WO2022254709A1 - 通信トラヒック分析装置、制御回路、記憶媒体および通信トラヒック分析方法 - Google Patents

通信トラヒック分析装置、制御回路、記憶媒体および通信トラヒック分析方法 Download PDF

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    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Definitions

  • the present disclosure relates to a communication traffic analysis device, control circuit, storage medium, and communication traffic analysis method for analyzing communication traffic.
  • the first threshold value may be a preset value or a value calculated by the first combining unit 221 .
  • the first combiner 221 estimates the transmission rate from the result of estimating the communication bandwidth of the signal and the result of estimating the modulation scheme.
  • the first threshold is calculated from a preset minimum transmission data unit.
  • the first combiner 221 selects the first transmission data unit from the preset minimum transmission data unit based on the result of estimating the communication bandwidth of the signal and the transmission rate estimated from the preset maximum value of the spectral efficiency.
  • a threshold of 1 may be calculated.

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Abstract

通信トラヒック分析装置(20)は、信号を含む無線電波の波形情報から第1の信号区間群を算出する信号区間算出部(21)と、第1の信号区間群を補正し、第2の信号区間群を生成する信号区間補正部(22)と、第2の信号区間群を用いて通信トラヒック情報を算出する通信トラヒック情報算出部(23)と、を備える。

Description

通信トラヒック分析装置、制御回路、記憶媒体および通信トラヒック分析方法
 本開示は、通信トラヒックを分析する通信トラヒック分析装置、制御回路、記憶媒体および通信トラヒック分析方法に関する。
 従来、ネットワーク上を流れる通信トラヒックを分析することが行われている。特許文献1には、ネットワーク上を流れる通信トラヒックに対して、スループット、パケットのデータサイズ、パケット到着間隔などの時系列データからアプリケーション状態を推定し、通信トラヒックの複数の時系列データから入力する情報を選択することで推定精度を向上させる技術が開示されている。
国際公開第2019/176997号
 無線通信におけるリソース制御のように、周囲で動作する無線通信機の通信状況をモニタリングして通信トラヒック分析を行った結果を無線通信リソースの割り当てに活用する場合、観測された無線電波から信号時間、信号間隔などを推定して通信トラヒック情報を分析することが考えられる。しかしながら、上記従来の技術によれば、有線ネットワーク上のパケットを対象としている。そのため、送受信機の移動に伴うマルチパスフェージングによる信号レベルの落ち込み、受信機で発生する雑音などが考慮されておらず、信号時間、信号間隔などの時系列データに観測誤差が含まれ、正しく通信トラヒック分析ができない、という問題があった。
 一般的に、観測された無線電波に含まれる信号の振幅は、マルチパスフェージングなどによって大きく変動しており、更に受信機の熱雑音などによって細かな周期で振動する。信号区間を信号振幅と閾値との比較によって判定する場合、信号区間の大部分で信号振幅が閾値付近にあると信号区間の検出結果には信号区間の瞬断が多く存在し、信号時間が小さく、かつ信号間隔の小さい信号区間が多数発生する。また、信号区間の一部で信号振幅が大きく低下した場合、信号区間の検出結果には信号が分断されたものが含まれる。このように、信号の瞬断、信号の分断などが含まれた状態で信号区間が検出されると、通信トラヒック情報である信号時間および信号間隔が小さくなり、通信トラヒック分析の精度が低下する。
 本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、無線電波に含まれる信号に対する通信トラヒック分析の精度を向上可能な通信トラヒック分析装置を得ることを目的とする。
 上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示の通信トラヒック分析装置は、信号を含む無線電波の波形情報から第1の信号区間群を算出する信号区間算出部と、第1の信号区間群を補正し、第2の信号区間群を生成する信号区間補正部と、第2の信号区間群を用いて通信トラヒック情報を算出する通信トラヒック情報算出部と、を備えることを特徴とする。
 本開示に係る通信トラヒック分析装置は、無線電波に含まれる信号に対する通信トラヒック分析の精度を向上させることができる、という効果を奏する。
実施の形態1に係る通信トラヒック分析装置を含む通信システムの構成例を示す図 実施の形態1に係る通信トラヒック分析装置の動作を示すフローチャート 実施の形態1に係る通信トラヒック分析装置の信号区間補正部で補正される信号区間の例を示す図 実施の形態1に係る通信トラヒック分析装置が備える処理回路をプロセッサおよびメモリで実現する場合の処理回路の構成例を示す図 実施の形態1に係る通信トラヒック分析装置が備える処理回路を専用のハードウェアで構成する場合の処理回路の例を示す図 実施の形態2に係る通信トラヒック分析装置の構成例を示す図
 以下に、本開示の実施の形態に係る通信トラヒック分析装置、制御回路、記憶媒体および通信トラヒック分析方法を図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態1.
