WO2024071208A1 - 表示装置、表示方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
ユーザが抱く違和感を抑制する。表示装置は、撮像部によって撮像されたメイン画像(PM)に含まれる対象オブジェクトを抽出する対象オブジェクト抽出部と、対象オブジェクトに基づき、対象オブジェクトを補填した画像である第1オブジェクト(SA)を生成する第1オブジェクト生成部と、メイン画像(PM)内で第1オブジェクト(SA)を表示する位置である重畳位置を設定する重畳位置設定部と、メイン画像(PM)に含まれる対象オブジェクトに重畳する他オブジェクトの位置と、重畳位置とに基づいて、第1オブジェクト(SA)の表示態様を設定して、表示オブジェクト(S)を生成する表示オブジェクト生成部と、重畳位置に表示オブジェクトSを表示する表示部と、を含む。
Description
本発明は、表示装置、表示方法及びプログラムに関する。
アバターなどのオブジェクトを実空間に重畳して表示させるMR(Mixed Reality)など、ある画像に他の画像を重畳して表示する技術が知られている。例えば特許文献1には、インタラクティブな仮想環境を制御する際に、仮想環境内のオブジェクトを、動的に他のオブジェクトに結合及び分離可能とする旨が記載されている。
このように、画像同士を重畳して表示する際には、表示される画像を視認したユーザが抱く違和感を抑制することが求められている。
本実施形態は、上記課題を鑑み、ユーザが抱く違和感を抑制可能な表示装置、表示方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本実施形態の一態様にかかる表示装置は、撮像部によって撮像されたメイン画像に含まれる対象オブジェクトを抽出する対象オブジェクト抽出部と、前記対象オブジェクトに基づき、前記対象オブジェクトを補填した画像である第1オブジェクトを生成する第1オブジェクト生成部と、前記メイン画像内で前記第1オブジェクトを表示する位置である重畳位置を設定する重畳位置設定部と、前記メイン画像に含まれる前記対象オブジェクトに重畳する他オブジェクトの位置と、前記重畳位置とに基づいて、前記第1オブジェクトの表示態様を設定して、表示オブジェクトを生成する表示オブジェクト生成部と、前記重畳位置に前記表示オブジェクトを表示する表示部と、を含む。
本実施形態の一態様にかかる表示方法は、撮像部によって撮像されたメイン画像に含まれる対象オブジェクトを抽出するステップと、前記対象オブジェクトに基づき、前記対象オブジェクトを補填した画像である第1オブジェクトを生成するステップと、前記メイン画像内で前記第1オブジェクトを表示する位置である重畳位置を設定するステップと、前記メイン画像に含まれる前記対象オブジェクトに重畳する他オブジェクトの位置と、前記重畳位置とに基づいて、前記第1オブジェクトの表示態様を設定して、表示オブジェクトを生成するステップと、前記重畳位置に前記表示オブジェクトを表示するステップと、を含む。
本実施形態の一態様にかかるプログラムは、撮像部によって撮像されたメイン画像に含まれる対象オブジェクトを抽出するステップと、前記対象オブジェクトに基づき、前記対象オブジェクトを補填した画像である第1オブジェクトを生成するステップと、前記メイン画像内で前記第1オブジェクトを表示する位置である重畳位置を設定するステップと、前記メイン画像に含まれる前記対象オブジェクトに重畳する他オブジェクトの位置と、前記重畳位置とに基づいて、前記第1オブジェクトの表示態様を設定して、表示オブジェクトを生成するステップと、前記重畳位置に前記表示オブジェクトを表示するステップと、をコンピュータに実行させる。
本実施形態によれば、ユーザが抱く違和感を抑制できる。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態により本発明が限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態にかかる表示装置の一例を示す図である。第1実施形態にかかる表示装置10は、ユーザUに、視覚刺激を出力することで、ユーザUに情報を提供する装置である。図1に示すように、表示装置10は、ユーザUの体に装着される、いわゆるウェアラブルデバイスである。本実施形態の例では、表示装置10は、ユーザUの目に装着されて、ユーザUに視覚刺激を出力する(画像を表示する)。ただし、図1の構成は一例であり、装置の数や、ユーザUへの装着位置も任意であってよい。例えば、表示装置10は、ウェアラブルデバイスに限られず、ユーザUに携帯される装置であってよく、例えばいわゆるスマートフォンやタブレット端末などであってもよい。
図1は、本実施形態にかかる表示装置の一例を示す図である。第1実施形態にかかる表示装置10は、ユーザUに、視覚刺激を出力することで、ユーザUに情報を提供する装置である。図1に示すように、表示装置10は、ユーザUの体に装着される、いわゆるウェアラブルデバイスである。本実施形態の例では、表示装置10は、ユーザUの目に装着されて、ユーザUに視覚刺激を出力する(画像を表示する)。ただし、図1の構成は一例であり、装置の数や、ユーザUへの装着位置も任意であってよい。例えば、表示装置10は、ウェアラブルデバイスに限られず、ユーザUに携帯される装置であってよく、例えばいわゆるスマートフォンやタブレット端末などであってもよい。
(メイン画像)
図2は、表示装置が表示する画像の一例を示す図である。図2に示すように、表示装置10は、表示部22を通して、ユーザUにメイン画像PMを提供する。これにより、表示装置10を装着したユーザUは、メイン画像PMを視認できる。メイン画像PMとは、本実施形態では、ユーザUが表示装置10を装着していないと仮定した場合に、ユーザUが視認することになる景色の像であり、ユーザUの視野範囲に入る実在のオブジェクトを含む像であるともいえる。視野範囲とは、ユーザUの視線を中心とした、眼球を動かさないで見える範囲を指す。本実施形態では、表示装置10は、後述する撮像部28によってユーザUの視野範囲に入る像を撮像させ、撮像部28によって撮像された画像(ユーザUの視野範囲に入る像)を、表示部22にメイン画像PMとして表示させる。この場合、ユーザUは、表示部22に表示された景色の画像を、メイン画像PMとして視認することとなる。ただしそれに限られず、例えば、表示装置10は、表示部22から外光(周辺の可視光)を透過させることで、ユーザUにメイン画像PMを提供してもよい。すなわち、表示装置10は、表示部22を通して、実際の景色の像をメイン画像PMとして直接視認させてもよい。なお、図2では、メイン画像PMに含まれるオブジェクトMの例として、椅子であるオブジェクトMAと机であるオブジェクトMBとを例示しているが、単なる一例である。なお、メイン画像PMに含まれるオブジェクトMは、表示部22によりメイン画像PMを表示させる場合には、オブジェクトを表す画像といえ、実際の景色の像をメイン画像PMとして視認させる場合には、オブジェクトそのものの像といえる。
