であってもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、必ずしも通信動作時に移動しない装置も含む。例えば、基地局及び移動局の少なくとも一方は、センサなどのIoT(Internet of Things)機器であってもよい。
 また、本開示における基地局は、ユーザ端末で読み替えてもよい。例えば、基地局及びユーザ端末間の通信を、複数の端末20間の通信(例えば、D2D(Device-to-Device)、V2X(Vehicle-to-Everything)などと呼ばれてもよい)に置き換えた構成について、本開示の各態様/実施形態を適用してもよい。この場合、上述の基地局12が有する機能を端末20が有する構成としてもよい。また、「上り」及び「下り」などの文言は、端末間通信に対応する文言(例えば、「サイド(side)」)で読み替えられてもよい。例えば、上りチャネル、下りチャネルなどは、サイドチャネルで読み替えられてもよい。
 同様に、本開示におけるユーザ端末は、基地局で読み替えてもよい。この場合、上述のユーザ端末が有する機能を基地局が有する構成としてもよい。
 本開示で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up、search、inquiry)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。また、「判断(決定)」は、「想定する(assuming)」、「期待する(expecting)」、「みなす(considering)」などで読み替えられてもよい。
 「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。例えば、「接続」は「アクセス」で読み替えられてもよい。本開示で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及びプリント電気接続の少なくとも一つを用いて、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどを用いて、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
 参照信号は、RS(Reference Signal)と略称することもでき、適用される標準によってパイロット(Pilot)と呼ばれてもよい。
 本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
 本開示において使用する「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量又は順序を全般的に限定しない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本開示において使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみが採用され得ること、又は何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
 上記の各装置の構成における「手段」を、「部」、「回路」、「デバイス」等に置き換えてもよい。
 本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」及びそれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
 無線フレームは時間領域において1つ又は複数のフレームによって構成されてもよい。時間領域において1つ又は複数の各フレームはサブフレームと呼ばれてもよい。サブフレームは更に時間領域において1つ又は複数のスロットによって構成されてもよい。サブフレームは、ニューメロロジ(numerology)に依存しない固定の時間長(例えば、1ms)であってもよい。
 ニューメロロジは、ある信号又はチャネルの送信及び受信の少なくとも一方に適用される通信パラメータであってもよい。ニューメロロジは、例えば、サブキャリア間隔(SCS:SubCarrier Spacing)、帯域幅、シンボル長、サイクリックプレフィックス長、送信時間間隔(TTI:Transmission Time Interval)、TTIあたりのシンボル数、無線フレーム構成、送受信機が周波数領域において行う特定のフィルタリング処理、送受信機が時間領域において行う特定のウィンドウイング処理などの少なくとも1つを示してもよい。
 スロットは、時間領域において1つ又は複数のシンボル(OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボル、SC-FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)シンボル等)で構成されてもよい。スロットは、ニューメロロジに基づく時間単位であってもよい。