 図1は、実施の形態1に係る通信トラヒック分析装置20を含む通信システム40の構成例を示す図である。通信システム40は、受信装置10と、通信トラヒック分析装置20と、上位装置30と、を備える。受信装置10は、図示しないアンテナを介して信号を含む無線電波を受信し、受信した無線電波の波形情報を通信トラヒック分析装置20に出力する。通信トラヒック分析装置20は、受信装置10から取得した無線電波の波形情報に基づいて、通信トラヒック情報を分析し、分析結果を上位装置30に出力する。上位装置30は、通信トラヒック分析装置20から取得した分析結果に基づいて、無線リソースの割り当て、無線通信のリソース使用状況の監視などを行う。
 通信トラヒック分析装置20の構成および動作について説明する。図1に示すように、通信トラヒック分析装置20は、信号区間算出部21と、信号区間補正部22と、通信トラヒック情報算出部23と、を備える。信号区間補正部22は、第1の結合部221と、第2の結合部222と、を備える。図2は、実施の形態1に係る通信トラヒック分析装置20の動作を示すフローチャートである。
 通信トラヒック分析装置20において、信号区間算出部21は、信号を含む無線電波の波形情報から、1以上の第1の信号区間iを含む第1の信号区間群を算出する。具体的には、信号区間算出部21は、受信装置10から低域通過フィルタを通過した信号を含む無線電波の波形情報を取得する。波形情報としては、準直交検波後の信号の同相成分および直交成分の組み合わせなどが考えられるが、これに限定されない。信号区間算出部21は、受信装置10で低域通過フィルタに無線電波を通過させていない場合、信号区間算出部21において低域通過フィルタに無線電波を通過させてもよい。信号区間算出部21は、取得した無線電波の波形情報を、波形の振幅情報または電力情報に変換する(ステップS1)。
 信号区間算出部21は、変換後の波形の振幅情報または電力情報に基づいて、無線電波に含まれる信号の第1の信号区間iを算出する(ステップS2)。具体的には、信号区間算出部21は、変換後の波形の振幅情報または電力情報に対して閾値判定を行って第1の信号区間iを算出する。ここで使用される閾値については、あらかじめ設定された値でもよいし、信号区間算出部21で算出された値でもよい。信号区間算出部21で閾値を算出する方法については、例えば、信号の雑音成分が正規分布のようにある分布に従うと仮定して値の確率分布から算出する方法、フーリエ変換を行った結果であるスペクトルの最大値および最小値から算出する方法などが考えられるが、これらに限定されない。
 信号区間算出部21で算出された第1の信号区間iについては、例えば、N+1個の信号が検出された場合、算出された各第1の信号区間iに対応した信号の立上り時間Tu1、立下り時間Td1、および第1の信号区間iの長さを示す信号時間Lのうち2つ以上の値を含む組み合わせによって表現される。なお、i=0,1,…,Nである。これらの3つの値は立下り時間Td1=立上り時間Tu1+信号時間Lの関係にあることから、3つの値のうち2つの値が含まれていれば残る1つの値は算出可能である。以降では、一例として、立上り時間Tu1および立下り時間Td1の組み合わせを用いて説明するが、他の値の組み合わせを用いることも可能である。信号区間算出部21は、算出した1以上の第1の信号区間iを含む第1の信号区間群の情報を信号区間補正部22に出力する。このように、信号区間算出部21は、低域通過フィルタを通過した信号を含む無線電波の波形情報に対して閾値判定を行い、第1の信号区間群を算出する。
 信号区間補正部22は、第1の信号区間群を補正し、第2の信号区間群を生成する。具体的には、信号区間補正部22は、第1の信号区間群に含まれる第1の信号区間iのうち規定された条件を満たす第1の信号区間i同士を結合し、第2の信号区間群に含まれる第2の信号区間pを生成する。
 信号区間補正部22において、まず、第1の結合部221は、信号区間算出部21から取得した第1の信号区間群に含まれる各第1の信号区間iの立上り時間Tu1および立下り時間Td1の組み合わせから、各第1の信号区間iの信号時間L(i=0,1,…,N)、および1つ前に受信した信号、すなわち前の時間帯の第1の信号区間i-1からの時間である信号間隔D(i=1,…,N)を算出する(ステップS3)。信号間隔Dは、信号間隔D=立上り時間Tu1-立下り時間Td1i-1によって算出される。なお、第1の結合部221は、信号区間算出部21から取得した第1の信号区間群の情報に信号時間Lの情報が含まれている場合、信号時間Lを算出する処理を省略することができる。