図2は、表示装置が表示する画像の一例を示す図である。図2に示すように、表示装置10は、表示部22を通して、ユーザUにメイン画像PMを提供する。これにより、表示装置10を装着したユーザUは、メイン画像PMを視認できる。メイン画像PMとは、本実施形態では、ユーザUが表示装置10を装着していないと仮定した場合に、ユーザUが視認することになる景色の像であり、ユーザUの視野範囲に入る実在のオブジェクトを含む像であるともいえる。視野範囲とは、ユーザUの視線を中心とした、眼球を動かさないで見える範囲を指す。本実施形態では、表示装置10は、後述する撮像部28によってユーザUの視野範囲に入る像を撮像させ、撮像部28によって撮像された画像(ユーザUの視野範囲に入る像)を、表示部22にメイン画像PMとして表示させる。この場合、ユーザUは、表示部22に表示された景色の画像を、メイン画像PMとして視認することとなる。ただしそれに限られず、例えば、表示装置10は、表示部22から外光(周辺の可視光)を透過させることで、ユーザUにメイン画像PMを提供してもよい。すなわち、表示装置10は、表示部22を通して、実際の景色の像をメイン画像PMとして直接視認させてもよい。なお、図2では、メイン画像PMに含まれるオブジェクトMの例として、椅子であるオブジェクトMAと机であるオブジェクトMBとを例示しているが、単なる一例である。なお、メイン画像PMに含まれるオブジェクトMは、表示部22によりメイン画像PMを表示させる場合には、オブジェクトを表す画像といえ、実際の景色の像をメイン画像PMとして視認させる場合には、オブジェクトそのものの像といえる。
(サブ画像)
図2に示すように、表示装置10は、表示部22を通して提供されるメイン画像PMに重畳するように、表示部22にサブ画像PSを表示させる。これにより、ユーザUは、メイン画像PMにサブ画像PSが重畳された像を視認することとなる。サブ画像PSとは、メイン画像PMに重畳される画像であり、ユーザUの視野範囲に入る実在の景色以外の画像といえる。すなわち、表示装置10は、メイン画像PMにサブ画像PSを重畳させることで、ユーザUにMR又はAR(Augumented Reality)を提供するといえる。図2の例では、サブ画像PSとして、ユーザU以外の人のアバターが表示されている。
図2に示すように、表示装置10は、表示部22を通して提供されるメイン画像PMに重畳するように、表示部22にサブ画像PSを表示させる。これにより、ユーザUは、メイン画像PMにサブ画像PSが重畳された像を視認することとなる。サブ画像PSとは、メイン画像PMに重畳される画像であり、ユーザUの視野範囲に入る実在の景色以外の画像といえる。すなわち、表示装置10は、メイン画像PMにサブ画像PSを重畳させることで、ユーザUにMR又はAR(Augumented Reality)を提供するといえる。図2の例では、サブ画像PSとして、ユーザU以外の人のアバターが表示されている。
(表示装置)
図3は、第1実施形態に係る表示装置の模式的なブロック図である。図3に示すように、表示装置10は、入力部20と、表示部22と、記憶部24と、通信部26と、撮像部28と、制御部30とを備える。
図3は、第1実施形態に係る表示装置の模式的なブロック図である。図3に示すように、表示装置10は、入力部20と、表示部22と、記憶部24と、通信部26と、撮像部28と、制御部30とを備える。
入力部20は、ユーザの操作を受け付ける装置であり、例えばコントローラやタッチパネルなどであってよい。表示部22は、画像を表示するディスプレイである。本実施形態では、表示部22は、いわゆるHMD(Head Mount Display)である。なお、表示部22以外にも、出力部として、音声を出力する音声出力部(スピーカ)や、ユーザUに触覚刺激を出力する触覚刺激出力部が備えられていてもよい。触覚刺激出力部は、振動などの物理的に作動することで、ユーザに触覚刺激を出力するが、触覚刺激の種類は、振動などに限られず任意のものであってよい。
記憶部24は、制御部30の演算内容やプログラムなどの各種情報を記憶するメモリであり、例えば、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)のような主記憶装置と、HDD(Hard Disk Drive)などの外部記憶装置とのうち、少なくとも1つ含む。記憶部24が保存する制御部30用のプログラムは、表示装置10が読み取り可能な記録媒体に記憶されていてもよい。
通信部26は、外部の装置などと通信するモジュールであり、例えばアンテナなどを含んでよい。通信部26による通信方式は、本実施形態では無線通信であるが、通信方式は任意であってよい。
撮像部28は、ユーザUの視野範囲内の対象物を撮像するカメラである。撮像部28は、撮像範囲が、ユーザUの視野範囲と重複するような位置に、設けられている。図1の例では、撮像部28は、撮像方向がユーザUの顔が向いている方向となるように、取り付けられている。これにより、撮像部28は、ユーザUの視野範囲内の対象物を撮像できる。なお、撮像部28は、所定のフレームレート毎に撮像するビデオカメラであってよい。撮像部28の数は任意であり、単数であっても複数であってもよい。
制御部30は、演算装置であり、例えばCPU(Central Processing Unit)などの演算回路を含む。制御部30は、撮像制御部40と、対象オブジェクト抽出部42と、第1オブジェクト生成部44と、第2オブジェクト生成部46と、重畳位置設定部48と、表示オブジェクト生成部50と、表示制御部52とを含む。制御部30は、記憶部24からプログラム(ソフトウェア)を読み出して実行することで、撮像制御部40と対象オブジェクト抽出部42と第1オブジェクト生成部44と第2オブジェクト生成部46と重畳位置設定部48と表示オブジェクト生成部50と表示制御部52とを実現して、それらの処理を実行する。なお、制御部30は、1つのCPUによってこれらの処理を実行してもよいし、複数のCPUを備えて、それらの複数のCPUで、処理を実行してもよい。また、撮像制御部40と対象オブジェクト抽出部42と第1オブジェクト生成部44と第2オブジェクト生成部46と重畳位置設定部48と表示オブジェクト生成部50と表示制御部52との少なくとも一部を、ハードウェアで実現してもよい。
(撮像)
