WO2023176972A1 - 高リスク骨髄線維症の治療剤 - Google Patents

高リスク骨髄線維症の治療剤 Download PDF

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朋典 宇野
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    • A61K31/495Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with two or more nitrogen atoms as the only ring heteroatoms, e.g. piperazine or tetrazines
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    • A61K31/497Non-condensed pyrazines containing further heterocyclic rings
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Abstract

本発明は、一般式[1]:  [式中、R、R、R、R、R、Xは、本明細書に記載の通りである] で表される化合物又はその医薬上許容される塩を有効成分として含有する新規な高リスク骨髄線維症の治療剤に関するものである。

Description

高リスク骨髄線維症の治療剤
 本発明は、一般式[1]:
[式中、R、R、R、R、R、Xは、本明細書に記載の通りである]
で表される化合物又はその医薬上許容される塩を有効成分として含有する新規な高リスク骨髄線維症の治療剤に関するものである。
 骨髄線維症は、広範な骨髄の線維化としばしば髄外造血(主に脾臓)を伴う疾患であり、原発性であるか、悪性および良性の血液疾患に続発する。骨髄線維症は、貧血、脾腫の症状のほか、後期において全身倦怠感,体重減少、発熱、または脾梗塞の症状がみられる患者もいる(非特許文献1)。
 骨髄異形成症候群に対する国際予後スコアリングシステム(International Prognostic Scoring System:IPSS)は、初発の原発性骨髄線維症に使用されており、骨髄異形成症候群に対する動的国際予後スコアリングシステム(Dynamic International Prognostic Scoring System;DIPSS)は、慢性骨髄性白血病への進行を予測するために使用できる(非特許文献1)。
 また、DIPSSに、血小板数100,000/μL以下、予後不良染色体、輸血依存を加味したDIPSS-plusが提唱されている(非特許文献2)。
 骨髄線維症は、国際予後スコアリングシステムに基づいて、低リスク、中間-1リスク、中間-2リスク、高リスクに分類される。
 現在、進行した原発性骨髄線維症に対し、非特異的にJAK経路を阻害するルキソリチニブが第1選択の治療法である。ルキソリチニブの主な有害作用は貧血と血小板減少である(非特許文献1)。
 ルキソリチニブは、JAK1/2阻害薬である。ルキソリチニブは、中間リスクまたは高リスクの原発性または続発性(真性多血症後または本態性血小板血症後)の骨髄線維症(MF)の成人患者の治療に使用されるが、ベースライン血小板数が50,000/μL以上の患者にのみ使用される(非特許文献3)。
 フェドラチニブは、JAK2選択的阻害薬である。フェドラチニブは、中間リスクまたは高リスクの原発性または続発性(真性多血症後または本態性血小板血症後)の骨髄線維症(MF)の成人患者の治療に使用されるが、ベースライン血小板数が50,000/μL以上の患者にのみ使用される(非特許文献4)。
 前記一般式[1]で示される化合物は、JAK2選択的阻害薬であることが報告されている(特許文献1~3)。しかしながら、一般式[1]で示される化合物が、高リスク骨髄線維症の治療に有用であることはこれまでに報告されていない。
国際公開第2010/090290号 国際公開第2012/005299号 国際公開第2019/065793号
MSD Manual Professsional,Primary Myelofibrosis,Last full review/revision Sep 2020 J.Clin.Oncol.,2011年,29(4),pp.392-397. JAKAFI(登録商標)(ruxolitinib)Label INREBIC(登録商標)(fedratinib)Label
 本発明の主目的は、新規な高リスク骨髄線維症の治療剤を提供することにある。
 本発明として、次の(I)又は(II)のいずれかの場合である、次の一般式[1]で表される化合物(以下、「本発明化合物」という。)又はその医薬上許容される塩を有効成分として含有する高リスク骨髄線維症の治療剤を挙げることができる。
(I)
 Xは、CH又はNを表す。
 Rは、ハロゲンを表す。
 Rは、
(1)H、
(2)ハロゲン、
(3)シアノ、
(4)次の一般式[2]で表される基、
(式中、*は、結合位置を表す。R、R、Rは、同一又は異なって、(a)H、若しくは(b)ヒドロキシ若しくはアルコキシで置換されていてもよいアルキルを表すか、又は、R、R、Rのうち2つの基が隣接するCと一緒になり、残り1つの基がHとなって、1個のNを含む飽和複素環式基を表す。かかる飽和複素環式基は、アルキルスルホニルで置換されていてもよい。)、
(5)次の一般式[3]で表される基、
(式中、*は、前記と同義である。R、Rは、同一又は異なって、(a)H、(b)ヒドロキシ、アミノ、ジアルキルアミノ、飽和環状アミノ基、アルキルカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、アリール、アルキルで置換されていてもよいヘテロアリール、テトラヒドロフラニル、及びカルバモイルからなる群から選択される1若しくは2個の基で置換されていてもよいアルキル、(c)アルキルカルボニル、(d)アルキルスルホニル、(e)カルバモイル、若しくは(f)アルキルで置換されていてもよいヘテロアリールを表すか、又は、RとRが隣接するNと一緒になって、飽和環状アミノ基を表す。かかる飽和環状アミノ基は、(a)ハロゲン、(b)シアノ、(c)ヒドロキシ、(d)ヒドロキシ、アルコキシ、アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、及びアルキルカルボニルアミノからなる群から選択される1若しくは2個の基で置換されていてもよいアルキル、(e)シクロアルキル、(f)ハロアルキル、(g)アルコキシ、(h)オキソ、(i)次の一般式[4]で表される基、
(式中、*は、前記と同義である。Rは、アルキル又はアリールを表す)、(j)次の一般式[5]で表される基、
(式中、*は、前記と同義である。R、Rは、同一又は異なって、H、アルキル、カルバモイル、アルキルカルボニル、又はアルキルスルホニルを表す。)、(k)次の一般式[6]で表される基、
(式中、*は、前記と同義である。Rは、アルキル、ヒドロキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、シクロアルキルアミノ、(シクロアルキル)アルキルアミノ、(ヒドロキシアルキル)アミノ、(アルコキシアルキル)アミノ、アルコキシ、アルキルスルホニルアミノ、又は飽和環状アミノ基を表す)、及び(l)ヒドロキシで置換されていてもよい飽和環状アミノ基からなる群から選択される1若しくは2個の基で置換されていてもよく、次の一般式[7A]若しくは[7B]で表される基とスピロ結合していてもよい。
(式中、*は、前記と同義である。))、
(6)次の一般式[8]で表される基、
(式中、*は、前記と同義である。Rは、(a)アルキル、(b)ヒドロキシ、(c)アルコキシ、(d)アルキル若しくはアルキルスルホニルで置換されていてもよい飽和環状アミノ基、又は(e)アルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、アラルキル、ハロアルキル、ジアルキルアミノアルキル、アルコキシアルキル、及びヒドロキシアルキルからなる群から選択される1若しくは2個の基で置換されていてもよいアミノを表す。)、
(7)次の一般式[9]で表される基、
(式中、*は、前記と同義である。R、R、Rは、同一又は異なって、H、ハロゲン、シアノ、アルコキシ、カルバモイル、スルファモイル、モノアルキルアミノスルホニル、若しくは、アルキルスルホニルを表すか、又はR、R、Rのうち2つの基が一緒になってメチレンジオキシを表す。)、
(8)-OR(Rは、ヒドロキシ、ジアルキルアミノ、アルコキシ、テトラヒドロフラニル、及びシクロアルキルからなる群から選択される基で置換されていてもよいアルキル、又は、ヒドロキシで置換されていてもよく、1個のOを含んでいてもよい飽和環式基を表す。)、又は
(9)シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、アルキルカルボニル、カルバモイル、アルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、アラルキル、ヒドロキシカルボニル及びアルコキシアルキルからなる群から選択される1若しくは2個の基で置換されていてもよいヘテロアリールを表す。
 Rは、H又はヒドロキシを表す。
 Rは、H又はアルキルを表す。
 Rは、H又はアルキルを表す。
(II)
 Xは、-CRを表す。
 Rは、次の一般式[10]で表される基を表す。
(式中、*は、前記と同義である。Rは、(a)アルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、及びアルコキシアルキルからなる群から選択される1若しくは2個の基で置換されていてもよいアミノ、(b)アルコキシ、(c)ヒドロキシ、又は(d)飽和環状アミノ基を表す。)
 Rは、ハロゲンを表す。
 Rは、Hを表す。
 Rは、H又はヒドロキシを表す。
 Rは、H又はアルキルを表す。
 Rは、H又はアルキルを表す。
 本発明化合物の中で、一般式[1]で表される化合物であって、次の[i]又は[ii]のいずれかの場合である化合物、又はその医薬上許容される塩が好ましい。
[i]
 XがCH又はN、
 Rが、
(1)次の一般式[11]で表される基、
(式中、*は、前記と同義である。RF1、RG1は、同一又は異なって、(a)H、(b)ヒドロキシ、アミノ、ジアルキルアミノ、飽和環状アミノ基、アルキルカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、アリール、アルキルで置換されていてもよいヘテロアリール、テトラヒドロフラニル、及びカルバモイルからなる群から選択される1若しくは2個の基で置換されていてもよいアルキル、(c)アルキルカルボニル、(d)アルキルスルホニル、(e)カルバモイル、若しくは(f)アルキルで置換されていてもよいヘテロアリールを表すか、又は、RF1とRG1が隣接するNと一緒になって、飽和環状アミノ基を表す。かかる飽和環状アミノ基は、(a)ハロゲン、(b)シアノ、(c)ヒドロキシ、(d)ヒドロキシ、アルコキシ、アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、及びアルキルカルボニルアミノからなる群から選択される1若しくは2個の基で置換されていてもよいアルキル、(e)シクロアルキル、(f)ハロアルキル、(g)アルコキシ、(h)オキソ、(i)次の一般式[4]で表される基、
(式中、*、Rは、前記と同義である。)、(j)次の一般式[5]で表される基、
(式中、*、R、Rは、前記と同義である。)、(k)次の一般式[6]で表される基、
(式中、*、Rは、前記と同義である。)、及び(l)ヒドロキシで置換されていてもよい飽和環状アミノ基からなる群から選択される1又は2個の基で置換されていてもよい。)、
(2)次の一般式[8]で表される基、
(式中、*、Rは、前記と同義である。)、
(3)次の一般式[9]で表される基、
(式中、*、R、R、Rは、前記と同義である。)、
(4)-ORP1(式中、RP1は、ヒドロキシ、ジアルキルアミノ、アルコキシ、テトラヒドロフラニル、及びシクロアルキルからなる群から選択される基で置換されていてもよいアルキルを表す。)、又は
(5)シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、アルキルカルボニル、カルバモイル、アルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、アラルキル、ヒドロキシカルボニル及びアルコキシアルキルからなる群から選択される1若しくは2個の基で置換されていてもよいヘテロアリール。
 [ii]
 Xが、-CR
 Rが、次の一般式[10]で表される基、
(式中、*、Rは、前記と同義である。)
 RがH。
 本発明化合物の中で、
 XがCHであり、
 Rが、
(1)次の一般式[11]で表される基、
(式中、*、RF1、RG1は、前記と同義である。)、
(2)次の一般式[8]で表される基、
(式中、*、Rは、前記と同義である。)、
(3)次の一般式[9]で表される基、
(式中、*、R、R、Rは、前記と同義である。)、
(4)-ORP1(式中、RP1は、前記と同義である。)、又は
(5)シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、アルキルカルボニル、カルバモイル、アルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、アラルキル、ヒドロキシカルボニル及びアルコキシアルキルからなる群から選択される1若しくは2個の基で置換されていてもよいヘテロアリールである、本発明化合物又はその医薬上許容される塩がさらに好ましい。
 本発明化合物の中で、具体的に次の化合物又はその医薬上許容される塩が好ましい。
(1)(S)-4-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピペラジン-2-オン、
(2)N-{(S)-1-[2-{[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチル]アミノ}-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル]ピロリジン-3-イル}アセトアミド、
(3)(S)-6-(3,3-ジフルオロアゼチジン-1-イル)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(4)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(5)(S)-N2’-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N6’-(ピラジン-2-イル)-3,4’-ビピリジン-2’,6’-ジアミン、
(6)(S)-N2’-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-メトキシ-N6’-(ピラジン-2-イル)-3,4’-ビピリジン-2’,6’-ジアミン、
(7)(S)-2’-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6’-(ピラジン-2-イルアミノ)-3,4’-ビピリジン-6-オール、
(8)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(オキサゾール-5-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(9)(S)-6-クロロ-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(10)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-[4-(メチルスルホニル)フェニル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(11)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-6-(1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(12)(S)-2-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イルオキシ}エタノール、
(13)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-6-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(14)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-6-(ピリジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(15)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-6-(ピリジン-4-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(16)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピロリジン-2-オン、
(17)(S)-4-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピペラジン-2,6-ジオン、
(18)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}テトラヒドロピリミジン-2(1H)-オン、
(19)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-6-(ピロリジン-1-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(20)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-モルホリノ-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(21)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}イミダゾリジン-2-オン、
(22)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-(オキサゾール-5-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(23)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-(6-メトキシピリジン-3-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(24)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-6-(1H-ピラゾール-3-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(25)(S)-4-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピリジン-2-オール、
(26)(S)-5-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピリジン-2-オール、
(27)N-((R)-1-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピロリジン-3-イル)アセトアミド、
(28)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-4-(1H-ピラゾール-4-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(29)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-4-(1H-ピラゾール-3-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(30)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-[3-(メチルスルホニル)フェニル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(31)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-[4-(メチルスルホニル)フェニル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(32)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(1-イソプロピル-1H-ピラゾール-4-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(33)N-{(S)-1-[2-{[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチル]アミノ}-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル]ピロリジン-3-イル}アセトアミド、
(34)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-モルホリノ-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(35)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-4-チオモルホリノピリジン-2,6-ジアミン、
(36)(S)-3-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}プロパン-1-オール、
(37)(S)-N-(1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-イル)アセトアミド、
