WO2024053712A1 - 多面体構造体 - Google Patents

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直樹 米田
直也 杉田
秀夫 山本
和英 北郷
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太陽インキ製造株式会社
大英エレクトロニクス株式会社
元裕 園部
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    • F21LIGHTING
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    • F21Y2115/00Light-generating elements of semiconductor light sources
    • F21Y2115/10Light-emitting diodes [LED]

Abstract

簡素な構造で簡便に組み立てることができる多面体構造体を提供する。軸線に沿って延在し、第1のパターン導体が表面に沿って形成された基部と、基部の軸線に沿った端部に連結する多面体部であって、各々が多角形状を有する複数の平面部を有し、第1のパターン導体と電気的に接続された第2のパターン導体が複数の平面部の各々の表面に沿って形成された多面体部と、を備える。

Description

多面体構造体
 本発明は、多面体構造体に関する。
 複数の方向に向かって光を発する照明装置が知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。
特開2002-184207号公報 特許第6418042号公報
 前述した装置は、多方向に亘って光を発する照明装置であった。このため、これらの装置は、各方向に応じた多数の光源を有していた。複数の光源に給電するための配線を設ける必要があり、構造が複雑になるとともに、接続作業などが煩雑にならざるを得なかった。
 本発明は、上述の点に鑑みてなされたものである。その目的は、簡素な構造で簡便に組み立てることができる多面体構造体を提供する。
 本発明による多面体構造体の特徴は、
 軸線に沿って延在し、第1のパターン導体が表面に沿って形成された基部と、
 前記基部の軸線に沿った端部に連結する多面体部であって、各々が多角形状を有する複数の平面部を有し、前記第1のパターン導体と電気的に接続された第2のパターン導体が前記複数の平面部の各々の表面に沿って形成された多面体部と、を備えることである。
 多面体構造体を簡素な構造とすることができる。多面体構造体を他の電子部品や電源等に、簡便に組み立てることができるとともに、組み立てとともに多面体構造体を他の電子部品や電源等と電気的に接続することができる。
前方かつ第1の表面部110a側からの多面体構造体10の外観を示す斜視図である。 後方かつ第1の表面部110a側からの多面体構造体10の外観を示す斜視図である。 前方かつ第2の表面部110b側からの多面体構造体10の外観を示す斜視図である。 後方かつ第2の表面部110b側からの多面体構造体10の外観を示す斜視図である。 第3の表面部110c側からの多面体構造体10の外観を示す図である。 多角平面部212-1及び多角平面部212-2に平行な面に沿って多面体構造体10の外観を示す図である。 多角平面部212-3に平行な面に沿って多面体構造体10の外観を示す図である。 3つの法線n1、n2、n3を仮想的に同一の平面内に配置したときの状態を示す図である。 LED及びコンデンサが搭載された状態の前方かつ第1の表面部110側からの多面体構造体10の外観を示す斜視図である。 LED及びコンデンサが搭載された状態の後方かつ第1の表面部110側からの多面体構造体10の外観を示す斜視図である。
<<<<本実施の形態の概要>>>>
<<<第1の態様>>>
 第1の態様による多面体構造体は、簡素な構造を有するとともに、作業を簡便にすることを目的とする。
 第1の特徴によれば、
 軸線(例えば、後述する軸線AXなど)に沿って延在し、第1のパターン導体(例えば、後述する第1のパターン導体150など)が表面に沿って形成された基部(例えば、後述する基部100など)と、
 前記基部の軸線に沿った端部(例えば、後述する前端部102など)に連結する多面体部であって、各々が多角形状を有する複数の平面部(例えば、後述する多角平面部212-1A~212-1E、212-2A~212-2E、212-3A~212-3Eなど)を有し、前記第1のパターン導体と電気的に接続された第2のパターン導体(例えば、後述する第2のパターン導体300など)が前記複数の平面部の各々の表面に沿って形成された多面体部(例えば、後述する多面体部200など)と、を備える、多面体構造体が提供される。
 第1のパターン導体は、基部の表面に沿って形成されている。基部の内部に第1のパターン導体を設ける必要がなく、基部を簡素な構造にすることができる。また、基部の表面に第1のパターン導体が形成されているので、外部電源などの他の装置や部品を第1のパターン導体に電気的に接続させるような場合が生じても、接続等の組み立て作業を簡便にできる。
 第2のパターン導体は、多面体部の表面に沿って形成されている。多面体部の内部に第2のパターン導体を設ける必要がなく、多面体部を簡素な構造にすることができる。また、多面体部の表面に第2のパターン導体が形成されているので、電子部品などの他の部品やデバイスを第2のパターン導体に電気的に接続させるような場合が生じても、接続等の組み立て作業を簡便にできる。
 多面体部は、基部に連結されて一体となっている。多面体部と基部とが連結されていることから、多面体部と基部とを別個に管理したり、多面体部を基部に連結する作業を要したりしない。このように構成したことで、多面体構造体を簡素な構造とすることができるため、多面体構造体の取り扱いを簡便にすることができる。
 第2のパターン導体は、第1のパターン導体と電気的に予め接続されている。このため、第2のパターン導体を第1のパターン導体に電気的に接続する作業を省くことができる。したがって、基部の第1のパターン導体を電源等へ電気的に接続することで、第1のパターン導体に給電可能にできるとともに、多面体部の第2のパターン導体にも直ちに給電可能にすることができる。多面体部は、基部と一体となっており、第1のパターン導体は、第2のパターン導体と電気的に接続されている。このため、基部を電源等へ取り付けることで、多面体部と基部との全体を一定の位置に配置できるとともに、第1のパターン導体と第2のパターン導体の双方のパターン導体に、電源等と電気的に接続することができ、多面体構造体の取り扱いや組み立てを簡便にすることができる。
 第1の態様による多面体構造体によれば、基部の内部にも多面体部の内部にも導体の配線を設ける必要がなく、簡素な構造を提供することができる。さらに、第1の態様による多面体構造体によれば、電子部品の接合や、外部電源との電気的な接続を容易かつ簡便にすることができ、多面体構造体の組み立て作業を簡便にすることができる。
<<<第2の態様>>>
 第2の態様による多面体構造体は、電気的な接続の作業を簡便にすることを目的とする。
 第2の特徴は、第1の特徴において、
 前記第2のパターン導体は、前記複数の平面部のうちの少なくとも一つの平面部において、電子部品との電気的接続をするための接続端子部(例えば、後述する接続端子部310など)を有する。
 第2のパターン導体は、接続端子部を有する。接続端子部は、電子部品などの他の部品やデバイスとの電気的接続を形成するための導体部分である。電子部品などが有する端子部を、はんだ付けなどによって接続端子部に電気的に接続することができる。第2のパターン導体を介して、電子部品などに給電したり各種の信号を送受したりできる。
