WO2024047792A1

WO2024047792A1 - 情報管理システム及び情報管理方法

Info

Publication number: WO2024047792A1
Application number: PCT/JP2022/032762
Authority: WO
Inventors: 佑輔荻原
Original assignee: シャープＮｅｃディスプレイソリューションズ株式会社
Priority date: 2022-08-31
Filing date: 2022-08-31
Publication date: 2024-03-07

Abstract

情報管理システムは、宿泊施設に設置された情報表示端末に表示する提供情報を管理する。情報管理システムは、宿泊施設及び宿泊施設の宿泊日程に応じた固有の情報である宿泊固有情報を生成する生成部と少なくとも宿泊固有情報を含む所在情報を情報コードに変換する変換部と、宿泊施設の宿泊日程における宿泊のチェックイン後に情報表示端末に表示した、情報コードを読み取った第１の情報端末から宿泊固有情報を受信することにより、第１の情報端末から提供情報へのアクセスを許可する処理部とを備える。

Description

情報管理システム及び情報管理方法

　本発明は、情報管理システム及び情報管理方法に関する。

　住宅宿泊事業において宿泊者が宿泊施設の設備の利用方法や周辺施設の情報を知ることは、宿泊体験をより良いものにするために重要である。宿泊施設の設備の利用方法や周辺施設の情報を知らせるために宿泊施設に情報表示端末を設置することで、宿泊者に宿泊期間中の有用な情報を提供できる。
　また、宿泊者が宿泊するよりも前に宿泊施設の設備の利用方法や周辺施設の情報を知ることができれば、事前に旅の計画を立てることができる利点がある。
　顧客の携帯端末を用いて携帯端末所持者の来場を認証するシステムが知られている（例えば、特許文献１参照）。

特開２００８－０２０９９１号公報

　しかし、宿泊施設は本人以外の他の人も宿泊するため、情報提供をする際には本人確認を行う必要があり、その際に宿泊者の個人情報が必要である。この個人情報は漏洩することがないよう、慎重に取り扱う必要があり、不必要に取得することは避けるべきである。
　本発明の目的は、情報を適切な範囲で提供するために、情報を提供するタイミングに応じて情報の提供の可否を判定するための確認を最小限にできる情報管理システム及び情報管理方法を提供することにある。

（１）本発明の一態様は、宿泊施設に設置された情報表示端末に表示する提供情報を管理する情報管理システムであって、前記宿泊施設及び前記宿泊施設の宿泊日程に応じた固有の情報である宿泊固有情報を生成する生成部と、少なくとも前記宿泊固有情報を含む所在情報を情報コードに変換する変換部と、前記宿泊施設の前記宿泊日程における宿泊のチェックイン後に前記情報表示端末に表示した、前記情報コードを読み取った第１の情報端末から前記宿泊固有情報を受信することにより、前記第１の情報端末から前記提供情報へのアクセスを許可する処理部とを備える、情報管理システムである。
（２）本発明の一態様は、上記（１）に記載の情報管理システムにおいて、前記所在情報は、前記提供情報の所在を特定する情報をさらに含み、前記処理部は、前記情報コードを読み取った前記第１の情報端末が前記提供情報にアクセスした際に、前記第１の情報端末から前記宿泊固有情報を受信することにより、前記第１の情報端末から前記提供情報へのアクセスを許可する。
（３）本発明の一態様は、上記（１）又は上記（２）に記載の情報管理システムにおいて、前記処理部は、前記宿泊施設の前記宿泊日程における宿泊予約にともない生成される情報である予約固有情報を第２の情報端末から受信することにより、前記第１の情報端末から前記宿泊固有情報を受信しなくても、前記第２の情報端末から前記提供情報へのアクセスを許可する。
（４）本発明の一態様は、上記（３）に記載の情報管理システムにおいて、前記情報表示端末が前記宿泊固有情報を初めて表示するのはチェックイン後であり、前記予約固有情報が生成されるのはチェックイン前である。
（５）本発明の一態様は、上記（３）又は上記（４）に記載の情報管理システムにおいて、前記第１の情報端末と前記第２の情報端末とは、同一である。
（６）本発明の一態様は、上記（３）から上記（５）のいずれか一項に記載の情報管理システムにおいて、前記宿泊固有情報に基づいてアクセスを許可する提供情報と前記予約固有情報に基づいてアクセスを許可する提供情報とは異なる。
（７）本発明の一態様は、上記（１）から上記（６）のいずれか一項に記載の情報管理システムにおいて、前記生成部は、宿泊者にさらに応じた宿泊固有情報を生成する。
（８）本発明の一態様は、上記（１）から上記（７）のいずれか一項に記載の情報管理システムにおいて、前記生成部は、宿泊者が宿泊する客室の識別情報にさらに応じた宿泊固有情報を生成する。

（９）本発明の一態様は、宿泊施設に設置された情報表示端末に表示する提供情報を管理する情報管理システムであって、前記宿泊施設の宿泊予約にともない生成される情報である予約固有情報を第１の情報端末から受信することにより、前記第１の情報端末から前記提供情報へのアクセスを許可する処理部と、前記宿泊施設及び前記宿泊施設の宿泊日程に応じた固有の情報である宿泊固有情報を生成する生成部と、少なくとも前記宿泊固有情報を含む情報を情報コードに変換する変換部とを備え、前記処理部は、前記宿泊施設への宿泊者のチェックイン後に前記情報表示端末に表示した、前記情報コードを読み取った第２の情報端末から前記宿泊固有情報を受信することにより、前記第１の情報端末から前記予約固有情報を受信しなくても、前記第２の情報端末から前記提供情報へのアクセスを許可する、情報管理システムである。
（１０）本発明の一態様は、上記（９）に記載の情報管理システムにおいて、前記情報表示端末が前記宿泊固有情報を初めて表示するのはチェックイン後であり、前記予約固有情報が生成されるのはチェックイン前である。
（１１）本発明の一態様は、上記（９）又は上記（１０）に記載の情報管理システムにおいて、前記第１の情報端末と前記第２の情報端末とは、同一である

（１２）本発明の一態様は、宿泊施設に設置された情報表示端末に表示する提供情報を管理する情報管理方法であって、前記宿泊施設及び前記宿泊施設の宿泊日程に応じた固有の情報である宿泊固有情報を生成し、少なくとも前記宿泊固有情報を含む所在情報を情報コードに変換し、前記宿泊施設の前記宿泊日程における宿泊のチェックイン後に前記情報表示端末に表示した、前記情報コードを読み取った第１の情報端末から前記宿泊固有情報を受信することにより、前記第1の情報端末から前記提供情報へのアクセスを許可する、情報管理方法である。
（１３）本発明の一態様は、宿泊施設に設置された情報表示端末に表示する提供情報を管理する情報管理方法であって、前記宿泊施設の宿泊予約にともない生成される情報である予約固有情報を第１の情報端末から受信することにより、前記第１の情報端末から前記提供情報へのアクセスを許可し、前記宿泊施設及び前記宿泊施設の宿泊日程に応じた固有の情報である宿泊固有情報を生成し、少なくとも前記宿泊固有情報を含む情報を情報コードに変換し、前記宿泊施設への宿泊者のチェックイン後に前記情報表示端末に表示した、前記情報コードを読み取った第２の情報端末から前記宿泊固有情報を受信することにより、前記第２の情報端末から前記予約固有情報を受信しなくても、前記第２の情報端末から前記提供情報へのアクセスを許可する、情報管理方法である。