(38)(S)-6-(アゼチジン-1-イル)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(39)(S)-6-(3-フルオロアゼチジン-1-イル)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(40)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-2-オン、
(41)(S)-4-(1-エチル-1H-ピラゾール-4-イル)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(42)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(43)(S)-4-(1-(シクロプロピルメチル)-1H-ピラゾール-4-イル)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(44)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-6-(チアゾール-5-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(45)1-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピロリジン-3-オール
(46)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(5-メチルチアゾール-2-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4,6-トリアミン、
(47)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-4,5’-ビピリミジン-2,6-ジアミン、
(48)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-(2-メトキシチアゾール-5-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(49)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-6-(チアゾール-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(50)(S)-5-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピコリノニトリル、
(51)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピペリジン-4-カルボキサミド、
(52)(S)-5-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピコリンアミド、
(53)4-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピペラジン-2-カルボキサミド、
(54)6-(3-アミノピロリジン-1-イル)-N-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(55)N-(1-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピロリジン-3-イル)メタンスルホンアミド、
(56)(S)-2-({2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}(2-ヒドロキシエチル)アミノ)エタン-1-オール、
(57)(S)-N-[2-(ジメチルアミノ)エチル]-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4,6-トリアミン、
(58)1-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピペリジン-3-カルボキサミド、
(59)(S)-1-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピロリジン-2-カルボキサミド、
(60)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-[4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(61)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-6-(1H-ピロール-3-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(62)(R)-1-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}-4-ヒドロキシピロリジン-2-オン、
(63)N-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-N-[(テトラヒドロフラン-2-イル)メチル]ピリミジン-2,4,6-トリアミン、
(64)((S)-1-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピロリジン-2-イル)メタノール、
(65)((R)-1-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピロリジン-2-イル)メタノール、
(66)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピペリジン-4-オール、
(67)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-オール、
(68)1-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピペリジン-3-オール、
(69)(S)-5-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ニコチノニトリル、
(70)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-6-(2H-テトラゾール-5-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(71)(S)-N-(2-アミノエチル)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4,6-トリアミン、
(72)(S)-N-(2-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ}エチル)メタンスルホンアミド、
(73)(S)-N-(2-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ}エチル)アセトアミド、
(74)(S)-2-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ}アセトアミド、
(75)(S)-4-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ベンズアミド、
(76)(S)-3-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ベンゾニトリル、
(77)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-(フラン-3-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(78)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピペリジン-4-カルボン酸エチル、
(79)(S)-5-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ニコチンアミド、
(80)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピペリジン-4-カルボン酸、
(81)(S)-2-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ}-2-フェニルエタノール、
(82)(S)-2-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ}-3-フェニルプロパン-1-オール、
(83)(R)-2-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ}-4-メチルペンタン-1-オール、
(84)(S)-6-[2-(ジメチルアミノ)エトキシ]-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(85)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、
(86)(S)-3-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ベンズアミド、
(87)(S)-6-(ベンゾ[d]1,3-ジオキソール-5-イル)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(88)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-(2-フルオロピリジン-4-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(89)N-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-6-[(テトラヒドロフラン-2-イル)メトキシ]ピリミジン-2,4-ジアミン、
(90)(S)-2-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イルオキシ}エタノール、
(91)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-N-[2-(ピロリジン-1-イル)エチル]ピリミジン-2,4,6-トリアミン、
(92)(S)-3-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}イソニコチンアミド、
(93)(S)-3-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}イソニコチノニトリル、
(94)(S)-2-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ}-3-メチルブタン-1-オール、
(95)(S)-N-[1-(4-クロロフェニル)エチル]-6-[4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(96)(1S,2S)-2-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イルオキシ}シクロヘキサノール、
(97)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-[(5-メチルピラジン-2-イル)メチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4,6-トリアミン、
(98)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(フラン-2-イルメチル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4,6-トリアミン、
(99)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-N-[1-(ピリジン-3-イル)エチル]ピリミジン-2,4,6-トリアミン、
(100)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}-4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-4-オール、
(101)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-N-(ピリジン-2-イルメチル)ピリミジン-2,4,6-トリアミン、
(102)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-N-(ピリジン-3-イルメチル)ピリミジン-2,4,6-トリアミン、
(103)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-N-(ピリジン-4-イルメチル)ピリミジン-2,4,6-トリアミン、
(104)(S)-2-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ}-3-ヒドロキシプロパンアミド、
(105)(3S,4S)-1-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピロリジン-3,4-ジオール、
(106)N-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-6-(1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(107)(S)-8-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}-1,3-ジオキソ-8-アザスピロ[4.5]デカン-2-オン、
(108)(S)-4-(1-ベンジル-1H-ピラゾール-4-イル)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(109)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-[4-(フェニルスルホニル)ピペラジン-1-イル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(110)(S)-4-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}ベンズアミド、
(111)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-4-(1H-ピロール-3-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(112)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(113)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-(4-メチル-1H-イミダゾール-1-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(114)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(4-メトキシフェニル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(115)(S)-4-(4-フルオロフェニル)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(116)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-メチル-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(117)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}-N-(メチルスルホニル)ピペリジン-4-カルボキサミド、
(118)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(フラン-3-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(119)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-[4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(120)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}-4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-4-オール、
(121)(S)-4-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}ベンゼンスルホンアミド、
(122)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-メトキシ-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(123)4-{2-[(1S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}-1λ,4-チオモルホリン-1,1-ジオン、
(124)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}ピペリジン-4-オール、
(125)(S)-1-(4-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}-1,4-ジアゼパン-1-イル)エタノン、
(126)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-N-(ピリミジン-2-イル)ピリジン-2,4,6-トリアミン、
(127)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-N-(ピリジン-2-イル)ピリジン-2,4,6-トリアミン、
(128)N-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-4-(1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(129)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチン酸メチルエステル、
(130)(S)-4-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}-N-メチルベンゼンスルホンアミド、
(131)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(4-メチル-1H-イミダゾール-1-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(132)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N,N-ジ(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,4,6-トリアミン、
(133)(S)-4-(シクロプロピルメトキシ)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(134)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-メチル-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(135)(S)-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}メタノール、
(136)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチン酸、
(137)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(2-メトキシエトキシ)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(138)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-カルボニトリル、
(139)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチノニトリル、
(140)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
(141)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-(1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(142)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(143)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ニコチン酸メチル、
(144)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-N,N-ジメチル-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
(145)(S)-N-[2-(ジメチルアミノ)エチル]-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
(146)(S)-N-t-ブチル-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
(147)(S)-N-エチル-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
(148)(S)-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}[4-(メタンスルホニル)ピペラジン-1-イル]メタノン、