撮像制御部40は、撮像部28を制御して、撮像部28に画像を撮像させて、撮像部28が撮像した画像(画像データ)を取得する。すなわち、撮像制御部40は、撮像部28によって撮像された、ユーザUの視野範囲を撮像範囲としたメイン画像PMの画像データを取得する。撮像制御部40は、所定の期間ごとに撮像部28に画像を撮像させる。撮像制御部40は、撮像部28が画像を撮像するごとに、撮像部28が撮像した画像データを取得する。
撮像制御部40は、撮像部28を制御して、撮像部28に画像を撮像させて、撮像部28が撮像した画像(画像データ)を取得する。すなわち、撮像制御部40は、撮像部28によって撮像された、ユーザUの視野範囲を撮像範囲としたメイン画像PMの画像データを取得する。撮像制御部40は、所定の期間ごとに撮像部28に画像を撮像させる。撮像制御部40は、撮像部28が画像を撮像するごとに、撮像部28が撮像した画像データを取得する。
(対象オブジェクトの抽出)
対象オブジェクト抽出部42は、撮像制御部40が取得したメイン画像PMから、対象オブジェクトを抽出する。対象オブジェクトとは、メイン画像PMに含まれるオブジェクトMのうちの、後述する表示オブジェクトPの生成の際の参照とするオブジェクトMの画像を指す。本実施形態においては、対象オブジェクト抽出部42は、メイン画像PMから、メイン画像PMに含まれるオブジェクトMを抽出して、抽出したオブジェクトMのうちから、対象オブジェクトを選択する。オブジェクトMの抽出方法は任意であってよく、公知の画像認識技術を用いてよい。図2の例では、対象オブジェクト抽出部42は、椅子であるオブジェクトMAを、対象オブジェクトとして抽出する。
対象オブジェクト抽出部42は、撮像制御部40が取得したメイン画像PMから、対象オブジェクトを抽出する。対象オブジェクトとは、メイン画像PMに含まれるオブジェクトMのうちの、後述する表示オブジェクトPの生成の際の参照とするオブジェクトMの画像を指す。本実施形態においては、対象オブジェクト抽出部42は、メイン画像PMから、メイン画像PMに含まれるオブジェクトMを抽出して、抽出したオブジェクトMのうちから、対象オブジェクトを選択する。オブジェクトMの抽出方法は任意であってよく、公知の画像認識技術を用いてよい。図2の例では、対象オブジェクト抽出部42は、椅子であるオブジェクトMAを、対象オブジェクトとして抽出する。
対象オブジェクト抽出部42は、対象オブジェクトを任意の方法で抽出(選択)してよい。例えば、対象オブジェクト抽出部42は、メイン画像PMに含まれるオブジェクトMのうちから、ユーザUに選択されたオブジェクトMを、対象オブジェクトとして抽出してよい。この場合例えば、表示装置10は、メイン画像PMと、そのメイン画像PMに含まれるオブジェクトMを特定する情報(例えばオブジェクトMを指し示すポインタなど)とを、表示部22に表示させてよい。ユーザUは、そのメイン画像PMを視認しつつ、入力部20に、選択するオブジェクトMを入力する。対象オブジェクト抽出部42は、入力部20に入力された、選択されたオブジェクトMを、対象オブジェクトとして抽出する。また例えば、対象オブジェクト抽出部42は、ユーザUの選択によらず、自動で対象オブジェクトを抽出(選択)してよい。この場合例えば、対象オブジェクト抽出部42は、抽出したオブジェクトMの種類を特定して、所定の種類(予め対象オブジェクトとする旨が予め設定されていた種類)と同じ種類のオブジェクトMを、抽出オブジェクトとして選択する。オブジェクトの種類とは、オブジェクトを所定の分類基準で分類した場合の、そのオブジェクトの所属を指し、ここでの分類基準は任意であってよい。また、オブジェクトMの種類を特定する方法は任意であってよい。例えば、対象オブジェクト抽出部42は、オブジェクトの種類とオブジェクトの画像データの特徴量との対応関係を機械学習済みのAI(Artificial Intelligence)モデル(プログラム)に、オブジェクトMの画像データを入力することで、オブジェクトMの種類を特定してよい。
(第1オブジェクトの生成)
図4は、第1オブジェクトの生成例を説明するための模式図である。第1オブジェクト生成部44は、対象オブジェクト抽出部42によって抽出された対象オブジェクトに基づき、第1オブジェクトSAを生成する。第1オブジェクトSAは、サブ画像PSとしてメイン画像PMに重畳表示されるオブジェクト(後述の表示オブジェクトP)の、元となる画像である。さらに言えば、第1オブジェクトSAとは、対象オブジェクトを補填した画像であり、3D画像(3次元の立体画像データ)であることが好ましい。すなわち例えば、ユーザUから見て、あるオブジェクトの一部が他のオブジェクトの後ろに位置している場合には、そのオブジェクトを対象オブジェクトとした場合には、対象オブジェクトは、他のオブジェクトの後ろに位置している部分が欠けた画像として抽出される。この場合、第1オブジェクト生成部44は、他のオブジェクトの後ろに位置して欠けた部分を補填した画像を、第1オブジェクトSAとして生成してよい。また例えば、対象オブジェクトが2D画像(2次元の平面画像データ)である場合、第1オブジェクト生成部44は、対象オブジェクトの2次元の画像データに、他の1次元の情報を補填した画像を、第1オブジェクトSAとして生成してよい。図4の例では、対象オブジェクトであるオブジェクトMAは、オブジェクトMBの後ろに位置している部分が欠けた画像となっている。そのため、第1オブジェクト生成部44は、対象オブジェクトに対して、その欠けた部分を補填して、さらに他の1次元の情報も補填して、椅子の全体の3D画像である第1オブジェクトSAを生成する。
図4は、第1オブジェクトの生成例を説明するための模式図である。第1オブジェクト生成部44は、対象オブジェクト抽出部42によって抽出された対象オブジェクトに基づき、第1オブジェクトSAを生成する。第1オブジェクトSAは、サブ画像PSとしてメイン画像PMに重畳表示されるオブジェクト(後述の表示オブジェクトP)の、元となる画像である。さらに言えば、第1オブジェクトSAとは、対象オブジェクトを補填した画像であり、3D画像(3次元の立体画像データ)であることが好ましい。すなわち例えば、ユーザUから見て、あるオブジェクトの一部が他のオブジェクトの後ろに位置している場合には、そのオブジェクトを対象オブジェクトとした場合には、対象オブジェクトは、他のオブジェクトの後ろに位置している部分が欠けた画像として抽出される。この場合、第1オブジェクト生成部44は、他のオブジェクトの後ろに位置して欠けた部分を補填した画像を、第1オブジェクトSAとして生成してよい。また例えば、対象オブジェクトが2D画像(2次元の平面画像データ)である場合、第1オブジェクト生成部44は、対象オブジェクトの2次元の画像データに、他の1次元の情報を補填した画像を、第1オブジェクトSAとして生成してよい。図4の例では、対象オブジェクトであるオブジェクトMAは、オブジェクトMBの後ろに位置している部分が欠けた画像となっている。そのため、第1オブジェクト生成部44は、対象オブジェクトに対して、その欠けた部分を補填して、さらに他の1次元の情報も補填して、椅子の全体の3D画像である第1オブジェクトSAを生成する。