 接続端子部は、複数の平面部のうちの少なくとも一部の平面部に形成されている。具体的には、接続端子部は、少なくとも一部の平面部の表面に形成されている。電子部品などの他の部品やデバイスを容易に接続することができる。第2の態様による多面体構造体によれば、電気的な接続の作業を簡便にできる。
 接続端子部は、複数の平面部の全ての平面部に形成されても、1個の平面部のみに形成されてもよい。接続端子部を設ける平面部の数は、多面体構造体の用途や、電子部品などの大きさや形状や種類などに応じて適宜に定めればよい。また、一の平面部に、1個以上の接続端子部を設けてもよい。一の平面部に設ける接続端子部の数は、電子部品などの大きさや形状や種類などに応じて適宜に定めればよい。
<<<第3の態様>>>
 第3の態様による多面体構造体は、構成を簡素にするとともに、作りやすい構造を提供することを目的とする。
 第3の特徴は、第1又は第2の特徴において、
 前記基部と前記多面体部とが連結される連結領域(例えば、後述する背面部220や境界線部250など)が、前記軸線に対して垂直な方向に沿って延在する平面(例えば、後述する仮想平面IP2など)を含む。
 多面体構造体は、基部と多面体部とが連結される連結領域を有する。基部と多面体部とは、予め連結されており、多面体構造体は一体の構造を有する。
 連結領域は、軸線に対して垂直な方向に沿って延在する平面を含む。すなわち、連結領域は、軸線に対して垂直な方向に沿って延在する。例えば、連結領域は、基部の長さ方向に対して垂直な方向に沿って延在する。基部と多面体部との連結領域を単一の平面によって構成でき、多面体構造体の構造を簡素にして、作りやすい構造を提供できる。
 なお、基部と多面体部とが、一体ではなく着脱可能に構成されてもよい。基部と多面体部とを別個に作ることで、効率を高めることができる。
<<<第4の態様>>>
 第4の態様による多面体構造体は、多面体部が有する平面部において発揮される特性や機能を軸線に沿った方向に従って異ならしめることを目的とする。例えば、多面体構造体の平面部から波動を発する構成とした場合に、軸線に沿った方向に従って波動の指向性を異ならしめることを目的とする。
 第4の特徴は、第1~第3の特徴において、
 前記多面体部において、互いに隣り合う前記平面部の間に形成される境界線部(例えば、後述する境界線部230A~230Eや境界線部250A~250Eなど)のうち、前記軸線を周回する少なくとも3つの境界線部(例えば、後述する境界線部230A~230Eなど)により形成される仮想平面(例えば、後述する仮想平面IP1など)が、前記軸線に対して垂直な方向に沿って延在する平坦面(例えば、後述する境界部230など)である。
 多面体部が有する複数の平面部のうち、互いに隣り合う平面部の間には、境界線部が形成される。多面体部において、平面部が隣り合えば、その間に必ず境界線部が形成される。したがって、多面体部は、複数の境界線部を有する。
 多面体部が有する複数の境界線部のうち、連なるいくつかの境界線部は、軸線を周回する。軸線を周回する境界線部によって、境界部(境界面)が構成される。軸線を周回する境界線部は、少なくとも3個ある。境界部は、それを構成する境界線部の数が、3個以上あってもよい。軸線を周回する境界線部の数は、多面体部や平面部の形状などに応じて適宜に定めることができる。
 軸線を周回する少なくとも3個の境界線部によって仮想平面を形成することができる。仮想平面は、軸線に対して垂直な方向に沿って延在する平坦面である。なお、仮想平面は、軸線と交差すればよく、軸線に対して垂直な方向に沿って延在しなくてもよい。仮想平面は、多面体部をいくつかの領域に仮想的に区分できる平面であればよい。
 多面体部は、仮想平面を基準にして軸線に沿った方向で少なくとも2つの領域に区分けできる。すなわち、仮想平面を基準にして、軸線に沿って、基部から遠い側の領域と、基部に近い側の領域との2つの領域に、多面体部を区分けすることができる(例えば、後述する前方多面部210aや後方多面部210bなど)。さらに、多面体部の複数の平面部を、遠い側の領域に属する平面部と、近い側の領域に属する平面部とに区分けすることができる。さらに、例えば、遠い側の領域に属する平面部が向かう方向と、近い側の領域に属する平面部が向かう方向とを異ならしめて多面体部を構成できる。このように構成することで、軸線に沿って、基部から遠い側に位置する平面部に基づいて発揮される特性や機能と、基部から近い側に位置する平面部に基づいて発揮される特性や機能とを異ならしめることができる。
 より具体的には、例えば、多面体部の平面部に、波動を発する部材、部品やデバイスなどを設けることができる。軸線に沿って基部から遠い側に位置する平面部には、軸線に沿って基部から離れる方向に向かう波動を発する部材を設けることができる。一方、軸線に沿って基部から近い側に位置する平面部には、軸線に沿って基部に近づく方向に向かう波動を発する部材を設けることができる。このように構成することで、多面体構造体から発する波動の指向性や拡散性を、軸線に沿った方向に従って異ならしめることができる。
 なお、多面体部の平面部には、波動を発する部材を設けるだけでなく、波動を受ける部材を設けてもよい。また、多面体部の平面部に、波動を発する部材と波動を受ける部材とを混在させて設けてもよい。
 また、仮想平面は、1つのみならず、複数でもよい。したがって、複数の仮想平面によって多面体部を3つ以上の領域に区分けしてもよい。多面体部の3つ以上の領域の各々に含まれる平面部に基づいて発揮される特性や機能を、互いに異ならしめて、領域ごとに多様な特性や機能を発揮させることができる。
<<<第5の態様>>>
 第5の態様による多面体構造体は、多面体部が有する平面部の法線の方向に基づいて、発揮させる特性や機能を定めることを目的とする。例えば、多面体部が有する平面部から発する波動の指向性を定めることを目的とする。
 第5の態様は、第1~第4の特徴において、
 前記多面体部のうちの前記仮想平面よりも前記基部から離れた前記多面体部の第1の領域(例えば、後述する前方多面部210aなど)は、前記多面体部を構成する前記平面部のうち、第1の法線(例えば、後述する法線n1A~n1Eなど)を有する少なくとも3つの第1の平面部(例えば、後述する多角平面部212-1A~212-1Eなど)を有し、
 前記少なくとも3つの第1の平面部の各々の前記第1の法線は、互いに異なる方向に向かい、
 前記少なくとも3つの第1の平面部の各々について、前記第1の法線と前記軸線とのなす角が第1の角(例えば、後述する角θ1など)である。
 第1の領域は、多面体部のうちの仮想平面よりも前記基部から離れた部分の領域である。第1の領域に属する少なくとも3つの第1の平面部は、第1の法線を有する。
 少なくとも3つの第1の平面部の各々の第1の法線の方向は、互いに異なる。少なくとも3つの第1の平面部の各々の第1の法線と軸線とのなす角は、同一の第1の角である。すなわち、第1の平面部の各々の第1の法線そのものの方向は、互いに異なるが、軸線とのなす角は、同じになる。
 平面部に基づいて発揮される特性や機能を、平面部の法線の方向に応じて定めることができる。また、第1の領域では、平面部の第1の法線と軸線とのなす角が同一の第1の角であるので、第1の領域に属する平面部に基づいて発揮される特性や機能を揃えやすくできる。例えば、第1の領域に属する平面部について、軸線に対する拡がりの程度や分散の程度などの特性を揃えることができる。
<<<第6の態様>>>
 第6の態様による多面体構造体は、多面体部が有する平面部において発揮させる特性や機能を揃えやすくすることを目的とする。