　本発明によれば、情報を適切な範囲で提供するために、情報を提供するタイミングに応じて情報の提供の可否を判定するための確認を最小限にできる情報管理システム及び情報管理方法を提供できる。

本発明の実施形態に係る情報管理システムの構成例を示す図である。本実施形態に係る情報管理サーバ、情報端末、宿泊予約システム、情報表示端末の詳細を示す図である。本実施形態に係る情報管理システムの動作の例１を示す図である。本実施形態に係る情報管理システムの動作の例２を示す図である。

　次に、本実施形態の情報管理システム及び情報管理方法を、図面を参照しつつ説明する。以下で説明する実施形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施形態は、以下の実施形態に限られない。
　なお、実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
　また、本願でいう「ＸＸに基づいて」とは、「少なくともＸＸに基づく」ことを意味し、ＸＸに加えて別の要素に基づく場合も含む。また、「ＸＸに基づいて」とは、ＸＸを直接に用いる場合に限定されず、ＸＸに対して演算や加工が行われたものに基づく場合も含む。「ＸＸ」は、任意の要素（例えば、任意の情報）である。

　（実施形態）
　（情報管理システム）
　図１は、本発明の実施形態に係る情報管理システムの構成例を示す図である。図１において、情報管理システム１は、情報管理サーバ１００を備える。図１には、情報管理サーバ１００に加え、情報表示端末２０－１～２０－ｎ（ｎは、ｎ＞０の整数）と、ユーザーＵ１、ユーザーＵ２などの宿泊予約を行う者（顧客）と、ユーザーＵ１が使用する情報端末３０－１と、ユーザーＵ２が使用する情報端末３０－２と、宿泊予約システム５０とが示されている。
　情報表示端末２０－１～２０－ｎは、それぞれ宿泊施設１０－１～１０－ｎに設置されている。宿泊施設１０－１～１０－ｎの一例は、民泊施設である。民泊とは、住宅（戸建住宅やマンションなどの共同住宅等）の全部又は一部を活用して、旅行者等に宿泊サービスを提供することである。
　情報管理サーバ１００と、情報表示端末２０－１～２０－ｎと、情報端末３０－１と、情報端末３０－２と、宿泊予約システム５０とは、ネットワークＮＷを介して通信する。ネットワークＮＷは、例えば、インターネット、ＷＡＮ（Ｗｉｄｅ　Ａｒｅａ　Ｎｅｔｗｏｒｋ）、ＬＡＮ（Ｌｏｃａｌ　Ａｒｅａ　Ｎｅｔｗｏｒｋ）、プロバイダ装置、無線基地局などを含む。

　ユーザーＵ１は、情報端末３０－１を使用して宿泊予約システム５０にアクセスし、宿泊予約を行う。宿泊予約システム５０は、宿泊予約の完了後に、宿泊者の予約情報を作成し、作成した宿泊者の予約情報を記憶する。宿泊予約システム５０は、宿泊施設を特定する情報、宿泊者の氏名を特定する情報、宿泊日程を特定する情報などを含む予約固有情報を作成する。宿泊予約システム５０は、作成した予約固有情報を、情報管理サーバ１００及び情報端末３０－１へ送信する。
　情報管理サーバ１００は、宿泊予約システム５０が送信した予約固有情報を受信し、受信した予約固有情報を記憶部に記憶する。
　情報端末３０－１は、宿泊予約システム５０が送信した予約固有情報を受信し、受信した予約固有情報を記憶する。

　ユーザーＵ１が、宿泊予約を行った後で且つ宿泊施設にチェックインする前について説明する。
　ユーザーＵ１は、宿泊予約を行った後で且つ宿泊施設にチェックインする前に、宿泊施設の設備、宿泊地の情報など（以下「第１提供情報」という）を知りたい場合に、情報端末３０－１を使用して情報管理サーバ１００にアクセスする。情報端末３０－１は、予約固有情報を含む第１アクセス要求を作成し、作成した第１アクセス要求を、情報管理サーバ１００へ送信する。
　情報管理サーバ１００は、第１アクセス要求を受信し、受信した第１アクセス要求に含まれる予約固有情報を取得する。情報管理サーバ１００は、取得した予約固有情報が、記憶部に記憶されているか否かを判定する。情報管理サーバ１００は、取得した予約固有情報が記憶部に記憶されている場合には、情報端末３０－１からのアクセス要求を許可する。情報管理サーバ１００は、情報端末３０－１からのアクセス要求を許可する場合に、ユーザーＵ１に提供する第１提供情報を含む第１アクセス応答を作成し、作成した第１アクセス応答を情報端末３０－１へ送信する。
　情報端末３０－１は、情報管理サーバ１００が送信した第１アクセス応答を受信し、受信したアクセス応答に含まれるユーザーＵ１に提供する第１提供情報を表示する。

　一方、情報管理サーバ１００は、取得した予約固有情報が記憶部に記憶されていない場合には、情報端末３０－１からのアクセス要求を許可しない。情報管理サーバ１００は、情報端末３０－１からのアクセス要求を許可しない場合に、アクセス要求を許可しないことを示す情報を含む第１アクセス応答を作成し、作成した第１アクセス応答を情報端末３０－１へ送信する。
　情報端末３０－１は、情報管理サーバ１００が送信した第１アクセス応答を受信し、受信した第１アクセス応答に含まれるアクセス要求を許可しないことを示す情報を表示する。

　ユーザーＵ１が、宿泊施設にチェックインした後について説明する。ユーザーＵ１が、宿泊施設にチェックインした場合には、宿泊施設からチェックイン情報が送信される。情報管理サーバ１００は、宿泊施設から送信されたチェックイン情報を受信し、受信したチェックイン情報に基づいて、記憶部１０９に記憶されている宿泊者の予約情報のうち該当するものをチェックイン済に設定する。
　情報管理サーバ１００は、宿泊固有情報を生成する。宿泊固有情報は、宿泊施設及び宿泊施設の宿泊日程に応じた固有の情報である。情報管理サーバ１００は、生成した宿泊固有情報を、記憶部に記憶させる。情報管理サーバ１００は、生成した宿泊固有情報を含む所在情報を、ＱＲ（Ｑｕｉｃｋ　Ｒｅｓｐｏｎｓｅ）コード（登録商標）などの情報コード（二次元情報コード）に変換する。情報管理サーバ１００は、作成した情報コードを情報表示端末２０へ出力する。
　情報表示端末２０は、情報管理サーバ１００からの情報コードを表示部に表示する。

　ユーザーＵ１は、宿泊施設にチェックイン後に、宿泊施設の使用方法、宿泊施設に不備があった場合に連絡する方法など（以下「第２提供情報」という）を知りたい場合に、情報端末３０－１を使用して情報管理サーバ１００にアクセスする。具体的には、情報端末３０－１は、情報表示端末２０の表示部に表示された情報コードを読み取り、宿泊固有情報を含む所在情報を取得する。情報端末３０－１は、取得した所在情報に含まれる宿泊固有情報を含む第２アクセス要求を作成し、作成した第２アクセス要求を、情報管理サーバ１００へ送信する。
　情報管理サーバ１００は、第２アクセス要求を受信し、受信した第２アクセス要求に含まれる宿泊固有情報を取得する。情報管理サーバ１００は、取得した宿泊固有情報が、記憶部に記憶されているか否かを判定する。情報管理サーバ１００は、取得した宿泊固有情報が記憶部に記憶されている場合には、情報端末３０－１からのアクセス要求を許可する。情報管理サーバ１００は、情報端末３０－１からのアクセス要求を許可する場合に、ユーザーＵ１に提供する第２提供情報を含む第２アクセス応答を作成し、作成した第２アクセス応答を情報端末３０－１へ送信する。
　情報端末３０－１は、情報管理サーバ１００が送信した第２アクセス応答を受信し、受信したアクセス応答に含まれるユーザーＵ１に提供する第２提供情報を表示する。

