WO2023238743A1 - コアネットワークノード、アクセスネットワークノード、無線端末、通信方法、及びコンピュータ可読媒体 - Google Patents

コアネットワークノード、アクセスネットワークノード、無線端末、通信方法、及びコンピュータ可読媒体 Download PDF

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Abstract

モバイルネットワークに輻輳が発生した場合においても、無線端末の登録処理を円滑に実行することができるコアネットワークノードを提供することを目的とする。本開示に係るコアネットワークノード(10)は、コアネットワークノード(10)に発生した輻輳を検出する検出部(11)と、コアネットワークノード(10)に輻輳が発生した場合に、他のコアネットワークノードの識別情報を含み、輻輳が発生したことを示すメッセージを無線端末(30)へ送信する通信部(12)と、を備え、メッセージは、他のコアネットワークノードの選択を指示する。

Description

コアネットワークノード、アクセスネットワークノード、無線端末、通信方法、及びコンピュータ可読媒体
 本開示はコアネットワークノード、アクセスネットワークノード、無線端末、通信方法、及びプログラムに関する。
 無線端末は、モバイルネットワークを利用する場合、モバイルネットワークとの間において無線端末の登録処理を実行する。モバイルネットワークは、無線端末の認証等を行った後に、無線端末を登録する。無線端末は、モバイルネットワークに登録されることによって、モバイルネットワークを利用できる状態となる。
 特許文献1には、モバイルネットワークにおいて輻輳が発生した場合の処理が開示されている。例えば、モバイルネットワークを構成するAMF(Access and Mobility Management Function)は、輻輳が発生していると判断した場合、(R)AN((Radio) Access Network)を介してUE(User Equipment)へ、waitタイムを送信する。UEは、waitタイムの期間、登録要求メッセージを送信しない。
特開2021-180523号公報
 特許文献1に開示されている輻輳制御が行われた場合、UEは、waitタイムの期間、登録要求メッセージを送信することができないため、その間モバイルネットワークを利用したサービスを受けることができないという問題がある。
 本開示の目的の一つは、上述した課題に鑑み、モバイルネットワークに輻輳が発生した場合においても、無線端末の登録処理を円滑に実行することができるコアネットワークノード、アクセスネットワークノード、無線端末、通信方法、及びコンピュータ可読媒体を提供することにある。
 本開示の第1の態様にかかる第1のコアネットワークノードは、第1のコアネットワークノードであって、前記第1のコアネットワークノードに発生した輻輳を検出する検出部と、前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生した場合に、第2のコアネットワークノードの識別情報を含み、輻輳が発生したことを示すメッセージを無線端末へ送信する通信部と、を備え、前記メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示する。
 本開示の第2の態様にかかるアクセスネットワークノードは、第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことを示し、前記第1のコアネットワークノードと異なる第2のコアネットワークノードの選択を指示するメッセージを無線端末から受信する通信部と、前記メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの識別情報を含み、前記識別情報に基づいて、前記メッセージに含まれる登録要求メッセージの送信先として、前記識別情報によって識別される前記第2のコアネットワークノードを選択する選択部と、を備え、前記通信部は、前記登録要求メッセージを前記第2のコアネットワークノードへ送信する。
 本開示の第3の態様にかかる無線端末は、輻輳が発生した第1のコアネットワークノードから、前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことを示し、前記第1のコアネットワークノードと異なる第2のコアネットワークノードの選択を指示する第1のメッセージを受信する受信部と、前記第1のメッセージは、前記第2のコアネットワークノードの識別情報を含み、前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことをアクセスネットワークノードへ通知し、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示する第2のメッセージを前記アクセスネットワークノードへ送信する送信部と、を備え、前記第2のメッセージは、前記第2のコアネットワークノードの識別情報を含む。
 本開示の第4の態様にかかる第1のコアネットワークノードにおいて実行される通信方法は、前記第1のコアネットワークノードに発生した輻輳を検出し、前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生した場合に、第2のコアネットワークノードの識別情報を含み、輻輳が発生したことを示すメッセージを無線端末へ送信し、前記メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示する。
 本開示の第5の態様にかかるアクセスネットワークノードにおいて実行される通信方法は、第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことを示し、前記第1のコアネットワークノードと異なる第2のコアネットワークノードの選択を指示するメッセージを無線端末から受信し、前記メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの識別情報を含み、前記識別情報に基づいて、前記メッセージに含まれる登録要求メッセージの送信先として、前記識別情報によって識別される前記第2のコアネットワークノードを選択し
 前記登録要求メッセージを前記第2のコアネットワークノードへ送信する。
 本開示の第6の態様にかかる無線端末において実行される通信方法は、輻輳が発生した第1のコアネットワークノードから、前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことを示し、前記第1のコアネットワークノードと異なる第2のコアネットワークノードの選択を指示する第1のメッセージを受信し、前記第1のメッセージは、前記第2のコアネットワークノードの識別情報を含み、前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことをアクセスネットワークノードへ通知し、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示する第2のメッセージを前記アクセスネットワークノードへ送信し、前記第2のメッセージは、前記第2のコアネットワークノードの識別情報を含む。
 本開示の第7の態様にかかるプログラムは、前記第1のコアネットワークノードに発生した輻輳を検出し、前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生した場合に、第2のコアネットワークノードの選択を指示するメッセージであって、前記第2のコアネットワークノードの識別情報を含み、輻輳が発生したことを示すメッセージを無線端末へ送信することを、コアネットワークノードであるコンピュータに実行させる。
 本開示により、モバイルネットワークに輻輳が発生した場合においても、無線端末の登録処理を円滑に実行することができるコアネットワークノード、アクセスネットワークノード、無線端末、通信方法、及びプログラムを提供することができる。
実施の形態1にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態1にかかるコアネットワークノードにおける通信処理の流れを示す図である。 実施の形態1にかかるアクセスネットワークノードにおける通信処理の流れを示す図である。 実施の形態1にかかる無線端末における通信処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態2にかかるRegistration処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかるRegistration処理の流れを示す図である。 実施の形態3にかかるRegistration処理の流れを示す図である。 実施の形態3にかかるRegistration処理の流れを示す図である。 それぞれの実施の形態にかかるコアネットワークノード及びAMFノードの構成図である。 それぞれの実施の形態にかかるアクセスネットワークノード及びgNBの構成図である。 それぞれの実施の形態にかかる無線端末及びUEの構成図である。
 (実施の形態1)
 以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。図1を用いて実施の形態1にかかる通信システムの構成例について説明する。図1の通信システムは、コアネットワークノード10、アクセスネットワークノード20、及び無線端末30を有している。
 はじめに、コアネットワークノード10の構成例について説明する。コアネットワークノード10は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって動作するコンピュータ装置であってもよい。コアネットワークノード10は、例えば、3GPP(3rd Generation Partnership Project)において規定されたノード装置であってもよい。具体的には、コアネットワークノード10は、MME(Mobility Management Entity)であってもよく、AMF(Access and Mobility Function)ノードであってもよい。AMFノードは、AMFエンティティと称されてもよい。
 コアネットワークノード10は、検出部11及び通信部12を有している。検出部11及び通信部12は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって処理が実行されるソフトウェアもしくはモジュールであってもよい。検出部11及び通信部12は、回路もしくはチップ等のハードウェアであってもよい。
 検出部11は、コアネットワークノード10に発生した輻輳を検出する。例えば、検出部11は、コアネットワークノード10において受信したデータ量、もしくは、メッセージ数等が閾値を超えた場合に、輻輳の発生を検出してもよい。もしくは、検出部11は、メッセージ数などが通常よりも少ないことを検知した際にも輻輳の発生を検出してもよい。または、検出部11は、コアネットワークノード10が管理する無線端末の数が閾値を超えた場合に、輻輳の発生を検出してもよい。または、検出部11は、プロセッサもしくはメモリの使用率が閾値を超えた場合に、輻輳の発生を検出してもよい。メッセージ数等と比較する閾値、無線端末の数と比較する閾値、プロセッサ等と比較する閾値は、それぞれ異なる。コアネットワークノード10が管理する無線端末の数は、コアネットワークノード10に登録された無線端末の数と言い換えられてもよい。
 検出部11は、通信システムを管理する管理システム等から、コアネットワークノード10に輻輳が発生していることを通知された場合に、コアネットワークノード10に輻輳が発生したことを検出してもよい。検出部11は、送受信するデータのデータ量、送受信するメッセージ数、管理する無線端末の数、プロセッサもしくはメモリの使用率等に関する情報を定期的もしくは任意のタイミングに、管理システムへ送信してもよい。
 通信部12は、コアネットワークノード10に輻輳が発生した場合に、少なくとも一つの他のコアネットワークノードの識別情報を含み、輻輳が発生したことを示すメッセージを無線端末30へ送信する。当該メッセージは、識別情報に対応する少なくとも一つの他のコアネットワークノードの選択を無線端末に指示する。輻輳が発生したことは、例えば、輻輳が発生したことを無線端末30へ通知するための情報を当該メッセージに含めることで示してもよい。他のコアネットワークノードの選択を無線端末に指示することは、例えば、他のコアネットワークノードの選択を無線端末に指示する情報を当該メッセージに含めることで指示してもよい。また例えば、当該メッセージは、輻輳が発生したことと、他のコアネットワークノードの選択を指示する情報とを含んでもよい。通信部12は、アクセスネットワークノード20を介して無線端末30へメッセージを送信する。