 第1の結合部221は、各第1の信号区間iについて、信号時間Lが第1の閾値以下、かつ信号間隔Dが第2の閾値以下であるか否かを判定する(ステップS4)。具体的には、第1の結合部221は、各第1の信号区間iについて、信号時間Lと第1の閾値とを比較し、信号間隔Dと第2の閾値とを比較する。信号時間Lが第1の閾値以下、かつ信号間隔Dが第2の閾値以下の場合(ステップS4:Yes)、第1の結合部221は、第1の信号区間iと前の時間帯の第1の信号区間i-1とを結合する(ステップS5)。第1の信号区間同士が結合された信号区間を第3の信号区間jと称する。信号時間Lが第1の閾値より大きい、および信号間隔Dが第2の閾値より大きい、のうち少なくとも1つを満たす場合(ステップS4:No)、第1の結合部221は、第1の信号区間iと前の時間帯の第1の信号区間i-1とを結合せず、ステップS5の処理を省略する。
 ここで、第1の閾値については、あらかじめ設定された値でもよいし、第1の結合部221で算出される値でもよい。第1の閾値が第1の結合部221で算出される場合、例えば、第1の結合部221は、信号の通信帯域幅を推定した結果、および変調方式を推定した結果から推定される伝送レートに基づいて、あらかじめ設定された最小伝送データ単位から第1の閾値を算出する。また、第1の結合部221は、信号の通信帯域幅を推定した結果、およびあらかじめ設定されたスペクトル効率の最大値から推定される伝送レートに基づいて、あらかじめ設定された最小伝送データ単位から第1の閾値を算出してもよい。第2の閾値については、あらかじめ設定された信号間隔Dの最小値を用いることが考えられる。
 第1の結合部221は、ステップS3で信号時間Lおよび信号間隔Dを算出した全ての第1の信号区間iを対象として、ステップS4およびステップS5の処理を繰り返し実施する。これにより、第1の結合部221は、第3の信号区間jについての立上り時間Tu3、および立下り時間Td3の組み合わせを得る。なお、j=0,1,…,Mであり、M≦Nである。第1の結合部221は、第3の信号区間jについての立上り時間Tu3および立下り時間Td3の組み合わせとともに、信号区間算出部21から取得した第1の信号区間iについての立上り時間Tu1および立下り時間Td1の組み合わせを第2の結合部222に出力する。
 信号区間補正部22において、つぎに、第2の結合部222は、第1の結合部221から、第1の信号区間iについての立上り時間Tu1および立下り時間Td1の組み合わせと、第3の信号区間jについての立上り時間Tu3および立下り時間Td3の組み合わせとを取得する。第2の結合部222は、第1の結合部221の処理前後の信号区間を比較、すなわち第1の信号区間iと第3の信号区間jとを比較する(ステップS6)。具体的には、第2の結合部222は、第1の結合部221から取得した第3の信号区間jの立上り時間Tu3および立下り時間Td3の組み合わせから得られる第3の信号区間jを複数、ここではK個に分割する。第2の結合部222は、第3の信号区間jをK個に分割した各区間kに含まれる、第1の結合部221の処理前の第1の信号区間iの個数xを算出する。なお、k=1,2,…,Kである。第2の結合部222は、第1の結合部221の処理後の第3の信号区間jについて、前後の信号区間である第3の信号区間jと第3の信号区間j+1の組み合わせを対象として、第3の信号区間jと第3の信号区間j+1における第1の信号区間iの個数xの偏りを比較する。
 偏りを比較する方法については、例えば、第3の信号区間jにおけるx/Σxがあらかじめ設定された閾値以上であり、第3の信号区間j+1におけるx/Σxが同様にあらかじめ設定された閾値以上であることを条件とする方法などが考えられる。なお、Σxの範囲についてはk=1からKとなる。ここで、第3の信号区間jをK個に分割する場合、元々の第3の信号区間jの信号時間Lによって分割後の区間kの幅が異なってくる。そのため、偏りを比較する方法については、例えば、第3の信号区間jにおける(xK-1+x)/Σxがあらかじめ設定された閾値以上であり、第3の信号区間j+1における(x+x)/Σxが同様にあらかじめ設定された閾値以上であることを条件とするように、分子で対象とする分割後の区間kの数を適宜変更してもよい。