　一方、情報管理サーバ１００は、取得した宿泊固有情報が記憶部に記憶されていない場合には、情報端末３０－１からのアクセス要求を許可しない。情報管理サーバ１００は、情報端末３０－１からのアクセス要求を許可しない場合に、アクセス要求を許可しないことを示す情報を含む第２アクセス応答を作成し、作成した第２アクセス応答を情報端末３０－１へ送信する。
　情報端末３０－１は、情報管理サーバ１００が送信した第２アクセス応答を受信し、受信した第２アクセス応答に含まれるアクセス要求を許可しないことを示す情報を表示する。
　ユーザーＵ２が、情報端末３０－２を使用して、宿泊予約を行い、情報管理サーバ１００から第１提供情報及び第２提供情報を取得する場合についても同様の処理が行われる。
　以下、ユーザーＵ１、ユーザーＵ２のうち任意のユーザーをユーザーＵと記載し、情報端末３０－１、情報端末３０－２のうち任意の情報端末を情報端末３０と記載する。

　以下、情報管理サーバ１００、情報端末３０、宿泊予約システム５０、情報表示端末２０について、順次説明する。
　図２は、本実施形態に係る情報管理サーバ、情報端末、宿泊予約システム、情報表示端末の詳細を示す図である。
　（情報管理サーバ１００）
　情報管理サーバ１００は、パーソナルコンピュータ、サーバ、スマートフォン、タブレットコンピュータ又は産業用コンピュータ等の装置によって実現される。情報管理サーバ１００がクラウドサーバであってもよい。
　情報管理サーバ１００は、例えば、通信部１０２と、処理部１０３と、生成部１０４と、変換部１０８と、記憶部１０９と、作成部１１０とを備える。

　通信部１０２は、通信モジュールによって実現される。通信部１０２は、ネットワークＮＷを介して、外部の通信装置と通信する。通信部１０２は、例えば有線ＬＡＮなどの通信方式で通信してもよい。また、通信部１０２は、例えば無線ＬＡＮ、ブルートゥース（登録商標）又はＬＴＥ（登録商標）などの無線通信方式で通信してもよい。

　記憶部１０９は、ＨＤＤ（Ｈａｒｄ　Ｄｉｓｋ　Ｄｒｉｖｅ）やフラッシュメモリ、ＲＡＭ（Ｒａｎｄｏｍ　Ａｃｃｅｓｓ　Ｍｅｍｏｒｙ）、ＲＯＭ（Ｒｅａｄ　Ｏｎｌｙ　Ｍｅｍｏｒｙ）などにより実現される。記憶部１０９は、宿泊会社のデータを一又は複数記憶する。
　図２には、宿泊会社のデータの一例として、宿泊会社Ｃａのデータ１０９ａ－１と、他の宿泊会社のデータ１０９ａ－２とが示されている。宿泊会社Ｃａのデータ１０９ａ－１には、宿泊施設のデータが一又は複数含まれる。図２には、宿泊施設のデータの一例として、宿泊施設ｘのデータと、他の宿泊施設データとが示されている。宿泊施設ｘのデータには、宿泊者Ａの予約情報、宿泊者Ｂの予約情報、・・・、周辺施設情報、情報表示端末のアドレス情報などが含まれる。宿泊者Ａの予約情報は、宿泊者Ａを特定する情報、宿泊日程を特定する情報などを含む。情報表示端末のアドレス情報は、宿泊施設ｘに備えられている情報表示端末のアドレス情報である。宿泊施設ｘに複数の情報表示端末が備えられてもよい。

　通信部１０２は、宿泊予約システム５０が送信した予約固有情報通知を受信する。
　処理部１０３は、通信部１０２から予約固有情報通知を取得し、取得した予約固有情報通知に含まれる予約固有情報を記憶部１０９に記憶させる。
　通信部１０２は、情報端末３０が送信した第１アクセス要求を受信する。
　処理部１０３は、通信部１０２から第１アクセス要求を取得し、取得した第１アクセス要求に含まれるユーザーＵの予約固有情報を取得する。処理部１０３は、取得した予約固有情報が記憶部１０９に記憶されているか否かを判定する。処理部１０３は、ユーザーＵの予約固有情報が記憶部１０９に記憶されている場合には、情報端末３０からのアクセスを許可する。
　作成部１１０は、処理部１０３が情報端末３０からのアクセスを許可した場合に、ユーザーＵに提供する第１提供情報を含む第１アクセス応答を作成する。第１提供情報は、宿泊施設の設備、宿泊地の情報などの他に、「夜は冷えるため暖かい上着をお持ちください」などの宿泊の準備に関連する情報、宿泊施設が提供しているサービスの情報などの宿泊前だからこそ意味のある情報を含む。またサービスの情報から事前予約できるようにしてもよい。作成部１１０は、作成した第１アクセス応答を通信部１０２へ出力する。通信部１０２は、作成部１１０からの第１アクセス応答を情報端末３０へ送信する。

　処理部１０３は、ユーザーＵの予約固有情報が記憶部１０９に記憶されていない場合には、情報端末３０からのアクセスを許可しない。
　作成部１１０は、処理部１０３が情報端末３０からのアクセスを許可しない場合に、アクセスできないことを示す情報を含む第１アクセス応答を作成する。作成部１１０は、作成した第１アクセス応答を通信部１０２へ出力する。通信部１０２は、作成部１１０からの第１アクセス応答を情報端末３０へ送信する。

　通信部１０２は、宿泊施設から送信されたチェックイン情報を受信する。チェックイン情報には、宿泊施設を特定する情報、宿泊者を特定する情報、宿泊日程を特定する情報等が含まれる。
　処理部１０３は、チェックイン処理を行う。チェックイン処理では、処理部１０３は、通信部１０２からチェックイン情報を取得し、取得したチェックイン情報に基づいて、記憶部１０９に記憶されている宿泊者の予約情報のうち該当するものをチェックイン済に設定する。処理部１０３は、チェックイン済にした宿泊者の予約情報を含む宿泊施設のデータに含まれる情報表示端末のアドレス情報を取得する。処理部１０３は、取得した情報表示端末のアドレス情報を作成部１１０へ出力する。
　生成部１０４は、通信部１０２からチェックイン情報を取得し、取得したチェックイン情報に含まれる宿泊施設を特定する情報と、宿泊日程を特定する情報とを取得する。生成部１０４は、取得した宿泊施設を特定する情報と、宿泊日程を特定する情報とに応じた固有の情報である宿泊固有情報を生成する。例えば、生成部１０４は、宿泊施設を特定する情報と宿泊日程を特定する情報とを使用して文字列を生成し、生成した文字列を宿泊固有情報としてもよい。生成部１０４は、生成した宿泊固有情報を、記憶部１０９に記憶させる。

　変換部１０８は、生成部１０４から宿泊固有情報を取得し、取得した宿泊固有情報を含む所在情報を情報コード情報へ変換する。
　作成部１１０は、処理部１０３が出力した情報表示端末のアドレス情報を取得する。作成部１１０は、変換部１０８から情報コード情報を取得し、取得した情報コード情報を含む、取得した情報表示端末のアドレス情報を宛先とする情報コード通知を作成する。作成部１１０は、作成した情報コード通知を通信部１０２へ出力する。通信部１０２は、処理部１０３が出力した情報コード通知を、情報表示端末２０へ送信する。