 第6の態様は、第1~第5の態様において、
 前記少なくとも3つの第1の平面部は、前記軸線を周回する。
 多面体部が有する平面部に基づいて発揮させる特性や機能を、軸線を中心にした回転対称性により揃えやすくできる。
<<<第7の態様>>>
 第7の態様による多面体構造体は、多面体部が有する平面部の法線の方向に基づいて、発揮させる特性や機能を定めることを目的とする。さらに、平面部が属する領域に応じて、発揮させる特性や機能を揃えることを目的とする。
 第7の態様は、第1~第5の態様において、
 前記多面体部のうちの前記仮想平面よりも前記基部に近い前記多面体部の第2の領域(例えば、後述する後方多面部210bなど)は、前記多面体部を構成する前記平面部のうち、第2の法線を有する少なくとも3つの第2の平面部(例えば、後述する多角平面部212-2A~212-2Eなど)及び第3の法線を有する少なくとも3つの第3の平面部(例えば、後述する多角平面部212-3A~212-3Eなど)を有し、
 前記少なくとも3つの第2の平面部の各々の前記第2の法線(例えば、後述する法線n2A~n2Eなど)は、互いに異なる方向に向かい、
 前記少なくとも3つの第3の平面部の各々の前記第3の法線(例えば、後述する法線n3A~n3Eなど)は、互いに異なる方向に向かい、
 前記第2の法線と前記軸線とのなす第2の角(例えば、後述する角θ2など)は、前記第3の法線と前記軸線とのなす第3の角(例えば、後述する角θ3など)と異なる。
 基部に近い多面体部の第2の領域は、第2の平面部と第3の平面部とを有する。第2の平面部は、第2の法線を有する。第3の平面部は、第3の法線を有する。第2の法線と軸線とのなす第2の角は、第3の法線と軸線とのなす第3の角と異なる。
 第2の領域が、第2の法線を有する第2の平面部と、第3の法線を有する第3の平面部とを有するので、平面部の法線の方向に応じて、平面部において発揮させる特性や機能を定めることができる。さらに、第2の角を有する平面部が属する領域に基づいて、発揮させる特性や機能を揃えることができ、第3の角を有する平面部が属する領域に基づいて、発揮させる特性や機能を揃えることができる。
<<<第8の態様>>>
 第8の態様による多面体構造体は、多面体部が有する平面部において発揮させる特性や機能を揃えやすくすることを目的とする。
 第8の態様は、第1~第7の態様において、
 前記少なくとも3つの第2の平面部及び前記少なくとも3つの第3の平面部は、前記軸線を周回する。
 多面体部が有する平面部に基づいて発揮させる特性や機能を、軸線を中心にした回転対称性により揃えやすくできる。
 前記第2の平面部と前記第3の平面部は、軸線を中心に交互に配置されている。すなわち、前記第2の平面部と前記第3の平面部は、軸線周りに交互に配置されて、軸線を周回する。なお、前記第2の平面部と前記第3の平面部は、前記第1の領域には、存在しない。前記第2の平面部と前記第3の平面部は、前記多面体部のうちの前記第1の領域よりも前記基部に近くかつ前記仮想平面よりも前記基部から離れた領域に存在する。
<<<第9の態様>>>
 第9の態様による多面体構造体は、多面体部が有する平面部に基づいて発揮させる特性や機能を揃えやすくすることを目的とする。
 第9の態様は、第1~第7の態様において、
 前記第2の角及び前記第3の角は、前記第1の角と異なる。
 多面体部が有する平面部において発揮される特性や機能を、軸線について揃えやすくできる。
<<<第10の態様>>>
 第10の態様による多面体構造体は、簡素な構造を有するとともに、作業を簡便にすることを目的とする。
 第10の態様は、第1~第5の態様において、
 前記第2のパターン導体は、
  前記第1の平面部に形成された少なくとも一部の前記接続端子部と電気的に接続される集束パターン(例えば、後述する集束パターン320など)と、
  前記集束パターンを前記第1のパターン導体に電気的に接続する案内パターン(例えば、後述する案内パターン330など)と、
を有する。
 第2のパターン導体は、集束パターンと案内パターンとを有する。
 集束パターンは、少なくとも一部の接続端子部と電気的に接続される。第2のパターン導体が複数の接続端子部を有する場合には、集束パターンは、複数の接続端子部を総括して電気的接続を形成することができる。このため、複数の接続端子部ごとにパターン導体を別個に形成する必要がなく、電気的接続を形成することができる。多面体部の平面部に形成すべきパターン導体の数を少なくすることで、多面体部の構成を簡素にできる。さらに、多面体部の平面部に形成すべきパターン導体による占有面積を小さくして、搭載できる電子部品の数を増やすなど、多面体部の平面部を有効に活用することができる。
 案内パターンは、集束パターンを第1のパターン導体に電気的に接続する。前述したように、集束パターンによって複数の接続端子部が総括されており、案内パターンも複数の接続端子部ごとに別個に形成する必要がない。わずかな領域を確保できれば、案内パターンを形成して第1のパターン導体に電気的に接続することができる。このようにすることで、多面体部の構成を簡素にできるとともに、多面体部の平面部を有効に活用することができる。
<<<第11の態様>>>
 第11の態様による多面体構造体は、多面体部における第2のパターン導体の配置などの自由度を高めることを目的とする。
 第11の態様は、第1~第10の態様において、
 集束パターンは、前記第2のパターン導体のうち、前記基部から最も離れた位置に形成されたパターン導体である。
 集束パターンは、基部から最も離れた位置に形成されているので、多面体部の平面部に形成される第2のパターン導体の配置や大きさや形状などの自由度を高めることができる。また、接続端子部と干渉せずに集束パターンを形成することができる。
<<<<本実施の形態の詳細>>>>
 以下に、実施の形態について図面に基づいて説明する。
 図1は、前方かつ第1の表面部110a側からの多面体構造体10の外観を示す斜視図である。図2は、後方かつ第1の表面部110a側からの多面体構造体10の外観を示す斜視図である。図3は、前方かつ第2の表面部110b側からの多面体構造体10の外観を示す斜視図である。図4は、後方かつ第2の表面部110b側からの多面体構造体10の外観を示す斜視図である。図5は、第3の表面部110c側からの多面体構造体10の外観を示す図である。後述するように、多面体構造体10は、基部100及び多面体部200を有する。
<<<軸線AX>>>
 軸線AXは、基部100と多面体部200との双方を貫く(縦貫する)単一の線である(図1~図10参照)。軸線AXは、基部100の長さ方向に沿った中心線になるとともに、多面体部200の中心線となる線である。軸線AXは、多面体構造体10の概形に応じて、多面体構造体10の長さ方向をおおよそ示すことができる線であればよい。軸線AXは、基部100のおおよその中心や多面体部200のおおよその中心を示すことができればよく、数学的な中心や物理的な重心などと相違してよい。
<<<方向等>>>
<前側、前方、前方向など>
 前側や、前方、前方向は、軸線AXに沿って、基部100から多面体部200に向かう方向をいう。また、+X方向と同義である。
<後側、後方、後方向など>
 後側や、後方、後方向は、軸線AXに沿って、多面体部200から基部100に向かう方向をいう。また、-X方向と同義である。
<軸線方向>
 軸線方向は、軸線AXに沿った方向であればよく、前方向でも後方向でもよい。軸線方向は、前後方向や±X方向や長さ方向などと同義である。
<側方、側方向など>
 側方や、側方向は、軸線方向に対して垂直な方向などをいう。軸線方向に対して垂直であればよく、特定の一の方向(±Y方向や±Z方向など(図1~図4等参照))に限られない。