第1オブジェクト生成部44は、対象オブジェクトに基づいた任意の方法で、第1オブジェクトSAを生成してよいが、以下で本実施形態における例を説明する。本実施形態の例では、記憶部24に、複数のオブジェクトの画像データ(本実施形態では3D画像データ)が記憶されており、第1オブジェクト生成部44は、機械学習済みのAIモデルにより、記憶されていたオブジェクトのうちから、対象オブジェクトと形状が類似するオブジェクトを抽出する。この場合のAIモデルは、対比するオブジェクトの画像データの特徴量とそのオブジェクト同士の類似度合いとを機械学習済みの、AIモデルであってよい。そして、第1オブジェクト生成部44は、2D画像である対象オブジェクトを、公知の方法で3D画像に変換して、対象オブジェクトの3D画像データと、記憶されている各オブジェクトの画像データとをAIモデルに入力して、類似度合いを算出する。第1オブジェクト生成部44は、各オブジェクトのうちから、類似度合いが所定値以上となる(例えば最も高い)オブジェクトを、補填用オブジェクトとして選択する。第1オブジェクト生成部44は、その補填用オブジェクトに基づいて、第1オブジェクトSAを生成する。具体的には、第1オブジェクト生成部44は、対象オブジェクトの欠けた部分を特定して、その欠けた部分を補填用オブジェクトから抽出し、対象オブジェクトと、補填オブジェクトから抽出した部分とを結合することで、対象オブジェクトを補填した第1オブジェクトSAを生成する。ただしそれに限られず、例えば、抽出した補填用オブジェクトそのものを、第1オブジェクトSAとしてもよい。
(第2オブジェクトの生成)
第2オブジェクト生成部46は、第2オブジェクトSBを生成する。第2オブジェクトSBは、メイン画像PMにサブ画像PSとして重畳表示されるオブジェクト(表示オブジェクトS)の、元となる画像である。詳しくは後述するが、表示装置10は、第1オブジェクトSAと第2オブジェクトSBとを含む画像を表示オブジェクトSとして生成して、サブ画像PSとしてメイン画像PMに重畳表示させる。表示オブジェクトSにおいては、第2オブジェクトSBが、第1オブジェクトSAに対して所定距離範囲内に位置するように配置されることが好ましく、第1オブジェクトSAと重畳するように配置されることがより好ましい。本実施形態の例では、第2オブジェクトSBは、ユーザU以外の人のアバターであり、椅子である第1オブジェクトSAに重畳して表示される。
第2オブジェクト生成部46は、第2オブジェクトSBを生成する。第2オブジェクトSBは、メイン画像PMにサブ画像PSとして重畳表示されるオブジェクト(表示オブジェクトS)の、元となる画像である。詳しくは後述するが、表示装置10は、第1オブジェクトSAと第2オブジェクトSBとを含む画像を表示オブジェクトSとして生成して、サブ画像PSとしてメイン画像PMに重畳表示させる。表示オブジェクトSにおいては、第2オブジェクトSBが、第1オブジェクトSAに対して所定距離範囲内に位置するように配置されることが好ましく、第1オブジェクトSAと重畳するように配置されることがより好ましい。本実施形態の例では、第2オブジェクトSBは、ユーザU以外の人のアバターであり、椅子である第1オブジェクトSAに重畳して表示される。
第2オブジェクト生成部46は、任意の方法で第2オブジェクトSBを生成してよい。例えば、第2オブジェクトSBの画像データが予め設定されており、第2オブジェクト生成部46は、予め設定された第2オブジェクトSBの画像データを読み出して、第2オブジェクトSBを生成してよい。なお、第2オブジェクトSBも、第1オブジェクトSAと同様に、3D画像(3次元の立体画像データ)であってよい。
(重畳位置の設定)
重畳位置設定部48は、メイン画像PM内での重畳位置を設定する。重畳位置とは、メイン画像PM内における(メイン画像PMの座標系における)、第1オブジェクトSA(後述の表示オブジェクトS)を表示する位置である。重畳位置設定部48は、重畳位置を、任意の位置に設定してよいが、本実施形態では、対象オブジェクトの位置とは異なる位置を重畳位置として設定することが好ましい。すなわち例えば、重畳位置設定部48は、椅子(オブジェクトMA)の元の位置とは別の位置に、その椅子から補填した画像(表示オブジェクトS)が表示されるように、重畳位置を設定することが好ましい。なお、ここでの位置が異なる(別の位置)とは、オブジェクト同士で重畳する部分がない(オブジェクト同士が完全に重ならない)ことに限られず、オブジェクトの一部同士が重なることも含んでよい。
重畳位置設定部48は、メイン画像PM内での重畳位置を設定する。重畳位置とは、メイン画像PM内における(メイン画像PMの座標系における)、第1オブジェクトSA(後述の表示オブジェクトS)を表示する位置である。重畳位置設定部48は、重畳位置を、任意の位置に設定してよいが、本実施形態では、対象オブジェクトの位置とは異なる位置を重畳位置として設定することが好ましい。すなわち例えば、重畳位置設定部48は、椅子(オブジェクトMA)の元の位置とは別の位置に、その椅子から補填した画像(表示オブジェクトS)が表示されるように、重畳位置を設定することが好ましい。なお、ここでの位置が異なる(別の位置)とは、オブジェクト同士で重畳する部分がない(オブジェクト同士が完全に重ならない)ことに限られず、オブジェクトの一部同士が重なることも含んでよい。
さらに言えば、重畳位置設定部48は、重畳位置に表示オブジェクトSを表示したと仮定した場合に、表示オブジェクトSに含まれる第2オブジェクトSBと、他オブジェクト(本例ではオブジェクトMB)とが重畳する面積を算出して、その重畳する面積が所定値以下となる位置を、重畳位置として設定することがより好ましい。他オブジェクトとは、メイン画像PMに含まれる、対象オブジェクト以外のオブジェクトMを指し、メイン画像PMにおいて対象オブジェクトに対し重畳するオブジェクトである。また、他オブジェクトは、撮像部28側に対し、対象オブジェクトの手前に位置し、対象オブジェクトを隠すオブジェクトを指す。なお、他オブジェクトに該当するオブジェクトが複数存在する場合には、対象オブジェクトに対し他オブジェクトが重畳する面積が最も大きい他オブジェクトを選択すればよい。重畳位置設定部48は、入力部20により指定されたオブジェクトを他オブジェクトとしてもよい。または、重畳位置設定部48は、対象オブジェクト、第1オブジェクト、メイン画像PMに基づき、他オブジェクトを設定してもよい。例えば、重畳位置設定部48は、対象オブジェクト抽出部42から対象オブジェクトを取得し、第1オブジェクト生成部44から第1オブジェクトSAを取得し、撮像制御部40からメイン画像PMを取得する。重畳位置設定部48は、メイン画像PMにおける対象オブジェクトに対し、第1オブジェクトSAを位置合わせし、第1オブジェクトSAの補填用オブジェクトと重畳するオブジェクトを判定する。重畳位置設定部48は、判定したオブジェクトを他オブジェクトとして特定する。