　通信部１０２は、情報端末３０が送信した第２アクセス要求を受信する。
　処理部１０３は、通信部１０２から第２アクセス要求を取得し、取得したアクセス要求に含まれる宿泊固有情報を取得する。処理部１０３は、取得した宿泊固有情報が記憶部１０９に記憶されているか否かを判定する。
　処理部１０３は、宿泊固有情報が記憶部１０９に記憶されている場合には、情報端末３０からのアクセスを許可する。作成部１１０は、処理部１０３が情報端末３０からのアクセスを許可した場合に、ユーザーＵに提供する第２提供情報を含む第２アクセス応答を作成する。第２提供情報は、宿泊施設の使用方法、宿泊施設に不備があった場合に連絡する方法などの他に、宿泊施設の周辺レストランの情報、遊園地など周辺アクティビティの情報、宿泊施設で提供されているサービスの情報などを含む。またサービスの情報から予約できるようにしてもよい。
　作成部１１０は、作成した第２アクセス応答を通信部１０２へ出力する。通信部１０２は、作成部１１０からの第２アクセス応答を情報端末３０へ送信する。

　処理部１０３は、ユーザーＵの宿泊固有情報が記憶部１０９に記憶されていない場合には、情報端末３０からのアクセスを許可しない。作成部１１０は、処理部１０３が情報端末３０からのアクセスを許可しない場合に、アクセスできないことを示す情報を含む第２アクセス応答を作成する。作成部１１０は、作成した第２アクセス応答を通信部１０２へ出力する。通信部１０２は、作成部１１０からの第２アクセス応答を情報端末３０へ送信する。

　処理部１０３、生成部１０４、変換部１０８及び作成部１１０は、例えば、ＣＰＵ（Ｃｅｎｔｒａｌ　Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ　Ｕｎｉｔ）などのハードウェアプロセッサが記憶部１０９に格納されたコンピュータプログラム（ソフトウェア）を実行することにより実現される。
　また、これらの機能部のうち一部または全部は、ＬＳＩ（Ｌａｒｇｅ　Ｓｃａｌｅ　Ｉｎｔｅｇｒａｔｉｏｎ）やＡＳＩＣ（Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ　Ｓｐｅｃｉｆｉｃ　Ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ　Ｃｉｒｃｕｉｔ）、ＦＰＧＡ（Ｆｉｅｌｄ－Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ　Ｇａｔｅ　Ａｒｒａｙ）、ＧＰＵ（Ｇｒａｐｈｉｃｓ　Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ　Ｕｎｉｔ）などのハードウェア（回路部；ｃｉｒｃｕｉｔｒｙを含む）によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアとの協働によって実現されてもよい。コンピュータプログラムは、予めＨＤＤ（Ｈａｒｄ　Ｄｉｓｋ　Ｄｒｉｖｅ）やフラッシュメモリなどの記憶装置に格納されていてもよいし、ＤＶＤやＣＤ－ＲＯＭなどの着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることでインストールされてもよい。

　（情報端末３０）
　情報端末３０は、スマートフォン、携帯端末、又はパーソナルコンピュータ、タブレット端末装置、腕時計型端末装置、あるいはその他の情報処理機器として実現される。
　情報端末３０は、例えば、通信部３２と、処理部３３と、操作部３５と、読取部３６と、表示部３７と、記憶部３９と、作成部４０とを備える。

　通信部３２は、通信モジュールによって実現される。通信部３２は、ネットワークＮＷを経由して、情報管理サーバ１００などの他の装置と通信を行う。通信部３２は、例えば、無線通信方式で通信してもよい。また、通信部３２は、例えば有線ＬＡＮなどの通信方式で通信してもよい。

　表示部３７は、処理部３３が出力した画面を表示する。
　操作部３５は、例えば、タッチパネルなどによって構成され、表示部３７に表示される画面に対するタッチ操作を検出し、タッチ操作の検出結果を、作成部４０へ出力する。
　記憶部３９は、例えば、ＲＡＭ、ＲＯＭ、フラッシュメモリ、またはこれらのうち複数が組み合わされたハイブリッド型記憶装置などにより実現される。

　読取部３６は、読取対象の画像を読み取ることにより画像データを生成する。読取部３６は、ＣＣＤ（Ｃｈａｒｇｅ　ｃｏｕｐｌｅｄ　ｄｅｖｉｃｅ）、ＣＩＳ（Ｃｏｎｔａｃｔ　ｉｍａｇｅ　ｓｅｎｓｏｒ）等のイメージセンサによって画像を電気信号に変換し、当該電気信号を量子化及び符号化することでデジタルデータを生成するスキャナ装置等により構成される。
　通信部３２は、宿泊予約システム５０が送信した予約固有情報通知を受信する。
　処理部３３は、通信部３２から予約固有情報通知を取得し、取得した予約固有情報通知に含まれる予約固有情報を記憶部３９に記憶させる。

　操作部３５は、ユーザーＵが宿泊施設を予約した後で、宿泊施設にチェックインする前に行った情報管理サーバ１００にアクセスする操作を検出する。
　作成部４０は、操作部３５が検出した操作情報を取得し、取得した操作情報に基づいて、記憶部３９から予約固有情報を取得する。作成部４０は、取得した予約固有情報を含む第１アクセス要求を作成する。作成部４０は、作成した第１アクセス要求を、通信部３２へ出力する。通信部３２は、作成部４０から取得した第１アクセス要求を、情報管理サーバ１００へ送信する。
　通信部３２は、情報管理サーバ１００が送信した第１アクセス応答を受信する。処理部３３は、通信部３２から第１アクセス応答を取得する。処理部３３は、取得した第１アクセス応答に含まれるユーザーＵに提供する第１提供情報又はアクセスできないことを示す情報を処理し、表示部３７に表示させる。

　ユーザーＵは宿泊施設にチェックインした後に、情報端末３０に対して、情報表示端末２０の表示部２７に表示された情報コードを読み取る操作を行う。読取部３６は、ユーザーＵの操作に基づいて情報コードを読み取り、宿泊固有情報を含む所在情報を取得する。読取部３６は、取得した所在情報に含まれる宿泊固有情報を、記憶部３９に記憶させる。
　操作部３５は、ユーザーＵが宿泊施設にチェックインした後に行った情報管理サーバ１００にアクセスする操作を検出する。作成部４０は、操作部３５が検出した操作情報を取得し、取得した操作情報に基づいて、記憶部３９から宿泊固有情報を取得する。作成部４０は、取得した宿泊固有情報を含む第２アクセス要求を作成する。作成部４０は、作成した第２アクセス要求を、通信部３２へ出力する。通信部３２は、作成部４０から取得した第２アクセス要求を、情報管理サーバ１００へ送信する。
　通信部３２は、情報管理サーバ１００が送信した第２アクセス応答を受信する。処理部３３は、通信部３２から第２アクセス応答を取得する。処理部３３は、取得した第２アクセス応答に含まれるユーザーＵに提供する第２提供情報又はアクセスできないことを示す情報を処理し、表示部３７に表示させる。

　処理部３３、操作部３５、読取部３６及び作成部４０の全部または一部は、例えば、ＣＰＵなどのプロセッサが記憶部３９に格納されたプログラムを実行することにより実現される機能部（以下、ソフトウェア機能部と称する）である。
　また、これらの機能部のうち一部または全部は、ＬＳＩやＡＳＩＣ、ＦＰＧＡ、ＧＰＵなどのハードウェア（回路部；circuitryを含む）によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアとの協働によって実現されてもよい。コンピュータプログラムは、予めＨＤＤやフラッシュメモリなどの記憶装置に格納されていてもよいし、ＤＶＤやＣＤ－ＲＯＭなどの着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることでインストールされてもよい。