<幅方向>
 幅方向は、軸線方向に対して垂直な方向であり、基部100のうち、軸線方向に対して垂直な方向に沿って長い側の方向をいう。具体的には、軸線AXに対して垂直な方向でかつ第1の表面部110a及び第2の表面部110bに沿った方向である。幅方向は、±Y方向と同義である。なお、+Y方向は、軸線AXに対して垂直な方向でかつ第3の表面部110cから離隔する方向である。-Y方向は、軸線AXに対して垂直な方向でかつ第4の表面部110dから離隔する方向である。
<厚さ方向>
 厚さ方向は、軸線方向に対して垂直な方向であり、基部100のうち、軸線方向に対して垂直な方向に沿って短い側の方向をいう。具体的には、軸線AXに対して垂直な方向でかつ第3の表面部110c及び第4の表面部110dに沿った方向である。厚さ方向は、±Z方向と同義である。なお、+Z方向は、軸線AXに対して垂直な方向でかつ第1の表面部110aから離隔する方向である。-Z方向は、軸線AXに対して垂直な方向でかつ第2の表面部110bから離隔する方向である。
 なお、基部100のうち、軸線方向に対して垂直な方向に沿って同じ長さを有する場合には、幅方向と称しても、厚さ方向と称してもよい。
<<<電子部品等>>>
 本実施の形態では、主に、LED(Light-emitting diode)などの光源を電子部品の一例として説明する。なお、本実施の形態による多面体構造体10は、LEDなどの光源だけでなく、音声を発するスピーカなどの各種の出力装置や、音声を受けるマイクロホンや、画像を撮像する撮像素子などセンシング部品などの各種の入力装置などにも用いることができる。
<<<多面体構造体10の構成>>>
 多面体構造体10は、主に、基部100及び多面体部200を有する。基部100及び多面体部200は、一体に形成され、連結されている。
<<基部100>>
 基部100は、多面体構造体10を支持する支持部として機能する。基部100は、ソケットやレセプタクル(図示せず)などに挿入される。基部100は、ソケットやレセプタクルに挿入されることで、一定の姿勢や向きで支持される。基部100は、ソケットやレセプタクルに挿入されることで、一定の位置に固定される。基部100は、多面体構造体10の向きを定めることができる部分であればよい。
 ソケットやレセプタクルなどは、外部電源(図示せず)に接続されることができる。また、ソケットやレセプタクルなどは、外部電源(図示せず)が有していてもよい。基部100が、ソケットやレセプタクルなどに挿入されると、ソケットやレセプタクルなどの接続用端子(図示せず)と、後述する第1のパターン導体150が電気的に接続され、電子部品に給電される。
 基部100は、略板状の一定の形状を有する。基部100は、略四角柱状の一定の形状を有する。基部100は、軸線AXに沿って長尺な形状を有する。基部100は、軸線AXに沿って延在する。
<前端部102及び後端部104>
 基部100は、前端部102及び後端部104を有する。前端部102は、基部100の前側の端部であり、多面体部200が連結される。
 後端部104は、多面体構造体10の最も後側の端部である。後端部104は、略長方形状の形状を有する。後端部104は、軸線方向に対して垂直な方向に沿って延在する。後端部104の中心に、軸線AXが通過する。本実施の形態では、後端部104には、パターン導体は形成されていない。
<第1の表面部110a及び第2の表面部110b>
 基部100は、第1の表面部110a及び第2の表面部110bを有する。第1の表面部110a及び第2の表面部110bは、互いに反対方向に向かう面である。第1の表面部110a及び第2の表面部110bは、長尺な形状を有する。第1の表面部110a及び第2の表面部110bは、略長方形状の形状を有する。軸線AXに対して垂直な方向に沿った第1の表面部110a及び第2の表面部110bの長さは、軸線AXに対して垂直な方向に沿った第3の表面部110c及び第4の表面部110dよりも長い。
<第3の表面部110c及び第4の表面部110d>
 基部100は、第3の表面部110c及び第4の表面部110dを有する。第3の表面部110c及び第4の表面部110dは、第1の表面部110a及び第2の表面部110bに挟まれた面である。第3の表面部110c及び第4の表面部110dは、互いに反対方向に向かう面である。第3の表面部110c及び第4の表面部110dは、長尺な形状を有する。第3の表面部110c及び第4の表面部110dは、略長方形状を有する。軸線AXに対して垂直な方向に沿った第3の表面部110c及び第4の表面部110dの長さは、軸線AXに対して垂直な方向に沿った第1の表面部110a及び第2の表面部110bの長さよりも短い。
 以下では、第1の表面部110a、第2の表面部110b、第3の表面部110c、第4の表面部110dを、区別する必要がない場合や、区別できない場合には、単に表面部110と称する。
<第1のパターン導体150>
 基部100は、第1のパターン導体150を有する。
 第1のパターン導体150は、基部100の表面に形成される。具体的には、第1のパターン導体150は、第1の表面部110a、第2の表面部110b、第3の表面部110c、第4の表面部110dに形成される。第1のパターン導体150は、第1の表面部110a、第2の表面部110b、第3の表面部110c、第4の表面部110dの全てに形成されていなくてよく、いずれかの表面部110に形成されていればよい。第1のパターン導体150の一部は、複数の表面部110に跨って形成されている。
<給電端子部152、給電パターン154、基部端子部156>
 第1のパターン導体150は、給電端子部152と、給電パターン154と、基部端子部156とを有する。給電端子部152と、給電パターン154と、基部端子部156とは、電気的に接続されて形成されている。
<給電端子部152>
 給電端子部152は、外部電源(図示せず)と接続される。給電端子部152は、ソケットやレセプタクルなどの接続用端子(図示せず)と電気的に接続される。給電端子部152は、第1の表面部110a及び第2の表面部110bに形成される。給電端子部152は、長尺な形状を有する。
 給電端子部152は、2つの貫通孔160を有する。貫通孔160によって、第1の表面部110a側の給電端子部152と第2の表面部110b側の給電端子部152とを電気的に接続される。貫通孔160については、後述する。
<給電パターン154>
 給電パターン154は、第3の表面部110c及び第4の表面部110dに形成される。給電パターン154は、第3の表面部110c及び第4の表面部110dの長さ方向に沿って形成される。給電パターン154は、第2のパターン導体300と電気的に接続される。給電パターン154によって、多面体部200に設けられたLED400が給電される。
<基部端子部156>
 基部端子部156は、コンデンサ500の端子(図示せず)と電気的に接続される(図9及び図10参照)。基部端子部156は、コンデンサ500に直接に給電するためのパターン導体である。2個で1組の基部端子部156が、1個のコンデンサ500に電気的に接続される。2個の基部端子部156のうちの一方が正極となり、他方が負極となる。基部端子部156の大きさや位置は、コンデンサ500の端子の大きさや形状や距離などに応じて適宜に定めればよい。基部100に設けられたコンデンサ500は、基部端子部156を介して給電される。
<貫通孔160>