 スロットは、複数のミニスロットを含んでもよい。各ミニスロットは、時間領域において1つ又は複数のシンボルによって構成されてもよい。また、ミニスロットは、サブスロットと呼ばれてもよい。ミニスロットは、スロットよりも少ない数のシンボルによって構成されてもよい。ミニスロットより大きい時間単位で送信されるPDSCH(又はPUSCH)は、PDSCH(又はPUSCH)マッピングタイプAと呼ばれてもよい。ミニスロットを用いて送信されるPDSCH(又はPUSCH)は、PDSCH(又はPUSCH)マッピングタイプBと呼ばれてもよい。
 無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルは、いずれも信号を伝送する際の時間単位を表す。無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルは、それぞれに対応する別の呼称が用いられてもよい。
 例えば、1サブフレームは送信時間間隔(TTI:Transmission Time Interval)と呼ばれてもよいし、複数の連続したサブフレームがTTIと呼ばれてよいし、1スロット又は1ミニスロットがTTIと呼ばれてもよい。つまり、サブフレーム及びTTIの少なくとも一方は、既存のLTEにおけるサブフレーム(1ms)であってもよいし、1msより短い期間(例えば、1-13シンボル)であってもよいし、1msより長い期間であってもよい。なお、TTIを表す単位は、サブフレームではなくスロット、ミニスロットなどと呼ばれてもよい。
 ここで、TTIは、例えば、無線通信におけるスケジューリングの最小時間単位のことをいう。例えば、LTEシステムでは、基地局が各端末20に対して、無線リソース(各端末20において使用することが可能な周波数帯域幅、送信電力など)を、TTI単位で割り当てるスケジューリングを行う。なお、TTIの定義はこれに限られない。
 TTIは、チャネル符号化されたデータパケット(トランスポートブロック)、コードブロック、コードワードなどの送信時間単位であってもよいし、スケジューリング、リンクアダプテーションなどの処理単位となってもよい。なお、TTIが与えられたとき、実際にトランスポートブロック、コードブロック、コードワードなどがマッピングされる時間区間(例えば、シンボル数)は、当該TTIよりも短くてもよい。
 なお、1スロット又は1ミニスロットがTTIと呼ばれる場合、1以上のTTI(すなわち、1以上のスロット又は1以上のミニスロット)が、スケジューリングの最小時間単位となってもよい。また、当該スケジューリングの最小時間単位を構成するスロット数(ミニスロット数)は制御されてもよい。
 1msの時間長を有するTTIは、通常TTI(LTE Rel.8-12におけるTTI)、ノーマルTTI、ロングTTI、通常サブフレーム、ノーマルサブフレーム、ロングサブフレーム、スロットなどと呼ばれてもよい。通常TTIより短いTTIは、短縮TTI、ショートTTI、部分TTI(partial又はfractional TTI)、短縮サブフレーム、ショートサブフレーム、ミニスロット、サブスロット、スロットなどと呼ばれてもよい。
 なお、ロングTTI(例えば、通常TTI、サブフレームなど)は、1msを超える時間長を有するTTIで読み替えてもよいし、ショートTTI(例えば、短縮TTIなど)は、ロングTTIのTTI長未満かつ1ms以上のTTI長を有するTTIで読み替えてもよい。
 リソースブロック(RB)は、時間領域及び周波数領域のリソース割当単位であり、周波数領域において、1つ又は複数個の連続した副搬送波(subcarrier)を含んでもよい。RBに含まれるサブキャリアの数は、ニューメロロジに関わらず同じであってもよく、例えば12であってもよい。RBに含まれるサブキャリアの数は、ニューメロロジに基づいて決定されてもよい。
 また、RBの時間領域は、1つ又は複数個のシンボルを含んでもよく、1スロット、1ミニスロット、1サブフレーム、又は1TTIの長さであってもよい。1TTI、1サブフレームなどは、それぞれ1つ又は複数のリソースブロックで構成されてもよい。
 なお、1つ又は複数のRBは、物理リソースブロック(PRB:Physical RB)、サブキャリアグループ(SCG:Sub-Carrier Group)、リソースエレメントグループ(REG:Resource Element Group)、PRBペア、RBペアなどと呼ばれてもよい。
 また、リソースブロックは、1つ又は複数のリソースエレメント(RE:Resource Element)によって構成されてもよい。例えば、1REは、1サブキャリア及び1シンボルの無線リソース領域であってもよい。
 帯域幅部分(BWP:Bandwidth Part)(部分帯域幅などと呼ばれてもよい)は、あるキャリアにおいて、あるニューメロロジ用の連続する共通RB(common resource blocks)のサブセットのことを表してもよい。ここで、共通RBは、当該キャリアの共通参照ポイントを基準としたRBのインデックスによって特定されてもよい。PRBは、あるBWPで定義され、当該BWP内で番号付けされてもよい。
 BWPには、UL用のBWP(UL BWP)と、DL用のBWP(DL BWP)とが含まれてもよい。端末20に対して、1キャリア内に1つ又は複数のBWPが設定されてもよい。