すなわち例えば、重畳位置設定部48は、椅子(第1オブジェクトSA)に重畳するアバター(第2オブジェクトSB)が、その椅子以外のオブジェクト(机のオブジェクトMB)と重畳する度合いが少なくなるように、重畳位置を設定することが好ましいといえる。例えばこの場合、重畳位置設定部48は、最適化計算により、第2オブジェクトSBと、対象オブジェクト以外のそれぞれのオブジェクトMとの重畳する面積が出来るだけ小さくなる位置を算出して、その位置を重畳位置に設定してよい。なお、重畳する面積は、第2オブジェクトSBの大きさ及び他オブジェクトの大きさと、重畳位置及び他オブジェクトの位置とに基づいて、算出できる。
図5は、重畳位置の設定の他の例を示す模式図である。重畳位置は、ユーザUにより設定されてもよい。この場合例えば、表示装置10は、メイン画像PMを表示部22に表示させて、ユーザUは、そのメイン画像PMを視認しつつ、入力部20に重畳位置を入力する。対象オブジェクト抽出部42は、入力部20に入力された重畳位置を、重畳位置として設定する。この場合例えば、図5に示すように、表示装置10は、表示部22に、対象オブジェクトであるオブジェクトMAの基準位置AMA(例えば対象オブジェクトの中央位置)を示す画像(本例ではポインタ)を、表示させてよい。そして、ユーザUにより、位置ASAが重畳位置として指定されると、表示装置10は、重畳位置である位置ASAを示す画像(本例ではポインタ)と、対象オブジェクトを位置ASAに表示した画像とを、メイン画像PMに対して重畳表示させる。これにより、例えば対象オブジェクトである椅子の画像がどこに移動するかを、ユーザUに適切に認識させることができる。
(表示オブジェクトの生成)
表示オブジェクト生成部50は、第1オブジェクトSAの表示態様を設定して、表示オブジェクトSを生成する。すなわち、表示オブジェクトSは、第1オブジェクトSAに基づき生成された、第1オブジェクトSAとは表示態様が異なる画像といえる。
表示オブジェクト生成部50は、第1オブジェクトSAの表示態様を設定して、表示オブジェクトSを生成する。すなわち、表示オブジェクトSは、第1オブジェクトSAに基づき生成された、第1オブジェクトSAとは表示態様が異なる画像といえる。
第1オブジェクトSAに基づいた表示オブジェクトSの生成方法は任意であるが、本実施形態では、表示オブジェクト生成部50は、メイン画像PM内における他オブジェクト(対象オブジェクト以外のオブジェクトM)の位置と、重畳位置設定部48が設定した重畳位置とに基づいて、第1オブジェクトSAから表示オブジェクトSを生成する。例えば、表示オブジェクト生成部50は、重畳位置及び他オブジェクトの位置に基づいて、重畳位置に第1オブジェクトSAを表示したと仮定した場合に、第1オブジェクトSAのうちで他オブジェクト(本例ではオブジェクトMB)と重畳する領域を算出する。そして、表示オブジェクト生成部50は、第1オブジェクトSAからその重畳する領域を欠けさせた画像を、表示オブジェクトSとしてよい。また例えば、表示オブジェクト生成部50は、重畳位置と、ユーザUの顔が向いている方向(ユーザUが視認している方向)とに基づいて、メイン画像PM内における第1オブジェクトSAの向きを算出して、3D画像である第1オブジェクトSAから、第1オブジェクトSAの向きに対応する2D画像を生成して、表示オブジェクトSとしてよい。なお、ユーザUの顔が向いている方向の取得方法は任意であってよいが、例えば、表示オブジェクト生成部50は、表示装置10に搭載されているセンサの検出結果から、ユーザUの顔の向いている方向を推定してよい。ここでのセンサは任意のものであってよいが、例えば、撮像部28や、図示しないジャイロセンサや、図示しないLiDARなどが挙げられる。表示オブジェクト生成部50は、例えばSLAM(Simultaneous Localization and Mapping)技術を用いて、ユーザUの顔が向いている方向を推定してよい。
本実施形態では、上述のように、第1オブジェクトSAと第2オブジェクトSBとを含む画像を、表示オブジェクトSとする。すなわち、表示オブジェクトSは、第1オブジェクトSA及び第2オブジェクトSBに基づき生成された、第1オブジェクトSA及び第2オブジェクトSBとは表示態様が異なる画像といえる。例えば、表示オブジェクト生成部50は、重畳位置及び他オブジェクトの位置に基づいて、重畳位置に第1オブジェクトSA及び第2オブジェクトSBを表示したと仮定した場合に、第1オブジェクトSA及び第2オブジェクトSBのうちで他オブジェクト(本例ではオブジェクトMB)と重畳する領域を算出してよい。そして、表示オブジェクト生成部50は、第1オブジェクトSA及び第2オブジェクトSBからその重畳する領域を欠けさせた画像を、表示オブジェクトSとしてよい。また例えば、表示オブジェクト生成部50は、重畳位置と、ユーザUの顔が向いている方向とに基づいて、メイン画像PM内における第1オブジェクトSA及び第2オブジェクトSBの向きを算出して、3D画像である第1オブジェクトSA及び第2オブジェクトSBから、第1オブジェクトSAの向きに対応する2D画像と第2オブジェクトSBの向きに対応する2D画像とを生成して、それらの2D画像を含む画像を、表示オブジェクトSとしてよい。
(表示オブジェクトの表示)
図6は、表示部が表示する画像の一例を示す模式図である。表示制御部52は、表示部22を制御して、表示部22に画像を表示させる。表示制御部52は、重畳位置に、表示オブジェクト生成部50が生成した表示オブジェクトSを表示させる。すなわち、図6の例に示すように、表示制御部52は、表示オブジェクトSをサブ画像PSとして、メイン画像PMと、重畳位置の表示オブジェクトSとを、表示部22に表示させる。すなわち図6の例では、オブジェクトMA、MBを含むメイン画像PMと、重畳位置である位置ASAに、椅子である第1オブジェクトSAとアバターである第2オブジェクトSBとを含む表示オブジェクトSとが重畳して表示される。なお、表示制御部52は、表示オブジェクトSと対象オブジェクトとが重なる場合には、対象オブジェクトのうちで表示オブジェクトSと重なる箇所を欠けさせるように、すなわち表示オブジェクトSが対象オブジェクトよりも前方に位置するように、画像を表示させる。一方、上述のように、表示オブジェクトSは、他オブジェクトと重畳する部分は欠けさせることが好ましいため、他オブジェクトは、表示オブジェクトSよりも前方に位置するように画像表示されてよい。