　（宿泊予約システム５０）
　宿泊予約システム５０は、パーソナルコンピュータ、サーバ、スマートフォン、タブレットコンピュータ又は産業用コンピュータ等の装置によって実現される。宿泊予約システム５０がクラウドサーバであってもよい。
　宿泊予約システム５０は、例えば、通信部５２と、処理部５３と、記憶部５９と、作成部６０を備える。

　通信部５２は、通信モジュールによって実現される。通信部５２は、ネットワークＮＷを介して、外部の通信装置と通信する。通信部５２は、例えば有線ＬＡＮなどの通信方式で通信してもよい。また、通信部５２は、例えば無線ＬＡＮ、ブルートゥース（登録商標）又はＬＴＥ（登録商標）などの無線通信方式で通信してもよい。

　記憶部５９は、ＨＤＤやフラッシュメモリ、ＲＡＭ、ＲＯＭなどにより実現される。記憶部５９は、予約固有情報ＤＢを格納する。予約固有情報ＤＢは、一又は複数の予約固有情報を含む。
　通信部５２は、情報端末３０が送信した予約要求を受信する。予約要求には、宿泊者を特定する情報、宿泊施設を特定する情報、宿泊日程を特定する情報等が含まれる。例えば、予約要求は、宿泊予約システム５０が情報端末３０に予約可能な宿泊施設を特定する情報と宿泊施設に予約可能な日程とを提示したことによって、情報端末３０から送信されたものである。
　処理部５３は、通信部５２から予約情報を取得し、取得した予約情報に基づいて宿泊予約処理を行う。宿泊予約処理では、処理部５３は、宿泊施設を特定する情報、宿泊者の氏名を特定する情報、宿泊日を特定する情報などを関連付けた予約固有情報を、予約固有情報ＤＢに記憶させる。

　作成部６０は、処理部５３から予約固有情報を取得する。作成部６０は、取得した予約固有情報を含む、情報端末３０のアドレスと、情報管理サーバ１００のアドレスとを宛先とする予約固有情報通知を作成する。作成部６０は、作成した予約固有情報通知を、通信部５２へ出力する。通信部５２は、作成部６０からの予約固有情報通知を、情報端末３０及び情報管理サーバ１００へ送信する。
　通信部５２は、宿泊施設から送信されたチェックイン情報を受信する。処理部５３は、通信部５２からチェックイン情報を取得し、取得したチェックイン情報に基づいて、記憶部５９に記憶されている予約固有情報のうち該当するものをチェックイン済に設定する。

　処理部５３及び作成部６０は、例えば、ＣＰＵなどのハードウェアプロセッサが記憶部５９に格納されたコンピュータプログラム（ソフトウェア）を実行することにより実現される。
　また、これらの機能部のうち一部または全部は、ＬＳＩやＡＳＩＣ、ＦＰＧＡ、ＧＰＵなどのハードウェア（回路部；circuitryを含む）によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアとの協働によって実現されてもよい。コンピュータプログラムは、予めＨＤＤやフラッシュメモリなどの記憶装置に格納されていてもよいし、ＤＶＤやＣＤ－ＲＯＭなどの着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることでインストールされてもよい。

　（情報表示端末２０）
　情報表示端末２０は、スマートフォン、携帯端末、又はパーソナルコンピュータ、タブレット端末装置、あるいはその他の情報処理機器として実現される。
　情報表示端末２０は、例えば、通信部２２と、処理部２３と、表示部２７と、記憶部３９とを備える。

　通信部２２は、通信モジュールによって実現される。通信部２２は、ネットワークＮＷを経由して、情報管理サーバ１００などの他の装置と通信を行う。通信部２２は、例えば、無線通信方式で通信してもよい。また、通信部２２は、例えば有線ＬＡＮなどの通信方式で通信してもよい。

　表示部２７は、処理部２３が出力した画面を表示する。
　記憶部２９は、例えば、ＲＡＭ、ＲＯＭ、フラッシュメモリ、またはこれらのうち複数が組み合わされたハイブリッド型記憶装置などにより実現される。
　通信部２２は、情報管理サーバ１００が送信した情報コード通知を受信する。
　処理部２３は、通信部２２から情報コード通知を取得し、取得した情報コード通知に含まれる情報コード情報を取得する。処理部２３は、取得した情報コード情報を処理することによって、情報コードを表示部２７に表示させる。

　処理部２３の全部または一部は、例えば、ＣＰＵなどのプロセッサが記憶部２９に格納されたプログラムを実行することにより実現される機能部（以下、ソフトウェア機能部と称する）である。
　また、これらの機能部のうち一部または全部は、ＬＳＩやＡＳＩＣ、ＦＰＧＡ、ＧＰＵなどのハードウェア（回路部；circuitryを含む）によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアとの協働によって実現されてもよい。コンピュータプログラムは、予めＨＤＤやフラッシュメモリなどの記憶装置に格納されていてもよいし、ＤＶＤやＣＤ－ＲＯＭなどの着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることでインストールされてもよい。

　（情報管理システム１の動作）
　図３は、本実施形態に係る情報管理システムの動作の例１を示す図である。図３を参照して、ユーザーＵが、宿泊予約を行った後で宿泊施設にチェックインする前に、情報管理サーバ１００から情報を取得する処理について説明する。

　（ステップＳ１－１）
　情報端末３０と情報管理サーバ１００との間で、宿泊予約処理が行われる。
　(ステップＳ２－１)
　宿泊予約システム５０において、作成部６０は、処理部５３から予約固有情報を取得する。作成部６０は、取得した予約固有情報を含む、情報端末３０のアドレスと情報管理サーバ１００のアドレスとを宛先とする予約固有情報通知を作成する。

　(ステップＳ３－１)
　宿泊予約システム５０において、作成部６０は、作成した予約固有情報通知を、通信部５２へ出力する。通信部５２は、作成部６０からの予約固有情報通知を、情報端末３０及び情報管理サーバ１００へ送信する。
　(ステップＳ４－１)
　情報管理サーバ１００において、通信部１０２は、宿泊予約システム５０が送信した予約固有情報通知を受信する。処理部１０３は、通信部１０２から予約固有情報通知を取得し、取得した予約固有情報通知に含まれる予約固有情報を記憶部１０９に記憶させる。

　(ステップＳ５－１)
　情報端末３０において、通信部３２は、宿泊予約システム５０が送信した予約固有情報通知を受信する。処理部３３は、通信部３２から予約固有情報通知を取得し、取得した予約固有情報通知に含まれる予約固有情報を記憶部３９に記憶させる。
　(ステップＳ６－１)
　情報端末３０において、操作部３５は、ユーザーＵが宿泊施設にチェックインする前に行った情報管理サーバ１００にアクセスする操作を検出する。作成部４０は、操作部３５が検出した操作情報を取得し、取得した操作情報に基づいて、記憶部３９から予約固有情報を取得する。作成部４０は、取得した予約固有情報を含む第１アクセス要求を作成する。

　(ステップＳ７－１)
　情報端末３０において、作成部４０は、作成した第１アクセス要求を、通信部３２へ出力する。通信部３２は、作成部４０から取得した第１アクセス要求を、情報管理サーバ１００へ送信する。
　(ステップＳ８－１)
　情報管理サーバ１００において、通信部１０２は、情報端末３０が送信した第１アクセス要求を受信する。処理部１０３は、通信部１０２から第１アクセス要求を取得し、取得した第１アクセス要求に含まれる予約固有情報を取得する。処理部１０３は、第１アクセス要求から取得した予約固有情報が記憶部１０９に記憶されているか否かを判定する。