(149)(S)-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}(ピロリジン-1-イル)メタノン、
(150)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-N-イソプロピル-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
(151)(S)-1-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-2-カルボキサミド、
(152)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-4-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イルオキシ)ピリジン-2,6-ジアミン、
(153)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-カルボキサミド、
(154)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-N-(2-ヒドロキシエチル)-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
(155)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-N-メチル-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
(156)(S)-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}(モルホリノ)メタノン、
(157)(S)-N-ベンジル-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
(158)(S)-N-シクロプロピル-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
(159)(S)-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル})(4-メチルピペラジン-1-イル)メタノン、
(160)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-N-(2-メトキシエチル)-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
(161)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-N-プロピル-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
(162)(S)-N-シクロプロピルメチル-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
(163)(S)-N-シクロブチル-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
(164)(S)-N-ブチル-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
(165)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-N-イソブチル-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
(166)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)-N-(2,2,2,-トリフルオロエチル)イソニコチンアミド、
(167)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-N-(3-ヒドロキシプロピル)-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
(168)(S)-N-(2-エトキシエチル)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
(169)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}-N-メチルアゼチジン-3-カルボキサミド、
(170)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(メトキシメチル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(171)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}-N,N-ジメチルアゼチジン-3-カルボキサミド、
(172)(S)-N-(1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-イル)メタンスルホンアミド、
(173)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-カルボニトリル、
(174)2-(4-フルオロフェニル)-2-[4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-2-イルアミノ]エタノール、
(175)(S)-N-エチル-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-カルボキサミド、
(176)(S)-N,N-ジエチル-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-カルボキサミド、
(177)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}エタノン、
(178)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-(3-メトキシアゼチジン-1-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(179)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}-3-メチルアゼチジン-3-オール、
(180)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-N-メチル-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ニコチンアミド、
(181)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-N,N-ジメチル-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ニコチンアミド、
(182)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ニコチンアミド、
(183)(S)-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-3-イル}(モルホリノ)メタノン、
(184)(S)-N-(シクロプロピルメチル)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ニコチンアミド、
(185)(S)-N-(1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-イル)エタンスルホンアミド、
(186)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}-N-イソプロピルアゼチジン-3-カルボキサミド、
(187)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}-3-(トリフルオロメチル)アゼチジン-3-オール、
(188)(S)-(1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-イル)(ピロリジン-1-イル)メタノン、
(189)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}-N-(2-メトキシエチル)アゼチジン-3-カルボキサミド、
(190)(S)-(1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-イル)(ピペリジン-1-イル)メタノン、
(191)(S)-(1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-イル)(モルホリノ)メタノン、
(192)(S)-N-(シクロプロピル)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-カルボキサミド、
(193)(S)-N-(シクロプロピルメチル)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-カルボキサミド、
(194)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}-N-(2-ヒドロキシエチル)アゼチジン-3-カルボキサミド、
(195)(S)-3-シクロプロピル-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-オール、
(196)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}-3-イソプロピルアゼチジン-3-オール、
(197)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}アゼチジン-3-オール、
(198)(S)-3-シクロプロピル-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}アゼチジン-3-オール、
(199)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}-3-イソプロピルアゼチジン-3-オール、
(200)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}-3-メチルアゼチジン-3-オール、
(201)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}-3-(トリフルオロメチル)アゼチジン-3-オール、
(202)(S)-4-(3,3-ジフルオロアゼチジン-1-イル)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(203)(S)-N-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}アセトアミド、
(204)(S)-N-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}メタンスルホンアミド、
(205)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}ウレア、
(206)(S)-4-(3-シクロプロピル-3-メトキシアゼチジン-1-イル)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(207)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(3-イソプロピル-3-メトキシアゼチジン-1-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(208)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(209)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-N-(5-メチルピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(210)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-[1-(メタンスルホニル)ピペリジン-4-イル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(211)(S)-N-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}プロピオンアミド、
(212)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-[1-(2-メトキシエチル)-1H-ピラゾール-4-イル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(213)(S)-4-(1-シクロプロピル-1H-ピラゾール-4-イル)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(214)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-[1-(メトキシメチル)-1H-ピラゾール-4-イル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(215)(S)-6-[3-(ジメチルアミノ)アゼチジン-1-イル]-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(216)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-[3-(メチルアミノ)アゼチジン-1-イル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(217)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-6-[3-(ピロリジン-1-イル)アゼチジン-1-イル]ピリミジン-2,4-ジアミン、
(218)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-(3-モルホリノアゼチジン-1-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(219)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-[3-(4-メチルピペラジン-1-イル)アゼチジン-1-イル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(220)(S)-(1-{1-[2-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-イル)ピペリジン-4-オール、
(221)4-{2-[(1S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}-1λ,4-チオモルホリン-1,1-ジオン、
(222)(S)-1-(1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-イル)ウレア、
(223)(S)-(1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-イル)メタノール、
(224)(S)-(1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-イル)メチルカルバミン酸t-ブチル、
(225)(S)-6-[3-(アミノメチル)アゼチジン-1-イル]-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
(226)(S)-N-[(1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-イル)メチル]エタンスルホンアミド、
(227)(S)-N-[(1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-イル)メチル]アセトアミド、
(228)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-[3-モルホリノアゼチジン-1-イル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
(229)(S)-1-(1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}アゼチジン-3-イル)ピペリジン-4-オール。
(230)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミンマレイン酸塩(以下、「化合物A」ともいう。)。
 本発明化合物の中で、具体的に次の化合物又はその医薬上許容される塩が更に好ましい。
 (S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
 (S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン塩酸塩、
 (S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミンマレイン酸塩(化合物A)。
 本発明化合物又はその医薬上許容される塩は、医薬として有用である。
 以下に本発明に係る各用語を詳述する。
 「ハロゲン」としては、例えば、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素を挙げることができる。
 「アルキル」としては、例えば、直鎖状又は分枝鎖状の炭素数1~8のもの、具体的には、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、n-ペンチル、イソペンチル、n-ヘキシル、イソヘキシル、n-ヘプチル、イソヘプチル、n-オクチルを挙げることができる。なかでも、炭素数1~6のものが好ましく、炭素数1~3のものがより好ましい。
 「アルキルスルホニル」、「アルキルカルボニルアミノ」、「ヒドロキシアルキル」、「(シクロアルキル)アルキル」、「アルコキシアルキル」、「アルキルアミノ」、「(ヒドロキシアルキル)アミノ」、「(アルコキシアルキル)アミノ」、「ジアルキルアミノ」、「ジアルキルアミノアルキル」、「(シクロアルキル)アルキルアミノ」、「アルキルカルボニル」、「アルキルカルボニルアミノ」、「アルキルスルホニル」、「アルキルスルホニルアミノ」、「モノアルキルアミノスルホニル」のアルキル部分としては、上記の「アルキル」と同様のものを挙げることができる。
 「ハロアルキル」としては、例えば、1個又はそれ以上のハロゲン原子が置換可能な任意の位置で置換された直鎖状又は分枝鎖状の炭素数1~8のアルキルを挙げることができる。「ハロアルキル」のアルキル部分、ハロゲン部分としては、それぞれ上記の「アルキル」、「ハロゲン」と同様のものを挙げることができる。
 「シクロアルキル」としては、例えば、炭素数3~8のもの、具体的には、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル等が挙げられる。
 「(シクロアルキル)アルキル」、「シクロアルキルアミノ」、「(シクロアルキル)アルキルアミノ」のシクロアルキル部分としては、上記の「シクロアルキル」と同様のものを挙げることができる。
 「アルコキシ」としては、例えば、直鎖状又は分枝鎖状の炭素数1~8のもの、具体的には、メトキシ、エトキシ、n-プロポキシ、イソプロポキシ、n-ブトキシ、イソブトキシ、sec-ブトキシ、t-ブトキシ、n-ペンチルオキシ、n-ヘキシルオキシ、n-ヘプチルオキシ、n-オクチルオキシを挙げることができる。
 「アルコキシアルキル」、「(アルコキシアルキル)アミノ」のアルコキシ部分としては、上記の「アルコキシ」と同様のものを挙げることができる。
 「アリール」としては、炭素数6~10のもの、例えば、フェニル、1-ナフチル、2-ナフチルを挙げることができる。なかでもフェニルが好ましい。
 「アラルキル」としては、例えば、炭素数6~10のアリールが置換可能な任意の位置で置換された直鎖状又は分枝鎖状の炭素数1~8のアルキル、例えば、ベンジル、フェニルエチル(例えば、1-フェニルエチル,2-フェニルエチル)、フェニルプロピル(1-フェニルプロピル、2-フェニルプロピル、3-フェニルプロピル等)、ナフチルメチル(例えば、1-ナフチルメチル、2-ナフチルメチル等)を挙げることができる。
 「飽和環状アミノ基」としては、例えば、環構成原子として、O又はSを1個有していてもよい、Nを1個又は2個有する4員~7員の飽和環状アミノ基、具体的には、1-アゼチジニル、1-ピロリジニル、1-イミダゾリジニル、ピペリジノ、1-ピペラジニル、1-テトラヒドロピリミジニル、モルホリノ、チオモルホリノ、1-ホモピペラジニルを挙げることができる。
 「1個のNを含む飽和複素環式基」としては、例えば、環構成原子として、Nを1個有する5員又は6員の飽和複素環式基、具体的には、例えば、2-ピロリジニル、3-ピロリジニル、2-ピペリジニル、3-ピペリジニル、4-ピペリジニルを挙げることができる。
 「1個のOを含んでいてもよい飽和環式基」としては、例えば、環構成原子として、Oを1個有していてもよい5員又は6員の飽和環式基、具体的には、例えば、シクロペンチル、シクロヘキシル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニルを挙げることができる。