 輻輳が発生したことを無線端末30へ通知するための情報は、例えば、輻輳が発生したコアネットワークノード10の識別情報が含まれてもよい。さらに、輻輳が発生したことを無線端末30へ通知するための情報は、どの程度の輻輳が発生したかを示す輻輳レベルを示す情報が含まれてもよい。輻輳レベルは、例えば、メッセージ数等と閾値との差に応じて定められてもよい。また輻輳レベルは、例えば、輻輳が開始されてからの時間や、輻輳期間の推定値であってもよく、それらにもとづいて算出されてもよい。コアネットワークノードの識別情報は、コアネットワークノードを一意に識別するためにそれぞれのコアネットワークノードに割り当てられた情報であってもよい。もしくは、コアネットワークノードの識別情報は、IPアドレス、MACアドレス等のアドレス情報であってもよい。
 続いて、アクセスネットワークノード20の構成例について説明する。アクセスネットワークノード20は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって動作するコンピュータ装置であってもよい。アクセスネットワークノード20は、無線端末30がモバイルネットワークを利用する際にアクセスするノード装置であってもよい。アクセスネットワークノード20は、例えば、無線端末30と無線通信する基地局であってもよい。基地局は、例えば、3GPPにおいて規定された装置であってもよく、具体的には、eNB(evolved Node B)であってもよく、gNB(gNode B)であってもよい。もしくは、アクセスネットワークノード20は、無線LAN(Local Area Network)通信を行うAP(Access Point)であってもよい。
 アクセスネットワークノード20は、通信部21及び選択部22を有している。通信部21及び選択部22は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって処理が実行されるソフトウェアもしくはモジュールであってもよい。または、通信部21及び選択部22は、回路もしくはチップ等のハードウェアであってもよい。
 通信部21は、コアネットワークノード10に輻輳が発生したことを示し、コアネットワークノード10と異なるコアネットワークノードの選択を指示するメッセージを無線端末30から受信する。当該メッセージは、コアネットワークノード10と異なるコアネットワークノードの識別子を含む。コアネットワークノード10に輻輳が発生したことは、コアネットワークノード10に輻輳が発生したことアクセスネットワークノード20へ通知するための情報を当該メッセージに含めることで示してもよい。コアネットワークノード10と異なるコアネットワークノードの選択を指示することは、例えば、コアネットワークノード10と異なるコアネットワークノードの選択をアクセスネットワークノードに指示する情報を当該メッセージに含めることで指示してもよい。また例えば、当該メッセージは、輻輳が発生したことを示し、さらに、コアネットワークノード10と異なるコアネットワークノードの選択を指示する、情報を含んでもよい。無線端末30から受信したメッセージは、登録要求メッセージを含む。
 コアネットワークノード10に輻輳が発生したことをアクセスネットワークノード20へ通知するための情報は、コアネットワークノード10が、無線端末30へ送信した輻輳が発生したことを無線端末30へ通知するための情報と同じ情報であってもよい。もしくは、コアネットワークノード10に輻輳が発生したことをアクセスネットワークノード20へ通知するための情報は、輻輳が発生したことを無線端末30へ通知するための情報と異なる情報であってもよい。異なる情報とは、具体的には、異なる形式の情報であってもよい。
 登録要求メッセージは、無線端末30が、モバイルネットワークを利用する際に、コアネットワークノードへ無線端末30の登録を要求するために用いられるメッセージである。
 選択部22は、登録要求メッセージの送信先として、受信した識別情報によって識別される他のコアネットワークノードを選択する。他のコアネットワークノードを選択するとは、他のコアネットワークノードを登録要求メッセージの送信先として決定すると言い換えられてもよい。または、他のコアネットワークノードを選択するとは、複数のコアネットワークノードのうち、受信した識別情報によって識別される他のコアネットワークノードを特定する、と言い換えられてもよい。
 選択部22は、コアネットワークノード10に輻輳が発生したことを示す情報を受信しなかった場合、受信した識別情報によって識別される他のコアネットワークノードとは異なるコアネットワークを、登録要求メッセージの送信先として選択してもよい。言い換えると、選択部22は、コアネットワークノード10に輻輳が発生したことを示す情報を受信した場合、受信した識別情報によって識別される他のコアネットワークノードとは異なるコアネットワークを、登録要求メッセージの送信先として選択しない。
 通信部21は、選択部22において特定された他のコアネットワークノードへ、無線端末30から受信した登録要求メッセージを送信する。
 続いて、無線端末30の構成例について説明する。無線端末30は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって動作するコンピュータ装置であってもよい。無線端末30は、アクセスネットワークノード20と予め定められた通信規格に従って無線通信を行うことができる端末である。無線端末30は、例えば、携帯電話端末、スマートフォン端末、IoT(Internet of Things)端末等であってもよい。通信規格は、例えば、3GPPにおいて規定されたいわゆる4G(4th Generation)もしくは5G(5th Generation)等の無線通信規格であってもよく、無線LAN通信を行うための通信規格であってもよい。
 無線端末30は、受信部31及び送信部32を有している。受信部31及び送信部32は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって処理が実行されるソフトウェアもしくはモジュールであってもよい。または、受信部31及び送信部32は、回路もしくはチップ等のハードウェアであってもよい。
 受信部31は、輻輳が発生したコアネットワークノード10から、コアネットワークノード10に輻輳が発生したことを示し、コアネットワークノード10と異なる他のコアネットワークノードの選択を指示する第1のメッセージを受信する。第1のメッセージは、さらに、コアネットワークノード10と異なる他のコアネットワークノードの識別情報を含む。受信部31は、コアネットワークノード10から送信されたメッセージを、アクセスネットワークノード20を介して受信する。
 送信部32は、コアネットワークノード10に輻輳が発生したことをアクセスネットワークノード20へ通知し、他のコアネットワークノードの選択を指示する第2のメッセージをアクセスネットワークノード20へ送信する。第2のメッセージは、他のコアネットワークノードの識別情報を含む。第2のメッセージは、さらに、登録要求メッセージを含む。
 無線端末30は、登録要求メッセージに対する応答メッセージを受信することによって、モバイルネットワークの利用が可能となる。
 続いて、図2を用いて実施の形態1にかかるコアネットワークノード10における通信処理の流れについて説明する。はじめに、検出部11は、コアネットワークノード10に発生した輻輳を検出する(S11)。次に、通信部12は、コアネットワークノード10に輻輳が発生した場合に、コアネットワークノード10と異なる他のコアネットワークノードの識別情報を含み、輻輳が発生したことを示すメッセージを無線端末20へ送信する(S12)。当該メッセージは、他のコアネットワークノードの選択を指示する。
 続いて、図3を用いて実施の形態1にかかるアクセスネットワークノード20における通信処理の流れについて説明する。はじめに、通信部21は、コアネットワークノード10に輻輳が発生したことを示し、コアネットワークノード10と異なる他のコアネットワークノードの選択を指示するメッセージを無線端末30から受信する(S21)。メッセージは、さらに、コアネットワークノード10と異なる他のコアネットワークノードの識別情報及び登録要求メッセージを含む。次に、選択部22は、識別情報に基づいて、登録要求メッセージの送信先として、識別情報によって識別される他のコアネットワークノードを選択する(S22)。次に、通信部21は、登録要求メッセージを、選択部22において選択された他のコアネットワークノードへ送信する(S23)。
 続いて、図4を用いて実施の形態1にかかる無線端末30における通信処理の流れについて説明する。はじめに、受信部31は、輻輳が発生したコアネットワークノード10から、コアネットワークノード10に輻輳が発生したことを示し、コアネットワークノード10と異なる他のコアネットワークノードの選択を指示する第1のメッセージを受信する(S31)。メッセージは、さらに、コアネットワークノード10と異なる他のコアネットワークノードの識別情報を含む。次に、送信部32は、コアネットワークノード10に輻輳が発生したことをアクセスネットワークノード20へ通知し、他のコアネットワークノードの選択を指示する第2のメッセージをアクセスネットワークノード20へ送信する(S32)。第2のメッセージは、さらに、他のコアネットワークノードの識別情報及び登録要求メッセージを含む。
 以上説明したように、コアネットワークノード10は、コアネットワークノード10に輻輳が発生した場合に、他のコアネットワークノードの識別情報を無線端末30へ送信する。さらに、無線端末30は、コアネットワークノード10に輻輳が発生したこと、及び、コアネットワークノード10の代わりとなる他のコアネットワークノードの識別情報をアクセスネットワークノード20へ送信する。これにより、アクセスネットワークノード20は、無線端末30から受信した登録要求メッセージを、コアネットワークノード10の代わりに他のコアネットワークノードへ送信することができる。その結果、コアネットワークノード10の代わりに他のコアネットワークノードが、無線端末30を管理することができるため、無線端末30は、モバイルネットワークを利用したサービスを受けることができる。
 (実施の形態2)
 続いて、図5を用いて実施の形態2にかかる通信システムの構成例について説明する。図5の通信システムは、3GPPにおいて規定された5GS(5G System)を示している。図5の5GSは、5GC(5G Core)40、RAN(Radio Access Network)50、及びUE(User Equipment)60を有している。さらに、5GC40は、AMF(Access and Mobility Management Function)ノード41(以下、AMF41とする)、AMFノード42(以下、AMF42とする)、及びNRF(Network Repository Function)ノード43(以下、NRF43とする)を有している。RAN50は、gNB51を有している。AMF41及びAMF42は、コアネットワークノード10に相当し、図1のコアネットワークノード10と同様の構成要素を含む。gNB51は、アクセスネットワークノード20に相当し、図1のアクセスネットワークノード20と同様の構成要素を含む。UE60は、無線端末30に相当し、図1の無線端末30と同様の構成要素を含む。ノードは、エンティティもしくは装置等と言い換えられてもよい。
 図5においては、RAN50が、UE60と無線通信を行うgNB51を含むことを示しているが、RAN50は、UE60と無線通信とは異なる通信、例えば、固定通信を行うノード装置を含んでもよい。この場合、RAN50は、AN(Access Network)もしくは(R)ANと称されてもよい。
 続いて、図6を用いて実施の形態2にかかるRegistration処理の流れについて説明する。図6のRegistration処理は、3GPP TS23.502 V17.4.0に記載されているRegistration procedureに関するシーケンスを参照し、実施の形態2にかかる説明に必要な処理を抜き出して説明している。Registrationは、UE60が、5GSにおいて提供されるサービスを利用するために行われる処理である。つまり、Registration処理が完了し、UE60がAMF41もしくはAMF42、及び、5GC40に含まれるノード装置に登録されることによって、UE60は、5GSにおいて提供されるサービスを利用することができる。