図6は、表示部が表示する画像の一例を示す模式図である。表示制御部52は、表示部22を制御して、表示部22に画像を表示させる。表示制御部52は、重畳位置に、表示オブジェクト生成部50が生成した表示オブジェクトSを表示させる。すなわち、図6の例に示すように、表示制御部52は、表示オブジェクトSをサブ画像PSとして、メイン画像PMと、重畳位置の表示オブジェクトSとを、表示部22に表示させる。すなわち図6の例では、オブジェクトMA、MBを含むメイン画像PMと、重畳位置である位置ASAに、椅子である第1オブジェクトSAとアバターである第2オブジェクトSBとを含む表示オブジェクトSとが重畳して表示される。なお、表示制御部52は、表示オブジェクトSと対象オブジェクトとが重なる場合には、対象オブジェクトのうちで表示オブジェクトSと重なる箇所を欠けさせるように、すなわち表示オブジェクトSが対象オブジェクトよりも前方に位置するように、画像を表示させる。一方、上述のように、表示オブジェクトSは、他オブジェクトと重畳する部分は欠けさせることが好ましいため、他オブジェクトは、表示オブジェクトSよりも前方に位置するように画像表示されてよい。
なお、図6に示すように、表示オブジェクト生成部50は、表示オブジェクトの影に対応する影画像SCを生成して、表示オブジェクトSと共に、影画像SCも、メイン画像PMに重畳表示させてもよい。影画像SCとは、表示オブジェクトSがメイン画像PM内の空間に実際に存在すると仮定した場合の、表示オブジェクトSの影を示す画像である。影画像SCの生成方法は任意であってよいが、例えば、表示オブジェクト生成部50は、メイン画像PMに基づいて、推定光源位置を算出する。推定光源位置とは、メイン画像PM内の空間に光を照らしている光源の推定位置である。表示オブジェクト生成部50は、メイン画像PMの画像データ(例えば画素毎の階調値や輝度値)から、公知の方法で推定光源位置を算出してよい。そして、表示オブジェクト生成部50は、推定光源位置と、重畳位置(表示オブジェクトSの表示位置)との位置関係から、重畳位置に表示オブジェクトSを配置した場合にできる影の位置を算出して、算出した影の位置に影画像SCを表示させる。
(処理フロー)
図7は、本実施形態に係る表示装置の処理フローを説明するフローチャートである。図7に示すように、表示装置10は、撮像制御部40により、メイン画像PMの画像データを取得し(ステップS10)、対象オブジェクト抽出部42により、メイン画像PMから対象オブジェクトを抽出する(ステップS12)。そして、表示装置10は、第1オブジェクト生成部44により、対象オブジェクトに基づき第1オブジェクトSAを生成し(ステップS14)、第2オブジェクト生成部46により、第2オブジェクトSBを生成し(ステップS16)、重畳位置設定部48により、重畳位置を設定する(ステップS18)。なお、ステップS16の第2オブジェクトSBの生成は、第1オブジェクトSAの生成後に行うことに限られず、後述のステップS20の表示オブジェクトSの生成前の任意のタイミングで行ってよい。また、ステップS18の重畳位置の設定も、第2オブジェクトSBの生成後に行うことに限られず、後述のステップS20の表示オブジェクトSの生成前の任意のタイミングで行ってよい。
図7は、本実施形態に係る表示装置の処理フローを説明するフローチャートである。図7に示すように、表示装置10は、撮像制御部40により、メイン画像PMの画像データを取得し(ステップS10)、対象オブジェクト抽出部42により、メイン画像PMから対象オブジェクトを抽出する(ステップS12)。そして、表示装置10は、第1オブジェクト生成部44により、対象オブジェクトに基づき第1オブジェクトSAを生成し(ステップS14)、第2オブジェクト生成部46により、第2オブジェクトSBを生成し(ステップS16)、重畳位置設定部48により、重畳位置を設定する(ステップS18)。なお、ステップS16の第2オブジェクトSBの生成は、第1オブジェクトSAの生成後に行うことに限られず、後述のステップS20の表示オブジェクトSの生成前の任意のタイミングで行ってよい。また、ステップS18の重畳位置の設定も、第2オブジェクトSBの生成後に行うことに限られず、後述のステップS20の表示オブジェクトSの生成前の任意のタイミングで行ってよい。
次に、表示装置10は、表示オブジェクト生成部50により、他オブジェクトの位置と重畳位置とに基づいて、第1オブジェクトSA及び第2オブジェクトSBの表示態様を設定して、表示オブジェクトSを生成し(ステップS20)、表示制御部52により、表示オブジェクトSを重畳位置に表示させる(ステップS22)。
以上説明したように、本実施形態においては、対象オブジェクトを補填した第1オブジェクトSAを、重畳位置及び他オブジェクトの位置に基づいて、表示態様を調整して、表示オブジェクトSを生成する。そして、そのようにして生成した表示オブジェクトSを、重畳位置に表示させる。そのため、対象オブジェクトを、他オブジェクトとの位置関係に応じた表示態様に調整して、表示オブジェクトSとして表示させることが可能となるため、他オブジェクトとの位置関係による見え方の違和感を低減することができ、ユーザが抱く違和感を抑制できる。より詳しくは、図6の例では、元のオブジェクトMA(椅子)の位置AMAにアバターSB0を含むオブジェクトを重畳表示させると、アバターSB0とオブジェクトMB(机)とが大きく重なってしまい、机にアバターがめり込むような、違和感のある画像となる場合がある。それに対して、図6の例では、第1オブジェクトSA(椅子)や第2オブジェクトSB(アバター)と、オブジェクトMB(机)との重畳する面積が少なくなるような重畳位置(位置ASA)に、表示オブジェクトS(第1オブジェクトSA及び第2オブジェクトSB)を表示するため、見え方の違和感を低減することができる。さらに言えば、オブジェクトMBと表示オブジェクトSが重なる場合には、例えば表示オブジェクトSの重なる部分を欠けさせて表示することでも、見え方の違和感を低減することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態においては、重畳位置の設定方法が、第1実施形態とは異なる。第2実施形態において第1実施形態と構成が共通する箇所は、説明を省略する。
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態においては、重畳位置の設定方法が、第1実施形態とは異なる。第2実施形態において第1実施形態と構成が共通する箇所は、説明を省略する。