 「ヘテロアリール」としては、例えば、環構成原子として、N、O、Sを1個ないし4個有する5員若しくは6員のもの、具体的には、例えば、フリル(例えば、2-フリル、3-フリル)、チエニル(例えば、2-チエニル、3-チエニル)、ピロリル(例えば、1-ピロリル、2-ピロリル、3-ピロリル)、イミダゾリル(例えば、1-イミダゾリル、2-イミダゾリル、4-イミダゾリル)、ピラゾリル(例えば、1-ピラゾリル、3-ピラゾリル、4-ピラゾリル)、トリアゾリル(例えば、1,2,4-トリアゾール-1-イル、1,2,4-トリアゾール-3-イル、1,2,4-トリアゾール-4-イル)、テトラゾリル(例えば、1-テトラゾリル、2-テトラゾリル、5-テトラゾリル)、オキサゾリル(例えば、2-オキサゾリル、4-オキサゾリル、5-オキサゾリル)、イソキサゾリル(例えば、3-イソキサゾリル、4-イソキサゾリル、5-イソキサゾリル)、オキサジアゾリル(例えば、1,3,4-オキサジアゾール-2-イル)、チアゾリル(例えば、2-チアゾリル、4-チアゾリル、5-チアゾリル)、チアジアゾリル、イソチアゾリル(例えば、3-イソチアゾリル、4-イソチアゾリル、5-イソチアゾリル)、ピリジル(例えば、2-ピリジル、3-ピリジル、4-ピリジル)、ピリダジニル(例えば、3-ピリダジニル、4-ピリダジニル)、ピリミジニル(例えば、2-ピリミジニル、4-ピリミジニル、5-ピリミジニル)、ピラジニル(例えば、2-ピラジニル)を挙げることができる。
 「テトラヒドロフラニル」としては、例えば、2-テトラヒドフラニル、3-ヒドロフラニルを挙げることができる。
 「テトラヒドロピラニル」としては、例えば、2-テトラヒドロピラニル、3-テトラヒドロピラニル、4-テトラヒドロピラニルを挙げることができる。
 本発明化合物は、公知化合物又は容易に合成可能な中間体から、例えば下記の方法に従って製造することができる。本発明化合物の製造において、原料が反応に影響を及ぼす置換基を有する場合には、原料をあらかじめ公知の方法により適当な保護基で保護した後に反応を行うのが一般的である。保護基は、反応後に、公知の方法により脱離することができる。
製法1 R がハロゲンの場合
(R、Rは、前記と同義である。Xは、CH又はNを表す。Hal、Halは、同一又は異なって、ハロゲンを表す。)
 本反応は、化合物[12]と化合物[13]とのパラジウム触媒を用いた縮合反応であって、それ故、縮合反応としてそれ自体公知の方法によって行うことができる。使用しうる溶媒としては、反応に関与しなければ特に限定されないが、例えば、トルエン、キシレンなどの炭化水素類、1,4-ジオキサン、テトラヒドロフランなどのエーテル類、N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド、N-メチル-2-ピロリドンなどのアミド類、又はこれらの混合溶媒を挙げることができる。反応は塩基の存在下、20℃~200℃の範囲内で行う。使用しうるパラジウム触媒としては、例えば、トリス(ジベンジリデンアセトン)(クロロホルム)ジパラジウム(0)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)、酢酸パラジウム(II)が挙げられる。使用しうるパラジウム触媒の量は、ハロゲン化アリール1モルに対して、0.001~0.1モルの範囲内が適当である。使用しうるパラジウム触媒のリガンドとしては、例えば、1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン、4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9’-ジメチルキサンテン、2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2’,4’,6’-トリイソプロピルビフェニル、(±)-2,2’-ビス(ジフェニルホスフィノ)-1,1’-ビナフチル、2-(ジ-t-ブチルホスフィノ)ビフェニル、ビス[2-(ジフェニルホスフィノ)フェニル]エーテル、トリt-ブチルホスフィンを挙げることができる。使用しうる塩基としては、例えば、ナトリウムt-ブトキシド、リン酸三カリウム、炭酸セシウムを挙げることができる。反応時間は、使用する原料の種類、反応温度等によって異なるが、通常、10分~24時間の範囲内が適当である。
 原料化合物である化合物[12]は、公知の方法(Bioorg.Med.Chem.Lett.,14,2004,4249-4252、Org.Lett.,6,2004,3671-3674など)に準じて製造することができる。
製法2 R が-OR の場合(式中、Rは、前記と同義である。)
製法2-1
(X、R、R、Halは、前記と同義である。Rは、ヒドロキシ、ジアルキルアミノ、アルコキシ、テトラヒドロフラニル、及びシクロアルキルからなる群から選択される基で置換されていてもよいアルキル、又は、ヒドロキシで置換されていてもよく、1個のOを含んでいてもよい飽和環式基を表す。)
 本反応は、化合物[1a]とアルコール化合物[14]とのパラジウム触媒を用いた縮合反応により行われる。使用しうる溶媒としては、反応に関与しなければ特に限定されないが、例えば、トルエン、キシレンなどの炭化水素類、1,4-ジオキサン、テトラヒドロフランなどのエーテル類、N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド、N-メチル-2-ピロリドンなどのアミド類、又はこれらの混合溶媒を挙げることができる。本反応は塩基の存在下、20℃~200℃の範囲内で行うことができる。パラジウム触媒としては、例えば、トリス(ジベンジリデンアセトン)(クロロホルム)ジパラジウム(0)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)、酢酸パラジウム(II)が挙げられる。使用しうるパラジウム触媒の量は、ハロゲン化アリール1モルに対して、0.001~0.1モルの範囲内が適当である。使用しうるパラジウム触媒のリガンドとしては、例えば、4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9’-ジメチルキサンテン、2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2’,4’,6’-トリイソプロピルビフェニル、(±)-2,2’-ビス(ジフェニルホスフィノ)-1,1’-ビナフチル、2-(ジ-t-ブチルホスフィノ)ビフェニル、ビス[2-(ジフェニルホスフィノ)フェニル]エーテルを挙げることができる。使用しうる塩基としては、例えば、ナトリウムt-ブトキシド、リン酸三カリウムを挙げることができる。反応時間は、使用する原料の種類、反応温度等によって異なるが、通常、10分~24時間の範囲内が適当である。
製法2-2
(X、R、R、R、Halは、前記と同義である。)
 本反応は、化合物[15]と化合物[13]とのパラジウム触媒を用いた縮合反応であって、前記製法1と同様の方法によって行うことができる。
 原料化合物である化合物[15]は、例えば、次の方法に従って製造することができる。
(X、R、R、Hal、Halは、前記と同義である。)
工程1
 化合物[18]は、化合物[16]とアルコール化合物[17]とを適当な溶媒中、塩基の存在下、-20℃~100℃の範囲内で反応させることにより製造することができる。使用しうる塩基としては、例えば、水素化ナトリウム、水酸化ナトリウム等を挙げることができる。使用しうる溶媒としては、反応に関与しなければ特に限定されないが、例えば、トルエン、キシレンなどの炭化水素類、1,4-ジオキサン、テトラヒドロフランなどのエーテル類、N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド、N-メチル-2-ピロリドンなどのアミド類、水、又はこれらの混合溶媒を挙げることができる。反応時間は、使用する原料の種類、反応温度によって異なるが、通常30分から24時間が適当である。
工程2
 本反応は、化合物[18]と化合物[19]とのパラジウム触媒を用いた縮合反応であって、それ故、縮合反応としてそれ自体公知の方法によって行うことができる。使用しうる溶媒としては、反応に関与しなければ特に限定されないが、例えば、トルエン、キシレンなどの炭化水素類、1,4-ジオキサン、テトラヒドロフランなどのエーテル類、N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド、N-メチル-2-ピロリドンなどのアミド類、又はこれらの混合溶媒を挙げることができる。本反応は、塩基の存在下、20℃~200℃の範囲内で反応を行うことができる。使用しうるパラジウム触媒としては、例えば、トリス(ジベンジリデンアセトン)(クロロホルム)ジパラジウム(0)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)、酢酸パラジウム(II)を挙げることができる。使用しうるパラジウム触媒の量は、ハロゲン化アリール1モルに対して、0.001~0.1モルの範囲内が適当である。使用しうるパラジウム触媒のリガンドとしては、例えば、4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9’-ジメチルキサンテン、(±)-2,2’-ビス(ジフェニルホスフィノ)-1,1’-ビナフチル、2-(ジ-t-ブチルホスフィノ)ビフェニル、ビス[2-(ジフェニルホスフィノ)フェニル]エーテル、トリt-ブチルホスフィンを挙げることができる。使用しうる塩基としては、例えば、ナトリウムt-ブトキシド、リン酸三カリウム、炭酸セシウムを挙げることができる。反応時間は、使用する原料の種類、反応温度等によって異なるが、通常、10分~24時間の範囲内が適当である。
製法3 R が次の一般式[9]で表される基、
(式中、R 、R 、R 、*は、前記と同義である。)、又は、
シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、アルキルカルボニル、カルバモイル、アルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、アラルキル、ヒドロキシカルボニル及びアルコキシアルキルからなる群から選択される1若しくは2個の基で置換されていてもよいヘテロアリール(但し、結合手がCから出ているものに限る。)の場合
製法3-1
(X、R、R、Halは、前記と同義である。R、Rは、いずれもヒドロキシを表すか、RとRが一緒になって、-O-C(CH-C(CH-O-、-O-(CH-O-、又は、-O-CH-C(CH-CH-O-を表す。
 Rは、次の一般式[9]で表される基、
(式中、R、R、R、*は、前記と同義である。)、又は、
シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、アルキルカルボニル、カルバモイル、アルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、アラルキル、ヒドロキシカルボニル及びアルコキシアルキルからなる群から選択される1若しくは2個の基で置換されていてもよいヘテロアリール(但し、結合手がCから出ているものに限る。)を表す。)
 本反応は、化合物[1a]と有機ホウ素化合物[20]とを用いたクロスカップリング反応であり、それ自体公知の方法によって行うことができる。本反応は、例えばパラジウム触媒と塩基の存在下、適当な溶媒中、20~200℃で行うことができる。使用しうるパラジウム触媒としては、例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン-パラジウム(II)ジクロリド-ジクロロメタン錯体を挙げることができる。使用しうるパラジウム触媒の量は、ハロゲン化アリール1モルに対して、0.001~0.1モルの範囲内が適当である。使用しうる反応溶媒としては、反応に関与しなければ特に限定されないが、例えば、テトラヒドロフラン、1,4-ジオキサン、1,2-ジメトキシエタンなどのエーテル類、メタノール、エタノールなどのアルコール類、N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミドなどのアミド類、ベンゼン、トルエンなどの炭化水素類、水、又はこれらの混合溶媒を挙げることができる。また、使用しうる塩基としては、例えば、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウムを挙げることができる。反応時間は、使用する原料の種類、反応温度によって異なるが、通常、30分~24時間の範囲内が適当である。
製法3-2
(X、R、R、R、Halは、前記と同義である。)
 本反応は、化合物[21]と化合物[13]とのパラジウム触媒を用いた縮合反応であって、それ自体公知の方法によって行われる。使用しうる溶媒は、反応に関与しなければ特に限定されないが、例えば、トルエン、キシレンなどの炭化水素類、1,4-ジオキサン、テトラヒドロフランなどのエーテル類、N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド、N-メチル-2-ピロリドンなどのアミド類、又はこれらの混合溶媒を挙げることができる。本反応は塩基の存在下、20℃~200℃の範囲内で反応を行うことができる。使用しうるパラジウム触媒としては、例えば、トリス(ジベンジリデンアセトン)(クロロホルム)ジパラジウム(0)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)、酢酸パラジウム(II)が挙げられる。使用しうるパラジウム触媒の量は、ハロゲン化アリール1モルに対して、0.001~0.1モルの範囲内が適当である。使用しうるパラジウム触媒のリガンドとしては、例えば、1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン、4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9’-ジメチルキサンテン、2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2’,4’,6’-トリイソプロピルビフェニル、(±)-2,2’-ビス(ジフェニルホスフィノ)-1,1’-ビナフチル、2-(ジ-t-ブチルホスフィノ)ビフェニル、ビス[2-(ジフェニルホスフィノ)フェニル]エーテル、トリt-ブチルホスフィンを挙げることができる。使用しうる塩基としては、例えば、ナトリウムt-ブトキシド、リン酸三カリウム、炭酸セシウムを挙げることができる。反応時間は、使用する原料の種類、反応温度等によって異なるが、通常、10分~24時間の範囲内が適当である。
 原料化合物である化合物[21]は、例えば次の3つの方法に従って製造することができる。
方法A
(X、R、R、R、R、Hal、Halは、前記と同義である。Halは、ハロゲンを表す。)
工程1
 本反応は、化合物[22]と有機ホウ素化合物[20]とを用いたクロスカップリング反応であり、それ自体公知の方法によって行うことができる。本反応は、例えばパラジウム触媒と塩基の存在下、適当な溶媒中、20~200℃の範囲内で行うことができる。使用しうるパラジウム触媒としては、例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン-パラジウム(II)ジクロリド-ジクロロメタン錯体を挙げることができる。使用しうるパラジウム触媒の量は、ハロゲン化アリール1モルに対して、0.001~0.1モルの範囲内が適当である。使用しうる反応溶媒としては、反応に関与しなければ特に限定されないが、例えば、テトラヒドロフラン、1,4-ジオキサン、1,2-ジメトキシエタンなどのエーテル類、メタノール、エタノールなどのアルコール類、N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミドなどのアミド類、ベンゼン、トルエンなどの炭化水素類、水、又はこれらの混合溶媒を挙げることができる。使用しうる塩基としては、例えば、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウムを挙げることができる。反応時間は、使用する原料の種類、反応温度によって異なるが、通常、30分~24時間の範囲内が適当である。
工程2
 本反応は、化合物[23]と化合物[19]とのパラジウム触媒を用いた縮合反応であって、それ故、縮合反応としてそれ自体公知の方法によって行うことができる。使用しうる溶媒としては、反応に関与しなければ特に限定されないが、例えば、トルエン、キシレンなどの炭化水素類、1,4-ジオキサン、テトラヒドロフランなどのエーテル類、N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド、N-メチル-2-ピロリドンなどのアミド類、又はこれらの混合溶媒を挙げることができる。本反応は、塩基の存在下、20℃~200℃の範囲内で反応を行うことができる。使用しうるパラジウム触媒としては、例えば、トリス(ジベンジリデンアセトン)(クロロホルム)ジパラジウム(0)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)、酢酸パラジウム(II)を挙げることができる。使用しうるパラジウム触媒の量は、ハロゲン化アリール1モルに対して、0.001~0.1モルの範囲内が適当である。使用しうるパラジウム触媒のリガンドとしては、例えば、4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9’-ジメチルキサンテン、(±)-2,2’-ビス(ジフェニルホスフィノ)-1,1’-ビナフチル、2-(ジ-t-ブチルホスフィノ)ビフェニル、ビス[2-(ジフェニルホスフィノ)フェニル]エーテル、トリt-ブチルホスフィンを挙げることができる。使用しうる塩基としては、例えば、ナトリウムt-ブトキシド、リン酸三カリウム、炭酸セシウムを挙げることができる。反応時間は、使用する原料の種類、反応温度等によって異なるが、通常、10分~24時間の範囲内が適当である。
方法B
(X、R、R、Hal、Halは、前記と同義である。R、R10、R11は、同一又は異なって、アルキルを表す。)
 本反応は、化合物[12]と有機スズ化合物[24]とを用いたクロスカップリング反応で、それ自体公知の方法によって行うことができる。本反応は、例えばパラジウム触媒存在下、適当な溶媒中、20~200℃で行うことができる。使用しうるパラジウム触媒としては、例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン-パラジウム(II)ジクロリド-ジクロロメタン錯体、酢酸パラジウムを挙げることができる。使用しうるパラジウム触媒の量は、ハロゲン化アリール1モルに対して、0.001~0.1モルの範囲内が適当である。使用しうる反応溶媒としては、反応に関与しなければ特に限定されないが、例えば、テトラヒドロフラン、1,4-ジオキサン、1,2-ジメトキシエタンなどのエーテル類、N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミドなどのアミド類、ベンゼン、トルエンなどの炭化水素類、又はこれらの混合溶媒を挙げることができる。また酸化銅や酸化銀のような添加剤を加えることも出来る。反応時間は、使用する原料の種類、反応温度によって異なるが、通常、1~24時間の範囲内が適当である。
方法C
(X、R、R、R、R、Hal、Halは、前記と同義である。)
 本反応は、化合物[12]と有機ホウ素化合物[20]とを用いたクロスカップリング反応であり、それ自体公知の方法によって行うことができる。本反応は、例えばパラジウム触媒と塩基の存在下、適当な溶媒中、20~200℃の範囲内で行うことができる。使用しうるパラジウム触媒としては、例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン-パラジウム(II)ジクロリド-ジクロロメタン錯体を挙げることができる。使用しうるパラジウム触媒の量は、ハロゲン化アリール1モルに対して、0.001~0.1モルの範囲内が適当である。使用しうる反応溶媒としては、反応に関与しなければ特に限定されないが、例えば、テトラヒドロフラン、1,4-ジオキサン、1,2-ジメトキシエタンなどのエーテル類、メタノール、エタノールなどのアルコール類、N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミドなどのアミド類、ベンゼン、トルエンなどの炭化水素類、水、又はこれらの混合溶媒を挙げることができる。使用しうる塩基としては、例えば、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウムを挙げることができる。反応時間は、使用する原料の種類、反応温度によって異なるが、通常、30分~24時間の範囲内が適当である。
製法4 R が次の一般式[3]で表される基
(式中、R 、R は、前記と同義である。)の場合
製法4-1
(X、R、R、Halは、前記と同義である。R12は、次の一般式[3]で表される基を表す。
(式中、R、Rは、前記と同義である。))
 本反応は、化合物[1a]と化合物[25]とを用いたクロスカップリング反応であり、それ自体公知の方法によって行うことができる。使用しうる溶媒としては、反応に関与しなければ特に限定されないが、例えば、トルエン、キシレンなどの炭化水素類、1,4-ジオキサン、テトラヒドロフランなどのエーテル類、N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド、N-メチル-2-ピロリドンなどのアミド類、又はこれらの混合溶媒を挙げることができる。本反応は、例えばパラジウム触媒と塩基の存在下、適当な溶媒中、20~200℃の範囲内で行うことができる。使用しうるパラジウム触媒としては、例えば、トリス(ジベンジリデンアセトン)(クロロホルム)ジパラジウム(0)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)、酢酸パラジウム(II)を挙げることができる。使用しうるパラジウム触媒の量は、ハロゲン化アリール1モルに対して、0.001~0.1モルの範囲内が適当である。使用しうるパラジウム触媒のリガンドとしては、例えば、1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン、4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9’-ジメチルキサンテン、2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2’,4’,6’-トリイソプロピルビフェニル、(±)-2,2’-ビス(ジフェニルホスフィノ)-1,1’-ビナフチル、2-(ジ-t-ブチルホスフィノ)ビフェニル、ビス[2-(ジフェニルホスフィノ)フェニル]エーテル、トリt-ブチルホスフィンを挙げることができる。使用しうる塩基としては、例えば、ナトリウムt-ブトキシド、リン酸三カリウム、炭酸セシウムを挙げることができる。反応時間は、使用する原料の種類、反応温度によって異なるが、通常、30分~24時間の範囲内が適当である。