 はじめに、AMF41に輻輳が発生したとする(S41)。例えば、AMF41は、AMF41を構成する検出部11がAMF41に発生した輻輳を検出してもよい。もしくは、5GC40を監視する監視装置等がAMF41に輻輳が発生したことをAMF41へ通知することによって、検出部11が、AMF41に発生した輻輳を検出してもよい。
 次に、UE60は、Registration Requestメッセージを含むAN(Access Network)メッセージをgNB51へ送信する(S42)。例えば、UE60は、UE60を起動した後にRegistration RequestメッセージをgNB51へ送信してもよい。さらに、UE60は、周期的もしくは定期的にRegistration RequestメッセージをgNB51へ送信してもよい。もしくは、UE60が、新たなTA(Tracking Area)へ入った場合に、Registration RequestメッセージをgNB51へ送信してもよい。新たなTAへ入った場合とは、新たなTAへ移動した場合と言い換えられてもよい。Registration Requestメッセージは、UE60を識別するための識別情報として、SUCI(Subscription Concealed Identifier)もしくは5G-GUTI(5G Globally Unique Temporary Identifier)を含む。
 ANメッセージは、さらに、ANパラメータを含む。ANパラメータには、例えば、5G-S-TMSI(5G S Temporary Mobile Subscription Identifier)もしくはGUAMI(Globally Unique AMF Identifier)が含まれてもよい。5G-S-TMSIは、UE60を識別するための識別情報である。5G-S-TMSIは、AMF Set ID、AMF Pointer、及び5G-TMSIを含む。AMF Set IDは、1以上のAMFを含むAMFセットを識別するための識別情報であり、AMF Pointerは、AMFセットに含まれるそれぞれのAMFを識別するための識別情報である。5G-TMSIは、AMFにおいて管理されているUE60の識別情報である。
 GUAMIは、AMFを識別するための識別情報である。GUAMIは、MCC(Mobile Country Number)、MNC(Mobile Network Code)、AMF Region ID、AMF Set ID、及びAMF Pointerを含む。MCCは、国もしくは地域を表し、MNCは事業者を表す。AMF Region IDは、AMFが設置されている地域を表す。
 次に、gNB51は、Registration Requestメッセージの送信先となるAMFを選択する(S43)。gNB51は、ANパラメータに、5G-S-TMSIもしくはGUAMIが含まれる場合、5G-S-TMSIもしくはGUAMIによって特定されるAMFを選択してもよい。もしくは、gNB51は、ANパラメータに、5G-S-TMSIもしくはGUAMIが含まれる場合であっても、5G-S-TMSIもしくはGUAMIによって特定されるAMFとは異なるAMFを選択してもよい。
 例えば、gNB51は、ANパラメータに含まれる5G-S-TMSIもしくはGUAMIによって特定されるAMFを利用することができない場合に5G-S-TMSIもしくはGUAMIによって特定されるAMFとは異なるAMFを選択してもよい。具体的には、5G-S-TMSIもしくはGUAMIによって特定されるAMFに障害が発生していることをgNB51が検出した場合、5G-S-TMSIもしくはGUAMIによって特定されるAMFとは異なるAMFを選択してもよい。もしくは、5G-S-TMSIもしくはGUAMIによって特定されるAMFを利用することができないことを予め通知されている場合、gNB51は、5G-S-TMSIもしくはGUAMIによって特定されるAMFとは異なるAMFを選択してもよい。もしくは、gNB51は、5G-S-TMSIもしくはGUAMIによって特定されるAMFの負荷が予め定められた値よりも大きい場合、5G-S-TMSIもしくはGUAMIによって特定されるAMFを選択しなくてもよい。
 gNB51は、AMF Region ID及びAMF Set IDに基づいてAMFを選択してもよい。例えば、gNB51は、AMF Set IDに含まれる複数のAMFの中から、Registration Requestメッセージの送信先となるAMFを選択してもよい。もしくは、gNB51は、5GSを管理する事業者のポリシー等に従ってAMFを選択してもよく、AMFの負荷状況を考慮してAMFを選択してもよい。ステップS43においては、gNB51は、AMF41を選択したとする。
 次に、gNB51は、ステップS42においてUE60から受信したRegistration RequestメッセージをAMF41へ送信する(S44)。次に、AMF41は、AMF41に輻輳が発生していることを理由として、UE60のRegistrationを拒否するためにRegistration Rejectメッセージを、gNB51を介してUE60へ送信する(S45)。Registration Rejectメッセージは、AMF41に輻輳が発生したことをUE60へ通知するための情報、AMF41とは異なるAMFとして、例えば、AMF42を表すGUAMI、及びAMF42の選択を指示する情報を含む。AMF41に輻輳が発生したことをUE60へ通知するための情報は、例えば、「congestion」が設定されたcause valueであってもよい。cause valueは、UE60のRegistrationを拒否する要因を示すパラメータである。AMF42の選択を指示する情報は、例えば、Registration Rejectメッセージに含まれるGUAMIで識別されるAMFの選択を指示する情報要素であってもよい。またRegistration Rejectメッセージは、例えば、「congestion」かつRegistration Rejectメッセージに含まれるGUAMIで識別されるAMFの選択を指示、を示すcause valueであってもよい。
 AMF41は、輻輳の発生していないAMF42を表すGUAMIをRegistration Rejectメッセージに含めてもよい。また、輻輳の発生していないAMFが複数存在する場合、AMF41は、輻輳の発生していないAMFの中から任意のAMFを選択してもよく、予め定められたポリシーに従って、AMFを選択してもよい。例えば、AMF41は、輻輳の発生していない稼働中のAMFのうち、AMF41と同じAMF Region IDもしくはAMF Set IDに含まれるAMFを選択してもよい。または、AMF41は、輻輳の発生していない複数のAMFのそれぞれのGUAMIを、Registration Rejectメッセージに含めてもよい。
 AMF41は、例えば、輻輳の程度に応じて、選択するAMFを変更してもよい。例えば、AMF41は、発生した輻輳の程度が、予め定められた基準よりも大きく、輻輳の影響が大きい場合、他の通信事業者が管理するAMF、つまり、5GC40に含まれないAMFを選択してもよい。AMF41は、発生した輻輳の程度が、予め定められた基準を下回り、輻輳の影響が限定的である場合、5GC40内のAMFを選択してもよい。輻輳の程度を判断する基準は、例えば、AMFのダウン時間、影響を受けるUEの数等を用いて定められてもよい。また例えば、輻輳の程度を判断する基準は、例えば、パケットロスの数を用いてもよい。
 また、AMF41は、受信したRegistration Requestメッセージが、Emergency Registrationであることが示されている場合に、ステップS45におけるRegistration Rejectメッセージを送信してもよい。つまり、AMF41は、Registration RequestメッセージがEmergency Registrationであることが示されていない場合、AMF41とは異なるAMFを表すGUAMIをRegistration Rejectメッセージに含めなくてもよい。言い換えると、AMF41は、緊急呼を送信するUEのみを、輻輳が発生していない他のAMFへ登録させるようにしてもよい。これにより、緊急呼を送信するUEは、輻輳が発生していない他のAMFとの間においてRegistration処理を完了することができる。Emergency Registrationは、例えば、Emergency serviceを要求することを示す情報を含むメッセージであってもよい。
 AMF41が選択する輻輳の発生していないAMF42は、AMFに輻輳が発生した際に、仮想的に構築される新規のAMFであってもよい。例えば、AMF41に輻輳が発生したことを、NFV(Network Functions Virtualization)アーキテクチャを構成するMANO(Management and Orchestration)が検出した場合、MANOが、AMFとして動作するVNF(Virtual Network Function)を起動させることによって、AMFの仮想化を実行してもよい。
 次に、UE60は、Registration Rejectメッセージを受信すると、再度、Registration処理を実行するために、Registration Requestメッセージを含むANメッセージをgNB51へ送信する(S46)。UE60は、ANパラメータとして、ステップS45において受信したRegistration Rejectメッセージに含まれるGUAMIを設定する。さらに、UE60は、ANパラメータに、AMF41に輻輳が発生したことをgNB51へ通知するための情報を設定する。例えば、UE60は、AMF41に輻輳が発生したことを示すフラグ情報をgNB51に含めてもよい。もしくは、UE60は、ANパラメータに、AMF41を識別するための識別情報を設定せず、いずれかのAMFに輻輳が発生したことを示す情報を設定してもよい。もしくは、UE60は、Registration Rejectメッセージを受信後に再び送信するRegistration Requestメッセージであることを示す情報をANパラメータに設定してもよい。さらにUE60は、ANパラメータとして、AMF42の選択を指示する情報を設定する。AMF42の選択を指示する情報は、例えば、ANパラメータとして設定するGUAMIで識別されるAMFの選択を指示する情報要素であってもよい。またUE60は、ANパラメータとして、例えば、AMF41に輻輳が発生したことをgNB51へ通知し、AMF42の選択を指示する情報を設定してもよい。
 次に、gNB51は、Registration Requestメッセージの送信先となるAMFを選択する(S47)。ANパラメータには、GUAMI、GUAMIに紐付けられたAMFの選択を指示する情報、及びAMF41に輻輳が発生したことをgNB51へ通知するための情報、が設定されている場合がある。この場合、gNB51は、Registration Requestメッセージの送信先のAMFとして、GUAMIにおいて識別されるAMFを特定する。つまり、gNB51は、ANパラメータに、GUAMI、GUAMIに紐付けられたAMFの選択を指示する情報、及びAMF41に輻輳が発生したことをgNB51へ通知するための情報が設定されている場合、他のAMFを選択することなく、GUAMIにおいて識別されるAMFを特定する。言い換えると、gNB51は、ANパラメータに、AMF41に輻輳が発生したことをgNB51へ通知するための情報が設定されていない場合、GUAMIにおいて識別されるAMFを特定しない場合もある。また例えば、gNB51は、ANパラメータに、GUAMIに紐付けられたAMFの選択を指示する情報が設定されていない場合、GUAMIにおいて識別されるAMFを特定しない場合もある。一方、gNB51は、ANパラメータに、GUAMIに紐付けられたAMFの選択を指示する情報と、AMF41に輻輳が発生したことをgNB51へ通知するための情報とが設定されている場合、強制的に、GUAMIにおいて識別されるAMFをRegistration Requestメッセージの送信先として特定する。強制的にAMFを特定するとは、gNB51が、GUAMIにおいて識別されるAMFとは異なるAMFを選択するかを判定することなく、GUAMIにおいて識別されるAMFを特定することである。
 次に、gNB51は、ANパラメータに設定されたGUAMIが表すAMF42へ、Registration Requestメッセージを送信する(S48)。