　(ステップＳ９－１)
　情報管理サーバ１００において、処理部１０３は、第１アクセス要求から取得した予約固有情報が記憶部１０９に記憶されている場合には、情報端末３０からのアクセスを許可する。
　(ステップＳ１０－１)
　情報管理サーバ１００において、作成部１１０は、処理部１０３が情報端末３０からのアクセスを許可した場合に、ユーザーＵに提供する第１提供情報を含む第１アクセス応答を作成する。

　(ステップＳ１１－１)
　情報管理サーバ１００において、作成部１１０は、作成した第１アクセス応答を通信部１０２へ出力する。通信部１０２は、作成部１１０からの第１アクセス応答を情報端末３０へ送信する。
　(ステップＳ１２－１)
　情報管理サーバ１００において、処理部１０３は、第１アクセス要求から取得した予約固有情報が記憶部１０９に記憶されていない場合には、情報端末３０からのアクセスを許可しない。

　(ステップＳ１３－１)
　情報管理サーバ１００において、作成部１１０は、処理部１０３が情報端末３０からのアクセスを許可しない場合に、アクセスできないことを示す情報を含む第１アクセス応答を作成する。
　(ステップＳ１４－１)
　情報管理サーバ１００において、作成部１１０は、作成した第１アクセス応答を通信部１０２へ出力する。通信部１０２は、作成部１１０からの第１アクセス応答を情報端末３０へ送信する。

　(ステップＳ１５－１)
　情報端末３０において、通信部３２は、情報管理サーバ１００が送信した第１アクセス応答を受信する。処理部３３は、通信部３２から第１アクセス応答を取得する。処理部３３は、取得した第１アクセス応答に含まれるユーザーＵに提供する第１提供情報又はアクセスできないことを示す情報を処理し、表示部３７に表示させる。

　図４は、本実施形態に係る情報管理システムの動作の例２を示す図である。図４を参照して、ユーザーＵが、宿泊施設にチェックインした後に、情報管理サーバ１００から情報を取得する処理について説明する。
　（ステップＳ１－２）
　情報端末３０と情報管理サーバ１００との間で、チェックイン処理が行われる。処理部１０３は、チェックイン済にした宿泊者の予約情報を含む宿泊施設のデータに含まれる情報表示端末のアドレス情報を取得する。処理部１０３は、取得した情報表示端末のアドレス情報を作成部１１０へ出力する。

　(ステップＳ２－２)
　情報管理サーバ１００において、生成部１０４は、通信部１０２からチェックイン情報を取得し、取得したチェックイン情報に含まれる宿泊施設を特定する情報と、宿泊日程を特定する情報とを取得する。生成部１０４は、取得した宿泊施設を特定する情報と、宿泊日程を特定する情報とに応じた固有の情報である宿泊固有情報を生成する。
　(ステップＳ３－２)
　情報管理サーバ１００において、生成部１０４は、生成した宿泊固有情報を、記憶部１０９に記憶させる。

　(ステップＳ４－２)
　情報管理サーバ１００において、変換部１０８は、生成部１０４から宿泊固有情報を取得し、取得した宿泊固有情報を含む所在情報を情報コード情報へ変換する。
　(ステップＳ５－２)
　情報管理サーバ１００において、作成部１１０は、処理部１０３が出力した情報表示端末のアドレス情報を取得する。作成部１１０は、変換部１０８から情報コード情報を取得し、取得した情報コードを含む、取得した情報表示端末のアドレス情報を宛先とする情報コード通知を作成する。

　(ステップＳ６－２)
　情報管理サーバ１００において、作成部１１０は、作成した情報コード通知を通信部１０２へ出力する。通信部１０２は、処理部１０３が出力した情報コード通知を、情報表示端末２０へ送信する。
　(ステップＳ７－２)
　情報表示端末２０において、通信部２２は、情報管理サーバ１００が送信した情報コード通知を受信する。処理部２３は、通信部２２から情報コード通知を取得し、取得した情報コード通知に含まれる情報コード情報を取得する。処理部２３は、取得した情報コード情報を処理することによって、情報コードを表示部２７に表示させる。

　(ステップＳ８－２)
　ユーザーＵは宿泊施設にチェックインした後に、情報表示端末２０の表示部２７に表示された情報コードを読み取る操作を行う。情報端末３０において、読取部３６は、ユーザーＵの操作に基づいて情報コードを読み取り、所在情報に含まれる宿泊固有情報を取得する。
　(ステップＳ９－２)
　情報端末３０において、読取部３６は、取得した宿泊固有情報を、記憶部３９に記憶させる。

　(ステップＳ１０－２)
　情報端末３０において、操作部３５は、ユーザーＵが宿泊施設にチェックインした後に行った情報管理サーバ１００にアクセスする操作を検出する。作成部４０は、操作部３５が検出した操作情報を取得し、取得した操作情報に基づいて、記憶部３９から宿泊固有情報を取得する。作成部４０は、取得した宿泊固有情報を含む第２アクセス要求を作成する。
　(ステップＳ１１－２)
　情報端末３０において、作成部４０は、作成した第２アクセス要求を、通信部３２へ出力する。通信部３２は、作成部４０から取得した第２アクセス要求を、情報管理サーバ１００へ送信する。

　(ステップＳ１２－２)
　情報管理サーバ１００において、通信部１０２は、情報端末３０が送信した第２アクセス要求を受信する。処理部１０３は、通信部１０２から第２アクセス要求を取得し、取得した第２アクセス要求に含まれるユーザーＵの宿泊固有情報を取得する。処理部１０３は、取得した宿泊固有情報が記憶部１０９に記憶されているか否かを判定する。
　(ステップＳ１３－２)
　情報管理サーバ１００において、処理部１０３は、ユーザーＵの宿泊固有情報が記憶部１０９に記憶されている場合には、情報端末３０からのアクセスを許可する。

　(ステップＳ１４－２)
　情報管理サーバ１００において、作成部１１０は、処理部１０３が情報端末３０からのアクセスを許可した場合に、ユーザーＵに提供する第２提供情報を含む第２アクセス応答を作成する。
　(ステップＳ１５－２)
　情報管理サーバ１００において、作成部１１０は、作成した第２アクセス応答を通信部１０２へ出力する。通信部１０２は、作成部１１０からの第２アクセス応答を情報端末３０へ送信する。

　(ステップＳ１６－２)
　情報管理サーバ１００において、処理部１０３は、ユーザーＵの宿泊固有情報が記憶部１０９に記憶されていない場合には、情報端末３０からのアクセスを許可しない。
　(ステップＳ１７－２)
　情報管理サーバ１００において、作成部１１０は、処理部１０３が情報端末３０からのアクセスを許可しない場合に、アクセスできないことを示す情報を含む第２アクセス応答を作成する。

　(ステップＳ１８－２)
　情報管理サーバ１００において、作成部１１０は、作成した第２アクセス応答を通信部１０２へ出力する。通信部１０２は、作成部１１０からの第２アクセス応答を情報端末３０へ送信する。
　(ステップＳ１９－２)
　情報端末３０において、通信部３２は、情報管理サーバ１００が送信した第２アクセス応答を受信する。処理部３３は、通信部３２から第２アクセス応答を取得する。処理部３３は、取得した第２アクセス応答に含まれるユーザーＵに提供する第２提供情報又はアクセスできないことを示す情報を処理し、表示部３７に表示させる。