製法4-2
(X、R、R、R12、Halは、前記と同義である。)
 本反応は、化合物[26]と化合物[13]とのパラジウム触媒を用いた縮合反応であって、それ自体公知の方法によって行うことができる。使用しうる溶媒としては、反応に関与しなければ特に限定されないが、例えば、トルエン、キシレンなどの炭化水素類、1,4-ジオキサン、テトラヒドロフランなどのエーテル類、N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド、N-メチル-2-ピロリドンなどのアミド類、又はこれらの混合溶媒を挙げることができる。本反応は塩基の存在下、20℃~200℃の範囲内で反応を行うことができる。使用しうるパラジウム触媒としては、例えば、トリス(ジベンジリデンアセトン)(クロロホルム)ジパラジウム(0)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)、酢酸パラジウム(II)を挙げることができる。使用しうるパラジウム触媒の量は、ハロゲン化アリール1モルに対して、0.001~0.1モルの範囲内が適当である。使用しうるパラジウム触媒のリガンドとしては、例えば、1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン、4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9’-ジメチルキサンテン、2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2’,4’,6’-トリイソプロピルビフェニル、(±)-2,2’-ビス(ジフェニルホスフィノ)-1,1’-ビナフチル、2-(ジ-t-ブチルホスフィノ)ビフェニル、ビス[2-(ジフェニルホスフィノ)フェニル]エーテル、トリt-ブチルホスフィンを挙げることができる。使用しうる塩基としては、例えば、ナトリウムt-ブトキシド、リン酸三カリウム、炭酸セシウムを挙げることができる。反応時間は、使用する原料の種類、反応温度等によって異なるが、通常、10分~24時間の範囲内が適当である。
 原料化合物である化合物[26]は、例えば、次の2つの方法に従って製造することができる。
(X、R、R12、Hal、Halは、前記と同義である。)
方法a
 化合物[26]は、化合物[12]と化合物[25]とを適当な溶媒中、塩基の存在下、20℃~200℃の範囲内で反応させることにより製造することができる。使用しうる塩基は、例えば、ピリジン、トリエチルアミン、N,N-ジイソプロピルエチルアミン、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウムを挙げることができる。使用しうる溶媒としては、反応に関与しなければ特に限定されないが、1-ブタノール、2-メトキシエタノールなどのアルコール類、テトラヒドロフラン、1,4-ジオキサンなどのエーテル類、N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミドなどのアミド類、ベンゼン、トルエンなどの炭化水素類、アセトニトリル、又はこれらの混合溶媒を挙げることができる。反応時間は、使用する原料の種類、反応温度によって異なるが、通常、1~24時間の範囲内が適当である。
方法b
 化合物[26]は、化合物[12]と化合物[25]とのパラジウム触媒を用いた縮合反応であって、それ自体公知の方法によって行うことができる。使用しうる溶媒としては、反応に関与しなければ特に限定されないが、例えば、トルエン、キシレンなどの炭化水素類、1,4-ジオキサン、テトラヒドロフランなどのエーテル類、又はこれらの混合溶媒を挙げることができる。本反応は塩基の存在下、20℃~200℃の範囲内で反応を行うことができる。使用しうるパラジウム触媒としては、例えば、トリス(ジベンジリデンアセトン)(クロロホルム)ジパラジウム(0)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)、酢酸パラジウム(II)を挙げることができる。使用しうるパラジウム触媒の量は、ハロゲン化アリール1モルに対して、0.001~0.1モルの範囲内が適当である。使用しうるパラジウム触媒のリガンドとしては、例えば、1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン、4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9’-ジメチルキサンテン、2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2’,4’,6’-トリイソプロピルビフェニル、(±)-2,2’-ビス(ジフェニルホスフィノ)-1,1’-ビナフチル、2-(ジ-t-ブチルホスフィノ)ビフェニル、ビス[2-(ジフェニルホスフィノ)フェニル]エーテル、トリt-ブチルホスフィンを挙げることができる。使用しうる塩基としては、例えば、ナトリウムt-ブトキシド、リン酸三カリウム、炭酸セシウムを挙げることができる。反応時間は、使用する原料の種類、反応温度等によって異なるが、通常、10分~24時間の範囲内が適当である。
製法5 R がシアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、アルキルカルボニル、カルバモイル、アルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、アラルキル、ヒドロキシカルボニル及びアルコキシアルキルからなる群から選択される1若しくは2個の基で置換されていてもよいヘテロアリール(但し、結合手がNから出ているものに限る。)の場合
(X、R、R、Halは、前記と同義である。R13は、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、アルキルカルボニル、カルバモイル、アルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、アラルキル、ヒドロキシカルボニル及びアルコキシアルキルからなる群から選択される1若しくは2個の基で置換されていてもよいヘテロアリール(但し、結合手がNから出ているものに限る。)を表す。)
 本反応は、化合物[27]と化合物[13]とのパラジウム触媒を用いた縮合反応であって、前記製法4-2と同様の方法により行うことができる。
 原料化合物である化合物[27]は、次の方法に従って製造することができる。
(X、R、R13、Hal、Halは、前記と同義である。)
 本反応は、化合物[12]と化合物[28]とを用いたクロスカップリング反応であり、それ自体公知の方法によって行うことができる。本反応は、例えば、銅触媒の存在又は非存在下に、適当な溶媒中、20~200℃の範囲内で行うことができる。使用しうる銅触媒としては、例えば、ヨウ化銅、酢酸銅などを挙げることができる。使用しうる銅触媒の量は、ハロゲン化アリール1モルに対して、0.01~0.2モルの範囲内が適当である。また、銅の配位子として、トランス-N,N’-ジメチルシクロヘキサン-1,2-ジアミン、トランス-1,2-シクロヘキサンジアミン、1,10-フナントロリンなどを挙げることができる。使用しうる反応溶媒としては、反応に関与しなければ特に限定されないが、例えば、テトラヒドロフラン、1,4-ジオキサン、1,2-ジメトキシエタンなどのエーテル類、メタノール、エタノールなどのアルコール類、N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミドなどのアミド類、ベンゼン、トルエンなどの炭化水素類、又はこれらの混合溶媒を挙げることができる。使用しうる塩基としては、例えば、リン酸三カリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸セシウムなどを挙げることができる。反応時間は、使用する原料の種類、反応温度によって異なるが、通常、30分~24時間の範囲内が適当である。
製法6 R がアルコキシカルボニルの場合
(X、R、R、Halは、前記と同義である。R14は、アルキルを表す。)
 本反応は、化合物[29]と化合物[13]とのパラジウム触媒を用いた縮合反応であって、前記製法4-2と同様の方法により行うことができる。
 原料化合物である化合物[29]は、次の方法に従って製造することができる。
(X、R、R14、Hal、Halは、前記と同義である。)
 本反応は、化合物[30]と化合物[19]とのパラジウム触媒を用いた縮合反応であって、前記原料化合物である化合物[15]の製法の工程2と同様の方法により行うことができる。
製法7 R がヒドロキシカルボニルの場合
(X、R、R、R14は、前記と同義である。)
 本反応は、化合物[1f]の加水分解反応であって、それ自体公知の方法によって行うことができる。通常、酸又は塩基存在下において、化合物[1f]を加水分解することにより化合物[1g]を製造することができる。本反応に使用される酸としては、例えば、塩酸、硫酸のような無機酸、塩基としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの無機塩基を挙げることができる。本反応に使用しうる反応溶媒としては、例えば、メタノール、エタノールなどのアルコール類、テトラヒドロフラン、1,4-ジオキサンなどのエーテル類、水、又はこれらの混合溶媒を挙げることができる。反応温度は、0℃~100℃で行われ、反応時間は通常30分~24時間である。
製法8 R が(a)アルキル若しくはアルキルスルホニルで置換されていてもよい飽和環状アミノ基、又は、(b)アルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、アラルキル、ハロアルキル、ジアルキルアミノアルキル、アルコキシアルキル、及びヒドロキシアルキルからなる群から選択される1若しくは2個の基を置換されていてもよいアミノカルボニルの場合
(X、R、Rは、前記と同義である。R15、R16は、同一又は異なって、H、アルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、アラルキル、ハロアルキル、ジアルキルアミノアルキル、アルコキシアルキル、若しくは、ヒドロキシアルキルを表すか、又は隣接するNと一緒になって、飽和環状アミノ基を表す。かかる飽和環状アミノ基は、アルキル又はアルキルスルホニルで置換されていてもよい。)
 本反応は、化合物[1g]と化合物[31]との縮合反応であって、縮合反応としてそれ自体公知の方法によって行うことができる。化合物[1g]で表されるカルボン酸又はその反応性誘導体と、化合物[31]を反応させることにより、化合物[1h]を合成することができる。化合物[1g]の反応性誘導体としては、例えば、酸ハライド(例えば、酸クロリド、酸ブロミド)、混合酸無水物、イミダゾリド、活性アミド等、アミド縮合形成反応に通常用いられるものを挙げることができる。化合物[1g]を用いる場合には、塩基の存在又は非存在下において、縮合剤を使用して、-20~100℃で反応を行うことができる。本反応に使用しうる縮合剤としては、例えば、1,1’-オキサリルジイミダゾール、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド、ジシクロヘキシルカルボジイミド、シアノホスホン酸ジエチル、O-(ベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロリン酸塩、1H-ベンゾトリアゾール-1-イルオキシトリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスファートを挙げることができる。本反応に使用しうる塩基としては、例えば、トリエチルアミン、N,N-ジイソプロピルエチルアミン、N,N-ジメチルアニリン、ピリジン、1,8-ジアザビシクロ[5,4,0]-7-ウンデセンの有機塩基を挙げることができる。使用しうる溶媒としては、反応に関与しなければ特に限定されないが、例えば、テトラヒドロフラン、1,4-ジオキサン、ジエチルエーテルなどのエーテル類、N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミドなどのアミド類、アセトニトリル、プロピオンニトリルなどのニトリル類、ベンゼン、トルエンなどの炭化水素類、クロロホルム、塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水素類、又はこれらの混合溶媒を挙げることができる。また、必要に応じて、添加剤を使用することができる。使用しうる添加剤としては、例えば、1-ヒドロキシベンゾトリアゾール、1-ヒドロキシ-7-アザベンゾトリアゾールを挙げることができる。反応時間は、使用する原料の種類、反応温度等によって異なるが、通常、10分~24時間の範囲内が適当である。化合物[31]及び縮合剤の使用量としては、例えば、化合物[1g]1モルに対して1倍モル~3倍モルの範囲内が適当である。
製法9 R がH、アルキルカルボニル、アルキルスルホニルで置換されていてもよい1個のNを含む飽和複素環式基、又は、ヒドロキシ若しくはアルコキシで置換されていてもよいアルキルである場合
(X、R、R、Halは、前記と同義である。R17は、H、アルキルカルボニル、アルキルスルホニルで置換されていてもよい1個のNを含む飽和複素環式基、又は、ヒドロキシ若しくはアルコキシで置換されていてもよいアルキルを表す)
 本反応は、化合物[32]と化合物[13]とのパラジウム触媒を用いた縮合反応であって、前記製法1と同様の方法によって行うことができる。
製法10 R がシアノである場合
(X、R、R、Halは、前記と同義である。)
 本反応は、化合物[1a]のシアノ化反応であって、それ自体公知の方法によって行うことができる。本反応は、例えばパラジウム触媒の存在又は非存在下に、適当な溶媒中、シアノ化合物と20~200℃の範囲内で、必要であればマイクロウエーブを用いて行うことができる。使用しうるパラジウム触媒としては、例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン-パラジウム(II)ジクロリド-ジクロロメタン錯体、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)を挙げることができる。使用しうるパラジウム触媒の量は、ハロゲン化アリール1モルに対して、0.001~0.1モルの範囲内が適当である。必要であればパラジウムのリガンドとして、4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9’-ジメチルキサンテン、2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2’,4’,6’-トリイソプロピルビフェニル、2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2’,6’-ジメトキシビフェニルなどを用いることができる。使用しうるシアノ化合物としては、シアン化銅(I)、シアン化亜鉛(II)、シアン化カリウム、シアン化ナトリウムを挙げることができる。使用しうる反応溶媒としては、反応に関与しなければ特に限定されないが、例えば、テトラヒドロフラン、1,4-ジオキサンなどのエーテル類、メタノール、エタノールなどのアルコール類、N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド、N-メチル-2-ピロリドンなどのアミド類、ベンゼン、トルエンなどの炭化水素類、ジメチルスルホキシド、水、又はこれらの混合溶媒を挙げることができる。反応時間は、使用する原料の種類、反応温度によって異なるが、通常、30分~24時間の範囲内が適当である。
製法11 Xが-CR であって、R がアルコキシカルボニルの場合
(R、R、Halは、前記と同義である。R18は、アルキルを表す。)
 本反応は、化合物[33]と化合物[13]とのパラジウム触媒を用いた縮合反応であって、前記製法4-2と同様の方法により行うことができる。
 原料化合物である化合物[33]は、次の方法に従って製造することができる。
(R、R18、Hal、Halは、前記と同義である。)
 本反応は、化合物[34]と化合物[19]とのパラジウム触媒を用いた縮合反応であって、前記製法3-2、方法Aの工程2と同様の方法により行うことができる。
製法12 Xが-CR であって、R がヒドロキシカルボニルの場合
(R、R、R18は、前記と同義である。)
 本反応は、化合物[1k]の加水分解反応であり、前記製法7と同様の方法によって行うことができる。
製法13 Xが-CR であって、R が次の一般式[35]で表される基の場合
(式中、*は前記と同義である。R 19 、R 20 は、同一又は異なって、H、アルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、若しくは、アルコキシアルキルを表すか、又は、隣接するNと一緒になって、飽和環状アミノ基を表す。)
(R、R、R19、R20は、前記と同義である。)
 本反応は、化合物[1j]と化合物[36]との縮合反応であって、前記製法8と同様の方法によって行うことができる。
製法14 R がアルキルの場合
(X、R、R、R、R、Halは、前記と同義である。R21は、アルキルを表す。)
 本反応は、化合物[37]と化合物[13]とのパラジウム触媒を用いた縮合反応であって、前記製法4-2と同様の方法により行うことができる。
 原料化合物である化合物[37]は、次の方法に従って製造することができる。
(X、R、R、R21、Halは、前記と同義である。Halはハロゲンを表す。)
 本工程は、化合物[38]と化合物[39]を適当な溶媒中、塩基の存在下、20℃~200℃で、必要であればマイクロウエーブを用いて、反応させることにより製造することができる。使用しうる塩基は、例えば、水素化ナトリウム、リチウムジイソプロピルアミド、n-ブチルリチウムなどを挙げることができる。使用しうる溶媒としては、反応に関与しなければ特に限定されないが、例えば、テトラヒドロフラン、1,4-ジオキサンなどのエーテル類、N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミドなどのアミド類、ベンゼン、トルエンなどの炭化水素類、アセトニトリル、又はこれらの混合溶媒を挙げることができる。反応時間は、使用する原料の種類、反応温度によって異なるが、通常、10分~24時間の範囲内が適当である。
製法15 R がヒドロキシである場合
(X、R、R、R、Halは、前記と同義である。)
 本反応は、化合物[40]と化合物[13]とのパラジウム触媒を用いた縮合反応であって、前記製法1と同様の方法によって行うことができる。本反応に使用しうる塩基としては、ナトリウムt-ブトキシドが適当である。
 原料化合物である化合物[40]は、次の方法に従って製造することができる。
(X、R、R、Hal、Halは、前記と同義である。)
工程1
 化合物[42]は、公知の方法(J.Org.Chem.,65,2000,9059-9068など)に準じて製造することができる。
工程2
 本工程は、化合物[42]と化合物[43]とのパラジウム触媒を用いた縮合反応であって、例えば、前記製法1と同様の方法によって行うことができる。
 本発明化合物は、そのまま医薬として用いることができるが、公知の方法により医薬上許容される塩の形にして用いることもできる。このような塩としては、塩酸、臭化水素酸、硫酸、燐酸などの鉱酸の塩、酢酸、クエン酸、酒石酸、マレイン酸、コハク酸、フマル酸、p-トルエンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、メタンスルホン酸などの有機酸の塩などを挙げることができる。
 例えば、本発明化合物の塩酸塩は、本発明化合物を塩化水素のアルコール溶液、酢酸エチル溶液又はジエチルエーテル溶液に溶解することにより得ることができる。
 本発明化合物の中には、不斉炭素を有するものも存在するが、各光学異性体及びそれらの混合物のいずれも本発明に含まれる。光学異性体は、例えば、上記のようにして得られたラセミ体から、その塩基性を利用して光学活性な酸(酒石酸、ジベンゾイル酒石酸、マンデル酸、10-カンファースルホン酸等)を用いて公知の方法により光学分割するか、予め調製した光学活性な化合物を原料に用いて製造することができる。その他、キラルカラムを用いた光学分割や不斉合成により製造することもできる。
 また、本発明化合物に幾何異性体や互変異性体が存在する場合は、いずれか一方の異性体のみならず、それらの混合物も本発明化合物に含まれる。
 本発明化合物又はその医薬上許容される塩は、JAK選択的阻害剤であり、後記の試験例に示すように、骨髄線維症の治療効果を有しており、医薬として有用である。
<骨髄線維症>
 本発明の一態様において、骨髄線維症は、例えば、原発性骨髄線維症、真性多血症後の骨髄線維症、または本態性血小板血症後の骨髄線維症であり、好ましくは原発性骨髄線維症、真性多血症後の骨髄線維症、及び本態性血小板血症後の骨髄線維症からなる群より選択される1つである。
<骨髄線維症のリスク分類>
 本発明の一態様において、骨髄線維症のリスク分類は、低リスク、中間-1リスク、中間-2リスク、高リスクに分類することができる。
<骨髄線維症の国際予後予測スコアリングシステム>
 本発明の一態様において、骨髄線維症のリスク分類は、例えば、国際予後予測スコアリングシステム(International Prognostic Scoring System for PMF:IPSS)に基づいて分類することができる。国際予後予測スコアリングシステムは、例えば、IPSS、Dynamic IPSS (DIPSS)と、Age-adjusted DIPSS (aaDIPSS)、DIPSS-plusが含まれる。
<高リスク骨髄線維症>
 本発明の一態様において、高リスク骨髄線維症は、例えば、国際予後予測スコアリングシステムに基づく、中間-2リスク及び高リスクからなる群より選択される、少なくとも一つのリスク群の骨髄線維症であり、好ましくは、国際予後予測スコアリングシステムに基づく、中間-2リスク及び/又は高リスクの骨髄線維症であり、更に好ましくは、動的国際予後予測スコアリングシステム(DIPSS)に基づく、中間-2リスク及び/又は高リスクの骨髄線維症である。