 次に、AMF42は、UE60に関する認証処理等を実行し、UE60に関するRegistration処理を正常に実行した場合、Registration AcceptメッセージをUE60へ送信する(S49)。さらに、UE60は、Registration Acceptメッセージを受信すると、AMF42へ、Registration Completeメッセージを送信する(S50)。これにより、UE60に関するRegistration処理が完了する。
 以上説明したように、実施の形態2にかかる5GSにおいては、UE60は、AMF41に発生した輻輳を要因としてRegistration処理が正常に行われなかった場合、再度Registration Requestメッセージを送信する。この時、UE60は、AMF41に輻輳が発生したことをgNB51へ通知するための情報と、AMF41から通知されたGUAMIと、GUAMIに紐付けられたAMFの選択を指示する情報とを含むメッセージをgNB51へ送信する。これにより、gNB51は、UE60から受信したRegistration Requestメッセージを輻輳が発生していないAMF42へ送信することができる。その結果、UE60に関するRegistration処理を正常に完了させることができる。
 また、図6においては、AMF41が、AMF42を選択する処理について説明したが、図7に示されるように、AMF41に輻輳が発生した場合、NRF43が、AMF42を選択してもよい。具体的には、AMF41は、ステップS41において輻輳の発生を検出した場合、NRF43へ、輻輳が発生したことを通知するメッセージを送信する(S51)。次に、NRF43は、輻輳が発生していないAMFとして、AMF42を表すGUAMIをAMF41へ通知するメッセージを送信する(S52)。図7のステップS42~S50は、図6と同様であるため詳細な説明を省略する。AMF41は、ステップS44において、Registration Requestメッセージを受信すると、NRF43から通知されたGUAMIを含むRegistration RejectメッセージをUE60へ送信する。
 また、AMF41は、図7に示すように、Registration Requestメッセージを受信する前に、NRF43へ輻輳が発生したことを通知してもよく、Registration Requestメッセージを受信した後に、NRF43へ輻輳が発生したことを通知してもよい。つまり、AMF41は、ステップS44とS45との間に、ステップS51及びS52の処理を実行してもよい。
 (実施の形態3)
 続いて、図8を用いて実施の形態3にかかるRegistration処理の流れについて説明する。図8のRegistration処理は、3GPP TS23.502 V17.4.0に記載されているRegistration procedure及びNetwork-initiated Deregistrationに関するシーケンスを参照し、実施の形態3にかかる説明に必要な処理を抜き出して説明している。また、図8においては、UE60は、AMF41との間においてRegistration処理が完了している状態(Registered state)であることを前提とする。
 はじめに、AMF41に輻輳が発生したとする(S61)。例えば、AMF41は、AMF41を構成する検出部11がAMF41に発生した輻輳を検出してもよい。もしくは、5GC40を監視する監視装置等からAMF41に輻輳が発生したことを通知することによって、検出部11が、AMF41に発生した輻輳を検出してもよい。
 次に、AMF41は、Deregistration Requestメッセージを、gNB51を介してUE60へ送信する(S62)。Deregistration Requestメッセージは、AMF41におけるUE60の登録の解除を要求するメッセージとして用いられる。Deregistration Requestメッセージは、AMF41に輻輳が発生したことをUE60へ通知するための情報、AMF41とは異なるAMFとして、例えば、AMF42を表すGUAMI、及びAMF42の選択を指示する情報を含む。または、AMF41は、輻輳の発生していない複数のAMFのそれぞれのGUAMIを、Deregistration Requestメッセージに含めてもよい。
 また、AMF41は、UE60がCM(Connection Management)-IDLE状態である場合、UE60に対するPagingを行った後に、Deregistration RequestメッセージをUE60へ送信してもよい。CM-IDLE状態は、UE60とAMF41との間においてNAS(Non Access Stratum) signaling connectionが確立されていない状態である。
 AMF41は、AMF41に登録されているすべてのUEもしくはAMF41が管理している全てのUEへ、Deregistration Requestメッセージを送信してもよい。または、AMF41は、AMF41に登録されているすべてのUEに含まれる一部のUEへ、Deregistration Requestメッセージを送信してもよい。
 例えば、AMF41は、優先端末であることが示されているUEもしくは優先サービスを利用することが示されているUEに対してのみ、Deregistration Requestメッセージを送信してもよい。これにより、優先端末であることが示されているUEもしくは優先サービスを利用することが示されているUEは、輻輳が発生していないAMFとの間においてRegistration処理を実行することによって、優先サービスを受けることができる。
 もしくは、AMF41は、優先端末には該当しないUEもしくは優先サービスを利用することが示されていないUEに対してのみ、Deregistration Requestメッセージを送信してもよい。AMF41は、優先端末には該当しないUE等以外のUEの登録を解除することによって、AMF41に発生した輻輳を解消してもよい。その結果、AMF41に登録されている優先端末であることが示されているUEもしくは優先サービスを利用することが示されているUEは、優先サービスを受けることができる。
 次に、UE60は、Deregistration Requestメッセージを受信すると、gNB51を介してAMF41へ、Deregistration Acceptメッセージを送信する(S63)。
 ステップS64からステップS68に係る処理は、図6のステップS46からS50と同様であるため詳細な説明を省略する。ステップS46においては、UE60は、Registration Rejectメッセージに含まれるGUAMIをANパラメータに設定するが、ステップS64においては、UE60は、Deregistration Requestメッセージに含まれるGUAMIをANパラメータに設定する。
 以上説明したように、実施の形態3にかかる5GSにおいては、UE60とAMF41との間においてRegistration処理が完了した後に、AMF41に輻輳が発生した場合に、UE60に関するRegistrationが解除される。その後、UE60は、再度Registration処理を行うために、Registration Requestメッセージを送信する。この時、UE60は、AMF41に輻輳が発生したことをgNB51へ通知するための情報と、AMF41から通知されたGUAMIと、GUAMIで識別されるAMFの選択を指示する情報と、を含むメッセージをgNB51へ送信する。これにより、gNB51は、UE60から受信したRegistration Requestメッセージを輻輳が発生していないAMF42へ送信することができる。その結果、UE60は、輻輳が発生していないAMF42との間において、Registration処理を正常に完了させることができる。
 また、図8においては、AMF41が、AMF42を選択する処理について説明したが、図9に示されるように、AMF41に輻輳が発生した場合、NRF43が、AMF42を選択してもよい。具体的には、AMF41は、ステップS61において輻輳の発生を検出した場合、NRF43へ、輻輳が発生したことを通知するメッセージを送信する(S71)。次に、NRF43は、輻輳が発生していないAMFとして、AMF42を表すGUAMIをAMF41へ通知するメッセージを送信する(S72)。図9のステップS62~S68は、図8と同様であるため詳細な説明を省略する。AMF41は、ステップS72において、NRF43からメッセージを受信すると、NRF43から通知されたGUAMIを含むDeregistration RequestメッセージをUE60へ送信する。
 図10は、アクセスネットワークノード20及びgNB51(以下、アクセスネットワークノード20等とする)の構成例を示すブロック図である。図10を参照すると、アクセスネットワークノード20等は、RFトランシーバ1001、ネットワークインターフェース1003、プロセッサ1004、及びメモリ1005を含む。RFトランシーバ1001は、UEsと通信するためにアナログRF信号処理を行う。RFトランシーバ1001は、複数のトランシーバを含んでもよい。RFトランシーバ1001は、アンテナ1002及びプロセッサ1004と結合される。RFトランシーバ1001は、変調シンボルデータ(又はOFDMシンボルデータ)をプロセッサ1004から受信し、送信RF信号を生成し、送信RF信号をアンテナ1002に供給する。また、RFトランシーバ1001は、アンテナ1002によって受信された受信RF信号に基づいてベースバンド受信信号を生成し、これをプロセッサ1004に供給する。
 ネットワークインターフェース1003は、ネットワークノード(e.g., 他のコアネットワークノード)と通信するために使用される。ネットワークインターフェース1003は、例えば、IEEE 802.3 seriesに準拠したネットワークインターフェースカード(NIC)を含んでもよい。
 プロセッサ1004は、無線通信のためのデジタルベースバンド信号処理を含むデータプレーン処理とコントロールプレーン処理を行う。
 プロセッサ1004は、複数のプロセッサを含んでもよい。例えば、プロセッサ1004は、デジタルベースバンド信号処理を行うモデム・プロセッサ(e.g., DSP)、及びコントロールプレーン処理を行うプロトコルスタック・プロセッサ(e.g., CPU又はMPU)を含んでもよい。
 メモリ1005は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの組み合わせによって構成される。メモリ1005は、物理的に独立した複数のメモリデバイスを含んでもよい。揮発性メモリは、例えば、Static Random Access Memory(SRAM)若しくはDynamic RAM(DRAM)又はこれらの組み合わせである。不揮発性メモリは、マスクRead Only Memory(MROM)、Electrically Erasable Programmable ROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、若しくはハードディスクドライブ、又はこれらの任意の組合せである。メモリ1005は、プロセッサ1004から離れて配置されたストレージを含んでもよい。この場合、プロセッサ1004は、ネットワークインターフェース1003又は図示されていないI/Oインタフェースを介してメモリ1005にアクセスしてもよい。
 メモリ1005は、上述の複数の実施形態で説明されたアクセスネットワークノード20等による処理を行うための命令群およびデータを含むソフトウェアモジュール(コンピュータプログラム)を格納してもよい。いくつかの実装において、プロセッサ1004は、当該ソフトウェアモジュールをメモリ1005から読み出して実行することで、上述の実施形態で説明されたアクセスネットワークノード20等の処理を行うよう構成されてもよい。
 図11は、無線端末30及びUE60(以下、無線端末30等とする)の構成例を示すブロック図である。Radio Frequency(RF)トランシーバ1101は、アクセスネットワークノード20またはgNB51と通信するためにアナログRF信号処理を行う。RFトランシーバ1101により行われるアナログRF信号処理は、周波数アップコンバージョン、周波数ダウンコンバージョン、及び増幅を含む。RFトランシーバ1101は、アンテナ1102及びベースバンドプロセッサ1103と結合される。すなわち、RFトランシーバ1101は、変調シンボルデータ(又はOFDMシンボルデータ)をベースバンドプロセッサ1103から受信し、送信RF信号を生成し、送信RF信号をアンテナ1102に供給する。また、RFトランシーバ1101は、アンテナ1102によって受信された受信RF信号に基づいてベースバンド受信信号を生成し、これをベースバンドプロセッサ1103に供給する。