 貫通孔160は、円錐状やテーパー状の形状を有する。貫通孔160は、表面から基部100の内部に向かって徐々に半径が小さくなる。貫通孔160は、第1の表面部110a及び第2の表面部110bの双方に互いに向かい合う円錐面が形成され、基部100の厚さ方向の略中央において、円錐の頂点で貫通する。貫通孔160は、円錐の表面にパターン導体が形成されている。貫通孔160は、第1の表面部のパターン導体と第2の表面部のパターン導体とを電気的に接続する。本実施の形態では、基部100は、5個の貫通孔160を有する。
<<多面体部200>>
 多面体部200は、電子部品を有する。本実施の形態では、少なくとも1つのLED400が多面体部200に設けられる。
 多面体部200は、多面体状の形状を有する。なお、多面体部200は、正多面体状の形状である必要はない。軸線方向に対して垂直な方向に沿った多面体部200の長さは、基部100の長さよりも大きい。
 多面体部200は、先端部202と、前方多面部210aと、後方多面部210bと、背面部220とを有する(図5参照)。
<先端部202>
 先端部202は、多面体構造体10の最も前方に位置する部分である。軸線AXは、先端部202を通過する。本実施の形態では、先端部202は、電子部品を有しない。なお、先端部202に、LED400などの電子部品を設けてもよい。
<仮想平面IP1並びに前方多面部210a及び後方多面部210b>
 前方多面部210a及び後方多面部210bは、仮想平面IP1によって画定される。仮想平面IP1は、仮想的な平坦面である。仮想平面IP1は、前方多面部210aと後方多面部210bとの間に位置する。多面体部200のうちの、仮想平面IP1よりも前側に位置する部分が、前方多面部210aである。多面体部200のうちの、仮想平面IP1よりも後側に位置する部分が、後方多面部210bである。
<前方多面部210a>
 前方多面部210aは、複数の多角平面部212-1を有する。例えば、前方多面部210aは、5個の多角平面部212-1を有する。具体的には、前方多面部210aは、多角平面部212-1A、212-1B、212-1C、212-1D、212-1Eを有する。多角平面部212-1A~212-1Eを区別する必要がないとき、又は区別できないときには、多角平面部212-1と総称する。
 図6は、多角平面部212-1及び多角平面部212-2に平行な方向から見た多面体構造体10の外観を示す図である。多角平面部212-1Aは、法線n1Aを有する。多角平面部212-1Bは、法線n1Bを有する。多角平面部212-1Cは、法線n1Cを有する。多角平面部212-1Dは、法線n1Dを有する。多角平面部212-1Eは、法線n1Eを有する。なお、法線とは、多角平面部212-1A、212-1B、212-1C、212-1D、212-1Eの各々に直交する直線である。法線n1A~n1Eの方向は、互いに異なる。法線n1A~n1Eを区別する必要がないとき、又は区別できないときには、単に、法線n1と称する。
 多角平面部212-1は、略多角形状の平坦面を有する。多角平面部212-1は、同じ形状及び同じ大きさを有する必要はない。多角平面部212-1は、正多角形状である必要はない。
<後方多面部210b>
 後方多面部210bは、複数の多角平面部212-2及び212-3を有する。例えば、後方多面部210bは、5個の多角平面部212-2及び5個の多角平面部212-3を有する。具体的には、後方多面部210bは、多角平面部212-2A、212-2B、212-2C、212-2D、212-2Eと、多角平面部212-3A、212-3B、212-3C、212-3D、212-3Eとを有する。多角平面部212-2A~212-2Eを区別する必要がないとき、又は区別できないときには、多角平面部212-2と総称する。同様に、多角平面部212-3A~212-3Eを区別する必要がないとき、又は区別できないときには、多角平面部212-3と称する。
 図6は、多角平面部212-1及び多角平面部212-2に平行な面に沿って多面体構造体10の外観を示す図である。多角平面部212-2Aは、法線n2Aを有する。多角平面部212-2Bは、法線n2Bを有する。多角平面部212-2Cは、法線n2Cを有する。多角平面部212-2Dは、法線n2Dを有する。多角平面部212-2Eは、法線n2Eを有する。なお、法線とは、多角平面部212-2A、212-2B、212-2C、212-2D、212-2Eの各々に直交する直線である。法線n2A~n2Eの方向は、互いに異なる。法線n2A~n2Eを区別する必要がないとき、又は区別できないときには、単に、法線n2と称する。
 多角平面部212-2は、略多角形状の平坦面を有する。多角平面部212-2は、同じ形状及び同じ大きさを有する必要はない。多角平面部212-2は、正多角形状である必要はない。
 多角平面部212-2Aは、直線状の境界線部230Aを介して多角平面部212-1Aと連結する。多角平面部212-2Bは、直線状の境界線部230Bを介して多角平面部212-1Bと連結する。多角平面部212-2Cは、直線状の境界線部230Cを介して多角平面部212-1Cと連結する。多角平面部212-2Dは、直線状の境界線部230Dを介して多角平面部212-1Dと連結する。多角平面部212-2Eは、直線状の境界線部230Eを介して多角平面部212-1Eと連結する。
 境界線部230A~230Eを挟んで互いに法線の方向が異なる2つの多角平面部212-1及び212-2が連結される。境界線部230A~230Eは、2つの多角平面部212-1と多角平面部212-2の間の稜線となる。境界線部230Aと、境界線部230Bと、境界線部230Cと、境界線部230Dと、境界線部230Eとによって、略五角形状の境界部230が形成される。境界部230によって略五角形状の単一の平面が形成される。境界部230によって形成される単一の平面により、仮想平面IP1が画定される。境界部230によって形成される単一の平面は、仮想平面IP1に含まれる。
 多角平面部212-2Aと212-2Bとの間に、多角平面部212-3Aが位置する。多角平面部212-3Aは、直線状の境界線部240AAを介して多角平面部212-2Aと連結する。多角平面部212-3Aは、直線状の境界線部240ABを介して多角平面部212-2Bと連結する。
 多角平面部212-2Bと212-2Cとの間に、多角平面部212-3Bが位置する。多角平面部212-3Bは、直線状の境界線部240BBを介して多角平面部212-2Bと連結する。多角平面部212-3Bは、直線状の境界線部240BCを介して多角平面部212-2Cと連結する。
 多角平面部212-2Cと212-2Dとの間に、多角平面部212-3Cが位置する。多角平面部212-3Cは、直線状の境界線部240CCを介して多角平面部212-2Cと連結する。多角平面部212-3Cは、直線状の境界線部240CDを介して多角平面部212-2Dと連結する。
 多角平面部212-2Dと212-2Eとの間に、多角平面部212-3Dが位置する。多角平面部212-3Dは、直線状の境界線部240DDを介して多角平面部212-2Dと連結する。多角平面部212-3Dは、直線状の境界線部240DEを介して多角平面部212-2Eと連結する。
 多角平面部212-2Eと212-2Aとの間に、多角平面部212-3Eが位置する。多角平面部212-3Eは、直線状の境界線部240EEを介して多角平面部212-2Eと連結する。多角平面部212-3Eは、直線状の境界線部240EAを介して多角平面部212-2Aと連結する。
 境界線部240AA、240AB、240BB、240BC、240CC、240CD、240DD、240DE、240EE、240EAを挟んで互いに法線の方向が異なる2つの多角平面部212-2及び212-3が連結される。境界線部240AA、240AB、240BB、240BC、240CC、240CD、240DD、240DE、240EE、240EAは、2つの多角平面部212-2と多角平面部212-3の間の稜線となる。