 本発明の一態様において、高リスク骨髄線維症は、例えば、中間-2リスク、及び高リスクからなる群より選択される、少なくとも一つのリスク群の骨髄線維症であり、好ましくは中間-2リスク及び/又は高リスクの骨髄線維症である。
<高リスク骨髄線維症の患者>
 本発明の一態様において、高リスク骨髄線維症の患者は、例えば、国際予後予測スコアリングシステムに基づく、中間-2リスク、及び高リスクからなる群より選択される、少なくとも一つのリスク群の骨髄線維症の患者であり、好ましくは、国際予後予測スコアリングシステムに基づく、中間-2リスク及び/又は高リスクの骨髄線維症の患者であり、更に好ましくは、動的国際予後予測スコアリングシステム(DIPSS)に基づく、中間-2リスク及び/又は高リスクの骨髄線維症の患者である。
 本発明の一態様において、高リスク骨髄線維症の患者は、例えば、中間-2リスク、及び高リスクからなる群より選択される、少なくとも一つのリスク群の骨髄線維症の患者であり、好ましくは中間-2リスク及び/又は高リスクの骨髄線維症の患者である。
<骨髄線維症の患者の血小板数>
 本発明の一態様において、骨髄線維症の患者の血小板数は、当該技術分野において通常使用されている方法によって、測定することができる。
<骨髄線維症の患者の血小板数の測定>
 本発明の一態様において、骨髄線維症の患者の血小板数は、本発明化合物又はその医薬上許容される塩の投与前、投与中、投与後に測定することができる。例えば、投与前に2回(少なくとも7日間空けて)測定することができ、投与中、1周期28日ごとに測定することができる。
<高リスク骨髄線維症の患者の血小板数>
 本発明の一態様において、高リスク骨髄線維症の患者の血小板数は、本発明化合物又はその医薬上許容される塩を投与することができれば特に限定されないが、上限は、例えば、100,000/μL未満、90,000/μL未満、80,000/μL未満、70,000/μL未満、60,000/μL未満、50,000/μL未満又は40,000/μL未満であり、下限は、10,000/μL以上、20,000/μL以上、30,000/μL以上、40,000/μL以上、50,000/μL以上、60,000/μL以上、70,000/μL以上、80,000/μL以上、90,000/μL以上である。更に、高リスク骨髄線維症の患者の血小板数の上限と下限は、組み合わせて使用できる。具体的には、高リスク骨髄線維症の患者の血小板数は、例えば、10,000/μL以上60,000/μL未満、10,000/μL以上50,000/μL未満、20,000/μL以上50,000/μL未満、30,000/μL以上50,000/μL未満、40,000/μL以上50,000/μL未満、30,000/μL以上60,000/μL未満、40,000/μL以上60,000/μL未満、60,000/μL以上100,000/μL未満であり、好ましくは、10,000/μL以上60,000/μL未満、10,000/μL以上50,000/μL未満、20,000/μL以上50,000/μL未満、30,000/μL以上50,000/μL未満、又は40,000/μL以上50,000/μL未満であり、更に好ましくは、10,000/μL以上50,000/μL未満、20,000/μL以上50,000/μL未満、30,000/μL以上50,000/μL未満、又は40,000/μL以上50,000/μL未満である。
<骨髄線維症の患者の脾臓容積>
 本発明の一態様において、骨髄線維症の患者の脾臓容積は、当該技術分野において通常使用されている方法、例えば、MRIやCTによって、脾臓サイズを測定して計算することができる。
 本発明化合物又はその医薬上許容される塩を医薬として投与する場合、本発明化合物又はその医薬上許容される塩をそのまま又は医薬的に許容される無毒性かつ不活性の担体中に、例えば、0.001%~99.5%、好ましくは0.1%~90%含有する医薬組成物として、人を含む哺乳動物に投与される。
 担体としては、固形、半固形、又は液状の希釈剤、充填剤、及びその他の処方用の助剤一種以上が用いられる。本発明に係る医薬組成物は、投与単位形態で投与することが望ましい。医薬組成物は、組織内投与、経口投与、静脈内投与、局所投与(経皮投与、点眼等)又は経直腸的に投与することができる。これらの投与方法に適した剤型で投与されるのはもちろんである。
 医薬としての用量は、年齢、体重、疾病の種類、程度等の患者の状態、投与経路を考慮した上で調製することが望ましいが、通常は、成人に対して本発明化合物又はその医薬上許容される塩の有効成分量として、経口投与の場合、1日あたり、0.1mg~5g/成人の範囲、好ましくは、1mg~500mg/成人の範囲が適当である。場合によっては、これ以下でも足りるし、また逆にこれ以上の用量を必要とすることもある。通常、1日1回又は数回に分けて投与するか又は1~24時間かけて静脈内に連続投与することができる。
 本発明の一態様において、本発明化合物又はその医薬上許容される塩は、経口投与の場合、1日当たり、200mg~600mgの範囲、好ましくは、1日2回、100mg~300mgの範囲で使用することができ、更に、1日2回、300mgで使用することができる。
 以下に参考例、実施例、試験例及び製剤例を掲げて本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
 実施例1~実施例234の化合物は、国際公開第2010/090290号及び国際公開第2012/005299号の記載を参照して合成した。実施例1~実施例234の化合物の構造式を表1~表12に示す。
 (S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミンマレイン酸塩(化合物A)の合成
 化合物Aは、国際公開第2019/065793号の記載を参照して合成した。化合物Aの構造式を下記に示す。
試験例1:骨髄線維症の患者における臓容積縮小効果
 化合物Aの投与開始前14日以内に、骨髄線維症の患者の血小板数と脾臓のベースラインを測定した。化合物Aは1周期28日間で毎日経口投与された。化合物Aは、食後2時間以上後、次の食事の少なくとも1時間前に患者により服用された。開始用量コホート(最初のコホート)は一日当たり300mgであった。適切な数の100mgの錠剤が患者に供給され、指定の用量レベルで患者により服用された。
<効果>
 投与開始14日以内と投与開始後24週に、MRI(magnetic resonance imaging)を使用して脾臓サイズを測定し、脾臓容積を算出した(MRIを使用できない患者についてはCTを使用した)。投与開始後24週における脾臓容積縮小率を算出した。
 脾臓容積縮小率=(投与開始後24週の脾臓容積-投与開始前の脾臓容積)/投与開始前の脾臓容積×100
 化合物Aは高リスク骨髄線維症の患者の治療に有用であった。
 化合物Aは1周期28日間で毎日経口投与される。化合物Aは、食後2時間以上後、次の食事の少なくとも1時間前に12時間間隔で患者により服用される。適切な数の100mgの錠剤が患者に供給され、300mg(3錠)1日2回を患者により服用される(1日の総用量600mgである)。
製剤例1
錠剤(内服錠)
 処方1錠80mg中
  実施例1の本発明化合物       5.0mg
  トウモロコシ澱粉         46.6mg
  結晶セルロース          24.0mg
  メチルセルロース          4.0mg
  ステアリン酸マグネシウム      0.4mg
 この割合の混合末を通常の方法により打錠成形し内服錠とする。
製剤例2
錠剤(内服錠)
 処方1錠80mg中
  実施例2の本発明化合物      5.0mg
  トウモロコシ澱粉        46.6mg
  結晶セルロース         24.0mg
  メチルセルロース         4.0mg
  ステアリン酸マグネシウム     0.4mg
 この割合の混合末を通常の方法により打錠成形し内服錠とする。
 上記の通り、本発明化合物又はその医薬上許容される塩を有効成分として含有する医薬組成物は、高リスク骨髄線維症の治療剤として用いることができる。

Claims (11)

  1.  次の(I)又は(II)のいずれかの場合である、次の一般式[1]で表される化合物又はその医薬上許容される塩を有効成分として含有する、高リスク骨髄線維症の治療剤。
    (I)
     Xは、CH又はNを表す。
     Rは、ハロゲンを表す。
     Rは、
    (1)H、
    (2)ハロゲン、
    (3)シアノ、
    (4)次の一般式[2]で表される基、
    (式中、*は、結合位置を表す。R、R、Rは、同一又は異なって、(a)H、若しくは(b)ヒドロキシ若しくはアルコキシで置換されていてもよいアルキルを表すか、又は、R、R、Rのうち2つの基が隣接するCと一緒になり、残り1つの基がHとなって、1個のNを含む飽和複素環式基を表す。かかる飽和複素環式基は、アルキルスルホニルで置換されていてもよい。)、
    (5)次の一般式[3]で表される基、
    (式中、*は、前記と同義である。R、Rは、同一又は異なって、(a)H、(b)ヒドロキシ、アミノ、ジアルキルアミノ、飽和環状アミノ基、アルキルカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、アリール、アルキルで置換されていてもよいヘテロアリール、テトラヒドロフラニル、及びカルバモイルからなる群から選択される1若しくは2個の基で置換されていてもよいアルキル、(c)アルキルカルボニル、(d)アルキルスルホニル、(e)カルバモイル、若しくは(f)アルキルで置換されていてもよいヘテロアリールを表すか、又は、RとRが隣接するNと一緒になって、飽和環状アミノ基を表す。かかる飽和環状アミノ基は、(a)ハロゲン、(b)シアノ、(c)ヒドロキシ、(d)ヒドロキシ、アルコキシ、アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、及びアルキルカルボニルアミノからなる群から選択される1若しくは2個の基で置換されていてもよいアルキル、(e)シクロアルキル、(f)ハロアルキル、(g)アルコキシ、(h)オキソ、(i)次の一般式[4]で表される基、
    (式中、*は、前記と同義である。Rは、アルキル又はアリールを表す)、(j)次の一般式[5]で表される基、
    (式中、*は、前記と同義である。R、Rは、同一又は異なって、H、アルキル、カルバモイル、アルキルカルボニル、又はアルキルスルホニルを表す。)、(k)次の一般式[6]で表される基、
    (式中、*は、前記と同義である。Rは、アルキル、ヒドロキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、シクロアルキルアミノ、(シクロアルキル)アルキルアミノ、(ヒドロキシアルキル)アミノ、(アルコキシアルキル)アミノ、アルコキシ、アルキルスルホニルアミノ、又は飽和環状アミノ基を表す)、及び(l)ヒドロキシで置換されていてもよい飽和環状アミノ基からなる群から選択される1若しくは2個の基で置換されていてもよく、又は次の一般式[7A]若しくは[7B]で表される基とスピロ結合していてもよい。
    (式中、*は、前記と同義である。))、
    (6)次の一般式[8]で表される基、
    (式中、*は、前記と同義である。Rは、(a)アルキル、(b)ヒドロキシ、(c)アルコキシ、(d)アルキル若しくはアルキルスルホニルで置換されていてもよい飽和環状アミノ基、又は(e)アルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、アラルキル、ハロアルキル、ジアルキルアミノアルキル、アルコキシアルキル、及びヒドロキシアルキルからなる群から選択される1若しくは2個の基で置換されていてもよいアミノを表す。)、
    (7)次の一般式[9]で表される基、
    (式中、*は、前記と同義である。R、R、Rは、同一又は異なって、H、ハロゲン、シアノ、アルコキシ、カルバモイル、スルファモイル、モノアルキルアミノスルホニル、若しくは、アルキルスルホニルを表すか、又はR、R、Rのうち2つの基が一緒になってメチレンジオキシを表す。)、
    (8)-OR(Rは、ヒドロキシ、ジアルキルアミノ、アルコキシ、テトラヒドロフラニル、及びシクロアルキルからなる群から選択される基で置換されていてもよいアルキル、又は、ヒドロキシで置換されていてもよく、1個のOを含んでいてもよい飽和環式基を表す。)、又は
    (9)シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、アルキルカルボニル、カルバモイル、アルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、アラルキル、ヒドロキシカルボニル及びアルコキシアルキルからなる群から選択される1若しくは2個の基で置換されていてもよいヘテロアリールを表す。
     Rは、H又はヒドロキシを表す。
     Rは、H又はアルキルを表す。
     Rは、H又はアルキルを表す。
    (II)
     Xは、-CRを表す。
     Rは、次の一般式[10]で表される基を表す。
    (式中、*は、前記と同義である。Rは、(a)アルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、及びアルコキシアルキルからなる群から選択される1若しくは2個の基で置換されていてもよいアミノ、(b)アルコキシ、(c)ヒドロキシ、又は(d)飽和環状アミノ基を表す。)
     Rは、ハロゲンを表す。
     Rは、Hを表す。
     Rは、H又はヒドロキシを表す。
     Rは、H又はアルキルを表す。
     Rは、H又はアルキルを表す。
  2.  次の化合物(1)~(230)からなる群から選択される化合物又はその医薬上許容される塩を有効成分として含有する、請求項1に記載の高リスク骨髄線維症の治療剤。
    (1)(S)-4-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピペラジン-2-オン、
    (2)N-{(S)-1-[2-{[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチル]アミノ}-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル]ピロリジン-3-イル}アセトアミド、
    (3)(S)-6-(3,3-ジフルオロアゼチジン-1-イル)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (4)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (5)(S)-N2’-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N6’-(ピラジン-2-イル)-3,4’-ビピリジン-2’,6’-ジアミン、
    (6)(S)-N2’-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-メトキシ-N6’-(ピラジン-2-イル)-3,4’-ビピリジン-2’,6’-ジアミン、
    (7)(S)-2’-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6’-(ピラジン-2-イルアミノ)-3,4’-ビピリジン-6-オール、
    (8)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(オキサゾール-5-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (9)(S)-6-クロロ-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (10)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-[4-(メチルスルホニル)フェニル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (11)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-6-(1H-ピラゾール-4-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (12)(S)-2-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イルオキシ}エタノール、
    (13)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-6-(ピリジン-3-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (14)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-6-(ピリジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (15)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-6-(ピリジン-4-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (16)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピロリジン-2-オン、
    (17)(S)-4-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピペラジン-2,6-ジオン、
    (18)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}テトラヒドロピリミジン-2(1H)-オン、
    (19)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-6-(ピロリジン-1-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (20)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-モルホリノ-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (21)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}イミダゾリジン-2-オン、
    (22)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-(オキサゾール-5-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (23)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-(6-メトキシピリジン-3-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (24)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-6-(1H-ピラゾール-3-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (25)(S)-4-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピリジン-2-オール、
    (26)(S)-5-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピリジン-2-オール、
    (27)N-((R)-1-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピロリジン-3-イル)アセトアミド、
    (28)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-4-(1H-ピラゾール-4-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (29)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-4-(1H-ピラゾール-3-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (30)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-[3-(メチルスルホニル)フェニル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (31)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-[4-(メチルスルホニル)フェニル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (32)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(1-イソプロピル-1H-ピラゾール-4-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (33)N-{(S)-1-[2-{[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチル]アミノ}-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル]ピロリジン-3-イル}アセトアミド、
    (34)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-モルホリノ-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (35)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-4-チオモルホリノピリジン-2,6-ジアミン、