 第2の結合部222は、上記のような条件で偏りを比較することで、前後の信号区間である第3の信号区間jおよび第3の信号区間j+1において瞬断が信号の分断前後で多く発生していることを検出でき、マルチパスフェージングによって信号振幅が大きく低下した際の信号分断を検出することが可能となる。すなわち、第2の結合部222は、第3の信号区間jおよび第3の信号区間j+1において上記のような瞬断の分布の偏りが存在する場合、第3の信号区間jと第3の信号区間j+1との間で信号が分断されていたと判断することができる。上記のような比較条件を満たす場合、すなわち前後の第3の信号区間jおよび第3の信号区間j+1で瞬断の分布に偏りが存在する場合(ステップS7:Yes)、第2の結合部222は、前後の第3の信号区間、すなわち第3の信号区間jと第3の信号区間j+1とを結合する(ステップS8)。第3の信号区間同士が結合された信号区間を第2の信号区間pと称する。上記のような比較条件を満たさない場合、すなわち前後の第3の信号区間jおよび第3の信号区間j+1で瞬断の分布に偏りが存在しない場合(ステップS7:No)、第2の結合部222は、前後の第3の信号区間、すなわち第3の信号区間jと第3の信号区間j+1とを結合せず、ステップS8の処理を省略する。
 第2の結合部222は、全ての第3の信号区間jを対象として、ステップS6からステップS8までの処理を繰り返し実施する。これにより、第2の結合部222は、第2の信号区間pについての立上り時間Tu2、および立下り時間Td2の組み合わせを得る。なお、p=0,1,…,Pであり、P≦Mである。第2の結合部222は、第2の信号区間群の情報として、各第2の信号区間pについての立上り時間Tu2および立下り時間Td2の組み合わせを通信トラヒック情報算出部23に出力する。
 通信トラヒック情報算出部23は、第2の結合部222、すなわち信号区間補正部22から第2の信号区間群の情報として、各第2の信号区間pについての立上り時間Tu2および立下り時間Td2の組み合わせを取得する。通信トラヒック情報算出部23は、第2の信号区間群、すなわち各第2の信号区間pについての立上り時間Tu2および立下り時間Td2の組み合わせを用いて、信号区間、信号間隔D、信号振幅などについて、最小値、最大値、平均値、分散といった上位装置30で用いるための通信トラヒック情報を算出する(ステップS9)。通信トラヒック情報算出部23は、算出した通信トラヒック情報を上位装置30に出力する。
 ここで、通信トラヒック分析装置20の信号区間補正部22で補正される信号区間について説明する。図3は、実施の形態1に係る通信トラヒック分析装置20の信号区間補正部22で補正される信号区間の例を示す図である。図3(a)は、受信装置10で受信された無線電波の波形情報を振幅情報で表した例を示している。無線電波に含まれる信号の振幅は、マルチパスフェージングなどによって大きく変動しており、更に受信装置10の熱雑音などによって細かな周期で振動する。信号区間を信号振幅の閾値によって判定する場合、信号区間の大部分で信号振幅が閾値付近にあると(図3(b))、信号区間の検出結果には信号区間の瞬断が多く存在し、信号時間および信号間隔の小さい信号区間が多数発生する(図3(c))。また、信号区間の一部で信号振幅が大きく低下すると(図3(d))、信号区間の検出結果には本来1つの信号区間が分断された複数の信号区間が含まれる(図3(e))。
 信号区間補正部22において、第1の結合部221は、図3(b)および図3(c)に示すような信号の瞬断を補正する。すなわち、第1の結合部221は、第1の信号区間iのうち、信号時間Lが第1の閾値以下、かつ前の時間帯の第1の信号区間i-1との信号間隔Dが第2の閾値以下の場合、信号時間Lが第1の閾値以下の第1の信号区間iと前の時間帯の第1の信号区間i-1とを結合して第3の信号区間jを生成する。また、第2の結合部222は、図3(d)および図3(e)に示すような信号の分断を補正する。すなわち、第2の結合部222は、第3の信号区間jのうち、隣接する第3の信号区間j、第3の信号区間j+1において規定された条件を満たす瞬断の偏りがある場合、隣接する第3の信号区間j、第3の信号区間j+1同士を結合して第2の信号区間pを生成する。