 図7は、多角平面部212-3に平行な方向から見た多面体構造体10の外観を示す図である。多角平面部212-3Aは、法線n3Aを有する。多角平面部212-3Bは、法線n3Bを有する。多角平面部212-3Cは、法線n3Cを有する。多角平面部212-3Dは、法線n3Dを有する。多角平面部212-3Eは、法線n3Eを有する。なお、法線とは、多角平面部212-3A、212-3B、212-3C、212-3D、212-3Eの各々に直交する直線である。法線n3A~n3Eの方向は、互いに異なる。法線n3A~n3Eを区別する必要がないとき、又は区別できないときには、単に、法線n3と称する。
 多角平面部212-3は、略多角形状の平坦面を有する。多角平面部212-3は、同じ形状及び同じ大きさを有する必要はない。多角平面部212-3は、正多角形状である必要はない。
 多角平面部212-3Aは、直線状の境界線部250Aを介して背面部220と連結する。多角平面部212-3Bは、直線状の境界線部250Bを介して背面部220と連結する。多角平面部212-3Cは、直線状の境界線部250Cを介して背面部220と連結する。多角平面部212-3Dは、直線状の境界線部250Dを介して背面部220と連結する。多角平面部212-3Eは、直線状の境界線部250Eを介して背面部220と連結する。
 後方多面部210bは、仮想平面IP1と仮想平面IP2(後述)との間に位置する。言い換えれば、後方多面部210bは、仮想平面IP1と仮想平面IP2とに挟まれた領域に位置する。5個の多角平面部212-2A、212-2B、212-2C、212-2D、212-2Eと、5個の多角平面部212-3A、212-3B、212-3C、212-3D、212-3Eとは、仮想平面IP1と仮想平面IP2とに挟まれた領域に存在する。5個の多角平面部212-2A、212-2B、212-2C、212-2D、212-2Eと、5個の多角平面部212-3A、212-3B、212-3C、212-3D、212-3Eとは、仮想平面IP1と仮想平面IP2との間で、互い違いに軸線AXを周回するように配置される。
<背面部220、境界部250、仮想平面IP2>
 背面部220は、多面体部200の後側に位置する。背面部220は、略五角形状の略平坦な形状を有する。なお、背面部220は、後述する切欠き290を有するが、全体として平坦な形状を有する。背面部220は、基部100と多面体部200との間の境界に位置する。
 境界線部250A~250Eを挟んで多角平面部212-3及び背面部220が連結される。境界線部230A~230Eは、多角平面部212-3と背面部220との間の稜線となる。
 背面部220は、境界部250を有する。境界線部250A~250Eによって略五角形状の境界部250が形成される。境界部250によって略五角形状の単一の平面が形成される。境界部250によって形成される単一の平面により、仮想平面IP2が画定される。境界部250によって形成される単一の平面は、仮想平面IP2に含まれる。
 本実施の形態では、背面部220には、パターン導体(後述する背面パターン340)のみが形成されている。本実施の形態では、背面部220には、電子部品は搭載されていない。なお、背面部220は、電子部品を適宜に搭載されてもよい。背面部220は、略五角形状の平坦な形状を有する。背面部220の略中央部に、基部100の前端部102が連結される。
<法線n1A~n1E(n1)、n2A~n2E(n2)、n3A~n3E(n3)>
 図6は、多角平面部212-1及び多角平面部212-2に平行な方向から見た多面体構造体10の外観を示す図である。この状態のときには、法線n1A及びn2A及び軸線AXが、同一の平面内に含まれる。図6は、法線n1A及びn2A及び軸線AXが含まれる平面に対して垂直な方向からの多面体構造体10の外観を示す図である。多角平面部212-1A及び多角平面部212-2Aは、法線n1A及びn2A及び軸線AXが含まれる平面に対して垂直な方向に延在する。
 図7は、多角平面部212-3に平行な面に沿って多面体構造体10の外観を示す図である。この状態のときには、法線n3A及び軸線AXが、同一の平面内に含まれる。図7は、法線n3A及び軸線AXが含まれる平面に対して垂直な方向からの多面体構造体10の外観を示す図である。多角平面部212-3Aは、法線n3A及び軸線AXが含まれる平面に対して垂直な方向に延在する。
 図8は、3つの法線n1、n2、n3を仮想的に同一の平面内に配置したときの状態を示す図である。図8は、3つの法線n1、n2、n3の始点を軸線AX上に揃えて、3つの法線n1、n2、n3を示す。
 前方多面部210aの多角平面部212-1A、212-1B、212-1C、212-1D、212-1Eは、互い異なる方向に向き、法線n1A、n1B、n1C、n1D、n1Eの方向は、互いに異なる。
 後方多面部210bの多角平面部212-2A、212-2B、212-2C、212-2D、212-2Eは、互い異なる方向に向き、法線n2A、n2B、n2C、n2D、n2Eの方向は、互いに異なる。
 後方多面部210bの多角平面部212-3A、212-3B、212-3C、212-3D、212-3Eは、互い異なる方向に向き、法線n3A、n3B、n3C、n3D、n3Eの方向は、互いに異なる。
 さらに、法線n1A~n1Eの方向と、法線n2A~n2Eの方向と、法線n3A~n3Eの方向とは、互いに異なる。
 前述したように、法線n1A、n1B、n1C、n1D、n1Eの方向は、互いに異なる。しかしながら、法線n1A、n1B、n1C、n1D、n1Eと、軸線AXとのなす角は同じである。言い換えれば、法線n1A、n1B、n1C、n1D、n1Eは、軸線AXを中心にした回転対称性を有する。図8に示すように、法線n1A~n1Eは、軸線AXに対して角θ1を有する。前方多面部210aの多角平面部212-1A~212-1Eは、それぞれ、法線n1A~n1Eを有し、法線n1A~n1Eと軸線AXとのなす角は、同じ角度θ1である。なお、本実施の形態では、θ1を、角を識別するための符号として用いる場合と、角の大きさを示すための符号として用いる場合との双方がある。
 前方多面部210aの多角平面部212-1A、212-1B、212-1C、212-1D、212-1Eは、軸線AXに対して角θ1の方向に向かう。このため、多角平面部212-1A~212-1Eが向かう方向を揃えることができる。例えば、多角平面部212-1A~212-1EにLED400を設けた場合には、軸線AXに対する拡がりの程度や分散の程度を揃えて光を発することができる。この場合には、前方に向かいつつ、拡がる光が発せられる。
 同様に、法線n2A、n2B、n2C、n2D、n2Eの方向は、互いに異なる。しかしながら、法線n2A、n2B、n2C、n2D、n2Eと、軸線AXとのなす角は同じである。法線n2A、n2B、n2C、n2D、n2Eは、軸線AXを中心にした回転対称性を有する。図8に示すように、法線n2A~n2Eは、軸線AXに対して角θ2を有する。角θ2は、角θ1よりも大きい。後方多面部210bの多角平面部212-2A~212-2Eは、それぞれ、法線n2A~n2Eを有し、法線n2A~n2Eと軸線AXとのなす角は、同じ角度θ2である。なお、本実施の形態では、θ2を、角を識別するための符号として用いる場合と、角の大きさを示すための符号として用いる場合との双方がある。