    (36)(S)-3-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}プロパン-1-オール、
    (37)(S)-N-(1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-イル)アセトアミド、
    (38)(S)-6-(アゼチジン-1-イル)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (39)(S)-6-(3-フルオロアゼチジン-1-イル)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (40)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-2-オン、
    (41)(S)-4-(1-エチル-1H-ピラゾール-4-イル)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (42)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (43)(S)-4-(1-(シクロプロピルメチル)-1H-ピラゾール-4-イル)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (44)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-6-(チアゾール-5-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (45)1-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピロリジン-3-オール、
    (46)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(5-メチルチアゾール-2-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4,6-トリアミン、
    (47)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-4,5’-ビピリミジン-2,6-ジアミン、
    (48)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-(2-メトキシチアゾール-5-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (49)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-6-(チアゾール-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (50)(S)-5-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピコリノニトリル、
    (51)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピペリジン-4-カルボキサミド、
    (52)(S)-5-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピコリンアミド、
    (53)4-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピペラジン-2-カルボキサミド、
    (54)6-(3-アミノピロリジン-1-イル)-N-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (55)N-(1-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピロリジン-3-イル)メタンスルホンアミド、
    (56)(S)-2-({2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}(2-ヒドロキシエチル)アミノ)エタン-1-オール、
    (57)(S)-N-[2-(ジメチルアミノ)エチル]-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4,6-トリアミン、
    (58)1-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピペリジン-3-カルボキサミド、
    (59)(S)-1-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピロリジン-2-カルボキサミド、
    (60)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-[4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (61)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-6-(1H-ピロール-3-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (62)(R)-1-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}-4-ヒドロキシピロリジン-2-オン、
    (63)N-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-N-[(テトラヒドロフラン-2-イル)メチル]ピリミジン-2,4,6-トリアミン、
    (64)((S)-1-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピロリジン-2-イル)メタノール、
    (65)((R)-1-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピロリジン-2-イル)メタノール、
    (66)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピペリジン-4-オール、
    (67)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-オール、
    (68)1-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピペリジン-3-オール、
    (69)(S)-5-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ニコチノニトリル、
    (70)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-6-(2H-テトラゾール-5-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (71)(S)-N-(2-アミノエチル)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4,6-トリアミン、
    (72)(S)-N-(2-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ}エチル)メタンスルホンアミド、
    (73)(S)-N-(2-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ}エチル)アセトアミド、
    (74)(S)-2-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ}アセトアミド、
    (75)(S)-4-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ベンズアミド、
    (76)(S)-3-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ベンゾニトリル、
    (77)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-(フラン-3-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (78)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピペリジン-4-カルボン酸エチル、
    (79)(S)-5-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ニコチンアミド、
    (80)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピペリジン-4-カルボン酸、
    (81)(S)-2-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ}-2-フェニルエタノール、
    (82)(S)-2-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ}-3-フェニルプロパン-1-オール、
    (83)(R)-2-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ}-4-メチルペンタン-1-オール、
    (84)(S)-6-[2-(ジメチルアミノ)エトキシ]-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (85)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}-1H-ピラゾール-4-カルボン酸、
    (86)(S)-3-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ベンズアミド、
    (87)(S)-6-(ベンゾ[d]1,3-ジオキソール-5-イル)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (88)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-(2-フルオロピリジン-4-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (89)N-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-6-[(テトラヒドロフラン-2-イル)メトキシ]ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (90)(S)-2-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イルオキシ}エタノール、
    (91)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-N-[2-(ピロリジン-1-イル)エチル]ピリミジン-2,4,6-トリアミン、
    (92)(S)-3-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}イソニコチンアミド、
    (93)(S)-3-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}イソニコチノニトリル、
    (94)(S)-2-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ}-3-メチルブタン-1-オール、
    (95)(S)-N-[1-(4-クロロフェニル)エチル]-6-[4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (96)(1S,2S)-2-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イルオキシ}シクロヘキサノール、
    (97)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-[(5-メチルピラジン-2-イル)メチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4,6-トリアミン、
    (98)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(フラン-2-イルメチル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4,6-トリアミン、
    (99)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-N-[1-(ピリジン-3-イル)エチル]ピリミジン-2,4,6-トリアミン、
    (100)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}-4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-4-オール、
    (101)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-N-(ピリジン-2-イルメチル)ピリミジン-2,4,6-トリアミン、
    (102)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-N-(ピリジン-3-イルメチル)ピリミジン-2,4,6-トリアミン、
    (103)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-N-(ピリジン-4-イルメチル)ピリミジン-2,4,6-トリアミン、
    (104)(S)-2-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イルアミノ}-3-ヒドロキシプロパンアミド、
    (105)(3S,4S)-1-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}ピロリジン-3,4-ジオール、
    (106)N-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-6-(1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (107)(S)-8-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}-1,3-ジオキソ-8-アザスピロ[4.5]デカン-2-オン、
    (108)(S)-4-(1-ベンジル-1H-ピラゾール-4-イル)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (109)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-[4-(フェニルスルホニル)ピペラジン-1-イル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (110)(S)-4-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}ベンズアミド、
    (111)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-4-(1H-ピロール-3-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (112)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (113)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-(4-メチル-1H-イミダゾール-1-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (114)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(4-メトキシフェニル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (115)(S)-4-(4-フルオロフェニル)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (116)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-メチル-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (117)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}-N-(メチルスルホニル)ピペリジン-4-カルボキサミド、
    (118)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(フラン-3-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (119)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-[4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (120)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}-4-(ヒドロキシメチル)ピペリジン-4-オール、
    (121)(S)-4-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}ベンゼンスルホンアミド、
    (122)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-メトキシ-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (123)4-{2-[(1S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}-1λ,4-チオモルホリン-1,1-ジオン、
    (124)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}ピペリジン-4-オール、
    (125)(S)-1-(4-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}-1,4-ジアゼパン-1-イル)エタノン、
    (126)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-N-(ピリミジン-2-イル)ピリジン-2,4,6-トリアミン、
    (127)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-N-(ピリジン-2-イル)ピリジン-2,4,6-トリアミン、
    (128)N-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-4-(1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (129)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチン酸メチルエステル、
    (130)(S)-4-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}-N-メチルベンゼンスルホンアミド、
    (131)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(4-メチル-1H-イミダゾール-1-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (132)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N,N-ジ(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,4,6-トリアミン、
    (133)(S)-4-(シクロプロピルメトキシ)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (134)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-メチル-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (135)(S)-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}メタノール、
    (136)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチン酸、
    (137)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(2-メトキシエトキシ)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (138)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-カルボニトリル、
    (139)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチノニトリル、
    (140)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
    (141)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-(1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (142)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (143)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ニコチン酸メチル、