 設定されたBWPの少なくとも1つがアクティブであってもよく、端末20は、アクティブなBWPの外で所定の信号/チャネルを送受信することを想定しなくてもよい。なお、本開示における「セル」、「キャリア」などは、「BWP」で読み替えられてもよい。
 上述した無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルなどの構造は例示に過ぎない。例えば、無線フレームに含まれるサブフレームの数、サブフレーム又は無線フレームあたりのスロットの数、スロット内に含まれるミニスロットの数、スロット又はミニスロットに含まれるシンボル及びRBの数、RBに含まれるサブキャリアの数、並びにTTI内のシンボル数、シンボル長、サイクリックプレフィックス(CP:Cyclic Prefix)長などの構成は、様々に変更することができる。
 本開示において、例えば、英語でのa, an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
 本開示において、「AとBが異なる」という用語は、「AとBが互いに異なる」ことを意味してもよい。なお、当該用語は、「AとBがそれぞれCと異なる」ことを意味してもよい。「離れる」、「結合される」などの用語も、「異なる」と同様に解釈されてもよい。
 本開示において説明した各態様/実施形態は単独で用いられてもよいし、組み合わせて用いられてもよいし、実行に伴って切り替えて用いられてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
 以上、本開示について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示が本開示中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本開示は、請求の範囲の記載により定まる本開示の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とするものであり、本開示に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
10    RAN
11    地上局GW
12    基地局
110   送信部
120   受信部
130   設定部
140   制御部
20    端末
30    コアネットワーク
40    DN
210   送信部
220   受信部
230   設定部
240   制御部
310   AMF
320   UDM
330   NEF
340   NRF
350   AUSF
360   PCF
370   SMF
380   UPF
390   AF
1001  プロセッサ
1002  記憶装置
1003  補助記憶装置
1004  通信装置
1005  入力装置
1006  出力装置
2001  車両
2002  駆動部
2003  操舵部
2004  アクセルペダル
2005  ブレーキペダル
2006  シフトレバー
2007  前輪
2008  後輪
2009  車軸
2010  電子制御部
2012  情報サービス部
2013  通信モジュール
2021  電流センサ
2022  回転数センサ
2023  空気圧センサ
2024  車速センサ
2025  加速度センサ
2026  ブレーキペダルセンサ
2027  シフトレバーセンサ
2028  物体検出センサ
2029  アクセルペダルセンサ
2030  運転支援システム部
2031  マイクロプロセッサ
2032  メモリ(ROM,RAM)
2033  通信ポート(IOポート)

Claims (4)

  1.  衛星との間で通信可能となると、前記衛星を識別するための情報を含むサービス要求を基地局から受信する受信部と、
     前記衛星が通過する領域に在圏する端末を特定し、前記端末に送信するためのページング情報を生成する制御部と、
     生成された前記ページング情報を情報要素として含むメッセージを前記基地局に送信する送信部と、を備える、
     ネットワークノード。
  2.  前記受信部は、端末向けの着データがあることを他のネットワークノードから受信し、
     前記制御部は、前記衛星が通過する領域に在圏する端末として特定された前記端末のうち、前記着データがある端末を特定する、
     請求項1に記載のネットワークノード。
  3.  前記生成された前記ページング情報を情報要素として含むメッセージは、ユーザプレーンを活性化する指示を含む、
     請求項1に記載のネットワークノード。
  4.  衛星との間で通信可能となると、前記衛星を識別するための情報を含むサービス要求を基地局から受信するステップと、
     前記衛星が通過する領域に在圏する端末を特定し、前記端末に送信するためのページング情報を生成するステップと、
     生成された前記ページング情報を情報要素として含むメッセージを前記基地局に送信するステップと、を備える、
     ネットワークノードが実行する通信方法。
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