 後方多面部210bの多角平面部212-2A、212-2B、212-2C、212-2D、212-2Eは、軸線AXに対して角θ2の方向に向かう。このため、多角平面部212-2A~212-2Eが向かう方向を揃えることができる。例えば、多角平面部212-2A~212-2EにLED400を設けた場合には、軸線AXに対する拡がりの程度や分散の程度を揃えて光を発することができる。この場合には、前方に向かいつつ、拡がる光が発せられる。なお、前述した多角平面部212-2A~212-2Eよりも、側方に拡がりやすい光が発せられる。
 なお、多角平面部212-2A~212-2Eは、多角平面部212-1A~212-1Eとは異なり、軸線AXに対して角θ2の方向に向かう。このため、軸線AXに対する拡がりの程度や分散の程度を、多角平面部212-1A~212-1Eと異ならしめることができる。
 さらに、法線n3A、n3B、n3C、n3D、n3Eの方向は、互いに異なる。しかしながら、法線n3A、n3B、n3C、n3D、n3Eと、軸線AXとのなす角は同じである。法線n3A、n3B、n3C、n3D、n3Eは、軸線AXを中心にした回転対称性を有する。図8に示すように、法線n3A~n3Eは、軸線AXに対して角θ3を有する。角θ3は、角θ2よりも大きい。後方多面部210bの多角平面部212-3A~212-3Eは、それぞれ、法線n3A~n3Eを有し、法線n3A~n3Eと軸線AXとのなす角は、同じ角度θ3である。なお、本実施の形態では、θ3を、角を識別するための符号として用いる場合と、角の大きさを示すための符号として用いる場合との双方がある。
 後方多面部210bの多角平面部212-3A、212-3B、212-3C、212-3D、212-3Eは、軸線AXに対して角θ3の方向に向かう。このため、多角平面部212-3A~212-3Eが向かう方向を揃えることができる。例えば、多角平面部212-3A~212-3EにLED400を設けた場合には、軸線AXに対する拡がりの程度や分散の程度を揃えて光を発することができる。この場合には、後方に向かいつつ、側方に拡がる光が発せられる。
 なお、多角平面部212-3A~212-3Eは、多角平面部212-1A~212-1Eや多角平面部212-2A~212-2Eとは異なり、軸線AXに対して角θ3の方向に向かう。このため、軸線AXに対する拡がりの程度や分散の程度を、多角平面部212-1A~212-1Eや多角平面部212-2A~212-2Eと異ならしめることができる。
<光の指向及び拡がり>
 前述したように、前方多面部210aは、多角平面部212-1A~212-1Eのみを有する。前方多面部210aでは、前方(軸線AXの+X方向)に対して角度θ1で拡がる光を形成することができる。角θ1は、鋭角である(図6及び図8参照)。前方多面部210aは、前方に向かいつつ拡がる光を形成できる。
 また、後方多面部210bは、多角平面部212-2A~212-2Eと多角平面部212-3A~212-3Eとを有する。このようにすることで、前方(軸線AXの+X方向)に対して角θ1よりも大きい角θ2と、角θ2よりも大きい角θ3で拡がる光を形成することができる。角θ2は、角θ1よりも大きいが、鋭角である(図6及び図8参照)。角θ3は、鈍角である(図7及び図8参照)。すなわち、後方多面部210bは、前方多面部210aよりも側方(軸線AXに対して垂直な方向)に向かって拡がる光を形成することができる。
 また、多角平面部212-2A~212-2Eは、前方に向かいつつ側方に拡がる光を形成し、多角平面部212-3A~212-3Eは、後方に向かいつつ側方に拡がる光を形成する。後方多面部210bは、互いに異なる側方向に拡がる光を形成することができる。
 前述した例では、前方多面部210aは、法線方向が軸線AXに対して角度θ1である多角平面部212-1A~212-1Eのみを有する構成を示したが、これに限られない。前方多面部210aは、前方(軸線AX)に対して複数の角をなす多角平面部を設けてもよい。用途などに応じた光の進み方や拡がり方にすることができる。
 また、前述した例では、後方多面部210bは、法線方向が軸線AXに対して角度θ2である多角平面部212-2A~212-2Eと、法線方向が軸線AXに対して角度θ3である多角平面部212-3A~212-3Eとの2種類の多角平面部を有する構成を示したが、これに限られない。後方多面部210bは、前方(軸線AX)に対して、互いに異なる3つ以上の角をなす法線を有する多角平面部を設けてもよい。用途などに応じた光の進み方や拡がり方にすることができる。
 さらに、5個の多角平面部212-2A、212-2B、212-2C、212-2D、212-2Eと、5個の多角平面部212-3A、212-3B、212-3C、212-3D、212-3Eとが、交互に軸線AXを周回するように配置される。このようにすることで、5個の多角平面部212-2A、212-2B、212-2C、212-2D、212-2Eの各々から発せられて軸線AXを中心にして広がる光の態様と、5個の多角平面部212-3A、212-3B、212-3C、212-3D、212-3Eの各々から発せられて軸線AXを中心にして広がる光の態様とを揃えやすくでき、周方向に亘って明るさのムラを少なくできる。
<穴280及び切欠き290>
 多面体部200は、穴280及び切欠き290を有してもよい。穴280及び切欠き290は、多面体部200の表面積を大きくする。穴280及び切欠き290によって、LED400などの電子部品から発せられる熱を放熱しやすくする。穴280及び切欠き290の深さや直径や数や位置などは、搭載する電子部品の大きさや形状や種類や、後述する接続端子部310の大きさや形状などに応じて適宜に定めればよい。
<<第2のパターン導体300>>
 多面体部200は、第2のパターン導体300を有する。第2のパターン導体300は、接続端子部310と、集束パターン320と、案内パターン330と、背面パターン340とを有する。
<接続端子部310>
 接続端子部310は、前方多面部210aの多角平面部212-1A~212-1Eの各々と、後方多面部210bの多角平面部212-2A~212-2Eの各々と、後方多面部210bの多角平面部212-3A~212-3Eの各々とに形成されている。
 接続端子部310は、基部端子部156と同様に、LED400の端子(図示せず)と電気的に接続される(図9及び図10参照)。接続端子部310は、LED400に直接に給電するためのパターン導体である。2個で1組の接続端子部310が、1個のLED400に電気的に接続される。2個の接続端子部310のうちの一方が正極となり、他方が負極となる。接続端子部310の大きさや位置は、LED400の端子の大きさや形状や距離などに応じて適宜に定めればよい。基部100に設けられたコンデンサ500は、接続端子部310を介して給電される。
 隣り合う2つの多角平面部212-1及び212-2の接続端子部310は、境界線部230A~230Eを介して電気的に接続されている。これにより、多角平面部212-1に設けられたLED400と多角平面部212-2に設けられたLED400とを直列に接続することができる。
 隣り合う2つの多角平面部212-2及び212-3の接続端子部310は、境界線部240AA、240AB、240BB、240BC、240CC、240CD、240DD、240DE、240EE、240EAを介して電気的に接続されている。これにより、多角平面部212-2に設けられたLED400と多角平面部212-3に設けられたLED400とを直列に接続することができる。
 多角平面部212-3の接続端子部310と、背面部220の背面パターン340(後述)とは、境界線部250A~250Eを介して電気的に接続されている。
<集束パターン320>