    (144)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-N,N-ジメチル-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
    (145)(S)-N-[2-(ジメチルアミノ)エチル]-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
    (146)(S)-N-t-ブチル-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
    (147)(S)-N-エチル-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
    (148)(S)-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}[4-(メタンスルホニル)ピペラジン-1-イル]メタノン、
    (149)(S)-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}(ピロリジン-1-イル)メタノン、
    (150)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-N-イソプロピル-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
    (151)(S)-1-{2-[(S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-2-カルボキサミド、
    (152)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-4-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イルオキシ)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (153)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-カルボキサミド、
    (154)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-N-(2-ヒドロキシエチル)-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
    (155)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-N-メチル-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
    (156)(S)-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}(モルホリノ)メタノン、
    (157)(S)-N-ベンジル-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
    (158)(S)-N-シクロプロピル-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
    (159)(S)-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル})(4-メチルピペラジン-1-イル)メタノン、
    (160)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-N-(2-メトキシエチル)-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
    (161)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-N-プロピル-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
    (162)(S)-N-シクロプロピルメチル-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
    (163)(S)-N-シクロブチル-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
    (164)(S)-N-ブチル-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
    (165)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-N-イソブチル-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
    (166)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)-N-(2,2,2,-トリフルオロエチル)イソニコチンアミド、
    (167)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-N-(3-ヒドロキシプロピル)-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
    (168)(S)-N-(2-エトキシエチル)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)イソニコチンアミド、
    (169)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}-N-メチルアゼチジン-3-カルボキサミド、
    (170)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(メトキシメチル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (171)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}-N,N-ジメチルアゼチジン-3-カルボキサミド、
    (172)(S)-N-(1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-イル)メタンスルホンアミド、
    (173)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-カルボニトリル、
    (174)2-(4-フルオロフェニル)-2-[4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-2-イルアミノ]エタノール、
    (175)(S)-N-エチル-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-カルボキサミド、
    (176)(S)-N,N-ジエチル-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-カルボキサミド、
    (177)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}エタノン、
    (178)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-(3-メトキシアゼチジン-1-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (179)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}-3-メチルアゼチジン-3-オール、
    (180)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-N-メチル-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ニコチンアミド、
    (181)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-N,N-ジメチル-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ニコチンアミド、
    (182)(S)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ニコチンアミド、
    (183)(S)-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-3-イル}(モルホリノ)メタノン、
    (184)(S)-N-(シクロプロピルメチル)-2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ニコチンアミド、
    (185)(S)-N-(1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-イル)エタンスルホンアミド、
    (186)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}-N-イソプロピルアゼチジン-3-カルボキサミド、
    (187)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}-3-(トリフルオロメチル)アゼチジン-3-オール、
    (188)(S)-(1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-イル)(ピロリジン-1-イル)メタノン、
    (189)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}-N-(2-メトキシエチル)アゼチジン-3-カルボキサミド、
    (190)(S)-(1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-イル)(ピペリジン-1-イル)メタノン、
    (191)(S)-(1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-イル)(モルホリノ)メタノン、
    (192)(S)-N-(シクロプロピル)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-カルボキサミド、
    (193)(S)-N-(シクロプロピルメチル)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-カルボキサミド、
    (194)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}-N-(2-ヒドロキシエチル)アゼチジン-3-カルボキサミド、
    (195)(S)-3-シクロプロピル-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-オール、
    (196)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}-3-イソプロピルアゼチジン-3-オール、
    (197)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}アゼチジン-3-オール、
    (198)(S)-3-シクロプロピル-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}アゼチジン-3-オール、
    (199)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}-3-イソプロピルアゼチジン-3-オール、
    (200)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}-3-メチルアゼチジン-3-オール、
    (201)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}-3-(トリフルオロメチル)アゼチジン-3-オール、
    (202)(S)-4-(3,3-ジフルオロアゼチジン-1-イル)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (203)(S)-N-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}アセトアミド、
    (204)(S)-N-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}メタンスルホンアミド、
    (205)(S)-1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}ウレア、
    (206)(S)-4-(3-シクロプロピル-3-メトキシアゼチジン-1-イル)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (207)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(3-イソプロピル-3-メトキシアゼチジン-1-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (208)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (209)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-N-(5-メチルピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (210)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-[1-(メタンスルホニル)ピペリジン-4-イル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (211)(S)-N-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}プロピオンアミド、
    (212)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-[1-(2-メトキシエチル)-1H-ピラゾール-4-イル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (213)(S)-4-(1-シクロプロピル-1H-ピラゾール-4-イル)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (214)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-[1-(メトキシメチル)-1H-ピラゾール-4-イル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (215)(S)-6-[3-(ジメチルアミノ)アゼチジン-1-イル]-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (216)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-[3-(メチルアミノ)アゼチジン-1-イル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (217)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)-6-[3-(ピロリジン-1-イル)アゼチジン-1-イル]ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (218)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-(3-モルホリノアゼチジン-1-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (219)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-6-[3-(4-メチルピペラジン-1-イル)アゼチジン-1-イル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (220)(S)-(1-{1-[2-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-イル)ピペリジン-4-オール、
    (221)4-{2-[(1S)-1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}-1λ,4-チオモルホリン-1,1-ジオン、
    (222)(S)-1-(1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-イル)ウレア、
    (223)(S)-(1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-イル)メタノール、
    (224)(S)-(1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-イル)メチルカルバミン酸t-ブチル、
    (225)(S)-6-[3-(アミノメチル)アゼチジン-1-イル]-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリミジン-2,4-ジアミン、
    (226)(S)-N-[(1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-イル)メチル]エタンスルホンアミド、
    (227)(S)-N-[(1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリミジン-4-イル}アゼチジン-3-イル)メチル]アセトアミド、
    (228)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-[3-モルホリノアゼチジン-1-イル]-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
    (229)(S)-1-(1-{2-[1-(4-フルオロフェニル)エチルアミノ]-6-(ピラジン-2-イルアミノ)ピリジン-4-イル}アゼチジン-3-イル)ピペリジン-4-オール、
    (230)(S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミンマレイン酸塩。
  3.  (S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン、
     (S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミン塩酸塩、及び
     (S)-N-[1-(4-フルオロフェニル)エチル]-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-N-(ピラジン-2-イル)ピリジン-2,6-ジアミンマレイン酸塩からなる群より選択される化合物又はその医薬上許容される塩を有効成分として含有する、請求項1に記載の高リスク骨髄線維症の治療剤。
  4.  高リスク骨髄線維症が、中間-2リスク及び高リスクからなるリスク群より選択される、少なくとも一つのリスク群の骨髄線維症である、請求項1~3のいずれか一項に記載の治療剤。
  5.  血小板数が100,000/μL未満である、高リスク骨髄線維症患者に投与するための、請求項1~4のいずれか一項に記載の治療剤。
  6.  血小板数が50,000/μL未満である、高リスク骨髄線維症患者に投与するための、請求項1~5のいずれか一項に記載の治療剤。
  7.  1日当たり、200mg~600mgの前記一般式[1]で表される化合物又はその医薬上許容される塩の投与に使用するための、請求項1~6のいずれか一項に記載の治療剤。
  8.  1日2回、100mg~300mgの前記一般式[1]で表される化合物又はその医薬上許容される塩の投与に使用するための、請求項1~7のいずれか一項に記載の治療剤。
  9.  1日2回、300mgの前記一般式[1]で表される化合物又はその医薬上許容される塩の投与に使用するための、請求項1~8のいずれか一項に記載の治療剤。
  10.  骨髄線維症が、原発性骨髄線維症、真性多血症後の骨髄線維症、または本態性血小板血症後の骨髄線維症である、請求項1~9のいずれか一項に記載の治療剤。
  11.  中間-2リスク及び/又は高リスクが、国際予後予測スコアリングシステムに基づいて分類される、請求項1~10のいずれか一項に記載の治療剤。
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WO2010090290A1 (ja) * 2009-02-06 2010-08-12 日本新薬株式会社 アミノピラジン誘導体及び医薬

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ANONYMOUS: "NS-018 | CAS# 1239358-86-1 | 1239358-85-0 | JAK2 inhibiroe | MedKoo Biosciences", 22 February 2017 (2017-02-22), XP093092319, Retrieved from the Internet <URL:https://web.archive.org/web/20170222141648/http://medkoo.com/products/5685> *
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