　前述した実施形態では、ユーザーＵ１、ユーザーＵ２と、ユーザーＵ１が使用する情報端末３０－１と、ユーザーＵ２が使用する情報端末３０－２とが示されているが、ユーザーＵは一人でもよいし、三人以上でもよい。
　前述した実施形態では、宿泊予約システム５０が、予約固有情報を作成する場合について説明したがこの例に限られない。例えば、宿泊予約システム５０は、宿泊予約の完了後に、宿泊施設を特定する情報、宿泊者の氏名を特定する情報、宿泊日程を特定する情報などを含む予約情報を作成し、作成した予約情報を、情報管理サーバ１００へ送信する。情報管理サーバ１００は、宿泊予約システム５０が送信した予約情報を受信し、受信した予約情報に基づいて、予約固有情報を作成し、作成した予約固有情報を記憶部１０９に記憶するとともに、情報端末３０－１へ送信するようにしてもよい。

　前述した実施形態では、宿泊予約システム５０が、作成した予約固有情報を、情報管理サーバ１００及び情報端末３０－１へ送信する場合について説明したがこの例に限られない。例えば、宿泊予約システム５０は、作成した予約固有情報を、情報管理サーバ１００及び情報端末３０－２へ送信するようにしてもよい。
　この場合、情報端末３０－２は、予約固有情報を含む第１アクセス要求を作成し、作成した第１アクセス要求を、情報管理サーバ１００へ送信する。情報管理サーバ１００は、情報端末３０－２が送信した第１アクセス要求を受信し、受信した第１アクセス要求に含まれる予約固有情報を取得する。情報管理サーバ１００は、取得した予約固有情報が、記憶部１０９に記憶されているか否かを判定し、取得した予約固有情報が記憶部に記憶されている場合には、情報端末３０－１からのアクセス要求を許可する。このように構成することによって、情報管理サーバ１００は、情報端末３０－１から宿泊固有情報を受信しなくても、情報端末３０－２から提供情報へのアクセスを許可できる。

　前述した実施形態では、予約固有情報が、宿泊施設、宿泊者の氏名、宿泊日程などを含む場合について説明したが、さらに、予約番号、予約時の設定したパーティ名などを含んでもよい。
　前述した実施形態では、宿泊固有情報が、宿泊施設を特定する情報と、宿泊日程を特定する情報とに応じた固有の情報である場合について説明したが、さらに、宿泊者を特定する情報と、宿泊者が宿泊する客室の識別情報とに応じた固有の情報であってもよい。

　前述した実施形態では、情報管理サーバ１００は、宿泊固有情報を生成し、生成した宿泊固有情報を含む所在情報を情報コードに変換する場合について説明したが、この例に限られない。例えば、所在情報は、ユーザーＵに提供する第２提供情報の所在を特定する情報をさらに含むようにしてもよい。ユーザーＵに提供する第２提供情報の所在を特定する情報の一例は、ＵＲＬ（ユーアールエル）（Ｕｎｉｆｏｒｍ　Ｒｅｓｏｕｒｃｅ　Ｌｏｃａｔｏｒ）である。
　このように構成することによって、ユーザーＵは宿泊施設にチェックインした後に情報表示端末２０の表示部２７に表示された情報コードを読み取る操作を行った場合に、読取部３６は、ユーザーＵの操作に基づいて情報コードを読み取り、宿泊固有情報と第２提供情報の所在を特定する情報とを取得できる。このため、情報端末３０は、取得した第２提供情報の所在を特定する情報に基づいて、アクセスできる。

　本実施形態に係る情報管理システム１によれば、情報管理システム１は、宿泊施設に設置された情報表示端末２０に表示する提供情報を管理する。情報管理システム１は、宿泊施設及び宿泊施設の宿泊日程に応じた固有の情報である宿泊固有情報を生成する生成部１０４と、少なくとも宿泊固有情報を含む所在情報を情報コードに変換する変換部１０８と、宿泊施設の宿泊日程における宿泊のチェックイン後に情報表示端末２０に表示した、情報コードを読み取った第１の情報端末（実施形態では、情報端末３０－１）から宿泊固有情報を受信することにより、第１の情報端末から提供情報へのアクセスを許可する処理部１０３とを備える。
　このように構成することによって、情報管理システム１は、宿泊施設の宿泊日程における宿泊のチェックイン後に情報表示端末２０に表示した、情報コードを読み取った第１の情報端末から宿泊固有情報を受信することにより、第１の情報端末から提供情報へのアクセスを許可できるため、宿泊施設の宿泊日程における宿泊のチェックイン後などの情報を提供するタイミングに応じて情報の提供の可否を判定するための確認を最小限にできる。

　情報管理システム１において、所在情報は、提供情報の所在を特定する情報をさらに含み、処理部１０３は、情報コードを読み取った第１の情報端末が提供情報にアクセスした際に、第１の情報端末から宿泊固有情報を受信することにより、第１の情報端末から提供情報へのアクセスを許可する。
　このように構成することによって、情報管理システム１は、情報コードを読み取った第１の情報端末からの提供情報の所在を特定する情報へのアクセスの際に、第１の情報端末から宿泊固有情報を受信することによって、提供情報へのアクセスを許可できるため、情報の提供の可否の判定を簡略化できる。

　情報管理システム１において、処理部１０３は、宿泊施設の宿泊日程における宿泊予約にともない生成される情報である予約固有情報を第２の情報端末（実施形態では、情報端末３０－２）から受信することにより、第１の情報端末から宿泊固有情報を受信しなくても、第２の情報端末から提供情報へのアクセスを許可する。
　このように構成することによって、情報管理システム１は、宿泊施設の宿泊日程における宿泊予約にともない生成される情報である予約固有情報を第２の情報端末から受信することにより提供情報へのアクセスを許可できる。

　情報管理システム１において、情報表示端末２０が宿泊固有情報を初めて表示するのはチェックイン後であり、予約固有情報が生成されるのはチェックイン前である。
　このように構成することによって、情報管理システム１は、チェックイン後には宿泊固有情報によってアクセスを許可でき、チェックイン前には予約固有情報によってアクセスを許可できる。
　情報管理システム１において、前記第１の情報端末と前記第２の情報端末とは、同一である。
　このように構成することによって、情報管理システム１は、宿泊施設の宿泊日程における宿泊予約にともない生成される情報である予約固有情報を第１の情報端末から受信することにより提供情報へのアクセスを許可できる。

　情報管理システム１において、宿泊固有情報に基づいてアクセスを許可する提供情報と予約固有情報に基づいてアクセスを許可する提供情報とは異なる。
　このように構成することによって、情報管理システム１は、チックイン前とチェックイン後で異なる情報を提供できる。
　情報管理システム１において、生成部１０４は、宿泊者にさらに応じた宿泊固有情報を生成する。
　情報管理システム１において、生成部１０４は、宿泊者が宿泊する客室の識別情報にさらに応じた宿泊固有情報を生成する。

　本実施形態に係る情報管理システム１によれば、情報管理システム１は、宿泊施設に設置された情報表示端末に表示する提供情報を管理する。情報管理システム１は、宿泊施設の宿泊予約にともない生成される情報である予約固有情報を第１の情報端末（実施形態では、情報端末３０－１）から受信することにより、第１の情報端末から提供情報へのアクセスを許可する処理部１０３と、宿泊施設及び宿泊施設の宿泊日程に応じた固有の情報である宿泊固有情報を生成する生成部１０４と、少なくとも前記宿泊固有情報を含む情報を情報コードに変換する変換部１０８とを備える。処理部１０３は、宿泊施設への宿泊者のチェックイン後に情報表示端末に表示した、情報コードを読み取った第２の情報端末（実施形態では、情報端末３０－２）から宿泊固有情報を受信することにより、第１の情報端末から予約固有情報を受信しなくても、第２の情報端末から提供情報へのアクセスを許可する。