 つづいて、通信トラヒック分析装置20のハードウェア構成について説明する。通信トラヒック分析装置20において、信号区間算出部21、信号区間補正部22、および通信トラヒック情報算出部23は、処理回路により実現される。処理回路は、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサおよびメモリであってもよいし、専用のハードウェアであってもよい。処理回路は制御回路とも呼ばれる。
 図4は、実施の形態1に係る通信トラヒック分析装置20が備える処理回路をプロセッサ91およびメモリ92で実現する場合の処理回路90の構成例を示す図である。図4に示す処理回路90は制御回路であり、プロセッサ91およびメモリ92を備える。処理回路90がプロセッサ91およびメモリ92で構成される場合、処理回路90の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアまたはファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ92に格納される。処理回路90では、メモリ92に記憶されたプログラムをプロセッサ91が読み出して実行することにより、各機能を実現する。すなわち、処理回路90は、通信トラヒック分析装置20の処理が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ92を備える。このプログラムは、処理回路90により実現される各機能を通信トラヒック分析装置20に実行させるためのプログラムであるともいえる。このプログラムは、プログラムが記憶された記憶媒体により提供されてもよいし、通信媒体など他の手段により提供されてもよい。
 上記プログラムは、信号区間算出部21が、信号を含む無線電波の波形情報から第1の信号区間群を算出する第1のステップと、信号区間補正部22が、第1の信号区間群を補正し、第2の信号区間群を生成する第2のステップと、通信トラヒック情報算出部23が、第2の信号区間群を用いて通信トラヒック情報を算出する第3のステップと、を通信トラヒック分析装置20に実行さるプログラムであるとも言える。
 ここで、プロセッサ91は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、またはDSP(Digital Signal Processor)などである。また、メモリ92は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(登録商標)(Electrically EPROM)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、またはDVD(Digital Versatile Disc)などが該当する。
 図5は、実施の形態1に係る通信トラヒック分析装置20が備える処理回路を専用のハードウェアで構成する場合の処理回路93の例を示す図である。図5に示す処理回路93は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。処理回路については、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。このように、処理回路は、専用のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
 以上説明したように、本実施の形態によれば、通信トラヒック分析装置20の信号区間補正部22において、第1の結合部221は、信号レベルが閾値付近の信号についての検出結果を補正し、第2の結合部222は、マルチパスフェージングにより信号が大きく分断された信号についての検出結果を補正する。これにより、通信トラヒック分析装置20は、無線電波を受信した場合において、無線電波に含まれる信号に対する通信トラヒック分析の精度を向上させることができる。
実施の形態2.