図8は、第2実施形態において表示部が表示する画像の一例を示す模式図である。第2実施形態においては、重畳位置設定部48は、第1重畳面積と第2重畳面積とを算出して、第1重畳面積と第2重畳面積とに基づいて、重畳位置を設定する。第1重畳面積とは、表示オブジェクトS(第1オブジェクトSA及び第2オブジェクトSB)を重畳位置に表示したと仮定した場合に、表示オブジェクトS(第1オブジェクトSA及び第2オブジェクトSB)と対象オブジェクトとが重畳する面積を指す。また、第2重畳面積とは、表示オブジェクトS(第1オブジェクトSA及び第2オブジェクトSB)を重畳位置に表示したと仮定した場合に、表示オブジェクトS(第1オブジェクトSA及び第2オブジェクトSB)と他オブジェクト(対象オブジェクト以外のオブジェクト)とが重畳する面積を指す。なお、第1重畳面積は、表示オブジェクトS(第1オブジェクトSA及び第2オブジェクトSB)の大きさ及び対象オブジェクトの大きさと、重畳位置及び対象オブジェクトの位置とに基づいて、算出できる。同様に、第2重畳面積は、表示オブジェクトS(第1オブジェクトSA及び第2オブジェクトSB)の大きさ及び他オブジェクトの大きさと、重畳位置及び他オブジェクトの位置とに基づいて、算出できる。
より詳しくは、重畳位置設定部48は、第1重畳面積が第1所定面積以上となり、かつ、第2重畳面積が第2所定面積以下となるように、重畳位置を設定することが好ましい。第1所定面積及び第2所定面積は任意に設定されてよい。さらに好ましくは、重畳位置設定部48は、最適化計算により、第1重畳面積ができるだけ大きくなり、かつ第2重畳面積ができるだけ小さくなるように最適化された位置を、重畳位置として設定する。
このように、第2実施形態においては、第1重畳面積と第2重畳面積とに基づいて、重畳位置を設定している。そのため、対象オブジェクト及び他オブジェクトの両方に対する、表示オブジェクトSの重畳度合いに応じて、重畳位置を決定できるため、見え方の違和感をより好適に抑制できる。さらに言えば、第2実施形態においては、表示オブジェクトSと対象オブジェクトとの第1重畳面積を大きくし、かつ、表示オブジェクトSと他オブジェクトとの第2重畳面積を小さくするように、重畳位置を決定する。そのため、表示オブジェクトSと他オブジェクトとの位置関係による違和感を抑えつつ、表示オブジェクトSにより対象オブジェクトをできるだけ隠すことが可能となるため、見え方の違和感をより好適に抑制できる。すなわち例えば、図6に示すように、表示オブジェクトSとオブジェクトMA(対象オブジェクト)との第1重畳面積が比較的小さい場合には、同じ椅子を示す表示オブジェクトSとオブジェクトMAとが並んで表示されてしまうため、ユーザUに違和感を生じさせるおそれがある。それに対して、図8に示すように、表示オブジェクトSとオブジェクトMA(対象オブジェクト)との第1重畳面積を出来るだけ大きくすることで、ユーザUの違和感を抑制できる。
(効果)
以上説明したように、本開示に係る表示装置10は、対象オブジェクト抽出部42と、第1オブジェクト生成部44と、重畳位置設定部48と、表示オブジェクト生成部50と、表示制御部52とを含む。対象オブジェクト抽出部42は、撮像部28によって撮像されたメイン画像PMに含まれる対象オブジェクトを抽出する。第1オブジェクト生成部44は、対象オブジェクトに基づき、対象オブジェクトを補填した画像である第1オブジェクトSAを生成する。重畳位置設定部48は、メイン画像PM内で第1オブジェクトSAを表示する位置である重畳位置を設定する。表示オブジェクト生成部50は、メイン画像PMに含まれる対象オブジェクト以外の他オブジェクトの位置と、重畳位置とに基づいて、第1オブジェクトSAの表示態様を設定して、表示オブジェクトSを生成する。表示制御部52は、重畳位置に表示オブジェクトSを表示させる。本開示によると、対象オブジェクトを、他オブジェクトとの位置関係に応じた表示態様に調整して、表示オブジェクトSとして表示させることが可能となるため、他オブジェクトとの位置関係による見え方の違和感を低減することができ、ユーザが抱く違和感を抑制できる。
以上説明したように、本開示に係る表示装置10は、対象オブジェクト抽出部42と、第1オブジェクト生成部44と、重畳位置設定部48と、表示オブジェクト生成部50と、表示制御部52とを含む。対象オブジェクト抽出部42は、撮像部28によって撮像されたメイン画像PMに含まれる対象オブジェクトを抽出する。第1オブジェクト生成部44は、対象オブジェクトに基づき、対象オブジェクトを補填した画像である第1オブジェクトSAを生成する。重畳位置設定部48は、メイン画像PM内で第1オブジェクトSAを表示する位置である重畳位置を設定する。表示オブジェクト生成部50は、メイン画像PMに含まれる対象オブジェクト以外の他オブジェクトの位置と、重畳位置とに基づいて、第1オブジェクトSAの表示態様を設定して、表示オブジェクトSを生成する。表示制御部52は、重畳位置に表示オブジェクトSを表示させる。本開示によると、対象オブジェクトを、他オブジェクトとの位置関係に応じた表示態様に調整して、表示オブジェクトSとして表示させることが可能となるため、他オブジェクトとの位置関係による見え方の違和感を低減することができ、ユーザが抱く違和感を抑制できる。
重畳位置設定部48は、対象オブジェクトとは異なる位置を、重畳位置として設定する。本開示によると、見え方の違和感をより好適に抑制できる。
本開示に係る表示装置10は、第2オブジェクトSBを生成する第2オブジェクト生成部46を更に含み、表示オブジェクト生成部50は、第1オブジェクトSAと第2オブジェクトSBとを含む画像を、表示オブジェクトSとして生成し、重畳位置設定部48は、重畳位置に表示オブジェクトSを表示した場合に、第2オブジェクトSBと他オブジェクトとが重畳する面積が所定値以下となる位置を、重畳位置として設定する。本開示によると、見え方の違和感をより好適に抑制できる。
重畳位置設定部48は、重畳位置に表示する表示オブジェクトSと対象オブジェクトとが重畳する面積(第1重畳面積)と、重畳位置に表示する表示オブジェクトSと他オブジェクトとが重畳する面積(第2重畳面積)とに基づいて、重畳位置を設定する。そのため、対象オブジェクト及び他オブジェクトの両方に対する、表示オブジェクトSの重畳度合いに応じて、重畳位置を決定できるため、見え方の違和感をより好適に抑制できる。
表示オブジェクト生成部50は、表示オブジェクトSの影に対応する影画像SCを生成し、表示制御部52は、表示オブジェクトSと影画像SCとを表示させる。影画像SCを表示することで、表示オブジェクトSに実在物と同様の影をつけることができるため、見え方の違和感をより好適に抑制できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これら実施形態の内容により実施形態が限定されるものではない。また、前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能であり、各実施形態の構成を組み合わせることも可能である。さらに、前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