　このように構成することによって、情報管理システム１は、宿泊施設の宿泊日程における宿泊予約にともない生成される情報である予約固有情報を第１の情報端末から受信することにより提供情報へのアクセスを許可でき、宿泊施設の宿泊日程における宿泊のチェックイン後に情報表示端末２０に表示した、情報コードを読み取った第２の情報端末から宿泊固有情報を受信することにより、第２の情報端末から提供情報へのアクセスを許可できるため、宿泊施設の宿泊日程における宿泊のチェックイン前後などの情報を提供するタイミングに応じて情報の提供の可否を判定するための確認を最小限にできる。

　情報管理システム１において、情報表示端末が前記宿泊固有情報を初めて表示するのはチェックイン後であり、予約固有情報が生成されるのはチェックイン前である。
　このように構成することによって、情報管理システム１は、チェックイン後には宿泊固有情報によってアクセスを許可でき、チェックイン前には予約固有情報によってアクセスを許可できる。
　情報管理システム１において、第１の情報端末と前記第２の情報端末とは、同一である。
　このように構成することによって、情報管理システム１は、宿泊施設の宿泊日程における宿泊予約にともない生成される情報である予約固有情報を第１の情報端末から受信することにより提供情報へのアクセスを許可できる。

　以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
　例えば、上述した各装置の機能を実現するためのコンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたコンピュータプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、ＯＳや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。

　また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ＲＯＭ、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、ＤＶＤ（Ｄｉｇｉｔａｌ　Ｖｅｒｓａｔｉｌｅ　Ｄｉｓｃ）等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
　さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してコンピュータプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ（例えばＤＲＡＭ（Ｄｙｎａｍｉｃ　Ｒａｎｄｏｍ　Ａｃｃｅｓｓ　Ｍｅｍｏｒｙ））のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。

　また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク（通信網）や電話回線等の通信回線（通信線）のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
　また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。
さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル（差分プログラム）であっても良い。

１…情報管理システム、２０…情報表示端末、２２…通信部、２３…処理部、２７…表示部、２９…記憶部、３０、３０－１、３０－２…情報端末、３２…通信部、３３…処理部、３５…操作部、３６…読取部、３７…表示部、２９…記憶部、４０…作成部、５０…宿泊予約システム、５２…通信部、５３…処理部、５９…記憶部、６０…作成部、１００…情報管理サーバ、１０２…通信部、１０３…処理部、１０４…生成部、１０８…変換部、１０９…記憶部、１１０…作成部

Claims

　宿泊施設に設置された情報表示端末に表示する提供情報を管理する情報管理システムであって、
　前記宿泊施設及び前記宿泊施設の宿泊日程に応じた固有の情報である宿泊固有情報を生成する生成部と、
　少なくとも前記宿泊固有情報を含む所在情報を情報コードに変換する変換部と、
　前記宿泊施設の前記宿泊日程における宿泊のチェックイン後に前記情報表示端末に表示した、前記情報コードを読み取った第１の情報端末から前記宿泊固有情報を受信することにより、前記第１の情報端末から前記提供情報へのアクセスを許可する処理部と
　を備える、情報管理システム。
　前記所在情報は、前記提供情報の所在を特定する情報をさらに含み、
　前記処理部は、前記情報コードを読み取った前記第１の情報端末が前記提供情報にアクセスした際に、前記第１の情報端末から前記宿泊固有情報を受信することにより、前記第１の情報端末から前記提供情報へのアクセスを許可する、請求項１に記載の情報管理システム。
　前記処理部は、前記宿泊施設の前記宿泊日程における宿泊予約にともない生成される情報である予約固有情報を第２の情報端末から受信することにより、前記第１の情報端末から前記宿泊固有情報を受信しなくても、前記第２の情報端末から前記提供情報へのアクセスを許可する、
　請求項１又は請求項２に記載の情報管理システム。
　前記情報表示端末が前記宿泊固有情報を初めて表示するのはチェックイン後であり、前記予約固有情報が生成されるのはチェックイン前である、請求項３に記載の情報管理システム。
　前記第１の情報端末と前記第２の情報端末とは、同一である、請求項３に記載の情報管理システム。
　前記宿泊固有情報に基づいてアクセスを許可する提供情報と前記予約固有情報に基づいてアクセスを許可する提供情報とは異なる、請求項３に記載の情報管理システム。
　前記生成部は、宿泊者にさらに応じた宿泊固有情報を生成する、請求項１に記載の情報管理システム。
　前記生成部は、宿泊者が宿泊する客室の識別情報にさらに応じた宿泊固有情報を生成する、請求項１に記載の情報管理システム。
　宿泊施設に設置された情報表示端末に表示する提供情報を管理する情報管理システムであって、
　前記宿泊施設の宿泊予約にともない生成される情報である予約固有情報を第１の情報端末から受信することにより、前記第１の情報端末から前記提供情報へのアクセスを許可する処理部と、
　前記宿泊施設及び前記宿泊施設の宿泊日程に応じた固有の情報である宿泊固有情報を生成する生成部と、
　少なくとも前記宿泊固有情報を含む情報を情報コードに変換する変換部と
　を備え、
　前記処理部は、前記宿泊施設への宿泊者のチェックイン後に前記情報表示端末に表示した、前記情報コードを読み取った第２の情報端末から前記宿泊固有情報を受信することにより、前記第１の情報端末から前記予約固有情報を受信しなくても、前記第２の情報端末から前記提供情報へのアクセスを許可する、情報管理システム。
　前記情報表示端末が前記宿泊固有情報を初めて表示するのはチェックイン後であり、前記予約固有情報が生成されるのはチェックイン前である、請求項９に記載の情報管理システム。
　前記第１の情報端末と前記第２の情報端末とは、同一である、請求項９又は請求項１０に記載の情報管理システム。
　宿泊施設に設置された情報表示端末に表示する提供情報を管理する情報管理方法であって、
　前記宿泊施設及び前記宿泊施設の宿泊日程に応じた固有の情報である宿泊固有情報を生成し、
　少なくとも前記宿泊固有情報を含む所在情報を情報コードに変換し、
　前記宿泊施設の前記宿泊日程における宿泊のチェックイン後に前記情報表示端末に表示した、前記情報コードを読み取った第１の情報端末から前記宿泊固有情報を受信することにより、前記第１の情報端末から前記提供情報へのアクセスを許可する、情報管理方法。
　宿泊施設に設置された情報表示端末に表示する提供情報を管理する情報管理方法であって、
　前記宿泊施設の宿泊予約にともない生成される情報である予約固有情報を第１の情報端末から受信することにより、前記第１の情報端末から前記提供情報へのアクセスを許可し、
　前記宿泊施設及び前記宿泊施設の宿泊日程に応じた固有の情報である宿泊固有情報を生成し、
　少なくとも前記宿泊固有情報を含む情報を情報コードに変換し、
　前記宿泊施設への宿泊者のチェックイン後に前記情報表示端末に表示した、前記情報コードを読み取った第２の情報端末から前記宿泊固有情報を受信することにより、前記第２の情報端末から前記予約固有情報を受信しなくても、前記第２の情報端末から前記提供情報へのアクセスを許可する、情報管理方法。