 実施の形態1では、通信トラヒック分析装置20が受信装置10および上位装置30に接続される場合について説明した。実施の形態2では、通信トラヒック分析装置20が、受信機能、アプリケーション分類機能などを具備し、連携装置に対して分析結果を出力する場合について説明する。
 図6は、実施の形態2に係る通信トラヒック分析装置20aの構成例を示す図である。通信トラヒック分析装置20aは、受信部24と、信号区間算出部21と、信号区間補正部22と、通信トラヒック情報算出部23と、アプリケーション分類部25と、を備える。
 受信部24は、図示しないアンテナで無線電波を受信し、受信した無線電波であるアナログ信号に対して、帯域制限、ダウンコンバート、アナログデジタル変換などの処理を行ってデジタル信号に変換し、準同期検波処理を行うことで信号情報へと変換する。受信部24は、変換後の信号情報を信号区間算出部21に出力する。
 信号区間算出部21、信号区間補正部22、および通信トラヒック情報算出部23の処理内容は、実施の形態1のときの処理内容と同様である。
 アプリケーション分類部25は、通信トラヒック情報算出部23から取得した通信トラヒック情報に対して分類を行う。アプリケーション分類部25における分類方法については、あらかじめ設定された閾値を用いる手法が考えられる。また、アプリケーション分類部25における分類方法については、機械学習による多クラス分類手法であるk近傍法、決定木、ニューラルネットワークなどの手法によってあらかじめ考えられるパラメータを入力しておくことでモデルを学習しておき、多クラス分類を行うことで実現することも考えられる。
 通信トラヒック分析装置20aのハードウェア構成について説明する。通信トラヒック分析装置20aにおいて、受信部24は、受信回路により実現される。信号区間算出部21、信号区間補正部22、通信トラヒック情報算出部23、およびアプリケーション分類部25は、処理回路により実現される。処理回路は、実施の形態1の通信トラヒック分析装置20の場合と同様、図4および図5に示すように、メモリ92に格納されるプログラムを実行するプロセッサ91およびメモリ92であってもよいし、専用のハードウェアであってもよい。
 以上説明したように、本実施の形態によれば、通信トラヒック分析装置20aは、受信部24およびアプリケーション分類部25を備えることによって、連携する装置に対して高精度なアプリケーション分類結果を出力することができる。
 以上の実施の形態に示した構成は、一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、実施の形態同士を組み合わせることも可能であるし、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
 10 受信装置、20,20a 通信トラヒック分析装置、21 信号区間算出部、22 信号区間補正部、23 通信トラヒック情報算出部、24 受信部、25 アプリケーション分類部、30 上位装置、40 通信システム、221 第1の結合部、222 第2の結合部。

Claims (14)

  1.  信号を含む無線電波の波形情報から第1の信号区間群を算出する信号区間算出部と、
     前記第1の信号区間群を補正し、第2の信号区間群を生成する信号区間補正部と、
     前記第2の信号区間群を用いて通信トラヒック情報を算出する通信トラヒック情報算出部と、
     を備えることを特徴とする通信トラヒック分析装置。
  2.  前記信号区間算出部は、低域通過フィルタを通過した前記信号を含む無線電波の波形情報に対して閾値判定を行い、前記第1の信号区間群を算出する、
     ことを特徴とする請求項1に記載の通信トラヒック分析装置。
  3.  前記信号区間補正部は、前記第1の信号区間群に含まれる第1の信号区間のうち規定された条件を満たす前記第1の信号区間同士を結合し、前記第2の信号区間群に含まれる第2の信号区間を生成する、
     ことを特徴とする請求項1または2に記載の通信トラヒック分析装置。
  4.  前記信号区間補正部は、
     前記第1の信号区間のうち、信号時間が第1の閾値以下、かつ前の時間帯の前記第1の信号区間との信号間隔が第2の閾値以下の場合、前記信号時間が前記第1の閾値以下の前記第1の信号区間と前の時間帯の前記第1の信号区間とを結合して第3の信号区間を生成する第1の結合部と、