 ベースバンドプロセッサ1103は、無線通信のためのデジタルベースバンド信号処理(データプレーン処理)とコントロールプレーン処理を行う。デジタルベースバンド信号処理は、(a) データ圧縮/復元、(b) データのセグメンテーション/コンカテネーション、(c) 伝送フォーマット(伝送フレーム)の生成/分解、(d) 伝送路符号化/復号化、(e) 変調(シンボルマッピング)/復調、及び(f) Inverse Fast Fourier Transform(IFFT)によるOFDMシンボルデータ(ベースバンドOFDM信号)の生成などを含む。一方、コントロールプレーン処理は、レイヤ1、レイヤ2、及びレイヤ3の通信管理を含む。
 ベースバンドプロセッサ1103は、デジタルベースバンド信号処理を行うモデム・プロセッサ(e.g., Digital Signal Processor(DSP))とコントロールプレーン処理を行うプロトコルスタック・プロセッサ(e.g., Central Processing Unit(CPU)、又はMicro Processing Unit(MPU))を含んでもよい。この場合、コントロールプレーン処理を行うプロトコルスタック・プロセッサは、後述するアプリケーションプロセッサ1104と共通化されてもよい。
 アプリケーションプロセッサ1104は、CPU、MPU、マイクロプロセッサ、又はプロセッサコアとも呼ばれる。アプリケーションプロセッサ1104は、複数のプロセッサ(複数のプロセッサコア)を含んでもよい。アプリケーションプロセッサ1104は、メモリ1106又は図示されていないメモリから読み出されたシステムソフトウェアプログラム(Operating System(OS))及び様々なアプリケーションプログラム(例えば、通話アプリケーション、WEBブラウザ、メーラ、カメラ操作アプリケーション、音楽再生アプリケーション)を実行することによって、無線端末30等の各種機能を実現する。
 いくつかの実装において、図11に破線(1105)で示されているように、ベースバンドプロセッサ1103及びアプリケーションプロセッサ1104は、1つのチップ上に集積されてもよい。言い換えると、ベースバンドプロセッサ1103及びアプリケーションプロセッサ1104は、1つのSystem on Chip(SoC)デバイス1105として実装されてもよい。SoCデバイスは、システムLarge Scale Integration(LSI)またはチップセットと呼ばれることもある。
 メモリ1106は、揮発性メモリ若しくは不揮発性メモリ又はこれらの組合せである。メモリ1106は、物理的に独立した複数のメモリデバイスを含んでもよい。揮発性メモリは、例えば、Static Random Access Memory(SRAM)若しくはDynamic RAM(DRAM)又はこれらの組み合わせである。不揮発性メモリは、マスクRead Only Memory(MROM)、Electrically Erasable Programmable ROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、若しくはハードディスクドライブ、又はこれらの任意の組合せである。例えば、メモリ1106は、ベースバンドプロセッサ1103、アプリケーションプロセッサ1104、及びSoC1105からアクセス可能な外部メモリデバイスを含んでもよい。メモリ1106は、ベースバンドプロセッサ1103内、アプリケーションプロセッサ1104内、又はSoC1105内に集積された内蔵メモリデバイスを含んでもよい。さらに、メモリ1106は、Universal Integrated Circuit Card(UICC)内のメモリを含んでもよい。
 メモリ1106は、上述の複数の実施形態で説明された無線端末30等による処理を行うための命令群およびデータを含むソフトウェアモジュール(コンピュータプログラム)を格納してもよい。いくつかの実装において、ベースバンドプロセッサ1103又はアプリケーションプロセッサ1104は、当該ソフトウェアモジュールをメモリ1106から読み出して実行することで、上述の実施形態で説明された無線端末30等の処理を行うよう構成されてもよい。
 図12は、上述の実施の形態において説明したコアネットワークノード10、AMF41及びAMF42(以下、コアネットワークノード10等とする)の構成例を示すブロック図である。図12を参照すると、コアネットワークノード10等は、ネットワークインターフェース1201、プロセッサ1202、及びメモリ1203を含む。ネットワークインターフェース1201は、ネットワークノードと通信するために使用されてもよい。ネットワークインターフェース1201は、例えば、IEEE 802.3 seriesに準拠したネットワークインタフェースカード(NIC)を含んでもよい。IEEEは、Institute of Electrical and Electronics Engineersを表す。
 プロセッサ1202は、メモリ1203からソフトウェア(コンピュータプログラム)を読み出して実行することで、上述の実施形態においてフローチャートを用いて説明されたコアネットワークノード10等の処理を行う。プロセッサ1202は、例えば、マイクロプロセッサ、MPU、又はCPUであってもよい。プロセッサ1202は、複数のプロセッサを含んでもよい。
 メモリ1203は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの組み合わせによって構成される。メモリ1203は、プロセッサ1202から離れて配置されたストレージを含んでもよい。この場合、プロセッサ1202は、図示されていないI/O(Input/Output)インタフェースを介してメモリ1203にアクセスしてもよい。
 図12の例では、メモリ1203は、ソフトウェアモジュール群を格納するために使用される。プロセッサ1202は、これらのソフトウェアモジュール群をメモリ1203から読み出して実行することで、上述の実施形態において説明されたコアネットワークノード10等の処理を行うことができる。
 図12を用いて説明したように、上述の実施形態におけるコアネットワークノード10等が有するプロセッサの各々は、図面を用いて説明されたアルゴリズムをコンピュータに行わせるための命令群を含む1又は複数のプログラムを実行する。
 上述の例において、プログラムは、コンピュータに読み込まれた場合に、実施形態で説明された1又はそれ以上の機能をコンピュータに行わせるための命令群(又はソフトウェアコード)を含む。プログラムは、非一時的なコンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体に格納されてもよい。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体は、random-access memory(RAM)、read-only memory(ROM)、フラッシュメモリ、solid-state drive(SSD)又はその他のメモリ技術、CD-ROM、digital versatile disc(DVD)、Blu-ray(登録商標)ディスク又はその他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ又はその他の磁気ストレージデバイスを含む。プログラムは、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体上で送信されてもよい。限定ではなく例として、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体は、電気的、光学的、音響的、またはその他の形式の伝搬信号を含む。
 なお、本開示における技術的思想は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
 上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
 (付記1)
 第1のコアネットワークノードであって、
 前記第1のコアネットワークノードに発生した輻輳を検出する検出部と、
 前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生した場合に、第2のコアネットワークノードの識別情報を含み、輻輳が発生したことを示すメッセージを無線端末へ送信する通信部と、を備え、
 前記メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示する、
第1のコアネットワークノード。
(付記2)
 前記メッセージは、輻輳が発生したことを示し、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示する情報要素を含む、
付記1に記載の第1のコアネットワークノード。
(付記3)
 前記メッセージは、輻輳が発生したことを示す第1の情報要素と、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示する第2の情報要素と、を含む、
付記1に記載の第1のコアネットワークノード。
 (付記4)
 前記通信部は、
 前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生した後に、前記無線端末から、前記第1のコアネットワークノードへの登録を要求する登録要求メッセージを受信した場合に、前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を含み、輻輳が発生したことを示す応答メッセージを前記無線端末へ送信し、
前記応答メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示する、
付記1から3のいずれか1項に記載の第1のコアネットワークノード。
 (付記5)
 前記通信部は、
 前記応答メッセージとして、前記無線端末の登録を拒否する拒否メッセージを前記無線端末へ送信する、付記4に記載の第1のコアネットワークノード。
 (付記6)
 前記通信部は、
 前記無線端末が前記第1のコアネットワークノードに登録された後に、前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生した場合、前記無線端末の登録を解除することを要求するために、前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を含み、輻輳が発生したことを示す解除要求メッセージを前記無線端末へ送信し、
 前記解除要求メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示する、
付記1から5のいずれか1項に記載の第1のコアネットワークノード。
 (付記7)
 前記通信部は、
 輻輳が発生していない前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を含む前記メッセージを前記無線端末へ送信する、付記1から6のいずれか1項に記載の第1のコアネットワークノード。
 (付記8)
 前記通信部は、
 コアネットワークノードを管理する管理ノードから通知された、前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を、前記メッセージに含める、付記1から7のいずれか1項に記載の第1のコアネットワークノード。
 (付記9)
 前記通信部は、
 前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことを示す情報を含む通知メッセージを前記管理ノードへ送信し、前記通知メッセージに対する応答メッセージに含まれる前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を受信する、付記8に記載の第1のコアネットワークノード。
 (付記10)
 前記通信部は、
 処理が優先される呼を送信する前記無線端末へ、前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を含み、輻輳が発生したことを示し、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示するメッセージを送信する、付記1から9のいずれか1項に記載のコアネットワークノード。
 (付記11)
 前記通信部は、
 処理が優先される呼を送信する無線端末以外の前記無線端末へ、前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を含み、輻輳が発生したことを示し、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示するメッセージを送信する、付記1から9のいずれか1項に記載の第1のコアネットワークノード。