 図1に示すように、集束パターン320は、前方多面部210aの多角平面部212-1A~212-1Eの接続端子部310と電気的に接続されている。集束パターン320は、環状の形状を有する。集束パターン320は、前方多面部210aに形成されている。集束パターン320は、前方多面部210aで基部100から最も離れた位置に形成されている。集束パターン320は、軸線AXを周回する。集束パターン320は、多角平面部212-1A~212-1Eに亘って形成されている。集束パターン320は、多角平面部212-1A~212-1Eごとに、多角平面部212-1A~212-1Eの接続端子部310と電気的に接続される。
<案内パターン330>
 案内パターン330は、集束パターン320を給電パターン154に電気的に接続させる。案内パターン330は、前方多面部210a及び後方多面部210bの多角平面部212に亘って連続的に形成されている。案内パターン330は、前方多面部210a及び後方多面部210bにおいて接続端子部310から離隔して形成されている。案内パターン330は、前方多面部210a及び後方多面部210bの接続端子部310と電気的に直接接続されていてもよく、集束パターン320を介して電気的に接続されていてもよい。
<背面パターン340>
 背面パターン340は、背面部220に形成されている。背面パターン340は、多角平面部212-3の接続端子部310と、基部100の基部端子部156との双方に電気的に接続される。これにより、多角平面部212-3に設けられたLED400と基部100に設けられたコンデンサ500とを直列に接続することができる。
<<<LED400の接続>>>
 多面体構造体10には、複数のLED400が搭載されている。多面体構造体10には、5本のLED400列が電気的に並列に配置されている。5本のLED400列の一の端部は、集束パターン320に電気的に接続される。5本のLED400列の他の端部は、給電端子部152に電気的に接続される。
 LED400列の各々は、複数のLED400が直列に電気的に接続されている。このように、複数のLED400が直列に接続された複数のLED400列を並列に接続することで、複数のLED400に給電可能に複数のLED400を多面体部200にムラなく均等に分布させて配置することができる。また、複数のLED400を直列に接続することで、個々のLED400に印加される電圧を小さくすることができる。従って、多面体構造体10が、例えば、車載用照明等として高圧電源に接続して用いられる場合であっても、低耐電圧のLED400を用いることができ、LED400として使用できる種類の幅を広げるとともに安価に構成することができる。
 例えば、給電端子部152→基部端子部156→コンデンサ500→基部端子部156→(5本に分岐)→背面パターン340→接続端子部310→LED400→接続端子部310→・・・→接続端子部310→LED400→接続端子部310→集束パターン320(1本に集約)→案内パターン330→給電パターン154→給電端子部152のように電気的に接続され、LED400に給電される。
 このように、LEDを備えた本実施の形態の多面体構造体は、コーナーランプ、テールランプ、ウインカー等の車載用照明のほか、シャンデリアやミラーボール等の装飾用照明などの各種照明として用いることができる。
<<<変形例>>>
 前述した例では、LED400からの光を多方向に発する例を示したが、LEDなどの光源のほかに、音声を発するスピーカや、音声を受けるマイクロホンや、画像を撮像する撮像素子や、ディスプレイなどを搭載できる多面体構造体にすることができる。すなわち、多面体構造体によって、多指向性や無指向性などの特性を提供し、光や音声や電磁波などの各種の波動の伝播に関連する多面体構造体であればよい。
<<<<実施の形態の範囲>>>>
 上述したように、本実施の形態を記載した。しかし、この開示の一部をなす記載及び図面は、限定するものと理解すべきでない。ここで記載していない様々な実施の形態等が含まれる。
 10 多面体構造体
 100 基部
 150 第1のパターン導体
 200 多面体部
 300 第2のパターン導体
 212-1A~212-1E 多角平面部
 212-2A~212-2E 多角平面部
 212-3A~212-3E 多角平面部
 AX 軸線

Claims (11)

  1.  軸線に沿って延在し、第1のパターン導体が表面に沿って形成された基部と、
     前記基部の軸線に沿った端部に連結する多面体部であって、各々が多角形状を有する複数の平面部を有し、前記第1のパターン導体と電気的に接続された第2のパターン導体が前記複数の平面部の各々の表面に沿って形成された多面体部と、を備える、多面体構造体。
  2.  前記第2のパターン導体は、前記複数の平面部のうちの少なくとも一つの平面部において、電子部品との電気的接続をするための接続端子部を有する、請求項1に記載の多面体構造体。
  3.  前記基部と前記多面体部とが連結される連結領域が、前記軸線に対して垂直な方向に沿って延在する平面を含む、請求項1に記載の多面体構造体。
  4.  前記多面体部において、互いに隣り合う前記平面部の間に形成される境界線部のうち、前記軸線を周回する少なくとも3つの境界線部により形成される仮想平面が、前記軸線に対して垂直な方向に沿って延在する平坦面である、請求項1に記載の多面体構造体。
  5.  前記多面体部のうちの前記仮想平面よりも前記基部から離れた前記多面体部の第1の領域は、前記多面体部を構成する前記平面部のうち、第1の法線を有する少なくとも3つの第1の平面部を有し、
     前記少なくとも3つの第1の平面部の各々の前記第1の法線は、互いに異なる方向に向かい、
     前記少なくとも3つの第1の平面部の各々について、前記第1の法線と前記軸線とのなす角が第1の角である、請求項4に記載の多面体構造体。
  6.  前記少なくとも3つの第1の平面部は、前記軸線を周回する、請求項5に記載の多面体構造体。
  7.  前記多面体部のうちの前記仮想平面よりも前記基部に近い前記多面体部の第2の領域は、前記多面体部を構成する前記平面部のうち、第2の法線を有する少なくとも3つの第2の平面部及び第3の法線を有する少なくとも3つの第3の平面部を有し、
     前記少なくとも3つの第2の平面部の各々の前記第2の法線は、互いに異なる方向に向かい、
     前記少なくとも3つの第3の平面部の各々の前記第3の法線は、互いに異なる方向に向かい、
     前記第2の法線と前記軸線とのなす第2の角は、前記第3の法線と前記軸線とのなす第3の角と異なる、請求項5に記載の多面体構造体。
  8.  前記少なくとも3つの第2の平面部及び前記少なくとも3つの第3の平面部は、前記軸線を周回する、請求項7に記載の多面体構造体。
  9.  前記第2の角及び前記第3の角は、前記第1の角と異なる、請求項7に記載の多面体構造体。
  10.  前記第2のパターン導体は、
      前記第1の平面部に形成された少なくとも一部の前記接続端子部と電気的に接続される集束パターンと、
      前記集束パターンを前記第1のパターン導体に電気的に接続する案内パターンと、
    を有する、請求項5に記載の多面体構造体。
  11.  前記集束パターンは、前記第2のパターン導体のうち、前記基部から最も離れた位置に形成されたパターン導体である、請求項10に記載の多面体構造体。
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US20140110096A1 (en) * 2012-10-19 2014-04-24 Lumen Led Maximizing the lighting efficiency of led lamps
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