     前記第3の信号区間のうち、隣接する前記第3の信号区間において規定された条件を満たす瞬断の偏りがある場合、隣接する前記第3の信号区間同士を結合して前記第2の信号区間を生成する第2の結合部と、
     を備えることを特徴とする請求項3に記載の通信トラヒック分析装置。
  5.  前記第1の結合部は、前記信号の通信帯域幅の推定結果、および変調方式の推定結果から推定される伝送レートに基づいて、前記第1の閾値を算出する、
     ことを特徴とする請求項4に記載の通信トラヒック分析装置。
  6.  前記第1の結合部は、前記信号の通信帯域幅の推定結果、および設定されたスペクトル効率から推定される伝送レートに基づいて、前記第1の閾値を算出する、
     ことを特徴とする請求項4に記載の通信トラヒック分析装置。
  7.  通信トラヒック分析装置を制御するための制御回路であって、
     信号を含む無線電波の波形情報から第1の信号区間群を算出、
     前記第1の信号区間群を補正し、第2の信号区間群を生成、
     前記第2の信号区間群を用いて通信トラヒック情報を算出、
     を前記通信トラヒック分析装置に実行させることを特徴とする制御回路。
  8.  通信トラヒック分析装置を制御するためのプログラムが記憶された記憶媒体であって、
     前記プログラムは、
     信号を含む無線電波の波形情報から第1の信号区間群を算出、
     前記第1の信号区間群を補正し、第2の信号区間群を生成、
     前記第2の信号区間群を用いて通信トラヒック情報を算出、
     を前記通信トラヒック分析装置に実行させることを特徴とする記憶媒体。
  9.  信号区間算出部が、信号を含む無線電波の波形情報から第1の信号区間群を算出する第1のステップと、
     信号区間補正部が、前記第1の信号区間群を補正し、第2の信号区間群を生成する第2のステップと、
     通信トラヒック情報算出部が、前記第2の信号区間群を用いて通信トラヒック情報を算出する第3のステップと、
     を含むことを特徴とする通信トラヒック分析方法。
  10.  前記第1のステップにおいて、前記信号区間算出部は、低域通過フィルタを通過した前記信号を含む無線電波の波形情報に対して閾値判定を行い、前記第1の信号区間群を算出する、
     ことを特徴とする請求項9に記載の通信トラヒック分析方法。
  11.  前記第2のステップにおいて、前記信号区間補正部は、前記第1の信号区間群に含まれる第1の信号区間のうち規定された条件を満たす前記第1の信号区間同士を結合し、前記第2の信号区間群に含まれる第2の信号区間を生成する、
     ことを特徴とする請求項9または10に記載の通信トラヒック分析方法。
  12.  前記信号区間補正部は第1の結合部と第2の結合部とを備え、
     前記第2のステップは、
     前記第1の結合部が、前記第1の信号区間のうち、信号時間が第1の閾値以下、かつ前の時間帯の前記第1の信号区間との信号間隔が第2の閾値以下の場合、前記信号時間が前記第1の閾値以下の前記第1の信号区間と前の時間帯の前記第1の信号区間とを結合して第3の信号区間を生成する第1の結合ステップと、
     前記第2の結合部が、前記第3の信号区間のうち、隣接する前記第3の信号区間において規定された条件を満たす瞬断の偏りがある場合、隣接する前記第3の信号区間同士を結合して前記第2の信号区間を生成する第2の結合ステップと、
     を含むことを特徴とする請求項11に記載の通信トラヒック分析方法。
  13.  前記第1の結合ステップにおいて、前記第1の結合部は、前記信号の通信帯域幅の推定結果、および変調方式の推定結果から推定される伝送レートに基づいて、前記第1の閾値を算出する、
     ことを特徴とする請求項12に記載の通信トラヒック分析方法。
  14.  前記第1の結合ステップにおいて、前記第1の結合部は、前記信号の通信帯域幅の推定結果、および設定されたスペクトル効率から推定される伝送レートに基づいて、前記第1の閾値を算出する、
     ことを特徴とする請求項12に記載の通信トラヒック分析方法。
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