 (付記12)
 アクセスネットワークノードであって、
 第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことを示し、前記第1のコアネットワークノードと異なる第2のコアネットワークノードの選択を指示するメッセージを無線端末から受信する通信部と、前記メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの識別情報を含み、
 前記識別情報に基づいて、前記メッセージに含まれる登録要求メッセージの送信先として、前記識別情報によって識別される前記第2のコアネットワークノードを選択する選択部と、を備え、
 前記通信部は、
 前記登録要求メッセージを前記第2のコアネットワークノードへ送信する、アクセスネットワークノード。
 (付記13)
 前記選択部は、
 前記メッセージが、前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことを示していない場合、前記第2のコアネットワークノードもしくは前記第2のコアネットワークノードと異なるコアネットワークノードの中から前記登録要求メッセージの送信先を選択し、
 前記メッセージが、前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことを示す場合、前記第2のコアネットワークノードを前記登録要求メッセージの送信先として選択する、付記12に記載のアクセスネットワークノード。
 (付記14)
 無線端末であって、
 輻輳が発生した第1のコアネットワークノードから、前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことを示し、前記第1のコアネットワークノードと異なる第2のコアネットワークノードの選択を指示する第1のメッセージを受信する受信部と、前記第1のメッセージは、前記第2のコアネットワークノードの識別情報を含み、
 前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことをアクセスネットワークノードへ通知し、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示する第2のメッセージを前記アクセスネットワークノードへ送信する送信部と、を備え、
 前記第2のメッセージは、前記第2のコアネットワークノードの識別情報を含む、
無線端末。
 (付記15)
 前記受信部は、
 前記第1のメッセージとして、登録要求メッセージを拒否する拒否メッセージを受信し、
 前記拒否メッセージは、前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことをアクセスネットワークノードへ通知し、
 前記拒否メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示し、
 前記拒否メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を含み、
 前記送信部は、
 前記拒否メッセージを受信後に、前記第2のコアネットワークノードへの登録を要求する登録要求メッセージをさらに含む前記第2のメッセージを前記アクセスネットワークノードへ送信する、付記14に記載の無線端末。
 (付記16)
 前記受信部は、
 前記第2のメッセージとして、前記無線端末の登録を解除することを要求するための解除要求メッセージを受信し、
 前記解除要求メッセージは、前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことをアクセスネットワークノードへ通知し、
 前記解除要求メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示し、
 前記解除要求メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を含み、
 前記送信部は、
 前記解除要求メッセージを受信後に、前記第2のコアネットワークノードへの登録を要求する登録要求メッセージをさらに含む前記第2のメッセージを前記アクセスネットワークノードへ送信する、付記14又は15に記載の無線端末。
 (付記17)
 第1のコアネットワークノードにおいて実行される通信方法であって、
 前記第1のコアネットワークノードに発生した輻輳を検出し、
 前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生した場合に、第2のコアネットワークノードの識別情報を含み、輻輳が発生したことを示すメッセージを無線端末へ送信し、
 前記メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示する、第1のコアネットワークノードにおいて実行される通信方法。
 (付記18)
 前記メッセージは、輻輳が発生したことを示し、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示する情報要素を含む、付記17に記載の通信方法。
 (付記19)
 前記メッセージは、輻輳が発生したことを示す第1の情報要素と、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示する第2の情報要素と、を含む、付記17に記載の通信方法。
 (付記20)
 前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生した後に、前記無線端末から、前記第1のコアネットワークノードへの登録を要求する登録要求メッセージを受信した場合に、前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を含み、輻輳が発生したことを示す応答メッセージを前記無線端末へ送信し、
 前記応答メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示する、付記17に記載の通信方法。
 (付記21)
 前記応答メッセージとして、前記無線端末の登録を拒否する拒否メッセージを前記無線端末へ送信する、付記20に記載の通信方法。
 (付記22)
 前記無線端末が前記第1のコアネットワークノードに登録された後に、前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生した場合、前記無線端末の登録を解除することを要求するために、前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を含み、輻輳が発生したことを示す解除要求メッセージを前記無線端末へ送信し、
 前記解除要求メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示する、付記17から21のいずれか1項に記載の通信方法。
 (付記23)
 輻輳が発生していない前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を含む前記メッセージを前記無線端末へ送信する、付記17から22のいずれか1項に記載の通信方法。
 (付記24)
 前記コアネットワークノードを管理する管理ノードから通知された、前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を、前記メッセージに含める、付記17から23のいずれか1項に記載の通信方法。
 (付記25)
 前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことを示す情報を含む通知メッセージを前記管理ノードへ送信し、前記通知メッセージに対する応答メッセージに含まれる前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を受信する、付記24に記載の通信方法。
 (付記26)
 処理が優先される呼を送信する前記無線端末へ、前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を含み、輻輳が発生したことを示し、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示するメッセージを送信する、付記17から25のいずれか1項に記載の通信方法。
 (付記27)
 処理が優先される呼を送信する無線端末以外の前記無線端末へ、前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を含み、輻輳が発生したことを示し、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示するメッセージを送信する、付記17から25のいずれか1項に記載の通信方法。
 (付記28)
 アクセスネットワークノードにおいて実行される通信方法であって、
 第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことを示し、前記第1のコアネットワークノードと異なる第2のコアネットワークノードの選択を指示するメッセージを無線端末から受信し、前記メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの識別情報を含み、
 前記識別情報に基づいて、前記メッセージに含まれる登録要求メッセージの送信先として、前記識別情報によって識別される前記第2のコアネットワークノードを選択し、
 前記登録要求メッセージを前記第2のコアネットワークノードへ送信する、アクセスネットワークノードにおいて実行される通信方法。
 (付記29)
 前記登録要求メッセージの送信先を選択する際に、
 前記メッセージが、前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことを示していない場合、前記第2のコアネットワークノードもしくは前記第2のコアネットワークノードと異なるコアネットワークノードの中から前記登録要求メッセージの送信先を選択し、
 前記メッセージが、前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことを示す場合、前記第2のコアネットワークノードを前記登録要求メッセージの送信先として選択する、付記28に記載の通信方法。
 (付記30)
 無線端末において実行される通信方法であって、
 輻輳が発生した第1のコアネットワークノードから、前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことを示し、前記第1のコアネットワークノードと異なる第2のコアネットワークノードの選択を指示する第1のメッセージを受信し、前記第1のメッセージは、前記第2のコアネットワークノードの識別情報を含み、
 前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことをアクセスネットワークノードへ通知し、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示する第2のメッセージを前記アクセスネットワークノードへ送信し、
 前記第2のメッセージは、前記第2のコアネットワークノードの識別情報を含む、無線端末において実行される通信方法。
 (付記31)
 前記第1のメッセージとして、登録要求メッセージを拒否する拒否メッセージを受信し、
 前記拒否メッセージは、前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことをアクセスネットワークノードへ通知し、
 前記拒否メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示し、
 前記拒否メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を含み、
 前記拒否メッセージを受信後に、前記第2のコアネットワークノードへの登録を要求する登録要求メッセージをさらに含む前記第2のメッセージを前記アクセスネットワークノードへ送信する、付記30に記載の通信方法。
 (付記32)
 前記第2のメッセージとして、前記無線端末の登録を解除することを要求するための解除要求メッセージを受信し、
 前記解除要求メッセージは、前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことをアクセスネットワークノードへ通知し、
 前記解除要求メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示し、
 前記解除要求メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を含み、
 前記解除要求メッセージを受信後に、前記第2のコアネットワークノードへの登録を要求する登録要求メッセージをさらに含む前記第2のメッセージを前記アクセスネットワークノードへ送信する、付記30又は31に記載の通信方法。
 (付記33)
 第1のコアネットワークノードであるコンピュータに実行させるプログラムであって、
 前記第1のコアネットワークノードに発生した輻輳を検出し、
 前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生した場合に、第2のコアネットワークノードの選択を指示するメッセージであって、前記第2のコアネットワークノードの識別情報を含み、輻輳が発生したことを示すメッセージを無線端末へ送信することを、コアネットワークノードであるコンピュータに実行させるプログラム。
 (付記34)
 アクセスネットワークノードであるコンピュータに実行させるプログラムであって、
 第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことを示し、前記第1のコアネットワークノードと異なる第2のコアネットワークノードの選択を指示するメッセージを無線端末から受信し、
 前記メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの識別情報を含み、 前記識別情報に基づいて、前記メッセージに含まれる登録要求メッセージの送信先として、前記識別情報によって識別される前記第2のコアネットワークノードを選択し
 前記登録要求メッセージを前記第2のコアネットワークノードへ送信することを、アクセスネットワークノードであるコンピュータに実行させるプログラム。
 (付記35)
 無線端末であるコンピュータに実行させるプログラムであって、
 輻輳が発生した第1のコアネットワークノードから、前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことを示し、前記第1のコアネットワークノードと異なる第2のコアネットワークノードの選択を指示する第1のメッセージを受信し、前記第1のメッセージは、前記第2のコアネットワークノードの識別情報を含み、
 前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことをアクセスネットワークノードへ通知し、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示する第2のメッセージであって、前記第2のコアネットワークノードの識別情報を含む前記第2のメッセージを前記アクセスネットワークノードへ送信することを、無線端末であるコンピュータに実行させるプログラム。
 なお、本開示に記載されている技術的思想は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
 以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
 この出願は、2022年6月9日に出願された日本出願特願2022-093490を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
 10 コアネットワークノード
 11 検出部
 12 通信部
 20 アクセスネットワークノード
 21 通信部
 22 特定部
 30 無線端末
 31 受信部
 32 送信部
 40 5GC
 41 AMF
 42 AMF
 43 NRF
 50 RAN
 51 gNB
 60 UE

Claims (35)

  1.  第1のコアネットワークノードであって、
     前記第1のコアネットワークノードに発生した輻輳を検出する検出手段と、
     前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生した場合に、第2のコアネットワークノードの識別情報を含み、輻輳が発生したことを示すメッセージを無線端末へ送信する通信手段と、を備え、
     前記メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示する、
    第1のコアネットワークノード。
  2.  前記メッセージは、輻輳が発生したことを示し、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示する情報要素を含む、
    請求項1に記載の第1のコアネットワークノード。
  3.  前記メッセージは、輻輳が発生したことを示す第1の情報要素と、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示する第2の情報要素と、を含む、
    請求項1に記載の第1のコアネットワークノード。
  4.  前記通信手段は、
     前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生した後に、前記無線端末から、前記第1のコアネットワークノードへの登録を要求する登録要求メッセージを受信した場合に、前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を含み、輻輳が発生したことを示す応答メッセージを前記無線端末へ送信し、
     前記応答メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の第1のコアネットワークノード。
  5.  前記通信手段は、
     前記応答メッセージとして、前記無線端末の登録を拒否する拒否メッセージを前記無線端末へ送信する、請求項4に記載の第1のコアネットワークノード。
  6.  前記通信手段は、
     前記無線端末が前記第1のコアネットワークノードに登録された後に、前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生した場合、前記無線端末の登録を解除することを要求するために、前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を含み、輻輳が発生したことを示す解除要求メッセージを前記無線端末へ送信し、
     前記解除要求メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の第1のコアネットワークノード。
  7.  前記通信手段は、
     輻輳が発生していない前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を含む前記メッセージを前記無線端末へ送信する、請求項1から6のいずれか1項に記載の第1のコアネットワークノード。
  8.  前記通信手段は、
     コアネットワークノードを管理する管理ノードから通知された、前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を、前記メッセージに含める、請求項1から7のいずれか1項に記載の第1のコアネットワークノード。
  9.  前記通信手段は、
     前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことを示す情報を含む通知メッセージを前記管理ノードへ送信し、前記通知メッセージに対する応答メッセージに含まれる前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を受信する、請求項8に記載の第1のコアネットワークノード。
  10.  前記通信手段は、
     処理が優先される呼を送信する前記無線端末へ、前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を含み、輻輳が発生したことを示し、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示するメッセージを送信する、請求項1から9のいずれか1項に記載のコアネットワークノード。
  11.  前記通信手段は、
     処理が優先される呼を送信する無線端末以外の前記無線端末へ、前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を含み、輻輳が発生したことを示し、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示するメッセージを送信する、請求項1から9のいずれか1項に記載の第1のコアネットワークノード。
  12.  アクセスネットワークノードであって、
     第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことを示し、前記第1のコアネットワークノードと異なる第2のコアネットワークノードの選択を指示するメッセージを無線端末から受信する通信手段と、前記メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの識別情報を含み、
     前記識別情報に基づいて、前記メッセージに含まれる登録要求メッセージの送信先として、前記識別情報によって識別される前記第2のコアネットワークノードを選択する選択手段と、を備え、
     前記通信手段は、
     前記登録要求メッセージを前記第2のコアネットワークノードへ送信する、アクセスネットワークノード。
  13.  前記選択手段は、
     前記メッセージが、前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことを示していない場合、前記第2のコアネットワークノードもしくは前記第2のコアネットワークノードと異なるコアネットワークノードの中から前記登録要求メッセージの送信先を選択し、
     前記メッセージが、前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことを示す場合、前記第2のコアネットワークノードを前記登録要求メッセージの送信先として選択する、請求項12に記載のアクセスネットワークノード。
  14.  無線端末であって、
     輻輳が発生した第1のコアネットワークノードから、前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことを示し、前記第1のコアネットワークノードと異なる第2のコアネットワークノードの選択を指示する第1のメッセージを受信する受信手段と、前記第1のメッセージは、前記第2のコアネットワークノードの識別情報を含み、
     前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことをアクセスネットワークノードへ通知し、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示する第2のメッセージを前記アクセスネットワークノードへ送信する送信手段と、を備え、
     前記第2のメッセージは、前記第2のコアネットワークノードの識別情報を含む、
    無線端末。
  15.  前記受信手段は、
     前記第1のメッセージとして、登録要求メッセージを拒否する拒否メッセージを受信し、
     前記拒否メッセージは、前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことをアクセスネットワークノードへ通知し、
     前記拒否メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示し、
     前記拒否メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を含み、
     前記送信手段は、
     前記拒否メッセージを受信後に、前記第2のコアネットワークノードへの登録を要求する登録要求メッセージをさらに含む前記第2のメッセージを前記アクセスネットワークノードへ送信する、請求項14に記載の無線端末。
  16.  前記受信手段は、
     前記第2のメッセージとして、前記無線端末の登録を解除することを要求するための解除要求メッセージを受信し、
     前記解除要求メッセージは、前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことをアクセスネットワークノードへ通知し、
     前記解除要求メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示し、
     前記解除要求メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を含み、
     前記送信手段は、
     前記解除要求メッセージを受信後に、前記第2のコアネットワークノードへの登録を要求する登録要求メッセージをさらに含む前記第2のメッセージを前記アクセスネットワークノードへ送信する、請求項14又は15に記載の無線端末。
  17.  第1のコアネットワークノードにおいて実行される通信方法であって、
     前記第1のコアネットワークノードに発生した輻輳を検出し、
     前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生した場合に、第2のコアネットワークノードの識別情報を含み、輻輳が発生したことを示すメッセージを無線端末へ送信し、
     前記メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示する、第1のコアネットワークノードにおいて実行される通信方法。
  18.  前記メッセージは、輻輳が発生したことを示し、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示する情報要素を含む、請求項17に記載の通信方法。
  19.  前記メッセージは、輻輳が発生したことを示す第1の情報要素と、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示する第2の情報要素と、を含む、請求項17に記載の通信方法。
  20.  前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生した後に、前記無線端末から、前記第1のコアネットワークノードへの登録を要求する登録要求メッセージを受信した場合に、前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を含み、輻輳が発生したことを示す応答メッセージを前記無線端末へ送信し、
     前記応答メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示する、請求項17に記載の通信方法。
  21.  前記応答メッセージとして、前記無線端末の登録を拒否する拒否メッセージを前記無線端末へ送信する、請求項20に記載の通信方法。
  22.  前記無線端末が前記第1のコアネットワークノードに登録された後に、前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生した場合、前記無線端末の登録を解除することを要求するために、前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を含み、輻輳が発生したことを示す解除要求メッセージを前記無線端末へ送信し、
     前記解除要求メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示する、請求項17から21のいずれか1項に記載の通信方法。
  23.  輻輳が発生していない前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を含む前記メッセージを前記無線端末へ送信する、請求項17から22のいずれか1項に記載の通信方法。
  24.  前記コアネットワークノードを管理する管理ノードから通知された、前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を、前記メッセージに含める、請求項17から23のいずれか1項に記載の通信方法。
  25.  前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことを示す情報を含む通知メッセージを前記管理ノードへ送信し、前記通知メッセージに対する応答メッセージに含まれる前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を受信する、請求項24に記載の通信方法。
  26.  処理が優先される呼を送信する前記無線端末へ、前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を含み、輻輳が発生したことを示し、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示するメッセージを送信する、請求項17から25のいずれか1項に記載の通信方法。
  27.  処理が優先される呼を送信する無線端末以外の前記無線端末へ、前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を含み、輻輳が発生したことを示し、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示するメッセージを送信する、請求項17から25のいずれか1項に記載の通信方法。
  28.  アクセスネットワークノードにおいて実行される通信方法であって、
     第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことを示し、前記第1のコアネットワークノードと異なる第2のコアネットワークノードの選択を指示するメッセージを無線端末から受信し、前記メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの識別情報を含み、
     前記識別情報に基づいて、前記メッセージに含まれる登録要求メッセージの送信先として、前記識別情報によって識別される前記第2のコアネットワークノードを選択し、
     前記登録要求メッセージを前記第2のコアネットワークノードへ送信する、アクセスネットワークノードにおいて実行される通信方法。
  29.  前記登録要求メッセージの送信先を選択する際に、
     前記メッセージが、前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことを示していない場合、前記第2のコアネットワークノードもしくは前記第2のコアネットワークノードと異なるコアネットワークノードの中から前記登録要求メッセージの送信先を選択し、
     前記メッセージが、前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことを示す場合、前記第2のコアネットワークノードを前記登録要求メッセージの送信先として選択する、請求項28に記載の通信方法。
  30.  無線端末において実行される通信方法であって、
     輻輳が発生した第1のコアネットワークノードから、前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことを示し、前記第1のコアネットワークノードと異なる第2のコアネットワークノードの選択を指示する第1のメッセージを受信し、前記第1のメッセージは、前記第2のコアネットワークノードの識別情報を含み、
     前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことをアクセスネットワークノードへ通知し、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示する第2のメッセージを前記アクセスネットワークノードへ送信し、
     前記第2のメッセージは、前記第2のコアネットワークノードの識別情報を含む、無線端末において実行される通信方法。
  31.  前記第1のメッセージとして、登録要求メッセージを拒否する拒否メッセージを受信し、
     前記拒否メッセージは、前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことをアクセスネットワークノードへ通知し、
     前記拒否メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示し、
     前記拒否メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を含み、
     前記拒否メッセージを受信後に、前記第2のコアネットワークノードへの登録を要求する登録要求メッセージをさらに含む前記第2のメッセージを前記アクセスネットワークノードへ送信する、請求項30に記載の通信方法。
  32.  前記第2のメッセージとして、前記無線端末の登録を解除することを要求するための解除要求メッセージを受信し、
     前記解除要求メッセージは、前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことをアクセスネットワークノードへ通知し、
     前記解除要求メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示し、
     前記解除要求メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの前記識別情報を含み、
     前記解除要求メッセージを受信後に、前記第2のコアネットワークノードへの登録を要求する登録要求メッセージをさらに含む前記第2のメッセージを前記アクセスネットワークノードへ送信する、請求項30又は31に記載の通信方法。
  33.  第1のコアネットワークノードであるコンピュータに実行させるプログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体であって、
     前記第1のコアネットワークノードに発生した輻輳を検出し、
     前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生した場合に、第2のコアネットワークノードの選択を指示するメッセージであって、前記第2のコアネットワークノードの識別情報を含み、輻輳が発生したことを示すメッセージを無線端末へ送信することを、コアネットワークノードであるコンピュータに実行させるプログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体。
  34.  アクセスネットワークノードであるコンピュータに実行させるプログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体であって、
     第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことを示し、前記第1のコアネットワークノードと異なる第2のコアネットワークノードの選択を指示するメッセージを無線端末から受信し、
     前記メッセージは、前記第2のコアネットワークノードの識別情報を含み、
     前記識別情報に基づいて、前記メッセージに含まれる登録要求メッセージの送信先として、前記識別情報によって識別される前記第2のコアネットワークノードを選択し、
     前記登録要求メッセージを前記第2のコアネットワークノードへ送信することを、アクセスネットワークノードであるコンピュータに実行させるプログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体。
  35.  無線端末であるコンピュータに実行させるプログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体であって、
     輻輳が発生した第1のコアネットワークノードから、前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことを示し、前記第1のコアネットワークノードと異なる第2のコアネットワークノードの選択を指示する第1のメッセージを受信し、前記第1のメッセージは、前記第2のコアネットワークノードの識別情報を含み、
     前記第1のコアネットワークノードに輻輳が発生したことをアクセスネットワークノードへ通知し、前記第2のコアネットワークノードの選択を指示する第2のメッセージであって、前記第2のコアネットワークノードの識別情報を含む前記第2のメッセージを前記アクセスネットワークノードへ送信することを、無線端末であるコンピュータに実行させるプログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体。
     
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