本実施形態の表示装置、表示方法及びプログラムは、例えば画像表示に利用することができる。
10 表示装置
22 表示部
28 撮像部
40 撮像制御部
42 対象オブジェクト抽出部
44 第1オブジェクト生成部
46 第2オブジェクト生成部
48 重畳位置設定部
50 表示オブジェクト生成部
52 表示制御部
PM メイン画像
PS サブ画像
S 表示オブジェクト
SA 第1オブジェクト
SB 第2オブジェクト
22 表示部
28 撮像部
40 撮像制御部
42 対象オブジェクト抽出部
44 第1オブジェクト生成部
46 第2オブジェクト生成部
48 重畳位置設定部
50 表示オブジェクト生成部
52 表示制御部
PM メイン画像
PS サブ画像
S 表示オブジェクト
SA 第1オブジェクト
SB 第2オブジェクト
Claims (7)
- 撮像部によって撮像されたメイン画像に含まれる対象オブジェクトを抽出する対象オブジェクト抽出部と、
前記対象オブジェクトに基づき、前記対象オブジェクトを補填した画像である第1オブジェクトを生成する第1オブジェクト生成部と、
前記メイン画像内で前記第1オブジェクトを表示する位置である重畳位置を設定する重畳位置設定部と、
前記メイン画像に含まれる前記対象オブジェクトに重畳する他オブジェクトの位置と、前記重畳位置とに基づいて、前記第1オブジェクトの表示態様を設定して、表示オブジェクトを生成する表示オブジェクト生成部と、
前記重畳位置に前記表示オブジェクトを表示させる表示制御部と、
を含む、
表示装置。 - 前記重畳位置設定部は、前記対象オブジェクトとは異なる位置を、前記重畳位置として設定する、請求項1に記載の表示装置。
- 第2オブジェクトを生成する第2オブジェクト生成部を更に含み、
前記表示オブジェクト生成部は、前記第1オブジェクトと前記第2オブジェクトとを含む画像を、前記表示オブジェクトとして生成し、
前記重畳位置設定部は、前記重畳位置に前記表示オブジェクトを表示した場合に、前記第2オブジェクトと前記他オブジェクトとが重畳する面積が所定値以下となる位置を、前記重畳位置として設定する、請求項1又は請求項2に記載の表示装置。 - 前記重畳位置設定部は、前記重畳位置に表示する前記表示オブジェクトと前記対象オブジェクトとが重畳する面積と、前記重畳位置に表示する前記表示オブジェクトと前記他オブジェクトとが重畳する面積とに基づいて、前記重畳位置を設定する、請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
- 前記表示オブジェクト生成部は、前記表示オブジェクトの影に対応する影画像を生成し、
前記表示制御部は、前記表示オブジェクトと前記影画像とを表示させる、請求項1又は請求項2に記載の表示装置。 - 撮像部によって撮像されたメイン画像に含まれる対象オブジェクトを抽出するステップと、
前記対象オブジェクトに基づき、前記対象オブジェクトを補填した画像である第1オブジェクトを生成するステップと、
前記メイン画像内で前記第1オブジェクトを表示する位置である重畳位置を設定するステップと、
前記メイン画像に含まれる前記対象オブジェクトに重畳する他オブジェクトの位置と、前記重畳位置とに基づいて、前記第1オブジェクトの表示態様を設定して、表示オブジェクトを生成するステップと、
前記重畳位置に前記表示オブジェクトを表示するステップと、
を含む、
表示方法。 - 撮像部によって撮像されたメイン画像に含まれる対象オブジェクトを抽出するステップと、
前記対象オブジェクトに基づき、前記対象オブジェクトを補填した画像である第1オブジェクトを生成するステップと、
前記メイン画像内で前記第1オブジェクトを表示する位置である重畳位置を設定するステップと、
前記メイン画像に含まれる前記対象オブジェクトに重畳する他オブジェクトの位置と、前記重畳位置とに基づいて、前記第1オブジェクトの表示態様を設定して、表示オブジェクトを生成するステップと、
前記重畳位置に前記表示オブジェクトを表示するステップと、
をコンピュータに実行させる、
プログラム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2022-153256 | 2022-09-27 | ||
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WO2024071208A1 true WO2024071208A1 (ja) | 2024-04-04 |
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ID=90477977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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PCT/JP2023/035168 WO2024071208A1 (ja) | 2022-09-27 | 2023-09-27 | 表示装置、表示方法及びプログラム |
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WO (1) | WO2024071208A1 (ja) |
Citations (2)
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JP2022030844A (ja) * | 2020-08-07 | 2022-02-18 | 株式会社スクウェア・エニックス | 情報処理プログラム、情報処理装置及び情報処理方法 |
WO2022044124A1 (ja) * | 2020-08-25 | 2022-03-03 | マクセル株式会社 | 3次元仮想現実表示装置、ヘッドマウントディスプレイ、および3次元仮想現実表示方法 |
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2022
- 2022-09-27 JP JP2022153256A patent/JP2024047648A/ja active Pending
-
2023
- 2023-09-27 WO PCT/JP2023/035168 patent/WO2024071208A1/ja unknown
Patent Citations (2)
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